このページでは谷合正明参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○谷合正明君 公明党の谷合正明でございます。 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりましたJR西日本福知山線列車脱線事故について、北側国土交通大臣に質問をいたします。 まず、今回の事故により犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、御遺族の方々に衷心よりお見舞い申し上げます。あわせて、負傷された方々の一日も早い回復を切望いたします。 さて、今回の列車脱線事故は、現時点で犠牲者九十一名、負傷者四百五十六名を数える大惨事となりました。私も、昨日、公明党の調査団の一員として尼崎の事故現場に参りました。先頭車両がマンションの一階の駐車場に完全にのめり込む形で原形をとどめていない様……
○谷合正明君 公明党の谷合正明でございます。 私は、NGO職員として実際にイラク戦争後に現場に行きまして、イラクに行って人道復興支援に携わってきた者であります。自衛隊による人道復興支援、これは民間のNGO、ODAによる支援と並んで必要だということも、私は議員になってからも各地で訴えてまいりました。しかしながら、そういった現場の状況を説明する、しますが、なかなか国民に正確に理解してもらうということが難しいということを私も実感しております。 このたび政府が自衛隊のイラク派遣の一年間延長を決定いたしましたが、小泉首相が国民の理解と協力を求めたいと閣議決定後の記者会見で述べられておりますが、まだま……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。イラク特別委員会では初質疑となりますが、どうぞよろしくお願いいたします。 私は、この夏参議院議員になる前までは、ODAの開発コンサルタント並びに国際医療NGOの職員として内戦下のアンゴラ、またアフガン難民キャンプでの医療支援活動の現地責任者をしておりました。また、スリランカ、イラクなどでの復興支援、現地で活動しておりました。 用意しておりました質問が若干重複しておりますので、現在のイラク情勢、安全確保については省きますが、イラク暫定国民議会選挙について町村外務大臣にお伺いいたします。 外務大臣は、一月に行われる選挙を成功させることが政治の安定につながる……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。私も本日の委員会の質問が初めてでございます。初陣でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。 早速ですが、担い手の対象について御質問させていただきます。 小泉総理はさきの所信表明演説の中で、農業問題について、農業の競争力強化のため、やる気と能力のある経営に支援を重点化するなど、農政改革に取り組むと述べておられます。また、島村大臣は、やる気と能力のある農業経営に対する施策の集中化、重点化、担い手の経営に着目した経営安定対策への転換等を推進していくと抱負を述べられております。 先ほどの主濱議員と重複する質問ではございますが、この担い手の対象や経営安定……
○谷合正明君 公明党の谷合正明でございます。前回に引き続きまして、よろしくお願いいたします。 まず初めにお伺いしますのは、今回の一連の台風によります漁業被害についてであります。特に、十六号、十八号のときは瀬戸内海、広島県のカキの養殖、また岡山県の方でもカキ、またノリの養殖がかなり被害を受けておりました。私も十六号の直後に岡山県の沿岸部行きまして、そのノリの養殖又はカキの養殖のこの被害というのも、これ本当にひどいなということを痛感をいたしました。漁業従事者の方に聞きますと、もうこれで養殖やめてしまおうかと思うぐらいに被害が大きかったと聞きました。 まずその第一点目に、その広島、岡山を中心にし……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 まず冒頭に、このたびの福岡県西方沖地震におきまして、亡くなられた方にお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。 私は、大臣御承知のとおり、岡山の国際医療ボランティア団体AMDAの出身でございまして、また公設国際貢献大学校の職員として国外の災害地域でこれまで活動してまいりました。昨年夏、参議院議員になりまして、すぐに福井県の集中豪雨、また岡山、兵庫の台風被害、新潟県の中越地震、それぞれ被災現場に行って活動してまいりました。年末にはインド洋のスマトラ沖大地震・大津波災害も起きまして、私もタイのプーケット島に真っ先に飛んで駆……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 まず、攻めの農政についてお伺いいたします。農林水産物の輸出促進についてであります。 昨日の食料・農業・農村政策審議会におきまして、新しい基本計画の工程表に、平成二十一年までに輸出額を倍増ということが明記された、そのことが明らかになりました。先ほど午前中の質疑の中でその目標達成に向けての支援策ということがありましたので、その質問を省かせていただきます。 青森のリンゴなど、以前から欧米中心に輸出されてきた農産物もありますが、ここに来て国産農産物の輸出機運が高まっているのは、確かに、中国を中心とします東アジアの経済発展により、これらの国や地域の購買力が高ま……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 まず初めに、牛肉のトレーサビリティー制度について伺いたいと思います。 牛の耳に付ける個体識別番号を記しましたタグ、いわゆる耳標、耳と書きまして標本の標と書きまして耳標、その耳標の偽装事件について伺いたいと思います。 この耳標を別の牛に装着しまして品種や血統を偽って販売していたということで、昨年の十二月に北海道の畜産業者が逮捕されました。そして、昨日の十六日に、その釧路地裁で、北見支部で判決公判がございました。本件は、トレーサビリティー法が施行されてから初めて摘発されたというケースで非常に関心があるわけですが、まずこの経過と事実関係を簡潔に教えてくださ……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 三位一体の改革に伴う農業近代化資金助成法等の改正案の法案審議におきまして、今回の三位一体改革が我が国の農業や漁業の政策遂行に支障を及ぼすことがないのかどうかといったことを中心に、多少重複いたすところもありますが、基本的かつ大事な問題でございますので、何点か確認したいと思います。 まず初めに、国と地方の役割分担について、大臣にお伺いいたします。 三位一体の改革の中で、地方六団体からは、農林水産関係の分野では、農業委員会や普及事業の交付金、また今回の農業近代化資金などの補助金等の廃止、税源移譲が提案されました。国が責任を持って進める政策がある一方で、農政……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 まず、私から初めに、国産材の安定供給のために森林組合のマーケティング能力をいかに側面支援していくか、そのことについてお伺いさせていただきます。 先月の二十二日に国産製材工場の大手二十七社が集結しまして、国産材製材協会が設立されました。含水率や強度等を明示しました品質、性能の明確な製品をプレカット工場や住宅メーカー等に安定供給しまして、国産材のシェアを拡大する、それがねらいの一つだと聞いております。この二十七社には私の地元の岡山からも複数参加しております。また、その協会の会長も岡山のメーカーの会長だということでございます。そういうわけで質問するわけではな……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。おなかの中の物がまだ消化し切れていませんけれども、早速、午前に引き続きまして農業経営基盤強化促進法等の一部改正法案について質問をさせていただきます。 まず初めに、食料・農業・農村をめぐる情勢の変化について質問をいたします。 新しい食料・農業・農村基本計画におきまして、以前の基本計画の策定後に、食の安全や健全な食生活に関する関心の高まり、多様性、高度化する消費者ニーズへの対応、そして農業の構造改革の立ち後れ、多面的な機能や農村に対する期待、グローバル化の進展といった大きな情勢の変化から、農政全般の改革を早急に進めていく必要があるとしております。 特に、農……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 先週に引き続きまして質問をさせていただきます。前回は耕作放棄地解消のその対策について質問をさせていただきまして時間が参りましたので、その続きとして質問を続けさせていただきます。 まず、農地制度におけます農業委員会の役割ということについてお伺いします。 午前中の質疑の中にも農業委員会の話が出てまいりました。耕作放棄地の解消に当たりましては、実際に現場で活動する農業委員会の役割というものが非常に重要でございます。 今回の耕作放棄地対策におきましても、まずは耕作放棄地の所有者に対しまして農業委員会が必要な指導を行うことが前提となっております。また、昨年の……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 まず初めに、JAS法に関する質問の前に、牛肉のトレーサビリティー法に関する質問をさせていただきたいと思います。 先月、滋賀県におきまして、近江牛の生産履歴偽装事件が明るみになりました。本来、近江牛(静岡県産)と表記すべきところを、純粋に近江牛とだけ表記しているために滋賀県で長く飼育していたように見せ掛けたという、つまり生産履歴を改ざんしたものであります。北海道で起きました耳標偽装事件に続きまして牛肉トレーサビリティー法に違反する事件が起きました。 この滋賀県の事件を受けまして、滋賀県内のすべての肉牛農家を対象にした調査が行われました。百二十八戸の肉牛……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。七十七歳の草川議員に続きまして、三十二歳の私が質問をさせていただきます。 まず初めに、パネルを見ていただきたいと思います。(資料提示)これでございますが、このパネルが示す意味を御存じでございましょうか。答えを言う前に、一つ別のパネルも用意させていただいておりますので、そっちの方も示したいと思います。(資料提示)こちらがそのパネルでございます。これは、カザフスタンのセミパラチンスクの核実験場の周辺住民に対する診療を行っている、そういう、日本人医師が診療活動をしている、そういう写真でございます。先ほどのマークにつきましては、これは国際ボランティア貯金制度のこの……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 まず、このたび基本計画が変更されまして、派遣期間が一年間延長されました。まず、私は冒頭に、今サマワで活動する陸上自衛隊員、そして外務省員、またクウェートで任務に就いております航空自衛隊員、この一年間、大きなけがもなく、また隊員の方も一発の銃声も出さずに、撃たずに、撃つことなく、地元部族、住民と力を合わせて、また地域に溶け込んで復興支援活動を行ってこられたことにつきまして、敬意を表したいと思います。 そこで、まず官房長官に御質問をいたしますが、日本国内の世論調査におきましては、派遣については反対意見が多数を占められていたわけでありますが、こういった反対が……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 まず初めに、政府系金融機関の統合について質問を用意させていただいたんですが、時間の関係上これを後回しにさせていただいて、初めに流通改革の中身について質問をさせていただきたいと思います。 流通改革につきましては、大臣も、農業をもうかるものにしないといけない、若い人がもっと農業に参入するためにはそれこそ農家がもうからないといけないということを言われております。流通制度改革ということを一番に掲げられていると言っても過言ではないと、私はそう理解しております。特に、ホウレンソウを例に取りまして、農家の手取りが三十八円、ホウレンソウの本体が百三十八円だとしたら三十……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 先般、海外経済協力に関する検討会の最終報告書がまとまりました。これは、ODAに、より戦略的そして効果的な実行を求めたものだと言われておりますが、私は、このODA特別委員会の意味というのは、まずODAが国民から愛されるものになっていく、そのためにはどうすればよいのかということを知恵を絞る場でもあるのかなと。ただ、そのためには、やはりODAの無駄をチェックしていくということをしっかりしていかないと効果的な実行につながらないのではないかと、そのように考えております。 今日は、まず初めに個別の案件について伺いたいと思います。 平成十五年、二〇〇三年十二月二十……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。前回に引き続きまして質問をさせていただきます。 前回、大臣御出席されておりませんでしたが、私、二〇〇三年十二月に起きたイランの大地震について、バムという都市があるんですけども、そこに仮設住宅を供与するという緊急無償資金協力が、そういう事業がございまして、その問題について取り上げました。 これは、二〇〇三年十二月に地震が起きて、約二年たった二〇〇五年、昨年の秋口にようやくこの仮設住宅約九百五十戸が完成したんだと。現在どうなっているかというと、イラン政府側がするところの、例えば電気であるとかそういった敷設ができていないので、結局住人はいないんだと。要は、二〇……
○谷合正明君 谷合です。 まず、まずというか、もう端的に質問をさせていただきますけれども、援助のコストパフォーマンスについてそれぞれ行かれた方はどう思われたのかなと思いまして、つまり、今ODA予算がなかなか伸ばすのが難しいという中で、同じ予算でもしっかりコストパフォーマンスを上げればもっとより良い援助が、質の高い援助ができる。あるいは、一億円、同じ一億円でも小学校をもっと倍増して建設できるぐらいの方法もあるかもしれない。いろいろ考えがあるんじゃないかなと思います。 不必要なところにお金が行っていたり、あるいは必要なところに、品目に行っていないとか、いろいろコストパフォーマンスを考えるときに……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 まず、ジャワ島の中部地震の方から質問させていただきたいと思います。 政府におかれましては、このたび、十一億円の無償資金協力並びに支援物資の決定、また国際緊急支援隊の派遣、並びに今般、自衛隊の医療支援の派遣といったことを迅速に決定していただいたと。そういったことに対しましては、高く評価したいと思います。また、現地の大使館の方におかれましても、日本大使館員が即座に現地入りする、またジョグジャカルタの方には連絡事務所を建設する予定だとも聞いております。そういった迅速な対応が今必要だろうと、そのように私も思っております。公明党の方も、日曜日に対策本部を立ち上げ……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 WTOについて質問をいたします。もう前段に幾つか重なるような質問が出ておりますので、重複する部分は省くようにいたします。 このWTOの交渉が今非常に難航しているということでございますが、米国、またEU、そして途上国の各陣営が三すくみの対立に陥っているという結果によって六月末の閣僚会議でも物別れに終わってしまったと。一般、いわゆるマスコミ各紙によると、どの社説を読んでも大変残念な結果であるというような論調でございました。しかも、米国、またブラジルではこの秋に選挙が控えているという中で、保護主義の動きが一段と強まっているかのような推測という、予測があるわけ……
○谷合正明君 公明党の谷合です。 私の方から、まず鳥インフルエンザについて質問をさせていただきます。 この高病原性鳥インフルエンザでございますが、大きな話をいたしますと、この鳥インフルエンザが、ウイルスが変異をすると、新型鳥インフルエンザになりますと、厚生労働省の試算によりますと、国内で推定六十四万人の方が最大死者として推定されていると。また、経済協力開発機構、OECDの事務総長は、先日、世界経済の先行き懸念材料として、テロとこの鳥インフルエンザの流行いかんというものを挙げられました。また、もちろん諸外国につきましても、この鳥インフルエンザについては国家を挙げての危機管理体制をしいていると……
○谷合正明君 公明党の谷合です。 先週に引き続きまして、質問をさせていただきます。 本日は、我が国の林業施策について、中心に質問をさせていただきたいと思います。 まず、質問に入る前になんですけれども、若干、林業に携わっている方からいろいろ話もお伺いしてまいりましたので、その話をちょっと紹介したいと。 先週末に実は常田先生の御地元であります鳥取県に行ってまいりました。鳥取県は杉の産地である智頭町というところに行ってまいりまして、そこでいろいろ、森林組合長さんでありますとか林業に携わる方のお話を聞いてまいりました。元々ここはもう杉の産地として大変有名であったわけでありますけれども、実際聞い……
○谷合正明君 公明党の谷合です。 このたびの独立行政法人の改革でございますけれども、この独立行政法人、まず前提としては、公共上の見地から確実に実施されることが必要な事務事業ということが前提だと思っております。そういう意味では、この独立行政法人というのが政府の政策目標を達成するための言わば実動部隊とも言ってもいいのではないかと私は思います。 であるがゆえに、例えば中期計画の策定等におきまして主務大臣の許認可が必要となっているわけでありますが、一方で独立行政法人には運営の自主性の確保が求められておりまして、この辺りのバランスというんでしょうか、自主性あるいは自由度を付与する一方で、この国の関与……
○谷合正明君 公明党の谷合です。
まず、質問通告をしていないんですけれども、ジャワ島の地震に対する食料援助ということで、農水省の対応について伺いたいと思います。
今日の報道でも、大臣の方から的確な対応を指示されたといったことが出ておりまして、このジャカルタの近郊の、近郊というか、ジョクジャカルタですけれども、死者五千人を超えているというこの大災害におきまして、どういう対応を今検討されているのか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 そういう対応のお話しいただきまして、今ある程度ほっとしたところでありますけれども、私もやはり、このような検討だけじゃなくて、実際に要請が今のところないかもしれ……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 本日は、農地・水・環境保全向上対策について伺いたいと思います。 まず、対策そのものということではないんですけれども、前段として、水に対する質疑をさせていただきたいと思います。 かつて、世界銀行の元副総裁が、二十世紀は石油で戦争が起きたと、二十一世紀は水をめぐる争いの世紀となるだろうと言われました。本年三月にはメキシコで世界水フォーラムが開催されまして、そのうちのテーマの一つとして食料・環境のための水管理というものがございました。世界人口を養うための食料、またその食料を生産するための水をいかに確保できるかが今世界的に大きな懸念となっているところでござい……
○谷合正明君 公明党の谷合正明でございます。 まずは、基本的に私、この法案につきましては賛成の立場で質問させていただきますが、ただやはり配慮しなけりゃならない事項というものはたくさんあるだろうと。特に、私は中国地方を地盤としておりますので、中国地方の中山間地域、集落営農については本当にこれが維持されていくのだろうかという本当に危機感を持っております。 そうした中、早速質問をさせていただきますが、先ほどの質問の中にも、これまでの農政を総括するような反省をしっかりした上でのこの今回の新しい法案なのかというような問題提起がございました。 私も、この本委員会で、旧農業基本法以来この農政が展開して……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 まず、本日は道州制につきまして基本的なところを安倍官房長官にお尋ねしたいと思います。 まず、今なぜ道州制なのかというところなんでございます。 道州制につきましては過去何度も議論をされておりまして、そして、今再びこの道州制が脚光を浴び、その必要性が求められております。しかしながら、実際その必要性というものが国民にしっかり伝わっているのかといったところが、まだまだ私はそこが不十分ではないかと思っております。 安倍官房長官の御地元は山口でございまして、私は岡山ということで、同じ中国で、中国も中国州なのか中・四国なのか、あるいは州都はではどうなのかとか、い……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 参考人の先生の皆様、本当に本日はありがとうございます。 私の方から、まず山本参考人に質問をさせていただきます。 まず、政府案でございますが、私たち公明党は、現行の教育基本法というのは、その理念をまず高く評価していると。しかしながら、六十年近く変わってこなかった、その間、進む時代の変化というものは大きいと、特に学ぶ側の立場を尊重するような生涯学習、こういった新しい項目というものを追加すべきだと、つまり足らざるものを加えるべきだというスタンスに立ってまいりました。 そこで、今回、政府案では、生涯学習を始めとしまして、幼児学習等、八項目が新たに追加されま……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 国土交通委員会で質問をいたしますのは初めてでございますが、どうぞよろしくお願いいたします。 私は議員になりまして二年三か月が過ぎております。私が議員になった年、平成十六年という年は大変災害の多い年でございました。私が議員になってまず現場に行った仕事というのが、忘れもしませんが、福井県での集中豪雨の災害がございました。それから、台風の十六号、十八号、二十一号、二十三号と、大型台風が、私の地元でもあります岡山、また隣県の兵庫豊岡を中心に大変大きな災害をもたらしたわけであります。もちろん、新潟の中越地震というものもございました。 現場に行きまして、土砂災害……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 耐震強度偽装問題の発覚から一年がたちました。さきの通常国会で、第一弾の建築基準法等の改正が行われました。第二弾として、今この国会で建築士法等の改正が審議されております。また、明年の通常国会におきましては瑕疵担保責任の問題を議論する第三弾と続くわけでございます。我が党としましても、この問題が起きて真っ先に動いたわけでございます。特に、耐震強度偽装問題の再発防止策を申し入れるために、三月にはその対策本部として安心、安全の確保をしっかりと要求をさせていただきました。その多くが法律となり、また今この法案となっていることに評価したいと思うわけでございます。 この……
○谷合正明君 公明党の谷合です。先週に引き続きまして質問させていただきます。 建築士法の改正案の質問に入る前に、一点要望だけさせていただきたいと思います。それは、実は私の地元岡山でちょうど約一か月前、十一月十九日に起きましたJR津山線の脱線事故がありまして、事故車両の撤去作業が始まり、地元の住民からは早期の復旧に対して期待が高まっている状況でもありますので、ここで要望させていただきます。 事故の詳細は今、国土交通省の事故調査委員会の方、調査報告書を鋭意まとめられているというふうにお伺いしております。自然災害でありまして、重さ百トン余りの四メーター四方の大きな岩がレールに直撃して、そしてその……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。私の方から、始めるときはODAというのは、援助というのはいいんですけれども、終えるときというのは非常に難しいと、ODAを終了するときですね、そのODAを終了させるときの話を中心に質問をさせていただきます。 私もいろいろ現場経験からいって、いかにそのプロジェクトを現地のカウンターパートにハンドオーバーして、それが向こうの自立につなげていくのか、これが本当に言葉では簡単なんですけれども難しい課題でございます。 そもそも、我が国のODAの卒業基準、円借款、無償資金協力、技術協力、また大使館には草の根・人間安全無償とありますけれども、どういうふうに相手国がなった……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 引き続きまして、私もこの年金の記録問題、あるいは新しくできます新法人につきまして質問をさせていただきたいと思っております。 まず、この一週間で特にこの記録問題というものが大変に国民の中で関心というよりは、不安を感じたり、本当にどうしたらいいんだろう、自分の年金は元に戻ってくるのだろうかと、そういう思いを致す方がたくさんいらっしゃっております。 私自身も、この一週間だけでも本当に様々な声を聞かせていただきましたし、また地元の岡山に戻ったときにも社会保険事務所に行って、どういった相談がこの一週間あったのかと、そういったことも聞いてまいりました。まず、今真……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 大臣所信質疑をさせていただきたいと思いますが、まず初めに官製談合の問題についてお伺いしたいと思います。 このたびの官製談合の水門設備工事の件に関しての問題ですが、公正取引委員会から改善措置要求を受けたところでございます。今事実関係を調査されているところだとは思いますが、多く報道等で指摘されているのは、既に昨年四月に国交省職員の関与が報道され、それを受けて国交省としても調査を行ったと。昨年の六月にはその調査結果を発表したと。しかしながら、現役職員百六十七名に対する面接による聴取を行った結果、その時点では職員の不正行為は確認できませんでしたという発表だった……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 本日の質疑におきましては、私の方からはまず道路法等の改正から質問をさせていただきたいと思います。 地域のニーズに即した柔軟な道路管理制度を通じて安全な歩行空間を創出していくと、これが今回の法改正のねらいでございます。今、政府の目標としましては、平成二十四年までに交通事故死者数を五千人以下に減らしていくということが掲げられております。そのうちの施策の一つとしまして、自転車利用者対策の推進というものをうたっているわけでございます。 今、自転車は全国で、間違っていたら訂正していただきたいんですけれども、全国で八千万台ほどあると言われておりまして、この自転車……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。私の方から都市再生法について、まず質問をさせていただきます。 午前中の参考人の質疑の中でも、参考人の川口市長の方から、大変まちづくり交付金につきましては使い勝手のいい制度であると、おおむねどの参考人の方もそういうような評価だったとは思います。 私の住んでいます岡山県におきましても、倉敷が平成十七年度から二十一年度までの計画期間で今、倉敷駅周辺地区整備というものが行われております。倉敷も全国的な観光ブランドの美観地区というようなものがあるんですけれども、駅周辺におきましては密集市街地を多く抱えておりまして、高齢化だとか空洞化によりまして人口が減少して、空き……
○谷合正明君 公明党の谷合です。 私の方からも続きまして質問をさせていただきます。 まず、全体的なお話でございますが、先ほど来話が出ております継続検査におけます指定整備工場、今、年間で一千六百万台、これが約七〇%がこれを経由しているということでございますが、今回の自動車検査独立行政法人の見直しによりまして、業務のいわゆる重点化というところで、むしろこの七〇%の割合をもっと高めようということでございますけども、具体的にどういうふうに業務を重点化していくのかということと、全体像の話と、具体的にどのようにして民間指定整備工場の拡大策を図っていくのかといったところについて国交省の対策を聞かせていた……
○谷合正明君 公明党の谷合です。引き続きまして質問させていただきます。
まず初めに、このモーターボート競走法の目的、趣旨の中で公益事業というのはどのように位置付けられているのか、ちょっと確認させてください。
【次の発言】 先ほどから出ていますけれども、その公益事業が結局できなくなってしまえばそもそもこのモーターボート競走自体の存続意義というのがなくなってくるわけでございますが。
今回改正がありますけれども、振興会いわゆる日本船舶振興会への交付金の見直しが三・三%から平均二・六%ということなんですが、この二・六%という数字ですね、これもいろいろな紆余曲折があったと思いますけれども、この二・六……
○谷合正明君 公明党の谷合です。 先日書店に行きましたら、書店に行きまして地図が売られているコーナーへ行きまして、まあ観光ガイドだとか並べられているようなところですけれども、こういう声がありまして、その方は浜松の方だったんですけれども、四月一日から政令指定都市になって、そういう移行したばかりということで楽しみに書店に来て、自分のところの地図がどうなっているのかと、そうしたら、反映された、いわゆる政令指定都市になった名前が区になった地図がなかったということですね、そんな声を聞いたわけでありますが。 基本的に国土地理院の基本測量の更新を受けて、その更新情報を利用して民間の地図業者が最新地図なん……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 私の方からは、まずJALと全日空さんがそれぞれ過去の事故からいろいろなことを学ぶべき施設を、例えば昨年四月に安全啓発センターをJALの方がつくり、また全日空さんの方が今年の一月に安全教育センターをつくられたと。私も昨日、全日空さんの方の安全教育センターを視察させていただきました。 いずれ、JALの方は、昭和六十年の御巣鷹山の五百二十名の死者を出した事故、またその事故の今残っている当時の機体を展示する。あるいは、全日空さんの方は、昭和四十六年に起きました雫石の自衛隊機との衝突事故のあのプロペラのやはり残っているものを、現物を展示している。それを通じて、事……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 本日は海洋基本法を中心に質問をさせていただきます。 改めて申し上げるまでもないわけでありますが、我が国は四方を海に囲まれておりまして、大小合わせて六千八百もの島々から成っておる国でございます。海岸線の長さにおきましても世界で六番目の長さを有している国でございまして、先ほど海の面積は世界で六番目という話もございましたが、海と陸を合わせても世界で九番目の面積を誇る世界の有数なる海洋国家でございます。 しかしながら、これまで我が国は近隣諸国と比べまして総合的な海洋政策が出遅れていたと思っております。我が国の海洋政策が国家戦略として一元的に進めることができな……
○谷合正明君 公明党の谷合です。 本日は三人の参考人の先生方、本当にありがとうございます。 まず、私の方から青木参考人にお伺いをいたします。 先ほどと同趣旨の質問になろうかと思いますが、保険制度あるいは供託制度の加入の義務化、この影響についてお伺いしたいんですが、住宅生産団体連合会、七団体あると。そのうち当初から賛成の意向を示していたのは全建連さんだけであるということでございました。その理由としては、大手の住宅メーカーと同様に保険あるいは供託を義務化すれば同じ土俵に立てるということをおっしゃっていただきました。既存の住宅保証機構の住宅性能保証制度について、今これ四万社が入っているんでしょ……
○谷合正明君 公明党の谷合です。 広域地域活性化法案について質問をさせていただきます。 まず初めに、この法案を提出した趣旨、背景等について大臣にお伺いしたいわけでありますが、大臣も衆議院の質疑あるいは本日の質疑の中でも、我が国の明治以来の国の形成されてきた過程の中で、極端な中央集権行政システムがあった、あるいはそれが東京一極集中、これは政治、経済、金融、文化、学校だとか、そういったものを含めた東京発の情報が、価値観といいましょうか、そういったものがややもすると全国を支配してしまう、まあ大臣はそのようには直接は言われておりませんけれども、私自身も地方におりますとそういうことは本当に多いなと思……
○谷合正明君 公明党の谷合です。 午前中から質疑を聞かせていただきまして、いかに地域公共交通の置かれている状況というものが厳しいかということが分かってまいりました。 特に、三大都市圏以外、ここ三十年間でマイカーと公共交通機関の利用割合が著しく変化して、マイカーは八四%でしょうか、公共交通機関が一六%ということになりまして、確かにそういう実感も地域に住んでおりますとあります。 しかし、一方で、その一六%が、例えば学生であるとか高齢者といった方が入るというわけなんですが、一人の人生にとらえ直してみると、人生八十年と考えたときに、マイカーに乗れない期間というのがあるわけでありまして、免許は十八……
○谷合正明君 公明党の谷合です。 今回の法案につきまして、特に補助率のかさ上げ等については触れずに、その周辺の例えば海岸の環境整備でありますとか、あるいは環境整備というか、ごみ問題でありますとか、港湾の競争力強化、そういったところに着目して質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、海岸の漂着ごみの問題についてであります。 これは最近、いろいろ新聞等でも、漂着ごみがたくさん増えてきたと、これまで流木等が中心であったと思いますけれども、いろいろな生活物資であるとか、あるいは日本語の表記がない外国から来たと思われる漂着ごみも増えてきていると、自治体がその処分に大変困っているということで……
○谷合正明君 公明党の谷合です。 本日は、都市空間におきます諸課題のうち、都市農地の在り方の問題と、また踏切対策について質問をさせていただきたいと思います。 まず、都市農地の問題であります。特に、都市計画法上の市街化区域内に存在します農地についてでございます。 この市街化区域は、基本的に市街地を形成している区域及びおおむね十年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域とされておりまして、市街化区域内に存在する農地に関しましては宅地化が原則となっております。例外的に、保存すべき農地として新しい生産緑地制度が平成四年に、ちょうどバブルの景気が終わったときでございますけれども、平成四年に施行……
○谷合正明君 公明党の谷合です。 タクシー業務適正化特別措置法の改正する法律案について質問をさせていただきますが、質問の順番をちょっと若干変更いたしまして、初めに東京地区におきます運賃改定の状況について確認をさせていただきますが、午前中の質疑より今の検討状況というのが分かったわけでありますが、東京地区の申請というのは、長野、大分に次いで三番目に来ていると。その後、今五十一地区から申請来ているんでしょうかね。 となりますと、東京地区がどうなるかということがはっきり決まらないと、東京地区の後に申請した地区の値上げ申請の処理、これに影響があるのではないかというふうに考えるわけでありますが、この辺……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 本日は、総理入りの教育関連三法の質疑に質問させていただく機会をいただきまして、大変に感謝を申し上げます。 私の方から、まずこの法案について、この法案がまず大きく二つの流れを受けての改正であると。それは、まず一つ、昨年の教育基本法の改正を受けての成立を図るものであるということ、もう一つは、いじめ、未履修あるいは学力低下問題、そういった学校現場で起きている実際の諸課題、これを少しでも前進させるんだと、そういう二つの大きな流れをくんでの法改正であるわけでございます。 そこで、今回の法改正が果たして教育基本法の、昨年もう十二分に議論いたしました教育基本法の理……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 本日、両参考人ともに示唆に富むお話をいただきまして、本当にありがとうございます。私も関心事としては、韓国がどうなっていくのかということにもあったわけでありますが、前段に質問が重なっておりますので、そこはちょっと省きまして、日本の安全保障政策、まあ防衛政策が今回の核実験を機にどういうふうな転換点を迎えているのかというところをお二人の参考人に、同じ質問でございますが、お聞きしたいと思います。 いろいろ、ミサイル防衛の前倒しでありますとか、あるいは中国、韓国にPSIの加入要請をするだとか、あるいは先ほど武貞参考人の方からありましたように、情報衛星の在り方も見……
○谷合正明君 公明党の谷合正明です。 興梠先生、また唐先生、本日は本当にありがとうございます。 まず初めに、興梠先生の方に質問をさせていただきます。 環境問題について質問をさせていただきます。いわゆる中国の外交政策の中に環境問題の対処というのはどのように位置付けられておるのかということなんですが、先ほどエネルギー問題が話に上がりましたが、エネルギーと環境問題も、これは同時に考えていかなければならない問題だと思っております。 特に、環境問題なんですけれども、例えば水ですね。かつて、世界銀行だったと思いますけれども副総裁の方が、これからは資源をめぐる争いから水をめぐる争いになるだろうと言わ……
○谷合正明君 公明党の谷合です。 私の方からまず佐々江局長の方に質問をさせていただきますが、朝鮮半島の非核化という目標でございますが、これは当然のごとく中国、韓国の連携というものが、まあ協力してもらうということが非常に重要なわけでございます。六か国協議も来月には開催されるというような報道もされております。 しかしながら、韓国にしても、核実験直後は太陽政策を見直すという雰囲気もあったわけですが、その後、太陽政策にやはりもう一度回帰していくような、民情としてそういうような雰囲気もあると。一方、中国の方も北に対する毅然とした対応というのもあったと思うんですけれども、一方でやはり北への影響力という……
○谷合正明君 私は、外交ということで大使、特命全権大使の在り方について関心を持っております。 参考人、どの参考人の方でもよろしいんですが、お答えいただければと思うんですが。外交というよりも、システムとして外交を構築していくという話もありますが、要はやはり外交は人が左右するという側面もございます。 その外交の主宰者となる者は、例えば外交官でありますとか、まあ国会議員もそうでありましょうが、今であればNGOもありましょうが、一つ星となるような、百何十か国に日本は大使館を持っておりまして、そこに特命全権大使というのがおります。しかしながら、現状としては、相手国の言葉が分からないであるとか、そうい……
○谷合正明君 公明党の谷合です。時間もございますので、手嶋参考人にお伺いをいたします。 私は、国連改革を勉強する議員連盟にも入っておりまして、その中でも安保理の改革、常任理事国の問題でございますけれども、そのPTに入っていた関係もありまして、その国連について質問をさせていただきたいんですが、まず前提として、日本はこれからも常任理事国入りに向けての不断の努力を続けていくべきであると私は思っております。昨年、一昨年ですか、常任理事国入りの、何か国にするかという案をめぐって、いろんな世界、いろんなグループでもめまして、結局、実現に至らなかったわけでありますが、ただ、だからといってそれであきらめると……
○谷合正明君 公明党の谷合です。 寺島、高橋両参考人に同じ質問をさせていただきます。それは、中東のイランの情勢についてでございます。 言うまでもなく、我が国の原油の九〇%以上が中東から来ているというわけでございまして、特に経済的にもあるいは外交史的にも、このイラン情勢について我が国が的確に正確にとらえていくことは非常に大事であろうと思っております。 アメリカが対イランに対して空爆をするのではないかという、うわさというか話はインターネットの世界でも、今月、四月にもあるんじゃないかというのはよく流れている話でございます。仮にあったとすれば、日本というのは非常にこのイラク戦争以上のもののインパ……
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