このページでは柳沢光美参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○柳澤光美君 おはようございます。民主党の柳澤光美でございます。 私は、民主党・新緑風会を代表して、大変言いにくい、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案について、私の思いを込めて質問させていただきます。 私は、民間の中小零細に働く多くの皆さんに御支援をいただいて、昨年七月の選挙で民主党比例区で初当選させていただきました。私の政治信条は、無駄にしません、汗と税。まじめに働く者が報われ、正直者がばかを見ない社会の実現です。 そこで、まず法案について質問する前に、私の思いを込めて、当面する厚生労働行政について、尾辻労働大臣の率直な見解をお伺いしたいと思います。 小泉総理は、グローバ……
○柳澤光美君 おはようございます。柳澤厚生労働大臣と同じ名前で大変迷惑を被っております民主党の柳澤光美です。 私は、ただいま議題となりました雇用保険法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会を代表して、反対の立場から思いを込めて討論をさせていただきます。 本論に入る前に、私は声を大にして強調しておきたいことがあります。言うまでもなく、本案件が、当初予定された三月二十九日の本会議ではなく、本日まで延びた理由であります。 厚生労働省は事もあろうに、改正案が成立していないにもかかわらず、成立を前提にした文書を作り、我々国会議員に配付しました。これは大失態というよりも、立法府に対する侮辱と……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 私は、提出会派を代表して、ただいま議題となりました厚生労働委員長鶴保庸介君解任決議案の提案理由を説明させていただきます。 まず、決議案の案文を朗読します。 本院は、厚生労働委員長鶴保庸介君を委員長の職より解任する。 右決議する。 以下、提案の趣旨を説明いたします。 厚生労働委員長鶴保庸介君は、多くの国民が不安を感じている消えた年金問題を審議する社会保険庁改革関連法案の審議過程で、理事会開催の動議を無視し、理事会の合意のないままに強行採決を行いました。これは、審議の過程で明らかになった多くの年金問題を覆い隠すための強行採決……
○柳澤光美君 おはようございます。私は、七月の選挙で民主党の比例で当選をさせていただきました柳澤光美と申します。希望する厚生労働委員会に所属をさせていただいて、今日初めて質問に立たさせていただきます。大変興奮するというか緊張しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 最初にちょっと、どんな立場で質問をするのかということで、簡単な自己紹介をさせていただきたいというふうに思うんですが、私は長年労働組合の役員をしてまいりました。全国の職場をずっと巡回をし、多くの声を聞かせていただいてきました。 その職場なんですが、医療、住居、食品を作るところから本当に売るところまで、医薬の関係、病院も含……
○柳澤光美君 ありがとうございます、質問したい人が一杯いる中で。 実は、質問というよりはお願いがあります。 実は私は、昨年の七月に参議院議員にならしていただいて、その大きなテーマがやはり自殺問題でした。特に私は、中小に働く仲間の代表で出てきまして、十一月の九日の初めての質問も触れさせてもらったんですが、今一番、今日参考人の皆さんのお話を聞いてうれしく思っていますのは、参議院というのは本当に、党利党略というか党派の問題ではなくて、非常にいい議論がされる。私は、政治家の皆さんは自殺の問題というのはいろんなところで言っていたんですが、一つも具体的に動いていない、もう九八年からずっと三万人以上、口……
○柳澤光美君 おはようございます。民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 尾辻大臣、衛藤副大臣、連日大変御苦労さまでございます。 今日は公共職業安定所について質問をさしていただきますが、大変言いにくいので、愛称の、この後はハローワークという表現にさせていただきたいと思います。 最初に、そのハローワーク全体の現状の確認をいただいた資料でさしていただきたいと思うんですが、平成元年から平成十五年まで、新規求職者が平成元年で三百八十九万五千三百九十四人、約三百九十万、で、平成十五年には七百四十七万八千八百六十四人、約七百五十万、一九二%増ということで、ほぼ倍増をしてます。また、就職件数では、平……
○柳澤光美君 おはようございます。民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 今日は介護保険制度の見直しについて質問さしていただきたいと思いますが、質問に入る前に一言お礼を申し上げたいと思います。 実は、三月の十七日、二回目の質問で、ハローワークの開庁時間の延長、あるいは土曜開庁、そしてまた相談業務に関して見直してほしいという問題提起をさしていただきました。尾辻大臣から、ハローワークに対する勤務体制については新方針を三月三十一日までに出すという大変明快な御答弁をいただきました。 ところが、三十一日どころか二十九日に新しい方針を出していただきまして、尾辻大臣が言われている、行政に任せておかな……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 私は、大変言いにくいこの独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案について四月の六日の本会議で質問をさせていただきました。ただ、法案の質問よりもおまえの思いの方が長いじゃないかという声もちょっといただきましたが。済みません、今日もちょっと法案の質問に入る前に私の思いの続きをちょっとさせていただきたいと。 私、昨年当選させてもらって、秋の初質問でも尾辻大臣にこういうお願いをしました。私の場合には、民間に働いている者の職場の現状、そしてそこでどんな思いで今働いているかという声をできるだけ率直に伝えさせていただきたいと。その思いの本会議……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 質問に入る前に、実は私、ちょっと時間がたってしまったんですが、四月の十九日のこの厚生労働委員会で、外資ファンドによるあの東急観光の株の買占めに伴う労働関係の混乱とその使用者性について質問をさせていただいて、衛藤副大臣から、五月中に研究会を立ち上げ、対応を検討しますという大変明快な答弁をいただきました。 実は、その後、五月の中旬に担当者の方がわざわざお越しいただいて、研究会のメンバーも決定して、五月の二十七日に研究会をスタートするという御報告をいただきまして、その辺の状況がどうなっていて、今後どんなスケジュールで進められるのか、最初にち……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 おととい質問に立たさしていただきまして、時間が足りなくなりまして、理事の皆さんにお願いして、今日、三十分という貴重な時間をいただきました。ただ、質問したいことがたくさんございまして、ポイントを絞って、恐らくこの後はもうないだろうというふうに思うんで、よろしくお願いしたいと思います。 私が今回の介護保険法の改正で一番主張したかったのは、私は四月の六日の本会議にも立たしていただいて、私の政治信条は、無駄にしません、汗と税ですという話をさせてもらったんですが、今回、被保険者と受給範囲を広げるという抜本改革から、障害者の皆さんも含めてというこ……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。よろしくお願いします。 私の質問は、いつも質問より思いが長いというふうに同僚議員に冷やかされておりますが、実は、私事になりますけれども、私、一九九二年に組合の委員長になりまして、グループ労連の責任者になって、労使でいわゆるノーマライゼーションで障害者雇用に正面から取り組んだ経験がございます。後ほど質問の中でその経過もちょっと触れたいと思いますが、大きくは、一九九四年にグループ四社で特例子会社を立ち上げまして、当該の市の方にも一%出資をしていただいて、地域との連携を図ると。私も、組合の立場でしたが、監査役に名前を連ねて経営陣に入るということ……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 私は、民間のあらゆる産業業種が集まっていますUIゼンセン同盟の出身でございまして、実は私自身もサービス業でありますスーパーで働いておりました。そんなこともありまして、私自身のその体験も踏まえて、あるいはその民間の視点と働く者の立場というところから、今日は市場化テスト法案を中心に質問させていただきたいというふうに思います。 参議院でもすばらしい参考人の方に来ていただいて質疑をやったんですが、衆議院の方の議事録等もずっと見させていただく中で、その衆議院の参考人質疑で連合副事務局長の逢見参考人が次のような問題提起をしています。私も非常に同じ……
○柳澤光美君 おはようございます。民主党・新緑風会の柳澤光美と申します。今回、内閣委員会に所属させていただいて初めての質問になります。どうぞよろしくお願いいたします。 私の方は、食の安全、安心という観点から、時間がございませんので、質問を絞ってお伺いしたいと。できましたら答弁の方もできるだけ簡潔にお願いしたいというふうに思っております。 今回、内閣委員会に所属さしていただいて、過去の議事録等をずっと読まさしていただきまして、実は最初にちょっと参議院の内閣委員会としてお伺いすることになるかもしれませんが、平成十五年に食品安全基本法が参議院の内閣委員会で可決されたときに、実は八項目の附帯決議が……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 官房長官が四十五分までということでございまして、是非その以内に官房長官にいろいろお伺いしたいと。特に、新聞の世論調査等でも最も総理に近い断トツの人気でいらっしゃいますし、私の思いを込めて、是非日本の現状認識と今後の在り方あるいは将来ビジョンについて、小泉内閣の一員という立場だけではなくて、個人的な思いも込めて率直にお話しいただければというふうに思っております。 最初に、議論になっております格差社会についてでございます。 小泉総理は当初、格差拡大は見掛けにすぎないというふうに断言をされていました。その後、能力や努力の差を反映する格差は……
○柳澤光美君 私は、ただいま可決されました銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び各派に属しない議員木俣佳丈君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について万全を期すべきである。 一、準空気銃の規制値等に関して明解な基準を早急に公表するとともに、本法の運用に当たっては、明確な運用基準を都道府県警察に示して、その適正な執行がなされるようにすること。 二、本法の趣旨及び内容……
○柳澤光美君 私は、ただいま可決されました消費者契約法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び各派に属しない議員木俣佳丈君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 消費者契約法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について万全を期すべきである。 一、適格消費者団体に期待される役割の重要性にかんがみ、国及び地方公共団体は、適格消費者団体の活動資金が円滑に確保されるよう、環境整備を始めとした諸施策に努めること。また、独立行政法人国民生活センター、地方公共団体等……
○柳澤光美君 私は、ただいま可決されました探偵業の業務の適正化に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び各派に属しない議員木俣佳丈君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 探偵業の業務の適正化に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について万全を期すべきである。 一、本法が、個人の権利利益の保護に資することを目的としていることにかんがみ、契約時における依頼者への重要事項の説明等に係る規定の周知徹底、都道府県公安委員会による適切な監督などを通じて、調査の依頼者及び調査対象者の……
○柳澤光美君 おはようございます。民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 秋元委員からもありましたけれども、質問の機会がもう余りなくなりそうな状況でございますので、遺失物法の前にちょっと若干お時間をいただいて、交通安全対策について何点かちょっとお伺いをさせていただきたいというふうに思っております。 私は、国の最大の責務というのは国民の命を守ることだというふうに考えております。ですから、自殺の問題、そして拉致の問題、そして交通事故の問題には強い関心をずっと持ってきておりまして、その中で自殺の問題が、今日、自殺対策基本法として五党合意で委員長提案をしていただくことになりました。本当に多くの皆……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤光美と申します。 私は、今回、十七年度決算に基づく、一つは国の財政状況をお聞きしたいと、それからもう一つがその中で行われている税金の無駄遣いについて、二点をお伺いしたいと思っています。やっとのことでやりくりしている家計、そして民間企業の物差しを中心に素朴な質問を、余り難しくなく、本当にテレビを見ていただいている皆さんに分かるようにということを心掛けてお伺いしたいと思いますんで、安倍総理にも是非簡潔に分かりやすくお答えいただければと。どうぞよろしくお願いいたします。 最初のボードを見ていただきたいというふうに思いますが、(資料提示)これが平成十七年度の決算……
○柳澤光美君 おはようございます。 民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 また厚生労働委員会に戻ってくることができまして、岸前委員長がにこにこされておりますが、大変うれしく思っております。委員長始め委員の皆さん、またどうぞよろしくお願いいたします。 厚生労働委員会は久々の質問でございまして、私の政治信条は、法案が決まりあるいは附帯決議をして確認したことを実現できるまで徹底的に追っ掛けたいというのが私の信条でございまして、柳澤大臣、是非またよろしくお願いしたいと思います。 同じ柳澤という名前でございまして、柳澤大臣という名前が出るたびに私が呼ばれているみたいな気持ちになって、大臣にな……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。よろしくお願いします。
今日は、先回、五日の日に質問の冒頭で触れさせていただいた雇用についてじっくり柳澤大臣のまたお考えをお伺いしたいと思っておりますが、今日は、その前に一点、難病対策について質問をさせていただきたいと思います。
大変失礼な聞き方になるかもしれませんが、私も初めて知ったのですが、大臣、FOPという病気を御存じでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
実は、私も聞いて分かったんですが、FOPというのは進行性化骨筋炎といいまして、発症数は二百万人に一人と言われております。いまだに有効な治療法が確立されていない難病……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤でございます。 初めて決算委員会に所属さしてもらいまして、しかも理事という大役を仰せ付かって、決算重視の参議院ということで、委員会はもちろんなんですが、理事会、理事懇等でも本当に与野党関係なく党派を超えた議論がされていることに大変感動を覚えておりまして、私の政治信条は、無駄にしません、汗と税ということで、私も張り切っております。どうぞよろしくお願いいたします。 昨年、決算委員会で初めて質問に立たさしていただいたときにも、私は、個人でいえば自己破産、会社でいえば倒産と言っても過言ではない財政状況の中で、税金の無駄遣いというのは本当にもうびた一文できないとい……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 今日は、省庁別審査を受けて締めくくり総括的質疑ということでございまして、いろいろ振り返って整理をしてみますとまだまだ確認さしていただきたい項目がたくさんございます。同僚の三議員と分担をして質問さしていただきますが、短い時間の中で私も四省庁の皆さんにお伺いすることになりまして、時間配分に大変今苦慮をいたしておりまして、是非答弁は簡潔に、できましたら大臣に御答弁をいただきたいと思います。 今日は外務大臣が外遊中ということで、外務省については一番最後にちょっと回させていただいて、先に厚生労働省にお伺いをしたいというふうに思うんですが、年金・……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 何か人数も少なくて、非常に大臣の答弁も元気がないんで、少し元気を出してやりたいというふうに思いますんで、よろしくお願いをします。 今日はちょっと難病対策について絞ってお伺いをしたいというふうに思っておりますが、昨年の十二月の十二日に、本委員会で雇用の質問の前に急遽、FOPという難病を指定していただきたいという質問をさしていただきました。そのときに、櫻井委員の方からも宮城でもあるというようなお話があって、大臣の方から、予算も確保したいし、年度内に懇談会を開いて進めたいという前向きな答弁をいただきました。 その後、実はその患者さんという……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤光美です。 ちょっと本題に入る前に、一点だけ大臣の御認識をお伺いしたいというふうに思うんですが。 四月の六日に経済財政諮問会議が開催されておりまして、この中で、尾身財務大臣が私からすれば大変だなという問題発言をされているんで、ちょっとお伺いしたいと思います。 これは、労働市場改革専門調査会の報告についての議論でして、ワークライフバランス憲章を作っていくべきだと。むしろその中では、具体的に完全週休二日制の一〇〇%実施、年次有給休暇の一〇〇%取得、残業時間の半減などというのが民間議員の方から提案をされています。 それに対して、尾身財務大臣が次のように発言……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤でございます。 今回は二回質問に立つチャンスがあるということで、どういうふうに質問を配分しようかということで今悩んで今日は立っているんですが、実は私、何回か厚生労働委員会で質問に立たさせていただいて、柳澤大臣の方にも私の考え方をいろいろ話させていただいてきました。今同僚の林議員からもありましたように、このパート労働法を審議をする中で、事このパート労働法だけでは済まないというのがポイントだろうというふうに思っています。労働者全体の働き方をどのようにしていくのか、また我が国はどういった働き方を目指すのかという本質的なことを議論をしなければならないだろうなと。 ……
○柳澤光美君 おはようございます。民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 前回は柳澤大臣に、今後の我が国の雇用政策の進むべき方向、具体的にはどうした雇用形態で、またどのような働き方を目指すのかということを中心に、現状の問題点を踏まえて質問させていただきました。大臣からは、アメリカでも、いっとき喧伝された職業を渡り歩くキャリアホッピングから、長く一つの会社にとどまって自分の技能を磨きキャリアアップを図るようになってきているというお話をされた上で、やはり基本的には安定した職場に長期にわたっているという形を基本に置くべきだと。また、長期安定的な雇用の場というのは、希望する人には絶対確保するという……
○柳澤光美君 民主党の柳澤光美でございます。 私は、民主党・新緑風会を代表して、内閣提出の短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論をいたします。 反対の理由の第一は、差別的取扱い禁止の対象範囲が狭い上に、その要件が妥当性を欠く点であります。 差別的取扱い禁止対象範囲については、パート労働者の四、五%程度ではないかとの答弁からも分かるように、対象が非常に狭く設定され、これでは法案が成立しても、ほとんどのパート労働者にとっては処遇改善につながりません。安倍内閣が推進する再チャレンジ施策のためのアリバイづくりの改正とも言えます。 反対の理由……
○柳澤光美君 おはようございます。民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 私は、雇用対策法が今回、労働国会と言われる労働法制全体を見直す根幹になるだろうなというふうに期待をしておりました。今後の我が国の雇用政策の進むべき方向、具体的にはどういった雇用形態で、またどういった働きを目指すのかと、この基本のことが明確になるというふうに思っていたんですが、正直言いましてがっかりしております。今日は少し今までも述べてきた思いも込めて御質問をさせていただきたいと。 残念ながら、バブル崩壊以降のこの十五年間、我が国の雇用政策においては実態後追いあるいは対症療法をその都度行ってきている、対応が遅れ、その……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 今国会は労働国会だということで、去年からずっと労働法制について勉強してきまして、パート労働法が終わり、雇用対策法でも柳澤大臣と結構突っ込んだやり取りをさせていただいて、大臣も規制改革会議に対する定義もひっくるめて踏み込んだ答弁をいただいて、私はそちらの方を大変期待していたんですが、こんなにこの社保庁改革どころか年金の根幹にかかわる問題になる、また、大臣が大変頭ばっかし下げられているのを見ると本当にお気の毒だなというふうに、私は労働国会問題やりたかったなというふうに思っているのが本音でございますが。 ただ、思い出しますと私、三年前、あら……
○柳澤光美君 民主党・新緑風会の柳澤と申します。 私、七月に初当選して、実質的には十月十二日からの臨時国会で政治、国会の場を体験して、昨日実は私、厚生労働委員会のメンバーで初質問に立たしていただいて、実は本当にスピードが大事じゃないかという、実は労働法の問題だったんですが、これ昭和二十四年にできて、もう問題があるのに五十五年間ずっと引きずってきていて、やっと五十五年ぶりに改正というところに立ち会って、今日、本会議で通ったんですけれども、皆さんからお話聞いて、一つとても素直に整理付いたのは、何か少子高齢化の社会がめちゃめちゃ大変な社会で何とかしなきゃいけないというんではなくて、そういうふうにな……
○柳澤光美君 民主党の柳澤光美と申します。 委員会が厚生労働委員会に属していまして、これに関連してこの少子高齢化の問題がある意味では非常に抜本論になっているということで、大変いい勉強をさせていただいています。 先回、大学とか学者の参考人の方、三名のお話があって、この少子高齢化の問題というのは、日本の国を今後どうしていくかという抜本論につながるテーマだなというふうに強く感じています。 一つは、完全に二〇〇六年から人口が減っていく。これは今、幾ら子供を産んでほしいといっても、今生まれたとしても二十年掛かる、そう簡単に進まない。その中で、一つは財政的にも縮小をせざるを得ないだろうと、あるいは成……
○柳澤光美君 私は、二回とも今後こんなままでいいでしょうかという問題提起をさせてもらったんですけれども、七月になって、この臨時国会で、僕は、この少子高齢社会の調査会が私にとっては非常に強いインパクトをいただいていまして、ああそうか、やっぱり根幹は、少子化と高齢化がダブルで来て、このことだけはどんなに手を打っても避けれない。ですから、いろんなところで議論ありますように、早く言えば日本の抜本論になりますよね。増えていくときから減っていくときに、仕組み全部変えなきゃ駄目だと。ですから、財政もお金の使い方は全部切り替えなきゃ駄目だと。だから、年金もそうですし、全部変えなきゃ駄目だと。そうすると非常に大……
○柳澤光美君 私は、質問じゃなくて、今の労働のところで一言だけ。
【次の発言】 済みません。
特にこの六ページからの仕事と家庭の両立のところが私は一番キーポイントだというふうに思っていまして、山本さんから発言があって、私も、ここが本当に今は崩れてしまっていて、全体では、発言にあったように、トップが替わらなきゃ駄目だという意味でいけば、私は、内閣府の方、来られていますけれども、小泉総理が国のトップとして、本当にやはり人を大切にする、人のために国もあるし、従業員のために会社もあるんだという、もう一回揺り戻しを国としてやらないと、この十年で非常に崩れてしまったという危機感をすごく持っています。
……
○柳澤光美君 僕は今回とてもうれしかったのは、ここのところ少子高齢化の問題というのは本当に多くの問題を抱えていまして、いろんな行政の皆さんの話を聞くと、確かにあれも必要だこれも必要だということで予算が積み上がって大変なことになってしまう。でも、実際直すには、民間の企業がかなり中心になってこないと雇用の問題も全部動かない。それから、行政に任せるんじゃなくて、今日奥山参考人に伺ったNPO関係がもっとネットワークを結ばなければいけない。その中で、私はやっぱり、日本の企業が、ここのところ十年間ぐらいで本当に日本の労使関係の良さというか、企業の良さがかなり壊れてしまった。私は、実は中小の組合の方の出身な……
○柳澤光美君 私は、当選したときから、どちらかっていうと古い日本に戻るべきだという主張をずうっとしてきていまして、バブルがはじけて、私はどうしてもアメリカのダーウィニズムからくる、あらゆる人種が集まりましたから強い者しか生き残れない、しかも狩猟民族ですから獲物を捕った人が一番偉くて、社長が何十億も賃金もらう、働いている人も、この森に獲物がいなくなればむしろ獲物がいる森へ移っていかなきゃいけないという市場経済至上主義の論理がアメリカにはあります。それからもう一つは、非常に、もめ事が起こるとすぐ訴える、ですから訴訟社会で、石投げれば弁護士に当たるぐらいという。僕は、グローバルスタンダード、グローバ……
○柳澤光美君 おはようございます。民主党・新緑風会の柳澤光美でございます。 今回の中心市街地活性化法と都市計画法の改正でございますが、この法案には私も個人的に大変関心を持っておりまして、皆様の御配慮で質問の機会をいただきまして、感謝を申し上げたいと思います。しかも、連合審査会で質問させていただくことになりまして、大変緊張もいたしております。また、二階経済産業大臣、あるいは北側国土交通大臣には初めて質問させていただくことになります。どうぞよろしくお願いしたいと思います。 まず、今回の法改正に当たっての基本的な認識についてお伺いをしたいと思います。 今回の改正は、少子高齢化の進展や人口減少社……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。