このページでは那谷屋正義参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました電波法及び放送法の一部を改正する法律案に対し、反対の立場より討論を行います。 まず、討論に入ります前に、政府に強く御要請を申し上げます。 議員各位にも同じような要請が多くの国民から寄せられていると思いますが、毎年のように繰り返される風水害の被害や、地震列島とも言える我が国の置かれている状況等を勘案したとき、いわゆる不感地域、こうしたところは、特に山崩れや洪水など自然災害が起きやすいばかりでなく、一企業にその救済策を訴えても、採算性が合わないなどの理由からなかなか解決に至らず……
○那谷屋正義君 民主党の那谷屋正義です。 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました義務教育費国庫負担法等の一部改正案に対し、小坂文部科学大臣並びに竹中総務大臣に質問をいたします。 本題に入る前に、少し寄り道をお許しいただきたいと存じます。 王貞治監督に率いられたチーム・ジャパンが野球のワールド・ベースボール・クラシック、いわゆるWBC初代世界王者の栄冠をかち取られました。日本国じゅう、わけても暗い話題に覆われがちだった子供たちを大いに元気付けてくれたことに、元教員の一人として、またスポーツを愛する一人として御礼とお祝いを申し述べたいのであります。 さて、本題で……
○那谷屋正義君 民主党の那谷屋正義です。 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、政府提出の教育関連三法案、私からすれば改悪三法案に対する反対討論を行います。 討論に先立ちまして、昨日の文教科学委員会で生じました強行採決や、先ほどの訳の分からない緊急動議など、良識の府、言論の府としての本院の存在意義を大きく損なう一連の動きは到底認められないことを強くお訴えをしておきます。 教育再生に名をかりた今回の教育三法の改悪策動は、郵政解散で多数を占めたことを千載一遇の好機とばかりに、数の力こそすべてという蒙昧な政治姿勢から生み出されたものであることは明らかであります。まるでそれは、おんば日傘で育……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 三名の方々から新潟中越地震にかかわる貴重な御意見、御提言等を賜りましたことに対して、会派を代表して厚く御礼を申し上げます。同時に、中越地震の犠牲となられた方々への衷心よりのお悔やみと、被災者の方々に対する心からのお見舞いを申し上げます。 民主党は、去る十九日に自然災害対策緊急集会を開催し、新潟県を始め関係者の切実な要望等を拝聴してまいりました。降雪の時期を控え、いずれも緊要性の高いものと受け止めさせていただいたところでございます。この認識に立ちつつ、就任早々本当に大変な御苦労を負うことになった泉田知事の思いのたけをお尋ねしたいとい……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 中山大臣の所信及び義務教育費国庫負担制度にかかわる関係省庁に対してお尋ねをいたします。 ただ、質疑等における慣例に習熟しない新人ということで、非礼がありました場合には御容赦いただきますことをお願いし、私にとっても記念すべき初質問を行わせていただきます。我が国の未来を背負う子供たちにとってもかかわりが大きい分野でございますので、何とぞ分かりやすい簡潔な答弁をお願いいたします。時間の方も押しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 初めに、イラクで人質になっていた香田さんが殺害されたことが確認されました。最悪の結末となり、非……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義であります。 民主党・新緑風会を代表して、地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案につき、その望ましい発展形とはという課題にも触れつつ、賛成の立場から討論を行います。 討論に先立ち、去る三月二十日の福岡県西方沖地震に際して犠牲になられた方に対して御冥福をお祈りするとともに、被災者の皆様方に心よりお見舞い申し上げます。 東海地震発生の可能性が高まる中で、想定地域内における防災対策の拡充強化は焦眉の急と言えます。したがって、今年度末で期限が切れる地震財特法の延長を図る本改正案は時宜……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 質問に先立ちまして、子供たちを守るために犠牲となられた寝屋川市立中央小学校の鴨崎先生の御冥福をお祈りするとともに、御遺族に対し心よりお悔やみを申し上げます。また、負傷された先生方の一日も早い回復をお祈りいたします。学校の安全確保へ物心両面の抜本的対策を可及的速やかに講じることが鴨崎先生の御遺志に報いる最善の方策だと考えるところでございます。 並びに、今回の福岡県西方沖地震の被災者の皆様方に心よりお見舞い申し上げます。とりわけ、全島避難を余儀なくされた玄界島の甚大な被害は、共同体維持にかかわる危機を招きかねないのではと憂慮の念を深く……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。本日は御多用にもかかわらず当委員会に参考人としておいでいただきまして、また、それぞれの立場から貴重な御意見を聞かせていただきまして、本当にありがとうございました。 そこで、民主党・新緑風会を代表いたしまして、お三方にお伺いをしたいというふうに思います。 実は、先ほどの中教審にゆだねるというふうなことの中で、それに臨む、それまでのこの審議会での、審議会に臨む決意を三名にお聞きしようと思ったんですが、今、山本委員の方からもう既に二人の方の決意をお聞きしましたので、渡久山参考人にこの審議会に臨む決意を改めてお伺いしたいというふうに思います……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義です。 去る十二日に行われました本委員会における新潟県中越地震、震災による教育関係施設の被害状況等の実情調査の成果に基づく質疑と歴史教科書問題について、中山大臣及び財務省に対してお尋ねをしたいというふうに考えているところです。 まず、中越地方でありましたけれども、今年は本当に例年になく多くの雪が降ったということで、まだまだ多くの雪が残っている、そんな新潟県長岡市、そして小千谷市であったわけですが、昨年秋の震災からのいわゆる復旧復興というにはまだかなり時間を要するものだということを強く感じたところです。その中で特に印象深かったことについて何点か申し……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義です。 提案されました学校教育法の一部改正案並びに、今日はせっかくの機会ですので、法案とは直接かかわりはありませんけれども、教職員にかかわる労働安全衛生管理体制の整備をめぐる諸課題についてお尋ねをしたいというふうに思います。 巡り合わせとはいいながら今日は七夕という日で、この日に質問をさせていただく機会を持つことができました。子供たちも含め、教育に携わるすべての人の願いがかなうような文科省としての度量と良識の発揮を切に望むところでございます。 さて、質疑に先立ちまして、どうしても指摘をさせていただきたいところがございます。中山大臣の、またしても……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義です。 午前中の下田委員に引き続きまして、民主党が党を挙げて取り組んでおります政府関連法人の改革問題の一環として、本日は文科省所管の独立行政法人日本学術振興会につき、期待された改革の進捗状況についてお尋ねをいたします。 本題に先立ちまして、今や不幸な恒例事ともなってきた感もありますが、大臣の去る七月十日の従軍慰安婦にかかわるメール紹介の真意について、一点だけただしておきたいというふうに思います。 報道では、自分が発言すれば良からぬ誤解を招くというまくら言葉を振られた上で、従軍慰安婦の用語に関して、一部の日本人が自虐的に戦後作った言葉であり、イメ……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 提案されました一般職の職員の給与法案、いわゆる給与法にかかわる諸課題について、総務省並びに人事院にお尋ねをしたいというふうに思います。 まず、給与構造の改革にかかわる勧告、報告等についてでありますけれども、何といっても今年の報告の目玉というのは、言うまでもなく地域給与の見直しではないかというふうに思うわけでありますが、俸給表水準の四・八%の引下げ、さらには、関係労働者の不満を積み残したまま、ごり押しに近い形での地域手当新設による地域給与の見直しは、一体何を目的として行われたものなのか、人事院総裁に見解をお伺いいたします。
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 小泉改革は小さな政府の掛け声の下で様々な改革に今取り組まれているわけでありますが、それに対して、東大の神野直彦という教授がいらっしゃいますけれども、「日本の目指す「ほどよい政府」への道」という、そういう論文がありまして、その中で、二十世紀から二十一世紀への世紀転換期である今日を、スウェーデン政府の言葉をかりながら知識社会の時代と位置付けているわけであります。 その知識社会の時代になると、自然に働き掛ける生産の主体としての人間そのものが重要な役割を果たすということになります。そうなると、人間的な能力を高めるサービス、知識資本が社会的……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 本日は、安倍官房長官、そして中馬行革担当大臣、竹中総務大臣、三大臣に今日御出席いただいておりますので、それぞれ質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず初めに、ポスト小泉の有力な一人と言われております安倍官房長官にお尋ねをいたします。 様々論議が展開されております靖国参拝について、靖国神社の春季例大祭が昨日終わったところでもあり、今後、任期終了までの間で総理の参拝の有無が注目されるところでありまして、本来、総理がいらっしゃれば総理に直接お伺いしなきゃいけないところでありますが、その総理が、〇一年五月十四日の衆議院予算委……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 本日は、日本郵政公社二〇〇四年度決算審議の場ではありますけれども、既に〇五年度の、五年度期末期決算が発表されておりまして、今後の郵政事業についての議論のためにも〇五年度の決算の数値を踏まえて質問を行いたいというふうに思います。 なお、私に与えられた時間も三十分ということで、前回ややオーバーをしたというそういう前科がございますので、何となく時間を厳守してしっかりとやっていきたいというふうに思っておりますが、そういう意味で郵便事業に対象を絞ってお尋ねをしていきたいと思います。 〇五年度決算の郵便事業の単年度利益については、先ほど来か……
○那谷屋正義君 おはようございます。民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 提案されましたいわゆる〇五年度補正交付税法案及び関連する諸課題について、竹中大臣にお尋ねをいたします。 今般の強制捜査で容疑者となったライブドアの堀江貴文氏の経営手法、流儀を若者の規範などと持ち上げ、さきの総選挙を劇場型、ワイドショー化するために活用し抜いたのが小泉総理であり自民党であったと。人の心も金で買える、人を動かすのはお金と公言してはばからない、私流に言わせていただければ、悪しき資本の論理にとらえられた拝金主義者そのものであった堀江氏に市民権を与えた小泉政権の罪は、今回の逮捕事実のいかんにかかわらず、弁……
○那谷屋正義君 おはようございます。民主党・新緑風会の那谷屋正義です。 同僚の高橋委員に引き続きまして、議題とされました地方税法案、地方交付税法案並びに〇六年度地方財政計画にかかわる諸課題等について竹中大臣にお尋ねをいたします。 これらの課題の困難さから、私なりに学習を進めたものの、まだ門前の小僧経を読むという、そういう段階でありまして、それを卒業するに至っておりません。分かりやすい簡潔な答弁をいただければ有り難いところであります。 まず、交付税、地財計画からお尋ねをいたします。 ここ数年来の文学界における傑作の一つが、今年映画化もされました小川洋子さんが著した「博士の愛した数式」だと……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 私の方からは、独立行政法人消防研究所の解散法案について主に質問をさせていただきたいと思います。 大臣が本院の予算委員会への出席ということもございますので、それに配慮させていただいて、当初考えておりました質問の組立てからはちょっと据わりの悪いものにもなりますけれども、総務大臣としての責任、見識等が厳しく問われている課題に絞って四問ほどお尋ねをしたいと思います。 去る三月の七日でありましたけれども、民主党は衆参の総務委員で、本法案にかかわる独立行政法人、今、同僚の蓮舫委員の方からもありましたけれども、情報通信研究機構そして消防研究所……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 三月といいますと、いわゆる一つの年度の終わりということで、民間においても様々大変お忙しいだろうと思いますし、私が前、教職員でありましたけれども、学校でもいろいろとそのまとめをする段階、そして次の年度への準備、さらにはその計画に向けていろいろと大変忙しい中、国会も本当に同じような形で、私もこの二週間で五回ほど質問に立たしていただいておりますが、竹中大臣に至ってはそんなのまだまだ序の口よというふうに言われるかもしれませんが、しかし最後まで是非お付き合いをいただきたいというふうに思います。 ただいま議題となりました通勤範囲改定等のための……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 この間、竹中大臣とは様々な委員会で質疑をさしていただいて、もう顔を見るのも飽きたというふうに言われてしまうかもしれませんが、実はこの総務委員会の場で様々視察をする中で、この間も申し上げたんですが、初めて知ることが本当に多いんです、恥ずかしいけれども。これ、先日でいえば、日本の標準時、世界の標準時もそうでありますし、私は住民基本台帳というのを初めて、この間三鷹で初めて見たという非常にのんきな人間なんだなというふうに思っているわけでありますけれども、しかし大変勉強になり、またこれは本当に大事な案件なんだなということを認識した上で質問させ……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義です。 ただいま議題となりました地方自治法の一部改正案にかかわる諸課題について、それから今も少しお話がありましたが、また経済財政諮問会議に竹中大臣が出された歳出歳入の一体改革にかかわる地方財政改革に込められた考え方についてお尋ねをしたいというふうに思います。 今回の地方自治法改正案は、地方の自主性、自律性の拡大をうたった第二十八次地方制度調査会の答申を踏まえたものであるというふうなことが先ほど来から分かってきているわけでありますけれども、基本的には了解できるものでありますけれども、今後に残された課題がまだまだたくさんあるというふうな観点で御質問を……
○那谷屋正義君 私は、民主党・新緑風会を代表して、日本放送協会平成十六年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書を是認することに反対の討論をいたします。 二〇〇四年は、芸能番組制作費の不正支出を始め、数々の不祥事が発覚した年であります。これら一連の不祥事の発覚により、NHKの業務監督の在り方や役職員の倫理、公金意識の欠如などの問題を顕在化させ、NHKに対する国民の信頼が大きく損なわれることとなり、その結果、二〇〇四年度末には七十五万件近い受信料の不払、保留が発生することとなりました。 このように、国民のNHKに対する厳しい批判が起こっているにもかかわらず、NHKは、NH……
○那谷屋正義君 民主党の那谷屋正義でございます。 約十か月ぶりの本委員会への参加と、そして発言の機会をいただきましたことに、まず、委員長さんを始め各委員の皆様の御理解いただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 また、小坂文科大臣におかれましては、先日の本会議での質問に対しても丁寧に御答弁をいただいたわけでありますが、そのとき一つだけ気になったのが、予算委員会等々でのお疲れもあったのかもしれませんが、非常に文科大臣のいわゆるお顔が非常に、私だけかと思うんですが、ちょっと暗いというか、何か、そんなのを感想を持ったわけでありまして、やはり教育というのは子供たちに夢を……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 伊吹文科大臣、そして塩崎官房長官、高市少子化担当大臣、さらには我が党の案の発議者の皆さんには、本当に連日長時間にわたって、しかも様々な角度からの質問に対して懇切丁寧な御回答、答弁をいただいているということに、まず敬意を払っておきたいというふうに思っているところであります。 今日の教育特が念願の初質問ということで妙に燃えておりますが、空回りをしないようにやっていきたいと。気合が入り過ぎたためか、質問通告の項目を見ていただいてもお分かりのように盛りだくさんになってしまって、とても与えられた時間の中で終えられるかどうかということについて……
○那谷屋正義君 おはようございます。民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。本日は、過日の総務大臣あいさつと人事院総裁の人勧勧告に関連してお尋ねをしたいというふうに思います。 まず、質問に先立ちまして、私と同じ横浜出身の菅大臣に直接いろいろと議論が今日はできるんだという、そんな思いで夕べから大変テンションが高くなっておりまして、朝、千代田線の国会議事堂駅を降りたところ、大変風が気持ち良かった。この気持ち良さで何とか今日の会議に臨めたらなというふうな思いで、正に菅大臣への御質問に対してすがすがしい、そんな状況の中で質問させていただけることをまず光栄に思っておりますし、また同じ横浜出身として、……
○那谷屋正義君 私は、ただいま可決されました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び国民新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び人事院は、本法施行に当たり、次の事項に配慮すべきである。 一、人事院は、中立・公正な第三者機関として、官民給与の精確な比較等により公務員給与の適正な水準の維持・確保に努めること。 二、人事院は、俸給の特別調整額の定額化について、民間企業に……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 今日はお三人の参考人の方々、本当にお忙しいところをありがとうございます。 まず、金井参考人にお尋ねをしたいというふうに思いますけれども、現実を直視し現状に流されずということが我が国における分権改革の最も大事なことではないかというふうに思うわけでありますが、分権推進のいわゆるフラッグシップというふうなものとして一世を風靡しているのが補完性の原理。しかし、EUなどではこの理念が大きな有効性を発揮し得たのはキリスト教の信仰に基づく地域コミュニティーなどの分厚い土壌があったことも念頭に置かれるべきであり、日本ではこの補完性の原理がある意味……
○那谷屋正義君 私は、ただいま可決されました地方分権改革推進法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び国民新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読します。 地方分権改革推進法案に対する附帯決議(案) 地方公共団体の自主性・自立性を高め、個性豊かで活力に満ちた地域社会の実現を図るため、政府は、本法施行に当たり、次の事項について配慮すべきである。 一、今回の地方分権改革が国と地方の関係の基本にわたる見直しを行うものであることを踏まえ、地方公共団体が自らの判断と責任において行政を運営することができるよう、国と地方の役割を新たに見……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 今、野党案に対して同僚の芝委員の方から御質問をさせていただきました。私の方からは、与党案に対して、そして政府に対して幾つか御質問をさせていただきたいと、このように思っているところであります。 先ほど来からお話がありましたように、この平和祈念事業基金を廃止し、そしてその資本金四百億円を使って今回の慰藉事業という部分については共通の部分があるわけでありますが、昨年の八月四日に与党合意、政府・与党が合意をしたこの内容というのはシベリア抑留の方々には大変不評であるというふうに言わざるを得ないというふうに思います。抑留者の方々には、慰労品支……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。議題とされました〇七年度の地方税法の一部改正案についてお尋ねをいたします。 まず、本題に入る前に、国民的な関心事となっております三つの課題、具体的には夕張市の再建計画、子供たち自身、さらには学校現場における安心と安全確保のための総務省が心すべきこと、そして真心のこもった年賀状を出したにもかかわらず、遅配問題等に象徴される郵政公社側の不手際等についてお伺いをしてまいりたいと思います。 さて、夕張市の再建計画問題についてでありますが、夕張市議会が責任を持って議決された同再建計画について特段何か注文を付けるとか、そういうふうな意図は全くな……
○那谷屋正義君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による地方分権を推進するための地方税財政基盤の確立に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 地方分権を推進するための地方税財政基盤の確立に関する決議(案) 政府は、地方分権の推進に関する国会決議及び地方分権改革推進法の成立等を踏まえ、地域主権型社会にふさわしい税財政システムを確立するため、次の諸点について格段の努力をすべきである。 一、地方分権改革の推進は、地域の実情や住民のニーズに適った個性豊かで活力に満ちた地域社会の実現に資するとの観点から、地方公共団体の歳入・歳……
○那谷屋正義君 私は、ただいま承認されました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び国民新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対する附帯決議(案) 政府及び日本放送協会は、協会に対する国民・視聴者の信頼を回復し、公共放送の使命を全うできるよう、次の事項の実現に努めるべきである。 一、協会の経営は受信料により成り立っており、国民・視聴者の信頼の喪失は公共放送の根幹をも揺るがしかねないことを職員一人ひとり……
○那谷屋正義君 私は、ただいま可決されました特定機器に係る適合性評価の欧州共同体及びシンガポール共和国との相互承認の実施に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び国民新党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 特定機器に係る適合性評価の欧州共同体及びシンガポール共和国との相互承認の実施に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項についてその実現に努めるべきである。 一、情報通信分野を始めとする我が国の国際競争力の拡充強化に向……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。 今日は公務員関連四法案ということでありますけれども、先ほども木村委員の方から話が出ましたけれども、過日、国会に提出されました公務員制度改革の部分について、若干、冒頭、御質問をしたいというふうに思います。 今回出された改革案は、戦後レジームからの脱却の中核的な改革の一つだというふうに言われているわけでありますけれども、公務員制度に関する戦後の体制というものは、昭和二十三年のいわゆるマッカーサー書簡に基づいて行われた国家公務員法の改正によりつくられたと言っても過言ではないのではないかと。この改正は、国家公務員が憲法の全体の奉仕者である……
○那谷屋正義君 民主党の那谷屋正義でございます。よろしくお願いいたします。 まず、本案に対する質疑に入る前に、過日ここで質問をさせていただきました平和祈念事業の慰藉事業についてでありますけれども、あのときに質問をした後、私の事務所に多くのファクスあるいははがき等が参りまして、その中で、総務省の答弁は大変期待できる答弁だったんだけれどもというまくら言葉が付いて、直接基金に電話した方がいらっしゃるんですけれども、その旅行券というのは一体いつごろ本人の手元に届くのかというふうな問いをしたところ、五、六か月後になる見通しだとか、あるいは、前回以上に問い合わせが来ていて、電話対応に追われて処理できてい……
○那谷屋正義君 私は、ただいま可決されました地方公営企業等金融機構法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 地方公営企業等金融機構法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項についてその実現に努めるべきである。 一、地方財政が巨額の借入金残高を抱えている現状にかんがみ、地方公共団体の安定的財政運営に必要な一般財源総額を確保するとともに、地方債依存度の低下が図られるよう、広範な施策を講ずること。また、国から地方へ税源移譲を行うなど地方公共団体の自主財源の充実強化に最大限努力するとと……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋でございます。 本日は貴重な御意見、ありがとうございました。 私の方からは、まず小林参考人にお尋ねをしたいというふうに思いますけれども、泉崎村はこうした今の状況になったときに、準用団体という道を選ぶのではなくて、自主再建を進められているわけであります。現在の実質公債費比率というのが〇五年度ベースで三〇・一%ということで、本法律案が施行されると財政再生団体になる可能性というのが残念ながら低いとは言えないのではないかというふうに思います。その際、泉崎村の方で、この間、本当に苦労されてこられたわけでありますけれども、その自主的な財政再建への取組に対して本法……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋でございます。本委員会で何度となく御質問をさせていただく中で、今日も三十分間お時間をいただいて質問させていただきます。 初めは、本法案とは少し離れておりますが、この間、五月の連休中の外遊先で大臣が制度創設の構想を発表されたいわゆるふるさと納税制度がこの間、いろいろな議論を呼んでいるわけであります。また、この六月一日には第一回目の研究会も開催されたという報道がありました。 このふるさと納税制度についてはいろんな評価があります。単に参議院選挙目当ての地方対策であるとの皮肉含みの批判から、限界集落の問題を始め待ったなしの危機的な状況にある地方を何とかしたい……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。本日は、お忙しいところ本当に急な御招致にもかかわらず御参加いただきまして、そしてまた貴重な御意見をありがとうございました。 メディア規制というか、メディアにかかわりまして今日論議が行われているわけでありますけれども、やはり憲法改正というふうなことが行われる際には、やはり国民がしっかりと、本当にその項目なりなんなり、意味をしっかり理解しなきゃいけない。ところが今、国民の生活の中では、余り憲法というものが日常の中にないわけでありまして、それを喚起さして、そしてそれを理解さして、そしてそれについて判断をするという、そういうふうなことにおいて……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。よろしくお願いいたします。 二つ質問に入る前にお願いをしておきたいと思うんですが、一つは、最初に保岡議員のあの答弁聞いて目玉飛び出したんですが、是非、質問時間が物すごく限られておりますので、私自身、四十五分じゃなくて一時間、二時間、三時間ぐらいの質問をいろいろさせていただきたいなと思っておるんですが、限られておりますので、是非御協力をお願いしたいということが一つあります。 それからもう一つは、先ほど民主党の方から提案がされたわけですけれども、憲法改正に賛成している人も反対している政党もともに賛同し得るような公正かつ中立的なルールとは……
○那谷屋正義君 民主党の那谷屋正義でございます。 この部屋で、そしてこの委員会での質問というのは大変久しぶりでございまして、また身の引き締まる思いでございますけれども、是非よろしくお願いしたいというふうに思います。 また、この大変重要な審議を、実りのある審議を長いこと、長い間このようにずっと頑張られていらっしゃる大臣を始め、また西岡提案者を始め、本当に御苦労さまでございます。また、こうして質問の機会を与えていただきました同僚の議員の皆さんにもまず御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 それで、早速ではございますが、まず法案の質問の前に幾つか御質問をさせていただきたいんですが……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋正義でございます。初めての発言をさせていただきますので、失礼がありましたらお許しいただけたらと思いますけれども。 憲法を国民がより理解し、そしてより良いものとする議論の必要性というものを私は否定するものではないというふうに思うわけであります。そういうふうに考えているわけでありますけれども、今、現実の乖離論というふうなことのお話がございましたが、しかし陸海空のその武力を持たないというお話で、持っている、実際にはあるじゃないかというお話なんですが、しかし自衛隊そのものは、海外での集団的自衛権を行使するために元々生まれたわけではなくて、やはり自衛隊は今、日本……
○那谷屋正義君 民主党の那谷屋正義でございます。御指名ありがとうございます。 本日のテーマであります司法、特に憲法裁判、憲法裁判所に関する私の考え方を述べたいというふうに思っています。 我が国の司法が違憲判断に消極的態度を取っているということは今るるお話ありましたけれども、法令違憲が示された事例数の少なさからも一目瞭然ではないかというふうに考えるわけであります。そもそも、我が国で立法がこの数字が示すほど完全なものだったのかどうか。むしろ憲法秩序を守る制度的保障の重要なすべがここ日本では十全に機能していないとの不安を感じるところであります。 今の日本は人権意識も高まり、プライバシー権等、新……
○那谷屋正義君 民主党・新緑風会の那谷屋でございます。私は、憲法第九条にかかわって二つの視点から意見を述べたいと思います。 まず、憲法は今後の国家の在り方を中長期的に定義するものであることからかんがみて、これからの日本の外交政策をどうしていくのか、その方向性を示すのは現憲法の前文とこの第九条に込められていると考えます。 憲法前文は、全世界の人々の平和的生存権を確認し、それを保障する公正な世界秩序をつくるために、国民と政府に対して不断の努力を求める根本規定として構成されています。ここで言う公正な世界秩序とは、圧制や貧困、搾取などに象徴される構造的暴力が克服された社会を意味します。また、第九条……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。