このページでは古賀友一郎参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○古賀友一郎君 自由民主党の古賀友一郎でございます。 今回、こうして本会議で質問の機会をいただき、先輩、同僚議員各位に心から感謝を申し上げます。 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案について、自由民主党を代表して質問いたします。 平成二十六年八月豪雨に伴う広島市の土砂災害では、七十四名もの尊い命が失われました。亡くなられた方々と御遺族に対し、謹んで哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた皆様に対し、心よりお見舞いを申し上げます。 今回の土砂災害で最大の被害が発生した八木地区は、土砂災害危険箇所であり、県の基礎調査が終了していたものの、土砂……
○古賀友一郎君 長崎県選出の古賀友一郎でございます。よろしくお願いいたします。 今日は畜産、酪農がテーマ、議題でありますけれども、実は、今朝の報道でTPPに関してちょっと驚きの記事が出ておりましたので、急遽予定を変更いたしまして、この問題からお伺いをしたいと思います。 今朝の日経新聞ですけれども、重要五品目の五百八十六のタリフラインのうち四割が輸入実績がないという報道がありました。この記事の中では、各項目、品目ごとに具体の数字が並んでいるんですね。これについては私どもも、五百八十六、何があるのかすら教えられていなかったものですから非常に驚いた次第です。 したがって、ちょっとまずこの記事の……
○古賀友一郎君 長崎県選出の古賀友一郎でございます。 私も七月に初当選させていただきまして、国会での質問は初めてということになります。野村委員長を始め委員各位、並びに林大臣を始め政府関係者の皆様方、どうぞよろしくお願い申し上げます。 今日は法案の審議ということでありますけれども、実は私、諫早に実家がございます。御案内のとおり、一昨日、諫早湾干拓の排水門開門問題について、長崎地裁が開門差止めを認める仮処分決定を出したという非常に大きな動きがございましたので、去る五日の当委員会でもこの問題について議論をされたところでありますけれども、ここはお許しをいただきまして、まずこの問題について御質問をさ……
○古賀友一郎君 おはようございます。自由民主党、長崎県選出の古賀友一郎でございます。 今日はこの中間管理事業法案の審議ということでございますけれども、これまでもるる衆議院でも審議が進められてきておりましたし、そしてまた今日もお二人の委員の質疑もございましたものですから、私もそうした審議の結果を踏まえまして私なりに議論を深化させていきたいというふうに思っているところでございます。 私は今回この法案に大変期待している一人なんですけれども、私は、この農政の究極的な目標といいますか基本的な目標といいますか、これはやはり国民に対して有事の際を含めて安全な食料を安定的に供給をしていくんだと、これがやは……
○古賀友一郎君 自由民主党、長崎県選挙区の古賀友一郎でございます。本日、トップバッターを務めさせていただき、ありがとうございます。 ただいま田中委員から御報告ありました福島第一原発への視察に私も参加をさせていただきました。生まれて初めて防護服なるものを着ましたけれども、お世辞にも快適なものとは言えませんでした。先ほど報告がありましたように、冬場でもそうだったわけですから、本当に夏の暑い時期はもう想像を絶するものがございます。現場で作業に携わっておられる方々に本当に感謝を申し上げたいと思いますし、また、原発周辺の特に帰宅困難区域においては、震災から三年以上たった現在でもまさに時計の針が止まった……
○古賀友一郎君 おはようございます。自由民主党の古賀友一郎でございます。 今日は森林国営保険法改正案の審議ということで、当初、森林政策についてるる質問をさせていただこうと思っておりましたが、まずは、急遽予定を変更いたしまして、昨日大筋合意に至った日豪EPAの交渉の件から質問をしてまいりたいと思います。 まさにこれは急転直下という印象を私、受けたわけでございますが、七年に及ぶ交渉、かつ農業大国、我が国にとって重要な貿易相手国であるオーストラリアとの合意ということでございますけれども、昨日のこの交渉における合意内容について、まずは御説明いただきたいと思います。
○古賀友一郎君 皆さん、おはようございます。自由民主党の古賀友一郎でございます。 今日は岸先生もお見えということで、またいつもと違う緊張感の中で質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 先週、当委員会で今回の二法案について一巡目の論戦が展開されたというところでございますけれども、今日はそういった質疑もまた踏まえながら、私なりに議論を深めさせていただきたいというふうに思っております。 私もこれまでいろんな仕事といいますか、中央官庁であったり地方自治体で仕事をしてまいりましたけれども、やはりその仕事をする中で常に気を付けていたことというのがございまして、それは常に、そも……
○古賀友一郎君 おはようございます。自由民主党の古賀友一郎でございます。 今日はきれいな花が飾ってありまして、大変委員会の雰囲気も変わるなというふうに思っておりますけれども、先ほど林大臣からは、この花にふさわしい、心和むような質問をというお話もございましたけれども、なかなか取り扱うテーマは深刻なものばかりでございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 今日は、まず、ウナギの話題から入りたいと思います。 実はこのウナギは私の出身地である諫早の名物でございまして、赤茶色の楽焼という器を使って蒸した独特のかば焼きでございます。ふっくらとして、じゅわっと味のしみた非常に極上の味でございま……
○古賀友一郎君 自由民主党の古賀友一郎でございます。 今回こうして石破大臣に対して、しかも初日早々に質問させていただくことに感謝申し上げます。大臣におかれましては、どうぞよろしくお願いいたします。 どんな仕事でもそうでありますけれども、やる場合には、何のためにやるのかという目的をしっかりと見定めて進めていくということが当然ながら重要であると思っております。特に、今回の地方創生の取組につきましては、これまでの地域振興政策と一体何が違うのかと、こういう声が聞こえてくる中でのことでありますから、とりわけその点はしっかり意識して取り組んでいくことが重要であるというふうに思っております。 この点、……
○古賀友一郎君 おはようございます。自民党の古賀友一郎でございます。 私の地元、長崎県でございますけれども、現在、長崎がんばらんば国体が開催中でございまして、今週日曜日には、天皇皇后両陛下御臨席の中で総合開会式が開催をされました。台風十九号が迫りくる中で大変その影響が心配されたんですけれども、ほとんど雨も降らずに、無事開会式挙行されまして、御来賓の下村文部科学大臣はその御挨拶の中でこれは奇跡だというふうにおっしゃったほどでございまして、私もその奇跡の国体に力を得まして今日は質問させていただきたいと思います。 また、西川大臣、小泉副大臣、佐藤大臣政務官、それぞれ本当に御就任おめでとうございま……
○古賀友一郎君 おはようございます。自由民主党の古賀友一郎でございます。 今回は、まず米価の問題についてお伺いしたいと思います。 平成二十六年産米の米価が大きく下落をしております。各県のJA系統が農家に支払う概算金は六十キロ当たり前年比二、三千円も引き下げられているという状況です。これは、今年は作柄が良くて在庫もあるから需給が緩むんじゃないかという報道の影響などがあるようでして、確かに全国の作況指数自体は昨年を上回る一〇一ということでありますけれども、実際の主食用米の供給量は登熟の悪さから昨年よりも減少をして、需給はむしろタイトになるということが予想をされているわけであります。 そうした……
○古賀友一郎君 おはようございます。自由民主党の古賀友一郎です。当委員会では初めての質問となりますけれども、よろしくお願いいたします。 今日は、活火山特措法改正案の審議ということでありますけれども、もうまさにこの法案が国会に提出された先月二十九日、口永良部島の新岳が爆発的噴火を起こし、気象庁から噴火警戒レベル五が発令されました。これに対し、地元の関係機関連携の下、その日のうちに迅速な全島避難が実現できたことは大変すばらしかったと思いますし、また、政府におかれましても、赤澤副大臣を団長とする政府調査団の派遣や、先週十三日の安倍総理の地元激励など、的確に対応していただいていることに感謝申し上げた……
○古賀友一郎君 自由民主党の古賀友一郎でございます。 総務省三人衆の二番手でございますが、優しい堀井委員とちょっと異なりまして、私の場合は少し辛口のことも申し上げると思いますけれども、是非、林大臣以下、政府の方々におかれましては、寛大な心で受け止めていただければと、このように思います。 今回は、食料・農業・農村基本計画の審議ということで、先週の私、予算委員会でも取り上げた食料自給力をテーマに議論を深めていきたいと、このように思っておりますけれども、その前に、少しフグの貿易という問題について取り上げてみたいと思います。 フグといいますと、これは林大臣の御地元、山口県の名産品でございますけれ……
○古賀友一郎君 おはようございます。自由民主党の古賀友一郎でございます。 今日は七夕ということでございますが、これは国民の願いが通じたとでもいうんでしょうか、日本時間の一昨日、五日深夜、明治日本の産業革命遺産が世界文化遺産として登録されることが決定をされました。明日八日に正式登録ということでございますけれども、この慶事を国中皆で喜び合いたいと、このように思っております。この世界遺産は八県十一市にまたがる二十三の資産で構成されておりますけれども、特に私の地元長崎市に三分の一以上の八つの資産が集中をいたしておりまして、これは一長崎市民といたしましても大変うれしく思っているところでございます。 ……
○古賀友一郎君 おはようございます。自由民主党の古賀友一郎でございます。 農協法改正案の審議ということでございまして、前回から少し間が空いてしまいましたけれども、衆議院を含めたこれまでの国会審議も踏まえながら更に議論を深めていきたいと思っております。 まず、准組合員の利用制限の問題についてです。これについては、前回の当委員会でも答弁がありましたように、今後五年間、事業ごとの准組合員の利用量や地域ごとの代替サービスの供給状況を調査するとともに、農協改革の成果も見極めた上で利用制限の在り方について検討をするということで、現時点で制限するかどうかは全く決まっていないということでありました。 利……
○古賀友一郎君 おはようございます。自由民主党の古賀友一郎でございます。 質問に入ります前に、去る一日未明、対馬沖で漁船五隻が転覆する事故が発生し、懸命の救助捜索活動にもかかわらず、乗組員八名のうち五名の方が亡くなりました。心から御冥福をお祈り申し上げます。 また、同日、山口県の角島沖でも漁船が転覆し、お一人がいまだ行方不明とのことでございます。 今回の事故発生時には竜巻が発生していたのではないかということでありますけれども、政府におかれましては、この事故原因の究明と再発防止対策についても御尽力いただきますようよろしくお願いを申し上げまして、質問に入りたいと思います。 今日は独法改革法……
○古賀友一郎君 おはようございます。自由民主党の古賀友一郎でございます。 今回、初めて総理に質問させていただく機会をいただきました。何分、新米議員ではございますけれども、私なりの真摯な質問でございますので、安倍総理始め閣僚の皆様方におかれましては、何とぞ明快かつ前向きな御答弁をよろしくお願い申し上げます。 まず、戦後七十年談話についてお尋ねをいたします。 この度の談話は、初めて戦後生まれの総理が出される談話となります。とかく報道では、植民地支配、侵略、おわびといった文言を使用するのかどうかといった点に関心が集中しがちでありますけれども、是非、国民の多くが納得ができ、かつ諸外国にも理解して……
○古賀友一郎君 おはようございます。自由民主党、長崎県選出の古賀友一郎でございます。緊張いたしております。 安倍総理には、先月十八日にも戦後七十年談話と核兵器の廃絶について質問させていただいたところですが、今回は、安倍内閣の基本姿勢ということで、政策目標の在り方について議論させていただきたいと思います。 まず、食料自給力の目標について質問いたします。 先月末に閣議決定されました食料・農業・農村基本計画では、十年後の食料自給率を現状三九%から四五%に引き上げる目標が設定されるとともに、新たに、国内の農地等の資源を最大限活用した場合にどこまで食料供給できるか、言わば我が国の潜在的な食料供給能……
○古賀友一郎君 委員派遣について御報告を申し上げます。 本委員会の佐藤正久委員長、塚田一郎理事、三木亨理事、榛葉賀津也理事、荒木清寛理事、福山哲郎委員、井上哲士委員、小野次郎委員及び私、古賀友一郎の九名は、去る二月十五日及び十六日の二日間、我が国の防衛等に関する実情調査のため、京都府に派遣され、海上自衛隊、航空自衛隊、在日米軍、海上保安庁、京丹後市等からの説明聴取、関連施設及び装備品の視察、意見交換等を行いました。 以下に概要を御報告いたします。 第一日目は、まず、海上自衛隊舞鶴地区を訪問し、護衛艦「あたご」の艦内において、舞鶴地方総監部より舞鶴地方隊の役割、任務等について、「あたご」の……
○古賀友一郎君 自由民主党の古賀友一郎でございます。当委員会では初めての質問となりますけれども、どうぞよろしくお願いをいたします。 今日は、在日米軍駐留経費負担協定、HNS協定が議題でありますけれども、まずその前に、先週、私が出張してまいりました第百三十四回IPU会議に関連をいたしまして、その御報告を兼ねて質問とお願いをさせていただきたいと、このように思います。 IPU、インター・パーラメンタリー・ユニオンは、列国議会同盟と和訳をされておりますが、国際平和の推進と代議制の確立を目的といたしまして、一八八九年、明治二十二年から開催をされておりまして、我が国も一九〇八年、明治四十一年に加盟をし……
○古賀友一郎君 おはようございます。自由民主党の古賀友一郎でございます。 今日は、まず冒頭に、先週六日行われました日ロ首脳会談で中心的議題となりました北方領土問題について伺いたいと思います。 安倍総理とプーチン大統領との会談は三時間以上にわたって精力的に行われ、通訳のみを交えた両首脳一対一の会談も行われたということでございまして、安倍総理のこの難問に対する一方ならぬ熱意を感じますとともに、解決に向けた期待を抱かせる会談結果と受け止めており、心から敬意を表するところでございます。 その中で一点お尋ねしておきたいのは、この一対一の会談において共有されたと報じられております、今までの発想にとら……
○古賀友一郎君 おはようございます。自由民主党の古賀友一郎でございます。高市、河野両大臣には、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 まず、先月の外交防衛委員会で質問し残しましたサイバーセキュリティーの問題に関連いたしまして、警察庁に伺ってまいりたいと思います。 サイバー攻撃は我が国においても現実的な脅威となっておりまして、政府機関への攻撃だけを取ってみても、近年は年間四、五百万件にも上っております。民間でも、いわゆる標的型メール攻撃の件数が昨年は過去最多の三千八百二十八件報告され、企業等の機密情報が盗まれているということでございますけれども、私は、これは氷山の一角であって、実際にはもっとも……
○古賀友一郎君 自由民主党の古賀友一郎でございます。
私、高橋先生にお伺いしてみたいと思います。
国民意見の集約の在り方として、この直接民主政と媒介民主政という、この対比が私も非常に興味深かったんですけれども、その上で、先生は国民内閣制を提唱されていらっしゃるということなんですが、その課題として参議院の強さを課題に挙げておられるということのようです。
具体的に、先生がイメージされておられる、参議院をどの程度弱めるといいますか、どういうようなイメージをお持ちでいらっしゃるんでしょうか。
【次の発言】 私、国民内閣制のお話を聞いていて、いわゆる首相公選制と何かダブって見えてきたんです。といい……
○古賀友一郎君 ありがとうございます。 自由民主党、長崎県選出の古賀友一郎と申します。 野中先生の先ほど長い政治経験それから深い洞察に基づく御高見を賜りまして、私も本当に感激をいたしております。特に私は旧自治省の出身でございまして、そういった意味からいたしますと、野中先生はもうまさに私にとっては雲の上の存在の方でございまして、そういう先生にお伺いするのも誠に恐縮なんですけれども、非常に貴重な機会でございますので、幾つかお伺いをさせていただきたいと存じます。 私は少し、今日のテーマである「議院内閣制における内閣の在り方」というところにちょっと話を戻してみたいんですが、まず最初にお伺いしたい……
○古賀友一郎君 自由民主党の古賀友一郎でございます。 今日は、山下、高安両参考人、本当に参考になるお話ありがとうございました。 私は、まず高安参考人にお伺いしたいと思いますが、日本の政治システムは議院内閣制と権力分立の間ということで、私も非常に得心いたしました。ねじれていない場合には議院内閣制的、ねじれてしまった場合には権力分立的ということであって、権力分立、ねじれた場合には、妥協、調整、譲歩を特徴とする政治と化すと。それがゆえに、それをはなから拒否するような問責決議はいけないんだと、なのにそれが現実には多用されてしまったということでありますが、一方では、先ほど先生からもありましたように、……
○古賀友一郎君 ありがとうございます。 今回のこの調査会でのいろんな議論も拝聴して、そしてまた私自身の役所での経験等も踏まえまして感じたことを申し上げてみたいと思いますが、まず、国会、内閣の関係性についてですけれども、特にやっぱり問題になるのは、参議院の位置付けというところが非常に大きな問題だろうというふうに私も思っております。 ねじれという現象からこの参議院の議論が非常にやっぱりクローズアップされてきたと思うんですけれども、やはり私が見ている限りにおいては、参議院が衆議院と同じであれば無益であるし、違えば有害だとよく言われますけれども、じゃ、参議院というのは一体どういう立場で国政に参画す……
○古賀友一郎君 自由民主党、長崎県選出の古賀友一郎でございます。 今日は、本当に公述人の先生方、参考になるお話ありがとうございました。しかし、聞けば聞くほど、我が国が大変な国難に直面している、ハードルが高いなという思いを一層強くしたわけであります。 今国会は好循環実現国会ということでございまして、このアベノミクスのいい流れを民間主導の自律的な景気回復につなげることができるかどうか、これが問われている国会であるというふうに認識をいたしております。 その際、鍵を握るのがやはりGDPの六割を占める国内消費、個人消費だというふうに思っているわけでありまして、そのためにも物価の上昇あるいは今回の場……
○古賀友一郎君 自由民主党の古賀友一郎でございます。 国と地方の関係について、私の思うところを申し述べたいと思います。 本会の調査項目が「時代の変化に対応した国の統治機構の在り方」ということで、まさしく私も、国と地方の関係についても時代の変化に対応して合目的的にやっぱり変化していくべきだと、このように思っております。 先ほど、歴史的に考えて、倉林委員からも御指摘があった憲法なんですけれども、まさしく戦後、我が国の民主化の一環として憲法に地方自治の章が新たに設けられたということでありまして、新しい地方自治制度が導入されたわけでありますけれども、これは、その国と地方の関係という観点からいたし……
○古賀友一郎君 ありがとうございます。自由民主党の古賀友一郎でございます。 今日は、三名の参考人の先生方、貴重な御意見、誠にありがとうございました。私も、役所勤めの頃にはこの地方分権には多少なりとも関わってきた身でございますので、大変興味深く拝聴させていただきました。 今日は、三者三様の先生方ということで、それぞれに、お三方に伺ってみたいなと思っておりますけれども、私がちょっと伺いたいのは市町村合併のことなんです。 地方分権の議論を必要性と許容性ということに分けるとすると、割と必要性の議論というのはいろいろと論じられるんですけれども、まあ要はその許容性の面、つまり、分権を進めるためには権……
○古賀友一郎君 自由民主党の古賀友一郎でございます。 私は、参議院選挙における一票の較差の問題から、その切り口から二院制の在り方について改めて伺ってみたいと思います。 周知のとおり、日本国憲法は、その制定過程で紆余曲折はあったにせよ、二院制が維持されるということになったわけでありますが、GHQとの交渉という特殊なプロセスがあったということで、結果として、先ほど来御指摘があっているような中途半端な制度になったように思えるわけであります。 まさに岩崎参考人が御指摘されたような話でありますけれども、憲法は、その四十二条で二院制を定めておきながら、四十三条では両院とも同じ国民代表原則を採用したと……
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