このページでは平木大作参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○平木大作君 公明党の平木大作です。 私は、公明党を代表して、平成二十四年度決算について質問をいたします。 平成二十四年度決算は、基礎的財政収支が二十九兆円の赤字となり、過去三番目の赤字額を記録しました。前年度より改善させたとはいえ、社会保障関係費と国債費で歳出全体のほぼ半分を占めるなど、財政再建の見通しは立たないままです。 今から十七年前の一九九七年、私が大学で財政学を学んでいたとき、日本の財政は既に危機的な状況にあると言われていました。当時三百六十八兆円だった国の債務残高は現在一千兆円の大台に乗り、十四・五兆円だった社会保障費も二十九兆円と倍増しました。 これまで、歴代の政権が財政……
○平木大作君 私は、自由民主党、公明党を代表して、地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。 地方創生元年と銘打たれた本年、全国津々浦々にまで景気回復の実感を届け、経済の好循環を確立するためにも、各地での自発的な取組を税制面から支え、促進していくことが極めて重要となります。厳しい地方財政の再建に取り組まなくてはいけないのは言うまでもありませんが、一方で、地方経済の担い手である家計や雇用を支える中小零細企業への目配りなしにアベノミクスの成就もあり得ません。 本日は、こうした観点から、平成二十七年度の税制改正及びそれに伴う諸施策について、……
○平木大作君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案について質問をいたします。 今から二十八年前の一九八七年、働く母親が子連れ出勤することの是非を問うアグネス論争が日本中で巻き起こりました。出産後、子供を連れて職場復帰したことに対して様々な意見が闘わされたこの論争は、一種の社会現象としてアメリカのタイム誌にも取り上げられた事象でした。 この論争の一つの特徴は、当時、子連れ出勤する彼女に最も反発したのが、家庭に入るために仕事を諦めた女性や、反対にキャリアを優先して結婚を諦めた女性たちであったということです。つまり、論争を通じて浮かび上が……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、私も主にお伺いすることが多い関東甲信越の皆様からもやはりこの酪農、そして畜産に関しまして多くの不安の声ですとか様々な声をいただいておりますので、質問をさせていただければと思います。 これまでの議論の中で他の委員の先生から重複する質問もあったというふうに認識をしておりますので、まずはこの畜産、そして酪農全般に関しまして最近アップデートをいただいたもの、そして報道で見聞きしたもの、これに関連して二つ御質問させていただきたいというふうに思っております。 ちょうど昨日、先ほど来の話題にも上っておりますけれども、配合飼料価格の改定幅についてお知……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。初当選の一回生でございます。不手際なところ多々あるかと思いますが、御容赦いただければと思います。 先日、林大臣から、農林水産業を産業として強くしていく取組と、そして多面的機能の発揮を図る取組、この両者を一体的に推進される旨を力強く御挨拶いただきました。今、日本の農林水産業は客観的なデータだけを見ていれば大変厳しい状況にございます。この二十年間で担い手はほぼ半減、高齢化も著しく進んでおります。食料自給率も生産額ベースで七割を切り、カロリーベースでは四割を割り込んでおります。本日は、そうした大変厳しい状況の中で、中長期的な観点から農林水産業、そして農山……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今日はまず、果樹支援対策についてお伺いしたいと思います。 先週質問させていただいた際にも長野県のリンゴの霜被害と果樹共済についてお伺いしたわけですが、その中で一つ気付きがありました。それは、果樹共済の加入率が低いのは、当初、共済制度の設計自体に問題があるのではないかと考えていたわけですが、答弁では、農業者の間の栽培技術あるいは経営方針に大きな差があり、その結果として被害状況にも偏りがあるというお話でありました。 つまり、災害に強い技術を持っている農家にとっては、そうでない農家と一律の共済掛金率では割に合わない、そう思って加入しない方たちが大勢……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 まず初めに申し上げますが、本法案については、農山漁村に豊富に眠る再生可能エネルギーを活用し、エネルギー供給源の多様化に貢献しながら、同時に農山漁村の活性化を図るということで、その立法趣旨及び基本理念に賛成するものでございます。その上で、この施策を推進する上で、具体的にどのようにして農山漁村の発展につなげていくのか、その取組についてお伺いするとともに、障害となり得る点を議論させていただければと思います。 初めに、再生可能エネルギーを導入することの経済効果についてお尋ねを申し上げます。 私は、これまでいろいろなところでメガソーラー発電所の設置現場……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。現時点でのしんがりを務めさせていただきます。 私は、まず、この農地中間管理機構関連二法案を通じまして目指します経営規模の拡大、農地の集約、そして新規参入促進による農業の生産性向上という目的には大いに賛成するところであります。その上で、この施策を推進するに当たって実効性に懸念のある点、また公平公正な機構の運用をどのように確保していくのか、この点を中心にお伺いをさせていただきます。 最初の論点ですが、これまで日本では長きにわたり農業の規模拡大に取り組んでまいりました。今回、農地中間管理機構を検討するに当たり、まずは従前の取組をきちんと評価し、反省点も……
○平木大作君 皆様、おはようございます。公明党の平木大作でございます。 本日は、お忙しい中、このように時間を取っていただきまして、また、わざわざお越しいただきまして、ありがとうございます。 私の方から、まずは、この農地中間管理機構、今法案の審議を進めておりまして、一つは、制度、仕組みの部分はある程度見えてきたのかな、今日の午後も審議を行いますけれども、見えてきているのかなというふうな感触を持っています。 一方で、これから各都道府県単位で今度中間管理機構を立ち上げたときに、やはり運用面でどうしても巧拙が出てくるのかな、この運用面をどう詰めていくかということが今後の一つのポイントかなというふ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からは、まず科学技術研究の振興に関して文部科学省にお伺いをいたします。 平成二十三年度、二十四年度のこの両年度におきまして会計検査院から指摘されたのが研究費の不正使用についてでございます。国などから支給された研究費について、取引業者に不正に管理をさせる、いわゆる預け金問題が長年の課題となっております。昨年、総務省におきましては、この科研費を受け取った全国の大学に調査を行いまして、約四割の大学が不正使用を防止するための措置を講じていなかったと、このような調査結果も出ておりまして、大学あるいは文部科学省に対してもこの是正の勧告がなされているわけで……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、いよいよ平成二十三年度、二十四年度決算の大詰めの審議となってまいりました。私も、三月の二十八日に参議院本会議におきまして質問に立たせていただいて以来、約二か月ちょっとにわたりましてこの審議、携わらせていただきました。改めて、この二か月の審議踏まえました上で、本日は締めくくり総括ということでございます、もう一度ここで主要な論点に立ち返ってまずお伺いするところから質問を始めさせていただきたいというふうに思っております。 私が本会議におきまして質問させていただきましたその第一番目の質問、それは、平成二十四年度決算における財政赤字についてでござい……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 まず、参考人の皆様、本日は開発援助の新たな潮流ということで、貴重なお話をお聞かせいただきまして、大変にありがとうございました。 まず最初に、大橋参考人にお伺いをしたいと思います。 今日の御講演の中では主に防災、減災というところに重点を置いてお話をいただいたわけでありますけれども、以前の論考の中では、いわゆる防災、減災の後、実際に発災してしまった後の支援について双方向の支援活動というのが非常に大事なんだという御指摘をされておりました。これ、通常、援助というと日本から途上国に対してという一方向性がこれまで主だったわけでありますけれども、そうでなく……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 まず、私の方からは、この二十六年度予算の特徴、その特徴の一つとしてバイのODAの重点化、これが大きく打ち出されたことがあるかと思っております。これ、世界的な援助の潮流ですとか、あるいはODAをもっともっとしっかり戦略的に活用していこうという文脈の中でこういう方針打ち出されているということで私も理解をしておりますが、一方で、マルチのODA、これについても引き続き大変重要な役割を担っているというふうに考えております。 この点について、実際にこのマルチのODA、今後、日本政府としてどういうふうに位置付けているのか、またどう活用されていくのか、これ是非……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず、先般の関東甲信地方並びに東北地方を中心とした豪雪によって被災された農業者の皆様に対する支援策についてお伺いをいたしたいと思います。 私は比例代表の選出でございますけれども、その主なフィールドとするところは関東甲信越という、これはこれで大変大きな地域なんですけれども、この関東甲信越を舞台に主に活動させていただいておりまして、今回の豪雪のまさに被災地そのものでございます。その中で、この被災の直後、まずは特に被害の大きそうなところ、大きな道路が通りました段階で私も真っ先に山梨県に駆け付けて、農業被害に関しては笛吹市を中心に何軒か現……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず、本日の予算説明の中でも第五番目の柱として挙げていただきました日本食、食文化の魅力発信について、私としても大変個人的な思い入れが強いプロジェクトでございまして、御質問させていただきたいと思います。 先週の大臣の御答弁の中でも、おすしがこれだけ世界中で売れるようになった、食べられるようになったということを実感を持ってお話しになってくださいました。私も全く同感でございます。 私が初めて海外に行きましたのがおよそ二十六年前、一九八八年のことになるんですけれども、中学二年生のときにロサンゼルス近郊にホームステイに二週間行ってまいりま……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、先ほど来の御議論を受けましてちょっと通告の順序と変えまして、先に各論の方、金融支援について中心にまずお伺いをしていきたいというふうに思っております。 この特定農産加工法、支援の柱の一つがこの金融支援であるというふうに考えておりまして、この長期低利融資、貸付条件を拝見したときに、これ市中の金融機関から借り入れる、そういった場合と比べて、本当に期間の面でも、そして金利の面でも破格の条件になっているというふうに思っております。一般の製造業向けの支援策と比べてもやはりかなり手厚い、そういった状況であると思います。金利についても二億七千万円……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず本日は水産施策についてお伺いをしていきたいというふうに思っております。 水産日本の復活、これは以前にも質問、取り上げたことがございますし、この委員会でも今活発に議論されているというふうに認識をしております。 そうする中で、いわゆる漁業、養殖業それ自体を強くするというのは当然大事なわけでありますけれども、例えばその周辺を見てみますと、供給サイドにおいては、まさに漁業、養殖業と一体となって浜を形作ってきた水産加工業、また需要サイドの方に目を転じますと、やはり世界的には大きく消費が伸びている水産物なわけですけれども、国内需要がなか……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日の議題である森林保険、これは林業にとっていざというときのための安全装置なわけでありますけれども、林業の現状、これはこの安全装置を作動させる以前の問題として大変厳しい、このように今認識をしております。 そこで、この森林保険法の内容に入る前に、林業経営をしていく、そのしっかり支えていくための国産木材の需要喚起策について何点かお伺いをしたいというふうに思っております。 まず初めにですが、現在、木材利用ポイント、これが大変好評だというふうにお伺いをいたしました。この現在の利用状況、あわせて、国産材の利用促進における意義、効果、これをどう考えるか、……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からは、先日、国際司法裁判所で示されました南極海における日本の調査捕鯨に関する判決を受けて、今後日本がどのようにして調査捕鯨を継続していくのか、さらには将来的な商業捕鯨の再開に向けてどのような取組を行っていくのかについてお伺いをしたいというふうに思っております。 この南極海における日本の調査捕鯨を争った訴訟に関して、国際司法裁判所、ICJの判決は、一部において日本の外交的な敗北だ、このような総括をされております。しかしながら、私自身もこの判決を読んでみたりですとか、様々勉強させていただく中で、これ単純に外交の話ではないんじゃないかというふうな……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からも、今日はTPPについてお伺いをしたいというふうに思っております。 先ほどの質問でもございました、ベトナムで始まった首席交渉官会合、これに先立って政府から出てくる情報も、徐々に交渉が前進したと、そういったメッセージが発せられております。例えば、先日、鶴岡首席交渉官、ベトナムに向かわれる前に、最終段階にいよいよ差しかかっている、日米協議の進展という大きな成果が出ているので我が国としても取りまとめに向けて積極的に動きたいと、こんな御発言もありました。また、昨日の政府与党連絡協議会において安倍総理も、日米間の重要な課題について前進していく道筋を……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日よりいよいよ、この委員会審議におきましても、農政改革のまさに中心的な法案である二つの法案審議をさせていただくことになりました。私も改めて、今まで以上に意気込んで審議に臨ませていただきたいというふうに思っております。 この産業政策の代表格としての担い手経営安定法、そして地域政策の代表格としての多面的機能促進法、この二つをやはり同時に同じ場で議論していくということは大変有意義なことであるなというふうに今思っております。個々の政策を、個々の法案をしっかり審議するのはもとより、この二つの間の関係性ですとか、あるいはもっと上の、上位の概念であるこの農……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 先週に引き続きまして、農政改革関連二法案の質疑をさせていただきたいと思います。 こうやって、私自身は一つのテーマについて日を改めてかつ時間を掛けながら審議させていただくのが初めてで、先週の議論を受けて議論を続けていくと、本当にやはり議論が深化していくなと、改めて有意義な今審議の時間を持たせていただいているなというふうに思っております。 そうする中で、特に前回の議論を振り返ったときに、幾つかやはり焦点になった議論というのがあったと思っております。そのうちの一つ、まず初めに、私の方からは、食料自給率と食料安全保障、これについてお伺いをしたいという……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、参考人の皆様、大変お忙しい中にもかかわらず足を運んでいただきましてありがとうございます。時間も限られておりますので、早速質問に移らせていただきたいと思います。 まず最初、全員、皆様にお伺いしたいと思っております。 図らずも、安藤参考人の資料のこの一番最初に、結局、今大きな問題というのは、農業者の数を確保して、そしてその若返りを進めることが大事なんだ、こういった言及もあったわけでありますけれども、私も本当にそのとおりだというふうに思っております。ただ一方、今、世間を見てみますと、例えば農業に対する関心自体は決して低くない。むしろ、メディ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 この農政改革関連法案二法案、今日で委員会質疑は三回目になりますでしょうか、ひとしきり議論をさせていただきまして、またその後に先週から参考人質疑、また現地の視察、そして地方公聴会と議論した後に、もう一度現場に行ってみて、改めて様々、どきっとする指摘ですとか、あるいは新たな発見、そういったものもございました。今日は、そういった一つ一ついただいた、外部の有識者の皆様からいただいた視座というものをちょっと起点にしまして、幾つか引き続き議論詰めていきたいというふうに思っております。 まず、最初のテーマでありますけれども、農業の構造改革、これについて少しお……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 この農政改革関連二法案もいよいよ大詰めになってまいりました。私も今日までいろいろ御議論させていただいて、改めて、ここで一区切りということでありますので、包括的な意味での質問と、そしてこれまでの質疑の中で少し積み残してしまった部分もありますので、それも併せて今日は短い時間ではありますけれどもお伺いしたいというふうに考えております。 本法案の議論を始めるに当たりまして、私は、農業・農村基本計画、また農林水産業・地域の活力創造プラン、これと今回のこの二法案についての関係性について問うところから議論をスタートさせていただきました。この答弁の中では、本法……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、私もいただいている時間が五分ということでありまして、せっかくですので、総理に、農業、農政改革に関するビジョンについて端的にお伺いをしたいというふうに思っております。 先ほどの徳永委員からの最後の質問にも関連するところでございますけれども、よく総理の発言の中で、多々いろんなところで引用されているものに、瑞穂の国にふさわしい資本主義、こういった言葉がございます。 御著作の「新しい国へ」の中でも、ちょっと引用させていただきますと、自由な競争と開かれた経済を重視しつつ、しかし、ウォール街から世間を席巻した、強欲を原動力とするような資本主義ではな……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、議論させていただきます特定農林水産物等の名称の保護に関する法律案、この攻めの農林水産業を掲げまして日本の農林水産物の高付加価値化に取り組む上で、地理的名称を知的財産としてしっかり登録し、また国が保護していくと、大変重要な制度であるというふうに思っております。私、今日はこの議論を開始するに当たりまして、この地理的表示、日本の地理的表示というのは、実は我々が思っている以上に大きなポテンシャルがあるんじゃないか、このことをまず一つ指摘をさせていただきたいというふうに思っております。 卑近な例になってしまうんですが、三年前、二〇一一年、私は仕事……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日も、二十分という限られた時間の中であります。なるべく多く質問をしたいというふうに思っておりますので、早速質問から入らせていただきたいというふうに思っております。 まず初めにお伺いしますのは、花き振興法に関してでございます。 先ほど来議論ございましたけれども、この花き振興法におきましても、第一条、目的のところに明確にうたわれております。この産業において一番の課題、それは競争力の強化であると、これが喫緊の課題になっているということが明示されております。 十年前に、国内に流通するカーネーション、八四%が国産であったわけですけれども、直近ではコ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。私からは、経済の好循環を実現するための取組についてお伺いをいたします。 総理は、施政方針演説の中でも、この国会に問われているのは、経済の好循環の実現であり、景気回復の実感を全国津々浦々に届けると決意を述べられています。そして、その実現のためには企業収益の拡大を賃金の上昇につなげることが不可欠であるとして、公明党が提案した政労使会議においても雇用増と賃上げに向けた働きをしていただきました。 結果として、賃金については、昨年から一時金の増加などで既に対応は始まっておりましたけれども、さきの春闘でも六年ぶりのベースアップといった言葉が各紙に躍りました。……
○平木大作君 ODA調査派遣第三班について御報告をいたします。 当班は、去る八月十九日から二十九日までの十一日間、フィリピン共和国、ベトナム社会主義共和国、モルディブ共和国及びカンボジア王国に派遣されました。このうち、モルディブ共和国は海外派遣調査の初訪問国であります。 派遣議員は、団長の榛葉賀津也議員、猪口邦子議員、島村大議員、儀間光男議員、そして私、平木大作の五名であります。 本日は、調査を通じて得られました所見につきまして、その概要を御報告いたします。 最初に、まずフィリピン共和国について申し上げます。 フィリピンへの援助では、投資促進を通じた持続的経済成長、脆弱性の克服と生活……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。早速質問に入らせていただきたいというふうに思っております。 本日この議題となっております地方創生関連二法案、これまでの例えば衆議院の議論等でも様々な御批判あるいは御指摘があったように認識をしております。そういった御批判も踏まえた上で、でも、改めてこの二法案というのは、今後の国と地方、地域の在り方、関係性といったものを明確に示しているんじゃないかと、こういった私は感想を今持っております。少なくとも大臣の答弁を拝見しておりましても、地方創生の主役というのは地域の皆様、地方の皆様なんですよということ、このメッセージは非常にクリアであったんじゃないかなとい……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、十月十六日は世界食料デーということで、この農林水産に関して検討をする上で大変いい日柄でもあるわけでありますけれども、(発言する者あり)今お声も掛けていただきましたが、大変私事で恐縮ですが、私の誕生日にも当たります。ありがとうございます。 私、いつもどおり質問をしていきたいというふうに思っておりますが、どうか、西川大臣以下政務三役の皆様、また政府参考人の皆様は広い気持ちで質問を受け止めていただきまして、ところどころ手元の答弁書から目を離して、一歩でも半歩でも前進した前向きな答弁いただけますようにお願いをいたします。 まず、私の方からは、今……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、私の方からは、農作物の鳥獣被害の対策について主にお伺いをしてまいりたいというふうに思っております。 昨年末、農林水産省そして環境省が共同で抜本的な鳥獣捕獲強化対策、これを発表いたしました。報道によりますと、この野生鳥獣に対する視点がそもそももう変わったんじゃないかと、いわゆるこれまでの保護から捕獲に大転換を今果たしたと、このような評価もされているわけでございます。特に、この対策の中では、ニホンジカとそしてイノシシについて、十年後までに個体数を半減させるという大変意欲的な目標も設定されたわけでございます。ニホンジカ、現状の捕獲率のままでい……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、ちょっと通告と順番を変えまして、まず初めに地域振興あるいは農業振興におけるオーベルジュの可能性について質問をさせていただきたいというふうに思っております。 この質問、実は先日、地方創生特別委員会でも取り上げさせていただきました。小泉副大臣にも御出席いただきまして、大変前向きな答弁をいただいたと思っております。 改めて、これ前向きに今御答弁いただいているんですが、なかなか、この六次産業化、六次産業化と掛け声は大きいんだけれども、いざやってみようとすると結構障壁が大きいという声、たくさんいただいております。そういう意味で、国としてもより制……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず、慢性化しつつあるバターの供給不足に対する対応と、そして酪農家への支援策についてお伺いをしたいというふうに思っております。 昨年末、店頭に出回るバターが大変不足をして大きな話題となりました。これに対して、政府としても二度にわたって緊急輸入をされまして、合計で一万トン、大体年間の需要量の一五%、あるいは生産量の二割ぐらいということですから、かなり大規模に手は打っていただいた。そして、その後、乳業メーカーに対しても増産要請をしたという形で、矢継ぎ早に対応を取っていただいたんですけれども、やはり店頭からは年末ぎりぎりのときまでバター……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、私の方からは、少し各論に入りまして、自衛隊法九十五条の二で新設をされます米軍等の部隊の武器等防護についてまずお伺いしていきたいというふうに思っております。 このテーマにつきましては、もう既に衆議院でも、そして参議院のこの委員会におきましても少し議論が始まったところでございますけれども、ちょっと残念なことに、集団的自衛権の行使と混同したような議論というのはやっぱりあるなと、このまま議論を続けてもなかなか理解が進まないなということを感じた次第でございます。やはり、この武器等防護、いまだ武力行使に至らない段階での対処を規定したものでありますから……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 ここ参議院におけます議論もいよいよ五十時間を超えてまいりました。しかし、これだけ議論してもなかなかまだ国民的なこの理解、認識には至っていない、こういうことがあるわけでございます。 一つの要因として、この日本で、この平和で平穏な日本で暮らしている限りにおいて、なかなか日本を取り巻く安全保障環境の変化、これがやっぱり実感がない、あるいは切迫感がない、これが一番大きなやっぱり問題であるんじゃないかなというふうに思っております。そもそも国民の実感ですとか切迫感、こういったものについては、社会保障であれば、年金ですとかあるいは医療費ですとかそういったもの……
○平木大作君 公述人の皆様、今日はどうもありがとうございます。公明党の平木大作でございます。 私の方からは、時間も限られておりますので、主に渡部公述人を中心にお伺いをしていきたいというふうに思っております。 先ほどのお話もございましたけれども、この大きくて大変重要な問題、これを本当に、国民の皆様の不安というのは一体どこにあるのか、こういった点からいろいろ論点を切り分けていただいて、安全保障の専門家としての見地で御解説いただいたというふうに思っております。 その中で、幾つかの論点についてより深くお伺いしていきたいんですが、まず初めは、やはり今回、閣議決定を経まして今回のこの平和安全法制の中……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず東日本大震災の被災地の復興加速の取組についてお伺いをしたいというふうに思っております。 震災から早いもので四年がたとうとしている現在でも、多くの被災者の皆様が仮設住宅で避難生活を続けられております。やはり復興を実感していただくためには、住まい、住居をどうやって早く再建していくのか、ここが問われるわけでございます。 これまで私たちも与党の一員として様々、例えば用地取得手続の簡素化ですとか様々なところを一緒になって取り組ませていただきまして、この住宅についての着工は大幅に前進をしたかなというふうに思っております。高台移転による宅……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、私の方からは、中小・地域金融機関向けの監督業務を中心といたしまして、平成二十五年度の金融庁の取組及びその後の監督また指導の在り方についてお伺いをしていきたいというふうに思っております。 まず初めになんですが、この平成二十五年度、これは実は地域金融機関にとっても大きなターニングポイントにあったんじゃないか、また地域金融機関に対する金融行政にとっても大きなターニングポイントにあったというふうに認識をしております。 これ平成二十五年九月六日に出されました中小・地域金融機関向け監督方針、この中で従来とちょっと違った表現が出てきた、これが大変話題……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からも、まずは森山大臣、そして伊東副大臣、御就任おめでとうございます。また、佐藤政務官も引き続きよろしくお願いいたします。お祝いを申し上げるまでもなく、御就任早々、まず最初の仕事がTPPということでありますので、休む間もないというところかと思っております。 私たちも、十月初旬にこのTPPが大筋合意を見まして、我々もまずは現場の声を聞こうということで、とにかく手分けをいたしまして、各地の生産者の皆様の声、伺ってまいりました。お一人お一人お伺いして、またその意見を集めまして、党としての提言も政府の方に申入れをさせていただいたところでございます……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 まずは、私の方からも、林大臣、再びの御登場、御歓迎申し上げたいというふうに思っております。ただ、今日はちょっと質問の内容がやや厳しめな内容になりそうでございまして、和やかな雰囲気もここまで、是非お許しいただきたいということをまず冒頭申し上げておきたいと思っております。 私の方からは、本日お伺いしたいのは、商品先物取引の不招請勧誘につきましてでございます。 本年一月二十三日付けの官報におきまして、これは経済産業省令、そして農林水産省令において、二〇一一年より商品先物取引法で原則禁止とされてまいりました不招請勧誘、これについて今回例外規定を設けて……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、本日は稲作農業の体質強化についてお伺いをしたいと思います。 もう先ほど来の御質疑の中で何度も触れられております、日本再興戦略の中で掲げられました、今後十年間で米の生産コストを四割削減する、大変意欲的な目標が掲げられているわけでございます。これも御答弁にございましたが、今の全国平均の米の生産コスト、これが六十キロ当たり一万六千円、つまり四割削減ということは九千六百円を目指すということでありますので、大分、数字を見るときついなというのは正直なところだと思うんですけれども、同時に、昨今の米の取引価格考えますと、やはりここまでしっかりやり……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日のこの食料・農業・農村基本計画、私も読ませていただきまして、この計画自体もしっかり作っていただいていると思うんですけれども、私、特に注目したのは、一緒に併せて作られました例えば展望ですとか見通し、あるいは参考資料、こういったものが本当に充実しているなと、数字も含めて、またその試算の前提も含めて本当にこれはよく作っていただいた、大変な労作だなというふうに思っております。 今回、この基本計画を拝見しまして、当然これは、政府として農政をこれから取り組んでいく上での五年、十年、長期のこの計画、方針、当然これは農業者の方、関係者の方々、生産現場の方た……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日議題となりました競馬法改正について、私からはもう大きく絞り込んで二点についてお伺いをしたいというふうに思っております。 まず結論から言ってしまうようなんですけれども、まずその一点目というのは、これ公営競技としてやるのであれば、しっかりとまず収益を出して、そして法律に定められた役割、果たしていただきたいという点、そしてもう一点目は、この競馬振興を図る上で、短期的な観客の動員ですとか売上げの増加、そういったところに拘泥するのではなくて、中長期の視点で、広い意味での畜産振興に資するようなそういった振興策を是非取っていただきたい、この二点の観点から……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず本日は、ちょっと地味なテーマですけれども大変重要だと考えているテーマについてお伺いしたいと考えております。先日のこの食料・農業・農村基本計画、この質問の中でも一問だけ実はお伺いをしているんですが、食料供給に係るリスクの分析・評価、ここについてちょっと今日は少し深掘りしてお伺いをしたいというふうに思っております。 まず初めに、このリスク分析、今回やっていただいたものを私も改めて全部目を通しました。九十ページを超える大部なんですけれども、非常に精緻に分析をしてありまして、とても高く評価しております。 これ、今の食料供給を取り巻く……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日、私の方からは、日本再興戦略に基づいて行われました施策の進捗状況について、中心にお伺いをしていきたいというふうに思っております。 この時期になりますと、毎年この六月に再興戦略がどんどん改定されていくということもあって、次はどんな手が打たれるのかということに大変注目が集まるんですね。私も次何なのかということには大変興味を持っておりますし、大事なのは分かっているわけですけれども、次、間断なくどんな手を打っていくのかということと同じぐらいに、若しくはそれ以上に大事なのは、これまで打たれた施策、これがしっかりとこの再興戦略に沿ったものになっているの……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、本日の議題であります農水省設置法の改正案の前に、一昨日の質疑に続きまして、もう少しだけこの日本再興戦略で取り組まれている施策の進捗状況について質問を続けさせていただきたいと思っております。 一昨日、この進捗状況、適時確認されているという御紹介をさせていただきまして、特に農業関係でいきますと六つのKPIが示されていると。そのうちの一つがA評価、一つがB評価、そして残り四つがN評価、まだデータの集計中等の事情で、評価に値しない、まだ評価には早いというところまで御紹介をさせていただきました。 前回の質問の中で、このN評価について幾つか……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 もう一月以上この委員会の開催が間が空きまして、何か本当に久しぶりにここに立ったなという思いがいたします。いよいよ今週からはこの農林水産に関する調査もここ参議院が本舞台になるということでございますし、今国会の会期はもう一旦、当初の会期は終わっているわけでありますけれども、今日からまた新たに始まったという、そういう清新な気持ちでこれから質問にまた臨ませていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 これだけ期間空きました。空いている間、逆に私たちもたくさん時間をいただきましたので、いろいろ農業の現場ですとか生産者の皆様とお話しする機会もつ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、まず農協法改正案についてお伺いをしていきたいというふうに思っております。 今回のこの改正案、中央会制度が廃止されて、JAグループのありようそのものが大きく変わろうとしている、大転換になるわけであります。この農協改革、様々な取組を含んでいるわけでありますけれども、やはりその成否というのは、これは各地域の地域農協が自由闊達に自分たちがまず主役であるということを自覚していただいて自己改革に取り組んでいく、その土壌をしっかりとつくっていくということがやはり何よりであるというふうに思っているわけであります。 ここを、衆議院でもたくさん議論……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 しばらく時間を置きましたけれども、本日で第二回目の質問をさせていただきます。 前回は農協の改革に主に焦点を当てて質問させていただきまして、農業委員会のことについては、特に若者と女性の登用にしっかりと力を入れて取り組んでいただきたいと、こういう一問だけさせていただいて終わってしまいましたので、本日はこの農業委員会の改革、そして農地の利用ですとかあるいは所有に関する制度の変更、この点に絞ってお伺いをしていきたいというふうに思っております。 これまでの衆議院そしてこの参議院における農協改革、また農業委員会改革の話をいろいろ検証してまいりますと、農協……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 いよいよ、本日、三回目の質問に立たせていただきまして、これまでは主に総論的なところをお伺いしてきたわけですが、今日からはよりぐっと本論、各論の部分に入ってお伺いをしていきたいというふうに思っております。 様々今までも議論ありましたけれども、今回の農協改革、私は、やっぱり農協はこれまで以上にしっかりと創意工夫していただいて、農業者のための組織として力をますます発揮していただくための改革であると同時に、やっぱり地域に欠かせない生活インフラを支えていく存在なんだ、そこもしっかりとある意味取り組んでいかなければいけないということを確認してきているんじゃ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は貴重なお時間をいただきまして、現場で農業に取り組む農業者としての視点、また、JAの中で自己改革に今取り組まれ始めている内容、また、さらには学識経験者として御研究を通じていろいろな御示唆をいただいたと思っております。心から御礼を申し上げたいと思います。 早速、私の方も質問に移らせていただきたいんですが、まず初めに香川参考人にお伺いをしたいというように思います。 先ほどもお話の中で、今の農協改革の取組、そして、これは恐らく政府として、農政改革と申しますか、大きな改革を指してということで御評価いただいたんじゃないかと思うんですけれども、自立で……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 今日のこれまでの議論をお伺いしていても、本当に充実してきたなという感が私はいたしております。何か新たな論点が次々と出てくるというよりは、割と最初の頃に出てきた同じ論点を再訪しながら、でも質問の角度も、まあ答弁は一部前と同じだなというものもありましたけれども、そういったものが徐々に重なってきた。これは、やっぱりこの議論を一旦経て、その後に地方公聴会をやったり参考人質疑をやったり、あるいはまた、地元のJAの皆様や農業委員会の皆様、こういった方たちと改めて御議論を重ねていく中で、徐々に徐々に、当然新しい気付きですとか様々なものも得ながら、今この議論に反……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 ここ参議院農林水産委員会におきましても、今日も入れれば二十四時間、大変濃密な審議を進めさせていただきました。もう本当に待ったなし、このままでは農業がなくなってしまう、そういう時代の転換点において、これまでやったことのない、まさに空前絶後の大改革、この議論に私も一席をいただいた、参加させていただいたことを強く誇りに思います。 これまで、ここ参議院においてこの議論を進めてくる中で、やはり一番の主眼というのは、これからまさに改革の主体になって、主役になって取り組んでいただく地域農協の皆様や農業委員会の皆様、こういった方たちの不安をいかにして取り除いて……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私からも、今日、本題に入ります前に、水産資源管理に関しまして少しだけお伺いをしておきたいというふうに思っております。 この水産資源の減少をめぐりましては、昨今、国内外、大変議論が活発化をしております。先週、東京では、今年七月に発効いたしました北太平洋漁業資源保存条約に基づくNPFC第一回の会合が開催をされたところでございます。この件については、一昨日、儀間委員の方からも取り上げていただきまして、サンマの資源管理ということについて質疑が行われたわけでございます。 私も議論をお伺いしていて、林大臣がサンマがお好きであると、そういったところもありま……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 昨年五月二十九日にストックホルム合意がなされまして、早くも一年半が経過をいたしました。具体的な目に見える形での進展がないという大変厳しい状況にあるわけでありますけれども、まずこの現状について政府としてどのような御認識を持っているのか、そしてこれからどう取り組まれていくのか、私の方からもお伺いしたいと思います。 まず初めには、加藤大臣にお伺いしたいと思います。 御就任から早くも二か月が経過をいたしました。先ほども白委員から御指摘ありましたけれども、大臣は、一億総活躍ですとかあるいは女性の活躍推進、まさに政府として今、目玉で取り上げている職務を幾……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 当委員会では初めて質問に立たせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 早速ですが、先ほど来ございます、北朝鮮政府がストックホルム合意に基づきまして調査を開始してからもう一年以上経過したわけでありますけれども、結局、何ら進展がないまま、今年の七月、報告の先送りを一方的に通告をしてきたということでございます。これまで一年間掛けて調査をしてきたことになっているわけですけれども、改めてここで、本当に基本的な論点になるわけですけれども、問いたいと思います。 それは、調査ってそもそも何をしているのか。やっぱりこの点に戻らないと、結局のところ、例……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、行政の効率性を高め、そして、効率化を進める試みとして本年試行的に開示をされました個別事業のフルコスト情報に即して質問をまずはさせていただきたいというふうに思っております。 この点については、実は我が党からも特に竹谷とし子議員が大変熱心に何度も何度も質問で取り上げさせていただきました。また、政府におかれましても、財政審の中でのワーキンググループの中で、どういう形でこれを実際に検討すべきなのかということでいろいろ検討された結果、今年一つの試行的な在り方ということが示されたというふうに思っております。 今日改めて、個別事業のフルコスト……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 済みません、今日は聞き取りにくいところもちょっとあるかと思うんですが、風邪ぎみでございまして、済みません。 私の方からは、先日、森山大臣の所信をお伺いをいたしまして、一つまずは大変心強く思った点からお伺いをしていきたいというふうに思っております。 所信の中で、大臣、五つこれから主に取り組まれる政策を中心にお話しになっているんですが、その中の一つに東日本大震災からの復興復旧というところを取り上げていただきました。 まず、ちょっと二問ほどお伺いしていきたいと思うんですが、大臣、この所信の中で、東日本大震災からの復興は安倍内閣の最重要課題です、私……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は平成二十八年度予算案の委嘱審査ということで、私の方からは、まず、TPPの影響が特に大きいというふうに言われております畜産、酪農の競争力強化に関してお伺いをしていきたい、特に従来の支援の在り方からどう変わっていくのかということ、そしてコスト低減にどう取り組んでいくのかと、この二点に大きく絞って今日はお伺いしていきたいというふうに思っております。 畜産クラスター事業でございますけれども、これについては一五年度補正予算から基金化がなされまして、基本的には複数年度にわたる事業の実施というのが可能になりました。この基金化については私どもも党として政……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、水産問題等に関する調査ということでありますけれども、まず、ちょっとこの等という言葉に免じていただきまして、幾つか他の問題を取り扱わせていただいて、その後水産問題をお伺いしていきたいというふうに思っております。 前回の質問のときに大分やり残しまして、一つは、今日お伺いしたいのは、輸出の促進、それから日本の食文化、あるいはその日本食の魅力発信についてまずお伺いしていきたいというふうに思っております。 今日は、若林委員長の御地元の長野県のまず話題からちょっと触れていきたいんですけれども、委員長、質問できませんので代わりにお伺いしていきたいと……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 午前に引き続きまして、私の方から、まず漁船損害補償法の改正に関しましてお伺いをしていきたいというふうに思っております。 午前中の論点とも重複するところあるかと思うんですけれども、大事な法改正でありますので、しっかりとこれ、一つ一つ、意義、趣旨、そういったものも含めて確認をさせていただきたいと思っております。 まず、漁船保険制度の大きな改正に今回なるわけでありますけれども、これ、中身は非常に大改革と言ってもいいぐらい大きく変わるわけですね。これまでは地域を柱にして四十五の保険組合が担保していたものを、ある意味大きく一つに統合するということであり……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 質問に先立ちまして、まず私の方からも、平成二十八年熊本地震におかれまして亡くなられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、今なお余震と闘っていらっしゃいます被災者の皆様に対しまして心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 発災直後より、私たち公明党といたしましても、国会議員、地方議員、手分けをいたしまして現地に入りまして、とにかく現場の皆様に寄り添った支援を一緒になってつくっていこうということで今働かせていただいております。残念ながら、私はまだ被災地、足を運ぶことができておりませんけれども、これはしっかりと政府とも呼吸を合わせながら、現地の……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。午後のトップバッターを務めさせていただきます。 本日のこの森林法等の改正でありますが、これも午前中の審議の中でも様々御指摘ありましたけれども、基本的には五つの法律、五本の法律を束ねて改正ということでありまして、森林法、分収法、それから森林組合法に木安法、あと森林総研法という、この五つ束ねて改正ということなわけであります。時間の関係でやはりこの一つ一つになかなか立ち入った議論ができませんので、まずは個々の法律に、ある意味一つ一つの枝葉に入る前に幹の部分、政府としての中長期的な森林あるいは林業施策についてまずはお伺いをしていきたいと思います。 現在、……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 時間も限られておりますので、私の方から早速質問に移らさせていただきたいと思っております。 本日の議題でございます日豪EPA、議論する上で私は一番大事だと思いますのは、先ほど山田修路委員からも御質問ございましたけれども、この日豪EPA、通すことによって一体国内の農業、農産品にどんな影響があるのか、この点をしっかりまずはっきりさせないことには賛否の判断すらできないというのが実態であるというふうに思っております。 今、私たちの手元には実際にこのEPAの合意内容、これ自体は手元にあるわけでありますけれども、例えば牛肉の輸入関税が二年目から二八・五%で……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、貴重なお時間をいただきまして、公述人の皆様、また貴重な御意見、ありがとうございました。 私の方からは、主に白石公述人に対してお伺いをしていきたいというふうに思っております。 先ほどもございましたが、冒頭触れていただきましたけれども、この参議院の議論が始まる前に、このまさに始まるタイミングにおきまして、白石公述人を中心とした、主に国際政治学者の皆様から要望書という形でいただきました。 その要望書の中には、安全保障法制をめぐる国会での与野党の議論は極めて狭い観点から行われていると言わざるを得ないと、大変厳しい御指摘をいただきました。その……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、大変貴重な御講演ありがとうございました。 今、各参考人の皆様の御意見いただきまして、今の金融政策に対する肯定的な意見、否定的な意見、様々いただいたわけですが、是非ここは、一方で、なかなか日銀の金融政策自体もいきなり大きく転換するですとか変わっていくということがない、現状を取りあえず想定した上で、是非ここは応援団として御助言をいただけたら、金融政策に限らず様々いただけたらということで、二点にわたってちょっと三名の皆様にそれぞれ質問をさせていただきたいと思います。 まず一点目ですが、現行のこの金融政策、質的にも量的にも大分大胆なことをやっ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、大変貴重な御講演、ありがとうございます。 まず、最初に私の方からお伺いしたいのは、デフレからの脱却に際しての金融政策、三人の参考人の皆様が大変立場が本当に三者三様というか違うなという今お話を伺って印象を得ました。まず小峰参考人ですけれども、ブーメラン効果というものを考えると、やらない方がよかったんじゃないかというようなコメントも先ほどいただきました。また、湯元参考人は、一定の評価はするんだけれども、金融政策に過度に依存をしてしまうとその副作用も大きいんだという御指摘をいただいたと思っております。そして、若田部参考人に関しましては、一番大……
○平木大作君 今日は、三人の参考人の先生方、本当にありがとうございました。公明党の平木大作でございます。 時間も限られておりますので、早速質問に移りたいんですが、まず井堀先生にお伺いしたいと思います。 私、今から十八年前、平成九年、一九九七年に先生の財政学の講義を受講しておりまして、いい成績を取った記憶はないんですけれども、そのときに、このままだとやはり財政的に本当に大変だという先生の壇上からのお訴えを覚えておりまして、大学時代のノートも探したら出てまいりました。 見ましたら、ちょうど講義の初日、これは日本経済新聞の九七年四月八日付けの「経済教室」が出てきまして、そこで先生がおっしゃって……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、政府また日銀を代表して御説明いただきまして、ありがとうございました。 今るる御説明いただいたんですけれども、これ、今日のお話も、それからこれまでの政府、日銀からの御説明をお伺いしていても、幾つかあるかと思うんですが、一つ大きな点として、デフレからの脱却ということはもとよりとして、財政再建を当然目指す上でも、この経済の好循環をしっかりとつくって維持していくこと、これが不可欠であるということは一貫してこれ御説明されてきたのかなと、これは政府、日銀に共通した立場なのかなというふうに理解をしております。 この今後も景気の好循環をつくっていく、……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 大変示唆の多い、また学びの多い調査会だったなというふうに思っております。 私の方からは、幾つかのテーマについて端的に意見を表明させていただきます。 まず初めに、成長戦略についてでありますけれども、これは、もう申すまでもありませんけれども、この調査会で対象といたしましたデフレの脱却、また財政再建についても、その成否を大きく左右する大変重要なテーマであるということを改めて認識をいたしました。当然、こういったテーマを議論する上での前提としてしまってはいけないわけでありますが、同時に、経済成長は必要不可欠であるということ、これが改めて確認されたと思っ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、大変に貴重な御講演ありがとうございました。 私の方から様々お伺いしたいことあるんですが、まずはこの社会保障という問題を語るときにやはりこれセットとして必ず出てくるのが財源あるいは財政再建という話でありまして、大きなテーマですので、この議論の枠組みについてちょっとお伺いをしたいというふうに思っております。 やはり社会保障あるいは財政再建ということを語る上で、明年四月に控えました消費増税、これはやっぱり避けることができないんだろうなというように思っております。やはりこれは将来的な社会保障のことを、在り方を考える上においても、何といっても納……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本日は、三人の先生方、本当に貴重な御講演ありがとうございました。 私もこの調査会に昨年からずっと参加させていただいておりまして、参考人の皆様、三人、四人と御意見を伺うと大抵意見が割れたりという中でいろいろ議論をしてきたわけでありますけれども、本日に関しては、打ち手の部分というのはお一人お一人多分それぞれ違うのかなというふうにお受け取りいたしましたけれども、事この日本の今の財政の状況は大変厳しいんだというその認識、そこでは本当に三人とも一致されていたのかなというふうに思っております。全く同じ思いでお話をお伺いさせていただきました。 その上で幾つ……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 本年は、本調査会三年間の取組の中でも最終年に位置付けられる年でありますので、私の方からは、まずこの危機的な財政状況の原因について、岡田副大臣にそもそものところからまずちょっとお伺いをしていきたいというふうに思っております。 政府が最初に財政危機宣言というものを出したのは一九九五年でありますので、早くも二十年以上前からこの財政危機というものが叫ばれ、そして様々な対策が取られてきたわけであります。しかしながら、現状でもなかなか財政再建というもののめどが立ったという状況にはないのかなという印象を受けるわけであります。 改めて、日本がこれだけ深刻な財……
○平木大作君 公明党の平木大作でございます。 私の方からは、今回の国家戦略特区法の改正案におきまして新たに設けられました規制の特例のうち、企業による農地取得及びそれに関連する農業の競争力強化施策に関連して、ここに絞って今日はお話をお伺いしていきたいというふうに思っております。 先ほど来ございましたが、今般の法改正というのは、基本的に対象地域の選定を大変厳格にしましたので、兵庫県養父市に限定して実施をされるということになったわけであります。この養父市ですけれども、これはもう既に特区指定を、実は農業特区の指定を受けてから二年が経過をしております。本日御参加の委員の各位はもう御存じだと思いますけ……
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