このページでは片山大介参議院議員の24期(2016/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。私は、会派を代表して質問させていただきます。 我が党は、消費税率の引上げを何の条件も付けずに期限だけを決めて実施することには明確に反対であります。このため、衆議院では本法案に反対し、対案として、今月二日に、参議院に消費増税凍結法案を提出いたしました。 内閣提出の法案は、消費増税の延期法案です。消費税率を平成三十一年の十月一日に必ず一〇%に引き上げるという法案ですから、消費増税予定法案とも言えるでしょう。これに対し、我が党の法案は消費増税の凍結法案です。我が党の凍結法案は、税率の引上げは改めて法律で定める日に行うとして、それがいつになるかは、経済状況……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、我が党を代表して、雇用保険法等の一部を改正する法律案について質問させていただきます。 少子高齢化と人口減少が進む中、労働生産性を高めるとともに、雇用の安定を図り、子育てや介護をしながら就労もできる環境を用意することは、国民の福祉に資するだけではなく、経済成長や財政再建のためにも必要です。また、限られた財政資金を経済状況に応じて効率的に利用することも求められます。 今回の改正案はこうした目標に向けた一歩だと思いますが、あるべき働き方の実現を加速するため、以下に質問いたします。 まず、雇用保険の保険料率などの引下げについてお尋ねします。 ……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、我が党を代表して、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案について質問いたします。 相模原市での痛ましい事件では、多くの尊い命が失われました。哀悼の意を申し上げるとともに、負傷した方々の一刻も早い回復をお祈りいたします。 まず、措置入院者に対する退院後の医療支援についてお尋ねします。 都道府県などの義務として、措置入院中から個別の退院後支援計画が作られ、継続的な支援を確実に受けられるようにするとしています。措置入院者の退院後支援に必要な精神保健福祉士の配置に必要な財源として、都道府県などに対しては交付税措置を検討する……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、我が党を代表して、平成二十九年度一般会計補正予算案及び平成二十九年度特別会計補正予算案の二案に対し、賛成の立場から討論いたします。 今回の補正予算は、台風二十一号や九州北部豪雨などの災害復旧費が計上されているほか、生産性革命、人づくり革命、TPP関連予算、国民の安全確保に向けた自衛隊の運用体制の確保などについて措置を講ずるものと理解しています。 特に、激甚災害にも指定された台風二十一号では、この措置によって復旧復興が進むことを期待しています。 また、中小河川における水害により、流木被害が多発し、二次災害を引き起こす危険性に対する間伐など……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、我が党を代表して、気候変動適応法案について質問いたします。 近年、気候変動の及ぼす影響が顕在化し、世界中で異常気象によるハリケーンや洪水、干ばつといった自然災害が頻発しています。我が国でも、去年七月に九州北部地方で、これまでの観測記録を更新する集中豪雨が発生し、大きな被害を出しました。また、日本近海の海水温の上昇の影響により、発生する台風の規模も巨大化しています。今後、ゲリラ豪雨などによる自然災害リスクも高まってきています。 そうした中、我が国でも、温室効果ガスの排出抑制を行う緩和だけでなく、既に現れている影響や中長期的に避けられない影響……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 消費者契約法の一部を改正する法律案について、我が党を代表して質問をいたします。 全国の消費生活センターなどに寄せられた、おととし、平成二十八年の消費生活相談件数は八十八・七万件と、依然として高い水準で推移し、年間の被害額は四・八兆円と推計されます。そのような状況に加え、成年年齢を十八歳に引き下げる民法改正案が成立した場合には、親の同意なく契約行為が可能となる十八、十九歳の消費者被害の増加が懸念されます。本改正案は、こうした消費者被害の防止に向け、規制の対象を広げるものと理解しています。しかしながら、内容については疑問も残ります。 去年、消費者委……
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介です。 私は、我が会派を代表して、平成三十年度第二次補正予算二案に対し、賛成の立場から討論します。 今回の第二次補正予算案は、去年日本列島を襲った自然災害による被害への対応、減災対策や国土強靱化のための費用が計上されているほか、今年一月の予定だったTPP11の発効が早まったために必要となった農林水産関係予算、さらに、中小企業や小規模事業者に対する支援が含まれています。 特に、災害への備えとして、地域防災力の中核を担う消防団に関する緊急対策事業や、大規模風水害・土砂災害に対応するための緊急消防援助隊に対する緊急対策費事業、それに、大規模な浸水、……
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介です。 私は、会派を代表して、平成三十一年度予算案に対し、反対の立場から討論いたします。 平成三十一年度予算案に反対する第一の理由は、消費増税を前提としていることです。 消費税率の引上げが予定されていますが、増税に基づいた予算は到底賛成できません。日本維新の会は、これまで何度も身を切る改革を主張してきました。国民に増税をお願いする前に、まず行財政改革をしっかりと実現し、歳出の無駄をなくすことから始めるべきです。 維新が行財政改革を進めてきた大阪府、大阪市においては、随意契約から競争入札への大幅な切替えなどを進めることで歳出の適正化を進めまし……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介でございます。 今日は、三人の先生方から貴重な御意見をいただきました。また、私は事前に先生方の文献も読ませていただきました。大変参考になりました。 それで、日本維新の会の考え方をちょっとお伝えしておきますと、維新の会はTPPには賛成の立場です。その上で、政府がTPP対策大綱として出してきた農業対策については、これは反対なんです。というのは、まだまだ物足りないからということなんです。 今日は、その点を踏まえて、あと先生方からお話があった点について何点か気になる点もありましたので、お伺いさせていただきたいと思います。それで、それぞれの質問について三人の先生……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介でございます。 日本維新の会はTPPに賛成の立場でありましたので、今のTPPの発効に困難な状況になっていることに対しては大変複雑な思いを持っております。今日は、今後の対応と政府がおとといまとめた農業競争力強化プログラムについて、農業対策についてお伺いしたいと思います。 まず最初、アメリカへの対応についてお伺いします。 アメリカのTPP承認というのは一層困難な状況になってきています。総理は、アメリカを翻意させるためにも日本の承認というのを進めなければいけないというふうに説明をしていますが、今やそれで事が進むほど簡単ではなくなってきている、これが現実だとい……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介でございます。 今日は、食品にまつわる二つの大きなテーマについて質問させていただきたい、そのように思います。 まずは、去年四月から始まった機能性表示食品制度です。 この制度というのは、国ではなくて事業者の責任において安全性や機能性を証明をすれば、それを表示した食品を販売してもいいという制度です。同じような制度としては、特定保健用食品、これいわゆる特保です。こちらの場合は、国による審査、あと許可が必要になります。あともう一つは栄養機能食品、こちらは国の規格基準に適合した、まあ対象成分限られているので、これは余り多くないと。ですから、この機能性表示食品とい……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介でございます。 私は、今日、議員となって初めての質問になります。これまでは国民の一人として、そして子供を持つ親として教育行政に深い関心を寄せてきました。今日はその思いを直接ぶつけさせていただきたいと思いますので、どうか丁寧で誠実な答弁をお願いしたいと、そういうふうに思います。 まず最初の質問ですが、我が党が政策の柱に据えている教育の無償化、これについてお伺いしたいと思います。 なぜ我々が、我が党が教育の無償化を訴えるのか。これは、日本は教育に対する公的支出、これが世界的に比べて極端に少ないからなんです。先月、OECDが加盟各国におけるGDPに占める教育……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介でございます。 今回の法改正、これからの学校教育を担う教員の方々の資質を向上させようという趣旨は大いに理解できます。この法がより効果があるものになっていくように、幾つか質問させていただきたいと思います。 まず、今回の法の趣旨、教員の資質の向上、これが叫ばれるようになったのは、教員の大量退職、そして大量採用で経験の浅い教員が増えてきた、これがきっかけだと言われています。確かに今、教育現場のデータを見てみると、驚くようなデータになっています。公立中学校では、新任教員のうちに、一年目で学級担任を任される割合というのが実は六四%という数字が出ている、これはやっぱ……
○片山大介君 日本維新の片山大介でございます。 今日は、教員の多忙化、長時間労働について質問させていただきたいと思います。私が委員として実は一番気になっている問題でもあります。早速始めさせていただきたいと思います。 教員の多忙化、長時間労働、これをまず世界の各国と比較してみると、OECDが三年前に行った調査、これだと日本の教員の一週間当たりの勤務時間というのは五十三・九時間。三十四の国と地域がこれ調査を行ったんですが、このうち五十時間を超えている国というのはもちろん日本だけ、もう断トツの一位になっているんです。そして、この長時間労働の傾向というのは時代とともに激しさを増してきている、こうい……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 早速質問に入らせていただきます。 私も、まず最初は国民の関心が高い森友問題についてお伺いしたいと思います。解明されるべき点はまだまだたくさんあると思います。そして、特に問題の核心と言える国有地の格安な払下げ、これについては、今現在、会計検査院が調査に乗り出しているので、また改めてこれはしっかりと議論を尽くすべきだというふうに思っています。 そして、今回の問題を通して思うのは、この問題の国有地の売却というのが随意契約で行われたこと、これが私は問題のもとだったなというふうに思っています。随意契約というのはやはり慎重であるべき。会計法では本来であれば……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、まず今日は皇室について質問させていただきたいと思います。 天皇陛下の退位について、先日、国会としての提言がまとまり、総理に報告されました。私は、各党の考えがまとまったことは大変良かったというふうに思っています。その提言では、今の天皇陛下の退位を認める特例法を定めるべきだとしています。そして、皇室典範の附則に特例法は皇室典範と一体だとする規定を置くことも設けています。これを受けて政府は、今後、この提言を反映させた特例法案の提出を目指すことになると思います。私は、以前、報道記者として皇室取材を担当しておりましたので、大変この課題にも思い入れがあ……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介でございます。 私は、今日は二つのテーマに絞ってお話を聞きたいと思います。 まずは、今年をもって終わりになる、来年産から廃止になる米の生産調整について伺いたいと思います。午前中も山田議員が質問をしましたので、私も引き続き問いただしていきたいと思っています。 それで、この生産調整は、かつては減反と呼ばれて、そして昭和四十四年度から始まりました。そして、これまで半世紀近くにわたって行われてきたけれども今年をもって最後になる、来年産からは廃止になる。ですから、農業政策の大転換だというふうに言えると思います。元々この制度というのは、農家の方たちが水田で作ってき……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私も朝からいろいろと審議内容を見ていますが、やはりちょっと、とても残念な気持ちになります。それで、やっぱり原因についても、機構と組合の連携不足だとかシステム処理上のミスだとか、これまで過去にあったトラブルの教訓を生かせていないと。そうなると、本当にこれがほかにもないのかというような疑念が起きてしまう。国民も皆同じように考えていると思います。 それで、この今回の問題が発覚してから、私も厚労省の担当者に来てもらってレクを聞いているんですが、それで気になったのが、当事者意識としての責任感をどこまで感じているのかということなんですよね。これ、配付された資……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、厚生労働委員会に所属して今日が初めての質問になります。今日は、社会保障にまつわる二つのテーマについてお伺いをしたいと思います。 まず、特別養護老人ホームについてです。特養で空床、ベッドが空いているところがあるという最新の調査結果が明らかになりました。これまで都市部を中心に、入りたくても入れない待機高齢者が多いことが問題とされてきたその特養について、厚生労働省が助成をする老健事業の一環で初めての公的な調査の結果がまとまった。 それによりますと、配付資料の一枚目になります。この配付資料で、回答したのが全体で五百五十施設、そのうち百四十三、これ……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介でございます。 私も働き方改革について質問させていただきたいと思います。何人かの先生がお話をされているので、重ならないようにしたいと思います。 それで、私も自分の社会人生活振り返ると、やはり長時間労働を是正したいなと思っても、なかなかそれを自ら率先することはできなかったと、気付けばいつも毎日毎日夜遅くまで仕事をしていたという思いがあります。ですから、今回、実現会議が計画を取りまとめて、そして法改正につなげていくということに対して、私は評価していいというふうに思っております。 それで、先週の十七日に、その前の労使の合意があった、焦点になっていた繁忙期の上……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 もう早速質問に入りたいと思います。 厚生労働省は、雇用保険の受給者で、その後再就職した人たちのデータを集めて毎年公表しています。その一方で、再就職できていない人たちのその後のデータというのは集めていない。私は、もうこちらの方がよっぽど大切だと思っています。 そうした中で、去年の十月、再就職できなかった人たちも含めての初めてのアンケート調査結果というのを公表されたと。この対象は、平成二十五年度に失業給付を受けた一万人が対象で、そのうち回答者は二千三百人だったと。 それで、そのアンケートの一部を抜粋して、それを資料の一枚目に付けました。これを見る……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介でございます。 もう先ほどからいろいろ先生方がお話しされているので、どうしても質問重なるところがありますので、極力避けるようにはしたいと思いますが、重なることも御容赦いただきたいと思います。 それで、去年の五月に提出された法案が十か月たってこのように審議入りになったことというのは私良かったと思っています。それで、その間に、きっかけとなったディオバン事件のもう一審判決が、先ほどお話あったように出ました。そして、被告の元社員それから会社双方に無罪判決が言い渡された。今後、控訴審でどうなるか分からないけれども、少なくとも、それでも一審判決でもデータの改ざんとい……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私もまず最初に、去年の相模原の事件で多くの方の命、尊い命が亡くなったことに対してまず哀悼の意を申し上げるとともに、今でも、けがをしていたり後遺症が残っていたり、人たちもいらっしゃるというふうに聞いているので、そうした方たちの一刻も早い回復をお祈りしたいと思います。 それでは、質問を始めていきたいと思います。かなり質問重なるところがあるんですが、そこは御容赦いただければと思います。 まず、今回の法改正なんですが、前回、平成二十五年の法改正の附則に、三年後を目途にとする検討規定が設けられたことがそもそもの今回の改正なんですけれども、その後、相模原の……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 今日は五人の皆様に大変貴重な意見いただきまして、ありがとうございました。 私は、それぞれの参考人の皆さんが言われた中でちょっと気になった点を何点か質問させていただきたいと思います。 まず、山本参考人なんですが、退院後支援計画について義務付けるものでもないし、それから患者本人にも理解を求めるというふうにおっしゃっていたんですが、それで、桐原参考人からは、そもそも措置入院の時点で自由意思剥奪されているので、そうしたものに理解が得られるものではないと言っているんですけれども、これについてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 今日は、これまでの経緯もあって、精神保健福祉法の審議が一転して一般質問に変わった。だから、本来あるべき審議ができなかったことに対しては、厚労省としては反省していただきたいというふうに思います。 それで、私は、今日は地元の兵庫で起きた保育施設の問題について取り上げたいと思っています。 この問題は、以前この委員会でも牧山委員が取り上げたんですが、兵庫県姫路市の私立の認定こども園、これ、わんずまざー保育園なんですが、ここの問題を取り上げます。 それで、ここのこども園では、市に無断で保護者と契約を結んで定員の一・五倍の子供を受け入れていた、そして給食……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私も、まずは、今朝からの議論になっている厚労省が出したこの資料ですか、これについてまず最初伺いたいと思っているんです。 私も、これ先週受け取って何度も読んだんですけれども、これだけで見るとすごく物足りなさを感じたというのが正直なところなんです。これはもう先ほどから説明があったように、警察の措置入院への関わり方について、これまでのあり方検討委員会ですか、含めて二つの会議で行われてきた議事録の中から立法事実に当たるものをまとめたものと。 それで、具体的には、この一枚目の概要紹介に書いてあるような、警察官通報に係る一部の地域によるばらつきや、いわゆる……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 二週間ぶりの審議となりますので、私も、これまでの審議で確認、もう一度確認したい点も含めて質問させていただきたいと思います。 私は、警察官通報の地域のばらつきについて、これについてちょっとお伺いをしたいんですが、この通報というのは、もうこれまでに何人もの委員の方が質問されてきた精神保健福祉法の第二十三条に基づく二十三条通報で、精神障害のために自傷他害のおそれがあると警察が判断した場合に保健所に通知を行うというもので、この数が都道府県によってとても極端なばらつきがあると。人口当たりに換算をすると、これ大体、最大で十八倍もの差が都道府県で生まれていると……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、今日はまず、措置入院とほかの入院形態での対応の違いについてお話を伺いたいと思います。 これまでの審議でも、ほかの委員の方からもさんざん質問が出ていると思うんですけれども、退院後支援計画について、措置入院者に対して今回の法改正で適用される一方、そのほかの医療保護入院者などに対しては適用がされないと。その理由について、厚労省としては、今回の法改正が相模原事件を踏まえて、そして措置入院制度に対する不備、課題を直していこう、こういうことだからというふうに言っているんですが、ただ、先日の参考人質疑で、精神福祉士の団体の代表として登壇した田村参考人は、……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 今日は、これまでなかなか時間もなくて質問できなかったことをまとめていろいろ聞いていきたいと思います。 まず聞きたいのが、まず患者の薬物使用の場合の対応について、これについて、今日も午前中質問ありましたけれども、私も改めて聞きたいと思っています。 これまでの審議で厚労省は、違法薬物の所持や使用については、これは犯罪行為になるので警察において適切な対応をされることが必要と。そして一方、薬物依存症の患者には治療継続の観点も重要なので、違法薬物の使用を把握した場合の警察への情報提供の在り方については慎重に検討することが必要だというように言っています。そ……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。よろしくお願いいたします。 私は、まず保険者機能の強化についてお伺いしたいと思います。 まず岩村参考人にお伺いしたいんですが、岩村参考人は先ほど、市町村の保険者機能を発揮していく、それで市町村によっては対応できないところも出てくる、だからそれは県が支援をしていくと、これを法にきちんと明記するというふうになっているんですが、そうすると、今まではどちらかというと市町村レベルの差がある程度目立っていたんだと思うんですけれども、これから県が支援をするということになると、県内の自治体の差は縮まってくるんだけれども、一生懸命やっているやっていない、都道府県も差……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 今日で三回目の審議となるこの介護保険法の改正案の審議です。これまでもほかの議員さんから質問、指摘があったんですけれども、今回は、この全てをここで一括で審議するというんだけど、大変これはポイントが多いと思います。だから、これまでの審議で全てポイントをきちんと議論し尽くしたかどうかというのは私も確かに不安があります。それで、私も、時間がないので幾つか絞ってやらざるを得ないんですが、しっかりと問いただしていきたいと思います。 まず、私も保険者機能の強化について聞きたいと思います。 それで、これは、各市区町村が国から提供されたデータというものを分析をし……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、前回の一般質問のときにちょっとお話をした地元兵庫の保育施設で起きた問題について、前回ちょっと時間が短かったのでできなかった質問があったので、今回改めてまた質問をしたいと思っています。具体的には、国や県などから保育施設への財政支援、公費負担というんでしょうか、そのお金の使われ方についてちょっと聞きたいというふうに思っています。 前回取り上げた兵庫姫路市の認定こども園では、国や県から毎年五千万円の財政支援を受けていたんですね。ですけれども、そこのこども園では、保育士の人数を偽るなどして不正に受給をしていた、それから市に無断で子供を多めに受け入れ……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 今回の医療法の改正案、大変多岐にわたるので、私は、医療に係る広告規制の見直し、これにテーマを絞って質問させていただきたいと思います。 実は、私は議員になる前、記者をしていて、ネット広告もこれまで取材してきたので、だから少し、大変気になっているテーマなんです。だから、ちょっとこれ話をさせていただきたいと思います。 今回の見直しでは、医療機関が作るウエブサイトの全てを医療法上の広告として位置付けようという、それで法の規制を掛けて、虚偽だとかそれから誇大だとかというような広告をなくしていこうというのが今回の法改正の趣旨なんですが。 それで、じゃ、ち……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は今日は特定機能病院のガバナンス体制の強化について、先ほど何人かの議員の先生からもありましたが、私も引き続いて聞いていきたいと思います。 このガバナンス体制の強化、そもそもは、御存じのように平成二十六年に相次いだ大学附属病院での医療安全に関する重大な事案の発生がきっかけになったと。そして、背景として、特定機能病院というのは大半が大学附属病院なんだけれども、そこの管理者である病院長が教授会などの選挙によって選ばれる、だから必ずしも必要な資質や能力を持った人が選ばれないケースというのも残念ながらあった、だからそれを変えていこう、そのために、今後、合……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 早速質問に入りたいと思います。私も、まず医務技監、この設置の必要性についてお伺いをしたいと思います。 今日の審議でももう話で出ているんですけれども、その設置の必要性について、大臣は趣旨説明で以下の二点を挙げられました。まず一つ目が、保健医療技術の進歩は著しく、社会保障や公衆衛生などの幅広い分野で施策への応用が可能となる段階を迎えていること、これが一つ。もう一つは、国際保健の分野において、医学的知見に基づく一元的な施策を推進する必要性が高まっていること、これをもう一つ挙げたんですけれども、これが立法事実だということになるんだと思うんですけれども、こ……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私も、先ほどから質問が出ている徳島オフィスについてお伺いしたいと思います。 このオフィス、四月から現地での準備室が立ち上がって、七月からの開設に備えるということになっています。このオフィスの人員体制なんですが、聞いたら、およそ五十人ほどだと聞いています。それで、東京の本庁から来る常駐が七人ほどと、あとは地方の自治体やそれから民間企業からの出向者でまとめるということになっています。 そうすると、いろいろな出身母体とかありますから、なかなかまとめるのは大変だと思いますし、言い方を、ちょっと悪い言い方すれば、ちょっと寄せ集め的な感じもしちゃうと思うん……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、今日は商品やサービスの不当表示に対する課徴金制度についてちょっとお伺いしたいと思います。 この制度というのは、景品表示法に基づく新しい制度として、去年の四月にスタートしました。それで、対象となるのが二つの行為なんですね。それは、配付資料の一枚目にまとめました、優良誤認表示、あと有利誤認表示というのがあるんですね。これはどういうものかというと、実際よりも著しく品質などが優良という誤認をさせる表示、それが優良誤認表示で、下の方が実際よりも著しく価格が有利と誤認させる表示。こういうことをやった事業者に対して課徴金が課されるというのがこの制度なんで……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 今回の改正案ですが、消費者の被害回復に向けて対策を強化しようという今回のこの法案の趣旨には賛同いたします。ただ、やはり気になる点が幾つかありますので、それを問いただしていきたいと思います。これまでの審議で結構かぶるところがあるので、できるだけかぶらないようにいたしますので、かぶっても少し御容赦いただきたいと、そう思います。 まず、私も立担保についてお伺いをしたいんですが、これは、国民生活センターが民間団体である特定適格消費者団体に代わって金融機関からお金を調達して、それで担保金を立て替えるというものですね。今年度の予算には、消費者庁は二千四百万円……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、環境委員会になって今日初めての質問となります。私も、先ほどから委員が質問されている、まずCOPについてお伺いをしたいと思います。 今回のCOP23、進展もあった一方で、改めて様々な課題も浮き彫りになったと思います。そうした中で、大臣は会場で演説をして、声明でしたが、国際社会の中で先頭に立つと、こういうふうに世界に向けて約束をされました。そう言うのであれば、私は、日本自身がまず取り組むべき課題というのが三つあると思っています。まず一つ目が二〇二〇年代までの行動の引上げ、そして二つ目が二〇三〇年の目標の引上げ、そして三つ目が長期的な計画に当たっ……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、先ほど長浜委員が原発事故の除染についての質問をされましたが、私はその除染で出た汚染土を保管する中間貯蔵施設について伺いたいと思います。 去年の秋からこれ稼働し始めて、大臣も視察に行かれたというふうに聞いておりますが、今、福島県内各地の土の受入れを行っているということです。 まず、資料の一枚目を御覧になっていただきたいんですが、この施設の敷地というのは福島第一原発が立地している双葉町と大熊町にあって、それで原発がこの赤い斜線のところなんで、そこに隣接するような形でこの広大な敷地、これが中間貯蔵施設になっていると。それで、先ほど去年の秋から稼……
○片山大介君 日本維新の会の片山です。 私、早速質問に入りたいと思います。私も、最初は、先ほど宮沢委員も言われたんですが、法制化をすることの経緯というか、それについて聞きたいと思います。 元々この適応計画は、先ほど大臣から話があったように、三年前の十一月に閣議決定をされました。そして、その計画の下で各省庁が具体的な適応策を実施してきて、去年の秋に初めてそれぞれの策の実施状況をきちんとフォローアップする、どこまで進んでいるのかきちんと確認する、これが行われました。そして、おととしには、気候変動適応情報プラットフォーム、これはホームページですよね、ホームページで各種情報をいろいろ地域の方に提供……
○片山大介君 日本維新の会の片山です。
三人の参考人の先生方、今日はありがとうございました。
私は、まず浅野先生にお伺いしたいと思います。
先生のその話の中で、緩和と適応策の法体系を一本化すべきというお考え示されて、ただ、その中でも、今回直ちに取り組む必要があったから別の法体系というのもやむを得なかったというお考えを言われたんですが、やはりこれは一本化した方がいいのか、この緩和と適応の二つの車輪を回すに当たっては、別の法体系よりは一緒にした方がいいというお考えがあるのか、その理由をちょっと教えていただければと思いますが。
【次の発言】 ありがとうございます。
それでは次に、同じ質問で山……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私も、質問をするに当たって、これまでの審議と同じような質問が、ちょっとかぶる可能性があるんですけど、最後のバッターなので御容赦いただきたいと思います。 それで、私、まず最初に聞きたいのが、今回の法案でも重要な役割を担うことになる国立環境研究所について聞きたいと思います。 法案では、国立環境研究所は情報整備体制の中心となって自治体に対して適応策の技術的な助言やその他の技術的な援助を行うとなっている。それで、地方は必ずしも科学的な知見が十分でないですから、今後それで地方には地方計画を作ることも求められますから、こうした具体的な援助を行っていくという……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、今日は、先週末から今週にかけてカナダで行われたG7サミットで話し合われた環境に関するテーマ、海洋ごみと気候変動について伺いたいと思います。これまでの審議でちょっと同じような質問も出ているかもしれませんが、そこは御容赦いただきたいと思います。 まず、海洋ごみについて伺いたい。 これ、サミットでは、深刻化する海のプラスチックごみを減らすための数値目標、これを盛り込んだ海洋プラスチック憲章というのが出されたんだけれども、これ、宮沢委員からも話があったように、日本とアメリカだけが承認しなかった。これはもう大変残念だと思いますし、これ環境団体からも……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、今日は保育の問題について、厚労省、そして今日は内閣府からも来ていただいて話を進めていきたい、そのように思っています。 まず、厚労省は、先週の金曜日に、保育の質を議論する有識者会議というのを立ち上げました。保育の質が何によって成り立つのか、そして何をどう強化すれば質が上がっていくのかを議論するという。 保育の質には、内容面、環境面、そして人材面での三つの観点から成ると思いますけれども、これ、どういう形で話を進めて、結論をいつ頃までにまとめる考えなのか、まず大臣にお伺いしたいと思います。
○委員以外の議員(片山大介君) ありがとうございます。
今回の政府案は、いろいろと政治的な判断があったんだと思いますけれども、この法案が施行されたとしてもやはり日本は諸外国に比べると遅れていると思います。特に、オリンピックの開催国はこれまで必ずたばこフリーの社会を実現させてきたので、それが今回、日本、再来年、東京オリンピック・パラリンピックが開かれますが、そのオリンピック開催国、ホスト国として日本はそのたばこフリーができないということは、やはり大変残念なことになるかというふうに思います。
【次の発言】 我々も政府案と同じように、やはり経営規模の小さい事業者に対しては考慮しました。ただ、この法……
○委員以外の議員(片山大介君) 質問ありがとうございます。 我々も、今、石橋委員言われたように、政府案と同じようにやっぱり秩序罰の方で考えているわけなんです。それはなぜかといいますと、まずこれ、この法案では、受動喫煙防止のための規範を定めて、社会的な維持の秩序を求めるものでありますから、そう考えると、刑罰による罰金よりは行政上の秩序罰である過料で十分ではないのかというのが我々の考えです。 その上で、我々は過料の額を政府案より下げました。それはなぜかといいますと、やっぱり取締りの実効性を担保するため、確保するためというふうに考えています。 それで、今の政府案の場合、やはり高いと思いますし、……
○委員以外の議員(片山大介君) 質問ありがとうございます。 我々も、政府案と同じように、やはり秩序罰で、その摘発までには段階を経るもので考えておりますが、ただ、一番大切なのは、しっかりとその罰則を設けた以上それが適用されなければいけない、その実効性を担保するために我々はあえて額を下げることにしました。 額が、今の政府案のように高い額にしていますと、実際に現場の保健所の担当者がその命令を発したり、それから違反行為に対して摘発するときにやはりちゅうちょしてしまう、抑制的になってしまうところがあると思いました。 であるので、我々は、額を下げることによって、保健所の担当者がしっかりと摘発をして罰……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、先ほど斎藤委員からも質問のあった交付金について聞きたいと思います。 地方における消費者行政の充実強化を目的とした交付金なんですが、まず、配付資料の一枚目を見ていただきたいんですが、これが新年度、三十年度の予算案の内訳で、一番高くなるのがこの赤枠の下の方の新規の地方消費者行政強化交付金になっています。これ二十四億円が付いている。前の年が、今年度、二十九年度になるんですが、これは地方消費者行政推進交付金という、似通った名前なんですが、こっち三十億円付けられている。 まず、この二つがどう違うのか、簡単にでいいので説明していただきたいんですが。
○片山大介君 日本維新の会の片山です。 先ほど山添委員から食品の機能性について質問あったんですけど、私も実は同じような質問をしたいと思っているんです。私は、三年前に制度が始まった機能性表示食品について質問をしたいと思っています。 機能性表示食品というのは、いわゆる健康食品の中でも保健機能食品と呼ばれているものです。具体的には、その成分を含んだ商品、食品を摂取すれば、特定の保健の目的、例えば脂肪の吸収を穏やかにするだとか、そうした特定の保健の目的を期待できることというのが書かれた商品のことをいうんです。 それで、まず配付資料の一枚目を見ていただきたいんですが、じゃ、この保健機能食品というの……
○片山大介君 日本維新の会の片山です。
三人の先生方、どうもありがとうございました。私も少しかぶるところあるかもしれませんが、御容赦いただければと思います。
まず、森参考人にお伺いをしたいんですが、今回焦点になっている社会生活上の経験不足のところの話、第三号、第四号のところで、やむを得ないとおっしゃられて、あと、意義を明らかにしてというふうにおっしゃられたんですけど、ここの意味がちょっと少し分からなかったので、教えていただけますか。
【次の発言】 それで、その三号、四号なんですけれども、いろいろとぶれたところはあったんですけど、消費者庁の見解としては中高年も対象になるということなんだと思い……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私も同じく議論をさせていただきたいので、よろしくお願いいたします。 消費者問題は被害事例を適切に捉えなければいけないので、だから、法制化に当たっては要件の該当性を的確に、川口次長が言われたように、要件の該当性を的確に判断していく必要があると。その過程が今回難しい、特にこれが難しくなっているんだというのは分かります。ここまで審議も詰まってきたんですから、是非今日はちょっといろいろと本音ベースでお話を聞きたいと思います。 まず、ちょっと整理をさせていただきながら話をしていきたいんですが、まず今回の改正案で一番問題になっているのが、この配付資料の一枚……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。
私は、保育士の処遇について聞きたいと思います。
総理は施政方針演説で、二〇二〇年度までに待機児童三十二万人分の受皿を整備するというふうに述べられました。そして、このうち六万人分については前倒ししてこの三月に達成するというふうに言っています。
それで、この前倒しについては、去年秋の衆議院選挙の前に急に発表した感じもあるんですが、あと二か月です。これは、保育士、本当に十分に確保できるのかどうか、これだけ保育士の有効求人倍率が高い中で大丈夫なのか、まずそれについてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 総理が今言われた十一万人というのは、今私が言った……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、財務省の文書改ざん問題についてお話を聞きたいというふうに思います。 今回の問題は、国民が一番知りたがっていた問題の国有地の交渉経緯が隠されていたもので、これは国民への背信行為であることにほかならないというふうに思っています。そして、財務省は十四件だと言っているが、これは文書の数にすぎなくて、これを箇所数に変えると実に三百件を超えているんですね。これはもうモラルの問題というよりは、もう私は、やっぱり犯罪に近い、このように思います。そして、この今回の発表はおとといでした。それまで財務省は、捜査への影響、これを理由にほとんど何もしゃべってこなかっ……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。
私も、引き続き、財務省の改ざん問題についてお話を聞いていきたい、そう思っています。
まず、昨日の審議で我が党の浅田均議員の質問に対して太田理財局長は、近畿財務局の職員が改ざん前の文書を個人的に保管していたと、こう述べました。そして、その後、大阪地検の協力を得て確認ができたというふうに述べているんですが、そうなると、この個人的に保管していた文書というのが今回財務省が考えている元々のオリジナルの原本という考えなのか、まずそれについてお伺いしたいんですが。
【次の発言】 そうすると、あれですか、オリジナルの原本じゃない可能性もあるということですか。
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 今日の集中審議ですが、残念ながら、ほかの野党は欠席をしました。あしたは南北首脳会談が行われ、内外の政治情勢がこれだけ動いているのに、今、日本の国会は残念ながらこのような状況になってしまっています。そして、維新の考えでは、やっぱりほかの野党の皆さんにも出てきてもらって議論をして政府の姿勢をただしてもらいたいと思っています。 ただ、一番の問題はやはり政府にあるんです。やはりこのモリカケ問題、セクハラ問題、日報問題など余りにもたくさんの不祥事が相次いでいて、その説明責任はおろか、そして、その後の対応だってとても納得できるものではないという、この状況を生……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 初めに、維新の立場を簡単に説明しておきたいと思います。 我々維新は、規制改革、岩盤規制の打破に対しては賛成の立場です。この獣医学部の新設だって、これまで半世紀以上にわたってこれ認められてこなかった。これはおかしいと思う。だから、まだまだ門戸は閉ざされていて、午前中に我が党の井上議員も言ったけれども、文部科学省の告示第四十五号、これがあることで再び獣医学部の新設などが閉ざされている。我々は、この四十五号、文科省の告示も取り払うべきだと思っているんです。 ただ、こうした規制改革を進める上で何よりも大切なのは、選定過程の公平性そして透明性の担保。これ……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私も、森友、加計問題について聞いていきたいと思います。 まず、森友問題についてです。 財務省が先週国会に提出した三種類の文書をパネルにしました。(資料提示)まず、改ざん前の文書、これが三千ページ、それから、森友学園等との交渉記録、これが九百五十ページ、さらに、財務省内で森友学園への対応を相談したメモ、これが二十六ページ。これだけの多くの文書を改ざん又は廃棄したことに大変驚く、そのようになっています。 そして、この文書をそれぞれずっと見てみましたけれども、やはり全体像と言えることは、森友学園側が、昭恵夫人始め政治家の名前を挙げて、時には高圧的に……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私も、先ほど武田委員が話したのと同じ地球温暖化対策、来月ポーランドで行われるCOP24について伺いたいというふうに思います。 COP24の目的は、おととし発効したパリ協定、これの共通ルールを定める、これが今回の一番の目的です。そして、これまで途上国からは先進国と差異を設けるべきという主張が出て、意見が対立して、交渉が重ねられてきた。その三年にかけて及んだ交渉の成果というのを今回きちんと出すというのが今回のCOPの目的なんだけれども、まず、これにおいて日本はどのような姿勢で臨むのか、どういう役割を担おうとしているのか、まず大臣からお伺いしたいと思い……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、プラスチックごみについて質問したいと思います。 プラごみをめぐっては、この夏に中央環境審議会に設置されたプラスチック資源循環戦略小委員会が、十月になって戦略の素案をまとめました。配付資料の一枚目を見ていただきたいんですが、その戦略が目指す方向性というのをイメージしたものを書きました。 これまでにも言っている循環型社会というのを一層進めていこうというんですが、一番目の発生抑制、これリデュースです、二番目のリユース、再使用、それで三番目のリサイクル、再生利用、それぞれに目指すべきマイルストーンというのを設けました。それが配付資料の二枚目です。……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、地方消費者行政について、先ほど斎藤委員からも少し話がありましたが、この点についてお伺いしたいと思います。 新年度、平成三十一年度の概算要求で、消費者庁は地方消費者行政強化交付金に四十億円を付けました。配付資料のまず一枚目を見ていただきたいんですが、この下の方のダイダイ色になっている三十一年度、新年度、四十億円です。 一年前の概算要求のときはどうだったかといいますと、この三十年度のところで、地方消費者行政強化交付金と、それからその下にある地方消費者行政推進交付金、これ二つ合わせて四十億円を要望しました。だけれども、年末の査定で強化交付金の方……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私もこれまでの委員とちょっと質問がかぶるところもあると思いますが、御容赦いただければと思います。 まず、今回のリコール情報と届出の義務化の経緯についてなんですが、まず、去年十一月に食品衛生法の改正に伴う懇談会があり、そしてその後、同じく去年十二月に消費者委員会の意見書で指摘されたことがきっかけになった、そしてその後、今年になって、まずさきの国会で先行して食品衛生法が改正されて、今国会ではこの食品表示法の改正案が提出されたと、こういう経緯なんですけれども。 ただ、これ、自治体を見ると、自治体の動きはもっと早くて、もう既に自主的に条例や要綱を使って……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。
私は、まず、来年十月に消費増税一〇%と同時に実施される幼児教育の無償化について伺いたいと思います。
実施まであと一年を切ったというのに、制度上の不明な点や問題点がまだまだたくさん残っています。そして、この制度の下で実際に現場で実務を担う全国の自治体からは不安の声も上がっています。
そこで、まず総理にお伺いをしたいんですが、一体この幼児教育の無償化にどのくらいのお金が掛かるのか、まずこれについてお答えいただきたいんですが。
【次の発言】 それで、今、内閣府と全国の市長会とかで協議をしているんですが、今日、実はその数字が一部出たんですよね。その予算……
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介です。 私は、去年の暮れ、COP24で採択されたパリ協定の実施指針についてお伺いしたいと思います。去年の環境委員会でも私、そのパリ協定の直前に大臣に質問させていただいたんですが、その後質問の機会がなかったので、今回改めて聞きたいと思います。 それで、大臣、所信でも説明されましたが、改めて、日本の成果と、今後どうしていくのかというのを聞いていきたいというふうに思います。 それで、まずCOP24、これ、一部の項目を除いて今回実施指針が採択されたというふうになっています。それで、採択に至るまでは途上国と先進国の間で二分論、二分論に関して対立があった……
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介です。
私は、今日は、プラスチックごみについて伺いたいと思います。
先月、中央環境審議会の小委員会がプラスチック資源循環戦略案を決定し、間もなく原田大臣に答申をする予定になっていますね。そして、この戦略案は、六月に大阪で開かれるG20の前に政府の戦略として格上げされる。
そこで、まず大臣にお伺いしたいのは、日本はこの戦略の下で、G20で各国をどうリードしていくおつもりなのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 是非頑張っていただきたいと思いますが。
それで、この戦略案、政府の戦略として格上げされる場合は閣議決定を想定されているのかど……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私も少し似た質問になる可能性ありますけど、そこは御容赦いただければと思います。 それで、今回の法改正は、九年前の生物多様性条約締約国会議で採択された愛知目標がきっかけになっていると。それで、来年まで、二〇二〇年までに管轄海域の一〇%を海洋保護区に設定することが求められているんだけれども、日本は今のところまだ八・三%にとどまっていると。そうした中での今回の法改正をしようという話なんですが、アメリカやイギリスは既に四〇%を超えていると。全世界の国家管轄権内の水域では既に一七%が海洋保護区に設定されているのに、日本は遅れてきたと。 これ環境省に聞いた……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、先月まとまったパリ協定に基づく地球温暖化対策の長期戦略案について伺いたいと思います。 来月、大阪で開かれるG20までに正式決定されるということなんですが、ここに至る経緯というのが不透明だったと。これはもう既にいろいろと指摘されているところなんですけど、ちょっとまず、それについてお伺いしたいと思います。 戦略案の策定に当たっては、去年の八月から有識者の懇談会が開かれてきました。でも、その懇談会、去年の十二月の下旬以降はもう一切の秘密裏の会合になったと。それまでもその懇談会自体は非公開だったんだけれども、その議事録というのは出してきたんだけれ……
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介です。 私が用意してきた質問、大体今一通り委員の方が言われたと思うので、ちょっと繰り返しになるかもしれませんが、御容赦いただければと思います。 それで、今回の法改正は、都道府県の指導監督の実効性を上げようというのが主な目的ですね。それによって、近年三割程度に低迷しているフロン類の回収率を上げて、政府の温対計画にある二〇二〇年五〇%、そして二〇三〇年七〇%を何とか実現しようというものだということです。 まず、フロン類のこの引渡義務違反などについて新たにこれ直接罰の規定が設けられた、これが大きな柱になっていますね。それで、ユーザーは、廃棄物・リサ……
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介です。 私は、先ほど福島委員も言われた原発事故からの復興に係る課題について聞きたいと思います。 去る四月十日、福島県の大熊町で、帰還困難区域を除く一部地域で避難指示が解除されました。御存じのように、大熊町というのは福島第一原発の立地自治体で、その立地自治体で避難指示が一部でも解除されるのは、原発事故から八年を経て初めてのことです。復興に向けてまた一歩前進した、これ自体は喜ばしいと思っています。 ただ、大熊町が今年一月に実施した住民へのアンケート調査では、戻りたいと考えていると答えた住民は僅か一四・三%、一方、戻らないと決めていると答えた住民は……
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介です。 宮腰大臣とは何か毎日向かい合っているような、そんな感じでやらせていただきますが。 それで、私も最初に、徳茂委員が質問された地方消費者行政についてお伺いしたいと思います。 地方消費者行政に係る交付金は地方消費者行政強化交付金というんですが、配付資料の一枚目を見ていただきたいんですが、新年度の予算案ではこの額が二十二億円でした。それで、年度推移を見ると、これ毎年やっぱり下がってきているんですよね。 今回、たしか概算要求では四十億ぐらいだったと思うんですけれども、やはりこのようにどんどん減ってきているんですが、まず、これについての評価、ど……
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介です。 私は、まず、徳島に設置されている消費者行政新未来創造オフィスについて伺いたいと思います。 このオフィスは、三年前にまち・ひと・しごと創生本部で決定された「政府関係機関の地方移転にかかる今後の取組について」という内容に基づいて設立されたものです。それで、迅速な対応を要する業務や対外調整プロセスを重要とする業務、例えば国会対応、危機管理、法執行などは東京で行い、それに該当しない、実証に基づいた政策の分析や研究機能を行う拠点としての位置付けです。 このオフィスの恒常的な設置、そして規模の拡大については三年後をめどに検証して見直すことになって……
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介です。 私は、やはり厚生省の統計不正について聞きたいと思います。 これまでの審議を聞いてきましたが、やはりその真相が明らかになったとはやはり言えないと思います。厚労省の自浄努力、自浄能力も働かなかったとなればやはり国会の場で解明すべきなのに、やはり参考人も与党側の反対で認められなかった。特に、前の政策統括官については、更迭されたので現職でないからという理由なんだけれども、この理屈はやっぱり国民には通らないと思います。それで、国民からすれば、やはりその今の肩書じゃなくて、当時を一番やっぱりよく知っている人に来てもらう、これが前提だと思います。 ……
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介です。 私はまず、先ほど矢田委員からも話があったんですが、先週、制度見直しの報告案がまとまった企業主導型保育について聞いていきたいと思います。 企業主導型保育というのは三年前に始まった制度です。事業所内につくられて、従業員の子供を対象にした無認可の保育施設。ただ、それだけではなくて、その定数の半分まではその地域の子供を受け入れる地域枠というのを設けることができる。国は、待機児童の有力な受入先として、認可外施設にもかかわらず、緩い基準なのにもかかわらず、多額の認可並みの助成金を与えてきた。 これによっていろいろな問題が出てきているんですが、まず……
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介です。 私は、まず皇室について質問させていただきたいと思います。 二週間後の四月一日に平成に代わる新しい元号が発表される、そして四月三十日には天皇陛下が退位されて皇太子様が新天皇に即位される。これから日本にとって歴史的な出来事が相次ぎます。 それで、まず、新元号についてお話を伺いたいと思うんですが、まず、選定に向けた準備も最終段階を迎えていると思います。 それで、まずパネルの一枚目を出していただきたいんですが、その公表の日付は一か月前の四月一日となっています。(資料提示)それで、四月一日、まずこの一番上にあるのが、各界の代表者から成る元号に……
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介です。 私は、まず、来週四月一日から始まる新しい外国人材の受入れ制度について伺いたいと思います。 今月の十五日に政省令、そして二十日の日に運用要領が公表されました。去年法案が成立してからこの短期間で、事務方の方、本当大変だったと思います。だけれども、やっぱり見てみると、今もってよく分からないところが多いですよね。 それで、まず聞きたいのが、現地の国、外国の方で行われる日本語試験と特定技能の試験についてなんですけれども、これの今準備状況というのはどうなっているのか、教えていただけますか。
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介です。 私は、会派を代表して、平成三十一年度予算案に対し、反対の立場から討論いたします。 平成三十一年度予算案に反対する第一の理由は、消費税の増税です。 今年十月に消費税率の増税が予定されています。増税に基づいた予算は到底賛成できません。日本維新の会は、これまで何度も身を切る改革を主張してまいりました。国民の皆さんに増税をお願いする前に、まず、適切な無駄のない歳出になっているかどうかが大切で、行財政改革をきちんと実現するところから始めるべきです。 また、消費増税だけでなく、軽減税率を前提としている点にも、拙速に過ぎるものであり、将来に禍根を……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。 私は、各会派の皆さんの意見表明を聞いての感想と、あと、維新の会の我々の考え方、補足的に説明をさせていただきたいと思います。 まず、これまでの憲法改正の議論というのは、どうしても、保守であれば改憲、そして革新であれば護憲というイデオロギーの中で行われてきた感があります。先ほどいろいろ各会派の話を聞かせていただくと、やはりその延長に立ったところがあるかもしれないというふうに思いましたが、我々維新としては、脱イデオロギーの中で考えを進めていきたい、そう思っています。 そしてもう一つ、自主憲法制定論だと……
○片山大介君 ありがとうございます。日本維新の会の片山大介と申します。 今日は、大変貴重な意見をいただき、ありがとうございました。 私は二つの質問について、一人一人、それぞれお一人に質問したいと思います。 まず平沼先生にお伺いをしたいんですが、資料の十二ページで第四次産業革命の話をされました。AI、ビッグデータを使ったスマートエネルギーというんでしょうか、これについて、大体いつ頃であればこれが実現可能なのかと思っているのかと、もう一つは、これを実現するために必要な国としてやっていくべきことは何なのか、規制の改革なのか、それとももっと開発に投資を入れるべきなのか、そこら辺のお考えをまずお伺……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 今日は、大変勉強になる話、ありがとうございました。あと、事前に文献も読ませていただきました。大変勉強になりました。 私は、まず岩間先生にお伺いをしたいんですけれども、そのシェール革命、これ日本での開発が可能なのかどうか。四、五年ほど前に秋田でシェールオイル開発ができたことが一時期ちょっと騒がれたけれども、その後ぱたりとやんでいます。そして、あと、アメリカのエネルギー省のシェール資源表ですか、これには日本はどうも載っていないような感じなんですけれども、日本での開発についてどのように見ていらっしゃるか、教えていただけますか。
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 私は、まず最初に、原発いじめについて聞きたいと思います。 福島から避難した子供たちへのいじめについて、昨日、文部科学省による全国調査の結果というのが初めてまとまって公表されました。それによると、その数は二百件に及ぶという数字になっています。それで、何でこれをここで質問するかといいますと、原発事故から六年になる前の、先月の十日ですか、田中委員長が職員の訓示でこの原発いじめについて触れているからなんです。そして、田中委員長は、根拠のない風評や誤解による差別やいじめで言葉に尽くせない苦悩と怒りに苦しんでいると、こう述べられたんですね。私、全くそのとおり……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。 今日は、四人の先生方、本当に大変貴重な話をありがとうございました。私は、それぞれの先生方のちょっと話の中で気になった点を順番に聞かせていただきます。 まず豊田参考人で、私もちょっとエネルギーミックスの関係でお伺いしたいんですけれども、先生言われたように、これ、温暖化ガスの削減ありきで二〇三〇年の電源構成を決めていて、それで原発が二〇から二二%ですかね。ただ、これをやるには、新規の建設が、これが恐らく簡単にはいかないでしょうから、運転延長を十基ぐらいしないとたしかこれ成り立たない計算だったような気もするんですけれども、これは、先生、専門家の立場から……
○片山大介君 日本維新の会の片山大介と申します。 今日は、山田さん、中原さん、大変貴重な意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。 それで、私は、日本維新の会は多様な働き方を認めていこうという考えではあるんです。ですけれども、私、議員になる前は記者をしておりまして、記者というのももう時間管理が全くない中で働いてきました。だから、その厳しさというものは大変よく分かっていますし、記者時代に医師の勤務の過酷さ、私の場合は産婦人科医の取材だったんですが、それも取材して本当によく分かっているので、中原さんの言われることが本当に身にしみて分かりました。本当にありがとうございました。 ……
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介と申します。 私は、まず、パリ協定の各国の削減目標についてお伺いしたいんですが、去年の年末にあったCOP24のタラノア対話で各国がその目標の上乗せを言及する中、日本は何も言わなかったんですよね。それで、御存じのように、日本の目標は二〇三〇年度に二〇一三年度比で二六%。これ、先ほどは、たしか秋元さんでしたっけね、世界で見ても高い方だからとおっしゃっていたんですが、これ、二六%からの上乗せは可能なのかどうかというのを聞きたいと思っています。 それで、特に二〇三〇年のときにはやっぱり人口減少だとか、それから経済が余り成長しないんじゃないかと、こういう……
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介です。 三人の先生、今日は貴重な意見をありがとうございました。 まず、私は安田先生からお伺いしたいと思うんですが、再生エネルギー進めていかなければいけないというのは誠にそうで、環境省なども喜んでいるんじゃないかなと思いますけれども。 それで、まず、三ページの先生の資料にあったエネルギーミックスの話で聞くと、日本の再生エネルギー、世界に比べるとやっぱり割合は低いというか、特に風力発電なんかは一・七%しかないですよね。その一方、政府が今年の六月に改定する予定のインフラ輸出戦略だと、風力発電を重点分野にしようと、こういう話が今出てきているんですよ。……
○片山大介君 日本維新の会・希望の党の片山大介です。 私もまず冒頭に、先ほど江崎委員と舟山委員が言った議事録、公開すべきだと思いますよ。これ、私も以前、環境委員会で言ったんですね。水面下でなくて、やはりこれ国民に広く知ってもらって国民議論というものをやらなきゃいけないんですよ。これ言ったんです。私も環境委員会のときに言ってそのままになっているので、これ是非やっていただきたいと思います。 それで、私は今日は、日本のエネルギーを考えるに当たって一番重要な原子力について聞きたいと思います。 先ほどミックスの話が出ました。二〇三〇年度、原子力二二から二〇%。じゃ、現状はどうかというと、直近の二〇……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。