このページでは伊藤孝江参議院議員の25期(2019/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 私は、自民、公明を代表して、令和二年度補正予算三案に対し、賛成の立場から討論を行います。 冒頭、新型コロナウイルスに感染し、お亡くなりになられた方々に心より御冥福をお祈り申し上げますとともに、治療を受けておられる方々が御快癒されることを心よりお祈りいたします。また、医療現場や社会生活を支えてくださっている皆様に対し、深く感謝申し上げます。 今月七日、七都府県に対して緊急事態宣言が発令され、十六日には対象地域が全国に拡大されました。この緊急事態宣言を境に国民生活を取り巻く環境が激変したことに対応し、この補正予算案はより強力に編成されました。 収束の兆……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 私は、公明党を代表し、少年法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。 国民投票の投票権年齢、選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられ、令和四年四月からは、民法における成年年齢が十八歳に引き下げられます。 これらの法定年齢の改正を踏まえてもなお、今回、少年法の適用年齢は引き下げられることなく十八歳、十九歳も特定少年という呼称で少年と位置付けられました。これにより少年法においては、十八歳、十九歳に対しても健全な育成を期すという目的の下で処遇が検討され、決せられることになります。 また、原則として全ての事件を家庭裁判所に送致する、いわゆる全件家裁送……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。赤羽大臣始め省庁の皆様、よろしくお願いいたします。 早速、港湾法改正法案についてお聞きをさせていただきます。 まず、国際基幹航路の競争力強化についてお伺いをいたします。 四方が海に囲まれている我が国にとって、海事、港湾戦略を強化していくというのは経済の発展にとっても不可欠のものであることは言うまでもない中で、今回の港湾法改正法案で国際基幹航路に就航するコンテナ船の寄港回数の維持拡大が目的の一つとされております。 国際的な競争に日本の港が打ち勝つ、この点について事前に国交省からお受けした説明においても、貨物が多くあること、利用コストが安いこと、利便性が……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 早速質問に入らせていただきます。 新型コロナウイルス感染症の拡大を悪用した悪徳商法が増えているという点について、消費者庁にお伺いをいたします。 不審なマスクの販売広告メールが届く、行政からの委託を受けて消毒に行く、水道局をかたって水道管にコロナウイルスが付いているので除去するという電話がある、あるいは、助成金を振り込むのでキャッシュカードの番号や銀行口座を教えてほしいという電話など、いろんな手段で悪徳商法がなされているということです。 これらの詐欺にだまされないためにはどんなことに気を付けなければならないのか、一人一人に被……
○伊藤孝江君 ありがとうございます。公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、まず、コロナウイルス関連で二点ほど少し課題を指摘させていただければというふうに思っております。 まず一つ目が、クルーズ船をホテルとして使う、いわゆるホテルシップに関連してですけれども、延期にはなりましたけれども、東京オリパラのみならず、今後の国際会議等の大規模イベントに向けてホテルシップが活用するということを国としても目指しているというふうに承知をしております。 このクルーズ船をホテルとして活用するために、国交省の港湾局の方でクルーズ船のホテルとしての活用に係るガイドラインを作成しておられます。……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤です。よろしくお願いいたします。 今日は、マンション管理適正化推進法の方を中心にお伺いをさせていただきます。 今回、この法案の中で、マンション管理の適正化に関して国が基本方針を定めるということが一つ定められております。 ただ、これまで、マンション管理の適正化の推進に関しては、国交省としてもかなり取組をされているというふうに承知をしています。平成十三年には国土交通省の告示としてマンションの管理の適正化に関する指針も出されており、今回の法案で定めているようなことも、似たような内容が定められていると。それ以外にも、管理の適正化を推進するために、いろんなガイドライン、マ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず、道路法の改正について、特殊車両の新たな通行制度の創設について一点お伺いをいたします。 今回、誘導車の配置条件の見直しについてお聞きをしたいんですけれども、特殊車両の通行許可において誘導車を配置させる条件が付される場合、特殊車両一台につき前後一台ずつの計二台の誘導車が必要とされます。この誘導車の配置が道中の特定場所のみでよいというふうにされていても、結局は、それぞれの場所に誘導車を待機させておくのは不合理であることから、出発地から目的地まで誘導車が配置されているのが現状というふうに事業者の方からはお伺いをしております。これ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。
早速、法案の質問に入らせていただきます。
今回、賃貸住宅管理業に係る登録制度が創設をされるということになっております。先ほど、賃貸住宅管理業を営んでいる者の総数としては約一万弱という答弁がありましたけれども、その賃貸住宅管理業を営んでおられる方というか法人というかの職種であったり資格だったりの内訳について、お分かりでしたら教えていただけますでしょうか。
【次の発言】 確認ですけれども、賃貸住宅管理業を行うに当たっては、特に資格であったりというような要件はないということでよろしいですね。
【次の発言】 今回、この法案審議に当たりまして、私も地元で複数の不……
○伊藤孝江君 ありがとうございます。公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、まず、新型コロナウイルス感染症についてのお伺いをさせていただきたいと思います。 昨日、WHOが、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態宣言をしたという、昨日未明ですかね、したということで、本当に新たなフレーズに、今回、対策の方が入っているということを実感をしております。連日、感染をした方、また死者の方を含め、数がどんどんどんどん増えていっているというような状況の中で、これまで以上のスピードで日本国内でも拡大をしていくおそれがあると言わざるを得ないという状況だと思います。観光客を含め、全国どこでも感……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず最初に、雇用調整助成金の支給体制についてお伺いをいたします。 雇用調整助成金の適用を拡大したことについては大変評価をしていただいて、また、利用したいという声も多く聞いております。迅速に支給されることが大切だと思いますけれども、私の地元の兵庫県、ここでは雇用調整助成金の申請先は神戸市にある兵庫労働局の一か所のみとされております。広い県下で一か所のみということで、各地で、自分の近くで申請できるようにしてほしいという声をたくさん伺います。 まず、現状として、この雇用調整助成金、今回の申請窓口の体制、各都道府県に一か所というよう……
○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。上川大臣、どうかよろしくお願いいたします。 先ほど来テーマに上がっております養育費について、まずお伺いをさせていただきます。 私たち公明党としまして、不払養育費問題対策のプロジェクトチームを立ち上げさせていただいております。九月には、森前法務大臣また加藤前厚労大臣に対しても、現行法の枠内でまず予算措置などで取り組むことができる方策について緊急提言を行わせていただきました。 子の養育費の支払実態について、厚労省の方が、平成二十八年度全国ひとり親世帯等調査結果として調査をしたものが上げられております。母子家庭のうち、養育費を現在も受けて……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 発議者の先生方、今日はよろしくお願いいたします。 今回の法案、検討が始まってからかなりの長い期間を経てようやく取りまとめられました。この間、過去に厚労省や法務省においても中間的取りまとめがなされているにもかかわらず、その後の検討が進まなかったという実情があります。この経過からも、生殖補助医療というのがいかに重いテーマであるかということも示唆されるところでもありますし、また、個人の人権に配慮をした生殖補助医療に関する法整備が求められる実態が増えてきているということも紛れもない現実でもあります。 私たち公明党も、不妊治療等支援推進プロジェクトチーム、立ち……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 まず、スエズ運河の開発等に対する開発支援についてお伺いをいたします。 スエズ運河に関連しましては、一九七四年から現在まで、開発調査、運河や待機泊地の拡張事業、経営改善計画、また収入拡大戦略、スエズ運河庁戦略強化プロジェクトなど、JICAの実施案件として現地で又は日本国内でも支援を継続されております。現地の事業だけで合計九百三十八億一千百万円に及びます。 日本にとって、スエズ運河に関連する様々な事業、これを支援することの意義について、外務大臣にお伺いをいたします。
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、まず国家公務員の総合職の志望者が減少しているという点について御質問をさせていただきます。 配付資料を一枚配らせていただいております、ごめんなさい、二枚配らせていただいておりまして、資料一の方を見ていただけますでしょうか。こちらが、一九九九年から、以前のT種のときからですけれども、総合職の志望者の推移を表しております。この二十年で申込者が約四万人から半分以下まで減りました。この表の後、二〇一九年以降も、昨年、二〇二〇年は一万六千七百三十人、そして先週発表がありましたけれども、今年度は一万四千三百十人ということで、昨年度と……
○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず、私からは、京都コングレスについてお伺いをさせていただきます。 私も現地の方で開会式へ参加させていただきまして、本当にありがとうございました。この京都コングレスは、新型コロナウイルスの感染拡大以降、国内では初の大規模な国際会議ということになっております。参加者、関係者の皆様にコロナの感染も結局なかったということも含めて、大臣、また法務省の皆様、そして関係者の皆様に改めて敬意を表したいというふうに思っております。 今回は、コロナ対策のために、現地で参加される方、またオンラインの方が大半ということで、ハイ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今、女性活躍等を目指して、女性が旧姓を使用するということも広く認められてきております。 今日、資料の方を配付をさせていただいております。こちらは商業登記簿ですけれども、役員の氏名に婚姻前の氏をも記録することができるようになりますという改正がなされまして、改正前は本名というか戸籍上の氏のみを記載できるというふうにされていたのが、平成二十七年二月二十七日以降、下の欄ですけれども、旧姓を併記することができるというふうにされております。この改正では、下に説明がありますけれども、婚姻により氏を改めた役員がある場合で、申出がされた場合に対……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、家事調停事件、遺産分割を除く家事調停事件の処理の充実強化について、まずお伺いをさせていただきます。 この家事調停事件、遺産分割を除くというのは今後ちょっと省いて、家事調停事件と言うときには、婚姻関係の事件であったり、また子供をめぐる事案に対しての家事調停というふうに理解をしていただければと思います、今日に関してですね。 この家事調停事件は、今も事件が増えているという状況の中で、特に子供の監護に関するもの、養育費であったり面会交流であったり、そもそも親権をどうするのかと、こういうようなことというのは、子供の生活だけでな……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日の法案は、目的の一つが所有者不明土地を発生をさせないという、その予防だというふうに承知をしております。その中の一つとして、相続登記の義務化という、これまでの政策からするとかなりインパクトのある方向性なのかなというふうに考えております。 まず、この相続登記の義務化に関連する点について幾つかお伺いをさせていただきたいというふうに思っています。 この相続登記の義務化を図っていくという中で、簡便な手続をまず一つつくろうということで新しくできるのが相続人申告登記だというふうに承知をしているところです。今現在では、まず登記名義人が登……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、四人の先生方、本当にお忙しい中、参考人として貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 まず、司法書士会連合会会長の今川会長に、今川参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。 相続登記の義務化についてお伺いをいたします。 今回の法改正の中で、相続登記の義務化、また過料が科せられるというのは、やはり一番大きなインパクトを持って受け止められるところなのかなというふうに思っております。その中で、相続登記の義務化ですので、国民の皆様には新たな負担を課すものになります。 その中で、この負担が課せられるという……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、養育費の問題についてお伺いをいたします。 この養育費の不払問題、我が党のPTでも提言を二度させていただき、また、この三月三十日からは法制審の家族法制部会でも審議が始まったというふうにお聞きをしております。数ある課題の中で、今日は、実務的に大きな問題になっております養育費の額の迅速、適切な決定という点についてお伺いをさせていただきたいと思っています。 現在の実務におきましては、子供の年齢、人数、またそして父母双方の収入が判明すれば、裁判所の策定した養育費の算定表に基づいて養育費の額の目安を容易に算定することが可能になっ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 三名の参考人の先生方、本当に今日は貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。 まず、橋爪参考人にお伺いをさせていただきます。 法制審における議論についてお伺いをしたいんですが、今回の少年法の改正を検討する前提として、現行の少年法に対する評価ですね、十八歳、十九歳に対しても有効に機能しているという点では法制審でも意見の一致を見ているというふうに承知をしています。この有効に機能しているという評価をされた根拠についてはどのように考えられているのかということを教えていただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 本会議でも質問をさせていただき、ありがとうございました。今回の改正法に関しまして、少年法の適用年齢を引き下げなかったこと、また全件家裁送致という基本的な枠組みを維持したことについては高く評価するということも本会議でもお話をさせていただいたとおりでもあります。少年事件数、また凶悪犯罪が減少していることを踏まえても、現行少年法が少年の改善教育やまた再犯防止に資するものであるというふうにも考えているところです。 私も弁護士として、少年事件で少年の付添人をした経験もありますし、また少年事件の被害者の方の代理人をさせていただいた経験もあ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 前回の質問の続きの、少年法に関して質問させていただきます。 保護処分が犯情の軽重を超えない範囲でならなければならないとする点についてというところで、処遇期間について前回途中で終わったところなんですけれども、一点確認をさせてください。 家庭裁判所が犯情の軽重を考慮して収容期間を定める場合、どのような定め方をすることが想定をされているのかと。例えば、三年とか二年十月、二年六月など、どういう、小刻みに設定をすることができるのかどうかというところですね。犯情といっても、犯罪の性質、態様、被害等幅広く含む概念であり、余り小刻みに決定を……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 まず、消防飛行艇についてお伺いをいたします。 先月、栃木県足利市と東京都青梅市で相次いで山火事が発生しました。青梅の火災は翌日に鎮火しましたが、足利の火災は、発生から八日後の三月一日に鎮圧したものの、今日までまだ鎮火には至っておりません。幸いにもいずれも人的被害はなく、現在も対応をされている地元消防機関を始め、応援に当たられた多くの消防機関の方々、さらには災害派遣で消火に当たられた自衛隊の皆様に心より敬意を表します。 大規模林野火災は、平成二十六年に群馬県で、平成二十九年に岩手県でも起きており、珍しいことではありません……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。今日はイトウタカエが二人おりますので、よろしくお願いいたします。 まず、私からは災害備蓄の生理用品の有効利用に関してお伺いをいたします。 この生理の貧困の問題、今大きく取り上げられているテーマでもあります。私たち公明党としても取組を進めてまいりました。三月四日、佐々木さやか議員が予算委員会で質問させていただき、その後、公明党としても菅総理に申入れをさせていただいた後、全国各地で、女性委員会で一気にですね、竹谷女性局長を先頭に進めてきたところでもあります。 特に、東京では、今報道でも大きく取り上げられております豊島区がもう既に配……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 では、まず今日は、この改正法案のうち国交省関連法案についてお伺いをいたします。 今回、国交省の関連法案としましては三つですね、建築士法で一級建築士の免許申請等に係る都道府県経由事務の廃止、宅建業法で宅地建物取引業の免許申請等に係る都道府県経由事務の廃止、不動産の鑑定評価に関する法律で不動産鑑定業の登録申請等に係る都道府県経由事務の廃止ということで、いずれも審査の円滑化による申請者等の利便性の向上及び都道府県の事務負担の軽減に資するというのを目的とする法案の改正がなされる予定になっております。 そのうち、宅建業法に関連するもの……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず、私からも、特商法の関係で契約書面の電子化についてお伺いをいたします。これまでの質問とも重なる部分もありますけれども、よろしくお願いいたします。 まず、この電子化ですけれども、本当に今たくさんの方からの懸念の声が寄せられているところでもあります。 今回の改正法案におきまして、特定商取引法等における契約書面について、消費者の承諾を得た場合に限り例外的に電子メールなどの電磁的方法による提供が可能となるということなんですけれども、まず、改めまして大臣に確認をさせていただきたいと思います。 このような制度改正を行うこととした趣……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず、雇用調整助成金の関係で大臣にお伺いをいたします。 国交省が所管される業界は幅広く、裾野が広いと。雇用調整助成金によって何とか雇用を維持されている企業がたくさんあると承知をしております。二月二十五日の予算委員会でも取り上げさせていただいたんですが、現在、六月まで現状の措置を維持する旨の決定をいただき、その決定を受けて、バス、ハイヤー、タクシー、ホテル、旅客船、空港、定期航空の関連団体など国交省所管の業種、特に観光や交通事業の皆様が安堵の声を私の方にも直接届けてくださっております。 本来であれば、この雇用調整助成金を使わず……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 まず、法案に関連しまして、所有者不明土地の実態把握の必要性についてお伺いをいたします。 この所有者不明土地の関連の問題につきましては、これまで、制度面では、平成三十年の所有者不明特措法の制定や令和二年の土地基本法の改正、そして昨年の民法、不動産登記法の改正など、次々と改正がなされております。ただ一方で、令和二年に実施した国土交通省の調査でも所有者不明土地の割合は二四%、同じく令和元年の法務省調査でも不明土地の割合は二〇%ということであり、顕著な減少傾向にあるとは言えません。 今後、一連の制度の見直しの成果や課題を見てい……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 まずは、新型コロナ対策に関連する質問をさせていただきます。 観光、交通産業に関して国土交通大臣にまずお伺いをさせていただきます。 コロナ禍において、観光産業や観光に関連した地場のバスやタクシーなどの交通産業は大変な打撃を受けております。私の地元の兵庫県でも、これらの産業は地域経済や雇用を支えているというだけではなく、今後の地方創生にとっても極めて重要な役割を担っていくと、果たしていかれるということを期待をしております。 このような産業の地域経済における役割をどのように認識をしているのか、また、今後どのように支え、振興……
○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。本日はどうかよろしくお願いをいたします。 まず初めに、知床遊覧船事故への対応について国土交通大臣にお伺いをいたします。 今回の事故によりお亡くなりになられた皆様に、また御遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。そしてまた、いまだ行方不明の皆様が一刻も早く見付かることを心より祈っております。 今後、事故の原因や課題の検証がなされるというふうに思います。何より御遺族の心情を尊重するとともに、国民の関心の高さを踏まえ、また、真面目にルールを守っている事業者が風評被害を受けないようにするためにも、国交省には丁寧に対応をいただきたいと思いま……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 熊野公述人、また野村公述人におかれましては、本当に御多忙の中、今日お越しいただきまして、貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。 まず、経済対策について熊野公述人の方にお伺いをさせていただきたいと思っております。 今回、新型コロナによる経済への影響というのを軽減するために、今現状として予備費を使っての対策という形で経済対策も含めてしているところではあるんですけれども、先ほど来、雇用調整助成金について高い評価をしているというお言葉もあったんですが、これまでの対策の中で、まずこの現状の中での対策として、ここは経済対……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。発言の機会をいただき、ありがとうございます。 まず、憲法審査会の在り方について意見を申し述べます。 今日の憲法審査会は三年二か月ぶりです。開催に向けて幹事の皆様に御尽力をいただいたこと、ありがとうございました。ただ、これだけの長期間、憲法審査会が開かれなかったことは率直に言って残念ですし、国民に広く理解を得ることは困難だと思います。今日を機会に憲法審査会が継続して開かれるようにお願いをいたします。 憲法審査会で取り上げることができるテーマは憲法改正だけではなく、それ以外にも多くあり、今日もいろいろな意見表明がなされております。憲法審査会の進め方として、……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 四名の先生方、本当にお忙しい中、大変、それぞれ個性的なというのか、本当に様々な価値観の御意見を聞かせていただいて、本当に勉強になりました。ありがとうございます。 まず、上田先生にお伺いをさせていただきたいと思います。 今も少し言っていましたけれども、先生の方でイギリスの方の憲法を含めた勉強をされていると、研究を、済みません、研究をされているということで、先生の論文も読ませていただいたんですけれども、イギリスの憲法と日本の憲法で一番違うところが成文化されているかどうかというところだと思います。 イギリスの場合には、憲法典とい……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 長谷部参考人、赤坂参考人、今日は本当に貴重な御意見ありがとうございました。 まず、長谷部参考人にお伺いをしたいと思います。 今回のそのオンライン審議を認めるかどうかというところの結論部分として、オンラインでの会議開催を認めない限り、国会としての最低限の機能をも果たすことができないという極めて例外的な事情の存在が客観的に認定される場合というふうにあるんですけれども、先ほども、個人的なというか、主観的な事情をどう考慮するかというところについての言及も少しされていたのかなと思うんですが、そもそも、定足数を充足すると、三分の一は出席可能、集まることが可能です……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。本日は発言の機会をいただき、ありがとうございます。 現在、参議院選挙の選挙制度において合区制度が導入されているところ、合区は長期間にわたり投票価値の大きな較差が継続する要因となっていた都道府県を選挙区の単位として、各選挙区の単位をめぐる仕組み自体を見直すべく較差の是正を図ったものであります。 参議院議員の選挙制度を考えるに当たって、投票価値の平等は憲法十四条一項等に基づいて要請される基本的で重要な原則です。平成二十四年の最高裁判決において、参議院は衆議院とともに国権の最高機関として適切に民意を国政に反映する責務を負っていることは明らかであり、参議院議員の……
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