このページでは伊藤孝江参議院議員の24期(2016/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 まず冒頭、秋篠宮眞子内親王殿下の御婚約の報道に接し、心よりお祝い申し上げます。 それでは、自民・公明を代表し、ただいま議題となりました地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。 少子高齢・人口減少社会になり、我が国の人口構成が変化する中、医療・介護分野の制度を将来世代に引き継いでいくため、制度の持続可能性を確保していくことは喫緊の課題です。その中で、高齢者各人にとって必要なサービスが提供されるよう、これまで以上の創意工夫が求められます。特に、二〇二五年に超高齢化社会を迎えるに当たり、社会保障と税の一……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 私は、公明党を代表し、ただいま議題となりました生活困窮者等の自立を促進するための生活困窮者自立支援法等の一部を改正する法律案について、加藤厚生労働大臣に質問をいたします。 生活困窮者等自立支援法の施行により、様々な課題を抱える生活困窮者に対して新たな支援体制が構築されました。 この二年の間に四十五万人の新規相談を受けるなど、生活困窮の深刻化への予防効果は着実に現れています。一方で、高齢の生活保護世帯が増加傾向にある中で、高齢化や単身世帯の増加が進んでいることからすると、生活保護世帯ないしは経済的に困窮する世帯が増えていくと見られます。まだ適切な支援を……
○伊藤孝江君 ありがとうございます。公明党の伊藤孝江です。 先般の参議院選挙で兵庫選挙区において初当選をさせていただきました。本日、初めて質問に立たせていただきます。 今回、質問の機会をいただきましたこと、大変に有り難く思っております。委員長を始め委員の皆様、また経済産業省の皆様、今後ともどうかよろしくお願いいたします。 まず初めに、石川議員に引き続き、中小企業経営強化法についてお聞きしたいと考えております。 現在の最重要課題は経済の再生です。そのために重要な柱である中小企業また小規模事業者の支援に関してお伺いいたします。 中小企業・小規模事業者は、多くが地域に密着し、地域に根差した……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 クレジットカードの利用が身近になって、また便利になっている中で、まだまだクレジットカードの利用に不安がある方が多いと。先ほど来もアンケート調査の結果も報告されておりましたが、その主な理由としては、カードの不正の利用、また情報が漏えいされるという点を懸念しているという方が多いという調査結果も出ているところです。 今回の改正案におきまして、加盟店にもカード番号情報の漏えい防止の義務を課すということになっております。ただ、三百万店以上もあると言われているその加盟店、もう本当に数多くの加盟店の全てが漏えい防止対策を取っているのかどうか……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、四人の参考人の皆様、本当にお忙しい中、貴重な御意見をいただき、また示唆に富んだ御発言をいただき、本当にありがとうございます。 私の方からは、今、西沢先生の方でお答えになられた年金とほかの社会保障の制度も含めたそのバランスなどの点について、西沢先生、また山崎先生にお聞きしたいと思います。 今、基礎年金だけではやはり生活がなかなか厳しいというような現状、茶谷参考人の方からもいただきましたけれども、そのような声が実際にたくさんある中で、その補完する制度として医療や介護、そのようなサービスを社会保障の中でまた補うということも可能ではあるけれども、それ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 私も引き続き、小規模事業者が元気になるための制度の一つとして使われております小規模企業共済制度について本日はお伺いをしたいと思います。 この小規模企業共済制度は、独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営しているもので、小規模企業の個人事業主などが個人事業の廃業などのときに備えて生活資金等をあらかじめ積み立てておくための共済制度です。要は、個人事業の方が退職金の代わりに積み立てておくという制度ですね。私自身も弁護士として独立をしたときに契約をさせていただき、昨年、任意解約をさせていただきました。 実際の手続の方は、中小機構が委託……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 今日は、事業引継ぎ支援センターの事業を中心に、中小企業に対する事業承継の支援ということをお聞きさせていただきたいと思っております。 中小企業において、高齢化や後継者の不足というのが大きな課題になっていて、本当にこのサポートが必要だという状況にあるというのは皆さん共通認識かと思われます。 先般、東京都の事業引継ぎ支援センターの方に今なされている活動等を含めてお話をお聞きしに行かせていただきました。こちらでは、平成二十三年度に事業が始まってから、相談件数、成約件数とも順調に伸びてきていること、また、そのために引継ぎセンター……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 まず、今日の、今回議題になっております原賠機構法の改正法ですけれども、目的を正確にさせていただきますと、東日本大震災で、また福島第一原発事故からの復興再生のために何としても事故炉の廃炉を安全かつ確実に着実に実施をしていかなければならない、そのための資金をどう工面するかというところに真正面から取り組むという趣旨での法改正だと認識をしております。これから長期にわたって巨額の資金が必要となることから、その資金の確保をどうしていくのか、また、事故を起こした東京電力に第一義的な責任をきちんと負担をしていただくというために、新しく廃炉……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、三名の参考人の先生方、本当にありがとうございました。 私の方から質問をさせていただきます。 まず、賠償責任、東電の負っている賠償責任についてということでなんですけれども、山内参考人、また橘川参考人の方で、結局のところは経済的に東京電力が最終的に賠償を全部負担をするというのはやっぱり現実的ではない、あるいは橘川参考人の方からは、事実上、有限責任であるというような表現でお話しいただいたかと思います。 その中で、これまで東京電力の方では一般負担金、特別負担金で、また今回、廃炉等積立金ということでの金額の負担をしていただくという方向での今法改正が審……
○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。 短時間ですので、早速質問の方に入らせていただきます。 原発事故からの復興再生に関する費用に関して、まず東電が責任を持ってというところに関しては当然としましても、現実には東電だけでは経済的な負担は賄い切れないと。その中で、電気料金など、どういう形でかというのはありますけれども、国民が一部負担をしなければならないという現実もあります。先ほども復旧に寄り添うという話もありましたけれども、東電の供給エリアの方のみならず、国民全体でどのような形で協力をしていくのかというところも今大きな課題になっております。 その中で、東電改革についてという……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 中小企業の支援の重要性で、また、その中で本当に商工中金が担っておられる役割の重要性というのは、これまでの先生方のお話にもありましたとおり本当に重要なもので、これからまたしっかりと調査をして今後のことを考えるという中での途中経過という今日は報告ということになるのかと思いますけれども、本当に単なる途中経過という形だけではなく、これからにしっかりと生かしていけるような形でのまた機会にしていきたいというふうに思っております。 ちょっと、質問の方をつくらせていただいている中でかなり今までの先生とかぶるところもありますので、危機対応業務に……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、地域未来投資促進法案の審議ということで、企業立地促進法の改正法ということですけれども、まず、現行法の果たしていた役割について確認をさせていただければと思っております。 この現行法におきましても、地域経済の基盤の強化を図ることが当該地域の経済の活性化にとって重要である。特に、地域が主体性を発揮してそれぞれの強みを生かした地域経済の振興に取り組むことにより地域経済の発展を目指してきた。この地域が主体性を発揮して、強みを生かして地域経済の振興に取り組む、地域経済の発展を目指すという大きな方向性自体は現行法と今回の法案とでは変……
○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。 三名の参考人の先生方、本日は本当に貴重な示唆に富んだお話をありがとうございました。 早速質問の方をさせていただきたいと思っております。 今回の法改正に関連をして、適正なリスク分担を金融機関と信用保証機関とでしっかりとしていこうというのが一つ大きな柱であるかと思いますが、まず、現状について中村参考人にお伺いをしたいと思います。 今回、適切にリスク分担がなされていないのではないかという前提がまずあって、そこからどう解消していこうかというところに話が行っているというのが、大ざっぱに言うとそういう感じかと思うんですが、現状として、中村参……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、中小企業信用保険法等の一部を改正する法律案の関係での質問ということで、まずは、午前中から議題の一つともなっておりました適切なリスク分担、金融機関、信用保証協会のリスク分担のための連携というところについてお聞きさせていただきたいと思っております。 今回の法案の柱の一つとして、個々の事業者のライフステージや状況に合わせて当該企業の成長や再生を支援するという観点から、リスク分担の割合を保証協会と金融機関の間で柔軟に調整していくという考え方が取られているところであります。金融機関が過度に信用保証に依存することなく、信用保証協会……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 まず、私からは、一つ目のテーマとしまして、最高裁判所の研修施設の有効活用の問題についてお聞きをいたします。 一般職及び特別職の国家公務員に対していろいろ研修をすると。そこで、最高裁判所におかれましては、研修用の施設として、教室また宿泊施設を保有されております。ところが、これらの研修施設、特に宿泊施設については余り利用されていないという現状にあり、会計検査院からも稼働率の低さについて指摘を受けているところでもあります。 まず、裁判所の研修用の宿泊施設に絞ってお聞きをいたしますが、前提として、研修用の宿泊施設を全国に何か所……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 予算委員会で本日初めて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 間もなく東日本大震災からは六年がたち、熊本地震から一年を迎えようとしております。私自身も阪神・淡路大震災で被災をし、それが人生の転機ともなりました。二十二年が経過した今でもまだ震災の影響が強く残っているという現状があります。 昨日も、阪神・淡路大震災によって障害者となった方々とともに厚生労働省に要望に行かせていただきました。発災から十五年間も掌握すらされなかったこの震災障害者の方々が今までどんなつらい思いをされてこられたか、そのような経験や思いを語ってくださいました。そして、……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。 本日は、少しピンポイントの論点ではありますが、障害基礎年金の更新の際の申請通知などの送付時期に関してお伺いいたします。 障害を有して障害基礎年金を受給されている方は、障害年金の受給を更新するために、厚生労働大臣が指定した日までに現況届や医師の診断書を提出することが求められます。障害の症状が変わらない方は診断書の提出を不要とされる方もいらっしゃいますが、診断書の提出が必要な方には、日本年金機構から現況届とともに診断書の様式が送付をされます。 この診断書についてですが、提出は一年から五年の間で、例えば一年後や二年後など、人……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 では、早速、旅館業法の一部を改正する法律案についてお伺いいたします。 まず、今回の大きな目的は、無許可営業、違法な民泊をどうやってきちんと把握をして摘発をしていくのかというところが主眼となっているかと思うんですけれども、まずその前提として、現状、違法民泊がどのような状況にあるかということについて確認をさせていただきたいと思っております。 今日、配付資料として、厚生労働省作成の旅館業法上の指導等の状況についてという、一覧表を含めた一枚のものをお配りさせていただいております。このちょっと読み方というか見方の方がはっきり分からない……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 杉本参考人、よろしくお願いいたします。 少し、ちょっと大きな視点でまずお聞きをしたいんですけれども、今、日本が生産年齢の人口が減少していること、また所得格差など、本当に大きな課題に直面しているというのは共通の認識ではないかと思います。その中で、経済を好循環させて、また働き方改革を含めたあらゆる政策を総動員して景気回復の実感が得られるようにというのがこれからの課題であるかと思っております。 その中で、独占禁止法はこれまで経済情勢を踏まえて運用されてきたというのは、先ほど杉本参考人も所信の中で述べられたところかと思いますけれども、今後、その日本経済を活性……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 では、若田部参考人に早速質問をさせていただきます。 まず、量的緩和の拡大というところについて少しお伺いをいたします。 若田部参考人は、先日、衆議院での質疑の際に、理論的には金融緩和には限界がない、また、長期国債を現状で日銀は約四割程度保有しているが、考え方によっては六割まだ残っている、これは市場に残っているということだと思いますが、とおっしゃられております。ただ、現在、日銀の方は、二〇一六年の総括検証を経て金融緩和の主軸を量から金利にシフトをしており、実質的な国債の買入れ額を年五十兆台まで落としております。 若田部参考人が……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 まず、いわゆる日報問題について、小野寺防衛大臣にお伺いをしたいと考えております。 平成四年のPKO協力法の成立に際しましては、私たち公明党は、日本だけが平和ならいいとするいわゆる一国平和主義にとどまるのか、それとも、世界平和のために、金、物だけではなく人も出す国際貢献の道を歩むのかということを、国会議員、地方議員、党員、支持者も含め全党挙げて議論を行い、PKOへの参加を決めております。法案作成の過程でも、自衛隊派遣の前提条件となるPKO参加五原則を法律に明記するなど、明確な歯止めも掛けました。 先輩議員の方々が大変な御苦労の中で制定をされたPKO協力……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。早速質問に入らせていただきます。
まず、企業主導型保育事業の運営費に関する補助金についてお伺いをいたします。
この補助金ですけれども、ほかの認可保育園などと違って、一度申請が認められてもまた毎年度申請を必要とする、そして審査がなされるというような扱いになっているんですけれども、なぜこのような違いが生じているのか、まずお答えをいただけますでしょうか。
【次の発言】 平成二十八年に一番最初に開設されたかと思うんですけれども、今年度、平成二十九年度は二度目の申請ということになりました。これについて相談を受けたんですけれども、今年度の平成二十九年度に二度目の申請……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 午前中にも、本当に今回の年金の事件に関しまして言語道断だという思いを強く訴えていただきましたけれども、全くの同じ気持ちであります。今回、これからの再発防止に向けて一体何を考えないといけないのか、何を検証していっていただかないといけないのかということも踏まえて質問をさせていただきたいと思います。 まず、このSAY企画ですけれども、委託をすべきでない業者に委託をしたという話がありました。本当にそのとおりだと思っております。まず、私は、今回なぜこのような事態になったのかという観点から少しお聞きしたいと思います。 今回の年金の問題に関しまして、契約までの流れ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は医療法及び医師法の一部を改正する法律案についてということで、早速質問に入らせていただきます。 この法律案は、医師偏在を解消していくということをしていきながら、医療の提供を適切に全国でしていくということを目指しているものだというふうに考えております。 この中で、具体的な医師の確保の対策に結び付けるためにということで、これまでの質疑の中にも出てきておりましたけれども、医師偏在指標に基づき都道府県が医師少数区域と医師多数区域を定めて具体的な施策に結び付けるということ、また、医師少数区域で勤務した医師を評価する制度ができるというふうに定められております……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、健康サポート薬局についてということでお聞きをさせていただきます。 資料の方を配付させていただいております。一枚目がこの健康サポート薬局の概要になっております。かかりつけ薬剤師・薬局の基本的な機能を有し、地域住民による主体的な健康の維持増進を積極的に支援する薬局、この積極的に支援する薬局というのが、この一枚目の右下の健康サポート機能というところにまとめられているものですけれども、ここに書かれているような役割を果たしていく薬局ということで、これから地域包括のその医療の関係、また地域医療にしっかりと役立てていただきたいというための制度かと思っておりま……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 生活困窮者自立支援法等改正法案についてお聞きをいたします。よろしくお願いいたします。 本改正法案におきましては、良質な日常生活支援を行う無料低額宿泊施設等に対して生活保護受給者への支援を福祉事務所が新たに委託できるという仕組みが創設されることになっております。生活困窮者等に対する居住支援ということかと思いますが、それに関連をしまして、まず生活保護法に基づく保護施設についてちょっと確認をさせていただきたいと思っております。 この生活保護法に基づく保護施設としましては、救護施設、更生施設、医療保護施設、授産施設、宿所提供施設ということで、この施設における……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、本当に参考人の皆様方、大変お忙しい中をありがとうございました。 早速質問をさせていただきます。 まず、布山参考人と逢見参考人にお聞きをしたいんですけれども、今回、長時間労働の是正ということで、とにかく時間をきっちりと上限を規制をして、罰則を作って、そして守ってもらうということを進めていくというところなんですけれども、そのために、まず一つ大切になるのが、雇用者側、企業側の意識改革、管理職の方の意識改革というところがあると思います。 これまで、いろんな企業の中で、経団連の会員企業の皆様もしっかりと取り組んできていただいた中で、緩やかな形ででもし……
○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。総理、よろしくお願いいたします。 今日は、教員の働き方改革ということで、部活動の関係に関してまずお伺いをさせていただきます。 長時間労働が問題になっている教員の仕事の中で、中学校、高校の部活動への従事に関して、まず部活動の性質が明らかではないということからも、なかなか部活動への関与にどのように教員が関わるべきかというところが決められないというふうな影響をされていると思います。 この中学校、高校の部活動の在り方につきましては、平成三十年、今年になりまして、教員の働き方改革という観点からの通知、また生徒にとって望ましいスポーツ環境を構築……
○伊藤孝江君 ありがとうございます。公明党の伊藤孝江です。 今日は、四名の参考人の皆様、本当に率直な思いを聞かせていただいて、また示唆に富む御意見を頂戴して、ありがとうございます。 では、短い時間ですので早速質問をさせていただきます。 まず、井戸知事にお伺いをいたします。兵庫県から来ていただいて、ありがとうございます。地元の私自身も本当にうれしく思います。 兵庫県では平成十六年に禁煙一〇〇%を目指した指針を作られて、またその後、平成二十五年には受動喫煙の防止条例を制定をされてきたと。本当に、国が規制をする前から先駆けた取組をされていて、いろんな立場からの主張、要望などの調整も難しく、ま……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 公明党では、東日本大震災の発災から、国会議員がそれぞれ被災自治体の担当となり、全員が復興担当という思いで被災地の復興に向けて取り組んでおります。この三月にも、宮城県、福島県、また岩手県で復興会議などを開き、多くの国会議員がこれらの会議と併せて視察や懇談会などにも参加をいたしました。その際に、学んだこと、感じたこと、そして、いただいた声をしっかりと受け止め、これからも復興のために全力で取り組んでまいりたいと考えております。 私は、宮城県に行かせていただきました。その中で、まず、仙台市にある震災遺構の旧荒浜小学校を視察をさせていた……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。本年もよろしくお願いいたします。 今日は、改正入管法に関連をいたしまして、外国人材の受入れ、多文化共生という点についてお伺いをしたいと思います。 まず、自治体の取組に対する支援に関連してお伺いをいたします。 先日の報道で、法務省の方から、外国人との共生策を進めるために、出入国在留管理庁にこの四月から、仮称ということですが、在留担当支援官を配置するというようなことがありました。この在留担当支援官という新たに設置をされる役割につきまして、目的、概要、また業務内容等についてお教えいただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、大臣の所信の中にも障害者雇用数の不適切計上の点につきしっかりと取り組んでいくということがありました。その点についてお伺いをしたいと思っております。 この不適切計上につきましては、第三者検証委員会から検証結果の報告がなされ、それを受けて政府の方で再発防止への基本方針を既にまとめられております。この不適切計上は、障害者雇用促進法の精神から大きく逸脱した許し難いことであるという点に変わりはないと思っております。その中でも、法務省が各省庁の中で不適切計上が多くあったということについては非常に残念に思っております。 まず、事実確認ですけれども、平成二十……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、技能実習生の失踪の課題についてお伺いをいたします。 衆議院の法務委員会の方で、我が党の遠山議員から指摘をして質問をさせていただいたところではあるんですけれども、時間切れの中で質問をし切れなかったというところ、引き取らせていただきたいと思っております。 技能実習生を多数受け入れておられる団体の方から、なぜ失踪者が増えていくのか、発生するのかということをお聞きしたときに、最大の問題の一つが、技能実習生に高い賃金を餌に失踪を促して失踪先まで手配をする、そういう悪質ブローカー、手配師、地面師と呼ばれる存在がいると、そこがやっぱり一番大きいんじゃないか……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。
まず今日は、造船分野における造船特定活動についてお伺いをして、最後に参法についても発議者にお伺いをしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
この造船分野におきましては、技能実習制度と併せて、二〇二二年までの期間限定で、技能実習二号又は三号修了者を対象として造船特定活動分野がありまして、外国人材を多く活用されております。
そこでまず、造船分野における外国人労働者の重要性についてお伺いをいたします。
【次の発言】 その造船特定活動におきまして、現時点までの特定活動就労者数及び技能実習生のうち特定活動に移行される方の割合についてお伺いをいたし……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、三人の参考人の先生方、大変お忙しい中、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。 まず、多賀谷参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。 先ほどの福岡議員の質問とも少しかぶるところがあるんですけれども、今回の改正入管法の趣旨、目的のところで、新制度の必要性についてお話をいただきました。技能実習の法の趣旨を潜脱するような実態がある中で今回新しく法律を作る意味があるんだということもおっしゃられておられたわけですけれども、技能実習の制度を廃止する、あるいは技能実習生の制度を含んで一体化するような法律ではなく、改めて別の法律とし……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 先ほど元榮先生からもありましたけれども、昨日、日本語学校に視察に行かせていただきまして、本当にすばらしい環境もまた見せていただいて、大変勉強になりましたし、やっぱり一番印象に残ったのが、学生の皆さんがもう希望にあふれているというのがもう大変うれしく、本当にこういう方たちをこれから、本当に日本を更に好きになってもらって、またこれからの人生しっかりと切り開いていっていただきたいという思いを深くいたしました。 また、先日、地元でですけれども、日本語学校を開設されようとしている方とお会いをさせていただきました。この方はベトナムに訓練学校もお持ちで、ベトナムのそ……
○伊藤孝江君 私は、自民、公明を代表して、出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案に賛成の立場から討論を行います。 急激な少子高齢化、生産年齢人口の減少が進んでおり、深刻な人手不足に直面している我が国にとって、一定の専門性、技能を有する外国人を受け入れることは喫緊の課題であり、多くの方が待ち望んでいることでもあります。 本法案では、まず、新たな在留資格、特定技能の一号、二号が創設され、外国人を受け入れるプロセス等に関する規定も整備されます。これにより、人材の確保が困難な状況にある分野に就労資格を認め、外国人材の受入れ制度として新たなかつ大きな一歩を踏み出すことになりま……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。総理、また大臣の皆様、よろしくお願いいたします。 早速質問に入らせていただきます。 まず、決算関連でお伺いをいたします。 平成二十九年度予算の方は、経済・財政再生計画二年目の予算ということで、経済再生と財政健全化の両立を図るという方針で編成がされております。この間、総理は、経済再生なくして財政健全化なしというその基本姿勢で、経済を成長させていく中で税収を増やして、そして財政を健全化していくと、こういう道筋を付けつつ、その時々の判断として、財政健全化に資するとの信念から財政出動をされておられます。 今現在、米中の貿易摩擦、またイギリスのEU離脱など、世……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今国会でもどうかよろしくお願いいたします。 先日の法務大臣の所信表明の中にありました成年年齢引下げの件について、まずお伺いをさせていただきます。 午前中も徳茂先生の方から少し成年年齢引下げに対する対応についての御質問がありましたけれども、私の方では、成年年齢引下げを見据えた環境整備に関する関係府省庁連絡会議という連絡会議での検討状況等を中心にお伺いをさせていただきます。 言うまでもなくというか、成年年齢の引下げというのは、実際に成人になる方のみだけではなく、多くの国民に影響を及ぼすものであり、またその影響の内容も、消費者被害であったり、また成人式という……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、まず、少年法の適用年齢引下げに関する検討状況についてお伺いをさせていただきます。 この少年法の適用年齢については、十八歳未満とすること、また、非行少年を含む犯罪者の処遇を充実させるための刑事法の在り方などについて法制審に諮問をされており、既に議論が進められているところでもあります。 まず、一点、確認をさせていただきます。 民法で成年年齢が十八歳になるという形の法改正がなされました。ただ、大人として自立をするための保護と支援が必要であるという考え方はそのまま当然維持をされており、これは保護政策の一環でもある少年法にも……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 私も、先ほどの有田先生とテーマとしては同じであります。選挙運動や政治活動に名を借りたヘイトスピーチが許されないんだということについて、改めて今日は質問させていただきたいと思っております。 今の時期、選挙の活動ということでヘイトスピーチがされている現状についても先ほどありましたけれども、もとより、選挙運動、政治活動についての表現の自由の保障というのは民主主義の根幹を成すものでありますので、最大限に尊重されるべきというところについてはそのとおりなんだと思います。ただ、制度を悪用して、選挙運動ということでヘイトスピーチを公然と行うと……
○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、司法書士の業務、使命に関連する問題に関してお伺いをさせていただきます。 昨年八月、経済産業省の方から法務省に対して、産業競争力強化法に基づいて、グレーゾーン解消制度による照会がなされました。内容としては、事業者がウエブサイトを通じたサービス上で本店移転登記手続に必要な書類を洗い出すための質問をし、利用者の判断で回答をさせ、その結果により必要な書類の一覧を表示をして、利用者が入力した情報を自動的に本店移転登記の書類として生成をすること、加えて、生成した書類を代行印刷し、登録免許税として本店移転登記に必……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、まず、法廷通訳の関係について御質問をさせていただきます。 日本語が通じない外国人が被告人やまた証人として裁判に出廷する場合、刑事訴訟法で通訳を付けることが義務付けられております。刑事訴訟法で、「国語に通じない者に陳述をさせる場合には、通訳人に通訳をさせなければならない。」と規定されているところではありますけれども、これ以外に具体的な明文規定というのがないというのが現状であります。 通訳人を付けずに開廷することができないということになっているわけですけれども、この四月一日現在で、全国で今六十二言語、三千七百八十八人が登……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず、今回の増員の理由の一つとされている民事訴訟事件の審理充実のための増員というところについてお伺いをいたします。 今回、この中でも、先ほども指摘がありましたけれども、典型的専門訴訟事件、建築、交通、医事、労働、知財、行政等ということで、専門部であったりあるいは集中部であったりが裁判所で設けられているような事件だということかと思いますけれども、この専門訴訟事件の増加への対応が必要だからということを増員の理由として挙げられております。 ただ、この典型的専門訴訟事件にどう対応していくのかというところについては、裁判官の人数という……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、法的手続の中での外国人の人権を確保するという観点から、外国籍の調停委員についてということをテーマにお伺いをしたいと思っております。 調停制度自体は、市民の間の民事紛争、家事紛争について、当事者の話合いと合意に基づいて、裁判手続に至る前に解決を果たすということを目的とする制度ですけれども、外国籍の調停委員が今現在最高裁から任命をされないと、採用拒否をされているという問題に関しては、司法委員や参与員にも同じ問題はありますけれども、今日は調停委員に絞ってお聞きさせていただきます。 まず、民事調停事件、家事調停事件において、……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、まず、債務者財産の開示制度の実効性の向上についてお伺いをいたします。 この財産開示手続の利用実績なんですけれども、平成十六年にできた当初が七百十八件、そこから、年ごとに見ていったときに千件を超える年もありますけれども、近年は減ってきていて、平成三十年については五百七十七件というふうに、執行の事件数からするとかなり低調と言わざるを得ない状況だと思っております。 私も、この手続ができたときには、すごく期待もさせていただいてと言うのも変ですが、期待をして、使えるのかなというのを思っていたところですけれども、実際には利用した……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、ハーグ事案における子の返還の代替執行に関連をしてお伺いをさせていただきたいと思います。 このハーグ事案におきましては、子供の監護に関する手続は子供が元々居住していた国で行うことが望ましいということで、子供を元々いた国に返還をするという手続になります。このハーグ条約におきましては、この子供の返還に関連をしまして、友好的解決をするために全ての適切な措置をとることが義務付けされております。その中で、日本への子の連れ去り等につきましては、友好的解決、当事者の合意、ADR、また裁判内調停が挙げられると思いますが、この友好的解決を……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、まず、この調査・検討結果報告書ですね、プロジェクトチームの方から出されたこの報告書に関連してお伺いをさせていただきたいと思います。 まず、今回の調査は、そもそも任意による調査ということで、プロジェクトチームの方で調査をするに当たり、各受入れ機関の方ですね、そちらに了解をいただいたところというのか、対応していただけたところのみ実際には調査ができたという結果になっております。 その中で、報告書の方によりますと、協力を拒まれたため調査を行うことができなかったものということで、百十三の機関、そして対象者としては百五十五人分が結局調査ができなかったとい……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は表題部所有者不明土地の登記及び管理の適正化に関する法律案ということで、表題部所有者不明土地の、所有者が現状でははっきり分からないものについて所有者を探索、調査をするというような制度が新たに設けられるような形にもなっております。 その中で、登記官による所有者の探索と所有者等探索委員による調査というのが二つ法文上は規定されているわけですけれども、この所有者等探索委員による調査も、法務局が選任をする場合と登記官の方からまた選任の手続をしていくというような場合と二パターンあるのかなというふうに思っておりますけれども、この登記官に……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、刑事施設における自弁品の価格設定についてお伺いをしたいと思っております。自弁品というのは、刑務所で自費で購入するそういう物品のことで、支給されるものと自分で購入するものがあります。 受刑者が使用する日用品、衣類等につきましては、当然支給されるものもたくさんありますけれども、それぞれ、例えば肌着であればこれだけ、歯磨きであればこれだけというような形で数とか支給頻度などが全て定められております。例えば衣類につきましては、ほかの被収容者が使ったものが支給されることになるので、作業報奨金がある受刑者は御自分で例えば肌着などを買うことが多いとか、そのよう……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 今日は、戸籍法に関連をいたしまして、DVの被害者、また児童虐待から子供を守るために逃げるというようなことも考えられますけれども、そのような被害者の側からの離婚届の不受理の申請の手続についてお伺いをしたいというふうに考えております。 このDVの被害者、また児童虐待から子供を守るために逃げるというような場合、配偶者、夫の場合が多いかと思うんですけれども、この夫と、離婚について、また子供の親権や養育費、財産分与など必要なことについては話し合うことができないまま着のみ着のまま逃げると。身の安全を確保するために、役所や警察に相談をしてシ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。
今日は法曹養成の在り方についてということですけれども、この法曹養成、一般の例えば会社に就職をするというような形とは違って、試験を受けて資格を取得をして、試験を受けて修習があって、そこもきちんと国から管理というか教育もしていただくようなシステムがあり、で、その後、資格を取るということも含めて国が関与をするというのがこの法曹養成の特色の一つであるかと思うんですけれども、まず、この法曹養成の重要性について御説明いただけますでしょうか。
【次の発言】 質、量共に豊かな法曹を養成するということでしたけれども、この法曹養成というのは、何をも……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。
まず、今日は、養子制度、普通養子縁組、特別養子縁組の利用状況についてお教えいただきたいと思っております。
まず、近年の特別養子縁組の成立件数の推移と、養子となった子供の側の縁組時の年齢についての分布について教えていただけますでしょうか。
【次の発言】 特別養子縁組の成立件数、おおむね五百件から六百件程度。
今日の最初にも、制度ができた当時からすると減ってきている中でも、今は五百件から六百件ぐらいを大体維持しているというようなお話だったかと思うんですが、この需要と供給という言い方が適切かどうか分からないですけれども、必要とされる子供に対してどの程度きち……
○伊藤孝江君 今日もよろしくお願いいたします。 まず、前回の質問に関連して少し確認をさせていただきたいんですけれども、今回、法務省の方からいただいている改正法に関する資料の中で、改正の目的の中で、厚労省の検討会が全国の児童相談所、民間の養子あっせん団体に対して実施した調査の結果として、要件が厳格等の理由で特別養子制度を利用できなかった事例が平成二十六年から二十七年において二百九十八件、うち実父母の同意を理由とするもの二百五件、上限年齢を理由とするものが四十六件ということで御説明をいただいております。 この調査結果に基づいて今回改正の要点等が決せられていったということになるのかと思うんですけ……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日は質問の機会をいただき、ありがとうございます。 まず、金融法制に関連をして、麻生大臣にお伺いをいたします。 安倍総理から未来投資会議で金融法制の見直しの指示があり、決済分野について今現在見直しをされているとのことです。今、お金を送金される業者には銀行などの金融機関とそれ以外の資金移動業者の二種類があるところ、銀行は送金額の制限がなし、他方、資金移動業者は百万円までの送金のみ可能という大きな違いがあります。銀行は送金額の制限がない分、免許制で、財務状況も厳しくチェックをされ、業務範囲に限定もあり、破綻したときの利用者の保護の仕組みもありますが、資金移動……
○伊藤孝江君 参考人の先生方、本日は本当にありがとうございました。公明党の伊藤孝江です。 先ほどお聞かせいただいたお話で、また資料としていただいていた文献等を踏まえて幾つか御質問をさせていただければと思っております。 まず、先ほど熊谷参考人の方からも社会の土壌づくりというお話があったんですけれども、その点に関連して三名の参考人の先生方にお聞きさせていただきたいと思っております。 まず、駒村先生にお聞きいたします。 社会保障、年金の関係で、超長寿社会ということもあって、年金の制度自体もこれから考えていかないといけないのではないかというような御指摘もるるいただいているところだと思います。年……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 三人の先生方、本当に今日はありがとうございます。とても興味深くというか、各二十分という時間ではもう本当に申し訳ないぐらいの示唆に富んだ興味深いお話をお聞きさせていただいて、大変感謝をしております。 私自身は兵庫県からの選出なんですけれども、兵庫もやっぱり人口減というところで、流出している人口の方が多いというところではもうワーストに入るような状況にありますし、実際に神戸とまた特に日本海側の田園部との格差の問題、勝ち組、負け組という表現もありましたけれども、本当にいろんな課題を抱えている中で、ただ、その中でも地域の活性化に向けたいろいろな取組をお聞きさせて……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 憲法審査会では初めて発言をさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 今回のテーマは憲法の考え方です。憲法上、国会は唯一の立法機関であり、二院制が採用されております。参議院の選挙制度についての議論に関連して、参議院と衆議院の関係、参議院として重視すべき役割が何なのかを明確にすることが大切だと考えますので、その点について意見を申し上げます。 まず、二院制の是非については、三権分立の中で、抑制と均衡を果たし、他の議院の審議を補完、再考を促す点から、二院制を維持すべきであると考えます。 二院制を前提として、参議院が特に独自性を発揮すべき分野とし……
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。 今日は、三名の先生方、本当にありがとうございました。 まず、中川参考人にお伺いをしたいんですけれども、先ほどの質問に引き続きという形でお聞きできればと思うんですが、障害者の方を雇用した側のサポートというか、その相談窓口をしっかりつくっていくことが、やはり離職率もそうだし、就職をマッチングをしていくことも含めて大切なんじゃないかという点なんですけれども、今現在、働く障害者の方の側からしてハローワークぐらいしかないというようなこともそうだし、会社の側からしてもハローワークに出しているというような中で、仮に会社側に対しての相談窓口、サポート体制をつくるとした……
○伊藤孝江君 ありがとうございます。公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。 まず、高田参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。 経済的な格差を中心にいろんなお話をしていただいたんですけれども、実際に現実の中で経済的な格差自体が全くなくなるということはないという現実があると思います。その中で、格差の拡大とか固定化というのが大きな問題に取り上げられている中で、先ほど高田参考人のお話の中でも、二十七ページのところでも許容範囲の模索ということで、適正な格差という言い方が正しいのかどうかというのはあるかと思うんですけれども、許容される格差と許容すべきではない不当な格差であったり、不公……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。