梅原真隆参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○梅原眞隆君 緑風会は岡本愛祐君を指名いたします。
【次の発言】 緑風会は小野哲訓を指名いたします。
【次の発言】 緑風会は宮城タマヨ君を指名します。
○梅原眞隆君 戰いに敗れた日本は誠にみじめでありますが、この際このみじめな現実をはつきり把握して、嚴粛な再建の工作を営まなければならないと思うのでありますが、戰いに敗れた日本が物資の欠乏に悩んでおることは國民の周知しておるところでありますが、これと同時に、若しくはもつと深刻に道義の頽廃に苦しんでおることも事実である。先に経済白書が公布せられて、國民は日本の貧しさに驚いたことでありましたが、若しここに道義白書なるものを纏めてこれを暴露したら國民はもつと驚き悲しむことだと思うのであります。この際道義の高揚が議場の主題として取上げられたことに興味を持つものでありますが、この問題に関して私は四つの立場……
○梅原眞隆君 緑風会は北條秀一君を指名いたします。
○梅原眞君 只今議題に供されました國会予備金支出の件について大体の御表明を申上げます。 御報告をいたしまする國会予備金のうち、参議院予備経費の支出は、昭和二十二年度に属する分二百三十七万九千円、昭和二十三年度に属する分三十四万八千円、合評二百七十二万七千円であります。そうして昭和二十二年度参議院予備経費の予算額は二百七十万円でありまして、うち第一國会の開会中に支出し第二國会に報告済の分三十二万一千円を差引きました残額二百三十七万九千円が、今回御報告申上げる金額であります。 支出した内容は、死亡せられました議員の遺族に支給する弔慰金二人分十三万二千円、事務局職員に支給すべき超過勤務手当の予算……
○梅原眞隆君 只今議題となりました國会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案について、議院運営委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。各議院の議長、副議長及び議員の歳費並びにこれらの秘書の給料につきましては、現下の経済事情に鑑み、つとにその増額が要望されていたのでありますが、この度その成案を得るに至りましたので、衆議院議院運営委員長の発議を以て、國会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案が提出されまして、衆議院は昨日これを可決して、これを本院に送付されたのであります。その主なる内容は、歳費については現行の月額、議長二万五千円、副議長二万円、議員一……
○梅原眞隆君 只今議題となりました教育施設確保に関する決議案について、(「長講一席」と呼ぶ者あり)発議者を代表いたしまして趣旨の弁明をいたしたいと思います。 最初に決議案を朗読いたします。 教育施設確保に関する決議 新日本国の再建が、教育の力にまたなければならないことはいうまでもない。 今や講和條約が発効せんとするにあたり、連合軍の接収にかかる教育施設は、当然返還されなければならない。 然るに、これら教育関係の被接収施設は現に四十数件の多きに上り、また既に解除されたものについても、その後警察予備隊等の使用に当てられているものは数件に達し、これがために生じている教育上の障害は……
○梅原眞隆君 只今議長から御報告になりました通り、議員平岡市三君は去る三月二十日、日本大学附属病院において急逝せられました。私ども同僚といたしましてとりわけ私は文部委員長といたしまして、誠に痛惜哀悼の念禁じがたいものがあります。ここに一言、同君の生前を回顧し、哀悼の意を捧げたいと存ずる次第であります。 平岡君は、明治三十一年静岡県に生れ、大正十二年日本大学商学部を卒業されましたが、翌年母校の命により北米合衆国に留学、ワシントン大学、アリゾナ大学及びサンタマリヤ大学等において経済学を專攻され、マスター・オブ・サイエンス・イン・コンマースの称号を受けられました。帰朝後は、母校日本大学において、或……
○梅原眞隆君 只今議題となりました国立学校設置法の一部を改正する法律案につきまして、文部委員会におきましての審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 法案に盛られました改正内容の骨子を要約して申上げまするとおよそ三点でございまして、第一点は、従来国立大学の中に包括されて来ました旧制度の学校のうち、專門学校、高等師範学校等二十九校を、それらの在学生徒の卒業によりまして昭和二十六年度限りで廃止いたしたことであります。第二点は、昭和二十七年度から北海道大学には獣医学部、茨城大学には農学部、岐阜大学には工学部をそれぞれ新設いたしたことであります。第三点としまして、小樽商科大学短期大学部、福島大学経済……
○梅原眞隆君 只今議題となりましたポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く文部省関係諸命令の措置に関する法律案につきまして、文部委員会の審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 本法案は、ポツダム命令のうち、文部省が主として処理すべきものにつきまして、その存続又は廃止の措置を講じようといたすものであります。委員会におきましては、これらの措置に対しまして格別に異議はなく、質疑終了、討論におきましては、矢嶋委員から、本案によれば、学校施設確保に関する政令は将来も存続すべきことになつているが、政府当局は参議院が去る三月十九日全会一致で可決した教育施設確保に関する決議の趣旨に則つてこの政令……
○梅原眞隆君 只今上程されました教育委員会法等の一部を改正する法律案に関し、文部委員会における審議の経過並びにその結果を御報告いたします。 政府の提案理由とするところは大要次のごときものであります。教育委員会制度の主要な問題点は、設置単位の問題、都道府県の委員会と市町村の委員会との事務の担当区分の問題、教育委員会と知事、市町村長等との関係の問題、教育委員の選任方法、教育財政等の諸点である。これについては教育委員会制度協議会、政令改正諮問委員会その他関係各方面からの意見が各種各様であるし、又問題が教育制度全般とも連関するのみならず、地方制度等にも影響を及ぼす重要性に鑑み、更に愼重な検討を加える……
○梅原眞隆君 只今上程されました国立学校設置法の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審議の経過並びにその結果を御報告いたします。 本法案の内容は、神戸市に新たに商船大学を設立しようとするものでありまして、その理由とするところは、提案者の説明によりますと、独立後における我が国再建の途は急速に自立経済の充実を図ることにあり、それがためには産業の発達を根本要件とするが、同時に又我が国の地理的環境と資源の貧困等の事情に鑑み、海運の十分な進展を図つて、国際競争に堪え得るだけの近代的商船隊の再建を目標としなければならないから、従つてそれに必要な船腹の充実と相待つて有能な船員の養成が急務である……
○梅原眞隆君 只今議題となりましたユネスコ活動に関する法律案につきまして、文部委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。 御承知の通り、ユネスコ即ち国際連合教育科学文化機関は、国際連合の専門機関の一つでありまして、その掲げる崇高なる理想に共鳴して、我が国ではユネスコ加盟前からすでに相当広くユネスコ活動が行われ、昨年七月ユネスコ加盟が正式に承認されて後は、その活動は一段と活溌さを加えて参つた次第であります。 政府が本法案を提出いたされましたのは、先ずこのようなユネスコ活動の基本的なあり方を明らかにすると共に、国内ユネスコ活動の原動力とも相成るべき日本ユネスコ国内委員会に関しま……
○梅原眞隆君 只今議題となりました請願第千六百二十八号外三十五件、陳情第八百八十八号外八件につきまして、文部委員会における審議の経過並びに結果の大要を御報告申上げます。 請願第千六百七十三号外十三件、陳情第八百八十八号外五件は、義務教育費国庫負担法制定を要望するものであります。請願第千六百六十一号外三件並びに陳情第千百十六号は、積雪寒冷地帶の六三制学校屋内運動場建設費国庫補助等に関するものであります。次に請願第千九百八十七号外一件は、六三制学校建築費国庫補助を要望するものであり、請願第千九百七十三号は、老朽校舎改築費国庫補助を要望しております。請願第千六百二十八号外一件は、義務教育学校の教科……
○梅原眞隆君 只今議題となりました積雪濕潤地帶における義務教育学校の屋内運動場の整備促進に関する決議案について、発議者を代表いたしまして趣旨の弁明をいたしたいと思います。 最初に決議案を朗読いたします。 積雪濕潤地帶における義務教育学校の屋内運動場の整備促進に関する決議案 積雪濕潤地帶における義務教育諸学校は、冬期長期間にわたつて、校庭の使用が制限されるため、屋内運動場をもたない場合集団的組織的教育活動は殆ど不可能であり、狭あいな廊下或は教室においての保健体育等の指導実施は、きわめて困難であるばかりでなく、他の授業に対しても甚だしい障害とならざるを得ない。かくして、体育の不徹底と児……
○梅原眞隆君 只今議題となりました産業教育振興法の一部を改正する法律案につきまして、文部委員会におきましての審議の経過並びに結果につきまして御報告申上げます。 御承知の通り産業教育振興法は、新教育制度において従来比較的に閑却されて参りました中学校、殊に高等学校の産業教育を振興いたすために、これに要する施設及び設備の充実を図り、その他必要なる方策を講ずることを目的として、第十国会において制定されたものでありまするが、その後実施の結果にかんがみ、若干の点において改正を必要とするに至りましたため、今回衆議院議員若林義孝君ほか二十二名から、その一部を改正する法律案が提出された次第であります。 本案……
○梅原眞隆君 只今議題と相成りました文化財保護法の一部を改正する法律案につきまして、文部委員会におきましての審議の経過並びに結果につきまして御報告申上げます。 御承知の通り、昭和二十五年、第七国会において制定されました文化財保護法は、世界に誇るべき我が国の貴重な文化財保存と活用とを図る重要な使命を果さしめることを目的として、本文部委員会において発案いたしたものであります。この法律によりまして、爾来我が国の文化財保護行政は、文化財保護委員会という行政委員会の担当いたすところと相成つて参りましたが、今回政府全般を通じまする行政機構の改革、行政委員会制度の再検討に際しましても、文化財保護行政の特殊……
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