堀越儀郎参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○堀越儀郎君 私は先程の復興院総裁の御説明を伺つていたのでありまするが、その後各議員の方がいろいろ意見を述べられたと同じように、現在の予算ではとても足りないということを考えるのであります。併しながら予算が殖えても、それに伴う資材を復興院で準備できるかどうか、これをはつきり私は復興院総裁にお伺いしたいのであります。從前の例から申しますると、切符は出ても資材がない、物が現実にないという空手形が多かつたのであります。その現状をはつきり把握して復興院総裁がどこまでも力を以て、どこまでも自分の勇気を以て、資材を集める、準備をするという本当の覚悟があるかどうか。この態度について復興院総裁なり、根本的には政……
○堀越儀郎君 先日來、追加予算の問題について討議があつたのでありますが、当初予算及び追加予算を累計いたしました中に、収入の点を眺めますと、二千六十六億円という数字を見積つておられるが、この中、租税が一千三百二十二億円、專賣益金が四百八十六億円という数字を計上しておられるのであります。この專賣益金の問題については、すでに石川議員から質問をされましたので、私はこれを省きまして、租税の問題について考えて見たいのであります。 これが大藏大臣の説明によりますと、國民所得の二三%だと言つておられる。ところが大藏大臣は九千億という國民所得を基準にしておられるのであります。 この算定がどういう標準によつて……
○堀越儀郎君 文部委員会に付託いたされました昭和二十五年における教育委員会の委員の定例選挙の期日の特例等に関する法律案、この法案の審議並びにその結果の大要を御報告いたします。 本法案の要点とするところを先ず申上げます。すでに設置されてあるすべての都道府県及び一部の市町村の教育委員会の委員の定例選挙と、本年新たに設けられる市の教育委員会の委員の最初の選挙とは、公職選挙法並びに公職選挙法の施行及びこれに伴う関係法令の整理等に関する法律によりまして、本年十月五日に行われることになつているのであります。而して教育委員会の委員の定例選挙は、半数の関係もあり、二年目ごとにその年の十月五日に行われることに……
○堀越儀郎君 文部委員会に付託されました教育職員免許法施行法の一部を改正する法律案、この審議の経過並びにその結果の御報告を申上げます。 本案の内容は、相当期間教職にあつた教員に対する上級免許状授與の特例を定めた事項の有効期間が昭和二十八年三月三十一日までとされておりまするのを、更に三年延長いたしまして、昭和三十一年三月三十一日までとしたものであります。政府の提案の理由とするところによりますると、昭和二十八年三月三十一日までの期限では、資格授與の認定講習の運営に当りまして諸種の困難があると判断されまするので、更に三ケ年延長して、その困難を緩和しようとするとのことであります。 委員会においては……
○堀越儀郎君 只今上程と相成りました請願並びに陳情に関しまして、文部委員会における審議の経過及び結果を御報告申上げます。 本委員会に付託せられました請願及び陳情のうち、請願第百四号外九件、陳情第十六号外三件は、標準義務教育費法の制定を要望したものであり、請願第百八十二号外九件、陳情第二十一号外二件は、六三制校舎整備費国庫補助増額等に関する要望でありまして、いずれも義務教育の完全実施上重要な事柄でありますので、速かにその実現を図るため採択いたしました。 請願第六十八号外二件は、新制大学農学部に総合農学科設置の件、旧制高等師範学校及び師範学校の附属学校を新制大学附属学校に切替の件及び国立長崎大……
○堀越儀郎君 私は我が国の教育に関して最も緊要と考えられる左の三点について、内閣総理大臣、文部大臣、地方自治庁長官、建設大臣、厚生大臣並びに大蔵大臣にお伺いいたしたいのであります。 即ち第一、地方財政と教育費の関係、第二、災害復旧の問題、第三、教育施設とその環境の問題であります。 御承知のように教育基本法の冒頭において、「われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。」と宣言しているのでありまするが、終戰以来果してその成果が挙げられているでありましようか……
○堀越儀郎君 只今上程されました国立学校設置法等の一部を改正する法律案について文部委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。 提案の理由とするところは、従来の高等商船学校はすでに商船大学に切替えられ、運輸省から文部省に移管まれたのでありまするが、右にならつて、いわゆる従前の規定による学校として運輸省所管に属しておる商船学校を文部省所管に移し、新入学生より学校教育法に基く高等学校としたいというのであります。当委員会におきましては、運輸委員会の代表者及び海員組合関係者その他の意見をも聴取いたしまする等、愼重審議の結果、運輸省の定員に関する事項、即ち第二條の一部を修正すると共に、四……
○堀越儀郎君 只今議題となりました社会教育法の一部を改正する法律案の審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。 本法案を提出した理由について政府の説明によりますると、社会教育の法制的措置が漸時整備されつつあり、その効果を発揮するためには、もとより各種の施策が必要であるといたしましても、そのうち社会教育に携わる專門職員に関する法制的の措置を十分整備いたしまして、学校教育の助言指導に携わる指導主事とおおむね同じような取扱をすることに法律の改正をいたしまして、以て社会教育の振興を図ることが急務であるというのであります。本法案の主なる点を挙げますると、次のような事項であります。 第一点は、社会教……
○堀越儀郎君 只今議題となりました公立学校の教育公務員と地方公共団体の議員との兼職についての臨時措置に関する法律案、これにつきまして文部委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。 この法案は荒木正三郎君ほか十名の諸君の発議提案にかかるものでございます。法案の内容は、今第十回国会に政府から提出いたしまして現在審議中の教育公務員特例法の一部を改正する法律案の附則第四項に相当いたすものでございまして、公立学校の教育公務員で現に地方議会の議員を兼ねている者について、この議員の残任期間中なお議員を兼ね得るよう措置をいたそうとする趣旨のものであります。 公立学校の教育公務員で地方公共……
○堀越儀郎君 只今議題となりました教育公務員特例法の一部を改正する法律案につきまして、文部委員会における審議の経過並びに結果の概要を御報告申上げます。 先ず政府の議案提出の理由及び法案の内容を御説明申上げまするが、昭和二十四年度に制定いたされました教育公務員特例法は、国家公務員及び地方公務員で、いわゆる教育公務員とされた者、及びこれに準ずる者について、その職務と責任の特殊性に基きまして、国家公務員法や地方公務員法で一般的に規律されることが適当ではないと認められる事項に関しまして、特例を設けたものであります。ただ地方公務員である教育公務員につきましては、教育公務員特例法の制定の当時は、未だ地方……
○堀越儀郎君 只今議題となりました教育職員免許法の一部を改正する法律案に関する文部委員会の審議の経過及び結果を御報告申上げます。 政府提案の理由は、学校職員の免許制度を現下の教育界の実情に応ぜしむると共に、免許法上の不均衡を排除するにあるというのであります。本法の骨子とするところは、第一に、私立の中学校及び高等学校における宗教教育の振興を図るために、私立学校にのみ有効な宗教の教科についての免許状制度を新たに設けたこと。第二に、当分の間特例的措置として、教職に関する專門科目の単位のうち若干の單位を教科に関する専門科目について修得し得る途を開いたこと。第三に、臨時免許状の有効期間を地方の実情に応……
○堀越儀郎君 只今から教育公務員特例法の一部を改正する法律案両院協議会の審議の経過並びに結果について御報告申上げます。 本院の協議会議長には不肖堀越儀郎、副議長には矢嶋三義君が互選されました。なお、衆議院側の議長は石田博英君、副議長には倉石忠雄君でありました。 協議会は、五月二十六日、二十八日及び三十一日の三日間に亘り開かれたのであるまするが、先ず本院側から、衆議院の回付案に同意せず、且つ両院協議会を求めるに至つた趣旨について説明を行い、次いで衆議院側から、衆議院において修正議決した要旨の説明がありましたが、詳細は速記録に讓ります。 かくて協議に入りましたところ、第一の結核療養期間の問題……
○堀越儀郎君 この法案は非常に重要なものでありまするから、詳細に亘つては委員会で質疑応答を重ね、慎重に審議したいと思うのでありまするが、この機会に二、三根本的な問題について政府の所信を質したいと思うのであります。 先ず第一番に、総理大臣が施政方針演説において述べられましたことに関連してであります。つまり道義の高揚と教育の振興、これが、総理大臣の声明せられたことと、この提出されました義務教育学校職員法の給与の問題、身分の切替えだけで果していいのか。総理大臣は施政方針演説において、「道義の高揚、治安の確保、国民生活の安定は、組閣に際し政府政策の基調として声明したところであるが、道義の高揚は究極に……
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