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中川以良 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

中川以良[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP250(参)
238位

3期(議会)TOP5
5位
1期(政府)TOP10
8位

中川以良参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10
■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

1期
(1947/04/20〜)
発言数
4回
137位
発言文字数
8242文字
131位

2期
(1950/06/04〜)
発言数
9回
60位
発言文字数
14307文字
101位

3期
(1953/04/24〜)
発言数
21回
13位
発言文字数
42416文字
37位


参議院在籍時通算
発言数
34回
129位
発言文字数
64965文字
238位
TOP250

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

1期
議会
0回
0文字
-
政府
1回
2541文字
8位
TOP10
非役職
3回
5701文字
156位

2期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
9回
14307文字
99位

3期
議会
5回
13861文字
5位
TOP5
政府
0回
0文字
-
非役職
16回
28555文字
56位


通算
議会
5回
13861文字
38位
政府
1回
2541文字
119位
非役職
28回
48563文字
307位

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

1期
経済安定本部政務次官政府、第5回国会)

3期
通商産業委員長議会、第19回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 参議院本会議 第20号(1947/08/08、1期、緑風会)

○中川以良君 私は緑風会を代表いたしまして、只今上程せられました石炭増産感謝決議案に、滿腔の賛意を表して止まざるものでございます。石炭関係者の熱烈なる努力の結晶といたしまして、この度発表をせられましたるごとく、去る七月には、終戰以來初めて予定の生産量である七月分の二百二十一万トンを遂に突破をいたしまして、二百二十二万トンの生産を見るに至つたのでございます。この時この際、この貴き労苦に基ずく石炭増産に対し、本院におきまして國民の総意を代表して深甚なる感謝の誠を捧げんとすることは、最も時宜に適しましたる意義深き企てであると存じますると同時に、この輝やかしき石炭増産の功績は、我が國経済復興の前途に一……

第5回国会 参議院本会議 第11号(1949/04/07、1期、緑風会)【政府役職:経済安定本部政務次官】

○政府委員(中川以良君) 帆足君の御質問に対しまして、青木総務長官は只今関係方面に出向いておりますので、私より代つて御答弁さして頂きます。  帆足さんは経済人といたされまして、該博なるかずかずの御指摘を賜わつたのでございますが、御質問の第一点といたしましては、現行の物價体系を國際物價体系と睨み合せまして、これを合理的に改訂すべきではないかという御所見のように承わつたのでございます。現在の物價体系には若干のひずみのあることは御指摘の通りでございます。併し全体といたしましての價格水準はこれを引上げぬ方針に基きまして、止むを得ない最小限度の調整、特に輸入物資中、補給金の今後出るもの等に対しまして、必……

第6回国会 参議院本会議 第22号(1949/11/30、1期、民主自由党)

○中川以良君 私は民主自由党を代表いたしまして、只今上程になりました在外同胞引揚促進に関する決議案に対しまして、限りなき感激を以ちまして心からなる賛意を表する次第でございます。(拍手)  幸いに終戰以来連合国の尊き数々の好意によりまして、今日まで六百有余万に上る我が在外同胞が懐しい祖国に帰り、祖国再建のためにいそしみつつありますることは、国民と共々誠に感謝に堪えない次第であります。併しながら今や終戰後すでに満四ケ年余を経過いたしておりまするにも拘わらず、残された在外同胞の引揚げが完了を見ないのみならず、多数の人々の消息が今以て明らかにされておらないのであります。而して今日国会が未だにかかる決議……

第7回国会 参議院本会議 第8号(1949/12/24、1期、民主自由党)

○中川以良君 私は只今上程になりました国家公務員に対する臨時年末手当支給に関する法律案に対し、民主自由党を代表いたしまして、政府原案に賛成をし、修正案に反対の意を表するものでございます。  我が国再建途上におきまして、国民はひとしく今や苦難の途を歩んでおるのであります。別して公務員諸君に対し国家がこれを遇することの未だ十分ならざることは、私共の最も遺憾と存ずるところでございます。国民の公僕として、又祖国再建の先頭に立つて精励努力をいたしておる公務員諸君が、幾多の生活難と鬪い、悲惨なる生活苦に悩んでおられる実情は、今更私がここに申すまでもなく、目を蔽う数々の惨澹たる事例は実に枚挙に遑がないのであ……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 参議院本会議 第12号(1950/07/31、2期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました陳情第三十八号、時局急変による経済対策の陳情は、経済同友会よりの陳情にかかるものでありまして、これが経済安定委員会における審議の経過及び結果について御報告を申上げます。  本件は、現下経済情勢と朝鮮事変の勃発の経済界に及ぼす影響に対し、財政経済政策を再検討し、特に余裕外貨資金の活用による輸入の促進、並びに特需に対する円資金調達の円滑化、及び財政と金融の調整等の対策を速かに図られたいとの陳情であります。  本件については政府委員からもその方向に鋭意努力中であるとの説明もあり、委員会といたしましても願意は大体において妥当であると認めましたので、全会一致を以て、議院……

第15回国会 参議院本会議 第9号(1952/12/10、2期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました国民金融公庫法の一部を改正する法律案についての委員会における審議の内容及び結果について御報告申上げます。  国民金融公庫は、昭和二十四年六月発足以来、いわゆる中小金融、庶民金融機関として、国民大衆の資金需要に応ずるために、これまで数次に亘つて増資と資金運用部資金の借入によつて賄つて来ておるのであります。本年度予算に計上されました一般会計からの出資金三十億円は九月末までに貸付を終り、資金運用部借入金二十億も十一月には貸付が終つておるので、十二月以降は既往貸付金の回収のみに依存しなければならない状態にあるのであります。一方、年末を控える事情もあり、本年度内における……

第15回国会 参議院本会議 第13号(1952/12/19、2期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました漁船再保険特別会計における漁船再保険事業について生じた損失を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律の一部を改正する法律案の、大蔵委員会における審議の経過並びに結果について申上げます。  旧漁船保険法により、拿捕、抑留等の事故を保険の目的として特約した特殊保険につきましては、昭和二十六年度における保険事故の異常な発生のために、漁船再保険特別会計の再保険金の支払が著しく増加をいたし、多大の損失を生じたのであります。この損失を補填するために、その事故の性質に鑑みまして、先般第十三国会においては、昭和二十六年四月一日から同年十一月末日までの損失八千万円を、……

第15回国会 参議院本会議 第15号(1952/12/23、2期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました昭和二十八年分所得税の臨時特例等に関する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  本案は、民生の安定と資本蓄積の促進とに資するため、昭和二十八年度においても税制の一般的改正を行おうとするものでありますが、差当り昭和二十七年度補正予算に関連して臨時特例を設け、所得税負担の軽減合理化を図ろうとするものであります。  本案の内容について申上げますと、先ず昭和二十八年一月から三月までの間に支給される給与所得及び退職所得につきましては、明年度予定されております控除及び税率によつて計算した源泉徴収税額により源泉徴収いたそうとするものであり……

第15回国会 参議院本会議 第16号(1952/12/24、2期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました日本専売公社法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告を申上げます。  本案は、公共企業体及び政府の現業の職員等に対する給与の取扱の実情に鑑みまして日本専売公社職員の休職者に対する給与について、現行規定を改正し、今回現職者と同じく給与準則の定めるところによらしめようとするもので、この改正により、結核性疾患等療養生活に苦吟している休職者に対しましても年末手当等を支給し得ることといたそうとするものであります。本案の審議の詳細は速記録によつて御承知を願いたいと存じます。かくて質疑を終了し、討論、採決の結果、全会一致を以て原案通り可……

第15回国会 参議院本会議 第30号(1953/03/04、2期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました三法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告を申上げます。  先ず国の所有に属する物品の売払代金の納付に関する法律の一部を改正する法律案について申上げます。  本案は河井彌八君外二十名の発議にかかわるものであります。国有林野の立木の売払におきましては、それが大量である場合又は搬出設備のない奥地林のものである場合には、立木の買受人が搬出設備を設け、伐採し、搬出し、売払いまして、その代金を回収いたしますまでに、相当長期間を要する実情にありまするが、現行法によりますると、他の一般物品と同列の最長半年の延納期間を認められるに過ぎないので、これを是正し……

第15回国会 参議院本会議 第32号(1953/03/09、2期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました四法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  先ず国有林野事業特別会計法の一部を改正する法律案について申上げます。  従来、林野庁における政府直轄の民有林野の治山事業は、一般会計の所属職員が行なつているのでありますが、その事業は、国有林野の治山事業と、その性質、労務、技術等において共通でありますので、この際、両者を併せて国有林野事業として行わせることとし、これに伴い、民有林野の治山事業及びその附帯業務に従事する職員の給与等の財源について、一般会行から繰入金をすることができるようにしようとするものであります。  なお、……

第15回国会 参議院本会議 第33号(1953/03/11、2期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました三法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。 先ず製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案について申上げます。  本案は日本専売公社製造たばこの最高価格を定めている価格表の改正を内容とするものであります。その概要を申しますると、公社が昭和二十八年四月から新たに発売することになつている両切紙巻たばこ「富士」の最高価格を十本当り六十円とし、「朝日」「ピース」「光」「桃山」及び「日光」の最高価格を、昭和二十六年に値下げを行なつた現在の小売価格に一致させ、又現在製造及び販売を廃止している「いこい」「ハッピ……

第15回国会 参議院本会議 第34号(1953/03/13、2期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました三法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果について報告を申上げます。  先ず社寺等に無償で貸し付けてある国有財産の処分に関する法律の一部を改正する法律案について申上げます。  本案の概要を申上げますと、社寺境内地処分審査会及び社寺保管林処分審査会は、  昭和二十二年以来、政府が社寺等に無償で貸し付けてあつた国有財産を当該社非等に対し無償譲渡又は半額売払いの処分を行う場合の諮問機関として、大きな役割を果して来たのでありますが、現在の段階におきましては、すでにその設置の目的を達成したものと認められるに至りましたので、この際これらの審査会に関する規……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 参議院本会議 第18号(1953/07/06、3期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました二つの法律案につきまして、通商産業委員会における審議の経過並びに結果について御報告を申上げます。  先ず鉱業法の一部を改正する法律案について申上げます。  現行鉱業法は、終戦後の我が国の法制民主化の線に沿い、全面的な検討を加え、広汎な修正をみて、昭和二十五年十二月に成立し、爾来二年有半の運営の結果、実際上不十分な点もあり、これについて若干修正を加え、鉱業発展の適正化を図らんとするものでございます。  その主要な修正の第一点は、鉱業と他の公益との関係について社会の実情により適応した調整方法を採用したことであります。即ち、法第三十五条、第五十三条の鉱業権の許可及び……

第16回国会 参議院本会議 第22号(1953/07/15、3期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました中小企業信用保険法の一部を改正する法律案につきまして、通商産業委員会における審議の経過と結果について御報告申上げます。  中小企業信用保険法は、御承知の通り中小企業者に対する金融機関の貸付について政府が信用保険を行う制度であり、昭和二十五年十二月に制定、翌二十六年十一月の改正で、信用保証協会が行う債務保証をも保険の対象に追加したものでありまして、中小企業者の信用を補強し、その金融円滑化を助成して来た制度でございます。そこで、発足から本年三月末までのその利用状況は、金融機関を相手方とする付保実績は約一万二千件、百四十八億円であり、信用保証協会を相手方とする付保実……

第16回国会 参議院本会議 第23号(1953/07/17、3期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました輸出信用保険法の一部を改正する法律案につきまして、通商産業委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  御承知の通り、輸出信用保険法は、輸出振興を目的として昭和二十五年に制定せられ、その後、改正を重ねて来たものでありますが、念のために現行制度を申上げますると、次の四種類の保険から成つております。先ず甲種即ち非常の際の危険を担保する保険、乙種即ちプラント輸出の代金回収に対する保険、次に丙種として輸出前貸金の回収に対する保険及び丁種といたしまして海外広告費の損失をカバーする保険、以上でございます。然るところ、最近のような国際競争の激化に対処いたし……

第16回国会 参議院本会議 第28号(1953/07/29、3期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました三法律案につきまして、通商産業委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず第一に、特定中小企業の安定に関する臨時措置法の一部を改正する法律案について申上げます。  御承知の通り、現行法は、中小企業の工業部門に関して不況時において適切な需給調整を図ることを目的といたし、去る十三国会において制定をみたものでありますが、その後、経済界、殊に中小企業の実情に徴しました結果、種々改正を加える必要が生じましたので、今般衆議院議員小笠公韶君ほか十八君により、ここに本改正法案の提出を見た次第であります。  本法律案の要点を申上げますと、第一に、本法を恒久法と……

第16回国会 参議院本会議 第29号(1953/07/30、3期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました輸出取引法の一部を改正する法律案につきまして、通商産業委員会における審議の経過と結果について御報告をいたします。  御承知の通り、輸出取引法は昨年八月に制定を見ましたもので、その目的は、即ち、不公正なる輸出取引を防止し、私的独占禁止法の適用除外として、一定の限度で輸出業者の協定と輸出組合の設立を認めることにしたものであります。然るところ、その後、現行法で許されている輸出業者の協定又は輸出組合の活動範囲では、目的に対する効果不十分な場合が種々と生じて参つたのであります。と同時に、又、現行法では、輸入取引に関しましては何らの規定もありませんが、一定の限度で輸入業者……

第16回国会 参議院本会議 第32号(1953/08/03、3期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました請願十三件及び陳情九件につきまして、通商産業委員会における審議の結果を御報告申上げます。  貿易に関するもの五件、中小企業に関するもの二件、地下資源関係といたしまして七件、電力関係として五件、アルコール工場の存置に関するもの一件、及び中小企業安定法に関係するもの二件でございます。  当委員会におきましては、以上の請願十三件及び陳情九件について慎重審議の結果、それぞれの願意をおおむね妥当と認めましてこれらを採択し、安定法関係の二件を除き、内閣に送付を要すべきものと決定をいたした次第でございます。  以上御報告を申上げます。(拍手)

第18回国会 参議院本会議 第6号(1953/12/08、3期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件(アルコール専売事業)に関する通商産業委員会における審議の経過並びに結果について、簡単に御報告申上げます。  本件は、他の三公社四現業の裁定問題と同様に、アルコール専売労働組合と通産省当局との間に起つた賃金改訂をめぐる紛争につき、去る九月二十九日に公共企業体等仲裁委員会において、八月以降アルコール専売事業職員の基準平均賃金を月額一万四千二百円に改訂するよう裁定が下されたのでありますが、これに要する追加経費の関係上、公労法第十六条の規定に基いて国会の議決を求めて参つたものであります。  本件……

第19回国会 参議院本会議 第16号(1954/03/10、3期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました特別鉱害復旧臨時措置法の一部を改正する法律案の通商産業委員会における審議の経過並びに結果について御報告を申上げます。  先ず本改正案の内容につきまして、簡単に御説明いたします。  特別鉱害復旧臨時措置法は、太平洋戦争中の強行出炭による石炭鉱業権者の与えましたいわゆる特別鉱害を、急速且つ計画的に復旧をしようとするものでありまして昭和二十五年五月に法律が施行され、五カ年間の臨時立法になつております。当初工事量は約七十八億円に上つておりまして、鉱害をさように査定をいたしまして、石炭鉱業権者、地方公共団体及び国庫からの補助によりまして、その鉱害復旧を行なつているもので……

第19回国会 参議院本会議 第23号(1954/03/26、3期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました商品取引所法の一部を改正する法律案につきまして、通商産業委員会における審議の経過と結果を御報告申上げます。  御承知の通り商品取引所法は、商品の大量取引が迅速確実に行われ、且つ公正な相場が形成されること等を目的といたしまして昭和二十五年に制定され、その後約三年間に二十ヵ所の商品取引所が設立されたのであります。この間本法も三回ほど部分的な改正を見ましたが、近来の実情よりいたしますれば、どうも投機市場化する虞れの多い取引所が濫立する気配がありますし、又業務規程などに関する扱い方も公正な取引の確保や委託者保護の見地などから、かなり広汎な改正をする必要が生じて参つたの……

第19回国会 参議院本会議 第24号(1954/03/29、3期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました二法案につきまして、通商産業委員会における審議の経過と結果について御報告申上げます。  先ず中小企業信用保険法の一部を改正する法律案について申上げます。  御承知の通り、中小企業信用保険法は、中小企業者の融資の円滑化を図るため、当該業者に対する貸付金や債務の保証に政府が保険を付けてその信用を補完する制度でありますが、昭和二十五年末に制定せられ、その後二回に亘つて改正をみたものでございます。今や本制度の利用状況は、融資保険並びに保証保険を合せまして四万二千六百件、三百五十六億となり、利用率は次第に上昇をいたしております。併しながら現在のごとき経済情勢下では、諸般……

第19回国会 参議院本会議 第25号(1954/03/30、3期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、通商産業委員会における審議の経過と結果について御報告を申上げます。  御承知の通り中小企業金融公庫法は、特に中小企業者の事業振興に必要な設備資金と長期運転資金を供給する目的で昨年八月に制定され、同年九月より中小企業金融公庫が営業を開始いたしたのであります、その後同公庫は機構を整備し、代理店網を拡張いたしましたが、業務開始当時の代理店数、百六十九は現在では四百六となつております。又その貸付状況は、本年一月未現在で代理店より公庫への貸出申出があつたものは三千九百三十八件、八十五億円であり、うち公庫ですでに貸付を……

第19回国会 参議院本会議 第26号(1954/03/31、3期、自由党)【議会役職:通商産業委員長】

○中川以良君 只今議題となりましたガス事業法案の通商産業委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  先ず、ガス事業法案の提案になりました経過につきまして、簡単に御報告いたします。従来、ガスにつきましては、その事業の運営が国民生活上特に都市を中心として重要な地位を占め、民生の安定に対する影響が大きく、且つガスの性質上、その製造及び供給の取扱如何によつては相当の危険を伴います関係から、すでに大正十二年、瓦斯事業法が制定され、ガス事業運営についての規制、ガスの保安に関する監督等が行われて来ましたが、昭和二十五年、公共事業令の制定に伴い、ガス事業の公益性に鑑み、電気事業と併せてその……

第19回国会 参議院本会議 第38号(1954/04/23、3期、自由党)【議会役職:通商産業委員長】

○中川以良君 只今議題となりました石油資源探鉱促進臨時措置法案、及び石油及び可燃性天然ガス資源開発法の一部を改正する法律案につきましての当委員会における審査の経過並びに結果について一括して御報告を申上げます。  申すまでもなく燃料資源として今日大いなる役割を担つておりまする石油類生産に必要なる原油の国内生産は、年間僅か三十四万キロリッター程度で全需要量の一割にも満たない現状なので、石油資源の重要性と石油輸入外貨節約の必要性より、国内石油資源開発は緊急を要するものであります。かかる現下における緊急なる要請に応えまして、政府は過般、石油資源総合開発五カ年計画を策定いたし、差当り二十九年度予算におい……

第19回国会 参議院本会議 第51号(1954/05/26、3期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました中小企業安定法の一部を改正する法律案につきまして、通商産業委員会における審議の経過と結果を御報告申上げます。  御承知の通り中小企業安定法は一昨年に制定、昨年、大幅な改正を見ましたが、最近における経済事情に鑑み、調整命令の発動形式を主体として、衆議院議員小笠公韶君外二十七名により本改正法案の提出を見るに至つた次第であります。  本改正案の骨子を申上げますると、本法第二十九条の調整命令の発動形式として、現行法のもののほかに、一定の条件の下に、当該事業者の全員に対して一定の期間を限り調整組合又は連合会の調整規程の全部又は一部に従うべきことを命じ得る、即ちアウトサイ……

第19回国会 参議院本会議 第52号(1954/05/28、3期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました航空機製造法の一部を改正する法律案につきまして、当委員会における審査の経過並びに結果について御報告を申上げます。  去る第十三国会に成立をいたしました航空機製造法は、検査に主眼を置いた技術立法であり、航空機及び重要な航空機用機器の製造又は修理の事実については、届出制をとつているのであります。本改正案は、これを許可制とし、これに関連して事業の承継許可の条件、国に対する適用の規定を追加する等、新たに事業法としての諸規定を整備したものであります、  なお許可制にいたしました理由の主なるものは次の通りであります。その第一は、我が国航空機工業界の実情と航空機需要の現状及……

第19回国会 参議院本会議 第53号(1954/05/29、3期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました自転車競技法等の臨時特例に関する法律案について、通商産業委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  自転車競技法、小型自動車競走法及びモーター・ボート競走法は、それぞれ自転車、自動車、モーター・ボート各工業等の振興と地方財政の増収を目的としているのでありますが、今年度は予算の性格からして、それぞれの競技による国庫納付金が今年度に限り停止され、これに伴つて各産業振興費が予算面に計上されないことになりました。併し自転車競技法等の目的に鑑み、又過去におけるこれら振興費のもたらした効果からしても、何らかの方法により産業振興費を支出することは絶対に必要なこ……

第19回国会 参議院本会議 第54号(1954/05/30、3期、自由党)【議会役職:通商産業委員長】

○中川以良君 只今議題となりました硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法案につきまして、当委員会における審議の経過並びに結果について御報告を申上げます。  先ず本法案の骨子について申上げます。その第一は、硫安工業の合理化計画を策定し、これを強力に推進して可及的速かに国際的に割高な我が国現在の硫安製造コストを国際的水準に引下げることであります。第二は、右の合理化計画が達成せられるまでの間、日本硫安輸出株式会社という特別の輸出機構を設け、これによつて輸出の条件をでき得る限り有利ならしめると共に、輸出によつて生じた損失を国内に転嫁せざるよう措置することであります。  本法案は去る第十六国会に提出を……

第19回国会 参議院本会議 第56号(1954/06/01、3期、自由党)

○中川以良君 只今議題となりました中小企業の危機打開に関する決議案につき、提案の理由とその趣旨を簡単に御説明を申上げます。  先ず決議案の全文を朗読いたします。    中小企業の危機打開に関する決議   わが国現下の経済情勢に鑑み緊縮政策の遂行は真にやむを得ざるものあるも、不況の皺は経済的に弱小なる中小企業に多く寄せられ、その倒産また相次ぎ事態甚だ憂慮すべきものがある。而もこの困難は寧ろ今後において愈々深刻の度を加えようとしている。   よつて政府は次の諸点に深甚の配慮を加え、中小企業の危機打開に万遺憾なきを期せられたい。  一、中小企業に対する不当なる圧迫、特に下請代金の支払遅延等に対し厳重……

第19回国会 参議院本会議 第61号(1954/06/14、3期、自由党)【議会役職:通商産業委員長】

○中川以良君 只今、議長から御報告のありました通り、長らく病気御静養中でありました議員松本昇君は、本月九日、逝去いたされました。私ども同僚議員として誠に痛惜の至りに堪えません。ここに各位のお許しを得まして、同君の生前を回想し、謹んで哀悼の辞を捧げるものであります。  松本君は、明治十九年香川県綾歌郡山内村に生れ、早稲田大学商科に学ばれ、明治三十八年渡米して、苦学力行、アスベリパーク・ハイスクールを経てニューヨーク大学商科を卒業、バチエラー・オブ・コマーシャル・サイエンスの学位々得られ、特に商品の配給に関する学理と実際について蘊奥を極めて大正二年帰朝せられました。その後間もなく招かれて株式会社資……

第22回国会 参議院本会議 第29号(1955/06/29、3期、自由党)

○中川以良君 ただいま議題となりました在外財産処理促進に関する決議案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  まず決議案の本文を朗読いたします。    在外財産処理促進に関する決議案   政府は、さきに在外財産問題審議会を設置し、在外財産の処理について調査審議しつつあるが、いまだになんら解決の方途をみるに至っていない現状である。   よつて、本院は、政府が速やかに在外財産処理の根本方針を樹立し、法律上及び財政上必要な措置を講ずることを要望する。  右決議する。  顧みまするに、今次大戦により、わが国国民が精神的に、物質的に、はかり知るべからざる打撃をこうむりましたことは、今さら申すまで……

第24回国会 参議院本会議 第56号(1956/05/30、3期、自由民主党)【議会役職:】

○仮議長(中川以良君) 仮議長に当選いたしましたので、私が議長の職務を行います。よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この際、お諮りいたします。副議長不信任決議案(相馬助治君発議)  本案は、発議者から委員会審査省略の要求書が提出されております。発議者要求の通り委員会の審査を省略し、日程に追加して、直ちに本案の審議に入ることについて採決をいたします。表決は記名投票をもって行います。  発議者要求の通り、委員会の審査を省略し、日程に追加して、直ちに本案の審議に入ることに賛成の諸君は白色票を、反対の諸君は青色票を、御登壇の上、御投票を願います。  氏名点呼を行います。議場の閉鎖を命……


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ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10

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