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市来乙彦 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

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市来乙彦参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



6回
17595文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
6回
17595文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 参議院本会議 第30号(1947/09/15、1期、緑風会)

○市來乙彦君 インフレーシヨンが猛烈な力を以て各方面に食い入りまする今日におきまして、行政機構の問題はむしろいわゆる内濠、うち濠の関係であります。行政機構を支えておるところの行政費並びに予算の問題、それが外濠、そと濠の関係であります。この外濠の関係がインフレーシヨンの攻勢に対して直ちに取組みをする関係持つております。私は先ず以てインフレーシヨンの問題について言申述べたいのであります。本年度の総予算はその内容において頗る不徹底なる関係を歴然として残しておるのであります。更に追加予算は今日に至るまで恰かも暗中模索の樣相を露呈しておるのであります。即ち財政はインフレーシヨンの波に漂うておるのでありま……

第1回国会 参議院本会議 第37号(1947/10/13、1期、緑風会)

○市來乙彦君 政府は未だに追加予算を提出いたしません。甚だ怠慢であります。新聞紙の報告するところによれば、追加予算の編成は苦心惨澹の模様であります。或いは煙草の値上げを考え、或いは煙草の過程配給全廃を考え、或いは戦災にかからなつた家屋等に対する課税を考え、いろいろに苦心されておる状況が明らかに見えております。戦災にかからなつた家屋の課税につきましては、曾て大藏省において悪税であるとして排斥されたものが今日の計画においては拾い上げられるという、極めてみじめな関係が想像されるのであります。又古くは大藏省の一部において誅求の思想があつたことがあります。然るところ、今回の計画にかかる煙草の値上げ、煙草……

第2回国会 参議院本会議 第10号(1948/02/03、1期、緑風会)

○市來乙彦君 国民がインフレーシヨンに苦しんでおりまする今日の場合、政府の政策はその多くが物価を釣上げる方に進むのであります。それは却て「インフレーシヨン」を激成するものであります。将来もさような方針が進みそうに想像されまするので、前途憂うべしであると考えます。私は特に遺憾の意を表したいのであります。私がここに提唱するところのインフレーシヨン対策は、主として物価の関係から見たのであります。従つて範囲が頗る狭いのであるということを私はお断り申し上げておきます。  その第一の点は、食生活の安定であります。先に政府は公定価格を大幅の引き上げを実行いたしまして、新物価体系を編み出しました。これはインフ……

第2回国会 参議院本会議 第58号(1948/07/03、1期、緑風会)

○市來乙彦君 私は通信料金の値上げに反対を表する者であります。(拍手)インフレーシヨンの高進する今日の場合、政府として採るべき政策は何であるか、インフレーシヨンの克服に副うべき政策でなければならん。殊に芦田総理大臣は、米國の陸軍次官に対して、均衡財政を速かに確立する固い決心を持つておると宣言された。然らば均衡財政の確立に副うべき政策を立てねばならん。均衡財政とは、財政と國民経済とが密着して歩調を保つ、調和を十分ならしめて、渾然一体として作用する体制をいうのであります。均衡予算と称するのも亦同じであります。この解釈は、私の説に対して政府は全然同感すると言うたものであります。然るところ政府は、これ……

第5回国会 参議院本会議 第12号(1949/04/08、1期、緑風会)

○市來乙彦君 質問の第一の点は、輸出品の價格についてであります。輸出に関する補給金は全廃されることになつたのであります。これは國際関係の上から、並びに輸出品の性質上当然のことであります。併しながらこれがために輸出の全面的進展は多少妨害されるのであります。この妨害は救済いたしまして全面的進出を全くするためには、当然のこととして、輸出品の價格を補給に依存しない正常の廉價に導かなければなりません。政府にはさような政策があるのでありますか。  質問の第二の点は、國民生活の安定に関してであります。政府の政策により並びに業者の立場によれば、物價騰貴が行われるのは必然の事実であります。一面においては課税が高……

第6回国会 参議院本会議 第10号(1949/11/14、1期、緑風会)

○市來乙彦君 私はインフレーシヨンの現状について質問をいたします。終戰以来、歴代の政府はいずれも高物価政策を掲げまして、物価を引上げることに盡力いたしたのであります。その結果は遂に今日物価が最高峰に達しておるのであります。インフレーシヨンが高進を停止いたしましたのは、一般の購買力が衰えたからであります。このインフレーシヨンが只今は物価の最高峰に安定いたしております。その安定は一時的安定でありまして、本当の安定ではありません。これから上るか下るかの間に足踏みをしている意味の安定であります。この足踏みをしておる安定は、ややもすれば誤解されまして、インフレーシヨンが全く終熄したものである。全く克服さ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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