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平沼弥太郎 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

平沼弥太郎[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書

平沼弥太郎参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



3回
7078文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

29回
54658文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
32回
61736文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 参議院本会議 第33号(1947/09/29、1期、日本自由党)

○平沼彌太郎君 今回当院の議決を以ちまして、私共は三日間に亘つて埼玉縣の水害視察をいたしましたので、その大要を御報告申上げます。埼玉班の人名を申上げますと、荒井八郎、小林英三、石川一衞、天田勝正、川上嘉と私の六名であります。  一行は二十日午前十時に縣廳に集合いたしまして、先ず荒川の河川に沿うて水害の現状を視察しつつ北上し、次いで利根川の上流より漸時下流に向つて、二十二日の午後七時川口市において解散いたしたのであります。埼玉縣の四分の一は秩父の山嶽地帶でありまして、田川の上流たる荒川は源をここに発しております。然るに利根川は遠く群馬に発しまして、本縣の東北の境を流れて、霞ヶ浦より銚子に注ぐ日本……

第2回国会 参議院本会議 第58号(1948/07/03、1期、民主自由党)

○平沼彌太郎君 只今提案になつておりまする森林保全の決議案に対し、賛成の意見を申述べたいと思います。時間の都合上森林政策と開墾政策の調和についてのみいたします。  現在実施中の森林開墾予定地百五十面万町歩という数字は、丁度明治初年から最近に至るまで八十年間に開墾された面積に匹敵するのであります。殊に我が國の地勢は急物でありまして、世界に名高き水害國であります。でありまするからして、如何に緊急を要するとは言え、これを五ケ年ぐらいで完成せんとしたり、又本年度中に百五十五万町歩の買収を完了せんとするがごときには、山林政策を混乱に陷れるのみならず、森林保全の面かち言つても由由しき重大事と言わざるを得な……

第7回国会 参議院本会議 第35号(1950/03/31、1期、自由党)

○平沼彌太郎君 私は自由党を代表しまして本案に賛成の意見を申述べます。  御承知のごとく戰後の経済界の変動によりまして、国民の納税層はいろいろと変化としておるのでありまして、現在行われておりまするところの税法ではこの新時代に適合しないような面が見受けられるのであります。世間至る所におきまして税金の問題が頻頻として起つておりまするが、これは税金が苛酷であるという面もありまするが、又現在の税法が適当でないという面も窺われるのであります。今回改正せられましたところの、提案せられておりまするところの本法案を見ますると、委員長が説明せられましたごとく、所得税を組税收入の根幹とした点、所得税の負担の軽減に……


2期(1950/06/04〜)

第10回国会 参議院本会議 第49号(1951/05/30、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今森林法の画期的改正案が共産党を除きまして全会一致を以て可決されましたことは誠に慶賀に堪えません。(「嬉しいことじやないよ」と呼ぶ者あり、笑声)この森林政策の一大転換期に際し、国民の代表たる我々議員は、卒先して森林の復興に盡瘁し、以て国民にその範を示す覚悟が必要と存じます。又政府においても民有林所有者を指導助成して森林法の目的完遂を期すべきであります。本決議案を提出いたしたゆえんもここにあります。  先ず決議案を朗読いたします。    国土緑化推進に関する決議   国土の荒廃は今やまさに言語に絶するものがある。多年に亘る山林の過伐濫伐の結果、風水害は相次いで起り、これがため山……

第12回国会 参議院本会議 第16号(1951/11/12、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました日本輸出銀行法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  本案は、機械輸出等いわゆるプラント設備の輸出促進を図る見地から、昨年十二月設立を見ました日本輸出銀行の事業資金を充実するため、本年度補正予算において一般会計から二十億円の追加出資をいたし、同銀行の資本金を百七十億にしようとするものであります。即ち同銀行の融資状況を見ますると、本年九月末現在における融資実行額は四十六億三百万円となつておりまするが、最近東南アジア地域等よりの引合は活溌となり、すでに百八十億円の巨額に上り、又契約期間も漸次長期化する傾向等の諸事……

第12回国会 参議院本会議 第17号(1951/11/14、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程せられました国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず本案の内容について申上げます。全権委員等に至給する旅費、即ち日当、宿泊料、食卓料及び支度料の定額は全権委員等の使命の特殊性等に鑑みまして、一般の場合の旅費の定額といたしますことは妥当でありませんので、先般の平和條約締結のための会議に際して、国家公務員等の旅費に関する法律の附則第十項の規定に基きまして、政令を以て臨時に増額せられたのでありますが、これはこの法律が改正せられまするまでの暫定措置でありましたので、今回この政令を廃止すると共に、国家……

第12回国会 参議院本会議 第20号(1951/11/18、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程になりました連合国財産補償法案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  本案は、対日平和條約第十五條の規定に基き、且つ條約と一体をなす補償事項についてその実施方法を規定いたそうとするものであります。本案の内容の主な点について申上げます。  第一は補償の原因についての規定であります。補償の原則としましては連合国又は連合国人が開戰時において本邦内に有していた財産について戰争の結果損害が生じたときは、日本政府はその損害を補償することといたしております。  第二は損害額の算定についての規定であります。損害額の算定方法につきましては、財産の種類ごとに規……

第12回国会 参議院本会議 第21号(1951/11/21、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました租税特別措置法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本案は第十国会より継続審議となつておる法案でありまして、その内容の一点は、先に実施せられた漁業法によつて旧漁業権が全部消滅し、新漁業権が民主的な方法で再配分されるに伴いまして、旧漁業権等の所有者に対し補償金が交付されるのでありまするが、現行税法では資産再評価税、所得税、法人税等相当多額の税負担となりますので、これを軽減するため六%の資産再評価税のみを課するようにして、漁業改革の実現を容易ならしめようとするものであります。第二点は、土地收用法等によつて土地その他の……

第12回国会 参議院本会議 第22号(1951/11/26、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程せられました関税法等の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本案の改正点を申上げますと、その第一点は、平和條約の効力発生に伴いまして、同條約第二條によつて明瞭に外国となる地域につきましては、関税法、関税定率法、とん税法の適用上、当然外国となし、又同條約第三條に規定する北緯二十九度以南の南西諸島及び小笠原群島等につきましては、本邦の領域であることを明確にすると共に、これらの地域との出入船舶及び貨物に対しては、引続いて外国とみなして関税法規を適用しようとするものであります。  その第二点は、従来北緯三十度以南の南西諸島の生産にか……

第12回国会 参議院本会議 第24号(1951/11/28、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程せられました所得税法の臨時特例に関する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本案は、政府の提案理由の説明によりますると、本年度の租税その他の收入につき、当初予算に比し相当多額の自然増收が見込まれ、又昭和二十七年度においても本年度以上の收入を見込むことができ、今後における歳出の増加を考慮しても、なお、相当の減税を実行し得る見通しを得ましたので、最近の物価の動向と国民租税負担の現状に鑑みて所得税の一層の軽減合理化、特に低額所得者の負担の軽減を図り、以て国民生活の安定に資したいと言うのであります。  先ず基礎控除については、現行の三万円を五万円……

第12回国会 参議院本会議 第25号(1951/11/29、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程になりました昭和二十六年度における給與の改訂に伴う国家公務員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  先ず本案の提案の理由について申上げます。国家公務員の給與につきましては本年十月分から改訂いたすこととなつておるのでありますが、これに伴い、本年九月以前に退職した共済組合の年金受給者に対する年金の額を、新給與水準を基準とするように引上げようとするものであります。即ち本年十月分以降は、従前の年金額の算定の基準となつた俸給を国家公務員の新給與の水準に引き直して計算することといたし、又、国家公務員共……

第13回国会 参議院本会議 第14号(1952/02/18、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました財政法、会計法等の財政関係法律の一部を改正する等の法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  改正案の主なる点を申上げますと、第一は、新たに継続費制度を設け、国の工事、製造その他の事業等重要な継続事業について、数年度に亘る支出権限を確保し得るようにしようとするものであります。第二は、現行の繰越制度のほかに新たに予算成立後の理由に基く繰越を認め、現行の明許繰越と共に繰越明許費として国会の議決を要するものとするよう繰越制度を改正しようとするものであります。第三は、支出負担行為について公共事業費その他大蔵大臣の指定する経費に係る予算のみ、そ……

第13回国会 参議院本会議 第22号(1952/03/14、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程せられました国民貯蓄組合法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  本案は、資本の蓄積を図るために貯蓄しやすい環境を作り、小額貯蓄を奬励し、これを優遇いたそうとするものでありまして、その内容は、第一に国民貯蓄組合の幹旋する貯蓄の利子に対する所得税の非課税の限度は現在元本三万円でありますが、これを元本十万円まで引上げようとするものであります。第二は、右の措置との関連におきまして、二つ以上の国民貯蓄組合に加入することを制限いたしますと共に、これに伴う所要の経過規定を設けようとするものであります。本案審議の詳細なる経過は速記録……

第13回国会 参議院本会議 第23号(1952/03/19、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました農業共済再保険特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  本案は、昭和二十五年度において台風水害等の異常発生に伴い、農業共済再保険特別会計の農業勘定における再保険の支拂が増加し、その支拂財源に七億一千七百八十七万五千円の不足を生ずることになりましたので、昭和二十七年度予算においてこの財源の不足を補填することといたしておりますが、均衡財政の見地より、借入金によらず、これを一般会計からの繰入金によつて補填しようとするものであります。なお、この繰入金につきましては、その……

第13回国会 参議院本会議 第24号(1952/03/25、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程せられました塩田等災害復旧事業費補助法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本案は、昭和二十六年に発生した災害により激甚な被害を受けた地方の塩田等の災害復旧事業につきましては、現行の塩田及び濃縮施設については事業費の十分の五、塩田防災施設については十分の六・五の補助率では、事業施行者がその負担に堪えられない状況にありますので、塩の生産を確保するため補助率の特例を設けることとし、災害復旧事業費が政令で定める額を超える場合には、その部分について補助率を、塩田及び濃縮施設については十分の八、塩田防災施設については十分の九に引上げ……

第13回国会 参議院本会議 第25号(1952/03/27、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び相続税法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。今回政府が三法律案を提出した趣旨は、国民の負担の軽減と調整とを図るため、先に施行になりました所得税法の臨時特例に関する法律で行われた措置を平年度化しますほか、所得税及び相続税について更に一層の負担軽減を図ると共に、課税の簡素化及び資本の蓄積等に資する措置を講じようとするものであります。以下法律案の概要について申上げます。  先ず所得税法の一部を改正する法律案は、極めて多岐に亘る改正を行おうとするものでありま……

第13回国会 参議院本会議 第26号(1952/03/28、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました郵政事業特別会計法及び電気通信事業特別会計法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  改正しようとする第一点は、郵政事業特別会計及び電気通信事業特別会計に所属する固定資産について評価替えできることとし、固定資産評価積立金勘定を設けて計理しようとすることであり、第二点は、両特別会計所属の作業資産について、政令で定める計理上の必要がある場合、価額の改定ができること、又事業の用に供した後不要となつたものは再び作業資産に繰戻すことができることとし、これらについて物品価格調整引当金勘定を設けて計理しようとすることでありま……

第13回国会 参議院本会議 第27号(1952/03/31、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました租税特別措置法等の一部を改正する法律案ほか三法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず租税特別措置法等の一部を改正する法律案は、住宅又は農地を取得するため、これらと同種の財産を讓渡した場合における讓渡所得の課税、住宅用に供する新築家屋の減価償却額の計算、新築家屋の取得する登記の登録税率、及び賠償指定施設の指定解除のあつた場合における法人税の納期について、それぞれ特例を設けると共に、臨時物資需給調整法失効後、生産奨励用筆の特殊の用途に供せられる酒類の加算税、及び航空機の燃料用に供する揮発油に対する揮発油税を免除する等の措置を講じよ……

第13回国会 参議院本会議 第28号(1952/04/04、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました補助貨幣損傷等取締法臨時特例案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  本案は小野義夫君外七名の発議による議員提出法案であります。御承知のごとく、一円以下の補助貨幣については、取引上実際に使用される割合も少く、而も非鉄金属類に混同して誤まつて熔解される場合がしばしば起りやすいので、今回その損傷取締につき、補助貨幣損傷等取締法の特例を設け、罰則の適用を当分の間排除しようとするものであります。本案は、質疑の後、討論採決の結果、全会一致を以て原案通り可決すべきものと決定した次第であります。  次に国家公務員共済組合法の一部を改正する法律案……

第13回国会 参議院本会議 第32号(1952/04/23、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う所得税法等の臨時特例に関する法律案ほか五法案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う所得税法等の臨時特例に関する法律案は、アメリカ合衆国軍人軍属又はその家族が、軍隊又は軍人用販売機関等から受ける給與所得等について、所得税を課さないこととするほか、法人税、相続税、富裕税、通行税、印紙税、物品税及び揮発油税についてそれぞれ免税するために必要な措置を講じようとするものであります。  次に、日本……

第13回国会 参議院本会議 第34号(1952/04/28、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました信用金庫法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本案は、第一に、中小企業金融を円滑化するために、信用金庫の会員資格を拡大し、事業者の常時使用する従業員の数を百人より三百人に引上げようとするものであります。第二に、会員のためにする有価証券の拂込金の受入等の業務ができることとしようとするものであります。第三に、大蔵大臣の認可を條件といたしまして員外貸出を認めることとしようとするものでありまして、その範囲を、地方公共団体に対する貸付、コール・ローン等にとどめようとするものであります。  本案の審議の詳細は速記録によつて……

第13回国会 参議院本会議 第37号(1952/05/09、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました当せん金附証票法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず本案の内容について申上げます。第一は、政府の発行する宝くじは、これまでその資金の用途に制限が附されておらなかつたのでありますが、今回は、政府の宝くじは社会福祉を対象とする事業の費用の財源に充てる場合に限り発行し得ることといたそうとするものであります。第二は、政府の発行する宝くじについては、年度間の発行限度を法律に規定いたそうとするものでありまして、その額は現在の発行額を勘案して三十五億円といたそうとするものであります。第三は、宝くじ発売行予算の経理について……

第13回国会 参議院本会議 第40号(1952/05/16、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました国民金融公庫法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告いたします。  本案は、国民金融公庫が庶民金融機関として果す役割の重要性に鑑みまして、その事務能率を向上し、事務の円滑なる遂行を図りますために、同公庫の役職員を国家公務員からはずしまして、単に刑法等の罰則の適用に関してのみ公務員と同様の取扱をすることが適当と思われますので、関係法律の改正を行おうとするものであります。さて、本案につきましては愼重に審議いたしましたが、その詳細は速記録により御承知願いたいと存じます。  かくて質疑を終り、討論に入り、油井委員、大野委員、小林委……

第13回国会 参議院本会議 第41号(1952/05/19、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました信用金庫法施行法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。本案は、昨年六月信用金庫法の制定に伴い、その実施に関する規定を信用金庫法施行法で定めたのでありますが、同法施行の日から一年内において、既存の信用協同組合のうち適格ななるものについては、免許を以て信用正庫に転換できることとすると共に、既存信用協同組合から信用金庫となるものにつきましては、同法施行の日から二年を限り、信用金庫法第五條において規定する出資金の最低限度を緩和することになつておるのであります。この規定により、既存信用協同組合は信用金庫に転換しておるのでありま……

第13回国会 参議院本会議 第43号(1952/05/26、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました国民貯蓄債券法案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  本案は、資本蓄積の一環として国民貯蓄債券を政府が発行し、いわゆる浮動購買力を吸収し、その資金を以て資源の開発及び経済再建に緊要なる産業の建設資金の一部に充てることを目的といたしておるのであります。次に本案の内容について申上げますれば、第一に、国民貯蓄債券の発行による收入金相当額は、資金運用部において、資源の開発その他経済再建に緊要な産業施設の建設のため必要な資金を供給するため、資金運用部資金法の規定により運用することといたそうとするものであります。第二に、この債券は政府が直接……

第13回国会 参議院本会議 第44号(1952/05/28、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました特定道路整備事業特別会計法案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  本案は、今国会において別途審議いたしております道路整備特別措置法に基き、政府が直轄で行う道路の整備事業並びに地方公共団体が行う道路の新設及び改築に対する所要資金の貸付に関する政府の経理を明確にするため、特別会計を設置しようとするものであります。次に本案の主なる内容について申上げます。  第一は、歳入歳出に関する事項でありまして、資金運用部からの借入金、通行料金、地方公共団体に対する貸付金の償還金及び利子等を以て歳入とし、道路の新設及び改築に必要な費用、貸付金及び補……

第13回国会 参議院本会議 第47号(1952/06/04、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程せられました長期信用銀行法案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず本案の内容について申上げますと、第一に、長期信用銀行業務を営もうとするものは大蔵大臣の免許を受けなければならないこととし、且つ資本の最低額を五億円と定めようとするものであります。第二に、長期信用銀行の業務は、設備資金又は長期運転資金に関する貸出を主とし、なお不動産担保の長期金融のほか、有価証券の応募、引受その他の業務を認めようとする半面、預金の受入、短期資金に関する貸出の制限をしようとするものであります。第三に、資金源として預金の受入れに代るべきものとして、債券発行につき特例……

第13回国会 参議院本会議 第50号(1952/06/11、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  本案は、国際通貨基金協定及び国際復興開発銀行協定への加盟に伴いまして、出資の拂込等の義務を履行するために国内法的な必要措置を講じようとするものであります。  次に本案の主なる内容について申上げますと、第一は、基金及び銀行に対する出資額はそれぞれ二億五千万ドル、即ち九百億円となし、この金額の範囲内で出資し得ることを規定いたそうとするものであります。第二は、出資の方法を規定し、基金に対しては割当額三億五千万ドルの二五%を金で加入前に……

第13回国会 参議院本会議 第52号(1952/06/16、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました日本開発銀行法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず本案の内容の主な点について申上げますと、第一に、日本開発銀行の資本金は現在百七十億でありますが、これを三百億に増加すると共に、復興金融金庫から承継した資産に見合う政府借入金八百五十二億二千万円を出資金に振替えることとしようとするものであります、この措置によりまして、日本開発銀行の資本金は現金出資と法定出資を合せた金額即ち千百五十二億三千万円と相成るのであります。第二に、興信業務を拡充しようとすることでありまして、債務保証業務と従来の融資肩替り業務を行い得るこ……

第13回国会 参議院本会議 第54号(1952/06/20、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されましたたばこ専売法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本案は、たばこの品質向上と生産確保を図るため、たばこ耕作資金として葉たばこ収納代金の一部を前渡しすることができることとしようとするものであります。本案は、質疑の後、討論に入り、田村委員及び油井委員からそれぞれ希望を付して賛成意見が述べられ、採決の結果、全会一致を以て原案通り可決すべきものと決定いたした次第であります。  次に国有財産特別措置法案について御報告申上げます。  先ず本案の提案の理由を申上げますれば、平和條約の発効に伴いまして、賠償指定国有財産の解除、連……

第13回国会 参議院本会議 第64号(1952/07/07、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました昭和二十六年産米穀の超過供出等についての奨励金に対する所得税の臨時特例に関する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本案は、昭和二十六年産米穀の超過供出等についての奨励金から生じた所得に対して、所得税を課さないこととしようとするものであります。本案は質疑を省略し、討論採決の結果、全会一致を以て原案通り可決すべきものと決定いたした次第であります。  次に製塩施設法案について御報告申上げます。  本案は、国内における塩の生産を維持増進し、以て日本専売公社の行う塩に関する国の専売事業の健全な運営に資するため、公社は、塩田、濃縮施設及び……

第13回国会 参議院本会議 第71号(1952/07/29、2期、自由党)

○平沼彌太郎君 只今上程されました接収貴金属等の数量等の報告に関する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告いたします。  本案は、終戦後、連合国占領軍に接収され、その後、平和條約の発効に伴つて政府に引き渡された貴金属等について、接収を受けた旧所有者等に返還その他の措置を講ずるため、接収の事実、数量等の確認に要する報告を徴せんとするものであります。即ち本邦内において占有していた貴金属等を連合国占領軍に接収された者又はその相続人等は、昭和二十七年九月三十日までに、貴金属等の種類、品位、形状及び数量その他接収の事実を示す事項を大蔵大臣に報告しなければならないこととし、又その報告……


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データ更新日:2022/12/09

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