小野哲参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○小野哲君 最近における水害により直接災害を蒙られた多数の方々に対し深く御同情申上げますと共に、河川、鉄道、通信、その他の復旧に日夜従事されておる工事関係者のご苦労に対し心から感謝の意を表したいと存じます。この度の水害、特に関東地方の水害につきましては、晴雨府の発表、國会議員の現地調査報告等によりまして、その全貌を明らかにすることができました。又新聞ラジオの報道、或いは意見の発表によりましても、その原因の探求或いは対策の実施に関して國民の要請が誠に熾烈なものがあることを強く感ずるのでございます。私はその途の専門家ではなく、且つ時間の制限もありまするので、十分な論議を盡すことは困難かと存知ますが……
○小野哲君 私は國家公務員法案外一件に対しまして賛成の意を表するものであります。私は決算委員といたしまして、終始冷静且つ公平な態度を以て審議に從事して参つたのであります。御承知のごとく、官吏制度が明治初年來我が國に擡頭して参りまして以來、諸種の戰争を通じ、又種々の時代に直面いたしまして、いろいろの場面を展開いたしましたことは、諸君の御承知の通りであります。先程中野君が種々反対意見の中に申述べられました歴史的事実、の中にも、或いはこれらの点に触れられたものと私は考えるのであります。而して今日私共が直面しておる我が國の現状を考えて見ますると、太平洋戰争の結果に伴いまして、ポツダム宣言を受諾いたしま……
○小野哲君 只今議題となりました船員法戰時特例を廃止する法律案及び造船事業法を廃止する法律案に関する運輸及び交通委員会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。 船員法戰時特例を廃止する法律案及び造船事業法を廃止する法律案は、おのおの十一月二十八日に委員会に付託せられたのでありますが、予備審査を含めて十一月二十六日、同じく二十八日及び十二月一日の三回、両案共一括議題として審査いたしました。船員法戰時特例と申しまするのは、許可認可等臨時措置法に基ずく委任命令でありまして、旧船員法の下において、船員の雇入契約の更新又は変更の場合、管海官廳の公認を受けること、並びにその公認を受けるために船員……
○小野哲君 只今議題となりました請願第二号外三件及び陳情第百五十六号外五件の審議の経過及び結果を御報告申上げます。これらの請願及び陳情につきましては、紹介議員の熱心な説明と、政府の詳細な意見の開陳とがありましたが、委細は速記録、関係文書等で御覧願うことといたし、ここでは簡單にその概要を申上げるに止めたいと存じます。 請願第二号盤越東線の三春、船引両駅間の要田村に停車場を設置することに関する請願に関し、政府より簡易駅設置につき調査に着手する旨の説明があり、審議の結果、予算及び資材の事情とも睨み合わせの上、実施を図るべきであるとの意見を附し、内閣に送付を要するものと全員一致議決いたしました。 ……
○小野哲君 只今議題となりました道路運送法案につきまして、運輸及び交通委員会の審議の経過及び結果を御報告申上げます。 この法案は、去る八月二十三日内閣より衆議院に提出せられ、今月四日同院においてその一部を修正可決の上、即日本院に送付せられたものであります。この法案につきましては、九月二十三日予備審査のため、委員会にこれが審議を付託されましたので、その重要性に鑑みまして九月二十五日第一回予備審査会を開催いたしまして、政府の提案理由の説明を聴取いたしまして以来、六回に亘り熱心な討議を続けて参りました。 この法案は、第一章総則、第二章監理、第三章自動車運送事業、第四章軽車両運送事業、第五章自動車……
○小野哲君 請願第百四十二号外八件、陳情第二百一号外二件の鉄道電化に関する請願、陳情を取纏め、委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。各請願、陳情につきましては、紹介議員の熱心な説明と政府の詳細な説明とがありましたが、委細は請願書、陳情書その他の関係文書を御覧願うこととし、ここでは簡單に申し上げます。 先ず政府に鉄道電化の根本方針を質しましたところ、鉄道電化は石炭の節約、経常費の節減、輸送力の増強等に多大の効果があるから、極力実施を進めていきたい。特に輸送量の多い線区とか、勾配区間の多い線区とか、大都市近郊の旅客輸送の行詰まっている線区等を優先的に電化していく方針である。併し一……
○小野哲君 只今議題となりました請願二十件、陳情五件の運輸及び交通委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。小委員会は公報掲載の通り数回開催をいたしまして、紹介議員の熱心な説明があり、これに対しまして、政府委員の詳細な答弁、説明等がありまして、慎重審議いたしましたが、詳細は関係書類で御覧願うこととし、ここでは簡單に御報告いたしたいと存じます。 先ず海運関係の請願六件、陳情二件から申上げます。港湾の格付と申しまするか、第一種、第二種重要港湾並びに指定港湾の区別の仕方については、これに伴う港湾工事の施行及び費用負担の関係等がありますし、かたがた政府において十分諸般の関係を調査整備した……
○小野哲君 只今議題となりました三件の法律案を一括して、運輸及び交通委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 先ず船員保險法の一部を改正する法律案についてでありますが、この法律案の趣旨は、船員保險法を改正することによりまして、即ち船員保險の現行制度の中において船員に対する失業保險及び失業手当制度を創設実施せんとすることにあるのでございます。その目的は、船員が失業いたしました場合に、失業保險金又は失業手当金を支給いたしまして、その生活の安定を図ると共に、その運営に当りまして、職業紹介機関と密接な連絡を保持することにより、失業船員に対しまして能う限り就職の機会を與えようとする点にあ……
○小野哲君 只今上程になりました請願第三号永井川信号所を停車場に変更することに、関する請願外十三件及び陳情第二百七十二号、沼津、浜松間鉄道電化促進に関する陳情の、委員会におきまする審議の経過及び結果を御報告いたします。 各請願及び陳情につきましては、委員会をたびたび開催いたしまして、紹介議員の熱心な説明と、政府の詳細な意見を聽取し、愼重に審議をいたしました。 先ず請願第三号永井川信号所を停車場に変更することに関する請願、第九十号小波渡信号所を停車場に変更することに関する請願、第百八十一号要田簡單停車場設置に関する請願、第三百七号磐城西郷信号所を停車場に変更することに関する請願は、いずれも停……
○小野哲君 只今上程になりました請願第十七号矢島鉄道株式会社の損害賠償請求に関する請願外十五件、陳情第五十三号、野村町、中筋村間に國営自動車の運輸延長に関する陳情外二件の、委員会におきまする審議の経過及び結果を御報告いたします。 各請願及び陳情につきましては、政府より詳細な事情を聽取いたし、又各請願につきましては、紹介議員の熱心な説明がありました。委員会は、これらの陳述を基として愼重に審議いたしましたが、ここではその要旨を御報告するに止めたいと存じます。先ず請願第十七号、矢島鉄道株式会社の損害賠償請求に関する請願の趣旨は、矢島鉄道は鳥海山麓の開発を目的として大正十三年に設立せられ、その後國鉄……
○小野哲君 只今議題となりました請願第百六十三号、旧南海鉄道山手線拂下げに関する請願外十二件の委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告いたします。各請願につきましては、紹介議員の熱心な説明と、これに対する政府の詳細な説明がありましたが、ここでは簡單にその要点を御報告申上げます。 先ず請願の第百六十三号、旧南海鉄道山手線拂下げに関する請願、第二百十七号、旧産業セメント鉄道後藤寺、糸田両線の拂下げに関する請願、第二百五十八号、旧小倉鉄道線拂下げに関する請願、第二百九十九号、買收の地方鉄道線拂下げに関する請願・第三百三十七号・富山港鉄道線拂下げに関する請願、第三百三十八号、旧播丹鉄道線拂下げ……
○小野哲君 只今上程されました請願第三十六号、小樽市手宮貯炭場開放に関する請願外二十五件、陳情第四十号、國有鉄道運輸の合理化に関する陳情外二十五件の委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告いたします。各請願及び陳情につきましては、政府より詳細な事情を聴取いたし、又請願につきましては紹介議員の熱心な説明がございました。委員会はこれらの陳述を基として愼重に審議いたしましたが、ここでは簡單にその大要を御報告申上げます。 初めに海運関係の請願及び陳情を一括して申上げますと、先ず請願第二百二十九号、清水港を第一種重要港湾指定に関する請願でありますが、請願の要旨は、同港は國際港として天與の立地條件……
○小野哲君 只今上程されました(「賛成か反対か冒頭に言うべし」「簡單にやれ」と呼ぶ者あり)官公吏給與改善に伴い速かに補正予算を本國会へ提出することに関する決議案に関し、緑風会の意向を表明いたしたいと存じます。 今回提案されました國家公務員法中一部改正法律案の内容は、極めて重要なものであり、これを実施いたしますことは、官公吏に対して重大なる影響を及ぼすものであることは御承知の通りであります。特に官公吏の給與の現状に鑑みまして、これが安定をいたさせることは最も急務であると確信いたします。特に今回の國家公務員法の一部を改正する法律案の審議に当りましてはすでに臨時人事委員会より政府に対して給與の基準……
○小野哲君 只今上程になりました輸送サービスの改善に関する決議案について御説明いたします。 先般第二回國会におきまして、当院が全員一致を以て輸送力の増強に関する決議を行いましたことは、諸君も御記憶のことと存じますが、その決議の趣旨は、現今我が國の交通機関が極めて弱体であり経済復興の最大隘路なつており、國民の不満は甚だしい。極力輸送力の緊急増強を図り、國民生活の確保に遺憾なきを期すべしという趣旨であります。これに対し、当時の芦田首相以下関係各大臣は、政府は決議の趣旨をよく了承し、あらゆる努力を傾けて輸送力の増強に邁進する旨の答弁があつたのであります。運輸委員会におきましては、引続き政府の施策と……
○小野哲君 只今上程になりました日本國有鉄道法案の委員会におきまする審議の経過及び結果の御報告を申上げます。 先ずこの法案の大要を御説明いたしますと、本法案は、昭和二十三年七月二十二日附の内閣総理大臣宛連合國最高司令官書簡に基いて、國有鉄道事業を公共企業体の事業とするため、日本國有鉄道を設立するためでありまして、今國会に提案されました國家公務員法案と一連の関係を持つ重要法案でございます。(「そうだ」と呼ぶ者あり)この法案は第一章総則、第二章監理委員会、第三章役員及び職員、第四章会計、第五章監督、第六章罰則、第七章雜則の六十二條と、附則より成る厖大なる法案でありまして、且つ國有鉄道を國から切り……
○小野哲君 先ず第一に、我が國経済復興計画の樹立に関する現内閣の基本的態度について伺いたいと存じます。我が國の経済復興が如何なる形において、又如何なる内容を以て計画されつつあるかということにつきましては、國民ひとしく関心を寄せ、多大の期待をかけておりますことは多言を要しないところでございます。特に我が國が置かれておる内外の情勢は、文字通り誠に微妙でありまして、この間に処して速かに経済復興計画を樹立し、内においては國民の復興に対する熱意を高揚し、外に対しては連合諸國の協力援助を要請する機会を積極的に捉えることは、現内閣の担当する重大な任務の一つと申すべきでございましよう。吉田総理はその演説の中に……
○政府委員(小野哲君) 帆足さんの御質問中、所管事項についてお答えいたしたいと存じます。御質問の要点は、この際、府県を統合して道州制を布く考えがあるかというふうに承わつたのでございます。都道府県の現在の区域が地方行政の單位として必ずしも最も適合しておるとは考えておらないのでございまするが、目下、シヤウプ勧告に基きまして、新憲法の意図する地方分権の本旨に則つて、行政事務配分の再調整及びこれに伴う地方公共団体の区域の再検討の問題が急速に取上げられる予定でありまして、政府といたしましても、今国会に右の問題を調査研究するために、地方行政調査委員会議設置法案を提案いたしたく準備を進めておるような次第でご……
○政府委員(小野哲君) 松井さんの御質問は、寒冷積雪地帶における惡條件下においては、税の関係において特別な考慮をすべきではないか、又一般平衡交付金については如何ような考えを持つておるか。かような点であつたろうと存ずるのでございます。私の所管事項について御答弁を申上げたいと存じます。 地方税の軽減につきましては、地方団体がその條例によつて当該地方の実情に即するよう適宜軽減又は免税できることと相成つておりますので、特別に税率を軽減することは法律に規定する必要はないのでございます。問題は、松井さんも御指摘になりましたように、寒冷積雪地帶における特殊の財政需要に対して如何なる措置をとるかという問題で……
○政府委員(小野哲君) 岩間さんの御質問の中で、所管事項について御答弁申上げたいと存じます。地方職員につきましては、御指摘のごとく地方財政が極めて窮迫しているという折柄、これが実施をいたしますことは相当困難な事情があるものと考えておるのでございます。それにつきましては、諸般の事情をも考慮いたしまして、差当りは国と同樣に、或いは事務費節約等の措置によりまして、極力既定財源の活用を図ることによつて、政府職員の例による手当の支給を期待いたしているような次第でございまして、この間に対処いたしまして、地方自治庁といたしましては、できるだけの努力をいたす所存でございます。右御答弁申上げます。 (「裏付……
○政府委員(小野哲君) 河野さんにお答えを申上げます。 地方団体が自治活動を活溌にいたしますためには、適正な財源を與えることが目下喫緊の要務であろうと存じます。この点に鑑みまして、一般財源を充足いたしますために地方税制の改正を行い、又地方財政の調整並びに地方団体相互間の均衡を計ります意味におきまして、地方財政平衡交付金制度を創設することに目下準備を進め、国会の御審議を願つておるような次第でございます。この場合におきまして義務教育に関する事項につきましては、最も重要な事柄としてこれを尊重いたさなければならぬことは河野さんの御指摘の通りでございます。從いまして地方財政平衡交付金制度の基本的な狙い……
○政府委員(小野哲君) 須藤さんにお答え申上げます。 先ず第一は入場税の問題でございますが、入場税は大蔵省の所管ではございませんので、この点、予め御承知置きを願つて置きたいと思います。入場税の軽減の問題は現内閣におきましてもかねがね考えて参つておる次第でありまして、お説のように十分研究に値いする問題であろうと存じます。御承知のように、去る三月、国会を通過いたしました地方税法の一部改正法律によりまして、従来の十五割を十割に軽減されておるのでありまして、本日通過成立いたしました地方税法におきましては、これをそのまま踏襲いたしておるわけであります。尚又予納制度についての御質問であつたと存じますが、……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。