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木内四郎 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

木内四郎[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP250(参)
142位

本会議発言(政府役職)歴代TOP50(参)
45位
8期(政府)TOP5
5位
9期(政府)TOP5
2位

木内四郎参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10
■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

1期
(1947/04/20〜)
発言数
13回
60位
発言文字数
34713文字
52位

2期
(1950/06/04〜)
発言数
2回
161位
発言文字数
11249文字
119位

3期
(1953/04/24〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

4期
(1956/07/08〜)
発言数
2回
102位
発言文字数
3997文字
128位

5期
(1959/06/02〜)
発言数
12回
12位
発言文字数
10936文字
75位

6期
(1962/07/01〜)
発言数
3回
92位
発言文字数
11608文字
69位

7期
(1965/07/04〜)
発言数
10回
12位
発言文字数
6539文字
93位

8期
(1968/07/07〜)
発言数
1回
120位
発言文字数
344文字
163位

9期
(1971/06/27〜)
発言数
5回
43位
発言文字数
13817文字
49位

10期
(1974/07/07〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-


参議院在籍時通算
発言数
48回
58位
発言文字数
93203文字
142位
TOP250

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

1期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
13回
34713文字
44位

2期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
11249文字
116位

3期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

4期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
3997文字
121位

5期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
12回
10936文字
69位

6期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
3回
11608文字
64位

7期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
10回
6539文字
90位

8期
議会
0回
0文字
-
政府
1回
344文字
5位
TOP5
非役職
0回
0文字
-

9期
議会
0回
0文字
-
政府
5回
13817文字
2位
TOP5
非役職
0回
0文字
-

10期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-


通算
議会
0回
0文字
-
政府
6回
14161文字
45位
TOP50
非役職
42回
79042文字
144位

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

8期
科学技術庁長官政府、第61回国会)

9期
科学技術庁長官政府、第67回国会)
科学技術庁長官・環境庁長官事務代理政府、第68回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 参議院本会議 第7号(1947/06/28、1期、民主党)

○木内四郎君 只今議題となつておりまする参議院規則案につきまして、委員会におきまする審議の経過並びに結果について御報告いたします。御承知のように参議院が成立いたしましたけれども、現在におきましては、参議院の固有の議事規則というものが存在いたしておりません。國会法の規定によりまして、衆議院の規則の例によると、こういうことになつておるのであります。先づ第一に暫定衆議院規則の例によつてきたのでありまするが、この暫定衆議院規則は議院の成立までの問題を取扱つておる規定でありまして、その他の問題につきましては、今までの行われておりました衆議院規則の例によるということになつておりまするけれども、この衆議院規……

第1回国会 参議院本会議 第17号(1947/07/28、1期、民主党)

○木内四郎君 只今議題になつておりまする國会議員を総理廳の行政調査部の顧問に当てることにつきまして、政府から國会法第三十九條第二項の規定によるところ國会の議決を求めて参られました件につきまして、議長から議院運営委員会にその意見を求められたのであります。そこで議院運営委員会におきましては愼重な審議をいたしました。殊に本件につきましては、既に先般衆議院におきまして同意の旨の議決をされておりまする次第でありまするので、議院運営委員会におきましては、その取扱については特に愼重を期したのでありまするけれども、我々といたしましては甚だ遺憾ながら衆議院と所見を異にいたしまして、本件政府の要求には同意すべきも……

第1回国会 参議院本会議 第21号(1947/08/12、1期、民主党)

○木内四郎君 只今議題となりました二つの法律案の委員会における審議の経過並びに結果について御報告いたします。  先ず國会議員の特別手当に関する法律案について申上げたいと思います。この法律案は、かねて両院の議院運営委員会におきまして打合せました結果、衆議院の方面におきまして、各派共同の提案として提出されたものでありまして、それが衆議院において可決されて、本院に廻つて来たものであります。御承知のように、國会法第三十五條におきましては、「議員は、一般官吏の最高の給料額より少くない歳費を受ける。」ということが規定いたしてあるのであります。ところが昭和二十二年法律第八十号、即ち國会議員の歳費、旅費及び手……

第1回国会 参議院本会議 第22号(1947/08/15、1期、民主党)

○木内四郎君 只今議題となりました参議院緊急集会規則案の委員会における審議の経過並びに結果について御報告いたします。参議院の緊急集会に関しましては、憲法第五四條第二項及び三項に規定があるのであります。即ち第五十四條の第二項におきましては、「衆議院が解散されたときは、参議院は、同時に閉会となる。但し、内閣は、國に緊急の必要があるときは、参議院の緊急集会を求めることができる。」と規定しております。又更に同條の第三項におきましては、「前項但書の緊急集会において採られた措置は、臨時のものであつて、次の國会開会の後十日以内に、衆議院の同意がない場合には、その效力を失ふ。」ということが規定いたしてあるので……

第1回国会 参議院本会議 第46号(1947/11/07、1期、民主党)

○木内四郎君 今回補正予算を提出されるに当りまして、昨日大藏大臣から詳細な御説明があつたのでありまするが、極めて厖大なる追加予算でありまするが、当初予算を編成、提出されてから後におきまして、各般の情勢が変わつておりますので、この追加予算を提出するの余儀なき事情につきましては、我々はこれを諒とする者であります。  この補正予算を眺めまするというと、当局の苦心の跡が誠に歴然たるものがあるのでありまして、大藏大臣及び事務当局の苦労に対しましては大いにこれを多とし、且つ敬意を表する次第であります。併しながらこの補正予算が第一号から八号までばらばらになつて提出され、又今後提出されようとしておるのでありま……

第2回国会 参議院本会議 第5号(1948/01/23、1期、民主党)

○木内四郎君 木下盛雄君は私と同縣でありまして、明治三十七年長野縣下伊那郡松尾村に生れたのであります。同君は十余歳にして、すでに身を実業界に投じまして、蚕糸業、纖維関係事業、軽金属鑄造事業等に関係いたしまして、生前には特殊絹織纖維関係の会社、組合及び信濃惠産商事株式会社等の社長、理事長等を勤めました外、日本軽金属鑄造組合理事長及び軽金属鑄造工業組合理事長等の要職に在つたのであります。即ち夙に実業界において成功されました立志傳中の人でありましたが、更に志を政界に向けまして、昨年春十三万余の選挙民の支持を得て、本院の議員となられたのであります。一度参議院議員となるや、政界の経験が極めて浅いにも拘わ……

第2回国会 参議院本会議 第38号(1948/05/07、1期、民主党)

○木内四郎君 只今議題に供せられました昭和二十二年度國会予備金支出の件について極く大体の点を御説明申上げます。  昭和二十二年度國会予備金の中、参議院の予備経費の予算総額は二百七十万円でありまして、第一國会会期中に支出した予算額は三十二万一千円であります。而してその費途は、逝去された議員の遺族に支給いたしました弔慰金十九万八千円、米國より招聘いたしました図書館使節團のために要した経費が九万円、これと、特別委員会及び法規委員会において要しました経費が三万三千円でありましす。以上は、いずれもその必要の都度、議院運営委員会の承認を得て支出いたしたものであります。御審議の上、御承諾あらんことを希望いた……

第2回国会 参議院本会議 第60号(1948/07/05、1期、民主党)

○木内四郎君 只今議題となりました國会法の一部を改正する法律案外六法律案に対する議院運営委員会における審議の経過並びに結果について御報告いたします。  先ず國会法の一部を改正する法律案について申上げます。この法律に盛られました主なる改正点は次の数点であります。第一は、常任委員会設置の基準を、事項別の現在の制度から各省別に変えようとするのであります。第二は、議案の審議を常任委員会のみに集中せず、本会議におきましても、議決前に必要な限度においてこれを取上げるようにしておることであります。更に第三は、各派交渉会に代えるに議院運営委員会が選任する小委員制度を設けようとすることであります。第四は、議員の……

第3回国会 参議院本会議 第1号(1948/10/11、1期、民主党)

○木内四郎君 参議院規則中改正案提案の趣旨を簡単に御説明いたします。第二回國会におきまして國会法案第四十二條が改正になりまして、更に只今本会議場におきまして國会法第四十二條が重ねて改正されました。その結果、参議院規則の第七十四條におきますところの委員会の名称の改正、定員の改正及び所管事項の改正を行う必要がありますので、お手元に配布いたしてありまする第七十四條の改正案を提出いたしたのであります。更に國会法の第五十五條の第二項が第二国会において改正されましたので、それに伴いまして参議院規則の第八十六條の二というものをここに設けることにいたしたものであります。それから更に第二國会におきまして、國会法……

第7回国会 参議院本会議 第34号(1950/03/29、1期、民主党)

○木内四郎君 只今上程されました米国対日援助見返資金特別会計法の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告いたします。  先ず本案の要点を申上げますと、その第一点は、総司令部民間情報教育部の指導によつて行われる、国又は地方公共団体の民間情報教育事業に見返資金を使用する途を開こうとするものであります。第二点は、見返資金の歳出予算残額を順次翌年度に繰越して使用することができるようにしようとするものであります。又第三点は、従来日本銀行のみが援助資金の運用事務を行なつておつたのでありますが、事務の円滑を図るために、大蔵大臣の指定する金融機関にもこれを取扱わせようとするも……

第7回国会 参議院本会議 第35号(1950/03/31、1期、民主党)

○木内四郎君 只今議題になりました十一の法案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告いたします。  先ず所得税法の一部を改正する法律案について申上げます。  政府は昭和二十五年を期して、国税、地方税を通ずる税制の根本的改正を行うことになりまして、本年一月から所得税の暫定的軽減、取引高税及び織物消費税の廃止、物品税の改正等を行なつたのでありますが、今回更にその一環といたしまして所得税法を改正し、所得税制度を能う限り合理化し、又納税者間の負担の適正化をできるだけ図ろうとしてこの法律案を提出したようであります。  本案の要点について申上げますと、その第一点は、負担をできる限……

第7回国会 参議院本会議 第40号(1950/04/07、1期、民主党)

○木内四郎君 只今上程せられました旧軍港市転換法案並びに保險業法等の一部を改正する法律案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  先ず第一に旧軍港市転換法案について申上げます。  横須賀、呉、佐世保及び舞鶴の四都市は、軍港といたしまして終戰時まで発展して参つたのでありますが、終戰によつてこれら軍港市を支えておりましたところの経済的基盤が失われ、四市の市民の多数はその職場を奪われ、夥しい失業者を擁して、市民生活は同情に堪えないものがあるのであります。これら軍港市の巨大な海軍の軍需品製造設備や港湾施設の一部には、関係方面と市当局の努力によりまして、若干の工場誘致を見たものもあ……

第7回国会 参議院本会議 第48号(1950/04/29、1期、民主党)

○木内四郎君 只今議題となりました富裕税法案の大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告いたします。  本案は所得税の補完税といたしまして、今回新たに創設されるものでありまして、本法の課税時期即ち毎年十二年三十一日において本法施行地に住所又は一年以上居所を有する個人と、本法施行地に住所又は一年以上居所を有しない個人で、この法律の施行地に財産を有している者に対して課税せられるのであります。課税標準の計算は、前者につきましては、その者の有する財産の価額から課税時期において現に存するところの公租公課を含む債務の金額を控除した金額を、又その後者につきましては、その者の有する本法施行地にある財……


2期(1950/06/04〜)

第11回国会 参議院本会議 第2号(1951/08/17、2期、国民民主党)

○木内四郎君 講和が今日のような形におきまして今日の段階に参りましたたことは、昨日吉田首相からもお話がありましたように、ダレス氏の非常な苦心によることは勿論、アメリカ政府の非常なる好意の結果であることは、我々は勿論これを銘記しなければなりません。併しながら同時に、事態がかくのごとき段階に来たことについては、客観情勢が非常に変つて来たのである。(「そうだ」と呼ぶ者あり)我々が無條件降伏をした日から今日に至る間において、非常な客観情勢の変化があつて今日に至つたのであるということを我々は忘れることができないと思うのであります。又これを他の方面から見ますれば、国内におきましては、吉田首相初め政府におき……

第12回国会 参議院本会議 第20号(1951/11/18、2期、国民民主党)

○木内四郎君 私は国民民主党を代表いたしまして、只今議題になつておりまする両條約の承認に、以下数個の要望を附しまして賛成の意を表するものであります。(拍手)  国民は過去六年間、非常にこの講和の日を待望しておりました。(「その通り」と呼ぶ者あり)私どももこの国会によりまして、自主権のない政治の悲哀をつくつく身を以て味わつて参つたのであります。今日ここに講和條約が締結されましたのを私どもは非常に喜んでおる。国民の大多数も私は非常に喜んでおると思うのです。併しながらこの條約は非常に多くの大きな問題を未解決の状態に置いている。殊に、連合国全部との調印を得るに至らなかつた、即ち全面講和であり得なかつた……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 参議院本会議 第23号(1957/04/05、4期、自由民主党)

○木内四郎君 私は、ただいま議題となりました衆議院送付の二案につき、委員長報告の修正案中、税率及び税額に関する部分に対しましては反対であります。その他の修正部分及びこれを除いた衆議院送付案には賛成するものであります。  税率及び税額にかかる修正案の根本といたしましては、歳入予算の基礎になるところの揮発油の消費量の見込みを増加いたしまして、これを基礎として税率を引き下げよう、こういう案でありまするけれども、まず一般的に見まして、歳入予算の基礎になった数字につきまして、確かな根拠もなく増減することは、きわめて危険であり、かつ不健全であると思うのであります。特に慎重を要するところのこの歳入予算の見積……

第28回国会 参議院本会議 第21号(1958/04/11、4期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました二法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。  まず、たばこ耕作組合法案について申し上げます。  本案は、第二十六国会において衆議院議員竹山祐太郎君外三十五名の提出にかかわるものでありますが、衆議院において継続審査となり、今国会に至り、修正議決され、本院に送付されたものであります。  次に、本案の提案の理由及び主なる内容について申し上げますと、現在、任意団体として運営されている、たばこ耕作組合は、事業の自主的運営、資産の保全、対外信用等に種々不利不便がありますので、今回、たばこ耕作者の経済的、社会的地位の向上をはかる……


5期(1959/06/02〜)

第34回国会 参議院本会議 第14号(1960/03/30、5期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました法律案の外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  政府の説明によりますと、従来、移住者に対する渡航費の貸付は、日本海外協会連合会を通じ、年利五分五厘、元本据え置き四年、自後八年の元利均等年賦償還の条件で行なってきたのでありますが、移住者の定着を促進する見地に立って考えますと、右の条件にはなお相当に無理があることが認められますので、政府はこの際、貸付条件を大幅に緩和いたしまして、年利三分六厘五毛、元本据え置き十年、自後十年の元利均等年賦償還の条件でこれを貸し付けることができることといたし、また、それに伴い、既往の貸付分につきましても、すで……

第34回国会 参議院本会議 第18号(1960/04/20、5期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となっておりまする案件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  わが国は、さきに米国、スカンジナビア三国及びパキスタンとの間に、二重課税の回避のための条約を締結いたしましたが、政府におきましては、その後アジア諸国とのこの種条約の締結促進に努めて参りましたところ、このたびインドとの間に交渉が妥結いたしまして、本年一月五日に協定の署名が行なわれたのであります。この協定は、わが国及びインド両国の租税を課せられる所得について、二重課税を回避する措置を定めたものでありまして、その骨子は、わが国がさきに締結いたしました二重課税防止条約と同様であり……

第34回国会 参議院本会議 第27号(1960/07/15、5期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました条約五件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。  まず、原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とカナダ政府との間の協定について申し上げます。  この協定は、昨年七月二日にオタワで署名され、原子力に関する情報、資材、原料物質の供給受領等、原子力の平和的利用に関する日加両国の協力関係につき規定したものであります。  次に、国際開発協会協定は、低開発地域の経済開発促進のため、世界銀行及び国際金融公社の活動を補足し、弾力的な貸付条件と国際収支に対する負担の軽い条件で融資を行なう国際機関として国際開発協会の設立を……

第37回国会 参議院本会議 第8号(1960/12/22、5期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となっております法律案の、外務委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。  この法律案は、さきに英領ナイジェリア及びベルギー領コンゴーがそれぞれ独立したことに伴いまして、わが国がナイジェリアのラゴス及びコンゴーのレオポルドビルに設置いたしておりました領事館を、それぞれ大使館に昇格せしめることとし、その法的措置として、在外公館の名称及び位置を定める法律の一部を改正すると同時に、これら大使館に勤務する外務公務員の在勤俸を定めるため、在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律に所要の改正を加えるものであります。  委員会におきましては、アフリカにおけ……

第38回国会 参議院本会議 第14号(1961/03/24、5期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました二件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果について御報告いたします。  まず、日米間の議定書について御報告いたします。  現行の日米租税条約は、昭和三十二年に補足され、両国の輸出入銀行の受取利子を相互に免税することといたしましたが、今回の修正補足議定書は、さらに日本銀行及び米国連邦準備銀行の受取利子を相互に免税することとし、また、企業の利子の発生源泉の規定が不十分であるため二重課税を生ずるおそれもありましたので、利子の発生源泉を明確に規定し、その他若干の修正を現行条約に加えたものでありまして、昨年五月七日に東京で署名されたのであります。

第38回国会 参議院本会議 第15号(1961/03/29、5期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました条約及び法律案各一件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を一括して御報告いたします。  まず、国際法定計量機関を設立する条約の締結について承認を求めるの件について申し上げます。  計量に関する国際条約といたしましては、すでに一八七五年、すなわち、明治八年のメートル条約があり、わが国も明治十八年以来その加盟国として活動して参ったのでありますが、本条約は、メートル条約を補完するものとして、昭和三十年十月、パリにおいて、仏、独、ソ連等二十二カ国によって採択、署名され、昭和三十三年五月に効力を発生するに至ったものであります。本条約は、計量器の実際の……

第38回国会 参議院本会議 第21号(1961/04/12、5期、自由民主党)

○木内四郎君 外務委員会における本件審議の経過並びに結果を御報告いたします。  ブラジルはわが国にとって最大の移住者受け入れ国でありまして、戦前は三十余年間に約十八万六千名が移住した実績があり、戦後においても、昭和二十七年に移住が再開されて以来、年々その数が増加し、昭和三十四年度は七千人をこえるという実情でありましたが、従来両国間には移住協定がなく、移住者に与えられるブラジルにおける待遇及び援助は、もっぱらブラジル政府の自発的、一方的措置にゆだねられていたものであります。しかるところ、近年日本人移住者がブラジル国民経済の発展に果たした大きな役割がブラジル朝野にあらためて認識されるに至ったのを機……

第38回国会 参議院本会議 第22号(1961/04/21、5期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました条約三件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。  まず、文化協定に関する二件について申し上げます。  このうち英国との文化協定は、去る昭和三十四年七月、岸前首相が英国訪問の際に、協定締結について話し合いが行なわれ、その後交渉を続けた結果、昨年十二月三日東京で調印されたものであります。また、ブラジルとの文化協定は、わが国とブラジルとの間の現行の文化条約にかわる一そう包括的な新協定を結びたいという先方の申し入れに応じ、交渉の結果、本年一月二十三日、東京で調印されたものであります。  この二つの協定は、いずれもわが国が……

第38回国会 参議院本会議 第25号(1961/05/12、5期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました条約三件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。  まず、日本国とパキスタンとの間の友好通商条約について申し上げます。  政府におきましては、一昨年来、カラチにおいて条約締結の交渉を行なって参りましたが、昨年十二月パキスタンのアユーブ・カーン大統領来朝の際、懸案事項の最終的解決をみるに至りまして、十二月十八日東京で本条約及び議定書の署名が行なわれたのであります。この条約は、無条件の最恵国待遇の原則を基礎として、入国、滞在、旅行、身体及び財産の保護、事業活動及び職業活動、工業所有権、仲裁判断、関税、為替管理、輸出入制……

第38回国会 参議院本会議 第26号(1961/05/17、5期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました条約二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を一括して御報告申し上げます。  まず、通商に関する日本国とキューバ共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件について申し上げます。  従来キューバとの貿易は、わが国が毎年多量のキューバ糖を買い付けておるにかかわらず、キューバ側は、わが方の繊維品、雑貨等に対し差別的高率関税を続けておりますため、常にわが国の著しい入超となっておるのであります。このような事態を改善するため、政府におきましては、機会あるごとにキューバとの通商協定締結に努めて参りましたが、昨年春キューバ通商大臣の来訪を機会に交渉が進捗……

第38回国会 参議院本会議 第32号(1961/05/31、5期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました条約二件につきまして御報告申し上げます。  まず、外国仲裁判断の承認及び執行に関する条約の締結について承認を求めるの件について申し上げます。  仲裁判断に関する国際条約といたしましては、すでに「一九二三年の仲裁条項に関する議定書」及び「一九二七年の外国仲裁判断の執行に関する条約」があり、わが国は、このいずれにも加盟いたしているのであります。しかし、この二つの条約は、その適用範囲において種々の制約があり、現在の国際貿易上の要求を十分に満たすことができませんので、さらに、この適用範囲を拡張し、仲裁判断の執行を一そう容易にするよう改正すべきであるとの一般的要望に……

第38回国会 参議院本会議 第36号(1961/06/07、5期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました三件につきまして御報告申し上げます。  委員会におきましては、政府当局から提案理由の説明を聴取いたしました後、詳細なる補足説明を聴取し、さらに熱心なる質疑を重ねました。その詳細は会議録によって御承知を願いたいと思います。  昨日質疑を終局いたしまして採決の結果、全会一致をもって三件とも承認すべきものと決定いたしました。  右御報告いたします。(拍手)


6期(1962/07/01〜)

第42回国会 参議院本会議 第7号(1962/12/22、6期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となっております昭和三十七年度一般会計補正予算(第1号)、昭和三十七年度特別会計補正予算(特第1号)及び昭和三十七年度政府関係機関補正予算(機第1号)につきまして、予算委員会において行なわれました審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  今回の補正予算は、国家公務員の給与の改善を初め、石炭対策その他、当初予算作成後に生じた事由に基づいて、特に緊要となった経費を追加計上したものでありまして、一般会計におきましては、歳入歳出とも五百四十一億五千余万円となっております。  歳出のおもなものといたしましては、まず、給与改善費につきまして、人事院の勧告に伴う国家公務員の給与……

第43回国会 参議院本会議 第8号(1963/02/15、6期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました昭和三十七年度補正予算三案の予算委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  今回提出されました補正予算は、産業投資特別会計の資金への繰り入れ、義務的経費の不足補てん等、予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となった経費並びに義務的経費の不足について、追加計上したものでありまして、一般会計におきましては、歳入歳出とも八百二十一億三千二百万円の追加を行なったものであります。  その歳出のおもなものは、産業投資特別会計の資金へ三百五十億円を繰り入れ、経済基盤の強化、企業の体質改善等、今後増大する出資需要に応じ、産業投資を円滑かつ弾力的に行ない得る……

第43回国会 参議院本会議 第17号(1963/03/30、6期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました昭和三十八年度予算三案の予算委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  昭和三十八年度予算は、政府の説明によりますと、国際収支の均衡を確保しながら経済各分野の均衡をはかり、長期にわたる安定的成長の基盤を充実強化していくことを、基本方針として編成されたものでありまして、新しい安定成長への地固めの年を目標に、社会資本の充実、産業基盤の強化、文教の振興、社会保障の充実等の施策に重点を置くとともに、租税におきましては、国民生活の安定に資するため、税負担の一般的軽減をはかること、及び、現下の経済情勢にかんがみ、産業及び金融上の要請に対応するための措置……


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 参議院本会議 第18号(1966/03/30、7期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました議定書は、わが国が当事国であります。九六二年の国際小麦協定の期限満了に伴い、その内容を変更することなく、有効期間を本年七月三十一日まで延長することを内容とするものであります。  右国際小麦協定は、加盟輸出国に対し、相場が高騰した場合におきましても、一定数量までは所定の最高価格で売り渡す義務を課し、他方、加盟輸入国に対しては、その輸入総量のうち所定の割合までは最高価格及び最低価格間の価格で買い入れる義務を課することにより、小麦価格の安定と需給の調節をはかろうとするものであります。  委員会におきましては、慎重審議、特に今後のわが国の小麦輸入量の見通し、ソ連、……

第51回国会 参議院本会議 第19号(1966/03/31、7期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました海外移住事業団法の一部を改正する法律案は、海外移住の振興をはかる見地から、移住者に対する渡航費の貸し付けを昭和四十一年度から「支給」に改めるとともに、海外移住事業団に対する政府の既往の貸し付けにかかる債権を免除する等の措置を講ずるため、所要の改正を加えようとするものであります。  委員会におきましては、慎重審議、特に沖縄からの南米移住者の現状と国籍表示の問題、わが国の移住推進に関する政府の基本的態度、海外移住事業団の運営上の諸問題等について、熱心な質疑応答が行なわれましたが、詳細は会議録によって御承知を願いたいと思います。  本三十一日、質疑を終え、討論に……

第51回国会 参議院本会議 第23号(1966/04/20、7期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました法律案は、現在の在勤俸が昭和三十七年に制定されて以来、世界各地とも、物価や生活条件に変動があり、かつ諸外国外交官の給与との格差が著しくなったこと等を考慮いたしまして、在外職員の給与を改善するため、在勤俸の支給額を改定しようとするものでありまして、特に、中級及び下級職員並びに生活環境のきびしい東欧、アフリカ、中近東等における在外職員の在勤俸の改善に配慮を加えたものであります。  なお本案につきましては、衆議院において、施行期日を公布の日に改め、本年四月一日から適用すること等を内容とする修正が行なわれております。  委員会におきましては、慎重審議、特に在外職員……

第51回国会 参議院本会議 第24号(1966/04/22、7期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました法律案は、外交活動を充実強化するため、在外公館の新設及び昇格等を行なおうとするものでありまして、新設するものは、ガンビア大使館ほか総領事館三館、領事館一館、また昇格するものは、シンガポール総領事館を大使館とするほか、領事館を総領事館とするもの二館であります。  なお、本案につきましては、衆議院において、施行期日を公布の日に改める修正が行なわれております。  委員会におきましては、熱心かつ慎重なる審議を行ないましたが、詳細は会議録によって御承知願いたいと存じます。  昨二十一日質疑を終わり、討論、採決の結果、本案は多数をもって衆議院送付案どおり可決すべきもの……

第51回国会 参議院本会議 第26号(1966/05/11、7期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました第三次国際すず協定は、第二次協定の有効期間が本年六月末日に満了いたしますので、それにかわるものとして作成されたものでありまして、輸出統制制度及び緩衝在庫制度の運用によって、世界におけるすずの需給の均衡及び価格の安定をはかるとともに、開発途上にあるすず生産国の経済発展に寄与することを目的としておるものであります。  委員会におきましては、慎重審議、特に価格安定に対する本協定の効果、わが国が加入する利益等について、熱心な質疑応答がございましたが、詳細は会議録によって御承知を願いたいと思います。  昨十日、質疑を終了し、討論、採決の結果、本件は全会一致をもって承……

第51回国会 参議院本会議 第27号(1966/05/13、7期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました協定は、わが国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間に定期航空業務を開設することを目的とし、業務の開始及び運営についての手続と条件とを規定するとともに、両国の航空企業がそれぞれ業務を行なうことができる路線を定めているものでありまして、わが国がこれまでに締結した二十一カ国との間の二国間航空協定に一般に規定されていることのほかに、ソヴィエト連邦が国際民間航空条約の加盟国でないことにかんがみまして加えられた規定を含んでおるのであります。この協定には、さらに、シベリア上空が開放されて協定上の相互乗り入れが可能となるまでの期間は、政府間の合意により、暫定運行を行なうこ……

第51回国会 参議院本会議 第30号(1966/06/01、7期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました協定は、わが国とドイツ連邦共和国との間で、所得税、法人税等について生ずる二重課税を回避するための措置を取りきめたものであります。  その内容は、わが国が従来ヨーロッパ諸国と締結いたしましたこの種の租税条約と、ほぼ同様でありまして、海外支店等を有する場合の相手国の課税基準、船舶、航空機の運用利得に対する相手国の課税免除、配当、利子、使用料に対する源泉地国の軽減税率、短期滞在の教授、学生等の報酬、手当に対する滞在地国の課税免除等を定めるとともに、二重課税を回避する方法として、それぞれの国内税法に基づき外国税額を控除する等の措置を定めたものであります。  この協……

第52回国会 参議院本会議 第4号(1966/07/18、7期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりましたアジア開発銀行設立協定につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  アジア及び極東の地域にある低開発諸国の経済開発に寄与するため、基本的にアジア的性格を有する国際銀行を設立しようとする構想は、かねてより、エカフェ、すなわち国連アジア極東経済委員会において検討されてまいりましたが、昨年十二月、マニラにおいて開かれました銀行設立全権代表会議において、本協定が署名されるに至ったのであります。  この協定は、エカフェ域内の低開発国に対する融資、技術援助の供与等を主要任務とするアジア開発銀行の設立を定めるとともに、銀行の加盟国には、域内……

第53回国会 参議院本会議 第5号(1966/12/20、7期、自由民主党)

○木内四郎君 ただいま議題となりました議定書は、昨年一カ年延長された千九百六十二年の国際小麦協定の期限満了に伴い、その内容に変更を加えることなく、さらに有効期間を明年七月三十一日まで一カ年再延長することを内容とするものであります。  この協定に、わが国は一九四九年以来継続して参加しておるものでありますが、協定の骨子は、加盟輸出国に対し、小麦の相場が高騰した場合でも、一定数量までは所定の最高価格で売り渡す義務を課し、他方、加盟輸入国に対しては、その輸入総量の所定の割合までは、最高価格及び最低価格の間で買い入れる義務を課することにより、小麦価格の安定と需給の調節をはかろうとするものであります。  ……

第55回国会 参議院本会議 第2号(1967/02/17、7期、自由民主党)

○木内四郎君 議員草葉隆圓君の御逝去は、まことに痛恨にたえません。同僚議員といたしまして、つつしんで深く哀悼の意を表します。  草葉君は、明治二十八年、福岡県柳川市にお生まれになり、大谷大学御卒業後、社会事業に献身されておりましたが、昭和二十二年、第一回参議院選挙に御当選以来、立法、行政両府にわたり、数々の要職につかれて活躍せられました。  すなわち、参議院においては、党の国会対策委員長として、また、本院の議院運営委員長、外務委員長及び安保条約特別委員長等として重きをなし、すぐれた政治家の資質を遺憾なく発揮され、同僚諸君の敬愛を集めておられたのでございます。  また、昭和二十五年、外務政務次官……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 参議院本会議 第34号(1969/07/22、8期、自由民主党)【政府役職:科学技術庁長官】

○国務大臣(木内四郎君) 峯山委員にお答えいたしますが、沖繩における放射能の調査の問題につきましては、ただいま総理大臣からの御説明で尽きておると思うのでありますが、しかし、あえて蛇足をつけ加えますならば、科学技術庁といたしましては、米民政府と琉球政府、この一致した要請がありまするならば、利用し得る予算の範囲内におきまして、あるいは専門家の派遣、あるいは研修生の受け入れ、あるいはまた、情報資料等の提供によるところの技術の指導、あるいは器材の供与、あるいはまた、採取したところの物質あるいは生物等の本土における機関による分析、こういうようないろいろな方法によってできるだけの援助、協力をいたしたい、い……


9期(1971/06/27〜)

第67回国会 参議院本会議 第10号(1971/11/17、9期、自由民主党)【政府役職:科学技術庁長官】

○国務大臣(木内四郎君) ローム斜面の崩壊実験における事故について御報告申し上げます。  このたび、科学技術庁国立防災科学技術センターが中心になりまして行ないましたローム斜面の崩壊実験におきまして、大きな事故を引き起こしまして多数の犠牲者を出したことにつきましては、まことに申しわけなく思っておる次第でございます。なくなられました方々に対しましては衷心より哀悼の意を表するとともに、傷つかれた方々に対してすみやかに回復されんことを御祈念申し上げる次第でございます。  今回の実験は、昭和四十四年以来進めてまいりました「ローム台地における崖くずれに関する総合研究」の一環といたしまして、川崎市生田緑地公……

第68回国会 参議院本会議 第3号(1972/02/01、9期、自由民主党)【政府役職:科学技術庁長官】

○木内四郎君 お許しを得まして、一言お礼のことばを申し述べさしていただきたいと思います。  このたび、私は、永年在勤のゆえをもちまして、院議をもって、ただいま御丁重なる表彰を賜わりました。また、平井先生から御懇篤なるおことばをちょうだいいたしまして、まことにありがとうございました。この光栄に対しまして、つつしんで厚くお礼を申し上げる次第でございます。  顧みますれば、はなはだ恐縮でございますが、少し自分のことに触れさしていただきたいと思うのですが、昭和二十一年に、幣原内閣のお手伝いをしておりました当時、新憲法の草案がGHQから示された際におきまして、その案においては、敗戦国であり小さい国である……

第68回国会 参議院本会議 第13号(1972/05/10、9期、自由民主党)【政府役職:科学技術庁長官】

○国務大臣(木内四郎君) 中尾さんの御質問にお答えいたしますが、実は、中尾さんから先般決算委員会で二時間半にもわたりまして、このNロケットの問題について詳細御質疑がありまして、お答えしてありましたので、十分御了解願っておると思っておったんですが、ただいまNロケットの問題について非常に疑惑があるという御発言でありまして、私も実は驚いておるのですが、せっかくの御質問でありますので、概略重ねてお答えいたしたいと思います。  自主開発か開発の導入かと、こういうお話がありまして、私どもはできるだけ自主開発をしたいと思うのですが、何ぶんにも御案内のように、わが国の宇宙開発は非常におくれております。実際のと……

第68回国会 参議院本会議 第18号(1972/05/31、9期、自由民主党)【政府役職:科学技術庁長官・環境庁長官事務代理】

○国務大臣(木内四郎君) 先ほどの御質問のうちで、土壌が汚染しておるが、環境庁はどうしておるかというような御質問でございました。  御案内のように、有害物によりまして、たとえばカドミウムとかあるいは銅、こういうものによるところの土壌の汚染が、最近非常に顕在化してまいりました。そして、その結果として、そのために人体、人の健康に害のあるような農畜産物が生産されている、あるいはまた、農作物の育成を阻害する、こういうようなふうな影響がありまするので、環境庁といたしましては、昨年、カドミウムを土壌汚染防止法の特定有害物質に指定しまして、そうして全国的に調査を進め、また対策を講じておるようなわけであります……

第68回国会 参議院本会議 第19号(1972/06/02、9期、自由民主党)【政府役職:科学技術庁長官・環境庁長官事務代理】

○国務大臣(木内四郎君) 辻さんからいろいろ御質問がありましたけれども、たとえば温排水の問題、原子力発電所の温排水の問題あるいは温排水は一体どこが所管するか、こういうような問題に対する御質問がありましたが、総理から詳細お答え願いましたので、私はあえて蛇足をつけ加えることを差し控えたいと思います。  ところで、私がいかにも、環境庁の長官が、温排水の問題を自分のほうで処理しようとブレーキをかけているというようなことばがありましたが、これはやっぱり私は聞き捨てにはならないと思います。私は大石長官が環境庁長官として、温排水の問題を自分のほうでもひとつ関心を持って処理しようと言われたときに、そういう私へ……


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ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10

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