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赤木正雄 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

赤木正雄[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

赤木正雄参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10
■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

1期
(1947/04/20〜)
発言数
12回
65位
発言文字数
20240文字
87位

2期
(1950/06/04〜)
発言数
7回
79位
発言文字数
3827文字
177位

3期
(1953/04/24〜)
発言数
11回
56位
発言文字数
14929文字
112位


参議院在籍時通算
発言数
30回
163位
発言文字数
38996文字
456位

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

1期
議会
0回
0文字
-
政府
2回
1191文字
13位
非役職
10回
19049文字
85位

2期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
7回
3827文字
170位

3期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
11回
14929文字
102位


通算
議会
0回
0文字
-
政府
2回
1191文字
150位
非役職
28回
37805文字
429位

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

1期
建設政務次官政府、第4回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 参議院本会議 第34号(1947/09/30、1期、緑風会)

○赤木正雄君 自由討議に当りまして各派の諸君からそれぞれ熱心に水害対策についてお話がありました。よつてここに一つの決議案を提出したいと思います。つきましては本院の規則第百五十二条第一項によりまして、これを表決に付すの動議を提出いたします。
【次の発言】 本日の自由討議に鑑みまして、水害に対する迅速な應急策と又治水事業の完遂に関してここに決議を必要とすることを痛感いたしました。先ずその決議案を読みます。    水害に対する迅速な應急策と治水事業の完遂に関する決議   政府は、水害罹災民の窮状に対し、急速周到な救済の途を計ると共に、災害復旧に対して果敢な処置を講ずべきである。   治水は、國土の保……

第1回国会 参議院本会議 第57号(1947/11/26、1期、緑風会)

○赤木正雄君 只今議題になりました請願並びに陳情に関する委員会の審議の状態並びに結果を御報告いたします。國土計画委員会に付託された請願並びに陳情は現業関係のものが非常に多いのであります。從つてこれらはよくその実地を調査研究しない以上は容易にこれを採択し難い。こういう関係がありますから、委員会或いは政府において十分調査したものを採択する。こういう方針を採りました。次に、よしんば採択しましても、種々の関係から数年間その実現が期し難いものは、採択の意味もありませんから、そういうものは採択いたさなかつたのであります。こういう見地からいたしましてこの結果を御報告いたします。  秋田縣米代川並びに阿仁川改……

第1回国会 参議院本会議 第63号(1947/12/06、1期、緑風会)

○赤木正雄君 只今議題になりました請願並びに陳情に対する委員会の経過並に結果を御報告いたします。各種の工事の施行に関する請願並びに陳情に対して、これが採択する方針は過日本会場において申上げたところと何ら変りありません。  那賀川改修工事促進に関する請願、庄内川改修工事促進に関する請願、鬼怒川上流改修工事に関する請願、埼玉縣大黒郡北部利根川堤防補強工事促進ことは、これらの土地が名名勝史蹟等を多分に持つ点から見ましても妥当と思えまして、これを採択の上政府に送付すべきものと決定いたしました。以上御報告申上げます。(拍手)

第1回国会 参議院本会議 第65号(1947/12/08、1期、緑風会)

○赤木正雄君 只今議題となりました横須賀港を開港に指定する等の法律案に対する委員会の審議の状況並びに結果を御報告申上げます。  この法案の内容は、横須賀、和歌山、下津、田邊、呉、廣島、坂出、新居濱、小松島、岩國、徳山下松、佐世保、舞鶴、酒田、稚内の諸港を開港に指定せんとするものでありますが、従來開港は関税法第九十九條に基ずく委任勅令によつて指定して参つたのであります。併し新憲法の施行に伴つて港域と共に法律によつて指定することを適当と認め、本法案を見るに至つたのであります。審議に当りまして、一委員から、いずれも港域が相当廣範囲に亘つておるため、港域に河口を持つ河川の改修施行上に制限を受ける虞れが……

第1回国会 参議院本会議 第66号(1947/12/09、1期、緑風会)

○赤木正雄君 只今議題になりました市街地建築物法の適用に関する法律案の國土計画委員会における審議の状況を御報告いたします。  公衆の利用することの多い特殊建築物は、保健衛生上又は保安防災上から、從來廳府縣令の取締法規によつて適宜の取締をやつて來ました。それらの廳府縣令も本年末月を以て失効することにたりますので、何らの規定もなくこれをそのままに放置することば甚だ危険であります。よつて取敢えず市街地建築物法の中で必要な規定を金國に適用することによつて、現在の特殊建築物に対する廳府縣令に法的根拠を與えんがために、この法案が出たわけであります。  審議に入りまして、特殊建築物としていかなるものを取扱う……

第2回国会 参議院本会議 第5号(1948/01/23、1期、緑風会)

○赤木正雄君 堀内到君は熊本から選出されまして、第一の國会におきまして、國土計画最初の委員会におきまして、一番最初に登院されたのは、実に堀内君でありました。あの円満な御人格と多年に亘る御経驗を以て、あらゆる場合に、誠に妥當穩健な指示を我々一般に示されたのであります。昨年の夏、一度少し心臓が惡いというかどで、御帰郷されましたが、間もなくこちらに御登院されました。その際に堀内君は、自分は郷里の方にあらゆる事業を持つておるが、こういうふうに國会が忙しくては、とても郷里の事業に責任を取ることはできない。從つて自分は今度帰つた際に、あらゆる責任の地位を去つて來た。こういうことを私に申されました。この一言……

第2回国会 参議院本会議 第41号(1948/05/28、1期、緑風会)

○赤木正雄君 只今議題となりました請願及び陳情に関する委員会の審議並びに結果を御報告申上げます。  請願、白山地方開発及び手取川流域改修に関する件、利根川根本治山治水工事の起工促進に関する件、各種河川の改良並びに砂防工事促進に関する件、水害復旧事業費の起債に関する件、東國分村の堤防復旧に関する件、黒部川改修工事促進に関する件、大里郡東部吐息の水害対策に関する件、茨城縣の災害復旧費國庫補助に関する件、島田川上流改修工事促進に関する件、渡良瀬、思両川の築防公示に関する件、天神川改修工事促進に関する件、廣島縣の災害復旧土木費國庫補助に関する件、敷根村護岸復旧工事費國庫補助に関する件、厚眞川改修工事継……

第2回国会 参議院本会議 第52号(1948/06/23、1期、緑風会)

○赤木正雄君 只今議題となりました請願第十八より第百六十四まで、陳情、第百八十一より第二百二までの委員会の審議並びに結果について御報告申上げます。  これらの請願並びに陳情の中、港湾に関しては、工費が少額で十分な修築ができないために、その増額を願い、或いは今後機帆船の増加するに從つて、避難港の施設を要望し、又は災害を被むつた港湾の一日も復旧の早からんことを訴えたものであります。又河川に関しては、生活の安定、殊に食糧の増産の見地からしても、それぞれ地、方においては重要な河川が改修不十分のため、或いは未だ改修に着手されていないため、一朝降雨に遭遇すれば甚大な被害を招くことは明らかな状態であるから、……

第2回国会 参議院本会議 第59号(1948/07/04、1期、緑風会)

○赤木正雄君 只今議題となりました請願並びに陳情に関する委員会の結果を御報告いたします。  請願忠海港拡張工事に関する件御手洗港修築に関する件、府縣道三原、奧線の改修に関する件、大都市道路緊急整備に関する件、國道十五号線改修工事に関する件、新井、川奈間道路改修工事に関する件、新川渓谷地帯の観光産業道路改修工事國庫助成に関する件、太田、原野谷両川の堤防補修工事に関する件、最上川本支流の災害復旧工事促進に関する件、埼玉縣の水害復旧費国庫補助増額に関する件、亀沢川外二十八河川の砂防工事施行に関する件、山田川砂防工事施行に関する件、安永川外四十河川の砂防工事に関する件、鳥取縣下岩美外五箇郡内河川の砂防……

第4回国会 参議院本会議 第6号(1948/12/08、1期、緑風会)【政府役職:建設政務次官】

○政府委員(赤木正雄君) 山田さんから、住宅新築の許可制を廃して自由にしてはどうか、こういう建設大臣に対する御質問に対して私から御答弁いたします。  御趣旨の通りに成るべく自由にしたいと思つていますが、主要生産資材の需給状態が、臨時物資需給調整法或いはこれに基きます指定生産資材割当規則をまだ廃止する状態になつていませんから、今暫らく万事を自由にするというところには立至つていません。これに関連しまして、建設大臣が許可をする場合におきましては原則といたしまして六十日域内に、又都府縣知事の許可権に属するものは三十日以内にこれを処理するように、目下関係方面とも折衝中であります。成るべく早く許可をして早……

第4回国会 参議院本会議 第9号(1948/12/11、1期、緑風会)【政府役職:建設政務次官】

○政府委員(赤木正雄君) 建設大臣に対する中平さんの御質問に対して、私からお答えいたします。第一の災害復旧が非常に不備で、これでは水害を防ぐことが困難である。こういうお話でありますが、御尤もであります。災害復旧は原則といたしまして、このまま放置して置くと又交通に直ぐ支障を來し、或いは耕地に非常に害を及ぼす。であるから取敢えず原形にこれを復旧するというのが災害復旧の原則であります。でありまするから災害復旧だけでは決して治水の完全を期することはできないのであります。もとよりこれに対しては、種々の根本計画を樹立して、ぞの結果災害を防ぐ、こういうふうに持つて行かなければ本物にならないと思つております。……

第7回国会 参議院本会議 第11号(1950/01/26、1期、緑風会)

○赤木正雄君 私は主として治水問題につきましてお伺いいたします。  先ず第一に、治水政策について総理大臣のお考えを承わりたいのであります。昭和二十二年の九月三十日に、あの当時の大水害に鑑みまして、この席上で災害に対する決議を満場一致を以て決めました。その際、時の総理片山さんは、この席上から、單に災害復旧のみならず、治水の根本に対しても十分の策を立てると強く言われたのであります。その後、芦田内閣におきましても、芦田さんは又治水の根本を立てるということを強くお話になりました。この内閣でも治水問題を最も重要な政策とされておることは我々はよく存じております。併し果してその政策に盛られるものは、治水の如……


2期(1950/06/04〜)

第10回国会 参議院本会議 第35号(1951/03/31、2期、緑風会)

○赤木正雄君 佐々木君の動議に賛成いたします。

第10回国会 参議院本会議 第44号(1951/05/21、2期、緑風会)

○赤木正雄君 私はこの法案に反対するものであります。  この法案は、利根川流域の資源を総合的に開発し、利用し、及び保全して、災害の防除と産業の振興に資することを目的としていますが、第四條の基本計画に揚げておる事業の種類から見ても、又審議に際して発議者の説明からしても、主として利根川の治山治水の完遂を望むものであります。御承知の通りに、国土総合開発法がすでに制定されていて、このうち都府県総合開発計画に属するものがこの利根川開発法とも言えますが、都府県は国の方針とかけ離れた計画を立ててはならないので、このため国土総合開発審議会を設置するように法律に規定しております。発議者は、国土総合開発審議会の活……

第13回国会 参議院本会議 第55号(1952/06/25、2期、緑風会)

○赤木正雄君 国会法の一部を改正する法律案提出の理由を説明いたします。只今議題となりました国会法の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申上げます。  本案の要点は、專ら会期の延長についての両議院の議決の調整に関する問題でありまして、御承知のごとく、国会の会期は両議院の一致の議決によりこれを延長することができるのでありますが、現行の国会法によりますると、両議院一致の議決に至らない場合には衆議院の議決したところによることとなつております。然るに、会期の延長につきましての、この「両議院一致の議決に至らない場合」という規定の解釈には、若干の疑義のある向きもあるようでありますし、更に会期……

第13回国会 参議院本会議 第56号(1952/06/27、2期、緑風会)

○赤木正雄君 お答えいたします。第五国会のあの騒ぎは、調査したよりも何よりも、私はこの本国会場において現場をよく存じております。又今回のこの国会の延長になつたときの状況も、議院運営委員の一人としてよく存じております。(「名答弁」と呼ぶ者あり、拍手)
【次の発言】 御答弁いたします。(拍手)兼岩さんは、私の潔癖なことを非常によく御承知らしい。(「よく知つております」と呼ぶ者あり)同時に、私は嘘を言おうと思いません。無論、私はあの夜の情勢をよく存じて、又この提案をただ遊戯的にしたものではありません。(拍手)併し私は私の考えで、あの提案で衆議院が通過するかどうかを何ら私が言う権利はありません。又衆議……

第15回国会 参議院本会議 第3号(1952/11/08、2期、緑風会)

○赤木正雄君 只今議題になりました皇太子殿下の立太子の礼及び成年式につき奉る賀詞案起草に関する特別委員会における賀詞文案起草の経過並びに結果につきまして御報告を申上げます。   天皇陛下におかせられましては、来たる十日のよき日をお選びになり、我が国の昔からの礼式によつて、皇太子殿下の立太子の礼及び成年式を宮中において挙げさせられることになりましたことは、畏き極みでございます。参議院といたしましても、先ほどの議決に基きまして、天皇陛下と皇太子殿下に賀詞を奉ることになりましたので、我々特別委員一同は、国民の代表である本院にふさわしい賀詞を作成することに努めまして、慎重に協議いたしました結果、全員一……

第15回国会 参議院本会議 第15号(1952/12/23、2期、緑風会)

○赤木正雄君 私は安井君の動議に賛成いたします。

第15回国会 参議院本会議 第26号(1953/02/25、2期、緑風会)

○赤木正雄君 只今の常任委員長の選挙は、成規の手続を省略いたしまして、議長において指名されんことの動議を提出いたします。


3期(1953/04/24〜)

第17回国会 参議院本会議 第5号(1953/11/06、3期、緑風会)

○赤木正雄君 緑風会は杉山昌作君を指名いたします。
【次の発言】 緑風会は小林政夫君を指名いたします。

第23回国会 参議院本会議 第8号(1955/12/16、3期、会派情報なし)

○赤木正雄君 ただいま議題となりました請願七十六件につきまして、建設委員会における審議の結果を御報告申し上げます。  日程第百七十八から日程第百九十七までの二十件は、北海道及び宮崎、福岡、広島県等における河川及び道路の災害復旧促進に関するものであります。日程第百九十八から日程第二百八までの十一件は、高知県国分ほか十河川の改修工事促進に関するものであります。日程第二百九から日程第二百十三までの五件は、北海道天野川、広島県大屋大川等の砂防工事促進に関するものであります。日程第二百十四から日程第二百二十八までの十五件は、国道十九号線ほか十四の国道、地方道の改良工事促進に関するものであります。日程第二……

第24回国会 参議院本会議 第10号(1956/02/15、3期、緑風会)

○赤木正雄君 ただいま議長から御報告がありました通り、議員三好英之君は、昨十四日夕刻東京第二国立病院において逝去せられました。私ども同僚議員といたしましてまことに痛惜のきわみであります。ここに同君の生前を回顧し哀悼の辞をささげたいと存じます。  三好君は、明治十八年鳥取県米子市に生まれ、明治三十九年早稲田大学政治経済科を卒業後、郷里米子市において山陰日日新聞を発刊し、昭和十四年まで社長としてこれを経営し、同年他の地方新聞三社と合同し、現在の日本海新聞社を創立し、現在その相談役として国民文化の向上に尽瘁されるとともに、また明治四十一年山陰実業銀行を創立しその頭取となられ、産業の振興に尽力せられた……

第24回国会 参議院本会議 第18号(1956/03/07、3期、緑風会)

○赤木正雄君 ただいま議題となりました道路整備特別措置法案及び日本道路公団法案について、建設委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本二法案は、二月十日、当委員会に予備付託されまして以来、参考人を招致するなど、慎重なる審議をいたしました。  まず、道路整備特別措置法案について申し上げますと、昭和二十七年、第十三回国会におきまして、道路整備事業促進の一環として、道路整備特別措置法及び特定道路整備事業特別会計法が制定され、国及び地方公共団体の行う有料道路整備のための資金貸付が行われ、今日までに十三カ所の有料道路が完成し、また現在十六カ所について工事中でありますが、現在及び……

第24回国会 参議院本会議 第20号(1956/03/12、3期、緑風会)

○赤木正雄君 ただいま議題となりました特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  まず、本法律案の提案の理由並びに要旨について申し上げます。  特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法は、特殊土じよう地帯に対し、適切な災害防除及び農地改良事業を実施し、この地帯の保全と農業生産力の向上とをはかる目的をもちまして、昭和三十一年度を最終年度とする五カ年間の時限法として、去る昭和二十七年第十三回国会において成立したものでありまして、昭和三十年度までに内閣総理大臣の決定した事業計画の約三分の一が実施されたに……

第24回国会 参議院本会議 第28号(1956/03/30、3期、緑風会)

○赤木正雄君 ただいま議題となりました都市公園法案について、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  わが国の都市公園につきましては、明治六年の太政官布告第十六号のほかは、都市計画法及び土地区画整理法に建設に関する規定が散在するばかりで、管理に関する法制はなく、その結果、公庫管理の適切を欠くもの、あるいは荒廃し、減少して行くものが少くない状況にあります。本法案は、かかる事態に対処し、かつは近来都市における住宅の高層集団化の傾向にかんがみ、都市公園の健全な発達をはかり、市民の公共の福祉を増進するため、都市公園の設置及び管理について基準等を定めようとするものであります。  そ……

第24回国会 参議院本会議 第38号(1956/04/20、3期、緑風会)

○赤木正雄君 ただいま議題となりました首都圏整備法案並びに国土開発縦貫自動車道建設法案につきまして、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、首都圏整備法案について申し上げます。  東京都の首都としての整備については、昭和二十五年、第七国会において首都建設法が制定され、都の区域内に施行される重要施設の基本計画の作成並びにその実施の推進がはかられてきたのでありますが、単に東京都の区域内の整備だけでは不十分でありとして、同法の趣旨を拡充強化して、新たに本法案が提出されたものであります。すなわち本案は、東京都の区域及びその周辺の地域を一体とした広域について、総合的な計画を……

第24回国会 参議院本会議 第40号(1956/04/25、3期、緑風会)

○赤木正雄君 ただいま議題となりました海岸法案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  わが国の海岸線の延長は二万五千キロ余りにわたるのでありますが、管理の責任が明らかでなく、これに十分な措置がとられておりませんため、連年高潮、波浪、侵食、地盤の変動等により災害をこうむっている状態であります。本法案は、かかる事態に対処して、海岸の管理の責任を明らかにするとともに、海岸保全施設の整備、海岸の保全に支障のある行為の制限等について規定し、海岸を防護し、国土の保全に資せんとするものであります。  本法案は、五章四十三条から成っておりまして、その第一章は総則であります。す……

第24回国会 参議院本会議 第41号(1956/04/27、3期、緑風会)

○赤木正雄君 ただいま議題となりました東北興業株式会社法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  東北興業株式会社は、東北地方の振興をはかるため、同地方における殖産興業を目的として昭和十一年に設立され、政府の財政援助のもとに各種の事業を行なって参りましたが、戦後、その財政援助はすべて打ち切られ、今日に至っております。政府の財政援助につきましては、現行の東北興業株式会社法には、東北興業債券の元利の支払いについて、政府が保証し得る規定がありますが、この規定は法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律の規定によりその効力を停止されております。……

第24回国会 参議院本会議 第45号(1956/05/09、3期、緑風会)

○赤木正雄君 ただいま議題となりました土地収用法の一部を改正する法律案について、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法案は、昭和二十六年、土地収用法の施行以来の実情にかんがみ、収用または使用の手続を簡素化するとともに、法の適用について迅速かつ公正な運用をはかろうとするものであります。  その内容の第一点は、土地収用法による事業の認定に関する処分についてであります。すなわち従来の建設大臣が認定していた事業のほかに、その利害が一つの都府県の区域をこえ、または道の区域の全域にわたる事業および重要港湾、飛行場、国際電信電話施設、電気事業工作物および発電施設等に関する事業の……

第24回国会 参議院本会議 第49号(1956/05/16、3期、緑風会)

○赤木正雄君 ただいま議題となりました請願七十九件につきまして、建設委員会における審議の結果を御報告申し上げます。  日程第十四から日程第三十までの十七件は、岡山県吉井川等の河川の改修工事促進等に関するもの、日程第三十一から日程第三十七までの七件は、北海道、九州、青森県、京都府、愛知県における河川及び海岸の災害復旧促進に関するもの、日程第三十八から日程第四十までの三件は、兵庫県有馬川等の砂防工事促進に関するもの、日程第四十一、は東海地震による地盤変動対策事業促進に関するもの、日程第四十二から日程第四十四の二件は、北海道における総合開発促進に関するもの、日程第四十五及び日程第四十六は、ダム建設予……


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