赤沢与仁参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○赤澤與仁君 只今上程せられました興農政策推進に関しまする決議案の提出案理由の説明を簡單に申し上げます。先ず決議案を朗読いたします。 興農政策推進に関する決議 農業がわが国民経済の基盤たることは何人も疑ひを容れぬところである。従つてこれが振興を図ることはわが国経済自立上極めて肝要であるばかりでなく、国民経済の推移にも即応し、国内食糧にいささかの不安をなからしむるために、その増産確保を期することは特に必要であつて、先に政府が食糧の一割増産をしよきしたのも、ここに基因したことと思はれる。 しかるに、政府施策の現状は、食糧増産を可能且つ容易ならしめるためにはなほ甚だ不十分であつて、農業……
○赤澤與仁君 大蔵大臣の財政演説に関連して、私は以下若干の質疑を試みんとするものでございます。 吉田総理は過日の施政方針演説におきまして、独立回復後の我が国が如何にして自立経済を維持して行くかは重大な問題である。戰勝国でさえ耐乏生活に甘んじておる。新日本の基礎確立のためには国民はこの際認識と決意を新たにしなければならんと強調されたのであります。これは、講和後における賠償、外債支拂、安保條約分担金などの新たなる財政負担を考え、又我が国産業復興に必要なる今後の財政支出などを考え合せますときに、経済自立は決して坦々たる道ではなくして、誠に茨の道と言われるゆえんであると思われるのであります。これに対……
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