西川甚五郎参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○政府委員(西川甚五郎君) 千田議員のおつしやいましたこの借入金につきましては、大蔵省といたしましても、この引揚者の困難な状態をよく存じ上げていますから、一日も早く見通しを付けてお支拂いをいたしたいと存じておる次第であります。併しながらこれは相当支拂に際しましては財政上の影響もございまするし、又この具体案といたしましても、又この支拂に際しまして、先程千田議員からおつしやいました換算率の問題も、簡単なようでございまするが、実際に当つて見ますると相当むずかしいという点がございまして、又この在外資産の帰趨の問題、その場合にどうしたらいいかという見通し、これらを勘案いたしまして、何とか一日も早く見通し……
○政府委員(西川甚五郎君) 井上さんにお答えいたします。先程井上さんがおつしやいました保健婦助産婦看護婦法というものは、看護婦等の素質を向上するために作られたものと存じます。でありまするから、これにつきましては特に先程井上さんのおつしやいます再教育につきましては、政府といたしましては財政の点よりよく考えまして、将来御希望に副うように懸命なる努力をいたしたいと存じます。(拍手)
○政府委員(西川甚五郎君) 御質問の漁業制限に伴ないまする補償費の問題でありまするが、これにつきましては昭和二十五年度の予算におきまして一億二千四百万円を計上いたしました。これによりまして二十一年度から二十四年度までの損害に対して補償をいたした次第であります。二十五年度の補償につきましては、経費といたしまして二十六年度に最初五千万円を計上いたしたのでありますが、なお、この演習の地域が殖えます関係上、更に五千四百万円を増加計上いたしまして総額一億四百万円、それによりますと、二十四年度分の損害について補償いたしました額は八千四百万円でありますから、二十五年度の補償は二十四年度よりも二千万円殖えてお……
○西川甚五郎君 只今、議題となりました四つの法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 先ず第一に、塩業組合法案でありまするが、我が国の塩業は、生産、販売等一切の事業活動について塩専売法の規制を受けておりまする上に、農業に類似する塩田採かん作業と化学工業に類似する工場せんごう作業とを併存する特殊な産業形態をとるものであり、而もこのせんごう施設の建設及び維持管理には、安定した組合組織と多額の資金の蓄積投入を要します等、特殊な性格を持つておるものであります。従いまして塩業団体を現行の中小企業等協同組合法で律して参りますることは、塩業の実態に即しないものがありま……
○西川甚五郎君 只今上程せられました大蔵委員会付託の請願並びに陳情につきまして、本委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。 大蔵委員会におきましては、特に小委員会を設け、各委員の意見及び政府の見解を十分に聴取いたしまして、その上質疑応答を重ね、慎重に審議をいたしたのでありますが、その結果は次の通りであります。 日程第五十九の請願は、協同組合の社会的重要性と、資本蓄積が本質的に困難なる事情を考慮し、法人税を免除せられたいとの趣旨であり、日程第六十の請願は、石油関税を昭和二十七年度実施された減免措置通り本年も措置せられたいとの趣旨であり、日程第六十一の請願は、日程第五十九の請……
○西川甚五郎君 只今上程せられました大蔵委員会付託の請願につきまして御報告申上げます。 本委員会におきましては、各案についてそれぞれ政府の見解を聴取いたしまして、質疑応答を重ね、慎重に審議をいたしましたのでありまするが、その結果は次の通りであります。 請願第三十号は、宮崎県油津港が年年相当な実績を挙げておるにかかわらず、未だ不開港のため、外国貿易船の出入に極めて不便な状態にあつて、同港の伸展上大きな支障となつているから、速やかに同港を貿易港に指定せられたいとの趣旨であり、請願第百十三号は、群馬県藤原ダム建設工事のため犠牲となる地元民の移転補償費は最少限の更生資金であるから、これに対しては当……
○西川甚五郎君 ただいま上程せられました大蔵委員会付託の請願につきまして、本委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申し上げます。 大蔵委員会におきましては、特に小委員会を設け、各委員の意見及び政府の見解を十分に聴取いたしまして、その上質疑応答を重ね、慎重に審議をいたしたのでありますが、その結果は次の通りであります。 日程第九は、酒税を引き下げ、安い酒価で大衆に提供し、その結果、密造酒を駆逐して国民の保健並びに国家財政に好影響を与えられたいとの趣旨であり、日程第十は、同じくビールの酒税を引き下げられたいとの趣旨であり、日程第十一は、第二種原動機付自転車及び自動自転車に対し、物品税を免……
○西川甚五郎君 ただいま上程せられました大蔵委員会付託の請願につきまして、本委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申し上げます。 大蔵委員会におきましては、特に小委員会を設け、紹介議員からの趣旨説明、各委員の意見及び政府の見解を十分に聴取いたしまして、その上質疑応答を重ね、慎重に審議をいたしたのでありますが、その結果は次の通りであります。 日程第七十四は、旧軍港市における旧軍用財産、貸付使用料の引き上げ増額措置を停止されるとともに、貸付契約内容の改訂について善処せられたいとの趣旨であり、日程第七十五は、旧外貨債のうち内地に寄託し、強制借り換えられた海外移民のドル貨購入、旧外貨債を有……
○西川甚五郎君 ただいま議題となりました二法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、食糧管理特別会計の食糧証券、借入金等の限度額三千五百億円を四千四百億円に引き上げようとするものであります。この会計の昭和三十二年十二月末の糧券発行見込額についてみますと、前年度から持ち越す額が約三千四百二十億円、発行増加額が約三百七十億円となり、計三千七百九十億円と推定されまするが、これに収支面に若干の変動ある場合、及び十二月中のピーク時と末日現在の差額を見込む必要がありまするので、食糧証券、借……
○西川甚五郎君 大蔵委員会におきましては、特に小委員会を設け、慎重に審議をいたしましたが、その結果は次の通りであります。 日程第四は、福島県下に国立たばこ試験場を設置されたいとの趣旨であり、日程第五は、寒冷地に対し、税法上特例措置を講ぜられたいとの趣旨であり、日程第六は、農家に対する課税について、今後承減税措置を講ぜられたいとの趣旨であり、日程第七は、国民金融公庫資金の増額を考慮せられたいとの趣旨であり、日程第八は、ラジオ放送設備の現行耐用年数を短縮し、また、テレビジョン放送設備の耐用年数の制定に際しては、事業の特殊性を勘案せられたいとの趣旨であり、日程第九は、薪炭手当について免税措置を講ぜ……
○西川甚五郎君 ただいま議題となりました、造幣局特別会計法の一部を改正する法律案は、特別会計の現行制度の合理化をはかるため、補助貨幣の地金の回収準備資金への帰属、固定資産の減価償却の整理等について、所要の改正をしようとするものであって、委員会においては、質疑、討論、採決の結果、全会一致をもって原案通り可決すべきものと決定いたしました。 右、御報告申し上げます。(拍手)
○西川甚五郎君 ただいま議題となりました昭和三十二年度一般会計予備費使用総調書(その2)外五件の事後承諾を求めるの件並びに昭和三十二年度一般会計国庫債務負担行為総調書について、決算委員会における審議の経過並びに結果について御報告を申し上げます。 まず、予備費使用の内容を概略御説明申し上げます。 第一に、昭和三十二年度一般会計予備費使用総調書(その2)につきましては、昭和三十二年度一般会計予備費の予算額は八十億円でありますが、そのうち、昭和三十二年十二月二十七日までに使用されました五十九億四百余万円につきましては、第二十八国会で承諾を与えておりますので、今回は昭和三十三年一月十四日から同年三……
○西川甚五郎君 ただいま上程になりました近畿圏整備に関する決議案について申し上げます。 近畿は、西日本経済の中枢であり、広くわが国産業活動の枢要な一翼をになって、経済の進展にきわめて大きな役割を演じている。ことに、これが中核たる阪神工業地帯は、近年来、わが国経済の伸長発展とともに、ますますその重要性を加えている。 他方、近畿圏一円の外郭諸地域は、今なお多くの低開発地域をかかえ、これが開発活用について、積極的建設の方途が講ぜられていないことは、まことに遺憾とするところである。 更に又、古来わが国文化の中心たる京都・奈良・滋賀・和歌山等、文化観光都市等の整備と、これを中心とする近畿観光……
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