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東隆 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

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東隆参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



3回
16271文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

16回
62138文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

1回
1614文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

6回
16485文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
26回
96508文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第9回国会 参議院本会議 第10号(1950/12/09、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は第一クラブを代表いたしまして、上程せられております二十五年度の補正予算に対しまして心から反対を表明するものであります。(拍手)  理由の第一は資本の蓄積という点からでありますが、政府の説明によりますると、国の資本の蓄積は税金を以てこれをやるのであります。而もそれは名目の貨幣をリザーブするだけでありまして、国の資本を国家資本として投入することによつて大きく国民の福祉を増進するやり方ではないのであります。又民間の資本の蓄積をやる方法は、これは法人税を減額してそうして蓄積をやる、こういうふうに説明をされておるように聞いたのであります。我々はここに蓄積をされて行くところの資本がどういうよ……

第10回国会 参議院本会議 第32号(1951/03/28、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は第一クラブを代表して、只今上程されている昭和二十六年度の各予算案に対し反対の意思を表明するものであります。(拍手)  我々は二ヵ月以上をこの予算案と取組んで来たのでありますが、時がたつに従い、審議を重ぬるにつれ、大蔵大臣が自信満々我々に説明をされたことがわからなくなつて参つたのであります。(「そうだ」「頭が悪いからだ」と呼ぶ者あり)恐らくそれは猫の目のごとく変る国際情勢の変化を考えないで、昨年十月頃の物価水準その他を基準とされて編成されたこの予算案を、非常識にも変更無用、補正無用と強く支持するところにあると思います。蔵相は言つている。「今度の予算案は今まで自分が手をかけた五回の予……

第13回国会 参議院本会議 第25号(1952/03/27、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は第一クラブを代表して、只今上程されておる昭和二十七年度予算三案に対し反対をするものであります。  この際私は、私の反対討論に老宰相を初め各閣僚が傾聽をされることに敬意を表するものであります。(笑声、「八百長だな」と呼ぶ者あり)  各位も御承知の通り、本予算案は違憲の疑い濃厚な中身を持つておるのであります。與党の多数を以て強引に行政協定締結を前にして、衆議院の諸君は行政協定の報告すら受けずに無理押しに通過せしめられたそのものであります。(「そんなことはないよ」と呼ぶ者あり)参議院における予算の決定権は、政府が十分に承知しているように、衆議院優先でありますから、本予算は非立憲、多数党……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 参議院本会議 第25号(1953/07/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 只今議題となりました昭和二十六年度一般会計予備費使用総調書(その2)ほか五件の事後承諾を求める件に関する決算委員会の審議の経過並びに結果について報告いたします。  初めに本件の内容について大略を説明いたします。  先ず昭和二十六年度一般会計予備費使用総調書(その2)について申上げます。  昭和二十六年度一般会計予備費の予算額は十億円でありまして、そのうり、昭和二十六年十二月七日までに使用されました八億千五百余万円につきましては、昨年四月、国会が承諾を与えておりますが、今回はそれ以後年度末までに使用されました八千五百余万円につきまして承諾を求めているのであります。  次に昭和二十六年度……

第16回国会 参議院本会議 第28号(1953/07/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 先ず決議案を朗読いたします。   東京都所在の国有財産、虎の門公園地は、その一時使用許可条件の通り、これを原形(公園)に復旧せしめるため、政府は、速かに適切なる処置を講ずべきである。   右決議する。  提案の理由を説明いたします。東京都千代田区霞ヶ関三丁目にある虎の門公園地は、国有地であり、明治四十五年以来東京都が公園用地として内務省から無償貸付けを受け、これを公園に使用して来たのであります。終戦後、最初は連合国軍に接収されていましたが、昭和二十三年十二月にこの土地はニュー・エンパイヤ・モーター株式会社に使用を許可することを条件に接収解除になりました。接収解除の理由は、連合国側の必……

第18回国会 参議院本会議 第6号(1953/12/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 日本社会党第二控室を代表して、公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの関係八件については、只今の関係者委員長報告に反対の意を表しますと共に、永岡光治君ほか六十四名提出の修正案に賛成をするものであります。(拍手)  その理由は二つあります。裁定そのものが常識的なものでありますから、その理由も極めて常識的なものであります。  先ず第一に言わなければならんことは、公共企業体等労働関係法は何故に立法されたかということであります。この法律こそ、国家、地方の両公務員法を制定して、憲法によつて保障された一般公務員の争議権を奪つて人事院勧告の制度を設けたと同様、公共企業……

第19回国会 参議院本会議 第9号(1954/02/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私はこの際、千葉県県豊海町における米軍の漁船威嚇射撃に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 去る十二日の朝刊は、一斉に、九十九里浜禁止海域の漁船に米軍が威嚇射撃をしたことを報じております。「日米行政協定で立入りが制限されている千葉県山武郡豊海町にある米軍豊海射場、これは元片貝射場と言つた所でありますが、この沖合の禁止区域を侵す漁船に対して、これまで基地及び県当局から再三にわたつて警告が発せられていたが、十一日午後二時、同射場では禁止区域に出漁中の漁船に対して、ついに威嚇射撃の実力行使を行い、退去を求めた。」こう千葉発として四段抜きで大きな活字で見出しを書いてあるのであ……

第19回国会 参議院本会議 第22号(1954/03/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 只今上程されている株式会社以外の法人の再評価積立金の資本組入に関する法律案に対し、日本社会党を代表して反対の意を表明するものであります。以下反対の理由を述べます。  本法律案は、昭和二十六年四月、法律第百四十三号を以て公布された再評価積立金の資本組入に関する法律が、営利を目的とする株式会社の資本組入について規定しているのに対して、株式会社以外の法人について、前と同様その再評価による資本組入を規定しようとしているのであります。株式会社と株式会社以外の法人、この二つの中に見過してはならぬ問題が伏在しているのであります。見過してはならぬ問題とは何かと申しますと、それは、一見この法律案は、株……

第19回国会 参議院本会議 第24号(1954/03/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 只今議題になつている所得税法の一部を改正する法律案以下八つの法案について、日本社会党第二控室を代表して、反対の意思を表明いたします。  今回の政府の税制改正の要綱を伺いますと、経済情勢及び国民負担の状況に顧みて、第一として租税負担の調整、第二として資本蓄積の促進、第三として奢侈的消費の抑制、第四として国際収支の改善、第五として地方財源の偏在是正、この五つにあるといたしておるのであります。この五つの項目は、政府が今回の税制改正に際して、振りかざした名目であり、その限りにおいて、聞えは大変よいと思います。  併し政府の租税負担の調整ということは、直接税を減じて間接税を殖やしているだけであ……

第19回国会 参議院本会議 第39号(1954/04/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私はこの際、緒方国務大臣の発言に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私はこの際、日本社会党第二控室を代表して、去る二十三日、本議場においてなされた緒方国務大臣の発言に関し緊急質問をいたします。  参議院は、本月二十三日、「法務大臣の検事総長に対する指揮権発動に関し内閣に警告するの決議案」を、自由党を除く過半数を以て可決いたしました。この決議案は、参議院内における与党に比較的に同調していた緑風会の提案になり、その提案の過程においては参議院の改進党が原案を提示したものだと言われております。これに対し、自由党を除く各党派が本決議案に賛意を表し、可決せられたものであります。……

第19回国会 参議院本会議 第42号(1954/05/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東君 日本社会党第二控室を代表して入場税法案に反対の意思を表明いたします。  入場税は、大衆課税の標本であります。民主的な文化と健全な娯楽を国民に与えるためにも、この提案されている入場税法案を葬むることが、最も正しい措置であると確信するものであります。然るに政府は地方財源の偏在是正を理由にして、地方税から国税に移管しようとしておるのであります。そこには廃止の意図などは毛頭もありません。却つてその徴収機構を拡大しようとしておるのであります。  なぜ、政府はかくのごときことをあえてするのでありましようか。それには理由があると思うのであります。地方から財源を奪い取つて、中央集権的な権力政治をいたそ……

第19回国会 参議院本会議 第54号(1954/05/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 社会党第二控室を代表して、只今上程されておる企業資本充実のための資産再評価の特別措置法案に対し、反対の意思を表明いたします。なお、委員長報告は、大蔵委員会において修正議決されたものでありますが、これに対しても勿論反対であります。  以下、反対の理由を明らかにいたします。インフレの影響によつて企業資産が不当に低く評価されておるため、水膨れ配当を行なつています。これは自己資産を資本が食い潰しをしておるのであります。そこで政府は、本法によつて強制的に再評価を行い、終末をつけようとしておるのでありますが、この措置はいささか時期を失しておることは、小笠原大蔵大臣も認めておるところであります。西……

第19回国会 参議院本会議 第56号(1954/06/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は日本社会党左右両派を代表して、上程されている協同組合による金融事業に関する法律等の一部を改正する法律案に対する只今の委員長報告に反対の意を表すると共に、衆議院より回付の原案に賛成をするものであります。  半生を協同組合関係の仕事に携わつて来た私は、本法案の運命について至大の関心を持つものであります。事案は極めて簡単なものであります。即ち、中小企業者等の協同組合法で設立されている信用組合或いは信用協同組合が、員外の預貯金の受入れができるようにするための法律改正案なのであります。同僚議員各位に、先ず聞いて頂きたいことがあります。それは昭和二十六年六月十五日に信用金庫法が公布になるまで……

第20回国会 参議院本会議 第2号(1954/12/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は、日本社会党第三控室を代表して首相と大蔵大臣の演説に関連して質問をいたします。  すでに首相は引退を決意されていますので、首相の引退が飛ぶ鳥あとを濁さずということであつて欲しいのであります。即ち首相の政治的良心に訴えて過去にあつた暴政、不明朗なこと、過誤等に対し、この際釈明すべき責任があり、まさにこの臨時国会こそ最もよい機会と存ずるからであります。  第一に明らかにしたいことは、政府は如何なる理由によつて臨時国会の開催を遅らせたかということでございます。衆議院は今年六月、臨時国会の開催を憲法第五十三条に基いて要求しておりますし、我が参議院も過半数の一意を以て臨時国会の要求をしてお……

第22回国会 参議院本会議 第5号(1955/03/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は、当面の農業問題に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は社会党第二控室を代表し、当面の農業問題について緊急質問をいたします。  河野農林大臣は昨年末鳩山内閣が成立したときに、第一声として米の統制撤廃と砂糖の専売を主張されました。そうして民間の反揆か業者の反対か政治的な考慮かわかりませんが、どうやら米の方は食管制度の改変によって、三十年度産米だけは統制撤廃はやらぬようであります。砂糖の専売については、あの不明朗な粗糖輸入に関連して、抜本的改革ができるとひそかに期待をしておりましたが、いつの間にか消えてしまいました。その消えた先を探索しますと、選挙のときに民主党が……

第22回国会 参議院本会議 第22号(1955/06/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は社会党第二控室を代表して、ただいま上程されている案件につき、総理大臣並びに関係閣僚に若干の質問を試みます。  私は今から三十有余年前に、精神分析学を研究したことがあります。(笑声)この学問は、ヒステリーの研究から始まった学問でありますが、今回のこの日米間の協定には、常識をもってしては理解できない節が非常に多いのであります。いうならば、ヒステリー的症状の協定であります。  まず、この協定の前文なるものが、われわれには理解しにくい、はなはだしく怪奇なものであります。アメリカの「農産物の販売及び日本国によるその購入から生ずる相互の利益を考慮し、日本国における学校児童の福祉計画を拡大する……

第22回国会 参議院本会議 第27号(1955/06/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は日本社会党第二控室を代表して上程されている案件に対して最初に反対の意思を表明いたします。(拍手)  私は先日当議場でいたしました質問で、この協定はヒステリー的症状を呈していると申しました。委員会その他の審議を通して、私はいよいよヒステリーの症状は重態であるとの感を深くいたしたのであります。アメリカの余剰農産物を、アメリカができ得る限り有利に処理しようとするのは当然のことであります。このアメリカの意図がいかに扮装をこらして現われてくるかを見破る眼力が政府になければならないはずであります。民主党内閣が、向米一辺倒の自由党の外交によるアメリカ余剰農産物の受け入れという遺産を相続いたしま……

第23回国会 参議院本会議 第6号(1955/12/14、3期、日本社会党)

○東隆君 ただいまの選挙は、いずれもその手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第24回国会 参議院本会議 第56号(1956/05/30、3期、日本社会党)

○東隆君 私は、提案理由の説明に先立って決議案を朗読いたします。    決議案   本院は、国務大臣河野一郎君を戒  告する。  右決議する。(拍手)  非常に重要な案件でありまするから、もう一度決議案を朗読いたします。    決議案   本院は、国務大臣河野一郎君を戒  告する。  右決議する。  私は、あえて二度決議案を朗読いたしたのでありまするが、この問題は、きわめて重要な問題であり、一人の人、人格を持った人に対するところの問題でありまするから、詳細にわたって説明をすることが、御本人にとって当然のことであろうと思うのであります。しかるに、先ほど動議を出されまして、十分間、こういうような制……


4期(1956/07/08〜)

第30回国会 参議院本会議 第6号(1958/10/17、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、ただいま上程されている漁港の整備促進に関する決議案に対し、日本社会党を代表して賛成するものであります。  漁港こそは漁業活動の基地であります。無謀な戦争によって喪失した漁船を、沿岸の漁民は戦前の水準にまで回復させたのであります。当然漁港整備の要求が起き、この要求によって生まれた法律が漁港法であります。漁港法は第七国会で審議され、昭和二十五年の五月公布されたのであります。従って、当面の問題は、漁港整備のために政府が予算を増額して計画を遂行することにあるのであります。ここにわれわれが注意しなければならない一事があります。それは、この漁港法が政府の提案でなく、議員の提案であったという……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 参議院本会議 第6号(1959/11/06、5期、社会クラブ)

○東隆君 私は参議院社会クラブを代表して、日本・ベトナム賠償協定と、日本・ベトナム借款協定について、岸首相と関係閣僚に質問をいたします。  第二次世界戦争後、オーストラリアは、軍国主義日本の復活をおそれ、日本による侵略が再び起きぬために、太平洋沿岸の国々で集団安全保障条約を結ぼうと主唱いたしました。このように不信を買い、危険視された日本が、国際社会に復帰し、アジアの諸国と友好関係を結ぶため、被害国に賠償をすることはきわめて重要な意義があります。しかし同時に、これがわが国民の血税であることを忘れてはなりません。現在わが国民は、ビルマ、フィリピン、インドネシア等に多額の賠償を支払いつつあります。こ……

第34回国会 参議院本会議 第8号(1960/02/19、5期、民主社会党)

○東隆君 私は民主社会党を代表して、政府提案の昭和三十四年度予算補正二案について、反対の意向を明らかにするものであります。  政府案の一般会計予算補正は、三十四年発生の災害復旧関係に六十六億五千五百万円、失業保険、食管会計繰り入れ、漁船再険会計繰り入れの三件についての三十四年度分の赤字補てんが五十三億三千六百万円、歳入のうち法人税、酒税の二税に見合う地方交付税交付金が十九億三千八百万円、以上の合計百三十九億二千九百万円で、これに対する歳入は、法人税、酒税、物品税で八十三億円、雑収入四十七億二千六百万円、経済基盤強化資金の利子の受け入れ九億三百万円、合計して百三十九億二千九百万円なのであります。……

第34回国会 参議院本会議 第21号(1960/05/13、5期、民主社会党)

○東隆君 ただいま趣旨説明のありました両法律案について、民主社会党を代表して質問をいたします。  戦後の農地改革は革新的なものでありますが、北欧諸国の農地改革が第一次世界戦争直後に行なわれたことと比較して、まさに三十年以上おくれているのであります。農地改革の成果を維持し、再び農民が没落しないために立法された農業協同組合法は、占領政策下において大きな農政上の役割を果たしましたが、農業会時代の全体主義的なものを払拭するために、農民の自由な意思と組合の民主的な発展をはばむような条項を多数持っているのであります。この農地制度のおくれと農協法の不備は、今回の農業法人制度を作りにあたって、政府が当然積極的……

第38回国会 参議院本会議 第8号(1961/02/17、5期、民主社会党)

○東隆君 私は民社党を代表して、ただいま上程されている補正予算両案に対し反対をいたします。  本来ならば、わが党はこの両案の撤回を要求するのが筋でありますが、この際一歩を譲って反対をいたすことにいたします。従って、これから述べる反対理由は、補正予算案編成上の政府の政治的責任に関連をすること、財政法上の悪例であること、さらに、補正予算案の性格をつき、政府の意図を明らかにしようとするものであります。政府並びに与党各位の耳をかされることを希望するものであります。  反対の第一点は、政府の政治的責任に関係することであります。政府は昨年末の特別国会において、本年度予算の第二次補正を行なわないと言明をされ……

第38回国会 参議院本会議 第10号(1961/03/01、5期、民主社会党)

○東隆君 私は、民主社会党を代表して、ただいま上程されている農業基本法案について、主として政府に対し若干の質問をいたします。  第一点は、農地法の改正の重点はどこにあるか、農協法の改正の重点はどこにあるかということであります。私は、日本農業が曲りかどに来ており、これに対して農業基本法を制定して日本農業の方向をきめるに際し、農地法の改正と農協法の改正が基本になると考えるからであります。しかし、この両法案の提出はなぜかおくれましたが、これは農業基本法案と一括上程さるべきものと思ったからであります。現行の農地法は、自作農主義という小農維持政策を一歩も出ておりません。経営規模の拡大ということは、農地法……

第38回国会 参議院本会議 第35号(1961/06/06、5期、民主社会党)

○東隆君 私は民主社会党を代表して、政府提案の農業基本法案と、亀田、安田、北村三君の修正案について、反対の討論を行ないます。  首相の心のふるさとの農業は、今、老人と婦人によって経営されようとしています。この日本農業の曲がり角に際して、わが民社党もまた農業基本法案を提案いたしております。政府案は、自由経済の側にあって、資本主義の合理主義に立脚立案されたことは明らかであります。従って、日本の農業、農村を今日の状態に持ち来たしたものがこの主義なのでありますから、理論からも事実からも、この暗い傾向を助長するおそれが多いのであります。政府の農基法草案が示されたとき、与党内のいわゆる農村議員の諸君がこの……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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