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相馬助治 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

相馬助治[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP50(参)
31位

本会議発言(非役職)歴代TOP25(参)
14位
2期TOP25
18位
3期TOP10
10位
4期TOP25
16位
5期TOP10
10位
3期(非役職)TOP10
8位
5期(非役職)TOP10
7位

相馬助治参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10
■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

2期
(1950/06/04〜)
発言数
27回
12位
発言文字数
61922文字
18位
TOP25

3期
(1953/04/24〜)
発言数
23回
10位
発言文字数
74289文字
10位
TOP10

4期
(1956/07/08〜)
発言数
8回
33位
発言文字数
28282文字
16位
TOP25

5期
(1959/06/02〜)
発言数
6回
45位
発言文字数
25802文字
10位
TOP10


参議院在籍時通算
発言数
64回
34位
発言文字数
190295文字
31位
TOP50

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

2期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
27回
61922文字
16位

3期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
23回
74289文字
8位
TOP10

4期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
8回
28282文字
14位

5期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
6回
25802文字
7位
TOP10


通算
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
64回
190295文字
14位
TOP25

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第10回国会 参議院本会議 第52号(1951/06/04、2期、日本社会党)

○相馬助治君 私はここに日本社会党を代表いたしまして、只今議題に供せられておりまする警察法の一部改正案に関し、吉川君説明にかかる日本社会党提案の修正案に賛成いたしますると共に、政府提案を修正いたしましたるところの委員長報告にかかる原案に対しまして反対の意思を表明するものでございます。(拍手)  昭和二十二年制定せられました警察法による新警察の制度は、戰前の日本の病根でありましたるところの強大なる中央集権的国家警察の機構を地方住民の自治的な機関に還元することによりまして、真に民主的な社会を建設せしめようと意図したものでございます。曾つての不幸なる戰争によりまして多くの犠牲を拂つた結果、ただ一つか……

第12回国会 参議院本会議 第22号(1951/11/26、2期、日本社会党第三控室(右))

○相馬助治君 私は只今の島君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今のカニエ君の動議に賛成いたします。

第12回国会 参議院本会議 第24号(1951/11/28、2期、日本社会党第三控室(右))

○相馬助治君 私は日本社会党を代表いたしまして、只今議題に供せられております三法案に対して反対の意思を表明するものでございます。(「社会党さつきやつたぞ」と呼ぶ者あり、笑声)  御案内の通りに、現在の政府職員の現行給與は本年一月から実施せられて今日に至りましたが、その後の経済事情の推移、殊に生活費が極めて嵩んで参りました今日におきまして、上げることはこれは極めて当然であります。只今の木下君の演説に対しましても、與党の諸君からいろいろ批判が出ておりまするけれども、とにかく現在公務員の俸給については考えなくちやならんという時代をすでに過ぎていると私たちは指摘せざるを得ません。振返つてみますると、本……

第13回国会 参議院本会議 第3号(1951/12/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の松浦清一君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第12号(1952/02/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私はこの際、地方財政窮乏打開に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 一国の運命を一人の最高主権者の掌中に託し、或いは一党の運命を一人の首領にかけるということは、絶対主義的旧式政治体制の著しい特色であると私は存じます。而してかかる絶対主義的旧制度は新憲法下の民主政治の敵であるとすることも又異論のないところであろうと思うのであります。ヨーロツパにおきましては、中世紀以降の治乱興亡の歴史は、現実の教訓として、我々に対しまして、ただ一人の最高主権者の手に一国の運命を託するの愚を明らかに教えておるものでありまして、あらゆる反動的支障を克服して、主権在民の確信は国民一人一人の……

第13回国会 参議院本会議 第15号(1952/02/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の荒木君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第24号(1952/03/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の高田なほ子君の動議に私は賛成いたします。
【次の発言】 議事進行について……。
【次の発言】 私はこの際、採決に入る前に、特に吉田内閣総理大臣の本会議出席を要求いたします。(拍手)このことは議運の了解事項でありますし、仮に出席することがどうしても不可能な場合におきましては、議長において全員が了解付くように報告を私は要求いたします。
【次の発言】 只全議題と相成りました私立学校振興会法案につきまして私は社会党第二控室を代表いたしまして賛成の意思を開陳せんとするものであります。  私立学校が、数的に見ましても、質的に見ましても、我が国学校教育上に極めて重要な地位を占めて参りまし……

第13回国会 参議院本会議 第31号(1952/04/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の木下君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第35号(1952/05/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は社会党第二控室を代表いたしまして、只今の木村法務総裁の報告に連関いたしまして若干の問題を質問いたしたいと存じます。  メーデーの当日皇居前広場において惹き起されました事件は、それが講和発効直後のことでもあり、国際的影響並びに国内的影響の重大性を思い見ますときに、又将来の健全な労働運動の発展という観点から眺めてみましても、誠に残念な出来事であると存ずるのであります。(「同感」と呼ぶ者あり)今日、日本において民主主義の危機が訪れつつあると言われておりますが、我々はかかる暴力に対しましては、その理由如何によらず、絶対にこれを許し得ないと存ずるものでありますと共に、この暴力行為を通じ……

第13回国会 参議院本会議 第38号(1952/05/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私はこの際、早大事件に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 世界に向つて民主国家であることを呼号しておりまする我が国であるにかかわりませず、先般の騒擾事件といい、今回の相次いで起きた大学における暴力沙汰といい、これらは誠に歎かわしいことでありますと同時に、つい先だつて私はこの場においてメーデー事件について質問をいたし、本日又会派を代表して同一種類に属する質問をせざるを得ないことを先ず極めて悲しく思うものでございます。何と申しましても、今回の事件のような性質のものは、その事態を正確に把握する必要があると存じまして、我が会派は直ちに実地調査をいたしますと同時に、警視総……

第13回国会 参議院本会議 第48号(1952/06/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今議題となりました一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案両院協議会成案に対しましてなされました議長の草葉君の報告に対しまして、数点に亘つて私は不明確なる点を質し、その答弁を頂きたいと思うのでございます。御案内のように両院協議会は傍聴を国会法九十七條によつて禁ぜられておりまする関係を以ちまして、その審議の過程におきましても、我々として明確にこの耳を以て聞くわけに参らない点がありますので、それらの点をも考慮されて、一つ親切なる答弁を期待するものでございます。  この地域給の問題は、今日生活に困つておりまする全国の公務員にとりましては重要な問題でありまして、この規定に照……

第13回国会 参議院本会議 第60号(1952/07/02、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 発言をしたいのです。二つの発言を自席からしたいのです。(「必要なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 議事進行について。一点は議事進行、一点は傍聽雰の問題。(「必要なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 中山君の発言は甚だ穏当を欠くと存じます。(「そうだ」と呼ぶ者あり、拍手)本人において取消される場合は別といたしまして、議長において適当に処理されることを要求します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)  第二の問題、私は傍聽券の問題について、この際、議長に質問をいたしたいと存じます。国民注視の破防法案がここに審議されておる。新聞やラジオで国民は全部この事実を知つておる。従つて、常識的に考えれば、……

第13回国会 参議院本会議 第65号(1952/07/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の矢嶋三義君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第66号(1952/07/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は社会党第二控室を代表いたしまして、ここに議題となりました日本電信電話公社法案並びに同施行法案に対しまして賛成の意を表し、同時に国際電信電話株式会社法案に対しましては反対の意思を表明するものでございます。  御承知のように、我が国の電気通信事業は、創始以来すでに今日まで八十年間、その間、国営形態をとつて参つたのでありまするが、この国営事業において、官庁組織の煩雑、官僚制度の弊風等に禍れまして、その施設の整備拡充及びサービスの提供はすでに国民の要望に応えることができずに参りまして、電話の新設のごときに至りましては約七十万の申込が澁滯しているのに対しまして、年々僅か十万程度の消化に……

第13回国会 参議院本会議 第68号(1952/07/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の高田なほ子君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第69号(1952/07/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今議題と相成つておりまする義務教育費国庫負担法に関しまして、委員長報告の修正議決全文に対し反対、並びに荒木君外一名提案にかかる修正案に対しまして賛成の意を、社会党第二控室を代表して表明せんとするものであります。皆さん御承知のように、日本憲法の二十六條は、嚴粛に次のごとく謳つております。国民はその能力に応じ教育を受ける権利がある。更に進んで、その義務教育は無償でなければならない。従いまして、国民のこの重要なる権利であり且つ義務でありまするところの義務教育に対しましては、国家は当然教育の一定の規模と内容とを保障するために財政の裏付けをするということは、極めて当然なことであろうと……

第13回国会 参議院本会議 第71号(1952/07/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の小林孝平君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 只今議題となりました請願第二千九百六号外十四件、陳情第一千二百六十三号について、文部委員会における審議の経過並びに結果につき御報告申上げます。  請願第三千百二十二号外四件は、教育委員会法の一部改正法案を速かに成立せしめ、市町村教育委員会の設置を一カ年延期して欲しいというものであります。現行の地方財政並びに教育の実情に鑑みまして、右法案の速かな成立施行を要望しているのであります。又請願第三千六号は、農村財政困窮の折から、町村教育委員会をやむなく設置するとしても、その場合は郡又は地方事務所單位の程度となるように努力して欲しいと……

第13回国会 参議院本会議 第72号(1952/07/30、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今議案に供されておりまする会期延長の問題に関しまして、私は社会党第二控室を代表いたしまして、少くともこの段階において民主主義の精神を守るべく、又国会の権威を守るべく、而も又議会政治の円満なる運行を期待いたしまするがために、單に党派を代表する者でなく、国民の名において、この会期延長に対しまして絶対反対の意思を表明せんとするものでございます。御案内のように、今国会に相成りまして、第一回においては三十日、第二回においては十四日間、而も第三回におきましては、それが参議院の意思を何ら顧慮することなく、参議院の決議を見ることなく十日間の延長を決定いたしたのであります。而も第四回におきまして……

第15回国会 参議院本会議 第1号(1952/10/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の木村守江君の動議に私は賛成いたします。
【次の発言】 只今の両院法規委員の選挙は、成規の手続を省略して、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第15回国会 参議院本会議 第3号(1952/11/08、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の千葉信君の動議に賛成いたします。

第15回国会 参議院本会議 第8号(1952/12/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の栗山良夫君の動機に賛成いたします。

第15回国会 参議院本会議 第9号(1952/12/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の菊川君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今の岡田君の動議に賛成いたします。

第15回国会 参議院本会議 第11号(1952/12/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は日本社会党を代表いたしまして、只今議題となりました中小企業年末金融促進に関する決議案に対しまして賛成の趣旨を表明するものでございます。  私どもの党は常に中小企業育成に関しまして不断の努力を払つて参つたものでありまして、その立場に立つて、本件に関しまして、私どもはこの際、強く政府の誠意と注意とを喚起したい諸点があるのでございます。只今栗山君も縷々触れられておりまするように、戦後日本の地方の中小都市に特徴的に現われた新たなる事態というものは、巷にパチンコ屋と闇金融業者の氾濫しておるという事実でございます。これに対しまして中小企業者は重税と金融難の面から相次いで倒産にまで持込まれ……

第15回国会 参議院本会議 第23号(1953/02/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の安井君の動議に賛成いたします。

第15回国会 参議院本会議 第24号(1953/02/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の矢嶋三義君の動議に私は賛成いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表いたしまして、只今上程となりました義務教育学校職員法案に対しまして、特に政府の基本的態度並びに国庫負担制度の内容及び教職員の身分規定等に関しまして、矢嶋君、堀越君の質問と相成るべく重複を避けながら、木村君の質問とは全然重複いたしませんが、吉田総理初め関係閣僚に対し若干の質疑を行いたいと存ずるのであります。  先ず吉田首相に対して三点に亘つてお伺いいたします。我々はこの重要法案に対しまして、当然吉田首相の出席を予定したのでありますが、所労に加えるに風邪引きであるというので、議運は止むなく副総理を当てるこ……

第15回国会 参議院本会議 第26号(1953/02/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 議事進行について発言いたしたいと思います。
【次の発言】 私はこの際、議長に、吉田首相の本会議欠席について質問します。二十三日に義務教育学校職員法という重要法案が提案されて、自由党初め各党から、全部、首相を要求して二日間に亘つて質疑が行われた。その際において首相は出席をしなかつた。而も二十三日には議運において所労及び病気のために休むということをおつしやつたが、緒方副総理はこの本会議において所労のために休むという説明をしておる。大体理由が違う。而も今日只今、労働大臣説明の通りに重要法案が上程されて、私どもの党においては我が党を代表して原君が質問をいたし、首相を要求をしている。首相が……

第15回国会 参議院本会議 第28号(1953/02/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の藤原道子君の動議に賛成いたします。


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 参議院本会議 第2号(1953/05/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 動議提出です。
【次の発言】 私は、この際、動議を提出いたします。暫時休憩せられんことの動議を提出いたします。

第16回国会 参議院本会議 第7号(1953/05/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の杉山君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今の杉山君の動議に賛成いたします。

第16回国会 参議院本会議 第8号(1953/05/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の矢鳩君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 只今の矢嶋君の動議に賛成いたします。御異議ございませんか。
【次の発言】 只今の動議に賛成いたします。
【次の発言】 只今の矢嶋君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 只今の矢嶋君の動議に賛成いたします。

第16回国会 参議院本会議 第19号(1953/07/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は、只今の重盛君の動議に養成いたします。

第16回国会 参議院本会議 第24号(1953/07/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私はこの際、水害の調査に関する動議を提出いたします。即ち、七月十八日の和歌山県を中心とした豪雨による被害は誠に甚大なものがありますので、これに対する緊急対策樹立に資するための調査を、九州地方の水害以後の水害の調査と共に、さきに設置せられた水害地緊急対策特別委員会に併せ付託することの動議を提出いたします。

第16回国会 参議院本会議 第26号(1953/07/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は、只今の千葉君の動議に賛成いたします。

第16回国会 参議院本会議 第30号(1953/07/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今議題となつておりまする青木予算委員長解任の決議案は、我々の同僚をこの本院の席において裁こうという問題でありまして御本人とりまして御迷惑であることは誠に御同情に価いするものでございます。(笑声)私どもといたしましては、事の仔細をとつくりと拝聴いたしまして誤まりなきを期したいと存じ、亀田君の趣旨弁明に期待するところ大なるものがございましたが、(「得るところがない」と呼ぶ者あり)不幸にいたしましてその時間は制限せられ、只今木村禧八郎君の極めて剴切なるところの妥当せる質問に対する亀田君の答弁を期待いたしましたところ、これ又、私どもの期待を裏切つたのでありましてこの際、私は、端的に、青……

第16回国会 参議院本会議 第32号(1953/08/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今議題となつておりまする小林英三君外一名提出にかかる動議に対しまして、私は社会党第二控室を代表して反対の意思を表明いたします。  御承知のように、新憲法下の国会におきましては、衆参両院とも常任委員会の制度を設けまして、それぞれの部門に属する議案、請願並びに陳情等を、すべてその審査をこれに委任しておりますると共に、所管外のものに対しましては、わざわざ特別委員会という制度を設けまして、その特定の事項をこれに委ねております。同時に、議長、副議長と並んで、常任委員長は国会の役員として現に規定されておりますことは、新憲法下の議会はまさに常任委員会中心の精神によつてその制度が確立しておると……

第16回国会 参議院本会議 第33号(1953/08/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今議題となつておりまする小林英三君外何名かの提出にかかる動議が仮に成立いたしたといたしまするならば、本院に新たなる一つの先例を作るものであり、事は極めて重要でありまするが故に、私はこの際、発議者に向つて、以下六点に亘つて質問をしたいと想うのであります。  その前に私が申上げたいと思いますることは、只今小林君の、同僚の質問に対する答弁を聞きまするというと、新聞を見て、両派社会党を中心として握り潰しの傾向が明らかであつた、(「その通り」と呼ぶ者あり)だから、この動議を出すのだというような意味合いを申したのでありまするが、問題は、労働委員長の中間報告を聞いて自由党の諸君は如何に考えた……

第17回国会 参議院本会議 第5号(1953/11/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 先ほど同僚石原幹市郎議員から報告になりましたが、私も列国議会同盟参加のために、石原氏らと同行いたしまして、八月十九日に羽田を出発し、十月二十一日に帰着いたしました。その間、大会に出席いたしました残余の大部分を欧米各地の事情調査に当りました。私は、自分が幾分なりその方面に興味を抱き、且つ又見得る素地を持つておると思われまする労働事情及び文教事情に関しまして、特に、注意を向けて見て参つたのでありまして、これらを一々申上げますことは、限られた時間内においてはできがたいことでございまするので、最も印象的であつたことを極めて随筆風に申上げまして御参考に供したいと、かように存ずるのでございま……

第18回国会 参議院本会議 第6号(1953/12/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に関しまして社日会党第二控室を代表して反対の意思を表明するものでございます。  御案内の通りに人事院勧告は、直接には法的な拘束力を政府に持つていないといたしましても、国家公務員法の成立によりまして、罷業権を奪われておりまする公務員にとりましては、仲裁裁定などと同様ストライキ権に代るところの救済手段としてこれが持たれておりますことは、おのずから明らかであろうと思うのであります。従いまして、この勧告は、公務員にとりましては生活権擁護のためのただ一つの途でありますと同時に、政府を明らかに道義的に拘束する力を有するも……

第19回国会 参議院本会議 第5号(1954/01/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 一般的に見て、一九五四年度における国際情勢は一応冷戦の継続であり、アジア諸地域におきましては局地戦争の危機をはらみつつあるとは申されながら、国際的緊張はかなり緩和された方向に見受けられるのであります。併しながら、このことは、内政外交ともに、これが施策の基本方針は、当然、国際情勢をどのように認識するかによつて決定されるものでありますし、特に強力なる外交の推進は国民の支持協力なしに行われ得ないことは申すまでもございません。首相は現在の国際情勢の認識をどのように持たれておいでになるか。この点に関し、この国会を通じ、昨日施政方針演説にも触れられてはおりまするが、より明確に、詳細に、而も率……

第19回国会 参議院本会議 第12号(1954/02/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 我が国の教育史上、特定の政党が特定の政党の主義主張を宣伝し、而も特定の団体を攻撃した文書を、選挙運動期間中でもない平常の場合において、学校の組織を通じて流したという事例を我々は知らないのであります。同僚荒木君の質問は極めて重大である。(「そうだ」と呼ぶ者あり)これに関して緒方副総理並びに文相は、事もなげにそれは当然のことであるとしている。明らかに現在の吉田内閣が政治的中立を侵している事例がそこに現われている。(「そうだそうだ」と呼ぶ者あり、拍手)この内閣が今日教育の中立性維持の名の下に教育公務員特例法の一部改正で教員の手足を縛り、教育の中立性維持の法案というものを以て教員の目や耳……

第19回国会 参議院本会議 第24号(1954/03/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の岡田君の発言に連関して、私も議事進行上の発言を求めます。
【次の発言】 私は、只今議事進行上の発言をお許し頂いたのでありますが、由来議事進行の発言は、議長に向つてこれがなされるものであり、通例、議長の答弁を以て事足りるのが通例であることは諸君御承知の通りであります。然るにもかかわりませず、只今の岡田君の発言にしろ、私の発言にしろ、これに対して政府当局が今日答えざるを得ない、参議院議長も又さよう処置せざるを得ないというような、議会始まつて以来一つの前例を見ない形式におけるところの発言をいたさなければならないということを、私は参議院の権威のために諸君と共に悲しむものであります。……

第19回国会 参議院本会議 第28号(1954/04/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私はこの際、一般予算と関係法律案との関連に対する政府の態度についての緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 只今内村君は、政府閣僚の出席を待たずして、異例に属する質問を展開しましたことは、時間的考慮に基くところの寛大なるところの措置であることは勿論でありますが、これは一にかかつて政府の怠慢をおのずから暴露したものであることは論を待ちません。一体今晩は、如何なる晩であるか。当然閣僚は待機すべきである。(「そうだ」と呼ぶ者あり)一人も出て来ることができなかつたことは、どういうわけであるかと我々はいぶからざるを得ない。ここに僅か二人の大臣が出ておるが、あとは一体病気でありますか……

第19回国会 参議院本会議 第40号(1954/04/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は社会党第二控室を代表して、只今議題になつておりまする昭和二十九年度特別会計予算補正(特第1号)に対し反対の意思を表明するものであります。  先に提出されました昭和二十九年度予算案は憲法第六十条の規定により、一方的に衆議院の意思のみを以て成立したのであります。その審議の過程において、入場税或いはしやし繊維税等の問題が当初政府の意図した通りには進行せず、本院における審議の前提条件を欠くに至りました結果、本院における予算委員会の進行は停滞し、遂に参議院の意思は無視せられ、結果的に見て参議院の審議権は剥奪されたことは諸君の知るところであります。  今日吉田内閣は国民生活を無視し、党あ……

第19回国会 参議院本会議 第46号(1954/05/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 長きに亘つて世論を沸かせて参りました教育二法案の成否は、あと二、三十分の後に諸君の意思によつて決せられようとしております。日本の教育のみか、日本民族の将来の運命を左右するこの重大なる時期に当りまして、私は二法案に対し、委員長報告の通り、加賀山君提案の修正案並びに修正部分残余の原案に対し賛成の意思を表明すると共に、諸君の賛同をも期待して、以下討論を進めて参りたいと思うのであります。  申すまでもなく、文化国家の建設とか或いは民主国家の建設と申しましても、その基盤をなすものは、 まさに健全な教育の伸展を基調とするものでありますることは、教育基本法を引出すまでもなく、諸君の了解するとこ……

第20回国会 参議院本会議 第4号(1954/12/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今議題となりました教育施設返還促進に関する決議案に対しまして、私は社会党第二控室を代表して、心から賛成の意を表明し、政府に向つて強くこれが善処を希望するものでございます。  委員長が只今申述べられました趣旨説明に明らかでありますように、本院は、昭和二十七年三月十九日、全会一致を以て、本日議題となりました決議案と殆んど同一の決議をしておるのであります。そうして講和条約の発効を好機として、政府は責任を以て教育施設の最優先的返還と、その確保のために、万全の措置を講ずべきことを我々は要請したのでございます。政府においてこの趣旨を体し、その後十分にして適切なる措置が講ぜられておりまするな……

第22回国会 参議院本会議 第42号(1955/07/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は、ただいま議題と相なりました失業保険法の一部を改正する法律案に対しまして、社会党第二控室を代表して、反対の意思を表明するものであります。  今日、国民を代表して立法府に連なるわれわれといたしましては、すでに申し上げるまでもなく、現実に世の中の動きつつあるその姿を直視しなければならないと存じます。今日失業者がちまたにあふれることによってもろもろの社会悪が激増しつつあります。一家心中という悲惨なる事実も新聞によって報ぜられております。職業紹介所の前には群をなして失業者がその職を求めつつある姿をわれわれは無視することはできないと思うのでございます。この際このとき、政府は失業保険法の……

第24回国会 参議院本会議 第26号(1956/03/27、3期、日本社会党)

○相馬助治君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました政府提出にかかる昭和三十一年度予算三案に対しまして、反対の意思を表明するものでございます。(拍手)  その国の政治の良否を判断する尺度はいろいろあると存じまするが、血と汗の結晶でありまするところの国民の税金が、何人の利益のために使われるかということを究明することによって、最も端的に政治の良否を判定することができるものであると私は確信をいたします。イギリス労働党の理論的指導者ラスキーは、税金の高いことは問題でない、問題はその税金がどう使われるかであると述べております。上に軽く下に重い税制を持つところのわが国においては、もちろん税金の……

第24回国会 参議院本会議 第56号(1956/05/30、3期、日本社会党)

○相馬助治君 ただいま議題となりました本院副議長寺尾豊君不信任決議案に対しまして、その提案の理由を御説明申し上げ、諸君の賛同を賜わらむことを期待するものでございます。(拍手)  御承知のように、日本憲法が示しまする通り、国会は国権の最高機関でありまして、国のただ一つの立法機関でございます。国会法第十九条が示しておりまするように、「議長は、その議院の秩序を保持し、議事を整理し、議院の事務を監督し、議院を代表する。」ものでありまして、副議長は、国会法第二十一条が示すごとく、議長事故あるとき、これにかわるところのまことに重要なる責務を持つものでございます。しかも副議長寺尾豊君は、かつて衆議院にその議……

第24回国会 参議院本会議 第59号(1956/06/02、3期、日本社会党)

○相馬助治君 加賀山さん、文教委員長としての加賀山さんに、今、私は国民の声を、僭越ではございまするけれども、代表するつもりで、国民全般が持つ疑念をお尋ねしたいという心境をもっていささか承わりたいと、かように思います。  事、冷静であるべき教育が、事情はともあれ、かかる喧騒のもとに審議され、全く議事規則を無視した中において、この法案が今やまさに議決されようとすることは、まさに重大でございまするけれども、このことを私はあなたに今とやかく言うものではございません。私はあなたに対して質問の予定をしておりませんでした。私の手元にあるのは、同僚湯山君から借りたわずか六枚の新聞の切り抜きだけでありまするが、……

第24回国会 参議院本会議 第60号(1956/06/03、3期、日本社会党)

○相馬助治君 この国会の最終のこの日に、院を代表するところの議長の不信任を議さなければならないということは、まことに大きな不幸であると私どもは考えるものでございます。(拍手)  ただいま議題となりました松野議長不信任案につきまして、その提案の趣旨説明を聞き、ただいまは、左藤君よりまことに烈々たる反対の討論を聞いたのでございまするが、私は、この反対討論の趣旨をもってしては、にわかに首肯しがたいものがありまするので、以下、順次諸点をあげまして、これに対しで賛成の討論を試みるものでございます。(拍手)  まず第一に、立法の府でありまするところの、憲法に規定されておりまするところのただ一つの国憲の最高……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 参議院本会議 第39号(1957/05/19、4期、日本社会党)

○相馬助治君 ただいま本会議と並行して商工委員会が開催されておりますので、理事である私より、ただいま議題となりました自転車競技法の一部を改正する法律案及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案、両案につきまして、委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。  この二つの法律案は、その内容と趣旨において類似し、かつ密接な関係を持っておりますので、一括して報告します。  この二法案は、去る二十二回国会におきまして、自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律成立の際の商工委員会における付帯決議に基いて提案されたものでありますが、臨時特例法が、先般の改正で本年九月三十日ま……

第27回国会 参議院本会議 第6号(1957/11/13、4期、日本社会党)

○相馬助治君 私はただいま議題となりました中小企業団体の組織に関する法律案につきまして、日本社会党を代表して、阿部君提出にかかる修正案に賛成をいたし、委員会において可決されました原案に対しましては、反対の意思を表明せんとするものであります。(拍手)  今日、中小企業者の置かれている現状を思い見しまするときに、これらの人々は、金融、租税、設備の問題はもちろんのこと、原料高の製品安、あるいは業者間の過当競争、大企業の圧迫をどうしてはねのけるかというように、多くの問題をかかえております。ただいま青柳君は、自民党の中小企業政策の成功を謳歌したのでありまするが、事案は何よりも雄弁でございまして、中小企業……

第29回国会 参議院本会議 第9号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○相馬助治君 討論に先だちまして、一言申し上げたいと思いますことは、国会でも前例がないと思われる記名投票中にやり直しをするというような、まことに悪例ともいうべき一つの事例を残して、不肖私の発言が十五分に制限されたのでございますが、この記名投票中に動議を取り下げるということ自体についても、非常に大きな問題があろうと思いまするが、これは同僚斎藤君のために、わが社会党が襟度をもちまして認めたので、一応かようなることが成立をしたと思うのであります。私どもは党派を離れて、かようなる不手際は、お互いに厳に慎しむべきであろうと思うのであります。(拍手)  私は以下、社会党を代表いたしまして、ただいま斎藤君よ……

第30回国会 参議院本会議 第5号(1958/10/08、4期、日本社会党)

○相馬助治君 私は日本社会党を代表しまして、ただいま議題となりました議案に関して、岸首相以下関係閣僚に若干の質問をいたします。  御承知のように、独占禁止法は、昭和二十二年に、企業の公正かつ自由な競争を促進することによって国民経済の健全な発達をはかることを目的として作られました。そうしてそのあと、わが国経済秩序の基本法、あるいは経済憲法として、大企業の資本の集中や、あるいは市場の独占を防ぎまして、よく中小企業者の事業活動と消費者利益を守って、その主要な役割を果して今日に至ったのであります。  しかるところ、その後、本法は再三改正をされまして、今般は全く骨抜きとも称すべきところの改正が、今ここに……

第31回国会 参議院本会議 第15号(1959/03/11、4期、日本社会党)

○相馬助治君 ただいま議題となりました社会教育法等の一部を改正する法律案外二件について、文教委員会における審議の経過と結果について報告いたします。  まず、社会教育法等の一部を改正する法律案につきまして申し上げます。  本法案は、十二月十日、参議院先議をもって提案され、文教委員会に付託されました。政府が本法案提案の理由とするところは、今後一そう社会教育の充実振興をはかり、能率的かつ円滑に運営するために、所要の改正を行わんとするものであります。  まず、改正内容の主要点について申し上げますと、第一は、社会教育主事に関する規定を整備することであり、第二は、社会教育関係団体に対する補助金の支出禁止の……

第31回国会 参議院本会議 第17号(1959/03/18、4期、日本社会党)

○相馬助治君 ただいま議題となりました盲学校、聾学校及び養護学校への就学奨励に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、文教委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  この法案の要旨は、去る昭和二十九年に、盲聾及び養護学校への就学奨励法の制定を見て以来、これらの学校への就学の奨励がきわめて大きな効果をおさめ、これらの学校の高等部に就学する者に対する援助も、義務制に準じて、学校給食費、教科用図書の購入費が、すでに就学奨励費の対象となって今日に至りました。しかし、なおいまだ不十分のうらみがありまするので、今回高等部の生徒の通学または帰省に要する交通費を新たに就学奨励費の対象に加……

第31回国会 参議院本会議 第18号(1959/03/20、4期、日本社会党)

○相馬助治君 ただいま議題となりました就学困難な児童及び生徒のための教科用図書の給与に対する国の補助に関する法律の一部を改正する法律案について、文教委員会における審議の経過及び結果を報告いたします。  この法律案は、現在、経済的理由によって就学困難な事情にある児童及び生徒に対し、教科用図書、学校給食及び医療に要する経費について国の補助が行われ、義務教育の円滑な実施に資されているのでありますが、今回新たに修学旅行費についても国の補助制度を創設しようとするものでございます。小学校及び中学校における修学旅行は、教育課程の一環として実施され、その教育効果には見るべきものがあるにもかかわりませず、これに……

第31回国会 参議院本会議 第26号(1959/04/30、4期、日本社会党)

○相馬助治君 ただいま議題となりました文教委員会付託にかかる請願、教育財政確立等に関する請願外百二十一件は、本委員会における慎重審議の結果、いずれもその願意妥当と認め、これを院の会議に付し、内閣に送付すべきものと決定いたしました。  右御報告申し上げます。(拍手)


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 参議院本会議 第2号(1959/06/23、5期、日本社会党)

○相馬助治君 ただいま議長から御報告のありました通り、議員松沢靖介君は、去る六月八日病魔のため長逝されました。同僚議員としてまことに痛惜哀悼にたえないところでございます。ここに同君の生前を回想し、その功績をしのび、つつしんで哀悼の意を表したいと存じます。  松沢君は明治三十二年山形県に生まれ、大正十五年北海道帝国大学医学部を卒業、同時に同大学付属病院に残り、ひたすら医学の研さんを積まれ、昭和七年には「外科的結核における牛型結核菌の感染について」の論文をもって医学博士の学位を受けられ、その研究の成果は、日本医学界において今日においても高く評価されておるものでございます。昭和九年山形市の至誠堂病院……

第33回国会 参議院本会議 第15号(1959/12/11、5期、日本社会党)

○相馬助治君 ただいま議題となりました市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案、日本学校安全会法案の二法案について、文教委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。  市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案は、市町村の設置する定時制高等学校の校長、教諭等の給料その他の給与が、現行法第二条の規定に基づき、都道府県の負担となっているのを、今回、政令で特に指定するものについては、その設置者たる当該市町村が負担することに改めるとともに、これに伴う身分の取り扱い及び在職期間の通算等必要な経過措置を規定したものでありまして、これにより、同一市町村の教職員相互間における給与待遇の条件……

第34回国会 参議院本会議 第6号(1960/02/10、5期、民主社会党)

○相馬助治君 ただいま議題となりました新安保条約について、私は民主社会党を代表して若干の質問をいたしたいと存じます。  この新条約が純粋に防衛的性格のものであって外部から侵略のない限り実力措置は絶対にあり得ない旨を政府は強調しておりまするけれども、問題は、この条約は、岸内閣の政治生命を越えて、将来十年の長きにわたって決定的な効力を持っておるという事実でありまするし、実に日本民族の運命を左右するものであるというこのことを着目しなければならないと、かように感じます。しかも、問題なのは、この一つの新安保条約に対しまして、国民自体はどういうふうに見ているかということです。政府並びに自民党は、日本の平和……

第37回国会 参議院本会議 第5号(1960/12/13、5期、民主社会党)

○相馬助治君 私は民社党を代表して、池田総理並びに関係閣僚に対し若干の質問をいたしたいと存じます。  首相は、まずその所信表明におきまして、今回の総選挙が政策中心の論議にともかくも終始したことは、わが国の民主政治の一つの前進であると述べておりまするが、言葉としてはまさにその通りでございまするが、国民が注視している問題は、公約した諸政策が果してどのように実行されるかであろうと存じます。  従って公約は順次国会の審議をお願いすると逃げを打っておりますけれども、問題は、より緊要、緊急であり、根本的でなければなりません。  第一に指摘しなければならないことは、池田内閣の政治基盤というものは、その選挙公……

第38回国会 参議院本会議 第13号(1961/03/22、5期、民主社会党)

○相馬助治君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となっておりまする内閣提出法案、及び八木君外十四名から提案になっておりまするこれの対案ともいうべき法律案、これにつきまして、内閣総理大臣、厚生大臣及び発議者の代表者に対して、若干の質問をいたしたいと思います。  昭和三十六年度は、わが国の社会保障制度の歴史の中で、画期的な、一つの歴史的な年であろうと思います。多くの問題をうちにはらんでおりながらも、国民皆保険が達成して、すべての国民が医療保険の適用を受けることとなることがその一つであり、国民年金制度が皆年金という形でともかく実施に移されるということがその二であります。  社会保障の二大支柱である……

第39回国会 参議院本会議 第8号(1961/10/13、5期、民主社会党)

○相馬助治君 民社党を代表して、首相、大蔵、厚生の三大臣に質問いたします。  日本の社会保障制度の歴史にとって今年はきわめて重要な年だと思います。保険料納入によって、ただいま問題になっている国民年金の制度も曲がりなりにも発足し、また一方、医療保障の問題、国民皆保険の問題もここに出発したのであって、形式的に一応形は整えたけれども、問題はこれをどのように発展せしめるかであろうと思います。私は、六年ほど前にスカンジナヴィア諸国を歴訪する機会を得たときに、ちょうどスエーデンの、国民年金法の充実というものを柱とした見事な社会保障の充実した諸設備、制度というものを見て、深く感に打たれたのであります。弱いも……


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ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10

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