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曽祢益 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

曽祢益[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書

曽祢益参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



8回
45878文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

10回
50450文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

1回
12144文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

7回
46018文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

1回
2415文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

1回
3412文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
28回
160317文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 参議院本会議 第6号(1950/07/18、2期、日本社会党)

○曾祢益君 私は日本社会党を代表いたしまして、総理の施政方針演説に対しまして、特に国際問題に関連いたしまして若干の質問を申上げたいと存じます。  第一は講和問題であります。  吉田首相の講和問題に関する構想は、全面講和のごときは抽象的には望ましいといたしましても現実的には不可能である。であるから、講和を肯んずる国々との間のいわゆる單独講和又は多数講和を日本から進んで求むべきである。これを最近になつて早期講和という表現を用いて唱道されているものと言えるでありましよう。日本が速かに講和條約を締結いたしまして、特定の條件の下に自主独立国として再び国際社会に復帰を認められることの緊要なことにつきまして……

第12回国会 参議院本会議 第20号(1951/11/18、2期、日本社会党第三控室(右))

○曾祢益君 私は日本社会党を代表いたしまして、ここに上程されました平和條約に賛成し、日米安全保障條約に反対するものであります。  言うまでもなく、この両條約は、我が日本民族の運命を決する重大な意義を持つばかりでなく、極東及び世界の情勢に歴史的な一段階を画するものであります。そもそも講和は、過去の戰争の終結を法的に確認し、交戰国の間に平和的国交を回復することを、その本議とするものであります。然るに、このたびの講和は、ただ單に敗戰国日本の平和回復の條件を規定するものたるにとどまらず、無條件降伏に伴う連合軍の軍事占領からの解放と独立の回復という意義を有することを、特に重視せざるを得ないのであります。……

第13回国会 参議院本会議 第11号(1952/02/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○曾祢益君 私はこの際、東亜における賠償問題と国交調整に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は東亜の賠償問題と国交調整に関する問題につきまして、若干の点を吉田総理大臣に御質問申上げたいと存ずるのであります。  第一は、アジア諸国に対しまする賠償問題の処理についてでございまするが、対日平和條約の結果、政府は目下、インドネシア、フイリピン等との間に賠償に関する交渉を行なつておられるのでありまするが、関係国の態度は、平和條約、特に第十四條(a)の1の規定にもかかわりませずに、役務賠償のほかに現金賠償を固執いたしましたり、更に又、日本の経済の維持の原則を無視いたしましたような巨額な……

第13回国会 参議院本会議 第34号(1952/04/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○曾祢益君 私は日本社会党第二控室を代表いたしまして、只今提案されました二つの法案に対しまして反対の意見を述べるものでございます。  すでに外務委員長から、相当詳細に亘りまして外務委員会におきまする両案の審議につきましての御報告がなされたのであります。これを要しまするに、問題点は、先ほど岡田君も御指摘になりましたように、大体二点に盡きたのであります。第一は、朝鮮人、台湾人の諸君に対しまして居住を認めて行く、これが政府の原案では極めて明確を欠いておるために、これをいま少し明確にしておくべきではないか。それから第三点は、強制送還に関しましてどの程度の手心と人道的な取扱をなすべきか。又これを如何に法……

第13回国会 参議院本会議 第47号(1952/06/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○曾祢益君 私は日本社会党第二控室を代表いたしまして、国際連合への加盟について承認を求めるの件に対しまして賛成の意向を表明するものでございます。  国際連合は、すでに御承知のように、国際の平和及び安全を維持すること、更と経済的社会的国際問題の解決などの目的を以て作られましたところの機関でございまして(「看板倒れ」と呼ぶ者あり)これに対しまする日本の参加は、すでにサンフランシスコ條約においてもはつきりと意向を表明しているのであります。現在、国際連合の機構並びに機能につきましては必ずしも十全でない。この点は確かにあると思うのであります。(「憲章違反だよ」「うるさいぞ」と呼ぶ者あり)併しながら、だか……

第13回国会 参議院本会議 第63号(1952/07/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○曾祢益君 私は日本社会党第二控室を代表いたしまして只今議題となりました中華民国との平和條約の締結について承認を求めるの件に対しまして、反対の意向を表明するものであります。  我が国はサンフランシスコ平和條約によつて独立を回復し、自由平等の立場において再び国際社会の平和的な一員となることができたのであります。 日本と歴史的、地理的及び文化的に密接な関係のある中国との国交調整につきましては、中国内部の特殊な事情のために遂にサンフランシスコ会議には、中国を代表する政府の参加を見るに至らず、従つて未解決のまま残されたのであります。併しながらサンフランシスコ條約第二十六條の規定によりまして、日本は自主……

第13回国会 参議院本会議 第67号(1952/07/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○曾祢益君 私はこの際、国連軍との協定に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は国連軍との協定に関しまして、政府に緊急質問をいたしたいと存ずるのであります。  平和條約第六條(a)項によりますれば、すべての占領軍は、日米安全保障條約に基く駐留軍は別といたしまして、如何なる場合におきましても、平和條約の効力の発生後九十日以内に日本から撤退しなければならないのであります。安全保障條約署名に際しまするアチソン・吉田交換公文によりますれば、平和條約第五條によつて、日本が国連に対しまして、国連憲章に従つてとる行動についてあらゆる援助を與えることを約しておりまするから、平和條約の発効後も……

第15回国会 参議院本会議 第16号(1952/12/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○曾祢益君 私は只今議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の船舶貸借協定の締結について承認を求めるの件に対しまして、日本社会党第二控室を代表して反対を表明するものであります。  本協定に対する我が党の態度は、政府の自衛力漸増方策に対する我が党の態度と切離すことはできないのであります。政府は先に保安庁法を提案し、その中で海上警備隊を創設することを決定いたしました。そのとき我々は、海上警備隊が沿岸警察の性格を離れた軍事力的な性格を持つことが明らかであるが故に、憲法に違反するものとして反対したことは、当時の記録に明らかでありす。このたびの議案の説明に当りまして、政府は沿岸警備の必要を力説してお……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 参議院本会議 第11号(1953/06/17、3期、日本社会党(第二控室・右))

○曾祢益君 第五次吉田内閣が少数不安定内閣として成立し、前途暗澹たる折柄、スターリン死後における共産陣営の微笑外交は冷戦緩和の可能性をもたらし、国際情勢の推移如何は日本の平和と安全を大きく左右する複雑微妙なるものとなつて参り、国内的には、平和デフレに直面する大衆生活の窮乏、労資の対立の尖鋭化、反動逆コースと民主主義防衛の抗争、国民の独立への要望の激発とこれに便乗せんとする反米人民戦線の強化等の険悪な兆候が顕著となつて参つております。この内外の重大時局に際会して、日本の独立と平和を確保し、日本の経済自立と国民生活の安定を達成すべき新内閣の施政方針演説は、何ら国民の要望に応えんとする誠意と気魂とを……

第19回国会 参議院本会議 第2号(1953/12/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○曾祢益君 私は日本社会党第二控室を代表いたしまして只今提案になりました案件につきまして若干の質問をいたしたいと存じます。  先ず、我々は奄美大島の復帰を極めて喜ぶものでございますと共に、やはり、この問題が解決すると同時に、沖繩に残された八十万の同胞諸君或いは小笠原島等のまだ帰らざる同胞諸君のことを深く考えざるを得ないと存ずるのであります。この観点からこのたびの協定と交換公文を見ますときに、我我は一方において喜ぶと共に、幾多の疑点を持たざるを得ないのでございまして、本来ならば十分に委員会におきまして質疑をいたすのが順序でございまするが、このたびは特別の場合でございまするので、本会議におきまして……

第19回国会 参議院本会議 第21号(1954/03/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○曾祢益君 私は日本社会党を代表いたしまして、MSA関係協定に対しまして、極く重要点だけを政府に伺いたいと存じます。  日本社会党は、日本が自由世界、民主陣営に帰属することを肯定し、これとの団結と協力を是認するものでありまするが、同時に自主独立の外交によつて全世界と友好を求めることを我が国外交の本義と考えるものであります。我が国の安全保障につきましては、国連の国際平和と安全の確保に期待すると共に、現状におきましては、国連の安全保障の補助として地域集団保障制度の必要を認めるものでございます。更に独立国たる以上、我が国は自衛権を有するは当然であり、自衛権の裏付である自衛力は、その基盤である国民の自……

第19回国会 参議院本会議 第40号(1954/04/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○曾祢益君 私はこの際、日比賠償問題並びに東南アジア外交に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 本日は、丁度サンフランシスコ平和条約が発効いたしましてから二週年になるのでございます。私はこの際、政府の東南アジア政策、即ち日本と平和条約の未調印、国交の調整のできておらない国との外交等に関しまして、この記念すべき日に緊急質問をいたすことは甚だ遺憾に存ずるのでございます。  先ず第一に日本とフイリピンとの間の賠償問題についてでありますが、長らくの間このフイリピン賠償問題につきましては、その総額、賠償の形式、内容及び期限等につきまして話合いが成立せず、フイリピン側におきましては、サンフ……

第22回国会 参議院本会議 第5号(1955/03/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○曾祢益君 私はこの際、当面の外交関係に関する緊急質問をするの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして(「第二だよ」「右か左か」と呼ぶ者あり)第二次鳩山内閣組閣にあたりまして当面の外交問題に関する若干の御質問を申し上げたいと思います。  第一に鳩山内閣は総選挙の前から、その外交方針は対米関係については吉田内閣の方針を踏襲する旨を言明して参りましたが、総選挙中におきましては、首相はむしろ対共産圏国交の調整を主眼とするのゼスチュアをなしましたため、アメリカはこれに対し敏感に反応を示し、すこぶる警戒的な態度をとるに至ったのであります。その結果余剰農産物買い入れ交……

第22回国会 参議院本会議 第16号(1955/05/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○曾祢益君 私は、社会党第二控室を代表いたしまして、ただいまの重光外務大臣の御説明に対して、若干の御質問を申し上げたいと思います。  まずわが党のこの日ソ国交調整問題に関する基本的な立場を申し上げたいのでございまするが、鳩山内閣成立以来、われわれは完全野党の立場に立って、公約の履行を監視するという立場にあるわけであります。公約のうちで正しいものはわれわれはこれを督励する、こういう視点に立っておるのであります。日ソ国交の調整は、まさしくこの正しい方向の一つだと信じます。(拍手)ことに日ソ国交調整問題は、いわばサンフランシスコ講和に比すべき国家的、国民的重大な問題であります。従いまして与党といわず……

第23回国会 参議院本会議 第5号(1955/12/09、3期、日本社会党)

○曾祢益君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま重光外相から御説明がありました原子力の平和的利用に関する協力のための日米協定に関連して、本協定並びに原子力の平和利用に関する政府の所信をただしたいと存じます。  そもそも原子力が大量殺戮兵器として使用されることなく、もっぱら新しい動力源その他の平和的な科学の目的に向って利用されるならば、人類の福祉に画期的な進歩をもたらすこととなり、特に動力資源に乏しいわが国の経済、民生の向上上、多大の貢献をなすことは明らかでありますので、わが党はつとに原子力の純粋な平和利用に対しては、積極的な熱意を持って参ったのであります。  他面原子力の開発そのものが、……

第24回国会 参議院本会議 第18号(1956/03/07、3期、日本社会党)

○曾祢益君 私はこの際、マーシャル群島における水爆実験に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表いたしまして、マーシャル群島における水爆実験に関する問題について、内閣総理大臣並びに外務大臣に対して質問をいたしたいと存じます。  去る二月九日、本院において、原水爆の実験禁止に関する決議が満場一致をもって可決され、鳩山首相が特に発言を求められまして、この種実験が中止されるよう今後さらに努力する旨を誓約されたあの瞬間の感激は、きょうもなおわれわれすべての共通のなまなましい記憶として残っております。またおそらく総理もお忘れではないと信じます。しかるに、三月一日に至り、……

第24回国会 参議院本会議 第24号(1956/03/23、3期、日本社会党)

○曾祢益君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいまの外務大臣の御説明に対しまして質問をいたしたいと存じます。  ただいま外務大臣から、ロンドンにおける日ソ交渉の最近の情勢について御報告がなされました。それは交渉の技術上の点を中心とした通り一ぺんの説明であり、かつ巧みにソ連だけに交渉決裂の責任を帰しようとするものであるとともに、日ソ国交調整問題が今や重大な段階に達したという事実を、しいておおい隠そうとする、全く誠意を欠いたものであることを深く遺憾といたします。(拍手)  よって以下若干の点について、総理並びに外務大臣の所見をただしたいと存じます。  最初に、重光外相にお伺いいたしたいことは、……

第24回国会 参議院本会議 第33号(1956/04/06、3期、日本社会党)

○曾祢益君 私は、この際、原子力研究所敷地選定に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、日本社会党を代表いたしまして、原子力研究所の敷地選定に関する政府の態度について質問いたしたいと存じます。  政府は、四月三日の閣議において、原子力研究所は諸般の事情から武山に設置しないことに了解が成立し、正式決定は原子力担当の正力国務大臣の帰京の後に行うことになったようでありましたが、いよいよ今朝の閣議において、武山が最適地とは認めるが、防衛体制の整備に重大な関係があるという理由で、原子力委員会に差し戻し、再考を促す趣旨の決定を行なったごとくでございます。そもそも、原子力研究所の敷地につ……


4期(1956/07/08〜)

第29回国会 参議院本会議 第6号(1958/06/18、4期、日本社会党)

○曾祢益君 私は、日本社会党を代表して、昨日、本院における岸首相の施政方針に関し、首相並びに関係閣僚に対して、以下若干の質問を行いたいと存じます。  まずもって、総理の施政方針演説がまことに無内容、おざなりのものであって、国民の期待を大きく裏切ったことは、はなはだ遺憾に存じます。しかも一方においては、目に余るような金の力による選挙の結果、それに酔って、国民の圧倒的多数の支持を受けたという、自信の過剰のみがあふれ出ていることに対し、早くも心ある国民は、民主主義の前途を憂えているのであります。首相は、一方においては、わが国の民主主義の基盤がなお弱いことを認めておきながら、民主政治の健全な発達のため……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 参議院本会議 第4号(1959/06/26、5期、日本社会党)

○曾祢益君 私は、日本社会党を代表いたしまして、昨日、本院において行われました総理の所信表明に関連いたしまして、この際、特にわが国最大の案件であります日米安保改定に焦点を合せて質問を試みたいと存じます。  私は、もとより安保条約そのものに反対し、その解消を求めるとともに、アジアにおいて相対立する軍事ブロックの解消、日中米ソを中心とする四カ国集団安全保障条約を実現すべしとする、日本社会党の自主独立、積極中立の基本的立場に立つものでありますが、今や岸内閣によって安保改定が強行されようとする国家民族存亡の岐路に当りまして、私はここで、安保改定に反対する立場ばかりでなく、少くとも政府の意図する改定の内……

第33回国会 参議院本会議 第5号(1959/10/30、5期、社会クラブ)

○曾祢益君 私は、社会クラブを代表いたしまして政府に質問申し上げたいと存じます。  まず最初に、本国会における岸首相初め各大臣の施政方針演説が、いずれも現実の事態に対する具体的な対策を明示せず、例のごとく抽象的な、かつ行政報告にひとしい低調ぶりであったことと、なかんずく、現下の国策の中心課題でありまする安保改定についてはほとんど触れることのなかったことを、すこぶる遺憾とするものであります。われわれ社会クラブは、国民生活を向上し、経済発展を促進して、積極的に国民の利益を守っていく新しい民主社会主義政党の設立を目ざして、ここに広範な働く階層の立場を代表して、政府に対し若干の質問をしたいと存じます。……

第33回国会 参議院本会議 第18号(1959/12/23、5期、社会クラブ)

○曾祢益君 私は、社会クラブを代表いたしましてただいま議題となっておりまするヴィエトナム国との賠償協定並びに借款協定について承認を求める件、両案件に対して、反対の討論を行ないたいと存じます。  反対の第一の、そしておもなる理由は、この賠償が、南北二つの政権に分かれて相争うところのベトナム国の現状を無視して、事実上、南ベトナムのみを代表するところのベトナム共和国政府に対してなされるからであります。われわれは、サンフランシスコ平和条約に定められたわが国の賠償の義務は、正当なる求償国に対してはこれを実行しなければならないと信じます。しかして、現在のベトナム共和国政府の前身であるベトナム国政府が、サン……

第36回国会 参議院本会議 第4号(1960/10/22、5期、民主社会党)

○曾祢益君 私は、民主社会党を代表して、首相並びに関係閣僚の施政演説に対して質問いたしたいと存じます。  わが党は、わが国の民主主義、議会政治が、左右の暴力に脅かされていることを憂慮して、民主主義と議会政治の擁護を基本理念の一つとして立党したのであります。しかも、去る第三十四国会においては、安保条約改定をめぐって、岸内閣、自由民主党による単独審議と、だまし討ちの安保強行採決という多数暴力と、一方では、社会党の議会主義に反する院内の実力行動という少数暴力とが、おくめんもなく行使され、これがため、わが国政治史上未曾有の混乱、議会の機能の停止と政治の空白、さらには重大な社会不安を引き起こし、また他方……

第38回国会 参議院本会議 第4号(1961/01/31、5期、民主社会党)

○曾祢益君 私は民主社会党を代表いたしまして、昨日行なわれました政府の施政方針に対して若干の質問を試みたいと存じます。  最初に、首相の国際情勢に関する認識と、わが国の外交について伺いたいと思います。  首相は、きのう、今や世界は大きな転機にさしかかっていると思うと言い、また東西二つの体制の間に根深い対立があるが、東西を引き離すよりはむしろ双方を結びつける方向に、より多くの関心を払うべきときであるとも言われました。まことに同感であります。ケネディ新政権の出現とフルシチョフ路線の確立という二つの新しい要素を含んで、ことしはまさに東西交渉の再開に期待が持たれる年でございます。だが同時に、もしこの東……

第39回国会 参議院本会議 第12号(1961/10/27、5期、民主社会党)

○曾祢益君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました核実験禁止に関する決議案に対して、賛成の討論を行なおうとするものであります。(拍手)  去る八月三十日に、ソ連は、ちょうど核実験禁止に関するジュネーヴ会議がまだ継続中であり、しかもこの会議にアメリカが新しい提案を出すことによってこの行き詰まりを打開し、明るい核実験禁止協定の将来が展望されるという時期にあたりまして、突如といたしまして核実験再開の一方的決定を通告したのであります。しかも、その後ソ連が現実に世界の世論を無視して行ないました核実験の相次ぐ連続的な強行によりまして明らかになったことは、この実験禁止をやるための話し合い……

第40回国会 参議院本会議 第6号(1962/01/23、5期、民主社会党)

○曽祢益君 私は民主社会党を代表いたしまして、池田内閣の施政方針に対して質問いたしたいと存じます。  まず、外交方針について総理の所信を伺います。私は一年前に、第三十八国会にあたっての代表質問の中で、総理が東西交渉が失敗した場合の情勢の急激な悪化を考慮に入れていない点に警告を発するとともに、一そうの切迫感をもって、核兵器禁止協定の成立と核兵器保有国の拡散防止にあとう限りの努力を傾けることを、首相に強く要請いたしました。不幸にして国際緊張が激化した今日、総理が今回の演説において、核実験禁止問題や軍縮問題の早急な解決が困難であることを述べ、この問題が関係国間の話し合いできめられることを漫然と待って……


6期(1962/07/01〜)

第46回国会 参議院本会議 第24号(1964/05/25、6期、民主社会党)

○曾祢益君 私は民主社会党を代表して、わが国が部分的核停条約を締結することに賛成するものであります。  わが党の綱領は、世界平和の達成について次のごとく述べております。「現在の世界平和は、世界の民衆の平和への熱望によることはもちろんのことであるが、東西両陣営の武力の均衡によってかろうじて維持されている事実は否定できない。この均衡を急激に変更することはかえって戦争の危機をまねくおそれがある。われわれは、究極において、武力によらない世界平和の達成に努める。それにはまず、両陣営がおたがいに信頼感を回復するとともに、双方の歩みよりによって軍事的対立を同時かつ漸進的に解消するよう導くことが必要である。こ……


7期(1965/07/04〜)

第50回国会 参議院本会議 第6号(1965/10/18、7期、民主社会党)

○曾祢益君 私は、民主社会党を代表して、日韓問題を中心とする外交政策について、政府の所信をただしたいと存じます。  われわれは、かねてから、わが国と最も近い隣国である朝鮮に対し、不幸なる過去を反省して、独立国としてこれとの友好を樹立することは、わが国平和外交の当然の帰結と主張してきました。しかして、南北両朝鮮の平和統一が近く実現の見込み薄い以上、これを待つことなく、国連が唯一の合法政府と認めた韓国との間に、まず懸案の解決をはかり、国交を樹立することは、かつての多数講和から全面講和への道と同様、これまた当然であり、(拍手)加えて、とりあえず南朝鮮に民主主義の成長と経済的政治的安定をもたらし、平和……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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