石黒忠篤参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○石黒忠篤君 只今議題となりました日本国とビマル連邦との間の平和条約の批准について承認を求めるの件並びに日本国とビルマ連邦との間の賠償及び経済協力に関する協定の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 政府の説明によりますと、我が政府は、かねてサンフランシスコ平和条約の当事国でないビルマ連邦との間におきまして正式の国交を開くために種々努力を重ねて参りましたが、前内閣の時代、即ち本年八月、ウ・チヨウ・ニエン氏を団長とするビルマ親善使節団の来朝を機会に、両国間の最大の懸案である賠償問題について先方と交渉を重ねました。その結果円満妥結を見るに……
○石黒忠篤君 ただいま議題となりました婦人の参政権に関する条約の批准について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過及び結果を報告いたします。 政府の説明によりますと、この條約は、国際連合の一九五二年の第七回総会で採択され、一九五四年七月七日に発効したものでありまして、わが国は本年四月一日これに署名いたしました。本条約の内容は、婦人の地位を国際的に高めようとする国際連合の事業の一環として作成せられたものでありまして、婦人に対し、男子と対等の選挙権と被選挙権を保障すること、及び婦人に対し公職就任の機会均等を保障するものでございます。で、わが国としては、本条約の当事国となること……
○石黒忠篤君 ただいま議題となりました千九百二十六年の危険薬品の不正取引の防止に関する条約の批准について承認を求めるの件について、外務委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。 この条約は、一九三六年に、国際連盟主催のもとにジュネーブで開催せられました麻薬不正取引防止会議において作成せられたものでありましてわが国は同年六月二十六日に署名を行なったのでありますが、その批准は戦争等の理由で今日まで延期せられて参っておるものであります。この条約は、わが国がすでに当事国となっております麻薬に関しまする三つの条約がございまして、それを補足する条約でありまして、この三つの条約に対する違反行為……
○石黒忠篤君 ただいま議題となりました農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定について承認を求めるの件について、外務委員会の審議の経過と結果を御報告申し上げます。 この協定は、本年五月三十一日に外務大臣と在京米国大使との間に署名されたものにつきまして承認を求めるものでありまして、その提案の趣旨につきましては、過般外務大臣が六月十日に本会議場において説明をされたのでありますので、諸君はすでに御承知のことでありますが、その内容のごく大要を念のために申し述べます。 わが国は八千五百万ドルに達するまでの米国の余剰農産物を円をもって購入をいたし、そのほかに現物贈与の形で千五百万ドルまでの余剰……
○石黒忠篤君 在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案について、外務委員会の審議の経過と結果を報告いたします。 本案の内容は次の通りであります。第一は、当該法律を、在外公館を昇格、新設及び廃止するために改正するものでありまして、この改正によって法律上設置される在外公館は、大使館がヴィェトナム、ラオス、カンボディア、セイロン、イラン、アフガニスタン及びスイスの七国に置かれ、公使館がイスラエル、グァテマラ、ニカラグァ、エティオピアの四国に設けられ、それにベルリン及びカサブランカ領事館が新設され、計十三の公使館ができ、在ラングーン総領事館が、大使館ができたために廃止されるのであり……
○石黒忠篤君 ただいま議題となりました八件は、そのうちの一つは航空に関するものであり、それから船舶及び海員に関するものが四つ、商品見本及び広告資料に関するものが一つ、観光旅行に関するものが二つ、いずれもこれらの条約、協定、議定書等は、問題かあまりございません。 委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げますと、まず航空業務に関する日本国とカナダとの間の協定の締結について承認を求めるの件に関しましては、これは日加両国政府の間において本年一月に署名されたものでありまして、両国の領域間及びその領域を越えて民間航空業務を開設をいたし、運営することを目的としたものであります。協定の内容は、さきに……
○石黒忠篤君 ただいま議題となりました在外公館等借入金整理準備審査会法の一部を改正する法律案につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 本案は、衆議院提出にかかるものでありまして、提出者高岡大輔君の説明によりますと、提案理由の概要は次のごときものであります。 在外公館等借入金整理準備審査会法によりますると、在外邦人が過般の急遽引き揚げの際、公館等に対しまして借入金の形で提供いたしましたものは、証拠書類を添えて外務大臣あてに借入金の確認請求をするのでありまするが、その請求期限は法律制定後二回延長されて、昭和二十七年六月三十日までとなっておるのであります。しかるにそ……
○石黒忠篤君 ただいま議題となりました特別円問題の解決に関する日本国とタイとの間の協定の締結について承認を求めるの件及び関税及び貿易に関する一般協定への日本国の加入条件に関する議定書への署名について承認を求めるの件、以上二つを一括いたしまして、外務委員会における審議の経過と結果を報告いたします。 前者につきましては、政府の説明によりますると、わが国とタイとの間においては第二次世界大戦中、特別円勘定に関する諸取りきめ及びこれに連関する金の売買に関する諸取りきめが存在しておりました。戦後タイ国との間におきまして国交回復に伴って、両国政府の間でこれら取りきめに基く両国間の債権債務の解決のために折衝……
○石黒忠篤君 ただいま上程になりました日程第五十五から第七十二までの請願につきましての、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 日程第五十五より五十九までの八件は、いずれもソ連中共地区の抑留同胞の救出等を要望するものであります。日程第六十二、六十三の四件は、韓国抑留漁船乗組員の送還と李承晩ラインの撤廃を要望する趣旨のものであります。日程第六十四より六十七までの四件は、木更津、横田、伊丹、立川の各基地拡張に反対する趣旨のものであります。日程第六十八の二件は、長崎県鳥島海域の駐留軍演習地の廃止を要望するものであります。 日程第六十は、南方地方に残留している同胞に政府の捜索の手を……
○石黒忠篤君 今やクリスマス島の上空において、英国が水爆の大実験を行わんとする際に当りまして、ここに決議案が上程せられましたのであります。私は緑風会を代表いたしまして、これに賛成をいたすものであります。(拍手) 原水爆の実験は、核分裂または融合の力の平和利用ということに対しましては、何の必要もないことであります。のみならず、むしろ妨害になるということすら言われておるのであります。それゆえに本院は、決議案に述べてある通り、原水爆に関しましては再度にわたって禁止の決議をやっておるのであります。そうして国連並びに関係各国に対して、われわれ原爆被害の唯一の民族の悲願を強く要望したのでありました。しか……
○石黒忠篤君 私は緑風会を代表いたしまして質問をいたします。 まず第一は、わが国の外交について、もう少し自主性を持ってやっていただきたいということであります。(拍手)総理大臣及び外務大臣が述べられましたわが国外交の三大原則は、多少あいまいなところがありますけれども、それはよいとして、その実行に当って、今までのように、あまりに現実に左右せられることなく、努めてわが国の自主性を堅持して、はっきりとやっていただきたいと存ずるのであります。それでないと、せっかく唱えられているところの、アジアの一員としての立場を堅持して、その信頼を得て行くこともできません。自由主義諸国と協調して行くのに、対等の立場を……
○石黒忠篤君 私は緑風会を代表いたしまして、本決議案に賛成の意を表するものでございます。 決議案が示しておりますように、本院は、すでに三回の決議をもって原水爆実験禁止について国民の意思を表明して参ってきておるのであります。しこうして、今回さらに第四回の決議をもってその禁止について国民の心からの要望を原水爆所有国に対していたすことは、提案者の説明にありましたように、このことが、なかなか実行に至らない困難な事情にあるということでありますが、今後も、何回でも、その目的を達するまでやらなければならぬと考えるものであります。(拍手) 私は一月の三十日にこの演壇に立ちまして、総理大臣の施政演説に対しま……
○石黒忠篤君 私は、ただいまの椿君の動議に賛成をいたします。
○石黒忠篤君 私は、緑風会を代表いたしまして質問いたしたいと存じます。 今日、米ソの両首脳が会談を行ないまして、これが将来いわゆる東西雪解けを来たさしめんとしつつあることは、その意義をきわめて高く評価すべきであり、これに対して多大の期待をつなぎたく考えるものであります。しかしながら、さればというて、国際共産主義固有の脅威を思うとき、直ちに安保条約廃止すべしとの主張を肯定するわけにはとうてい参らないのであります。(拍手)そこでわれわれは、今後も日米安保条約の必要を認め、その改定についての政府の中間報告に連関して、二、三、総理及び外相の意見をただし、今後の審議に資したいと考えております。 総理……
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