稲浦鹿蔵参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○稲浦鹿藏君 ただいま議題となりました首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律案について、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法律案は、首都圏の既成市街地への産業及び人口の過度な集中を防止するため、大規模な工場、大学及び各種学校の新設を制限しようとするもので、首都圏整備法第二十七条の条項に基いて提案されたものであります。 その内容を概略申し上げますと、第一に、規制市街地を形成する東京都区部、武蔵野市、三鷹市、横浜市、川崎市及び川口市のうち、東京都区部、武蔵野市及び三鷹市を工業等制限区域と指定し、この区域においては、東京都知事の許可を受けた場合のほか、大……
○稲浦鹿藏君 ただいま議題となりました建築基準法の一部を改正する法律案について、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 建築基準法は、昭和二十五年に制定され、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めておるのでありますが、最近の諸技術の進歩と同法施行の実績にかんがみ、今回その一部を改正しようとするものであります。 そのおもなる点を申し上げますと、 第一は、防火に関する規定でありまして、防火性能のある建築物として、従来の耐火構造の建築物と木造の防火構造の建築物のほかに、新たに簡易耐火建築物の規定を設け、これによりまして、学校、劇場等の特殊建築物及び防火地……
○稲浦鹿藏君 ただいま議題となりました請願七件につきまして、建設委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 茨城県久慈川改修工事促進に関するものの外六件であります。これらの請願は、いずれも国土の開発、保全、民生の安定上願意妥当と認め、これを議院の会議に付し、内閣に送付すべきものと決定いたしました。 以上御報告申し上げます。(拍手)
○稲浦鹿藏君 ただいま議題となりました土地区画整理法施行法の一部を改正する法律案につきまして建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 現行の土地区画整理法施行法によれば、土地区画整理法の施行以前から都市計画法第十二条の規定に基づき旧耕地整理法に準拠して土地区画整理を施行いたしている組合は、土地区画整理法に基づく新組合に組織を変更しない限り、本年三月三十一日をもって解散するものとされておりますが、昭和三十四年台風第十五号による災害を受けた地区内にある組合のうち一部のものは、災害によりその事業の施行に著しい支障を生じたため、本年三月三十一日までにこれを完了することが不可能とな……
○稲浦鹿藏君 ただいま議題となりました治山治水緊急措置法案につきまして、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 提案の理由及び法案の要旨につきましては、去る三月二十一日の本会議におきまして建設大臣より説明がありましたので省略いたします。 本法案は、三月二十一日、本委員会に付託され、農林水産委員会との連合審査を行なう等、慎重に審議いたしたのでありますが、委員会における質疑のおもなる点について申し上げます。まず第一に、「本法案の治山事業十カ年計画及び治水事業十カ年計画の規模はいかなるものか、また昭和二十八年に策定された治山治水対策要綱との関連はどうか」との質疑に対しては、政……
○稲浦鹿藏君 ただいま議題となりました昭和三十五年五月のチリ地震津波による災害を受けた地域における津波対策事業に関する特別措置法の一部を改正する法律案外三法案について建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、昭和三十五年五月のチリ地震津波による災害を受けた地域における津波対策事業に関する特別措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本法案は本年六月成立いたしましたが、本改正案は、津波対策事業の実施を促進するため国の負担の特例等を定めるものでありまして、その要旨は、地方公共団体またはその機関が政令で定める地域において事業を施行する場合においては、国はその経……
○稲浦鹿藏君 ただいま議題となりました日本住宅公団法の一部を改正する法律案について、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法律案は、日本住宅公団の過去五年間にわたる実施の状況にかんがみ、既成市街地における併用住宅の建設並びに一団地居住者の生活利便のための施設を拡充しようとするものであります。 すなわち、改正の第一点は、従来付帯業務として行なって参りました市街地における商店、事務所等との併用住宅の建設、賃貸、管理等の業務を、公団本来の業務として法律上明定したことであります。 第二点は、公団団地生活者の利便のための託児所、貸し倉庫等の施設の建設または居住環境の維持改……
○稲浦鹿藏君 ただいま議題となりました住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案について、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本改正案の第一点は、従来、住宅金融公庫は、地方公共団体及び住宅協会等の法人に、公庫住宅建設のための土地の取得造成資金を貸し付けてきておりますが、今回その範囲を広めて、これら団体の経営する一般住宅建設のための用地に対しても、また団地居住者の利便に供する施設、すなわち学校、商店等の用地に対しても、資金を貸し付けることができるようにしたことであります。 第二点は、利子についての改正であります。すなわち中高層建物の建設資金の利子は年六分五厘でありました……
○稲浦鹿藏君 ただいま議題となりました二件について、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案について申し上げます。 その要旨は、現行の昭和三十三年度を初年度とする道路整備五カ年計画を、昭和三十六年度を初年度とする道路整備五カ年計画に改め、新計画策定の根拠規定としたことであります。なお、建設大臣は、五カ年計画の案を作成するときは、長期経済計画との調整をはかるため、経済企画庁長官に協議しなければならないことといたしております。 委員会における質疑のおもなるものは、総額二兆一千億円の五カ年計画の内容、地方財政との関連、揮発油……
○稲浦鹿藏君 ただいま議題となりました公共施設の整備に関連する市街地の改造に関する法律案について、建設委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本法案の目的は、街路等の公共施設の幅員拡大等の整備を施行するときに、その附近地に密集する建築物を取り払い、街路等の整備と同時に、この清掃された土地に不燃の高層建築物を建設して宅地の高度利用をはかろうとするものであって、都市計画事業として施行しようというものであります。 その要旨を申し上げますと、 第一に、この市街地改造事業を施行すべき地区の条件は、都市計画上、高度地区または防火もしくは準防火地域が指定されているにもかかわらず……
○稲浦鹿藏君 ただいま議題となりました二法案について、建設委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、建設業法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本改正案は、最近における建設工事量の増大にかんがみ、建設工事の施行体制を強化し、建設工事の適正な施行の確保をはかろうとするものであります。 その要旨を申し上げますと、 第一点は、登録に関する事項の改正でありまして、建設業者を総合工事業者と専門工事業者に区分し、それぞれ登録の要件を定めております。 第二点は、公共性のある施設または工作物に関する建設工事の入札に参加しようとする建設業者の経営に関する事項の審査……
○稲浦鹿藏君 ただいま議題となりました防災建築街区造成法案について、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 都市の不燃化につきましては、昭和二十七年に耐火建築促進法が制定されておりますが、同法により造成される防火建築帯は、名のごとく帯状に指定され、土地の利用上、また環境の整備上、不十分な結果を招いておりますので、これを面状に拡大し、また、従来の個人補助方式を廃して共同建築化を促進するため、組合を対象とし、かつ災害の範囲を、火災のみでなく、水害、高潮、津波等広く災害の防止をはかるため、耐火建築促進法を廃止して新たに本案が提出されたのであります。 その要旨は、第一に、防災……
○稲浦鹿藏君 ただいま議題となりました建築基準法の一部を改正する法律案について、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 近年、人口の都市集中に伴って、市街地における建築物の密集と自動車交通の激増等は著しいものがあり、この社会情勢の変化に対応して建築基準法を改正しようというのが本案の目的であります。 改正のおもな点は、まず、市街地の整備改善をはかるため建設大臣は特定街区を指定することができることにいたしております。この特定街区は、住宅改良地区、防災建築街区等によって整備される地区、街区について、都市計画法の手続によって定めるものでありまして、この特定街区内の建築物につい……
○稲浦鹿藏君 ただいま議題となりました測量法の一部を改正する法律案について、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 測量法は昭和二十四年に制定されたのでありますが、最近、公共事業の進展に伴いまして、測量業務は著しく増大し、測量業者の役割も重要なものとなって参りました。この情勢に対応して、測量業者に対し適切なる措置を講じ、正確なる測量の実施とその確保をはかろうとするのが、本改正案の目的であります。 改正のおもなる点は、測量業者で一定の測量を請け負う者は、建設大臣の登録を受けなければならぬことといたしております。一定の測量と申しますと、すべての測量の基礎となる測量、すなわち……
○稲浦鹿藏君 ただいま議題となりました法律案について、建設委員会の審議の経過並びに結果を御報告いたします。 本案は、緊急を要する公共事業の土地の取得について、土地収用法の特例を作ろうとするものであります。 本委員会におきましては、多数の参考人を招致し、きわめて熱心な審議を行ないましたが、詳細は会議録で御承知願います。 質疑を終了、討論、採決の結果、田中一委員提出の修正案を否決した後、原案を多数をもって可決すべきものと決定いたしました。続いて田上委員提出の附帯決議案を、これまた多数をもって可決いたしました。 以上御報告いたします。(拍手)
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