西田信一参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○西田信一君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする昭和三十四年度一般会計予算補正外二件に対し、賛成の意を表するものであります。 申すまでもなく、今回の災害関係補正予算は、本年七月以降四次にわたる未曽有の台風、風水害に対処せんとするものでありまして、政府はこの事態に対処し、急拠臨時国会を召集して、これら災害復旧等の予算並びに特別立法の措置をとられましたことは、機宜に適し、かつ当然のことと存ずるのであります。政府は、今次補正予算の編成にあたりまして、被害の実態把握、財源の調達、明年度予算との関連、現下経済界への影響など種々の困難を乗り越えて、異常なる熱意をもってこれに……
○西田信一君 ただいま議題となりました地方自治法の一部を改正する法律案について、委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法案の内容は、(一)公有水面にかかわる市町村の境界変更及び境界に関する争論の処理手続を簡素化するとともに、公有水面の埋め立てが行なわれる場合において、埋め立てにより造成さるべき土地の所属すべき市町村を定めるにあたっては、埋め立ての竣工前に、できるだけすみやかに市町村の境界の決定、変更または確定をしなければならないものとすること、(二)普通地方公共団体の議会の議員、長、委員会の委員等が請負禁止の規定に該当するかどうかを決定する手続を整備すること、(三)広域……
○西田信一君 私は、ただいま議題となっております第十回オリンピック冬季競技大会札幌招致に関する決議案の発議者を代表いたしまして、本決議案の趣旨を説明いたしたいと存じます。 まず、決議の案文を朗読いたします。 第十回オリンピック冬季競技大会札幌招致に関する決議(案) 参議院は、来る千九百六十八年の第十回オリンピック冬季競技大会を札幌市に招致するため、その促進運動を強力に推進するとともに、その準備態勢を整備すべきものと認める。 右決議する。 次に、この決議の趣旨を説明いたします。 わが参議院におきましては、昭和二十四年五月、第五国会において、スポーツ振興に関する決議案を全会一致をも……
○西田信一君 ただいま議題となりました昭和三十九年産米穀についての所得税の臨時特例に関する法律案につきまして、委員会における審査の経過及びその結果を御報告いたします。 本案は、昭和三十九年産米穀を、生産者が事前売り渡し申し込みに基づいて売り渡した場合、同年分の所得税について、売り渡しの時期に応じ、一石当たり千七百円ないし千百円を非課税としようとするものであります。これに伴う昭和三十九年度の減収額は所得税約八億円と見込まれております。 委員会におきましては、食糧管理政策に対する政府の考え方、農業におけるひずみの是正の問題、また、農業基本法第十七条との関係及び本特例措置を存続させる意義等につい……
○西田信一君 ただいま議題となりました二法律案について、委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 まず、会計法の一部を改正する法律案について申し上げます。 従来、国の債権者に対する支払い手続上の特例として、隔地の債権者すなわち支出官の取引先日本銀行の所在地外にいるものに限り、日本銀行に必要な資金を交付して、債権者の銀行預貯金口座に支払い金を振り込む方法により、支払いを行なわせることができることとなっておりますが、本案は、この銀行振り込みによる支払い方法を、当地の債権者すなわち支出官の取引先日本銀行の所在地にいるものについても取り入れることとし、債権者の利便、事故防止及び国の支出……
○西田信一君 本院議員天田勝正君は、去る二月二十七日、急性肝炎のため、こつ然として幽明境を異にせられました。君の訃報は、まさに青天のへきれきでありまして、まことに哀惜のきわみでございます。ここに私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼のことばを申し述べたいと存じます。 天田君は、明治三十九年埼玉県に生まれ、長じて東京物理学校に学ばれましたが、国民大衆の幸福を念ずるひたむきな心情から、いち早く政治に志し、革新陣営に身を投ぜられました。 戦前、君は無産党初め、日本大衆党の結成に参画され、埼玉県連合会常任委員、日本農民組合中央常任委員等を歴任ざれ、特に、秋田県、青森県の小作争議……
○西田信一君 ただいま議題となりました一法律案ほか一件につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。まず、相続税法の一部を改正する法律案について申し上げます。本案は、今次税制改正の一環として、相続税について、最近における保険の普及状況等にかんがみ、相続人の取得する生命保険金の非課税限度額を五十万円から百万円に引き上げるとともに、納税者の便宜等を考慮して、贈与税の申告書の提出期限を延長し、二月一日より三月十五日までとする等、規定の整備をはかっております。なお、本伝改正に伴う減税額は、平年度四億六千万円と見込まれております。委員会の審議におきましては、損害保険契約に基づく死亡……
○西田信一君 ただいま議題となりました三法律案について、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、国立学校特別会計法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、国立学校の移転が都市の過密化対策に資するため必要であり、移転に伴って不用となる財産の処分収入をもって償還することができる見込みがあるときは、その移転先の用地の取得費を支弁するために、この会計の負担において借り入れ金をすることができることにしようとするものであります。 委員会における審議の詳細は、会議録によって御承知を願いたいと存じます。 質疑を終了し、採決の結果、本案は全会一致をもって原案どおり可決……
○西田信一君 ただいま議題となりました二法律案について、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、財政法の一部を改正する法律案について申し上げます。 改正しようとする第一点は、財政法第六条の規定の特例を設けようとするものであります。財政法第六条の規定によりますと、歳入歳出の決算上の剰余金の二分の一を下らざる金額を、翌々年度の国債等の償還財源に繰り入れなければならないことになっておりますが、国債等の残高が相対的に著しく減少している実情にかんがみ、昭和三十十八、三十九両年度の剰余金からの国債等の償還財源への繰り入れについては、五分の一を下らざる金額にしようとするものでありま……
○西田信一君 ただいま議題となりました閉鎖機関令等の規定によってされた信託の処理に関する法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、本院平島敏夫、安井謙両君の提出にかかわるものでありまして、閉鎖機関令による指定閉鎖機関で、債権者の所在不明等のため、特殊清算を結了できないでいるものにつきましては、現在、清算人が債権者のために弁済すべき財産を信託することによってその債務の支払いが続行されておりますが、これら債務のうち、役職員の給与、退職金等に関しましては、戦傷病者特別援護法、恩給法の一部改正等の施行に伴い、債権者の所在が多数判明してまいりましたので、信……
○西田信一君 ただいま議題となりました証券取引法の一部を改正する法律案の、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、証券業の公共性及び有価証券取引の実情にかんがみ、証券業者の社会的地位の向上と投資者保護等に資するため、証券業を免許制とし、免許は業務別に与えることとするとともに、その審査基準を定め、免許制への移行に伴い必要となる監督規定等を整備するほか、外務員を登録制とし、有価証券売買等の取引に関する責任関係を明確にする等、所要の改正を行なおとするものであります。 委員会におきましては、参考人より意見を聴取するなど、慎重審査を行なったのでありますが、その間の質疑の詳細は……
○西田信一君 農地被買収者等に対する給付金の支給に関する法律案について、院議をもって中間報告を求められましたので、現在までの委員会の審査の経過を御報告いたします。(拍手) 本案は、戦後の画期的な農地改革における旧地主の貢献を多とし、これらの人々が経済変動によって心理的影響を受けている現状等を勘案し、農地被買収者及びその遺族等に対して報償を行なうため、給付金を支給することとし、これに関する必要な規定を設けようとするものであります。 内容を要約して申し上げますと、 第一に、給付金の支給を受けることができる者は、農地被買収者とその遺族等とするものであり、農地被買収者とは、旧自作農創設特別措置法……
○西田信一君 ただいま議題となりました国有の会議場施設の管理の委託等に関する特別措置法婆について、委員会の審査の経過及び結果を御報比いたします。 本案は、京都市左京区松ケ崎に存する国際会難場の施設の管理を関係地方公共団体に委託することができることにする等のため、所要の措置を難じようとするものであります。 委員会における審査の詳細は、会議録によって御承知願います。 かくて、採決の結果、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上御報告いたします。(拍手)
○西田信一君 ただいま議題となりました国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、国際通貨基金及び国際復興開発銀行に対する出資額が増額されることに伴い、出資額に関する規定を改めるとともに、その財源を確保するための措置を講じようとするものであります。 その概要は、国際通貨基金に二億二千五百万ドル、国際復興開発銀行に一億六百六十万ドルの増資をすることができることとし、他方、日銀をしてその所有金地金等の一部の評価がえをさせ、これによる再評価益五十三億七千九百万円強を全額国庫に……
○西田信一君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、農業共済再保険特別会計の歳入不足をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案について申し上げます。 昭和四十年度において、低温、台風等による水陸稲の被害が異常に発生したことにより、農業共済再保険特別会計の農業勘定における再保険金の支払いが著しく増加した等のため、同勘定の支払い財源に不足を生ずることが見込まれるので、本案は、その不足を埋めるため、一般会計から十六億三千百万円を限り、同勘定に繰り入れることができることとするものであります。 委員会におきましては、農……
○西田信一君 ただいま議題となりました「昭和四十年度における財政処理の特別措置に関する法律案」について大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、最近における経済情勢に顧み、昭和四十年度における租税及び印紙収入の異常な減少等に対処するため、必要な財政処理の特別措置を定めようとするものであります。 本案の内容について申し上げますと、 第一は、昭和四十年度におきまして、経済活動が停滞し、二千五百九十億円の租税の減収が見込まれることに対処し、これを補うために、昭和四十年度限りの臨時特例として、財政法第四条の規定にかかわらず、国会の議決を経た金額の範囲内で公債を発行できる……
○西田信一君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十二年度一般会計補正予算外二案に対し、賛成の意を表明し、以下その理由について申し述べたいと存じます。 最近におけるわが国経済の情勢を観察いたしまするのに、夏以降の景気の調整措置の効果は、ようやくあらわれようといたしておりますが、内需の堅調、国際収支の赤字幅の増大等の問題を包蔵いたしておりまする一方、過日の英ポンドの引き下げに伴い、わが国経済を取り巻く国際経済環境にも、大きな影響が出てまいっております。 このような内外の経済環境下におきまして、ここに提出されておりまする補正予算は、人事院勧告に伴う公務員給与の引き上……
○西田信一君 ただいま議題となりました法律案の内容は、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本とデンマークとの間の条約が改正されたことに伴い、現行特例法の全部を改正し、所得税法の特例等を定めようとするものであります。すなわち、デンマークの居住者が受ける配当、利子、使用料等に対する所得税の税率を、配当については、親子会社間配当を除き一五%、親子会社間配当、利子及び工業所有権等の使用料については一〇%と規定するとともに、道府県民税、市町村民税等の特例を定める等、所要の規定を設けようとするものであります。 委員会における審議の詳細は会議録によって御承知願いたいと存じます。 ……
○西田信一君 私は、自由民主党を代表いたしまして、去る四月十二日、岡山大学学長の告発に基づく学内暴力傷害事件の学内検証、捜査の公務執行中、岡山県警、有本宏巡査が、学生の投石を頭に受け、ついに殉職された痛ましい悲しむべき不祥事件、並びに大学紛争をめぐって日に増し激化する最近の学生暴力について、佐藤総理並びに関係各大臣に対し緊急質問を行なおうとするものであります。 質問に入るに先立ち、私は、狂暴なる学生暴力のためにとうとき一命を失われた前途有為の有本宏巡査の痛ましい犠牲に対し、深く哀悼の意を表し、心からその御冥福を祈りたいと存じます。 昨年九月の日大紛争における西条巡査部長の殉職事件に引き続き……
○西田信一君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十七年度総予算三案に対し、賛成の討論を行なうものであります。 いまやわが国は、内外のきびしい諸情勢のもとに、あらゆる分野において一つの転換期を迎えております。戦後二十有余年の長きにわたって米国の施政権下に置かれていた沖繩が、あと十七日の後にいよいよ祖国に復帰いたします。これは佐藤内閣の政治生命をかけた偉業として、歴史に残るわが国外交の輝かしい成果でありまして、百万沖繩県民各位に対し、心からお祝いを申し上げまするとともに、全国民ともども、その喜びを分かち合いたいと思います。(拍手) この沖繩復帰というわが国の戦後外交史に……
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