金丸冨夫参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○金丸冨夫君 私は自由民主党を代表して、ただいま上程せられました国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案に対して、賛成の討論を行なうものであります。 まず、国有鉄道の輸送力は近年見るべき増強が行なわれておりまするが、なお、最近のわが国経済の著しい進展に伴って、旅客、貨物とも輸送需要をまかないきれない状態となっております。すなわち、わが国産業の動脈として国有鉄道に課せられている役割はまことに大なるものがあるにもかかわらず、現下の輸送力不足は、これが多大の障害となっており、しかも、政府の発表した所得倍増計画を今後遂行するためには、とうてい一現在の輸送力をもってはまかなうことができず、このまま放置する……
○金丸冨夫君 私は、ただいま運輸大臣より報告せられました鉄道事故に対し、自由民主党を代表して、総理並びに運輸大臣に若干の質問をいたしたいと存じます。 去る三日、憲法記念日に、国鉄常磐線三河島駅構内において発生いたしました列車の二重衝突事故は、近来まれに見る惨事となりまして、まことに遺憾にたえません。とこに、百五十五名の犠牲者に対し、つつしんで哀悼の意を表し、また二百五十一名の重軽傷の方々に、心から御見舞を申し上げる次第でございます。 顧みるに、昭和二年以来、国鉄において、重大事故として記録せられておりますものは、三百四十三件を数えているのでありまするが、その死傷者の数において最大なるものは……
○金丸冨夫君 ただいま上程になりました日程第十九、観光事業の振興に関する請願外十八件について、運輸委員会における審議の経過と結果について御報告申し上げます。 各請願の要旨は、件名に表現されておるとおりでありまして、その詳細は請願文書表によって御承知願います。 運輸委員会におきましては、審議の結果、いずれも願意を妥当と認め、議院の会議に付し、内閣に送付するを要するものと決定いたしました。 以上御報告申し上げます。(拍手)
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました日程第二十九から第三十四までの請願について、運輸委員会において審議いたしました結果、日程第三十四については意見書案を付し、その他はおおむね願意を妥当と認め、いずれも議院の会議に付し、内閣に送付するを要するものと決定いたしました。 以上御報告申し上げます。(拍手)
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました木船再保険法の一部を改正する法律案並びに船舶安全法の一部を改正する法律案について、運輸委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 まず、木船再保険法の一部を改正する法律案について申し上げます。 現行木船再保険法は、昭和二十八年に、木船相互保険組合の健全な経営を確保するため制定されたものでありまして、政府は、特別会計を設けて、木船保険の再保険を行なっておるのであります。しかるに、この制度発足以来九年間の実績を見ますと、特別会計に年々利益を生じておりますので、今回現行法を改正いたしまして、木船再保険特別会計に利益を生じた場合、今後の異常災害に備え……
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました港湾整備促進法の一部を改正する法律案について、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 現行法は、港湾整備に関する事業のうち、公共事業費の対象に含まれていない荷さばき施設の建設、港湾用地の造成等の特定港湾施設整備事業に要する資金の調達を円滑にするため、政府が重要港湾または政令で定める地方港湾の港湾管理者に対して財政資金を融通し、または資金融通のあっせんを行なうことにより、港湾の整備を促進することを目的とするものであります。 本改正案は、最近における木材輸入量の増加により、各港における貯木場収容能力が限界を越えている結果、港湾機能を阻……
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました道路運送車両法の一部を改正する法律案について、運輸委員会における審議の経過及び結果について御報告いたします。 現行法は、自動車に関する基本法として、自動車の登録、検査及び整備並びに整備事業等について規定しているのでありますが、御承知のように、最近における自動車台数の増加はまことに著しいものがあり、昭和三十七年十二月末の数字によりますと、本法の対象となる自動車台数だけでも五百二十万台に達しているのでございます。しかも、その性能、種類も変化し、速度も高速化している状況でありますので、これに対応して、一面、車両の保安確保の見地から、また他面、登録検査制度の合理……
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました港域法の一部を改正する法律案について、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 港域法は港の区域を定めた法律でありますが、その区域はこの法律の別表に規定されております。改正法案は、港湾事情の変化に伴い、天売港ほか五港の港域を変更し、江名港の港域を港の機能に適応するよう二港に分割し、かつ町村合併等により日立港ほか二港の港名を改めるため、この別表を改正しようとするものであります。 委員会の審議におきましては、港域決定の法律上の効果、港域の決定を政令に委任することの適否、その他港域に関連する諸般の問題につきまして、各委員から質疑が行なわれ……
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました日本航空株式会社法の一部を改正する法律案につきまして、運輸委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 日本航空株式会社は、昭和二十八年に設立されて以来、その経営路線は、年を追って拡充され、国際航空界における地位を向上して参ったのでありますが、最近、国際間の競争はますます激化し、同社も今後における路線の維持伸張には多大な困難が予想される状況となりました。本改正案は、かかる事態に対処して、日本航空株式会社の経営上の調整をはかり、かつ、内外にわたる業務を強力に遂行するため、同社の経営首脳陣を強化する措置をとろうとするものであります。すなわち……
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました海運関係二法案について、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 両法案につきましては、去る二月二十七日の本会議におきまして、政府より趣旨説明があり、また、これに対して、日本社会党、第二院クラブ及び民主社会党をそれぞれ代表して、関係議員より、総理大臣並びに関係大臣に対し質疑が行なわれましたので、この際は、簡潔にその内容を申し上げることにいたします。 まず、海運業の再建整備に関する臨時措置法案は、海運企業の内容が極度に悪化し、また、企業間に過当競争の傾向が見られる海運業の現状にかんがみ、将来にわたり、国民経済におけるその使命を遂行し得……
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました観光基本法案について、運輸委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本法案は、衆議院において、自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三党共同提案として提出されたものであります。その要旨は、観光がわが国の文化、経済及び社会において果たすべき重要な使命にかんがみ、観光の向かうべき新たな道を明らかにするとともに、観光に関する政策の目標を示し、国際親善の増進、国民経済の発展及び国民生活の安定向上に寄与しようとするものでありまして、 その第一点は、国は、国際観光の発展及び国民の健全な旅行の普及発達をはかるために必要な施策を総合的に講ずるもの……
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました港則法の一部を改正する法律案について、運輸委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 改正法案は、最近の港内における船舶交通の輻湊に対処し、油送船の火災事故等の海難を防止するため、進航すべき船舶の範囲の拡大、油送船の付近等における喫煙及び火気取り扱いの制限、並びに船舶交通の規制に関する港長の権限強化等について、所要の改正を行なうとともに、港湾事情の変化に対応して、新たに姫路及び松山両港を特定港に加えようとするものであります。 委員会におきましては、特に、法案審議の参考に資するため、京浜港における船舶交通の実情等について視察を行なうと……
○金丸冨夫君 私は自由民主党を代表して、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案に賛成の討論を行なうものであります。 国鉄の現状は、第一次、第二次の五ヵ年計画による輸送力の増強、輸送の近代化等の実施にもかかわらず、昭和十一年を基準としてみた場合、旅客輸送が六・三倍、貨物が三・六倍となっているのに対し、線路の延長はわずかに一・三倍にすぎず、これが今日の慢性的な輸送力不足の原因となり、産業発展の隘路と相なっているのでございます。このため、国鉄は、昭和四十年度から大都市付近の通勤輸送の改善、主要幹線の輸送力の増強及び保安設備の整備等を主眼とする、総投資額約三兆円を要する第三次七ヵ年計画に着手しているの……
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました法律案について、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 この法律案は、消費者の保護を強化するため、規制の対象となっておりまする電気用品の範囲を拡大するとともに、輸入業者についても、国内の製造業者と同じ規制を加える等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、参考人の意見を聞き、また、日本電気用品試験所を視察するとともに、電気用品の安全性の確保の問題を中心に質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録に譲りたいと存じます。 質疑を終わり、討論もなく、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いた……
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました二法案について、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 中小企業信用保険公庫法の一部を改正する法律案は、保険公庫に九十五億円を追加出資し、そのうち二十五億円を保険準備金に充てることとし、同公庫の資本金及び基金に関する規定を整備する等の改正を行なおうとするものであります。
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました二法案について、商工委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 まず、金属鉱物探鉱促進事業団法の一部を改正する法律案は、探鉱促進事業団の業務を拡大して、海外における探鉱資金の貸し付け、開発資金にかかる債務の保証、地質構造調査及び資料の収集等を行なわせようとするものであります。
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました法律案は、日本万国博覧会の準備及び運営に必要な特別措置の一つとして、外国政府等の参加要員の住宅施設を日本住宅公団に建設せしめ、万博協会に賃貸させようとするものであります。 委員会におきましては、特に参考人を招致し、また、総理大臣の出席をも求めて、万博準備の進捗状況、テーマの具体化方針、その他万博に関し各般の質疑が行なわれましたが、詳細は会議録に譲ることといたします。 討論に入りましたところ、社会党の椿委員より、本案に賛成するとともに、諸外国、特にアジア諸国への招請活動の積極化、関連公共事業の繰り上げ施工とその財政的配慮、入場料金の大衆化、原爆展示館の特……
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました法律案について、商工委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 本法律案は、わが国における原子力開発利用の進展に伴い、最近、核燃料の加工事業が本格化しようとしており、また、核原料物質を原材料として使用する工業が増加してまいりましたので、これらにおける安全性を確保するため、加工施設にかかる設計及び工事の方法の認可並びに施設検査、核燃料取り扱い主任者、核原料物質の使用の届け出等の制度を創設して、その規制を強化するとともに、あわせて、原子炉等の規制の合理化をはかるため、所要の規定の整備を行なおうとするものであります。 委員会におきましては、本改正案に……
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました法律案について、商工委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 本法律案は、前払い式割賦取引の公正の確保並びに消費者の保護に資するため、前払い式割賦販売業を、登録制から許可制とし、割賦販売業者の営業保証金の額を、前受け金の三分の一に引き上げるとともに、割賦業者に対する監督を強化しようとするものであります。 委員会におきましては、特に参考人を招致し、割賦取引に対する消費者の苦情、割賦業者・消費者に対する金融、経営改善命令、標準契約の約款、その他割賦取引の全般について質疑が行なわれましたが、詳細は会議録に譲ることといたします。 質疑を終わり、討論……
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました二法案について、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、砂利採取法案は、現行法を全面改正し、砂利採取に伴う各種の災害の防止策を強化するため、業者の登録、採取計画の認可、業務主任者の設置、災害防止のための措置命令等の規制を行なうとともに、業者の健全な発達に資するための措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、骨材の需給、砂利関係の各種災害の状況と対策、業者の企業基盤の充実等について質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録に譲りたいと存じます。 質疑を終わり、討論に入りましたところ、社会党の瀬谷委員より附帯決議案……
○金丸冨夫君 ただいま議題となりました船舶職員法の一部を改正する法律案について、審査の経過と結果を御報告いたします。 本法律案は、最近の船舶における技術革新の進展等に対応して、海技従事者の国家試験を合理化するとともに、船舶に乗り組ませなければならない船舶職員と、その資格を定めている配乗別表の一部を改めようとするものであります。 委員会では、船舶航行の安全確保の見地から、本法律案をめぐる諸問題について質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録に譲ります。 質疑を終了し、別に討論もなく、採決の結果、本法律案は、多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、各派共同提案による……
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