鶴園哲夫参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○鶴園哲夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案のありました給与三法案について質問を行ないます。 人事院の勧告と、これを受けました政府の給与政策には、何と申しましても了解できないたくさんの問題があります。私は、これらの主要な点を指摘をいたしまして、総理、関係大臣並びに人事院総裁の所見を問いただしたいと思っております。 まず、給与担当大臣に伺いたいのでありますが、労働省の毎月勤労統計を見ますというと、ことしの民間の賃金の上がり工合が例年と非常に異なっております。それは、この四月に民間の賃金が大幅に上がったのでありますが、五月にも賃上げになった事業所が例年に比して著しく多いことを……
○鶴園哲夫君 私は、先ほど以来提案の趣旨説明があり、質疑が行なわれ、答弁が行なわれて参りました参議院副議長重政庸徳君の不信任決議案に対しまして、賛成の立場から討論を行なうものでございます。 昨日以来の各種委員会、本会議における議院運営の状況は、まことに異常な状態にあります。予算委員長木内君の解任決議案、予算委員会におけるところの運営の状況、さらにまた、石炭対策特別委員会における運営の状況等を詳細に把握することができました。私が所属をしておりますところの内閣委員会の昨日の運営は、まことに遺憾のきわみであります。内閣委員会には四つの重要な法案がかかっております。いずれもたくさんの問題と疑問点を持……
○鶴園哲夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま問題になっています旧金鵄勲章年金受給者に関する特別措置法案について、反対の立場から討論を行なうものであります。 本法案は旧金鵄勲章年金令によりまして年金を支給されてきた者が、昭和二十年十二月末日限りその年金が廃止されたことに対して、あらためて、一定の年齢的条件、満六十歳の条件のもとに、一時金七万円を支給しようとするものであります。 まず第一に、金鵄勲章そのものが、現憲法の基本的趣旨に全く反することを指摘しなければなりません。金鵄勲章が制定されましたのは、明治二十三年二月十一日であります。そのときの詔勅を読んでみますと、「朕惟ミルニ神……
○鶴園哲夫君 私は社会党を代表しまして、総理ほか関係大臣に若干の質問を行なうものであります。 「所得倍増政策」で始まって「ひずみ是正」で終わった池田内閣を踏襲して佐藤内閣が誕生したわけでありますが、ひずみの最大の存在であります農業問題に限定してお伺いをいたしたいのであります。 農業基本法制定以来、立ちおくれた農業生産性向上と格差の是正を目標に農業構造改善事業が推進されて、四年目が終わろうとしています。にもかかわらず、生産性向上と格差是正が、四年目よりさらに一そう深刻に大きな声で問題にされているところに、今日の農業問題があります。農業構造改善事業は、どんな町村でも限られたごく一部で行なわれて……
○鶴園哲夫君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま報告のありました四十年度林業の動向、講じた施策、及び四十一年度に講じようとする施策につきまして、五項目の質問を行ないます。 まず初めに、林政上の、また林業の動向把握の基礎であります林業統計について伺いたいのであります。 私は、農林大臣に、日本の私有林野面積は一体幾らあるのか、また、山林所有者は何人いるのか、伺いたいほどであります。林野庁は、昭和三十五年ごろまで、山林所有者は約五百七十万戸、面積は千百二十二万ヘクタールとしてきましたが、昭和三十五年の世界農林業センサスで、私有林所有者二百七十万戸、その面積六百二十八万ヘクタールと発表してい……
○鶴園哲夫君 ただいま議題となりました昭和三十八年度一般会計予備費使用総調書(その2)外四件、昭和三十九年度一般会計予備費使用総調書外四件、昭和四十年度一般会計予備費使用総調書(その1)外二件の事後承諾を求める件、及び、昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書について、決算委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。 まず、本件の内容について概略を申し上げます。 昭和三十八年度一般会計予備費使用総調書(その2)外四件は、昭和三十九年一月から同年三月までの間に使用されたもので、その総額は六百七十三億円余であります。 次に、昭和三十九年度一般会計予備費使用総調書外四件は、……
○鶴園哲夫君 まず、ただいま議題となりました昭和三十八年度決算関係四件につきまして、決算委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 昭和三十八年度決算関係四件は、昭和三十九年十二月二十五日国会に提出され、昭和四十年三月三日当委員会に付託されました。 当委員会は、本件決算の審査にあたりましては、会計検査院の検査報告中心の審査ということではなく、国会としての立場から、国民の道義的な声の反映としての批判を通して、国会が議決した予算及び関係法律が、適正かつ効率的に執行されたかどうかという点を主眼といたし、さらに必要ならば、政策の批判にまで及ぼうという心がまえで審査を行なった次第でありま……
○鶴園哲夫君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま議題となりました昭和四十三年度暫定予算三案に反対の討論を行なうものであります。 反対理由の第一は、今回の暫定予算は、これを編成すべき理由も根拠も全くないと言わざるを得ないことであります。戦後、暫定予算は五回提案されておりますが、占領下という特殊事情のもとで提案された二十四年度暫定予算を除きますと、そのいずれもが衆議院の解散、総選挙等によりまして物理的に年度内の予算成立が不可能という、真にやむを得ない事情が存在しておったのであります。 しかるに、今回提案されました暫定予算には、こうした真にやむを得ないと認められる事情は何ら存在しておりませ……
○鶴園哲夫君 林業基本法が制定されて満五年を経過しようとしております。その基本法第九条の規定に従って国会に報告しました第五回目のいわゆる四十三年度林業白書、四十四年度林業施策を、ただいま農林大臣が説明を行ないました。私は、日本社会党を代表して、この林業白書等について若干の質問を行ないます。 日本は、林野面積が国土総面積の六八%を占め、世界有数の林野率を持った山林国であります。その日本が、これまた世界第一位の木材輸入国に転落したのであります。林業の危機が叫ばれ、林業基本問題が熱心に論議されました十年ほど前は、木材の自給率は九〇%前後でありましたが、今日五七%に凋落しました。両三年のうちに、自給……
○鶴園哲夫君 私は、日本社会党を代表しまして、佐藤総理の所信表明演説に関しまして質問をいたしたいと思います。 総理は四選直後のあいさつで、政治は国民のものであり、国民のための政治こそ基本であることを強調しました。そのとおりであります。問題は、どのようにそれを実現して、国民の納得と共感を得るかということであります。率直に言いまして、総理の発言は、国民の多くにとりましては口先だけだという感じが強いのであります。人間尊重を看板にしました社会開発はどうなりましたか。小骨一本抜かぬと言いました政治資金規正法は放置されています。前向きに取り組むはずの中国問題は後退の一途であります。物価問題こそ最大の政治……
○鶴園哲夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になりました防衛庁長官山中貞則君の問責決議案につき、趣旨説明をいたします。 まず、決議案文を読み上げます。 防衛庁長官山中貞則君問責決議案 本院は、防衛庁長官山中貞則君を問責する。 右決議する。 理由。 防衛庁長官山中貞則君は、日本国憲法に基づいて行政を遂行する重責にあるにもかかわらず、去る九月七日の、自衛隊は違憲である、防衛庁設置法、自衛隊法は憲法違反であるという明快な判決が示されたあとも、防衛力増強を企図し、防衛庁設置法一部改正、自衛隊法一部改正、いわゆる防衛二法案の今国会成立を強く推進をし、何らの反省もなく……
○鶴園哲夫君 ただいま議題となりました公害健康被害補償法の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 この法律案の内容は、大気汚染による健康被害に対する補償給付の支給等に要する費用の一部に充てるため、昭和四十九年度及び五十年度においては自動車重量税の収入見込み額の一部に相当する金額を政府が公害健康被害補償協会に交付しようとするものであります。 質疑を終了しましたところ、日本共産党より、この法律案に対する修正案が提出されました。 採決におきましては、まず、修正案は賛成少数で否決、次に、原案は多数で可決すべきものと決しました。 なお、公害発生源に……
○鶴園哲夫君 ただいま議題となりました公害紛争処理法の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 この法律案は、公害紛争の解決手段の一つであります和解の仲介の制度にかえてあっせんの制度を設けること、公害等調整委員会、都道府県公害審査会は、一定の要件のもとに、その議決によりあっせんを行なうことができること、紛争処理機関は、当事者に対し、調停、仲裁、裁定のために必要な仮の措置をとるべきことを勧告できること、また、調停、仲裁、裁定で定められた義務の履行に関し必要な勧告を行なうことができること、地方公共団体の公害苦情相談員の職務を明確にすること等を内容とす……
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