八木一郎参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○八木一郎君 ただいま議題となりました法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 現行の特定繊維工業構造改善臨時措置法は、昭和四十二年に制定されており、わが国の繊維工業が欧米先進国の巻き返し、発展途上国の追い上げ、国内の労働力不足等、内外のきびしい経済環境の中で、その構造的脆弱性を克服し、国際競争力を強化するために、紡績業及び織布業につきまして構造改善をはかろうとしたものであります。 今回は、この現行法の一部を改正して、繊維工業の最終工程を担当いたしております染色整理業と、世界的に急速な成長が期待されますメリヤス製造業の二つを新たに構造改善の対象……
○八木一郎君 ただいま、議題となりました中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案について、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 この法案は、中小企業を取り巻く経済環境の変化に対処して、業種、業態に即応した構造改善を促進するため、現行法の指定業種のうちから、特に構造改善をはかることが緊急に必要であると認められるものを、特定業種として指定し、これらの業種について構造改善計画の承認制度を新たに設け、この承認を受けた計画に従って構造改善を実施する中小企業者に対し、金融並びに租特法による二分の一割り増し償却制度の適用等、課税の軽減をはかろうとするものであります。 委員会では、構……
○八木一郎君 ただいま議長から御報告がありましたとおり、議員村上孝太郎君は、去る九月八日、肝硬変のため逝去されました。まことに痛恨のきわみでございます。 私は各位のお許しを得て、議員一同を代表し、従三位勲二等故村上孝太郎君の御生前をしのびつつ哀悼のことばを申し上げるものであります。 村上君は、大正五年愛媛県に生まれ、第一高等学校、東京帝国大学法学部を経て、卒業後、直ちに大蔵省に入られました。自来、大蔵省の各部局に勤務し、その間、終戦連絡中央事務局、公正取引委員会に出向されたこともありましたが、主計局主計官、主計局総務課長、日本専売公社監理官、主計局次長、経済企画庁官房長、大蔵省官房長、主計……
○八木一郎君 ただいま議題となりました条約二件及び法律案一件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 まず、千九百七十一年の国際小麦協定は、千九百六十七年の国際穀物協定にかわるものでありまして、小麦貿易規約と食糧援助規約からなっております。小麦貿易規約は、小麦の価格及びこれに関連する権利義務規定が削除されたほかは、ほぼ前回の穀物協定を踏襲しており、また食糧援助規約も前回と同様、開発途上国への食糧援助について規定したものであります。なお、わが国は、この援助を米または農業物資で行なう旨の留保を付しております。 次に、税関における物品の評価に関する条約は、税関において……
○八木一郎君 ただいま議題となりました条約二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、世界保健機関憲章の改正は、近年、世界保健機関の加盟国が増加したことに伴って、機関の執行理事会の構成に関し、地域的配分が不均衡となりましたので、これを是正するため、理事会の構成員の数を現行の二十四から三十に増加することをおもな内容とするものであります。 次に、北西大西洋の漁業に関する国際条約の改正議定書について申し上げます。 この条約は、北西大西洋の漁業資源保存のため一九四九年に作成され、わが国を含む十五カ国が加盟しておりますが、改正規定を欠くため、これまで必要な改正……
○八木一郎君 ただいま議題となりました国際交流基金法案につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 本案は、わが国に対する諸外国の理解を深め、国際相互理解を増進するとともに、国際友好親善を促進するため、国際文化交流事業を効率的に行なう機関として、新たに特殊法人国際交流基金を設立し、政府からの百億円の出資と民間からの出資を合わせて基金の資本金とし、その運用益等によって、人物の派遣・招聘、日本研究、日本語の普及、文化的催し、文化資料の作成等の業務を行なわせようというものであります。 基金は、外務大臣の監督を受け、理事長、理事等の役員のほか、運営上の重要事項審議のため運営……
○八木一郎君 ただいま議題となりました渡り鳥等の保護に関する日米間の条約につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 この条約は、昭和四十三年以来日米両国間で専門家会議を開催する等話し合いを進めてまいりました結果、本年三月四日署名されたものでありまして、その内容は、日米間を往復するアホウドリ、マガモ、マガンなど百八十九種の渡り鳥の捕獲を規制すること、絶滅のおそれのある鳥類の輸出入を規制すること、これらの鳥類に関する研究資料などを交換するとともに、その生息環境の保全及び改善につとめることなどを規定したものであります。 委員会におきましては、鳥類の保護に対する国民の関……
○八木一郎君 ただいま議題となりました航空協定二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 このうち、ビルマとの協定は、ビルマが近い将来に国営航空企業によるわが国乗り入れを望んでいる事情があり、他方、メキシコとの協定は、わが国がわが国航空企業による中南米路線開設の一環としてメキシコ乗り入れを希望しておりましたため、それぞれ交渉を行なった結果署名されたものでありまして、いずれも、わが国と相手国との間の定期航空業務を開設することを目的とし、業務の開始及び運営についての手続と条件を規定するとともに、わが国及び相手国の航空企業の運営路線を定めたものであります。 委員会……
○八木一郎君 ただいま議題となりました条約及び法律案につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 まず、国際電気通信衛星機構に関する協定は、インテルサットと略称される国際電気通信衛星機構を設立することにより、通信衛星を利用する国際電気通信網を拡充し、世界のすべての地域に対して通信手段を提供することを目的とするものであります。 次に、在外公館関係の法律案は、在モンゴルなど十一の大使館の新設、在ダッカ総領事館の在バングラデシュ大使館への変更等の措置をとるとともに、これら公館について在勤手当の額を設定し、あわせて既設の公館についてもその額を引き上げようとするものであります……
○八木一郎君 お許しを得まして、一言お礼のごあいさつを申し述べさしていただきます。 ただいまは、私が国会議員として二十五年永年在職したるのゆえをもちまして、院議をもって表彰の決議を賜り、また、本院を代表して安井謙先生よりの御祝辞をいただき、身に余る光栄、まことに感激にたえません。 顧みますれば、昭和二十二年四月、新憲法下初めての衆議院議員として議席を得ましてから二十八年、その間三年余の空白をいたしたのではございますが、代議士当選五回、その後三十八年十月には参議院議員として当選さしていただき、自来三回試練を越えて今日に及んでいるのでございます。 不徳非才の私が今日の栄誉に浴し得ましたことは……
○八木一郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、三木内閣総理大臣所信表明演説に対し、いささかの意見を交えつつ質問を行うことといたします。 質問に先立ち、一言申し上げておきたいことがあります。 天皇、皇后両陛下におかれましては、このたびアメリカ大統領の招きにより御訪米されることになりましたが、両陛下の御訪米は日米修好史上初めてのことであり、日米友好親善の上からもきわめて意義深いものと存じます。ここに、両陛下の御旅行中の御平安を心から祈念する次第であります。(拍手) さて、第一にお伺いいたしたいのは、総理の政治姿勢についてであります。 三木総理が、政治は国民のもの、国民との信頼関係がしっ……
○八木一郎君 ただいま議題となりました昭和五十一年度暫定予算三案の予算委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 今回の暫定予算は、昭和五十一年度本予算の年度内成立が困難な事情にありますので、国政の運営に支障を来さないよう、四月一日から五月十日までの期間についで編成されたものであります。 一般会計暫定予算の編成方針といたしましては、本予算成立までの応急的な措置であることにかんがみ、暫定予算期間中における人件費、事務費等の経常的経費のほか、既定の施策に係る経費について行政運営上必要最小限度のものを計上し、新規の施策に係る経費は原則として計上しないこととしております。ただ、生活扶助……
○八木一郎君 ただいま議題となりました昭和五十一年度予算三案につきまして、予算委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 五十一年度予算は、国民生活と経済の安定及び国民福祉の充実に配慮し、景気の回復と雇用の安定を図るとともに、財政体質の改善合理化を主眼に編成されております。 一般会計予算の規模は二十四兆三千九百六十億円、前年度当初予算に比べ一四・一%の増、財政投融資計画は十兆六千百九十億円で、前年度当初計画に対し一四・一%の増となっております。また、公債発行予定額は七兆二千七百五十億円で、そのうち三兆五千二百五十億円が建設公債で、残りの三兆百千五百億円が特例公債で、公債依存率……
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