前川旦参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○前川旦君 私は、日本社会党を代表し、ただいまの住宅建設計画法案に対し、若干の質問をいやします。 この法案の前提となっておりますのは、申すまでもなく、二月八日に閣議で了解されました住宅建設五カ年計画であります。私は、この計画が、国民生活、日本経済にとって、まことに重大な影響を持つものであり、かつ、今日、住宅問題が国民最大の関心事となっている現状にかんがみ、この際、政府の住宅に対する基本的姿勢について尋ねておきたいと思うのであります。 まず、建設大臣にお尋ねいたしますが、昨年末、建設省で立案されました、当初の五カ年計画では、昭和四十五年度末の予想世帯数を二千六百八万世帯と踏み、そのため、従来……
○前川旦君 私は、日本社会党を代表し、ただいま自由民主党安井謙氏より提出されました中間報告を求める動議について若干の質問をいたします。 なお、答弁は、ただいまのようなごまかしではなく、納得のいくように、懇切かつ丁寧にしていただきたい。その場限りのごまかし答弁は、かえって議事を混乱さすことを念のため申し上げておきます。 質問の第一は、国会法の立法の精神に照らし、今回の健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関する法律案に対し、国会法第五十六条の三第一項及び第二項を適用することが、はたして法解釈の上で妥当であるかどうかという点であります。 御承知のとおり、国会法第五十六条の三では、「各議院は、委……
○前川旦君 私は、日本社会党を代表し、ただいま提案されております内閣委員長解任決議案に賛成するものであります。 以下、賛成の理由につき申し述べます。 まず、今回の防衛二法案の審議に際しては、日本の将来並びに当面の防衛問題につき、国民の前に明らかにしておかなければならない諸問題が多々あったのであります。私は、くどくは申しませんが、二、三の例を申し上げますならば、たとえば、防衛庁は沖繩返還交渉に際し、沖繩防衛構想をまとめているのでありますが、それによりますと、沖繩米軍の機能を順次自衛隊が肩がわりする。そのため、とりあえず、陸一個師団、空一飛行隊、海一地方隊程度を派遣して、純防衛面を担当するとい……
○前川旦君 私は、日本社会党を代表し、松澤兼人、大橋和孝両氏の述べられました外交、政治姿勢、経済、物価、税金、社会保障についての質疑に引き続き、若干の質問をいたします。 総理は、去る十四日、この壇上においてまことに美しい施政方針演説をなされ、一九七〇年代をバラ色に描いてみせられました。しかし、私は、初めにことばありきではなく、初めに行ないあるのが政治であると思います。七〇年代を見通すことも大切ではありますが、同時に、七〇年における矛盾をいかに克服するかということこそ、より大切であろうと思います。そこで、まず最初に住宅問題を取り上げます。 総理は、四年前の第五十一国会の施政方針演説において次……
○前川旦君 私は、ただいま片岡勝治君より提案されました内閣委員長高田浩運君に対する不信任案につき、日本社会党を代表して賛成の討論をいたします。 以下、賛成の理由を申し述べます。 まず、一国の安全をいかにして保障するかは、その国の最大、かつ、最高の課題であります。事国内の政治に関しましては、たとえ誤りをおかすことがあっても、時間さえ許せばやり直しがきくのであります。しかし、事平和の問題に関する限り、絶対にやり直しがきかないことをわれわれはともに銘記せねばならないと存じます。したがって、日本の平和、防衛について論ずるにあたっては、感情的、情緒的、あるいはヒステリックな論議を絶対に排除して、きわ……
○前川旦君 私は、日本社会党を代表し、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論をいたします。許された時間が短いので、簡潔に申し上げます。 反対理由の第一は、今回の改正案はもとより、防衛庁設置法、自衛隊法そのものが憲法違反の法律であるということであります。 私は、何よりもまず憲法をすなおに読み、かつ長沼判決を詳細に熟読するならば、今日の限りなき武力の増強が明らかに憲法に背反することを、だれしも否定し得ないと思います。しかるに政府は、自衛力は戦力でないと言われます。しかし、諸外国の憲法において戦争放棄の規定はかなり多いのであります。たとえばフランス一九四六年の憲法、ブラ……
○前川旦君 昭和四十七年度決算外二件につきまして、決算委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 まず、昭和四十七年度決算につきましては、昭和四十八年十二月二十一日国会に提出され、昭和四十九年四月十二日当委員会に付託されました。 国有財産二件については、昭和四十九年一月二十二日国会に提出され、同日委員会に付託されました。 当委員会は、昭和四十七年度決算外二件の審査に当たり、国会が議決した予算及び関係法律が適正かつ効率的に執行されたかを初め、決算全般について審査し、あわせて政策の実績批判を行い、もって国政と綱紀の振粛を図るとの観点に立って審査を行ってまいりました。 この……
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