稲嶺一郎参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○稲嶺一郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案外六法案につきまして、総理並びに関係閣僚に対し若干の質問をいたしたいと存じますが、質問に先立ちまして、私は沖繩県民の代表といたしまして一言申し上げたいと存じます。 佐藤総理は、昭和四十年八月、わが国総理として初めて沖繩を訪問されて以来六年有余の樹、沖繩の祖国復帰を最大の政治課題といたしまして、終始一貫、前向きの姿勢をもってこれが解決に当たられ、復帰の実現に御努力くださったことに対し、心から感謝の意を表する次第であります。(拍手) 返還協定とそれに関連する国内諸法案につきましては、国会の中でも、マスコミの……
○稲嶺一郎君 私は、自由民主党を代表し、さらに沖繩選出国会議員の一人といたしまして、ただいま議題となっております沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案外三件の法律案及び一件の承認案件について、賛成の意を表明するものであります。(拍手) 沖繩の施政権返還に関する協定は、去る二十二日の本院の承認により、批准書交換の手続を残すばかりとなっております。 ただいま議題となっております四件の法案は、協定を円滑に実施する上にぜひとも必要な事項を盛り込んだものでありまして、協定と一体不可分のものであります。 米国政府は、わが国で国内法が成立しなければ批准書の交換は行なわない方針であると伝えられております……
○稲嶺一郎君 ただいま議題となりました沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案について、沖繩及び北方問題に関する特別委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 本法律案は、沖繩県の復帰後における社会経済情勢の変化等にかんがみ、復帰に伴う内国消費税及び関税に係る特例の期限の延長等を行おうとするもので、その主な内容を申し上げますと、まず、内国消費税の特例については、沖繩県産酒類に対する酒税の軽減措置、揮発油税及び地方道路税の軽減措置並びに料飲店用輸入ウイスキー類に対する酒税の軽減措置の期限を五年延長するとともに、砂糖消費税の免除措置及び沖繩県産品に対する物品税の免除措……
○稲嶺一郎君 ただいま議題となりました許諾を得ないレコードの複製からのレコード製作者の保護に関する条約につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 この条約は、各国においてレコードの無断複製が横行している実情にかんがみ、このような無断複製からレコード製作者を保護することを目的として一九七一年十月に作成されたものでありまして、各締約国が著作権その他特定の権利を付与すること等によって、他の締約国の国民であるレコード製作者を、その者の許諾を得ないで行われる複製物の作成、輸入及び公衆への頒布から保護することを主たる内容としております。 委員会における質疑の詳細は会議録によっ……
○稲嶺一郎君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、ただいま議題となっております日本国と中華人民共和国との間の平和友好条約に対して賛成の意見を述べたいと存じます。 六年前日中関係が正常化されて以来、懸案でありました日中平和友好条約は、本院における国会審議を終え、いよいよ来る二十三日には両国間で批准書の交換が行われる予定でありますが、戦後の日本外交の最も重要なる成果の一つであり、新しい日本外交のスタートとしてきわめて意義深いものがあります。ここに至りますまでの福田総理の適確なる決意、外務大臣を初めとする外務省当局の御労苦を多とするとともに、国民世論の力強い声援に深く感謝いたすものであります……
○稲嶺一郎君 ただいま議題となりました議定書二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 北西太平洋のソ連の地先沖合いにおける一九七七年の漁業に関するソ連との協定及び日本国の地先沖合いにおける一九七七年の漁業に関するソ連との協定の有効期間は、今日まで四度にわたって延長されましたが、その有効期間はいずれも本年末に満了することとなっております。今回の二つの議定書は、両協定の有効期間を明年末までさらに一年間延長するとともに、明後年以降の漁獲の問題に関して明年十一月二十四日までに会合し協議することを定めたものであります。 なお、明年のソ連の二百海里漁業水域におけるわが方……
○稲嶺一郎君 ただいま議題となりました条約四件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 まず、一九八〇年の国際ココア協定と第六次国際すず協定は、それぞれ一九七五年の国際ココア協定と第五次国際すず協定にかわるものでありまして、ココア協定においては緩衝在庫の操作によって、また、すず協定においては緩衝在庫の操作と輸出統制によって、それぞれ、ココアとすずの国際価格の変動を防止し、生産国の輸出収入の安定と消費国への十分な供給を図ることを目的とするものであります。 次に、一九七六年の国際コーヒー協定の有効期間の延長は、現行協定が本年九月三十日に失効することにかんがみ、その有……
○稲嶺一郎君 ただいま議題となりましたスペイン及びバングラデシュとの各文化協定につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 これらの協定は、戦後わが国が諸外国と締結した文化協定とほぼ同様の内容のものでありまして、わが国とスペイン及びわが国とバングラデシュとの間で、それぞれ学者、学生、芸術家の交換等、文化及び教育の分野における交流を奨励することを定めております。 委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知を願います。 昨十五日質疑を終え、別に討論もなく、採決の結果、両件はいずれも全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。 以上御報告いたします。(拍手)……
○稲嶺一郎君 ただいま議題となりました条約五件及び法律案一件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 まず、ドイツ民主共和国との通商航海条約は、わが国とドイツ民主共和国との間で、関税、租税、事業活動等についての最恵国待遇、輸出入制限についての無差別待遇、身体・財産の保護及び出訴権についての内国民待遇及び最恵国待遇、領事官との通信等の権利、商船の出入国等についての内国民待遇及び最恵国待遇等を相互に許与することを定めたものであります。 次に、一九七一年の国際小麦協定の延長議定書は、同協定を構成する二つの規約、すなわち、小麦の市況に関する情報交換等について定める一九七……
○稲嶺一郎君 ただいま議題となりました北西太平洋における千九百八十二年の日本国のさけ・ますの漁獲の手続及び条件に関する議定書につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 この議定書は、日ソ間の漁業協力協定に基づき、北西太平洋の距岸二百海里水域の外側の水域における本年のわが国のサケ・マスの漁獲について、漁獲量、禁漁区、漁期、違反に対する取り締まりの手続等を定めたものでありまして、ソ連の距岸二百海里外の水域における本年のわが国のサケ・マス漁獲量は、昨年と同様、四万二千五百トンとなっております。 委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知を願います。 本日質疑を終え……
○稲嶺一郎君 ただいま議題となりました条約二件及び法律案一件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 まず、スリランカとの投資保護協定は、わが国とスリランカとの間で、投資の許可について相互に最恵国待遇を与えること、投資財産、収益、事業活動、出訴権等について相互に内国民待遇及び最恵国待遇を与えることを定めるとともに、投資財産及び収益が収用または国有化された場合の補償措置、送金の自由等について規定したものであります。 次に、インドネシアとの租税協定は、これまでわが国が諸外国との間で締結した租税条約と同様に、わが国とインドネシアとの間で、相手国で事業を営む場合の企業利……
○稲嶺一郎君 ただいま議題となりました条約三件及び法律案一件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 まず、過度に傷害を与えまたは無差別に効果を及ぼす通常兵器の使用の禁止または制限に関する条約は、地雷、焼夷兵器等非人道的な結果をもたらすような通常兵器の使用を禁止しまたは制限することにより、武力紛争における文民等の一層の保護を図ろうとするものでありまして、この条約が適用される武力紛争の範囲、使用が禁止または制限される兵器、攻撃が禁止される対象等について定めております。 次に、環境改変技術の軍事的・敵対的使用の禁止に関する条約は、地球または宇宙空間の構造、組成等に広……
○稲嶺一郎君 ただいま議題となりましたオーストラリアとの原子力協定につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 この協定は、わが国とオーストラリアとの間の現行の原子力協定にかわるものでありまして、現行協定と同じく両国間における専門家及び情報の交換、核物質等の供給等についての協力、核物質等の軍事的利用の禁止、国際原子力機関による保障措置の適用等について規定するほか、新たに核物質等の第三国移転及び再処理に関する包括的な事前同意、核物質の盗難、不法な奪取等に対する防護措置等について規定しております。 委員会におきましては、鈴木内閣総理大臣の出席をも求めて審議を行い、第二回……
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