伊江朝雄参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○伊江朝雄君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、ただいま議題となりました日本国有鉄道の経営する事業の再建の推進に関する臨時措置法案について、総理及び運輸大臣に対して質問を行い、所信をお伺いするものであります。 御承知のとおり、国鉄は、昭和三十九年度赤字に転じて以来経営が悪化いたしました。今日では毎年一兆円を超える赤字を生じ、昭和五十七年度末では長期債務は十八兆円にも達するというきわめて深刻な状況であります。まさに破局的な財政状態と言わざるを得ません。これはまことに残念なことであります。 私は、このような状況に立ち至った原因の一つには、昭和二十四年に国有鉄道が運輸省から独立して公共企……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、国際通貨基金に対する出資の額が増額されることとなるのに伴い、その出資の額の増額に応ずるための所要の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、開発途上国の累積債務問題と国際金融機関の対応、円高基調定着の見通しと施策等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。 質疑を終了し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して近藤忠孝委員より、本法律案に反対する……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました昭和五十八年分の所得税の臨時特例等に関する法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、昭和五十三年以来六年にわたって所得税の課税最低限が据え置かれてきたことによる国民の減税実現への期待にこたえるとともに、現下の社会経済情勢にも配意して、昭和五十八年分の所得税に係る人的控除等の額を引き上げることにより、同年分の所得税負担を軽減し、あわせてその必要財源を確保するため、決算上生じた剰余金の二分の一を下らない金額を公債等の償還に充てることとなっている財政法第六条第一項の規定を、昭和五十七年度の一般会計歳入歳出の決算……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました昭和五十八年度の水田利用再編奨励補助金についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、衆議院大蔵委員長提出によるものでありまして、昭和五十八年度に政府から交付される水田利用再編奨励補助金について、個人が交付を受けるものはこれを一時所得とみなし、農業生産法人が交付を受けるものは、交付を受けた後二年以内に固定資産の取得または改良に充てた場合には圧縮記帳の特例を認めることにより、それぞれ税負担の軽減を図ろうとするものであります。 なお、本法施行に伴う昭和五十八年度の租税の減収額は……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました農業共済再保険特別会計における農作物共済及び畑作物共済に係る再保険金の支払財源の不足に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、昭和五十八年度において低温等による水稲、小豆等の被害が異常に発生したことに伴い、農業共済再保険特別会計の農業勘定に生ずる再保険金の支払い財源の不足に充てるための資金として、同年度において一般会計から百十五億六千二百七十六万三千円を限り、同勘定に繰り入れる等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、共済掛金算定の基礎、米の需給……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました四法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、法人税法一部改正案は、法人税の延納制度を廃止するほか、課税の公平を一層推進する等のため、所要の改正を行おうとするものであります。 租税特別措置法一部改正案は、現下の厳しい財政事情に顧み、二年間の臨時措置として法人税の税率の引き上げ及び欠損金の繰り戻しによる還付制度の適用停止を行うとともに、エネルギー利用 の効率化、中小企業の設備投資等を促進するための措置を講ずるほか、租税特別措置の整理合理化を進める等、所要の税制上の措置を講じようとするものであります。 所得税法等一部……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました酒税法及び清酒製造業の安定に関する特別措置法の一部を改正する法律案外二法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、酒税法等改正案は、最近における酒税の負担状況等に顧み、酒税の従量税率の引き上げ及び制度の整理合理化を行うほか、清酒製造業の経営基盤の安定等に資するための措置を講じようとするものであります。 次に、物品税法改正案は、最近における消費の実態及び課税物品相互間の負担の権衡等に顧み、録音用磁気テープ等の物品を新たに課税対象に加えるとともに、小型乗用自動車等の税率を引き上げる等の措置を講じようとするものであります……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました三法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 まず、本院先議の株券等の保管及び振替に関する法律案は、我が国証券市場における株券その他の有価証券の保管及び受け渡しを抜本的に合理化し、株券等の流通り円滑化を図るため、株券等の保管及び振替を行う保管振替機関に関し、必要な事項を定めるとともに、同機関が保管する株券等に表示されるべき権利の譲渡、その株券に係る株主の権利の行使等に関する商法の特例を定めようとするものであります。 次に、各種手数料等の額の改定及び規定の合理化に関する法律案は、最近における経済情勢等にかんがみ、特許法等工業……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました調和ある対外経済関係の形成を図るための国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、調和ある対外経済関係の形成を図るため、昭和五十八年十月に策定された総合経済対策のうち、国際復興開発銀行等に対する増資、外国会社に係る有価証券報告書の提出期限の弾力化、非居住者である個人等による株式取得の特例措置の廃止等の施策を講ずることとし、関係法律を一括して改正しようとするものであります。 委員会におきましては、対外経済援助についての基本的なあ……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました昭和五十九年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置等に関する法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、依然として厳しい現下の財政状況のもとで、昭和五十九年度の財政運営に必要な財源を確保するため、同年度における公債の発行の特例に関する措置、国債整理基金に充てるべき資金の繰り入れの特例に関する措置並びに日本電信電話公社及び日本専売公社の国庫納付金の納付の特別措置をそれぞれ定めるとともに、同年度以前の各年度において発行した特例公債について、償還のための起債の特例を定めようとするものであります。 委員会……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 さきに政府提案に係る所得税法等の一部改正において、配偶者控除の適用対象となる配偶者の給与収入限度額が八十八万円に引き上げられたところでありますが、これは給与所得控除の最低控除額五十五万円に控除対象配偶者の給与所得等の限度額三十三万円を加えたものであります。 しかしながら、その後いわゆるパート主婦の問題をめぐって関係各党派間において協議が行われたのでありますが、本案は、その結果を踏まえたものであって、衆議院大蔵委員長提出によるものであります。 その……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました五法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 たばこ事業法案は、開放経済体制に即応して、外国たばこの輸入を自由化し、かつ、たばこ事業の効率的運営等を図るため、たばこ専売制度を廃止するとともに、我が国たばこ産業の健全な発展を図り、もって財政収入の安定的確保及び国民経済の健全な発展に資するため、製造たばこの原料用としての国内産の葉たばこの生産及び買い入れ並びに製造たばこの製造及び販売の事業等に関し、所要の調整を行おうとするものであります。 日本たばこ産業株式会社法案は、たばこ専売制度の廃止に伴い、我が国たばこ産業の健全な発展……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 最近、フエル等と称するいわゆる代替ガソリン、すなわち、ベンゼン、トルエン、キシレシ等と灯油とを混和した揮発油類似品が自動車用燃料として各地で販売され、量的にも相当拡大する傾向にありますが、この揮発油類似品は、通常のガソリンに比べ比重が重いことから、揮発油税法において比重〇・八〇一七以下と定義されている揮発油には該当せず、揮発油税及び地方道路税の課税対象外とされております。 本法律案は、衆議院大蔵委員長提出によるものでありまして、揮発油税制度等の円滑……
○伊江朝雄君 私は、自由民主党を代表して、中曽根総理並びに関係大臣に対して、現下の諸情勢について質問するものであります。 もはやその一挙手一投足が世界の各国から注目され、世界経済の動きに大きな比重を持つに至った我が国の国際社会に臨む立場と政策並びにこれに伴ってこれからの国内経済の運営に伴う諸問題について質問をすることにいたします。 まず初めに、過般イタリアのベネチアで行われたサミットについてであります。 今回のサミットは、昨年の東京サミット開催時に比べて世界経済の全般的状況が必ずしも明るくなく、巨額な対外不均衡の継続、発展途上国の債務累積問題、保護主義圧力の高まりなど、多くの困難な状況が……
○伊江朝雄君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和六十三年度予算三案に対しまして、賛成の討論を行います。 我が国経済は、一昨年末に景気の転換点を迎え、その後、政府の六兆円の緊急経済対策の効果が加わり、現在、景気は拡大の道を着実に歩んでおります。景気拡大の中身についても、最近の国民所得統計によって示されているとおり、個人消費が堅調なほか、住宅投資、民間設備投資、公共投資などの内需が大幅に伸びており、他方、物価は落ちついたままで過熱の気配はなく、また外需が減少することで対外不均衡是正が進むという、まことに理想的な形となっております。 内需主導による景気拡大、財政改革……
○伊江朝雄君 賀詞案起草に関する特別委員会における賀詞案起草の経過及び結果につきまして御報告申し上げます。 天皇陛下におかせられましては、来る二月二十三日のよき日に、皇太子殿下の立太子の礼を挙げさせられます。まことに慶賀の至りにたえません。 先ほどの本会議におきまして指名されました特別委員は、直ちに会議を開き、委員長の互選を行いましたところ、委員長に私、伊江朝雄が互選されました。 引き続いて、天皇陛下並びに皇太子殿下にささげる賀詞案の協議に入りました。 案文の起草に当たりましては、このたびの御盛典にふさわしい賀詞を作成することに努めまして、慎重に協議いたしました。 その結果、次のよう……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、御報告いたします。 本法律案は、本年四月から、永年在職表彰議員特別交通費の月額を二十五万円から三十万円に改めようとするものであります。 委員会におきましては、審査の結果、多数をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました国会法の一部を改正する法律案について、議院運営委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 本法律案は、国会法第四十一条第二項に規定されております衆議院の社会労働委員会について、これを厚生委員会と労働委員会とに分けることとするものでありまして、第百二十一回国会の召集の日から施行することといたしております。 委員会におきましては、まず提出者の森衆議院議院運営委員長から趣旨説明を聴取した後、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合の各派を代表して高木理事より、参議院改革協議会の合意に基づ……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました参議院規則の一部を改正する規則案について、提案の趣旨及びその内容を御説明いたします。 本案は、先般の国会法の一部改正により、社会労働委員会が厚生委員会と労働委員会とに分けられたことに伴い、両委員会の委員の数及び所管を定めるとともに、常任委員会の委員の数を変更しようとするものであります。 以下、その内容を申し上げます。 第一に、厚生委員会及び労働委員会の委員の数をそれぞれ十九人とすることとしております。 第二に、厚生委員会の所管を、社会福祉に関する事項外七項目とし、労働委員会の所管を、労働条件及び労働者保護に関する事項外六項目とすることとしております……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 まず、国会法の一部を改正する法律案は、第一に、常会は、毎年一月に召集するのを常例とすること、第二に、常会の召集詔書は、少なくとも十日前にこれを公布しなければならないこと、第三に、財政法第二十七条の規定を改め、内閣は、毎会計年度の予算を前年度の一月中に国会に提出するのを常例とすること、第四に、公布の日からこれを施行することを内容とするものであります。 常会の一月召集は、かねてより、参議院改革における懸案の一つとして、参議院における審議期間を十分に確保し、審議の充実を図るとの観点か……
○伊江朝雄君 ただいま議題となりました国会法の一部を改正する法律案につきまして、議院運営委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 本法律案は、国会法第四十一条第三項に規定されております衆議院の常任委員会について、新たに安全保障委員会を増設するものでありまして、第百二十三回国会の召集の日から施行することといたしております。 委員会におきましては、提出者の森衆議院議院運営委員長から趣旨説明を聴取した後、採決を行いましたところ、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告いたします。(拍手)
○国務大臣(伊江朝雄君) 井上議員にお答えを申し上げます。 沖縄開発庁といたしましては、ただいま総理からお答え申し上げましたとおり、沖縄の経済社会の現状にかんがみ、一期、二期に引き続きまして、第三期の振興開発計画の策定が必要であると考えております。沖縄県の要望を承るとともに、各省庁の協力を得まして、予算編成や税制改正等を通じ諸般の準備を進めているところでございます。 第三次の振興開発計画の策定に当たっては、従来の格差是正及び自立的発展の基礎条件の整備のほかに、沖縄の地域特性を十分に活用して、特色ある地域としての整備を進めてまいることが重要であると考えております。 先生から御指摘ございまし……
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