村沢牧参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○村沢牧君 私は、日本社会党を代表して、ただいま報告のありました農業白書、林業白書、漁業白書に関連をし、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 白書が分析しておりますように、五十二年度農業生産は一般に豊作となっていますが、農業所得の上昇は著しく鈍化をし、国民の食糧消費の停滞と農産物の輸入の増加によって、日本農業はまさに底をついております。 わが国林業は、不況によって木材需要が停滞をする中で、外材の輸入が増加して、国内林産物の収益性は著しく低下し、単に木材生産という面だけでなくて、国土保全の面からも憂慮すべき状態にあります。 二百海里元年と言われた昨年は、北洋漁場等で一千隻に及ぶ減船、八千……
○村沢牧君 ただいま議題となりました豪雪地帯対策特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、災害対策特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、特別豪雪地帯がいまなお後進性を余儀なくされている現状にかんがみ、特別豪雪地帯における基幹道路の整備の特例措置等を引き続き講じようとするものであり、その主な内容は、第一に特別豪雪地帯における基幹道路の改築も道府県が代行できる期限を昭和六十七年三月三十一日まで延長することとしております。第二に、特別豪雪地帯における公立の小学校及び中学校の施設等に対する国の負担割合を三分の二とする特例措置の適用期限を昭和六十六年度まで延長するこ……
○村沢牧君 私は、日本社会党を代表して、公職選挙法改正に関する特別委員長上田稔君の問責決議案を発議し、その趣旨説明をいたします。 まず、決議案を読み上げます。 公職選挙法改正に関する特別委員長上田 稔君問責決議案 本院は、公職選挙法改正に関する特別委員長上田稔君を問責する。 右決議する。 理由 公職選挙法改正に関する特別委員長上田稔君は、七月九日の委員会において、わが党提出の「公職選挙法の一部を改正する法律案」(参第二号)を議題として審議すべきにもかかわらず、理事会開会中に突如として委員会を自民党単独で開会し、野党の委員が出席できない物理的状況のなかで、独断……
○村沢牧君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました農林漁業の三白書に関連し、総理を初め関係大臣に質問いたします。 質問に先立って、私は、さきの北海道南大夕張炭鉱における災害について、多数の被災者の御冥福をお祈りするとともに、政府に事故原因の徹底した究明、被災者への手厚い救済措置などを求めたいと思うのであります。また、繰り返す災害に、鉱山保安の徹底指導など、再び災禍の起こらぬよう政府の厳しい姿勢を要求し、総理の答弁を求めます。 さて、本論に入ります。 農業白書は、農業の構造的な側面に焦点を当てて、農業、農村の現状を明らかにし、厳しい、また困難な問題に直面している農業の実態を詳……
○村沢牧君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案について、反対の討論を行います。 今日、我が国経済が当面する課題は、対外貿易摩擦激化を回避し、内需拡大によって円高デフレの払拭、外需依存型経済から内需主導型経済へと 転換を図ることであります。しかしながら政府は、もはや空念仏にしかすぎない「六十五年度特例公債脱却」に頑迷に固執し、財政が果たすべき機能を放棄するのみならず、内需拡大に必要不可欠な所得税減税を見送るとともに、六十一年度予算では相も変わらず防衛費を突出させ、福祉政策を後退させ、さらには地方へ負担を転嫁させるというびほう策を弄しているの……
○村沢牧君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました昭和六十一年度の財源確保法案について反対の討論を行います。 我が国の財政経済を取り巻く環境は極めて厳しく、東京サミットにおいて円高抑制のために何らかの合意を取りづけようとした中曽根総理のもくろみはもろくも失敗に終わり、逆に円高防止の協調介入の方途が閉ざされ、我が国の大幅な貿易黒 字の是正をねらった相互監視制度の強化に合意するなど、東京サミットに照準を合わせて行ってきたこれまでの政府の経済運営が完全に行き詰まり、その結果、円高デフレの様相をますます強くし、中小企業と国民生活に大きな不安を与えています。 一方、昭和六十一年度の経常収……
○村沢牧君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました日本鉄道株式会社法案、日本国有鉄道の解散及び特定長期債務の処理に関する法律案並びに日本鉄道株式会社退職希望職員等雇用対策特別措置法案について、その提案理由と概要について御説明申し上げます。 今、百十余年、国民とともに歩んできた国鉄が、二十一世紀を展望して、国民共有の財産としての公共交通として維持発展ができるのか、それとも採算性を第一義として、公共交通の役割を否定した分割・民営になるのか、重大な岐路に立っています。現在、国鉄が深刻な危機にあることはたれしもが共通に認識しているところであります。それだけに重要なことは、その危機の内容……
○村沢牧君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、さきに行われました中曽根総理の施政方針に対する質問をいたします。 戦後政治の総決算を金看板に掲げた中曽根内閣の誕生から四年四カ月、この間、中曽根総理は威勢よく改革と銘打った花火を打ち上げ、あたかもあすの日本が見違えるようによくなるような夢を振りまいてまいりました。しかし、今日、中曽根政治の軌跡を冷静に振り返ってみますると、国民生活にとっては改革と言うにはほど遠い幻想であったにすぎません。弱者切り捨ての福祉削減、平和憲法無視の軍備拡張、そして公約無視の大型間接税の導入など、戦後政治の総決算の実体が国民の目にもはっきりわかってまいりました。 中……
○村沢牧君 ただいま議題となりました国土開発幹線自動車道建設法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、国土開発の基盤である高速自動車交通網の整備を図るため、国土開発幹線自動車道建設法の別表を改め、北海道横断自動車道等の既定路線を一部延伸するとともに、日本海沿岸東北自動車道等の路線を新たに予定路線に追加するものであります。 委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、討論もなく、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本法律案に対し、小川理事よ……
○村沢牧君 ただいま議題となりました三法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 まず、道路整備緊急措置法及び奥地等産業開発道路整備臨時措置法の一部を改正する法律案は、道路を緊急かつ計画的に整備するため、新たに昭和六十三年度を初年度とする道路整備五カ年計画を策定するとともに、地方道路整備臨時交付金制度を拡充し、また、昭和六十三年度を初年度とする奥地等産業開発道路整備計画を策定するため、奥地等産業開発道路整備臨時措置法の有効期限を昭和六十八年三月三十一日まで延長するものであります。 委員会における質疑の詳細は、会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、……
○村沢牧君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。 まず、宅地建物取引業法及び積立式宅地建物販売業法の一部を改正する法律案は、最近における宅地及び建物の取引の実情にかんがみ、その公正を確保し、購入者の利益の保護と宅地及び建物の流通の円滑化を図るため、宅地建物取引業について、免許基準の強化、宅地建物取引主任者制度の改善、専任媒介契約制度の充実、事務所以外の場所において行った買い受けの申し込みの撤回等をすることができる期間の延長、手付金の保全制度の拡充等の措置を講ずるとともに、積立式宅地建物販売業について許可基準の強化等の措置を講ず……
○村沢牧君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、住宅・都市整備公団法等の一部を改正する法律案は、内需の拡大と公共施設の整備の促進を図るため、住宅・都市整備公団等が宅地の造成とあわせて行う公共施設の整備、土地区画整理組合等が土地区画整理事業として行う公共施設の整備、第三セクターが行う河川、砂防設備の整備等の各事業に、日本電信電話株式会社の株式の売り払い収入を活用した国の無利子貸し付けを行うことができるよう所要の法律の改正を行うものであります。 委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、……
○村沢牧君 ただいま議題となりました大都市地域における優良宅地開発の促進に関する緊急措置法案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、著しい住宅地需要が存する大都市地域において、良質な住宅地の円滑な供給を図るため、建設大臣による宅地開発事業の優良認定制度を創設し、税制上の優遇措置、関連公共施設の整備促進、資金の確保等の特別措置を講ずることにより、優良な宅地開発の促進を図ろうとするものであります。 委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して上田委員より反対の意見が述べられ、……
○村沢牧君 ただいま議題となりました都市再開発法及び建築基準法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、市街地における都市環境の改善、住宅、事務所等の供給促進の必要性が高まっている現状にかんがみ、市街地の計画的な再開発を推進するため、市街地再開発事業について施行区域要件の緩和、権利変換手続の特則の拡充等を行うとともに、一体的かつ総合的な市街地の再開発を誘導するための地区計画に関する都市計画を創設し、区域内の建築物等に対する制限の特例措置を講じようとするものであります。 委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知願います。……
○村沢牧君 ただいま議題となりました土地区画整理法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、土地区画整理事業を推進して健全な住宅市街地の造成を図るため、個人施行者制度を拡充するとともに、土地区画整理組合が施行する土地区画整理事業に参加組合員制度を創設するほか、小規模宅地に対する宅地地積の適正化の措置を拡充しようとするものであります。 委員会における質疑の詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して上田委員より反対の意見が述べられ、採決の結果、本法律案は多数をもって原案どお……
○村沢牧君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま提案のありました畜産関係法案に関連して、総理並びに関係大臣に質問します。 法案の内容について論議するに先立ち、今我が国の農業が重大な局面を迎えているとき、これまでの農政の総括と今後の基本政策についてただしておかなければなりません。 昭和三十六年に農業基本法が制定されて以来三十年近くがたちましたが、農業の現状は基本法の目的とは大きくかけ離れた存在になっています。多くの作物は思うような生産性の向上が図れないまま輸入農産物との競争を迫られ、減反の強化や価格の引き下げによっての農業所得の落ち込み、中核農家や農業後継者の減少、こうした結果、穀物……
○村沢牧君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました土地基本法案について、総理並びに関係大臣に質問を行います。 東京一極集中に端を発した今回の異常な地価の高騰は、大阪、京都を初めとする地方の主要都市に波及し、都市勤労者の住宅取得を不可能にするとともに、社会資本の整備を困難にし、生活環境の悪化を招き、また土地を持つ者と持たざる者との資産格差を拡大させるなど、国民生活に重大な影響を与えております。 総理、今や地価の大幅引き下げによる国民生活の安定が緊急の政策課題となっております。さらに、アメリカの百倍と言われる我が国の地価水準が国際的にも問題となり、日米構造協議において土……
○村沢牧君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま議題となりました補正予算案に対して反対の討論を行います。 この補正予算案は、総選挙を前に提出されたものと全く同じ内容であり、今までになく大型になっており、自民党の総選挙目当ての事業費が大幅に盛り込まれていることは周知の事実であります。 総選挙の結果、自民党が過半数を占めることになったことは、従来を上回る金権選挙、企業ぐるみの選挙が行われたこと、そして重要な選挙争点であった消費税について、自民党首脳が再見直しを公言したり、廃止や凍結を公約した自民党候補者もいたりして、消費税反対の逆風を詭弁によって巧みに逃げたことなどが指摘できますが、そ……
○村沢牧君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいま議題となりました平成五年度総予算三案に対し、反対の討論を行います。 ロッキード、リクルート、共和、佐川と続く一連の政治スキャンダルは多くの国民に深刻な政治不信を生じさせ、その解明も済まないうち、今度は金丸自民党前副総裁が巨額の不正蓄財とその脱税容疑で逮捕、起訴されました。佐川事件では政治家と暴力団のつながりが公となり、今回は政治家の派閥金権政治と錬金術の実態が白日のもとにさらされたのであります。国民の税金で発注する公共事業に関連して政治家と業界が癒着するということは、政治倫理の問題であるとともに、行政の責任が問われています。 金……
○村沢牧君 平成五年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会の経過及び結果を御報告申し上げます。 本院協議委員は、先ほどの本会議におきまして議長から指名をされました後、直ちに協議委員議長及び副議長の互選を行い、その結果、協議委員議長に私、村沢牧が、副議長に白浜一良君がそれぞれ選任されました。 なお、衆議院側におきましては、佐藤信二君が協議委員議長に、石川要三君が副議長に選任されました。 両院協議会の初会の議長はくじにより決することとなっておりますので、開会に先立ち抽せんを行いました結果、参議院側協議委員議長の私、村沢牧が議長に当選いたしました。 両院協議会におきましては、衆議院側の……
○村沢牧君 本院議員農林水産委員長大塚清次郎君は、去る十月三日、急性肝不全のため、佐賀県諸富町の小柳記念病院において急逝されました。 農林水産委員長に就任されてわずか二カ月、農業・農政問題に精通した君の本領がまさにこれから発揮されようとしたやさきのことであり、まことに痛恨のきわみと申すほかございません。 私は、ここに皆様の御賛同をいただき、議員一同を代表して、従四位勲二等故大塚清次郎君の生前の御功績をしのび、心から哀悼の言葉をささげたいと存じます。 君は、大正十年九月、佐賀県鹿島市でお生まれになりました。昭和十四年に佐賀県立佐賀商業学校を御卒業になり、その後、満州に渡られ、南満州鉄道会社……
○村沢牧君 戦後五十年の我が国の歴史に大きな足跡を残してきた日本社会党は、新しい時代に対応して、先日、一月十九日の党大会をもって社会民主党として生まれ変わりました。私は、その社会民主党・護憲連合を代表して、橋本総理並びに関係大臣に質問いたします。 村山前政権は、税制の改革、規制緩和推進計画の策定、地方分権推進法の制定などの大きな改革を実現する一方、原爆被爆者援護法の制定、水俣病問題の解決、戦後処理の推進などの長年の懸案事項も次々に解決してきましたし、さらに新ゴールドプランやエンゼルプラン、障害者プランを策定するなど、人にやさしい政治を推進してきました。こうした村山内閣の実績が多くの国民に認め……
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