溝手顕正参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○溝手顕正君 私は、自由民主党及び自由党を代表して、平成十年度補正予算に対して、賛成の討論を行うものであります。 本補正予算は、個人消費の低迷、雇用情勢の悪化、鉱工業生産の減少といった経済の後退や、金融機関の破綻に端を発する金融不安に適切に対処し、我が国経済を一両年のうちに回復軌道に乗せることを目標として編成された緊急経済対策を実施するためのものであります。短期的には十分な需要喚起が期待されるとともに、二十一世紀型社会の構築に向けて経済構造改革を進めることにより、景気回復の動きを中長期的な安定成長につなげていくという方向に合った予算となっており、大いに賛意を表するものであります。 以下、平……
○溝手顕正君 私は、自由民主党及び自由党を代表して、ただいま議題となっております国旗及び国歌に関する法律案に賛成し、民主党提出の修正案に反対の立場から討論をいたします。 まず第一に、我が国の国旗日の丸、国歌君が代は国民の間に広く深く定着しており、二十一世紀を目前に控えた現在、その法制化を実現することはまことに時宜を得たものと高く評価されるものです。 歴史をひもときますと、日の丸あるいは君が代は一千年以上も前にその起源を持ち、歴史、文化、伝統を反映し、長きにわたり国民各層に親しまれてまいりました。日の丸は、日出る我が国を象徴する世界に冠たる国旗であります。また、君が代は祖先が歌い継いできた祝……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました法律案につきまして、国土・環境委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、国、特殊法人等及び地方公共団体が行う公共工事の入札及び契約について、その適正化の基本となるべき事項を定めるとともに、情報の公表、不正行為等に対する措置及び施工体制の適正化の措置を講じ、あわせて適正化指針の策定等の制度を整備すること等により、公共工事に対する国民の信頼の確保とこれを請け負う建設業の健全な発達を図ろうとするものであります。 委員会におきましては、本法律案の目的と効果、談合その他の不正行為の排除方策、入札・契約制度改善のための取り組み、元請下請関係……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました法律案につきまして、国土・環境委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、衆議院提出に係るものでありまして、多数の区分所有者が居住するマンションの重要性が増大していることにかんがみ、マンションにおける良好な居住環境の確保を図るため、国土交通大臣がマンション管理適正化指針を定めることとするとともに、マンション管理士制度を創設し、マンション管理業者の登録制度を実施する等、マンションの管理の適正化を推進するための措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、マンション管理士の必要性及び需要、マンション修繕積立金の分別管理、……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました三法律案につきまして、総務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、地方税法等の一部を改正する法律案は、自動車の環境に及ぼす影響に応じた自動車税の特例措置の創設、被災住宅用地に係る固定資産税及び都市計画税の特例措置の創設、一定の者に関する輸入軽油に係る軽油引取税の課税の時期の見直し等の措置を講ずるほか、非課税等特別措置の整理合理化等を行おうとするものであります。 また、地方交付税法等の一部を改正する法律案は、地方財政収支が引き続き著しく不均衡な状況にあること等にかんがみ、平成十三年度分の地方交付税の総額の特例措置を講ずるほか、平成十四……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました二案件につきまして、総務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、恩給法等の一部を改正する法律案は、最近の経済情勢等にかんがみ、本年四月分から、普通恩給等の最低保障額、公務関係扶助料に係る遺族加算、傷病者遺族特別年金の基本年額及び扶養加給等についてそれぞれ増額を行うことにより、恩給受給者に対する処遇の改善を図ろうとするものであります。 委員会におきましては、恩給制度の改善のあり方、恩給法等における国籍条項に基づく取り扱い、今後における戦後処理の方向性等について質疑が行われました。 質疑を終局し、採決の結果、本法律案は全会一致をもって……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました法律案につきまして、総務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、郵便振替の加入者である金融機関の利便の向上を図るため払い出しの特例を設けることとするとともに、国民年金の保険料について、これを納付すべき者の郵便振替口座の預かり金から払い出すことにより納付することができることとするほか、簡易郵便局における委託事務に国民年金の保険料の収納に関する郵政窓口事務を加えることとする等を行おうとするものであります。 委員会におきましては、郵便局と民間金融機関との間のATM相互利用の現状と取扱手数料、公社移行後の資金決済方法変更の可能性、郵政……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました法律案につきまして、総務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、最近の通信・放送分野における技術革新等による電気通信回線の広帯域化の進展にかんがみ、通信と放送の伝送路の共用に係る規制の合理化を図るため、電気通信役務を利用して行う放送の制度を設けようとするものであります。 委員会におきましては、放送事業者に対する外資規制のあり方、通信と放送の融合を進める上での課題等について質疑が行われました。 質疑を終局し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して富樫練三委員より反対の意見が述べられ、採決の結果、本法律案は多数をもって原案……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、総務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、通信・放送融合技術の開発の促進に関する法律案は、高度情報通信ネットワーク社会の形成に寄与するため、インターネットを利用する電気通信の送信の役務及びデジタル信号による送信をする放送の役務をあわせて利用することができるようにするための基盤となる通信・放送技術の開発を促進するための措置を講じようとするものであります。 次に、電気通信基盤充実臨時措置法の一部を改正する法律案は、電気通信による情報の流通の円滑化のための基盤の一層の充実を図るため、電気通信基盤充実臨時措置法が廃止……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました法律案につきまして、総務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、電気通信事業の公正な競争の促進を図る等のため、市場支配的な電気通信事業者の業務の適正な運営の確保、卸電気通信役務制度の導入、電気通信事業者間の紛争処理の円滑化及び基礎的電気通信役務の提供の確保のための措置を講ずるほか、東日本電信電話株式会社及び西日本電信電話株式会社が営むことができる業務を追加する等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、電気通信事業における新たな競争政策についての考え方、NTTに対する外資規制のあり方、ユニバーサルサービスの……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました法律案につきまして、総務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、最近の経済情勢等を踏まえ、個人投資家の市場参加の促進等の観点から、個人住民税について所得割の納税義務者が、平成十三年十月一日から平成十五年三月三十一日までの期間内に、所有期間が一年を超える上場株式等の譲渡をした場合において、当該譲渡所得の金額から百万円を控除しようとするものであります。 委員会におきましては、国と地方の間の税財源の見直し、改正案の株式市場活性化に対する有効性、証券税制をめぐる抜本的見直しの必要性、国の政策減税を地方へ連動させることの是非等について質……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、総務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、行政機関が行う政策の評価に関する法律案は、社会経済情勢に応じた効果的かつ効率的な行政の推進に資する等のため、行政機関が行う政策の評価の客観的かつ厳格な実施を推進し、その結果の政策への適切な反映を図るとともに、政策の評価に関する情報を公表する等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、政策評価のあり方及び評価結果の取り扱い、行政監察及び会計検査と政策評価との違い、制度運営における総務省の主導的地位の確認等について質疑が行われました。 質疑を終局しま……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、総務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、消防法の一部を改正する法律案は、化学物質の火災及び生産流通の実態等にかんがみ、危険物の保安の確保を図るため、危険物の品名を追加するとともに、引火性液体の性状を有する危険物の規制の合理化を図るため、引火点の上限を定める等の措置を講じようとするものであります。 次に、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の一部を改正する法律案は、消防団員等による消防または水防の活動に係る環境のさらなる整備を図るため、消防団員等公務災害補償等共済基金等が行う福祉事業に、消防団員等が……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました法律案につきまして、総務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、今国会で承認された相互承認に関する日本国と欧州共同体との間の協定の実施に必要な国内法の整備を講ずるために提出されたものであります。 その内容は、同協定の適確な実施を確保するため、通信端末機器、無線機器及び電気製品に係る国外適合性評価事業に関する認定等に必要な事項を定めるほか、電気通信事業法、電波法及び電気用品安全法の特例を定める等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、相互承認に伴う安全性の確保の必要性と事故発生時における責任の所在、国内製……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました法律案につき、議院運営委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、従来、国や地方公共団体の仕事とされてきた事務が独立行政法人、地方独立行政法人等に移っていることから、これらの法人や一定の特殊法人等が、国、地方公共団体と同様に、その出版物を国立国会図書館に納入する制度を設けようとするものであります。 委員会におきましては、審査の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○溝手顕正君 参議院の組織及び運営の改革に関する協議会の設置について御報告申し上げます。 参議院改革につきましては、これまで歴代の議長の下、議員並びに各会派の御努力によりまして検討が重ねられ、実績を上げてまいりました。 決算の早期審査・早期提出の問題、ODA派遣の問題等に関する協議が一応の決着を見たことを踏まえて、去る十一月二十四日、議長の主宰により、各会派代表者懇談会が開かれました。同懇談会におきましては、参議院の組織及び運営について改革を進めるため、改めて参議院改革協議会を設置する旨の合意がなされました。 これを受けまして、本日、議院運営委員会におきまして、議長の下に、参議院の組織及……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案に係る決議案につきまして、発議者を代表し、提案申し上げます。 案文を朗読いたします。 日米交流百五十周年に当たり日米友好関係の増進に関する決議案 今から百五十年前の一八五四年、我が国は日米和親条約に調印した。我が国はこの条約によってアメリカ合衆国との公式な関係を樹立し、近代世界に第一歩を踏み出すこととなった。 太平洋を結んで友好親善の関係を築いた日米両国は、その後、戦火を交えるという不幸な一時期を経験したが、両国国民の努力により、これを乗り越え、幅広い分野で確固たる二国間関係を育むに至っ……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案に係る決議案につきまして、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の御賛同を得て、発議者を代表し、提案申し上げます。 案文を朗読いたします。 スマトラ沖大地震・大津波被害に際し国際的支援活動において我が国が果たすべき役割に関する決議案 昨年十二月二十六日に発生したスマトラ沖大地震及びインド洋大津波は、被災国の人々はもとより、我が国を含む世界中の多くの人々に甚大な被害をもたらした。 本院は、ここに、犠牲となられた方々とそのご家族に対し深甚なる哀悼の誠を捧げるとともに、被災された方々に対し衷心より……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案に係る両決議案につきまして、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の御賛同を得て、発議者を代表し、提案申し上げます。 まず、日露通好百五十周年に当たり日露関係の飛躍的発展に関する決議案について申し上げます。 案文を朗読いたします。 日露通好百五十周年に当たり日露関係の飛躍的発展に関する決議案 一八五五年に日魯通好条約が調印され、両国の間に公式な関係が樹立されるとともに、択捉島とウルップ島の間に両国の国境が平和裡に画定された。同条約の調印から、本年は百五十周年に当たる。日露両国の先人は、粘り強い……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました参議院規則の一部を改正する規則案につきまして、提案の趣旨及びその内容を御説明申し上げます。 本規則案は、昨年の常会において成立いたしました日本学術会議法の一部を改正する法律の施行に伴い、常任委員会の所管に関する規定の改正を行おうとするものでございます。 すなわち、同法の施行により、本年四月一日、総務省の特別の機関として置かれている日本学術会議が内閣府の特別の機関に移行することに伴い、日本学術会議の所管に属する事項を文教科学委員会の所管から内閣委員会の所管に変更することといたしております。 以上が本規則案の提案の趣旨及び内容でございます。 何とぞ御賛……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案に係る決議案につきまして、社会民主党・護憲連合の御賛同を得て、発議者を代表し、提案申し上げます。 案文を朗読いたします。 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する決議案 本格的な少子高齢社会の進展の中で社会保障制度は深刻な状況にあり、年金をはじめとする社会保障制度に対する国民の不安・不信は根強いものがある。この事態をわが国社会の将来を左右する重大なことと受け止め、国民の信頼と安心を確保するための改革を実現することが政治の責任である。 この改革は一刻の猶予も許されないものである。出生……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、議院運営委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、国立国会図書館法の一部を改正する法律案は、国立国会図書館の館長等の待遇に関する規定を削るとともに、核燃料サイクル開発機構及び日本原子力研究所が解散することに伴う所要の規定の整理を行おうとするものであります。 委員会におきましては、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党の三会派を代表して金田理事から施行期日に関する修正案が提出されました。 採決の結果、修正案及び修正部分を除く原案はいずれも全会一致をもって可決され、本法律案は修正議決すべきものと決定いたしました。 ……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました三法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、国会法及び国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案は、国会議員の歳費月額について、本年八月の人事院勧告に係る給与構造改革による内閣総理大臣等の特別職の国家公務員の給与改定が行われるに当たり、特別職について設けられている平成二十一年度までの現給保障措置を適用せず、これに先立って、平成十八年四月から、直ちに約一・七%減額する等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、採決の結果、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定い……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、現下の社会経済情勢にかんがみ、国会議員互助年金法を廃止しようとするものであります。これに伴い、退職者の普通退職年金を一定程度減額し、高額所得による年金の停止措置を強化するとともに、現職国会議員について、退職者以上の減額措置を定める等の経過措置等を定めようとするものであります。 委員会におきましては、採決の結果、多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○溝手顕正君 ただいま議題となりました国会職員法の一部を改正する法律案につきまして、議院運営委員会を代表して、その提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 本法律案は、国会職員が留学中又は留学終了後早期に離職した場合に、一般職の国家公務員の例により、国が支出した留学費用の全部又は一部を償還させようとするものであります。 以上が本法律案の趣旨及び内容でございます。 何とぞ御賛同いただきますようにお願い申し上げます。(拍手)
○溝手顕正君 ただいま議題となりました自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案に係る決議案につきまして、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の御賛同を得て、発議者を代表し、提案申し上げます。 案文を朗読いたします。 水俣病公式確認五十年に当たり、悲惨な公害を繰り返さないことを誓約する決議案 行政が公害の原点とされる水俣病を公式に確認してから、五十年が経過した。本院は、有機水銀廃液による水俣病という未曾有の公害の犠牲になり、尊い生命を亡くされた方々に心から追悼の誠を捧げるとともに、残されたご遺族の悲しみ、今なお闘病のなかにある被害者とそのご家族の苦痛と苦難に深く思いを致す……
○国務大臣(溝手顕正君) 犬塚先生の御質問にお答えいたします。 まず初めに、国内のテロ対策についてお尋ねがありました。 御指摘のとおり、テロの脅威につきましては、公共交通機関や原子力関連施設等に対する攻撃のほか、NBCテロについても想定する必要がございます。 警察といたしましては、事前にいかにその兆候をつかむかが重要であり、そのためには徹底した情報収集が必要であると認識いたしております。その上で、警察ではNBCテロに備えたNBCテロ対策部隊や原子力関連施設を警戒する銃器対策部隊等を設置しており、関係行政機関や事業者等と合同訓練を行うなどして各種テロに備えているところであります。 引き続……
○国務大臣(溝手顕正君) 千葉議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、少年事件の増加と凶悪化、低年齢化についてお尋ねがございました。 平成十八年中に検挙されました刑法犯少年は三年連続で減少をしておりますが、人口千人当たりの刑法犯少年の検挙人員は成人に比べて約六倍となっております。依然として高水準にあると認識をいたしております。また、凶悪犯で検挙された少年はここ三年ほど同じように減少はしております。平成十八年には一千百七十人となっておりますが、いまだ楽観できる状態にあるとは思っておりません。さらに、刑法犯の罪に触れる行為を行って補導された触法少年は、平成十二年以降二万人前後で推移をしており……
○国務大臣(溝手顕正君) 松岡議員の質問にお答えいたします。 取調べの完全可視化の件でございます。 警察におきましては、取調べを行うに当たって、憲法、刑事訴訟法、その他法令を遵守し、人権を不当に侵害することがないよう十分に配慮し、供述の任意性、信用性の確保に努めていると承知いたしております。 警察は第一次捜査機関として事案の真相を明らかにすることを重要な任務としており、被疑者の取調べもその目的のために行っているものであります。取調べの録音、録画を実施した場合には、被疑者との信頼関係の構築が阻害されることはないか、あるいは組織犯罪の検挙、情報収集が困難になることはないか、あるいは第三者のプ……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました平成二十年度補正予算三案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 補正予算三案は、去る九月二十九日、国会に提出され、衆議院からの送付を待って、十月九日、財務大臣から趣旨説明を聴取した後、十四、十五日及び本日の三日間にわたり、麻生内閣総理大臣及び関係各大臣に対し、質疑を行いました。 以下、質疑の若干につき、その要旨を御報告申し上げます。 まず、「衆議院の解散・総選挙についてどう考えているのか。直ちに解散すべきではないか」との質疑があり、これに対し、麻生内閣総理大臣より、「今、特に中小企業の資金繰りが大変厳しい状況にあり、世論調……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました平成二十年度第二次補正予算三案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 補正予算三案は、去る一月五日、国会に提出され、衆議院から送付の後、十九日には、民主党・新緑風会・国民新・日本及び社会民主党・護憲連合から、定額給付金の経費を削る旨の一般会計補正予算及び特別会計補正予算に対する修正案が提出されました。補正予算三案は、十九日、財務大臣から趣旨説明を聴取するとともに、福山委員より両修正案の趣旨説明が行われました。 以後、原案及び両修正案について一括して審議を行い、十九日から本日まで四日間にわたり、麻生内閣総理大臣及び関係各大臣並……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました平成二十一年度予算三案につきまして、予算委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 平成二十一年度予算三案は、去る一月十九日、国会に提出され、三月四日、財務大臣より趣旨説明を聴取した後、翌五日より質疑に入りました。 三月十七日には公聴会を開催するほか、二十四日及び二十五日には各委員会に審査を委嘱し、また、予備審査中の二月十六日及び十七日の二日間、山口県及び広島県に委員を派遣して現地調査を行うなど、本日まで熱心に審査を行ってまいりました。 以下、質疑のうち若干につき、その要旨を御報告申し上げます。 まず、経済問題について、「米国発の経済金……
○溝手顕正君 ただいま議題となりました平成二十一年度補正予算三案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 補正予算三案は、去る四月二十七日、国会に提出され、衆議院からの送付の後、五月十九日、財務大臣から趣旨説明を聴取し、翌二十日から本日まで、麻生内閣総理大臣及び関係各大臣に対し、質疑を行ってまいりました。 以下、質疑の若干につき、その要旨を御報告申し上げます。 まず、経済問題について、「日本経済の現状認識はどうか。世界同時不況の下、政府はどう対応していくのか」との質疑があり、これに対し、麻生内閣総理大臣及び関係各大臣並びに日本銀行総裁より、「実質GDPが二・四半……
○溝手顕正君 皆さん、おはようございます。自由民主党の溝手顕正であります。 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、所信表明演説並びに財政演説に対し、質問をいたします。 質問に先立ちまして、東日本大震災により亡くなられた方々の御冥福を改めてお祈りいたしますとともに、御遺族並びに被災された皆様に対し、心よりお見舞いを申し上げます。 また、現在、タイの洪水及びトルコの地震により、大きな被害が出ております。被害を受けられた皆様に対し、心よりお見舞いを申し上げます。東日本大震災に際していただいた両国からの御支援に報いるためにも、政府は速やかな支援策を講じるべきであります。 タイの洪水については……
○溝手顕正君 自由民主党の溝手顕正です。 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、政府四演説について質問いたします。 総理は、施政方針演説で、「一身独立して一国独立す」という福沢諭吉の言葉を引いて、私たち自身が自立して力強い日本をつくっていこうと呼びかけられました。病から復活された総理自身の姿とも、また震災から復興しつつある東北の姿とも重なり、大変説得力のあるお言葉だったと思います。 本日、私からは、我が国が自立に向け、直面する三つの課題、外交、経済、震災復興について総理のお考えを伺いたいと思います。 今後の日米関係と我が国の外交についてでございます。 まずは、外交問題から伺います。……
○溝手顕正君 祝辞。私は、皆様のお許しをいただき、本院議員一同を代表して、ただいま永年在職のゆえをもって表彰されました田中直紀先生に対しまして、一言お祝いの言葉を申し述べさせていただきます。 田中先生は、昭和五十八年の第三十七回衆議院議員総選挙において初当選をされて以来、三回の当選を重ねられ、九年五か月にわたり衆議院議員として御活躍をしてこられました。その後、平成十年の第十八回参議院議員通常選挙において当選され本院議員に転じ、連続して三回の当選を重ねられ、この度、国会議員として在職二十五年に達せられたのであります。 この間、田中先生は、外交防衛委員長、政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別……
○溝手顕正君 自由民主党の溝手顕正でございます。 明日質問に立つ予定の吉田博美議員と二人で分担して、自由民主党を代表いたしまして、安倍総理の施政方針演説について質問をいたします。 本年、平成二十六年はうま年であります。安倍総理は年男で、今年還暦を迎えられるとのことであります。私も同じうま年生まれであります。総理とは一回り違うわけですが、同じうま年同士として、安倍総理にとって今年が良い年になりますよう応援していきたいと思っております。 昨年一年間、総理は休む暇もなく文字どおり駆け抜けてこられましたが、今年のお正月は少しはお休みになられたでしょうか。 本日は参議院での今年最初の質問ですので……
○溝手顕正君 私は、皆様のお許しをいただき、本院議員一同を代表して、ただいま永年在職のゆえをもって表彰されました尾辻秀久先生に対しまして、一言お祝いの言葉を申し述べさせていただきます。 尾辻先生は、平成元年の第十五回参議院議員通常選挙において初当選をされて以来、連続して五回の当選を重ねられ、今日まで二十五年の長きにわたり本院議員として御活躍をしてこられました。 この間、尾辻先生は、国民福祉委員長、選挙制度に関する特別委員長、個人情報の保護に関する特別委員長、行政改革に関する特別委員長、予算委員長及び参議院副議長等の重責を担われ、また、総務政務次官、沖縄開発政務次官及び財務副大臣を経て、小泉……
○溝手顕正君 自由民主党の溝手顕正です。 私は、参議院自民党を代表して、安倍総理大臣の施政方針演説について総理に質問をいたします。 総理は、施政方針演説で、戦後以来の大改革を掲げられました。経済再生と財政再建、社会保障改革の同時達成、農政改革やオープンな世界を見据えた改革、エネルギー市場改革、地方創生。政府・与党が取り組むこれらの改革は、少子高齢化やグローバル化など、先進国を始めとする多くの国々が直面する課題への対応でもあります。 是非、東京オリンピック・パラリンピックの開催される二〇二〇年に向け、震災からの復興と、戦後以来の大改革を成功させ、成熟国家としての歩みを進める我が国の姿を全世……
○溝手顕正君 私は、皆様のお許しをいただき、本院議員一同を代表して、ただいま永年在職のゆえをもって表彰されました木村義雄先生に対しまして、一言お祝いの言葉を申し述べさせていただきます。 木村先生は、昭和六十一年の第三十八回衆議院議員総選挙において初当選をされて以来、連続して七回の当選を重ねられ、二十三年二か月にわたり衆議院議員として御活躍をしてこられました。その後、平成二十五年の第二十三回参議院議員通常選挙において当選され、本院議員に転じ、この度、国会議員として在職二十五年に達せられたのであります。 この間、木村先生は、衆議院におきましては、逓信委員長、厚生委員長及び災害対策特別委員長等の……
○溝手顕正君 私は、皆様のお許しをいただき、本院議員一同を代表して、ただいま永年在職のゆえをもって表彰されました前田武志先生に対しまして、一言お祝いの言葉を申し述べさせていただきます。 前田先生は、昭和六十一年の第三十八回衆議院議員総選挙において初当選をされて以来、連続して四回の当選を重ねられ、十四年にわたり衆議院議員として御活躍をしてこられました。その後、平成十六年の第二十回参議院議員通常選挙において当選され、本院議員に転じ、平成二十二年に当選を重ねられ、この度、国会議員として在職二十五年に達せられたのであります。 この間、前田先生は、衆議院においては、沖縄及び北方問題に関する特別委員長……
○溝手顕正君 私は、自由民主党を代表して、安倍内閣総理大臣の施政方針演説を始めとする政府四演説について、安倍総理に質問をいたします。 総理は施政方針で、経済成長、地方創生、一億総活躍、より良い世界への挑戦という四つの柱を述べられましたので、本日はその柱に沿って質問をさせていただきたいと思います。 初めに、先日行われました大相撲初場所において、大関の琴奨菊関が日本出身力士として十年ぶりの優勝を果たされたことに対し、心よりお祝いを申し上げたいと思います。横綱三人を倒しての見事な優勝は、国民にやればできるという勇気を与えてくれた快挙であります。 また、同じ二十四日に行われた沖縄県の宜野湾選挙に……
○溝手顕正君 私は、皆様のお許しをいただき、本院議員一同を代表して、ただいま永年在職のゆえをもって表彰されました小坂憲次先生に対しまして、一言お祝いの言葉を申し述べさせていただきます。 小坂先生は、平成二年の第三十九回衆議院議員総選挙において初当選をされて以来、連続して六回の当選を重ねられ、十九年七か月にわたり衆議院議員として御活躍をしてこられました。その後、平成二十二年の第二十二回参議院議員通常選挙において当選され、本院議員に転じ、この度、国会議員として在職二十五年に達せられたのであります。 この間、小坂先生は、衆議院においては、財務金融委員長、議院運営委員長等の重責を担われ、また、本院……
○溝手顕正君 この度の各地での台風による豪雨災害や地震による災害でお亡くなりになられた方々に心より哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様方に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。また、災害復旧復興に御尽力をいただいている皆様方に感謝を申し上げます。 そのような中、誠に恐縮でございますが、お許しをいただき、一言お礼の挨拶を申し上げます。 ただいま、院議をもちまして在職二十五年の永年在職議員として栄えある表彰を敬愛する柳本卓治先生と共に賜りますことを大変光栄に存じ、心から御礼を申し上げます。 また、橋本聖子先生より丁重なる御祝辞をいただき、誠にありがとうございました。厚く御礼を申し上げ……
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