大沢辰美参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました法案のうち、政府提案の三法案について、小渕総理に質問いたします。 我が国は今、消費大不況と財政危機が同時に進む深刻な事態にあります。これを打開するために、今、政府がやるべきことは、国民の個人消費の冷え込みを温める思い切った対策をとるとともに、必要のない大型公共事業などの浪費的な支出を削減することであります。 ところが、総理は、財政再建を大きな重い課題だとしながらもこれを先送りし、当面の景気回復に全力を尽くすためにこの法案を提出したと説明しています。しかし、この法案によって、国民が願っている景気回復に効果があるとは到底言えない……
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました食料・農業・農村基本法案について、総理及び農林水産大臣に対し、質問をいたします。 我が国の食料自給率はわずか四一%と世界最低の水準にまで落ち込んでいます。輸入の増大、農産物価格の低迷で農家は何をつくっても経営は成り立たず、農家数は一九六〇年の六百五万戸からほぼ半減し、専業農家もこの期間に五分の一にまで減少しています。高齢化が進み、農業集落が相次いで消滅するなど、食料供給の基盤を揺るがしかねない事態となっています。 このような中で、国民の生存に係る課題として、食料自給率の向上は新たな基本法の中心的課題に据えるべきであります。早……
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、財政演説について総理並びに関係大臣に質問をいたします。 最悪の記録を次々と塗り替え、失業率と倒産は非常に厳しい状態になっています。仕事は相変わらずない、貯金を取り崩して生活をしている、家賃が払えなくなり子供の学資保険を解約して生活費に充てていると、こういう人たち、卒業しても職のない若者たちが今全国各地の職業安定所に押し寄せています。暮らしと経済をどう立て直すのか、政治に課せられた責任は重大であります。 そこでまず、雇用と失業問題についてであります。 二次にわたる補正予算の必要性について、総理は、雇用の問題について改革の痛みを和らげるために是非とも……
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、都市再生特別措置法案及び都市再開発法等改正案について、質問をいたします。 今、東京を始め大都市部ではバブルの時代に大企業が買いあさった土地を虫食い状態で放置され、都市の荒廃が広がっています。それは、土地投機で地上げ屋が強制的に土地を買いあさり、固定資産税や相続税が急激に上がって払えなくなった住民は生まれ育った土地を泣く泣く追い出されたからです。今日、その最大の教訓は、住民の皆さんの生活の場である家や土地を投機の対象とせず、住民本位の街づくり、都市づくりを進めることではないでしょうか。 大臣は、バブルの時代の土地投機が住民を追い出し都市の荒廃につなが……
○大沢辰美君 日本共産党を代表して、社会資本整備重点計画法案及び社会資本整備重点計画法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について質問をいたします。 法案の質問に先立ち、緊迫度を増すイラク情勢について総理の見解を伺います。 ブッシュ大統領は、フセイン大統領に四十八時間以内に亡命することを求め、これに従わない限り軍事攻撃を開始するという演説を行いました。続いて、小泉総理はいち早くアメリカの態度を支持することを明らかにしました。 これは、無理やり査察を打ち切って戦争に切り替えようというものであり、全く道理のない一方的な戦争計画だと言わなければなりません。ところが、国際秩序を無視するアメ……
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、小泉内閣による陸海空三自衛隊のイラク派兵を承認することに反対の討論を行います。 今回の派兵は、今なお戦争状態にあるイラクに武装した自衛隊を派兵し、米英による軍事占領支配に参加し、その一翼を担おうとするものであります。これは、戦後かつてなかったことであり、武力による威嚇、武力の行使、交戦権を否認した憲法九条に真っ向から違反し、到底許されるものではありません。 衆議院での自民党、公明党の数の力による審議打切り、強行採決という事態を受けて始まった参議院でのわずか三日間の特別委員会の審議でさえ問題点が噴出し、戦争の根拠も派兵の根拠もことごとく崩れ去っていま……
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇二年度決算及び当面する重要課題について総理に質問をいたします。 改革断行予算と銘打って小泉内閣によって編成された二〇〇二年度予算は、結局は、医療費を始めとする社会保障の本格的な改悪と国民負担増に踏み出し、低迷する個人消費に冷水を浴びせたばかりか、国民の生活不安を一挙に増大させるものでした。 今、政府は、景気は着実に回復していると言っていますが、国民の実感とは大きく懸け離れています。輸出大企業などの収益が急増している一方で、国民の暮らしは、勤労者世帯の年収が小泉内閣のこの約三年間で四十三万円も落ち込み、内閣府の世論調査でも生活に不安を持つ人が史……
○大沢辰美君 私は、日本共産党を代表して、道路公団関係四法案について、小泉総理に質問いたします。 この法案は、日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団、本州四国連絡橋公団の四つの公団を六つの民営化会社にし、その資産と借金を受け継ぐ独立行政法人債務返済機構を設立するための法律です。 法案の質問の前に、首都圏中央連絡自動車道路、いわゆる圏央道の裁判について質問いたします。 去る二十二日に、圏央道の建設に関する国の事業認定と東京都収用委員会裁定を取り消す東京地裁の判決が出されました。この判決は、高速道路建設の在り方を根本から見直すことを求め、次のことを明らかにしました。 その内容は、……
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