岡田直樹参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○岡田直樹君 自由民主党の岡田直樹でございます。 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました日本国憲法の改正手続に関する法律案について、発議者に質問をいたします。 日本国憲法には多くの国民の権利が規定されておりますが、その中に一つ、極めて重要でありながら、ないがしろにされてきた権利がございます。それは、国の基本法である憲法を改正すべきか否か、主権者たる国民自らが投票して決定する権利であります。 趣旨説明のとおり、日本国憲法九十六条には憲法改正の規定があり、その不可欠の手続として国民投票が明記されています。にもかかわらず、憲法施行から六十年間、国民投票の具体的なルールが一切なかっ……
○岡田直樹君 私は、自由民主党、公明党を代表して、ただいま議題となりました決議案に対し、簡潔に、しかし断固として反対の討論を行います。 イラク人道復興支援活動は、フセイン軍事独裁政権が打倒された後、イラク国民による自主的な国家再建の努力を支援する国際社会の取組に対し、我が国として主体的、積極的に寄与する重要な活動であります。 イラクは今なお復興の途上にあり、国連やイラク政府も我が国に支援活動の継続を要請しております。こうした事実にかんがみ、本年七月三十一日に期限を迎えるイラク特措法を二年間延長する一部改正は、日本が国際社会に名誉ある地位を占め、世界の平和と自由を確保するためにも必要不可欠な……
○岡田直樹君 私は、自由民主党の岡田直樹です。自由民主党・改革クラブを代表して、鳩山総理並びに関係閣僚に質問をいたします。 まず、改めて想像を絶するハイチの大地震の犠牲者にお悔やみを申し上げ、被災者にお見舞いを申し上げます。しかし、総理が施政方針演説の冒頭、いのちを守りたいと述べたことを思えば、今回の地震で日本政府の対応が遅れたことは残念でありました。世界のいのちを守りたいと言う以上、今後どのような復興支援策を講じていくか、まずお示しをいただきたいと思います。 さて、鳩山総理は、施政方針演説でいのちを守りたいとうたわれました。これには同感でありますが、その内容たるや観念的、情緒的あるいは幻……
○岡田直樹君 私は、自由民主党を代表して、国土交通大臣馬淵澄夫君問責決議案に対し、賛成の立場から討論を行います。 以下、本決議案に賛成する理由を申し上げます。 まず初めに、尖閣諸島沖で領海侵犯をした中国漁船が海上保安庁巡視船に体当たりをした事案に関する対応であります。 中国漁船による巡視船への衝突映像は、十一月四日夜、インターネットに流出し、十一月十日には神戸海上保安部所属の海上保安官が自分が流出させたと名のり出ました。本来であれば、事件直後に映像を政府が公開し、中国漁船がいかに危険な衝突を繰り返したかを国民や諸外国に知らしめることが必要であり、それによって中国が数々の強硬な措置に出るこ……
○岡田直樹君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、国土交通委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、津波防災地域づくりに関する法律案は、津波による災害を防止・軽減し、将来にわたって安心して暮らすことのできる安全な地域の整備、利用等を総合的に推進することにより、津波による災害から国民の生命、身体及び財産の保護を図るため、国土交通大臣による基本指針の策定、市町村による推進計画の作成、推進計画区域における一団地の津波防災拠点市街地形成施設に関する都市計画に関する事項等について定めるとともに、津波災害警戒区域における警戒避難体制の整備、津波災害特別警戒区域における一定の開……
○岡田直樹君 ただいま議題となりました法律案につきまして、国土交通委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、大規模地震発生時における都市再生緊急整備地域内の滞在者等の安全確保を図るため、都市再生緊急整備協議会による安全確保計画の作成、安全確保施設協定制度の創設等、所要の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、協議会の設立促進支援策の在り方、法案の対象外となる地域における帰宅困難者対策推進の必要性、災害時要援護者の安全確保の重要性、関連予算規模の拡充の必要性等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終局し、採……
○岡田直樹君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、国土交通委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、特定タンカーに係る特定賠償義務履行担保契約等に関する特別措置法案は、イラン産原油を輸送するタンカーについて、欧州連合による再保険の引受け禁止措置により、船舶油濁損害賠償保障法に規定する保障契約の締結等が困難となることに対応して、特定タンカー所有者との間で特定賠償義務履行担保契約を締結する者に対し、当該担保契約の義務の履行として支払われる金銭の額に相当する金額の交付金を政府が交付するなどの特別の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、欧州連合の動……
○岡田直樹君 ただいま議題となりました四法律案のうち、海上運送法の一部を改正する法律案外二法律案につきまして、国土交通委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、海上運送法の一部を改正する法律案は、我が国の安定的な国際海上輸送の確保を推進するため、航海命令に際して日本船舶として確実かつ速やかに航行することが可能な外国船舶を準日本船舶として認定し、当該準日本船舶が日本船舶に転籍するために必要となる船舶の大きさの測定に関する手続の特例等の措置を講じようとするものであります。 次に、海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律等の一部を改正する法律案は、海洋汚染防止条約の附属書の改正……
○岡田直樹君 ただいま議題となりました二法律案につきまして、国土交通委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、都市の低炭素化の促進に関する法律案は、都市の社会経済活動等による二酸化炭素排出の抑制を図るため、国による基本方針の策定、市町村による低炭素まちづくり計画の作成及びこれに基づく特別措置並びに低炭素建築物の普及促進のための措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、本法制定の意義と既存の施策との関連性、公共交通機関の利用促進の在り方、認定低炭素住宅の普及促進及び中小工務店支援の必要性等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います……
○岡田直樹君 自由民主党の岡田直樹です。 私は、自由民主党・こころを代表して、安倍総理大臣の施政方針演説について総理に質問いたします。 まず、これまでの平成の世を思い起こしながら、天皇陛下の御負担軽減について伺います。 昨年八月、天皇陛下は、国民に対するビデオメッセージで、象徴としてのお務めについてお言葉を述べられました。その中で、これまでのように全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが難しくなるのではないか、こうしたお気持ちを表明されたことを我々として重く受け止めなければなりません。そうした陛下のお気持ちを酌みながら、主権者である国民の代表として今後の象徴天皇の在り方について議論……
○岡田直樹君 自由民主党の岡田直樹です。 私は、ただいま議題となりました山本幸三国務大臣問責決議案に対し、自民・公明を代表して、断固反対の立場から討論いたします。 第百九十三通常国会の会期も残すところあと僅かでありますが、この国会で一部の野党諸君はどのような議論に力を注いできたでしょうか。振り返れば、今回の問責決議案の理由に挙げられた獣医学部設置などに余りにも多くの時間が割かれ、我が国の安全保障や経済政策といった議論はどこに行ってしまったのか、こんな思いを抱く国民も多いのではないでしょうか。 我が国は、内外を問わず重大な問題に直面しており、その対応は待ったなしであります。内にあっては、少……
○岡田直樹君 自由民主党の岡田直樹です。 自由民主党・こころを代表して、安倍総理の所信表明演説に対し、総理並びに関係大臣に質問いたします。 さきの衆議院総選挙で、自民党は、「この国を、守り抜く。」と題した政権公約を掲げて国民の御信任をいただき、自民・公明連立与党の政権運営が継続されました。そこで、本日、私は、公約の、この国を守り抜く、あるいは我が国民を守り抜くことを主なテーマに伺います。 その第一は、やはり北朝鮮の差し迫った脅威からいかに国民の命と暮らしを守り抜くかであります。 今から二十年前、私は、平成九年と十年の二回、新聞記者として北朝鮮に渡り、拉致問題などを取材しました。金日成が……
○岡田直樹君 自由民主党の岡田直樹です。 私は、自民・公明を代表して、ただいま議題となりました安倍晋三内閣総理大臣に対する問責決議案に対し、断固反対の立場から討論を行います。 まずもって入管法の審議に関して申し上げますが、これまで各党からの要求を受け、入管法等の一部改正案について、安倍総理出席の参議院本会議、そして参議院法務委員会においても直接総理に質問する時間を設け、審議を深めてきたところであります。これらの審議の中で、総理から直接、与野党を問わず、懸念される点について、法案の考え方や今後の運用の骨格が説明されました。 在留する外国人の動向や経済社会情勢の変化に機敏に対応するため、入管……
○岡田直樹君 自由民主党の岡田直樹です。 自由民主党・国民の声を代表して、安倍内閣総理大臣の施政方針演説について質問いたします。 とりわけ、本日、私は、日本国憲法をめぐる現状をどう認識し、その課題にどう対処すべきかという観点でお尋ねしたいと思います。 第一のテーマとして、安全保障環境について質問します。 平成元年は、天安門事件、ベルリンの壁崩壊、そして米ソ冷戦終結宣言という大事件が相次ぎ、冷戦からポスト冷戦へと転換した歴史的な年でありました。平成の時代、日本を取り巻く安全保障環境が改善するという期待もありましたが、現実はそうではありませんでした。北朝鮮は、平成三年の朝鮮半島非核化に関す……
○国務大臣(岡田直樹君) 牧野議員から地方の声を国政に反映させる重要性についてお尋ねがございました。 まず、この度の参議院改革協議会報告書は、各会派の協議員による率直かつ丁寧な御議論の末にまとめられた成果として重い意味を持つものと存じます。 協議会においては、参議院の在り方、独自性を論ずると同時に、参議院がよって立つ日本の国と地方の現状についても深く考察、また検討がなされたものと認識しております。 その上で、地方創生について申し上げれば、東京圏への一極集中の是正や人口減少地域の活性化は、言うまでもなく一刻を争う課題であります。 政府としては、デジタルの力を活用した地方の社会課題解決、魅……
○国務大臣(岡田直樹君) 和田政宗議員にお答えいたします。 地方創生臨時交付金についてお尋ねがありました。 議員御指摘のとおり、自治体において使途や効果の公表がなされることは重要と考えており、昨年末の制度要綱の改正において公表を制度化した上で、速やかな公表を促しております。 また、国としても、臨時交付金を充当できない場合をお示しし、自治体からの質問や相談に丁寧に応じるとともに、臨時交付金の効果検証に取り組んでおり、交付金の効果的な活用に資するよう、検証結果を公表し、自治体に広くお知らせしております。 さらに、他の自治体の実施計画の内容についても、自治体の計画作成の参考となるよう交付決定……
○国務大臣(岡田直樹君) 山本順三議員にお答えいたします。 地方創生についてお尋ねがありました。 地方創生に向けた取組の結果、例えば、山本議員が視察された島根県海士町において、日本全国から高校生を受け入れる島留学を推進し、地域活性化につなげるなど、地域の創意工夫を生かした取組が各地で生まれてまいりました。 私も昨年、徳島県の山合いにある神山町を訪ね、企業版ふるさと納税を活用して全国でも約二十年ぶりに高等専門学校を新設し、起業家精神あふれる人材の育成を目指す取組を視察してまいりました。地方から価値を発信し、若い世代を呼び込み、人口減少に歯止めを掛ける動きに期待しております。 現在、なお東……
○国務大臣(岡田直樹君) 野田国義議員にお答えいたします。 地方創生臨時交付金についてお尋ねがありました。 地方創生臨時交付金については、感染拡大初期における基本的な感染拡大防止策や地域経済の下支えから、最近ではコロナ禍における物価高騰に苦しむ生活者、事業者への支援など、長引くコロナ禍において、自治体が財政上の不安なく様々な社会的要請に適切に対応できるよう措置してまいりました。 このように、本交付金は新型コロナウイルス感染症対応として一定の役割を果たしてきたと認識しており、今後も新型コロナの影響などの社会情勢を踏まえながら適切に対応してまいります。(拍手)
○国務大臣(岡田直樹君) 浜口誠議員にお答えいたします。 高速道路の定額制料金の社会実験及び効果についてお尋ねがありました。 社会実験の実施を含め、高速道路の料金を五百円の定額制とすることの是非及び評価については、所管外であり答弁は差し控えたいと思いますが、その上で申し上げれば、移動コストが低減されれば、利用者の負担軽減によって人々の生活や物流、観光などを下支えし、人の流れの活発化や地域間交流等を通じて地域経済の活性化につながるものと考えております。 地方創生の観点からも、地域間交流等を活性化させるため、昨年十二月に策定したデジタル田園都市国家構想総合戦略において、人の流れをつくることな……
○国務大臣(岡田直樹君) 柳ヶ瀬裕文議員にお答えいたします。 国家戦略特区についてお尋ねがありました。 国家戦略特区は、制度創設以降、規制改革の突破口として、これまで長年にわたって実現できなかった規制改革を実現し、地方創生や経済成長に寄与してきています。今後も、国家戦略特区は、いわゆる岩盤規制も含めた規制改革の突破口として取組を推進してまいります。 スーパーシティ及びデジタル田園健康特区の取組を着実に進めるとともに、社会課題解決の視点も包摂した幅広い視野で女性、子育て、障害者、スタートアップ、デジタル等の分野などにも取り組んでまいります。 六月一日に開催された国家戦略特区諮問会議におい……
○国務大臣(岡田直樹君) 梅村聡議員にお答えいたします。 EBPMに関する人材育成についてお尋ねがありました。 本年三月に行政事業レビューを抜本的に見直し、今年度から、国の全ての予算事業においてEBPMの手法を本格的に導入いたしました。 各府省でのEBPMの実践が進むように、内閣官房では、具体的な行政課題を題材とし、EBPMを導入するための手順等を示したガイドブックの提供、また、政策効果が現れる経路を明確にしていく体験型の研修会の開催など、実務を担う職員を念頭に置いた支援を行っております。 今後とも、こうした取組を通じ、EBPMに関する人材を着実に育成してまいります。 次に、行政事業……
○岡田直樹君 自由民主党の岡田直樹です。 私は、会派を代表して、岸田総理大臣の施政方針演説などについて、とりわけ令和六年能登半島地震を中心に政府の認識や対応を質問いたします。 おのずと能登半島、石川県、北陸、日本海沿岸に関する項目が多くなりますが、地震、津波などの災害は日本全国どこでも生じる懸念があります。被災県の議員ではありますが、地域を超えた気持ちでお尋ねし、お訴えをしたいと存じますので、議員各位の何とぞ御理解をいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 一月一日午後四時過ぎ、新年をふるさとで祝う人々を突然の悲劇が襲いました。 昨日までに、震災関連で亡くなった方を含めて死者二……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。