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加藤勘十 衆議院議員
「本会議発言」(全期間)

加藤勘十[衆]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP500(衆)
145位

23期TOP10
7位
25期TOP25
15位
23期(政府)TOP10
10位
23期(非役職)TOP25
13位
25期(非役職)TOP10
7位

加藤勘十衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクからページ内の各項目に飛ぶことができます。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(衆議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

発言数
21回
14位
発言文字数
62676文字
7位
TOP10

発言数
1回
63位
発言文字数
11918文字
15位
TOP25

発言数
2回
116位
発言文字数
10436文字
78位

発言数
1回
149位
発言文字数
4830文字
148位

発言数
2回
163位
発言文字数
17381文字
52位

31期
(1967/01/29〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-


衆議院在籍時通算
発言数
27回
290位
発言文字数
107241文字
145位
TOP500

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

議会
0回
0文字
-
政府
17回
32918文字
10位
TOP10
非役職
4回
29758文字
13位
TOP25

議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
11918文字
7位
TOP10

議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
10436文字
66位

議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
4830文字
130位

議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
17381文字
35位

31期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-


通算
議会
0回
0文字
-
政府
17回
32918文字
125位
非役職
10回
74323文字
124位

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(衆議院)

23期
労働大臣政府、第2回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(衆議院)

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 衆議院本会議 第9号(1947/07/02、23期、日本社会党)

○加藤勘十君 私は日本社会党を代表しまして、政府の施策に関し、若干の疑義を表明して、政府の所信をお尋ねいたしたいと存じます。  わが國現下の情勢が、民族興亡の危機に臨み、これが打開のためには、もはや一刻の躊躇をも許さないものがあることは、昨日、本議場における片山総理大臣の御演説にあつた通りであります。私は、政府が大胆率直に危機の実相を明らかにし、いかにしてこの危機を克服すべきかの方途を示し、同時にこの危機の克服を通じて新日本建設への熱意を表明され、國民に対し全幅の協力を求められた、眞摯にして謙虚なる態度に対しては、心から同感を表するものであります。(拍手)  しかし國民は、政府の態度に対し同感……

第1回国会 衆議院本会議 第22号(1947/08/07、23期、日本社会党)

○加藤勘十君 ただいま議題となりました政府提出にかかる労働省設置法案の、委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法案は、わが國現下の労働問題の重要性に鑑み、労働行政機構を整備強化して、諸般の労働政策を強力に実施、推進するために、労働行政を專管する一省を新設せんとするものであります。本案はすでに幣原内閣以來懸案事項となつておりまして、さきに労働関係調整法案及び労働基準法案の審議の際にも、労働省設置の必要が強く要望せられたのであります。しかしながら、諸般の都合により今日まで遅延しておつたのでありまするが、今回片山内閣によつて提出せられ、労働委員会に付託されたのであります。  ……

第1回国会 衆議院本会議 第59号(1947/11/15、23期、日本社会党)

○加藤勘十君 ただいま議題となりました、政府提出にかかる失業保險法案及び失業手当法案の審議の経過並びに結果を御報告いたします。  両法案は、現下の経済危機突破の総合的な対策として樹立いたしました経済緊急対策の一環として制定を見ることとなつたのでありますが、そのうち失業保險は、新憲法により定められました國民の最低生活の保障の精神に則り、文化國における失業者に対する恒久的な社会施設として、失業した労働者に対し失業保險金を支給するとともに、その就業の促進をはかり、失業者の生活の安定をはかることを目的とするものであり、これに対し失業手当は、失業保險の保險給付が開始せられるまでに必要な六箇月の期間におい……

第1回国会 衆議院本会議 第73号(1947/12/06、23期、日本社会党)

○加藤勘十君 私はここに、隠退藏物資等に関する特別委員会を代表いたしまして、委員会における調査の経過概要を中間的に御報告申し上げたいと存じます。  本委員会は、隠退藏物資等に関する調査のために、去る七月二十五日院議をもつて設置せられまして、今日まで四箇月余り、その間委員会を開きますこと二十数回に及びまして、あるいは報告並びに記録の提出を求め、あるいは証人の出頭、あるいは委員の現地派遣、あるいは法律案の起草等隠退藏物資等に関する諸問題について、諸般の調査を進めてきたのであります。  私は、その調査の経過を御報告申し上げるに先だちまして、特に最初に一言いたしたいと存じますことは、本委員会の調査の対……

第2回国会 衆議院本会議 第28号(1948/03/22、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) ただいまの淺沼君の御質問のうち、私に関する部分についてお答え申し上げます。  御質問の第一の要旨は、現在起りつつある爭議の中で、官公廳職員諸君や、石炭とか電力とかいうような主として公共事業に関する労働者諸君の爭議が多いのはどういうわけか、こういうような点にあつたと思うのであります。さらにこれに加えて、官公廳、殊に官廳職員諸君は、一面においては主権者としての國民の立場に立ち、他面においては、この主権を享有する國民の信託によつて行政事務を掌る政府の使用人としての立場と、この二面の立場があるが、これらの点に対する見解はどうであるか、このように伺われました。  第一の官公廳職……

第2回国会 衆議院本会議 第29号(1948/03/23、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) ただいま川崎君から、現下の重要問題である労働問題に関して、もろもろの角度から御検討になりました御質問がなされたのであります。これに対しまして、私は御質問の要旨を要約しつつ順次お答え申し上げたいと存じます。  第一の点は、現在の官公廳職員組合の諸君が要求を出して鬪つておられる、それは経済的鬪爭の形を備えておるが、実施不可能と思われる最低賃金制のごとき政治的要求が加わつておるが、これらの点に対して、これを経済鬪爭と見るか政治鬪爭と見るか、こういう点にありました。これは昨日私の浅沼君の質問にお答え申し上げましたことをお聽きくださいまして、御了承を願えたことと存じます。從つて……

第2回国会 衆議院本会議 第31号(1948/03/25、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) ただいまの大原君の御質問にお答え申し上げたいと存じます。  現在の全逓を中心とするも全公官労組合の爭議状態につきまして御憂慮のお言葉が出ましたが、これはお言葉の通り、その立場のいかんにかかわらず、國民としてきわめて憂慮すべきことでありまして、できればこういう事態がきれいになくなる、また將來も起らないようにしなければならないということは、お説の通りであります。現在の状態におきましては、遺憾ながら事実として存在しておりますので、これに対しましては適切なる方策を講じたいと存じておりますが、その方策の点を申し上げまする前に、御質問の中にございました今日までの経過につきまして、……

第2回国会 衆議院本会議 第33号(1948/03/27、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) ただいま発生しつつある官公廳労働組合の爭議に対しまして、各党を代表されました皆さんが、それぞれ國民代表の立場において眞摯に御意見お開陳になりましたことに対して直接関係をもつ私といたしましては、きわめて謙虚に皆さんの御意見をお伺いいたしまして、もし皆さんの御意見の中において政府がとり得る御意見がありますれば、私は喜んで皆さんのお指図に從うという心持をもつておるのであります。そういう点から、本來でありますれば皆さん方の御意見に対しまして一々お答えを申し上げたいのでありますが、多くは共通した点がございますので、共通の点に対しては皆さんに同時にお答えすることにし、別個な、個別……

第2回国会 衆議院本会議 第34号(1948/03/29、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) ただいまの加藤吉太夫君のご質問にお答え申し上げます。御質問の要旨は、労働者に罷業権があつて罷業をしておる。同じ勤労者でありながら、農民は苦しんでおるにもかかわらず、罷業をすることができない、こういう点に対する私の見解はどうか、こういう御質問であつたと存じます。この点につきましては、申し上げるまでもなく、労働者には労働組合法等によりまして、労働者の基本的権利として團結権、罷業権が認められ、これは憲法もまた保障するところであります。そういう法律の範囲において行うことができるのであります。もちろん現在行われておりますような爭議は、ただの一人の労働者といえども、みずから欲して……

第2回国会 衆議院本会議 第35号(1948/03/30、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) 本田君の御質問にお答えをいたします。本田君のお尋ねの要旨は、昨年の二・一ゼネストの場合と今回の場合と、二度までも指令なりあるいはメモランダムを発せられたということは、いかにも遺憾のきわみである、こうした爭議を起すに至つた組合の中においても、半数くらいの組合員は爭議に反対であるが、それにもかかわらず、こういう爭議が起つたということは、一部の過激主義者が煽動したためではないか、こういうような御質問の御趣旨でありましたが、この点は、組合があくまでも民主化の線に沿いまして、民主主義團体の基本的な組織であるという点に鑑みまして、少数が多数の意見に從うということは当然のことであり……

第2回国会 衆議院本会議 第43号(1948/04/27、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) ただいまの林君の御質問にお答えします。生産管理の法的解釈につきましては、所管大臣である法務総裁が答えられることと存じまするが、ただ一点、私にお尋ねになりました、物を生産することが大事と思うか、所有権に関する資本家の支配が重いとするか、こういう点について、どういう見解をとるかという御質問でありましたが、もとよりわれわれは、殊に今日の日本の現状におきましては、生産の高まることをこそ重しと見るものであります。もちろん、このような見解をとるにいたしましても、生産管理によつて起る原因をたずねまするならば、ひとしく生産増強のためであるとは申しましても、その間に財産権と爭議権との均……

第2回国会 衆議院本会議 第52号(1948/05/29、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) ただいま御決定になりました國際労働機関への復帰の問題につきましては、御趣旨のありましたところ、十分政府といたしましても了承いたしております。從つて、御趣旨の精神に基きまして、政府としても最善の努力をいたしたいと考えております。  ついででありますから、この機会にこの問題に関する若干の御報告を申し上げて、御了承おきを願いたいと存じます。それは、あるいは日本も講和会議前でも復帰ができるのではないかと、いうことが傳えられましたので、あらかじめ関係方面の内意を尋ねましたところが、國際労働機関は労資並びに政府各代表者によつて構成されておるものであるから、ひとり政府だけの関係にお……

第2回国会 衆議院本会議 第56号(1948/06/05、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) ただいま尋ねになりました点において、私の所管にかかりまする賃金安定策に対する私の所信をお答え申し上げます。川島君の御意見によりますれば、三千七百円ペースは、前年に比較すると、インフレの還元計算によれば、わずか二十七円五十銭にしかならない、この程度のもので、はたして賃金安定策は講じちれるか、こういうようなことにあつたと存じますが、私は、三千七百円ぺースの計算が、一通りわれわれとしては数字的な根拠に基きまして、一應の合理性、妥当性をもつているとは存じます。もちろん、政府が所期する物價改訂の率があくまでも堅持されるということを前提とするものでありまして、もし、政府の所期する……

第2回国会 衆議院本会議 第57号(1948/06/07、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) 林君の御質問は、三千七百円べースがはたして維持できるかどうか、こういう御質問でありましたが、一昨日のこの議場においてお答えいたしましたる通り、現在の政府がもち得る数字的根拠によりますれば、それは一應の妥当性、合理性をもつておるということについては、変りないのであります。(拍手)

第2回国会 衆議院本会議 第58号(1948/06/08、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) ただいま倉石さんから、現下の労働諸問題に関して御質問がありましたが、これを要約いたしますれば労働法規の改訂をする意思はないかどうか、三千七百円ベースと物価改訂とよく調和が保たれると思うかどうか、組織労働者に重点をおいておるのは誤りでないかどうか、最後に失業問題、こうした点に対しての御質疑であつたと思うのであります。第一の、労働法規改訂の問題でありまするが、ただいま御指摘になりましたる通り、日本経済再建のために、外資導入がぜひともなされなければならない大きな前提である、このことについては、おそらく、いかなろ立場にある人たるとを問わず、肯定される点であろうと思うのでありま……

第2回国会 衆議院本会議 第61号(1948/06/11、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) ただいま藤田君の御質問のうちで、もし私に関係ありとすれば、三千七百円賃金ベースが維持できるかどうかという点でありますが、この点につきましては、ただいま安定本部長官よりお答えいたしました通りでありますから、御了承願います。(「違う違う」と呼ぶ者あり)

第2回国会 衆議院本会議 第63号(1948/06/14、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) ただいま外資導入について御質問になりましたが、御趣旨は外資の導入の点にあらずして、外資導入を前にして、現在の労働者の状態に対する対策はどうか、こういう点にあつたと思うのであります。御趣旨によりますれば、外費導入を前にして、労働者の思想が混乱し、労働爭議か頻発し 労働者が日本経済の破壊に向つてきつつあるが、こういう状態でどうするか、こういう点にあつたと存じます。私どもは、もとより外資導入に対しては、日本経済の再建の具体的方策の上に労働者諸君の心からなる積極的な協力を得なければならないことは、言うまでもないのでありまして、こういう観点から、今日の労働組合の運動が、諸般の事……

第2回国会 衆議院本会議 第68号(1948/06/22、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) ただいま御質問になりました、小千谷における理研会社の労働組合の問題につきまして、労働組合の健全なる発展が日本民主化の大前提である、こういう点においては、もとより清澤君と同意見でありまして、事実もし、お示しになりましたような、組合を御用組合化する方向に向けておられるとするならば、健全なる労働組合の発展を希う立場から、きわめて遺憾の意を表せざるを得ないのであります。労働大臣といたしましては、そうした組合の御用化に対しては、封建的な考えがなお一部の資本家階級に残存しておる事実を認め、いかにして労働者自身の自主的な意思による健全なる労働組合運動の発達を育成せしむべきかに努める……

第2回国会 衆議院本会議 第73号(1948/06/29、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) 明確に労働行政の範囲に関する御質問でありますれば、私の所管に関する限り明確にお答えいたすのでございますが、ただいまは主として運輸大臣に対する御質問であつたと思いますから、私は‥‥。
【次の発言】(続) 最初のうち、私は席にいませんでしたから、一番初めにどのようなことを御質問なさつたか知りませんが、大体国鉄の問題に関しまして、労働大臣としても、運輸大臣が今御答弁申し上げたことが政府の方針である。こうお答えしておきます。(拍手)

第2回国会 衆議院本会議 第75号(1948/07/01、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) ただいま鈴木さんから御質問のありました、公務員に関する、殊に公益事事業に関する労働者の争議の場合に、現在の日本の実情においては阿らか法的措置を講ずべき段階にきておると思うがどうか、こういう御質問でありました。この点に対しましては、ただいま総理大臣からはつきりお答えされましたる通り、現在の法律において明記されておるところによつて十分である。これを今争議禁止等法的措置を講ずる段階ではないと、われわれはこのように信じております。(拍手)  第二の公務員の問題につきまして、現業員は争議権をもつておるが、非現業員は争議権をもつていないのである、にもかかわらず、争議類似行為が頻発……

第2回国会 衆議院本会議 第76号(1948/07/02、23期、日本社会党)【政府役職:労働大臣】

○國務大臣(加藤勘十君) 予算編成に際して、将來に向つて確信のないことになぜ承認を與えたか、こういう御質問の第一の趣旨でありましたが、この点に対しましては、しばしば委員会等においても答えておりまする通り、予算編成が行われ、閣議において審議が行われました当時においては、その給與算出の基礎において妥当性をもち、合理性あるがゆえに、これを承認したのであります。その後の情勢において、このインフレーシヨンの激動下における年間全期間を通じて確信があるかと言われるならば、確信がないということくらい、正直にして率直なる答弁はないと考えます。  第二の、三千七百円ベースを変更して追加予算を出す意思があるかないか……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 衆議院本会議 第7号(1952/11/27、25期、日本社会党(右))

○加藤勘十君 私は、日本社会党を代表して、吉田内閣の経済政策、とりわけ労働問題、経済不況と兵器生産の関係、貿易に対する対策、中小在業の対策等について、政府の所信を問わんとするものであります。(拍手)  政府は、さきにいわゆる五大政綱を発表し、さらに総理大臣その他から、本議場においてこれを敷衍するがごとき施政方針の演説がなされたのであります。その多くは抽象的文字の羅列であつて、国民を納得せしむるに足らないものであります。(拍手)きのうの各党代表の質問演説に対しても、そのお答えは大同小異であり、かつ質問の焦点をぼかし、国民が触れんとする急所を避けておるのであります。かくして著しく国民を失望せしめた……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 衆議院本会議 第17号(1953/07/04、26期、日本社会党(右))

○加藤勘十君 私は、日本社会党を代表して、政府が、六月二十六日付アメリカ側の回答文書に基いて、MSAの援助について受諾する意思をもつて交渉に入うんとするにあたつて、政府の確固たる所信をお尋ねいたしたいと思います。  第一に、もしこの日米相互安全保障協定が締結せられた場合に、恐るべき内政干渉を誘発すると思われるが、どうしてこれを排除せんとするのか。この点は、特に政府を代表して、総理大臣が欠席でありまするから、副総理から明確なる所信をお伺いいたしたいのであります。(拍手)  政府はアメリカの回答文書をきわめて軽く受取つておるようでありまするが、私たちがこれを見た瞬間に感じた印象は、こんなことで協定……

第19回国会 衆議院本会議 第41号(1954/04/24、26期、日本社会党(右))

○加藤勘十君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となつておりまする吉田内閣不信任案に対して賛成の意を表せんとするものであります。(拍手)  われわれが吉田内閣を新任し得ない理由は枚挙にいとまございませんが、そのおもなるものをあげれば、第一に、このたびの疑獄に処してとつた吉田内閣の態度が、議会政治の権威を失墜し、国民の議会政治に対する信頼を喪失せしめた責任についてであり、第二には、吉田内閣が事ごとに憲法を軽視もしくは無視した事実を表明して来たことであり、第三に、秘密独善の外交に終始し、日本を完全にアメリカの隷属国の地位に陥れたことであり、第四に、その財政経済政策がことごとく適正を失……


28期(1958/05/22〜)

第31回国会 衆議院本会議 第33号(1959/03/31、28期、日本社会党)

○加藤勘十君 私は、日本社会党を代表して、このたび東京地方裁判所において砂川事件に関する刑事特別法被疑事件に対して無罪の判決を言い渡したことに関し、この判決が政治的に及ぼす影響の重大なことについて政府はどのように考えておられるのか、政府の所信をお尋ねいたしたいと存じます。(拍手)  この判決は、言うまでもなく、第一審裁判所の判決であって、最高裁判所における確定判決ではないが、同時に、また、学者の単なる論文ではなく、政治家の政治論でもない。たとい第一審とはいえども、立法権、行政権とは完全に独立している司法権によって、明確なる法理論的立場に立った断定であります。(拍手)しかして、この判決は、憲法第……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 衆議院本会議 第3号(1961/01/30、29期、日本社会党)

○加藤勘十君 私は、日本社会党を代表して、池田総理並びに関係閣僚に対して、主として外交上の問題について質問をいたしたいと存じます。(拍手)  先ほど、総理並びに外務、大蔵両大臣、経済企画庁長官から、それぞれ施政方針についての御演説を聞きました。これらの御演説は、国民の琴線に触れる何ものもなく、顧みて他を言うか、あるいは、くつを隔ててかゆきをかくというがごときもので、そこには一片の指導精神の現われたるものなく、物足りないことおびただしいものがあります。(拍手)先日の新聞に出ていた話でありますが、一高校生が、「十年後に自民党とい今政党がまだあるかしらん」こういう疑問を発したことを聞いて、総理はがく……

第40回国会 衆議院本会議 第2号(1961/12/14、29期、日本社会党)

○加藤勘十君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま国家公安委員長から御報告のございました旧軍人グループ等によるクーデター計画事件について、その真相を国民の前に明らかにするとともに、これに対する政府の方針をお聞きするために、池田総理大臣及びその他の関係閣僚の方々に次の諸点についてお尋ねをいたしたいと存じます。(拍手)  その第一の点は、今回の事件の政治的背景についてでございます。ただいまの御報告によりましても、また、新聞等に報道せられたところによりましても、この事件をあるいは暗殺計画といい、あるいはクーデターの計画といい、はっきり知ることができないのであります。暗殺とクーデターとでは、申……


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ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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