山田長司衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○山田長司君 日本社会党を代表いたしまして、有線電気通信法案、公衆電気通信法案、有線電気通信法及び公衆電気通信法施行法案の三法案に対し、政府提出の原案に反対の意思を申し述べんとするものであります。(拍手) そもそも公衆電気通信事業は、国家社会の神経機能とも称すべきものでありまして公共の福祉増進を究極の目的とする、きわめて高度の公益性を有する事業である一面、本来刀的経営を必要条件とする、いわゆる自然的独占事業であることは、すでに皆様の御承知の通りであります。わが国では、七十年もの長きにわたつて国営を続け、先般の機構改革に際しても、なお国家の厳重なる監督下にある公共企業体経営の方式をとり、かつ構……
○山田長司君 私は、ただいま議題となりました会期延長に対しまして、社会党を代表いたしまして反対の意思を表明するものであります。(拍手) いまさら事新しく申し上げるまでもなく、民主主義の政治は規定された一つのルールを正しく守ることに始まらなければならないと思うのであります。多数の頭数を持つているからといつて、それぞれの持つ能力を否定する行為は絶対に許すことができないのであります。(「その通り」拍手)しかも、すでにこれを無視して会期を二週間延長し、今また九日間延長をしようとするがごときは、その責任はかかつて政府及び与党にあるのでありまして、断じて私たちは許すことができないのであります。 しかも……
○山田長司君 ただいま上程されました昭和二十八年度国有財産増減及び現在額総計算書、同年度国有財産無償貸付状況総計算書につきまして、決算委員会における審査の経過並びに結果を簡単に御報告申し上げます。 まず、昭和二十八年度国有財産増減及び現在額総計算書について御説明申し上げます。昭和二十八年度中に増加しました国有財産は、行政財産三百六十六億千百余万円、普通財産四千五百七十六億六千二百余万円、計四千九百四十二億七千三百余万円でありまして、本年度中に減少しました国有財産は、行政財産百三十八億七千余万円、普通財産千三百七十四億九千余万円、計千五百十三億六千余万円であります。前述の増加額から減少額を差し……
○山田長司君 私は、ただいま議題となりました地代家賃統制令の一部を改正する法律案に対し、日本社会党を代表して反対の討論をなさんとするものであります。(拍手) 本法律案は、敗戦後の昭和二十一年、経済の混乱期に、物価政策の一環といたしまして、国民の住居生活に役立ってきたのであります。今回行わんとする改正は、要約いたしますと二点があげられるのであります。その第一点は、建坪三十坪以上の家屋の地代家賃の統制を解除しようというのであります。第二点は、三十坪以下の住宅で、坪当り二千円以上の修繕費をかけたものについては、都道府県知事の認可により家賃の増額を認めるというのであります。この法律案は、一見いたしま……
○山田長司君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました農業災害補償法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手) 農業災害補償制度は昭和二十二年十二月に発足して以来今日まで、不慮の災害から農民を守る制度といたしまして、とにもかくにも農業経営の安定に寄与してきたのであります。最近における農業技術の進歩、生産基盤の整備等によって農業災害の発生する態様も著しく変化をしてきたのでありますが、そればかりでなしに、農業も多種多様になってまいりまして、都市周辺におきますところの蔬菜をはじめ果樹、畜産、酪農等に至るまで、かなりの大きな変化が起こってきて……
○山田長司君 ただいま議題となりました坂田農林大臣に対する不信任の決議につきまして、趣旨は十分に了承いたしたのでありますが、さらにこの機会に児玉君の質剛に重複をしない範囲におきまして質疑を行ない、明瞭に疑点をただしたいと思うのでございます。 質疑の前に一言坂田農林大臣と私との関係を申し上げておきます。 実は二十四年前に、坂田さんがまだ大手町の農林省のバラックに特産課長をしておった当時にさかのぼりますが、内田農林大臣の配下で、なかなからつ腕をふるった若手官僚といたしまして、当時はかなり知られておったわけであります。おりしも大東亜戦争の末期でございまして、食糧事情が非常に逼迫してきたときに、東……
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