石田宥全衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
下記リンクからページ内の各項目に飛ぶことができます。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○石田宥全君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました農地被買収者問題調査会設置法案に対しまして若干の質疑をいたしたいと思うのであります。(拍手) この法案とほとんど同一内容の法案が去る第三十一国会に政府から提案されまして、本院を通過、参議院において審議未了となり、廃案になったことは、御承知の通りであります。しかるにもかかわらず、あつかましくも再度本国会に提案いたしまして、ぜひともこれを成立させようとする魂胆があるのではないかと疑うのであります。まことに遺憾と存ずるのであります。(拍手)この法案は、単に総理府に調査会を設けるという単純なものではありますが、しかし、その内蔵する問題は……
○石田宥全君 私は、ここに一身上の弁明を申し上げたいと存じます。(拍手) 私は、明治三十四年一月、新潟県五泉市の一小作農民の家に長男として生まれたのであります。当時の農村は、封建制土地所有のもと、完全な地主の支配下にあったのであります。小作料は物納小作料でありまして、中には全収量の八割まで小作料として収奪され、はなはだしきは、わらともみがらがもうけであるという地方すらあったのであります。私の近所の地主には、ある暴風の年に大凶作を招いたときに、不作減免を要求に参りました小作人に対し、その凶作は風がもたらしたものであるから、風から引いてもらえ、という暴言をなす地主すらあったのであります。(拍手)……
○石田宥全君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました雪害対策に関する決議案に対しまして、賛成の討論を行なわんとするものであります。 裏日本、特に積雪地域の産業、経済及び生活水準は、全国的に見た場合、きわめて劣弱な地位にあることは何人も否定し得ないところであります。積雪地帯の一人当たりの所得は、昭和三十二年度において、ようやく全国平均の八〇%程度に達したという現状でありまして、このように所得水準が低位にあるということは、積雪寒冷地域の国内市場をさらに狭める結果となり、ひいては産業立地上の一大障害となっているのであります。 この地方には農林水産、鉱業資源、水力資源などが豊富……
○石田宥全君 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和三十七年度予算補正第二号の政府原案に反対し、日本社会党提出の組み替え動議に賛成する討論を申し述べたいと思います。(拍手) 私が反対する第一の理由は、この第二次補正によって、昭和三十七年度の租税自然増収がほとんど一ぱいに使い切られることであります。これにより、財政法第四十一条に基づく昭和三十九年度予算の歳入に繰り入れる財源はほとんど皆無となり、従って、財政法第六条に基づく公債償還に充当すべき財源もまたなくなることになるのであります。しかも、私どもの憂慮することは、すでに三十八年度予算案において、産投会計での外債発行が行なわれ、また、政府保証……
○石田宥全君 私は、日本社会党を代表し、今回の梅雨前線による北陸、東北地方、特に新潟県における集中豪雨の被害対策につき質問せんとするものであります。 まず最初に、家を奪われ、あるいは収穫を持つばかりの多くの稲作農民並びに関係市民各位に対し、心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早く災害を克服され、更生されんことをお祈り申し上げる次第であります。(拍手) 災害は忘れたころにやってくるといわれますが、新潟県加治川改修工事のごときは、十年前から工事の完成を地元民は強く要請してまいったにかかわらず、国並びに県当局は予算上の困難を理由とし、ついに今日の悲惨事を引き起こしたものであって、産業資本の高……
○石田宥全君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました農地法及び農協法改正案に関し、若干の質問をいたします。 昭和三十六年政府・自民党の強行採決によって成立いたしました農業基本法をもって、政府与党は、農業の発展、繁栄への道であるとし、われわれは、衰微、衰退への道であり、農民生活を不安におとしいれるものであると指摘してまいったのでありますが、政府はこれをいかに評価するか。所得格差は前にも増して拡大し、また、構造政策上して規模拡大をはかり、二・五ヘクタール農家百万戸の数字的目標を掲げ、昭和三十七年に農地法を改悪して、これを遂行しようとしたのでありますが、われわれが指摘したとおり……
○石田宥全君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま御報告になりました四十四年産米穀の価格問題につきまして質問をいたします。 本年産米価の据え置き論は、昨年末すでに財界や政府の一部から出ていたところでありますが、去る十日、ただいま御報告のように決定がいたされたのであります。よくもまあ、あつかましくも昨年の米価以下のものを決定したものと驚くばかりでございます。(拍手)政府は、昨年の生産者米価決定の際に、生産費が対前年比で一三・九%上昇しておるにもかかわらず、米価を五・九%引き上げたのであるから生産者米価は値上げをしたのだと、言っておったのでありますが、実質的には八%の値下げとなっておるの……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。