久保三郎衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○久保三郎君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました運輸大臣永野護君不信任決議案に対し、賛成の意見を述べるものであります。(拍手) 運輸大臣永野護君は、就任以来、懸案事項の解決と称し、常に国民大衆の声を聞かず、業者の要請にこたえることにきゅうきゅうとして今日に至っておるのであります。(拍手)ことに、私鉄運賃の値上げについては、就任早々よりこれを企図し、あるときは閣議のおしかりを受け、あるときは党内の圧力に押えられたが、とうとう新春早々その念願を達成し、国民大衆の怒りを買っておるものであります。(拍手) 私鉄運賃値上げに当って、運輸大臣は、業者を代弁し、安全運転を確保するという、……
○久保三郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案説明がありました海運関係二法案に関し、総理並びに関係大臣にお尋ねをいたしたいと思うのであります。 わが国海運が、戦後壊滅にひとしい中から戦前をしのぐ船腹を保有するに至り、今や世界第五位の海運国にまで伸長しながらも、業績不振ははなはだしく、多額の償却不足と約定延滞額をかかえ、先行きさらに悪化の傾向にあることは事実であります。もし、わが国海運をして、貿易依存度の高いわが国経済の中で、輸出入物資、特に大量の原材料物質の円滑、安定的な供給と国際収支改善の一翼をになわせようとするなら、当然新たな施策を講ずべき時期にあることは言うまでもありません。し……
○久保三郎君 ただいま議題となりました日本鉄道建設公団法案に対する修正案の提案理由及びその要旨について御説明申し上げます。 この修正案は、原案の目的である鉄道新線の建設を促進し、経済基盤の強化と地域格差を是正するためには、原案では遺憾ながら重要な点において欠けるところがあり、とうてい所期の目的を達成することができないので、所要の修正をいたそうとするものであります。(拍手) 御承知のとおり、鉄道新線の建設は、国の産業開発、経済の発展、あるいは地域格差の是正の上に大きな役割りを果たすものであり、したがって、鉄道敷設法第一条別表により定められております予定鉄道線路だけでも、総数において二百三十一……
○久保三郎君 日本国有鉄道整備緊急措置法案について、簡単に提案の理由並びにその内容について御説明申し上げます。 日本国有鉄道は、わが国交通機関の大動脈として国民経済の中で重要な地位を占めており、将来にわたってその地位は確保さるべき立場にありながら、いままで質疑応答の中でも見られるように、今日の国鉄は、幹線輸送の渋滞、殺人的な通勤輸送、さらには続発する事故等々、その使命である大量客貨の安全、正確、迅速な輸送を遂行することがはなはだしく困難な状況にあります。 御承知のごとく、戦時中は戦力増強、戦後は経済復興の名のもとに、長期にわたってその施設を酷使してまいりました国鉄は、昭和二十四年、マッカー……
○久保三郎君 日本社会党提出、日本国有鉄道の鉄道施設の整備に関する特別措置法案について、提案者を代表し、提案の趣旨を御説明いたします。 戦後、国鉄は他産業の発展に著しく立ちおくれ、安全性さえ疑われるに至り、その整備をはかるため、昭和三十二年より二次にわたる五カ年計画が策定されました。しかし、いずれも中途で修正を余儀なくされ、ただいまは、昭和四十年度より始まった第三次長期計画の四年目を終わろうとしております。しかし、この計画もその半ばにおいて三たび修正せねばならない羽目におちいっております。 いま、その経緯を振り返ってみまするに、国鉄は戦後しばらくの間、民生安定、経済復興の名のもとに荒廃した……
○久保三郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました昭和四十五年度予算三案に反対し、細谷治嘉君外八名提出の、予算組み替え動議に賛成の討論を行なうものであります。(拍手) 政府予算案の最も決定的な欠陥は、かつてない経済成長の成果をもって今日引き起こされているゆがみと社会的矛盾、人間性破壊の実態に目をそむけ、インフレ物価高を刺激し、大企業資産所得優遇、国民生活無視の軍事予算であるということであります。 申すまでもなく、本年度予算編成の基本的な態度は、高度成長の陰で生み出されたさまざまな日陰の部分に光を当て、生産第一、資本蓄積優先の政策から、国民の生活、福祉を優先する真の繁栄への道に……
○久保三郎君 ただいま議題となりました自動車事故対策センター法案につきまして、交通安全対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、自動車事故と自動車事故による被害者の実態にかんがみ、自動車事故の発生の防止に資するとともに、自動車損害賠償保障法に定める損害賠償を保障する制度と相まって、被害者の保護を増進することを目的とするものであります。 そのおもな内容は、 第一に、運輸大臣の認可を受けて自動車事故対策センターを設立することができるものとする。 第二に、自動車事故対策センターのおもな業務として、自動車事故の発生を防止するため、運行管理者に対して安全確保上必要……
○久保三郎君 ただいま議題となりました船舶安全法の一部を改正する法律案につきまして、交通安全対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、最近における小型船舶の増加、特に、海岸レクリエーションの活発化に伴い、いわゆるモーターボート等が急激に増加し、かつ、広範囲に航行する機会が多くなってきたこと、また、漁場の関係から、小型漁船が遠方海域へ出漁する機会が多くなってきたことなどのため、これら船舶の安全性を確保することが強く要請されてきており、このような実情にかんがみ、その堪航性及び人命の安全確保をはかるため、小型船舶に対しても安全基準を定めて検査を統一的に実施するととも……
○久保三郎君 私は、日本社会党を代表して、総理並びに関係閣僚に質問を行うものであります。 まず冒頭、私は、福田内閣の基本的な政治姿勢について、総理の見解を伺いたいと思います。 私は、与野党伯仲となったこの国会を迎え、次の言葉を感慨深く思い出します。「予算編成について野党は一指も触れることができない」、「野党の諸君が大きな声を出して騒いでいるが、二カ月あれだけやって予算が一銭一厘直ったことがあるか」、「予算については国会は何の力もないのだ」。これは四十六年一月、佐藤内閣当時の小林法務大臣の演説の一こまであります。 もちろん、本院で取り上げられ、私が二月九日、予算委員会においてその責任を追及……
○久保三郎君 ただいま議長から御報告がありましたとおり、茨城県第三区選出議員丹羽喬四郎先生は、去る三月三十日逝去されました。まことに痛恨の念にたえません。 ここに議員各位の御同意を得て、議員一同を代表し、謹んで哀悼の言葉を申し述べたいと存じます。(拍手) 丹羽先生は、明治三十七年、東京都赤坂青山に生をうけられ、長じて旧制水戸高等学校を経て東京帝国大学経済学部に進み、昭和五年に同大学を御卒業になりました。 そして、高等文官試験に合格された後、翌六年内務省に入省、群馬県警察部長、内務省外事課長などを歴任された後、昭和二十年には警視庁官房主事として、終戦前後の混乱期にあって、首都の治安確保に御……
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