梶山静六衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○梶山静六君 ただいま議題となりました輸出保険法及び輸出保険特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、発展途上国等における累積債務の増大等に見られる最近の国際経済環境の悪化に伴い、輸出貨物の代金等の回収に係る危険が増大し、また、発展途上国等の債務の繰り延べの実施による輸出保険の保険金の支払いが急増している状況等にかんがみ、輸出保険制度の機能の充実を図ろうとするものであります。 その主な内容は、 輸出保険法につきましては、 第一に、輸出代金保険の付保率及びてん補率の上限を百分の九十五から百分の九十七・五に引き上げる……
○梶山静六君 ただいま議題となりました両案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。 繊維工業につきましては、現在、その知識集約化を図るため、異業種間の連携を軸とした構造改善事業が推進されておりますが、本案は、最近における発展途上国の追い上げの進展、需要構造の高度化、いわゆる多品種少量短サイクル化等に適切に対応していくため、繊維工業の一層の構造改善を図ろうとするものであります。 その主な内容は、 第一に、法律の廃止期限を昭和六十四年六月三十日まで五年間延長すること、 第二に、……
○梶山静六君 ただいま議題となりました割賦販売法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 近年、割賦販売等に係る取引は急速な拡大を続け、その形態も多様化しておりますが、これに伴い、消費者とのトラブルも増大し、例えば、購入者と販売業者との間に信販会社等が介在する、いわゆる割賦購入あっせんについては、現在、法律による購入者保護の措置が講じられていないため、トラブルが多発しております。 本案は、こうした状況にかんがみ、割賦販売等に係る取引について、消費者保護の徹底を図ろうとするものであります。 その主な内容は、 第一に、いわゆるリボルビ……
○国務大臣(梶山静六君) 加藤議員にお答えを申し上げます。 私に対する質問の第一は、税制のうち固定資産税の軽減についてでありますが、昭和六十三年度を基準年度とする固定資産税の土地の評価がえについては、基準宅地の全国平均伸び率は一六%の伸びとなっており、前回評価がえのときの一九・九%の伸びに比べ低い伸びとなっているところであります。評価がえに伴う土地の税負担については、先般閣議決定をされた緊急土地対策委細において、負担調整措置を講ずることにつき、税制調査会に諮るなど所要の措置を講ずることとしておるところであり、今後、税制調査会の検討を踏まえて対処をしてまいりたいと思います。 第二は、さきの国……
○国務大臣(梶山静六君) 昭和六十三年度の地方財政計画の概要並びに地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律案及び地方交付税法の一部を改正する法律案の趣旨について御説明を申し上げます。 昭和六十三年度の地方財政につきましては、巨額の借入金残高を抱えるなど引き続き厳しい状況にあることにかんがみ、おおむね国と同一の基調により、歳入面においては、地方債の抑制に努めるとともに、地方一般財源の所要額の確保を図り、歳出面においては、経費全般について節減合理化を図るとともに、個性豊かで魅力ある地域づくりを推進するため必要な地方単独事業費の確保に配意する等、限られた財源の重点的配分と経費支……
○国務大臣(梶山静六君) 伊藤議員にお答えを申し上げます。 質問の第一は、地方交付税の使途についてでございますけれども、今回の国保制度の見直しに伴い地方負担の増加額が生ずることとなるために、地方交付税の特例加算等により補てんすることといたしたものであり、地方交付税の算定においてその所要額を財政需要額として配分するものでありますが、各地方団体は、地方税収入等とともに一般財源としてその使途を制限されているものではないことを御理解をいただきたいところであります。 次に、六十五年度以降の地方財政措置についてでございますけれども、御指摘の地方負担の増加額は、昭和六十三年度及び六十四年度の暫定的措置に……
○国務大臣(梶山静六君) 小川議員の私への質問は、地方への権限移譲等についてであります。
総理からも御答弁がありましたとおり、国から地方への権限移譲や国の関与の整理合理化については、国、地方を通ずる行政の簡素効率化の観点からのみならず、多極分散型国土の形成を促進する上からも重要なことでございます。政府においては、地方の自主性、自立性の強化を図る観点から、機関委任事務の見直し等を着実に進めること等を行政改革の実施方針として定めているところでございます。今後とも、このような考え方のもとに努力をいたしてまいる所存であります。
【次の発言】 多極分散型国土の形成を図るためには、ただいま総理答弁のとお……
○国務大臣(梶山静六君) 留置施設法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 現在、都道府県警察が管理運営している留置場は千二百五十六場あり、年間延べ約二百五十万人の被逮捕者、被勾留者等が留置されているところであります。しかしながら、留置場に留置される被留置者の処遇の内容、留置場の設置根拠等は法律上必ずしも明確でなかったのであります。 この法律案は、このような留置場の現況及び刑事施設に収容される被収容者の処遇の改善を主な内容とする刑事施設法案が国会に提出されることにかんがみ、都道府県警察の留置施設に留置される被逮捕者、被勾留者等について、刑事施設に収容される被逮捕者、被勾留者等の処遇……
○国務大臣(梶山静六君) ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案、消費譲与税法案及び地方交付税法の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。 まず、地方税法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 本法律案は、今次の税制改革の一環として地方税制の改正を行うものであります。 以下、その概要について御説明申し上げます。 まず、個人住民税につきまして、中堅所得者を中心として、税負担の累増感の解消を図り、税負担を軽減するため、税率の累進度を緩和し、簡素な税率構造にするとともに、中低所得者の税負担等に配慮し、基礎控除額等を引き上げる等の改正を……
○国務大臣(梶山静六君) 冷害等に対する財政措置についてお答えをいたします。 災害や冷害等により被害を受けた地方公共団体においては、災害復旧事業を初め生活再建のための施策等、さまざまな財政負担を生ずることが見込まれることから、災害復旧事業に要する経費、農作物被害の状況等を指標として特別交付税を配分するとともに、地方債についても災害復旧事業等の執行に支障が生じないよう措置しているところでございます。 今般の冷害により被害を受けた地方団体に対しても、被害状況及び財政状況等を調査の上、当該団体の財政運営に著しい支障が生じないよう、今後、特別交付税、地方債の配分等を通じて適切な措置を講じてまいりた……
○梶山静六君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員城地豊司君は、去る十一月九日、入院先の慈恵会医科大学附属病院において逝去されました。まことに哀悼痛惜の念にたえません。 私は、ここに、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、謹んで哀悼の言葉を申し述べたいと存じます。(拍手) 私は、君がさきの参議院通常選挙後の七月下旬入院されたとお聞きし、とるものもとりあえずお見舞い申し上げましたところ、大変お顔の色もよく、いつもと変わらぬ君の笑顔に接し、安心をしていたのでございます。しかし、八月半ばに手術を受けられたことを伺い、心から御回復の一日も早からんことを祈っておりました。 しかるに、……
○国務大臣(梶山静六君) ただいま議題となりました内閣法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、先般の第三次臨時行政改革推進審議会の答申の趣旨にかんがみ、内閣総理大臣に対する補佐体制の充実を図るため、内閣総理大臣補佐官の制度を設けるとともに、内閣官房における行政各部の施策に関するその統一保持上必要な総合調整等の一層の円滑化を図るため、内閣官房副長官の職務に関する規定を整備する等の措置を講じようとするものでございます。 次に、この法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、内閣法の一部改正であります。 その第一点は、内閣官房副長官……
○国務大臣(梶山静六君) 駐留軍用地特措法についての三つのお尋ねは、ただいま総理から御答弁があったとおりであります。 また、もう一つの海兵隊のあり方についてのお尋ねでありますが、政府としては、国際的な安全保障情勢に起こり得る変化に対応し、海兵隊を含めた兵力構成や防衛政策について日米両政府間で緊密な協議を継続することといたしておりますが、右につき、さまざまな立場から議論がなされることは有意義と考えております。 御指摘のシンポジウムについては、沖縄県よりお話を伺ってはおりませんが、もしも正式な協力要請があれば、政府として何ができるか検討してまいりたいと考えております。(拍手)
○国務大臣(梶山静六君) ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の適用除外制度の整理等に関する法律案及び私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 初めに、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の適用除外制度の整理等に関する法律案につきまして御説明申し上げます。 本法律案は、公正かつ自由な競争を一層促進することにより、我が国市場をより競争的かつ開かれたものとするためには、規制緩和の推進とともに、競争政策の積極的展開を図ることが不可欠であることにかんがみ、個別法による適用除外カルテル等制度につ……
○国務大臣(梶山静六君) ただいま議題となりました金融監督庁設置法案及び金融監督庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 初めに、金融監督庁設置法案について申し上げます。 この法律案は、市場原理を基軸とした透明かつ公正な金融行政への転換に資するための金融行政機構改革の一環として、銀行業その他の金融業を営む民間事業者等に対する検査その他の監督等を専門的に行わせるため、総理府の外局として金融監督庁を設置しようとするものであります。 金融監督庁は、預金者等を保護するとともに金融及び有価証券の流通の円滑を図るため、銀行業その他の金融業を営む民間……
○梶山静六君 ただいま、院議をもって在職二十五年の表彰をいただき、まことにありがとうございます。これもひとえに郷土茨城県の皆様や先輩、同僚、知人の御理解、御支援のたまものであり、心から深くお礼を申し上げます。(拍手) 私は、二十九歳でふるさと茨城の県会議員となって以来、四十有余年にわたり、政治の世界で微力を尽くしてまいりました。その長い政治生活の中で、私が常に政治信条としてきた言葉があります。我が郷土を愛すること限りなし、「愛郷無限」という言葉であります。若き日の私は、この言葉の示すごとく、敗戦後の荒廃から地元茨城の復興、発展のため全力を傾けてまいりました。 しかし、十五年の県議生活の中で……
○梶山静六君 ただいま議長から御報告がありましたとおり、本院議員塚原俊平君は、昨年十二月十九日、慶応大学病院において、心筋梗塞のため逝去されました。 いかに天命とは申せ、いまだ五十歳、若さとバイタリティーの塊みたいな君の思いがけない訃報に接し、言いようのない驚きと悲しみに、ただただ茫然として、言うべき言葉もありません。まして御遺族の御悲嘆を思うとき、まことに痛惜の念にたえません。 ここに、私は、皆様の御同意を得て、議員一同を代表し、謹んで哀悼の言葉を申し上げたいと存じます。 塚原君は、昭和二十二年三月、茨城県水戸市において、衆議院議員故塚原俊郎氏の長男として生まれました。御両親のあふれる……
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