渡辺武三衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○渡辺武三君 私は、民社党を代表して、ただいま趣旨説明のありました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に関連いたしまして、若干の質問をいたしたいと思います。 特に、私は、この際、わが国の防衛の基本に触れる幾つかの問題点について、以下順次お伺いをしたいと存じます。 質問の第一点は、自主防衛の基本についてであります。 われわれ民社党は、すでに四十二年以来、みずからの国はみずからの手で守る、いわゆる自主防衛体制の確立を主張いたしてまいりました。最近に至って、政府も、自主防衛こそがわが国防衛の基本であるとの姿勢を示し出したことは、そのこと自体はわれわれも率直に評価をするものであります。特に総理は……
○渡辺武三君 私は、民社党を代表し、政府提案の昭和四十八年度一般会計予算案、特別会計予算案及び政府関係機関予算案の三案に対して一括して反対するとともに、野党四党共同の政府予算案組み替え要求動議に賛成する態度を明らかにしたいと思います。(拍手) わが党が政府予算案に反対する第一の理由は、円の実質的再切り上げによって、予算案の前提が根本から崩壊したということであります。 言うまでもなく、政府はこれまであらゆる努力を払い、円の再切り上げは回避すると国民に約束をし、また、その前提で今回の予算案を編成したのであります。しかし、事実はすでに御承知のとおり、円は実質上の大幅再切り上げを余儀なくされ、為替……
○渡辺武三君 私は、去る八月二十日から三日間、わが党春日委員長を団長とする韓国調査団の一員として、事件発生後の韓国を訪問し、朴大統領をはじめ、金国務総理、政府の要人並びに各界の韓国国民の方々と、金大中氏事件について率直に話し合ってまいりました。この際、これらの経緯を踏まえて、総理並びに関係閣僚に対し、民社党を代表して緊急質問を行なわんとするものであります。(拍手) 今回の金大中氏強制連行が、わが国の首都東京のまん中で白昼公然と行なわれ、世界で最も優秀といわれておる日本警察の追及をしり目に、何者かの手によってゆうゆうと国外に連れ去られ、ソウル市内の自宅に連れ戻された事件は、思想、信条、行動の自……
○渡辺武三君 ただいま趣旨説明のありました宅地開発公団法案につきまして、私は、民社党を代表し、数点の問題点について、総理並びに関係閣僚に御質問をいたしたいと存じます。 その第一は、宅地開発公団が、大都市周辺の地域、すなわち、市街化調整区域内における土地の開発、造成を主たる業務といたしておることであります。このことは、都市計画法で「市街化を抑制すべき区域」と規定されている市街化調整区域の趣旨に反するものであり、無秩序な乱開発をさらに助長することになるおそれがあるのであります。 もとより、市街化調整区域は農業振興地域としても適しており、食糧需給の逼迫が世界的規模で叫ばれている今日にあっては、農……
○渡辺武三君 私は、民社党を代表し、ただいま提案されております昭和五十年度の公債の発行の特例に関する法律案に対し、反対の討論を行いたいと思います。(拍手) わが民社党は、国庫が空になり、またはなろうとしている現時点における赤字国債の発行はやむを得ないという態度をいち早く打ち出したことは、すでに御承知のとおりであります。 申し上げるまでもなく、わが国経済は、政府・自民党のたび重なる経済政策の失敗によって、二年続きの深刻な不況に陥り、政府の第四次不況対策にもかかわらず、今年の経済成長率も一%前後の超低成長が予想されている実情であります。これがため、特に中小企業者、勤労者が深刻な打撃をこうむって……
○渡辺武三君 私は、民社党を代表し、ただいま議題となっております昭和五十一年度一般会計予算案、同特別会計予算案並びに政府関係機関予算案に対し、一括して反対討論を行いたいと思います。 まず、第一に指摘しなければならないことは、現在、国民が最も関心を寄せておりますロッキード事件の解明並びに景気の回復に対し、三木内閣の姿勢がきわめて優柔不断かつ無責任であったということであります。その結果が、三月八日から始まった戦後最長の一カ月にも及ぶ国会の空転であり、四十日間の暫定予算編成であります。不況克服が今日の緊急課題になっているにもかかわらず、かくも長き空白が生じ、国民生活にいささかなりとも不安を招いたこ……
○渡辺武三君 ただいま提案されました大平内閣不信任決議案の提案理由につきましては、必ずしも同意できない点もございますが、私は、民社党・国民連合を代表して、賛成の立場から討論を行わんとするものであります。(拍手) いまさら言うまでもなく、大平内閣は、その発足当初より金権腐敗体質を内蔵し、国民が期待する明るい清潔な政治とはおよそ反対の道を歩んできたことは否めない事実であります。 すでに公判廷にさらされているロッキード事件被告に対する同情論を初め、ダグラス、グラマン問題に絡む汚職解明の回避、ロッキード事件との関連に疑惑がある浜田前議員及びKDD問題に深い疑惑が持たれる議員などの証人喚問拒否などは……
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