渡辺三郎衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○渡辺三郎君 私は、日本社会党を代表し、ただいま趣旨説明のありました発電用施設周辺地域整備法案に対し、国のエネルギー政策や公害対策などと関連をさせながら、内閣総理大臣及び関係各大臣にその所信をただすものであります。(拍手) まず取り上げなければならない点は、わが国のエネルギー消費の今後の見通し並びに国のエネルギー政策の基本に関する問題であります。 歴代自民党政府は、高度経済成長政策を柱としながら、これまで重化学工業を中心とした大規模コンビナートの建設に最大の力を注いでまいりましたが、その結果としてわが国は、世界まれに見るエネルギー消費経済国となり、全国至るところに公害をまき散らしている状態……
○渡辺三郎君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となっております昭和四十八年度決算に関し、現在の政治状況にかかわりの多い幾つかの問題を取り上げながら、三木総理を初め関係閣僚に質問をいたします。 昭和四十八年度予算は、田中内閣が成立をして以来、初めて本格的な編成をしたものであることは言うまでもありません。 当初予算は、一般会計の規模十四兆二千八百四十億円で、前年度比二四・六%増、特に公共事業費は実に三二・二%という戦後最大の伸び率を示した超大型予算でありました。当時、いまは亡くなられた愛知大蔵大臣が、国際収支の均衡、国民福祉の向上、物価安定に重点を置いて、トリレンマを同時に解決する予算で……
○渡辺三郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました日韓大陸棚共同開発に関する協定の実施に伴う石油及び可燃性天然ガス資源の開発に関する特別措置法案に反対の討論を行うものであります。(拍手) 言うまでもなく、この特別措置法案は、さきの第八十通常国会で、ごり強いの会期延長の末、参議院の審議も経ないまま自然成立となったいわゆる日韓大陸棚共同開発協定に基づき、それと一体のものとして提案をされているものであります。これらの経過が端的に物語っておりますように、余りにも不当な協定であり、それに伴う特別措置法案であります。しかも、それらの問題点は、本法案の審議を通じてもいささかも解明さ……
○渡辺三郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました中曽根内閣不信任決議案に対し、平和と民主主義を求める多くの国民の意思を酌みながら、簡潔に賛成の討論を行うものであります。(拍手) 中曽根総理、あなたは昨年十一月の自民党総裁選挙で田中軍団の支援を受け自民党総裁となり、念願の総理の座を射とめられたのでありますが、政権発足から今日までのあなたの政治姿勢に対して、多くの良識ある国民がどのような評価をしているか、御存じでありますか。それは、これまでの歴代自民党内閣ともやや異質な、一言で言うときわめて危険なものを敏感に感じ取っているのであります。(拍手) つまり、あなた自身の政治体質とも……
○渡辺三郎君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員木村武雄先生は、昨年十一月二十六日逝去されました。 戦前戦後を通じ憲政の正道を追い求め、半世紀にわたってきっすいの政党政治家として御活躍された先生が、御家族皆様の手厚い御看護の中で静かにこの世を去られたのであります。いかに天命とは申せ、まことに痛恨哀惜の念にたえません。 私は、ここに、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、謹んで哀悼の言葉を申し述べたいと存じます。 木村先生は、明治三十五年八月、山形県米沢市にお生まれになり、長じて米沢興譲館中学から明治大学に進まれました。市会議員、県会議員として立憲民政党山形県支部を率いられ……
○渡辺三郎君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、去る二十五日に行われました中曽根内閣総理大臣以下四国務大臣の演説に対し、質問を申し上げます。 まず最初に、どうしてもたださなければならない問題は、先ほどの石橋委員長の質問に対して、防衛費のGNP対比一%枠の問題で、総理は、できるだけ守りたい、こういう趣旨の御答弁がございました。これは、これまでの総理の政治公約であり、さらにまた昨年の暮れに我が党首との間に行われました際の発言から見ましても、明らかに二枚舌ではございませんか。明確に総理の再答弁を求めるものであります。(拍手) さらにまた、石橋委員長の質問に対しまして直接お答えになっておらない……
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