井出庸生衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○井出庸生君 みんなの党、信州長野の井出庸生です。 みんなの党を代表して、ただいま議題となりました株式会社海外需要開拓支援機構法案、通称クール・ジャパン推進機構法案について質問をいたします。(拍手) 茂木経済産業大臣に答弁を求めておりますが、この本会議も、また委員会も、そして分科会も、国会の議論はひとしく重いものであります。きょうは、大臣御自身、最後まで質問を聞いた上で御答弁をいただくことを強く求めます。 クール・ジャパン推進機構法案については、懸念と期待の両方を感じております。 まず、懸念ですが、海外展開を希望する事業会社に出資をするクール・ジャパン推進機構は、マイナスの見方をすれば……
○井出庸生君 みんなの党、信州長野の井出庸生です。 みんなの党を代表して、議題となりました二案について、特定秘密保護法案から質問をいたします。(拍手) 先月二十六日の東京新聞によれば、マックス・ウェーバーは、機密という概念は官僚独自の発明物だと百年前に看破した、また、情報が与えられない立法府を無力な議会と呼び、官僚制にとって一層好都合でもあるとも著したとあります。 本法案は、日本が真の民主主義国家となり得るか否か、我々国会が問われていると言っても過言ではありません。 みんなの党は、情報漏えい対策が国家にとって大切であることを理解しつつ、日本が一人前の民主主義国家であるための理想の姿を追……
○井出庸生君 結いの党、信州長野の井出庸生です。 ただいま議題となりました地方教育行政法の一部を改正する法案(以下、政府・与党案と呼ぶ)及び地方教育行政の組織の改革による地方教育行政の適正な運営の確保に関する法案(以下、民主・維新案と呼ぶ)について、順次質問をいたします。(拍手) 教育委員会制度改革は、安倍総理の掲げる教育再生の最重要テーマの一つと受けとめています。 昨年三月、文部科学委員会で、私は、教育再生という言葉の意味、意図するところについて、下村文部科学大臣に質問しました。 下村大臣は、次のように答弁されました。 「第一次安倍内閣では、」「教育基本法を改正するとともに、教育再……
○井出庸生君 結いの党、信州長野の井出庸生です。 ただいま議題となりました政府提出の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案に反対、民主党、日本維新の会提出の地方教育行政の組織の改革による地方教育行政の適正な運営の確保に関する法案に賛成の立場から討論します。(拍手) 政府案は、教育委員会の教育委員長をなくして教育長に一本化し、総合教育会議の開催や大綱の策定を通じて、首長と教育委員会が連帯して教育行政に責任を果たせる体制を構築するものと言われてきました。 しかし、かねてより言われてきた教育委員会の形骸化は、教育委員会が首長に対し独立した立場から意見を言わない、教育委員会……
○井出庸生君 維新の党、信州長野の井出庸生です。 党を代表して、刑事訴訟法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。(拍手) 質問に先立ち、おととい五月十七日に行われた大阪都構想住民投票について、〇・八ポイントという僅差ながらも反対多数となり、史上初の挑戦とも言える地域発の統治機構改革を実現することはできませんでした。 まだまだ力不足。しかし、硬直化した官僚主義と既得権益の厚い壁を打ち破って、納税者のための政治を実現してほしいという熱い思いと、我々に寄せられる強い民意を確認することもできました。 維新の党は、改革のスピリットを持ち続け、みずからイノベーションをしながら、不撓不屈……
○井出庸生君 維新の党、信州長野の井出庸生です。 刑訴法等の一部を改正する法律案の修正案に対し、賛成討論をいたします。(拍手) 五月十九日、私は、この場所で、政府原案を、取り調べ可視化は全事件のわずか三%、にもかかわらず司法取引導入、そして通信傍受捜査の大幅拡大であると厳しく批判をしました。 村木厚子さんが巻き込まれた郵便不正事件、十二人の無罪判決を出した鹿児島志布志事件などに端を発し、刑事捜査の出直しが求められた本法改正議論は、冤罪防止のための成果が求められたはずでしたが、捜査権限の焼け太りと批判された政府原案へ姿を変えたのでした。 私たちが合意した修正案も、残念ながら、政府原案を大……
○井出庸生君 民主・維新・無所属クラブ、信州長野の井出庸生です。 会派を代表して、ただいま議題となりました政府提案の平成二十八年度予算三案を撤回のうえ編成替えを求めるの動議に関して、その趣旨を説明いたします。(拍手) 実質賃金の低下、消費の低迷など、日本経済は厳しい状況にあると言わざるを得ません。アベノミクスの頼みの綱であった金融緩和の矢は折れ、もはや尽きたのではないか。公共事業や補助金に頼った財政出動の効果は薄く、そして、第三の矢と言われた成長戦略は一体本当に飛んだのか。 日銀の黒田総裁は、きのうの予算委員会で、我が会派の議員の質問に対し、あくまでも民間の経済主体の前向きな動きを引き出……
○井出庸生君 民進党、信州長野の井出庸生です。 私は、民進党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました法務委員長鈴木淳司君解任決議案に強く賛成する立場から討論を行います。(拍手) 共謀罪をめぐる今国会審議は、国会審議のあり方、政治家同士の議論を深めようという国会改革の流れに大きな波紋を投げかけました。 平成十一年七月、国会審議の活性化及び政治主導の政策決定システムの確立に関する法律、いわゆる国会審議活性化法が成立し、公布されました。国会審議活性化法は、特に第二章の国会法の改正で、政府委員制度の廃止という、国会審議のあり方に大きな変革をもたらしました。 過去の政府委員制度……
○井出庸生君 民進党、信州長野の井出庸生です。 ただいま議題となりました性犯罪規定について刑法の一部を改正する法律案について、会派を代表して質問させていただきます。(拍手) 冒頭、先日の共謀罪の強行採決に断固抗議をいたします。 性犯罪の罰則等については、平成十六年、第百六十一回国会で、衆参両院の法務委員会の附帯決議の中で、性的自由の侵害に係る罰則のあり方について、さらなる検討が求められました。また、平成二十二年十二月には、第三次男女共同参画基本計画が閣議決定をされ、強姦罪の非親告罪化、性交同意年齢の引き上げ、構成要件の見直し等を検討することとされました。 さらに、本法案が法制審で議論さ……
○井出庸生君 希望の党、信州長野の井出庸生です。 討論に先立ちまして、一言、先ほど、午後の予算委員会で、我が党の柚木道義議員が性暴力被害について取り上げました。伊藤詩織さんの訴えであります。総理からは、被害者に対応するワンストップセンターを都道府県に一つ以上整備する等の答弁がございましたが、性暴力被害者への理解を深め、被害者に寄り添う社会の実現に努めていただくようお願いを申し上げます。 さて、議題となりました政府提出の平成二十九年度第一次補正予算二案について、反対の立場から討論を行います。(拍手) 財政法二十九条は、補正予算の趣旨を、国の経費の不足を補う、当初予算作成後に発生した緊急を要……
○井出庸生君 社会保障を立て直す国民会議、信州長野の井出庸生です。 会派を代表して、補正予算案に反対討論を行います。(拍手) 補正予算案は二兆七千億円規模、このうち社会福祉法人等が施行する保育所等のブロック塀整備等に要する経費に充てるための経費など、必要性のあるものも見られます。しかし、ここ数年、多くの政党、会派が指摘してきた、財政法二十九条に規定された補正予算の趣旨に本当に沿ったものと言えるのかという批判に応えた内容には、大変残念ながら、今回もなっておりません。 例えば、第二次安倍政権の目玉事業の一つ、中小企業対象のものづくり補助金一千百億円は七年連続で補正予算に計上されています。この……
○井出庸生君 社会保障を立て直す国民会議、信州長野の井出庸生です。 議題となりました両案について質問します。(拍手) まず、大きな見地から総理に伺います。 改正案によって、親権者、児童相談所長、児童福祉施設の長など、しつけのための懲戒権を法律上認められてきた者に対して、体罰を禁止することが条文に追加されました。 しかし、体罰の禁止は、体罰を禁止する者を限定してしまって本当によいのでしょうか。親であろうと、学校の先生、保育所の先生、近所の大人であろうと、もっと言えば上級生の下級生に対する子供同士の体罰も、決して許されることではありません。 そこで、体罰の禁止については、国連子ども権利委……
○井出庸生君 私は、自由民主党・無所属の会並びに公明党を代表し、ただいま議題となりました盛山正仁文部科学大臣不信任決議案に断固反対の立場から討論を行います。(拍手) 盛山大臣は、昨年九月に就任以来、精力的に公務に取り組まれてきました。特に、昨年十月十三日、旧統一教会に対する解散命令を東京地裁に請求したことは、旧統一教会をめぐる深刻な被害に対応するための大きな一歩を踏み出したと言えます。 振り返れば、当初は、解散命令請求をしても、裁判で退けられれば、逆に団体にお墨つきを与えることになるなど、慎重論が連日報道された時期もありましたが、慎重な作業の末、おととし十一月に初めて質問権を行使し、以後、……
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