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岩間正男 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

岩間正男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP10(参)
3位
委員会発言歴代TOP10(参)
1位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
204位
委員会出席(無役)歴代TOP10
3位
委員会発言(非役職)歴代TOP10
1位
各種会議出席歴代TOP50
27位
各種会議発言歴代TOP10
3位
各種会議出席(無役)歴代TOP50
13位
各種会議発言(非役職)歴代TOP10
3位

1期委員会発言TOP10
8位
1期委員会出席(幹部)TOP25
24位
1期委員会発言(非役職)TOP10
5位
1期各種会議発言(非役職)TOP20
18位
2期委員会出席TOP25
15位
2期委員会発言TOP10
1位
2期委員会出席(幹部)TOP25
11位
2期委員会発言(非役職)TOP10
1位
2期各種会議発言TOP10
8位
2期各種会議発言(非役職)TOP10
7位
4期委員会出席TOP50
40位
4期委員会発言TOP10
4位
4期委員会出席(無役)TOP10
10位
4期委員会発言(非役職)TOP10
3位
5期委員会発言TOP25
23位
5期委員会出席(無役)TOP25
23位
5期委員会発言(非役職)TOP25
23位
5期各種会議発言TOP5
2位
5期各種会議出席(無役)TOP10
9位
5期各種会議発言(非役職)TOP5
2位
6期委員会発言TOP25
11位
6期委員会出席(無役)TOP50
26位
6期委員会発言(非役職)TOP25
11位
6期各種会議発言TOP10
6位
6期各種会議発言(非役職)TOP10
6位
7期委員会発言TOP25
11位
7期委員会出席(無役)TOP50
39位
7期委員会発言(非役職)TOP10
10位
7期各種会議発言TOP20
11位
7期各種会議出席(無役)TOP20
13位
7期各種会議発言(非役職)TOP20
11位
8期委員会出席TOP25
14位
8期委員会発言TOP10
5位
8期委員会出席(無役)TOP10
3位
8期委員会発言(非役職)TOP10
3位
8期各種会議発言TOP20
12位
8期各種会議発言(非役職)TOP10
8位
9期委員会出席TOP50
37位
9期委員会発言TOP10
9位
9期委員会出席(無役)TOP50
27位
9期委員会発言(非役職)TOP10
8位
10期委員会発言TOP50
26位
10期委員会出席(無役)TOP50
37位
10期委員会発言(非役職)TOP50
26位
10期各種会議出席(無役)TOP20
16位
10期各種会議発言(非役職)TOP20
19位

このページでは岩間正男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岩間正男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 文教委員会 第2号(1947/08/06、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 この請願書の御趣旨は、御説明がありましてよく分つたのでありますけれども、これを今までの師範學校、高等師範學校、文理科大學、その他教員養成機關に結局宗教講座をおくというような、單獨に切り離した問題として、ここでこの請願を扱うことが、果して現在新らしく教育改革がされておるその中で、結局教育の内容になることでありますが、その内容を、一ツの講座をおくというような形でこの問題が解決するかどうかということに、私は問題があると思う。つまり今までのこういうような學校における講座というものを見ますというと、何か一つの出店のような恰好になつて、そうしてそれは形式的に扱われておる。それは單にそれらの學……

第1回国会 文教委員会 第3号(1947/08/13、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 今のようにあまり劃然と分けてあとで身動きができないというようなものでなく、その場合によつてやはり自分が非常に關心を持つておる者はその委員會に出て相當發言する、意見を述べる、こういうもので運營をして見ることによつて段々いい形を作つて行くというような方法を採れば、先に對して伸びがあるのではないか、こんなふうに思うのです。そういうようなことに大體御決定を見て、若し委員長の方で原案でもありましたら、それについて今發表して貰つたらいかがでございましよう。
【次の発言】 探して來い、肝腎なときだから……。
【次の発言】 鈴木君が來るその間に、ちよつと今後の議事に付て動議を提出したいと思います……

第1回国会 文教委員会 第4号(1947/08/15、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 それについて希望があるのですが、これは委員會が三つに分けられまして、案件によつて、まあ盥廻し式に順々に行くというようなことが、大體この前決定されておつたと思うのでありますが、案件の内容によりまして、この委員會そのものが別に傾向を持つていないのですけれども、偶然に見ますと、その第三委員會が非常にその六・三に直接關係を持つた人が多いように見受けられるのであります。それで若しこれは外に差支がございませんでしたら、今後でもそうなんですけれども、委員會の希望が特に強いようでしたら、その方に全體にお諮りいたしまして、それが差支なしと決まつたら、それの方に付託されるように、幅のある付託の方法を……

第1回国会 文教委員会 第6号(1947/08/22、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 それではこの前の八月十八日に開かれました第三小委員會の結果について簡單に御報告をいたしたいと思います。  委員は七名のうち六人出席されまして、それに河崎委員、松野委員が外の委員會から參加されました。案件としては第一に岐阜高等農林の昇格問題と、それから六・三制の全額國庫負擔の問題であります。  第一の問題につきましてはいろいろの討議が行われたのでありますが、結論を簡單に申し上げますと、結局これは單に岐阜高等農林だけを切り離してここで採り上げるというような立場のものではなくて、やはり新らしい大學制度に連關して、更に日本の大きな文教政策の今後の行政措置と連關してこれを解決すべきものであ……

第1回国会 文教委員会 第7号(1947/08/29、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 議事進行について、この問題につきはしては、これはいずけれ討論に移されることと思うのでありますが、この前第三小委員會の方から六・三制の結果について報告をなしたのでありますが、その時この問題は重要な問題だから、多くの皆さんの出席を待つてこの次の機會に移すということで留保されておるのであります。從いまして只今の報告について討議をするということも取つ掛かりよいと思うのでありますけれども、大體委員會の經過を見ますというと、六・三請願に對するところの處置は、殆んど具體的に完了を見ておるような段階まで行つておるのでありまして、これを全體の討議に付して最後的な決定をするという近い段階まで到達して……

第1回国会 文教委員会 第8号(1947/09/19、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 この請願の趣旨は從來の青年學校のような形でなく、もう少し今要求しておるところの、勤勞者を中心にした教育體系を確立すると、そういうような請願の趣旨に見受けるのであります。それに對して文部省の現在持つておる案というものが、殊に來年、二十三年度から實施する案というようなものが、この程度まで果して行つておるかどうかというところに、本委員會としては研究する問題が殘つておるのじやないかと思います。でこの前の日高局長の説明乃至新學制實施についてという案件について、文部省から全國にすでに囘付されておりまする文書によつて見ますというと、新制高等學校の實施についての要綱は相當詳しく述べられております……

第1回国会 文教委員会 第10号(1947/10/08、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 この問題は文教委員會に付託されておつて、實は體育というのは實に重大な問題だと思うのであります。それで文教委員會としていろいろな問題が勸められたならば、できるだけ餘裕が付き次第、この問題について緊急にやはり努力しなければならんと思うのであります。スポーッ議員連盟ですが、そこから出たという形は、それは一つの勸奬する、勸めるというような意味で出たのですが、スポーッ連盟というのは、議員のプライベートな團體から文教委員會に對する勸めとして出た。併しそれはどこから出ようが、それを取り上げてその誕生を見ることには賛成します。もう一つできたら、文教委員會で人を決定してそれを議長の方と交渉して、若……

第1回国会 文教委員会 第11号(1947/10/15、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 それと附帶しまして教科書の檢定認可の問題ですね、これもこの前聞きたいと思いまして出席方をお願いしておるのですが……。
【次の発言】 そういうふうにお願いいたします。
【次の発言】 只今両院文教委員会の合同審査会は大体日取が二十日ということになりますが、そうすると今議院運営委員会で問題になつておる会期延長と絡みまして、二十日から休会になるというような、噂だろうと思いますが、そういうような段取になる可能性が相当濃厚ですが、その点はいかがでしようか。
【次の発言】 さつき日高局長が何かお礼を申述べられたことに関聯して、もう少し具体的に内容についてお話頂けないでしようか。若し必要であるな……

第1回国会 文教委員会 第13号(1947/11/14、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 今のは水害の実況から、詰り調査の上に立つた文部省の要求に基くものですか。それとも安本の方から寄越した数字ですか。
【次の発言】 重ねて伺いますが、そうすると安本に提出した原案というものがありますか、それとも被害の調査の何かデーターがありますか、文部省に。
【次の発言】 その具体的数字がありましたらこの次の機会でもいいのですが、頂戴したいと思う。何かプリントでもしまして、そうして一つ先程申しました被害の実況を文部省で今まで把握した、それからそれに基いてどういうような計画で安本の方に出されたのか、その原案というようなものを頂きたいと思います。

第1回国会 労働委員会 第6号(1947/09/20、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 この第三十二條の意味ですが、第一項の担書の「美術、音樂、演藝その他特別の技術を必要とする職業に從事する者の」云々、それが特に有料を許可するというような根據ですね。それから更にそれらの範圍、この範圍はこれは先に行つて詳しく、又特別な施行細則などで決められるのだと思いますけれども、大體今考えておられる範圍ですね。どの邊に一線を引くか、例えば活動小屋の看板書でも、それからひろめ屋のような者、それから演藝のアッシスト、エキストラのような者、こういう者はどういうような所に入るか、こういうところにこれは相當問題であると思いますが、これらの二點についてお伺いしたいと思います。

第1回国会 労働委員会 第10号(1947/10/09、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 緊急動議を提出したいと思います。逐條審議に入る前に、ちようど切れがよいようでございますから……。
【次の発言】 いや問題は少し違いますが……。
【次の発言】 政府委員とはちよつと関係はありません。
【次の発言】 結構です。
【次の発言】 それでは先程の緊急動議について御説明申上げます。実は外のことではありませんけれども、只今國家公務員法案について決算と労働の合同委員会がなされておるのであります。これに参加の仕方について労働委員が決議権を持つていないというような今までの慣例的な事項のために、実際合同委員会の空氣を見ますと、労働委員の出席は非常に多いようであります。つまりこの法案の内……

第1回国会 労働委員会 第11号(1947/10/10、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 一應運営委員会が、そのような決定をしたにしましても、現実は飽くまでこのことを要求しておるということを深く自分の体驗を通じて言うことができると思うのであります。この法規の適用を受ける所の勤労大衆の大きな関心のある問題でありまして、恐らくこれがその内容に通じておるところの労働委員会というものの中心的な参加なしに決定されて行くことは、全勤労大衆は決して満足していないだろうと思うのであります。そういう点から考えまして、議院内部の運営委員会は只今天田委員の報告のような決定をされたということでありますが、この上は我々としましては、現状に即應したところの規約の改正を至急取計らわれたいというとこ……

第1回国会 労働委員会 第16号(1947/11/04、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 その「職員」の方はそれでよいと思いますが、姫井委員の只今の修正のことは私は賛成したいと思います。この文章を読んで見ると、分らないところがその外にも第二項あたりにもあるようですが、やはり今の修正の方がはつきりするようですね。文章を読むと「これに」というのは惡いと思います。
【次の発言】 第一項の文章もちよつと了解に苦しむのですが、第二項の「本法中に労働安定所の名称なく、これが職業安定所の異名同種のものであることを了解し難い。」というのは実に了解し難い文章であります。一体どういう内容をいわんとするのであるか、少しこれはどうも我々として明確にする必要がある、こういうふうに思います。

第1回国会 労働委員会 第23号(1947/11/27、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 今の陳情並びに請願の処理でありますが、非常に差迫つた問題のもの、例えば越冬資金のごときものは、非常に差迫つた問題であるのでありまして、これについて政府に送付するならば、是非政府のこれに対する処理方を労働委員会では相当な責任を以てやはり鞭撻するというような方法を同時にここで確認して頂きたい、こういうふうに思うのであります。
【次の発言】 これは例えば文教委員会の処理の件ですが、文教委員会では、これを通したものには、相当の責任を持つてその後の政府のやり方を、中間報告を受けたり、鞭撻をしようというふうな方法でやつておるわけなんですね。それと、やはり今までの請願並びに陳情の処理というもの……

第1回国会 労働委員会 第25号(1947/12/06、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 この請願は経営者側からの請願でありますから、更に労働組合側からの意見も徴した上で決定した方がよろしかろうと思います。

第2回国会 議院運営委員会 閉会後第4号(1948/10/08、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 修正動議よりは重いとはちよつと見られないと思うのですが、そういう意味から言つても今の意見に賛成したいと思います。
【次の発言】 先程いろいろお聽きしたのですが、この産業関係の方面の委員の数が多いのですが、文化関係のものは本当にこれは唯一つしかないわけですが、どうしても圧縮されて段々じり貧になつて來たということが多いのではないかと思いますが、日本の文化政策から考えて、改まつて言うまでもないことですが、今のところ商工の方ですね、そこだけが二十五人にポカッと殖えると、それもちよつと少し一般の釣合から考えて妥当性を欠いておるじやないか。結局五人は文化関係から言いまして、文部省関係の方に五……

第2回国会 議院運営委員会 閉会後第5号(1948/10/09、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 今までの使い方と、それから先つきの委員会に割当てるということになると、現状のような使い方ができないということになると、非常に煩瑣で、現実に合わないと、こういうように思うので、割当ての方法と、それから実際の使い方というものを、これを区別して考えるか、それを同じくするかというよう意見のように思います。やはり何でないでしようか。今の若し、天田委員の御意見のように、それはもう委員会に割当てたならば、委員会に全部使わせなければならないんだというような前提であつたら、非常にこれは工合が惡いんじやないか、現状でそういうふうに思うので、現状を先にして、最も効果的に使えるようにして、この問題を進め……

第2回国会 議院運営委員会 第8号(1948/02/03、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 僕はやはり各派から最低一名というような案を支持したいと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第15号(1948/02/21、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 只今の御發言もありましたが、實質といたしまして、參議院としては、一時間の時間さえも問題にして今まで論じて來たような次第であります。今のように日曜日を挟んで明後日に延ばす、これは國民の期待から見ても疑わしいと思います。そういう點からして斷じて時間がある。尚憲法解釋にいろいろ、可能性を成立させる根據が全然ないということに立つて議論しているのでない。だからそういう點で十分にさつきから意見があつたのですから、これについて十分な反對論も成立つのですから、是非今晩にやつて頂きたいと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第28号(1948/04/14、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 第七十二條の第二項ですね。そこに、「その要求により、」とありますが、これはどうも意味が少し不明だと思いますが、ちよつと説明して貰いたい。委員會の要求ですか。それとも裁判所の要求ですか。
【次の発言】 どうも、その意味がはつきりいたしませんね。

第2回国会 議院運営委員会 第35号(1948/05/17、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 その前に労働組合側に折衝して見ましたら、希望條件としてもう一二名殖やして欲しいというような希望條件があるのですが、この点お諮り願いたいと思います。
【次の発言】 この前の決定の二人は日教組は江口泰助君、法制部長です。それから総同盟は重盛壽治君です。
【次の発言】 今私が提案しました件ですね。総同盟側から出ておるので、産別側からも是非一人欲しいというような意向があるわけなんですが、この点一應お諮り願いたいと思うのであります。

第2回国会 議院運営委員会 第36号(1948/05/19、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 この前の二千五百円の問題のときも、大分労働委員会の関係する問題が非常に多かつたのであります。そういう点から合同委員会とか何かそういうような方法はいけないでしようか。

第2回国会 議院運営委員会 第37号(1948/05/24、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 宮澤さんにお尋ねしたいと思いますが、さつき木下委員の方からもお話がありましたが、第三條の政党とか團体の規定、定義的なところですね、これは單に労働組合側だけでなくて、経済團体の方も言つておりますが、これに対してやはり定義的なものは非常に複雑過ぎる。それからもつと簡明なことが必要じやないかというようなことを述べられておるのでありますが、その述べられた趣旨というものを今まで聞いた限りにおきましては、現段階では例えば労働組合の場合ですと、いろいろな組合の活動をやつておる範囲内に、当然その活動の段階が政治的なものに繋ついて來る。経済闘争だけじやなくて、やはり政治闘争というようなものに絶えず……

第2回国会 議院運営委員会 第61号(1948/07/03、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 私は傍聽人所属の日本教員組合の関係者として、本件については遺憾に存じております。唯々今日の事件の動機の一つとして、重要な法律案が会期切迫のため十分に審議の余裕が與えられていなかつたということについては、今後御配慮願いたいと存じます。

第2回国会 文教委員会 第1号(1948/05/27、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 速記を止めて下さい。
【次の発言】 私はこの教育勅語の処理の問題は、現状の認識の如何にあると思うのであります。これは私の認識でありますが、教育機構で完全に憲法の精神とするところに從つて配置されておるかどうかということを考えますというと、必らずしもそうでない面もあるのではないか。これは文部省の今までの処置の中にはつきりとした明確なそのような規定がなかつた点にも一部の原因があると思うのでありますけれども、今日まだ謄本は回収されていない。それでその処置につきましても、從來非常に教育の中心として、これをいわば仰いで参りました関係から、この取扱いが非常に実は現状においては困つているというよ……

第2回国会 文教委員会 第2号(1948/06/15、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 これは今日大体概略のことを聽いて審議に当るわけでありますね。そういう関係から、纏めて先に伺つてあとに質問したいと思います。
【次の発言】 今会期もあと延長がありましても半ヶ月しかないような情勢になつていると思います。大体政府の提出法案の内容について事前にもう少しいろいろ聞きまして、その上にやはり今後の審議の方法を立てて置かないというとうまくないのではないかと思いますから、その点で若しできましたらもう少し御説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 予定された法案の数が多いと、果してこれを並行的に本委員会だけでやつて行けるかどうかという見当が付かないと思います。

第2回国会 文教委員会 第3号(1948/06/18、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 今日のこれからの予定をちよつとお伺いしまして発言したいと思いますが、どんな御予定を委員長は考えられておりますか。
【次の発言】 今の河野君の質問のように、今日今折角提案されましたものについて、何か連関した概括的のことが若し議員諸君からありましたら、ここで簡單に、この問題につき、この委員会のことについて概括的の質問を少しやつたら如何と思うのでありますが。
【次の発言】 話中なんですが僕が話しておる中に聽かないで帰つちやつたのです。
【次の発言】 法案が只今四つ提出されておりまして、尚二つの法案が提出されるというような予定を聞いておるのでありますが、そうなると、これは先の大体会議が延……

第2回国会 文教委員会 第4号(1948/06/24、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 実は只今行われておりますところの学生の盟休事件につきまして、当委員会といたしまして、これに全然無関心でおることは、当然我々の職能の上からできないと思います。この事態を一日も早く解決して、そうしてこの不安を取除くという建前から、ここに大臣の出席を要求いたしまして、質問を申上げたいと思うのであります。  今度の問題の経過については、大略のことしか私は無論承知しておらないのであります。細密な分に亘つて何からかにまで知つておるというわけではないのでありますけれども、大体の今までの経過について、学生諸君から、そういうような陳情を受けたこともあり、いろいろな情勢によつて知つておる面があるので……

第2回国会 文教委員会 第5号(1948/06/25、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 先ず宇佐美さんにお聽きしたいのでありますが、高等学校の現在の所轄が、この法案によりますというと、明確にされていないのであります。併しながら過般來、東京都下で、これが從前の法案の経過においては、或いはこれが特別区に移管されるというような樣子がありまして、これに対するいろいろな運動が起つたのでありますが、この問題が、或いはもつとこの法案の審議に当りまして、明確化しなければならないということが起るかも知れんのであります。これは法案の審議の一つの先の問題でありますが、そういう場合のために、参考にこれはお伺いして置きたいのでありますが、現在この高等学校の関係者が非常な不安を以て、これが各特……

第2回国会 文教委員会 第6号(1948/06/28、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 この前学生の盟休事件に連関しまして質問いたしたのでありますが、そのとき時間の関係上、十分に意を盡すことができませんでしたので、継続して質問を続行いたしたいと思うのであります。この前の私の質問の要点は、或いは私の申し方が拙劣なために、十分なその意向がそのまま受取られなかつた憾みがあつたかとも思うのでありますが、私はこの問題にタツチしまして、この問題をどうしても取上げざるを得ないというのは、実は現在の盟休はすでに全國各地に起つているのであり、而もまだその後の情勢を見ますというと、どんどん蔓延しておる。このような現象をこのままに放置して置くことはできない。而も学生諸君はそれを國会に解決……

第2回国会 文教委員会 第7号(1948/06/29、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 日直並びに宿直の問題、殊に今婦人局長が見えておられますから、日直の問題についてこれは御意見をお伺いしたいのでありますが、これは何ら義務制にすべきものじやない。これは過去の教員の持つておる習慣、そういうようなものから來る特殊性だというような解釈を聽いて、非常に河崎委員と同樣に安心したのであります。これは当然そうあるべき問題で、学校教育法によりましても、何らこれは教員の本務ではないのであります。その本務でないところの日直の問題、そうしてこれにつきましては河崎委員からもお話がありましたように、殊に日直の場合におきまして、女子の非常な負担になつておる。これは今日の経済事情がこんな形で、物……

第2回国会 文教委員会 第8号(1948/07/01、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 その後第三特別小委員会の委員の諸君と会う機会がありまして、その情勢を確かに座談会の席上で聽いたのでありますが、例えば定價の決定の仕方などについては、全然諮られていないことを聽いたのでありますが、そうして第三特別小委員会においては、新たにこの会を開いて、それを文部省の方に申入れた、この法案に対する意見を具申したということを聽いておりますが、これについてはどうなつておりますか。
【次の発言】 もう少し質問して明らかにして置きたいことがあるんですが……。
【次の発言】 今の御提案もあつたのでありますが、やはり明らかにして置くことが、今後の運営のために必要だというような点について……。時……

第2回国会 文教委員会 第9号(1948/07/03、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 私はこの義務教育費國庫負担法の第二條の今度の修正條項の中で、日直及び宿直の手当の点でありますが、この点に対しまして反対を表明したいと思うのであります。その理由といたしますところは、日直、宿直というのは、これは元來何ら法的な根拠を有しないところの、教育の言わば本務に属さないところの勤務なのであります。そうしてこれはまだ今まで御眞影がありましたときに、御眞影を奉護するというような立場から、教員の負担的な義務として、これは半ば強制的に行われておつたものであります。無論教員の義務におきまして、これを了解して行なつて参つたのでありますけれども、併しすでに御眞影の奉護というものが必要がなくな……

第2回国会 予算委員会 第9号(1948/03/19、1期、無所属懇談会)

○委員外議員(岩間正男君) 先程河野委員から六・三制の豫算の殘額の問題について縷々申述べられましたので、私はこれについて餘りくどいことを加えることを差控えますけれども、それについて又大藏大臣のできるだけ近い將來において、即ち暫定豫算において努力するというような好意的な御囘答があつたのであります。併しながら今までのこの六・三制の豫算措置を見ますというと、こういう點について、今日この本年度の最後の追加豫算が決定されるに當まして、もつとこの問題を確實に、明確にすることを前提として、この論議をお進め頂きたいと思いまして、皆さん竝びに大藏當局に申上げたいと思うのであります。  この前の第一囘の國會におき……

第2回国会 労働委員会 第1号(1948/01/27、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 只今の問題につきまして教員の問題でもありますし、又労働委員の立場から私はプライベートに当地に赴きまして事情を調査して参つたのであります。今賀來労政局長から経過の概略について説明されたのでありますが、その中で問題を当事者の間でそのように起したのでありますが、その後の事態については、折量なつて、止めた当人が轉んだんだが、それを引起して、そうして知事の元の席に戻らして、そこでこういうような問題を起したということは、お互いに遺憾であつたというような意をお互いに表明し合つてそれで了解が成立して、團体交渉がそのまま継続された。而もその結果として覚書を手交して、お互いに調印して、事態を円満に收……

第3回国会 議院運営委員会 第9号(1948/11/13、1期、無所属懇談会)

○委員外委員(岩間正男君) 無所属はやつぱり自由で、題なしで。
【次の発言】 そうですね。結構だと思いますね。それでよいと思いますね。無理にその時間はその会派で例えば一人しか希望者がないという場合には多く使う必要はない。
【次の発言】 今までの仕來りもございますけれども、或る場合には時間を平均にして各会派から一人ずつやるというような方法もあり得ると思いますがどうですか。
【次の発言】 それがこれまで行われていなかつたし、又そういう事例が沢山あつたと思うのです。それで自由討議そのものについて、根本的に検討して、これを最も質的にも機能を発揮するということになつたら又違うと思いますが、従來のやり方に……

第3回国会 文部委員会 第2号(1948/11/12、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 理事一任と言うお話がありますが、大体の方針を決めていただかないと、理事会で扱えないと思うのですが……、だから今の鈴木君の提案ですね、少会派から一名というのに対して動いうような御意見を持たれるか。私は鈴木君のような意見に賛成です。成るたけそういうふうにして頂きたい。分化問題と言うのは、実は今まで分化政策というやつは、どうしても粗雑にされますので、余程本氣になつて掛からなければ、この問題は打開できないと思います。そういう意味から、相当にやはり委員会としては重要な意味を持つとおも今するので、出きるだけ……人数は余り小さくしますと活動の範囲が弱まると思いますから、成るべくそういう点で各派……

第3回国会 文部委員会 第4号(1948/11/25、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 この法案に至りまして数ケ條につきまして質疑をいたしたいと思います。  先ず第一に第一條との連関でありますが、第一條によりますというと、文部大臣は、人事及び予算に関する事項に係るものを除く外、研究所の監督をしないというふうになつておりますが、実際におきまして研究所長並びに研究所員の任命並びに委嘱におきまして文部大臣の権限が存しておる。從つてそのような人事権によつて今後のこのような國語の行政が非常に大臣によつて動かされる面があるのじやないか、こういう点について政府当局はどういう見解を持つておるか、その辺を防止するためにはつきりしたところの方針を今の中から確立して置くことが必要じやない……

第4回国会 文部委員会 第2号(1948/12/11、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 その前にですね、全体的な質問なんですが、それを実は今井給與局長の出席を求めましてお聞きしたいことがあるのですが、との点を保留にして置いて頂きたいと思います。
【次の発言】 相関的な関係です。給與の問題ですから、それで向うの政府委員の都合もあるらしいのですから、適当なときで結構です。その点予めお考え置き頂きたいと思います。
【次の発言】 第二條でこの教育公務員の中に含める公務員の内容になりますが、その中に事務職員ですね、これについては何ら触れるところがないようなんですが、学校のやはり構成から考えれば、事務職員も非常に重要な役割を果しておるので、やはり教育公務員とした方がいいのじやな……

第4回国会 文部委員会 第3号(1948/12/13、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 二点ばかり質問をいたしたいのでありますが、只今の第一の説明の中に、購読調整はいろいろの点でうまくいかない、欠点を持ておつたというお話があつたのですが、当局はどういうような点で欠点を確認しておるか、今までの購読調整のやり方、そういうものについて今まで調査された事項について伺いたいのが一点であります。第二点は、これは今度の割当の中に機関紙の割当で、これは全國的な一つの組織を持つておるような大きな團体の割当が中央のは今度は拒否されて、それがローカルの方に廻される、こういうことを聞いておるのですが、これらに対してなぜそういうことが起つたか、この二点について伺いたい。

第5回国会 文部委員会 閉会後第1号(1949/06/16、1期、日本共産党)

○岩間正男君 そうすると、飽くまでプライヴェートな首相の諮問機関だというふうに解釈していいわけですか。その点はどうですか。
【次の発言】 どうも誠に曖昧な鵺みたいなものだと、こういうことに私は聞いたわけなんですが、併し総理大臣の公的な資格において質問する、そういう機関だというのですが、私共問題にしたいのは、さつき河野君のやはり問題にした点と同じように、法的な根拠というものは別にない、こういうので、飽くまでもそういうような意味においてプライヴェートなものかどうかということをお聞きしておるのですが、その点はそうとつていいんですか。
【次の発言】 それは文部省の意見としてお聞きしたわけだつたんですが……

第5回国会 文部委員会 第2号(1949/03/24、1期、日本共産党)

○岩間正男君 それでは御指名によりまして東北視察の概況を御報告申上げたいと思います。梅津錦一君、若木勝藏君、それから岩間の三人は二月二十日に上野を立ちまして、福島縣を皮切りに宮城、岩手、青森、秋田の各縣を廻りまして三月三日に帰京したのであります。
【次の発言】 主として見たのは現地の学校の施設、それから教育委員会の運営状況、それから教員組合、その他仙台では大学、師範、それから國宝としましては岩手縣で中尊寺、それから引揚者の学校、秋田縣では盲唖学校なんかの実情を視察して参つてわけであります。で、時間が余りありませんので概括的に御報告申上げたいと思うのでありますが、教育委員会事務局並びに教育組合な……

第5回国会 文部委員会 第3号(1949/04/07、1期、日本共産党)

○岩間正男君 例えば社会党の場合ですけれども、河崎委員は辞任された。その後任が決まつて決定された会派もあります関係で、そこに委員の数や何かの関係がありますが、そういうことをここで問題を出されまして、それで決定して頂くといいんじやないかと思いますが、全部運営委員会にかけてからにいたしますか。
【次の発言】 ちよつと私は保留します。先程の辞任願は……
【次の発言】 ちよつと委員長、速記を止めて下さい。

第5回国会 文部委員会 第4号(1949/04/08、1期、日本共産党)

○岩間正男君 非常に困難な事情にあるということは推量されるのであります。それから又そういう困難な実情の中で飽くまでもこの六三制を維持しようと言つて努力されている大臣の努力に対しては、若木君同樣に非常に敬意を拂うのでありますが、併し今までのここ二年間の文部行政をずつと振り返つて來て見まして、何と言つてもやはりもう少し徹底した方策を推進するという迫方が足りないのじやないかということを残念ながら痛感しなければならないと思うのです。それで今まで出された予算が、國庫負担分が僅かに六十五億というようなことで、実際は全体の必要額の十分の一にも足りないというようなわけで、全部が大衆負担になつているのです。それ……

第5回国会 文部委員会 閉会後第4号(1949/08/23、1期、日本共産党)

○岩間正男君 專門調査員は……。
【次の発言】 この調査は、只今河野君のお話がありましたように今までの漠然とした調査ではない、一日の進歩の認められると思います。併しこの調査の基準になるプリンシプルについては十分に我々もこれから檢討し、科学的にもつと合理性を発見しなくちやならん、こういうふうに考えられる部分があるのじやないかと、こう思うのであります。私の氣のついた自然増の問題だとか、それから一〇%増というような問題、当然河野君が質問したようなものが起ると思う。この点については非常にこれは説明のためでなくてもつと実態を十分にこれは入れて頂きたい。これなども例えば一〇%増というやつは全体でなくてもた……

第5回国会 文部委員会 第5号(1949/04/15、1期、日本共産党)

○岩間正男君 今日の私達の委員会の重点は予算関係じやないかと思います。法案は、いずれ出されて忙がしくなるだろうから、そのときは委員会で一々について伺えばいいので、今日切迫している問題は、六・三予算並びに文部予算、この問題について我々は余りタッチしていないので、そこに重点を置いて、法案の説明は二、三分で願いたい、提出されるときに一々説明願つたらいいのじやないかと思います。
【次の発言】 法案の説明はそれくらいにして、二十四年度の教育予算についての御説明を願います。
【次の発言】 さつきの鈴木君の質問に連関しますが、仙臺の問題ですが今説明があつたんですが、これについて現実的にどういうように全國的な……

第5回国会 文部委員会 第6号(1949/04/19、1期、日本共産党)

○岩間正男君 六三の予算のその後の経過について先ず文相から説明を求める。
【次の発言】 すでに衆議院があのような形で通過を見て参議院にかかつたのでありますが、参議院の情勢については、これは当委員会としてもいよいよ間近に迫つた予算の問題について処置がなされると思うのであります。今のところですね、どうもこの予算を獲得する見通しというものは非常に薄い。それから今文相の見通しのお話でも非常に困難だという情勢になつておるのですが、それがためにいろいろな困難が起ると思うのです。先ず第一に、相当二十四年度の予算を当にしてまあ地方では工事を進めておる。そういうような補助が下りない場合にこれは建ち腐れになるとい……

第5回国会 文部委員会 閉会後第6号(1949/09/12、1期、日本共産党)【議会役職】

○理事(岩間正男君) それでは只今から文部委員会を開会いたします。  最初に文化財保護法の問題について今までの交渉経過の報告をお願いいたします。
【次の発言】 只今の三島委員の報告について御質問がございましたら……。
【次の発言】 外にありませんか。
【次の発言】 それじやお諮りいたします。今後の方針については先程三島委員から報告されましたように、向うの委員会がある度に連絡して懇談する、そうしてそれによつて今後の方向を決めるということは確認していいですか。御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  次に実際の衝に当る連絡委員を今までの委員を主体としてそれに委員長、理事が参加す……

第5回国会 文部委員会 第7号(1949/04/22、1期、日本共産党)

○岩間正男君 先ず第一に伺いたいのは、現在の商業新聞に対して大体二億一千万ポンドというのは、これは三六%に及ぶ割当がなされておるのが、政党の場合は二十万ポンドというように今聽いたわけでありますが、非常にこれとの対照において少ないのじやないかと考えるのです。どうしても從來のこれは國会の運営に対して新らしい体制に即應するやり方をしなければならないというのが、つまり國会内部の我々の活動というものが國民大衆の間に今日滲透していない、これが非常に政治の或いはボス化、腐敗化というものと関係があるから、絶えず大衆と密着しなければならない、こういう点から考えまして、もつともつと國会内の動きというものが正しい傳……

第5回国会 文部委員会 閉会後第7号(1949/09/16、1期、日本共産党)

○岩間正男君 さつきの河野議員の発言の中で、最初の本年度の定員定額を決めるときに、文部省としても、大藏省はどういうふうにこれ考をえたかということは非常に重要だと思う。これは來年度の予算とも非常に連関して來る、從つてこれは実は抽象的に大藏省がそれに対してどう考えたかということよりも、どんな基準でこれが決定されたかという具体的なものが示されて、これについて我々は檢討したいと思うのです。大体の目安でいいのですが、大綱だけを……
【次の発言】 持つておりませんか。
【次の発言】 これは來年度の予算を檢討する上において非常に重要なものだ。これは單に予算だけの問題ではなくて、日本教育の内容の問題になつて來……

第5回国会 文部委員会 閉会後第8号(1949/09/22、1期、日本共産党)【議会役職】

○理事(岩間正男君) それでは只今から文部委員会を開催いたします。  今日の予定としまして、尾瀬沼の開発の問題と、それから年齢の数え方に対する法律が、この前通つておるんでありますが、いよいよ実施期が迫りましたので、これについて、食糧の配給の問題なんか、それから第三に、今問題になつておりますところに法隆寺並びに中尊寺の問題、こういうような大体三つの案件を主として進めたいと思います。  先ず最初に、尾瀬沼の問題につきまして、通産省資源廳の電力局水力課長の山岡さんが見えておりますから、この問題について説明をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ええ、どうか。

第5回国会 文部委員会 第9号(1949/05/07、1期、日本共産党)

○岩間正男君 時間が迫つておりますので、いずれ明後日からの審議の方法を協議しまして、そうして具体的に、段階を立ててやつたらどうかと思うのですが、今日はこれだけで打切られることをお願いいたします。
【次の発言】 三十三條のときは不公平にならないようにやるということが殆んど問題でなかつた。それを何とか現在において外の地方公務員と非常に懸隔があるというようなことじや非常にまずとい思うのです。嚴重に当然やるべきじやないかと思います。これについて一應ここで返答して貰いたい、こういうふうに思うのですが、できるだけこの次……、直ぐに……

第5回国会 文部委員会 閉会後第9号(1949/09/26、1期、日本共産党)【議会役職】

○理事(岩間正男君) 只今から文部委員会を開会いたします。今日はこの前の予定された案件、その他二、三の追加案件がございます。最初に定員定額制の問題につきまして地方自治廳が通牒を出した。併しこの通牒については非常に問題があつて、当委員会でも両三度この問題について討議した筈である。この問題についてどのような具体策を持つかということについて先ずお諮りしたい思います。
【次の発言】 只今の河野委員の提案について御意見がございましたら……。
【次の発言】 それでは別に河野君の提案に対しまして、御異議がないようでありますから、地方自治廳の過日の通牒は非常に不当である、こういうような抗議を当委員会として決定……

第5回国会 文部委員会 第10号(1949/05/09、1期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつと簡單な條項ですが、第八十六條の点について伺いたい。それは「第五十條第二号の規定にかかわらず、用紙割当制の廃止されるまで、文部大臣が行う。」というので、地方の教育委員会の檢定権というものが、一應こういう形で文部大臣に委讓されるという條項に改正されておるのでありますが、この経過についてどういうような理由からであるかということを伺いたいのであります。
【次の発言】 大体見通しを伺いたいのですが、用紙割当制がどのくらいの程度でこれは廃止になるかというような見通しを、文部省はどう立つておるかという問題であります。今年の用紙の生産量は非常に増加しておると聞く、そうしてそれをどのように……

第5回国会 文部委員会 第11号(1949/05/10、1期、日本共産党)

○岩間正男君 特に聞きたいことは、文部省ではこの案を立案して、これを施行するに当つて、地方の財政負担が大体どの程度ぐらいになるか、こんな廣汎ないろいろな重要なる課題を沢山挙げているのですが、これを全部励行しなくとも、仮にできるところからするにしても、大体どのくらい地方財政の負担になるかというようなことについて、一つの見通しなり、そういうものを持つておられるかどうか、この点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 どうもそういう認識に私達は賛成することはできないので、さつきも挙げましたように恐らくこういう項目が出されるというと、それに対して実施しようと努力し、又そこに競爭が起る。それで而も國家の……

第5回国会 文部委員会 閉会後第11号(1949/10/07、1期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつと緊急に質問いたしたいと思うのでありますが、最近大学高專の教授の人達の間に、大分教職を追われるというような事実が起つております。そしてそれとまつわつて最近相当大量の首切が行われるのじやないかというようなことが港間で取沙汰され、それに対して又新聞がそういう情報を提供し、又これに対するところの当事者間に非常に大きな問題が起りつつあるのであります。更に又中学校、小学校、こういう方面においても、これは第五國会におけるところの大臣の答弁によつて、中学校、小学校には首切はない。これは行わない。こういうようなことが第五國会で言明されておるのに対しまして、それを信頼して中学校、小学校の諸君……

第5回国会 文部委員会 第12号(1949/05/11、1期、日本共産党)

○岩間正男君 有賀さんにお伺いしたいのですが、先つきのお話では、勤労大衆の教育の拠りどころがこの法案によつてはつきりするということを言われましたが、更は國は、青年男女の修養に有効であるというような趣旨のことを述べられたと思うのであります。尤もお話でも内容には触れないというようなことで結ばれたのでありますが、実は私達のおききしたいのはその内容なんであります。法案の趣旨そのものが、法案から離れて、そうして仮に有賀さんにしても、この法案の内容そのものがそれを実現しておるかどうかということが我々の審議の対象となるので、その点について意見を伺いたい、法案に関連してどういう点について今のような点を御指摘な……

第5回国会 文部委員会 閉会後第13号(1949/10/15、1期、日本共産党)

○岩間正男君 今月の十日に兵庫縣のP・T・A、教育委員会、それから教員組合、こういう人達の代表、縣民の代表が五十人ぐらい見えまして、やはり同樣趣旨の請願に参つたわけであります。それでそのとき兵庫縣ではすでに百万円の六・三予算の増額の請願の署名を完了しております。そうしてそのような意向を強力に國会並びに現政府に傳えたい、こういうわけで大挙押し寄せられたわけであります。そのとき委員長が見えておりませんので、委員会を代表しまして、私の方にそういう趣旨を受理いたしておりますので、そのことも報告いたして置きたいと思います。
【次の発言】 この前一應概略聽いたのだからその後の発展状況を承われば……つまり努……

第5回国会 文部委員会 第14号(1949/05/14、1期、日本共産党)【議会役職】

○理事(岩間正男君) それでは只今から委員会を開会いたします。最初に今日のこの公聽会を開くに当りまして、簡單に御挨拶申上げたいと思います。証人の諸君には御多忙中のところわざわざお集りを頂きまして、今度新らしく作られますところのこの免許法案に対しまして、十分な御意見を承りたいと思うのであります。各界からの代表者の方がお見え下すつたのでありますが、その関係される面におきまして、十分に率直な腹藏のない御意見を反映して頂きまして、法案審議のために利するところあれば非常に幸いだと思うのでございます。実は正式の公聽会を持つ時間がないために、こういうような証人喚問というような形で今日の会が持たれたのでござい……

第5回国会 文部委員会 第15号(1949/05/16、1期、日本共産党)

○岩間正男君 もう一点これは非常に細いのでまだ勉強が足りない点もありまして、どこかに規則があるのかも知れませんが、今の檢定の件についてもう一つ伺います。無試驗檢定の制度がありまして、旧制の大学なり高等專門学校なりで当然無試驗檢定を受けるだけの資格を持つている、学科を終了している。併しながら必要がなかつた乃至は旧制中学校にいるために旧制高等の免許状は取つていなかつたというような人々に対しては、つまり旧制の無試驗檢定を受ける資格を持つているが、免許状を持つていないという者のために何らかの救済規定があるのかないのかということを伺いたい。
【次の発言】 大体この免許法案を見ますと先程も申述べたのですが……

第5回国会 文部委員会 第16号(1949/05/19、1期、日本共産党)

○岩間正男君 私はこの修正案に拂われた同僚諸君の熱心な努力を非常に多とし、又この修正案によつてこの法案そのものが進歩している点は認めるのでありますが、法案全体の性格が現在の状態において行われるということに対して根本的に政治的見解を異にせざるを得ないのでありますから、この法案に対して、修正案に対しては賛成することはできません。
【次の発言】 私は日本共産党を代表して本法案に反対する者であります。本法案は連日に亘つて熱心に討論され、又公聽会等も持たれまして、その結果大幅の修正がなされ、熱心な同僚諸君と共に私も審議を参加して來たのでありますから、できるならばその修正案にも賛成したいといろいろ実情を考……

第5回国会 文部委員会 第18号(1949/05/22、1期、日本共産党)

○岩間正男君 この前私のしました質問に関連することでありますが、今日は大臣が見えておりますので、改めて質問したいと思います。その第一の要点は、この法案を審議する上において明かにして置かなくちやならないのでありますが、大学設置委員会と國会との審議権の関係であります。聞くところによりますと、委員会において決定された修正であつてもこれは一應大学設置委員会に掛けてそうしてその決定の結果に從わなければならないというようなことがこの審議の過程に衆議院の方においては起つたという事実を私は聞いておる、こういうようなことが果してあるのか、あるとすればこのようなことは一体國会の審議権とどのような連関を持つのである……

第6回国会 文部委員会 第1号(1949/10/31、1期、日本共産党)

○岩間正男君 文部大臣が見えられておりまして、是非緊急に質問したいと思つておつた問題があるのですが、早速朝鮮人の学校の帯鎖問題です。このことは国会の休会中に取計らわれた次第でありますが、この経過並びにどのように現在これが動いており、どう処置されておるか、こういう点について大臣からお話願いたいと思います。
【次の発言】 この問題は非常に影響するところが大きいと考えられるわけであります。先ず今の御報告だけではいろいろな点でまだ十分に思えないのであります。二、三の点についてお伺いしたい。この問題の與える影響というものは非常に国際的に私は大きいと思う。こういう点から考えて、十分にこのような考慮を文部省……

第6回国会 文部委員会 第2号(1949/11/10、1期、日本共産党)

○岩間正君君 私も只今の鈴木君の非常に適切な質問と連関しまして、二、三点伺いたいのであります。その一つは、やはり湯川教授のノーベル賞受賞に関しての問題でありますが、只今も問題になりましたように、日本の科学研究機関というものが最近国立学校設置法案の実施、それに伴うところの定員の定め方とか、更にここ三、四年の文部予算が非常に研究費について不足だという、こういう問題のために、殆んど庶幾されたところの能率を挙げていない。或る職場によつては非常に崩壊に近いような事情が出ておると、こういうことをしばしば耳にし、又そういう実例を聞くのであります。でこれに対して、例えば湯川教室の問題でありまするけれども、最近……

第6回国会 文部委員会 第3号(1949/11/14、1期、日本共産党)

○岩間正男君 今の問題重要だと思うのですが、文部省としてどうしても大学に、内部事情があつてこれに応えなければならないという立場に立つておられるとするならば、この條文の修正が單に事務的処理で、実体にそぐえないということは非常にまずいと思う。この法案の訂正は、議会に対しては、議会に新たに折衝された、努力された点があるか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 私の質問についてお答を願いたいのですが、今度登録されたかどうかという、これはされなかつたと解釈していいのですか。この今の話、この法案を提出される機会に特に折衝されて登録されたかどうかというのです。

第6回国会 文部委員会 第5号(1949/11/22、1期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、この法案に反対します。その理由は商船大学が設けられることについての法制的な根拠を與える、その点は私は異論はないのでありますが、それと同時に首切りが、この方で百三十人に余るところの、大学の附属病院だと思いますが、そこの看護婦さん達、事務職員達の首切りがある。こういう点について、我々は了承することは出来ないのであります。この前の定員法の場合におきましても、私達は日本の実情から見て、これは賛成することは出来なかつた。それが定員法が実施されてどういうことが起つたのかと言いますと、又国立学校あたりにおきましても、非常に人事が官僚化しておる、更に学力が低下しておる、それから寄附金の強要……

第6回国会 文部委員会 第8号(1949/11/28、1期、日本共産党)

○岩間正男君 この法案そのものとしては、仮に完全に近いものとしても、日本の教育の民主化の現状において一体果してどういう性格を持つかということが一番大きいと思いますが、そういう点から言つて、例えば教育委員の報酬、そういうものが確立されない点で非常にいけないために、従来現状に合わない点があると思いますが、その点をどういう感想を持つておられるか承りたい。
【次の発言】 それではその点は取消しいたしまして、さつき自主性の問題ですが、例えば一日一時間半とかいう制限を以て、而も月一回ということで委員会がやられておるということですが、果してこれで教育委員として十分にその職能を果すことが認められておるか。これ……

第6回国会 文部委員会 第10号(1949/11/30、1期、日本共産党)

○岩間正男君 その点を確認して置きたいのですが、そうすると何ですか、文部省は法律的な不完全なところを自分で認めておいても、どうしても早く通さなければならん、こういうことになるわけですが、こういう点は確認して置きたい。立法措置に対して重要な問題ですから……。そういう不完全だと認めるようなものを通すことは、そういう情勢もあるかも知れないけれども、その点今後、文部省ならず、諸官庁において、そういう態度で立法府が……、つまり真に徹底的に我々が現在の段階において正しいと確信するものでなくちや通せないと我々は考えておる、どうですかその点。今の点に食違いがあると思うので、今後のため念のために承つて置きたいと……

第6回国会 予算委員会 第2号(1949/11/21、1期、日本共産党)

○岩間正男君 それじや質問しますが先ず第一に伺いたいことは外債の問題であります。吉田首相の施政方針演説によりますというと、外債は返還する、こういうことが言われたのでありまするが、一体現在の外債は合計で幾らであるか、而もその外債の範囲ですね、これがどのように政府において考えられておるのか、又吉田首相があの演説の中で言われたときの範囲はどの程度のものであるか、この点を伺いたいのであります。外債については尚明細にして頂きたいのでありまするが、英貨債米貨債、それがどのような割合になつておるか、それからそれを又国債、地方債社債別に分ければどういうような、これは内訳になるか、更にそれをおのおのの金額にしま……

第6回国会 予算委員会 第4号(1949/11/24、1期、日本共産党)

○岩間正男君 二、三点お聞きしたいのでありますが、先ず第一に、政府は今後補給金を外す、安定帶物資を初めその他のものに対しまして、補給金を徐々に外して行く、その結果当然そこに物価のはね返りが起ると思うのであります。そうしてコストが当然に上昇する、そういうことになるのでありますが、それを企業合理化によつて政府は切拔けるというようなことを、過般の蔵相の答弁なんかも言われているのでありますか、これに対してこれはどのような方策を以て進んで行くか、今後当然この企業合理化の実際的な方法としまして、ここで大量生産的な方向を取つて、それで物価を安定させるという方法以外にないと思うのでありますが、そうしますという……

第6回国会 予算委員会 第5号(1949/11/25、1期、日本共産党)

○岩間正男君 今度の文教予算につきまして、尚今後の文教政策並びに予算的措置とも関連して、以下数点大臣の御所見を質したいと思います。  先ず第一にお伺いしたいのは、これは過般の本会議で私は総理並びに蔵相にご質問したのでありますが、十分にこの点が答弁されていなかつた。従つてこの点を今後尚質問いたしたいと思うのでありますが、この際先ず文相にお伺いしたいのであります。それは一国の国家財政の中に占めるところの文化予算というものは、一体どのような位地を持つべきものであるか。それからこれを具体的に言いますと、全体の財政に対して何%ぐらいの支出をすべきであるか。この問題を決定するために一番重要な問題は教育、こ……

第6回国会 予算委員会 第6号(1949/11/26、1期、日本共産党)

○岩間正男君 私も簡單にお伺いしたいのでありますが、先程のお話を聽いておりますと、九千七百円の賃上げの要求が、これは大体現在の賃金状況においては約二〇%の実質賃金の低下であるので、それを六千三百円に対して賃金を計算して九千七百円に決定されたのでありますが、中労委の調停案が而も六%も下廻つている、一四%くらいの八千五十八円というようなところで出された。併しそれに対して不満ではあつたけれども国鉄側はこれを呑んだ。こういうことは今まで余り例がないと思うのであります。労働者側がこれを呑んで、然るに政府はこれを予算的措置ができないという点で蹴つてしまつた。これも余り例がないと思うので、政府の措置が非常に……

第6回国会 予算委員会 第7号(1949/11/27、1期、日本共産党)

○岩間正男君 先程の理事会では、登院数が定足数に達しておる、従つて又努力している、そういうような方向に向つて行きたいというような委員長の発言でありましたが、登院数はどうなんですか。これは事務の方でよく調べて頂いて、やはり本審査になつていますから、今後の慣例もあるので、委員長ははつきりした態度を採られることが望ましい。我々は日曜でもこうして出て来ておるのでありますから、正確な議事の運営を私は切望するのです。その点如何ですか。
【次の発言】 その方は具体的に取つて貰いたい。
【次の発言】 今の資料について、この外債の資料をですね、この前蔵相に対して私から質問したときに要求してあつたのでありますが、……

第6回国会 予算委員会 第8号(1949/11/28、1期、日本共産党)

○岩間正男君 私は五、六点伺いたいのでありますが、先ず第一に、二十五日の衆議院の予算、大蔵、経済安定その他の連合審査会のときに、宮幡通産政務次官が、アジア、マーシヤル・プランに参加することを希望する、これは單に自分だけの意見じやなくて、実は政府の意見であるということを次の日の二十六日、又同じ審査会で申述べておるのでありますが、政府は果してこのようなことを考えておられるのかどうか、おられるとすればアジア・マーシヤル・プランというものは、どういうような構想を持つておるのであるか、その点を先ず伺いたいと思います。
【次の発言】 宮幡通産次官が、アジア・マーシャル・プランに参加したいということを衆議院……

第6回国会 予算委員会 第9号(1949/11/29、1期、日本共産党)

○岩間正男君 只今の木村委員の質問に対する首相の答弁に関連して。一点質したいのであります。  昨日の首相の答弁では、講和問題に対して全面的講和が望ましいということが言われておるのでありますが、併しそれに対して果してそのような全面的講和を推進するような方向に政策が進んでおるかどうか、こういう点、例えば貿易政策を見ますというと、木村委員から指摘がありましたように、為替レートが御承知のような形であり、更に国際小麦協定において、今後の輸入というものが、こちらだけの一方的なものになる。それから昨日私の質問しました日英協定、日英貿易協定のごときに至つては、輸入の義務が非常に謳われておるが、輸出に対する保証……

第6回国会 予算委員会 第10号(1949/11/30、1期、日本共産党)

○岩間正男君 もう一遍確かめて置きたいのは今食糧輸入でありますが、百七十億の食管会計ですね、これの内容として輸入食糧の増加ということが言われております。蔵相がしばしば発表されたのをもう一遍正確にしたいです。これはどれくらいに殖えるのですか。
【次の発言】 そうしますと、ここで数字の上で、森農相の発表した数字と喰い違いがあると思うのです。過般の農林委員会の発表ですが、そのとき森農相は、大体今年度の輸入食糧は三百十一万トンというように発表しておるので、そこに二十一万トンばかりの喰い違いがあるようですが、その点はどういうわけですか。
【次の発言】 先程の前の委員の御質問と連関しますけれども、農業所得……

第6回国会 予算委員会 第11号(1949/12/01、1期、日本共産党)

○岩間正男君 日本共産党は今次の補正予算に対しまして全面的に反対するものであります。本国会が召集されたそもそもの目的というものは、吉田内閣の悪政の強行によつてあらゆる国民層に破綻が起つて来た、その政策の破綻をここで拾收するような予算をはつきり組むというところにあつた筈なのであります。現在国民の各層に、どのような一体現実的な要求が起つているかということを先ず最初に考えて見ますと、第一に、産業資本家の側におきましては、滞貨が莫大なものに達している、而して又それと共に金融難が異常な形で起つているのであります。特に長期設備資金というようなものが非常に欠乏しておる、これに対する要望が非常に多い、又有効需……

第7回国会 議院運営委員会 第16号(1950/01/26、1期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) ちよつと議事進行に関しますが、今のお話の再確認する必要は私はないのじやないか、すでに多数を以て決定されているので、この問題は蒸返す必要はないと思います。それからもう一つ。やはり殖田法務総裁と増田官房長官の、さつきの解釈を変えたかどうかという問題、これはやはり意見がまだ不統一であります。これは速記録を調べれば分る。相当の相違がある。一方は依然として言葉の運用に妙味を発揮させてやつているけれども、そんなことはない。事実に合わない。非常に不徹底である。どうでしよう。そういう観点では、さつきから資格が問題になつているけれども、首相の代理ということは認めることはできないと思う……

第7回国会 議院運営委員会 第31号(1950/03/06、1期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) 緊急質問の問題、自由討議の問題が出ておるので、一応ここでこれをやるかどうか、それを先に決定しておいて、連関してやるならそう決めておいて頂いて……。

第7回国会 議院運営委員会 第54号(1950/04/05、1期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) 小川君の書面は、自分の自筆のものですか。
【次の発言】 それは大分乱れておりますか。手紙はどうです。
【次の発言】 一週間入院の跡が見られますか。
【次の発言】 病床下に書けるような手紙ですか、どうですか。つまり入院中の者が書けるような手紙ですか、どうですか。
【次の発言】 あれはもう、はつきり確認されるのは怪我の事実というのはないのですな。今までの調査された……そういうことはないのでしよう。

第7回国会 議院運営委員会 第55号(1950/04/06、1期、日本共産党)

○岩間正男君 先程やはり予算委員会の運営の問題がちよつと出たのですけけども、この内容を検討すると、非常に議運のこの前の態度と連関して重要じやないかと思います。やはりこの審議の中で、こういう問題については十分議運としても検討して頂きたい。殊に私は関係者として一部始終を見ておりますので、これははつきりその点を明らかに申上げたい、こういうふうに考えております。これは是非お取上げ願いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第57号(1950/04/08、1期、日本共産党)

○岩間正男君 連関してですが、六三制の話が出たのだが、一件に何万何千とあるのですが、ああいうのは最後に会期が終つた後でも統計でも出して、例えばいろいろな件数について、そういうような表でも作るというようなことでも今やつていないのですかね。この点が非常に重要じやないかと思いますが、そういう取扱いについてはどうですか。
【次の発言】 作つていますか。それならそれを作つて発表して頂きたいと思います。
【次の発言】 佐々木委員の用語の問題と関連して、動議の場合に本員となつておりますが、あれでなければまずいのですか。私はというような書き方をしては……(「自由だ」と呼ぶ者あり)原稿などを見ると本員となつてお……

第7回国会 大蔵委員会 第2号(1949/12/20、1期、日本共産党)

○岩間正男君 これは念のために伺つて置きたいのですが、この決議案を作られるときに、さつきお話の第一案でやられたか、第二案でやられたか、その点如何ですか。
【次の発言】 第一案だと、この決議案の案文から行くと納得が行かない。未復員者給與法及び特別未帰還者給與法の規定により」ということを謳つてある。第二案を予想してやつているわけですね。それで形は一般公務員のあれをやるということですね。
【次の発言】 これは形容詞だと言われるが、どつちにでもかけて解釈ができる。そういうところが、一案、二案つき混ぜた曖昧な形で出ておるのじやないかと思うのです。実際問題として……

第7回国会 大蔵委員会 第4号(1949/12/23、1期、日本共産党)

○岩間正男君 国家公務員に対する年末支給法案に連関しまして、この際是非明らかにして置かなければならないのは、地方公務員の問題であります。これは本会議にも私から緊急質問いたしたのでありますが、木村国務相がそのときも出席がなかつた。今日も出席がないので、甚だその点は不本意なのでありますが、これは、政府委員から十分に責任のある回答をして欲しいと思うのです。政府の今までの言明では、国家公務員に準じて地方公務員並びに教員の年末給與の措置はすると、こういうことを言われているのでありますが、財政的な地方の現状を眺めますというと、そのことは非常に困難な状態になつているのじやないか。これはまあ大体今度の補正予算……

第7回国会 大蔵委員会 第5号(1949/12/24、1期、日本共産党)

○岩間正男君 先ず伺いたいのでありますが、人件費その他を節約して五十三億程度捻出したのでありますが、これによつて今後の運営に支障がないか。これはどうです。
【次の発言】 今後このために補正予算を組むというような必要は起らないですね。全然そういう懸念はありませんか。
【次の発言】 そうすると非常に財政の組み方というのは、これだけ捻出できるというので従来杜撰であつたというような、一部にそういう論が起つておるのでありますが、こういう点はどうです。
【次の発言】 まあその点は、今の説明だけでは足りないと思うのですが、それは暫く措くとしまして、次に今度の手当を見ると、民間と比べて非常に低い。給與ベースの……

第7回国会 文部委員会 第5号(1950/02/17、1期、日本共産党)

○岩間正男君 只今左藤委員の質問は非常に重要だと思うのであります。尤も今日は説明をお伺いして、この問題は後で徹底的にやろうと我々は考えておつたわけです。予算委員会におきましてもこの問題は徹底的にやらなければならんとこういうふうに思つておつたのでありますが、実際今の六千三百円ベースの、この末端の教員、殊に助教なんかの人の立場に立つて今文部省が規定しておるような教育が受けられると考えておられるのか。その点をお伺いしたい。どう考えておられるのか、実際。……こういうものを等閑に附してそうして犠牲だけは当事者にかかつて来る。そのためにぎゆうぎゆうとこれは苦しんでいる。それからもう一つは今費用の問題もあり……

第7回国会 文部委員会 第6号(1950/02/21、1期、日本共産党)

○岩間正男君 三点ばかりお伺いしたいのですが、先ず第一にこういう講習というものは、国家の負担においてやるのが妥当と考えられるのですか、個人の負担においてやるのが妥当と考えられるのか。これは文部当局はどういうふうな御意向を持つておられるか、伺いたいと思うのであります。
【次の発言】 これは大臣の答弁ですが、取敢えず課長さんの考えを伺いたい。それは技術的の面から直接知つておられるだろうと思うから伺うのです。
【次の発言】 現状についてのお話があつたのでありますけれども、大体この免許法の適用を受ける、そういう人は義務教育の人が多いと思う。そういう観点に立つて言いたいと思うのですが、今のお話だというと……

第7回国会 文部委員会 第7号(1950/02/28、1期、日本共産党)

○岩間正男君 これは今の大内さんのお話も非常に連関が出るのですが、先程天皇制と元号は法的には根拠がないと、こういうお話でありますが、併し法的でなくても非常に国民感情、国民生活の上にはやはり深い関係があつたのじやないかと、この点佐藤さんのお話では少し不明瞭だと思う、のであります。例えば昭和の聖代とか明治の大御世とかこういうことを言つたので、これはやはり元号と非常に深い関係があると、こういうふうに考えられる節があるのですが、佐藤さんこの点については如何ですか。
【次の発言】 実は佐藤さんはそういうふうに言われますが、今の芸術家というお話は何ですが、今度は與謝野さんに関してお伺いしたいのですが、與謝……

第7回国会 文部委員会 第9号(1950/03/07、1期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつと若木君のさつきの質問に関連して、人事院総裁に質問いたしたいと思うのであります。  第一の点は恐らく政府は六千三百七円のベースを変えないだろう。これで三十一日の期限が来ると、これを延期するために、何らかの形で法案を提出するだろう。こういうような段階になるような情勢が一方に大きく動いておる。若しそういう場合に立ち至つた場合には、人事院としてはどういうような手を打たれるか、先ずこの点を伺いたい。
【次の発言】 そうすると、別に新らしくここで、その勧告の確認とか、もつと強硬に申入をするという処置を取らないのでございますか。

第7回国会 文部委員会 第10号(1950/03/10、1期、日本共産党)

○岩間正男君 討論を省略して直ちに採決に入ることの動議を提出いたします。

第7回国会 文部委員会 第11号(1950/03/17、1期、日本共産党)

○岩間正男君 私は遅く参りましたので、或いは先程からのことと重複する点があつたら御容赦願いたい上思いますが、この改正点の「第八十四條第一項を次のよう改める。」とある各種学校の問題について二、三点お尋ねしたい。第一に一体このような條文を設けて統制する必要があるのか。どんな必要からこれは一体起つて来たのか。これが第一の質問であります。その次に提案説明を見ますと、これは各種学校の規定を整理するというふうになつておりますけれども、これはとうもこの規定を整理するというようなところは、この條項の中には見えないのしやたいか。むしろ各種学校に対するいろいろな統制かなされておる点か非常に強いのじやないかと、こう……

第7回国会 予算委員会 第5号(1950/02/15、1期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) 二、三点お伺いしたいのですが、今国会共鬪委の要求は九千七百円ベースだと思うのです。そうしますとこの要求を予算に実現するというと、大体どのくらいの額が必要だとお考えになつていらつしやいますか。  それからそれを実現するために、さつきお話のように物価の値下りということを政府は盛んに言つておるんだが、そうするとこの値下りを見込まないで現在の予算の中では物件費を組んでおる。そういうものを節約すれば大体このベースの改訂ができるというふうなお話のようにも聞いたのですが、果して均衡予算の枠内操作でそれができるかどうか。そういう点をお考えになつておるのか。或いはもう均衡予算のドツジ……

第7回国会 予算委員会 第7号(1950/03/04、1期、日本共産党)

○岩間正男君 三月一日の蔵相の談話は非常に喧々囂々と非難を浴びたようでありますが、私はむしろ池田蔵相は非常に正直だというので褒めたいと思うのであります。というのは、現在の吉田内閣の政策を考えて見れば当然蔵相のような言葉が出て来るのじやないか。ドツジ・ラインによるところの集中生産をあのようにやつて行きまして、更にその結果として、企業整備がものすごくされてそれが中小企業者に大きく負担されておる問題であります。更に国内の金融操作の問題、又貿易問題、こういうような一連の関連においてこの問題を見るという、むしろ吉田内閣の政策を端的に物語つておる。あの談話はこういうふうに見るのでありますが、これに対して蔵……

第7回国会 予算委員会 第8号(1950/03/06、1期、日本共産党)

○岩間正男君 予算の審議が非常にこちらの方では本格的にならないようでありますが、先ず多い中で、労働問題というような、労働問題を論ずるのは、どうかと思われるのでありますが、併し非常に問題が多岐に亘りますから、今日は全部を盡すということにはならないかも知れませんが、今当面した問題について質問にいたしたいと思います。  只今田村委員からお話のありました国鉄裁定の問題、專売裁定の問題、これについては全然我々は政府の考え方と所見を異にするのであります。むしろ政府の現在取つておる態度はもう法的な違反であり、更に公社というものが新らしく昨年度から発足した精神に、根本的にこれは違反するものであるというふうに考……

第7回国会 予算委員会 第9号(1950/03/08、1期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行について、ちよつと藤野さんに申訳けないのですが、実は緊急質問の問題がありまして、昨日の午前中から労働大臣の出席を求めておるのでありますが、時間が迫つて、三時半に必ず出て来るというようなことになつておるのに、もう四時になつておるのです。私の緊急質問したい問題は、重要な、最も現段階の緊迫した問題でありますので、是非委員長の方から出席するように督励を願いたい。ついでに、今聞きますと、官房長官と労働次官が労働省の控室で相談しておるそうでありますが、長官も連れて来て頂きたい、これは二人出て頂きたいと思います。
【次の発言】 実は質問に入る前に、労働大臣に対しまして、昨日の午前中から……

第7回国会 予算委員会 第11号(1950/03/11、1期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二、三点質問したいのでありますが、さつきの蔵相の話にもあつたのですが、慣例として戰争前からもそういうことが行われているという、こういう話でありますけれども、併し今度の地方税法の改正というものは、拔本的な、今までの改正案、一部的な改正とは全然性格を異にしたものでありまして、それで国家財政と地方財政の関係の深さ、広さ、こういうものを考えるときに、とても今までの比ではこれは論ずることができないと思うので、それ程重要な地方財政法が出されないで、そうしてああいう形で以て通つてしまつた。而もこれは慣例があるからいい、これでは果して我我国会議員が国民の負託に対してはつきりその責任を負えるか……

第7回国会 予算委員会 第12号(1950/03/13、1期、日本共産党)

○岩間正男君 委員長からですね、一昨日の動議を採決されまして、それによつて継続されているのですから、委員長からその経過を、総理の出席について経過の報告を願いたいと思います。
【次の発言】 今の御説明は一応私は了承するのでありますが、一昨日の動議、これを忠実に守られるというと、結局説明を聽いてということが一番だと思います。従つて今日開かれた委員会は、どのようにして早く説明を聽くかということに努力を集中しなければならんということに考えます。その範囲内のことだと考えます。従つて本多国務相をここで呼んで聽くということは、先程も理事会で申上げましたように、これは殆んど意味がない。最後の責任者であるところ……

第7回国会 予算委員会 第13号(1950/03/14、1期、日本共産党)

○岩間正男君 私からも二、三点質問したいと思うのであります。  先ず第一に、国会軽視の問題は今問題の中心点が地方税制の問題に変つておりますから、私は追及するつもりはなかつたのであります。ところがさつきの首相の答弁を聞いておる中に、これはもつと明らかにしなければならない問題であるので、この点を先に申上げたいと思います。首相は国会軽規の意向はない、自分の体の樣子は自分が一番知つておるのである、こういうように啖呵みたいなものを切られたのであります。これは非常にやはり問題じやないかと思います。何故かというと、このたびの参議院に予算案が回付されてから、さて本審議が始まるわけでありますが、その審議に入る前……

第7回国会 予算委員会 第14号(1950/03/15、1期、日本共産党)

○岩間正男君 今のに関連して、発言中失礼ですが、今の木下君の質問と関連して、見返資金の貸出先のこれは資料があるだろうと思いますが、その資料を出して欲しいと思いますが、これは如何ですか。
【次の発言】 成るたけ早い機会にそれでは出して頂きたい。
【次の発言】 議事進行に関する動議を出したいと思うのでありますが、どうもこういう形で、こんな寥々たる形で一体進められるのか、昨日も総理に対して出席を要求して、総理は軽視しないと、こういうことを言われておるのでありますが、問題は言葉ではなくて、総理が出られるか出られないかという行動の問題だと思う。大体今日の審議そのものが或る意味では変則ではないか。昨日はこ……

第7回国会 予算委員会 第17号(1950/03/18、1期、日本共産党)

○岩間正男君 私は先ず最初に文相に質したいのであります。これは日本の文教政策との連関もあり、現在採られておる文教政策の性格を知る上に非常に重大だと思うのであります。その点から先ずお伺いしたいのでありますが、これは嘗て池田蔵相の放言問題がありましたときに、本院におきましても問題になつたのでありますが、文相は日教組の会見席上におきまして、やはり同じようなことを言つておられる、もう日本のそういう企業者の問題は三、四ケ月先になつて考えるべきだ、それまでに潰れるものは潰すべきだ、死ぬ者に薬をやつても無駄だというようなことが日教組の教育新聞に出ておるのでありますが、この問題は文教の府の責任者であられる文相……

第7回国会 予算委員会 第18号(1950/03/22、1期、日本共産党)

○岩間正男君 私は首相にお伺いしたいと思うのでありますが、我々は国会の審議を熱望しているわけです。予算を早く審議したい。まだ政府に質すべきところの條項が沢山あるわけです。而もそれをも尚押えて地方税法の提出を望んであるというところには、地方税法が今後国民の生活に影響するところが非常に大きいからというのでこういう態度をとつているのであります。然るにここまで追い込まれたような形になつているのでありますが、私は多くのことを言うよりも、ここで聽きたいのでありますが、大体三度今まで政府の言明がその通り行われていないのでありますが、一両日中に出されると言われるのでありますが、我々はそれを諒として今まで二回や……

第7回国会 予算委員会 第19号(1950/03/23、1期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行について発言したいと思いますが、実はこの次私の番になつておるのでありますが、総理は何だか都合で今日は午後から出られないということになつておる。それは一応了承します。了承しますが、まだ各党の代表質問が終つていない状態であつて、実際本格的な審議といいますか、総括的な質問からいつて明らかにしなければならない問題が一通り……総理の出席が今まで少なかつたためになかつた。更に各代表の質問が終つても、その後に各委員の質問があるだろう。総理の出席は成るたけ余り時間を切つて……無論忙しい事情も分りますけれども、できるだけ出席をして頂きたい。取敢えず私の明日の質問に対しては、明日午前中の出席……

第7回国会 予算委員会 第20号(1950/03/24、1期、日本共産党)

○岩間正男君 まだ委員の出席が少いようでありますが、成るたけ出席を督励して頂きたいと思います。
【次の発言】 この前丁度標準教育費のことについて質問をやり始めましたところで緊急動議が出まして私の質問は一応中断された形になつたのでありますが、今日はその質問を継続さして頂きたいと思います。  その前に、この前私は劈頭大臣に質しました問題でありますが、過般の日教組の機関紙の教育新聞に出た問題でありますが、これについて文相はそういうようなことのお話があつたかどうかという私の質問に対して、そういうことは事実無根である、こういうお話であつたのであります。併し私としましてはまあ個人的な問題でありますが、日教……

第7回国会 予算委員会 第21号(1950/03/25、1期、日本共産党)

○岩間正男君 私は今まで総理の出席をお待ちしていろいろお尋ねしたいと思つておつたのですが、先ず第一に昨日参議院の本会議におきまして問題になりました官紀粛正の問題であります。これにつきましては堀議員の質問に対しまして、吉田総理は、五井産業事件、こういう非常に官紀の紊れて世上に問題になつておることについては、当然吉田内閣が最初から声明した態度に従つてこれを嚴重に取締りたい、併しこれに対しては世評によつて、それだけを信じて、それで事を処理することはできないというような答弁であつたのであります。併し昨日の御答弁だけでは、これは十分じやないというふうに思われる。問題はこの五井産業事件の中に、答弁されたと……

第7回国会 予算委員会 第22号(1950/03/27、1期、日本共産党)

○岩間正男君 私はどうしてもこの問題は非常に時日が切迫して来ると共に今まで参議院でも例があつたのでありますが、今後の議事進行をはつきり円満にするためにここを確かめて置きたいが、重要だと思うので二、三点今の岩木君の質問に附加えたいと思うのであります。委員長はあのときの、一昨日の理事会ではつきりこれはあのとき緑風会の堀越君からの申入があつた、つまりこうなつたんでは意見が対立しておるんだから飽くまでもこれを国民に、この責任を明らかにするために委員会に持込んで、そうして委員会で黒白を明らかにして、そこで採決をしようじやないかということを御了解になつて、そうしてその措置をとられたと思う。ところがその日に……

第7回国会 予算委員会 第23号(1950/03/28、1期、日本共産党)

○岩間正男君 昨日に引続いて質問を継続したいと思います。石油の問題ですが、石油の元売り業者に対して、今度マージンを上げるということを聞いておるのでありますが、それは本当でありますか。
【次の発言】 いつ頃から上げるのであるか。つまりいつ頃というのは、上げるのは今度でしようが、遡つて上げるのであるか、それからどのくらい上げるのか、それからそれによりまして、今度の値段はどういうことになるのか、この点をお伺いいたします。
【次の発言】 我々の手にした情報では一キロリツトルについて八百八十円上げると、それからこれを昨年の七月に遡つて支拂うと、こういうことを聞いておるのでありますが、この点は如何でござい……

第7回国会 予算委員会 第24号(1950/03/29、1期、日本共産党)

○岩間正男君 二点ばかり伺いたいのであります。先程のお話では暫定予算のOKが取れないと、こういうお話でありましたが、そのOKの取れなかつた理由について蔵相は聞いて來られたかどうか。これは少くともこれだけの重大な問題でありますから、蔵相は何故にOKが出されなかつたかということについては子供の使いじやないから確かめて來られたと思いますが、OKの取れなかつた理由についてここでお述べを願いたい。
【次の発言】 それでは聞いてはおられるのですか。
【次の発言】 先程木村委員からも出されましたように、財政法三十條という法律に、それが正しく運用されることに支障が出たわけですか。それだけの重大問題を今蔵相が目……

第7回国会 予算委員会 第25号(1950/03/30、1期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつと何ですか、私達は回答と、そういうようなことは求めたんではないけれども、別に新たな問題として蔵相の方のそういうような申入れをお諮りになつたのですか。その点をはつきりして頂きたい。
【次の発言】 それは後に残して、その前にこの前の何がありますから……
【次の発言】 途中なんで前質問者に申訳ないのでございますが、併しこれは私の代表質問が残つておるのを、私は今までにみんなに讓つて來たので、ここまで追込められたわけです。そういうわけで質問を昨日委員長に約束しましたようにやらせて頂きたいと思う。こういうふうに思うのであります。私はこの前、税の問題についていろいろお伺いしたのであります……

第7回国会 予算委員会 第26号(1950/04/02、1期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二、三点伺いたいのでありますが、先ず最初に先程の木村委員の質問に対し、蔵相は米の例を挙げて言われたのでありますが、米を一石借りた、それを四千二百五十円で売つた、併しそれは借りたなら自分の物であるけれども、それについては貸した方の條件が附く、こういうことでありますが、同じような見返資金と、それから援助資金の関係において、そういうことを、まあ例証を挙げて言われたのでありますけれども、その條件が非常に問題になつて来るのじやないか。で、この点そうすると、これは日本の今後の運営に対しまして、この見返資金なり運営に対しまして、非常にこれは大きな関心を持たざるを得ないのでありますけれども、……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 文部委員会 第1号(1950/07/17、2期、日本共産党)

○岩間正男君 いろいろ先程から伺つたのでありますが、これはこの第七国会から先程梅原委員からお話もありましたように、我々も今日の事態が起ることを予見して、あらゆる場合にこの問題について討議して来たわけなんであります。何と言つてもこの講習をやつて行く上において問題になるのは、これが教員の負担であるということ、この経費の殆んど大部分、それで国家の財政としては、会場とかそれから講師の費用はとつておるけれども、大部分の位置を占めるところの経費が殆んど教員の負担である。これは六千三百円べースの現在の低賃金の教員にとつては負担し切れるかどうか、ここにいろいろデータがございますけれども、莫大なものになると思う……

第8回国会 文部委員会 閉会後第1号(1950/09/19、2期、日本共産党)

○岩間正男君 最近ヅエーン台風、キジア台風、それからその前に仙台を襲つた台風と、更に北海道を襲つた四回ですか、そういう台風が連続して襲つておるのでありまするが、これによつて学校の倒壊が非常に多いと思うのです。殊に小学校におきましては六・三制度のために予算を取られて五十年も六十年もの腐朽校舎がそのまま残つていて、さつきお話もありましたが、もうつつかえ棒なんかでやつている。こういうような非常な問題にならんような校舎があるので、そういうものは非常に多くの被害を受けておると思います。全体の被害の状況についてはまだ最近のキジアまでの内容はないようでありますが、こういうものを含めて急速にこういう一つの調査……

第8回国会 文部委員会 閉会後第2号(1950/09/20、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は大体四つの問題について質問いたしたいと思うのであります。その四つと言いますのは、予算の面と、その次に教育委員の選挙が迫つておりますが、これに対する最近の問題、それから競輪の問題、それから矢嶋君からさつき問題になりましたレツド・パージの問題、この四つの問題について大臣の率直な御意見を承わりたいと思うのであります。  予算の問題でありますが、これは先程からもいろいろ触れられておりますから、その点については省きます。ただここで非常にまあ矢野文相も今度研究されたと思うのでありますけれども、大体この六三制の予算の総額はどれだけ要るか、これは少くとも四桁、一千億以上要るわけです。然るに歴……

第8回国会 文部委員会 第3号(1950/07/21、2期、日本共産党)

○岩間正男君 官房長官は出席されますか。
【次の発言】 官房長官に尋ねて置きたいことがあるので……今日は…。
【次の発言】 私も二三お伺いしたいのですが、第一にこの教育委員会委員の選挙法を立案するときに、この国勢調査のことは、考えられなかつたのですか。こういう問題の先の見通しというものは持たれないで後で持つて来たのですか。それからその外のいろいろな選挙についても書いておる。これは繰り上げられない。提案理由の説明よりますと、繰り上げられない理由として八月には海区漁業調整委員会の委員の最初の選挙が行われるというようなことがまあ重大な理由の一つとして挙げられておりますね。併しこういうような選挙という……

第8回国会 文部委員会 閉会後第3号(1950/10/02、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつと今の御報告で新制中学の建築については量よりも質を考慮しなくちやならないというお話があつたのですが、今度の観察の中で新制中学の特にそういうふうな被害を受けておる現状を見九わけですか。
【次の発言】 それが例えば二年前ぐらいに建つたのだけれども、十年前或いは十五年前に建つた校舎よりも非常に中破、大破しておる、こういうようなところがあるのですか。
【次の発言】 今の建築は非常に脆弱だからこういうものが今度の災害では大きくぼろが出て来た……。
【次の発言】 それには僕達も災害ではなくて北海道あたりに行つたときにも、一年も経つていないのに壁なんか落ちておる。そういうところを随分見て……

第8回国会 文部委員会 第4号(1950/07/25、2期、日本共産党)

○岩間正男君 この法案がこの前問題になつたのでありますが、事務当局の方しかお見えになつていなかつたので、今日は当の責任者の官房長官の出席を特に私の方から要求いたしたのであります。で、お伺いしたい点は以下三、四点なのでありますが、先ず第一にこの法案といろいろ連関して、今後今問題になつておりますところの地方公務員法並びに教育公務員特例法、或いは又教員の政治活動に関する單独法案、こういうようなものの新らしい立法説、こういうものが巷間に伝えられておるのでありまして、こういうものとの連関におきましてこの問題を明らかにして置くことが非常に重要になつて来る問題だと思います。そこで先ず第一に官房長官にお伺いし……

第8回国会 文部委員会 閉会後第4号(1950/10/03、2期、日本共産党)

○岩間正男君 簡單に御報告申上げます。  一行は木村委員、高田委員、岩間でございます。八月七日に新潟を振出しにしまして、八日、九日は佐渡、それから十日は富山まで汽車の中でも過しまして、十一日が富山、それから十二日、十三日が石川、こういうようなわけで、中身七日の行程で、主として見ましたのは、講習を中心としましてその他六・三制、尚文化財、こういうものを見て来たのであります。そうしていろいろ私の報告で足りないところがあると思いますが、これはあとの諸君に補充して頂くことにしまして、私の報告を簡單に申上げたいと思います。その前に今度の視察で我々のとつた態度でありますが、これはできるだけ実態を把握したい、……

第8回国会 文部委員会 第5号(1950/07/28、2期、日本共産党)

○岩間正男君 先程若木委員から御発言があつて、御答弁があつたのでありますが、問題になりますのは、これは新しい法案でないから、容易に改訂するのはむずかしだろうというような大臣の御答弁でありますが、この点は私は相当問題があるんじやないかと思います。というのは非常にああいう形で通つた法案が実施して見ると、こういういろいろな困難に相遇して、現在のような崩壊しなきやならないようなところまで追込まれておるのでありますが、その根本の立場ですね、それはどこにあるかというと、日本の教育を現状に即して実体からこれをよく把握して、そうして押進めて行く過程において、この講習というものが問題になつたのでありますが、飽く……

第8回国会 文部委員会 閉会後第5号(1950/10/04、2期、日本共産党)

○岩間正男君 大臣の時間の都合も聞いておりまするので、今日で私の質問は盡きるかどうかわかりませんが、足りない部分は後に延して又質問を継続したい、こういうふうに思います。私が先ず第一に伺いたいのは、こういうような適格審査委員会というものが新しい情勢によつて、又この事態に即応して復活するというような形で、赤色教員の追放ということが考えられておるようなのでありますが、この根拠に対しましては、これは先ほどからいろいろ前の議員たちからも問題になりましたように、非常に我々はまだ納得することができない幾多の問題を持つております。併しこの問題を今これを追及していますというと時間がかかりますので、これはこの次に……

第8回国会 文部委員会 閉会後第6号(1950/10/05、2期、日本共産党)

○岩間正男君 昨日大臣にいわゆるレッド・パージの問題で質問しておつたのですが、時間がありませんでしたので、今日継続さして頂きたいと思います。只今までの質問の様子並びに大臣の御答弁を聞いておりますと、結局今度のいわゆるレツド・パージというものは、合法政党としての共産党員の追放がその目的でなくして、学園の秩序破壊者をここで排除する。こういう目的のためにやられておるというふうに御答弁が考えられるのでありますが、そういうふうに我々は解釈してよいか、この点を伺いたい。
【次の発言】 只今の御答弁で、今私の発言したことが大体承認されたのじやないかと思いますが、そうしますと、飽くまでも学園の秩序を図り、この……

第8回国会 文部委員会 閉会後第7号(1950/10/06、2期、日本共産党)

○岩間正男君 予算のことについては若木君から質問がありましたので、これは私も同感でありますので省きます。そこでお伺いしたいのは無形文化財の保護ということでございますが、これについて当面どういうような仕事を、新聞なんか見ておりますけれども、今企画されておりますところをちよつと洩らして頂きたいと思います。
【次の発言】 そういう記録的に保護するというそういう努力も必要ですが、現在文楽とか歌舞伎ですね。こういうものに対して何かこの前から非常に問題になつておつたのですが、どのようにしてこれを持続させるかという点、殊に文楽なんかその必要が非常に起つておる問題なんですが、こういうようなものは当面の計画には……

第8回国会 文部委員会 閉会後第8号(1950/10/07、2期、日本共産党)

○岩間正男君 簡単に木下さんにお伺いしたいと思いますが、先程アメリカの状態と日本の状態は非常に違つておる。日本に帰つて来ると何か易きに就こうとする傾向がある、そこに非常に掲げた目標に対してブレーキがかけられておるような気がするとおつしやつたのですが、そのブレーキになつておる原因ですがそこが問題だと思うのです。その原因はどういうもの々お考えになつていらつしやるか、その点お伺いします。
【次の発言】 主としてやはり教育者のその道徳的なものだというふうにお考えなんですね。それでこういう点はどうでございましようか。例えば組織の面で五十万教員のうち四十八万が全部受けなければならない、一人で二十三単位平均……

第8回国会 文部委員会 閉会後第9号(1950/10/10、2期、日本共産党)

○岩間正男君 さつきの災害復旧の点についてお伺いしたいのですが、この前予算委員会の説明で聞いたのですが……、そうすると、大臣の答弁と少し数字が食違いがある。大臣の説明では大体前年度のやつは五十億残つて、そうして新たに五十一億要るので百一億ぐらい全体として枠があるという話だつたのですが、この五十一億の内容を聞いて見たらその中の十何億でしたか、やはり十二億ぐらいでしたかな、十二億ぐらい厚生関係なんで、公共事業費の方には五十一億のうち四十億足らずのものしか廻らない。従つて全部合せても九十億ぐらい。そこのところはその方が本当なんですか。大臣の説明が非常に漠として百一億という話ですけれども、実際そうでな……

第8回国会 文部委員会 閉会後第11号(1950/11/14、2期、日本共産党)

○岩間正男君 木村君からお話があつたのは非常に重要だと思うのです。今起つておる青少年の不良化の問題と、これは切つても切れない問題なんです。文部省がどのように青少年不良化対策を立てておるか、そうしてそれをどのように教育というものを実践して行くかという問題にかかつておると思うのです。今の次官の言辞では、これは飲食店として一応建てられた。その実行の方法を今後吟味しなければ分らないというような点もあるというようなお話があつたのですけれども、これはそういうお考えを持つたということは明らかだと思うのです。それに対して東京都のやはむ委員会で、一応そういう決定をしておる。併して事務当局なんかの、こういうことを……

第8回国会 文部委員会 閉会後第12号(1950/11/17、2期、日本共産党)

○岩間正男君 この平衡交付金の教育費の面、こういう問題について最近地方の財政状況なら考えて取上げて行かなければならん問題がありますが、文部省では最近のそういう状況をいろいろ掴んでおられるかどうか。地方財政の面から、殊に平衡交付金の面からいろいろ起つておる問題について掴んでおられるかどうか、政府に伺いたい。
【次の発言】 今お話のは大体今までもお聞きした予算の概括、そういう点については別に議論するあれもないのでありますけれども、最近例えば武蔵野市あたりに起つている問題として平衡交付金の最初の、恐らくまあ交付が五千万円あるだろうとこういうわけで、五千万円予算に組んだわけです。それに対しまして今まで……

第8回国会 文部委員会 閉会後第13号(1950/11/18、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私が二三点お伺いいたします。  今度の文相のとられた措置につきましては、実はびつくりしておるところなんであります。先ず第一にお伺いいたしたいのは、文部省設置法というものが昨二十四年の五月にこれは国会の通過を見たのでありますが、その設置法の精神とするところは、従来の文部省が戰争中に犯して来たところの精神総動員的な、つまり国民の精神を指導する。そうして何かそこでやつて行つた、ああいうような性格を拂拭する。飽くまでもやはり文部省の行政面、まあ経済的に教育行政の問題を確保して行くとか、それからいろいろ教授面に亘るいろいろな調査をするとかそういうようなところに文部省の性格が切換えられておる……

第8回国会 予算委員会 閉会後第1号(1950/10/05、2期、日本共産党)

○岩間正男君 この災害関係経費の中で、公共事業費の四十一億ですね、その中に各省分のやつがありますか。
【次の発言】 追加してお尋ねしますが、公共事業費、これは全部で今度は九十一億と分つているのですが、この各省の要求額のトータル、これはどのくらいか全部分りませんか。
【次の発言】 その次に伺いますが、租税収入の増加、ここの二十五億円ですが、これはいろいろ種目別に分けて大きな項目でいいのですが、大体どんなふうになるのですか。これはさつきの説明では法人税なんかが増加しておつて、申告なんかは減るというようなお話でありましたが、源泉なんかどうなつているのですか、内訳も……

第8回国会 予算委員会 閉会後第2号(1950/11/06、2期、日本共産党)

○岩間正男君 明日はどうなのでしようか。
【次の発言】 蔵相のさつきの答弁によりますと、地方財政の実情をよく知らない、こういう話がありますのですが、大体ここに一例がありますが、こういう実情について私は話してみたいと思う。  それは武蔵野ですが、武蔵野市では今年度の予算の歳入が一億七千万円、そのうち大体地方平衡交付金を五千万円と予想して計上した。そうしてすでに二千四百五十万円、四月から八月分までの交付金として繰上交付を受けた。ところが実際その後交付金が決定した、それを見ますというと、驚くなかれ五千万円の十分の一にも足りないところの四百五十万円、こういうような通知を受けた。こういうことになつており……

第8回国会 予算委員会 第3号(1950/07/24、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつとお伺いします。地方財政費、この支出山が今御説明の中で非常に大きな重点をなしておるというお話でありますが、これは無論財政平衡交付金の繰上支給によつてこういう形に出ておるのであろうと思う。政府でその後の措置としての四百億の大体一杯々々がこれは使われているということに考えられるのでありますが、預金部資金の方からたしか二百四十億ですか、これがまあ出されることになるわけですね。それがどういうふうに、これと連関してどういうふうな実施状況になつているか、その点伺いたいと思います。
【次の発言】 最初二百四十億ということになつておつたと思うのですが、二百億ですか。それから併せて三十億まだ……

第8回国会 予算委員会 閉会後第3号(1950/11/07、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつと、補正の問題についていろいろ質問がされておるようでありますが、平衡交付金の今年度の執行状況、これをまとめて地方行政委員会あたりでは話されたと思いますけれども、ここでまとめて話して貰いたいと思うのです。その後にいろいろ起つておる問題なんかあると思うのでありますが、そういう問題についてもその経過を最初から一応ちよつと触れてやつて貰いたいと思います。
【次の発言】 この算定の基準ですね、それはまあいろいろむずかしい面倒な何があるのですが、それをどういう形できめられたのでしようか、大体の骨子だけでいいのですが。
【次の発言】 そこで還付の問題とからまつて、問題になつて来ておるのは……

第9回国会 議院運営委員会 第7号(1950/12/05、2期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) 質問の例から申上げますと、それはやはり十分でなかつた答弁で、非常に重要な、今目下これは日本としては関心を誰でも持つておる重大な問題だものですから、更に質問を出しておるのでありますが、今までこういう問題をここで諮られたということは、私ども聞いておらないのですが、以前にもそういう例はあるのですか。
【次の発言】 この内容について、つまり質問内容に関する意見について諮つているわけですが、そのことについて、内容をどうするかということについて諮られたことがありますか。
【次の発言】 それは國会議員の待遇向上は実際これは重要だと思います。選挙の腐敗の原因になつておる点もあるから……

第9回国会 文部委員会 第1号(1950/11/28、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今の問題ですが、事前に文部大臣は大蔵大臣並びに岡野国務大臣、三者を交えて、今の問題を政治的に折衝されたことがあるかどうか。それから若しないとするならば、今急にそういうことをされることが非常に重要じやないかと思う。年末が非常に詰つて、この問題も非常に全国の五十万の教員諸君が首を長くして待つている問題ですが、この点についてお伺いしたい。
【次の発言】 それからもう一つ、これを急速におやりになる意思がありますかどうか。これをおやりになることが必要だと我々は考えるのですが、その結果がはつきりしないとここの委員会でも十分努力することになると思いますけれども、やはり政治的な折衝で、はつきりこ……

第9回国会 文部委員会 第2号(1950/11/29、2期、日本共産党)

○岩間正男君 岡野國務大臣にお伺いします。特に國務大臣として御返答頂きたいのでありますけれども、この問題は我々はそういうような政府の間の意見の食違いによつて、その結果実際はこの被害を受けるのは地方財政、殊にこの問題に当面して昨年度の借入なり起債を持越しておるところの地方財政が非常に迷惑するということは事実と思う。こういう点から我々は本会議或いは予算委員会等におきまして、しばしば大蔵大臣から公式声明がなされて、つまり三十五億の中には七億二千七百万円、これを含めると、そういうような方向で行きたいということがしばしば謳われておるのでありますが、この点につきまして國務大臣として岡野國務相はその政府の方……

第9回国会 文部委員会 第3号(1950/12/01、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今の委員長の、岡野國務大臣からの返答なるものについて、なお二、三私お伺いしておきたいと思いますが、この前私がこの委員会におきまして岡野國務大臣に要請したゆえんは、これは地方自治庁長官としての答弁を私は要求していない、國務大臣としての政府音内における意見の対立がある、大蔵大臣とそれから自治庁関係と地方財政関係のほうで意見が統一されていない、そこでそれを統一してここに持つて来てもらいたい、こういうことを我々は要請したのでありますが、これに対しまして委員長になされたところの岡野國務大臣の非公式の答弁なるものは、果して大蔵大臣と折衝され、更にこれは必要であれば関係閣僚並びに吉田総理ともそ……

第9回国会 予算委員会 第2号(1950/11/29、2期、日本共産党)

○岩間正男君 簡單なことですが、一つ伺いたいと思うのです。この前の國政調査のときの説明には、今度の予算項目の中に義務教育費國庫負担金の不足というやつで、過年度分の七億二千七百万円について、これは項目があつたわけですが、今度は完全に消されておる。これがなぜこういうふうになつたか。先ずこの点から伺いたいのであります。
【次の発言】 最初から、何ですか、これは平衡交付金に繰入れようという意図を持つていたのですか。それとも別にこういう項目を設けていたところを見ると、そこに何か最初の意図と食い違いがあるように思うのですが、この辺の事情をもつと詳しく話して貰いたい。

第9回国会 予算委員会 第4号(1950/12/01、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今この四億の問題は、教員の別表作成のあれじやないんですか。違いますか、四億というのは。
【次の発言】 それでは京都のほうでもいいですが、地方税の増徴状況はどうなつておりますか、その点をお伺いして置きます。
【次の発言】 京都の実情、市町村の住民税を含めまして、大体パーセンテージはおわかりになりませんか。現在の徴收状況。
【次の発言】 大体そうすると見通しとしては、最初の見込ぐらい取れるような見通しを持つておられるのですか、どういうふうになつておりますか。
【次の発言】 私のお聞きしたいのは、基準財政需要額と基準財政收入額、その差額だけ平衡交付金で出すということになるのですが、結局……

第9回国会 予算委員会 第5号(1950/12/02、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今のに関連して……、今の説明によりますと、この政府補正予算による増のなかで、厚生省の災害の分はこれは特別交付金で賄うのだということを言われたのですが、この前、これは地方自治庁の財政部長の説明を聞きますと、今度の仮決定によつて還付金が非常にこれは大きな問題になつていてこの原付金をどのように処理するかというようなことを、この前十月頃我々質問したのでありますが、それに対しては、やはり特別平衡交付金でやりたい、併しそれで賄えるかどうか、この点について非常におぼつかない、恐らく足りないであろうということさえ言われたのですが、ところが今の説明によりますと、厚生省の災害復旧の分も特別交付金で賠……

第9回国会 予算委員会 第6号(1950/12/04、2期、日本共産党)

○岩間正男君 委員長、それに関連して……。先ほど人事院総裁が、政府の今度の処置は非常に不満である、そうして人事院の当然の職責から勧告権はもつと尊重されなければならない、而るに政府はこれに対して、財政の立場からこういう勧告権というものの尊重が不十分であると、不満の意を表明されたのでありますが、非常に今段階が窮迫しているわけです。そうしますと、人事院としては当然これに対して、政府の処置に対して再勧告をする、こういうことが非常に重大な段階に達つしておりますが、そういうふうな意思を持つておちれるか、はつきり伺つて置きたい。
【次の発言】 法的にはそういうことになると思うのでありますが、非常に連関して重……

第9回国会 予算委員会 第7号(1950/12/05、2期、日本共産党)

○岩間正男君 只今動議がありましたが、至極尤もなことと思いますので、私はこの点に対して是非委員長からお諮りを願いたいと思うのであります。なお今度回付されましたところの予算案につきましては、これは伝えるところによりますと、非常に問題が多いのではないかというふうに思われます。殊にこの修正問題については、もう与党側におきまして一方的にこれを打切つた。そうしてそれが回付されて来て、而もその中には八十三億の平衡交付金の重要な問題、向うの地方行政委員会におきましては満場一致を以て決定されて、衆議院の予算委員会に申入れられたものが、これについて十分な検討をされていない。而も地方行政委員長がそれに出席して説明……

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/06、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私も天野文相に教育財政の問題を中心としまして、なおそれに附随した問題について質問を述べようと思うものでありますが、先ず第一に、只今吉川委員の質問との連関におきまして、過去において文部省が出しました国歌並びに国旗掲揚の訓令でありますか、こういうものに対しましては、どれだけの一体拘束力というものを持つのであるか。いつでも文部省の従来のやりかたを見ますと、法的には命令じやないが、実質的にはその訓令というものが現在の職場において、学校におきましては半ば命令的な強制的な力で以て、上からの圧力で、校長とか或いは又視学とか、そういうところで実施されているのが実情だと思うのでありまして、非情に重……

第9回国会 予算委員会 第9号(1950/12/07、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私も関連しまして質問をいたしたいと思うのでありますが、非常にこの問題は我が国の基礎産業であるところの鉄鋼業、製鉄問題と重大な連関を持つておりますので、この問題に対しまするところの産業、更に関連産業の面におきまして重要な影響を持つ問題だと思うのであります。こういう観点から只今の御答弁では非常に不満足であります、恐らくこの御答弁を聞いたところの関係者は失望するだろうと思うのでありまして、もつとこれは明らかにして頂きたい。先ず第一にお伺いしたいのは、このような中共向け輸出禁止を突如として通産省令によつてやつたことは、先ほどの首相の御答弁によりますと、これは国連協力のためである。こういう……

第9回国会 予算委員会 第10号(1950/12/08、2期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して簡單にお伺いします。只今の河崎委員の質問に関連する問題でありますが、最近国立病院、殊にこの癩、それから結核、こういうところの病院の人たちの待遇問題が非常に問題になつている矢先、今度給與ベースの別表改訂の中で二号俸乃至三号俸引下げる。この問題が非常に問題になりまして、厚生委員会からも当委員会にそういうようなことをやらないようにというような申合せが到達していると思うのですが、これは言うまでもなく非常に、いわば特殊な余り希望者のない仕事だと思う。殊に看護婦さんのごときは癩患者のあの濃の出る繃帶の取替えまでしなくてはならない。こういう特殊な仕事であるので、それ故にこそ看護婦におき……

第9回国会 予算委員会 第11号(1950/12/09、2期、日本共産党)

○岩間正男君 先ず第一に他出蔵相にお伺いしたいのでありますが、それは十月の参議院の国政調査におきまして、我々予算委員会が政府の本年度の補正予算の原案を聞いたのでありますが、そのときの案と、このたび提出されれました案とでは非常に大きな食違いがあると思うのでありますけれども、先ずそのうちで、何といつても一番大きな食違いは、外為特別会計に対する百億のインベントリーの繰入れの問題であろうと思うのであります。それで最初政府が原案を立てる当初におきまして、一体この案というものはなかつたのでありますが、この外為に対する措置はどのようにしようとして原案では考えておられたのであるか、この点を承わりたいと思うので……

第10回国会 議院運営委員会 第37号(1951/04/14、2期、日本共産党)

○岩間正男君 その討論ですね。討論について話合があつたということを聞いておりますが、どういうことですか。
【次の発言】 これ議事に入つておるのですか。つまりこれを上げるかどうかという議事に入つておるのですか。
【次の発言】 もういいのですか。
【次の発言】 ちよつとお伺いしますが、こういう決議が与えるいろいろな影響ですね。殊に国際的な影響、或いはアメリカの現在の情勢は、まあ我々は新聞で見るほかないのですが、非常にマツカーサー元帥の罷免をめぐつて論議されておる。こういうときに、日本の国会が全国民を代表したというような形でこういうような決議をすることが、どういうふうに響くかという、こういうふうな検……

第10回国会 議院運営委員会 第38号(1951/05/07、2期、日本共産党)

○岩間正男君 木村君の論法でやれば緊急質問をする必要はないということになるが、いずれもこの三件は、我々としては検討しまして、いずれも緊急な問題を持つておると思うのです。皇居前広場の問題ですが、これはやはり先日の総評のいろいろ最終的に何かありまして、問題はまだ現実に繋つておる問題です。そして皇居前広場の使用というものはもう少し考究の余地があつたんです。これに対してやはり十分論議されて、これについて明らかにするということは必要だと思う。今度の問題につきましても、これが一方的に禁止された形から十分に納得が行かないために問題が起つて来ている。それから第二のこの軍事協定の問題ですが、それから先般の追放解……

第10回国会 議院運営委員会 第39号(1951/05/09、2期、日本共産党)

○岩間正男君 これは桜木町の問題は一応いいとしまして、今日の総理の報告如何によつてですね、この点それと関連した問題として緊急質問になると思うのであります。私はそうなると思うのですが、これはどうなるのですか。
【次の発言】 その報告如何によつて……。
【次の発言】 いやその内容如何によつてですね、それから又再検討するというのだな。(「それはいい」と呼ぶ者あり)よろしうございます。
【次の発言】 時間については又別こ……。

第10回国会 議院運営委員会 第40号(1951/05/10、2期、日本共産党)

○岩間正男君 その前にちよつとお聞きして置きたいのですが、各会派一名入れてというお話でしたが、中川さんのお話はそれより少くするということですか。
【次の発言】 そうすると各会派一名は入れるわけですね。

第10回国会 議院運営委員会 第41号(1951/05/11、2期、日本共産党)

○岩間正男君 逆に私は、今までそういう特別委員会のときはどんなふうでしたか、参考のために伺つておきたい。
【次の発言】 そこで私は今まで電力とか、そういうのがありましたときどうなつておるか、伺つておきたいのです。これをちよつと事務のかたから伺つておきたい。

第10回国会 文部委員会 第2号(1950/12/14、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私はレツド・パージの問題につきまして、先ほど波多野委員からどういうような質問がざれましたか、ちよつと所用がありまして遅れまして存じないのでありますけれども、何かあとのほうで文部省の態度をはつきりすべきである。やるのならばはつきりやるべきではないかというようなことが話されたと思うのでありますが、このレツド・パージに対しましては私は絶対反対であります。先ずこの態度を明らかにします。で、私がここでお伺いしたい点は、実は赤い教員とか何とかいう名前で言われておるそういう教員が、一体どのような形で……、現在の文部行政、これを大きくいいますれば、吉田内閣の政策、この政策の如何なる面によつて一体……

第10回国会 文部委員会 閉会後第2号(1951/07/18、2期、日本共産党)

○岩間正男君 先ほどの荒木君並びに矢嶋君の質問の中で、今度のベース・アツプの問題、この中で再勧告の必要が出て来るのではないかという話に関連してでありますが、人事官の御答弁では、大体まあ米価並びに国鉄運賃、それから燃料というものの値上げが民間の生活実態に反映する、それでその反映を見たあとでそれを織込んで考えるというような御答弁だつたと思うのであります。そこで今人事院でとられておる理論生計費と民間給与との睨み合せの二本建によつて勧告の案を決定する、こういうような方針をとられておることが今話されたのでありますが、そうしますとこの民間給与との睨み合せというのはどのくらいにこれは重要に考えておりますか。……

第10回国会 文部委員会 閉会後第3号(1951/07/19、2期、日本共産党)

○岩間正男君 これは或いはお聞きするのも何かと思いますが、一昨日の新聞によつて見ますと、池田蔵相が向うへ参りまして、向うとの折衝が八月に遡及してやるということに了解が付いておる、こういうふうに報道されておる。ところが今日になると、八月に遡及できない。そこで年末手当の問題でやるのだと、この間の変更、これは新聞だけの情報の変化なんですか。この間にどういう一体内的な折衝過程、変化があつたのですか。これはおわかりでございましようか。
【次の発言】 これは希望条件になるわけですが、昨日も山下人事官の出席を求めて、この委員会でベース改訂の問題について相当聞いたわけです。当然この物価との、殊にインフレ要素が……

第10回国会 文部委員会 第4号(1951/02/02、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二三点お伺いしたいのであります。この法案が一昨年のたしか四月か五月だつたと思うのですが、これが通過するときに我々はこれに反対いたしました。反対した理由は、先ほど若木君から述べられたところの予算的措置の問題、もう一つはこういう機構を作ることによつて、実は下から民主的に盛り上つて行かなければならないところの社会的な教育が、官僚統制の方向を迫る結果になるのじやないか、こういう点が反対理由の大きな点であつたのであります。そこで殊に一番問題なのは、予算的措置の問題でありますが、これは只今の御答弁によりますと、我々の心配したことが全くその通りになつておる。殊に我々が論拠として挙げたのは、……

第10回国会 文部委員会 閉会後第4号(1951/07/23、2期、日本共産党)

○岩間正男君 只今の高田君の意見に賛成します。
【次の発言】 これは先ほども申上げたのでありますが、どうしてもこの立川の問題、競輪の問題ですね、これは現実的に起つている問題で、その動き、それに対する調査も非常に短時間で、まだ十分ではなかつたという面も一つはあるのであります。更に又文部委員会としては、これ以上タッチすべきじやないというような御意見でありますが、先ほども申上げましたように、現在の地方財政の欠陥によつて起つている財教育政の窮乏ですね、こういうものが競輪というような賭博行為によつて財源を求めて賄われる、こういうやり方が果して一体これは基本的に考えて、日本の文教政策上どういう影響を持つか……

第10回国会 文部委員会 第5号(1951/02/06、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は日本共産党を代表してこの改正案に反対であります。  反対の理由はいろいろありますが大体次の三点に帰することができると思います。大体政府のこの提案理由を見ますと、社会教育主事の身分を今日において確保しなければならない。このために新たに第二章を設けたのでありますが、果して現在の社会情勢を見てこの程度の改正を以て所期の目的を達成することができるかどうか。このようなものは單にこれだけの改革で、如何にも社会教育に対して政府が熱意があるように見せかけておるやりかたは、むしろ欺瞞にひとしいと思うのであります。我々はこの法案に対しまして、最初提案されました一昨年におきましてこの法案に反対をし……

第10回国会 文部委員会 閉会後第5号(1951/08/13、2期、日本共産党)

○岩間正男君 これはさつきの予定もありますし、一応聞いて明日やつたらどうですか。明日は文相も出て来るし……。それに補正予算の説明はどうなつているんですか。これは二十七年度の説明です。補正予算の説明で今非常に当面している問題があるわけですが、これはどういう予定ですか。あなたのほうで説明される予定ですか。
【次の発言】 この問題、二十七年度のを聞いて無論これとの関連も非常にあることですが、当面した問題で補正予算のほうが非常に重要ではないか、こういうふうに思うわけです。殊に今問題になつている学制改革の問題とからまつたところの、六三建築費の問題が重要だと思うので、明日是非文相が出て来られたとき一緒に要……

第10回国会 文部委員会 第6号(1951/02/07、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今度この教育公務員特例法の改正案が出たわけでありますが、その前に、ここでやはり明らかにしなくちやならないのは、今度の改正のいろいろな事項につきまして、我々もお互いに今検討しつつあるのでありますが、これは教育公務員特例法の立法された根本精神、更にもつと遡れば教育基本法、更にもつと遡れば日本の教育改革、こういうものの中において、教育が果すべき役割、つまり日本民主化の過程の中で果すべき役割、こういう点から考えて、今度の改正法案の、一体傾向は果してそれに即応しておるかどうか。この観点が非常に私は今度のこの法案審議の上に最も重要な問題である、こういうふうに考えるわけであります。そういう観点……

第10回国会 文部委員会 閉会後第6号(1951/08/14、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今のとちよつと関連して、昨日教科書の公社の話がありましたね、あれによつて大分金利が安くなる。そういう操作をやるために三億の予算を計上するということになると、それが教科書の生産コストにどういうふうに響くかという計算ができていない。できていないとすればその資料を大体見当をつけて、これは来年度の予算と関連することですが出してもらいたい。そういうところが明確でない。漠然としている。あの公社ができることについて少くともコストが低下する、その低下する割合がどれだけ関連を持つかということについて、公社の割当の検討を我々はしたいと思います。これはお願いしたい。ただ業者に奉仕するのは意味ないですか……

第10回国会 文部委員会 第7号(1951/02/09、2期、日本共産党)

○岩間正男君 動議を提出いたしたいと思います。この問題については、すでに本委員会の問題にもなり、懇議会におきましても今までこの必要性については十分に話合をされた問題でありますから、審議はこれで打切りにして討倫に入られるよう勅議を提出いたします。
【次の発言】 殊にこの問題について内容的な、それから総括的な問題は今文相が欠席中でございますから、技術的な面についてお伺いしたいと思います。実はこの法案の趣旨から言いますと、評議委員会の構成そのものが明らかにされないと、具体的にはこの第三項の内容がわからないわけです。大学管理法は結局これはいつ出されるのですか。我々の審議の都合から言えば、当然大学管理法……

第10回国会 文部委員会 第8号(1951/02/12、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私はこの前に続いて大臣に御質問申上げたいと思うのであります。  結局今度の法案で問題になる点は、この第五条の改正の点が非常に問題の一つになつておるのでありますが、この改正の精神については、これは何ぼ我々が論及しても論じ足りないように思はれるので、これは再三御質問申上げた点でありますが、この問題をもう少し具体的にする必要があると思うのです。それは今度の改正によつて、何回も政府から説明はされたのでありますが、なぜああいうふうに第五条において今までのいわば大学の教職員の既得権であるようなものが非常に狭められて来たか、それに関連して当然具体的に問題になつて来るのは、やはり日本教育改革の一……

第10回国会 文部委員会 第9号(1951/02/14、2期、日本共産党)

○岩間正男君 十五條の削除の理由はしばしば今まで説明があつたのでありますが、これによると、私学の構成とそれから公立学校の場合はいろいろ違う、その違う理由としては大体まあ大学の自治の伝統がある、それは尊重されなければならない、こういう面と、それから仕事の内容において大学は研究並びに教育の機関である、然るに又公立学校の場合は教育が殆んどその重なる任務である、こういうふうな仕事の建前から考えて当然そこに違いが出て来る、事前審査の問題もそういうものと連関されるのだ、更にまあ非常に公務員の数は多い、その煩にも堪えないというのが言外に含まれておられたと思うのです。これが大体稻田さんの今までの説明の趣旨では……

第10回国会 文部委員会 第10号(1951/02/16、2期、日本共産党)

○岩間正男君 研究中という話があつたのでありますけれども、研究中のものをなぜこんなに急いでやらなければならなかつたかということを最初に端的に御質問いたします。
【次の発言】 これは問題にならないと思うのですが、そういう考えかたじや。つまり教育を、教育をですよ、この真にまあ終戦後教育民主化ということを目指して方針が立てられた、それを一体文部省が守る考えがあるのかどうか。若し守るという考えがはつきりあるなら、職階制というものが一体どれだけ民主的な教育を破壊するかという面について、これは相当研究されなければならないはずです。それが研究されていると言うのですが、そういう点で地方公務員法では一応きまつた……

第10回国会 文部委員会 第11号(1951/02/17、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつと今のことに関連しますけれども、実際問題として、超過勤務を校長から命ずることができない、こういうことになつていますが、やはりこれも実際職場の実態を文部省はもつとつかんで頂きたいのです。今のようにこれはだんだん労働組合の活動というものが制限されて来る。一方で今度は、職階制を非常に強化される。こういう形になつて而も校長が非常にこれと同時に射撃を持つて来る昔に戻りつつある。こういう中で今日はどうしても仕事があるのだから残つてほしい、それだけでなくて又成績を挙げようという校長の考え方から、よく戰争中やつたことですが、提灯を持つて帰らなければならないということが田舎で実際あつた。そう……

第10回国会 文部委員会 第12号(1951/02/19、2期、日本共産党)

○岩間正男君 その前に時間ですけれども、十五分というような、大体これは……。
【次の発言】 二三点進藤さんにお伺いしたいのですが、大体今まで大山さんのお話を聞きますと、まあ職組側と評議員側ですね、評議員側が相当了解していろいろ話が進められて来たと思うんです。途中でまあいろいろ論象あつたらしいですけれども、お互いに了解を得て論争を進められて来たんですね、そういうようなことについて、今度非公開制でやるということになりますと、今まで折角一年かかつてテスト・ケースを作るためにお互いに努力して来て、学園の民主化という点に一番大きな眼目を置いてやつて来たのですけれども、そういうものはすつかりもう今までの成……

第10回国会 文部委員会 第13号(1951/02/20、2期、日本共産党)

○岩間正男君 さつきの荒木君の質問に連関して二三点お尋ねしたいのでありますが、職階制のほうがはつきりきまらないので、教員の別表は作つても期間が短かいものになる。こういうことなんですが、それは職階制の問題は教員の職階制の問題が決定しまして、そしてこの日教の精神もとり入れて、そしてはつきりそういうものができるのはいつ頃の見通しですか。これはこの本国会中に間に合うのですか。
【次の発言】 そうなりますと、やはりずつとずれて又時間が経過するということになるというとやはりまずいのじやないか、その間の措置はどういうふうになりますか。やはり別表を一応作つておいてそうして次の段階に行く、こういうふうにやつたほ……

第10回国会 文部委員会 第14号(1951/02/21、2期、日本共産党)

○岩間正男君 昨日参考人の出頭を求めまして、いろいろ大学の公開審理の問題について意見を徴したのでありますが、その中で公開審理に当りまして、大学側の意向が正式に文部省によつて十分に把握されていないのじやないかというような事態が明らかになつたのでありますが、これは無論必ずしも事前に立法するに当つて意見を徴さなければならない、こういう規定のものではありません。ありませんけれども、大学の自治ということは非常に尊重する、こういう建前で文部省はあらゆる場合にこの法案の説明に当つてそういう説明をされておるのであるし、又文部大臣もいつでも話されておるところであると思うのでありますが、そういう点から申しまして果……

第10回国会 文部委員会 第22号(1951/03/19、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今まではどういうような御質疑が繰返されたのか、私はちよつと出席しておりませんので、重複した点は御了解頂きたいと思います。  先ず第一に伺いたいのですが、この義務教育の無償、こういうことは憲法にも謳われているのでありますが、その一部分をとにかくできる範囲内でやる。こういうことでこの法案が出された趣旨のように、これは説明されておると思うのでありますが、併しそれにしても、この義務教育という大きな課題、これは日本の終戦後に当然教育の機会均等、それから平等な教育、これを確立する立場から大きく問題にされ、憲法にまではつきり規定されて来たわけなんですが、そういうものがこういう形で、殆んどこれは……

第10回国会 文部委員会 第23号(1951/03/20、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私はこの法案に不賛成であります。謳われておるところは義務教育の無償、それを一部分果すのである、この法案の第一条にその趣旨が書かれております。その趣旨を見ますというと、義務教育の無償の理想のより広範囲な実現への試みとしてと、なかなか大きなことが書かれておるのでありますけれども、果してこれだけの手段で以て、憲法で保障しておりますところの義務教育無償の理想が一体どれだけ達成されるかという点において、非常にこれは疑問を感ぜざるを得ないのであります。大体日本の文政の性格がこの法案にも出ておると思うのでありますが、これはしばしば我々も委員会或いはあらゆる機会におきまして論議して参つたところで……

第10回国会 文部委員会 第25号(1951/03/23、2期、日本共産党)

○岩間正男君 只今の木村委員の説明なるものは、これは委員長において内容をすでに規定されて言われておると思うのです。つまり修正案の提案理由があつたら説明して欲しい。ところが修正案の提案理由というようなところから逸脱しておると思うのであります。先ず第一に内容に亘りますと、渉外云々の問題、これは甚だ本委員会の討論内容にはふさわしくないものであると私は確信いたします。第二点としましては、未提案法案を、未提出修正案をこれは予想してやつておりますが、これは速記録を見た場合に、実に滑稽極まる醜態が出て来る、出されていない案を攻撃してみたつてこれは話にならない、こんな討論の方法はあり得ない。従つて只今木村君が……

第10回国会 文部委員会 第30号(1951/03/29、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は三、三お伺いしておきますが、これは具体的に名を挙げてはいけないかも知れませんが、例えば牧野富太郎博士は入つておられますか。
【次の発言】 私は少しここで個人の名前を出すことは問題もあるところだと思いますが、こういうようなかたについても非常に考慮されることが、むしろこの法案の必要性から言つて重大であると思いますですが、先ずそういうかた、牧野博士だけを指すのではございませんが、そういうかたがある場合には、優先的に御考慮になられるかどうか。
【次の発言】 それから性格として、大体受賞者の範囲でありますが、これは矢嶋君から話されましたが、これに対して生活扶助的な意味と顯彰の意味とこの……

第10回国会 文部委員会 第32号(1951/05/10、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私もこの法案が持つている意味は、今の日本の教育の実情から考えて非常に重要だと思いますので、二、三点お伺いしたいと思います。実は衆議院のほうの速記録を見ている暇がなかつたのでありますが、衆議陣のほうでは十分にこれは論議される時間がなかつたのだと思います。実は、少くとも日本の教育改革をやつて行き、而も相当日本の教育体系の上から申しますと重要な問題でありますから、これを取上げるに当つては、殊に立法府としまして、文教担当の立場からしまして、日本教育体系の根本問題にこれを当てはめて考えなければならんと思います。衆議院においては、残念ながらそういうような論議が十分になされたかどうかということ……

第10回国会 文部委員会 第33号(1951/05/11、2期、日本共産党)

○岩間正男君 昨日も私は局長に説明をお願いしたのでありますが、この産業教育法案がすぐこういう形で出されまして、突如我々の前に提案されたのであります。ここでやはり一番基本的に問題になるのは、日本の教育体系の中で、いわばこの産業教育法案は提案の説明を聞きましても、これは現在の教育の欠点と、そうして而も中学を卒業してそれから二年ぐらい遊んでおる子弟が非常に多い。こういう者にまあ何とかここで技術を授けて産業の方面にこれは組織しなくちやならないというような観点から作られているのでありますが、我々のやはり教育をもつと総合的に考える立場からするというと、大体産業教育という言葉そのものは言葉としては妥当かどう……

第10回国会 文部委員会 第34号(1951/05/15、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私はこれは簡単に都崎さんか佐藤さんにお伺いしたらいいと思うのでありますが、第一に今日お話がなかつたのですが、この法案の第一條ですね、これにこの勤労に対する。正しい信念を確立しという條項があるのでありますが、これは今後産業教育法案というものが行われるとすれば、具体的にはどういう方法によつて今後新らしい勤労観というものを確立する方法をとられるか、正しい勤労観というものの内容をこれはどういうふうにお考えになつておりますか、その点承わりたいと思います。
【次の発言】 もう少し具体的に私は伺いたいのであります。どういうふうにして果されるか、例えばカリキュラムの問題の中にこれは入るわけなんで……

第10回国会 文部委員会 第35号(1951/05/17、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私も我妻さんに二、三点お伺いしたいのであります。この法案が出されておるのでありますが、法案の問題と関連して、やはり現在の教育予算の問題ですね。予算を確立するということが非常に重要だと思うのです。先ほど述べられた御意見と関連する問題でありますが、やはり学内からの現在において輿論は出されておりますが、これがもつと大きく統一されて、そうして日本のやはり政治の中に予算を確立するという働きを自主的に確立しない限りは、どんな法案が仮に作られたとしても、日本の現状では大学の機能というものを完全に果すことはできないのではないか。そういう事態はここでいろいろ申上げる必要もないほど多く出て来ると思い……

第10回国会 文部委員会 第36号(1951/05/18、2期、日本共産党)

○岩間正男君 文部省はこれを報告されるに当つて、どういう調査に基いてこういうことになつたか、その経過をちよつと……。
【次の発言】 どうも私たちの要求したのは、そういうことではなかつたと思いますね。文部省の独自のやはり調査に基いて調査報告されなければ効果のあるものだとは思えない。通牒したとか、そういうことはなかつたわけですか。これは今責任者が見えておるのだから、そこからお伺いしてもわかることで、文部省は文部省として独自の機関を発動して、調査機構を持つておる。調査部長もおる。そういうわけで調査して、時間的に不可能な点はあつたと思いますけれども、そういうことを私は聞きたい。それでなければ重複するだ……

第10回国会 文部委員会 第38号(1951/05/24、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二、三点お伺いして置きたいのでありますが、先ほどこの発行不能者、或いは遅滞者とこういう者ができて今度の教科書の供給が一〇〇%行かなかつたと、こういうお話であつたのでありますが、これは何ですか、こういうことについては調査ができておるでありましようか。まあ不能者がどれだけあつてそれが全体のどれだけになつて、それから遅滞者がどうだ、特に遅滞した教科書はどういう種類のものが多かつたか、こういうデータがありますか、こういうデータについてこれは頂けますか。
【次の発言】 その調査ができましたら成るたけ早く頂きたいと思うのです。それでこれはこのデータの中に必要なのは、去年の状況、できたら一……

第10回国会 文部委員会 第39号(1951/05/26、2期、日本共産党)

○岩間正男君 産業の振興上ということを謳われているのですが、この産業の、今の日本の置かれている体制を見ますと、これは平和産業或いは軍需産業というふうに考えられるのですが、この含む範囲はどういうことになるのですか。この点伺いたい。これは提案者から伺いたい。
【次の発言】 その建前が今の御説明だけでは非常に不明瞭だと思うのですが、将来これは情勢の変化によつて、殊に応用の部面におきましてそういうような軍事的な生産部面のほうの研究にだんだん持つて行かれる、こういう体調が相当起り得る可能性もあると考えるのでありますが、こういうような面について現在どういうふうな措置を考えておられますか。立案者の趣旨として……

第10回国会 文部委員会 第40号(1951/05/29、2期、日本共産党)

○岩間正男君 この前総括質問の打切りのときにおりませんでしたので一、二補充的に総括質問を付加えさして頂きたいと思います。  その中でお伺いしたいのは提案者についてでありますが、この提案理由を見ますときに、こういう條項につきましてこれは明快な御意見を承わりたいと思います。それはこの提案理由の説明の中に、戰前の青年学校や実業補修学校における状況について述べられておるのでありますが、現在はそういうものもなくなつておる。そこで百六十万の中学卒業者のうち百万に近い数の者が職業的に丸腰のままで社会に出されておる。而もこれらの者は殆んど労働基準法の制約を受けて正規の就労ができない、就職ができない。それでこれ……

第10回国会 予算委員会 閉会後第1号(1951/08/15、2期、日本共産党)

○岩間正男君 第四班の報告を申上げます。  本班は山田節男、竹中七郎、岩間正男の三議員及び專門員長谷川喜作君他一名を同行者として、派遣地香川、愛媛の二県における県市町村の昭和二十六年度予算実施状況の調査に当つたのであります。一行は六月十三日東京を出発して同月二十日、予定の視察調査を終え解散しました。左にその概略を報告します。  最初に調査したものは香川県の財政事情でありますが、特に平衡交付金と公共事業について検討したのであります。同県昭和二十五年度決算見込の歳入歳出状況を見ると、歳入総額は三十億円余で、そのうち平衡交付金十一億円、国庫文出金七億九千万円、県税收入五億四千万円等が主なるもので、財……

第10回国会 予算委員会 第2号(1951/02/06、2期、日本共産党)

○岩間正男君 只今の永井委員の質問非常に重要な問題に関連していると思うのであります。只今お聞きしますというと、世界の情報を正確に取る機関がない、それで大体新聞情報程度のものしかない。そこで外務省でこれを判断する、こういうことになつておるのであります。そうしますと、その判断の根拠というものが非常に稀薄であるということが第一に考えられると思う。そうするとそこに相当な主観が入つて判断が成立しているというように考えられるふしが出て来るのではないか。例えばこの前の外交白書昨年でありますか出されました外交白書のようなものは、今次官がここで話された程度のつまり情報によつて作り上げられたものであるとすれば、こ……

第10回国会 予算委員会 第3号(1951/02/07、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ついでに資料をお願いしたいのですが、安本からダレスさんに出した要請内容があると思うのです。それと附随した提出資料があると思いますから、これを頂きたいと思います。
【次の発言】 出した事実はありませんか

第10回国会 予算委員会 第6号(1951/02/10、2期、日本共産党)【議会役職】

○理事(岩間正男君) 只今から予算委員会を開会いたします。  今日は水産庁次長の山本豐君が政府委員として見えておりますから、どうぞ御質問願います。
【次の発言】 ちよつとお諮りいたします。本会議が今開かれておりますので、ちよつと休憩しまして、本会議が終了後に又再開いたしたいと思いますが、如何でございますか。
【次の発言】 なお再開後に安孫子食糧庁長官が見えますから、その説明から始めたいと思います。  それでは、ちよつと休憩いたします。    午前十一時十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き委員会を続行いたします。  安孫子食糧庁長官の説明を求めます。

第10回国会 予算委員会 第7号(1951/02/12、2期、日本共産党)

○岩間正男君 どうも私も素人なもんですから、実は今の問題わからんでいたのですが、説明を聞いて実は愕然としているわけです。大体この予算が決定されるまで各省からの要求が出されて、そうして一応の政府で閣議決定を見たのはたしか昨年の九月じやないか、こういうふうに思う。そうしてその後向うさんと折衝があつて遅れた、そういうことも聞いておりますれども、すでに半ヵ年近くの日数を費しておる。その間に具体的な内容別、それも細かに何村の何橋をどうするとか、どこの道路を本当に一分一厘違わないことをこれまで要求しているわけじやないわけです。併し大体の大きな目安だけも半年後に付いていないということは、非常にこれはおかしい……

第10回国会 予算委員会 第11号(1951/02/19、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私はその中で引揚問題或いは援護対策についてお伺いしたいのでありますが、大体外務省のほうで、殊にソ連地区のシベリア地区の未引揚者の数について、これは過般から問題になつたと思うのでありますが、外務省のほうでそれは調査されておると思うのでありますが、厚生省のほうにも非常に対策をやるには絶対に必要な数でありますから、相当細かな統計があると、こういうふうに思うのでありますが、この点から先ず伺います。
【次の発言】 厚生省はいろいろな法案を出したり、それから予算を作成するのですが、そういうときどういう資料によつてそれでは引揚行政をやつておられるのですか。つまり外務省のほうではこの予算の説明書……

第10回国会 予算委員会 第12号(1951/02/20、2期、日本共産党)

○岩間正男君 そうしますと、只今の資料に関しまして、同時に貸與されておる武器の種類、それから彈薬の数量、こういうものを一緒に頂きたいと思います。
【次の発言】 私も前の諸君の質問と関連して二、三点お伺いしておきます。それは武器の貸與を受けたのですが、そのとき何らの條件もなかつたのか、こういう点であります。この点について何の話合もなかつたのか。その点先ず伺います。
【次の発言】 その点について話合、つまり無條件であるかどうかという、これも一つの無條件という條件なんですが、そういう形で向うから提案されて来ておるのでありますか。それとも何んら話合なしにこの武器貸與を受けたのでありますか。その点伺いま……

第10回国会 予算委員会 第14号(1951/02/22、2期、日本共産党)

○岩間正男君 忠言耳に逆ろうという言葉があります。良薬口に苦しという非常に下世話に言われた言葉があります、だから或いは総理の気に入らないそういうこともこの予算委員会では吐かれるかも知れない。併しこの気に入らないほうにこそ、むしろ多く総理としては傾倒されなければならない問題があるのではないか。今先の提案がありました点につきまして、やはり我々もその感を深くするものでありまして、どうもそういうことだと、国会における言論の自由というものが非常に保障ざれがたいと思うのであります。たしかボルテールだつたと思うのでありますけれども、「君の言うことは私は反対だ。併し反対であるけれども、君がそれを力説するその自……

第10回国会 予算委員会 第16号(1951/03/01、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今の問題はあとで私はいろいろ天野文部大臣も見えておりますからお伺いしたいと思います。その前にさつきの西郷委員の質問と関連するのでありますが、大体前年度の地方税は五月にこれは全部徴收見込額だけ徴收できると、こういうような予定なんですが、その大体基礎があるだろうと思うのですね。この根拠、こういうことを資料的に出して頂きたいと我々は思うのです。というのはどうも三月と比較して金詰りが一層ひどくなつて、さつきのお話によりますと大体十二月末で四五%しか徴收されておらない、こういうことですが、二月末においては大体どのくらいの見込になつておるのか、五月になつてどうなるか。二月になつてつまり金融逼……

第10回国会 予算委員会 第17号(1951/03/02、2期、日本共産党)

○岩間正男君 関連じやないけれども、先に譲つたのです。終戰処理費のことについて簡單にこれは質問申上げたいと思うのです。実は終戰処理費の問題は非常に重要な項目を含んでおるにかかわらず、やはりこの問題がいろいろの観点から論議されていないと思いますので、特に又この問題は日本の今後の問題とも深く連関して来る講和を控えまして大きな関連を持つ問題と思いますので質問申上げるわけであります。併しまあ事務的な点について今日はお伺いしたいと思うのであります。先ず第一に伺いたいのでありますが、この昨年度の終戰処理費の支払状況はどうなつておるか。これについては毎月の支払状況というようなものが私は資料として欲しいと思う……

第10回国会 予算委員会 第20号(1951/03/06、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつとお伺いしますが、先ほど戰争の問題とそれから予算の組み方のお話があつたわけでありますが、今の例えば非常に生活費が最近は物凄く上がつておる、それで生計費が追詰められておる。こういう問題、この原因については、言うまでもなく朝鮮事変の影響だというふうにおつかみになつておられると思うのですが、日本の今後……先ほどからちよつと問題があつたようですが、再軍備の問題、この再軍備についてはどういうふうに婦人の立場としてはお考えになつておられるか、ちよつと伺いたい。

第10回国会 予算委員会 第22号(1951/03/08、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は当面緊急した問題につきまして五、六点お伺いしたいと思うのであります。  その第一の問題は、日本の今進められておりますところの講和態勢の問題でありますが、この問題につきましてはダレス氏が来日されましたときにおきまして本国会におきましても十分に国民の輿論を反映してこの輿論の反映をダレス氏にも伝えたい、こういうふうに思いまして当国会の予算委員会におきましてもしばしば吉田総理の出席を要求したのであります。併し残念ながら殆んどこの要求は一回も満たされなかつた。こういうことにおきまして今日日本の講和態勢はどういうふうになつておるか。すでにあれから一月乃至一ヵ月平の日子を費してそうして政府……

第10回国会 予算委員会 第26号(1951/03/13、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私も通産大臣に三、四点質問申上げたいと思います。実は船舶の問題ですが、これは山崎運輸相が今病気なされておるそうですが、山崎運輸相と横尾通産大臣と御一緒におられたときに質問いたしたいと思いますから、その点は保留します。  只今山田委員のほうから、特需の問題が出されたのでありますけれども、二億二千万ドルに上る厖大な特需、こり内容の品目、数量というようなものについて、そういうような資料の発表が今要求されたようでありますが、私も非常に重要な問題と思いますので、そのうちで、これは資料が頂けないと正確にならないのでありますけれども、大体特需の内容というよろなものを、大ざつぱに分けたらどういう……

第10回国会 予算委員会 第27号(1951/03/14、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今のに関連して、山田さんの問題に関連して、これは今の問題は非常に重要な問題ですから、この予算委員会の審議に当然間に合うように調査して、先ほどのお話では全然知らないというお話ですけれども、これは非常に怠慢だと思う。これを早速報告してもらうことが必要ですが、そのときにこの作業の内容を、どういうような作業をやつているかという、そういう事項についても是非これは資料を出して頂きたい、こういうふうに思うのであります。その点、今の点政府委員に念を押してもらいたい。
【次の発言】 どうも私は素人なんで、禅問答みたいなことはちよつとわからないので、これは教えを請いたいと思うのでありますが、この外資……

第10回国会 予算委員会 第28号(1951/03/15、2期、日本共産党)

○岩間正男君 この前のこの委員会の答弁におきまして、総理は日本経済をアメリカ経済の一環と考えて日米提携をやつて行きたい、こういうことを言われたのでありますが、併しすでに報知されるようにアメリカの産業の状態はもう軍拡経済にはつきり移行しておるのであります。そうしますと、その一環として日本経済が今後運営されるということになりますと、当然日本経済の軍事化というような形がはつきり出て来るということは免れがたいと思うのでありますが、これにつきまして総理はそういうようなことから起る、つまり当然そうなりますと民需が非常に圧迫されるという形が出て来るのでありますが、これをどのようにして確保する覚悟を持つておら……

第10回国会 予算委員会 第29号(1951/03/17、2期、日本共産党)

○岩間正男君 どうも只今官房長官の答弁を聞いたのでありますけれども、政府側の誠意というものは感じられない。田村郵政相は尊重する意思だというようなことを先も言われたのでありますが、意思だとか、何だとかいうことは問題じやない。実際出て来なきやならない。而も今日は一昨日の理事会でも打合せしたのでありますけれども、最終なんです。通告質問の最終日に当るのであります。昨日も続行しようかというような話があつたのでありますが、昨日は幣原前衆議院議長の葬儀に当つて恐らく閣僚においても都合があつて出席されないだろうというこつちの、当委員会の慮りの結果、これはもう委員会を一日休む、併し今日は全部集中して、全閣僚の出……

第10回国会 予算委員会 第30号(1951/03/23、2期、日本共産党)

○岩間正男君 まあ、それで問題は明快になつたので、御報告申上げる必要はないと思いますが、形式的に申しましたならば、小委員会の決定が本委員会で変り得ることもあり得る。併し私たちは問題にしたいのは政治道徳の問題であります。お互いが責任を持つて、そうして昨日のごときは朝の十時から夜の六時半に至るまで討論し、その間に懇談を重ね、そうして今日報告された報告書の内容を見ますというと、殆んど昨日決定された線で網羅されておりまして、何らそこから逸脱していない。こういう点は確認は先ほどの報告によつて私らはむしろ立派にできておると、こういうふうに感じた次第であります。従つて責任ある参加をされた小委員のかたが満場一……

第10回国会 予算委員会 第31号(1951/03/24、2期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に時間の問題でありますが、実は私は今本会議で反対討論をやつて来たところであります。従いまして当然これは記名投票に参加したいのでありますが、委員長からたつての御要望かございましたので、私だけ残つて委員長と、それから総理に対する質問を続行する、こういうことになるのです。ところが、只今十分で切上げてくれという話がありましたのですが、これに対しては断じて了承することができない。従いまして只今十二時丁度であります。二十分の時間を総理は御多忙でありましようが、確保されんことを切望して私は質問に入りたいと思います。  先ず第一に、領土問題でございますが、この問題は私は歯舞の帰属の問題につい……

第10回国会 予算委員会 第33号(1951/03/27、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は日本共産党を代表しまして、只今上程された昭和二十六年度予算三案に反対するものであります。敗戰以来すでに五ヵ年余を経過しまして、日本人民はその完全な主権の回復と平和の確立のために一日も早く 講和が結ばれることを熱烈に要望しているのであります。ところでこの講和には二つの途があります。そのいずれを選ぶかということは、日本民族の将来と運命を決する重大な問題であります。二つの途というその一つは、日本の自衛と安全保障の名の下に国際協定を破り、ソ同盟や中華人民共和国を敵として単独講和を結び、日本に外国軍隊の駐屯を認め、更に日本みずからを再武装に駆り立てようとする途であります。これはダレス・……

第10回国会 予算委員会 第35号(1951/03/31、2期、日本共産党)

○岩間正男君 大蔵大臣が所用で退席されたようでありますが、今本会議で相当重要な法案がかかつておるのですがね、この委員会を一時休憩されて、それで大蔵大臣が戻られてから再開されることの動議を提出いたします。
【次の発言】 私はこの開発銀行の問題につきまして二、三点お伺いするのであります。  その第一は、この前日米経済協力と関連しましてお伺いしたときに、多分池田蔵相だつたと思いますけれども、この開発銀行については、これとは別に関係はないのだ。自分はもう先からこういうような構想については当初から考えていたのだ。まあこういうお話であつたのであります。そこでお伺いいたしたいのでありますが、その当初からこれ……

第10回国会 予算委員会 第36号(1951/05/09、2期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) 国務大臣に、時間もございませんので二、三点お伺いしたいと思うのでありますが、今度の不祥事件といえば、まあいろいろ今までこれに対しまして述べられたのでありまするけれども、何と申しましても今後こういうことを繰返さないために大きな戒めとしてこれを検討される、この点が一番重要だと思うのであります。先ず第一にお伺いしたいのでありますが、現在とられております国鉄の経営そのものが最近におきまして非常に宣伝主義になり、それから営利的なサービス主義、こういうものが非常に目について来ておるんじやないかと思います。高級車というようなもの、こういうものは殆んど戦前の水準まで復活して美々しく……

第11回国会 文部委員会 閉会後第1号(1951/08/20、2期、日本共産党)

○岩間正男君 大橋法務総裁に水産大学の問題並びに予算の問題について二、三お聞きしたいと思う。先ず第一に、この前の委員会におきまして、この問題については是非天野文部大臣並びに大橋法務総裁が同道されて、この水産大学を実際見てもらいたい、どういう実情になつておるか、これは見なければお話にならないという結論に立つておるのでありますが、これは先の委員長が外国に出られる前のことでありましたので、このことは通知しておりませんか、どうか、これを文部当局では御存じでありますか。それから法務総裁はこれを御存じでありますか。当委員会でそういう決定線が出ておるわけでありますが、この点についてそういう事実を御存じですか……

第12回国会 議院運営委員会 第3号(1951/10/12、2期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) 私は今の動議に賛成します。賛成するというのは、この理事会でこの三日間の論議を聞いて来たのでありますが、実際ですよ、この論議を通じてずつと見て参りますというと、自由党はこれを希望するということを強くは言つていない、処女のごとくつつましくという形で、そうしてあらゆる場合出して来た。それから今の第三項が問題になつておりますが、この三項についても、これは飽くまでも社会党が取ることが非常に円満に解決する、従つてこれを社会党は選択してもらいたい。こういうことは、非常にこれは緑風会のほうから強くこの問題は出されておる。そうしてこれに対して自由党は何らこういう問題に対して異議を挾ま……

第12回国会 議院運営委員会 第18号(1951/11/15、2期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) 僕は途中で来たからわからないのですが、これはいつ出されたのですか。松原さんの質問は何日頃、何回出されたのですか。
【次の発言】 只今を聞きしたような実情だと、すでに本会議の質問がきまつていて、何回も問題が棚上になつておる、これは総理出席の問題で、総理が今まで出られない都合もあつたのでしようが、出ておるわけですね。明日も出て来ないで、いつまでもこういうものを棚上げすることはこれはどうもおかしいのじやないかと思うのですが、是非来なければならん責任があるということは確認しておくことが常識じやないかと思うのですが、どうですか。

第12回国会 議院運営委員会 第19号(1951/11/16、2期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) 与党側のたつての懇請だから、これはまあ了承せざるを得ないと考えるのですが、我我としては予算の審議なんか、委員長から話があつたけれども、むしろもう少し時間を……、十五日くらいの延長は必要だというふうに予算委員会では考えらおりますが、委員長もさように話されておるので、そういう懇請をこの際呑みがたきを呑んで賛成します。
【次の発言】 請願に関連しまして、会期延長が決定されたのですが、この前十日で打切になつたが、これは手続上どうなんですか。今あとでそういう請願が来ておるのですが、若し間に合えばもう少し今度会期延長に伴なつて何日まではこれを認める、こういう方法はどうですか、議……

第12回国会 議院運営委員会 第20号(1951/11/17、2期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) その前にちよつと伺いたいのですが、会期延長の件であります。これはまだどうなつておるのかはつきり……、これについて当然私は委員長の報告があるものと実は期待しておつたのでありますが、未だ不明です。聞くところによりますと、衆議院のほうでは三時頃の本会議ですでに会期延長の件は決定しておる、こういうことを聞いておる。衆議院がこちらへ申込んで、当然これの協調の立場から言うと、これを念速にこちらではこれに同調して、私は本会議がこれは休憩になつておるのでありますから、当然今までの約五時間の間に、この件については諮られるものと期待しておつたのでありますが、未だこれがないというのは、非……

第12回国会 議院運営委員会 第22号(1951/11/21、2期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) これはまだ討論の通告も何もないので、議院運営委員会で当然諮られる問題だと思うのです。それで、それを諮るかどうかということは、その会派の事情と、そのときの情勢を見てそういうことは決定される、ということは会派に任せる、こういうことで、あまり議運でそういうことに容喙するのはちよつとおかしいと思いますから、もうおきめ頂きたいと思います。

第12回国会 内閣委員会 第15号(1951/11/20、2期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) この講座の整理統合の問題でありますが……。
【次の発言】 簡単です。
【次の発言】 今の講座の整理統合につきましては、これは数の問題が出ておるのでありますが、その内容、性格の問題についても近頃ずいぶん問題が出ておるのです。これはどういうことかといいますと、大学の講座のうちで基礎学科的な面、そういう面については非常に軽視されておる。そうして現実に即した応用的の部面、そういう面は日本の学問の傾向として非常に強化して行く、こういう形で出ておる。その点については非常に大学当局あたりでも心配しておる。そういうことは今度のやはり人員整理とからんでそういう性格が出て来るということ……

第12回国会 文部委員会 第2号(1951/10/24、2期、日本共産党)

○岩間正男君 三、四点ばかり聞きたいのですが、第一に給食をだんだん減らして行く。これはどういう方法で減らすのか、具体的に減らす事務的なやり方、それを簡單に持つている案を……。
【次の発言】 第二点は、さつきの起債の問題ですが、この起債は今度の單価増の分だけは努力する、前は六五%で切れたために、起債の分がたくさん起つて来る、これはどうするのか。
【次の発言】 第三にお聞きしたいのは、この行政整理に伴う退官退職手当を支給するというのだが、三百七十人に切られているのですが、これはどういろ範囲内ですか、これに該当している、予定しているのはどういうのですか。

第12回国会 文部委員会 第3号(1951/10/30、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二、三点お伺いします。この前文相が国体のほうに行かれて時間が非常に少かつたのでいろいろな点を保留して置きました。大臣にお聞きしたいことは先ほどから問題になつております人員整理の問題ですが、この人員整理の問題と行政機構改革の関連、大体もう文部省は先ほどから何というかおつきあいで仕方がない、何ともこれはおつきあいでここで一応行政措置を認めなければならないというふうな形で文相は答弁されておるのですが、この実施の仕方を我々は無論これについて多くの意見を持つておりますがこの意見は申述べません。ただこの実施の仕方、方法についてどういつたような構想を持つておるかということは明らかにされない……

第12回国会 文部委員会 第4号(1951/11/01、2期、日本共産党)

○岩間正男君 高田君からいろいろ質問されたことは非常に当面した問題で、これについては現実的な措置として、只今大臣の答弁を総合しますというと、要するにその既得権については飽くまでこれを尊重する。そしてその限りにおいて文部大臣はそれに善処する、こういう御答弁であつたのであります。この点は我々としては確認したいと思うのですが、問題はもう一つ今の内藤課長からの説明がありましたように、実際これを交渉するのは地財委なのでありますから、地財委からそのような一つの通知が出た場合にどうするかという問題が、これは文部省の対策の中では非常に重要だと、又我々としても非常にその問題について、これはもつと実相をつかむ必要……

第12回国会 文部委員会 第5号(1951/11/02、2期、日本共産党)

○岩間正男君 昨日までいろいろな問題につきましてお伺いしまして、あとは大蔵省並びに地財委と話合つて、その結果で又お聞きするということになつておると思いますので、当面の問題につきましては、この問題は私は一応保留にしておきまして、ここでお伺いしておきたいことでございますが、それはこの前の教員の別表でございますね、これについては文部省は作業を続けて人事院と交渉されておると思うのでありますが、やはりこれについて三本の案で行くと、こういうようなことはこれはどうなつたんでありますか。大臣はこういうことにつきまして、やはり教員の待遇についてはいろいろな学校種別とか、そういうものを原則的にはこれは認めない。そ……

第12回国会 文部委員会 第6号(1951/11/05、2期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して私はお伺いしたいのですが、この前荻田事務局長の話ではそういうことは閣議で決定された、而もそれについて根拠を示せと我我が費しましたところが、これについては岡野国務相がそういうことを確認したと附属文書にちやんと書いてある、こういうことを言われて、併しこの点をもつと追求しますというと、それは聞いたのだ、物的証拠についてはこれは挙げられないと答えておる。こういう点は非常におかしいのでありますが、ここに政務次官も見えていますが、第一そういう附属文書というようなものでこのベースアップの処置の具体的なそういう勧告をすると、そういうようなものまでこれは出されておつたのでありますか、どうで……

第12回国会 文部委員会 第7号(1951/11/12、2期、日本共産党)

○岩間正男君 だからそれについて官房長官と自治庁の見解を聞きたい。どう思うか…閣議決定の内容ですね。自治庁がどういうふうに……関連しないと話が駄目なんだ……。
【次の発言】 その前に何時までやつて……、これは続けるのですか。
【次の発言】 政府委員に出てもらつてやらなければやつぱりまずい。それでやつぱり参考人の話を聞きまして関連した質問が非常に出て来る、その両方を聞いて我々は判断しなければどうも不明瞭なのです。そういう点から午後からこれを再開してもらうことにして必ず政府委員の出席を求め、殊に天野文相なんかは今まで答弁が食い違つている。問題にならん。

第12回国会 文部委員会 第9号(1951/11/14、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今の問題に関連してお聞きしますが、木村委員と、大体この前野村委員長の述べられたことについて食い違いがあるのです。野村委員長何と答えられたかというと、あの三百七十五円とか、四百六十二円を切下げるということは了承できない。はつきり言つておるんです、この委員会で。速記録で調べて下さい。そういう意向を表明されておる当委員会において……それともう一つ、矢嶋君が衝いておる点を明確にしますとこういうことです。あなたたちはすべて不満だから百億要求された、私たちはそれを支持して、昨日、一昨日、これは参議院において満場一致で以てこれを可決しておる。今予算委員会におきましては小委員会を更に作つてこの問……

第12回国会 文部委員会 第10号(1951/11/20、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は簡単にお聞きいたします。あとで詳しく予算委員会で聞きたいと思つております。要点だけお聞きしたいのですが、こういうものがないので、道徳的混乱が一体起つていると考えていられるか。社会の道徳的廃頽、そういつたものはこういうものがないということが原因になつているとお考えになつているのか、これが一つ。それから第二の問題は、この前の予算委員会でも、只今の文部委員会でも、どうも独断的にいろいろこういうことをされることについては、これは徹底的に出ておると思いますが、特に大臣がなおこれを出される。こういう立場をとられるとすれば、どうしてもそれをなさなければならないというような何か拘束でもあるの……

第12回国会 文部委員会 第12号(1951/11/22、2期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して、これは非常に重要な問題だと思う。併しながらこれは単に大豆だけ、油だけの問題でなくて、味噌の問題もそうですが、これはそれによつて児童がこうむつた損害があるはずである。つまり貨車が今のお話のように、具体的に言うと非常に貨車の廻り方が悪くて、そのために滞貨になつて倉敷料を払つている。それから今言つたように押貸が、一遍会津若松に行つて、味噌とか油はどこ渡しにしたか、東京渡しにしたのか、会津若松渡しにしたのか、神戸渡しにしたかのか、はつきりしていると思うが、こういう調査は文部省が当然されていなければならない。それによつてこうむつたところの運賃、倉敷料保管料、それから又起つて来ると……

第12回国会 文部委員会 第15号(1951/11/27、2期、日本共産党)

○岩間正男君 大臣に対しましては、いろいろな質問事項があるのでございます。まあ実践要領の問題につきましても、又大豆の給食にからまる不正の問題、こういう問題が山積しておるのでありますが、その中で今日は京都大学事件、この問題につきまして、未だ当委員会では余り事件を一、二聴取したぐらいで問題になつておらないのであります。で、この問題について、是非これは明らかにして頂いたい。日本の文教政策の今後のあり方について、明らかにされなければならない問題があると思いますので、この点について伺いたいと思うのであります。  そこで先ず第一に伺いたいことは、第一に学生が八人、何か退学させられた、こういうことを聞いてお……

第12回国会 文部委員会 第16号(1951/11/28、2期、日本共産党)

○岩間正男君 この全貌につきましてはやはり資料を一応頂いたのでありますが、資料で、この前お願いした点でまだ十分でない点もあると思うのです。それで結局今日でこれはお伺いすることは終るかどうかわからないのでありますが、若し終らないときはこれは又機会を見て、成るたけ早い機会にこういう問題の真相を明らかにする必要があると考えております。昨日の質問とダブルかとも思いますが、私丁度ほかに用がありましておらなかつたのですが、そこでこの頂いた資料の完全給食実施方針について……、その中でいろいろ問題はあるようですが、やはり今度の問題で、この前も明らかにされたように、その第十の指定業者の選考、「学校給食の責任者は……

第12回国会 予算委員会 第3号(1951/10/26、2期、日本共産党)

○岩間正男君 さつきの岩木議員の質問に関連して二、三点伺いたいのですが、朝鮮の石炭輸入量ですね、これは十万トンというお話でありましたが、これは月額ですか。
【次の発言】 これについての今までの実績があると思うのでありますが、先ず第一に炭質ですね、どの程度のカロリーの石炭であるのか。それから価格ですね、入札の価格がどれくらいになつておるか。それから今までの実績、こういうものについて何か資料が欲しいと思うのでありますが、委員長、これはどうですか。資料を早速欲しいのですが。
【次の発言】 向うの……、もらえますか、委員長。
【次の発言】 はあ。これはまとめてもらえますか。

第12回国会 予算委員会 第4号(1951/10/29、2期、日本共産党)

○岩間正男君 その前にちよつと一つだけ聞いておきたいと思うのですが、ちよつとお聞きしたいのですが、二枚目の主要経済指標の賃金の項なんですけれども、この中で全産業の賃金が一万一千四百八十九円と、こういうことになつているわけですが、ここでお聞きしたいのは大体この官公吏ですね、この人数と、それから全産業の中で民間の比ですね、これは官公吏はどのくらいに見ておるわけですか、全産業では一千四百四十六万人と、こういうふうに見ておるようですが、官公吏はこれは全部でどれくらいですか。
【次の発言】 私のお聞きいたしておるのは人数なんですけれども、この全産業の中には官公吏も入つておるわけですね、入つておりますか、……

第12回国会 予算委員会 第6号(1951/10/31、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつと簡単なことですが、重油について話があつたのですが、重油の輸入量と、それから予定量と、それから価格ですね、この点ちよつとお聞きして置きます。

第12回国会 予算委員会 第7号(1951/11/01、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつとお伺いしたいのでありますが、只今の減税の問題ですが、これは減税はしばしば当院でも論議になつたように税法上の減税じやないか、実質的には地方税を合せて約千五百億の実際徴収が多くなる。こういう点が非常にドツジ氏の来朝なんかを通じて論議の的になつておると思うのであります。それでこれについて飽くまで減税だということが池田蔵相なんかに主張されているのでありますが、併しこれに対して最近又自由党の政調会長あたりでは、これは国際的なそういう関連もあると見えまして、これは減税というよりも税の調整だ、こういうようなことで、そこに非常にデリケートの問題があると思うのでありますけれども、どういうふ……

第12回国会 予算委員会 第9号(1951/11/05、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私も一、二点お聞きしたいのですが、先ほどの藤野委員の質問に関連してですが、このベース・アツプの財源の問題ですが、これは大蔵省の説明では、地財委との間に殆んど意見の同意があると、食い違いがないというふうなお話があつたと思いますが、これは只今菊山さんのお話だというと、この高い、国家公務員に比べて地方公務員が高いということについては異論がある。それは大蔵省のほうでは東京や大阪のような高いところを調査して見たのであつて、地方の現状はこれと非常に違つている。こういうお話がありましたし、先ほど文部委員会でありますが、野村委員長のやはりこれに対する見解としては、この高いということは首肯できない……

第12回国会 予算委員会 第10号(1951/11/06、2期、日本共産党)【議会役職】

○理事(岩間正男君) では只今から予算委員会を開会いたします。  今日は特別調達庁のほうから見えておりますので、終戦処理費につきまして説明を願いたいと思います。
【次の発言】 只今の説明に対して御質問はございませんか。
【次の発言】 ようございますか。只今の資料をできるだけ早く提出願いたいと思います。
【次の発言】 ほかにございませんか。
【次の発言】 それでは食糧庁長官が見えましたので、只今から食管の特別会計の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 只今の説明について御質問ありませんか。
【次の発言】 只今の資料について安孫子長官……。

第12回国会 予算委員会 第11号(1951/11/07、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二、三点お伺いしたいと思います。  第一に自治警察と国家地方警察の場合、警察官の教養とか、そういう程度とか、そういう点に差違がありますか、どうですか。国家地方警察のほうに收容してからのちこれを統一するためにどういうふうな方法か何かとつておられるかどうか、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 国家地方警察と自治体警察の間に、收容後にいろいろなそういうようなことは別に行なつていないわけですね。で非常に立場が今まで違つており、その後いろいろな情勢が違つていたためにちよつと性格的に変つておるところがある。そこを統一されとか何かそういう問題はないのでしようか。

第12回国会 予算委員会 第12号(1951/11/08、2期、日本共産党)

○岩間正男君 僕も只今の点が非常に佐多委員から言われたのは問題であると思うのですが、これは先のほうに譲ることといたします。ただ、一、二点だけ伺いたいのですが、できるだけ人事院勧告の趣旨をこれを尊重して、副うようにやつたというのですが、その点説明してもらいたい。どの点ですか、さつきあなたの答弁の中で。
【次の発言】 大変いろいろな点を挙げられたんでありますが、お説のように全部これは技術的な問題だろうと思う。そこで肝腎のベースの点ですね。この点については一番肝腎の、何と申しますか、画竜点睛のところでは従いかねた。こういうことは確認してよいであろう、それで約千二百円の開きが出て来た、これは先ほども言……

第12回国会 予算委員会 第14号(1951/11/13、2期、日本共産党)

○岩間正男君 木村君の今出された問題非常に重要だと思いますので、これについて総理の見解を質しておいてもらいたい、先に行つて経済閣僚にやられたのでは仕方がない。それを確かめて、今日の進行について確認しておいてもらいたい。
【次の発言】 午前中にも木村委員から議事進行についてお話があつたのでありますが、私たちは総理に質さなければならない非常に多くのものを持つているのです。ところが総理のほうでは時間を限定されておりまして、今日は僅かに一人当て三十七分というような実に心細い形になつております。従いまして先ほど申されましたように、できるだけ総理が答えられることを切望するものであります。経済閣僚につきまし……

第12回国会 予算委員会 第16号(1951/11/15、2期、日本共産党)

○岩間正男君 一、二点先ほどの深川議員の質問に関連して伺いたいのでありますが、第一に先ほど問題になりました文相によつて今起算されておりますところの国民実践要領の中には、天皇を道徳的な中心、こういうふうにするんだという條項が謳われておるんでありますが、ないのでありますかその点明らかにして頂きたい。
【次の発言】 私の伺つておるのは、今度の要領を今起草されておるものの中に、そういう関係を明らかにする、つまりこれは文相によつていつでも言われる道徳的中心であるというようなことを明らかにされておるのかどうか。そういうことがこの中に盛られておるのかどうかということを伺つたのでありますが、この点はどうですか……

第12回国会 予算委員会 第19号(1951/11/20、2期、日本共産党)

○岩間正男君 先ず大蔵大臣に二、三の点について質したいと思うのであります。それでその質問に入ります前に、この前から問題になつておりました二十七年度の予算の大綱の問題でありますが、これは昨年に比べましてこの大綱が未だに決定されていない。現在講和後の情勢なんかもからみまして、一つのいわば転換期でありますから、それについてその大綱を示されないということは、大体事情も考えられるのでありますが、併し補正予算との関連におきまして、殊に現在、昨日あたりからドツジ氏との間にいろいろな折衝が進められておるように新聞は報じておるのでありますが、こういう問題につきまして、現在はいろいろな情勢からその内容について具体……

第12回国会 予算委員会 第22号(1951/11/24、2期、日本共産党)

○岩間正男君 大蔵大臣がいないから……。
【次の発言】 それじや文部大臣はしばしば今までこれ以上教員の整理をやつたら、教育はやれないということをあらゆる機会に表明されている。そうしますと、当然これは今のようなおつき合い、今度の国家公務員の場合は、おつき合いというような文部省側の意向が表明されて、止むを得ずやつたというのですけれども、そういうことは起らないのですか。これは文部省の意向を尊重して、そういう調査に基いてやる、こういうことを明言されたのでありますが、ところが文部大臣はしばしば私がさつき申しましたようにそういう意向を表明されている。だから今度の国家公務員の場合の教員の首切りについてはおつ……

第12回国会 予算委員会 第23号(1951/11/27、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二、三点質問いたしたいと思うのであります。  質問の第一点は、やはりなんと言いましても、先ほども佐多、木村両委員から質問がありました日本の今後の防衛態勢、並びにこれと関連した再軍備の問題、こういうことが今話題に上りつつあると思うのでありますから、これが先ほどからしばしば繰返されましたように、国民の今後の生活水準の問題と深い関係を持つのでありますので、この点についてお伺いしたいと思うのであります。最近の情勢は、先ほど述べられましたように、ラスク氏がやつて來る、更にダレス氏が來月十日前後にやつて來る、そういうふうな形の中で再軍備はどうも必至の情勢じやないか、こういうふうに見られて……

第12回国会 予算委員会 第25号(1951/11/30、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は日本共産党を代表して本補正予算三案に反対するものであります。  反対の第一の理由は本補正予算が国連協力の名の下に、実際は全く自主性を喪失した奴隷予算だからであります。(笑声)池田蔵相は初め四百五十億の枠をきめて渡米したのでありますが、サンフランシスコから帰るや否やこれが忽ち三倍以上にはね上つたのであります。その原因は何であるか。そのことは本会議での代表質問以来しばしば我が党の追及して来たところであります。然るに政府はこれに対しまして何ら筋の通つた答弁をすることもなく今日に及んでいるのであります。これは一体何を意味するか、言うまでもなく予算編成権が未だアメリカに握られているとい……

第13回国会 議院運営委員会 第36号(1952/04/16、2期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) 先ほどから委員会でやればいいんじやないかというような自由党さんの御意見があるのですが、これは委員会に入つていない会派もあるのです。けれどもそういうところがこの法案に対して非常な関心を持つて聞きたいということがあるのですから、当然これは本会議において提案の理由が説明されるんでしたら、やはり各会派を網羅して、そうして本会議でこれは聞くことは必要だと思う。先ほど安井君の話によると、何か補足的な質問をそこでするのだというようなことですが、それはおかしいと思うのです。本会議ではそういう主要な点について触れるのであつて、それは細密な点は委員会にやらせなければならないと思うのです……

第13回国会 議院運営委員会 第50号(1952/05/23、2期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) 私は、今公平に聞いておつたのですが、併しこれを文部大臣を呼んで聞く筋合のものじやないとか何とかいう、その理由が、全然加藤君の理由がわからないのだな。例えば院の運営というものをまあ掌つて、そこで、少くとも本会議ででも上げておいて、そしてその法案といううものは、院対院になつておるのです。無論文部委員会は担当の委員会として……。
【次の発言】 それはそうだ。而もそれが普通の通常の、正規の運営がある場合には問題は起つていないのだが、今言つたように五月十日という現実的な問題がある法案が、提案理由さえ向うで聞かれない形で、これがなつているわけなんだね、

第13回国会 議院運営委員会 第55号(1952/06/04、2期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) 念のためにお伺いしますが、それは内一定ですか、内定で、今の条件を挙げて……。

第13回国会 議院運営委員会 第58号(1952/06/11、2期、日本共産党)

○委員外議員(岩間正男君) 委員外の発言を求めます。
【次の発言】 今の問題で大分違つておる……。
【次の発言】 只今事務総長の話されました経過においては、幾分食違いがありますが、そういう点は一応質しません。若し必要でしたら我々を証人に喚問してもらえば、羽仁君、内村君などおりますから、明細なことは必要でしたらそこで申上げる。ただ只今の事務総長並びに議長の発言の中で事実に相違している点がある。私は一番重要な問題は、最初に百五十人ぐらい入つておつて、あとのを入れないというと、どうも不穏なことが起つて、流血の惨事でも起るような事態がどうもあそこでかもし出されると思つた。そこで我々三人としては十分に相……

第13回国会 文部委員会 第1号(1951/12/14、2期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して、今の食管の一般会計に組んで、それを特別会計に流す、こういうやり方は、これは価格差補給金ですね。その問題は価格差補給金が来年度の総枠がどうなるかという問題と非常に関連がある。それが変更あるかも知れない。今年度分二百三十億でしたか、そういうことになつている。これが全体の大きな今の財政的の操作の中で来年度の輸入食糧の補給金というものが、このままで先ず第一に維持されなくちやならんという前提がある。更に問題としてはそういうような技術的にこれはいいのか、そういういわばプライベストみたいなやり方です。そうでしよう。価格差補給金というものは今言つた小麦とそれから米の価格の差だけ、それで……

第13回国会 文部委員会 第3号(1952/02/07、2期、日本共産党)

○岩間正男君 地方を廻つて見て大分ひどい校舎がある、而もそれは〇・七坪の今までの計算に入つておるのじやないか、そういう校舎なども検討がついておるのですか。あれはどつちに入つておるか、随分ひどいのがある。〇・七坪はすでにでき上つた校舎としてできておるのじやないかと思う。ところが実際に戰後の急激な間でやつたものだから、種々材料も惡いし、壁なんか落ちておるし、それからひどいのになると杉皮のようなものが葺いておる所もある。そういうのは一体どつちに入つておるのか。そういうものを一体本当に計算しておるのかどうか。もう一つ伺いたいのは、今のお話だが、結局〇・七坪は本年度で完成だというのは一つの政治的な宣伝を……

第13回国会 文部委員会 第6号(1952/02/15、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は別の問題ですが、私の不在中のこの前の木村君の我々一行の視察報告の中で以て訂正願いたい点があると思うのであります。というのは、大体我々の中で話合いをしておつたのでは、高良さんに一つこれは報告してもらいたいというように私は希望を申述べておいたはずであります。それからどういう報告をするのか、報告の内容については事前に打合せをなさるということが我々の規定であります。そのことについて調べ質してみますと、どうも個人的な主観も入つておる。こういう点について我々必ずしもそういう見解はとらない。例えば高知県におきまして、高知、徳島を見たのでありますが……。

第13回国会 文部委員会 第7号(1952/02/19、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつと関連して……、で今予算がすでに提出されているんすよ。そうして今の二十六億の問題ですが、食管特別会計でやる。それと同時に、これは具体案というものが私は出るべきだと思うのです。そうして而も、一月後には切換えがなされなくちやならない。そうするというと、今からそういう方策について、これは手を打つて置かなければ、四月になつてから俄かに今度はいろいろな、今文部省が悠々と研究しておられるその研究の結果が通告される、こういうことになつたのでは、私は非常に事務停滞を来たすと思う。こういう点はこれはまだ研究段階なんですか。これは必ず高田さんが今言つたようなことが起るんです。どうです、その見通……

第13回国会 文部委員会 第9号(1952/02/22、2期、日本共産党)

○岩間正男君 大臣には非常にお疲れで御不快のところを出席をお願いしまして、非常に恐縮に思つております。文部の問題は、非常にいろいろな問題が発生しまして御多忙で、そのためにお疲れになつていらつしやることに対しまして、非常に我々も憂慮するところなのであります。併しながら問題が非常に緊急を要する問題であり、この前時間の関係上十分に大臣にお聞きすることができなかつたものでございますから、御無理を推してお願いしますことを誠に恐縮には存じますが、この点惡しからず御了承頂きたいと思うのであります。なお問題が非常に山積されておるときでございますから、これに対しましてなお大臣の施策を要する問題がたくさんあると思……

第13回国会 文部委員会 第10号(1952/02/26、2期、日本共産党)

○岩間正男君 寺中局長にお伺いしたいのであります。文部予算につきまして先ず総額の問題でありますが、総額において昨年度より二十六億文部所管のほうにおきましては殖えておる。更に他省関係費を入れますと五十億何がし絶対額は増加しておる、こういうお話なんでありますが、これでいいのでございますか。
【次の発言】 それではお伺いしますが、昨年度は給食関係の費用はどういうふうに予算面では現われておるのでありますか。
【次の発言】 それは給食の設備とかいろいろ指導する、こういう予算ではなかつたでしようか、内容のパン代、ミルク代というものは予算書の中には予算化されていなかつたというふうに記憶しているのですが、これ……

第13回国会 文部委員会 第11号(1952/02/28、2期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行について。只今向うから関連して何かあるというのですから、時間は長くないのでしようね。だつたら我々も聞きたいと思います。ちよつとだけ。
【次の発言】 只今の問題に関連してあとで一つお済みになつてからこれはどうでしようか。その処置について一応委員に諮つて頂きたい。
【次の発言】 その前に議事進行ですが、大久保参考人から、何か先ほどの椛澤参考人の発言に関して是非只今ここに見えているかたがあるから聞いてもらいたい、こういう要望があつたのでありますが、これは当委員会としては聞いてあげたらいいのじやないか、但し時間の制限がありますから、成るべく細かい説明は……要領で盡してやつて頂きた……

第13回国会 文部委員会 第12号(1952/03/04、2期、日本共産党)

○岩間正男君 七日までの予定については一応これでいいと思いますが、十一日の請願、陳情、これはやはり今日あたりの問題も、もう少し文部委員会で單独でつきつめなくちやならない問題が出て来るのじやないか、それでできるだけ早い機会にそれをやつて頂きたいと思いますので、この辺は含みを残して、そういうことが実現できるようにしておいて頂きたい、こう思います。

第13回国会 文部委員会 第13号(1952/03/06、2期、日本共産党)

○岩間正男君 二、三点お伺いしたいのでありますが、今度の行政協定の発効と同時に只今問題になつておる校舎返還の問題でありますが、これは具体的には行政協定の発効によつて合同委員会で扱うのですか、どこで扱うのですか。
【次の発言】 日本の施設を占領軍が今まで接収しておる、そういう所がたくさんあるわけですね。ところが、これに対して講和発効後は当然この返還ということが非常に要望されている。その中でも取りわけ教育施設としては校舎が非常に取られておる。全国では五十いくつの学校が米軍に取られておる。こういう形なんですが、これを要望する声が非常に起つている。併し具体的にこれを取扱うのはどういう形でこれはなされる……

第13回国会 文部委員会 第15号(1952/03/11、2期、日本共産党)

○岩間正男君 これは大臣にお聞きしたかつたのですけれども、予備作業班が現在やつておるはずですが、文部省から予備作業班に入つておるんですか、いないのですか。それとも入るように要求しておられるのですか、これは重要なことだと思いますが、そういう努力をされましたか。或いは正式に予備作業班に入れるか、入れないかわからないが、若し入れないというような、そういう建前になつておるとすれば、それに対してどういうように法的にはやつておられるのか。このような問題は陳情というような立場でやられるべきじやないと思います。予備作業班は非常に重要な教育施設の返還というような任務を担当するのでありますから、その中に正式の機関……

第13回国会 文部委員会 第16号(1952/03/13、2期、日本共産党)

○岩間正男君 それに関連して、ただ要点を盡して簡單にやつて頂きまして、それでまだ質問でいろいろ明らかにしなければならんことが多いと思うのですけれども、その点簡單に一つおやり頂いたらどうかと思いますそういうことでできるのだつたら、そういう点をお含みの上でやつて頂いたら……。
【次の発言】 今の高良君の質問に関連して一、二点だけ伺います。(「議事進行」と呼ぶ者あり)議事進行だ、これに関連して……。それは第一に、警察手帳でいろいろ調査したようなことは警視庁に報告されておるのかどうか、こういうことについてお聞きしたのでありまするが、このときこれはそういうことはないというようなことをあなたはお答えになつ……

第13回国会 文部委員会 第21号(1952/03/28、2期、日本共産党)

○岩間正男君 その前に小委員会の名前をきめて頂きたいと思います。
【次の発言】 審議に必要な一つの附帶資料としましてこれは出ておるのかどうかわかりませんがお願いしたい。昨年の実施状況、これをお聞きしましてやはり今年度のことを我々は検討する必要がある。この点もうすでに準備されていると思いますがございますか。
【次の発言】 大体併し全部の精算まではこれは無理かも知れませんけれども配布状況とか、教科書の種類とか、都道府県にどういうふうに配つたかとか、それからその配つたときに遅れたとか、間に合わなかつたことがあつたかとか、それからその実施によつて大体どういうような効果が出たかとか、欠陷があつたかとか、……

第13回国会 文部委員会 第22号(1952/04/01、2期、日本共産党)

○岩間正男君 大臣にちよつとお伺いしておきますが、世界の選手権を四つも取つて、そういうカツプを返すことができないということになれば、つまり日本のスポーツに対する考え方ですね。国際的にどういうふうな影響を與えるということをお考えになつておりますか、この点を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 スポーツはどこの所管でありますか、ちよつと念のため伺つておきたい。どこの所管です。日本の官庁のほうは……。どこの省ですか。
【次の発言】 我々もそう了承しておつたのですが、間違いないわけですね。従いまして、これは矢嶋君からくれぐれも言われたように、これはですね、平和と親善のためには非常に大きな役割を果す……

第13回国会 文部委員会 第23号(1952/04/03、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今までの諸君の質問で大分問題点が或る点は明らかになつたと思うのですが、それでこの法案を講和発効に伴つて上げるというふうに一応文部省側では言つて来たわけですが、我々の義務だけを負う面が非常に多くて、それと関連して同時に我々審議して明らかにするという点が不明確な限りは、この法案というやつは我々だけで責任を負う義務もないと思うのです。もう一つ著作権組合とかそういう人たちの意見があるのに、これは聞かれていない。当委員会としてそういう責任を負つて、而もこつちが先議でございましよう。こつちが先議なのに、一日なんという間に上げることは、私はできないと思う。それほど国際的な関連を持つものですから……

第13回国会 文部委員会 第24号(1952/04/04、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表いたしましてこの法案に反対いたします。基本的に言いますと、このポツダム政令そのものが、今度の新らしい段階になりまして、根本的に廃止して、そうして必要な法案を立法化すべきだ、こういうような立場に立つているのでありますが、この法案の狙つている内容について考えますときに、これを我々は、日本の現実の政治的情勢と綜合して考えるというと、現実判断が非常に必要だと思うのです。考えますというと、若し日本の民主化がポツダム宣言の指向する通り徹底的に平和、更に徹底的な民主化の方向を辿りまして、その方向に大きく動いて行く。そして日本憲法が、立法されましたところの精神の中で世界に率……

第13回国会 文部委員会 第26号(1952/04/17、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今山本さんのお話のように、この点が解決されないと大変だと思うのですが、これは何ですか、課長さんは今の問題はお答えできますか。私らは経過をお聞きしたいのだが、そのほかにいろいろ平和條約との関連の問題、今後どうなるか、これはもう少しわかる……岡崎さんは出られないのですか、それが出られないとこの問題は解決できないのです。これは少くとも條約局長ぐらい出ないとわからない話がつかないのです。どうですか、今後の見通し……、これは結論は課長じや答えられないでしよう、どうですか、若しそうだとすればそれを要求して下さい。
【次の発言】 私は関連して……。一例を申しますが、例えば今度の條約は和解と信頼……

第13回国会 文部委員会 第27号(1952/04/24、2期、日本共産党)

○岩間正男君 これは我々は一時にキチンと来て待つていたのです。ところが岡崎国務大臣が見えたのは三十分です。それも事前に通告があつて参議院では珍しいくらいまでにアナウンスで正確に始めますからというので我々来て待つていたわけです。ところがいろいろ都合もあつたと思うけれども、質問者は恐らく矢嶋君も残つていると思うが、これはもう少し残つてもらいたい。二度とお呼びしないのですから。
【次の発言】 それではこの審議につかえます。何のための秘書官かわからん。私の質問だけでもこれは終らないだろうと思う。十分よりいられないならば明日又来てもらうより……。

第13回国会 文部委員会 第28号(1952/04/25、2期、日本共産党)

○岩間正男君 やつぱり大臣からちよつと謝意を表明しておいてもらいたい。ああいうやり方では困る、国会の運営そのものをもつと尊重してもらわなければ。今後ああいうことでは困ると思う。我々は昨日三十分待つていたのです。もう少し自分自身で、国会の審議権というものを自分自身がそのものを尊重しなければならんと思う。(「異議なし」と呼ぶ者あり)自分から放棄して、そうして政府に合せるという態度は醜態だと思う。国会の権威上、国務大臣釈明しなさい。私は釈明を求める。
【次の発言】 只今の釈明通りどうぞ国会の審議権を尊重してやつて頂きたいと思います。そうでないために、随分法案の審議なんかずれたことがあるのです。  昨……

第13回国会 文部委員会 第30号(1952/05/08、2期、日本共産党)

○岩間正男君 この一定の資格のない者はこの講習を受けられないという理由はどういうところにあるのですか。図書館の職員の司書と司書補がそういう講習を受けるのですね、一定の資格が出ておりますね、資格がなくて受けられない、それはどういうのですか、どういう意味なのですか。
【次の発言】 そこまでこの制限をやはりする必要はありますか。そういう人材があればどんどんそれを道を開けて行けるような組織にしたほうがいいと思うのです。不便は実際起りませんか。そういう資格はないけれども、実際は非常に図書館の中でいろいろ町の人たちと接触を持つておる、そうしていて運営もなかなか慣れている。こういう人も事実あり得ると思う。私……

第13回国会 文部委員会 第31号(1952/05/09、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私はこの法案に反対します。  反対の理由は今矢嶋君から新らしい能力ある人を採用する方法、そういう線を拡大された、こういうことを言われたのでありますが、これをもつとやはり私は拡大する必要があるのじやないかと思う点が一点であります。一方で講習を受ける者に対しましても制限を設けるということになりますと、昨日もこれは質問の中で繰返したのでありますが、もう少し図書館の現在の社会的機構の中における意味を考えますると、地方のいろいろな特色、地方のいろいろな持味を活かして図書館が運営されるということは非常に重要だと思うのでありますが、ところがそういう点と逆にこういうような事情、それからそういうよ……

第13回国会 文部委員会 第32号(1952/05/13、2期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して一点お聞きしたいと思いますが、相馬君の先ほどの御質問で、予算的措置の国庫負担分ですが、これは必要があれば何とかする、こういうようなお話ですが、具体的にはどういう方法によるのですか。どういう方法によつてやるのですか。予算の流用でやるのか、予備費でやるのか、補正を組むのか、どういうことですか。
【次の発言】 これは文部省の見解はどうなんですか。そうして大蔵省とどういう折衝をされているんですか。非常に漠然とした話ですが、大体先に行つてそういうことができるかも知れませんというのでは計画はない……。
【次の発言】 どの項目……。その必要があるんだから、既存の文部経費には手はつけない……

第13回国会 文部委員会 第33号(1952/05/15、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私はこの法案に反対です。反対の第一の理由は、第一、平和條約そのものが和解と信頼、こういう形で進められたにもかかわらず、その具体的な姿を一つ一つ見ますというと、まさに和解と信頼に違反するような一方的な行為によつて規定されておる。こういう実態がもろもろの法案に出て来たわけであります。そういう例は枚挙にいとまありません。この法案もまさにその具体的な一つの姿を現わしている。この平和條約を結ぶに当つて、若し対等の立場で、これは和解と信頼の精神を徹底するというふうなものであつたならば、こういうような文化面の問題についても当然十全なる努力を外務省がこれはやつて、そして今後文化交流に対するところ……

第13回国会 文部委員会 第34号(1952/05/16、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今の問題ですが、文部大臣にここで御返答頂ければいいのですが、次官通牒ですね。これにつきまして、第一東大事件のとき我々は文部省に文部大臣宛に質問をしたわけですが、それについて返答があつたようでありますが、具体的にもつとどういう点で、これは警察側と折衝をして、それがどういうふうになつた、それから今度の事件については今後折衝されようとしておるというのですが、その折衝の要点はどういうところにあるか。例えば具体的に申しますと、あの事件は抽象的に扱つてはもう解決つかないと思うのです。例えば私服で入つた場合には、これに対してこれは学園で責任を持たないとか何とかというようなこと、こういうふうな一……

第13回国会 文部委員会 第35号(1952/05/22、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ユネスコ活動の国内におけるところの活動を法文化する、こういうことでありますが、特にこういうふうな文化、いわば一つの文化運動というものでありますが、こういうものを国際的な関連もあるだろうとは思うのでありますが、いわば民間におけるところの活動、そうしてそれを自然に助成するという形は、文化政策としては望ましいと思うのですが、こういうような法案化して、そうして機構を非常に整備する、そういうことによつて、而も又文部省がこの中に相当介入する、こういう形でいろいろ権限規定なんかもあるようであります。そういうことによつて文化活動におけるところの官僚統制という弊害はないかどうか。こういう点はどうい……

第13回国会 文部委員会 第37号(1952/05/27、2期、日本共産党)

○岩間正男君 新発田分校の新潟大学統合問題調査のために、荒木君それから私とそれから調査員の三名が参りまして、これを調査して参つたのであります。  先ず調査に出かけますにあたりまして、我々視察団といたしましての基本態度を確認したのであります。それは先ず第一に、各会派、党派を網羅した調査ではございませんでしたので、我我としてはできるだけ個人的な意見というものを控えたい。事実をありのままに公平な立場からこれを見たい。そのために一つの指針となるものは、曾つて当院におきまして全会一致で可決を見ましたところの、学校施設確保に関する決議案、この線はこれは超党派的に院を挙げて認められているのでありまするから、……

第13回国会 文部委員会 第38号(1952/05/29、2期、日本共産党)

○岩間正男君 実は、この問題につきましては技術的な問題については無論政府委員で結構なんでありますが、現在の段階はいろいろ問題がなかなか沸騰しておりまして、やはり文部大臣の出席を頂かないとこの問題の決定的な線は出ないと思うのです。併し時間の関係上先に我々がこの事件の内容についていろいろと質したいと思うのであります。そのなかで今度我々が現地を視察しまして特に痛感したことはです、新発田におけるところのいわゆる大学統合、この統合なるものが非常に大学当局によつて急がれておる。而も六月十五日という差迫つたあと半月しか余つていない期間のなかにこれが統合されるという形になつておるのでありますが、そうしますと当……

第13回国会 文部委員会 第39号(1952/05/30、2期、日本共産党)

○岩間正男君 一点だけ江口次長にお伺いしておきますが、予備隊誘致の地元運動が起りました場合に、誘致に関する宿舎の設営とか新築とか、或いは改装とか、或いは水道を敷くとか、その他いろいろ費用が要ると思うのですが、こういうふうな予算的措置は全部これは地元負担でありますか。そしてこの問題と関連して、新発田の場合にはどれくらいの市当局の財政支出が必要になつておるのでありますか。この点参考までに伺つておきます。
【次の発言】 その場合に例えば向うの分校なり市から相当支出しているわけですね。分校の改装とか、そういうものはどうなるのですか。
【次の発言】 新発田の分校の状況はわかりませんか。

第13回国会 文部委員会 第40号(1952/06/03、2期、日本共産党)

○岩間正男君 大臣がお見えになりましたので、今問題になつていますところの新潟大学の統合問題、これは我々文部委員会としまして正式に調査に参りましたので、この点で我々としまして問題になるのは、現在の文部省のとつていますところの大学の統合案、つまり昨年度答申されまして、そうして指示されましたところの第九特別委員会の統合案なるものは、果して地方の実情に沿うものであるかどうか、或いは又予算的措置から考えまして、そういうものが一応の案としては、これは教育的な立場から検討されたと思うのでありますが、その実施面については、いろいろな問題がこれにつきまとつて来る。殊に日本の講和発効後の状態並びにそれに伴うところ……

第13回国会 文部委員会 第42号(1952/06/10、2期、日本共産党)

○岩間正男君 新潟大学の新発田分校統合問題につきましては、これまで大臣の御出席を願いましていろいろ質問いたしたのでありますが、結局しますに、この問題は大体次の二点につきまして大臣の御回答を頂けば文部省の態度がはつきりするのじやないかと思います。そこで二点についてお伺いしたいと思いますが、先ず第一点は、現実問題としまして新潟分校が六月十九日までに統合する、こういうことで、一応新潟の大学長からの通告があつて、地元民もそういう線でそれに対して反対しておるわけなんですが、現実的に見てすでに今日は十日であります。そうして而もこの前から申上げましたように、授業を途中で打ち切つてしまつて、而も受入態勢もいろ……

第13回国会 文部委員会 第43号(1952/06/12、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今の問題、時間の関係から私からも簡單に申上げたいと思うのですが、やはり話合いでこれは問題を解決するほうに努力してもらいたいと思うのです。決してあそこに来た地方代表は無理をしているわけではないと思う。去年の秋に委員会法案に対して一年延期するというような約束を大臣から受けている。従いまして情勢は変つたのですが、政府が提案をして、その経過、それに対する大臣の所見というものを話すということは、私は大臣の政治的責任だと思う。そういうふうに約束されたものが変つて来ることについて、大臣は技術的な問題で五人に会うとか何とかいうことで問題が避けられると、随分私は政治的な責任回避というふうに考えられ……

第13回国会 文部委員会 第47号(1952/07/08、2期、日本共産党)

○岩間正男君 その前に、この法案の質問に入る前に、実は本委員会として、委員会の付託を受けまして、小委員会が作られて、その小委員会案というものが一応できておつたわけでありますね。これとの関連で今度の法案というものを、つまりこの前の小委員会の努力というものは、これは単にあのときの努力であつて、全然無駄にするということなら別ですけれども、折角委員会が何日かかかりまして一応案をまとめる、そういう努力をしているのでありますから、それと本法案をどういうふうに関連させて取扱うか、こういうことについて、これは一つ御協議頂いて、その態度を明らかにして置くことが必要じやないか、こういうふうに思うのです。その点一つ……

第13回国会 文部委員会 第48号(1952/07/09、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二、三点お聞きします。第一にお聞きしたいのは政治的責任の問題です。あなたは先ほどの御答弁では、教育委員会法を改正したい、そうしてそれは殆んど日教組初め、これは天下に公表されたと思うのです。でそういう態度で以て今まで来られたのでありますが、どうも自由党の与党に話をしたけれども、意見は大分違つた。そうして自由党の与党の意見がそうきまつたので、自分は従うということを言われたのでありますが、いつから天野文相は自由党員になられたのでありますか。自由党員なら自由党の意見に従うということはそれは一応いいだろうと思う。併しあなたは党員ということは私は聞いていない。閣僚としての天野文相というこ……

第13回国会 文部委員会 第49号(1952/07/10、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は今の青山君に対する御答弁について二点ほど確かめておきたいことがある。それと、大蔵省の管財局の課長の御答弁が今あつたのですが、これは海上保安庁並びにその他二、三の商人、こういう人の要求があつても、断然それらに優先して、解除された曉には何よりも先にこれを水産大学のほうに渡す、こういうように我々は確認していいんですか、この点はつきりして頂きたい、この点お伺いしたい。
【次の発言】 そうすると校舎が八万坪というのは一万坪でしよう。
【次の発言】 そうすると何ですか、敷地が少し広いから一部割讓することもあり得るというようなこれは御見解なんですね。

第13回国会 文部委員会 第50号(1952/07/22、2期、日本共産党)

○岩間正男君 先ほどのお話だというと、大体駐留軍に提供する施設区域というものは、二十六日までに大体きまるということでありますが、昨日の毎日新聞を見ますと、殆んど合同委員会の結論は出ておる。そうして二十二日の閣議にかけていずれ発表される。こういうことになつておるのですが、二十六日までにこういうものがはつきりわかりますか。公表の方法をとられますかどうですか。
【次の発言】 二十六日です。
【次の発言】 それではまあ近いうちにこれは公表されるわけでありますね。そのとき今まで占領軍に接收されておつたものが解除返還されると思うのですが、こういうものは返還されることになるのでしようか。これは当然九十日以内……

第13回国会 文部委員会 第51号(1952/07/23、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつと関連して聞いておきたい。これは文部関係の人は今の解釈で行つておられると思いますが、ところが大蔵とか地財委ではどういう見解であるか。殊に大蔵省ではこの法案の解釈をどういうふうにしておるか、これを確かめておく必要があると思うのです。大蔵当局を呼び出して見解を質しておいたらどうでしようか。大蔵も必要ですね。
【次の発言】 さつき内藤課長の発言の中に、これは少し間違いじやないかと思うのですが、実支出の半額は国庫で負担する。併しあとの半額は平衡交付金で出す、こういうことがたびたび繰返されたのですが、これは非常に間違いじやないですか。そうじやなくて平衡交付金を計算するときに基準財政需……

第13回国会 文部委員会 第52号(1952/07/24、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は日本共産党を代表しまして、衆議院送付の原案並びに堀越君提出の修正案に反対いたします。そうして荒木君その他提案の修正案に賛成するものであります。言うまでもなく日本の教育改革期に当りまして教育財政を確立するということは、これは非常にいわばものの形に添うような必要によつて要求されて、長年の聞これが国民大衆の要望としてしばしば本国会にもいろいろな形であらゆる角度からこの意思が通達されたところであります。ところで今日このような全国民の而も深い民族的な意識に立ち、そうして子供を愛する親心から発しましたところの止むに止まれない念願が只今我々の手許にあるような原案という形でここに表現されると……

第13回国会 文部委員会 第53号(1952/07/26、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は簡単に一点だけお伺いしたいのですが、それはこの国庫補助分の六億六千六百万円、すでにこれに対して配分の方法が決定されたということでありますが、これに対するその裏付としての地方財政の負担、これはどういう方法で而もどういうふうにですね、地方のほうでは果して国庫負担分に対してこれに見合うところの地方の財政的な補助をやつて行くのかどうか、こういうことはどうなつているのか。それからこの補助金の交付時期はいつになるのか、そうしてそれはやはり一県々々というふうに分けてやるのか、それと関連しまして、地方財政のほうではどういうふうにそれを負担するのか、そういう点について具体的な大体検討はされたと……

第13回国会 文部委員会 第54号(1952/07/28、2期、日本共産党)

○岩間正男君 先ず最初に、これは我々の法案の調査が不十分なんですが、今までの経過について一応伺つておきたい。どういうふうに原案が衆議院において修正されて、その間に大体どういうような論議があつたか、その修正の理由とか、そういうことについて経過を一応これは審議に入る前に報告を聞きたいと思うのですが、この修正者が見えていないようですが、まあどなたかおわかりになつていらつしやるかた、保護委員会のほうからでも……。
【次の発言】 先ほどお聞きしたのは、原案がどうして今度の回付案のように修正されたか、この修正の意向ですね、そういう点について実は経過をお聞きしたがつたのです。これは矢嶋君の質問の中でもむしろ……

第13回国会 文部委員会 第55号(1952/07/29、2期、日本共産党)

○岩間正男君 本国会もあと余すところ一日になりまして、いろいろ文部委員会としましても、今まで教育事情の調査に当りまして、残された問題が相当あると思うわけです。この前文部大臣の出席を求めまして、こういうような問題を一応質問しまして、この成り行きについて我々確認しておきたい。こういうふうな点から質問申上げるのでありますが、間もなく大臣がお見えになると思うのでありますが、その前に政府委員のほうからお伺いしたいと思うのです。  それで第一に先ずお伺いしたいのは、水産大学の問題であります。久里浜の水産大学を東京に移す、こういうことは殆んどこれは既定の方針となつていると思うのであります。そこで具体的に文部……

第13回国会 予算委員会 第2号(1952/02/04、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今のお話にないようですが、ただ一点だけお伺いしておきたい。それは今度の予算の計上の仕方ですね。財政法が改正されたということは前提とされないのに、そういう形で出して来た。この問題は先の先生のお話にはなかつたのですが、金森先生のお話では、例えば法案が出てないときに予算措置としてそれを予算に組む、こういう関係は非常に問題が違うのじやないか。財政法と言えば国家財政の一番根本の土台になるもので、そういうものがまだはつきりしてないうちに、それを前提として、それが通つたということを前提として組んで出して来た。慣例としてこれはあるのだというようなことで論議になつておりますが、これについての先生の……

第13回国会 予算委員会 第3号(1952/02/06、2期、日本共産党)

○岩間正男君 関連してちよつとお伺いしますが、この問題はまあ形式論とか理論家であるとか何とかいうことを今話されましたが、やはり筋の通ることはあくまで筋を通すということが国会の任務だと思います。そういう点から大体これは通ることを予定してこういうことをなされておるのでありますが、仮に財政法が否決された場合にはどうなるか、一とう手取り早い話はどうしますか、仮定の問題には答えられないですか。
【次の発言】 それではつきりしておるわけですね。適当な措置を講じなければならん欠陷を持つているものをここに提案されたということが確認されていいのか、これが第一点。  第二点は先ほど蔵相は前例があるということを言わ……

第13回国会 予算委員会 第7号(1952/02/20、2期、日本共産党)

○岩間正男君 只今の片柳委員の第三点の御質問に関連いたしまして伺いたいと思うのでありますが、只今の東條次長の御説明でありますが、いずれはこれはこの問題明らかにしなければならない問題かと思うので伺いたいのですが、こういうような方法で食管特別会計の操作によつて、兒童給食の父兄負担の半額分くらいを負担する、そういう方法についてこれは一応伺つておきたいのであります。なおこれは半額というふうに一応決定されているようでありますが、この後の半額負担にしても非常にこれは父兄の過大な負担になる。この問題については、非常に父兄がこの負担には堪え切れないという声が今至る所に起つておるのです。従つて食管の操作、こうい……

第13回国会 予算委員会 第9号(1952/02/22、2期、日本共産党)【議会役職】

○理事(岩間正男君) 只今から予算委員会を開会いたします。  本日は政府委員の出席の都合で、衆議院のほうの分科会のほうに出席しておるので、時間までなかなか出席が不可能な通知がありましたので、散会にいたしたいと思いますが、如何でございますか。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして、本日はこれで散会いたします。    午後一時五十七分散会

第13回国会 予算委員会 第10号(1952/02/25、2期、日本共産党)【議会役職】

○理事(岩間正男君) 只今から予算委員会を開会いたします。  今日は厚生、労働関係の質問をすることになつておりますが、厚生関係では社会局長の安田巖君、公衆衛生局長の山口正義君、保険局長の久下勝次君、三人のかたが見ております。先ず政府委員の説明を求めます。公衆衛生局長山口正義君から結核対策について説明があります。
【次の発言】 次に社会局長の安田君から御説明願います。
【次の発言】 次に保險局長の久下勝次君から御説明願います。
【次の発言】 以上で三君の説明を求めたのでありますが、社会局長の安田君から、先ほどの説明に対して、補足説明があるそうでありますから、それを求めたいと思います。

第13回国会 予算委員会 第11号(1952/02/26、2期、日本共産党)

○岩間正男君 確認していいですか、今の、出せるか出せないか。出せないならその理由をはつきり……。
【次の発言】 今の繋ぎ融資の枠はどれくらいですか。枠の限定はあるのですか。
【次の発言】 百八十億というのは、本年度の粋なんですが、そのうちどれくらい今まで使つてしまつて今度の短期融資にはどれくらい残つておるのですか。
【次の発言】 そうすると、申込があればこれは蔵相の言明とも関連するのでありますが、百八十億の枠内で全部これは申込を満たすことができるのですか。
【次の発言】 この問題は、この前の地方財政委員会からの百億の増額の問題とからんで、実際この前予算委員会で問題になつた。そこでどの程度まで枠……

第13回国会 予算委員会 第12号(1952/02/27、2期、日本共産党)

○岩間正男君 第一班の報告をいたします。  本班は大阪地方における中小企業金融問題の実態調査を主要目的として派遣せられたものでありまして、その第一日は大阪経済同友会を中心に、第二日は大阪商工会議所主催の中小企業者代表との懇談を通じて調査をいたしました。  先ず両日の懇談会において得ました大阪の金融事情の真相を申上げまと、その第一は纖維関係に属する問題であります。即ち紡績錘数の四百万制限を取り除かれて以来、数錘は急激に増加して遂に六百五十万錘に達し、生産は激増を招来すると共に、一方朝鮮ブームの波に乗つて業者は将来の利益を当てに銀行から借入れた運転資金を設備の更新又は増設の廻し、纖維品の生産増強は……

第13回国会 予算委員会 第15号(1952/03/05、2期、日本共産党)

○岩間正男君 輸送量の増加と人員の関係ですね、ちよつとお話がありましたが、これをもつと細かに最近の実情をちよつとお知らせ願いたい。
【次の発言】 今のような労働過重が職場にどういうふうに現われているか、端的な一応の例でいいのですが、ちよつと伺つておきたいと思います。
【次の発言】 二点簡單にお伺いしたいのでありますが、第一点は只今お話のありました六三制の建築という問題ですが、これはまあ大蔵省あたりでは今までの〇・七坪の基準は一応今年度で完成するということを言つておるわけです。ところが文部省のほうの数字を検討してみますと、十五万坪不足しておることが明らかに出ておる。そういう形が実際ここに戰災都市……

第13回国会 予算委員会 第17号(1952/03/10、2期、日本共産党)

○岩間正男君 総理は、この前の六日の委員会の発言を取消されたのでありますが、この取消し問題につきましてはこれは果して妥当であるかどうかということは、又新たなる一つの責任問題になると思います。私は仮に総理がこれを取消されるにしましても、この取消しは單なる口先だけの取消しではない。国会が今日いろいろ問題を議しておりますけれども、併し現実では御承知のようにいろいろと国民の目に余るような事態が進められているのであります。そのことが最も直接的に国民の心配の種を増しているのでありますから、今日の取消しが、現在進められておりますところの警察予備隊の強化、或いは自衛力の漸増、こういうようないろいろな計画に対し……

第13回国会 予算委員会 第20号(1952/03/17、2期、日本共産党)

○岩間正男君 行政協定につきましては、先ほどこの性格について徹底的に解剖されておるのでありますが、この中で結局これはアメリカのアジア戰略の立場から、どうしても日本をその環として、これは軍事基地として再編成しなければならないと、こういう必要に迫られて行政協定が作られていたことは、先ほどの先生の御説明によつても非常に明確にこれはわかつたことだと思います。その中で我々が特に心配しておるのは、第二十四條の今後の緊急事態並びに戰争のときの共同措者の問題でありますが、その中で今後の緊急事態が起きたとき、そう認定された場合においては、日本国政府と合衆国政府が協議によつてこれを決定する、こういうような問題につ……

第13回国会 予算委員会 第21号(1952/03/18、2期、日本共産党)

○岩間正男君 先ず総理がおいでになりましたので第一にお聞きしたいのは、講和発効後における国会運営の問題でございます。実は当委員会としまして、予定されました総括質問がのびのびになりまして約一週間ぐらいここのところ遅延されたわけであります。併し予算は御承知のように非常に独立後の深い関係を持つたところの予算でありまして、審議しなければならない問題は、只今問題になつておりますところの戰力増強の問題、或いは自立経済の問題、これと関係した外資導入の問題、こういうような非常に多くの重要な項目を控えているのでありますけれども、何らこれに対して十分な審議をすることができないというような状態になつておるわけであり……

第13回国会 予算委員会 第22号(1952/03/19、2期、日本共産党)

○岩間正男君 それじや関連して、さつきの中田君に関連して岡野国務大臣こ……。
【次の発言】 先ほどの中田君の質問に対しまして、これは基本的態度としてお聞きして置きたいのですが、この第一教育の、殊に義務教育において、日本の政策の中で非常に大きい問題は、これは教育の機会均等という問題だと思う、そういう点から考えますと、地方財政が非常にむらがあり、そのために地方財政の現状ではそこに教育の機会均等ということが破れる、そういう点を何とかこれは国家ではこの大きな精神というものを活かすために、一つは国家がもう少し大きくこの教育を見てやらなくちやならない、殊に現状のような、日本の国家財政の状況では非常にまあ防……

第13回国会 予算委員会 第23号(1952/03/20、2期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に池田蔵相にお伺いいたしたいのですが、これは周東長官が今ちよつと衆議院のほうに行かれたので帰られたら一緒にお聞きしたいと思う。私の要求大臣はそのほかに岡崎国務相、大橋国務相、それから木村法務総裁、それと天野文相ということになつておりますので……。
【次の発言】 最初に岡崎国務相にお伺いしたいのでありますが、これは先ほどの木村君の発言に関連しまして、私も反対党である。先ほどのお話では、どうも反対党だから物事を逆な方面から見る、こういう御発言があつたのでありますが、これは非常にやはり問題だと私は思うのです。反対党の意見こそ十分にお聞きになつて、それごそれに対して我々の懸念している……

第13回国会 予算委員会 第25号(1952/03/23、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつと関連して……。
【次の発言】 ちよつとお伺いいたしますが、新特需の一億五千万ドル、こういうものは今後拡大される傾向にあるかどうか、なおこれは現在問題になつておりますアメリカの軍拡の行詰りと言いますか、中だるみと言いますか、こういうものと関連があるかどうか、こういう点について少くとも安本長官は一つの見通しを持たれるのが必要だと思うのでありますが、そういう点について御意見を承わりたいと思います。

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/03/25、2期、日本共産党)

○岩間正男君 先ほど木村君は、吉田内閣は三つの幻想に立つて経済政策を進めておるということを言われたのでありますが、私はこの幻想という言葉を、吉田内閣の経済政策の中にありますところの戦争依存或いは戦争期待の性格、こういうふうに置き直してみることもできると思うのであります。政府の現在とられておりますところのこの財政経済政策を見ますというと、金融の面から、又財政の面から又生産の面から見ましても、非常に日米経済協力の線が最近物凄く強化されて、そのしわが中小企業或いは民族産業、或いは労働階級にこれは物凄く押し寄せられているのであります。こういう点から考えまして、明らかに吉田内閣のこういう政策の中に横たわ……

第13回国会 予算委員会 第28号(1952/03/26、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は日本共産党を代表しまして、只今議題となつております昭和二十七年度予算三案に反対するものであります。  反対の第一の理由は、本予算案の持つている軍事的侵略的性格であります。吉田政府によりますと、この予算は講和に臨む予算であるということが言われています。併し講和とは何か、言うまでもなくそれは新たな戦争を企らむための講和であることは、講和と同時に結ばれたあの安保條約並びにあの安保條約を手形としてこのたび強制的に、殆んど強制的に調印されたところの行政協定の内容を見れば余りにも明らかであります。この協定は日本が負わねばならない義務だけを一方的に押つけておりまして、これに伴う権利につきま……

第14回国会 文部委員会 第1号(1952/08/28、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今の項目の中に体育という項目を一つ入れてもらいたい。

第15回国会 文部委員会 第2号(1952/11/12、2期、日本共産党)

○岩間正男君 どうもここ三、四日の様子で私は感得するのだが、大臣に委員会にもつと多く出てもらうこと、ところが大臣がいろいろな点で面会を制限したり拒否するような空気が多いと思う。天野文政時代にはそういうことがなかつた。委員の要求があれば、これは要求に応じて多く人に会うということは非常にいいことなんです。それが今度最近大臣になつて、いわゆる文部省の側近というのがあるのかないのかわからないが、そういう者が会わせないようにしておられるのか、それが大臣の意図から出ているのかどうかわからないが、こういうことでは教育の民主化もへちまもない。そういうことをはつきり打開するようにしてもらいたい。こういうことにつ……

第15回国会 文部委員会 閉会後第2号(1953/03/19、2期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して、今すでに解散をした後の管理内閣だから文部大臣は答えられないと言うが、この法案そのものが第一出されておるのは非常に問題だと私は思うのです。これはやはり先の政策を拘束します。大学院を発足させるとすれば……。そうでしよう。更に大学を拘束するのです。この法案を撤回されたらどうですか。今の言葉とこれは非常に矛盾します。文部大臣でない、もうそういうような政策に関することについてここで答弁できないということになれば、非常にこれは撞着だと思う。その点は如何ですか。
【次の発言】 この大学院の学生に対して奨学金がどうなるかという問題ですが、これは大体今文部省で計画されておる全貌をちよつと……

第15回国会 文部委員会 第4号(1952/11/28、2期、日本共産党)

○岩間正男君 政治的な考慮を離れて事務当局の意見が述べられないか。態勢が変つてどこかの党がそんなことをきめるとそれに迎合するというようなことでは困る。
【次の発言】 大体二点についてお伺いします。これは政務次官にお伺いしたほうがいいと思います。さつきの老朽校舎の問題が出ましたが、どうも老朽校舎がどこかやられて、そうして犠牲者が出ないうちはこの問題は解決しないという政治ではこれは困る。この点は先ほどから来年は大いに努力するというお話であつたのでありますけれども、そういうみじめな恰好が来ないうちにこの問題を解決できるかどうかというところは、政治力ある政務次官の力だと思う。で、廣瀬政務次官の時代にそ……

第15回国会 文部委員会 第5号(1952/12/02、2期、日本共産党)

○岩間正男君 文部当局にこれは伺いたいのでありますが、この問題は当委員会としては非常に重大視して、この決定にもありまするように、わざわざ現地調査を行い、その結果、私の記憶するところでは前後七回に及ぶところの委員会が継続的に持たれたわけであります。そうして、その中で最後にこういうような結論が出されまして、ここにあるように、念のためにこれを読んで見ますというと、 「大学の総合整備に際しては一、社会的輿論に配慮し、その実施の時期については教育的見地に立つて慎重に検討し、財政的措置及び受入態勢等において遺憾のないよう万全の措置を講ずること。 二、更に教育の機会均等殊に教員養成の立場から、その施設の地域……

第15回国会 文部委員会 第7号(1952/12/05、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつとお伺いしますが、十分で十人、この問題十分話合えるというような考えに立つていられるのですが、その点お聞きしたい。
【次の発言】 無論これは時間の問題じやないかも知らん。話さえわかれば簡単な……ところが一方は五十万の代表としてやつて来ている。みな双肩に重荷を負つて来ておる。而も十分間で話せるような問題じやない。これはこの点あなたも素人じやない。今まで大分そういうような交渉をされたと思う。我々もこういうような問題で今までそういう場合にたびたび出会つたもんです。十分間の会見というのは会つて二、三話せばそれで終り、さつと退場ということになる。十分で話せる問題じやない。こういう点から……

第15回国会 文部委員会 第8号(1952/12/09、2期、日本共産党)

○岩間正男君 それでは視察報告をさせて頂きます。当委員会の決定に従いまして、基地周辺の教育の重要性がしばしばこの委員会でも問題になつたのでありますが、取敢えず目下問題になつておりますところの富士山麓の状況を視察しようということになりまして、矢嶋委員と私が参つたのであります。これは生田調査員が同行されまして、それで甲府に先ず参りまして、甲府の県庁を尋ねて、ここの県の教育委員会の諸君と懇談し、又教組の諸君と懇談し、更にそれから現地のほうに参りました。  視察をしましたところは山梨県の中野村、山中村、更に忍野村、それから静岡県に参りまして、静岡県の御殿場町、玉穂村、それから原里村、それから富士岡村、……

第15回国会 文部委員会 第9号(1952/12/16、2期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行。文相は何時までいられるのですか。先ず委員長に伺いたいのですが、その時間との振合いによつてこの一般問題についても質問し、今の施政方針に対する質問は十分あると思うのですが、一応当面しておる先ほど報告しました新発田の問題があるわけです。その点について是非時間的に急を要する問題があるわけですから、文相がいられる時間とのこれは振合いになりますけれども、その時間を承わつてこの運営について一応目安をつけて頂きたい、こう考えます。
【次の発言】 矢嶋君の先ほどの議事進行に関する発言は尤もだと思うのです。従つてこれは当然明日の時間は、計画は明日は委員会がないのですが、明日だつたらこれはど……

第15回国会 予算委員会 閉会後第1号(1953/03/19、2期、日本共産党)

○岩間正男君 そういう解釈であるのですが、見通しとしては、これはまあ次期政権の問題から考えて、相当混乱も予想されるように考えております。一カ月目に衆議院は召集される、こういう事態が起つたにいたしましても、五月の期限は、先ほど内村君が話をしたように、もう切れてしまう。こういう形になつて、而も政権が常に安定しない。こういうような点から考えて行くときに、非常な混乱が今から予想されるように思うのです。現実の問題として……。そういう点については、これは考慮が払われたかどうかですね。その点一つ答弁を伺いたいのです。
【次の発言】 これはまあ現実の問題になるのですが、この前の第四次吉田内閣のできる際ですよ、……

第15回国会 予算委員会 第2号(1952/11/27、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今まではベース・アツプと減税を併行してやつたのですが、今年度は二カ月ずれるわけですね、それによつてつまり新らしいベース・アップに旧税法をかけて、二カ月間のずれがあると思うのですが、それによつてこの減税を十一月からやつた場合との比較ですね。どれくらい殖えるか、収入が殖えるか、これの資料が欲しいと思うのですが。

第15回国会 予算委員会 閉会後第2号(1953/03/20、2期、日本共産党)

○岩間正男君 先ず総理に伺いたいことは、この管理内閣と言われます、つまり不信任案の通過後における内閣、選挙に臨んでおる内閣、この権限と任務というものは、これはどういうふうに考えておられるか、その点を明らかにされたいと思います。これは総理答えて下さい。
【次の発言】 そうするとこれは今までの管理内閣の場合の例が出て来るのでありますが、例えばこの前管理内閣の中で閣僚の補充をするというよう汁問題があつた。閣僚というのは、非職にこれは政策を持つ……、国務大臣の任免をやるということは、非常に内閣の政策と深い関係を持つわけであります。ところがこの前の管理内閣におきまして三人の閣僚を補充した。これはすでに過……

第15回国会 予算委員会 第12号(1952/12/17、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつと関連して、見返資金について簡単に……。只今対日援助資金と見返資金の関係について岩木君から質問があつたのでありますが、私はこの問題につきまして、多分二年前だと思いますが、池田蔵相に対して質問し、大体対日援助物資ですね、対日援助資金を土台とするところの援助物資は、これはもらつたのかどうか、若しもらつたとすれば、これは日本のものなんで、日本はそれに対して自由に使う権利があるが、あれは借りたのか、借りておるのか、借りたとすれば、これに対して、借りた限りは、それから起るところのいろいろな返済の義務がある、負うけれども、借りたことに対して、それからいろいろ起つて来る見返資金、その見返……

第15回国会 予算委員会 第13号(1952/12/18、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今木村君から要求がありましたが、当然だと思うのです。我々は国民の代表として聞いておるのです。それで総理の耳に逆らわない甘言だけで質問するならば何の意味もない。我々はむしろ現在のこの政治の状況に対して民族を守る立場から、当然総理の耳にこれは逆らうような言葉こそ必要だと思う。民族の将来のために、従つて今木村君からそういう要求が出ておりますから、委員長は総理に対して率直明快なる答弁をされるようにこれは要請してほしい。(「その通り」「喧嘩しておるのじやないですよ」「委員長から注意して下さい」と呼ぶもあ者り)
【次の発言】 総理も今聞かれたような委員長の要請がありましたので、率直に答えても……

第15回国会 予算委員会 第15号(1952/12/20、2期、日本共産党)

○岩間正男君 さつきの理事会の決定の問題と、只今岡田君から出されている問題とはこれは問題が違う、これについて一応進行するということは我々も了承して決定しました、委員長の御報告の通り。併しそのときは数字の問題は出なかつた、今新たにこれは問題として岡田君が出されておるのです。委員長は先ほどの説明では非常に混同されておりますけれども、実際はその問題については何ら出なかつた。ですから新たな要求が本委員会から出たんでありますから、これはやはり取上げて、これは理事会にお諮りになることが当然だと私は思う。これについてどうするかということについてはこれは議事がここで混乱してもめてもしようがないですから、理事会……

第15回国会 予算委員会 第16号(1952/12/21、2期、日本共産党)

○岩間正男君 そうすると今の本多国務相のお話によりますと、政府はこの附帯決議に対して何らの措置をしないということを認めておられるのですか。あなたに特にお聞きしておるのは、国務大臣の一人として閣議に臨まれたはずです。閣議決定の問題です、この問題は。従つてそれをはつきり認められて、何の主張もしなかつた。このことは重要なんであります。国務大臣の一人としてはつきり政府の態度をあなたは認められておつての前言と私は考えます。この点についてもう一遍確認しておきます。
【次の発言】 これはあなたが特に今言明されたはずです。何ら公務員については別に給与の増額ということはしていない。だから地方公務員についても考え……

第15回国会 予算委員会 第17号(1952/12/22、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今木村君から要望されました資料について、無論これは我々としましても出して頂きたいと考えております。併し資料の前に、私の今の問題に関連しまして、先ず一、二点伺いたいのです。今大体駐留軍の貨物については駅で認定しにくい、それで大体三等と四等の間の運賃で平均ならしで幾らととつている、こういう話でありますが、この点で私は問題になると思うのは、この取扱は非常に優先的にほかのものを全部措いてもやつておるのじやないかということが第一点、それから第二点は、軍関係のものは非常に貴重品扱いにしなければならない。それで積重ねたりすることが非常に困難である。従つて当然これに対して貨車量というものが非常に……

第15回国会 予算委員会 第19号(1952/12/24、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は日本共産党々代表して補正予算三案に反対するものであります。  先ず第一に私の指摘したいことは、今次補正予算提出の最大の理由は、かねての公約である公務員の給与改善にあると政府は言つているのであります。然るに本案を見ますと、ベース改訂分として組まれたものは、百二十八億に過ぎず、これに地方公務員その他の分と覚しきものを含めまして二百五十億程度であります。これは今度の補正歳出の総額七百九十八億の三〇%くらいに過ぎないのであります。こうして官公労が要求した一万六千八百円、官労が要求した十八歳九千九百七十円の最低賃金はおろか、実情に即さない人事院勧告案をさえ遥かに下廻つているのであります……

第15回国会 予算委員会 第26号(1953/03/02、2期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して、大体子供の数をどれだけ見ておるか、見ていなければ予算はとれない。大体の推定はあると思いますが、そういう計算の根拠の子供の数についてちよつと伺つておきたい。これがわからなければ全然できない、どのくらい見てどういうふうにして具体的にやつておるかやつていないか、これでわかる。
【次の発言】 大体予算を立てるときに、概算的な目のこを持たなければならんと思います。大蔵省で大体三万引揚げると言つておれば、そのうちで小学生、中学生、高等学校生、これがどれくらいあるかということの大体の目安が付くだろうと思います。それで政府は五万といつておるが、これは当然もつと多く組むべきです。それが大……

第15回国会 予算委員会 第29号(1953/03/05、2期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して、領空侵犯というようなことがしばしば報道されて、更にその後どこか国籍不明の機と交戦した、こういう問題が新聞に出ておるのでありますが、こういう情報は政府としてはどこから一体入手されたのか、更に国籍不明の機というようなことを言つておるのでありますが、これがはつきりしないのに、すでにこの防衛について依頼をするというような言明を政府がせられるのは非常は私は軽卒じやないかと考える。従いましてどこからこのような情報を入手されて、そうしてどのような判断に基いてそういうことをされたかということは非常に重要であります。私は北海道にたまたま参りまして、現地には参りませんでしたが、北海道におき……

第15回国会 予算委員会 第30号(1953/03/06、2期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して、そうすると行政協定第三十四条の緊急事態に共同措置をとる限りは統一した指揮権が必要なんだ。現に北大西洋軍においてはそれをやつておるわけです。そうしてはつきりとアメリカがこれは指揮権を握つておつて渡さない。イギリス軍や、フランス軍には渡さないのです。何とかしてアメリカは握つている。第一代目はアイゼンハワー、第三代目はリツジウエー、これが北大西洋同盟軍の指揮権を握る。それとの関連において、日本の行政協定二十四条の緊急事態が起つた場合はどうするか、今の答弁は答弁にならんと思う。
【次の発言】 そういうことは事実に合わないと思います。現に共同措置ということをきめておいて、そうして……

第15回国会 予算委員会 第31号(1953/03/07、2期、日本共産党)

○岩間正男君 午前中の委員会におきまして、木村君から、日本の現在の態勢について、独立してないじやないか、全く隷属国の姿じやないか、経済、外交、内政のあらゆる面においてそういう事態が足許に来ているのじやないかというような質問があつたのであります。これに対して、そうでないというような答弁があつたのでありますけれども、私は現状をつぶさに見ますときに、全く政府の答弁とは違うような態勢が日本の現実の中に生れていると思う。その中で一番大きな問題は、そうして国民が大きな関心を払つている問題は、何と言つても軍事基地の問題だろうと思うのであります。これは行政協定によりますと、区域、施設、こういうような名前で実に……

第15回国会 予算委員会 第32号(1953/03/09、2期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して……、今の点で確認しておきたいのでありますが、北大西洋条約の刑事裁判権の問題が確定しますというと、自動的に日本でもそれは改訂される、こういうことになるのですか。行政協定の条文を見ますと、そういう場合には日本からの申入れによつて改めて協議する用意があると、こういうふうに我々は了承しているのです。今の御答弁ではそれがまるで自動的にこれはそれとの関連、NATOとの関連で当然日本も改訂される、こういうふうな楽観論のように聞くのでありますけれども、この点はもつと確認される必要があると思う。明確にしておいて頂きたい。
【次の発言】 それは確認しておいていいですね。我々はそういう了承の……

第15回国会 予算委員会 第33号(1953/03/10、2期、日本共産党)

○岩間正男君 さつきの、これはちよつとお話の中の言葉尻のようなことになるとまずいのでありますけれども、そういう意味ではなくて教育費ですね、教育費を何か消費的なもの、それから非生産的なものだというふうにお考えのようですけれども、この点如何でしようか。
【次の発言】 まあこの点、それは大体わかりますけれどもね、お説にそう言われているのですが、教育費の考え方というのは、従来そういう、ふうに消費的に考えられて来たのですが、併しこれは今度のまあアメリカ使節団第一回勧告、使節団が来まして勧告書の中にも教育費は少くともまあ長期に亘るこれは生産費である、投資だと、こういうようなことを述べております。更に新らし……

第15回国会 予算委員会 第35号(1953/03/12、2期、日本共産党)

○岩間正男君 今のですね、今度新たに国家公務員にするという義務教育の職員については既得権を認める、こういうことなんですが、現在国家公務員である大学職員、こういうところとは、そうするとどうしても不均衡があるわけです。その不均衡をどういうふうに是正するか。既得権の問題は先ほどの発言通りと我々は確認したいと思う。それと合せて当然大学の職員というものをそのほうに高めて行くというような調整をしなければ、この問題は収まらないと思うんです。こういう点について文部省並びに人事官のほうでは、そういう点どう考えるか。こういう不均衝は先に行つて大きな問題になる。不統一になる。同じ国家公務員に仮にするとして、非常に不……

第15回国会 予算委員会 第36号(1953/03/13、2期、日本共産党)

○岩間正男君 そうすると本年度新たに卒業する学芸大学の卒業生は、これはどういうことになりますか。具体的にその点を伺いたい。
【次の発言】 現員現給というものの解釈という心のは、これは予算措置から来ておるわけです。昨日本多国務相もこの点についてはつきり明言しておるところです。そこで例えば四月一日以後の採用ということを言つておりますけれども、これは一方でやめる者があるから、それに対する補充とし工当然これは起るわけです。従つてそういう点が新らしくなるからといつて、先ほどの現員現給の措置というものを採用されるということに解釈すると当然そうなるわけであります。然るに既得権というものは、これはどこまでも認……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 運輸委員会 第3号(1956/11/27、4期、日本共産党)

○岩間正男君 今の説明に関連してちょっと資料をお願いしたいのですが、それは日米行政協定関係についてですね、今の説明もありましたが、この中で、取りきめで、その後の事情の変化もあり、不備の点等もある、というのですが、これもっと詳しくですね、それからそのあとの第二項のところで、非港湾提供施設の使用料の問題ですね、これが実際どの程度使われておるのか、今までの経過ですね、そういう資料、データあるでしょう。
【次の発言】 こういうもの詳しくほしいと思うのですね。それ一つお願いします。
【次の発言】 今の問題、やはり非常に影響するところが大きいと思うのです。これはやはり一般の業者の保護の建前からやられておる……

第25回国会 運輸委員会 第4号(1956/11/29、4期、日本共産党)

○岩間正男君 当面する二、三の問題についてお伺いしておきたいと思うのですが、その第一の問題は、先ほどの相澤委員の質問の中にあり、またきのうも私からも御質問したのですけれども、第一に荷役料の入札の問題ですね。これについて日米合同委員会に提訴するということを港湾局長は昨日言われておるわけです。大臣も同意見ですか、その点伺いたいと思います。
【次の発言】 入札しているいないという問題は、これは実情を調査すれば明らかだと思うのですが、その問題はとにかくとしましても、とにかく米軍のやり方では非常に低い料金が押しつけられておる、こういう事態ができておるのですが、そこで提訴する態度としてきのう伺ったわけです……

第25回国会 運輸委員会 第5号(1956/12/04、4期、日本共産党)

○岩間正男君 今の問題に関連しますが、軍はその荷役の機械を貸した場合に、それは当然損料を取るということはこれはできないのですか、軍の建前として。その点どうなっておりますか。
【次の発言】 その点はまあむろんはっきりわかってつかんでいないわけですね。そして軍の建前として取ることはできないだろうと考えるのですが、その荷役の機械を貸したということで実質的にはまあ荷役料を切り下げると、こういうことをやっているわけですか。
【次の発言】 その点はやはり明確にもっと追及してもらいたい。実はしばしば巷間耳にするのだけれども、そういう場合にコミッションの問題が実は発生しているのであります。これは非常に問題だと……

第26回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1957/07/29、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ただいま運輸大臣から非常にちょっと煙に巻かれるような、あまりぼうっとしたお話があった。可もなし不可もなしといえば、そういうものじゃないかと思う。その中で私は、相澤委員が質問されておる中で具体的な問題があったと思う。それは財政経済政策の転換に伴うところの、つまりスロー・ダウンが国鉄の内部において少くとも百億ぐらいあるのじゃないか。これはこの前の決算委員会におきましても、われわれが、時の池田蔵相を追及した問題です。これはどうなっておるか、これはどういうふうに現われるか、これは具体的に今後の運営の中で大きな問題を持っておるのじゃないか、つまり五カ年計画が、この前の一割三分の運賃値上げの……

第26回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1957/08/30、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっとこれに関連するような問題ですが、最近灯台守なんかの場合、天水を使っているため、放射能の汚染を受けて、そのために白血球病にかかっているというようなことが新聞にしばしば報道されているわけですが、これについて、これは気象庁関係になりますか、海上保安庁の関係になりますか、どちらでも関係の方に答えていただきたいのですが、こういうところが全国で天水を使っているというのはずいぶん多いと思うのですが、これはどれくらいあるのか。それからこれに対して被告の程度はどの程度か。これに対する対策としてはどういうことをお考えになっているか。非常にこれは人命に関する重大な問題ですから、この点明らかにし……

第26回国会 運輸委員会 第3号(1957/02/19、4期、日本共産党)

○岩間正男君 今の問題ですね、この前から継続になって、日米合同委員会に提訴するということをきめて、その経過については、まだ報告を受けていないのですね。そういうことを含めて今の意見に賛成します。どうぞ取り上げて下さい。

第26回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1957/08/31、4期、日本共産党)

○岩間正男君 昨日の質疑応答を聞いていて実際感じたのですが、監督局長の説明を聞いていますと何か私鉄の経営が赤字だ、赤字経営の方にいろいろなこの資料をあげてきて説明されているわけでありますが、どうもこういう点でやはり私たちの率直な感じからいいますというと、この問題についてはあくまでも客観的な事実をやはり追求し、その上に立ってこの問題を大衆的な世論の中でやはり決定するという方法が望ましいのではないかと思います。従いまして、昨日からの大臣の御説明は非常にわれわれも了とするところでありますが、運輸省においてはそういう意味で今後この方針を貫いていただきたい、こういうふうに思います。と申しますのは、何とい……

第26回国会 運輸委員会 第4号(1957/02/21、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ただいまの相澤委員の質問は非常にまあ重大な問題だと思います。当委員会としても、二十五国会から継続して参っておる問題です。しかもこれは今話がありましたように、日本の独立の実態がどういうものだかということをこの問題は語っている問題としても非常に重要だと思うのです。そういうような建前から今大臣の決意のほどを伺ったわけでありますが、ここらで一つ対等の立場ではっきり交渉したい、こういう決意を伺ったわけでありますけれども、この点につきましては、これは衆議院におきましても、当委員会におきましても、元の運輸大臣もそういう決意を披瀝されたと思うのです。日本の現行法の港湾運送事業法をあくまで守る、そ……

第26回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1957/09/27、4期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。相澤君の質問でいろいろ詳しいところは明らかになったと思うのでありますが、二、三の点だけ関連してお伺いしておきます。  第一に、まあ日米合同特別委員会で結論が出た、その内容については、先ほどどうも早く読まれたので、実際われわれ検討をするには困るのですな。実はきょう少くとも資料として提供をしていただけばよかったのでありますけれども、これは早急に出していただきたい。とにかく今のを筆記しようとしたけれども、間に合わなかった。そういう点から私は心配をするのは、この結論で、われわれが昨年から問題にし、非常に大きな問題になった問題を一体解決するに足るのかどうか、これは十分にやはり検討……

第26回国会 運輸委員会 閉会後第5号(1957/09/28、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私もその五カ年計画に関する二、三の問題を関連して質問したいと思います。といいますのは、この前の運賃値上げのときに、非常にこれは重大な問題になったわけです。果してこれが完全に遂行されるかどうかという点につきましては、非常に当時疑問があったわけであります。しかも、それを押し切りまして、そうして御承知のようにこれは運賃値上げをやったのだ。従って、五カ年計画というものは、運賃値上げとうらはらの切っても切れないところの国民に対する公約であることは、先ほどから柴谷委員や相澤委員がこれはとくと申しておるところです。私はそういう立場からまずとりあえずお伺いしたいのは、第一年の一体計画というやつは……

第26回国会 運輸委員会 第6号(1957/03/07、4期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。この前、特別委員会は持たれたという話がありましたね。そうして三回にわたって開催を一応予定しながら、前日になって向うの都合で流れたと、その委員会はどこを言ったのです。今の報告は、われわれは、その委員会の第四回目というようにこれは了解して、日米合同委員会が開かれたという話を聞いているのだと思うのですよ。特別委員会ということを略しておりますが、実際はあの特別委員会の四回目が開かれて、両者の会談が始まったのだ、おそらくこれは柴谷委員の話も、そういうような含みで聞いているのだと思う。あなたのようなお話があって、日米合同委員会のこれは課題じゃないということで話がはぐらかされているの……

第26回国会 運輸委員会 第7号(1957/03/12、4期、日本共産党)

○岩間正男君 大臣のただいまの御答弁の中で、十九、二十日の第四波は避けたい、このために努力したい、こういうお話でありました。われわれもそのことを切望しているわけです。そこで、これを避ける具体的な案としてどういう点をお考えになっているか。今のままで政府の立場は、あるいは国鉄公社の鮮度ではなかなかこれは避けにくいというような事態になるのではないか。これに対する少くとも具体的な方策をとらなければならない、こういうふうに考えるわけですが、具体的な案についてお伺いしたい。
【次の発言】 私は具体的に申しますと、これを避けるためには三つの点をはっきりさせなくてはならないのではないか。第一の問題は、調停案を……

第26回国会 運輸委員会 第8号(1957/03/14、4期、日本共産党)

○岩間正男君 関連してちょっとお伺いしますが、この合同委員会へ、これは港湾問題荷役問題が昨年から発生して、しばしば外務省、ことに日米合同委員会の首席に当る歩なたに対しまして、運輸省から早くこの問題を折衝するようにということを数次にわたって申し入れられた。そうしてこれが外務省の方でもアメリカ側に申し入れて、アメリカ側もついに三十二年の一月二十三日にはそれを了承した、そうしてできた特別委員会と聞いておるのでありますが、その点間違いございませんか。
【次の発言】 そうしますと、この特別委員会というのは、今までいろいろこう、日米合同委員会のいろいろな機構があったようでありますが、本委員会があって、それ……

第26回国会 運輸委員会 第9号(1957/03/20、4期、日本共産党)

○岩間正男君 やはり同じように出席要求したいのは経済企画庁長官、これは五カ年計画とどういう関係があるか聞きたいので呼んでもらいたい。もう一つ資料要求したいと思いますのは、五カ年計画の、要するに先ほど江藤委員から質問のありました鉄鋼とか、セメント、木材などの物資の需給計画、そういう五カ年計画と、それから三十二年度の当面するもの、そういうものが出ておると思いますが、そういう資料を一つ至急に出してもらいたいのです。

第26回国会 運輸委員会 第11号(1957/03/25、4期、日本共産党)

○岩間正男君 国鉄運賃の値上げ法案につきまして、いろいろ大臣にただしたいことがあるんでありまするが、時間の関係から、その主要な問題に限って、時間の許す範囲内で御質問申し上げたいと思うのであります。  第一に私のお聞きしたいことは、今度の運賃値上げはあまり物価には関係がない、あまり響かないと、こういうことを今まで政府はあらゆる機会に答弁されてきたと思うのであります。ただその際、物価といいましても非常に内容が迷うだろうと思う。たとえば大口貨物の場合、いわゆる独占資本家の石炭であるとか鉄鋼であるとか、そういうような場合ですね。それからまた生活必需品、大衆の生活にどうしてもこれはなくてはならない米を初……

第26回国会 運輸委員会 第12号(1957/03/26、4期、日本共産党)

○岩間正男君 きのう質問を総括的に始めたのでございましたが、大臣も総裁もいろいろの所用がおありのようでありまして、御出席いただけなかったので十分に御質問することができなかったのでございます。きょう特に総裁の出席をお願いしまして、実はお伺いしたいのは、最近の国鉄の状態でございます。「国鉄線」という雑誌を私はいただいているのでございますが、この「国鉄線」の新年号を見ますというと、十河総裁のお言葉として「現在の国鉄は非常に物的設備が不完全であるにもかかわらず、世界の驚異といわれる輸送をやっております。旅客について見れば、イギリス、フランス、ドイツ三国のを合せただけの輸送量を、その三国の七分の一の設備……

第26回国会 運輸委員会 第13号(1957/03/27、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連して。この前、非常に素朴な質問かもしれませんが、山手線で一年間の大体利益ですね、これの資料がほしいと申しておったんですが、これをちょっと出してもらえますか。
【次の発言】 先ほど終戦後の新線建設の問題ですが、これは終戦後の新線建設のずっと今までの実積があると思うのですが、どんな線が建設されて、これの建造費はこうで、それからその後の営業状態はどうなっているかということの資料をお持ちだと思うのですが、この資料を急速に出してもらえませんか。ついでに建設審議会の名簿があると思いますが、そういうものを出してもらいたいと思います。

第26回国会 運輸委員会 第14号(1957/03/28、4期、日本共産党)

○岩間正男君 学割の問題ですが、これは一般の通勤の割引から比べて安いわけですね。それによって大体年間どれくらいのマイナスになるのですか、この計算できておりましょうか。定期の場合ですね。
【次の発言】 当然これは普通通勤の場合と比較しなくちゃまずいと思うのですね。普通の場合は八割三分ですか、やっているんですがね。これから比べれば、学生はそれからちょっとですわ、一割足らず、七分ぐらいの割引をされているだけの話になるわけです。それで、普通の通勤に対する特典と学生の場合と比較してみることが必要じゃないか、もう一つは、これはむしろ普通にとるべきだというような御意見もあるようですけれども、これではやっぱり……

第26回国会 運輸委員会 第15号(1957/03/29、4期、日本共産党)

○岩間正男君 先ほどの大倉君の質問に関連してお伺いするのですが、昭和十一年の運賃が安いか、どうかという問題の中に、これは旅客なんかは五割も黒字を上げておって、そして、その黒字はほとんど国庫に納めておったんじゃないか、つまりこれは臨軍費に、当時の軍隊の戦争の費用として出しておったじゃないか、その額はどのくらいになりますか。昭和十一年あたりで、国庫に納付した金について、大体の額を……。
【次の発言】 これは時間の関係から、このトータルは出しませんけれども、膨大な金じゃないかと思います。これを三百六十倍ぐらいの物価のつまり変化によって計算してみますと、これは約一千億近くの膨大な金だと思うんです。従っ……

第26回国会 運輸委員会 第17号(1957/04/12、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二、三の点、お伺いしたいのですが、国鉄は国鉄独自の立場からこの度の処分をするのだ、こういうことを言われたのでありますが、まだこういう委員会におきましては、今度の春闘問題について、はっきり国鉄側が処分をするというような、そういう意向は伺っていないのでありますが、その点はどういうふうに考えておられますか。
【次の発言】 その処分ということを言っているのですが、この処分のそれなら根拠ですな、どういう点からこれを一体処分しようとあなたたちは考えているか、その点について、どのような事実認定に立って、そのようなことをはっきり考えておられるのか、その点を明らかにしてもらいたい。

第26回国会 運輸委員会 第18号(1957/04/16、4期、日本共産党)

○岩間正男君 最初人員ですね、これは全体として、乗組員を入れて二百二十二名というふうに新聞なんかに見えておったのでありますが、ただいまの報告によりますと、乗組員を入れて二百三十七名、こういうふうに人員の変更がありますが、これはどういう事情によるのか、その間の経緯を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 どうも私たち、ゆうベラジオを聞いておりまして、それで二百二十二名というふうに頭に入れておったのでありますが、どうも船を揚げてみたら、いろいろまあ死体が出てきた、そういう経過から、その他いろいろその後人員を補足することをされたのだと思うのでありますが、これで間違いないのですか。そういうはっきりし……

第26回国会 運輸委員会 第20号(1957/04/26、4期、日本共産党)

○岩間正男君 今の御説明では、いかに説明するか、そういう立場にしかないのだからというようなことと関連して説明を妙にうまくやられたというだけのことで、実質上の問題にはならないと思います。今度の春季闘争の中で、国鉄の諸君が戦われたのは、やはり生活が成り立たないからやっているのです。従って、この問題を、千二百円でもって一応これは仲裁歳差を完全実施してもらうということで話し合いがついた。従って、仲裁裁定をほんとうに実施するかどうかという点が一番重要な問題になっているわけですが、私はまずこれは非常に――今、柴谷さんの質問である意味では尽きていると思いますが、あらためてお聞きしたいのは、一体仲裁裁定をほん……

第26回国会 運輸委員会 第23号(1957/05/14、4期、日本共産党)

○岩間正男君 国鉄総裁の先ほどの相澤君に対する御答弁によりますというと、今度の仲裁裁定の処置は、労働組合側との要求とそんなに食い違いがない、そういうような意味のことを御答弁なされたと思いますが、そうでございますか。
【次の発言】 国鉄の要求が、これで労働組合側の要求が満足されたというふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 大へんこれは認識の不足だと思います。非常に労働組合は不満である。仲裁裁定さえ完全に実施されたなんということはこれは言えないし、事実そうだと思う。感情の問題ではない。まず大臣にお聞きしたいのですが、既得権はこれははっきりお認めになりますか。つまり過去七回における団体交渉……

第26回国会 運輸委員会 第25号(1957/05/17、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連して。第二回の会合というのは、この前の第一回の続きの第二回という意味ですか。
【次の発言】 あれはこの前の第一回はいつです。
【次の発言】 そうすると、あれから三月、あの問題をほうっておいたわけですか。私たちはあのあとに岸総理の出席を求めて決算委員会で、実は運輸委員会でやるべきだったけれども、運輸委員会でやれないで決算委員会で、政府当局の間の意思が不統一だったものですから、そうなれば、結局最高責任者がこれに対するはっきりした方針を確立して、関係者を集めて統一した見解のもとにこの問題を進めてもらいたい。承知しました。こういうことになったわけであります。しかし、それは全然……

第26回国会 決算委員会 閉会後第1号(1957/06/10、4期、日本共産党)

○岩間正男君 今の問題ですが、米軍時代に非常にあそこの地元の反対が激しかったと思うのです。どのような一体反対運動が展開されたか、これは防衛庁としてつかんでおられると思うのですが、この点お伺いしたい。
【次の発言】 私の聞いていることにはお答えがないようですが、どんな具体的な反対があったか、そのことをお聞きしているのです。私たちは――あれは四、五年前でしたね、たしか岡崎さんの代だと思うのです。これは風聞ですけれども、岡崎さん落選の重要な一因をなしたと世間で言われたように聞いておるのですが、網をずたずたにジープでやられるとか、今のかぶと岩なんか、これについてものすごい地元の反撃にあった。自衛隊の時……

第26回国会 決算委員会 閉会後第3号(1957/06/12、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっとお伺いしたいと思うのでありますが、それは、最近の問題としまして、防衛庁は艦船それから航空機、一般兵器の製造並びに製作をしておる会社に対して、最近秘密保持のための社内規則のようなものを制定するように、こういうことを要求した事実があるやに聞いておるのでありますけれども、この事実はどうなっておるか。そのような事実が果してあるのか。実際はどうなっているのか。こういう問題についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これはMSAの供与に対して軍機保護法のようなものができておって、この面の問題については一応おくとします。しかし防衛庁が防衛庁の秘密保持の立場から、そのような社内規則の……

第26回国会 決算委員会 第4号(1957/02/07、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私は二、三の点をお聞きしたいと思うのですが、第一に黄変米の処理過程、これはどういうふうになっておりますか。あるいはすでに報告があったかもしりませんし、この説明書の中にも簡単には触れておりますが、これのあらましの経過について報告を願いたいと思います。
【次の発言】 まあ無菌のものというのですが、これは何ですか、菌の保有量についてはパーセンテージでもあるのですか。上、中、下に分ける基準はどういうふうになっておりますか。  それからこれは全体についてはまだほとんど検査ができないのですが、今まで処理した分だけの、約二万七千トンですか、これについては一応検査したけれども、あとの十一万七千ト……

第26回国会 決算委員会 閉会後第4号(1957/06/13、4期、日本共産党)

○岩間正男君 簡単に二、三点だけお尋ねいたします。  先ほど弾薬のお話がありましたが、弾薬は現在二十年分もあるというのだが、しかしこれはどのくらいあれば、大体最低必要量として保持すればいいものですか。この点についてはっきりした何は立っておりましょうか。
【次の発言】 現在不足しているわけですか。二十年分現在の何でやっていけば。
【次の発言】 大体弾薬というやつは、性能が、あまり年が過ぎたらこれは工合が悪くなるだろうと思いますが、これは何年くらい耐久の何があるわけですか、性能は。簡単に言って下さい。
【次の発言】 現在弾薬の国産はどれくらいなんですか。

第26回国会 決算委員会 第5号(1957/02/08、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと、私もしろうとなもので、二、三点お伺いしたいのですが、第一に材積測量の仕方ですね。これは何か科学的な方法を用いておるのですか、どういうやり方でやるのですか。
【次の発言】 これは何か科学的に今までの長い間ずうっと技術の点では進歩があるのですか、やり方に変更がありましたか、何か一つの方式があるんでしょうね。技術的な問題はわれわれわからないけれども、そういうもので専門家が調査して、そういう方法がだんだん改善されて実際に近づく、こういうような方法をとられておるのですか、この点はどうですか。
【次の発言】 これはやはり本庁としても、各営林署を通じてそういう技官ですか、そういう人た……

第26回国会 決算委員会 閉会後第5号(1957/06/26、4期、日本共産党)

○岩間正男君 今の場合、できるだけ努力というようなことでは、やはり審議にいろいろ先に差しつかえるから、具体的にどういう方法で、委員長、これを出す方法の努力をされるか。
【次の発言】 当委員会として取るわけですか、委員会の権限なり何なりで。そういうようになりますか。
【次の発言】 私たち視察に参りまして、現地でいろいろ聞いたわけでありますが、きょうは視察に行った四人の委員のうち二人しかみえていないのです。ことに社会党の阿具根登君、自民党の松岡君がみえていない。私たちとしましては、まあ質問したいこともあるわけですけれども、大体きょうは報告を中心としての質問ということになっておると思うのです。この点……

第26回国会 決算委員会 閉会後第6号(1957/06/27、4期、日本共産党)

○岩間正男君 今のこの雑種財産の処理の問題に関連して、ちょうど九十一ですか、九十一の一号の問題で、処理の仕方について大蔵大臣にお尋ねしたいのですが、この指摘事項は、これは、「関東財務局で、昭和十九年十二月、内閣から引き受けた東京都中央区所在の宅地一、五一三坪、建物延一、三五五坪」、これをまあ「新月島寮居住者組合(代表者安江某)に使用させているが、使用料の徴収処置も講じないでそのままになっている」という点が、会計検査院の指摘でありますが、大蔵省の説明を見ますというと、現在これについては東京都に対し無償貸付することとして目下手続中である、こういうような説明なんです。私たちはまあ国有財産の処理の仕方……

第26回国会 決算委員会 閉会後第7号(1957/06/28、4期、日本共産党)

○岩間正男君 さっきの御説明では、自然増収、これは少しも影響はないだろうというふうな、だいぶ強気な発言だったのですが、どういう根拠になるか。政府の最初組んだ二千億の自然増収というやつは非常に辛いという、そういう点に立っていると思うのです。何かそういう基礎がはっきりしないと思うのですよ、今聞いただけでも。これは金融引き締めの問題が、どうしたってこれは中小企業にしわが寄ってくる、こらいろ点からの影響はばかにできないと思うのです。もっとも三百五十億のこれは金融面は確保するという話ですが、これは当初の計画で、新たに別に三百五十億の金融をここでつけるというのじゃないと思うのです。それから事業計画、財政投……

第26回国会 決算委員会 閉会後第8号(1957/09/09、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ただいまの質問応答を聞いておったわけですが、その中でやはり金がないという問題が出たんですが、現在危険校舎とか教室の不足数ですね、そういうものがどれほどあって、それに対して年々の予算がどの程度になっておるのか、大体これでやってゆけば何年かかるか。つまりここに根本のただいまの問題があるように私はそばで聞いておったわけです。この点少し資料的にちょっと明らかにしてもらいたいと思います。不足校舎、危険校舎、そういうやつですね、これをちょっと御説明願いたい。
【次の発言】 現在の予算状況では何年くらいかかる予定ですか。それと自然増等、そういうものを見合したものがあるわけでしょう。それはどうい……

第26回国会 決算委員会 第9号(1957/02/18、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっとこれは私わからないので、お聞きしたいのですが、日米合同委員会の、このような宿舎、米軍の宿舎を作る場合ですね、どういう委員会で扱いますか、何か分科会か何かで決定しますか、そのとき建設省としてこれに参加しておるのかどうか、その機構については建設省の方は十分御承知だと思います。大臣御存じかどうかわかりませんが、御存じでしたらお答え願いたい。大臣がわからなければ、どなたからでもけっこうであります。
【次の発言】 これはどこで扱うか御存じですね。つまりあなたたちは、合同委員会で決定されてきたのだといっておりますが、この合同委員会一般できめる前に、施設委員会という分科委員会があるわけ……

第26回国会 決算委員会 閉会後第9号(1957/09/10、4期、日本共産党)

○岩間正男君 先ほどの会計検査院の説明によりますと、生活保護の問題が出ておるわけです。特にこの中で医療保護の支出が毎年累増しておる。そうして非常にこれは不正な支出がなされておるという点について問題が出ておるわけなんです。この超過交付の問題について、現在厚生省は各都道府県に対して一斉調査に関する通達を出しておる、こういうふうに言われておるのでありますが、今までそういう点ではずっと努力されてきたと思うのです。最近これがもっと組織的に、九月あたりから行われておるということを聞いておるのですが、この内容はこれからのやり方ですが、そういうものはどういうふうになっておるか、大体この概要についてお伺いしたい……

第26回国会 決算委員会 第10号(1957/02/21、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっとお伺いしたいんですが、輸入タバコ、葉タバコのことについて伺いたいんですが、ここ二十九年度あたりからの輸入量ですね、これをお示しいただきたい。
【次の発言】 ついでにこれに関連して国内産ですね。
【次の発言】 これは時間の関係から、実は値段とか品質とか、そういう点についても伺いたいんですが、これは私あとで資料でいただくことにいたしまして、その中で三十年度の輸入量が非常に多いと思うんです。二十九年度に比べて約二倍だ、それから国内産も非常に四割方増収になっておるようですが、これはどういう関係になるんですかね、つまり国内産は四割も増産になっておる、それなのに外国タバコ――葉タバコ……

第26回国会 決算委員会 閉会後第10号(1957/09/11、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私も、先ほどの大倉委員の質問に対する大臣の答弁並びに事務当局の答弁に関連して二、三お聞きしたいと思う。それは、とにかく正当な資格者と認めて補償金を渡したのだから、その後についてはあまりあずかり知らないというのが、大体今まで何回か、数回にわたって当委員会で行われた質疑に対する当局の答弁だと思う。そうでしょう。その点はそうなっていると思う。しかし問題は、何も発生しなくて、円満にその問題が解決されて、補償金が実際下の方に渡って、そうして実際は補償の効果を上げた、こういう事態であったら、われわれも何も問題にしないわけです。当然だ。しかるに、この問題は、これに対する反対者が非常に多い。そう……

第26回国会 決算委員会 第11号(1957/02/22、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっとだけ今のに関連して。これは私今まで耳に入ったことで、これも常識になると思いますけれども、ただいまの大臣の御説明と関連して、商店街から民衆駅、ことに百貨店があすこにいくということについて非常な反対が起っているということは御存じでしょうか。
【次の発言】 それからあすこに現在三越とか西武とか、大きなデパートがあるわけですね、間近に、そういうことも御存じでしょうか。
【次の発言】 そういうことの圧迫のもとにあすこの商店街が非常に因っておるという実情があると思うのですが、こういう問題について十分にこれは御検討にはまだなっていられないわけでございますか。

第26回国会 決算委員会 閉会後第11号(1957/09/12、4期、日本共産党)

○岩間正男君 実際に一般職員の不足分はどのくらいなんですか。これははっきりおつかみになっていらっしゃるだろうと思うのですが、その点、数学的に知らせてほしい。
【次の発言】 全国ですか。
【次の発言】 それでは私も二、三点関連してお伺いするのですが、ただいまの労務管理の問題は、誠意を尽して十分にやったのだというお話でありますが、当人の意思に反してやはりこれは職場を変えるというので、このことは、誠意を尽したということにはならぬと思うのであります。これは久保君からいろいろの点で指摘された通りだと思う。また、これは当決算委員会における行舎の問題と関係あるとすれば、われわれは、また決算委員として当時この……

第26回国会 決算委員会 第12号(1957/02/28、4期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。私は今のお話を聞いておりまして、予定の単価の価格が高すぎたのじゃないのですか、一千八百万に見積っていたという最初の見積りが。しかもこれは二番札で落ちたのが一千五百三十五万ですね。予定単価との開きが二百六十五万。それで第一番札と二番札の差額の方は百四十一万ですね。こういう点で、利はこの公平厳正というようなことがありますけれども、自分自身の予定単価が厳正公平じゃなかったのじゃないか。非常にこの点把握の仕方が不十分なところがら、この問題が起った原因があるように思いますが、その点はどうですか。
【次の発言】 これは業者を保護しているというようなふうに聞えるのですけれども、そうい……

第26回国会 決算委員会 閉会後第12号(1957/10/24、4期、日本共産党)

○岩間正男君 どうも私聞いていて、ほんとうに既成事実にどこまでも拘泥するわけですね。しかし、事情はもう相当変更され、ここでも論議され、あらたな事態が発生しておると思う。それについてあなたはそれに適応するような答弁をされていない。現状においてはどうですか。あらたにああいうようなケースが起るとしたらこれは許可しますか、どうしますか、通産省。
【次の発言】 そうすればこのことが問題になって何回か、数回にわたって当委員会でも論議されて一般のはっきりした世論はこれはやむを得なかったと、とにかくそういう事前とのひっかかりがあってやむを得なかった、あなたもやむを得なかったと言っておられる。そういうものとして……

第26回国会 決算委員会 第13号(1957/03/01、4期、日本共産党)

○岩間正男君 厚生次官がお見えのようですから、私簡単に二、三点お聞きしたいのです。それは生活保護の問題ですが、生活保護というものについて、厚生次官はどういう一体基本的な態度で臨んでおられるか、と言いますのは、われわれから考えますというと、憲法に保障された人間の生きる権利、これを当然認めて、それによってこれを行なっている、こういうふうに考えられるのですが、しかし実際の面を見ますと、何か恩恵的に生活の貧しい人に施しをやっておるんだというような形で行われている点が非常に多いんじゃないかと思うんです。従って今後の生活保護の行政をやる上において、一体政府の責任者は基本的な態度としてどう考えているか、この……

第26回国会 決算委員会 第14号(1957/03/04、4期、日本共産党)

○岩間正男君 今のような御説明があると、どうもいま少しただしてみなくちゃならないと思うのですが、二百万までが限度ですか、支所の限度は……。
【次の発言】 それ以上に何倍か貸し出しているわけですね。そのときの責任の所在というものは、これはどこにあるとお考えになりますか。それから今の御説明だというと、いろいろ調査したり、それから向うの申告と、そういうものが重要な基礎になるので、書類審査をやるだけで、あとはもうこっちで認めるのだ、こういうことなんですが、こういう形でやっぱりいろいろなことが起っているわけです。しかし、これは責任の所在だけは明確にしておかなければならない。つまりめくら判を押したからその……

第26回国会 決算委員会 第15号(1957/03/05、4期、日本共産党)

○岩間正男君 国鉄の運営の問題につきましては、いろいろお伺いしたいことがあるのですが、時間の関係もありますので、この未収金の問題、これと関連しまして一、二点お聞きしたいと思います。  この中で、後納制度、大口貨物運賃につきましては後納制度をとっておられるわけですが、第一に最近の後納されている額ですね、これはどういうふうになるのですか。国鉄の全般の収入と、それからその中において占める後納部分というのは、これはどういうふうになるのか。なおその中身はどうなっておるのか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 どうも私のお聞きしたかったのは、全体の国鉄の収入部分ですね。その収入部分を貨物と旅客……

第26回国会 決算委員会 第16号(1957/03/08、4期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に、この前お願いした資料をいただいたわけですが、これについて、この前いろいろ質問いたしました要点に基いて説明を願いたいと思います。
【次の発言】 まず、第一にお聞きしたいのは、ただいまいただいた資料を見ますというと、この前当委員会で説明された数字と相当違いがあるんですね。これはまあ質問が非常に急だったせいもあると思うんですが、信憑性がなくなるんじゃないかということを心配するんです。今例をあげてみますというと、輸入タバコについて見ますというと、二十八年度は、当時の御答弁によりまするというと、輸入タバコにつきましては二十八年度が八百六十九万九千キロというふうになっています。それか……

第26回国会 決算委員会 第18号(1957/03/15、4期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がございませんから、要点だけ御質問申し上げます。御答弁いただきたいと思います。  この前、衆議院の予算委員会で、岸総理は行政協定、安保条約の改訂については今後調査したい、そうしてその悪い点を改めたいというような御答弁をなされたと思うのでありますが、どういう点について現在これは不当だとお考えになっておりますか。今、調査を特にしたいというふうに考えておられるというのはどういう点でございますか。
【次の発言】 それではお伺いいたしますが、行政協定並びにこれに伴う日米合同委員会は、正しく運営されているとお考えでございますか。

第26回国会 決算委員会 第19号(1957/03/16、4期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。この前資料を要求しましていただいたのですが、大体四十億という今御説明のような数字が出たわけです。そこでこの内訳がわからないのですね。非常に概算的で、売買損及び評価損、それから諸経費というような格好で、諸経費の内訳に保管料、金利という形で数字が出されております。これはちょっと詳しくやっていただきたいのですが、非常にこれは資料としても不親切な資料になるのではないかと思うのです。それで、売買損、評価損というのはどういうのか。それから保管料、金利ですね、これの内訳を少し説明していただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、益分というのは何ですか。これは最初黄変米が入って……

第26回国会 決算委員会 第21号(1957/03/26、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私は日本共産党を代表しまして、二十九年度歳入歳出決算四件を承認するものであります。  日本共産党がこの案件を承認しますのは、一つには、今度発せられました四つの警告案を真に有効ならしめ、そうしてこの改正の実が上るために努力をする、こういうことをわれわれは覚悟した結果であります。また当委員会の意思を大きく統一しまして、このような国政に対する真の利益ある態度を保持するためでもあります。  私は、先ほどから同僚議員諸君から述べられました賛成についてのいろいろな要望事項につきましては、ここで繰り返そうとは思わないのであります。多日にわたるところの本委員会における論議におきまして、質問におき……

第26回国会 決算委員会 第22号(1957/04/05、4期、日本共産党)

○岩間正男君 先ほどから綱紀粛正の問題が出されているのですが、私はこの問題を特に総理にお伺いしておきたいと思いますのは、会計検査院の指摘がなされ、この当委員会でいろいろな警告の決議を出され、そしてこの問題は政府でもこれに対しては善処するということを言われながら、しかも依然として事件は少しも解決しない。件数からいいましても、金額からいいましても、ほとんどこれはやはり同じようなことを繰り返しておる。それどころじゃない。むしろ拡大されておるといっていいと思うのであります。従って、私はここでお伺いしたいのですが、このような不正腐敗の問題が起るところの根源というものは、一体どこにあるか、この根源をはっき……

第26回国会 決算委員会 第23号(1957/04/12、4期、日本共産党)

○岩間正男君 今の高田委員の質問と関連するんですが、結局この五カ年計画がうまくいかなかったわけですね。この第一次五カ年計画がうまくいかなかった原因というものは、いろいろ部分的には述べられたと思うのです。これをまとめて、個々のところを突っ込んでみなければ、今後の第二次五カ年計画というものも乗せられないわけですから、これは何か早急に出してもらいたいと思うのですが、時間の関係から、実はこの点を私は質問したかったのでありますが、これはあとに保留して、とにかくこれは文書でもいいんです。いろいろ何かあるだろうと思うのです。最初の計画の問題、これを裏づけする資金が非常に足りなかった、そうして予算の、資金の基……

第26回国会 決算委員会 第25号(1957/04/15、4期、日本共産党)

○岩間正男君 問題が聞いていて逆のように思うのですね、子供の食糧を取って、それで供応に使ったり、食べたりする係員がおるから、少年がそういう感化……、少年院から逃げざるを得ないのじゃないか、私はそういうふうに考えますがね。この問題は、性格としては非常に大きい問題だ、逆だと思います。だからいたたまれないような、少年のそういうような問題について深い愛情、それからほんとうにこれを感化するというような立場じゃなくて、まるで逆な、子供の食糧を盗み取って食うような係官がいるのだから、それでやはり子供は逃げざるを得ない、そういうふうになっておると思うのです。だからこれはまあ大谷委員からもお話がありましたように……

第26回国会 決算委員会 第26号(1957/04/26、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと今の竹本氏のことに関連して、この竹本氏が横領事件で現在告訴されていることは御存じでしょうか。
【次の発言】 知っておりますか、どういう事件で告訴されたのですか。
【次の発言】 今どこで裁判は進行中ですか。
【次の発言】 現在第何回目の公判が行われておりますか。
【次の発言】 こういうことが非常に重大だと思うのですよ。だから金は渡したと、そしてあなたたちは、正当な委任状を持ってきたから正当な相手だというので渡した。しかしそのあとのことは全然知らぬ。しかし少くとも公判にかかっているということは知っている。このことは全然関係ないのですか。あなたたちは、金を渡してしまったら、その……

第27回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1957/12/19、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私もやはり同じ新潟の問題ですが、地盤沈下の問題、最近十五日ですか、市民大会が持たれまして、これに対する応急処置を十分やるようにというお話がありましたので、私どもも実は党を代表してこれに参加したわけでございます。従って、これに対する二、三の問題を、ことに大臣が過般新潟の地盤沈下の問題を視察されたということを聞いておりますので、この機会にぜひこれに対する対策を明らかにしていただきたい、こういうふうに思うのです。  まず最初にお伺いしたいのは、大臣ここに直接おいでになって、そしてこの現場をごらんになったと思うのですが、これについてどういうふうな対策を今進めておられるのですか、お伺いしま……

第27回国会 運輸委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本共産党)

○岩間正男君 今の交渉の経過のどういうところがつまり長引く原因になっているのか、ちょっとお漏らしいただきたい。
【次の発言】 これはこの前もだいぶ当委員会で論議したのでありますが、これは言うまでもなく、第一に国鉄の五ヵ年計画に対して政府の投融資というのが非常に少い。ほかの電力とか鉄鋼の場合とまるでこれは違う。それからもう一つは、公約であるということですね。これを口実にして運賃値上げをやったんですね。国民に対する公約というので、非常に事情が違うという点ですね。これは抜かりなく力説されておると思いますが、とにかくこれはわれわれも大蔵当局の出席を求めて、この点をただしたいと思っているわけです。  そ……

第27回国会 運輸委員会 第3号(1957/11/08、4期、日本共産党)

○岩間正男君 この前資料をお願いしたのですが、完全にそろってないと思いますね。この資料だけでは、きょうこれ一枚もらったのだけれども、これだけじゃ五カ年計画の概観だけであります。たとえば、具体的にこれを検討するために、東京周辺の通勤輸送の混雑緩和をどういうふうにしていくとか、五カ年計画がどのように半年間で具体的に実施されているか、従って、車両の増強の具体的な要素、線路増強その他輸送力の増強はどうなっているか、混雑の緩和率はどうなっているか、こういう点について特に念を押して資料の要求をしているはずですが、これはまだいただけないのですが、どういうわけでしょうか。きょういただくことを前提にして、五カ年……

第27回国会 決算委員会 第2号(1957/11/11、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと参考までにお聞きしたいのですが、これは名称はどうなっておりますか、池袋地下街建設株式会社というのですか、こういう名前ですか。どういう名前になっているんですか。
【次の発言】 さっき図面を得られたというのですね。そうすると請願が出ているんでしょう、認可の許可の何が出ているんじゃないですか、東京都の方に。そういうのを見られなければ、図面というものもわからないと思うのですが、どうなんですか、その点は。
【次の発言】 ついでにこれの発起人ですね。それから、だれの名前で出願されているか、ここに関係者の名前を一応伺っておきたいと思うのですが、きょうわからなければ、これはこの次でけっこ……

第28回国会 運輸委員会 第2号(1958/01/28、4期、日本共産党)

○岩間正男君 これは予備審査と思いますが、これは実情をもっともっと把握し、またいろいろな資料をいただいてからでないと本式な質問はできないわけですが、先ほどから伺っておりますと、不可抗力だというようなお話です。こういう問題が起ると、いつも不可抗力という暗箱の中に投げ込んでしまう、今度の問題も不可抗力だということにお考えになっておるのでしょうか。これは重大な問題じゃないかと思います。こういう問題が起るたびに不可抗力――これで問題を全く暗箱の中で不明瞭にしてしまう、こういうことが累積して、そしてまた起る。第五北川丸の問題、この前質問をやったのですが、あれから半年たって、またこんな問題が起っているわけ……

第28回国会 運輸委員会 第4号(1958/02/11、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと先ほどの質問の中で、気象庁から答弁がありましたが、一、二点についてお聞きしたいのですが、第一に、気象観測を各地からあげるには三時、大体それから予報がされるのが八時半、六時間近くの時間があるわけですが、外国の気象の業務のやり方ですね、これはデータはございませんか、どうですか。今あなたたちの手にしておられる中で、今六時間もかかるというのは、これはずいぶんある意味では前近代的なやり方じゃないかと思う。予報というものが、それが果して今の世界の科学の水準の中で、こういうものはたえられるのかどうかということは、非常に大きな問題になってくると思うのです。これについてのデータのあるなし。……

第28回国会 運輸委員会 第5号(1958/02/18、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私もここで聞いていまして今の質疑応答を非常に奇異な感じを受けている。大臣と局長の答弁はまた食い違っている。この前断固やるということでしたが、これが実際事務当局で果してどの程度遂行されたのか、今の答弁からでは疑わしいと思う。この問題、これは法律の欠陥なのか、行政府の処置の欠陥なのか、こういう点について大倉君は質問しているのです。これに対する明確な答弁がないわけです。こういう点から、もう少しこの問題に対する見解を統一して、はっきり出してもらいたいと思う。どうも今までの答弁では、のらりくらりということになって、しかも、意見の統一がないという格好で出ている。非常にまずいのじゃないか。こう……

第28回国会 運輸委員会 第6号(1958/02/20、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと、今の大倉委員の質問を聞いていたんですが、これはよく起ることだと思うんです。法案を通すときは、よくいろいろうまい説明をやるわけです。法案が通ってしまうと、あとは野となれ山となれという傾向が非常にある。これは国鉄の五ヵ年計画なんかについても、あとでわれわれは質問したいと思っておるんですが、そういう点はどうなんですか。吉野運輸大臣時代に先ほどの法案は通ったと思うのですが、そういう政策については、これは大臣も踏襲するのですか、どうなんですか。そういう方針が明らかにされて、その説明を了解して、そのもとに法案は賛成されたということにさっき聞いているのですが、ばらばらになって、同じ自……

第28回国会 運輸委員会 第7号(1958/02/27、4期、日本共産党)

○岩間正男君 まあ、時間の関係がありますので、私は基本的な二、三の問題について意見をただしておきたいと思います。先ほど柴谷委員の港湾行政についての質問に局長の説明がありました。その中で、まあ内地、北海道を含めて二千有余の港湾があり、そのうち百九十だけ、これが今工事中だ、こういう話がありました。しかも、今度の予算では、これは重点的にやられている、こういう話なんですが、われわれはちょっと一応納得しかねる。百九十件にも分散して総花的にやはり行われているのじゃないか。従って、ほんとうにいろいろな問題が私たちの耳に入っているだけでも、相当全国的にこの港湾の問題というものは出ていると思う。そういうものを根……

第28回国会 運輸委員会 第8号(1958/02/28、4期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。今の収入の問題は、昨年度の運賃値上げのときにも大きな問題になった非常に重要な問題だと思うので、簡単に二、三質問いたしたい。先ほど小倉副総裁の下期の景気が高調するだろう、そういうふうな政府の見解だ、これは一萬田蔵相あたりがそういうことを言っているのだろうと思いますが、しかし、これも何かアメリカでアイゼンハワーが言い出してからこちらで言い出したというような感じがある。アメリカの状態はどうかといえば、そういうことにはなっていない。つまり、アイゼンハワーのこういう声明については、ずいぶん国内で大へんな見通し違いじゃないか、こういうことになっておる。従って、今の情勢から見ますると……

第28回国会 運輸委員会 第10号(1958/03/11、4期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。この前、三・三%の収入増についての説明は聞いたのです。今お聞きしますと、今年度の収入減がこの前の説明では二十億だ、ところが、二月現在を見ますと、これは三十億を突破しておる、こういうことになると、これは大へんな問題だと思う。柴谷委員の質問の通りだと思うのですね、従って、今度の積算の基礎にこの収入減の問題、これは繰り込んで計算しておるのですか。つまり、三・三%の根拠というやつは、そういう要素をちゃんと繰り込んで計算したのか、それとも昨年度の実績が実行されるという土台の上に立ってこれは積算しているのか、その点をお聞きしておきます。

第28回国会 運輸委員会 第11号(1958/03/13、4期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に、実は議事進行の問題でお願いしておきたいのですが、この運輸委員会における法案が二、三かかっておりますが、これと関連して今の予算の問題とか、審議の日程ですね、それを一応実は大綱でいいのですが、何日はどういうものをやる、そういうような日程を何とか、これは委員長、理事の方であらかじめ定めていただきたいと思います。実は私たちわからないので、今朝になって航空法というようなことで、それから資料をいただいて、それから見るというような格好になっていますので、私たち、ことに航空問題なんというのは、他の問題でもしろうとですが、特にこれはしろうとなんです。そういう点からいいますと、もう少し私たち……

第28回国会 運輸委員会 第12号(1958/03/18、4期、日本共産党)

○岩間正男君 今の柴谷君の提案はもっともだと思う。とにかく、今の説明を聞いたのでありますが、実は少くともこれは労働対策、ことに吾孫子常務理事は、その国鉄における衝に当っておる方だ、そういう人が、今委員会で問題になっておる実情を知らしてもらいたい、そういうときに管理局長、いわばここで労使が対立して、とにかく問題を起している、その一方側だけの報告を受けて、そうしてそれで間違いないだろうと思いますという判定のもとにここに出される、ここに私は国鉄当局の労働問題を処理する態度の非常に一方的な形があるじゃないか、こういうことを指摘せざるを得ない。なぜ一体組合側からも聞いて、そしてもっと正当な判断を得て、で……

第28回国会 運輸委員会 第14号(1958/03/25、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連して。この前第五北川丸のときだと思うのですが、やはり同じように人員が非常にあいまいだったわけです。私は特にあのとき発言しまして、一体どういうふうになっておるのか、船員名簿の保管の問題はどうなっておるのか、これは非常に人命に関する問題だから、これについて厳重に現数を把握するという努力をやはりやるべきじゃないか、そういうふうな質問をして、それに対して当局の答弁があったわけです。従って、これはわずかに一名だといえばそれまでのことですが、今度の問題でも、こういうやはり混迷を起しているのです。これはどこに原因があるのか。この前あなたたちがここで、当委員会で約束したことも、事人命……

第28回国会 運輸委員会 第15号(1958/03/27、4期、日本共産党)

○岩間正男君 この前、私は空の管理権の問題、領空権の問題について、事務当局からいろいろ説明を求めたのでありますが、この問題につきまして、民間の平和的な航空を真に発達し、それを保持し、それから推進させるという点から考えても、現在の日本の空は、日米行政協定によって制約されている、こういう点で非常に基本的な問題があるという点について、これは運輸大臣の御出席を求めて質問をいたしたい、こう考えておったのですが、実は、ここで政府委員の出席を特に要望したいのですが、それは、日米合同委員会の関係者である外務省の千葉欧米局長の出席を求めたい。この前の御説明だけでは、これは大臣ではちょっとこの点あるいは不明な点が……

第28回国会 運輸委員会 第16号(1958/04/01、4期、日本共産党)

○岩間正男君 この前の委員会におきまして、航空法の改正の問題と関連しまして、二、三の重要点をお伺いしたんでありますが、その中で、どうしてもここで明らかにしてほしいことは、現在の日本の空の主権がどこにあるか、これと関連して日本の航空交通管制がどうなっているのか、具体的に申しますというと、米軍が日本にたくさんの軍事基地を持っておる。その中で航空機を発着さしているわけです。それとの関連におきまして民間航空の問題もいろいろ影響を持つだろうと、こういうような点からこの問題を明らかにすることは、このたびの航空法改正の問題を論議するに非常に重要だ、こういう観点から御質問を申し上げておるわけであります。  第……

第28回国会 運輸委員会 第18号(1958/04/08、4期、日本共産党)

○岩間正男君 時間ないから、私は一点だけお聞きしたいんです。総裁の方針を聞きますと、国鉄はいろいろ兼業すべきじゃない、輸送一本でいきたい、こういうようなことで、この、まあ親子の関係にあった炭鉱を切り離そうと、こういうような考えもちらちら動いているようなことをお聞きしたわけですが、私は、この問題を決定するにもう一つ重要な問題があるんじゃないか。それは、そういうような方針を貫かれること、これはけっこうな面もありましょう。しかし、国鉄の経営一つ見ますと、なかなかやっぱり兼業的なものをやってるわけですね、現状で。それから、ことにトラック輸送の問題なんかをもっと拡充するということになる、これは、炭鉱との……

第28回国会 運輸委員会 第20号(1958/04/18、4期、日本共産党)

○岩間正男君 当委員会でかなり何回も努力を総合したものが、ただいま大臣に手交されたことですけれども、この点について、ただいまこれについて十分な考慮をするという答弁がありましたが、私は特に今までの経営それから最近の情勢と関連して、二、三の点について大臣にただしておきたいと思う。第一の問題は、この政府の対策本部から出されました要綱、あれを見ますと、どうもこのタクシーの関係者の中で非常に大きなウエートを占める労働者の問題、この問題が非常にやはり不十分じゃないか、労働者の問題については、ほとんどこれは触れられていない。ところが、現状を見ますと これは労働者諸君の自覚的な立ち上り、また、この問題を、国民……

第28回国会 決算委員会 第6号(1958/02/19、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、今の問題、非常に重大だと思うのですね。大先輩大先輩というようなことで。それで、しかも公式の文書としてわれわれは資料をずいぶん見た。しかも、これは権威のあるものである。ところが今聞くというと、農林中金の報告を元にして、それをそのままうのみにして作ったところの資料だということになっている。そうすると、農林省の権威というのはどうなる。これは私は非常に重大な問題だと思う。と言いますのは、この問題を、大先輩だからだとか、農林省関係者だとか、こういうことでやっているこの慰労が非常に問題だと思う。私はこういう点から、さらにこれと関連してお聞きしたいのですが、先ほどの質問の過程の中に、これ……

第28回国会 決算委員会 第7号(1958/02/21、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ずいぶんこの問題について、今まで当委員会で審議してきたのですが、やはりただいまのような、依然として何かこう秘密的なやり方、こういうことではこの問題は私は解決つかないのじゃないかという感じを持つわけです。大体今日の紛争を起したのは、そういうところにあったわけですね。さらにまた、これの配分については、ほとんどこれは適切な指導監督が行われない。そこであなたたちが乗り出したことになるのですが、依然としてやはり秘密主義で、ほんとうに関係者を納得させるという立場で、この問題を解決するという態度をとっておられない、こういうふうに考えざるを得ないのでありますが、これでは先に行って、果してうまく当……

第28回国会 決算委員会 第8号(1958/03/03、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私ちょっとこの委員会の運営についてですね、これは当然明らかにしていただきたいと思うのですが、委員会の決定事項というものは、委員長がいなかろうが代理の方であろうと、尊重していただきたいということが一つ。それからこの前途中で打ち切られたわけです、証人喚問が時間の関係もありまして。そのとき大矢委員が、とにかく証人の一人高橋社長、この方は全権を、全部を代理できる人だとこういうように思って呼んだところが、実際はそうじゃなかった。そうして名目的な人だった。こういうことでは非常に話にならないから、もっとやはりこの問題を追及しなければならぬということを発言しまして、これに対して委員長は、この問題……

第28回国会 決算委員会 第9号(1958/03/05、4期、日本共産党)

○岩間正男君 この前お願いした資料はどうなっておりますか。つまり、国庫補助金の経理の問題ですね。それで会計検査院で検査した分と、それ以外の内部監査の中で発見された件数は何件あるか、この問題について資料を要求しておるのですが、これはどうですか。
【次の発言】 では来てからやります。
【次の発言】 議事進行に関連する問題ですけれども、どうも私の先ほど要求しました資料といい、それから今の両委員の質問に対する答弁が準備されていない。これでは非常に決算委員会の審議は、昨年の閉会中十何回もやってですね、これを早く上げる、そうして新しい年度に入るということを申し合せしてやってきた。ところがこの通産省のなんか……

第28回国会 決算委員会 第10号(1958/03/10、4期、日本共産党)

○岩間正男君 歳出進行について。ちょっとお伺いしたいのですが、先ほどの理事会の決定は、一応承認するとしまして、きょうの結果について、これはどういうふうに処理されるのか。それで、今までのやり方によりますというと、問題が継続的に審議されてない。現にこの問題は、先月の十九日に証人喚問を行なったものであります。すでに延々約一カ月になろうとしておる。問題は、このように、間をはさむことによって、非常にこれは審議に差しつかえがあると思うのです。そういう点から、もうすでにあさっての委員会においては、国鉄問題を取り扱うというような決定がなされているとすると、これはきょうはどのように処理するのか、この点について委……

第28回国会 決算委員会 第11号(1958/03/12、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連して。それはやはり国民感情の面から少し考えてもらいたいね。戦時中取り上げておいて、それを国鉄の方に貸しておいて……。それが今度国有財産だからというのでこれを取り上げた、そして貸しておる。しかし一方では固定資産税をこれは払っておる、いつの間にかそこに公務員住宅が建つということは、どういうことになる。これはむろん関係者にーー当人だけじゃなくて、これの与える影響、やり方というものは少し強引だと思う。これは決してほんとうにこの国民の声を聞いてやるという政治にはならぬと思う。やはり官僚独善と言われても仕方がないと思う。私は第三者として聞いておるが、そういう印象はいなめない。そう……

第28回国会 決算委員会 第13号(1958/03/17、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私は一応決定されました委員長、理事打合会の決定につきまして、希望を述べておきたいと思います。  第一に、この決算委員会の運営の問題でありますが、実は昨年度から問題になっておりますが、現在すでに三十三年を迎えておるのに三十年度をやっておる、昨年も同じような事態が超って、当時の関係者はほとんどその職にいない。そうして、ことにまあ政府委員のごときはほとんどもう当時の関係者がいない。従いまして、このような問題について責任問題を明確にすることはできない。ですからどのように表面はそのとき注意をいたします、厳重に監督いたしますということを言ったとしましても、それは全くそのときのがれの言葉になっ……

第28回国会 決算委員会 第14号(1958/03/19、4期、日本共産党)

○岩間正男君 農林中金の日本農工に対する金融問題につきましては、当委員会で、すでに一カ月半にわたる長い間、熱心に審議されて参った問題だと思うのであります。この問題につきましては、私は現在政府が持っておる一体農業政策、これとの関連におきまして金融問題を一体どのように考えるのか。こういう問題をからめまして以下数点にわたって御質問を申し上げたいと思うのであります。  まず第一に、私のお聞きしたいと思いますことは、この問題の発端になりましたこの中央農水でございます。この中央農水といういわばこれはほとんど幽霊会社じゃないかと思う。当委員会におけるところの証人の証言によりますと、全くあいまい模糊としたこれ……

第28回国会 決算委員会 第15号(1958/03/26、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっとお伺いしたいのですが、電電公社との関係の問題ですが、特に大臣にお聞きしておきたい。お帰りになるようですが、その前に……。これは独立採算制の立場をとっておると思うのですが、この経営面につきましてどれだけ独立性を重んずるのか、こういう点で非常にやはり現在の経理の中に問題があるのじゃないかと思いますが、この点についてまず所見を伺っておきたい。
【次の発言】 今の何ですか、資金の残余金についてどうなっているか、そこのところもう一ぺん……。
【次の発言】 実は、この会計検査院の指摘の中で資金問題があるわけです。これは三十年の古いことになりますが、その後どういうふうに改正になったか、……

第28回国会 決算委員会 第16号(1958/03/28、4期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。ただいまの相澤委員の御質問に関連してお伺いいたしたいが、この職員の定員は幾らあるのか、そのうちで定員外の臨時は幾らあるのか、そういう中で定員外の臨時で非常に長期間にわたっている人もあるだろう、そういう例ですが、具体的な数字をちょっと。
【次の発言】 今ちょっとわからなかったのですが、四千五百人はどっちに入るのですか。三十三年度では一万四千四百六十六人のうちに入るのですか。入ってそうなるのですか。そうすると、今年度は四千五百人まあ入らないとすれば、今まで大体一万人ですね、定員は。
【次の発言】 そして定員外は大体二万ですね。大体二万……。

第28回国会 決算委員会 第18号(1958/04/02、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私は大蔵大臣が出席されておりますので、二、三の点についてお伺いしたいのです。その中で、やはり一番われわれ決算委員として今振りかえってみなくちゃならない問題は、やはり三十一年度それから三十年度から続けておるものでありますか、いわゆる高原景気と言われたあの当時のあなたは大蔵大臣として責任者です。今まで決算委員会にわれわれ臨んでおりますが、決算委員会の審議をするのは、いつも三年あるいは二年半のズレがあった。当時の責任者がいなくなる。ところがきょう幸いにいいことには、大蔵大臣は当時の責任者であります。その意味ではこの決算委員会の論議が直接責任者からお聞きできるというので、非常に仕合せだと……

第28回国会 決算委員会 第19号(1958/04/04、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私は日本共産党を代表しまして、ただいま発せられましたこの警告決議案の効果を見守るために、この決算案に対しまして、賛成するものであります。それにつきまして、二、三の要望点について、私は付け加えておきたいと思います。  第一に申し上げたいのは、今大竹委員からも話がございましたように、この決算委員会の審議はもっと生きた審議でなければならない、この結果については十分にこれは政策面に反映しなけばならないと思うのであります。結局三年前、二年前の問題は過ぎてしまった、当時の責任者もいない、それでこれが承認されたんだから、ほおかぶりだ、こういう態度では、この決算審議の意味というものは、非常にこれ……

第28回国会 決算委員会 第21号(1958/04/16、4期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。これはこの前私も質問をしたのでありますが、なかなか結論が出ない問題で、島委員の今質問されている要点については、私もこれは同感しているものでございます。  第一に、ここでまたあらためてお聞きすることになるわけですが、一体農林中金側の今までやってきた金融のやり方というものは、これは欠点がないと認めておられるか。それともこのやり方の中にやはり手落ちがあったと、こういう点は認めておられるのか、この点はどうなんですか。その点はっきり私聞くわけです、第一点として。
【次の発言】 私聞いておるのは、やはり農林中金は法によってこれは運用されておるわけですね。これは御存じだと思う。従いま……

第29回国会 運輸委員会 第4号(1958/06/27、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私も時間がないから、一点だけお伺いしておきたい。私はそういう点でしろうとだから、これは特にいろいろな点を話してもらいたいと思うのですが、第一この志免炭鉱の占める、全体の国鉄の購入炭の炭価を決定する上での一つの意味を持っておるのじゃないか。つまり、国鉄が直接経営をやっておることによって――その十倍くらいの炭を買っていると思うのですが、炭価を決定するとき、とかく従来国鉄の炭価については問題が巷間言われておる。疑惑も持たれておる。そういう中で、直接経営しているということは、このような炭価を話し合うときに、経験としては非常に貴重なものになるのじゃないか。そういうような意味というものはこれ……

第29回国会 運輸委員会 第5号(1958/07/02、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと私も一点だけ  これはお尋ねしたいと思います。いずれこの問題で、私たちは二月に現地調査もいたしましたので、詳しく時間をいただいて質問を申し上げるつもりですが、今、当面する問題として、日中貿易との関係の問題ですがね、第一、そういうような含みを持っておるのかどうか。つまり現在の形では残念ながらこれはまあ第四次協定が御承知のように御破算という形で行き悩みになっておる。しかし、そのために非常にこれは日本の貿易全体の本年度の遂行額にも影響してきた。三十一億五千万ドルのこれは貿易は達成見込み不可能だというのが政府の最近の見解の中にも出ておる。しかし、このままにはこれはしておけない問題……

第29回国会 決算委員会 閉会後第1号(1958/07/09、4期、日本共産党)

○岩間正男君 自衛隊の募集なり、自衛官の募集状況は最近どうなっておるか。昨年は非常に募集難で、だいぶ当委員会でも問題になったわけです。前年度、三十一年度に比べて半分ぐらいしか募集ができなかったというので、この原因については相当追及された。その後どういうふうな経過をたどっておるか、そうして果してあなたたちの予定された自衛官の募集というものが百パーセント行われておるか、こういう点について、その概況をまず話していただきたい。
【次の発言】 どうもはなはだ概念的ですね。私はもっとこれは詳しくお聞きしたいと思うのです。やはり数字を上げてくれないと、ちょっとわからぬですね。大体今四倍から五倍程度で例年通り……

第29回国会 決算委員会 第2号(1958/06/13、4期、日本共産党)

○岩間正男君 当人の要望があって、順序を変えてくれというのだから、許してあげたら――別に都合は悪くない。
【次の発言】 もう少しはっきり明確にやって下さい、わかるように。
【次の発言】 もう少し大きい声でやってもらいたい。声が小さくて聞えない。
【次の発言】 関連して。  この許可申請の出されたのはいつごろですか。そしてさらにそれが認可されたのはいつですか。
【次の発言】 この内容に最初から濾過池を作るということがあったのかどうか。そのような予算計画とか、その他のものを、あなたの方ではどういうふうにそこのところをつかんでおられるか、こういう点。

第29回国会 決算委員会 第4号(1958/06/26、4期、日本共産党)

○岩間正男君 今の問題と関連しまして、われわれが料金問題を検討する上に必要なのですが、これは資料があるかどうか。おそらく運輸省の方になると思うのですがたとえば米、英、仏、ソ、こういうところと比較して、年間の一人当りの利用キロ、それからこの問題はやっぱり国民所得と非常に関係があると思うのですよ、国民所得とね。民度の低い、収入の少いこういうような日本の現実では、現在実用化されているとは言いながら、これは普遍化していないわけです。従って国民所得と料金との、諸外国の料金との比率、こういうようなものは出ているのかどうか、資料としてありますか。あなたの方で当然これは研究されなくちゃならない問題です。そうい……

第29回国会 決算委員会 閉会後第4号(1958/09/10、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私はまあ事務当局にお聞きしたいのですが、これは今年度の経済の見通しの問題と関係があるのですが、徴税の実績はどうですか。これを昨年上期、第一四半期、第二四半期――統計があると思います。それから一昨年、こういうものと比べてどういうことになっておりますか。最近の状況を大体伺いたい。
【次の発言】 いろいろ今説明された中に問題点が含まれておると思うのであります。第一に、昨年の同期に比べて五十億くらい、これは絶対額ですから、しかし、これは今年度は御承知のように予算は昨年に比べて一千億円ふえておる。そうすると、パーセンテージではずっと落ちておるわけですね。従って昨年の一千三十億円の自然増に対……

第29回国会 決算委員会 閉会後第6号(1958/09/24、4期、日本共産党)

○岩間正男君 食糧庁長官にお伺いしたいのですが、わが国最大の特別会計である食管会計については、今まで非常にこれに対する世論がやかましかったと思いますが、このたび新たに長官として就任されたのですが、これについて食糧行政の面と、さらに特別会計についての諸問題を、新らしい長官としてはどういうふうな方法でこれが解決されるか、その抱負をまず第一にお聞きしたいと、こう思うのです。
【次の発言】 まあ会計のやり方について、一ころのどんぶり勘定といわれたやり方が幾分改まったと思うのでありますが、この問題については、特にどういう考えを持っておりますか、現状でもう十分だとお考えになっておりますか、それとも、もっと……

第29回国会 決算委員会 閉会後第7号(1958/09/25、4期、日本共産党)

○岩間正男君 きのうに引き続いて食糧庁にお伺いいたしたいと思います。八百五十八号の問題についてきのうも質問があったわけですが、古麻袋の売り渡しはどういう方法でやっておるのですか。この説明書によりますと兵庫県ほか四十五食糧事務所で売り渡しておると、こうなっておるのですが、これは統制しておるのですか、値段は。たとえばここにあげられているように、統制価格で古麻袋を全部売っているのですか。それから売るについてどういう方法をとっておるのか、入札なんでしょうか、この点この内容をちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 これは全国統一されているのですか、この値段は農林省で何か公定した値段をきめてそれを業者に渡す……

第29回国会 大蔵委員会 第9号(1958/07/07、4期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないようですから、簡単に二、三の点をお伺いいたします。  第一に、これは午前中の委員会でも問題になったのですが、けさほどの朝日新聞を見ますというと、中国では東南アジアにおけるその中国の華僑の商社に命じて日本商品のボイコットをやるべきだというようなことが非常に問題になっている。これについて一体首相はどういうふうに考えられるか、まずこの点からお伺いしたい。
【次の発言】 そういうことを考えているかいないかというようなことがもう、一つの大きな問題です。しかし、今までどういうことをされたかということが問題だと思います。すでに第四次協定は結ばれたのです。しかし、これは実施しない、条件……

第29回国会 大蔵委員会 第10号(1958/07/08、4期、日本共産党)

○岩間正男君 討論に入るに先立ちまして、委員長並びに同僚委員諸君の了解を得まして、少数意見を尊重していただきまして討論を展開することを非常に感謝する次第であります。岸総理の所信表明の中にも、二大政党の中にあっても少数意見は尊重されなければならないということが言われておるのでありますが、こういうような点について委員長が善処されたことを非常に喜ぶものであります。  私は日本共産党を代表して、ただいま議題となっております法案に反対するものであります。  反対の第一の理由は、本法案は現下のわが国の経済的見通しを誤った一方的独断的措置であるからであります。政府は本年度予算編成当時から今日までの間に、経済……

第30回国会 運輸委員会 第4号(1958/10/20、4期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行。森田委員からバスの方の質問に移られたようでありますが、この前の委員会の継続として、むろん議題は私鉄、バス運賃ということになっていますからいいわけですけれども、しかし、非常に関連した事項が私鉄運賃の問題についてはあるわけです、われわれの質問としても。従って保留されているわけです。ですから運営上、あっちへ行ってこっちへ行ったではまずいですから、御了解ができましたら、私鉄運賃から継続をやっていただいて、バス運賃に移っていただきたい、こういうように行っていただきたいと思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 今のお話であるけれども、そういう質疑を通告するということになっておれ……

第30回国会 運輸委員会 第5号(1958/10/29、4期、日本共産党)

○岩間正男君 今の問題に関連して、私基本的な態度として、二、三点お聞きしておきたいのですが、この前国鉄の運賃値上げの問題が問題になりました。そのときに公聴会を開きまして、たしか実業家を代表して来られた方が、議員の無賃乗車のことにつきまして、やはり非常に意見を出しておられた。そのとき、やはり一つ問題になったわけですけれども、この問題、なかなかある意味では、これはどうも前近代的な一つの習慣であるというふうな形で残されておるのじゃないかという面も考えられる。一応これと関連して、国鉄の合理的な経営の問題を、われわれが当委員会で追及する場合に、自分自身は、その特典の上に何か眠っておるような形では、非常に……

第30回国会 決算委員会 第1号(1958/10/06、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私も簡単に二、三点関連してお伺いしたいのですが、これは海外貿易振興会時代と事業量はどうなっていますか。これが改組されて政府の全額出資という形で機構が変ったわけですが、その時代と事業量を比較してみてどうなりますか、平年度に直してみて。この比較は大体お持ちでしょうね、どうです。
【次の発言】 平年度でね、わかりました。
【次の発言】 関連します。そこで先の御答弁に関連するのですが、全体の商社の事業率、こういうふうなのはどうなっているか。こういう点の調査があまり詳しくついてないようですが、たとえば調査の委託とか、宣伝とかその他いろいろ項目がありますけれども、そういうことで全体の商社がこ……

第30回国会 決算委員会 第2号(1958/10/08、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二、三の問題について運輸大臣にお伺いしておきたいと思います。運輸大臣は就任されてから海運行政を特に重点的にこれは取り上げていられることは明らかだと思うのですが、その中でこの検査院の指摘のありますように、港湾の建設の問題が非常に重要な課題になってきているわけです。そういう中で重要な港についての払張、それから建設の問題がここ二、三年計画的にされておるわけですが、今年度はどういうふうにその後就任されてから具体的に強化されるという考えを持っておられるか。  それからまたこれと関連して、その予算の裏づけの問題です。昨年あたりも私たち検討したのでありますけれども、なかなか予算の裏づけが伴……

第30回国会 決算委員会 第6号(1958/10/29、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ただいまの小柳委員の御質問に関連しまして二、三点お伺いしたいのですが、第一に、年々予想外に収益が上っておる、こういうことによって一部還元されておるというのでありますが、一部還元の大体率というものは数字で今までお持ちですか。それから例年の、ここ三、四年、数年間の統計でいいのですが、その数字ございませんですか、どの程度になるのですか、これはパーセンテージとして。
【次の発言】 これで収入に対して一部というお話ですが、パーセンテージにしてどのくらいになるものでしょうか。つまり創意工夫によって増収分見込みができていると思うのですが、それに対して一部還元というその一部の度合い、これをお聞き……

第30回国会 決算委員会 第8号(1958/10/31、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二、三点お聞きしたいのですが、北海道、東北関係で一千万円以上の資金の会社、これに貸し付けられるということですが、大体これは統計的にお調べになっていらっしゃると思いますが、どのくらいございますか、一千万円以上の会社というものは。
【次の発言】 私は、こういうことをお聞きしているのは、実は、東北開発の特殊性をよく性格的にきわめなければならないということと、それから、これと関連して、果して東北の産業開発に大いに浸透した役割をしているかどうかということが非常に問題であります。私お聞きしているのは、今、現在出資しているそういう会社の内容がどうかということじゃなくて、全体としてどれくらい……

第30回国会 決算委員会 第9号(1958/11/04、4期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。当委員会で去年も取り扱ったことをまた今年も取り扱うというのは非常にこれは不名誉なことだとわれわれは考えるわけです。ことに先ほどお話のありました日本電設に関する問題ですが、これは昨年も大きな問題になったのです。三十年度の決算おきましてこれは今私速記録を読み返しまして当時のことをずっと調べてみたのでありますが、これについてやはり厳重に今後そういうことの起らないようにということで答えをされているわけです。ところがこの問題につきまして三十一年度の今年度になりますと、むしろ件数がふえている、日本電設の、これはちょっとわれわれ今見ますと千百六号、千百七号、千百八号、千百九号、千百十……

第31回国会 運輸委員会 第2号(1958/12/22、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私は特にお伺いしたいんですが、私鉄運賃の問題につきましては、第三十国会の初頭に、これに対しまして昨年度の関連もあり、われわれとしては十分これを検討しなければならない。政府の方針についても、どうもその後自民党内閣として必ずしも一貫した方針で貫かれていないんじゃないか、こういう点もありまして、さらに各会社の経営内容、このものをやはり相当慎重に検討する必要がある。ことに公共事業という建前からしまして、この問題は非常にやはり政府の方針と、並びに大衆に与える影響から考えて慎重にやる必要があるということで、実は経営内容の資料を出していただいて、これに基いて十分に当委員会で検討して、そうしてそ……

第31回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1959/06/19、4期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。私はこれに出席しなかったんだが、四、五日前に個人営業許可の大会が東京で持たれたはずです。これについておそらく、自動車局に陳情したと思いますが、あんた聞いておりますか━━聞いておりますか。どういうことを根拠にしているのですか。つまり個人営業を認めてもらいたい、これはまあ個人の営業の自由ですね。こういう問題はこれは憲法にも保障されており、だからこれをやりたい。それから今の東京の場合二十台という制限なんですね。どうも行先き不安だというんですね。老後にも全然保障がない、こういう形では希望が持てない。従ってそれが事故の原因にもなっているんじゃないか。従って個人営業をむしろ認めて、……

第31回国会 運輸委員会 第3号(1959/01/27、4期、日本共産党)

○岩間正男君 説明に入る前に、二つの問題でお伺いしておきたい。  一つは、きょうのに日程にある私鉄運賃値上げの経過についてもあとで伺います。これは委員長にお願いします。  もう一つは資料要求をしたいのでありますが、これは、全般的な運輸行政を今後検討するために、三十四年度以降における道路整備計画の資料、それからもう一つは、北海道、東北、九州等、その他各地における総合開発計画の概要、こういう計画に伴って運輸行政の問題が出て参りますので、これは建設関係であるかもしれませんが、総合的に考えなくてはならないので、ぜひ当委員会の資料として出してほしいと思います。

第31回国会 運輸委員会 第4号(1959/01/30、4期、日本共産党)

○岩間正男君 この問題は、私は、やはりいろいろな疑惑を持っております。そしてずっと継続して何回かやっているわけですが、今資料をいただいて、もっともっとわれわれは詳細にやらなくちゃならないと思っている。というのは、やはり今、柴谷君の意見もありましたけれども、首尾一貫していない。政府の方針というのは首尾一貫していない。これはもういろいろうまいように弁解されますけれども、はっきり速記録を――客観的な資料があるのですから、その資料によって明確にしていけば、それを解釈のやり方でカラスをサギにするというような言い方ではこの問題は解決しないと思う。さらに、私は、こういう点から考えて、実は非常に奇怪な念にたえ……

第31回国会 運輸委員会 第9号(1959/03/03、4期、日本共産党)

○岩間正男君 国鉄としては、志免炭鉱の総合開発という問題について、今まで検討したことがあるのかどうか、その結果は、どうなってるのか、この点についてお聞きしたい。
【次の発言】 非常に概括的なんですが、真剣にこの問題を国鉄自身の問題として、今までも科学的に調査して、果してこれがルートに乗るかどうかという点を相当熱意をもってやってみたことがあるのか。今の程度だと、非常に漠然たるものなのですが、そのくらいのことでは、この問題について今まで真剣に追及したことがあるのかどうか、しているとしたら、そういう資料がありますか。
【次の発言】 その資料をまだもらっていませんね。われわれ、資料を出してもらいたいと……

第31回国会 運輸委員会 第10号(1959/03/05、4期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないようでありますから、二点についてお聞きしたい。  第一の問題は、今相澤議員との質問応答の中に非常に大きな夢を述べられておる。そうして、できれば観光省というような独立した省さえ必要だと考えておられる、こういう話をお聞きしたんですが、他方において、私は永野運輸行政の総合的な見解をお聞きしたい。  一方では産業基盤の拡大を非常にやらなくちゃならない、そうして港湾も作らなくちゃならない、船も作らなくちゃならない、その他の設備もまあどんどんやらなくちゃならない。この点と、この観光行政というものは、総合的に考えて、一体どういう関連になるのか。なるべく総花的に何もかもやりたい、こうい……

第31回国会 運輸委員会 第13号(1959/03/17、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 この法案の趣旨は、これは今までのいろいろな海難事故があったりして、そういう中で民生の安定の点から老朽船を改造する、こういうところに大きなねらいがあるようですが、私は、こういう中でぜひただしてみたいと思うことは、ただいまの江藤委員の質問とも関連するのでありますが、大体どうですか、あなたたちは、たとえば老朽船がたくさんある。これを今ここでかりに急速にこれを絶滅する。そうしてほんとうに航海の安全性を確保する、こういうことをかりに考えたとしたら、これについてどれだけの一体資金計画がこれに伴わなくちゃならない、こういったような一つの調査がありますか。た……

第31回国会 運輸委員会 第14号(1959/03/19、4期、日本共産党)

○岩間正男君 今、松浦委員か質問された目的の問題と関連するのですが、この前大臣がお見えにならないので、実は、数字をあげてお聞きしたのです。  第一に、この法案の目的を見ますというと、これは、このボロ船をとにかくできるだけなくす。民生の安定に必要な航路の維持、改善をはかる。こういうことをうたっておるのですね。  ところが、この前もらった資料によりますというと、このような現在の資金計画では、この現状の維持さえ困難だ。改善はおろか、維持さえ困難だという実情が、私は明らかになったと思うのです。といいますのは、この鋼船を見ますというと、総計が二百二十一隻、総トン数が七万トン強なんですね。大体、それを五年……

第31回国会 運輸委員会 第15号(1959/03/24、4期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。ただいまの相澤委員の発言は、もっともなことであり、また、私たちもそういうことを考えておったわけなんです。そこでぜひ、法案も大体あと一件しかないので……。事故防止小委員会が設けられておったわけですね。ところが、先国会、先々国会、これは一回も開かれないでしまったわけです。非常にこれは緊急を要する重大問題です。神風タクシーの問題は、これは一応何か一種のまとまりを見せた、不完全ではありますけれども。これと関連して、トラックの問題もぜひ取り上げなくちゃならないので、適当な方法でこの小委員会に移すなり、そして実情を十分に調査して、関係者の出頭を求めて実情を調査する、あるいは現状を視……

第31回国会 運輸委員会 第16号(1959/03/25、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私はこの法案に関連して三点ほどお伺いしたいと思うのですが、まず、第一に、この法案の一つの骨子になっています理事を現行より六人増員するその増員の理由というのは、支社長を今度理事によってまかなうというような案のようでありますけれども、しかしどうなんですか、支社が三社ほど増社される、こういうことを聞いておるのでありますが、そうなりますると、理事と理事でない支社長というものがこれはできる、こういう事態が起ると思うのでありますが、その際に理事の支社長と理事でない支社長の場合の権限の差異ですね、これはどういうことになるのですか、この点明らかにしてもらいたいと思います。

第31回国会 運輸委員会 第17号(1959/03/27、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私も三、四点お伺いしたい。この前、神風タクシーの問題でいろいろ問題を明らかにするための私たち努力をしたのでありますが、それと共通した問題が非常にあると思います。特殊な問題もありますが、その中で、先ほどからお聞きしますというと、事故の大きな原因、これは何といっても労働強化、トンボ返り運転というような形で表現されており、あまり芳ばしくない名前ですが、こういう格好で表現されている労働強化、それからそれと関連して、やはり超過積載量の問題そうしてしかも、そういうところに追いやっている労働者の給与の条件、それから労働条件、労務条件、これがやはり最大の問題じゃないかというふうに考えられるわけで……

第31回国会 決算委員会 第1号(1958/12/16、4期、日本共産党)

○岩間正男君 今のことで、ちょっと数字をあげてくれませんか、三十三年度……。
【次の発言】 この資料をいただいたのですが、この資料で、日本電設の役員の名簿が出ておるわけですが、これはいつですか、いつ現在ですか、なにが、ちょっとわかんないんですが。これは人事を刷新されたというんですが、刷新する前ですか、あとですか。
【次の発言】 実はこれだけでは、私ちょっとうまくなかったのですがね。この前の人事は、ちょっとわかりますか、刷新する以前の人事ですね。これは三十三年――このごろやられたわけですね、取締役社長なんかは。その前の、異動前の人事ですね。

第31回国会 決算委員会 第2号(1958/12/18、4期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。どうですか、堀さんにお伺いしますが、今の問題を確認されますか。つまり事実有害だということは、今水産庁長官もはっきり証言された、もう事実がそうです、調査の結果もそうなっておる。そのことについてあなたたちは有害でないということを今まで言われておったのですが、しかしこれは根拠はないと思う。従って、この点についてはっきりあなたが確認されるかされないか、これは非常に重要です。この点についてお伺いしたい。
【次の発言】 そういうことを言われるから、かえ玉の専務さんじゃだめだと言っている。当委員会で何回かこれをやったんですから、六月に。そのときやっぱり有害だということは今、相澤委員が……

第31回国会 決算委員会 第4号(1958/12/22、4期、日本共産党)

○岩間正男君 僕は総括質問に当って、岸総理に決算技術に関連して二、三の点を明らかにしたいと思います。  これはまず第一に、当委員会で問題になるのに三大汚職というのがあるんです。三大汚職ということは、当委員会でよく言われる言葉です。これは岸総理御承知ですか、どことどことどこか。日本に少くとも三つの大きな汚職源がある、毎年々々繰り返している。御承知ですか。
【次の発言】 これはまあ毎年繰り返されるのですから、ぜひ耳をかしてほしいと思います。まあ御存じないようですから申しますが、残念ながら防衛庁です。これはまあ最大です。その次は農林省、食管会計をめぐっての農林省、国鉄、これはまあ三大汚職源とわれわれ……

第31回国会 決算委員会 第5号(1958/12/23、4期、日本共産党)

○岩間正男君 日本共産党を代表しまして、三十一年度の決算に対しまして承認を与えるものであります。先ほど五つの警告が発せられまして、これにわれわれも賛成したのでありますが、この警告が果して実効を生むかどうか、これは今後われわれは、この事実をあくまでも見守りたいと思うのであります。のど元過ぎれば熱さを忘れるということがありますが、どうもきょうのこの最後の段階がそういう場面にならないように、ぎょうは皆さんおいでになりまして、いかにも深刻な顔をしていらっしゃるわけでありますけれども、きょうが過ぎるというと、あすからはもう忘れてしまうというのが、どうも決算委員会に起った今までの風景じゃないかと思います。……

第31回国会 決算委員会 第7号(1959/02/17、4期、日本共産党)

○岩間正男君 この前の三十一年度の決算の総括質問におきまして、つまり昨年十二月の二十二日におきまして、私はこの決算委員会、国家の会計経理の中において、会計検査院が立ち入れないような、いわば暗黒面がある、この点については、非常に重大な問題じゃないか、たとえば公安調査庁の費用、あるいは警察のいわゆる捜査費云々といわれているような費用というものにつきまして、ここをもっと明白にする必要がある、民主的な財政運営をする立場から、この点を明白にすることは、非常に重要じゃないかという点について、総理に質問したのであります。従って、これについて総理も、同感の意を表せられたと思うのでありますが、その後どのように、……

第31回国会 決算委員会 第8号(1959/03/05、4期、日本共産党)

○岩間正男君 日米合同委員会の日取りは定期的なものですか。それとも偶発的な何か事件を扱っておりますか。
【次の発言】 これがかね合ってこちらに出席不能だということについては、あなたたちが処理する事前にこれを通達して日を変えてもらうとか、何とか方法はあり得たと思うのです。それから合同委員会が優先するのですか、国会の出席に。これは私もずいぶん合同委員会の問題については今までも再々質問をしておる、日米合同委員会の性格そのものがやはり問題である。国会の関連で、どっちかということをあなた方はどういうふうに把握しておりますか。この点を明らかにしていただきたい。


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 文教委員会 閉会後第1号(1959/07/31、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。ただいまの答弁で、日教組と会われて非常にけっこうだと思いますが、そこで基本的な問題として明らかにしておきたいのは、最近日教組対策が文部省の主要的な何か行政みたいなことをしばしば言われている。この点について文相はそう考えておられるのか。それと関連して私お聞きしたいのですが、一昨年の岸第二次内閣だったと思いますが、一昨年の八月できたときに、文教政策と労働政策を二大政策にするということを言われている。この二大政策というものの内容、一体文部省は何をすべきという問題、今一番大きな問題はすし詰め学級、その他の文教予算を確立するということです。それから、あるいはまた三千億になんなんと……

第32回国会 文教委員会 閉会後第3号(1959/09/01、5期、日本共産党)

○岩間正男君 これは今後のためにちょっと明らかにしておきたいのだが、その言葉の内容だね、「ごかんべん願います」というのはどういうことなのかちょっと意味がわからない。つまり、国会の委員会が開かれて、必要があってそうして緊急の問題があって質問者がそういう要求を持っておる、そういうときに、ごかんべん願いますというので出席が拒否されたということは、これは委員長発言のように、今後のために明らかにしておいていただきたいと思います。従って、当然これについての一言釈明は求めておいた方が今後の運営のためにいいのじゃないか。
【次の発言】 それは委員長の見解だけれどもね、しかし委員会の今後の運営について非常に私は……

第32回国会 文教委員会 閉会後第4号(1959/09/21、5期、日本共産党)

○岩間正男君 ただいまの荒木君の発言もっともしごくだと思うのです。これは国会の調査権の問題で、その解釈は全く先ほど荒木君が述べられた通りだ。みずから自分自身の権限を否認するような、こういうやり方をやっておったら、単に当委員会の問題だけでなくて、国会議員並びに国会の権限に関する重大な問題だ。この点は明確にされたい。  それからもう一つの問題は、今までそれならそういう例がないか。たとえば教育長を呼んだ例がないか、あるいは教育委員会を呼んだ例がないか、これはたくさんあるのです。これは今調査してもらえばわかると思うのですが、今までの前例としては、当然国会の調査権の発動によって、必要に応じてあらゆる場合……

第32回国会 予算委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は日本共産党を代表いたしまして、ただいま問題になっております安保改定をめぐる二、三の問題について質問したいと思うのです。  第一に、この安保改定につきましてこれの必要だというのは、他国の侵略から日本を守るためだということをしばしば首相も外相も言われているのでありますが、今世界の情勢を見まして、ことにアジアの情勢の中で、かような一体この条件があるのかどうか、侵略すると言いますが、一体だれが侵略するのか。この前の本会議におきまして自民党の大谷君はソビエトあるいは中共が侵略するのだ、こういうことを盛んに言ったのでありますが、そういうふうに外相やあるいは首相は考えておられるのかどうか、……

第33回国会 文教委員会 第4号(1959/11/12、5期、日本共産党)

○岩間正男君 せっかくの説明中ですが、これを見てわかるような点は省略してもらって、それで、何かあれを読むにあたって必要なことを先に二、三伺いたいので、そういうことでいいのじゃないですかね。
【次の発言】 今の問題は、これはできるでしょう。学級数はわかるでしょう。これはないですか。これでやればできるんですよ。 そういう点からも、やはり比較をやらないと、これは私もあとで触れようと思ったんだが、日本の教育行政の中では一つのポイントになっておりますね。こういう問題については、もっとやはり多面的に、しかも、問題の性格を掘り下げる努力をしなくちゃならない。ところが、これは非常に算術平均的な簡単なものですよ……

第33回国会 文教委員会 第5号(1959/11/26、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私も同意見ですが、この次に具体的な案が出されるのだと思いますが、今お話を聞いておりますと、現行法の建前からというようなことが非常に問題になっているようでありますが、そういう面もあるかもしれぬが、しかし、問題は非常に大きな社会問題になっている。この不況の問題、それから罹災地の問題、そういう点で、やはり具体的なもっと実情に即した案を出していただきたい。そういう案でやはり検討して、何か検討の段階だからというようなお話があったけれども、やはり私たちのやる仕事もあると思うのです、文部省がその気になりさえすれば。そういう点で、やはりこの問題をほんとうに乗り出して解決するのだという私は熱意を持……

第33回国会 文教委員会 第6号(1959/12/01、5期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行について。この法案を審議するに当たってできるだけ資料を出していただいた方が早いのじゃないかと思います。ただいまの質疑を聞いておりまして、実は資料を出してもらえばずいぶん助かることがあると思います。一々やったら大へんです。第一に傷害、疾病、廃疾、死亡、こういうものは全国でどれくらい年間起こっているのか、これは大体ここ三、四十年の統計があると思います。こういうものが出されることが必要だと思う。それから、それに対してこれをまかなっていくとすれば財政的にどうなるのか、どれくらいの大体めどをつけなくちゃならないのか、そういうものは見当がついていると思いますが、国庫からどれだけ出てい……

第33回国会 文教委員会 第7号(1959/12/03、5期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行。今のようなILOの問題になっているのは、これは政府の見解を聞かなくてはならない。従って、文部大臣に質問しているんですよ。それを局長が横取りした形で答えちゃまずい。これは文部大臣の政治的見解を聞いておる。それについては、当然やはり文相から発言してもらいたいと思うのです。委員長の方でそういうふうに計らってもらいたい。今のような学校内部のそういうことだけでILOの解釈がされたら大へんなことになる。そういう見解じゃだめです。
【次の発言】 私今まで質問の様子を聞いておったのでありまするが、非常にいろいろな点で食い違いがあって、不明瞭な点が多いと思うので、この点だけ簡単に私はお聞……

第33回国会 文教委員会 第8号(1959/12/08、5期、日本共産党)

○岩間正男君 先ほど委員長のこれに対する話があったわけですけれどもね、それはまだこういう事態が明らかにならないときの話ですね。今、荒木君から話があったように、新たな事態が起こった。しかもこの新たな事態というのは非常に重大な問題を含んでいる。というのは、教育委員会の自主的な運営ということが少なくともこれは今の民主的教育の確立の根幹になっているわけです。そういうことは文部省だってこれはうだっているはずだ。ところが、これが侵犯されたかどうかということと関連するわけですね。教育長が実際出ない、そういう形で急速にこれはどうもでっち上げられている。新聞なんかそう報じている、こういう事態に対して。これは日本……

第33回国会 文教委員会 第9号(1959/12/10、5期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連してお聞きしたいのですが、事務費を取るのですか、取らないのですか。
【次の発言】 木部だけで、そのほかに府県段階、さらに市町村段階でこれはどこから出すのですか。そちすると全部の負担を、結局教長のこれは労働負担という形でまかなおうとするのですか。その点明確にして下さい。
【次の発言】 こういうことでは、この会自身の健全な発達、自主的運営ということは非常に不可能だと思う。事務費をやはりこれは見て、そうしてそれによって運営を具体化しなければ、こういう問題というのは今言つたように、教育委員会のこれに対する協力だとか、さらに最もひどいのは教員のこれに対する協力という形ではこうい……

第33回国会 文教委員会 第10号(1959/12/15、5期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないようですから、私も簡単にお聞きしたいのですが、この文化財保護政策ですね、こういうものと関連するのですが……。
【次の発言】 私もまた関連して簡単にお聞きしたいと思う。それからこれに関連する資料もほしいと思う。  大臣には日本の文化財保護費というのが、これは全体の予算の何%になっているか、それから世界各国の文化財保護政策というのはこれはどうなっているか。従って、予算ですね、この面で全体の国費の何%になっておるか、こういう調査を一体文化財保護委員会はやっておられるのか、やっておられないのか、こういう点でぜひこれは調査をしてそのような資料を一つこの次出してもらいたい。  その……

第33回国会 文教委員会 第11号(1959/12/17、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。ただいまの答弁がありましたが、ILOについては検討しているので、今事を起こしたくないからこの問題はそっとしておきたいという話ですが、これは何じゃないですか、ILOの批准なら批准をされたら、この地方公務員に適用されない、こういうことを文部大臣は話しておられるのじゃないですか、答弁の中で。どうなんです、その点。ここでは適用するということなんですか、それはその後答弁に変化ありませんか。
【次の発言】 今の点間違いないですか。何か適用しないのだということでだいぶその意向が明らかになって、これは専従問題については別に関係ないのだ、こういうような意向がしばしば報告された。そうなると、非……

第33回国会 文教委員会 第12号(1959/12/24、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は多くを申し上げませんけれども、大体そういう条件が今日本にないのだと思います。なるほど建国祭でほんとうに一億が心を合わせて祝いたいような日をわれわれは作らなければならない。しかし、そういう日をほんとうに制定したいと考えても今条件がない。たとえば外国の軍事基地が三百有余まだ日本にあります。外国の軍隊が八方、日本に駐留しています。独立国といっておりますけれども、そういう独立の条件というのはまだほんとうに私はないと思う。こういう条件の中で建国祭をきめるといっても、先ほど荒木君が言いましたように、私はなかなか困難だと思う。もう一つは、やはり建国祭という名前のもとに実はいろいろ行なわれて……

第33回国会 予算委員会 第3号(1959/11/16、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連質問。先ほど砂川判決があのまま支持されれば、通れば、これに対して従う、憲法の範囲内でやるということを言われましたが、しかしそういうことは抽象的です。具体的に言えば、たとえばこの判決は共地を認めることが非常にこれは憲法違反だ、あるいは米軍のいることが憲法違反だ、こういうふうに明らかに言っている。従って現在の安保条約、あなたの進められている安保条約は全然根底がなくなると思うのですが、そういうふうにはっきり明確に了承していいのかどうか。この点明らかにしておいてもらいたい。
【次の発言】 ただいまの総理の答弁は、これは全く私の聞いていることに具体的に答えていない。聞いていることに具体……

第33回国会 予算委員会 第4号(1959/11/17、5期、日本共産党)

○岩間正男君 午前中の質問を聞いておったんでありますが、これは連日のお疲れもあると思うのですが、非常に答弁が歯切れが悪い。はっきりしない。国民に向かってもっと明快な態度を表明される、そういう点で答弁を要領よく明快に答えてもらいたいと思います。  そこで、まず最初にお聞きしたいのでありますが、安保条約改定の問題に関連してでありますが、最初にお聞きしたいのは、一昨年の六月に岸総理はアメリカを訪問された。その際、安保改定について交渉した。しかし、このときはアメリカはあまり色よい返事をしなかったのであります。それが、昨年の九月に藤山外相が渡米したときに、急速にこの問題が具体化した。その問の変化、これは……

第33回国会 予算委員会 第5号(1959/11/18、5期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連して。
【次の発言】 私は今の問題はやはり明らかにするために、極東の地域から出て、そうして作戦行動をすることはできない、こういうふうにはっきりうたうことができなかった原因はどこにあるのか、この点を明確にしてもらいたい。そうすればこの問題は明らかになってくる。どこにあるのです。これは日本としたら、当然はっきりそれをうたうのが正しいと思う。もしあなたたちの条約を認める、そういう立場に立っても、あなたたちの真意だったら、その真意を通すのならば、できないというふうな限定を明確にするのが当然だと思う。ところがそれができない。それが任意におおむねなどということで、実際は米軍の自由……

第33回国会 予算委員会 第7号(1959/11/20、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。  ただいま教育予算の問題の中で、ことに老朽校舎の改築問題が出されたわけでありますが、その中で小学校の補助が三分の一というような形で、その結果はどういうことになるかというと、これは地方財政に非常にしわ寄せされます。さらにそれだけで間に合わないで、これは父兄の負担という形で非常にこれは大衆に重い負担をかけることになっております。こういう現状について、これは文相知っていられると思う。しかし、蔵相は知っているかどうか。こういう点でなぜこういう問題を率直に取り上げて解決される努力をされないのかどうか。  この問題と、もう一つ今度の災害、ことに伊勢湾台風の中で非常に校舎がやられて……

第33回国会 予算委員会 第8号(1959/11/21、5期、日本共産党)

○岩間正男君 まずお伺いしますが、通産大臣に、あの七月に本会議でやりました、そのあとに指示を出した、この通産大臣の指示が昨日の資料として入っていないのですが、これにどういうのですか。
【次の発言】 やはり資料は、これは要求に応じて間違いなく出していただきたい。  ただいまのお話では、これは十月というような昨日の答弁がありましたが、実際は五月だった、こういうことで、しかもまあ腹を痛くしたのかどうかわかりませんが、もうとうとう病気のためにやらなかった。そういうことでは、これは事務怠慢ということになるのでありまして、こんな監督行政では非常に困る。この点は、まあ時間の関係から、そこのところはあとでまた……

第33回国会 予算委員会 第9号(1959/11/25、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して……。先はどの第八条の内容についての質問に対して、外相の答弁は非常に不十分だと思うのです。これは条文を心を静めて読んでもらいたいと思う。自国の防衛力、あなたは自国と言ったけれども、自国だけじゃないでしょう。自国世界の防衛、「自国の防衛力及び自由世界の防衛力の発展及び維持に寄与し、」こういうことをうたっているわけですね。そうすると、単に自国だけの問題じゃないわけです。これは当然、自由世界の防衛力、こういうようなことがうたわれているのでありますから、この範囲は非常にこれは広いことになります。今度のベトナム賠償とも関連して、たとえば、一方では、電電公社が向うの施設のために動員さ……

第34回国会 文教委員会 第2号(1960/03/03、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、先ほど相馬君の御意見もありましたが、すし詰め学級の問題は、日本の文教政策の一つの大きな根幹で、宿題になっておる問題だと思います。これは最近いろいろ五カ年計画というようなことで施策もやられておりますけれども、この実態をもう少しはっきりつかむということですね。当委員会としても、これを直接つかむという努力が、今後の文教政策推進に必要じゃないかと考えておるわけです。そういう点では、東京あたりにもだいぶこういうところがある。私たち聞いたところでも、大田区あたりではことにひどい。何でも全都の中の半分以上が六十人以上の学級があるそうです、全都の過半数。そういう実情を聞いておりますので、こ……

第34回国会 文教委員会 第3号(1960/03/08、5期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないようですから、文部大臣に二、三の点、ことにそのうちで、今度の三十五年度の予算審議の中で最も基本的になるような問題、この問題について資料要求かたがたお伺いしておきたい。  で、文部大臣が就任されてから、松田文政として幾つかの方針をあげられた。その中で、すし詰め学級の解消あるいは科学技術の振興、こういうものは非常に大きく前面に押し出している政策だと思うんです。その中で私もお聞きしたいんですが、すし詰め学級の解消の問題、これは過去何年かかかって、今まで課題になった勤評の問題ともこれは裏表になっている。勤評では、法律にうたっているから実施しなければならぬということで一方的にやっ……

第34回国会 文教委員会 第4号(1960/03/10、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。今、内藤初等中等教育局長の言葉としては、私は非常に不穏当じゃないかと思うわけです。この問題は、教組がこの前の県条例の問題を承認しているかというと、手続上いろいろ問題があって、この問題については争点になっておるわけです。まだきまっていないわけです。この問題はここでもしばしば論議されたけれども、実際はこれは労働組合の内政干渉なんだな。この疑いが十分あるわけです。文部省の立場は、当然それを守るということで、そういうことには私は介入すべきではないと思う。正しい労働行為は、ほんとうにもう守ってやるという立場が当然これは今の憲法下にある政府の立場ですよ、これは。それなのに、今のよう……

第34回国会 文教委員会 第7号(1960/03/22、5期、日本共産党)

○岩間正男君 この問題に関連して、ちょっとだけお聞きしておきたいのですが、三千人というと、これはまだ全体の何割にもならないわけですね。そうすると、来年、三十六年の三月三十一日というと、一年しかないのですね。それは経過的に予算措置はどういうことになるのか、裏づけの予算はどれくらい要るのか、こういう点について聞かしていただき、さらに、これについて文部大臣の所見をただしておきたいのです。今の問題、附則通りちゃんと実施する意向があるかどうかということは、文部大臣に答えていただきたい。しかも、これは予算の裏づけをはっきりここで解決できるのかどうか、この点の見通しがなければ、これはまずいと思う。

第34回国会 文教委員会 第9号(1960/03/31、5期、日本共産党)

○岩間正男君 長いことは言わないのですが、今のお話を聞いていて、なお感ずることなんですが、結局一つの職場ですと、そこではやはり意思統一をしてやっていかなくちゃならない、仕事を。そのときに、一方だけはこれは手当がついて一方につかない、こういうときに職場でどういう感情が起こるか、この点をあなたたちはっかんでいない。これはまずい。これはかえって逆効果になる。私がさっき言ったように逆効果になる面があります。事務職員もこれはおもしろくない、これはだれだって人間ですからね。そういうところをつかまなければ政治にならないと思うのですね。どうもその点で、今、次官のお話がありましたが、教員と職員と二本立にやってき……

第34回国会 文教委員会 第10号(1960/04/14、5期、日本共産党)

○岩間正男君 さっきからこの運営まずいと思った。第一に、きょうは事前に通告されておる。それでこの教科書の課長を呼んでるはずだ。地方に出張してこない。課長補佐が来ている。それに質問している。なるほどあんたは責任者かも知らぬ、内藤君は。しかし全部何か待ってて押えるような格好で答弁する。ところが、われわれ聞いてるのは事実なんだ。事案に基づいてどうなるか、これが大切なんだね。ところが、その何が局長の意を迎えるように実に不明瞭で、そのものを持って来たのか、持って来てないのかどうなのか。その資料はあるはずだ。その資料を読んでみなさい。何ですかその答弁は。そんな運営でいいのか。委員長注意して下さい。あんた資……

第34回国会 文教委員会 第15号(1960/05/17、5期、日本共産党)

○岩間正男君 先ほどの加瀬君の質問に関連いたしまして二、三点最初にお伺いいたしたいと思います。  メモの問題ですが、これは先ほどの次官の答弁では、原則としては当然徹底したものを出すべきだ、しかし、そういうような事務体制になっていないから、そこで当分はこのような個人差の多いものを認めざるを得ないのだというような答弁だったと思います。しかし今後は研究したい、こういうことなんです。これは当然、研究したいなどという段階ではまずいのじゃないか。というのは、今度の問題の起こりはやはりここにあると思うのです。いろいろ問題がありましょうが、このやり方は個人差がある――先ほど支部当局も個人差があるということを認……

第34回国会 予算委員会 第4号(1960/02/17、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。ただいまの宮城県の集団赤痢の問題でございますが、これは、今竹中委員からお話しのように、非常に重大なことになっているようです。それで、すでに六百人の患者が出て、さらに保菌者は千五百人くらいになるだろう。小学校の臨時隔離舎に収容を始めているのですが、一家から二、三名患者が、ほとんど軒並みに発生して、そのために店の営業はほとんど禁止になっている、行商その他はやめになっておる。働き手を失って、職もなく、苦しんでいる世帯が非常に激増して、不安と混乱に包まれている。実は私、きのうこの手紙をもらった。これは私の郷里なんです。そういうこともありまして、実にこれは深刻な問題なんです。それ……

第34回国会 予算委員会 第5号(1960/02/18、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は新しい安保条約について質問したいと思います。  まず最初に総理にお聞きしたいのは、極東区域についての政府の統一見解、これが出されている、これを最初にはっきりお聞きしたいと思う。
【次の発言】 歯舞色丹、国後、択捉はどうなんです。
【次の発言】 ただいまの政府の統一見解というのは、最後的に確定したものと考えていいかどうか、その点はっきりしてもらいたい。
【次の発言】 それでは現在アメリカ上院でこの問題が外交委員会で問題になっておる、それから日本の防衛庁でもこの統一見解に対してはいろいろ異論があるやに聞いております。こういう問題をどう調整するのか。これは首相と外相にお聞きしたい。……

第34回国会 予算委員会 第7号(1960/03/04、5期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行について。  出せないと言っておりますけれども、これは三年前の一九五七年だと思うんですが、決算委員会で岸根の軍事基地に関する日米合同委員会の合意書、この内容、これは私はもらっておる、それは調達庁がはっきり出しておりますよ。そういう事例があるので、そういうこと言いますと、そのときは出している、合度は出せない。こういうことになれば、全くこれは政府の統一した方針ということはないということになる。そういう点からいって、これは当然要求に応じて出さなくちゃならない。今木村委員の全般的な審議に必要な資料としてこれは要求されている。当然これは出すべきだというふうに思うのですが、一体どうい……

第34回国会 予算委員会 第12号(1960/03/10、5期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行。委員長の運営について、われわれ協力してきたんだけれども、今の切りぎわは、非常にこれは当委員会としてもまずいと思う。問題が問題だけに、疑惑を残してはまずいのですね。従って、そんなに長い時間じゃないですから、もう一問許して、その結果によっては……。質問の時間を許して、そうして疑惑を解くということが予算委員会の任務だと思う。  だから、そういう意味で加瀬委員の発言を許可してほしい。これは理事会を開くまでもないことなんです。非常に疑惑の中に包まれたような格好で、あと味が悪い。ぜひこれは許してほしい。
【次の発言】 他日の機会じゃ、まずいのです。こういう汚職の問題というものは、話……

第34回国会 予算委員会 第14号(1960/03/12、5期、日本共産党)

○岩間正男君 新安保条約の第五条の論議が発展してきましたが、今まで繰り返された政府答弁を総合してみると、その根拠は、帰するところは、国連憲章第五十一条に基く個別的、集団的な自衛権の発動ということになっています。そこで私は五十一条に基づく自衛権、特に集団的自衛権の実態を、歴史的な事実に基づいて明らかにしたいと思います。政府の単なる法理論や解釈によるのでなく、歴史的事実に基づいてはっきり答弁してもらいたい。  そこで、あげたいのは、一昨年起こったレバノン事件のことであります。これは、藤山外相もみずから国連に出席して、直接その処理に参加した事件であるから、まだ記憶に新しいことであります。レバノンに事……

第34回国会 予算委員会 第15号(1960/03/14、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して……。今の問題に関連して、ちょっとお伺いいたしたいのですが、福岡県だったと思いますが、中学校で入学組と就職組が卒業まぎわに大げんかをやったということが、最近の新聞に伝えられている。非常にこれは教育上重大な問題だと思うのです。従って、この問題に対しては、文部大臣としては、一体この原因はどういうところにあるのか、そうして、これに対して、どういうふうな対策を考えられているか、とにかく入学偏重ということは、非常に最近の教育の傾向になってきております。狭い門をくぐるために、あらゆる犠牲を払っても入学の準備をする。全く、これは戦前の体制に戻りつつある。実に憂慮すべき重大な問題である。……

第34回国会 予算委員会 第18号(1960/03/21、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。  ただいまの答弁によれば、何ですか、米軍は日本で戦闘作戦行動をやらない、そういうことがはっきりしておれば、今のような説明も成り立つかと思うのです。ところが、はっきりこれは事前協議の対象にもなる、こういうことなんです。従って、当然基地の中に、そういうような条項が入っているので、これを施設、区域という言葉でごまかしたのでは、全然問題にならないと思います。  それからもう一つ、さっきの答弁ですが、これは特定された区域、それだけじゃなくて、それ以外のところにでも適用されるから、基地という概念には入らないというふうな、これは答弁をやっておりますけれども、これは、もっと悪い。実際、先……

第34回国会 予算委員会 第19号(1960/03/22、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。私は竹島の今までの論議を通じまして、ぜひこの際確認をしておきたいと思うんですが、新安保を批准するまでに政府はこの竹島問題を解決する、このような体決意を持っているのかどうか。これが非常に私は重大だと考えますのは、おそらく、新安保が批准された、これが発効した、そういう段階の中で一番この新安保の試金石の問題になるのは竹島問題ではないか。現に紛争が起きている問題です。これに対して論議の中でも起こってきたように、また国民の世論にもあるように、当然第五条を発動すべきだ、こういうような議論が起こってきて世論が巻き起こる、こういう中では政府もこの世論の前に屈せざるを得ないというような状……

第34回国会 予算委員会 第21号(1960/03/29、5期、日本共産党)

○岩間正男君 委員長。
【次の発言】 ただいまの論議を聞いておりまして、私は非常に奇怪にたえない。会計検査院のこの職責から考えて、こういうことでは、会計検査院の院内の運営を一体最高責任者としてどうしているかということが、非常に疑問になってきている。第一、具体的にこういう問題を追及しているのは、これはいろいろな下の課長なり局長なり、さらにその下の職員です。この答弁に対しまして、この前これは部長が何と答えようが私の答弁が正しい、こういうことでは、会計検査院の運営全体が、これはできないことになるだろうと私は思う。一つの行政機構の中で、こういうような考えを持つところの院長を持っておったら、これはできな……

第34回国会 予算委員会 第23号(1960/03/31、5期、日本共産党)

○岩間正男君 まず最初にお聞きしたいのは、三井三池の労働者刺殺事件につきまして、その後の調査が進められておると思います。これまでの経過について伺いたいと思います。
【次の発言】 そのうちに特にお伺いしたいのは、この犯人がもう見つかったのかどうか。それから大体暴力団体というのはどのくらいあったのか、その団体名、並びに人数、それからその背後関係、こういうような問題について、特に山代組、寺内組、こういうような点についての調査の結果をお聞きしたい。なおつけ加えて凶器はどういうものを使っておったか。それはどういうふうに押収されたか、その処理のやり方。

第35回国会 文教委員会 閉会後第2号(1960/08/31、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。先ほどのこれは池田内閣全体の考えかどうかという質問に対して文相は、この問題をちょっとあいまいにされたと思うのです。これは何内閣とか何大臣とかいう考えじゃない、これは当然憲法の、法律の建前に立つものの常識だというふうに逃げられたのです。これはそういう答弁では現実性はないと思うのです、そういう抽衆的な答弁では。これはこういうことになりますか、この前の岸内閣のときの松田文部大臣はよく日教組と会ったわけですね、あれは常識がなかったということですか、こう解釈していいのですか。あなたの今の説明からいえば、そういう結論が生まれてくるのです。今まで歴代の大臣でほとんど日教組と会わない大臣と……

第35回国会 文教委員会 閉会後第3号(1960/09/01、5期、日本共産党)

○岩間正男君 革命の問題、倫理綱領の問題は、今豊瀬委員が質問をやっておるのですから、これはあとに回しましょう。  そこで、よく法治国々々々と何回も使うんですね。都合のいいときは使う。しかし、都合が悪いときは引っ込めておる。こういう使い分けをやっておる。そこで、今問題になっている、団体交渉をやるやらない一つの根拠になっている地公法の五十二条ですね。この問題を関連してちょっと聞いておきたい。府県の単位団体を作ること、これはいい。そうしてさらにまたそのあとの第二項、第三項で連合体を作り、これに加入する、これはよろしい、こう認めている。私たちはこの法案が出され、これを審議する過程の中で――これは審議記……

第36回国会 文教委員会 閉会後第1号(1960/11/30、5期、日本共産党)

○岩間正男君 一つだけお聞きしたいのですが、非常に文部行政というものはどういうふうに進んでいるのか参考になると思うのでお聞きしたい。幾らかは進んでいるようですが、シロアリの問題です、台風常襲地帯の。これは八年前にたしか矢嶋君と私が参りまして、この問題を当委員会に提起した。それで今聞きますと、五〇%、六〇%鉄筋鉄骨化されている。全国のこれは鉄筋鉄骨化はどれくらいになっているか、それとの関連であの台風地帯においてはどう進んでいるのか、これを八年間、あれが八年前の話です。だから文部省のスピードをちょっと測定するには非常にいい材料なのでお聞きしたい。ちょっとはっきりお聞きしたい。ちょっとはっきりお答え……

第37回国会 文教委員会 第2号(1960/12/15、5期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと、僕発言したいと思わなかったんですけれども、ただ一言だけお聞きしたいのだが、こういう立場からこの問題考えられましたか。子供たちの、生徒の教育問題としてどういうふうに影響を与えるかという観点からこの問題を一体検討されたことがあるのかどうか。こういう点で私もかつて札幌分校を見たことがあるが、実は寄宿舎の問題ですけれども、あれは実際すごいものだった。つららがあすこはすごいでしょう。窓が破れてつららが部屋の中にだんだん毎日毎日できてくる、こういうところが残っている。こういう状況をあなたたち見られたとしたら、一番先にこれはどういうふうに一体生徒に影響を与えるか、同時に、端的に、教育……

第38回国会 文教委員会 第3号(1961/02/09、5期、日本共産党)

○岩間正男君 時間があまりないようですから、私も最近の文部行政並びにただいま説明されました予算の問題、この面で緊急する問題なんかで質問を申し上げたいのですが、きょうは機会をこの次に譲りたいと思います。  ただ問題点としてぜひこれは伺いたいのは、一つは、最近問題になっております、当委員会でもしばしば取り上げられた新潟大学の学芸学部の老朽校舎の問題、これは積雪が非常に、今年度は二十何年ぶりの積雪を見て、非常に危険の状態で、学生たちが騒いでおる。私たちの耳にも入ったわけであります。具体的に現地の学生たちからその模様を聞いたわけですね。これに対してどういう処置をされたのか、これはその後の文部省の措置の……

第38回国会 文教委員会 第4号(1961/02/14、5期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと今の私学の問題、授業料値上げの問題に関連して二、三ただしておきたいのですがね。今度の値上げで大体総額どれくらいですか、収入源になるのは。この点が一つ。もう一つの問題は、今度助成金を十億ふやしたわけですね。そういうとき授業料の問題が問題にならなかったのかどうか、それとの関係ですね。そういう話し合いについては何ら私学との折衝をやるとき問題が起こらなかったのか、その二点お聞きしたい。
【次の発言】 この点ですね、私たち知りたいのは。今度のこの賃上げがどのくらいに見込まれて四十九億というのか、そうしてその財源をどういうふうにまかなうのか、この問題については、今度の十億の助成金増額……

第38回国会 文教委員会 第6号(1961/02/21、5期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行。委員長ちょっと待って下さい。本委員会の運営について根本的な疑義が持たれる。さっきのね、今あなたの発言されたその前の話だ。つまり教育基本法にもよらないのだ、それから公務員法にも地方公務員法にもよらないのだ、法律とは別にして、これは国民の常識とか何とか云々ということを言われたが、それではね、私たち一体文政の基本は何ですか。教育基本法に基づいてあなたやる以外にないじゃないですか。それ以外にどんな教育のやり方が一体あります。ところが今の発言というものは、根本的な日本の文政に関することだ。私はだから今のような形で進められるということについては、絶対に当委員会としては承認することが……

第38回国会 文教委員会 第7号(1961/02/23、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は当面する文教政策の中で、今まで問題になって参りました最近の荒木文政のあり方、その問題と関連しまして、ILOに対する日教組の提訴がありました。それに対して、文部省は反撥を出されたわけであります。その問題に関連をして、私は対日教組の政策、これはどういうふうに一体されているのか、こういう問題に関連してお伺いしたいと思うのであります。  この前、質問をちょっとしたのでありますが、時間の関係でこれが十分できませんでした。大臣にお聞きしたいのは、一月二十三日に教団連の代表と文相は会っているわけでありますが、この会見の目的並びに内容ですね、これはこういうことにあったのか、その点を明らかにし……

第38回国会 文教委員会 第12号(1961/03/16、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。
【次の発言】 関次長に伺いますが、あなたは破壊活動対象の団体としてさっき四つあげたのですね。これはあなたたちの認定に従うとこういうことなんです。私は特に聞きたいのだが、わが共産党に対して破壊活動をやる対象だ、とこういうことですね。しばしばあらゆるところで述べるわけだな。これを文書でその証拠を出して下さい。どういう条項によってこれを破壊活動の対象として調査せざるを得ないと、その認定をした証拠を文書ではっきり出して下さい。いやしくも公党に対して、そのようなことを至るところでしゃべっておる。私はついでに同時に要求しておくのは、ほかの団体――あなたがあげた三つの団体、もう一つこれ……

第38回国会 文教委員会 第15号(1961/03/30、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連してこの機会にお聞きしておきたいのですが、今月の十五日に、愛媛の問題で、私は予算委員会で質問した。そのときに大臣の答弁は、調査してお答えしますということであった。もう半月たちます。きょう、私いろいろほかの都合があって今参ったのでありますけれども、そういう問題についてどうなんですか、何回調査されて、具体的にまとまったものがありますか。半月になりますよ。食言じゃないでしょうな。
【次の発言】 愛媛の講習会の問題で、あなたに聞きましたな。三月の十五日、私忘れていない。そうでしょう。あなたはそのとき、調査して答弁すると答弁していますよ。講習会の問題です。予算委員会でです。当委員会じゃ……

第38回国会 文教委員会 第16号(1961/04/04、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。簡単に二点お伺いしたいのですがね。一つの問題は、やはり諸外国のこの制度を研究する必要から資料をほしいのですがね。それは諸外国ではどうなっておるか、貸与の適用範囲、それから貸与の額、それから実際の実行の総額、こういうような点でぜひ調べて出してほしいのですが、米、英、仏、それから西ドイツ、それからソ連、中国、それからチェコスロバキア、それから朝鮮民主主義人民共和国、これだけちょっと参考までに資料、あなたの方でどれだけ集めておられるかわかりませんけれども、この制度についてどうなっているか、この実態を出していただきたい。これが一つ、よろしゅうございますか。

第38回国会 文教委員会 第17号(1961/04/06、5期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行。あなたは事務官ですね、事務官は事実を言えばいいのです。気負ったという言葉というものは日本語の慣用例からいったって、あなたの主観が入っている。そういう主観の入った中で、そういう言葉を出して、何か先入観のようなものでこの問題を処置していくところに問題があると思う。私は矢嶋委員の発言は当然だと思う。あなたは取り消すべきです。これは文部大臣も、こういうような形で事務官が、しかもこの委員会において主観を混入するような報告をする、こういうことはけしからん。それから矢嶋委員の発言の中にもありましたけれども、まだ文部大臣は見ていないというのです。私も驚いている。五十万の意思ですよ、それ……

第38回国会 文教委員会 第18号(1961/04/11、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して、資料について……。私もこの前資料を請求しまして、これはいつごろ出してくれる。同じような資料、同じ問題について。あなたたちも答弁する内容を持っているわけだから、どうなんだ。全部講師から何からみんな出せと要求して、答弁していて、ここに出さないのはけしからん。
【次の発言】 今調査中ですか。
【次の発言】 そうすると、まだ不明な点、どの点です。たとえば、今あなた答弁されておりますけれども、不明な点はどの点だか明確にしていただきたい。
【次の発言】 いつごろ出してもらえる見込みですか。
【次の発言】 もうできているのですか。きょう出せばいいのです、質問しているから。

第38回国会 文教委員会 第19号(1961/04/13、5期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行。ちょっと文部大臣にただしておきたいと思うのですが、当委員会の開会がいつでもおくれている。その原因の大部分はあなたに負うところが多いと私は思うのです。出席時間は明確だし、そうして委員がここに定足をそろえて待ってからすでに二十数分たっている。いつでもこういうことが繰り返されておる。大体があなたが就任された昨年の秋の去る当委員会におけるあなたのあいさつのとき、すでに何かテレビに出るとかなんとかということで五十分ほど待たされた経験を持っている。それがいまだに続いている。こういうことでは非常に時間がむだにされます。ロスにされます。どういう一体考えをお持ちになるのか。当委員会の運営……

第38回国会 文教委員会 第20号(1961/04/18、5期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないから簡単にお聞きしますけれども、今適切な質問をされたわけですね。文部大臣はこれに対して十分に検討してこの問題を解決する努力をする、こう言われた。私お聞きしたいのですが、これはどうですか、県教育委員会とこれは交渉して問題の解決ができる、こういう問題ですか。ということは、私は今問題になっている日教組との団体交渉の問題、それと関連してお聞きしたいのですが、文部大臣どうお考えになりますか、これは県教育委員会と交渉してこの問題は解決できますか。たとえば、これだけの一つの問題をとってできますかどうですか、はっきりして下さい。

第38回国会 文教委員会 第21号(1961/04/20、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は二、三の問題でぜひ質問をいたしたいと思うのですが、第一に、この法案を見ますと、これは池田総理の発言がありまして、育英会資金の回収が非常に悪い、どうしてもこれを取り立てなければならぬ、こういう趣旨によってこの法案は作られたと、こう思うのでありますが、この点そう考えてようございますか。
【次の発言】 今の御答弁で大体まあ明らかになったと思うのですが、結局、池田総理の発言が大きな原因になっている。この点は明らかだと思うのですね。何せ、これは総理が第一次内閣を作ったときでしたか、こういうことがはっきり新聞に載りましたので、非常に私たちは重要な問題であると考えておったのです。その結果こ……

第38回国会 文教委員会 第22号(1961/04/25、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表いたしまして、ただいま議題となりました、日本育英会法の一部を改正する法律案並びにこれに対する修正案に対しまして反対するものであります。  まず、修正案から申し上げますというと、社会党の皆さんが免除規定を拡大する、高等学校、さらに中学校まで拡大する、そのような努力をされたことに対しましては非常に多とするものであります。しかしながら、この法案の最もねらいであるところの、いわば滞納の取り立てを強化する、いわば借金取り立て法案とも申すべきこの法案の本質においては変わりはない、従いまして、残念ながらこの修正案には反対するものであります。  次に、法案の反対理由を申し述……

第38回国会 文教委員会 第24号(1961/05/09、5期、日本共産党)

○岩間正男君 一つだけ。私おくれて参ってはなはだ恐縮なのですけれども、小野参考人に一つだけお聞きします。今のお話の中に、所得倍増計画の要求に即応する、そのためにどうしても急速に教員配置を充足しなければならぬというようなお話があったのですけれども、この問題と、今まできっといろいろな参考人の方から話が出たと思いますけれども、非常に期間が短くなるために基礎科学が不十分だ。社会科、人文科、そういうような一般の教養、その上に築かれた科学技術、そういう先生が実際充足されない。そういう点から考えますと、教育の基本的な体系がくずれてくるわけですね、日本が教育基本法に従って今までやってまた教育がね。そういう点を……

第38回国会 文教委員会 第25号(1961/05/11、5期、日本共産党)

○岩間正男君 最後に一、二点念を押しておきたい。それは、大学局長にお聞きしたいのですが、この前私が質問をしたとき、兼任をさせない、兼任教員を置くのかどうかという問題を質問したところが、あなたは、兼任教員はないと言う。ところがそうじゃないんです。実態はどうなんです。専任教員も置くけれども兼任教員も置くんだ。その兼任教員の方は、はっきり大学の本学から引っぱってくる、こういう格好になっておる。この点もっと明確にして下さい。この点非常にあなた、との前夜分のせいもあるかもしれないけれども、非常にこの点不明瞭な答弁をした。この点はっきりして下さい。

第38回国会 文教委員会 第26号(1961/05/16、5期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行、ちょっと関連して。
【次の発言】 今の運行の仕方についてちょっと。
【次の発言】 大西参考人に伺いたいのですがね。やはりあなたは現在、教育長として、その資格でここへ出てきておられると思うのですね。従って、その職責に即応して、そこで答えてもらいたいですね。ただいま私は聞いていて、矢嶋委員の質問は、法解釈について聞いておる。ことにあなたは、法を無視してこれは行政を執行することはできない立場にあるわけです。しかも、問題の焦点はそこにあるわけです。従って、私は先ほどからお聞きしていて、どうもそのピントがはずれておる。あるいは故意にそらされておるのだとは思いませんけれども、しかし……

第38回国会 文教委員会 第27号(1961/05/18、5期、日本共産党)

○岩間正男君 質問に入る前に、日程の問題についてこれはただしておきたいと思うのでありますが、けさほどの理事会の決定は伝えられたわけであります。つまり、あす委員会の審議をする、こういうことなんですね。これは前提条件としてわれわれは二十四日で第三十八国会は終わる、こういう前提の上に立って、まあある程度やむを得ないかという意味で賛意を表したわけです。ところが、聞いてみますというと、正式にこれは自民党の方から会期延長が、十七日間に及ぶ長期の会期延長が出された。そういう事態の中で、これは日程を無理して私はやる必要がないと、こういうふうに思うのです。従って、これは委員長・理事会で再検討を願いたいと思う。あ……

第38回国会 文教委員会 第28号(1961/05/19、5期、日本共産党)

○岩間正男君 昨日、私はきょうの委員会の開会については意見を述べたわけです。そうして理事会でこれを審議していただくということを決定したと思うのです。しかも述べた理由は、きのうの朝の当委員会に諮られた理事会の決定によるというと、木曜と金曜、つまりきのうときょう審議する、こういうことだった。ところが、それは二十四日で国会が一応終了するという建前のもとにわれわれは一応了承したわけなんですが、その後の情勢では相当大幅な会期延長が提案されている。そういうことでは最初のわれわれの了解と非常に違う。事態が変わっている。事態が変わっている中で、そんなに異例の委員会を延長してやるのには私は賛成できないので、この……

第38回国会 文教委員会 第30号(1961/05/30、5期、日本共産党)

○岩間正男君 今の日程について、これは今お聞きしたのですが、水曜日は定例日でないのにやる、こういうことなんです。これについては、私は基本的には賛成でありません。しかし、会期末だから、まあ勉強しようと、こういうような気持もわからないつもりじゃない、その点については一応了承することにしておきます。私は問題は、今までの参議院文教委員会の運営のやり方について、やはり一つの批判を持つものです、自分の参加した委員会に責任を負う者の一員として。というのは、どうも時間に対しての観念が乏しいと思うのです。これはもう深夜に及んだ例もあるし、それからどこで、何時ぐらいまでを目安にしてやるのかという限定がないのだな。……

第38回国会 予算委員会 第5号(1961/02/17、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、外交問題について質問をいたしたいと思うのであります。  コンゴ問題が今世界の大きな関心を集めています。私はコンゴの事態に最も端的に示された西欧植民地諸国とアメリカ帝国主義に追従する池田内閣の外交政策の将来についてただしたいと思うのでありますが、時間の関係から、きょうはコンゴ問題と本質的に同じ内容を持ち、かつ日本の安全と極東の平和について最も差し迫ったラオス問題に重点を置いて質問したいと思います。  まず第一にお聞きしたいことは、その後のラオスの経過はどうなっておるか、さらにこれに対する政府の見通しについて外務大臣の意見を伺いたい。

第38回国会 予算委員会 第9号(1961/03/07、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表しまして、池田総理を初め関係閣僚に対しまして、外交並びに国防、治安の問題についてただしたいと思います。  まず最初に、池田総理はこの六月に渡米し、ケネディ大統領と新安保条約調印後の国内体制の問題や、あるいは対中国の問題などで会談し、その際に、第二次防衛増強計画を持っていくということが伝えられています。この第二次計画の内容、さらにその中心点はどういうものか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういうことをあなたは言われるのでありますが、もう既定の事実であるということはニュースも伝えております。また、この前の例でありますけれども、三年ほど前に、岸総理が渡米……

第38回国会 予算委員会 第12号(1961/03/11、5期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行。
【次の発言】 今の文相発言に対しまして、聞き捨てならない一言がある。それは教師の側に集団暴行がたびたび行なわれた、こういうことである。さらにまた、共産党ばりの云々ということです。いかにも共産党が暴力団体であるという発言がありました。これは天下の公党に対する非常な侮辱である。こういうことは閣僚のしかも文教の府にある責任者の言として、国会の中で発言されることは私は了承できないものであります。こういうことについては取り消しをはっきりこれはすべきだと思う。取り消しを要求します。この点について、ぜひこれは委員長において取り計らっていただきたい。こういうようなぶざまなことではだめ……

第38回国会 予算委員会 第13号(1961/03/13、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。ただいまの文相の発言は、私は重大だと思うのです。これは労働組合の運営、あり方というものを全然知らない言い方だ。五十万の教師が、その代表者を出して大会を持ち、その大会で民主的な討議の結果決定されて指導者をきめます。幹部をきめます。この幹部が、重要な段階に対しまして、自分の生活権を守る、そういう立場から、御承知のように、これに対するいろいろな運動の方針を決定するのだ。しかも、それが五十万の支持によって行なわれておる。決してあなたの言うような、一部の指導者がどうしたこうしたというようなことで日教組の運営はされているのじゃありません。それは明白な事実だ。だからこそ、これははっきり地……

第38回国会 予算委員会 第15号(1961/03/15、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表しまして、国防、外交、新安保条約下のイデオロギー体制、これらの諸問題について質問いたしたいと思うのであります。  まず、最初にお伺いいたしたいことは、この前、西村防衛庁長官に対しまして、防衛庁から治安行動草案を出してもらいたい、こういうような要求を、当委員会の成規の手続でやったはずです。ところが、これに対しましてきょう出されました「治安出動時における行動の基準について」という片々たるものがございますけれども、これはこの前の要求に対する提出でございますか。
【次の発言】 委員長から確認していただきたいと思うのでありますが、この前の提出の項目は、治安行動草案を出……

第38回国会 予算委員会 第16号(1961/03/18、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。国鉄の総裁にお伺いしたいのでありますが、第一の問題は、ただいまの御説明では、今度の運賃値上げでは中央線や山手線の混雑緩和ばできないんだと、こう確認してようございますね。これが一点。  もう一点は、三十四年の二月の運輸委員会であなたは、私の在任中は運輸値上げをいたしません、こういうことを現に私の質問に対して答えられておるのです。昨年の予算委員会で、私はこの問題をあなたに追求しようと思って出席を求めましたが、御病気でおいでにならなかった。らちがあかない。あなたは非常に武士の一言を重んずる古武士的風格を持った方だと思っております。そういう方が、かつてはっきり委員会において言明……

第38回国会 予算委員会 第17号(1961/03/20、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。
【次の発言】 ちょっと外務大臣にお伺いしておきますが、ただいまの問題は、昨年当予算委員会でも非常に問題になった日米合同委員会の合意書ですね、三十三項目であったと思うのでありますが、その中に通信関係の合意書があるはずであります。ところがこの合意書が、当委員会の希望にもかかわらず、明らかにされていない、その内容が私は今の質疑を先ほどから聞いておりまして、どうもその合意書による秘密協定があるんじゃないか。小金郵政大臣の答弁は、先ほど問題になりましたように、どうも日本側を代表しておるとは考えられない。アメリカの代表機関のような発言をしておる、そのような発言をせざるを得ないその根拠……

第38回国会 予算委員会 第19号(1961/03/23、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。私は法務大臣にお伺いしますが、一昨年から道徳教育をやったというのですね。それから青少年の犯罪はそれと関係してどうなっているか、統計的に、完全な統計の結果は出ないと思うのでありますが、犯罪件数はどうなっているのですか。道徳教育を施してからふえているのか減っているのか、明白なところだと思うのでありますが、これを具体的に数字で示してもらいたいと思います。
【次の発言】 私は午前中から聞いておりまして、文部大臣に伺いたいんですが、文部大臣は、道徳教育をやれば今のような問題は解決する、非行少年を少なくすることができると言われておる。しかし、これは非常に形式論じゃないかと思うのです……

第38回国会 予算委員会 第20号(1961/03/24、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。関係国内法の改正を考える理由というのは非常に私は稀薄だと思うのです。むしろそういうことをやるなら、同時に、この前批准した九十八号との関連において、第六条です、あの第六条の公務員には適用しない、こういう条項で地方公務員なんかは非常な不利益をこうむっているわけです。これは労働大臣も御存じだと思う。ところが、この第六条の解釈というのは非常にこれは間違いじゃないか、つまりILOの精神からいえば、あれは政府機関に関係のあるそういう人たちを公務員と呼んでいる。これは国際通例であります。ところが、拡大解釈して、地方公務員にまで適用して拡大解釈をして不利益な処置をやっておるのが九十八号……

第38回国会 予算委員会 第23号(1961/04/01、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、池田総理並びに自民党総裁にまずお伺いしたいことは、あなたが常々育っておる政治のもとを正す、姿勢を正す、こういうことについてであります。まず第一にお聞きしたいのは、この深夜の国会の姿を見て下さい。今、三十六年度の予算がまさに終わりに近づいている。ところがどうです。この議場には、全く皆眠け半分で居眠りをしている。(「ノーノー」)と呼ぶ者あり首相の顔を見てごらんなさい。閣僚諸君の顔を見てごらんなさい。私も眠いのだ。こういう格好で予算を審議しなければならないという一体この姿、これは一体はたして望ましいものと考えられるかどうか。これは池田総理に、私、あなたの意見を  まずお聞きしたい……

第38回国会 予算委員会 第25号(1961/05/20、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。ちょっとお伺いしたいのですが、さっきから国民感情、国民感情ということを盛んに言っているのですが、まず私のお聞きしたいのは、先ほどの木村委員の質問と関連いたしまして、過剰物資であるという点ははっきり認められておるのですが、国民感情の立場からいうと。あの物資、ことに農産物は腐った小麦とか、アサガオの種がたくさん入っておる。国民はまぎれもない生活感覚として受け取っておる。そうしてしかもこれは新しいものではない。過剰物資でも、アメリカの農産物会社に融資をする、その融資の条件というものははっきりきまっておる。その融資の条件の中で、一つの明確な事実は、古い腐ったものから出すことになって……

第38回国会 予算委員会 第28号(1961/05/27、5期、日本共産党)

○岩間正男君 今の問題に関連して。非常に弛緩している。この委員会はかってないほど、こんな国会史上例のないような弛緩した審議じゃいかぬと思う。内容は、これは労働者の待遇改善の問題なんです。こういう問題については全く不熱心きわまりないやり方だと言わざるを得ない。四日も空白にして、そうしてなおかつ、こういう惰性を続けているということは非常にこれは国民に対して申しわけないと思う。これについて池田総理の釈明を求める。
【次の発言】 私は、日本共産党を代表して、今回の補正予算に関連して、公共企業体労働者の給与改訂問題並びに外交問題についてただしたいと思います。  まず最初に給与問題でありますが、時間の関係……

第38回国会 予算委員会 第29号(1961/05/29、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっている政府提出の補正予算二件に対し反対するものであります。  この補正予算は、さきの仲裁裁定を実施するものだといわれておりますが、その実、きわめて危険で陰険な性格が隠されているのであります。  まず第一に、公共企業体労働者の大幅賃金引き上げは、さきに行なわれた国家公務員給与の改訂や、急速かつ大幅な物価値上がり等を考慮に入れるならば、当然やるべきであったし、また財源的にも容易にやることができたのであります。それは池田総理自身、日経連総会の席上で、生産性の向上率を賃金の向上率に比較すると、前者が年七・六%なのに対し、後者は五・六%で、まだ……

第39回国会 文教委員会 第2号(1961/10/05、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。ちょっと文部大臣に伺いますが、憲法二十六条との関連はどうなりますか。この中で、日本の教育、終戦後の教育の中で非常に重要視されなければならない幾つかの課題があると思うのですね。教育の機会均等ということは、非常にこれは重大な一つの理念になっているわけです。はっきりこのことをうたってあるでしょう、二十六条は。これとの関連、あなたの今の発言と、これはどういうふうに考えておりますか。あなたは文部大臣として、この憲法二十六条との関連――二十六条を読むまでもないことだと思う。これははっきりあなたは銘記されているのですか。今のような差別があるのは仕方がない。学級の方はもうそういう差別待遇が……

第39回国会 文教委員会 第5号(1961/10/24、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は時間がないので、とりあえず質問を二、三の点についてしておきたい。  で、まず第一にお聞きしたいのは、先ほど文部大臣の答弁によりますと、今度の学力テストは法律に定められていることを忠実に実施する、その精神でやっておるんだと、こう言ったんでありますが、これは間違いございませんか。
【次の発言】 それではあなたのあげておられる根処ですね、これは学校教育法の二十条、小学校の教科を定めるこの事項、これは文部大臣の権限に属しているということですが、しかし、これにははっきり制限があるでしょう。この点は明確だと思う。「第十七条及び第十八条の規定に従い、」というふうにはっきりしているんですが、……

第39回国会 文教委員会 第6号(1961/10/26、5期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連して。五十人で予算をきめる積算の基礎、そういうときにどういうふうにしますか。学校別にやるのか、それから学校全体をあわせて、県の全体の人数をたとえば五十で割るというような方法をとるか。もう一つは、学校別でもこれは私は正しくないと思います。学級別で、学年別でやらなければならぬ問題がある。その点はどういうふうに抑えているか。全体をトータルしてそれを五十で割る、それが予算定員になりますか。
【次の発言】 なぜ私はそういうことを聞いているかというと、これは予算定員というものは実態とははなはだ違うのです。これはもう昭和二十一年の三月、東京都でわれわれが定数をきめるときに問題になっ……

第39回国会 文教委員会 第7号(1961/10/31、5期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないので、私は簡単に一点だけをお聞きしたいと思うのです。それは、今矢嶋委員が質問された一学級の定数の問題と関係するのですが、大体この法律によると、高校の普通学級は、これは五十人ということですね。これは小学校が現状では五十六人、中学校は五十四人ですか、これと比べてどうですか。大体これは非常に現状やむを得ない財政的な理由だということでやられたと思うけれども、理想的に考えたら、一体何人くらいが望ましいと考えておるか。これは文部省はそのような一つの案を持っておるだろうと思う。その点を大臣に伺いたい。
【次の発言】 これは諸外国の例なんか調べましたか。

第39回国会 予算委員会 第4号(1961/10/16、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私はまず池田総理に対しまして、最近の政治情勢、とりわけ池田・ケネディ会談後における政府の政治方針についてただしたいと思います。  あなたは過般の所信表明演説で、今の日本は難局に当面していると言い、また内外きわめて多端であると述べております。これは強気の池田さんの弱気論とも、またその反対表現とも、聞きようによってはいろいろニュアンスに富んだ言葉であります。そこで私はまずお聞きしたいのですが、一体難局とは何をさすのか、難局の実体、その内容について詳しく述べてほしいと思います。
【次の発言】 もう少し具体的に述べてほしい。もっと具体的な内容を。

第39回国会 予算委員会 第6号(1961/10/18、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。先ほど文部大臣は、学力調査をやることができるのは、文部大臣の権限の中で、教育に関する調査報告を求める、これによるのだということを言われたわけであります。しかし、これは教育委員会が今教育の行政をやっておりますその結果を統計的に求めるとか、そのようなことなんです。そのような資料の調査報告を求めるということを意味するのであって、あなたが今やられようとしておる学カテストは、これは全く自分で問題をきめ、それを具体的に直接生徒を通してこういう結果を求める、これは教育の内容そのものに直接タッチすることになるのじゃないですか。これはたいへんな問題なんです。文部大臣のこれは権限の逸脱ですよ。……

第39回国会 予算委員会 第7号(1961/10/19、5期、日本共産党)

○岩間正男君 まず最初に、小坂外相にお聞きしたいと思うのですが、一昨日発表された自民党の領土問題に対する正式見解なるものがいかに不当なものであるかは、先日の当委員会で私が指摘をしておいたところであります。すなわち、それます第一に、当時の自民党鳩山内閣及び国内が一致して確認し、日ソ共同宣言の前提となった統一見解を全く否定しているものである。第二に、したがって、日ソ共同宣言そのものをまっこうから否定するものである。この二つの点が非常に重大な問題であります。そこで、私は政府に対しまして、もう一度念を押しておきたいと思います。この自民党の正式見解なるものを政府は支持して、これを確認するつもりなのかどう……

第39回国会 予算委員会 第8号(1961/10/20、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。私は簡単にお聞きしたいのですが、〇・八九%、この件数ですね、これを具体的に出してもらいたい。それからもう一つはこの内容です。これは階層別に拒否された人の数はわかるだろうと思うのです。これを階層別に発表していただきたい。
【次の発言】 階層別……。
【次の発言】 まだ調査してないのですか。
【次の発言】 事務当局わからないのですか、政府委員……。
【次の発言】 それでは調査をして出してもらいたいのです、資料を……。いいですね。階層別に調べるくらいすぐだろう。
【次の発言】 職業がわかれば階層別はわかるのです。冗談を、言ってはいけませんよ。

第39回国会 予算委員会 第9号(1961/10/21、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題になっている昭和三十六年度一般会計予算補正(第1号)及び昭和三十六年度特別会計予算補正(特第2号)に反対するものであります。  本補正予算案は、池田総理の言葉を借りて申せば、内外の難局に直面した時期に提出されたものであります。総理は、難局の内容を、外交、経済、社会、国民生活のすべての面にわたっての難局であり、多事多難であると言っているが、これは、ケネディ路線に従うことによって、池田内閣みずからが作り出し、みずからが落ち込んだところの難局といわねばなりません。いわゆる所得倍増、高度成長政策によって一段と促進され、急速に現われた国際収支の赤字と……

第40回国会 文教委員会 第11号(1962/03/29、5期、日本共産党)

○岩間正男君 三、四点お伺いしたいのですが、この法案の一番うたっておるのは、義務教育の無償の理想を実現する端緒としてやる、こういうことですね。この問題について木下参考人、高坂参考人の御意見を伺いたい。  まず、義務教育の無償の前に、日本の教育という中の基礎的な問題として、すし詰め学級の問題、これは非常に大きな問題じゃないかと思います。こういう問題が非常に未解決ですね。こういう問題と、今度の教科書だけを取り上げたという関連ですね。これが一つ。それから第二に、二十六条の無償を実現する、こういう点でいろいろ話がありました。給食とか、そのほかに学用品まではどうだかという高坂参考人の御意見もありましたけ……

第40回国会 文教委員会 第12号(1962/03/31、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は日本共産党を代表して、本法案に反対するものです。  反対の第一の理由は、憲法二十六条の義務教育無償の精神というものは、この法案では何ら実現されていない。それのきっかけを作るということを言っておりますけれども、これは全くの私はごまかしだろうと思います。もしも真剣に憲法二十六条を実現したいと考えるならば、まずやらなければならないことは、第一に、すし詰め学級の解消の問題。第二には、今非常に大きな問題になっている大衆負担の軽減の問題だろうと思う。戦後の日本教育の改革の思想は、まず第一に戦前の大量生産的方式を改める。大量生産によって真に人格を伸ばす、子供の持っている可能性というものを最……

第40回国会 予算委員会 第4号(1962/02/14、5期、日本共産党)

○岩間正男君 まず最近行なわれた日米教育文化会議についてお伺いしたいと思います。その中で日米教育交換のことが大きく問題になったようであるが、その実施機関である在日合衆国教育委員会、いわゆる通称フルブライト委員会というものはどんなものか、この設立月日、機構、組織並びに今までの実績について伺いたいと思います。これは文部大臣でも外務大臣でもどっちでもいいです。
【次の発言】 今のような答弁では議事進行できなくなる。事前に聞きにくるでもないし、そういうふうに最近行なわれた合同委員会のことをだれか政府のほうで、外務大臣いかがですか。これじゃあお粗末だ。こんなことくらいわからなくてどうするんだ。外務大臣ど……

第40回国会 予算委員会 第5号(1962/03/05、5期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行。第一に申し上げたいのは、議事進行を私が先に要求しておりますのにあとになったというやり方は、してもらいたくない。  問題は、ただいま委員長から報告がありました資料の問題ですが、当然これはこの前の予算の、二月十四日までに出すのがあたりまえだと思う。ところが、本日になって、本予算になって今、印刷中だということでは、どうも折り目がつかないと思うのです。したがって、この点については、外務当局に対して委員長から注意をして、こういうことのないようにはっきり、権威というお話がありましたから、権威確立の上からも非常に大切なことだと思いますので、私は、そのように取り計らっていただきたいと思……

第40回国会 予算委員会 第8号(1962/03/08、5期、日本共産党)

○岩間正男君 外交問題に入る前に、午前中問題になりましたキャラウェー高等弁務官の発言の問題で、これは私は資料をもらってから十分に質問したいと思いますが、とりあえず二、三の問題だけ簡単に質問しておきたい。で、いわゆるキャラウェー発言について、沖縄アメリカ民政府スポークスマンは、これはアメリカ議会に提出された池田・ケネディ会談の議事録に出ておるものである、こういうことを言っているのです。このスポークスマンの言明というものは、非常に私は重大な問題だと思う。したがって、このような議事録をアメリカ国会に提出する前に、政府に対して交渉があったかどうか、またこの議事録をアメリカの国会では公表しておるという事……

第40回国会 予算委員会 第9号(1962/03/09、5期、日本共産党)

○岩間正男君 委員長、関連して。
【次の発言】 関連。先ほどの関公安調査庁次長の発言に関連して私はお聞きしたいのでありますけれども、各職場における共産党の人数について発表した。公安調査庁は共産党だけを調査しているのではないだろうと思う。ほかに自民党だって調査しているのだろうと思う。あなたのところにその資料があるはずだ。そうでなければ公平を欠く。その数を発表してもらいたい。自民党はどのくらいあるか。
【次の発言】 その次に聞きたいのは、あなたはそういうことを言って、対象の問題については、ここでもいろいろ今まで問題になっておることで、それは独断なのだ。そのことについてここで論議することは時間の関係……

第40回国会 予算委員会 第12号(1962/03/13、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連質問。
【次の発言】 総理並びに高柳会長にお伺いしたいのでありますが、ことに高柳会長の今の御説明は私は納得いかないところあると思うのです。それは、国会議員として内閣総理大臣が提案権を行使すること、そのことは何も差しつかえないことですが、内閣総理大臣としてやるかどうかということが問題になっておるわけですよ。  そこで私はお聞きしますけれども、特に憲法改正の問題については、この憲法の中で第九章という新しい項を起こしているのですね。そうして、そこで、その手続についてはっきり規定しておるというのは、私は非常にこれは意味があると思うのです。つまり、憲法改正についての独自の手続について規……

第40回国会 予算委員会 第15号(1962/03/19、5期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。参考までに聞いておきたいのですが、これは非常に素朴な質問ですけれども、大蔵大臣は砂糖というのは、これは生活必需品と考えておられますか、それとも奢侈品と考えておられますか。この考え方で今のこの政策というものは非常に私は違ってくると思います。これは、あなたのその考え方をはっきりさせておいてもらいたい、国民の生活必需品だったら、今のようなあいまいな態度は許されない、こういうふうに思うのです。砂糖の消費量というのは、これは文明の度合いとも関係すると言われているのですが、そういう点からはっきり答えてもらいたい。
【次の発言】 関連。どうも今の答弁ですね、明らかに矛盾があると思うんです……

第40回国会 予算委員会 第16号(1962/03/20、5期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に議事進行の問題ですが、要求大臣の運輸大臣が見えない、それから外務大臣も要求していますが、ただいま理事会のほうの意見として、運輸大臣は間に合うように来る、外務大臣は十二時までには来るということなので、こういう了承のもとに進めたいと思いますので、確認しておきます。いいですか。  最近の物価高は、池田内閣に対する人気を急速に低下させています。昨年から今まででも国鉄運賃、郵便電話料金、医療費、ガソリン、水道料、電力、ガスを初め、理髪、理容、クリーニング、パン、みそ、しょうゆ、野菜、土地、家賃などが値上がりを続けてきている。まず、これらの物価値上がりが庶民の生活にどう響いているか、こ……

第40回国会 予算委員会 第22号(1962/03/30、5期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行。きょうの運営を見ますと、野党第一党の社会党が出席をしていません。こういう中で審議を進めるということは、非常にまずいと思うのです。それから第一に、今度順番になっておる加瀬君がどうするかわかりませんが、こういうような順序を変更する場合には、当然これは理事会を開いて協議しなければならぬ、これは当然の慣例です。この慣例を破ってまで強行するということは、非常に私はまずいと思います。さっそく理事会の開催を要求したいと思います。これは当然のことだ。意思は表明されている。社会党の声明で、これは意思は表明されておる。こういう申し出を無視してはいけないと思う。

第40回国会 予算委員会 第23号(1962/03/31、5期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行。きのうも私は理事会の開催を要求した発言者として特にただしたいのですが、今後の問題と非常に関係がありますから。今の委員長の答弁によって、各会派ということを盛んに使っておられるのですが、この各会派というのはどことどこなんです。社会党と共産党を除いて各会派というのはどういうところなのです。これが第一点。  第二点に、私は野党第一党の社会党が出席をしていないのに、こういうところで正常な運営をするのはまずい。そうしてこのような運営は全部今まで理事会によって話し合いでお互いの意思を統一してやってきたのだからそうすべきじゃないか、そのことを私が要求したときに、あなたの答弁の中で、はっ……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 法務委員会 閉会後第2号(1962/10/31、6期、日本共産党)

○岩間正男君 まず、最初に中垣法務大臣にお伺いいたしますが、自民党の治安対策委員会あたりを中心にして通常国会に政防法を出そうとしている動きがあるやに聞いておるのでありますが、これに対しまして法務大臣はどのようにお考えになっていらっしゃるか、このような情報はまたどのように判断され、おつかみになっていらっしゃるか、このことをお伺いしたい。
【次の発言】 そうしますと、ただいまの御答弁では、前回のような形で再提案するかどうか、こういうことについては、むろん自民党側ではきまっていない。それから政府としては、これを法案として臨時国会か通常国会に出すということは決定はしていない。ただ、いろいろ暴力との問題……

第41回国会 法務委員会 第3号(1962/08/28、6期、日本共産党)

○岩間正男君 強制する権利はないということですか。それから、選択の自由について最初に告知する必要はないか、それはどうなんです。そこのところを明白にして。強制する権利はないのですか。半強制的なものですか。それとも切符によらなくてもいい。正式裁判の要求は依然としてやることができるのだという、その選択の自由を最初に警官は告知する必要があるのかないのか。その運用において、最初にそれが行なわれた場合とそうでない場合とは、大へんこれは違うと思います。強制にも非常に感ぜられるし、これ以上に方法はない、そういうやり方でいくのか、その辺はどうか、そこのところを明白にしてほしい。

第41回国会 法務委員会 閉会後第3号(1962/11/01、6期、日本共産党)

○岩間正男君 在日朝鮮人の登録切りかえ問題及び法的処遇の問題、このような問題についてお聞きしたいと思います。  第一にお聞きしたいのは、現在在日朝鮮人の外国人登録法に基づく登録切りかえが行なわれておるわけでありますが、これがどの程度進んでおりますか。お伺いしたい。
【次の発言】 在日外国人の登録ですね。外国人全体、これはどういうふうになっておりますか。国籍別に、この資料ございますか。
【次の発言】 そうすると、外国人登録の大部分、まあほとんど九〇%近くが在日朝鮮人の問題ですね。その中で、登録法違反被疑者としてあげられておる、その被疑者ですね。その数はどのくらいございますか。また、その被疑事実の……

第41回国会 法務委員会 第4号(1962/08/30、6期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。今、外貨の問題を一つの口実のようなことを言ったわけですね。そして何か、最初からもう出せないんだという先入感みたいなもので、ハマグリの口を閉じたようなことでやっておるわけですね。しかし、どうですか。いわゆる自由主義国家群という、そういうところに少年少女が今まで出ているのがたくさんあるでしょう。そのときも外貨は問題になったはずです。そんなら、外貨の問題をあなた方一つの大きな理由にするなら、なぜ今度のピオネールの場合にだけこの問題を問題にするんですか。非常におかしいじゃないですか。そこで、私がお願いしたいのは、一体自由主義諸国といわれる諸国に日本の青少年が今まで出た例がたくさ……

第42回国会 災害対策特別委員会 第2号(1962/12/12、6期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連して。今の応答を聞いていまして、河川局長が、予算が出ているのに小林さんのお話にお答えできない。個所もよくわからないというのでは話にならないと思います。事務局はいないんですか。事務局から援助を受けて答弁してもいいわけだし、こんなことじゃ遅々として進まないですよ。  私は、これと関連してお聞きしたいのですが、堤防のないところは一体、たとえば千歳川では何%になるんですか。全河川のこういう調査も、これははっきり出してもらいたいと思います。それから調査中といっているけれども、いつこれは調査が完了するのか、北海道の水害は夏でしょう。半年遅れている。この調査がまだできていないという……

第42回国会 法務委員会 第2号(1962/12/13、6期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと委員長、出席政府委員は……。
【次の発言】 最近になって、官庁や政府機関の管理者が、常に警察側と密接な連絡をとって、行政処分を強行しているだけでなく、ささいなことを口実にして刑事事件をでっち上げている事実が頻発しています。  まず、最初にお聞きしたいのですが、昭和三十五年から現在までの検察側で受理した刑事事件、これは何件、そして何名に及ぶか、その内容をお聞きしたいと思います。昭和三十五年、三十六年、本年一月から現在までの年度別、並びに、その内容としては、適用法令別に並びに罪名別に、また、そのうちの起訴率はどのくらいになっているか、この点をお伺いしたいと思います。

第42回国会 法務委員会 第3号(1962/12/20、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私はこの法案に関係しまして、実際に裁判官、検察官を助けて法務省の仕事をやっている職員の給与の問題、生活の問題、さらに法務局の地方登記所なんかで働いておりますこれらの職員の給与の問題、こういうものについてこの法案と関連して大臣にお聞きをしたいと思う。といいますのは、これは裁判官や検察官の俸給は、一応これは法的な根拠を持って生活権の確保ということがある程度なされております。しかし、その実務にあって下働きをやっている、つまり司法行政を支えている職員の給与状況というものは、非常に現状においては恵まれない状態にあるのじゃないか。特に司法行政の関係ではそういうことをしばしば耳にするわけです。……

第42回国会 法務委員会 第4号(1962/12/21、6期、日本共産党)

○岩間正男君 きのう大臣がおいでにならないそのあとに法務省の職員の給与実態についていろいろお聞きしたわけでありますが、これはぜひ大臣にお聞きいただきたいと思うのです。といいますのは、ここに提出されている法案は裁判官と検事の俸給改定に関する法案なんですけれども、実際これらの司法行政をささえている労働者の生活実態というものがこれには反映しておりません。しかしこれは司法行政を円滑にやる上に非常に必要な条件であるし、四万人以上にわたる公務員の実態を大臣がはっきりつかんでおられるかどうか、この問題を解決されるかどうかということで今後の運営に非常に影響を持つと思うのです。そういう点からお聞きしたいのであり……

第43回国会 災害対策特別委員会 第2号(1963/01/28、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私がお聞きしたいのは、この態勢なんですよ。ばらばらじゃ、これは話にならない。どこが責任を持って、どこが中心になってこれを推進するか。あなたの場合、調査団の問題について話が出たけれども、ここでわれわれが質問しても意味ない―どんどんやらなければ。一つは応急対策、それからさらにまた次に手を打たなければならぬ、恒久対策、三つあると思う。応急対策のごときは、時間を争っているわけです。そういう問題を今のような答弁じゃ話にならないので、だれが一体われわれの質問を受けてすぐに行政面でこれを手を打っていくかという、そういう態勢について聞いておるのです。どうなるのです。これは、各省を総合して、中心に……

第43回国会 災害対策特別委員会 第3号(1963/02/11、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二点お聞きしておきたいのです。この委員会を進めるにあたって、いろいろな要望を解決しなくちゃならないわけですが、大体、雪害対策本部というものの機構はどうなっておるか、性格はどうなのか、これに対して、先ほど積極的に推進するという話がありました。また、推進連絡の機関で、遅滞なく督励、鞭撻するのだと、こういう話もありました。これは、対策本部が設けられたのは、半月前の当委員会のときは、まだできていない。その後、河野さんが就任されて、だいぶ強化されておるようでありますけれども、この点はどうなんですか。各庁の連絡推進ということで、実際は問題になるのはセクトの問題です。各官庁にあるセクトが、……

第43回国会 災害対策特別委員会 第5号(1963/03/01、6期、日本共産党)

○岩間正男君 この問題、われわれは最初に緊急対策の一つとして特に対策本部のこれに対する措置を要望したのでありますが、これはどうですか。今話を聞きました、一時解雇をやって、それで失業保険の適用を受けさせるというような、実に変則的なやり方で解決をしようとしておるようでありますが、この前長岡でわれわれ実情を聞いた。ところが、長岡では、十の工場に対して、あそこの社会党の県会議員の人とか、私たちのほうの人たちが、あそこの労働者の利益を代表して団体交渉をやった。十の工場の中でほとんどこれに応じていない。もっとも、これは私の行ったのが二月二日ですから、それから事態は変わっているかもしれない。しかし、今の失業……

第43回国会 災害対策特別委員会 第9号(1963/06/21、6期、日本共産党)

○岩間正男君 農業共済制度で、今度の長雨の七百二十六億という被害のうち、どれくらい一体まかなえるのか、こういう調査ができておりますか。
【次の発言】 そうすると、何ですか、例年の、今までの大体統計を見ていないのですけれども、これも資料として出してもらいたいのですが、今まで農業被害の保険料というのは年間どれくらいですか――麦の場合ですね。それがもっと多くなる。今の八十億というのは、これはもっと調査して、詳しい調査の結果を出してもらいたいと思うのですが、ここで非常に共済制度そのものが財政的に行き詰まるというような、そういう問題は出てきませんか。実際これを完全にやると、非常に大災害ですから――未曾有……

第43回国会 法務委員会 第3号(1963/02/05、6期、日本共産党)

○岩間正男君 古いほうの資料も何もないのですから、年度別の増減を見ればいいのですから、古い資料も何もない、それでいいのです。
【次の発言】 年度別のを、発表しなくなってからのやつを出して下さい。
【次の発言】 時間がございませんので、私は、今稲葉委員の質問に対する大臣はじめ局長の答弁で二点確かめておきたい点がある。  それは、先ほどの稲葉委員の質問に対しまして、大臣ははっきりこう言って、日韓条約締結後は韓国という言葉は出てくるかもしれない、しかし、それにしても朝鮮人と差別待遇はしない、こういうことをはっきり言っておるのです。これは私のこの前の質問に対しても、国籍の問題と永住権の問題については、……

第43回国会 法務委員会 第4号(1963/02/21、6期、日本共産党)

○岩間正男君 四月の地方自治体の統一選挙が始まろうとしておるのでありますが、そういう問題をめぐりまして最近非常に選挙違反の事実が摘発されております。特に大きな問題になっておりますのは、青森県の尾上町における町長選挙で大がかりでしかも悪質な選挙違反が起こっておる。大量の逮捕者、検挙者を出している事実があるのでございますが、この経過について警察庁に今まで届けてこられた全貌を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 全体逮捕されたのが何人ですか。それから検挙されたのは何人ですか。これは、葛西派ですか山口派ですか、二人の候補の関係が非常に多く出されておるのですが、それぞれどれくらい検挙者を出……

第43回国会 法務委員会 第7号(1963/03/07、6期、日本共産党)

○岩間正男君 この前本委員会で稲葉委員が質問しましたし、また、衆議院の法務委員会ではわが党の志賀義雄委員が質問したのでありますが、立川基地における米軍の日本人射殺事件ですね、これはその後どういうふうに調査が進んでいるか、これに対しての処置がどういうふうになっているか、概略の経過を竹内刑事局長とそれから宮地刑事局長にお伺いしたい。
【次の発言】 盗難というのは、取ったのですか。
【次の発言】 今まで現場を検証した、それからしばしば捜査したというのですが、何回くらいですか。
【次の発言】 それじゃ、事実関係ですが、明らかにならない問題でちょっとこまかになりますけれどもお聞きしたいのですが、このデビ……

第43回国会 法務委員会 第8号(1963/03/14、6期、日本共産党)

○岩間正男君 それでは、本案について二、三の問題点について質問いたしたいと思います。  裁判官の不足を最高裁は常に絶えず口にしているわけでありますが、今回の定員増で一体間に合うのかどうか。従来からだんだん解決していくということを言っているようですけれども。それから書記官や調査官、事務官の増員あるいは組みかえ、こういうもので間に合うのかどうか。概算要求と比較して今度の定員の増というのは問題にならないほど少ない、こういうふうに思うのですが、この点についてどう考えておられるか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 概算要求と予算決定を見ますと、だいぶ開きがあるのじゃないか。今のお話では必ずしも十分……

第43回国会 法務委員会 第9号(1963/03/19、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、去る三月十五日に最高裁第二小法廷で判決を出されました公共企業体等の職員の争議行為に対する池田克裁判長の判決問題につきまして、二、三の手続の問題並びにこれをめぐる政府側の態度、こういう問題につきまして、とりあえずお聞きをしたいと思うんです。この問題につきましては、これは日本の労働者に対する非常に重大な関連を持ち、日本の労働行政に対しましてもこれは大へんな影響を持つ問題でありますから、詳しくは当委員会でもっと詳細に御質疑を申し上げたいと思うんですが、とりあえず私は当面する二、三の問題からお聞きをしたいと思います。  まず第一に、最高裁当局にお聞きしたいのでありますが、今回の判決……

第43回国会 法務委員会 第12号(1963/05/09、6期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連……。
【次の発言】 法務大臣に聞いておいてもらいたいと思うのですが、今までの質疑応答を聞いていますと、日韓会談というものはいかに悪いものだということを証拠立てているのです。全く人道上の権利まで奪って、朝鮮民主主義人民共和国の連中が国内にはさっき稲葉さんの言葉でいうと監禁されている、そういうことく、そういう前提のもとでなければ行なわれない。そうでしょう。そういう立場に日本が立つのですから、日本の外交というやつは国際的に通用しないような、そういうことをまざまざと今語っているのです。これは私はこういう態度について了承することはできないので、だからこそ朝鮮民主主義人民共和国……

第43回国会 法務委員会 第13号(1963/05/14、6期、日本共産党)

○岩間正男君 時間が非常に不十分なようですから、簡単に二、三の点だけ先にお伺いしておきます。  第一には、現在、商業登記法を独立させて単独立法とした理由ですね、これはどういう理由なのか、この点を明らかにしておきたい。
【次の発言】 商業登記件数甲号は、資料によって見ても、株式会社が圧倒的に多いのですね。そういう点から、これの簡素化ということが非常に問題になったと思うのですが、特にこれについて経団連あたりからの要求があったように聞いておりますが、この点はいかがですか。
【次の発言】 経団連の要求の問題はどうですか。
【次の発言】 今度の改正でどの程度便利になるのか。それから受益者の立場からいって……

第43回国会 法務委員会 第14号(1963/05/23、6期、日本共産党)

○岩間正男君 この前に続いて簡単にお伺いしたいと思いますが、外国会社の問題があるわけですが、外国会社の数は現在何社ぐらいあるわけですか。今後自由化が進むのにつれてふえると思うのですが、こういう点についてどういうふうに把握しておられますか。
【次の発言】 これは、今後外国会社はふえるというふうに考えられるのですね。登記の件数もしたがって今後増加するというふうに考えるのですが、どういうふうにお考えになるのですか。
【次の発言】 次に、日本の会社がアメリカでどういう待遇を受けておるか。これは日本でアメリカの会社が待遇を受けているその問題と平等の関係になっていますか。国際平等の立場に立っていますか、こ……

第43回国会 法務委員会 第16号(1963/06/04、6期、日本共産党)

○岩間正男君 にせ証紙、はがきの横流し等の問題について、今非常に大きな国民の関心が集められているのでありますが、両院における質問や、昨日の衆議院の予算委員会におきましての法務大臣あるいは自治大臣の御答弁を聞きますというと、あくまでも国民の疑惑を晴らすように徹底的に追及する、こういうことが答弁されておるわけであります。  で私は、最初にまずお聞きしたいのは、その後の捜査の結果判明したことですね、どこまでその捜査が進んでおりますか、その判明した部分についてお聞きしたいのであります。
【次の発言】 はがきの横流しについては。
【次の発言】 もう一つお聞きしますが、これと関係しまして、最近まあ岡安元副……

第43回国会 法務委員会 第17号(1963/06/06、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、最初に江口長官にお尋ねします。  警察官が副業としていろいろな商売をやること、まあいろいろあります。これは、八百屋とか、魚屋、洋服屋、セールスマンその他の商売をさすわけでありますが、こういうことは警察法上許されているのかどうか。非常にこれは単純な質問のようでありますが、これはいかがですか。
【次の発言】 警察としてはむろんそういうことはできないんでしょうね。これは警察について聞いている。
【次の発言】 それなら、警察官個人ですね。現職の警察官が商売をやることについては、これは許していますか。
【次の発言】 そうすると、通俗的な言葉でない場合は許す場合もあるということですか。

第43回国会 法務委員会 第18号(1963/06/11、6期、日本共産党)

○岩間正男君 きのうの予算委員会における稲葉議員の質問に対する答弁の中で、宮地刑事局長の答弁があったわけですが、あの肥後メモの問題については、にせ証紙事件に関係のない書類だから、検討相談の上仮還付した、こういうことを言われておるのですが、そこで私お聞きしたいのですが、関係がないということはどうしてわかったのですか。
【次の発言】 この形は、法律的に言ったらそれでつじつまは合っているかもしれないが、どうですか、民主団体とか党の場合、よく家宅捜索をしますね。したこともたくさんございますね。そういう場合に、どうですか、今のような形でやすやすと関係がないといって仮還付しますか。

第43回国会 法務委員会 第22号(1963/06/25、6期、日本共産党)

○岩間正男君 去る六月二十三日、つまりおとといですね、横須賀臨海公園で、アメリカ原子力潜水艦寄港反対並びにF105Dサンダーチーク水爆戦闘機持ち込み反対の大会が持たれたんです。この席上、演壇に発煙筒を投げた者があるわけです。この右翼の暴力について、警察庁はどのような報告を受け、また、どのような処置をとっているか、その経過について最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 それで、この暴行した者について、氏名、年令、それからこれの所属している団体があるでしょう、その団体名、それから背後関係、こういうものについて、警察の今の捜査の段階でどういうふうになっておりますか。

第43回国会 法務委員会 第23号(1963/06/27、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、今までとの重複を避けまして、なお、聞きたいことはたくさんあったわけですけれども、時間の関係もありますから、要点だけお聞きしたいと思います。  第一に、これは法制審議会の議を経なかったわけですね。本法は昨年の最高裁判決の結果立案されたものと思うのでありますが、相当人権に関する重要な法案なんです。なぜこれを法制審議会にかけなかったのか、その理由を伺いたい。
【次の発言】 ここに現われた面だけを見ますと、手続規定というようなことになるかと思うんですけれども、しかし、暫定的なものといいながら、刑法改正との関係で今後これはどうなるのか、いろいろそういう点では問題点は、あとでお聞きしま……

第43回国会 法務委員会 第24号(1963/07/06、6期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連して。これは公安官職務執行法というものがあるわけですか。その法規があるんでしょう。まず、あるかないか。――あるでしょう。あるかないか言いなさいよ。
【次の発言】 その法律は原則をきめたものでしょう。その執行については規定がないんですか。ないとすれば、あなたたちは法的根拠なしにやっているということになるね。あるとすれば、はっきり何条によってこのたびの行為をしたかということを明確にしなさい。法的に明らかにしなさい。法的根拠がない。
【次の発言】 関連して。今までの質疑でもたいへんだと思うんです。そういう問題をあなたたちいつでもほとんど不明瞭にしておったのじゃないんですか。……

第45回国会 法務委員会 第2号(1963/12/12、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二、三質問したいのでありますが、今入管局長の答弁によりますと、本人の意思が鎮静してきてはっきりしている、あくまで本人の意思を尊重して中国へ帰す、こういう希望については言明されたようでありますが、一体、いままでの経緯から考えますと、この見通しはどういうことになるんですか。すでに強制退去命令が出されてからもう一ヵ月以上たっているわけですね。そして仮放免を二回やり直したわけなんですね。こういう例が今までありますか。私はあまり聞かないんですが、これはお聞きします。  そうしますと、このケースについていろいろあなたの内外の事情という言葉で表現されたそういう事情があることも聞いているわけ……

第45回国会 法務委員会 第3号(1963/12/17、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私も選挙問題で質問があるわけですが、法務大臣の時間の御都合で、選挙の問題はあとにして、先に法務大臣に関係のあることを御質問いたしたい。  野坂議長の襲撃事件についてお聞きするのでありますが、その前に、これは法務大臣に簡単に伺っておきたいのでありますが、この前の委員会で、中国の周鴻慶氏の帰国問題について論議されたわけであります。そのとき、法務次官であったけれども、法務大臣にこれは伝えていただいてそして最も早急に適切な措置をとるようにということを私から特に念を押したわけです。これは法務大臣はお聞きになっていらっしゃると思うのですが、問題の要点だけ簡単に申し上げますが、すでに周鴻慶氏に……

第45回国会 法務委員会 第4号(1963/12/18、6期、日本共産党)

○岩間正男君 簡単にお聞きしておきたいのですが、この二つの法案を審議するにあたって、非常に概括的な質問になりますけれども、十月二十五日に大蔵省の資料として税制調査会に提出した資料がございます。これはすでに御承知だと思いますが、標準家族―十五歳未満の三人の子供と夫婦の五人家族で、最低生計費として月額約三万四千三百円、これだけは必要だ、こういうことが出されているわけです。今度の俸給の改正によりましてもu、ほとんどこれに満たない労働者がたくさんいるのだ、こういうふうに考えるわけですが、これはどうですか。法務省の場合、それから最高裁判所の場合、それから検察官の場合、どのくらいこれに満たない―いまのは政……

第46回国会 外務委員会 閉会後第4号(1964/09/11、6期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連して。簡単にやります。資料要求なんです。  私は時間がありませんから簡単に申し上げますが、この前の町田事故のときの日米合同委員会の事故分科委員会で取りきめた事項というのがあると思うのです。これは一部分さっき話されました。しかし、これは文書にして当委員会に提出してもらいたい。この前、再びこの事故を繰り返されないためにもう厳重にこの問題は抗議をする、取りきめをやる、そうしてまた再びこのような不幸な事態を起こさないようにというジョンソン大統領の当時の見舞い電話を今度と同じように出された。しかし、ところが、それにもかかわらず、半年後にこのような事態が起こっておるのですが、そう……

第46回国会 外務委員会 第12号(1964/03/26、6期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないようですから、退席される前に二、三点お聞きしたいと思うのです。  現在、この原子燃料の供給状況ですね、世界的な情勢はどうなっていますか。アメリカではいまウラニウムが非常に余っている。ソ連もフランスもともに余っているので、これらの国は売り手に回っている、非常にだぶついている、こういうことを聞いているのですが、これは技術庁長官いかがですか。これどうですか。
【次の発言】 条約局長にお聞きしますが、今度の議定書の改定ですね、これの目的がはっきりしないのですけれども、この「制限を撤廃する」、そこだけはわかるのだが、私はこの提案理由を見たけれども、どうもこれだけじゃ理由がわからぬ……

第46回国会 外務委員会 第22号(1964/05/21、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、この部分核停条約問題について、時間の関係もございますから、要点についてお伺いしたいと思います。  第一は、地下実験の問題ですが、アメリカは、昨年八月末条約を締結して以来、すでにもう二十三回も地下実験を行なっているといわれます。これに対して日本政府はいままで何回抗議をされましたかお伺いしたい。
【次の発言】 よく聞こえなかったのですが、抗議したのですか、しないのですか。
【次の発言】 その抗議は、文書でやったのですか、口頭でやったのですか。その年月日はいつか。それから場所はどこで、相手はだれか、こういう点をお伺いしたい。

第46回国会 災害対策特別委員会 第3号(1964/02/05、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、しろうとで詳しいことはわからないことあるんですが、いまの官房長の答弁の中でちょっとただしておきたいことがあるんです。これは災害特別委員会ですから、それで災害の問題をやっぱり明らかにしなくちゃならないと思うんです。そういう点から聞くんですが、先ほど農協の保管料、手数料が十三億減少した、これは一・四%に当たるというのは、全国の農協の総収入に対してですか。一・四%はどういうことですか。
【次の発言】 そうすると、この麦の被害の非常にひどかった北九州ですね。そういう地域ではどうなっているんです。それは調べてあるんですか。それを調べなければ、その統計が出なければ話にならぬ。

第46回国会 災害対策特別委員会 第4号(1964/02/21、6期、日本共産党)

○岩間正男君 いまのノリの天災融資法ね、それの発動については、次の委員会には必ず報告を求めるということにしておいたらどうですか。そうでないと、ほんとうにとどまるところを知らない。それで、具体的にどこを指定してどうやるのか、それでもおそいと思うのですけれどもね、その前に中間報告ができるなら、それにこしたことはないけれども、少なくとも次の委員会にちゃんと報告するならする、大蔵省も来るなら来て、大蔵大臣もほんとうは出るべきだから、間に合わなければ次官ぐらい来ないと、あんな主計官なんか来たってしようがない、話にならない、この点確認してください。そうでないと進まない。

第46回国会 災害対策特別委員会 第7号(1964/05/13、6期、日本共産党)

○岩間正男君 運営について。総務長官が戻ってこないとすれば副長官を出してもらいたいということと、それからいつも感ずるんだが、どうも責任者が……。
【次の発言】 私は、特に凍霜害等の問題を中心にしてお伺いしたいと思うのです。まあ時間の関係もありますから、先ほどお話しありましたように、簡明な答弁を願いたいと思います。  私は、この問題が起こりまして、できるだけ資料をまとめてみたのですが、まだ十分だとは言えません。当面する資料を整理して、この点で、きょうの質問では、特に次の二点についてお聞きしたい。それは応急対策の問題です。もう一つは、恒久対策の問題です。この二つについて、以下質問申し上げたいと思い……

第46回国会 法務委員会 閉会後第2号(1964/07/31、6期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 それじゃお伺いしたいわけですが、いま大きな問題になっています第十回原水禁世界大会ですね、この外国代表団が入国制限されている。この問題の中でも、特に中国代表団の入国が制限されている。これはどういう理由なんですか。これは新聞なんかでは承知しましたけれども、正式に当局の意向をまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 これはいま事務当局の説明があったのですが、実は事務当局からこういう説明を聞くとは私は思っていなかったんです。ちょっと意外な感じがするんですね。政治的ないろいろな問題について、これはまあ政府が決定する、しかも政府の上層部がこう……

第46回国会 法務委員会 閉会後第3号(1964/09/10、6期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと緊急に当委員会にはかってほしいのですが、それは厚木と大和の今度の米軍機の墜落事故ですね。この前、町田市の問題のときは、当委員会で大きな問題にして質問したわけです。そのとき、日米合同委員会の事故分科委員会が開かれておって、それについていろいろ要望したわけです。その結果についての報告はまだ受けていないわけですね。今度の事件と非常に深い関係がある。あのときは、市街の上を飛ばないというような申し合わせをしたのではないか、こういうふうに思われる。そういう点から考えますと、あのときの決定がどうなっているということは――今度の四人も死者を出すというようなこういう痛ましい事件が繰り返し行……

第46回国会 法務委員会 第4号(1964/02/11、6期、日本共産党)

○岩間正男君 まず伺いたいと思いますが、法務省の三十九年度の予算を見ますと、前年度に比べて一一・七%、一二%近くの増加になっております。これは説明がありましたようですけれども、新年度の事業の重点をどこに置いてこの予算が編成されたのか、この点から伺いたいと思います。
【次の発言】 きょう、法務大臣は病気で出られないということですね。法務次官は神経痛だと聞いておりますが、どうなっておりますか。
【次の発言】 それから公安調査庁長官はどうしましたか。
【次の発言】 法務次官にできるだけ出てもらいたい。それから公安調査庁は。
【次の発言】 病める法務省ということになるね。

第46回国会 法務委員会 第5号(1964/02/13、6期、日本共産党)

○岩間正男君 関連してちょっとだけお聞きしておきたいのですが、先ほど肥後の陳述が事実と合っていないというお話ですが、これはどういうことなんですか。事実と合っておるかどうかということは、いまから明らかになることじゃないんですか。単に地検が調べたその範囲内でそういう事実とは合っていない、そういうことなんですか。
【次の発言】 某大物なるもの、これは調べたかどうかわからない、さっきのあれでは。そういうことですと、いまの発言では非常に不十分な気がするのですが、肥後が新たにそういう陳述をすれば、そういう観点に立ってもっと真の真実を追及するという立場に立たなくちゃ、今の局長のお話を聞いていますと、何か事実……

第46回国会 法務委員会 第7号(1964/02/25、6期、日本共産党)

○岩間正男君 神奈川県座間町の三協紙器争議事件で、同労組の法対部長佐藤千春君が大和署に通捕されて、その指紋をとるために戦前の特高まがいのさかさづりの拷問をやったことが人権擁護上いま非常に大きな問題になっております。この事実について人権擁護局長はこれを調べたと思うんですが、報告してほしいと思います。
【次の発言】 同じ問題について警察方で調べられたと思うのですが、これはどういうことになっておるか聞きたい。
【次の発言】 いまのあなたの報告は、どうして調べたか。これは私はあとで詳しくやるが、どういう方法で、そうしてだれがやったのか。
【次の発言】 そうすると、警察の当事者だけを調べたわけですね。そ……

第46回国会 法務委員会 第13号(1964/03/19、6期、日本共産党)

○岩間正男君 三月十二日に千葉の柏市で起こった海上自衛隊下総基地の集団暴行事件というのが非常にいま問題になっております。これは新聞が報道して、それからさらに千葉の県会のほうで大きな問題になったようですが、それについて警察庁側はどういうふうにこの問題を調査されたか、そしてその概況をつかんでおられるか。それから自衛隊側はそれについては調査されたと思うので、最初に概況をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 取り調べがきのうからですか。これは新聞なんかに出たのは相当前のことだし、しかもこれは自衛隊のほうから警察に対して内分にしてもらいたいといって、あんまり公然とやらなかったのじゃないですか。県会で問……

第46回国会 法務委員会 第15号(1964/03/31、6期、日本共産党)

○岩間正男君 どうも大臣のいまの説明を聞いたんですけれども、ちょっと実力者大臣の言としては少し納得いきかねるんですね。やはり特殊事情だと思う。とにかく、先ほども話がありましたが、もう事件のほうが六倍にもふえているんです。それで裁判官の数が一・五倍。これはいろいろ説明がありましたが、大ざっぱに言ってこういうことでは迅速を期待してもこれは無理じゃないか。私は、時間の関係もありますから、二、三点お伺いしたいのですが、提案理由を見ますと、訴訟の適正迅速化をはかる、そのために増員をするんだと。しかし、その増員は、さっきから問題になっているように、ほとんど微々たるもので、判事、判事補それから簡裁判事、それ……

第46回国会 法務委員会 第16号(1964/04/02、6期、日本共産党)

○岩間正男君 ぼくも、この額の問題とかその他のこの法律に関係した問題はこの次に譲りたいと思うのですが、二、三点だけ先にお聞きしておきたいと思います。  それは、この刑事補償法だけでは損害はとても償うことはできない。つまり、さっき稲葉委員の質問応答でもわかると思うんですけれども、物心両面のそういう損害を償う、そういうところにこの刑事補償法は立っていないのだということもこれは確認してようございますか。
【次の発言】 損害補てんにはなっていますけれども、経済的な損害、それから精神的ないろいろな損害、取り返しがつかない損害があると思うんですね。その中で勾留された期間だけのものをとりあえずこれは定型化し……

第46回国会 法務委員会 第18号(1964/04/09、6期、日本共産党)

○岩間正男君 国家公安委員長の出席を要求してきょうで三回目にようやく出席を願ったのですが、この際お聞きしたいのは、千葉県の下総基地におきまして自衛隊の集団暴行事件があった、そのために市民が二人傷を負った、ことに一人は全然関係のない者まで暴行傷害を受けた、こういう事件があるわけです。それで、いままでの経緯について当委員会としても二回にわたってただしてきたわけですが、その中で警察との関係でぜひ明らかにしておかなくちゃならない問題があるので、国家公安委員長に伺ってこの問題を明確にしておきたい、こう思うんです。  第一にお聞きするのは、十三日に自衛隊から当方で捜査するという通告を受けて、十八日まで警察……

第46回国会 法務委員会 第19号(1964/04/21、6期、日本共産党)

○岩間正男君 この前、あなたのいられた分科会で、はっきりことしの八月までには出す、そういうことを言われておりますから、これはいまの御答弁とは少し内容が違います。治安行動草案を見れば、ずいぶんあなた方の御答弁と食い違ってくることがたくさんあると思う。これはこの次の機会にします。  ただ、一つだけお聞きしておきたいのは、警備地誌というのは秘密文書なんですか。どの程度の秘密文書なんですか。極秘と秘と取扱注意と、その中のどれに当たるんですか。

第46回国会 法務委員会 第20号(1964/04/23、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二、三点お伺いしたいと思うんですが、最初に法務大臣にお伺いしますが、大体この刑事補償法の精神ですね、これはどうなんですか、無罪が確定した当人の精神的、物質的な損害を補償するという立場に立っているのか、あるいは、国家がそういういろいろな損害を受けたものをまあ一部分補償してやる、そういうような立場なんですか。全面的に補償する立場に立っているのか、あるいは一部分の補償でまかなうという立場に立っているのか、その点はどちらなんですか。
【次の発言】 そうすると、なんですか、補償してやるというようなまあそういう立場ですか。
【次の発言】 これは何か恩恵的なにおいが非常にすると思うんです、……

第46回国会 法務委員会 第26号(1964/05/26、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私は逃亡犯罪人の引き渡しに関する法案について質問したいと思いますが、第一に、政府からもらいました「逃亡犯罪人引渡しに関する立法例」に二十三カ国の例が出されておりますが、その中で社会主義国のソ連、ドイツ民主共和国、チェコスロバキヤ、こういうものの立法例がないですね。これらの国ではこのような法律はどうなっておるんですか。
【次の発言】 これは実は資料がほしかったんですが、間に合わぬということになるわけですね。これはいつごろになるんですか。
【次の発言】 そうすると、内容もわからないわけですね。これらの社会主義諸国が日本以外の国と条約を結んでいるかどうか、こういうことは検討もされていな……

第46回国会 法務委員会 第27号(1964/05/28、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、いまの委員長のそういう委員長職権を乱用するやり方でこの重大な法案を審議することに絶対に反対です。第一に、当委員会にはいますでに審議しなくちゃならない四つの法案がかかっているはずです。そのほかに緊急の質問が八件かかっているはずです。こういう法案や質問を無視してそうして、何か党議かなんか知らぬけれどもその決定によって、しかも、十日までに上げなければならないという先ほどからの理事の発言によっても明らかなように、そのような一党のやり方によって当委員会が運営されるということは非常に遺憾です。いままで委員長は非常に公正中立な立場で当委員会の運営につとめてこられた。私は心ひそかに尊敬して……

第46回国会 法務委員会 第30号(1964/06/09、6期、日本共産党)

○岩間正男君 委員長、関連質問。
【次の発言】 だいぶ長くなったのですが、いろいろ答弁の中につけ加えることが出てくるのですが、私はいままでの経過の中でぜひ一つだけただしておきたいことがある。それは松葉会の問題である。あなたは、最初、暴力団の例として松葉会ということをちらっと申しました。そのあとの答弁で、今度は、これは暴力団でないというふうな答弁をしている。明らかにこれは食い違いがある。こういう態度でこの暴力法を審議するということは、私は非常に重大問題だと思うんです。おそらく、あなたは、暴力団といえば松葉会と頭にすぐ浮かんできて、ちらっと言ったのかもしれない。うっかりしたのではないか。あとで、こ……

第46回国会 法務委員会 第31号(1964/06/10、6期、日本共産党)

○岩間正男君 委員長。
【次の発言】 関連して。機動隊員五千三百名というような話ですね。この内訳はどうなっているのですか。大都市に配備している、こういうことですけれども、この内容もついでに資料として出してもらいたい。  それから、愛媛の場合どうですか。機動隊というのは全然いないのですか。この点はどうですか。
【次の発言】 大体わかりますか、東京、大阪は。
【次の発言】 資料で出していただきたい。たぶんなどと言って、一番足元の機動隊がどのくらいあるかわからないのじゃ、ましてほかのところはわかりませんよ。これははっきり出していただきたい、五千三百名の内容。ついでに機動隊がどういう装備を持っているか……

第46回国会 法務委員会 第32号(1964/06/11、6期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行、議事進行。
【次の発言】 きょうの日程につきまして、両党の国会対策委員会の決定については、私も一応決定されたそのことは尊重したいと思うんですが、公明会の和泉委員が質問されることも私は賛成でございます。しかし、ここで確認しておいていただきたいことは、これはしばしば理事会ではっきりしたことであります、それから申し合わせ事項にもありますが、これはわれわれ共産党の質問です。実はこの暴力法とは非常にいろいろな点で関係が深い。私は実はこれだけの質問の準備をしているんです。しかも、われわれは、連日、自民党から始まった数十時間の質疑に対して、終始一貫協力いたしてまいりました。したがって……

第46回国会 法務委員会 第33号(1964/06/16、6期、日本共産党)

○岩間正男君 関連、一問だけ。(「岩間君、まだやっているところなんだから」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 貴重な質問をしているときですから、簡単にやります。それで、当然また共産党に対する独自の質問のときがあるものだということをはっきり確認しておきます。  それで、先ほどの賀屋法務大臣の御答弁の中で聞き捨てならない答えがあるんです。それは、下限を三年にしたいなどと言っている。法案を一年に上げた。下限を一年に上げるにはしかしどんな一体背後に重大な問題があったかということは、これは明らかだと思う。あなた御存じないんですよ。法制審議会でこの下限を一年にするために、これは上げる必要がないという多数意見だっ……

第46回国会 法務委員会 第34号(1964/06/17、6期、日本共産党)

○岩間正男君 委員長、関連して。
【次の発言】 関連ですから、長いこと時間をとりたくないと思っておりますので、要点だけ聞きます。  第一に、いまあなたが報告されましたが、これはだれから聞いたのですか。千住警察の署長ですか。それから、あなたのいまここで報告された相手ですね、聞いた相手、それをはっきりさせてください。
【次の発言】 この問題は、暴力団と警察の結びつきの点で問題になっているわけです。したがって、当事者の警察から聞くだけでは、これを指導しておるあなたたちの立場として事件の全容というものはつかめないんじゃないか。そういう点から言いますと、これは関係者だけの話を聞いていまの報告書をまとめら……

第46回国会 法務委員会 第36号(1964/06/26、6期、日本共産党)

○岩間正男君 法務大臣にお伺いしますが、身のしろ金目当ての幼児誘拐事件ですね、これは戦後にできた新しい犯罪だということが先ほどから説明されたのですが、特に戦後にこういうものができたという原因についてはどういうふうに考えられますか。
【次の発言】 特にそうすると戦後の日本の実情とこれは関係があるように思うのですけれども、戦前にはほとんど身のしろ金目当てのものはなかった、あったにしても当人を誘拐して芸者に売るとかそういうようなことはあったけれども、こういうようないわば知的犯みたいなものはなかった、こういうことなんですが、これは日本の戦後における実情と考えてみて、そこのところをもっと掘り下げた答弁が……

第46回国会 予算委員会 閉会後第2号(1964/10/30、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表して、中国の核実験問題を中心に質問します。  周恩来中華人民共和国総理は、今月十八日に池田首相に対して書簡を送り、中国の核実験に関する立場を明らかにするとともに、核兵器の全面禁止と完全な廃棄を実現するために、世界各国首脳会議の開催を提唱してきました。これに対して、政府は、鈴木官房長官談話の形式で非公式な意見を述べて、結局はこれに反対したのであります。  そこで、まずお聞きしたいのでありますが、なぜこの中国の提案に対して正式な回答をしなかったのか、また、なぜ反対したのか、この理由を明らかにしてほしいと思います。

第46回国会 予算委員会 第7号(1964/03/05、6期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。
【次の発言】 簡単です。ちょっと総理と外相に伺いたいんですが、祝福された場合ということですね、これの内容をもっと明確にする必要があると思うんですが、これは満場一致で国連加入を認められた場合をさすのか、それから日本が反対しても入った場合には、祝福された場合にはならないのか、それから友好国――きのうあげたほかにもあると思うんですが、これらの一つでも反対した場合には、これは祝福された場合にはならないのですか。これは今後の国連における日本政府の態度として非常に重要な問題だと思いますので、この内容を明確にすることが必要だと思います。どういった見解ですか、はっきり答弁願いたいと思いま……

第47回国会 法務委員会 第2号(1964/12/03、6期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連して人権擁護局長が見えていますのでお伺いしますが、この前の神奈川の三協紙器のさかさづり事件ですね、人権擁護局はどういうふうにこれを調査し、その後結論をどういうふうに求められたか、一向その後報告が何もないのですが、どうなっておりますか。
【次の発言】 これは実際何回調べたのですか。どんな調査の方法をやったのですか。
【次の発言】 じゃ、時間がないですから、この次までに、その経過、それからそれに対する処理状況、結論、そういうものを出してくださいね。その上で今度質問します。特に調査はどういうふうにやったのか、何回やって、人員がどうやって、だれだれが調べたのか、こういうところ……

第47回国会 予算委員会 第3号(1964/12/09、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私は日本共産党を代表して、中国問題を中心として質問したいと思います。  まず第一に、佐藤総理は、両院の予算委員会で、台湾を含めて中国は一つであると答弁を繰り返していますが、その法的な根拠は一体何なのか、この点をまずお伺いします。
【次の発言】 あんな答弁じゃ問題になりませんから総理から答えていただきたい。総理の解説を……。
【次の発言】 一国の総理の言明ですよ。単に中国側がそう言っているからそうだというようなオウム返しの答弁では、これは全くナンセンスです。これはきのうも繰り返された。私はそういうことじゃいかぬので、もっと明確にこの法的根拠を明らかにしてほしいと思います。重ねてお伺……

第47回国会 予算委員会 第4号(1964/12/10、6期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。ちょっとお伺いしたいのですが、これは横須賀の実情です。横須賀の市会でも問題になったのですが、基地の施設としてモニタリングがなされている。自動測定器が据えつけられた。そこで、このモニタリングによりまして五千カウントをこえると消防署のベルが鳴るそうです。で、ベルが鳴ったらどうするかということが問題になった。そうすると、消防署は、ベルが鳴ったら政府に報告する、さて政府に報告したらどうなる、そのあとは全くどうなるかわからない、こういうことなんです。これは非常に横須賀の市会で問題になった。私も現地を調査に行ってその実態を聞いて、安全性安全性ということを言っていますが、しかし、実態はか……

第47回国会 予算委員会 第5号(1964/12/11、6期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。どうも筋が通らないと思う。当委員会で何回も同じような松浦運輸大臣の答弁がなされた。われわれは目に余っておりましたが、これは、あなたの少し非常識なことでも、本気になってやっているんだろうからということで了解しようと思っておった点もあるわけです。ところが、ますます、最近になると、このような答弁が当然だというふうに行なわれる。しかも、いまなんかは、まあ議員の諸君も当然これに努力すべきだというようなことを言っておる。むろんこれは、国会議員としては、それは、その点については大いに検討して、やるべきことはやります。しかし、何もあなたのそういうような干渉を当委員会の委員が受ける、そういう……

第47回国会 予算委員会 第6号(1964/12/12、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、時間の関係から、問題を要約して、椎名外相に対し、佐藤内閣がなぜ、日韓会談の早期妥結をあせっているのか、その目的と真意がどこにあるのか。早期妥結をめぐる二、三の基本問題についてただしたいと思います。  まず第一に、佐藤総理は、日韓交渉の妥結は、佐藤内閣の当面する重要な使命であると語り、また、内閣調査室の九月月報には、韓国を敵対勢力に渡さないことが、外交政策の第一の目的である、と述べて、韓国へのてこ入れを強調しています。  次に、去る九月末、日本と南朝鮮を訪問したアメリカのウィリアム・バンディ国務次官補は、北京、平壌、ハノイの侵略に対抗して戦う体制づくりの必要を強調し、日韓早期……

第47回国会 予算委員会 第7号(1964/12/14、6期、日本共産党)

○岩間正男君 佐藤総理は、人間尊重、社会開発ということを説いて、特に青少年問題を重視しているようですが、その青少年問題に対する抱負とさらにその具体策について明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 あなたの抱負を言ってください、あらためて。最近やっているでしょう、青少年問題協議会というのをあなたやっているでしょう。
【次の発言】 もっと何か、あまり簡単過ぎるな。(笑声)あなたのあそこでの演説を繰り返しませんけれども、たいへん美辞麗句を述べていられます。しかし国民が聞きたがっているのは、そういう抽象的な議論じゃない、そういうものがどうして実現できるか、その具体策です。その具体策についてどうい……

第48回国会 法務委員会 第2号(1965/02/02、6期、日本共産党)

○岩間正男君 村上国治君の母親のセイさんが非常に最近病状が悪化しまして危篠な状態におちいっている。これに対して現在網走刑務所に服役中の村上国治君の刑の執行を一時中止して母親に会わしてほしいと、こういう要請書がいままで二回にわたって出されているのですが、この問題で私はこの前法務大臣に会いました。法務大臣は、この問題をいいほうに解決する、そういう方向でもって善処したいという答弁をされた。実は、きょう法務大臣の出席を求めてその後の経過を明らかにしてほしいと思ったのですが、予算委員会の都合で見えられません。そこで、私は、これに関連した二、三の問題を刑事局長から明らかにしておいていただいて、あらためて法……

第48回国会 法務委員会 第4号(1965/02/16、6期、日本共産党)

○岩間正男君 この前、二日の本委員会で、村上国治君の刑を一時執行停止して、危篤の母親に会わせる問題について津田刑事局長の意見を伺ったのですが、これに対して結果はどうなったか、このことについて最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 非公式にただいまのような理由を述べて刑事局長から私に回答がございました。きょうは法務委員会ですから、公式にお伺いしたわけですけれども、そうすると、理由の大部分、まあその主たる理由は、逃亡のおそれがないと判定することができない、こういうことなんですか。
【次の発言】 これは法務省の統一された見解ですか。
【次の発言】 その前に、私たち何回かこの問題の要請に参りまし……

第48回国会 法務委員会 第7号(1965/03/04、6期、日本共産党)

○岩間正男君 時間の関係から、きょうはおもに事実関係を中心にして質問します。なお、詳細はこの委員会でも継続してお願いすることになると思いますし、あるいは予算委員会でこの問題を明らかにしたい、こう考えております。  まず、大橋総裁にお伺いいたしますが、杉並区上高井戸五の二一六九番地、日本共産党宮本書記長宅の加入電話、これは局番三九一の二一六〇番でありますが、これが近ごろ非常に混線する、架設線に異物が認められる、それで傍受されているような気配があるので、きのう三月三日、わが党本部勤務員の岡崎満寿秀君外一名、それから田代博之弁護士同伴の上に、東京荻窪電話局田辺課長、金丸係長立ち会いの上で調査したとこ……

第48回国会 法務委員会 第8号(1965/03/09、6期、日本共産党)

○岩間正男君 一応いまのような見解が理事会から出されたわけでありますけれども、この問題についてはわれわれも十分に検討してみたいと思うことが一つ。それからあとのほうに付記されました証拠の保全の問題は、この前の委員会でも私がとくとその経過については触れましたように、これは全く電電公社とわが党との間に紳士的に取りかわした協約を一方的に破棄して、しかも信義を無視して警察に引き渡すという事態が起こった。しかも、その引き渡される警察につきましては、いままで盗聴問題が起こる場合にはいつも警察あるいは公安調査庁が引き合いに出されている。そういうところに渡ったのでありますから、これは非常にやはり重大なことだと考……

第48回国会 法務委員会 第10号(1965/03/18、6期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。ただいまの法務大臣の御答弁ですね、協定ができてから韓国籍を取得しないという人たちの問題について考える、こういうことなんですね。協定ができてからでは、これはやはり非常に問題なんじゃないですか。日韓交渉を非常に急いでいる、そういうことのために、事前にこの問題というものを――ことに在日朝鮮人六十万、しかも国籍の状態を見ればはっきりしていると思います。これは一々お聞きしませんけれども、圧倒的に朝鮮民主主義人民共和国のほうが多いのです。そういう人たちの意向というものを十分に政府としては把握する、そういう立場に立たないで、すでに協定ができてからその上に立ってその問題を解決するという……

第48回国会 法務委員会 第11号(1965/03/23、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私はまあもっと時間がありますといろいろな点から御質問申し上げればよいと思うのですが、すでに予定も決定されて時間もあまりないようでございますから、ごく二、三の点にしぼって御質問したい思うのです。  第一の問題ですが、これは書記官補から事務官に転官された方がずいぶんあるわけですが、これで不利益を生じないのかどうなのか、この点は具体的にどうなんですか。
【次の発言】 これは暫定措置という意味ですか。
【次の発言】 これは、既得権を守るという、そういう意味に解していいですか。
【次の発言】 次にお伺いしますが、調査官補と調査官の仕事、これはどういうふうに違いますか。

第48回国会 法務委員会 第18号(1965/04/27、6期、日本共産党)

○岩間正男君 法務次官は出席されないのですか。実は、私はいま刑事局長の答弁を聞いたのですが、法務委員会のわれわれの任務を果たせるかどうかということは非常に疑問に思うんです。ほとんど捜査上の秘密に属するから知らぬ存ぜぬ、これでは当委員会の国民に負っている任務を果たすことが非常に困難になってくるんです。その意味で、実は法務大臣は病気だそうですから、法務次官、これは間に合いましたらぜひ法務次官を呼んでもらいたい。といいますのは、この吹原産業事件というのは、ただいま稲葉委員からも話がありましたように、国民は非常に疑惑を持っておる。しかも、どんどんこれに対するいろいろな情報が流されているのですが、この問……

第48回国会 法務委員会 第21号(1965/05/18、6期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。関連ですから簡単にお聞きします。  第一に、法務省として、法務大臣とそれから刑事局長の答弁の態度がこれは終始一貫しなくちゃならないと思うんですが、食い違っていいんですか。
【次の発言】 あなたは病気でこの前の私の質問なんかのときに出てこれなかったんですが、刑事局長は終始一貫この問題の内容は捜査中だというんで全然触れないんです。もう行き過ぎぐらいだと思っているんです。たとえば吹原の前歴はどうだと聞いたって、これに対してさえ答えないんです。そういうふうに、現在は答えられない段階だと終始一貫この委員会では答弁している。ところが、あなたは記者会見の席上でそういうような発言をされ……

第48回国会 予算委員会 第4号(1965/03/05、6期、日本共産党)

○岩間正男君 ただいまの海原防衛局長の答弁は事実に反しているだろうと思うのです。昨年の当委員会で問題になったということを臨時国防基本法私案なるものについて言っていますけれども、昨年の当委員会では、そういうことは問題になっておりません。これは別な問題だ。おそらくこれは、あのとき問題になった基本的見解だろう、航空幕僚がつくった「防衛力整備計画に関する基本的見解」のことをあなたは言っておる。これについてはいまのようなあなたたちは説明をした。しかし、臨時国防基本法案が世間で問題になったのは、はっきり八月二十四日以後でしょう。したがって、あなたは、衆議院でも大出委員の質問に対して、そのような答弁を、この……

第48回国会 予算委員会 第8号(1965/03/10、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表して、主として憲法問題について質問をします。  まず、総理に伺いたいことは、憲法改定は自民党の立党以来の基本方針であると思いますが、あらためてそれを確認してもよろしいですか。
【次の発言】 立党以来の方針かどうかと聞いている、自民党の。
【次の発言】 立党以来の方針というのを確認します。  総理は、昨年七月の総裁選挙のときに、あくまで憲法を改正するという立党の精神で臨む、こういうことを言いながら、総理に就任するやいなや、現在直ちに憲法改正は考えていないと答弁されています。どっちが一体ほうとうなんですか、お伺いしたい。

第48回国会 予算委員会 第12号(1965/03/15、6期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。

第48回国会 予算委員会 第15号(1965/03/23、6期、日本共産党)

○岩間正男君 予定の質問に入るに先立って、私は去る二十日行なわれました佐藤総理の防衛大学における演説について、橋本官房長官の見解をただしたいと思います。ニュースの伝えるところによれば、佐藤総理は、この演説の中で、「自衛隊はただに武装した自衛隊たるにとどまらず、国民団結の中核とならねばならない、」と述べているようです。これは時節柄まことに重大な発言と言わなければなりません。これはとりもなおさず、換言すれば、自衛隊のまわりに国民が結集せよという言い方と同じ考えであります。これは全く軍部中心の思想です。今後の自衛隊の性格に大きな変化を与えずにはおかないものであると私は考えます。何よりも国防国家を目ざ……

第48回国会 予算委員会 第21号(1965/03/31、6期、日本共産党)

○岩間正男君 私は時間の関係から率直に質問いたしますから、総理も率直にお答え願いたいのであります。  第一の問題は、金聖恩韓国国防相がベトナム戦線視察のためサイゴンにおもむく途中、羽田で、これは二十八日夜ですが、日韓会談が妥結すれば日本自衛隊との協力関係も生まれてくるだろうと言ったということを伺っています。これこそ、会談成立を急いでいる真のねらいがここにあるのじゃないか、こういうふうに思われるのですが、この点いかがでしょうか。
【次の発言】 関知しないと言うが、非常にこれは重大な問題です。これは日韓会談のねらいがどこにあるかということが非常に問題になっておるときです。その矢先です。したがって、……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 運輸委員会 第1号(1965/08/03、7期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないようですから、この次に詳しく聞くとしまして、資料要求を兼ねて二、三の質問をしたいと思います。その中で私の聞きたいのは、このタンカーと米貨物船が衝突した問題ですね。これについて、この視界ゼロという濃霧というのは一体どの程度なんですか、科学的にもう少しこれは詳しく説明してもらいたい。それから視界ゼロという場合に、これは航行船は一つの制約があるのか、そういう制約がこの事件の中で守られておったのかどうか、この点まずお聞きします。
【次の発言】 この事故のときには、どういうふうな形ですか。第一に、「アリゾナ号」の速度はどれぐらいだったんですか。それからいまの霧笛とかそういうものを……

第49回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1965/09/10、7期、日本共産党)

○岩間正男君 簡単にお伺いします。  一文惜しみの百文失いということがあるんですがね。私はこの前に、調査測量費はどのくらいかかったかと聞いたんですが、最初にほんとうに科学的に専門家の意見を徴してがっちりした計画を立ててやればこういうことは起こらなかった。ところが、ずさんな結果で、技術的に見たって問題にならないことをやっているから、こういうふうにたいへん国損を与えるような結果になっておる。それで、どうなんです。今度第一に専門的に研究したんですか。あの頭、五メートルですね、十万八千立米だけ取ればいいというようなことで結果が出ているわけですけれども、この点については十分に検討したのか。もう一つは、滑……

第49回国会 運輸委員会 第2号(1965/08/05、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は発言しまいと思ったのですが、どうしても聞いておかなくちゃならぬのですが、第一に、事前調査を東京都としてやったかどうか、この点についてはっきりさせてもらいたい。  第二には、運輸省で調査官を派遣したのですが、この人の身分はどういう人か、どういう専門家か、それからどういう調査をしたのか。  第三に、調査したあとに報告書を出しておるだろうと思う。まだ出していないといえば、これは怠慢ですからね。この報告書をここに出してもらいたい、資料として。なぜこういうことをお聞きをするかというと、この問題がこの事件の焦点ですよ。事前にこういうようなずさんなやり方で、そうしてあとで全部その資料をまた……

第49回国会 運輸委員会 第3号(1965/08/10、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、この日米航空協定改定に関する決議には賛成であります。  それから新東京国際空港建設促進に関する決議案には反対であります。というのは、これは富里なり、霞ヶ浦が候補地にのぼって決定をみていないのでありますが、これに対してわれわれの基本的要求としては、立川なり横田の膨大な施設があるわけです。ここに新たに多くの耕地を取り上げ、さらにまた、地方の住民に対していろいろな不利を与える、そういう犠牲をしいて、新たなこういう国際空港をつくる方向については、基本的に賛成することはできない。  この意見を表明しまして、これで終わります。

第49回国会 決算委員会 閉会後第1号(1965/08/30、7期、日本共産党)

○岩間正男君 先ほど私、関連質問をとりかけたんですが、不時着の場合、これは事前協議の対象にならないんだというような説明があったわけですが、事前協議の問題はしばらくおくとして、これに対してはっきり日本政府は断わらない。断わるのか断わらないのか、この点まず明確にする必要がある。もしも断わらないでおいて、そうして、いわば戦闘行為の継続なんですね、不時着というのは。相手を爆撃して、そうして戻ってきた。そうして、それは戦闘行為の継続なんだ、それを承認しておいて、そうして、それを今度、相手が攻撃してくる。それに対して日本の政府は断わらない立場に立っておいて、これを認めておいて、しかも、なおかつ、相手の攻撃……

第49回国会 決算委員会 第2号(1965/08/06、7期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。あなたたちは実態を調べられたのですか。その上でのいまの答弁ですか。だれかから聞いた、それとも、報告による答弁ですか。
【次の発言】 これはもう私は委員長に申したいのだが、参考人を呼んで聞くのが一番早いと思うのです、実際。いまのような三百円とか三千円とか言っておりますが、さっきお話がありましたけれども、敷金、権利金、こういうものを取る。そうして実際、収益をあげているのは事実でしょう。国税庁に払っている金と、それから東京都から取っている金、さらに自分たちのふところに入っている金、こういうものは、現実に住んでいるあすこの人が一番知っているのですよ。私たちは耳にたこが寄るほど聞……

第49回国会 決算委員会 閉会後第2号(1965/08/31、7期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行。いまの最後に意思表明をされたのに私も賛成なんです。しかも、時間が制約されておるので、十分討議できない。ことに、きょうは条約課長の説明が出てくると、そうして実にどうもあいまいですよ。あんな答弁をやっていたのじゃ、日本の安全を守るという立場に立っていないことは明確です。防衛庁長官の先ほどの、安保は平和のためになどという前提条件も、非常にこれはここから論議を始めなくちゃならない。そもそも交換公文そのものをきめたときに、大体米軍かおそらくアジアの侵略体制を強化するために安保条約を結ぶのでないかという議論が非常に盛んだった。これに対して、その安全を守るために交換公文というものがあ……

第49回国会 決算委員会 第3号(1965/08/09、7期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。先ほどの次官の説明で、王子の地図局の米軍雇用の六百七十五名解雇ということがありましたね。それの原因はどうなんですか。なぜ解雇になったんですか。
【次の発言】 これは全員解雇ということになりますか。
【次の発言】 これはいままで何をやっていたんですか。
【次の発言】 これは、行政協定の合意書ですね、そして労務基本契約の中の職種ですか。
【次の発言】 何番ですか、職種のナンバーは。
【次の発言】 これは廃止というんだけれども、いままで何をやっておったのか。これはU2機の問題のときに非常に問題になった、そうでしょう。これは御存じだと思うわけだ。U2機がとってきた厚真をもとにして、……

第49回国会 決算委員会 閉会後第3号(1965/09/01、7期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して、一つだけ総裁にお聞きしますが、あなたは責任をとってやめられるというのですが、それは小林議員がやめられてからということなんですか。それとも、それとは関係なしに、あなたの責任としてやめるということに考えておられるのか。この点はっきりしてほしい。というのは、小林議員がこのままやめないで、ずるずる最高裁までいく可能性がある。任期六年あるいはやめになるかもしれぬ。あなた自身も、それとの関連で、問題が解決しないうちはやめないということでは、これはあなた自身の責任の所在が不明瞭になる。場合によっては、両方でかばい合って、お互いにやめないというそういう暗黙の協定をしているとはまさか考え……

第50回国会 運輸委員会 第2号(1965/10/28、7期、日本共産党)

○岩間正男君 関連してちょっと。大臣が退席される前に、ちょっと私二、三点だけ要望しておきたいと思うのですが、いまの事故の問題の中に、労働者の賃金ベースの問題があるんですよね。賃金体系がどうなっているかということをひとつお聞きしたいのです。今度の場合は、固定給が幾らで、歩合制なのかどうか。これはこの前、まあ七、八年前ですが、神風問題を当委員会で取り上げて、神風タクシーと神風トラックの問題をやったわけです。その中で、非常にこの問題重要な問題ですね。つまり、歩合制で固定給が少ないという場合に、結局自分のかせぎ高をどんどんかせぐ、そのために無理をする、そうして賃金をある程度取っていかなければ賃金が維持……

第50回国会 決算委員会 第3号(1965/10/20、7期、日本共産党)

○岩間正男君 建設大臣の関係があって、私も三つほど北海道の視察に関する質問を持っているわけですが、これはさきに建設大臣の質問をやっていただいて、それからそのあとに運営の都合上やることを了承いたします。  ただ一つ、島松演習場の問題を先ほど出されましたので、この関連についてだけ、資料的なものですが、防衛庁に伺っておきたい。  問題は恵庭事件の問題です。いま恵庭事件として北海道の地裁でこの問題が審理されておるんですが、これについて私は次の諸点について、文書でこれは回答してもらいたいと思う。時間がありませんから文書でけっこうです。  第一に、この野崎牧場の野崎健美、美晴の兄弟が、島松演習場の射撃によ……

第50回国会 決算委員会 第4号(1965/10/25、7期、日本共産党)

○岩間正男君 委員長、ちょっとちょっと。
【次の発言】 退席される前にちょっと。通産大臣が午後からおいでにならぬ、これはどういう御用かわかりませんが、決算委員会の運営について要望しておきたい。各省別にやるんで、大臣が出席されるのは、一年を通じて決算委員会には一回か二回でしょう。そうすると、たいていは午前中なんだ。午前中と言っても、十時半から始まりますから、一時間半くらいになるのです。そうすると、各党の質問があるわけですよ。あとのほうの質問者というのは質問ができないのだな、大臣にね。そういう形の運営になっているというのは、これは大臣にも都合があると思いますが、年間に一日や二日の繰り合わせができな……

第50回国会 決算委員会 第5号(1965/10/27、7期、日本共産党)

○岩間正男君 先ほど気象庁長官の、今度気象庁でとった処置は、おおむね適切であったというような見解を表明されたですね。これは私非常に重大だと考えるのです。おおむね適切な処置をとって二百八人死んでいる。船が七隻も行くえ不明を伝えて、もうおそらく七隻とも海底に沈んだ、こういうことになれば、これはあなたの自己弁護みたいに非常に聞こえるのですよ。私は先ほどの柴谷委員の質問にも関連しますけれども、これは気象庁だけを責めるのではない。いまの機構を問題にしなければならない。したがって、今度の問題を契機にして、事件を徹底的に解剖する。そうしてその不完全な点を明確にえぐり出して、これに対する解決策を考えなければ、……

第50回国会 決算委員会 第6号(1965/10/29、7期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行について。ぜひ希望したい緊急の動議を出したいと思うのですが、これはほかでもありません。昨日の日韓特別委員会で、社会党の横路君が治安出動の演習の問題について質問しました。ところが、これに対する防衛庁長官の答弁は、そのような計画もしていないし、演習もしていないというはっきりした答弁をしておる。これは二十日に行なわれた当委員会において、防衛庁当局に対しまして質問した。当委員会として、これははっきりされた質問です。むろん私がやりましたが、その中では、防衛庁の教育局長が明確に、十月の七日−九日にはそのような演習をやった。しかも、朝霞の三十一連隊並びに練馬の普通科連隊、これが約八百人……

第50回国会 決算委員会 第8号(1965/11/05、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は二つの問題お聞きしたい。  第一の問題、電電公社に海外技術連絡室というのがあるが、この問題について、この中に国際会議担当、技術協力担当、タイ国関係担当、当、訓練担当などというのがあると思うのですが、その定員、業務、その内容、これはどういうことになっていますか。
【次の発言】 それじゃ、これは資料を待ってからあとで詳しくやりたいと思いますが、それじゃ、その資料についてはその問題が一つ。  それから連絡室というのは、これは公社法第何条に基づいて設置されたのか、これは公社法なのか、それとも、ほかの何か法的根拠があるのか、どうなのか。  第三に、昭和二十七年以降公社が外国に通信施設を……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第1号(1965/11/20、7期、日本共産党)

○岩間正男君 この際、委員長の意見をただしておきたいことがあります。第一に、われわれがこの委員会に参加するのは、この条約ははなはだ不当なものであり、さらにこれに対する採決のやり方については全く無効、不当なものだ、この正体を国民の前に徹底的に明らかにする、そのためには十分な審議時間というものがこれは必要だと思う。そういう立場に立ってわれわれはこれに参加するのでありますが、まず運営についてであります。運営については、十分に言論を尊重するということが、当然第二院、参議院のこれは使命だと思う。ただいまの委員長のあいさつにもありましたように、その点から考えましても十二分に審議を尽くす。そうして衆議院では……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第3号(1965/11/24、7期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。佐藤総理のただいまの答弁、そういう一般論にこの問題を解消してならぬのであります。亀田委員の質問していることは、議会民主主義をどうするかということが全く焦点になっている。この問題に対する佐藤総理の政治的な見解を明確にするということは、今後非常に重大なことだと思います。そういう観点から、二点について質問したいのですが、第一の問題は、あなたは議長の権威、権威ということを言います。都合のいいことは議長の権威を口にする。ところが、都合の悪いときは議長の権威は全くこれは無視しています。あなたは、午前中の審議の中で、何ということを言ったか。第一に、田中副議長が議員の責任を明らかにして……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第4号(1965/11/25、7期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。佐藤総理はこの前の予算委員会でも憲法改正はしないというような、こういう答弁をしておる。ただいまの答弁を見ましても、そこが非常にあいまいになっています。しかし、これは立党以来の方針であることは確実である。そうして、しかも一方では、そういう言明をしながら、実質的には憲法担任の国務大臣を置くとか、あるいはまた現に小選挙区制を推進しようとしてえいえいとかけ声をかけてやっているじゃないか。ことに小選挙区制の問題は憲法改悪の問題とはこれは根本的につながっていると思う。御承知のように、最近の選挙のたびごとに自民党の票が滅っている。今度の参議院選挙を見ましても、この前の、三年前の選挙のとき……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第5号(1965/11/26、7期、日本共産党)

○岩間正男君 委員長、関連。
【次の発言】 私は関連ですから簡単に要点だけを述べたいと思う。  先ほどの質疑応答を聞いておりまして、非常に私は椎名外務大臣の態度が不謹慎だと思います。 第一にあなたの発言の中で、改めるなら向こうが改めてほしい、こういうようなことを言っています。それから論議を重ねても、あくまで向こうがこう言っているじゃないかということをおっしゃるなら、どうも向こうの口に戸を立てるよりしかたがない、こういうように独断的な言い方、これはあなたたちは国際親善友好を促進するための条約だ、こういうことを言っている、その態度とは非常に食い違いがある。さらに議員からの質問に対しまして、あなたは……

第50回国会 日韓条約等特別委員会 第9号(1965/12/03、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表して、若干の質問をします。  質問に入るに先立ってまず明らかにしたいことは、わが党の本案件に対する態度並びに審議にあたっての態度についてであります。  まず第一に、本案件は不当であり無効であります。去る十一月六日の衆議院における日韓特別委員会並びに十一月十二日の本会議における自民党のたび重なる暴挙は、絶対にわれわれの承認できないことであります。これは完全に議会制民主主義をじゅうりんし、一党独裁による自殺行為であると言わざるを得ません。単にわれわれがこれを糾弾しているだけでなく、今日では日韓条約に賛成の人々を含めて、広範な国民がこれを非難してやまないのでありま……

第51回国会 運輸委員会 第2号(1966/02/08、7期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。いまのような答弁では、われわれ納得できないと思う。事故が起こったら、いま調査中だという、事故がすぐ起こったら、あなた責任とらなくちゃならないですよ。アメリカでは連続起こったでしょう。前の日に起こって、二回目、三回目というのは次の日起こっているのです。そういう事態から考えますと、私は、安全性をいま調査している段階ですから、したがって、当然これは中止するというのが正しいと思うのですよ。しかも、私は特に言いたいのは、この機種を選定するときは、政府がすすめてやったんじゃないですか。そうでしょう。全日空会社と日航会社に、政府がすすめて、この機種を採用さしたのでありまして、当然政府の責……

第51回国会 運輸委員会 第3号(1966/02/10、7期、日本共産党)

○岩間正男君 関連ですから簡単に申し上げたいと思いますが、要領のいい説明をお願いしたい。二つの問題から私は航空行政のことを問題にしたい。一つは経営上の問題、もう一つは空の管制の問題、ほかにたくさんありますけれども、関連ですから。  その中で経営上の問題、これはもう今日では過去の事故の原因というのは、固まりつつあるのじゃないかというふうに思われるのですね。それは当然計器飛行でやっていけばいいのを有視界飛行に切りかえた。そうして木更津を通って進入すればよかったのを、途中で有視界で短いところを選んだ、ここにあるということは、もう出ていると思うのです。当日の運航状況なんかあとで出していただきたいと思い……

第51回国会 運輸委員会 第4号(1966/02/15、7期、日本共産党)

○岩間正男君 第一にお伺いしますけれども、この前航空局長に私お聞きしたんですが、それは、当日の札幌千歳発の時刻がおくれていないという答弁がありました、あなたから。ところが実際は、これは新聞の投書欄にもあったんですけれども、はっきりと十分おくれておった。それで、そのおくれを取り返すために非常に急いだ。これは非常にこの事故と深い関係があるのだろうというようなことが投書まで出ておる。その点はどうなんですか。日誌を要求したはずですが、どういうふうになっているか。向こうの出発が幾時、そうしてその経過があるでしょう、途中ずっと。そういうものが手に入っているわけでしょう。どうなっていますか。

第51回国会 運輸委員会 第5号(1966/02/17、7期、日本共産党)

○岩間正男君 どうもいろいろ忙しいところを、資料を努力をしていただいて、感謝いたします。  その中で、二つばかり問題ですが、一つは、ボーイング会社ですね。この内容で、これの資本金とか経営の内容が大筋でいいから調べてほしかったのであります。ことにこの会社は、相当軍用機の生産に力を注いでいるのではないかと思います。これは、私たちは国会図書館のレファレンスの一月号にも資料があるのでこれを見たのですが、軍の発注が非常に多いわけです。しかし、最近非常に過当競争で、いままで第二位か第一位に軍の発注があったのが、七位に落ちたと、こういう情報も手にしているわけです。それから内容は、大体二十億くらいの年間の取引……

第51回国会 運輸委員会 第6号(1966/02/24、7期、日本共産党)

○岩間正男君 その前に資料要求……。
【次の発言】 資料要求だけすると言っているのですから……。
【次の発言】 関連。ちょっと、これはやはり国策の面から総合的に議論しなくちゃならない問題だと思うので、私は関連ですから、簡単に言っておきますが、結局食管特別会計等の関連というものを明確にする必要があると思う。一方では、とにかく価格差補給金を出しているわけです。ところが、国の政治の傾向としては、だんだん補給金を切って、そうして米価を上げるという方策をとっている。この一環として、やはり国鉄のこのような当然の政策上からくる、そうしてそれだけの赤字が公共負担として出ているわけでしょう。そのために国鉄の経営……

第51回国会 運輸委員会 第7号(1966/02/25、7期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと時間があまりないのですがね。先ほど、できそこないだ、いまの政策についてこういう発言があったので、率直でまことにいいと思っているわけです。それで、このできそこないを直す、ことにいまの通勤と住宅問題、これと関連して基本的にあなたの理想像でいいのですけれども、そういうものをどう考えておりますか。どういうふうにしたらこれは解決できるか、根本的に解決するもう全然方法なし、メイファーズで、そう見ているのかどうか、その点伺います。
【次の発言】 ちょっとお伺いしますが、東京都内に遊閑地と思われる土地が一体どれくらいあると、これはあなた把握されているのか。やはり一番大きな問題は、これはな……

第51回国会 運輸委員会 第8号(1966/02/26、7期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。ただいまの運輸大臣の答弁ですけれども、それなら資料を、やはり昨日も私は要求したんですけれども、出してもらいたい。入手十四社の最近の経理状況、これを、詳細なもりは要求しても無理だろうと思うんだけれども、人筋はつかまえていなくちゃならないはずです。今度の私鉄のうち、認可をする前にはっきりそういうような検討が、これは監督局のほうでなされて、最後的な決定をされたと思うんですね。そうすれば、必ずデータがあるはずですから、そのデータについて、われわれは国鉄の運賃値上げとの関連で明確にする必要がある。国策全般の課題として必要なんです。ぜひこれは出してもらいたい。いかがですか。

第51回国会 運輸委員会 第9号(1966/02/28、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は相澤委員の質問をわきで聞いておったのだが、これは約一兆円の政府の財投があったというんでしょう。それでどれだけ進捗したかという質問だと最初聞きました。それから進捗状況、第一次、第二次ははっきりあなたたちわかっていないのですか。わかっていないことないじゃないですか。監査委員会の報告書があるじゃないですか。これあなたたち見ていないのですか、ちゃんと出ている。第一次の進捗率については六八%、そういう点どうなんです一体、明確にしたらいいじゃないですか。ちゃんとみなわかるでしょう。通勤輸送から幹線輸送、幹線電化、電車化、ディーゼル化、車両増備、これはみなわかっている。どこなんですかわから……

第51回国会 運輸委員会 第12号(1966/03/03、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は日本共産党を代表して、ただいま議題となっている国鉄運賃値上げ法案に絶対に反対するものであります。  反対理由の第一は、本法案が佐藤内閣の物価抑制どころか、物価値上げ政策の重要な一環として諸物価の値上がりにますます拍車をかけ、勤労人民の収奪を一そう強めるものだからであります。政府はすでに元日恒例の消費者米価をはじめ、私鉄運賃、郵便料金など、公共料金を軒並みにつり上げ、または、つり上げようとしています。特に国鉄運賃は、米価とともに、これら公共料金の大宗であり、その他の公共料金をはじめ、諸物価に連鎖反応を引き起こし、その影響するところは、はかり知れないものがあります。政府は、国鉄運……

第51回国会 運輸委員会 第15号(1966/03/29、7期、日本共産党)

○岩間正男君 羽田空港の問題でお聞きしたいのです。その中で、やはり一つの大きな要因になっているのは、現在ベトナム戦争が行なわれておりますし、そういう中で、米軍の軍用機の発着の問題が一つの見のがすことのできない問題になっている。こういう観点から、時間もあまりございませんから、簡単に質問しますから、御答弁願いたいと思います。  三百五十機から四百機は発着しておりますね。そうすると、そのうち国際機は何機になりますか。
【次の発言】 羽田では、あそこで航空管制をやっているわけですね。そうすると、あの羽田で国際線を全部、つまり、羽田に着かないものもあそこで取り扱っているわけですか。発着数はあそこで押える……

第51回国会 運輸委員会 第20号(1966/04/21、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、また春闘に関連をして、いま木村委員からも質問のありましたハイ・タク労働者の要求の問題、これは時間の関係がありますから詳細に触れるのはまたの機会にして、いま当面する二、三の問題、これをお聞きしたいと思います。  それで、この統一要求が出されていると思うのですが、この点についてどうですか、自動車局のほうではつかんでおられますか。
【次の発言】 その中で、これはいま当面するベースアップの問題、ことに最近の労働条件との関係において、それからさらに交通事故をなくすとか安全運転とか、こういう問題と関係してくるわけです。当委員会でもこの問題は、これは七、八年前になると思いますけれども、神……

第51回国会 運輸委員会 第21号(1966/04/27、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は二、三点お聞きしたいのですがね。この中で、現在問題になっている池袋交通センターですね。これはこの前に質問があったようですが、この経過についてお聞きしたい。
【次の発言】 この土地は、もとの師範の付属のあとなんですね。これは私たちも文部委員会のときにだいぶ問題にしたところだと思うんですね。まあ文教地区として、ことにあそこに特飲街なんか出ているんですね。非常に問題になって特飲街をやめさせると、しかもあそこに学校を移したり、あるいは公園、文化施設をつくりたいという、こういう声が地元の人の声として非常にあったと思うんです。そういう要求というものについては、あなたのほうでつかんでおられ……

第51回国会 運輸委員会 第23号(1966/05/12、7期、日本共産党)

○岩間正男君 ただいまの岡委員の発言がありまして、確認されたわけでありますけれども、これを促進してほしいと思うのですね。すでにこの要望があり、当委員会も、国鉄運賃の値上げの委員会の休憩時間にも、わざわざ現地から大ぜい見えて、それから特に要望がありました。あれからすでに三ヵ月を経ているわけですね。それで、理事会で精力的にこの問題が討議されておったことを私見ておったわけですけれども、これを多とするわけですけれども、やはり実情を一日も早く調べるということが重要だと思う。したがって、きょうの参考人の意見聴取は、その前提としてというようなお話がありましたので、ぜひ現地調査をすぐに促進するように私は特に切……

第51回国会 運輸委員会 第24号(1966/05/26、7期、日本共産党)

○岩間正男君 関連ですから簡単にやりますが、非常に重要な問題だと思うのですね。それで、これは自動車運送事業等運輸規則ですね。これをあなたは守る気があるのですか。あるとすれば、当然これに違反したものを第一に調査したり監査しないでどうして守ることができますか、どうなんですか。念のためにこれをはっきりさしてもらいたい。どういうことがきまっておるのですか。「旅客自動車運送事業者は、事業計画の遂行に十分な数の事業用自動車の運転者を常時選任しておかなければならない。」――常時選任しておかねばならない、そうでしょう。それから第二項には、「前項の運転者は、日日雇い入れられる者、二月以内の期間を定めて使用される……

第51回国会 運輸委員会 第27号(1966/06/07、7期、日本共産党)

○岩間正男君 いまの問題、非常に重要な問題で、これは港湾労働者の労働力のダンピングだ、日本の海運は非常に隆盛を来たしておるとか、そういうことを言っておるけれども、労働者の犠牲で行なわれていることは明白だ。したがって、これは国際的な価格との比較ですね、日本の港湾労働者の賃金、それから世界各国のおも立ったものでいいですから、これとの比較を、いまの大倉委員から要求された資料とあわせて、そのことをぜひ要求したいと思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 私は二、三点簡単にお聞きしたいのですが、第一に、この法律の提案理由によりますと、事業規模の拡大とか、一貫責任体制の確立をはかるとか、こういうことをう……

第51回国会 運輸委員会 第28号(1966/06/09、7期、日本共産党)

○岩間正男君 この保険料算定の委員会の資料が要求されたのですが、いままでに保険料が引き上げられたり、変わったわけでしょう。それの経過がわかるでしょう。それから算定を数字的にもう少し明らかにしていただきたい。ここに出ていますけれども、算定のしかたの原則だけは書いてあるのが資料として出ていますが、数字的にあげていただきたい。どういう基礎によってこれらの保険料が決定されたか。それは、われわれがそこのところから検討しなければ、原則だけでは話にならぬ。それを付加して出してもらいたい。
【次の発言】 これは私が午前中に要求した資料と違うんですよ、あんなのは。今度は原則的なものでしょう。この三枚目の算定の基……

第51回国会 運輸委員会 第29号(1966/06/21、7期、日本共産党)

○岩間正男君 ぼくは二、三点質問したいのですがね。  第一に、三十九年度、これは六百七万両ということになっているわけですね。ところが、提案理由を見ますと、六百七十二万両、こういうふうになるのですね。それで、ここの算定は、先ほどから問題になっている加入率の問題とも関係してくるのですけれども、しかも事故は減ってくるわけでしょう。最初の基礎は六百七万両で計算しているわけですね。この点はどうなんです。この点は、むろん、それは加入者が多くなれば事故がふえるから、これはとんとんというふうに一応考えられます。しかし、非常に増加率は、なんでしょう、事故の増加率は減っているんでしょう。そういう点についても厳密な……

第51回国会 運輸委員会 第30号(1966/06/23、7期、日本共産党)

○岩間正男君 さっきの木村委員の質問に対する銀行局長の答弁の中で、ちょっと私わからないところがあるので、二点だけお伺いします。  一つは、これは原付自転車の場合は、いまの営業方針を貫いていけばこれは再保険の必要はないのだ、ちゃんとやっていけるのだ。そういうことになりますというと、これは自動車の場合は再保険なしには運営がうまくいかない、そういう前提に立っておりますか。そういうふうになりますね、あなたのさっきの論理を発展さして考えていくと。  もう一つの問題は、これは強制加入イコール再保険にならないのだ、その例はというので、これは原子力の場合をあげられたのですね。しかし、どうでしょう、具体的に考え……

第51回国会 運輸委員会 第31号(1966/06/25、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表して、自動車損害賠償保障法の一部を改正する法律案並びに社会党、公明党共同提案による修正案に反対するものであります。  まず修正案について述べれば、修正点に関する限りその労を多とするものでありますが、これだけでは後に述べる本法案の本質を根本的に改めるに至らず、残念ながら賛成できません。  次に、原案に対する反対理由を述べます。  一、政府は、一昨年二月保険料率の大幅引き上げをするかたわら、今度は交通事故被害者保護の名のもとに、原動機付自転車までも強制保険の対象にし、一方この保険は営利目的はないと再三にわたって言明してきました。しかし、政府資料によっても明らかな……

第51回国会 決算委員会 第2号(1965/12/27、7期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連して。それじゃそれはあなたのほうの調査ですか、これは報告か、報告を受けたものでつくっているのですか、調査しているのですか、それがまず一つ。  それからみんな廃棄と言っていますけれども、廃棄じゃないじゃないですか、これは。実際はまあ乾燥血漿に使う、それからシャボンに使っている、石けんに。そうじゃないですか。そういう実態をあなた調べないで、単なる廃棄したなどという報告だけで、それを受けてここで答弁していたんじゃ実態から全くはずれてしまうのですよ。だから調査する機関がないのかどうか。さらにそれによってちゃんと統計がつくられているのかどうか。調査のないところのそういう政治とい……

第51回国会 決算委員会 閉会後第2号(1966/06/30、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は沖縄の問題について質問したいと思うのですが、最初に沖縄援助費の問題について質問いたします。  昭和三十九年度に二十億二千二十七万、四十年度に三十億、本年度の予算になりますと、これは五十九億というふうに非常にふえているわけですが、これはどう使われて、それから会計検査上これはどのようになっておるか。会計検査院見えておりますか――会計検査院の立場からその実情を明らかにしてもらいたい。最初にこの内容について簡単に説明してもらいたい。
【次の発言】 これは三十九年度の決算ですね。この中で出来高不足、設計過大、こういうような問題で指摘を受けて検査報告には掲載されていないのですが、そういう……

第51回国会 決算委員会 第3号(1966/02/04、7期、日本共産党)

○岩間正男君 時間があまりないので、最初に要望しておきますが、何か質問すると先回りして弁解する必要はないと思う。事実を究明するのだから、長く時間を、そこで、答弁でとる必要はない。だからその点注意しておきます。  私は、血清肝炎の問題で質問したいのですが、その前に、さっきの血液輸出の問題と関連して、日赤の態度について明らかにしておいてもらいたい。これは大臣に聞きたいのだが、次官がいるようですから、次官から通達して、この次はっきり答弁できるようにしてもらいたい。「昭和二十五年十月五日号の”日赤新聞”によると、日赤が”国連軍将兵に日本人の血を提供し、感謝と協力の意を示そう”と、その九月二十八日から………

第51回国会 決算委員会 閉会後第3号(1966/07/01、7期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと法務省のほうへ資料としていただきたいと思うのですが、人権擁護局です、この人員が非常にやはり少ないと思うのですね。ですから、これは全国で何カ所あるのか、この全体の人員はどれくらいなのか。まあいわば、いまの法務省の中ではこれは日陰と言われておりますが、中でも特に盲腸的存在というようなのが、人権擁護局じゃないかと思うのです。私も実際に何回も視察をしましたが、その結果、この機能が生きていない、積極的に果たされていないことを痛切に感じているわけです。こういう点は非常にやはり重要だと思いますので、簡単に説明できればここで説明していただいてもいいし、もし時間がかかるようでしたら、資料で……

第51回国会 決算委員会 第4号(1966/02/07、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は防衛庁並びに外務省にお伺いしたいと思います。防衛庁長官が見えられないので、この前から懸案になっております事前協議の問題について質問することが実はできないわけですけれども、外務次官が見えておりますから、できるだけこれについて明確にお答えを願いたいと思います。  最初に、防衛施設庁にお聞きしますが、安保条約に基づいて米軍に提供した施設にかかわる賃貸料、それから漁業補償費、道路整備補助金などの支出を行なっているはずでありますが、昭和三十九年度の横須賀、佐世保、呉への支出額は全体で幾らになるか、この点からお伺いしたいと思います。

第51回国会 決算委員会 閉会後第4号(1966/07/02、7期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がありませんので、私も要点だけ聞きますからね、要点を答えてください。非常に時間が疲労度に達しておると思う、お互いに。  第一にお聞きしたいのは、この資料をいただいた、そうしますと、超過勤務手当の問題が出てきます。昭和三十九年度は一億三十九万、昭和四十年度は一億四千六百九十万というふうにふえたわけですね。本年度になるとこれが一億一千三百九十八万と減っておる。この理由は、これはどういうことなんですか。端的に答えてくださいよ、長いこと要らぬ。
【次の発言】 それは何ですか、さきのやつは決算のですか、この四十年度……。
【次の発言】 この件の経過ですね、経緯は、これは資料で詳しく出し……

第51回国会 決算委員会 第6号(1966/02/14、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、大きく言って二つの問題を質問したいと思うのです。  第一は、核艦隊の入港に関する問題、もう一つは、日韓経済協定の実施に関する問題、――時間の関係から個条書き的に質問申し上げますから、具体的に答えていただきたいと思います。  第一に、原子力潜水艦の入港に伴って、核艦隊が「エンタープライズ」を先頭として、入港が間近に迫っている、そういうような事態を国民は非常に憂えているわけです。過般の国民協会の昼食会で、総理は、横須賀港に原子力軍艦が立ち寄るという話があるが、軽々しく人の近くに立ち寄るとは思わない。こういうことで保守革新が争わないようにしたい、というような意味のことを述べておら……

第51回国会 決算委員会 第7号(1966/02/16、7期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。
【次の発言】 この京都の少年犯罪で厚生省は具体的にどういう処置をとったか、つまり現場に人を派遣し、それからこの問題を究明したと思うのですが、どういう措置をとったか、簡単でいいです、それをほんとうに二、三分でいいですから言ってもらいたい。簡単にやってください。
【次の発言】 報告をとっただけですか。
【次の発言】 わかりました。

第51回国会 決算委員会 第11号(1966/03/28、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、いま問題になっておる国家公務員の共済組合連合会の汚職事件、この問題をめぐって質問いたしたいと思うのです。  それでまずこの監督に当たっている大蔵当局ですね、大蔵当局はこのたびの事件の経過について、どのようにこれはキャッチしておられるか、その概略について御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 この事件について、大蔵省は監督の立場としていままでどういう調査をされましたか。
【次の発言】 これは監督の衝に当たっている当局はどこですか。大蔵省のどこが当たっておるのですか。
【次の発言】 ずいぶんこれは性格からいいましても、また事件の概要からいいましても、非常に深刻な影響を与え……

第51回国会 決算委員会 第12号(1966/04/04、7期、日本共産党)

○岩間正男君 時間があまりありませんから、私も要領よく聞きますから、要領よく答えてください。  まあ今度の共済連の汚職の問題は、当委員会で取り上げられたわけですね。これは非常にやはり性格は大きいと思うのですが、私は氷山の一角だと考えています。したがって、この運営の問題が、同時にまた取り上げられて大きくメスを入れなければならない、こういうふうに考えておるわけですが、大体今度の問題の経過について、概略最初にまあお伺いしたいと考えます。
【次の発言】 共済連合は現在何ですか、店を締めているようなかっこうになっているのですか。この前二月の二十八日ですか、この警察の調査では、何かあそこのよろい戸を締めて……

第51回国会 決算委員会 第13号(1966/04/20、7期、日本共産党)

○岩間正男君 先ほどからの審議の状況を聞いておりまして、労働基準監督局のマル特の問題は、非常に重要な問題に関連しているように思うわけです。これは行政全般の底に横たわっている問題と深い関連がある、こういう点では徹底的にこれは明らかにする必要がある。それからまた、会計検査院の職能の問題ともこれは私は関係があると思う。当然国費で出すべきところの旅費や、その他の庁舎の費用とか、電話代とか、そういうようなものについて徹底的にこれは調査していない。つまり事務怠慢の形が出てくる。マル特の問題も非常に重大です。それとの関係で、はたして国費がこれは必要なそういう形で使われているか、ことにそれが監督をする業者から……

第51回国会 決算委員会 第16号(1966/06/06、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は日本共産党を代表して、ただいま議題になった案件全部について、反対するものです。その中でも特に予備費について、反対の理由を述べたいと思います。  提案された三件の予備費使用の実態を見るに、その多くは閣議決定の名によって行なわれ、反人民的戦争協力のための予備費使用であります。  まず、昭和三十八年度予備費のうち、国会所管についてこれを見れば、国会の会期延長に伴う必要な経費が、この予備費から支出されていますが、この会期延長の目的は何であったか。その内容は、第四十三国会では、炭鉱労働者首切りのための石炭合理化臨時措置法並びに中小企業の整理統合を目ざす中小企業基本法、独占資本奉仕の近畿……

第51回国会 決算委員会 第17号(1966/06/08、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっている昭和三十八年度一般会計歳入歳出決算外三件の承認に反対するものであります。以下簡単にその理由を述べます。  まず第一に、本決算は、自民党池田内閣のいわゆる所得倍増政策第三年目の予算執行のまぎれもない足跡であり、その正体を示しています。昭和三十八年度予算提出にあたって池田総理は、日本は自由主義陣営の三本柱の一つにならねばならぬと力説し、大国主義をあおり立てるとともに、海外進出の意図を明らかにし、あわせて人つくりを強調しました。当時、高度経済成長政策は、その行き詰まりから、ようやく国民の前に馬脚をあらわし、過剰生産恐慌は深刻となり、物……

第51回国会 予算委員会 第7号(1966/02/22、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、いま焦点になっている国鉄の運賃値上げ問題で質問するはずでありましたが、これは運輸委員会のほうに時間の関係から譲って、主として外交、防衛問題について、総理並びに外相の意見をただしたい。  第一にお伺いしたいのは、下田外務次官の核問題に対する発言は、その後多くの論議を呼んだようです。この問題について、総理大臣や外務大臣は、事前にこのことを知っておったのかどうか、このことを先にお伺いします。
【次の発言】 知っているかどうかということは、総理しか答えられない。
【次の発言】 目新しい問題でないと言っているが、まるで食い違ったあとで統一見解を出しているんでしょう。私は一事務次官に、……

第52回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1966/11/18、7期、日本共産党)

○岩間正男君 それじゃ、私は松山の航空事故について質問いたします。  私は、この問題が非常に重大な問題と考えましたので、ことに党のほうから派遣されましてこの実情をつぶさに視察をしまして一昨日帰ってきたところであります。こういう事態に立ち至りまして、現地を見まして、何よりも切実な遺族の方々のあの怒りと嘆き、こういうものにほんとうにこたえなければならない、こういう点につきましては、いま捜査が強化されておるようでありますけれども、もっともっと地元民のこれは、これに対する協力に参加したいという要望があるわけです。あすこの付近のたとえば漁民の方々、これはイワシ網をやっておりますけれども、むしろイワシ網の……

第52回国会 決算委員会 閉会後第2号(1966/08/31、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は当面する二、三の問題でお聞きしたいと思うのですが、まず、防衛庁長官にお伺いします。  防衛庁長官は近くアメリカの招きによって渡米されるということがニュースで伝えられておるのでありますが、これはどういうような内容になっておりますか、この経過ですね。アメリカ側の招請があったと思うのですが、その内容はどういうものか、これについて。渡米をいつごろされる予定なのか、こういうことをまずお聞きしたい。
【次の発言】 ちょっときのうのっぴきならない用事があって欠席したので、この詳細を聞いておりませんので、あまり詳しくは聞けないと思うのですが、そうしますと、第一には太平洋の戦略の状態、それから……

第52回国会 決算委員会 閉会後第3号(1966/09/01、7期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないから簡単に一点だけ聞いておきたいのです。  第一に、この問題に対する政府並びに自民党の対決のしかたですね、姿勢ですね、この問題は一体どうなっておるかということがまことに重大な問題であります。大体この問題の本質というのは、これは非常に重大なものを持っておることは、私がくどくど申し上げる必要はない。しかし、特に非常に重大な問題として考えられるのは、不正、腐敗を追及するこの決算委員会のこの審議が、逆に汚職に利用されておる、つまり、国政の審議の場面というものが逆に汚職を増進するために利用されておるということが、この起訴状の中に出ておる。これは全く私はいままでにないところの性格だ……

第52回国会 決算委員会 閉会後第4号(1966/09/02、7期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行。外相の出席が十五分おくれているから、十五分延ばしてもらうようにしてもらいたい。そうしないと全部くずれるから。
【次の発言】 私はまず第一にお聞きしたいのは、在日朝鮮人の帰国問題で閣議決定され、そうして日赤を通じて通告がされたはずですね。これをまだ正式に聞いておりませんので、正式にここで発表してもらいたいと思います。
【次の発言】 なるたけ大臣からやってもらいたいと思います。私は、こういうような決定をされて、非常にこれは不当な事実に合わない決定だと思うのですが、そのときにこの協定を結んだのは、あくまで政府の考えでは人道的立場からこれを結んだ、こういうことではなかったですか……

第52回国会 決算委員会 閉会後第5号(1966/09/27、7期、日本共産党)

○岩間正男君 参考のために一つだけ。これは刑事課長にお聞きしておきたいのですが、検察審査会の起訴相当の議決を受けて起訴された事実は、これはいままで件数としてどれくらいありますか。
【次の発言】 これは大体、時間がないので資料でやはりほしいと思うのですがね。いままでのやつ出してもらえますか。それからどんな――件数だけは、案件だけは書けますな。いままでの総計と、最近のやつで三十八年、九年、四十年くらいの案件ですか、どういう案件、たとえばいま三十件の起訴がある、そういう点どういう案件ですか、それくらいの資料は出せますな。
【次の発言】 関連ですから簡単にお聞きしますが、第一に、この平新艇が入ってきた……

第52回国会 決算委員会 閉会後第6号(1966/09/28、7期、日本共産党)

○岩間正男君 はっきりやはり速記に残しておいてもらいたい。これは国会の審議の本質に関する問題です。したがって、あのような問題について答弁できない、このような席上では答弁できないと言ったことは誤りであった、こういうふうにはっきり述べておくことが、今後の国会の運営について非常にこれは重要な関係があります。したがって、その点明確にしておいてもらいたい、こういうふうに私は要求します、当然だと思う。

第52回国会 決算委員会 閉会後第7号(1966/09/29、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は理事会に出ていない。共産党は理事会に出席していませんから、いまの報告に対して態度を明らかにしておく必要があると思います。  われわれはいまの理事会の決定には、これは反対。あくまでも即刻これは書類を出すべきだということを要求するものです。いろいろな言いたいことがありますが、理由として第一に、いま大森委員が、いかに今度の戦いが彼の決意によってなされたかということを、これは心境として述べられました。いわばからだを張って戦っている。これほどの熾烈な要求に対して、われわれ同僚議員として、この委員会の権威においてもこの真偽を明らかにするということは絶対必要です。これをこのままに葬ることは……

第52回国会 決算委員会 閉会後第8号(1966/09/30、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は昨晩も申し述べましたが、いまのような、大蔵省で調査する、そして事態によっては善処するなどというあいまいな取りきめには絶対反対。あくまでも即刻これは領収書を提出することを要求します。  第一に、きょう午前中費やされて理事会が行なわれたのだが、事態は進展していません。何一つ進展していない。振り出しに戻ったような形で同じことが言われているわけですが、これでは非常にまずいのじゃないか。先ほど仲原委員の発言で、審議に協力するということは口では言っているけれども、これはしばしば指摘されたように、実際は審議を妨害しているという結果を来たしている。私はこういうやり方について、やはり決算委員会……

第52回国会 決算委員会 閉会後第9号(1966/10/01、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、国有林の払い下げ、その中でいまも二宮委員からしばしば問題にされましたが、芦屋剣谷の問題についてこれは質問したい。  しかし、これに入る前に、一、二の問題についてお伺いしておきたい。多くを言いませんけれども、今度の問題は、これは非常に国民が深い関心を持っている。しかも、その問題の性格として、このような乱脈な膨大な資金が運用されている反面、一面においては全くこれは零細な農漁民、こういうところにはこのような金はほとんどこれはいかないだろうし、たまたま中小のこういうところにいったにしましても、この取り立てというものは非常に過酷な条件であることは明らかだと思います。そうして、そのため……

第52回国会 決算委員会 閉会後第10号(1966/11/17、7期、日本共産党)

○岩間正男君 あすですね、私も政治資金の問題で質問をしたいと思います。  そこで大蔵大臣と農林大臣は、自民党の綱紀粛正調査会の出したものをよく読んできてもらいたい。いいですか。きょうは知らぬ存ぜぬでいったのですが、あなたも自民党の大臣ですから、党の幹部でしょう。これを知らぬなどということは許されない。あすはよく読んできてください。  それから塩見自治大臣に特に念を押しておきたいのですが、全部関係の書類を持ってきなさい。持ってきて、それからあなたの答弁の中で、非常にあいまいでよくわからない、聞き取れないですから、もっと明快な答弁をしてもらいたい。さっきのたとえば、届け出に計算に誤りがあった場合に……

第52回国会 決算委員会 閉会後第11号(1966/11/18、7期、日本共産党)

○岩間正男君 この報告書を見たのです。全くこれはわれわれは了承することはできない。この報告書は非常にでたらめです。担保の問題あるいは自分で不当なことを認めながら「しかし」ということばで必ず修飾をしている。こういう性格は明確です。当委員会でこの問題が非常に問題になったときに、被告が被告を調べることはナンセンスじゃないか、同じ穴のムジナが自分たちの醜悪な事態を調査することはできないはずだ、当然これは野党を含めたところの調査会を設世すべきだということを言った。はたせるかな出してきたところの報告書というものは、全くわれわれの心配が杞憂でなかったということを証明しておるのです。私はこういうものを承認する……

第52回国会 法務委員会 第4号(1966/07/28、7期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。私も、二、三、時間の関係がありますから、簡単に聞きたいと思うのですが、いまの質疑応答を聞いておりますというと、原水禁大会の場合に基準はゆるめてやるという考え方だ、こういうことを言われているわけです。しかし、今年度は基準がむしろ締まって、非常にかえってこう窮屈になってきた。いままでは、北鮮の場合、北ベトナムの場合、入国が許されなかったという事実はあるわけですけれども、今年度になるというと、中国の代表団長に対してこのような拒否権を発動するというようなことが起こったんですね。この結果は非常に重大な問題だと思うんで、先ほどゆるめる方向の基本的な立場に立っているということを言って……

第52回国会 法務委員会 閉会後第4号(1966/11/11、7期、日本共産党)

○岩間正男君 時間を最初にはかっておきますけれども、昨日の予算委員会で質問しようと思っていましたら、所用があって法務大臣も自治大臣も途中で退席する、こういうお話でありましたので、きょうは一時半まで法務大臣残っていただくことを確約して私は昨日の委員会やめたわけです。その点、守っていただきたいと思います。  私、お聞きするのは盗聴器の問題ですが、この問題は単にわれわれ共産党だけの問題じゃありません。実に日本の民主主義の危機が来ておる。言論、集会、結社の自由、こういうものが一体守られるかどうかという重大な問題なんです。  私はまず法務大臣にお伺いしますが、日本共産党第十回大会の会場である世田谷の区民……

第52回国会 予算委員会 閉会後第1号(1966/11/10、7期、日本共産党)

○岩間正男君 佐藤総理は、続出するこのたびの一連の汚職問題について、綱紀の粛正とかえりを正すとか言っていますが、一体汚職続出の根源をどのようにつかんでいるか。安保体制下における高度経済成長政策という人民収奪の、そうして大資本擁護の反人民的な政策、これが一つ、さらにもう一つは、歴代の自民党政府の中に根強く巣くっている責任回避、責任不在の考え方が、今日のどうにもならない汚職を拡大生産している根源ではないかと思うのですが、これについて総理の見解を聞きたい。
【次の発言】 それでは、責任をあくまで重んずるというのですが、そうすれば、造船疑獄の張本人としてのあなたの責任というものは今日も続いているのです……

第55回国会 運輸委員会 第4号(1967/05/18、7期、日本共産党)

○岩間正男君 千葉の交通事故の問題について質問したいと思って、けさほど来その要求をしておったのですが、国家公安委員長も見えないし、さらに警察庁長官も、交通局長も、これは見えないわけだね。したがって、十分なことにはいかぬと思うのですが、しかし、現場の実情はむしろあなたのほうがおつかみになっていらっしゃると思いますから、そこでお伺いするわけですが、第一に、この事件の経過ですね、この経過を、あなたのほうでキャッチしておられると思いますから、これを一応ここで報告をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 二、三の点について伺いたいのでありますが、第一に、道幅が非常に狭いですね。四・六メートル、こういう……

第55回国会 運輸委員会 第7号(1967/05/30、7期、日本共産党)

○岩間正男君 資料要求をひとつ。この次の質問に必要なのですが、具体的に検討する必要があるので、次の資料を要求したいと思うのです。  第一に、武蔵野線、小金線、京葉線の客貨物別の輸送見込み量、どういうふうにこれは立てているのか、その次は、右の三線の沿線の特別債の引き受け状況ですね。この中で地方公共団体の、つまり資料によるろ号の内訳を明細にしてもらいたい。第三に、右の各路線の工事実施計画、資金計画、それからこれについての竣工見込みですね、こういうもの。それからこれに伴う土地買収状況、以上の四点について資料をできるだけ早い機会に出してもらいたいと思います。これを具体的に検討して公団の運営についてわれ……

第55回国会 運輸委員会 第12号(1967/06/20、7期、日本共産党)

○岩間正男君 運輸大臣来ないですか。これはもう少し政治的に究明しないと、ただ政務次官、だけではしようがないな。運輸大臣をちょっと呼んでもらって、閣議なんかで問題にするのかしないのか、この前のはどうなっているのか、経過も聞いてみないと、そんなに長くなくていい。いまから緊急に運輸大臣呼んでもらったらどうですか。
【次の発言】 関連して。私も二、三お聞きしたいんですが、第一に、この問題を扱うのは公安何課なんです。公安何課の、人員配置なんかはこれはどういうふうになっているものか、全体の経過の中で。
【次の発言】 これは人員配置はっきりしているでしょう、人員が。各県のやつもあるだろうし、そういう、まあた……

第55回国会 運輸委員会 第13号(1967/06/22、7期、日本共産党)

○岩間正男君 時間の関係がありますから、重複を避けて簡単に二、三の点を質問したいと思うのであります。  第一に、ただいま内航海運に対する運輸大臣の説明があったのですが、おくれを取り戻して近代的な要請に適応するようにやる……、しかし、まあ問題は、これは単なることばじゃなくて、裏づけとしての予算の問題だと思うのですね。ところが予算を見ますというと、先ほどから問題になっておりますように、どうも今度のこの資金繰りは非常にぐあいが悪いのじゃないか。先ほど問題になりましたけれども、運用部資金を大幅に削って、そうして政府保証債のほうに肩がわりをする、こういうことになりますね。そうしますというと、これは大臣の……

第55回国会 決算委員会 第5号(1967/05/11、7期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連して。関連ですから簡単にお聞きしますが、千歳空港に私もたびたび行くわけで、ことしも一月以来三回ぐらい行っています。そこで、ちょっとやっぱりどきっとする問題があるわけですね。あの滑走路にひびが入っているんですな。あれは凍上と関係がないんですかね、冬季期間の。ことしはことにあの周辺は零下二十度くらいになったんだが、この凍上に対する科学的措置というのは、滑走路について十分やっているんですか。いま事故のことを聞いていて、これは凍上の問題凍上の被害があってそして今度の事故なんかというものは起こっているというふうにも考えられる、ぼくの推定だけれども。そんなものを総合的に科学的に検……

第55回国会 決算委員会 第6号(1967/05/12、7期、日本共産党)

○岩間正男君 あまり時間もありませんので、要点だけを質問いたしたいと思うのですが、きのう羽田の空港の問題、それから成田の新国際空港問題について質問したわけですが、その詳細は速記録に詳しく出ておりますので、これはあとでごらんになっていただきたい。また私は運輸委員をやっておりますから、運輸委員会でまた時間をかけてやりたいと思います。きょうはほかの予定がありますので簡単にお聞きしますが、羽田が非常に狭隘になっている。年々国際線も多くなり、そのためにこそ、これは成田のほうに農民の土地を強制接収までして新しい空港をつくろう、こういうことをやっているわけですね。そういう中で、やはり非常にいまの現情勢の中で……

第55回国会 決算委員会 第8号(1967/05/17、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、米軍地図の提供の問題についてお聞きしたいと思うのです。  日本国内の軍用地図が政府機関の一つである建設省国土地理院でつくられてひそかに米軍の手に渡された。この問題は、日本を攻撃する軍用地図が日本人によってつくられてしかも米軍に渡された、こういう問題で、日本の独立の問題、それから自主の問題こういう問題と関連して非常にいま国民は深い関心を持ち、また、憤りを持っているのです。そこで、私はまず最初に伺いたいのでありますが、その後建設大臣、いままでの経過、その概要をこれはお調べになったと思いますので、その後の経過についてお伺いしたいと思います。

第55回国会 決算委員会 第11号(1967/06/14、7期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して……。
【次の発言】 いまの問題と関連するけれども、やはり決算委員会の権威の問題です。もう一つは、国民に対する責任です。実際は何ら問題が解明されていないんだから、その上に立って依然として暗黒なんだ。そういう点から言えば、いま岡君から発言があったように、これは責任をあくまで明確にするという努力を当委員会としてはやってもらいたい。そこのところは新決算委員長の精力的な運営を切望し、陳謝ということばがあったが、その陳謝は、当然いまのようなはっきり責任をどうするかということを含めたそういう陳謝を出すべきだ、私はこのことを要望しておきます。

第55回国会 決算委員会 第12号(1967/06/21、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表して、昭和三十九年度一般会計歳入歳出決算外二件につき、不承認を表明するものであります。  昭和三十九年度における日本経済は、その当初から、IMF八条国移行、OECD加盟等によって、対米従属下のいわゆる開放経済体制を迎え、貿易為替の自由化と、高度成長政策の矛盾の拡大など、深刻な経済の動揺期でありました。政府、自民党は、これらの困難を切り抜けるため、いよいよ対米従属を深め、そのもとでの海外進出を強化しました。その結果、米価をはじめ諸物価はますます高騰し、中小企業の倒産は、戦後最大を記録しました。それと同時に、安保体制下の軍備増強がもたらされ、佐藤内閣は、その発足……

第55回国会 決算委員会 第14号(1967/07/05、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は日本共産党を代表して、昭和四十年度一般会計予備費使用総調書(その2)外三件、昭和四十一年度一般会計予備費使用総調書(その一)外二件の承認について反対するものであります。  反対の第一は、南ベトナムの難民救済補助の名によって行なわれている七千二百万円の支出についてであります。この支出は、佐藤総理が四十年十二月に来日したハンフリー・アメリカ副大統領の要請によって行なわれた医療援助等の実施であり、その真のねらいは、弱体化した南ベトナムかいらい政権へのてこ入れであり、前年度に引き続き軍事援助の一端をになうものであります。アメリカはホノルル会談以来、ベトナムにおける軍事作戦を強く打ち出……

第55回国会 法務委員会 第5号(1967/05/25、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は重複を避けてお聞きしたいのですが、いまいろいろ説明がありましたが、まとめてこれはここで出していただきたいのですが、当初の予算要求、それからこの中で定員がずっと各裁判所別に出された、それが実際通った数、これが一覧表で出ればいいわけですけれども、ここで発表していただいてもいいわけです。
【次の発言】 どうもこれは過大見積りですかな。予算獲得上のこれは技術なんですかな。ここよくわからぬのだけれども、あんまりかけ違うじゃないですか。六百九十二名の要求で五十四名というと、これは一〇%足らず、九%くらい、こんなことでいいのですか。予算獲得の技術上で少しは掛け値ということも考えられるのだが……

第56回国会 決算委員会 第3号(1967/08/09、7期、日本共産党)

○岩間正男君 これは次官が代行ということになるのだが、問題は、教員の思想調査に関して、ことに、いま北海道でそういう事態が非常に起こっておる。この問題は、たしか文教委員会で社会党の小林君が質問したと思う。そのときの大臣の答弁では、それは直接文部省とは関係ない、それは地方の教育委員会の問題だ、そこでまず問題を解決すべきだというような答弁だったように私は聞いたわけです。しかし、この問題は文部省はこのままで黙っていられる問題ではないだろうと思う、当然文部省の立場からいって。文部省設置法だって指導助言――助言といっているけれども、実際は監督だ。監督をやっている。これが現状でしょう。そういう立場からいうと……

第57回国会 決算委員会 第3号(1967/12/21、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表して、昭和四十年度一般会計歳入歳出決算外二件について反対するものであります。  第一に、わが党は、昭和四十年度予算そのものに反対しております。  すなわち、昭和四十年度予算は、三千億円をこす軍事費をはじめ、公共投資の名による独占資本への巨額の国家資金の投入、財政法の原則を踏みにじった赤字公債の導入など、人民に対する大収奪と独占資本の擁護を軸として軍国主義の復活、対外進出を企図し、一段と対米従属を深めるもとで、日本経済を一そう重大な困難におとしいれたのであります。したがって、このような予算執行の結果を承認し得ないのは当然であります。  第二に、このような予算執……

第57回国会 予算委員会 第6号(1967/12/21、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表して本補正予算三案に反対するものであります。  反対理由の第一は、補正予算そのものが、広範な国民の要求とはほど遠い反人民的な内容を持つものであるからであります。まず、今次補正予算の重要な課題の一つは、罹災者の完全救済を中心とする災害復旧費の問題であります。羽越災害や九州干ばつによる被害総額は、政府の中間報告によっても、三千億円にのぼり、これに個人災害を加えるならば、はるかに巨額に達するのであります。しかも、毎年繰り返されるこれらの災害は、明らかに歴代自民党政府が米日独占資本本位の政策を優先し、災害対策をきわめておざなりにしてきた結果の人災であり、政災でありま……

第58回国会 運輸委員会 第9号(1968/04/04、7期、日本共産党)

○岩間正男君 簡単にきのうの予算委員会の大臣の発言に関連して、資料要求したいと思うのですがね。  米軍のMACチャーター機の最近の発着回数調べをこの前もらいました。これは、四十年、四十一年、四十二年の一、二、三、四と。これまで昨年資料としてこれは出してもらっているのですが、ここでお願いしたいのは、四十年、四十一年、四十二年の一、二、三、四、その以後のやつですね、全体の四十二年度には幾ら、それから今年度になってから一、二、三、この実績を出してほしい。  それからもう一つついでに、この前の資料でもありましたが、これは軍用機ですね、軍用機、米軍機とそれから第三国機、これがどれだけ入っているか、これも……

第58回国会 運輸委員会 第10号(1968/04/09、7期、日本共産党)

○岩間正男君 最初にお伺いしますが、この前決算委員会で湖西線のあそこの拡張問題で資料の要求をしたわけです。これは一応出されて、決算委員会のほうに出されているが、時間の関係からお伺いしますが、これは国鉄の側から出たのですか。運輸省からですか。
【次の発言】 公団に質問すればいいわけですね、この問題は。それじゃ公団は残っていただいて、総裁お急ぎのようですからそれじゃ総裁お帰りいただいていいと思います。
【次の発言】 ちょっと私は用意してね、これはこの前あなたに質問したのですが、それであそこで湖西線を東海道線と並行して山科からつくると。そういうことで立ちのきが非常に出ているわけですね。それに対する反……

第58回国会 決算委員会 第8号(1968/04/03、7期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に資料を要求しておきたいと思うのです。  一つは、自衛隊の治安出動に関する訓令、昭和三十五年の五月四日に出したもの、防衛庁訓令第二十五号。  第二には、自衛隊の治安出動に関する内訓、防衛庁内訓第五号、昭和三十年。  それから、第三には、航空自衛隊の治安出動に関する達、昭和三十一年五月二日発行。  第四には、陸上自衛隊と航空自衛隊との治安出動に関する協定、昭和三十一年四月一日。  それから第五には、海上自衛隊と航空自衛隊との治安出動に関する協定。  さらに陸上自衛隊と海上自衛隊との治安出動に関する協定。  これがあるはずでありますから、この六つの資料の要求を先にしておきたいと思……

第58回国会 決算委員会 第9号(1968/04/05、7期、日本共産党)

○岩間正男君 国鉄の合理化の問題を主としてお聞きしたいのですが、第一に、この合理化によってどれだけの一体経費が浮き、それから要員が浮いたかという問題ですが、これは三十年の第一次五ヵ年計画以後から調べてみればいいと思うのです。この前の五ヵ年計画では、国鉄当局は要員をふやさないという方針のもとに設備の近代化を進めてきたと思うのです。結局これは、はたして経費の節約になったかどうか、これがねらいであったと思うのですが、この点について私は具体的にお伺いしたいのは、第一に、この合理化によってどれほどの経費が節減できたのか。それから、それによって何人の要員が浮いたのか。それから第二に、民間に相当仕事が委託さ……

第58回国会 予算委員会 第20号(1968/04/15、7期、日本共産党)

○岩間正男君 今度、日米両国政府によって調印された小笠原諸島返還協定について、二、三の問題をただしたいと思います。  まず第一にお伺いしたいことは自衛隊の小笠原諸島派遣についてでありますが、この派遣計画の概要を説明してほしいと思います。派遣の時期はいつになるのか、それから人員はどれくらい派遣されるのか、最初に防衛庁長官にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 人員と時期はどうですか。
【次の発言】 これは協定は国会にいつかかるのですか。それから、見通しとしてはいつごろこれを批准するか。それによってこれは当然きまってくると思うのですが、外務大臣、どうでしょうか。


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 決算委員会 閉会後第8号(1968/11/30、8期、日本共産党)

○岩間正男君 国有財産の管理の問題が当委員会でしばしば大きな問題になりました。当委員会のいわば重大案件の一つになるわけです。その中では、非常に不正不当な管理が行なわれている。これは、しばしば指摘をされてきたところであります。この問題と関連して、実は学校に現在国有財産あるいは国有林野、そういうものが敷地として貸し付けられておる。この問題について私は質問したいと思うのであります。  第一にお聞きしたいのは、これは文部当局でありますが、現在、国有財産特別措置法並びに国有林野法施行令によって、学校教育法第一条にいう学校が、国有地、国有林の貸し付けを受けている、そういう資料があると思うのです。そのような……

第59回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1968/11/14、8期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に、いまの参議院の定数是正の問題に関連して私も発言しておきたいのですけれども、とにかく二年半先の問題だという認識は非常に誤りじゃないかと思うわけです。選挙の結果は、この前あんなすごいアンバランスですね、私がくどくどあげる必要はないと思いますが、東京は六十三万九千、六十四万で落選しているときに、佐賀県は十三万で当選している。それから一府県当たりの有権者数を見ると、東京が百九十五万九千人、鳥取が三十七万五千人と五・二倍ですけれども、こういう問題はこの前の臨時国会でこの実態が追及された。こういうことになりますと、民主主義の根底がくずれているわけですね。その不完全な選挙法をそのまま持……

第59回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第2号(1968/11/22、8期、日本共産党)

○岩間正男君 ただいま決議案が出されまして、私たちも、二年ほど前の愛知県の猿投の交通事故が起こりましたあとに、子供たちを交通事故から守る緊急対策というのを党の政策としまして、この問題を鋭意推進してまいりました立場から、簡単に時間の許す範囲内で御質問したいのです。  まず第一に、交通安全施設の問題なんですが、現在、国道ですね、一号、二号の国道を合わせて総キロ数は、これはどのくらいになっているのですか。これに対して、現在の施設、これは大体安全施設といいますというと、歩道、歩道橋、それからガードレール、それから信号機、こういうものになると思うのですが、こういうものが現在どれだけ進捗しておるのか、この……

第59回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1968/09/12、8期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。この手続上の問題が問題になって、しかも先ほどから申されたように、これは不当な、そうしてこの総合予算主義を強行することに名をかりて、こういうような非常に不完全な手続上の欠陥を残したまま閣議決定された。これと関連して、もう一つ手続上の問題でここでただしておきたいのですが、それはこの勧告の適用を受ける公務員の労働組合の共闘会議と、この勧告についての問題で、当然政府といままで話し合っていることだと思うのですね。そうして現にそのような要望が、これは八月の二十三日に共闘会議から出されているわけですね。ところが全然この要望に応じないで、何らこれは組合と話し合うことなくして今度の決定が……

第59回国会 内閣委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連。不法でないという法的根拠を明らかにしてもらいたい。どこにあるのですか、どの法律のどこ、何条に。
【次の発言】 公務員でしょう、公務員の公務執行だろう、だから聞いているのですよ。法的根拠なしに何やつたってかまわないということになるでしょう、いまのあなたの言い方は拡大すれば。しかも、いま言ったように秘匿したこういう盗聴機、こういうものを使っているのでしょう。これはどういう任務にあるのです。自衛隊法の、それから自衛隊の管理、その中のどういう条項にこういうことを行為としてやっていいという条項があるのですか。これはあなた、明確でなければ、公務員の公務について法的規制がなくて行……

第59回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1968/09/26、8期、日本共産党)

○岩間正男君 非常に時間もおそくなったようでありますが、最初に委員長並びに理事にこれは要望しておきたいのでありますが、当委員会の運営について非常に熱意のある委員各位の審議がなされているのは喜ばしいと思うわけです。ただ、最後のほうになりますと、時間がないから切り上げてくれ、こういう声がいつも起こる。これは最後にやる者の身になってもらいたい。いつでもそういうことで十分意を尽くさないで終わってしまうのですから、この点についてはわれわれの要望も取り上げて、それが実現できるような運営を願いたい、最初にお願いしておきます。そういう意味で、時間をできるだけ協力をしますけれども、端的に質問したいと思いますから……

第59回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1968/10/17、8期、日本共産党)

○岩間正男君 最初にお聞きしたいのですが、過般九月十一日、十二日に開かれました日米軍事事務レベルの会議ですね、これについて最初にお伺いしたいのですが、会議の正式な名称は何というのですか。それからこれに参加した出席のメンバーですね、それからこの会議の性格ですね、こういう点についてまずお聞きしたい。
【次の発言】 そうするとこの会議は、この日米安保協議委員会の下部機構というようなそういうような性格は、これは持っていないわけですか。今度つくられる日米軍事協議委員会なるものが、これが構想されているようでありますが、これとの関連はどうなるんですか。この点をお聞きします。

第59回国会 予算委員会 第2号(1968/08/10、8期、日本共産党)

○岩間正男君 今月八日の参議院内閣委員会で増田防衛庁長官は、自衛隊の治安出動について、自衛隊法の現在の規定には不備な点がある、間接侵略に対する治安出動のあり方について再検討する必要があると述べ、治安行動教範はつくらないが、治安行動に関する指揮官心得をつくる方向で検討したいと述べています。これは、自衛隊の治安出動の際はあくまで警察のうしろだてとして行動することをたてまえとするという政府答弁の百八十度的転換で、時節柄きわめて重大な発言であると思います。  そこで私はまずお聞きします。佐藤総理は、こうした発言について、あらかじめ防衛庁長官の相談を受けられたかどうか、また、このような発言についてどうお……

第60回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1968/12/20、8期、日本共産党)

○岩間正男君 大臣が就任された第一の仕事として、私はぜひこれは解決してほしいと思うのですが、それは東京都の都議会の定数の問題です。これはこの前も質問しましたが、東京都は、御承知のように人口がもう一千万をこえて一千百万、それなのに議員の定数は、自治法によりまして百二十人という定員がある。これは実情に合わないわけです。大体二十年後に七百万の人口になるだろうということできめたのが、当時百二十人の定員だったと思う。ところがもう倍近くになっておる。定数は押えられておりますから、三多摩のほうにどんどん人口がふえているので、どうしてもそのほうをふやさなければならない、旧市内の二十三区が人口がふえているのにか……

第60回国会 内閣委員会 第3号(1968/12/20、8期、日本共産党)

○岩間正男君 まず、最初に総務長官にお伺いしますが、今度、公務員の年末の闘争で三千五百円の底上げ要求が出されたわけです。そこで、私は最初にお聞きしたいのですが、もしも三千五百円に満たない人に対しまして、これを三千五百円まで引き上げた場合には、一般会計の負担の給与経費が大体どれくらいになるか、こういう検討をされたと思うのですが、お聞かせを願いたい。
【次の発言】 これは労働者がですよ、生活が非常に困窮をしていて、そして一歩も辞せないという形で要求を出しておるのです。だてや酔狂で出しておるわけではないのです。したがって、これを入れることができるかどうかという点では、一応検討してみるのは政府としての……

第61回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号(1969/05/07、8期、日本共産党)

○岩間正男君 まずお伺いしますが、今度法改正がなされるわけですが、これは、あくまで登録はできるだけ多くの有権者を登録させる、こういう解釈のもとに行なわれていると解釈していいですか。
【次の発言】 今度の法によると、これはどうですか、そういう趣旨から考えて前進ですか、後退ですか、これはどうですか、大臣、どう思いますか。
【次の発言】 私はさきにですね、できるだけ多くの有権者を登録させる、これが登録の方針だと、趣旨だと、こういうことを確めたわけですが、そういう点からいうと、今度の法改正は前進だとお考えになるのですか、これは私はそういうようにいえないのじゃないか、事実を明らかにすればいいわけですが、……

第61回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第8号(1969/06/13、8期、日本共産党)

○岩間正男君 簡単にお聞きしたいのですが、今度の改正の公選法によると二百一条の五、六、八によると、「ビラの頒布(散布を除く。)」こういうようになっているのだが、この頒布と散布、この定義をやはり明確にしておく、実際にこれの運用について明らかにしておくことが必要じゃないか。ともするとこれは先にいって混乱を起こしてまいると思うので、まず最初にことばの意味、これをはっきりしておいてもらいたい。
【次の発言】 それじゃまあ先ほどの答弁にもありましたが、念のためにはっきりさしておきますが、町かどに立って通行人に無差別にビラを手渡しする、この行為はむろん頒布、こういうふうに考えていいわけですね。これはいいで……

第61回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第9号(1969/06/18、8期、日本共産党)

○岩間正男君 今度の選挙公報の取り扱いの問題と関連するんですが、この政見放送以外の選挙期間中の番組で選挙の問題を取り扱いますね。たとえば政策を聞く、こういうような番組がいままでしばしば行なわれました。こういう中で、ともすると解散前の党の議員数の比率によってこれは決定される、したがってしばしば、私共産党ですが、共産党の場合、除かれる場合が起こってきたんです。先ほど川上専務理事の話によりますと、あくまで選挙の問題は公正、平等にやると、こういう方針を堅持するというお話がありましたが、私は解散してしまえば、政党はその前の、解散前の議員数の比率によってこういう問題を決定することは不適当と思うわけです。こ……

第61回国会 内閣委員会 第7号(1969/03/20、8期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に資料要求しておきたいのですが、第一に、各国駐在の日本大使館の規模、それから人員及び構成、これは駐在国別にお願いしたいと思います。さらに防衛駐在官、これはやはり駐在国別にその人数と氏名及びその階級、これを、きょうは用意なかったでしょうから、資料として出していただきたいと思います。
【次の発言】 時間がちょっと。ぼくはほかに何があるので、あとに。いまやっている時間ないから、資料で、同じことですから。  それじゃ外相にお聞きしますが、この前、十七日の参議院本会議で北村議員が総理に質問した。その中で総理はこういう答弁をされている。沖繩返還後は、日本憲法はもちろん安保条約も特別の取り……

第61回国会 内閣委員会 第9号(1969/04/08、8期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっとお伺いしますがね。この研修内容というものを見ますと、いただいた資料の中ですが、そうしますと、今度のこの研修所は、外国語、経済、技術、為替、金融、それから企業分析、コンピューター、システム分析及び生産管理研修、こういうものなんですね。そのほかに調査統計職員とか、それから火薬取り締まり担当者とか、高圧ガス保安管理者、こういうようなものの研修にこれは充てるというようにここに書いてありますね。私はここで問題にしなければならぬと思うのは、実は公害に対するこの研修はやらぬのですか。これは火薬取り締まりとか高圧ガス、これについてはあるようだが、これは古い、いままであったものです。しかし……

第61回国会 内閣委員会 第10号(1969/04/10、8期、日本共産党)

○岩間正男君 一昨日に続いて二、三の点伺います。  資料を出していただいたんですが、この資料を見て、どうも非常に急につくった資料かと思いますが、満足できないものがあると思う。私の要求した資料にもこたえていないということですね。この各産業における公害施設の状況を出しておりますけれども、これを見ますと、火力発電所関係、それから石油精油所関係、こういうものが出されております。鉄鋼とか、石油化学、その他化学、ガス、こういうものについてもこれはお伺いしたはずです。ところが、こういうものについては、ほとんどあるK社のN工場というようなもう一、二の例しか出していない。全体的に把握しようがないわけです。実際は……

第61回国会 内閣委員会 第12号(1969/04/17、8期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。いまの問題について二点だけお聞きしたいのですが、第一に、この説明によりますというと、予算定員できめているからこれでこの議決権、国会で決定されたのだという宣伝を盛んにやってるわけですね。この文章の中でもそう書いています。私お聞きしたいのですが、どうなんですか、予算定員及び俸給額表というものは、これは議決の対象にはなってないはずでしょう。これはあくまでも予算書に添付された参考書にすぎないわけです。したがって、これは予算総則ですね、そういうものは議決されますけれども、これは参考書ですね。参考書として添付されたものは議決の対象じゃないのだから、したがって、予算定員というものは、当然……

第61回国会 内閣委員会 第13号(1969/04/22、8期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。いまの大まかな説明ですけれども、とにかく人件費の行政費に対する割合というのは、年々逓減しているわけですね。そういうことになりますと、ここ二、三年来政府のとってきた財政硬直化というものは、少なくともこれは人件費の面からは起こっていないというようなことになるのじゃないかと思うのです。ところが宣伝では盛んに、公務員の給与というのもが財政硬直化の大きな原因だということが主張されてきたわけですが、これはしかし、はっきりいまの数字が示しておる。午後から詳細な資料をもらえばなお明確になるのじゃないかと思うのです。そうすると、これはどういうことになるのですか。いままでの政府の宣伝はから宣伝……

第61回国会 内閣委員会 第16号(1969/05/08、8期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないので、二、三点当面の問題をお聞きします。くどいようですが、荒木行政管理庁長官は七十八条四号は事実上運用上無用にする、こういうようなことを言われたのですが、これはもう一度総理の口を通じて、このような分限免職条項は発動しない、こういうことを明確にしてほしいと思います。
【次の発言】 そうすると、この分限条項の問題ですが、これは第一次の、今度の五%削減にだけでやらないという意味なんですか。それともそのあとに予想される第二次削減の問題でございますね、これは当然大量の本格的な削減が始まるのじゃないかと思います。これは昭和四十三年二月二日の閣議決定、「今後における行政改革の推進につ……

第61回国会 内閣委員会 第17号(1969/05/15、8期、日本共産党)

○岩間正男君 まず最初に伺いますが、荒木行管長官に伺いますが、総定員法について、四月の日本学術会議で反対の声明を出しているはずです。これは長官はどのように受けとめておられますか、お伺いしたい。
【次の発言】 それだけですか。この中身を検討されないのですか。日本学術会議といえば、日本の学術研究を代表する、しかも政府がこれに対して肝いれをやっている機関です。その機関が声明を発表しているということについて、これは御検討にならなかったのですか。
【次の発言】 あなたは総定員法を、これは国民のサービスを改善するためだ、こういうことを言われている。だから、世論に聞くということは非常に重要だと思う。この中身……

第61回国会 内閣委員会 第18号(1969/06/05、8期、日本共産党)

○岩間正男君 二、三点、建設行政の中でお伺いしたいのですが、第一にお伺いしたいのは、最近、建設省は職制が先頭に立って全建労からの脱退工作を行なっている、こういう事実をわれわれは目下聞いておるのでありますが、これは建設省の方針なんですか。
【次の発言】 これは、そういう方針はもとから貫いておられると、こういうわけなのですね、いかがですか、簡単でいいです。
【次の発言】 これに反した場合はどうなんです、どうします。たくさんあるですよ、たとえば九州で、ある事務所の所長が、深夜、組合員の自宅を回って組合脱退を強要している事実があります。これは例をあげろといえば具体的にあげます。それからある課長はこう言……

第61回国会 内閣委員会 第19号(1969/06/10、8期、日本共産党)

○岩間正男君 先に時間の関係から資料要求をしたいと思います。  第一に、国立病院と国立療養所に関して、現在看護婦が三万一千人不足している。その内訳を明らかにしてもらいたい。  第二は、八日夜勤、これは人事院の裁定によるものですが、八日夜勤に必要な増員を三年間で二千百人、こういうことでこれを補充する計画を出しておりますが、この二千百人とする根拠ですね、これはどういう計算によるのか。  第三には、複数夜勤に必要な増員数、複数夜勤を完全にやるとすれば、どれぐらいの増員が必要なのか。  第四には、昭和四十四年度の削減人員の職種別俸給表、これを俸給表別に内訳を出してもらいたい。  この四つの資料を出して……

第61回国会 内閣委員会 第20号(1969/06/12、8期、日本共産党)

○岩間正男君 最初にこの前お願いした資料はどうなったでしょうか。まだ出てないのか。
【次の発言】 こういうことだとちょっとこれは質問にも差しつかえるところが出てくるので、きょうは時間も相当過ぎていますから、ある程度やって――きょうは大臣が出席してない、そういう事実があるし、条件がそろっていないようですから、できるだけのところをやって、この次に継続してやらしていただきたい。こういうことを前提にしてやりたいと思います。  そこで、まあ最初に官房長にお伺いしたいのですが、どうなんですか、統計調査部というのが大臣官房にあるわけですね。これは相当なスタッフを持ってるのでしょう、どのくらいですか。

第61回国会 内閣委員会 第21号(1969/06/17、8期、日本共産党)

○岩間正男君 まず伺いますが、看護婦不足の問題は非常にいま大きな社会問題であり政治問題になっているわけですね。そういう中で、この原因というものはいろいろあると思います。これは政府の定員抑制政策にもあることははっきりしている。これをこの前われわれが総定員法の中で議論したわけです。しかし同時に、労働条件、これが非常に過酷だということ、もう一つは待遇です。賃金の問題ですね。これが非常に低賃金になっている。こういう事態にあると思うのですが、こういう点から、私は主として労働条件と賃金の問題についてお聞きしたいと思うんです。  最初に、こういう問題を解決されるためにどういう一体政府は現在施策をとっておられ……

第61回国会 内閣委員会 第22号(1969/06/19、8期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。ちょっと法務大臣に伺いますが、いまのは努力するとか何とかで解決する問題ではないので、この前、当委員会で問題になったのはこの定員外の臨時職員で、そうして実際は全く常勤と同じ仕事をやっている職員、これを定員にやっぱり組み入れるという、そういう政治的な大きな努力がなければ解決できませんよ。いま人事局長の答弁もあったけれども、これは私はいまやりませんけれども、いまの答弁でこれは事態の解決はできないですよ。そういう政治的なこれは努力をするというのですか、どうなんですか。法務大臣はそのことをやらなければ、定員化の問題というのは政治的に努力しなければ解決つかぬです。われわれはっきりしてい……

第61回国会 内閣委員会 第23号(1969/06/24、8期、日本共産党)

○岩間正男君 この問題は私も質問したいと思いますが、データーをとりあえず要求しておきたいのです。  羽田空港の場合ですね。これは現在C滑走路しか使っていない。ところで、遅延度はどういうことになっているのですか。ずいぶん滞空時間が長くなって、私自身は一週間ばかり前ずっと経験したわけです。房総半島をぐるぐる一時間ほどあそこの先端を回された、そういうことがありますから、遅延度はどういうことになっているのですか。  その次は、第二は自衛隊の利用度、これはデータあるでしょう。自衛隊の飛行機があそこの羽田を使っているわけです。これ出してください。  それから、これは成田空港については、地位協定第五条の問題……

第61回国会 内閣委員会 第24号(1969/06/26、8期、日本共産党)

○岩間正男君 まず書初にお聞きしますが、矯正管区及び矯正研修所を除く矯正施設の数及び収容定員、収容現員数はどうなっているか、この点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 あとで出してくださってもいいです。  そのうち刑務所の施設の数及び定員、これは現在どうなっておりますか。
【次の発言】 これも時間がかかりますから、出してください。  それで、大臣に伺いますが、いま刑務所の問題を聞いているのですけれども、第一に収容者に対する基本方針ですね、これはどういうふうに大臣は考えておられますか、この点をまずお聞きしたい。
【次の発言】 そうしますと、この収容者に対して、むろん法の規定がありますけ……

第61回国会 内閣委員会 第25号(1969/07/01、8期、日本共産党)

○岩間正男君 この前も北村委員からいろいろ質問がありまして、成田の新国際空港ができても、米軍機がここに立ち寄らないとか、そういう保証というのはほんとうにあるのですか、どうなんですか。
【次の発言】 つまり望ましいということだけなんですね。そこのところを混同されているのですね。これはずいぶん私たち富里の空港問題が起こった時代から関係してきたのですがね、この問題はやはりいまの安保体制下の中においては、背景としては必ずある問題ですから、だから基地に直接するとかなんとかという問題はいまのところないとしても、しかし安保条約に基づくこれは地位協定のたてまえからすれば、第五条の発動があればどうしてもこれは提……

第61回国会 内閣委員会 第27号(1969/07/08、8期、日本共産党)

○岩間正男君 他党との重複を避けて、次の十七点について資料要求をお願いしたいと思います。  第一に、自衛隊の基地面積の推移、昭和二十九年以降年度別に出してもらいたい。どういうふうに変わっているか。  第二は、自衛隊の基地一覧表、この内容は、名称、部隊名、所在地、面積。  第三は、陸、海、空自衛隊の部隊別定員と実数。  第四は、陸、海、空自衛官の各教育課程、それから教科書名。  第五番は、昭和四十一年度以降の年度別の自衛官募集要綱、四十一年から最近まで。  六番は、募集業務に関する地方自治体に対して通知を出しているはずですが、それの全文。  第七番目は、防石たて、催涙剤、ガス銃、木銃、ヘルメット……

第61回国会 内閣委員会 第29号(1969/07/15、8期、日本共産党)

○岩間正男君 資料要求ですが、外務省にお願いしておきますが、イギリス案と朝海演説、ちょっと文書で出してください。いいでしょう。資料みんな配ってください。
【次の発言】 この法案の審議に入るに先立って、この改正案の成立促進を要望する電報がたくさん届いているのです。しかし、事もあろうに、全国の統計調査事務所長から届いているのですね。これは内閣委員全員に届けられたものだと思われますが、これはどうですか。この内容を見ますと、「職員を代表して」というのが書いてある。ところが、われわれ実際に聞いてみますと、労働組合が反対している。反対しているにもかかわらず、「職員を代表して」というような電報がたくさん来て……

第61回国会 内閣委員会 第30号(1969/07/17、8期、日本共産党)

○岩間正男君 この前、質疑中に委員長が中断されたので、これに対して委員長のほうで反省されて、追加の質問を認めるのは当然の措置であると思います。これは悪例を残しちゃなりませんから明らかにしておきます。  時間の制約もありますから簡単に個条的にお伺いしたいと思うのですが、人事局長にこの前お伺いしておって、「昭和四十四年度における人事管理運営方針」、この中で、七ページの重要な部分が抜けておった。その中にずいぶん大きな問題があることを二、三指摘しておった途中でこの前中断されたわけであります。これを続けますが、第一にこの中で、「公務員の政治的中立性について疑いを抱かしめるおそれのある文書」とは、具体的に……

第61回国会 予算委員会 第4号(1969/02/22、8期、日本共産党)

○岩間正男君 まず伺いますが、佐藤総理は、午前の答弁で、交戦権は認めないということをはっきり言われたわけですが、これは当然のことながら、次のようになると思うのです。いかなる場合でも、たとえ自衛のためといえども交戦権は認めない、こういうことだと思うので、これを確認してよろしいかどうか、お伺いしたい。
【次の発言】 午前中私は関連とれなかったので、確めておく、念を押しておく。非常に重要な問題である。
【次の発言】 私の言ったとおり。もう一回言いますか――いかなる場合でも、たとえ自衛のためといえども、交戦権は認めない。
【次の発言】 それでは、次に大学問題に移りますが、これは主として総理が答えていた……

第61回国会 予算委員会 第12号(1969/03/13、8期、日本共産党)

○岩間正男君 日本共産党を代表して、沖繩、安保、大学問題について質問します。  佐藤総理は十日の委員会で、沖繩の核は認めない、事前協議の内容を変えるような特別の取りきめはしないということを述べられました。これはあくまで総理自身の見解で、対米交渉の議題にしないということが言えるのか、それとも対米交渉をこれでやるというのですか、その点非常に重大ですから、はっきりもう一度確認したいと思いますので、御答弁願います。
【次の発言】 それでは、まあ交渉の議題にする可能性もあり得るということなんですね。政府の方針としてはっきりこれを貫く、そういうことではないわけですね。この点どうですか。

第61回国会 予算委員会 第22号(1969/04/01、8期、日本共産党)

○岩間正男君 締めくくりの総括質問にあたって、佐藤総理がこの秋に訪米される、それに際しての基本的な態度をまず最初に伺いたいと思います。  まず最初に、総理はサンフランシスコ平和条約によって日本政府がアメリカの沖繩継続占領を認めたことは正しかったといまでもお考えになっていられますか、どうですか。
【次の発言】 それでは、現在アメリカが依然として沖繩を占領、支配していることは合法的であると考えていられますか。
【次の発言】 ここが非常に重大なところだと思います。合法と認める限り、これは沖繩の処理についての権限はこれはアメリカにあるということになるのではないのですか。そうすれば、日本側の態度は返還要……

第62回国会 内閣委員会 第1号(1969/12/02、8期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないから簡単に質問しますが、年末を控えてどれだけでも金が入るということは、現在の物価高の中では熾烈な公務員労働者の要求です。だから、こういう措置をとるということですが、この点は、むろん何ぼでもわれわれは金が入るということは賛成です。しかしこれにはやり方がある。この審議のやり方というのは、これは全然審議に値しない。国会議員を傷つけるし、どさくさの中でこういうやり方をとられるということが前例になったりすることは、絶対にこれは、了承することはできない問題です。委員会中心主義という立場から、はなはだしくはずれておるいしかも、もうすでに本会議の予定がきめられておる。追い込められた、あ……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第2号(1970/10/13、8期、日本共産党)

○岩間正男君 中曽根防衛庁長官の訪米に伴う濃縮ウランの問題ですが、これは先ほど大矢委員からも質問があったわけです。しかし、事は非常に重大、日本の将来の燃料政策をどうするかという基本的な問題、さらに国防との関連も、これはある問題です。そういう問題ですから、この際、その衝に当たっていられる科学技術庁長官にお伺いしたいと思うのです。  第一に、先ほどの応答によりましても、濃縮ウランの技術的な知識の提供を求める、もう一つは、共同開発をやるために合弁会社をつくる、第三国を入れるのでありますが、そういう提案をこれは行なったわけですね。当然、これは、原子力委員会の委員長として、また原子力問題担当の閣僚として……

第63回国会 外務委員会 閉会後第1号(1970/06/11、8期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないので、端的にお答え願いたいと思いますが、昨夕及びけさの新聞によれば、沖繩の第三海兵師団所属の海兵連隊、航空部隊、さらには山口県岩国基地の第一海兵航空団所属の飛行隊が、米韓合同の上陸演習――「ゴールデン・ドラゴン作戦」に参加していると伝えられておる。しかも、その期間は三月下旬から六月上旬にかけて三カ月弱、演習地域は朝鮮、沖繩、台湾海峡、フィリピン沖にまたがる西太平洋全域に及ぶものといわれる。  さきにあげた諸部隊は、第一海兵出撃軍(MEF)を構成しているといわれますが、一体、このMEF――第一海兵出撃軍とはどういう部隊なのか、次の点についてお聞きしたい。  これが編成され……

第63回国会 外務委員会 閉会後第2号(1970/08/27、8期、日本共産党)

○岩間正男君 ジョンソン証言の全文が出たら当委員会にも資料として出してもらいたい。
【次の発言】 先ほどから聞いておりますと、外務大臣は共同声明以外に秘密取りきめは何もない、こういうことを述べているわけですが、七二年返還についてアメリカ側から「待った」がかかることは全くないと、こういうふうに言い切れるのですか。
【次の発言】 ジョンソン証言の内容はきわめて危険なものを含んでいると思う。先ほどから繰り返されていますように、戦術核兵器の有事持ち込みに対する取りきめの問題。それから防衛目的での日本からの米軍の出撃は、これは事前協議の対象から除外する。それから、沖繩を含む日本の基地が韓国の防衛に使われ……

第63回国会 外務委員会 第6号(1970/04/07、8期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がありませんので、簡単に二、三の問題をお伺いします。  まず第一に、今回の航空機乗っ取り事件にあたって、「よど」号が金浦空港に着陸したことについては、政府閣僚は全然関知しないということ、知らなかった、こういうことを答えているわけですね。これでは、日本政府が全く知らないところで事が運ばれたことになってくるわけであります。私はこの問題はより重大だ、一国の主権のあり方にとってまことにこれは重大な問題を提起していると思います。また、国民の安全ともこれは切り離しがたく結びついた問題である。こういう事態に対して、政府は当然この真相を徹底的に究明して背景を明らかにする、そして国民の前にこの……

第63回国会 外務委員会 第11号(1970/05/09、8期、日本共産党)

○岩間正男君 安保問題に入るに先立って、きのうの参議院本会議で黒柳議員に対する総理の答弁に関してお聞きしたいと思います。  総理は、ベトナム戦争並びにカンボジアのこのたびの介入問題について次のように述べています。「最初の起こりの場合には、ベトナムから要請があった、これが五十一条というわけではない、他の国連憲章の発動、援助という形で進んだのでございますが、今回はすでに米国が駐留しておるのでありますから、その米軍の安全のために自衛権を発動すること、これは当然のことではないか、これが五十一条の問題でございます。」、もし、そうだとすれば、これは従来の政府の答弁とは全く違っていると思います。たとえばわが……

第63回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1970/07/09、8期、日本共産党)

○岩間正男君 時間もあまりありませんので、簡単に二、三お伺いしますが、第一に、この参議院地方区の定数是正の問題です。これはまあ、答申が出されて、これについて現在自治省として検討しているということでございますけれども、大体私は、二年前のことを考えてみたらどうかと思うんですね。あのときはあんなにひどいアンバランスがあった。東京では六十四万でも落選をするという事態が起こった。それなのに、十四、五万で当選するところがある。だれが考えたって、これは三歳の童児といえども、わかる問題だ。佐藤総理も、そういう世論に押されて、結局、定数是正はしますというところだったんですね。そうして、あたかも熱意があるような強……

第63回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第3号(1970/11/06、8期、日本共産党)

○岩間正男君 時間の関係から、簡単にお答え願いたいと思うんですが、公職選挙法の改正問題について質問したい。  第一に確かめておきたいんですが、政府は公職選挙法改正法案を近く開かれる臨時国会に提案する意向であると聞いておりますが、これに違いございませんか。
【次の発言】 ところで、昨年六月これは改正したばかりの法案ですね。これがまあ一年足らずでまた改正される。それをしなければならないということについてどういうふうに自治大臣はお考えになるか、よく朝令暮改ということばが使われるんですが、これははなはだしいと思います。そしてまたこれは国会の権威にも関するし、また各政党がこれは満場一致でこの法案は通した……

第63回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1970/08/19、8期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行について。
【次の発言】 いまの答弁を聞いていると、非常に重大なんで、あなたは用事があられるというけれども、私はあとで質問するんですが、出てきてもらいたいですな。局長じゃちょっとだめだな。いまの答弁聞いてあとで私、この問題質問するんですから、だから六時ちょっと前くらいになりますけれども、何とかはずしてやってきてほしいんですがね。いまの答弁じゃだめです。あと聞く機会がないんです。委員会がね、二十五日前にないんだ。重大なんだ。これを了承して下さい。あなたも忙しいでしょうが、この論議ほど重大なことはない。委員長はかって下さい、出席要求しているのに……。

第63回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1970/09/29、8期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に当委員会の運営の問題ですが、一番最後に質問する身にもちょっとなってもらいたいと思うわけです。一応決定した理事会の決定というものはほとんどこれはルールどおりなかなかいかない。そのしわがいつでもくる。こういう形で、長官は六時半にここを退去されるそうでありますが、これじゃやはり私の質問の意を尽くすわけにはまいりません。できるだけもう少し延長を願いたい。そして私はできるだけ協力をして、要点について質問をしますから、要点について答弁をいただきたい、こういうことを先に私は念願しておきます。なお、こういう問題、民主的な運営については十分に当委員会としてもお互いに努力しなければならぬ問題で……

第63回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1970/10/12、8期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に、この委員会の運営について簡単にこれは明らかにしておきたい。同じことを繰り返しちゃいかぬと思う。この前の二十九日の委員会でも述べたんでありますが、理事会できめた予定が、そのままいつでも終わらないで超過をする。その超過した時間が必ず最後の質問者に食い込むというかっこうで、非常に不安定な形で審議されるということは、非常に私は当委員会の権威のために、これは措しむものであります。具体的にこれは時間的には述べませんけれども、そういう形で、実は一時間十分は、私は長官がいるもとに審議をするということが決定しているわけだ。ところが実際は長官は、何か白書の執筆とかどうとかという理由だそうであ……

第63回国会 内閣委員会 第6号(1970/03/26、8期、日本共産党)

○岩間正男君 法案の審議の問題もありますが、私は、山中総務長官が新任された。したがって、基本的な政治姿勢の問題を含めて、この際お聞きしておきたい。何せきょうは初めての質問でありますから、そういう点も含んで御答弁願いたい。  大臣に私は公務員制度についてお聞きしたいのですが、現行の公務員制度について総務長官はどういうふうに考えておられるか、この点あらましでいいですから、御見解を述べていただきたい。
【次の発言】 公務員の待遇の問題についてお答えいただいたわけですが、私は公務員制度全般に対しての見解をお聞きしたかったのです。しかし、これは時間の関係から、そのうちに聞くことにします。  それから、公……

第63回国会 内閣委員会 第10号(1970/04/23、8期、日本共産党)

○岩間正男君 この法案について二、三の問題をお聞きしたいと思うのですが、第一に、アジア統計研修所が特に東京に設置されるという理由は何かございますか、これはどういうことですか。
【次の発言】 次にお聞きしますが、アジア統計研修所の設立にあたって、各国の出資金額というのがちゃんと割り当てがあると思うのですが、念のためその金額について。
【次の発言】 それは単位が違っていませんか、万ドルですか。
【次の発言】 それでは、そのうち総額は幾らになっていますか、総額は。
【次の発言】 そのうち日本は。
【次の発言】 日本、日本。
【次の発言】 そのほかの十九カ国の合計は幾らですか。

第63回国会 内閣委員会 第11号(1970/04/24、8期、日本共産党)

○岩間正男君 委員長、だれが何をやっているか、ちっともわからぬ。

第63回国会 内閣委員会 第12号(1970/04/28、8期、日本共産党)

○岩間正男君 先に機構改革の問題で伺いたいと思いますが、今回の機構改革によって現在とどのような違いが出てくるのか、その点まずお伺いします。
【次の発言】 大臣、おすわりになってけっこうですから。  次に伺いますが、今度の機構改革で、これは何人の人員がふえるのですか。
【次の発言】 昨年の七月に決定した「新通商産業政策の基本的方向」、こういうのを見ますというと、「公害の防止と保安の確保」に万全を期する、こういうことを特にうたって、これを今後の通産行政の重要な柱の一環としていくということを提案理由の説明でされているし、さっきの大臣の公害に対する姿勢の問題もこれは伺ったわけです。しかし、このような、……

第63回国会 内閣委員会 第13号(1970/05/06、8期、日本共産党)

○岩間正男君 簡単に二点ほど伺いたいと思うのですが、まず運輸省の航空局長が見えておりますから、最初にそのほうからお伺いします。  今度の改正によりまして、外国人パイロットだけでなくて、日本の操縦士養成施設のパイロットの教育課程を終了したものについては、これは国家試験を免除して技能証明を交付しようとする、こういうことをやるようですが、現在これは自衛隊で教育訓練を受けているパイロット、これは一体これに入るのかどうか、どういうことになるのか、この点伺いたいと思うんですが。
【次の発言】 委託訓練をしておるそういう人も、国家試験の免除、これをやるわけですか。今度の法の適用があるわけですか。

第63回国会 内閣委員会 第14号(1970/05/07、8期、日本共産党)

○岩間正男君 それじゃお聞きしますが、今回の法案の改正ですね、これは総合農政の推進を目的としてこれがなされたと、こういうふうに考えられるのですが、この点どうでしょう。
【次の発言】 政府は昨年来、いわゆる米の過剰問題を最大限に利用して総合農政を打ち出して、昨年秋の農業政策審議会答申、あるいは今年二月の総合農政の推進についてという閣議決定でほぼその方向が示されていると思います。私は設置法改正の面接の理由として指摘されているこの総合農政の内容、特に、まあ設置法の内容と関連して、輸入政策の問題、特に開発輸入について、若干質問したいと思います。  まず第一に、この食糧の国内自給の問題は、午前中も出まし……

第63回国会 内閣委員会 第15号(1970/05/08、8期、日本共産党)

○岩間正男君 おもにタクシーの問題、時間が許せば航空の問題について伺いたいと思うんですが、第一に、昨年の暮れに大都市におけるタクシー事業の体質改善及び運賃改定について閣議で出されたわけですが、このねらいは簡単に言えばどういうことになりますか。
【次の発言】 答弁を簡単に、要点を尽くしてください、こっちの質問も簡単にします。それからおもに大臣とやりたいですね、政策論議だから。  そこで、これはどうなっていますか、運賃改定は。六大都市ですか、六大都市においてどういうふうになりました。この実施の結果ですね、どういうふうになっていますか。東京で何社、それから東京、大阪、それから横浜、名古屋、京都、神戸……

第63回国会 内閣委員会 第16号(1970/05/11、8期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、まあ時間の関係もありますから、最近問題になっております一つの問題、これを中心にやりたいと思うのですが、現在、国家公務員共済組合連合会の乱脈な運営と経理の不正不当な支出が国家公務員の労働組合の手によって明らかにされ、連合会事務当局と監督官庁である大蔵省に対して激しく責任が追及されておる。病気を理由に五月一日に中尾前理事長が解任されただけで、連合会も大蔵省も積極的に責任をとり、今後の運営の改善の措置を示そうとしていないために、国家公務員たちは非常にいま困っている。また怒りを燃やしているわけです。しかも、いまだに昨年度の、四十四年度の事業計画の変更案すら審議されない。ましてや、昭……

第63回国会 内閣委員会 第18号(1970/05/13、8期、日本共産党)

○岩間正男君 時間が非常に制限されており、あっさり質問をしなければなりませんので、簡単明瞭な答弁をしてほしいと思います。  いま自主防衛の問題が問題になりましたが、私は、この問題を米軍の基地の問題、並びに自主情報の問題、あるいは安保条約、地位協定、日米合意書、このような問題と関連さして、時間の許す範囲内で質問したいと思う。  その前に、この前、防衛庁長官の「これからの日本の防衛」というものを予算委員会でもらいました。検討したのですが、その中で、この基地の問題、「米軍基地を協議の上徐々に自衛隊の自主管理に移し、現在の米軍基地に日の丸を揚げ、それらの基地司令には日本人である自衛官がなるようにしたい……

第63回国会 予算委員会 第11号(1970/03/31、8期、日本共産党)

○岩間正男君 質問に入るに先立って、先ほどから大きな問題になっております日航機の乗っ取り事件につきましては、事国民の人命に関する重大な問題であるので、あくまで万全の措置をとられること、さらに、この事件の真相を徹底的に究明すること――トロツキスト暴力集団の悪らつな態度、これに対する政府の泳がせ政策については、われわれしばしばこの議場でも言明してきたところであります。したがいまして、国民の前にその真相を徹底的に明らかにすることを要求しまして、私は本題の質問に入りたいと思います。  政府は、今年十月行なわれる国連二十五周年記念集会に国連改革案を提出する準備を進めていると聞きますが、その内容はどんなも……

第63回国会 予算委員会 第22号(1970/04/17、8期、日本共産党)

○岩間正男君 まず、佐藤総理にお伺いしますが、総理はこのたびの「よど号」事件について、一体どんな反省を持ち、それからさらにこの事件からどんな政治的な教訓を引き出しているか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 国民は、いま金浦着陸に際して、政府が事前にあずかり知らないと言っているのは実におかしいのじゃないかということを言っているわけですね。初めからほんとうにこれはあずかり知らなかったのかどうか。まあ締めくくりの質問でありますから、このことについて、関係閣僚の説明をあらためてこの機会に伺っておきたいと思います。荒木国家公安委員長、それから愛知外務大臣はおいでになりませんから宮澤大臣、それから……

第64回国会 外務委員会 閉会後第1号(1970/12/24、8期、日本共産党)

○岩間正男君 まず第一に伺いたいのですが、今度のこの米軍人犯罪についての裁判権をどうするかということが、今度のコザ事件に対する私は政府の政治姿勢が働いているバロメーターだと思うのですね。先ほどから聞いていますというと、琉球政府にそのまま裁判権を返すということは非常にむずかしい、だから、ほかの方法を考えるべきだということを外務大臣はさっきから言っていられるわけです。しかし、はたしてこういうことで今度の問題にほんとうにこたえることになるでしょうか。第一に、沖繩の県民はこれで一体承知をするだろうか。それから、日本の民主勢力がこれに対していろんな意見を出しております。また、沖繩の立法院の決議。さらには……

第64回国会 外務委員会 第2号(1970/12/03、8期、日本共産党)

○岩間正男君 沖縄の金武(きん)湾におけるアメリカのガルフ石油会社に対する港湾管理権の問題をめぐって二、三お聞きしたいと思うんです。これはまあ非常に今後の対米外交の政府の姿勢をはかるバロメーターとして重要だと思う。で、外相は去る十一月十七日の衆議院外務委員会で、戸叶里子議員の質問に対して次のように答えています。「ガルフ会社に対して六十年間の管理権が与えられた旨の報道についてでありますが、問題にされております指令にはこのような規定は全然ございません」、こう答えていられる。また、松本善明議員に対しては、六十年間の管理権を与えたことについて次のように答弁されてます。「事実であるとするならば抗議どころ……

第64回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1970/12/09、8期、日本共産党)

○岩間正男君 簡単明瞭にお答えいただきたいと思うのです。ただいまも多田議員からの質問にございましたが、参議院地方区の定数是正については、あなたは通常国会に必ず出すと、しばしばこれは言明されたのです。現にまあ七月九日の当委員会でも、まあ私の質問に対しまして「第六次選挙制度審議会で御答申を願いました案につきましては、しばしば申し上げておりますとおり、これを尊重して各方面の御意見を伺い、成案を得た上で、次の参議院選挙に間に合うように国会に提案をいたす所存でございまして、」と、そうしてさらに「通常国会の劈頭には出したい、」こういうことをはっきり答弁しておられるわけであります。そういうことになりますとい……

第64回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1970/12/16、8期、日本共産党)

○岩間正男君 端的にお答えを願いたいと思うのです。時間が制限されております、むろんあさってまたやるわけでありますが、第一にお聞きしたいのは、あなたは国民の立場に立って改正案を提案したと先ほどから何回も繰り返していられる、ところが、国民は納得していない、大体なぜ公約である政治資金規正法や参議院定数――地方区の定数是正法を優先的にかけないのか。そして逆に、昨年改正したばかりのこの公職選挙法をかけるのか、だれも納得していませんよ、これはどうなんです。
【次の発言】 大体、第五次審議会が自由化の方向を答申して、昨年改正したわけです。それをあなたたちどんなに言いくるめようとも、また制限の方向に向かってお……

第64回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1970/12/18、8期、日本共産党)

○岩間正男君 共産党の岩間です。時間がございませんのでまとめてお聞きいたしたいと思うんです。  まず第一に安藤参考人にお伺いしますが、ビラ、バッジ、シンボル・マーク、こういうもので非常に京都の選挙は行き過ぎがあった。こういうお話で、この法案は必要だというふうなことをさっきお述べになったんですが、まああなたは都道府県の選管の連合会長でもございますから、さらにまた第七次選挙制度審議会の委員もされ、そういうお役目柄当然その後も京都の選挙をお調べになっていらっしゃるんだろうと思うんですね。これはどういうふうになっていますか。まあ、この六月に当委員会の調査班が参りまして、各党から全部これは参りました。そ……

第64回国会 内閣委員会 第2号(1970/12/08、8期、日本共産党)

○岩間正男君 それでは、国際機関等に派遣の一般職公務員の処遇法案、これに賛成したいと思っているわけですが、その立場から一つだけ明らかにしておきたいことがあるわけです。それは自衛隊の海外派兵との関係の問題です。  まず外務大臣にお聞きしたいのは、自衛隊の海外派兵についての従来政府がとってきた見解、これを述べていただきたいと思います。
【次の発言】 派兵と派遣というふうに分けておりましたけれども、武力行使を伴う目的を持った国際機関への派遣ということはこれは憲法違反だと、これははっきり否定しておるわけですね。しかし、武力行使を伴わない単なる国際機関への派遣、これは憲法違反でないという解釈をとってこら……

第64回国会 内閣委員会 第4号(1970/12/10、8期、日本共産党)

○岩間正男君 私はいわゆる三島事件、この問題に関連した法務省並びに警察、こういうところの処置についてお伺いしたいと思うんです。この問題は非常に国民に衝撃を与えた問題であり、そうして、しかも、その背景は軍国主義の復活の問題と非常につながってくると思うのです。クーデターを起こして憲法を改正する、それがねらいの問題でありましたので、その背景は非常に重大な問題を含んでおると言わざるを得ないと思うのです。そこで、そういう取り締まりに当たっている公安調査庁に対しましてまず最初にお聞きしたいと思うんでありますが、いわゆる三島事件、この中での「楯の会」、この「楯の会」というものは一体どういう種類の団体といまま……

第64回国会 内閣委員会 第6号(1970/12/16、8期、日本共産党)

○岩間正男君 本論に入る前に、ガルフの管理権問題についてひとつお聞きしておきたいのです。  それは十一月十七日の沖繩特別委員会で、政府は、初め、沖繩返還後は、米民政府の布告、指令などは効力を失い、本土法が適用されるという答弁をされました。しかし論議の過程で、実際は、本土法が適用されても既設のものについて適用すべき法律上の規定がないことが明らかになりました。その後今月三日の本院外務委員会の論議の中で、必要ならば新たに法文を設けるなどの措置をすれば済むことだし、担当の運輸省はそれなりに対策しているはずだと、外務大臣ほか外務省担当官の答弁がありました。それに対して私から、外務省が外交の場で取り上げる……

第64回国会 内閣委員会 第7号(1970/12/17、8期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。大体、防衛庁長官はいま、主務大臣の所管だから言えないと言っておりますが、都合のいいときだけそういうこと言うんじゃないですか。この前の濃縮ウランの問題どうした。これはまさに科学技術庁長官のあれは主管だ。ところがあなたはこの前アメリカに行ったとき、もうほんとうに権限逸脱だとわれわれも思って、これも問題になったんですが、そういうときはやるんですね。  もう一つお聞きしたいのは、外務と防衛の連絡会議というのがあるはずでしょう。そこでこれは何回いままで連絡会議が行なわれたのですか。そうして日米安保協議委員会が持たれる前に事前に打ち合わせをされる、そういうことにしたら、これは主務大臣の……

第64回国会 内閣委員会 第8号(1970/12/18、8期、日本共産党)

○岩間正男君 ほかの委員会に行っておりまして、質問する時間が十分なかったので、私は反対討論でわが党の態度を明らかにしておきたいと思います。  日本共産党を代表して本案に反対するものであります。  今回の改正の一つは、東北、北陸、中国及び四国の各地建の企画室を廃止して、新たに企画部に昇格しようとするものでありますが、これによって対外的に室長という名前が部長に変わる程度で、名刺の肩書きが変わるだけではないのか、こういうふうに思うわけです。  次に、現在建設省は大蔵省に対して四十六年度予算要求の中で、企画室を企画課、技術管理課の二課に組織改編を要求しています。要するにこれらの組織強化は、新全国総合開……

第64回国会 予算委員会 第1号(1970/12/15、8期、日本共産党)

○岩間正男君 共産党を代表してお聞きしたいと思います。  佐藤総理は一昨年、参議院選挙後の衆議院本会議で、参議院地方区の場合、非常なアンバランスを生じている。これを適正に直すことが今日の急務であると答弁し、また、自治大臣も参議院定数是正法案を国会に出すことを確約していた。ところで、参議院選挙区もまじかに迫りました。おそくとも来国会劈頭に法案を出さねば間に合わないと思うのでありますが、あらためて総理の決意をお聞きします。
【次の発言】 たいへんな答弁ですね。「今日の急務」というのは、これはどういうことですか。あなたはそう言っているのです。あれからすでに二カ年半たっています。まさか公約をほごにする……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1971/04/14、8期、日本共産党)

○岩間正男君 まずお聞きしますが、先ほど松井委員の質問がありまして、第七心理作戦部隊、これがUSIAの援助を得て国連軍放送をやっていることはこれは明らかだと思うのです。これはサイミントンの委員会の報告書でもはっきりしていますよ。ですから、これは各国にいるUSIAと沖縄のUSIAというのは非常に違うわけですね。ここのところはっきり認めるべきではないかと思います。いかがでしょうか。
【次の発言】 サイミントン委員会でちゃんと言っていることを私は言っているので、そのことを確めないでそういう形で言うというのはこれはまずいですね。どうぞ確かめてください。  第二は、きのう、朝霞の第七心理作戦部隊の分遣隊……

第65回国会 外務委員会 第4号(1971/02/18、8期、日本共産党)

○岩間正男君 まず最初に伺いたいのは、米第三海兵師団と第一海兵航空団によって編成されている緊急海兵派遣部隊というのは、これはアメリカの新しい、いわゆるニクソン・ドクトリンの中ではどんな任務を持った軍隊なんですか。
【次の発言】 これは大臣も御存じないんですか。
【次の発言】 これは重大問題ですね。現に岩国にいるんでしょう。岩国に来ているんですよ。その軍隊の性格が、大臣も御承知なかった、事務当局も御承知なかったということはたいへんだと思うんです。これは私たちでさえ知っているわけですね、ある程度は。これはニクソン・ドクトリンの中で、いわば五つの「とらの子」の軍隊じゃないですか。ポラリス原潜、C5A……

第65回国会 外務委員会 第5号(1971/03/11、8期、日本共産党)

○岩間正男君 沖繩の核について一、二お聞きしたいと思うのです。  最近インドシナの戦況との関連でアメリカの戦場核といわれるものの使用、そういう懸念が国際的にも問題になっておることは御存じだと思います。沖繩現地の新聞の報道等によりますというと、ロケットの弾頭の種類を識別するための色彩ベルトをことさらに隠した弾頭が厳重警戒体制のもとにひんぱんに運ばれているといわれております。TNT火薬弾頭の場合は黄色のベルトもあらわにして運んでいるのですが、現在運んでいるものについてはわざわざ隠しているところがどうもくさい、こういうふうに現地の新聞は報道しているのです。ところで、端的にお聞きしますが、現在沖繩に核……

第65回国会 外務委員会 第10号(1971/03/26、8期、日本共産党)

○岩間正男君 沖繩返還協定の調印に関しての問題で伺いたいんですが、これは五月から六月の間ぐらいと聞いておりますが、それはそれでよろしゅうございますか。
【次の発言】 午前中の沖特で山中長官は、五月か六月ごろということを言明されたらしいんですね。ですからお聞きしているんですが、そうすると非常に時間がないんですね。そうすると、いまたくさんの問題が懸案になっていると思うんですが、その中で、たとえば最近問題になっている特殊部隊の問題、特殊の施設の問題、こういうものについてどうするかという問題は、これは全く性格さえもまだ明らかになっていない。そういう問題があると思うんですね。そうすると、そのときこれは間……

第65回国会 外務委員会 第11号(1971/04/13、8期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に、いまの問題に関連して資料をお願いしておきたいのですが、一つは、尖閣列島に対する日本の主権を立証する、そういう資料ですね。  第二は、中国、台湾のおのおの主張があると思いますが、これを資料としてお出しをいただきたい。いいですね。
【次の発言】 国会論議の根拠をやはり明らかにすることが非常に重要だと思いますので、できるだけ御努力を願いたい、こういうことを要望しておきます。  それではお聞きしますが、まず最初に、自然休会に入る前にお尋ねして持ち越しになっておる問題ですが、沖繩の特殊部隊についてお聞きしたいと思います。本土にない部隊、あるいは安保条約の目的、範囲を越えるような部隊……

第65回国会 外務委員会 第12号(1971/05/13、8期、日本共産党)

○岩間正男君 沖繩返還協定交渉もいよいよ最終的な詰めの段階といわれていますが、そう考えていいですか。
【次の発言】 まあ、詰めの段階ですから、したがって、米軍基地やあるいは特殊部隊、それからそれ以外の米国政府の機関の施設の実態あるいは米国に請求すべき県民の損害の実態など、従来調査中と言われたものの実態は大かた明らかになったものと考えていいですか。
【次の発言】 それでは、きょうは電波監理上の問題にしぼって幾つかの問題についてお聞きしたいと思います。  まず、VOAの問題ですが、この所属系統、それから、どこに向かって何を放送しているか、こういう問題についてあらためてお聞きしたい。これは外務省と郵……

第65回国会 外務委員会 第14号(1971/05/18、8期、日本共産党)

○岩間正男君 それでは、この前答弁を保留された問題があったわけですが、大臣からこの点について御答弁いただきたい。
【次の発言】 そうしますと、ただいまの御答弁で暫定的な処置をとるのがある。それ以外のものは全部、現在の民政府が免許しておる。そういうものは消滅する、そうして日本に復帰するのだと、こういうことは確認されたわけですね。そうするというと、これを存続を要求される分、たとえば暫定的なものでも、そういうものは大体いまのところ見当つくのですか、これはどうなっているのですか。
【次の発言】 この内容はいつごろ明らかになりましょうか。
【次の発言】 それじゃお伺いしますが、エア・リンクの場合、どうな……

第65回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1971/02/05、8期、日本共産党)

○岩間正男君 ただいまこの参議院地方区の定数是正を今国会に出さない、そういう政府の方針について自治大臣から御説明があったわけですけれども、しかし、われわれとしては、これは了承できない問題だと思うのです。で、すでに三年前に佐藤総理大臣は、これは今日の急務だと、さらにまあ歴代の赤澤自治大臣も、秋田自治大臣も、これはどうしても現在開かれております六十五通常国会には出すんだと、そういうことを夏には検討され、さらにまあこの前、公選法の審議の中では、非常にこの問題が問題になりまして、そしてあくまでもこの国会に出すということを前提として検討するというのが自治大臣の御答弁でありました。また、佐藤総理も予算委員……

第65回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1971/03/10、8期、日本共産党)

○岩間正男君 法案についてお聞きする前に、先にお聞きしたいのでありますが、それは、先ほど参議院本会議の会場におきまして、社会党の和田議員の質問に対して佐藤総理が東京の秦野候補を支持するような演説をされているわけです。これは明らかに私は事前運動に対する禁止を明記した公職選挙法の違反だというふうに考えるわけですが、これは自治大臣どうお考えになりますか。ちょうど自治大臣もあの席においでになったわけですから、あの実態をごらんになったと思うんですが、いかがでしょう。
【次の発言】 これ私たち速記録を実は調べたんですね。和田議員の質問は、秦野氏が四兆円のビジョンということを盛んに宣伝している、しかし、その……

第65回国会 内閣委員会 第6号(1971/02/25、8期、日本共産党)

○岩間正男君 委員長、その前に。この趣旨説明についていろいろ理事会で問題あったわけですが、いままではここで趣旨説明をやって提案するというと、その順番でやるというような慣例があったと思うのですね。そういうことにこだわらないで、この法案については、いろいろ各党の意見が必ずしも一致しないところあるわけなんですから、そういう点でその点を確認しておいてほしいと思うのです、委員長に。そういう形でこれは理事会の合意に達して提案を聞くということになったわけですが、この点明確になっていないので、先になってこの問題紛糾してはまずい。その点、委員会の理事会でそういう話し合いできたことがちゃんと守られないとぐあいが悪……

第65回国会 内閣委員会 第9号(1971/03/18、8期、日本共産党)

○岩間正男君 大体時間が四時までに限定されておりますから、要領よく質問しますから、簡潔にお答えいただきたいと思う。  総理府の広報活動についてお聞きしますが、これについてはいろいろ巷間問題が出ておると思います。最初にお聞きしたいのは、どんな目的でこの広報活動が行なわれているのですか。
【次の発言】 いや、それはあとで聞きますから。
【次の発言】 この広報室の仕事の内容ですね、これを概略説明してほしいのです。さらには、どういうふうな組織になっているか。それから人員の構成。こういうものを、もっとも時間の関係がありますから、資料で出していただいてもけっこうですけれども。

第65回国会 内閣委員会 第10号(1971/03/23、8期、日本共産党)

○岩間正男君 山中長官は十八日の陳謝のことばの中で「総理府の広報の在り方について、一月一日附「フォト」に見るごとき憲法軽視の事実については深く反省し、再びこのような誤りを生じないよう厳重に注意いたし、御指摘のような問題の生じないようにいたします。」と述べられております。それなら再びこのようなあやまちを生じないようにするにはどんな具体策をとられるつもりか、その後いろいろ検討されたことと思いますが、その具体的な方法をここで明らかにしてほしいと思います。国民の聞きたいことは、陳謝のことばなどではなくて、問題解決のための具体的な策だと思います。そこでお伺いします。

第65回国会 内閣委員会 第14号(1971/04/22、8期、日本共産党)

○岩間正男君 この法案に対してはいろいろ問題点はありますが、一歩前進という立場で、これは賛成する立場から、以下諸点についてただしておきたいと思います。  第一に、新下水道整備五ヵ年計画についてでありますが、公害の問題の中で、最近ますます深刻化しつつある河川、湖沼、海域などの公共用水域の水質汚濁の防止は、いまや国民の切実な要望となっていることはもう明らかであります。当然、今度の新下水道整備五ヵ年計画は、これらの時代の要請にこたえるべきものでなくてはならない、こういうふうに思うわけですが、この内容は実際そうなっているでしょうか、いかがでしょう。

第65回国会 内閣委員会 第15号(1971/04/27、8期、日本共産党)

○岩間正男君 時間があまりないので、二つの問題についてお聞きしたいと思います。  常磐線混乱の問題が先ほど出ましたが、この問題。もう一つは、私鉄の経営とサービス改善、この二つの問題についてお聞きします。  まず、第一の問題ですけれどもね、これは先ほど上田委員からもいろいろ質問がありましたのですが、私は事実の経過をまず最初に明らかにしたいと思いますが、国鉄当局が四月十一日にポスターを出して前宣伝をしておりますが、このポスターにはどういうことを書いておるのですか。
【次の発言】 この問題を検討するには、そういう経過を明らかにしないとまずいと私は思うんですね。このポスターによると、快速電車の運行によ……

第65回国会 内閣委員会 第16号(1971/05/11、8期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。どうも脇で聞いていまして、国会論議の権威のためにやはり発言せざるを得ない感じを持ったわけです。そういうことならば法改正するべきでしょう。法律違反の内規をつくっていて、それが行なわれておるという形をこの国会論議は認めるわけにいかぬじゃないか。明確だよ、事態は。そうでしょう。まるで法を無視した、健保法二十八条の趣旨というのは無視されて運営されておるでしょう。それがまかり通っている。それをこの国会論議がこのままで黙認することは私はできないと思う。そばから聞いていてそうです。だれだってそうでしょう。当然いまの趣旨だったら法改正を積極的にあなた方はやるべきです。そうして国会で論議すれ……

第65回国会 内閣委員会 第18号(1971/05/18、8期、日本共産党)

○岩間正男君 三参考人の方にお礼を申し上げたいと思います。私はあすこの法案について質問する予定になっておりますが、先ほどから非常に深い体験のお話をお聞きしまして、非常に参考になり、あすの論議の中で役立つものと考えます。この点は非常にお礼を申し上げたいと思います。  時間もございませんので、ただ一つだけ、これは先ほどのお話にも出ておったと思うのでありますけれども、一番根本的な問題、これをお聞きしたい。これは特殊教育という名前でいま呼ばれておりますね。これはやはり非常に実態をあらわしていない面があるんじゃないか。つまり特殊とか差別じゃない、結局は、障害児の教育なんだ。ところがいまの実際の特殊教育と……

第65回国会 内閣委員会 第19号(1971/05/19、8期、日本共産党)

○岩間正男君 当委員会の熱心な討議が続いて、審議が続いているわけでありますが、このいわば障害児教育は、教育の谷間、この谷間に一条の光がさすことができる、こういうことになれば非常に幸いだと思うんです。こういう観点から私も質問をしたいと思うわけです。大体障害児教育の実態を見れば、これは教育の実態がわかるんじゃないかと、教育全般の。そういう意味を持っていると思うんですね。だから、谷間の問題を明確にして、これに対する熱意がどうか、そうしてこれに対する施策がどうか、この点が教育全般の熱意をはかるバロメーターになると、私はこういうふうに考えます。あとでも地方の実態なんかでもいろいろ例をあげることができる、……

第65回国会 内閣委員会 第20号(1971/05/20、8期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。ただいまの上田委員の発言に関連して、私も一言文部省の態度について申し上げたいと思うのであります。  いろいろな関係者の言動について、ただいまきびしい非難のことばがありましたけれども、この根底には、やはり立法府軽視、官僚独善の思想が最近非常に文部官僚の中にびまんしているのじゃないか、こういう実態を指摘せざるを得ないのであります。大体、今度の法案の問題のごときは、もっと謙虚にこれはやらなければならない問題です。しかも、きのうも指摘しましたように、明らかに昭和二十二年に制定された学校教育法の、しかも養護学校設置を義務制にする、そのような政令が二十四年間、立法の常識を全く無視し……

第65回国会 内閣委員会 第21号(1971/05/22、8期、日本共産党)

○岩間正男君 きょうはお忙しいところどうもありがとうございました。お聞きしたいことはたくさんあるわけでございますが、先生方お急ぎでございますから、簡単にお聞きを申し上げたいと思います。  今度のこの公害対策をほんとうに血の通ったものにするかどうか、それには組織運営を民主化する、それから十分に予算をつける、この二点が非常に重大な問題だと思うわけでございます。今度の環境庁のこの設置の問題は、むろん昨年の公害国会にこたえるというような意味を含ませておるとは思うんですが、同時に、大臣をつくる、一つの機構をつくる、こういうような目先のこれは目的もあったんじゃないかというような疑いもあるわけですね。こうい……

第65回国会 内閣委員会 第22号(1971/05/24、8期、日本共産党)

○岩間正男君 時間があまりないので、国家公務員共済組合の問題に限って質問したいと思います。  昨年の当委員会で中尾前理事長にからむ連合会の不正不当経理問題に関連して、管理運営の民主化について質問したわけです。その後どのようにこれが処理されたか、その処理の経過、実態についてお聞きします。
【次の発言】 運営協議会というのは、これはどうなんですか、できたのか、できないのか。
【次の発言】 協議会というのはどんな任務なんですか、審議会とは違うわけでしょう。どんな権限を持っているのですか。参加させるにしても権限ですね、どうなんですか。
【次の発言】 これは決議機関じゃないのでしょう、諮問機関だ。理事長……

第65回国会 予算委員会 第4号(1971/02/12、8期、日本共産党)

○岩間正男君 日本共産党を代表してお聞きします。  まず第一にラオス問題ですが、ニクソン政権は、去る八日、米軍の支援による南ベトナムかいらい軍の本格的なラオス進攻を開始しました。これは昨年のカンボジアの進攻に続いてインドシナ全域への戦争の拡大をさらに徹底的に押し進めようとするものであり、一九六二年にアメリカ自身が調印したジュネーブ協定に違反し、ラオスの中立を公然と踏みにじるものであります。ジュネーブ協定のラオス中立宣言はその第二項で、アメリカを含む調印国の義務を規定しています。その第二項の(a)、同じく(b)、同じく(g)を、非常に恐縮ですが、外務省の方にまず読み上げていただきたいと思います。

第65回国会 予算委員会 第23号(1971/03/29、8期、日本共産党)

○岩間正男君 最終段階を迎えたと言われている沖縄返還協定交渉の中で、私は沖縄の特殊な基地の問題にしぼってお聞きしたいと思います。  まず、愛知外務大臣にお伺いしますが、この前の分科会で特殊な部隊について、その所属系統や任務等調べて報告してもらうと、こういうことになっておるわけでありますが、いかがでしょう。
【次の発言】 私は中間報告でもと望んでおったんですね。そのとき防衛庁にも頼んで調べてもらうつもりだということをおっしゃいましたが、防衛庁長官、これどうなっておりましょうか。
【次の発言】 これはできるだけ早い機会に報告をしてほしいと思います。外務大臣の答弁ありましたが、非常にこれは不十分だと……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1971/10/04、9期、日本共産党)

○岩間正男君 自治大臣には初めてお目にかかるわけです。この委員会において質問も初めてなわけなんです。そういう点から先にただしておきたいのです。この委員会の権威のためにもただしておきたいのですが、一体、ここで論議したことは、これはどうなるのですか。ほんとうに切実なそういう問題について、これを実現するために努力するのかどうか。  どうもこの論議を先ほどから聞いておりますというと、非常にくつを隔ててかゆさをかくような感じがする。国民はこういう委員会を期待していないだろうと思うのです。ですから、あなたは就任されてからまだ日が浅いわけですけれども、しかし、決意のほどをはっきりさしておく必要があると思うの……

第66回国会 内閣委員会 第1号(1971/07/23、9期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないので端的に答えてもらいたいんです、私も端的に聞いていきますから。  六月二十五日、日米合同委員会が行なわれましたね。日本の五つの重大な基地の取り扱いについてきめられておりましたが、その中で、きょうは立川の問題について取り上げていきたいんですが、立川はどういうふうに処理することになったんですか。
【次の発言】 二十五日にどうきまったかということを聞いているんです、時間の制約があるから。
【次の発言】 経過はこっちもわかっておる。そうすると米軍と同居ですね。そうして地位協定による二4(a)ということになるんですか。どうなんですか。

第66回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1971/08/02、9期、日本共産党)

○岩間正男君 西村新防衛長官の基本的姿勢について二、三の問題でお伺いしたいんです。  どういう姿勢であなたは登場されたか。これは事態を隠蔽し糊塗する、そういう方向をとるのか、あるいは真に軍事優先をやめて人命尊重をやるのか、これは国民が厳重に監視しているところであります。そういう中で私はお聞きしたいんでありますが、第一に、先ほどの隈一等空尉の発言とも関連するのでありますが、市川二等空曹が、このたびの脱出につきましては、機上衝突によってもう座席は燃えたと、したがってパラシュートで脱出したんだと、こういうふうに言っているわけでありますが、これはどういうふうに考えておりますか。

第66回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1971/08/17、9期、日本共産党)

○岩間正男君 非常に初歩的な質問になると思いますが、最初にお聞きしたいのは、これは総裁にお聞きしますが、民間給与と公務員給与の性格ですね、これについて同じ点と違う点、こういう点、これ考えられていると思うのですがね。これは人事院の性格を明らかにする、公務員給与を明らかにするために、ちょっと非常に初歩的な原則的な問題ですがお聞きしたいと思います。
【次の発言】 まあ同じだというような御答弁ですけれども、これは公務員としてのやはり責任があり、またその仕事を果たすためのそういう生活的な基盤というものをはっきり確立するということ、これは非常に重要な課題ではないかと思う。つまり生活が、ちゃんと公務員として……

第66回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1971/10/07、9期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に、すでにもう山県委員長には質問が詳しくございましたから、私は繰り返そうとは思いません。ただ、一言だけ特にお伺いしたいんでありますが、この前の四十一年の事故ですね、それが本年になりまして、原因不明ということで、これは調査が打ち切られたわけであります。そうすると、あの問題に私たちも運輸委員会におりまして関係したのでありますが、結局まあ前後六年近くの時間を費やしたんですね。結局まあ原因不明ということになってしまったんであります。今度の問題は、非常に問題は明らかだし、すでに原因結果については、それを前提として当委員会でもこの問題が追及されたわけであります。そういうことでございますけ……

第66回国会 予算委員会 第1号(1971/07/22、9期、日本共産党)

○岩間正男君 沖繩協定をめぐる若干の問題について質問いたしたいと思います。  過日、日米安保協議委員会で結ばれました沖繩の直接防衛に関する取りきめによりまして、自衛隊の沖繩配備計画がなされるわけです。その計画についてまずお聞きしたいと思います。  その中で、いつまでそれをやるのか。第二には、人員が幾らなのか。陸海空に分けてお示しを願いたい。第三には、装備の点でありますが、これはどうなっておるか。その三点をまず先にお伺いします。
【次の発言】 いつまでですか。
【次の発言】 いつまでですか、六千八百人は。
【次の発言】 これは全部あとで――間違っていると思うのですがね。

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1971/12/20、9期、日本共産党)

○岩間正男君 本題に入るに先立って、緊急問題について佐藤総理に簡単に質問します。  政府は、今回、円を一六・八八%という大幅な率で切り上げることを決定しました。このような大幅な円切り上げが日本経済に深刻な打撃を与えることは明らかなことです。私は、政府がアメリカの要求に従って、このような大幅切り上げを行なったことに厳重に抗議したいと思います。  さらに、これに対する対策を時間の関係から簡単に述べてほしいのですが、赤字公債の発行や大企業に対する特別減税など、こういう措置ではなくて、あくまでも国民生活の安定、中小企業、農業保護を中心とする立場から、このような対策がとられるべきだと思いますが、いかがで……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1971/12/23、9期、日本共産党)

○岩間正男君 自衛隊の配備について反対される御意見を展開されたわけでありますが、これにつきまして、戦時中の日本帝国主義の軍隊がどういうことを一体終戦まぎわに沖繩でやったのか、またこれに対する県民の感情はどういうことになっておるのか、お伺いしたいと思います。  もう一点は、今度配備される自衛隊はどのような軍隊だとこれはお考えになっていらっしゃいますか。国土防衛とか民生安定をうたっておりますけれども、はたしてこれに役立つ軍隊とお考えになっていらっしゃいますか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 簡単にお尋ねしますが、公用地等の暫定使用法案の問題でありますが、これは任意契約で九七%というよ……

第67回国会 沖縄返還協定特別委員会 第8号(1971/12/22、9期、日本共産党)

○岩間正男君 自衛隊の配備について反対される御意見を展開されたわけでありますが、これにつきまして、戦時中の日本帝国主義の軍隊がどういうことを一体終戦まぎわに沖繩でやったのか、またこれに対する県民の感情はどういうことになっておるのか、お伺いしたいと思います。  もう一点は、今度配備される自衛隊はどのような軍隊だとこれはお考えになっていらっしゃいますか。国土防衛とか民生安定をうたっておりますけれども、はたしてこれに役立つ軍隊とお考えになっていらっしゃいますか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 簡単にお尋ねしますが、公用地等の暫定使用法案の問題でありますが、これは任意契約で九七%というよ……

第67回国会 議院運営委員会 第18号(1971/12/27、9期、日本共産党)

○岩間正男君 自衛隊の配備について反対される御意見を展開されたわけでありますが、これにつきまして、戦時中の日本帝国主義の軍隊がどういうことを一体終戦まぎわに沖繩でやったのか、またこれに対する県民の感情はどういうことになっておるのか、お伺いしたいと思います。  もう一点は、今度配備される自衛隊はどのような軍隊だとこれはお考えになっていらっしゃいますか。国土防衛とか民生安定をうたっておりますけれども、はたしてこれに役立つ軍隊とお考えになっていらっしゃいますか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 簡単にお尋ねしますが、公用地等の暫定使用法案の問題でありますが、これは任意契約で九七%というよ……

第67回国会 内閣委員会 第4号(1971/12/07、9期、日本共産党)

○岩間正男君 時間の制限のあることだから多くを聞きません。ただ、一点についてただしたいと思うんですがね。  それは、この専従の問題ですが、専従を制限して大きく公務員法を改正したりしてきました。しかしこれは一体本筋なのかどうか。これは経過というものを考えてみますというと、労働三権を非常にこれは制約してきました。そういう中で、公務員労働組合がいままで、戦後歴史的に確保されてきたところの在籍専従、こういうものを認めておった。そういうものを非常に制約したんです。したがって、その点で一体この問題、どう考えるのか。単にこれは、三年を五年に延ばした、これは一つの現時点においての改善だということは、これは私も……

第67回国会 予算委員会 第4号(1971/11/04、9期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。  ちょっと関連して申し上げます。いままでの質疑応答でも明らかだと思うのでありますけれども、この円・ドル問題の背景にある根源を明らかにするということは非常にまあ重大な問題だと思うのですが、そこで、佐藤総理の答弁は、本会議の答弁よりも少し変わって、きょうはベトナム戦争が原因だということをちょっと触れておりますが、しかしどうも、全体のこの答弁の調子からいいますと、これは何とか押し隠そうというふうにわれわれに見られてもしょうがないと思う。ところが、実際は、国際収支の不調の根源というのは、非常に軍事的な経済関係にあると思う。私はここでお聞きしたいのです。具体的にベトナム戦費について……

第67回国会 予算委員会 第5号(1971/11/05、9期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。  ただいまの外務大臣の答弁がありましたが、私は、この点につきまして、ニクソン大統領が今年の九月二十三日に、ミシガン州のデトロイト市において、アメリカの経済人との懇談会で行なった発言、この発言はホワイトハウスの報道室から外務省に送付されているということを聞いておるわけです。この資料があるわけですね、この資料を提出してほしいんです。これにはニクソンの発言がはっきり出ておると思うんですね。たしか一五ページになると思うんですが、この資料をまず提出してほしい。
【次の発言】 この資料で正確にやれば、外務大臣のいまの発言とはだいぶ食い違いがあると思うんです。どうですか、資料ないですか……

第67回国会 予算委員会 第7号(1971/11/09、9期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。
【次の発言】 簡単にします。  吉野アメリカ局長の先ほどの答弁は非常に重大だと思うのです。つまり本委員会の審議そのものが実りあるのかないのか、ことばの口先だけで答えているのじゃ話になりません。したがって、当然、何回も交渉したといっておりますから、アメリカと何月何日にどのような申し入れをしたかという資料を当委員会に出す必要がある。これは当然委員長からも要求していただかないと、これだけ熱心に現地の実情を喜屋武さんが反映して質問されているのに対して、全くことばだけで逃げてしまう。これじゃまずい。具体的にひとつどういうことをやったのか……。

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1971/12/29、9期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないから要領よく答弁してほしい。  第一にお聞きしたいのは、沖繩に配備される自衛隊は治安出動はしないと、この前これは政府は答えておられます。そんなら本土ではこれはどうなるのか伺いたいと思うんです。
【次の発言】 しないというのと、しなかったというのは違うんですよ。それをあなた非常に混同したような言い方で、しかも沖繩ではしませんとはっきり断言しているんです。したがって、当然これからいけば、同じ日本領土の本土でも治安出動はしないのだと、こう確認していいかどうか、これに対して、時間を先に取られているから簡単に答弁してもらいたい。

第68回国会 外務委員会 第10号(1972/05/23、9期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないから、聞いたことだけに答えてください。  先ほどの答弁で外相は平和主義をとるのだ、こういうふうに言っておられましたが、具体的にお聞きしますが、爆弾を積んで出撃するB52が嘉手納の基地を離れる、そういうところを外相は見たことございますか。
【次の発言】 とにかく、あの姿を、私も一昨年の六月嘉手納の基地を出た瞬間の姿を見たのです。腹にも翼にも一ぱい爆弾を積んで、そうして艤装した、ほんとうにアジアのギャングと言われるあれが出ていくのを見た。その瞬間にベトナムの人が何百人も殺されるのです。いまだってそうでしょう。一日にB52の何百波という空襲をやっているわけです。そういう中で老……

第68回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1972/03/22、9期、日本共産党)

○岩間正男君 二点お伺いしたいのですがね。  一月八日に、わが党は選挙制度審議会の特別委員を持たないものだから、高橋会長にわが党の見解としてこれは出したわけですが、会長はどういうふうにこれをこの審議会の中に反映されたか、その経過をひとつお伺いしたい。これが一つ。  それから、もう一つは、ただいまの報告で、根本的な改革、定数の問題はきまらない、こういう話でありますが、これは見込みがあるのですか。根本的な改革が行なわれないような、実際はなかなか手続が困難で、ことに当面する選挙には間に合わないようになると思うのですが、そういう点からいえば、現実的な処理はどうするのか、こういう問題についても当然論議が……

第68回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1972/06/07、9期、日本共産党)

○岩間正男君 まず最初に関連ですが、いまの問題ですね、これは、松本さんや多田さんからもいろいろ強い意見が出された。これは検討に値しないと思います。傾聴に値するので検討するというのは、これはとんでもない時代錯誤の考え方です。したがって、私は取り消したらどうかと思いますが、大臣、取り消しませんか。検討するなんというのはやめなさい。はっきりしてください。
【次の発言】 あなたが就任されたとき、私ははっきり前提条件として申し上げておる。この委員会というのは、ただ話し合うだけじゃないんだ、これをあなた行動するのかどうか、これを実践するのかどうかと、こう言った。ところが、きょうの論議の中で、多数が、全部の……

第68回国会 内閣委員会 第4号(1972/03/14、9期、日本共産党)

○岩間正男君 時間が非常に少ないですから端的にお答え願いたいと思います。それからいまあなたの御答弁を聞いておりますと、非常にことばがうまいですね。しかしたまたま巧言令色少なし仁ということがありますから、そういうことにならないように誠実に答えてほしいと思います。  第一にお聞きしたいのは、しかるべきときが来たら責任をとるとおっしゃった。しかし私はいま責任をとるのがこれは最も正しいのじゃないかというふうに考えますが、これについて端的にお答えを願いたい。
【次の発言】 あなたの胸には辞表が入っているのかどうか。これは四次防のときにはすでにあなたの胸に入っておったわけですな。これは新聞も伝えておるとこ……

第68回国会 内閣委員会 第5号(1972/03/16、9期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないから簡単にお聞きしますが、まず第一に、総理は先ほどから自衛隊は国民の信頼と理解がなければやっていけない、こういうことを言われたのですね。しかし今度の立川のこのだまし討ち移駐は、これはどうなんですか。これで国民の信頼、それから理解を、これは大きくそこなっていると思いますが、どういうふうに考えますか。
【次の発言】 これは、全くあなたは事態をごまかしているか、御存じないかですよ。第一に、事前通告はする。しかし実質的には、これは事後通告になってしまった。それから八日に入るとはっきり電話をして、それが実際には七日に入っている。これがだまし討ちでなくて何ですか。したがって理解と信……

第68回国会 内閣委員会 第7号(1972/04/13、9期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。  時間がないから三点についてお聞きしたいんですが、第一に、先ほど、これは富士観光会社から買い上げたものだというんですね。そして、米軍に提供したということでしょう。だということになれば、いままでの権利というものを全部これはじゅうりんすることができるということなんだな。そして、米軍から返還されておって、しかもそれをまた、入り会いの既得権というやつを、これは当然返すべきものを返さないでいるというのが現状なんです。事実なんです。こういうことは一体許されていいのかどうかというのが第一点。これは重大な、やはりいま、先ほどからこの民生優先か軍事優先かというのが最大の課題になっておるんで……

第68回国会 内閣委員会 第8号(1972/04/25、9期、日本共産党)

○岩間正男君 大体いまそういう釈明をされたけれども、あなたは不謹慎だと思う。先ほどの話を聞いておりますというと、自民党員としてのどうというような、質問に対する答弁でありますけれども、大体予算委員会でしょう、そうして国務大臣として答弁しているんでしょう、応答をやっておるのは。この態度というのは公式なものですよ。公的なものです。憲法に基づく、しかも憲法によって成立している国務大臣のこれに対する態度としては、はなはだ私は不謹慎だと思う。そういう点から聞きますのは、第一点は、押しつけ憲法だということをいまも考えているのかどうか。第二は、これを守るかどうかという統一見解がいまだにできていない、こういうこ……

第68回国会 内閣委員会 第9号(1972/05/09、9期、日本共産党)

○岩間正男君 それじゃ、私は開発庁設置法案、これに入る前に最初にお聞きしたいことは、この沖繩の振興開発というのは一体これはだれのために行なわれるのか、何のために行なわれるのか、つまり開発の中身が真に沖繩の県民の利益を第一義に優先して行なわれるのか、それとも依然として米軍とその基地の権益を維持し、また大企業の利益に奉仕する、こういう立場から行なわれるのか、この点をまず明確にすることが必要かと思います。これはこういう点でどのような御見解をお持ちですか。
【次の発言】 まああなたの立場としては一応そういうことを言われるだろうと思います。そういうこともいままで何回か言われている。しかし、はたして現実の……

第68回国会 内閣委員会 第11号(1972/05/12、9期、日本共産党)

○岩間正男君 まあ時間の関係もありますので、私は、沖繩の本土復帰をもう三日後にしているんですが、そこであらためてここではっきりさせておかねばならない幾つかの問題についてお聞きしたいと思うのです。  ことに最近のアメリカの海上機雷封鎖あるいは北爆、こういうものの激化によってベトナムの戦況は非常に緊迫の度を加えていることは御存じのとおりです。そのために沖繩や本土の米軍基地が直接これは出撃のために使われている。これは、きのうもきょうも衆参の本会議で重大な国民の関心の中で行なわれた質問であります。それでも明らかであります。これはわが国の平和、わが国の安全にとってきわめて憂慮すべき状態にある。したがって……

第68回国会 内閣委員会 第12号(1972/05/18、9期、日本共産党)

○岩間正男君 佐藤総理に主としてお聞きします。  まずお聞きしたいのは、沖繩の返還で核抜きが完全に実施されたと考えておりますか。
【次の発言】 ロジャーズ書簡が出されたわけですがね、これは国民が信頼していませんよ。政府の最初の事態から考えれば、非常にこれはたよりにならないものだ、こういうふうに思っています。世論調査をお聞きになったと思いますがね。たとえば、復帰時における最近のNHKの調査があります。撤去されたと思う者二五%、撤去されない、核は隠されている、こう思う者が倍以上の五四%になっておる。これは国民との間に非常にギャップがあるわけです、あなたの確信にもかかわらず。世論はそういうことをはっ……

第68回国会 内閣委員会 第13号(1972/05/23、9期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないから簡単にやります。  第一にお聞きしたいのは、外相はぐあいが悪くなるというと、あなたのほうは安保反対、私のほうは安保賛成だとこういうふうによく言うわけです。それじゃ私はいかぬと思うんです、これは。そうじゃなくて、共通の土俵でやっているんですから、つまり、事前協議はどうかというのでやっているんですから、ああいうやり方はいかにもこれはみっともないですから、今後はおやめになっていただきたい。そういうことをまず要望いたしまして、まずお聞きしたいのは、これは単なる条文のごまかしや解釈ではもう国民の疑問は解けない。政府部内にも、今回の一連の事件は、条約論的には説明がつくかもしれな……

第68回国会 内閣委員会 第14号(1972/05/25、9期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行。
【次の発言】 一言。いまの伝家の宝刀ということばはよく公害に対する警察の態度を言い得て妙だと、ここに非常に大きな問題があるわけです。むしろ積極的にこの法律を実施して人権を守るという立場で、一昨年の暮れにあのようなわざわざ公害国会まで開いたのじゃないですか。これは国民の意思じゃなかったですか。ところが、あなたの答弁を聞いていると全部弁解に終始しているのだな。そうしてしかも、これは適用しない、できるだけ使わない、これが伝家の宝刀ということばだ。使いたくない。使われない。権力に対するあなたたちの姿勢というのははっきりわかる。したがって、当委員会の権威でこんなものはあなた、こ……

第68回国会 内閣委員会 第16号(1972/06/01、9期、日本共産党)

○岩間正男君 要望だけちょっと。  いまの問題に関連するのですが、あなたは、必要があるときは随時協議を開くというようなことをさっき言われました。しかし、けさほどからこの委員会が開かれている意味というものについて、私ははっきりしておいてほしいと思う。実は今度のベトナムの問題が発生してから基地のあのような使用、そうして実際は直接の出撃をする、そうしてベトナムとすっかりつながってしまう、こういう事態に対して数々の不安が起こっておる。この国民の要望にやはり当委員会としてはこたえなくてはならない。最も中心の課題じゃないか。こういう問題を論議しないで、われわれ内閣委員会としての責任を果たすことはできない。……

第68回国会 内閣委員会 第17号(1972/06/06、9期、日本共産党)

○岩間正男君 外務大臣が見えてから基本的な問題はそのとき大臣にお伺いしたいと思います。  きょうは具体的な自衛隊に関する問題で一つただしておきたい問題があります。第一にお聞きしたいのは、自衛隊が地方公共団体から委託されて土木工事を行なうことがございますね。これはどういう法的根拠によるものですか。
【次の発言】 そこでお聞きしたいんですが、「自衛隊の訓練の目的に適合する場合」、こういうふうにあるわけですが、この場合は、だれがそれが目的に適合するかということを判断するのですか。これは責任者の判断でまかされているのか、それともこれについて細目の定めがあるのか、あるならどういう細目か、具体的にこれを明……

第68回国会 内閣委員会 第19号(1972/06/09、9期、日本共産党)

○岩間正男君 だいぶダブリますが、それに私はこの法案には反対ですから、こういう立場から二つただしておきたいと思うんです。  第一に、なぜこれは警察関係だけに限ったのかということ、この法案の適用範囲を。六つあげられましたけれども、ほとんど警察関係ですね。警察官、海上保安官それから皇宮護衛官、麻薬取締官、刑務所の監獄官吏、入国警備官、ほとんど警察関係。なぜこれだけに限ったのですか。
【次の発言】 これは山崎委員からも指摘されましたが、これは国家公務員の中でも、特別司法警察職員ですね、これは十分危険にやはり立ち向かうと思うのですね。漁業監督官、営林局の職員とか郵政監察官、鉱務監督官とか、まあいろいろ……

第68回国会 内閣委員会 第20号(1972/06/12、9期、日本共産党)

○岩間正男君 時間があまりないようです。ことに国会のいまの情勢の中で、私の立場からは、あんまり時間をとっていられませんので、簡単に基本的な二、三点、これはお伺いしたいと思う。非常に端的にこれは質問をしますから……。  山中長官にお答え願いたいのでありますが、現在の憲法の精神からいって、恩給法ですね、特に軍人恩給の規定、その中にも特に階級制度がそのまま残っている。そうして格差支給が原則とされている。こういういわば上に厚く下に薄いというような、これはまあだいぶ格差は手直しされておりますけれども、依然として、しかし、それは残っておる。こういうような制度というのは、これは憲法の精神から考えてどう考えて……

第68回国会 内閣委員会 第21号(1972/06/16、9期、日本共産党)

○岩間正男君 私はまあ非常に簡単な問題を聞くわけです。時間のこれはひとつある程度の制限があるようですから、きょうはもうあと何時間もないのですが、ここに請願文書表というのが出ているわけです。これは六十八国の文書表。その中をこう開いていきますと、これは私が紹介議員になって出しておる請願が相当あるわけです。たとえば二一四六号、これは千葉県の市川から出された。それで「東京外郭環状一号線道路建設計画の抜本的再検討に関する請願」、同じようにこれはずっと幾つか出ているわけですね。そこで、この請願に対するわれわれの立場からいいますというと、こういうものを――きょうはもう六十八国会の最終日でもありますから、そう……

第68回国会 法務委員会 第4号(1972/03/21、9期、日本共産党)

○岩間正男君 大臣のお時間がないようですから、私は実は連合赤軍の問題についていろいろお聞きしたがったのでありますが、きょうはそれとの関連でまずお伺いしたいと思います。  最近、金沢市における石川地方公安調査局の思想調査の秘密文書が大きな問題になっていることは御存じだと思います。これは県会でも質問され、また、衆議院予算委員会でもきびしく追及された問題であります。ところで、この秘密文書は、先月二十三日夜、公安局から盗み出されたもので、そうしてそれが社会党の県議の自動車の中に投げ込まれたもので、その後、石川県警金沢、中署ではこの捜査をやってきた、その経過が公表されたと思うのです。それは、盗み出した者……

第68回国会 法務委員会 第5号(1972/03/23、9期、日本共産党)

○岩間正男君 時間があまりありませんので、端的にお聞きをしたいと思います。端的にお答えを願いたいと思うんですが、犯罪史上前例のないといわれる連合赤軍の残忍きわまるこのたびの暴行、殺人、リンチ事件について法相はまずどういうお考えをお持ちになるか、先にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 このようなことについては、これはあくまで根絶する態度で臨まれると、こういうことでありますが、そのような対策を進めるについても、この集団暴行、リンチ、殺人というような事件の背景あるいは原因、こういうものを法務大臣はどうお考えになっていらっしゃるのか、これが今後の法務対策上、非常に重大な問題だと思うんですけれども。

第68回国会 予算委員会 第3号(1972/03/31、9期、日本共産党)

○岩間正男君 第六十八国会は、国会史上全く前例のない事件の連続だと思います。七年余の長期不倒記録を誇っている佐藤政権の陰に、先ほどの失言問題でも明らかなように、連日いまわしい記録がつくられています。予算審議が衆議院で二カ月を費やしても、まだ参議院に送付されない。いまこうした不規則な暫定予算を審議せねばならない、それもその一つだと思います。これは単に、済まないでは、済まない問題だと思うのです。この点について、佐藤総理のまず責任をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は、今度の審議の準備をするに先立って、一月二十九日に行なわれた総理の施政方針演説をあらためて読み直してみました。そうしていまさら……

第68回国会 予算委員会 第5号(1972/04/05、9期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、共産党を代表して向井君のただいまの提案に賛成し、委員長の提案に反対するものであります。  反対の要点は次の四つであります。  第一は、わが党はかねがね民主主義を尊重し、国会の民主的運営をかちとることを、わが党の基本的政策の一つとして掲げております。こういう中で少数意見の尊重こそは、いまの民主主義にとってきわめて重要な、基本的な問題であります。  第二に、いままでの運営を見ますと、ただいまも話がありましたように、七年前までは、各党代表が初めに一回りして、そして質問しておりました。それはまさに参議院の良識であろうと思います。ところが、数の論理とか何とか算数平均的なやり方で、この……

第68回国会 予算委員会 第8号(1972/04/08、9期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、報道自由の問題、ベトナム問題、核の問題について質問したいとい思います。  まず、報道自由の問題ですが、今回の外務省の機密文書事件で政府がとってきたいままでの一連の措置は、沖繩協定という日本の将来にとって重大な交渉で、国会と国民を欺く佐藤内閣の犯罪的屈辱的な行為が明るみに出たために、これを刑事事件にすりかえ、権力的に言論、報道の自由を弾圧しようというものであって、本末転倒もはなはだしいと思うのであります。そこで、われ一われは、これを断じて許すことができない。その点について、私は、以下具体的に総理にお聞きをしたいと思います。  第一に、政府は、今回の文書を外交交渉上の機密文書だ……

第68回国会 予算委員会 第10号(1972/04/11、9期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。  二つの秘密文書を解除すると言っているんだが、この根拠は何なのか。そうして当然、これは国益については最終的に国民が決定する、こう言っているんですから、そうすれば、ほかの文書だってこれは公表をしなければならないわけです。したがって、これを公表して、それによって国民の判断を仰ぐということをしなければ、あんたたちが、最終的に問題を国民が決定すると言ったって話にならないと思う。そういう意味からいえば、渡辺議員がいま要求した公表の要求は当然正しいと思うのです。当然公表すべきだと思いますが、どうですか。
【次の発言】 新聞に出なければやらなかった、こういうことですな。

第68回国会 予算委員会 第20号(1972/04/28、9期、日本共産党)

○岩間正男君 委員長。
【次の発言】 問題は非常に重大なので、ここでの論評は差し控えたいと思います。そのうちに明確にしますが、とりあえず事実の問題について二点だけ聞きたいと思います。  第一の問題は、このような事態を起こすようなそういう問題が、いま現在の自衛隊の運営の中にあるのかどうか、これをどういうふうにあなたたちは考えておるかという問題が一点です。  もう一つの問題は、この一人が記者会見の中で次のようなことを言っているのです。私の隊では、民間機が地上上空を通過するたびに、民間機を仮想敵機としてミサイル発射の訓練をしてきた、訓練は、レーダーで民間機を追い、ミサイルの方向を変えるなど実戦さなが……

第69回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1972/09/29、9期、日本共産党)

○岩間正男君 さっきの機関紙誌なんかの問題ですね。私たちも非常に感じていることですが、どうなんですかね、大体政治資金規正法というものを設けられた趣旨から言って、非常に不明瞭な支出、そういうようなものに対する国民の疑惑を一掃するということに主眼があるのじゃないですか、どうなんです。
【次の発言】 そうすると、おもな趣旨から考えますと、やはり一般に与える印象というのは、総額だけ見るんですよ。収入と支出をこまかに見る国民というのは、実際何%か、〇・〇〇%あるかないかわからないというようなかっこうでしょう。そういうことで印象づけられるわけですね。  政治資金規正法の趣旨から言ったら、いまのようなものを……

第69回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1972/08/03、9期、日本共産党)

○岩間正男君 もう時間がないので、文部大臣にいろいろお聞きをしたいことがあるわけですがね、簡単にお聞きしますが、とにかくいまの状態では人材が集まらない。そうすると人材を集める必要がある。こういうことで、いまのようなとにかく教員の待遇を格段にこれは優遇しなきゃならぬ、こういう措置をとられていると言われているのでありますが、これについて、教育の立場から考えれば、この教員の特殊性を認めてそれで待遇改善をやるということについて、基本的にやはりどういう条件がこれはその中で必要なのか、これはどうお考えになっていますか。こういう点についてまず先にお聞きしたいのです。

第69回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1972/08/31、9期、日本共産党)

○岩間正男君 聞いていることに答えなければだめですよ。聞いていることは、米軍の演習のためにだけやったのかということです。答弁にならぬですよ。官房副長官に教えるのじゃないが、おかしいのだ。
【次の発言】 ちょっと関連して。  先ほどの応答の中にただしておかないと当委員会の権威に関する問題がありますので、これは明確にしておいてほしい。それは、いままで海兵隊の富士演習場の使用状況について何回も資料を求めたわけです。その中にははっきり一五五ミリりゅう弾自走砲、二〇三ミリりゅう弾自走砲は何回も持ち込まれているはずだ。すでに北富士でもそれは演習を開始しているはずだ。これは言うまでもなく原子砲であります。五……

第69回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1972/09/19、9期、日本共産党)

○岩間正男君 農政局長見えていますな。――この前の戦車の土の問題ですが、八月三十一日の当委員会で、私は、米軍によって戦車等に付着して相模補給廠に持ち込まれているベトナムの土を農林省にお渡しして、農林省としても独自にこれを分析して、その結果を当委員会に報告するようお願いしたわけです。その結果がどのようになったか、ここで御報告を願いたい。
【次の発言】 この分析表を、これは当委員会にやはり科学的なものですから報告してほしいんです、一つは。何かいまのような抽象的な報告だけではまずいですから、これはまず分析表を出す、そうしてもっと明確にやはり科学的にここで討論する必要があるわけですから、そういうものに……

第69回国会 内閣委員会 閉会後第5号(1972/10/17、9期、日本共産党)

○岩間正男君 どうも建設大臣は事の重大にあまり気づいていられないんじゃないかと。先ほどから伺いますというと、沖繩の海洋博ですね、これが今度の車両制限令を改悪した一番大きな原因だと言われた。しかし、そんなもんじゃないと思うんです。これはたいへんですよ。先ほどから話がありますように、国民のこれは感情をさかなでしていますよ。それからこれでもって、どうなんです、これはもう米軍の戦車、それから自衛隊の戦車、こういうものは自由に通れるんでしょう、フリーパスで。そこで、この一台の戦車がこれは通る。これはベトナムに送られることは明らかです。そうしたらどういう事態が起こるというふうにあなたは考えているんですか。……

第70回国会 内閣委員会 第2号(1972/11/10、9期、日本共産党)

○岩間正男君 これは警察庁長官来てからはっきりさせてもらうけれども、国会の要求によって――しかもこれは委員会の非常に会期末の時間のないところです。そのために予算委員会と並行審議している。そこで当委員会から、当然これは委員長から要求してもらった。そして、さらに私も、まあ念を入れて各党の予算の理事の間を回って了解を得たのです。ところが、その時間に来てない、実は病院に行ったなどということで、こういうふうに国会の審議を延引させることは、非常にこれは遺憾だと思います。そういうこともありますが、いま間もなく来るということですから、その前に懸案の問題として、静岡の問題、つまり、いまから半月ほど前に、国家公安……

第71回国会 内閣委員会 第4号(1973/03/06、9期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がありませんので簡単に質問したいと思いますが、まず第一に、給与担当大臣としての総務長官に公務員給与制度に対する基本的な見解を二、三お伺いしたい。きょう初めてですからお伺いしたいと思います。  それで第一の問題ですね。これは国家公務員労働者の労働条件は、当然使用者である政府と労働組合との間の団体交渉できめられるのが本筋だと思うんですね。使用者でない第三者機関である人事院によって、労働者の生活に直接かかわりのある給与や手当などが定められているこういう現行の問題は、これは非常に人事院制度そのものが矛盾している、基本的考え方が。この点をどうお考えになりますか。

第71回国会 内閣委員会 第5号(1973/03/29、9期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。  この問題につまりいま反論をしたわけですね。反論があるなら出しなさいよ。そうして討論して、その結論が出ないうちはこのような強制執行はまかりならぬというのは当然だ。これは委員会の意思ですよ。ところが、あなたたちは、その見解がまとまらないのだと言ってずるずるやっている。そうして追い詰められると、これに反論を加えてくる。こういうやり方は、これは当委員会の運営というものを愚弄しているのですよ。はっきりすることは、これは国務大臣答弁しなさいよ。国務大臣としての責任において言いなさい。いまとにかく結論が出ないのでしょう。結論が出ないうちに強制できないだろう。これは常識でしょう。民主主……

第71回国会 内閣委員会 第7号(1973/04/17、9期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に総務長官にお聞きしますが、きょう十七日は、日本の労働者にとって初めて国への制度要求の一つである年金制度の大幅改善を要求して、年金統一ストが戦われているのであります。初めに、このような年金制度の大幅改善を大多数の労働者が要求して戦っている現在のこの段階で、公務員の定年制について、政府はこれをどう考えるか、これを導入する考えがあるのかどうか、まず最初に伺っておきたい。
【次の発言】 あらゆる角度から慎重に検討中だと言うのですが、これは導入する考えでやっているのか、それとも、そうでないのか。こういう基本的な態度は、これはどうなんですか。政府の意向というのがあるだろうと思う。その意……

第71回国会 内閣委員会 第8号(1973/04/24、9期、日本共産党)

○岩間正男君 それじゃ、大蔵大臣来てからと考えておったんですが、だいぶ来るのがおくれるようですから、大蔵大臣来てからまたあらためてということにしまして、この法案と直接の関係はないのでありますが、公務員の宿舎の料金の値上げ問題から先にお伺いしたいと思います。  第一に、大蔵省はいま公務員の宿舎費を大幅にアップして五月一日から実施しようという計画を持っておると聞いておりますが、これはどうですか。
【次の発言】 それじゃ理財局が来てから、大臣が来てから、並べてこれはやりたいと思います。  その前に、今度の法案について、日額旅費の問題が出ているのですが、これは各省庁で定めている日額旅費は千差万別だ、そ……

第71回国会 内閣委員会 第11号(1973/06/07、9期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。  いま聞きましたが、まあ一昨日もそのような発言あったわけですが、王制の国ということは基本的なもう重大な問題ですよ。この問題が明らかにならないで国会の審議というのは成立しないと思う。したがって、いまその動議が宮崎議員からあったのですけれども、私は、即刻この委員会は中断して、そうして善後策を講じるのが当然だと思います。このことに私は賛成いたします。この動議に賛成をいたします。

第71回国会 内閣委員会 第12号(1973/06/14、9期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないので、大臣退去されるらしいので簡単にこれはお聞きしておきます。  昨年の三月だったと思いますが、この問題でわが党の公害委員会が環境庁長官――大石環境庁長官時代ですが、それから赤城農林大臣、農林省と環境庁に対して申し入れをしたわけです。これに対するやはり政府の責任の問題なんですね。公害を処理する、これは私の郷里でもありますが、松島湾が十年前あたりからやはり公害問題で悩んでいる、そこへ加工の汚水が流れる。この水質汚染の問題が非常に大きな問題になって、当然これを解決していく、この公害をなくす方向に努力をしていく、これは当然やはり一つは政府の責任でなければならぬ。そういう政府の……

第71回国会 内閣委員会 第13号(1973/06/19、9期、日本共産党)

○岩間正男君 それじゃ、まず最初にお伺いしますが、田中内閣の国民の支持率というのは、最近非常に下がっているわけですね。これは昨年の九月あたりの調査によりますと六一%から六二%、これは戦後最高などといわれたものだと思うのです。それがまあ最近では一九%という、商業新聞の、そういうわけです。それから最近日本リサーチセンターの調査によると、これは五月末になると一五%、これはもう全く往時の最高時点から考えると四分の一以下なんですね。一五%というと七人に一人ということになるわけです。そうして、しかも支持しないは一一%から四六%に、四倍以上にふくれている。こういうことになっているわけですが、この原因を一体経……

第71回国会 内閣委員会 第14号(1973/06/21、9期、日本共産党)

○岩間正男君 それでは一昨日に引き続いて質問したいと思います。  この前の質問の冒頭で、私は、田中内閣の支持率が急速に最近低下した、その原因は何だと思うか、その原因についてただしたわけであります。これについてあまりはっきりした答弁はありませんでしたが、その原因はいろいろあるだろうけれども、最大の問題はやはり国民の生活問題、とりわけ物価の上昇問題、インフレの高進、特に大企業が米、大豆、繊維、木材などをはじめとする生活必需品の買い占め売り惜しみをやった、こういうところにあるんじゃないか。それに政府が非常にからんでおる。そういう事態が国民の支持を急速に低下さしている。したがって、この問題を、当然これ……

第71回国会 内閣委員会 第15号(1973/06/26、9期、日本共産党)

○岩間正男君 それじゃ、参考人に二、三点、それと関連してお伺いしておきますが、簡潔に、明瞭にお答えを願いたい。  第一は林雑補償の問題ですが、林雑補償について、政府の規定では、入り会い慣行を有する者が補償金の受給資格者となっておるが、最近では、演対協会長に一任しないと支払わないということになっているようでありますが、これはどうなんでしょう。
【次の発言】 第一の問題は、そういう形ですね。そうすると、結局はもう、演対協に入っていない組合、そういうようなものには林雑補償を支払わないと、そういう形になっているんですが、こういう事態はどれぐらい続いておるんですか。

第71回国会 内閣委員会 第16号(1973/06/28、9期、日本共産党)

○岩間正男君 まず最初に、先ほど内藤委員の質問に対する吉國内閣法制局長官の答弁があったのでありますが、私は非常に重大なものを含んでおると思います。非常に短い時間で、速記も検討しないで、これを十分に論議することはできません。とにかく天皇が元首であるというような規定をしたり、あるいはまた公的行為というものを、これを無制限に拡大しておる、そういう方向の発言があったということは非常に重大であると思うのであります。ことに、元首であるという点につきましては、象徴天皇は国を代表する、そういう国事行為の中にも権能がある、したがって、これを国の代表としてのそのような立場をとる、したがって、元首としての資格を持っ……

第71回国会 内閣委員会 第18号(1973/07/05、9期、日本共産党)

○岩間正男君 初めに、私は、恩給に対するわが党の基本的態度について触れておきたいと思います。  わが党は、恩給の基本的考えとしては公的年金制度の一環として、老後の生活の保障、本人の障害、遺族の生活に対し、正常な生活水準が維持されるようにしなければならないと考えており、こういう点での一定の改正には賛成できる理由があります。しかし、旧軍人恩給については、政府が軍国主義復活の露払いとして利用する、そういうおそれがあること、旧将校など職業軍人を優遇していること等の改正には必要性を認めないものです。以上の理由により、わが党は、この恩給法案に対しましては、今回の改正案については棄権の態度をとることを表明い……

第71回国会 内閣委員会 第20号(1973/07/12、9期、日本共産党)

○岩間正男君 この改正案が公務災害に準ずるというようなことで提案されておるのでありますが、これはわれわれとしてはいろいろな要求を持ちながらも、このような提案に対しまして努力を認めるわけであります。そういう点から質問したいんですが、時間の関係もありますから、なるたけ重複を避けて質問したいと思います。  第一に、この問題で原点に立ち返って考えてみたいと思うんですけれども、労働者が通勤途上の災害を公務災害として認めてくれと、当然認めるべきだと、こういうことを要求しておるというこの気持ちというのは、これはどういうところからきておるというふうに総務長官はお考えになりますか。

第71回国会 内閣委員会 第22号(1973/07/17、9期、日本共産党)

○岩間正男君 委員長のお許しを得て、ただいまの報告に対して少数意見を述べさせていただきます。  屋良知事は、沖繩の自衛隊の配備が本土並みでない現状を指摘し、自衛隊の強制配備に反対していました。  また、平良那覇市長も、自衛隊の沖繩配備に反対し、防衛二法を廃案にしてほしいと要望されました。  以上、少数意見としてつけ加えさしていただきたいと思います。

第71回国会 内閣委員会 第23号(1973/08/28、9期、日本共産党)

○岩間正男君 ただいまの委員長の釈明について、党としての見解をはっきり表明しておきたいというふうに考えます。  第一に、遺憾であるということばを言われたわけでありますが、これはあくまでもことばなんです。実際はその裏づけというのはないわけなんですね。いままでのパターンを繰り返すというようなことでは、これはもうほんとうに国民に対しても相済まない問題である。したがって、これは行為で示さなきゃならぬ。そういうことでなしには、あのような不当な強行採決が慣例を破り、あるいは理事会の運営をじゅうりんし、そういう形で行なわれた、そういうことに対して全く反省というものは、私は単なることばにすぎないというふうに思……

第71回国会 内閣委員会 第24号(1973/08/30、9期、日本共産党)

○岩間正男君 こういう運営について、まず最初に質問者の立場からいえば、いつでもこういうやり方ですね。壁ぎわに追い詰めて、時間がないから、それで何とか了承してくれとかなんとかいう形でわれわれにやられてきました。こういうやり方は不当であります。  それから、ただいま与党理事の一人から、質問やらなければ棄権と認めるという発言があった。これはどういう権限だ。これは委員長が言うのならいざ知らず、さっき君には話したはずだよ、四時までに入れなければしようがない、一時間以上やるのだから。けさは二時間ぐらい要求したわけです。そうしたら、あんたたちは一時間で何してくれ、おれは一時間半は少なくとも必要だと、こう言っ……

第71回国会 内閣委員会 第27号(1973/09/13、9期、日本共産党)

○岩間正男君 七日に行なわれた札幌地方裁判所の長沼事件判決は、裁判史上初めて自衛隊の存在について憲法判断を示し、自衛隊が憲法九条二項で保有を禁止されている陸海空軍そのものであり、憲法違反であることを明らかにしたものであります。  わが党は、自衛隊の存在そのものの違憲性を最初から一貫してきびしく指摘し、この対米従属と国民抑圧、憲法違反の自衛隊の解散を主張してきた立場から、この判決を全面的に支持しております。また、平賀書簡や裁判官忌避問題に見られる司法反動の攻撃に屈せず戦い続けてきた福島裁判長の勇気と決断に賛意を表するものであります。  こういう立場で、ところで私は、まず田中法務大臣にお聞きしたい……

第71回国会 内閣委員会 第28号(1973/09/17、9期、日本共産党)

○岩間正男君 長沼判決は、自衛隊は陸海空三軍であり、憲法違反であるということを明快にこれは判示をしたのです。ところが、総理はこれに対して否定される。まあ上訴中でありますけれども、一体その根拠はどういうことなんですか。根拠をはっきりしてほしい。
【次の発言】 総理にお聞きしますが、世界の軍隊の中で、自分で自衛のための軍隊でない、自分は侵略軍だと、こういうことを規定した国というのはない。全部これは自衛のための軍隊だ、こういうふうに言っていると思うのでありますが、この点はいかがですか。何かこの例外の国はございますか。
【次の発言】 飛行機三機ぐらい持っていても軍隊であるという世界の通念、そういう国も……

第71回国会 内閣委員会 第29号(1973/09/18、9期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連して。  先ほどの久保局長の発言の中に、部隊編成のことについて戦闘能力を発揮できないということばがあった。これは非常に問題じゃないですか。私はこんなことばじりをとるのはおとなげないというふうに考えております。しかし、問題は、きのうここでも田中総理に来てもらって質問した。そうして、あの長沼判決との関係で、判決はすでに自衛隊は陸海空三軍であると、そして違憲であるということを明白にした。ところが、これに対して政府側はあらゆる機会に、これは軍隊でない、戦力でないという規定をやっている。そういう中で、戦闘能力ということばは、これはどこから出てくるんです。これは失言じゃないですか……

第71回国会 内閣委員会 第31号(1973/09/20、9期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行で了解を得ておきたいのでありますが、きょう五時ですね、議長の招集を受けまして各党の幹部会が開かれます。私、その前にちょっと打ち合わせがあって出席をしなければならぬものですから、ここをちょっと一時抜けさしていただきたいと思います。それで、こういう事態のときですから、五時ではもう終わると思うんですけれども、特に了解を得ておきたい、公然と了解を得ておきたいと思います。ようございますか。

第71回国会 内閣委員会 第32号(1973/09/26、9期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に、事実関係についてお聞きしますが、ミリオン資料サービス社が金大中事件と関係があるのではないか、こういう質問がなされたわけでありますが、これに対して江崎国家公安委員長は、関係があるなら自分から申し出ることはないはずだ、こう言って関係を打ち消しておられます。しかし、どうですか。この問題は朝日新聞のインタビューによりますと、坪山所長と記者の問答でこういう一節があります。「記者警視庁の調べでは、あなたと江村菊男さんの方から同庁に届け出たことになっているが」「坪山 とんでもない。警視庁の方から問い合わせがあったのだ。金東雲氏の顔写真を見て証言したなどというのも、事実と違う」、こういう……

第71回国会 予算委員会 第9号(1973/03/23、9期、日本共産党)

○岩間正男君 日本共産党を代表して、日米安保条約と在日米軍基地、特に関東計画を中心として、基地の整理統合並びに基地の移転費問題等について、政府の見解をただしたいと思います。  まず、私のお聞きしたいことは、米軍基地の整理統合なるものの真のねらいは何であるかということです。最近の整理統合について、政府は、これが国民大多数の要求にこたえるものであるかのように宣伝し、総理の施政方針演説でも、一月の安保協議委員会の合意は、その意義はきわめて大きいと評価しています。しかし、この米軍基地の整理統合は、アメリカにとって不必要になった基地は一部返還されるにしても、沖繩をはじめ横田、横須賀、厚木、岩国、三沢など……

第71回国会 予算委員会 第20号(1973/04/11、9期、日本共産党)

○岩間正男君 本論に入るに先立って、いま沖繩県民が当面する三つの問題について質問します。関係各大臣の率直明快な答弁を求めます。  第一は、沖繩の基幹産業であるサトウキビ価格の問題です。本年度生産者価格は、トン当たり最低六千九百五十円で、この価格は、農林省統計調査部の生産費調査トン当たり八千百四十五円を千二百円も下回っています。これを米穀買い入れ価格算定方式と同じように、生産費及び所得補償方式に改めるべきだと思いますが、どうですか。  第二は、中小企業の融資の問題です。目下沖繩には中小企業特別資金貸し付け並びに特殊資金貸し付けの未消化分が三十四億八千三百四十万円残高となっています。これを次年度に……

第72回国会 決算委員会 第8号(1974/04/03、9期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、まず第一に、国鉄の間引き運転の問題と、それから学習権の保障の問題についてお伺いをしたい。  具体的に例をあげますが、青森県五所川原から秋田県能代に通ずる五能線は、ここ十年の間に合理化が非常に強化されて、十ヵ所近い駅が無人化されているなど、営業部門から施設、保線など、あらゆる面で縮小や操短が行なわれ、住民の生活を極度に不便におとしいれている事実があります。ことに一昨年十二月に発生した列車脱線事故以来、国鉄秋田管理局は安全対策と称して、瞬間風速二十五メートルで列車の運行を完全にストップさせるという規則強化を行ない、これとともに必要最小限の職員をさえ配置せず、列車の運行を確保して……

第72回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1974/04/08、9期、日本共産党)

○岩間正男君 まず最初にお聞きしますけれども、選挙法、これは非常に議会制民主主義の根幹をなす重大な問題だと思います。ことに主権在民の立場から、国民の選挙権を一〇〇%保障する、そのことは絶対これは必要な任務だと思うのです。したがって、自治省にお伺いしますけれども、そのような保障の努力を常にやっておられるかどうか。現在やっておるやり方というのは十分だと言えるかどうか。もう一つは、不十分だとするなら、今後これをもっと努力する考えがあるのかどうか。この点、最初に基本的態度としてお聞きしておきます。
【次の発言】 ちょっと注意してください。政治資金のことは聞いてないです。一体、国民の選挙権を保障するどの……

第72回国会 内閣委員会 第2号(1973/12/14、9期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないので端的にお聞きしますから、端的にお答えを願いたいと思うんですが、今度の問題で、やはり先ほど意見書の提出が問題になりましたが、どうもやっぱり納得できないですね。この意見書によりますと、適当と認めたから、こういうことなんですね。人事院の認識はどうかということです、人事院の認識。どんな認識で〇・三カ月分という数字を算出したのか。衆議院でわが党の議員がこういう質問をしました。これに対して、これは人事院総裁の答弁がここにあるわけですが「公務員がはだで感じていることを受けとめて算出したものであり、特別なデータに基づいたものではない。公務員はこれで助かったという表情をしているので適……

第72回国会 内閣委員会 第9号(1974/03/26、9期、日本共産党)

○岩間正男君 文部大臣がおられないところでこの法案を質問するので、非常に突っ込んだところは――まあ次官が出ておられますので、次官の答えられる範囲内で答えていただきたいと思いますが、国務大臣として総務長官がおるんでありますから、総務長官に主として伺いたいと思います。  第一に、これは専門外のことになって、あるいは勉強を要する問題かもしれませんけれども、教育行政として教育基本法の第十条にこれははっきりした定めがあるわけですね。「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきものである」、この第一項を満たすために、第二項として、「教育行政は、この自覚のもとに、教育の……

第72回国会 内閣委員会 第10号(1974/03/28、9期、日本共産党)

○岩間正男君 時間があまりございませんので、要点質問しますから、要点についてお答え願いたいと思うんですが、それは総理府統計局職員の頸肩腕症候群の問題です。実はこの問題につきまして私はさきに二回ほど質問しているわけです。ことに総理府設置法の一部改正法案、これがいまこうして出されているのでありますが、その当時の審議の状況から考えますと、もうすでに一年近く経過しておるんですね。そういう中でこの問題はどうなっているのか、これは非常に総理府の政治姿勢の問題とも関係すると思いますのでお伺いするわけでございます。  そこで、私はまずお聞きしたいんですが、昨年の七月十二日の当委員会でこの問題を取り上げました。……

第72回国会 予算委員会 第20号(1974/03/30、9期、日本共産党)

○岩間正男君 田中総理に伺います。  目下、石油、電力料金の値上げなど、相次ぐ国民生活の重大な危機の中にあって、政府は従来とり続けてきた石油中心、メジャー依存の政策に対して、一体どのような反省を持ち、教訓を引き出しているのか。政府のエネルギー対策について総理に伺いたいと思います。
【次の発言】 国内資源としての石炭の問題ですね、総合エネルギー政策について聞いているんですから、そういう点でもっと具体的にお答えを願いたい。
【次の発言】 石炭を重視すると、こういうふうに考えていいですか。
【次の発言】 まあ石炭を重視する立場に立って総合エネルギー政策を考える、そういう立場から、では具体的にお聞きし……


10期(1974/07/07〜)

第73回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1974/09/10、10期、日本共産党)

○岩間正男君 運輸大臣に最初お伺いします。  就任してからもうすでに八カ月もたっているんですね、だいぶ運輸行政にも熟達されたと思うんですが、いま重点的に考えておられるのはどういうことですか。
【次の発言】 それでは具体的にお聞きしますが、自民党内閣の多年の高度成長政策によって、大都市の過密現象というものはたいへんなことになって、いまやどうにもならぬような都市問題をかかえているのが現状だと思うのですね。その反面に、農山漁村の僻地では過疎現象がますます深化している。それで地域住民がそのために非常に多大の生活上の犠牲を払っているというのが現状だと思うのですね。中でも交通問題は非常に深刻だ。ここに経企……

第73回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1974/11/07、10期、日本共産党)

○岩間正男君 ラロック証言がありましてから、日本の防衛体制、ことに核戦略体制の中に日本の国土が巻き込まれておるという、こういう重大な問題が提起されまして、大きな論議の的になっているわけであります。これに対する政府の答弁を見ますというと、日本には核は持ち込まれていない、そういう点でほとんどほおかぶり的なこれは答弁に終始をしているわけです。このラロック証言の信懲性については、国民はもうひとしくみな信じている。政府の答弁というのは全くそういう点からはずれていると、こういうふうに考えるわけでありますけれども、この論議はまあ一応おくとしまして、このような論議をやっておったにしたって、はたして一体核持ち込……

第73回国会 運輸委員会 閉会後第5号(1974/11/25、10期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に国鉄の質問に入る前に、この前の委員会で私の要求しました外務省の日本の開港並びに不開港に対するアメリカの艦艇がどれだけ入っているか、この資料を出してもらったのですが、非常にこれは御苦労なことでありますけれども、私の要望したものに対して非常に不十分なんですね。私は昭和三十五年から地位協定が発効してから、しかもその中でいま申しました日本の施設区域、つまり某地以外の港について、しかもジェーン年鑑で十一の核搭載可能の艦船をあげている。それらの艦船が入っているのを仕分けをして、そうして出してほしい、こういうふうに要望したわけです。出されたものを見ますというと、これは昭和四十五年以後のも……

第74回国会 運輸委員会 第1号(1974/12/24、10期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないようですから端的に予算の問題をお聞きして、あと詳しくはいよいよ本格的な審議の中で尽くしたいと思うのです。  第一の問題は、昨日予算委員会で問題になりました河本通産相のかつての社長をしておりました三光汽船の問題、これについてわが党の上田議員が質問をしたわけであります。その中でファミリーの問題つまり目的以外の仕事をやって、ことに株の大量ころがしをやって、その間にばく大な利益をあげたんじゃないかという問題がここで指摘をされたわけであります。その中で木村運輸大臣は担当の範囲内でこれは調査をすると、こういうことを言われたわけであります。もう一つは、この海運に関連しました便宜置籍船……

第74回国会 予算委員会 第3号(1974/12/23、10期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表して、昭和四十九年度補正予算に対し、反対の討論を行なうものであります。  その第一の理由は、本補正予算が、前内閣のもとですでにきまっていた経費の支出に限られ、今日の物価高、インフレと不況に悩む国民の切実な声にこたえる新施策は全くないからであります。  第二の理由は、軍国主義復活、強化をはかる二百億円をこえる軍事費の増額を認めるものとなっているからであります。  第三に、前田中内閣の列島改造を依然として継続し、大企業本位の公共投資を改めていないことであります。  このように、本補正予算は、黒い霧に包まれた田中内閣の大企業本位、国民無視、対米従属と軍国主義復活の……

第75回国会 運輸委員会 第2号(1975/01/17、10期、日本共産党)

○岩間正男君 最初にお願いしておきたいのですが、非常に時間が制限されております。端的に質問したいと思いますから端的にお答えを願いたい、こういうふうに思うわけでございます。  第一に、今度のマラッカの事故のいわば真の原因というか、一番大きな基本的な原因ですね、そういうものをどういうふうにお考えになっていらっしゃるか。これは多筥さんにお伺いしたいと思うわけです。  先ほどの決議ですね、これが発表されました。私たち聞いていて非常に問題のありかが明らかになるわけですが、その中で高度経済成長政策の落とし子だと、今度の問題は。こういうふうにいわれておるわけです。それが現在の石油業、海運業、そしてその中心に……

第75回国会 運輸委員会 第4号(1975/03/25、10期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。  十八年前のことでずいぶん古い話になりますが、神風タクシーの問題で、いまの固定給の問題と歩合給の問題について、その他労働条件について十六の勧告をしたのですね、運輸省に。それは生きているのかどうか。はるかに昔のことになっておるので、そのままになっておるかもしらぬが、いまの自動車局長の答弁というのは納得いかぬですよ。この問題はあなたは賃金には立ち入りができない――しかし行政指導の面で運輸省か主体にならなければだめだ。労働省はいま言ったように及び腰だ、この問題は非常にごまかされておるわけです。したがって運輸大臣の決意も、その問題でもっと深く入って、やはりタクシー労働者の生活権を……

第75回国会 運輸委員会 第5号(1975/04/15、10期、日本共産党)

○岩間正男君 それでは、まずお聞きしたいのは、今回の車検料の値上げでどれほどの増収を見込んでいるか、これについて。
【次の発言】 この増収によって、設備の改善にとか、それから国民へのサービス、こういうものがどの程度向上すると考えておられますか。
【次の発言】 車検場は別に増設しないですね。コースだけが、どのぐらいですか、五コースぐらいですか。
【次の発言】 それから要員ですが、これはいま増員についてありましたけれども、同時に一方じゃ総定員法の第三次削減を受けるわけじゃないですか。最終的にどれぐらいになるのですか。
【次の発言】 そうすると、車検料が上がるわけですけれども、具体的なサービスとして……

第75回国会 運輸委員会 第7号(1975/05/29、10期、日本共産党)

○岩間正男君 雫石上空で自衛隊機と全日空機が衝突事故を起こしてからもう四年近くになります。一瞬にして百六十二人のたっとい人命を失ったあの悲惨な事故の教訓から、一体、運輸省は何を学び、どんな対策を講じてきたか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 これは先ほども一部一応伺ったのでありますが、まず先に、この前提条件からお伺いしたいと思いましたので。  その次に、過般、あの事件の判決が出されたわけですね。この判決の中では自衛隊側の責任を厳しく追及する。それと同時に、政府に対しても民間ジェットルートに対する保護が不十分であった、その他航空行政の不備について指摘されていると思います。判決が出たいま、こ……

第75回国会 運輸委員会 第8号(1975/06/05、10期、日本共産党)

○岩間正男君 三人の参考人に時間の関係からまとめてお伺いします。  まず第一に井戸参考人にお伺いしますが、先ほどの公述の中にもございましたが、雫石事故のあのときの調査委員をやられておる。あのとき政府は、航空交通安全緊急対策要綱というものを出したわけです。国会でも論議されまして、これで民間機の安全を第一に考えてやっていくと、こういうことだったと思うんです。そこで問題は、自衛隊機との関係について訓練空域をどう調整するか、この対策が一番大きな問題としてとられたわけでありますが、同時に私たちはその自衛隊機だけじゃなくて、その背後にあるともいうべき米軍機との関係を明らかにしなければ真に日本の空の安全を守……

第75回国会 運輸委員会 第9号(1975/06/17、10期、日本共産党)

○岩間正男君 この前に続いて質疑を続行したいと思います。  まずお伺いしたいのは、この改定された日米合意書の問題ですけれども、五月七日の日米合同委員会で航空交通に関する日米合意書が改定されました。その要旨なるものを外務省から当委員会に提出してまいりました。元来、審議を充足するためには合意書全文を提出してもらうのが筋だと私は思っているんです。私は改めてこれを提出することを要請したいと思います。そこで本格的な論議は他日に譲ることにして、きょうはこの要旨に関する二、三の問題について質問をしたいと思います。  まずお聞きしたいのは、日米合意書が改定された動機、並びに趣旨といいますか、つまりなぜ改定しな……

第75回国会 運輸委員会 第10号(1975/06/19、10期、日本共産党)

○岩間正男君 それじゃ坂田防衛庁長官にお伺いします。時間が余りないものですから、端的に確信ある答弁を願いたいと思います。  まず第一に、昭和四十六年七月に起こった雫石の大惨事の後の国会で当時の西村防衛庁長官は次のように答弁しておる。「国民の自衛隊であるものが万一にも今回の事故のように国民に危害を与えるようなことがあっては大変であります。」、そうして「今回海上を使うということを中心に置きまして、やむを得ざるものにつきましては、民航の安全第一を第一義として」いろいろな処置をとりたいという言明をしているわけであります。また、その後に江崎防衛庁長官がやはり国会で答弁している。どう言っていますかというと……

第75回国会 運輸委員会 第11号(1975/06/24、10期、日本共産党)

○岩間正男君 時間が余りございませんので端的にお伺いしますから端的にお答え願いたいと思います。  まず第一に鉄建公団の総裁にお伺いしたいんですが、現在ローカル線の中で工事中のものがどれくらいございますか。何線くらい。それからその工事費総額は幾らになりますか。
【次の発言】 工事費総額といいますと、今年度だけじゃなくて、最初からの。現在六千百三十億ちょっと出てますが、どうですか。これは後で調べてください、時間の関係がありますから。
【次の発言】 膨大な線が現在継続されており、工事費総額も大変な額になっておるわけです。ことにいまからもう十五年、十年前に投資したのもあるだろうと、貨幣価値から言うとこ……

第75回国会 予算委員会 第21号(1975/04/02、10期、日本共産党)

○岩間正男君 委員長、関連。
【次の発言】 沖繩国会の場合に、沖繩から直接出撃する戦闘爆撃機に対して空中給油をすることは、これは事前協議の対象になると当時の愛知外務大臣ははっきり答えているはずです。そういう点から言えば、非常にいまの問題は等閑視できない問題だ。しかもまたベトナムに対する爆撃の危機がないとは言えない現情勢から考えて、この問題は政府の従来の答弁というものから全くこれは後退した答弁になっていると思うんです。この点明確にしてください。政府の一貫した態度が三木内閣によって後退していいんですか。どうなんです。はっきり答えてください。私の質問に答えてください。

第76回国会 運輸委員会 第2号(1975/11/18、10期、日本共産党)

○岩間正男君 法案の質疑に入るに先立って、まず関連する二、三の前提的な問題について質問したいと思います。  まず第一に、わが国周辺の海洋汚染について、最近の実態はこれはどうなっておるのか、まずこの件数についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それはいいですよ。件数だけでいい。
【次の発言】 いま報告ありましたように、前年度よりは四十九年度は多少これは減少していると、こういうことになっているんですが、しかし、依然としてこれは高い水準にあると思います。昭和四十五年に比べますというと、四百四十件に対して、まあ五倍以上になっておる。これは非常に重大な問題だと思うんです。さらに海域が、これは北海道……

第76回国会 運輸委員会 第3号(1975/11/20、10期、日本共産党)

○岩間正男君 道南バスの倒産問題をめぐりまして大変に問題が起こっているわけであります。この道南バスは日高、胆振地方、七市二十一町村の広い範囲内に及ぶ北海道民の足として重要な役割りを果たしており、一日十万人の利用者がいると言われております。いまその十万人の足が奪われるかどうかというような問題を抱えているので、この問題に対して、地方住民の足を確保するという、こういう立場から考えましても、徹底的にメスを入れて、再びこれを繰り返さないような方法をはっきり確立することを道民は心から望んでいると思うんです。私はそういう立場から、この問題をめぐる問題についてお伺いをしたいと思うのであります。  最初にお聞き……

第76回国会 運輸委員会 第4号(1975/12/09、10期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょうどこの前質問をしておりまして、国会の情勢により中断したので、最初からやり直したいと思うのでありますが、それは道南バスの問題についてお伺いしたいと思うんです。  道南バスは日高、胆振地方、七市二十一町村の広い範囲に及ぶ北海道民の足として重要な役割りを果たしており、一日に十万人の利用者がいる。いまその十万人の足が奪われようとしている。この事件に徹底的にメスを入れ、再びこれを繰り返さないことは道民の願いでもあります。  そこでお伺いしますが、この事件の概要、その後の経過、これをまず最初にお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 非常にこれは、内容を時間の関係から詳細に述べられ……

第76回国会 運輸委員会 第5号(1975/12/11、10期、日本共産党)

○岩間正男君 まず最初に、われわれ共産党は、公労協労働者のスト権は、憲法に保障された基本的権利であり、全面的にこれを付与すべきものである、こういう考えに立っております。  ところで、国鉄総裁は、立場は違いますけれども、いままでの国会答弁で、いわゆるスト権を付与することはむしろ好ましいと同時、に現実的である、条件づきではありますが、こう述べておられるわけであります。  そこで私は、木村運輸大臣にお伺いしたい。これは、国鉄総裁の言葉は、国鉄の運営に直接責任を負う当事者として、当然これは尊重されるべきものであると思います。海部副長官もいまそのことを述べた。運輸大臣はこのことに、スト権付与は現実的な解……

第76回国会 予算委員会 第5号(1975/11/04、10期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。  いまの室町産業の土地所有権があるかないかということですが、これは今度の問題で国会論議としては非常に重大な問題だと思うんです。所有権のないものを譲渡するとかどうとかすることを所轄省がやるなんということは、これは全く違法なことになるわけですよ。したがって、これに対して明確な答弁が願いたい。この問題をあいまいにして、これを過ごすことはできないんです。国会の論議ですよ、いやしくも。これに対して、これは仮谷建設相、小沢環境庁長官、三木総理に対して質問があったはずです。この見解が明確にされないで行われることはまずいと思う。したがって、私は議事進行の立場からいっても、いまの問題につい……

第76回国会 予算委員会 第6号(1975/11/05、10期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。
【次の発言】 仮定のことには答えられないという形で、これには答えていない。これはおかしいですよ。何のために自衛隊を持って、わざわざ有事の場合をこれを想定して絶えず論議しているじゃないですか。しかも、この問題は、今後の日本の財政をどうするかという問題はこれは平和と関連があると、こういう点はこれは先ほどの文献でも明らかになっている問題だ。そうしてそういう事態について、将来のことを考えて論議をしておくということが、国会論議の中で最も重要な課題です。ところが、それについて、先の見通しのもとにそのような危険の場合に対して未然の処置をとる、これは当然の国会議員の任務だから、この任務を……

第76回国会 予算委員会 第8号(1975/11/07、10期、日本共産党)

○岩間正男君 私は日本共産党を代表して、補正予算三案に対し反対の討論を行うものであります。  以下重点的に反対の理由を述べます。  その第一の理由は、政府三案がまさに物価値上げ、インフレ促進の予算であることであります。  わが党は、物価の安定、引き下げこそが最も適切な不況対策であることを繰り返し主張してきました。しかるに、政府はこれには全く耳をかさず、前国会で廃案となった酒、たばこ、郵便料金の大幅値上げを補正予算に組み入れて、新価格体系への突破口を切り開き、しかも、赤字公債を含む三兆五千億円もの公債の追加発行を強行しようとしております。このような措置が政府主導のもとで強行されている石油、鉄鋼そ……

第77回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1976/07/15、10期、日本共産党)

○岩間正男君 先ほども資料が配られたわけですが、去る八日行われた安保協議委員会で、日米防衛協力小委員会が設置を決められた。その小委員会では海空の機能分担ということの協議が重要な柱として位置づけられるだろうということは、これは容易に想像できます。そこで私は対潜作戦に問題をしぼって時間の関係から質問したいと思う。  まず最初にお聞きしたいのは、現在自衛隊が対潜活動用のいろいろな装備、兵器、武器、こういうものを使っていると思うのでありますが、それにはどのようなものがあるか、航空機あるいは聴音装置、ソノブイ、攻撃用兵器などに分けてこれを明らかにしてほしいと思います。

第77回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1976/08/12、10期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと長官に要望しておきたいのだが、長官、先ほど愛情のある政治ということを言われましたね。内閣委員会がきょう行われるということは、これは御存じだったですね。ところが四時過ぎにはもう出席されないというのですが、これはどういうことなんですか。しかも、きょう行われるのはあなたの足元の統計局の公務員労働者の人権に関する問題です。この問題が、参考人としてもう出てくるという、こういう問題なんですから、何とか差し繰ってこれは出席をお願いしたいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 最初にお願いしておきますが、時間が非常に少ない。特に端的な御答弁をお願いしておきます。  私は先月の十五日の……

第77回国会 内閣委員会 第3号(1976/05/11、10期、日本共産党)

○岩間正男君 総務長官にまずお伺いしますが、法の執行責任者として、その法律がどのように施行されているのか、その実態をつかむ責任が当然あると思うんですが、それはつかんでおられますか、そういう努力をされておりますか。
【次の発言】 それじゃ具体的にお聞きしますが、昨年十一月の法改正によりまして、一時恩給の受給者が三年以上七年未満の兵にまで拡大されることになった。恩給局はこれらの申請が都道府県の窓口にどのくらい来ているか、この実態をつかんでおられますか。
【次の発言】 私は総務長官にお聞きしているんです、恩給法の法の執行責任者として。これは非常に重要なんです。それはもう援護局の方に聞いたり、府県のこ……

第77回国会 内閣委員会 第4号(1976/05/13、10期、日本共産党)

○岩間正男君 いまの問題ですね。総務長官、結局戦争犠牲者を一人もなくすと、そういう点では政府の政治姿勢が問われている問題です。しかもこれは人道上の問題ですから、これについて十二分に検討される、そうして本人の権利を守り抜く、こういうことを特に要望したいと思います。  そこで、この前、昨年十一月に施行されました例の一時恩給の問題についていろいろ質問を申し上げた。そういう中で、結局該当者は大体政府の推定でも数十万あるいは五十万、そうして、しかもその後進達の様子を見ていますというと、五十年度は二万、それから五十一年度になって予定されているのは七万、こういうことになりますというと、非常にこの処理が時間を……

第77回国会 内閣委員会 第5号(1976/05/18、10期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。  同じことを統計局長はさっきも繰り返している、いまも繰り返している。私が三年ほど前に聞いたときも同じことを繰り返している。だから私は参考人を、これはやっぱり職員組合の方から呼ぶ必要があるんじゃないか。一方的に話を聞いているとそれだけで、いつでも話が一方的なんですよ。参考人を呼んで、そして要望を聞かぬと、なぜ一体話し合いができないのか、どうなんですか、これは委員長取り上げてください。さっきからそう感じている。だから、一方的に言うと、とにかく申請があったので、それでやろうとしたら組合の方が断った、こういうような言い方で、いかにも組合が悪い、そういうふうにしか聞こえない。そうじ……

第77回国会 内閣委員会 第6号(1976/05/20、10期、日本共産党)

○岩間正男君 日本原演習場の問題についてお聞きしますが、自衛隊は、事件当時、午後三時からの演習場に立入禁止を事前に通報しておきながら、その一時間半も前に地元農民の立ち入りを拒んだと言われている。これが発端で自衛隊の投石が行われ、混乱が巻き起こされたというふうに考えられるわけですが、このような約束無視で、一体今後とも自衛隊の演習を繰り返す気でおられるのかどうか、この点長官から伺いたい。
【次の発言】 聞いたことに答えなさいよ。
【次の発言】 聞いたことにずばっと答えなさい。そんな紙に書いたそういうものを読んでいる時間なんかない。そうして、しかも時間を制限されて聞いているんですよね。だから、私聞い……

第77回国会 内閣委員会 第7号(1976/05/24、10期、日本共産党)

○岩間正男君 まず最初に、緊急に質問したいと思うのでありますが、本日午前十一時ごろ、参議院に右翼が乱入した事件が起こりました。この経過について簡単に、これは警備局長ですか、御報告願いたい。
【次の発言】 これは最近国会周辺で、核防条約粉砕と称して右翼が国会周辺を宣伝カーでもう連日のように飛び回っている。この実情をどのようにつかんで、これに対する対策をどのように立てておられたのか。ことにまた私がお聞きしたいのは、この前、先月の二十三日ですね、右翼の大日本生産党の行動副隊長が、外務委員会の傍聴席から三木総理に建白書を出すというので飛び込んできた。これは非常に大きな問題になった。こういうような後に、……

第77回国会 予算委員会 第10号(1976/05/08、10期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の予算三案に反対の討論を行います。  私はまず、この予算案の審議が本院では実質わずか九日間しか行われないまま、ただいま採決に先立つ討論を行わざるを得ないという異常な事態について一言しないわけにはまいりません。  参議院の権威を傷つけ、議会制民主主義を踏みにじるこのような事態を生み出した政府・自民党の責任は重大であります。ロッキード事件の真相の迅速かつ徹底した究明を求めた国会決議をじゅうりんして、資料の公開と国会での徹底究明を妨げたこと、さらにはロッキード事件の真相究明と予算審議を両立させて国会の正常化を図ろうとするわが党などの努力を、民社党との……

第78回国会 内閣委員会 第1号(1976/10/12、10期、日本共産党)

○岩間正男君 まず、基本的な態度について申し上げたいと思います。  わが党は、ミグ25機の亡命事件について、この事件はソ連の国家意思で侵入してきたものではないにしても、不法入国、領空侵犯であるから、日本が先例や国際慣行に従っていろいろ調べるのは当然である。しかし、機体を分解したりして最高の軍事機密を調べるのは行き過ぎであり、まして日本合同で調査を進めることは、日米軍事同盟の非常な危険性を明らかにすることになるという態度をとってきました。この点をまず明らかにしておきたいと思います。  さて、私はここで主としてミグ調査の日米合同による調査問題にしぼって幾つかの質問を行いたいと思います。  まず最初……

第78回国会 内閣委員会 第2号(1976/10/14、10期、日本共産党)

○岩間正男君 兵の一時恩給の事務処理の問題について、この改善について質問したいと思うんです。  前国会五月の委員会で、兵の一時恩給の事務処理の改善ついて、数十万と言われる受給対象者の方々に、遅くても一、二年のうちに完全に支給されるべきであるという、こういう立場に立って、それで総理府恩給局、それから厚生省援護局にお聞きをしたわけです。人員と予算の問題、これをどうしても抜本的に改善しなければ、実際これは迅速な処理ができないんじゃないか、こういう点についてお伺いしたわけであります。われわれこういう問題を重視しておりますのは、これは何といいましても、兵というような、一般庶民の中でしかも軍隊に駆り出され……

第78回国会 内閣委員会 第3号(1976/10/28、10期、日本共産党)

○岩間正男君 きのう行われた国防会議で、ポスト四次防の防衛計画の大綱の文案が最終的に了承され、二十九日に開かれる国防会議で正式に決定されるそうですが、私は、そこできょうは、このポスト四次防の防衛構想について幾つか質問をしたいと思います。  まず第一に、ポスト四次防の防衛構想は、さきに防衛庁長官が防衛白書において提起した基盤的防衛力構想が採用されていると思うがどうですか。
【次の発言】 時間が余りありませんので聞かれた要点にぴしっと答えてください、時間が制限されて困っているから。  だから、基盤的防衛構想がこれで採用されていると、それはいいですね、そのとおりですね。  そこで、この基盤的防衛力構……

第78回国会 内閣委員会 第4号(1976/11/02、10期、日本共産党)

○岩間正男君 端的に質問しますから端的にお答え願いたい、時間の関係からね。  まずお聞きしたいんですが、いろいろな操作の仕方、それで時間がかかったと、人事院勧告の実施がおくれたと、こういう話が先ほどあったわけですけれども、これはやはり先ほども質問がありましたように、財特法と絡まったと、この問題が非常にやはり大きな問題じゃないかと思うんです。この点はどう考えておりますか。とにかくスピードはこれは最大のサービスですよね、どんどん物価変動が激しい、こういう中での給与改定ですから。この点についてどういうふうに考えるかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 おかしいじゃないですか。いまの御答弁そのものが……

第80回国会 内閣委員会 第3号(1977/03/22、10期、日本共産党)

○岩間正男君 それじゃ三原防衛庁長官に二、三の基本問題についてまず質問をしたいと思います。  第一に、坂田前長官は、今後の防衛方針として基盤的防衛力構想なるものを打ち出されました。三原長官はこれを継承されてやられるのかどうか、この点まずお伺いしたい。
【次の発言】 いま日米首脳会談が開かれております真っ最中ですね。この中で一つの大きな問題は、これは在韓米軍の撤退問題である、これは言うまでもないことであります。けさほどのニュースでも、カーター大統領は福田総理との会見で、韓国防衛の義務は果たしながらも地上軍の撤退は既定方針どおりに行うんだということを言明されているようです。こうした情勢の中で、基盤……

第80回国会 内閣委員会 第4号(1977/03/24、10期、日本共産党)

○岩間正男君 田村運輸大臣は、気象通報所の存続か廃止か、こういう問題について決して硬直した態度はとらないとおっしゃいましたが、さらに四月一日の予定を変更して慎重に検討すると、こういうふうに答弁されたわけです。これは、世論と各党の見解に耳を傾ける、こういう態度についてはわれわれは非常に評価してもいい、こういうふうに考えるわけであります。われわれも、現地の二十三の自治体に電話をかけたり、また現地の意見を調査しまして、その意見を全部聞いた。いろいろありましたけれども、結局、廃止してほしいというのは一つもなかったわけです。そういうような世論の立場に立てば、このような柔軟な態度をとられたことは非常に今後……

第80回国会 内閣委員会 第7号(1977/04/21、10期、日本共産党)

○岩間正男君 時間もたっておりますから、端的にお聞きしますから端的にお答え願いたいと、かように思うわけです。  まず最初に総務長官にお伺いしますが、いまも話がございましたが、まあ恩給法ぐらい複雑難解な法律はないと思うんです。これは難解中の難解だと思う。だから一般には非常に理解しがたい。特に受給者の方が困っている。そのために申請漏れやミスが多い。ここで改善について工夫する点が非常にあると思うんですね。で、そういう点で都道府県も窓口の問い合わせが非常に来る。それで処理の時間が非常にそれにとられる。そうして結局は軍恩連の関係者に委託をするというような状態も起こってくる。で、私はそういうことを考えます……

第80回国会 内閣委員会 第8号(1977/04/26、10期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。  お伺いしますが、稻葉発言の問題があんなに大きな問題になって、実際は国会の運営が非常に混乱に陥ったのですね。最後にあなたたち助け舟出したのは、憲法記念日をやるからこれで何とか了解してもらいたいということじゃなかったですか、これは事実ですよ。ところがいまになって、憲法記念日はやらないけれども、憲法は尊重するんだと言ったってそんなもの通りますか。通ると思いますか。そんな矛盾したことをあなたが言ったってそれはだめですよ。逃げ言葉だし、全くそれはもうめちゃくちゃですよ。私は第一回の憲法記念日に参加した議員だ。そのときからの自民党の動きをずっと見てきたわけだけれども、いまそういう段……

第80回国会 内閣委員会 第9号(1977/05/12、10期、日本共産党)

○岩間正男君 三時間の質問を一時間にこれは縮めてやるんだから、簡にして要を得た答弁をしてほしいと思います。三時間これはかかるんだ。  第一に文教政策の基本的な問題について、二、三文部大臣にお伺いしたいと思う。  学力低下、青少年の非行の低年化、入試地獄の問題、それから乱塾問題など、いま山積みの教育の問題を抱えて、その危機が叫ばれているときに、ときあたかもことしは教育基本法施行三十周年に当たるわけであります。このときに当たって、文部大臣はどんな決意を持って事に当たられようとしているか、まずその決意のほどをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 一応の当面する問題についてのお話があったわけですが、……

第80回国会 内閣委員会 第12号(1977/05/15、10期、日本共産党)

○岩間正男君 委員長、議事進行。  さっきから応答を聞いていますというと、政府が違法かどうかということがわからない。こういうかっこうで、一体この審議は進めることができるだろうか。大体きのうの段階の答弁を、これは法制局長官がやっているが、きょうは事態変わっている。次元が変わっている、はっきり言って。暫定使用法はもう死滅をしたんだと、その死滅をした法案が一体どのような方法で生き返るのか、死滅をした法案を生き返らせるに、これに対して延長などということで、その死滅したものが一体生き返るということは全くこれはおかしい。こういう問題についても答えることができない。また施設庁長官の答弁は、これは最後に裁判所……

第80回国会 内閣委員会 第15号(1977/05/18、10期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行、動議。(「賛成」、「反対」と呼ぶ者あり)私は、さらに慎重審議を尽くすということの動議を提出したいと思います。  その理由は、第一に、この法案は実に重大な法案であること、アメリカの銃剣によって土地を強奪され、さらにこれを延長する憲法違反の希代の類のない悪法であること、そうしてそのために沖繩県民の生活権利が奪われた、こういう法案でございます。  第二に、これはすでに消滅した軍用地の使用権を附則六条によって復活させるというまことに類のない、国会、立法府の非常に疑義のある形でやられる、こういう法案です。  この二点から考えまして、われわれはこの法案をもっともっと慎重審議をすべき……

第80回国会 内閣委員会 第17号(1977/05/26、10期、日本共産党)

○岩間正男君 公務員の年金の問題につきましては、河田委員が後で質問されますが、私はそれに先立って、大蔵省の政治姿勢の問題とも深い関係のある問題について、その姿勢をただしたいと思います。  それは終戦のどさくさに紛れて、戦時中外地に居住していた人たちの在外預送金、その金の数十億円を略取して、そうして戦後最大の疑獄事件という悪名をこれはとどろかせている在外預送金略取事件、この問題についてお伺いしたいと思うんです。  ここに、昭和五十年六月八日付の朝日新聞の投書欄に掲載された、「在外預送金を取りもどそう」と題する北山波奈代さんという当時七十一歳の御婦人の投書があります。これには次のようなことが書いて……

第80回国会 予算委員会 第16号(1977/04/08、10期、日本共産党)

○岩間正男君 私は防衛問題を主として質問したい。  まあ問題点を整理するという点からこれはお聞きするわけでありますが、鳩山外務大臣にまずお聞きします。  このたびの日米首脳会談で大きな焦点になった在韓米軍の撤退問題、これについて一体アメリカ側はどんな主張を持ち、構想を持ったのか、そうしてそれが今度の会談の結果どのような決着になったのか、この点についてお示しをいただきたい。
【次の発言】 要するに、直接戦争に巻き込まれるおそれのある在韓米軍はこれを撤退する。しかし、韓国との防衛上の公約は引き続きこれを継続する、こういうことに尽きると思うのですが、いかがですか。

第80回国会 予算委員会 第17号(1977/04/09、10期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に、当面の緊急問題でただしたいと思います。  いまモスクワの日ソ漁業暫定交渉も、鈴木・イシコフ会談を迎えて大きな段階を迎えようとしておりますが、この経過について、さらに問題点、こういうものについて外務大臣の報告を求めたいと思います。
【次の発言】 それじゃ、はっきり確認してもらいたいのですが、ソビエト漁船の日本の領海内の漁獲はこれは絶対認めない、この態度はあくまで堅持される、こういうことですね。
【次の発言】 それでは、それを確認して、次にまた防衛問題に戻りますが、三原長官に伺います。  新聞報道によりますと、そのうちアメリカを訪問されるということですが、それはいつごろになる……



各種会議発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 決算・労働連合委員会 第2号(1947/08/13、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 ちよつとお伺いしたいのですが、さつき委員の方から勞働省は將來、今後の行政に當つて、資本家の闇的な、法を潜るような點について、十分に監督すべきであるというようなことが論議されたのでありますが、更にそれに私の考えでありますが、別な問題として、科學的な勞働能率の問題、この點については今度の基準局でこれを扱うようなことになつておるのでありますが、この點についてどのような方針を持つておるか、そうしてそれが具體的にどの部局によつて扱われるかどいう點についで伺いたいのであります。例えば今度の半ドンの問題でありますが、全遞によつてこの半ドン反對の問題が掲げられて、これが餘り明瞭な形で解決されたと……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第3号(1947/09/25、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 個々の具体的なことについては後程これが進行するに連れて詳しく伺いたいと思いますが、先ず総括的にお伺いしたいことがあります。  第一にこの第一條のこの法律制定の目的という條項によりますと、民主的な方法によって選択し、又民主的な運営をするというようなことが謳はれておるのでありますが、これがこの法案の中で果してどれだけ実行されておるかという点について甚だどうも疑わしいものがあると思うのであります。只今も前の方から意見がありましたのでありますが、そういう運営の方法について果して今日この法案が十分に官僚臭を拔切つた形の民主的な基盤からなされておるか、立法されておるかどうかという点について疑……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第5号(1947/09/29、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 この公務員法案の最も骨幹となるものは、人事院と職階制だと思うのでありますが、この人事院のことにつきまして質問したいと思います。  先ず第一に人事官でありますが、人事官の人数が三人であると、これが非常に少数に過ぎないか。この少数の決定によつて、而もこの権限が非常に厖大なものでありますが、ここに一つの民主的な方向に対して危險を生じないかという点であります。更にこの人事官の権限が先に申しましたように、各般のことに亘つて殆ど人事に関するところの絶対権を持つような廣汎なものである。これに対してこの人事官の罷免に関しては、僅かに内閣総理大臣の訴追による彈劾権、こういうものによつて罷免される形……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第8号(1947/10/10、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 第二十八條についてお伺いしたいと思うのでありますが、この行政適法の原則、それを徹底するのは、本法案によりますると、これは社会の一般行政の変化に適應するように、國会の定める手続に從つて変化する、給與、勤務時間その他勤務條件、こういうようなものの決定が殆ど一方的に決定されるようなことになつておるのであります。これに対しまして現在の情勢を見ますというと、官公吏には労働法によるところの團体交渉権、若しくはそれによつて協約されましたところの労働協約というものが持たれておるのであります。この行政の適用による変化のときに、この労働協約を如何ようにこの法案との係りあいにおいてこれを用いて行くかと……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第9号(1947/10/14、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 この法案の中で、やはり一番問題になつて來るところは、非常に一方的な、上からの権限の発動ばかりやつて、これを受けるところの官公吏の諸君の自主的な、自発的なこれに対應する方策というものが講ぜられていないところに、現段階の民主革命の過程におけ官僚機構の改正と連関して、非常に大きな問題があるのじやないかと思うのであります。そういうような点が、この條項の中に沢山不明確なままで規定せられておる。例えばここの六十三條の問題でありますが、給與の問題について、これも一方的に上からの定めによつてそれらが規定されるというような條項だけがはつきりしておりますけれども、現段階において、いつでも諄く申上げる……

第1回国会 文教委員会第三小委員会 第1号(1947/08/18、1期、無所属懇談会)【議会役職】

○假委員長(岩間正男君) それでは只今から小委員會を開催いたします。この前の委員會でこの第三小委員會に二つの案件が委託されたのでありますが、第一の岐阜農林専門學校を農林大學に昇格する件、それから第二は六・三制教育制度の經費を全額國庫負擔とすること、この二つの請願について、今日は小委員會の意向を纒めたいと思います。第一の岐阜農林の問題から御討議願います。この岐阜農林の問題について單獨に岐阜農林だけを取上げるか、それとも他の、宇都宮とか、三重とか、盛岡とか、それとの連關において、更に今度の學制改革というようなものと連關させてこれを取上げる。そういうところが非常に論點になるのだと思いますので、今日の……

第2回国会 議院運営委員会政党及び選挙に関する小委員会 第5号(1948/05/21、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 もう一遍言つて下さい。
【次の発言】 第三條の第二項ですが、これでその他の団体の定義がありますが、「政党以外の団体で政治上の主義若しくは施策を支持し、若しくはこれに反対し、」、こういうふうにあるのですが、この範囲が非常に曖昧ではないか。つまり政治上のこのようないろいろな活動というものは個人でも団体でも実際臨時が日常に行なつておるので、この限界が非常に曖昧である、こういうような曖昧な点を條文の中に残して置くよりは、むしろこういう抽象的なところを削除してしまつて、そうして実際の行動面、例えば労働組合とか或いは経済団体とか、そういうところで、例えば公職の候補者を推薦し、そうして選挙活動……

第2回国会 財政及び金融・労働連合委員会 第2号(1948/05/21、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 只今政府側の説明がありましたが、主にこの説明の重點は、組合側との意見の相違對立のような點に向けられておりますので、幸いに全官公の代表が傍聽に見えておるのですが、適當の機會において組合側の意見も聽取して、これからの審議の参考にしたい。こういうふうに思いますので、この點をお諮り願いたいと思います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 参考人という形で、成るたけ適當な機會でできたら……、手續はどうなるか。
【次の発言】 それでは時間がございませんので、第二十一條の今の問題について、主として申上げたいと思うでありますが、結局この條項を挿入るか、どうかというような問題は、今度政府と組合……

第2回国会 文教・治安及び地方制度連合委員会 第1号(1948/06/22、1期、無所属懇談会)

○岩間正男君 その章節に入ります前に、やはりこの法案の概括的な点につきまして、二、三点質問して輪郭を明らかにしなければならないのじやないかと思うような点がありますので、その点からお入りを願いたいと思います。
【次の発言】 最初に本法案につきまして概括的な質疑をいたしたいと思います。  先ず第一に、本法案そのものは、第一條に謳つてありますように、教育の眞の民主化、地方の実情に即した、そして国民大衆の本当の希望を元とした教育の今後の運用を策するという面におきましては、この趣旨には我々も大いに賛成なのであります。ただ実情との睨合せにおきまして、どうしても次のような諸点について政府の意向を質さなければ……

第5回国会 内閣・文部連合委員会 第1号(1949/05/06、1期、日本共産党)

○岩間正男君 先ず伺いますが、中央教育委員会ができるかできないかというようなことが、去年あたり大分論議されたのでありますが、現在これがどのような状態になつているか、若しできるとすれば今後新らしく設置されるところの文部省とはどういうふうな連関を持つかということを伺いたい。  それから第二に、文部機構の簡素化をこの法案は狙つておると言われておるのでありますが、具体的に人員の面においてどういうふうな異動があるか、その二点について先ず伺いたいと思ます。
【次の発言】 中央教育委員会について今あつさり答弁があつたのでありますが、それは中央教育委員会に対する要望というものは非常にあるのではないか。現在地方……

第5回国会 文部委員会文化小委員会 第1号(1949/04/19、1期、日本共産党)

○岩間正男君 私は第二條の保存する対象と言いますか、そういうような点についてちよつと伺いたいのでありますが、これによりますと、第二條の第一項に、「古くから國民に伝えられている建物、絵画、彫刻、工芸品、」云々とあるのでありますが、こういうふうに國民が昔から伝えて來たものだけに限定するということになりますと、この前も問題が起つたのではなかつたかと思つたのですが、明治以後あたり、相当これは外國から日本に輸入したような美術品があると思います。そうして、その中では世界的な文化材という面から見ても非常に重要なものがある。そういうようなものの処理をどういうふうにするか、それを全然これだけの限定の中から除外し……

第7回国会 大蔵・人事連合委員会 第2号(1949/12/22、1期、日本共産党)

○岩間正男君 この提案理由の中にもあつたし、或いはさつき河野主計局長の答弁にもあつたのですが、今後は年末手当的なものを絶対支給しないというお話ですが、それを確認してようございますね。
【次の発言】 それでじや年末にどうしても日本の人までの習慣並びに生活の習慣からいうと、どうしても一月や二月くらい賞與的なものがなければならんというのが慣習であり、現在も亦そういうように行われておると思うのですが、その点は政府はどういうように考えておりますか。
【次の発言】 総理の先の談話の中にもあつたと思うのでありますが、今年はボーナスを支給したい。ところがあの補正予算が提出される前後になつてから、そういう言葉を……

第7回国会 地方行政・大蔵・文部連合委員会 第1号(1950/04/30、1期、日本共産党)

○岩間正男君 異議なし。
【次の発言】 私は一点だけお伺いしたいのでありますが、先程からこのいろいろと義務教育費法の全額国庫負担の問題が出ておるのでありますが、これに対していろいろな説明がありました。併しこれは大臣の説明を聞いておりますと、少くとも日本の教育の自治上から見て、非常にこれは違う。食違いがある。こういうことをはつきり申上げなけりやならん。私共は日常の地方教育に触れており、それから今までの日本の教育の歴史の中にタッチして来た。そういうところから申上げるのでありますが、例えばなぜこれは中央で予算をはつきり組まなければならないか。国家財政の中に教育費というものをはつきり独立させる必要があ……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 厚生・文部・地方行政連合委員会 閉会後第1号(1950/11/16、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は簡單に二つの問題についてお聞きしたい。一つは今度の問題で起つた資金関係の問題、もう一つはこれに対する警察の関係の問題、この二点についてお聞きしたいと思う。先ず池田証人がこの請願者の代表者としてお見えになつているので、簡單にお聞きしたいと思います。第一今度の仕事を進められるにつきまして土地を最初に買收なり借りるということをされたと思うのですが、これはいつ頃から始められましたか。
【次の発言】 六月頃……二月から四月頃までにそういうことがすでに固まつているということを我々は聞いているのでありますが……。
【次の発言】 その点は違いますか……何坪ぐらいこれで買われたわけですか。

第8回国会 厚生・文部連合委員会 閉会後第1号(1950/11/15、2期、日本共産党)

○岩間正男君 中井証人にお伺いしますが、この許可申請がありましてから、それに対して実地を調べ上げた。こういうわけでございますが、これは実地に行きましてその父兄の輿論とか、町のこれに対するいろいろの意見とか、こういうものを調べられた事実があるかどうかこの点をお伺いいたします。
【次の発言】 どうも先程からあなたの御証言を聞いておりますと、業者に対して非常に同情的な面が多いのではないかと……、例えば規格に違反して工事が進められている。これに対して変更を命ずると、そして規格に合えば許したいと、これは非常に業者に対する同情的なやり方ですね。併しこれに対しては地元の父兄の輿論というものは非常に反対が起つ……

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・水産・通商産業・運輸・予算連合委員会 第1号(1950/07/20、2期、日本共産党)

○岩間正男君 総括的な二、三の問題につきましては、大臣が見えられてからお聽きしたいと思うのでありますが、私は主として住民税の問題について以事数点お伺いしたいと思うのでありますが、住民税の問題は本委員会で、今までのところではよく分りませんが、余り今度の問題は問題にならなかつたのではないか、こう思うのでありますが、併しこの大衆的な影響というものを考えますときに、非常に直接費が関連を持つものと思うのであります。而も今度の税制改革によりまして、この大衆負担がどのように大きなものであるかというようなことについては、現在一般の国民大衆が分つていない事情にあると考えられるのであります。以下こういう関連からい……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第1号(1950/11/30、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私はそもそも連合委員会がどういう方法で持たれるかというこのやり方について非常に問題があると思う。この地方行政委員会の方でこういうようなちやんと案を作られたと、これを諮られるかと思つたら諮られもしないで一応押付けの形で出しておる。而もこの法案の重要な問題については先に話されたのですけれども、殊にこの文部委員会におきましては、例えば最も多くの人数を持つたところの五十万教員が多くの適用を受ける。そういう点から非常に重要で、従つてこの法案の付託は文部委員会にされたいという要望さえ文部委員長から出されておる。これは現状に鑑みて非常に重要なのであります。そういう点からいつて、この連合の期間を……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第3号(1950/12/04、2期、日本共産党)

○岩間正男君 只今の動議に賛成します。なお私の質問がまだ済んでおらぬのでありますが、結局国務大臣、それから吉田総理の出席を要求しなければできない問題になつておる。是非国務大臣並びに吉田総理の出席を要求して欲しいと思います。この問題が決定されなければ、実は審議の基本的な重大なる問題が含んでおりますので、是非そういう措置をとつて頂きたい。お願いいたします。(「異議なし」と呼ぶものあり)

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第4号(1950/12/07、2期、日本共産党)

○岩間正男君 議事進行について……、ちよつと議事進行について、岡野国務大臣に質したいことがあるのであります。それは実は地方公務員法案につきましては、只今審議が続行されておるのであります。この問題が、できましたら劈頭において私は是非これはこの政府の責任者の態度を明らかにして審議に入る必要に迫られております。四、五日前から吉田総理の出席を求めておつたのでありますけれども、未だにその出席がない。(「その通り」と呼ぶ者あり)こういうことでありますから、取りあえず先ず岡野国務相にこれはお伺いする。岡野国務相が果してこれで答弁ができますかどうか、若し不満足でありましたら、やはり最高責任者である吉田総理の出……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第5号(1950/12/08、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ありません。
【次の発言】 私は総理大臣に質問するのは五、六分あればいいのです。ですからその持時間を原君に讓ることをお認め願います。
【次の発言】 只今の委員長のお話は、一応承わるところもあるのでありますけれども、私としましては、これは総理の出席を求めたのは、多分四日、五日前になつておると思う。その間にこれは総理が一度も当委員会に出席されない。而もこの法案を審議する一番根本の問題として実に重大な問題について、これは明らかにしなければ、この審議は実際非常に差支える問題に関係する。ところが未だこれが委員会に出席されん。だからそれでまあ便法としてそういうふうに持込めと、こうおつしやいま……

第10回国会 外務・文部連合委員会 第1号(1951/05/14、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二、三点お伺いいたします。先ず第一にこの手続ですね、この中で第十二回経済社会理事会に上程されましたときに、過半数で承認されたようであります。そのとき四カ国は反対したのでありますが、ソ連、チェッコスロバキア、ポーランド、フィリピン、この四カ国が反対しておつたようでありますが、反対理由、これは何かこのときの会議録か何かで外務省の方で調査されておりますが反対理由について承わりたい。
【次の発言】 成るたけ早く入手しましてそういう理由について我々は検討したいと思うのであります。できるだけこれは満場一致で承認されればいい性質のものでありますが、反対されたその理由ですね、そういうものにつ……

第10回国会 予算委員会地方財政平衡交付金に関する小委員会 第1号(1951/03/22、2期、日本共産党)

○岩間正男君 小委員長の互選は成規の手続を省略して、小委員長に波多野鼎君を推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 只今の点を伺いまして、どうですかその実施状況については、調査はできておりますか。年末手当を支払わないというようなこと、払わなかつたというようなことが起つていないのですか。
【次の発言】 これはなかなか出せなくて困つているところがある。又出したにしても非常に大骨を折つている。こういう状況だと思いますが、この実施状況が更に三カ月振込んで来年度これを決定するときに、非常に重要な問題ですが、まだ調査はできていないのは非常に我々は怠慢だと思うのであります。それでお聞きしたいのは文部省であり……

第11回国会 通商産業・文部連合委員会 閉会後第1号(1951/09/05、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私も二、三点お伺いしたいのですが、先ほど栗山君から質問された点が非常にやはり重要だと思うのであります。許可なしに建築を進める、そうしてそれが既成事実になつておる、そうしてすでにもう相当の経費をそこに投入したのであるから止むを得ない、こういう形に追い込んで行つて問題を解決しようとするこのやり方であります。これに対してやはり法的に対抗するために私はいわゆる法律というものは存在するのだと思う。この点であなたにお聞きしたいのでありますが、最初からのお話によりますと、これは何も私は政治的な強制に動かされたのではないということも再三言明されておるのです。そうしますとやはりこの法律そのものはも……

第11回国会 文部・水産連合委員会 閉会後第1号(1951/08/28、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私も今まで随分質問して来たので、簡単に一、二点伺います。内田証人にお伺いいたしますが、条件附で向うの建物の接収の際に、日本の国有財産に返還されるという例は今まで何回もあるのですか、この点どうなんですか。
【次の発言】 条件附というのは正式なものじやないのですか、その点はどうですか。江口証人の先ほどのお話では、予備隊が使うようにという条件附でこれは返還された、こういうお話ですけれども、これは公式のものではないのですか。
【次の発言】 どうもまだ少しはつきりしないのですけれども、そこのところがもう少し明細になれば、この問題の解決に一歩を進めることになると思います。予備隊の立場からする……

第11回国会 文部・水産連合委員会 閉会後第2号(1951/09/06、2期、日本共産党)

○岩間正男君 会議は進行されますね。
【次の発言】 早速私から申上げたいのでありますが、今日の議題を拝見するに、最も手短かな方法としまして、この前文部委員会から、文部委員会の申合によりまして、天野文相、大橋法務総裁が直接久里浜の水産大学の現地を視察されたいということを要請したのでありますが、お聞きしますと、これが過日果されたそうです。従いまして、この内容又は向うに行かれましてどういうようなこれは見解をおとりになつて、その結果この問題の解決に対してどのような御対策をお持ちになつておるのでありますか。この点を先にお伺いしたいと思うのであります。

第11回国会 文部・法務・厚生連合委員会 閉会後第1号(1951/09/03、2期、日本共産党)

○岩間正男君 金原証人にお伺いしたいのでありますが、現在問題になつておりますところの八丁街の特飲街に対しまして都の徴税の状態でありますね。これにつきまして、どういうような形で課税されておるのでありますか、この点につきましては大体軽飲食ということで許可になつておるのでありますが、実際面において税を徴収されておるのを聞きますというと、軽飲食というような立場でなくて、全く特飲街と同じような課税方式を取られておる、こういうことを聞いておるのであります。この点について明細に御証言願いたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 遊興飲食税はこれは東京都税じやないですか。それから軽飲食、こういう場合には二……

第11回国会 文部・法務連合委員会 閉会後第1号(1951/09/04、2期、日本共産党)

○岩間正男君 この問題が一歩を進めらまして今日のような結論を持たれたことは、我々今までこの問題によそながら関係して参りました者として非常に喜びに堪えないところであります。併し先ほどから話がありましたように、文教地区というものが指定されてその指定だけで問題は終らない。恐らく文教地区の指定ということはこの問題を解決する一歩の手掛りだと、こういうふうに考えられる点が多々あるんであります。そういう点でこれは先ず町長さんにお伺いしたいんでありますが、第一に、今度の問題をめぐりましていろいろな与論が対立し、又そこに反対派のいろいろな激烈な運動なんかも行われて、先ほど松岡さんから話がありましたように、なかな……

第12回国会 予算委員会地方財政平衡交付金に関する小委員会 第1号(1951/11/29、2期、日本共産党)

○岩間正男君 繋ぎ融資なるものについて詳しくこれはお聞きしたいのですが、大体個々の問題についてどうしても避けられないものは年末でもあるから、これに対して補填するという、こういうお話でありましたが、これはどうなんですか。大体地財委のほうの調査ではそういうものが集まつて集計されて、そうして最低ぎりぎりのところで百五十億ということが出たのではないか。それはここでやると、こういうことなんですけれども、地財委のほうの考えとしてはその点どうなんですか、集計した結果でしよう、どうなんですか。
【次の発言】 さつきの大蔵大臣の答弁でも明らかなように、ベース・アツプによるところのいろいろなそういう問題が出て來て……

第13回国会 文部・水産連合委員会 第1号(1952/05/16、2期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、この当面した問題並びに今後の問題、現在接收されておる学校と、それから今後接收解除されるかどうかという問題と、二つに分けられるのですが、先ず第一にお聞きしたいのは、この前の夏の八月の五日か六日だつたと思うのでありますが、水産、文部の両連合委員会におきまして、一体いつ具体的にその見通しができるか、こういう問題に対しまして、これは大橋国務大臣並びに天野文部大臣も答えられたと思うのでありますが、講和発効後約二カ月の期間があるのであるからと大体そういうようなこと、そこで私は六月くらいと、こう今印象しておるのでありますが、先ほどのお話によりますと、七月とか、八月とかいうふうに記憶を持つ……

第13回国会 法務・文部連合委員会 第1号(1952/03/04、2期、日本共産党)

○岩間正男君 ちよつとお伺いします。この次官通牒、これは一つのいわば協定でありますが、こういう協定を作らなければならなかつたというその原因ですね、その中にも一つのやはり憲法二十三条の「学問の自由は、これを保障する。」、こういうような規定があるのですね、そういうような点から警察法だけでこれを取締る、こういう点が、警察法の適用が非常に十分でない場合には、学園の学問の自由というものは保障されない、こういうような点からの必要によつてそういうような取りきめを作つたかどうか、こういう点はどうですか。
【次の発言】 第二に、やはり学問の自由というものを保障するためには、戦争前のやはりあのような特高警察下に置……

第13回国会 予算委員会昭和27年度予算と憲法に関する小委員会 第1号(1952/03/23、2期、日本共産党)

○岩間正男君 予算と憲法ではわからんですよ。やはり性格を明らかにして、憲法疑義があるということでこの委員会が持たれたはずですね。従つてその性格を明らかにしておくことが必要だと思うのです。これは自由党の諸君といえども、憲法の疑義ということで持たれたのですから、それを朗らかにする立場から、憲法の疑義疏明ではないかと思う。それでこの委員会の性格を、予算と憲法だなんといつても、そういう名前ではこの委員会の性格が不明瞭である。従つて私は憲法疑義疏明ということにしたらいいのではないか。(「反対」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私も二三お伺いしたいのですが、第一に軍備と戦力というものはどういうふうに違いますか……

第13回国会 予算委員会昭和27年度予算と憲法に関する小委員会 第2号(1952/03/24、2期、日本共産党)

○岩間正男君 只今の、他国のために兵器を造るのはかまわない、こういうふうな御説明は非常に私はおかしいと思うのですね。戰力問題にあなたはこだわつておる。憲法の前文に牴触しませんか。憲法の前文には、「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、專制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 建設・運輸委員会連合審査会 第1号(1957/04/16、4期、日本共産党)

○岩間正男君 先ほどから高速度道路とそれから国土開発、この二つの問題がどういうふうに総合されてゆくのか、一体どつちが重点なのかということが各委員から繰り返し質疑されたようでありますが、こういう点で二つの法案の目標ははっきり違つていると思うんですね、もっとも高速度道路法案の方は国土開発縦貫自動車道、これを接取してゆく、そうして第四条にそう  いうことをうたつているようですが、大体クロスするわけですね、国土開発の道路とそれから高速道路の立体交差をやる所は大体何カ所ぐらいあるんですか。政令で定めるんですか、「国土開発縦貫自動車道の予定路線のうちから政令でその路線を指定したもの」、こういうものをこうク……

第28回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第1号(1958/03/20、4期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと先ほど新倉さんのお話によりますると、大体五十台でやっていけば安全経営はできるというようなお話だったと思う。われわれとしましては、いろいろ経営の内容を知りたいわけです。経営の内容を当委員会で検討しなければ、財政的にも経済的にも検討しなければそういう点はわからないのです。従って大体五十台でやっている会社があると思うのですがね、そういうところで一体収入ほどうなるのか、それからその中で労働者の賃金部分はどうなるのか、一体何%ぐらいになるのか、それから維持費がどうなるのか、それから減価償却の費用もあるでありましょう、株主の配当もあるでありましょう、そういう点で、はっきりしたやはり数……

第28回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第2号(1958/03/25、4期、日本共産党)

○岩間正男君 二、三点お伺いしたいのですが、第一に、今警察庁並びに警視庁側の意向を聞きますと、おしなべて同じようなことがいわれていると思うのです。それは事故のほんとうの原因というものは、決して運転手にあるのじゃない、今の経営の実態にあるのだ、こういう点では共通していわれていると思うのです。今まで取締り上から、これはお聞きしたいのですが、そういう場合、運転手だけを取り締って、これの免許状を取り上げる、営業停止をする、さらに罰金を課す、二重の罰を課すというようなやり方でやられてきたのじゃないかと思うのですが、そういう場合に、事業主に対して立ち入って注意をするとか、そういうようなことが行われてきたか……

第28回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第3号(1958/04/04、4期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。これは労働省の説明を聞いていますと、手ぬかりがないように、それでちゃんときめられたことはやっているということでまことにもっともらしく聞えるのでありますが、一体、この問題についての指導のメスがどれほど入っているか。今までのあなたたちの行政のやり方がどうなのかという点が一つ非常に大きな問題になってくるのじゃないでしょうか。私は大体この神風タクシーの問題について、一体労働省の立場としてどういう調査をやっておられるか、それから調査官といったような人たちがどういう活動をしているのか、そういう人が何人あるか、そして具体的にはどのようなものを作成しておられるのか、こういう点についても……

第28回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第4号(1958/04/15、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私も、あとで小委員会の中間報告をまとめなくちゃならない点がありますので、時間は余っておりませんけれども、関連して一つ質問したいと思います。その前に、この小委員会の運営につきましては、ぜひこの次あたり、大臣の出席、それから警視庁の出席、それから労働基準局、できたら労働大臣の出席を求めてもらいたいと思います。いろいろお聞きしたいのは、今サクラ・タクシー、大井交通の問題もあります。それから警視庁の交通巡査が、酔っぱらい運転で人にけがを与えた、これは重大な問題です。取締りのもとがこういうことでは、この問題についても徹底的にわれわれやらなくちゃならないと思っているのです。そういうことを、こ……

第29回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第1号(1958/06/25、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私も一、二点お尋ねしたいのですが、この乗務距離、つまり走行距離ですね、これはなんですか、事業者がきめることになるのですか。
【次の発言】 それに対する行政指導が加わるわけですか。つまり大体目安がなくちゃならぬと思うのですが、その地域々々の監督官庁は、それについての見解をこれは持っていなくちゃならないと思うのですが、これだけでいくというと、どうも法文を読んだ範囲内では、その点が不明瞭だな。これは実際の行政指導の面でそれを緩和するということになるとこれは非常に弱くなるというような感じがするのです。
【次の発言】 その地域々々できめる……。

第31回国会 大蔵・運輸・建設委員会連合審査会 第2号(1959/04/01、4期、日本共産党)

○岩間正男君 私はまあ二、三点お伺いしたいのですが、そのうち、先ほどからの論議を通じて聞いておりますというと、影響率の問題ですね。これは二%から三%ある、こういうようなことですが、これについての詳しいデータですね、このデータが一体あるのかどうか、そういう点についてデータを出してもらえるのか、この点、まず最初に明らかにしていただきたい。
【次の発言】 これはまあデータをもらってないので、これをしさいに検討するわけにはいかないのですが、そのデータはもらえますね。
【次の発言】 これはまあ手に届いていなかったのですが、この問題は、もう少しわれわれもデータに基いてもっと明らかにしてみたいと思うわけです……


5期(1959/06/02〜)

第34回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1960/03/23、5期、日本共産党)

○岩間正男君 その前に、ちょっと議事進行。大体、この案によりますと、午前、午後と分かれておるようですが、これは明確に時間的な規定じゃないでしょうね。必要があれば、午前の部が延びて、たとえば防衛庁の問題が午後まで食い込むとか、そういう運営の何はできるのでしょうね。  それから、もう一つ問題は、調達庁所管の問題は二十五日にありますね。これに対して、当然、主管庁の大臣としまして防衛庁長官の出席を私は要望したいと、こう思います。この点諮っていただきたい。
【次の発言】 質問によってですね。第二の点は。
【次の発言】 それでは、大臣にお伺いしますが、明後日の午後……。

第34回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1960/03/25、5期、日本共産党)

○岩間正男君 まずお開きしたいのは、行政協定改正がなされるはずでありますが、これに伴って合同委員会の合意に関連した諸取りきめが今までなされてきたと思います。調達庁関係のこの諸取りきめはこれに関連して変更されるのかどうか、このことをお聞きしたい。
【次の発言】 そうすると、ただいまの御答弁では、ほとんど形式的な変更、名称なんかの変更、実質的な内容なんというものはほとんどそのまま残される、こういうことになるわけですね。  この前、社会党さんから資料要求が出まして、「合同委員会合意書に関連し実施されている主要事項」、こういうものが出されたわけですね。これは非常に不完全でありますが、調達庁関係のものは……

第34回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1960/03/26、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、だから、この前の本委員会のときにも質問したのですね。新安保が発足すれば、当然これは試金石になる。第一の問題は竹島の問題ですね。今とにかくこういう問題が起っている。ここのところに発動しようというと、第五条の発動の最も具体的な問題としてこの問題が出てくるし、国民の間にもそういう世論がある。政府もそこに追い込まれるのじゃないか。そうしてこれが非常に紛争のもとになる、新安保が紛争を作るという結果になる。どうしても批准の事前にこの問題を解決しなければならない。こういうことを私は申すのですね。これに対してはっきりした答弁はなかったのですけれども、私は、これは非常に政府としてはこの点はは……

第34回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1960/03/28、5期、日本共産党)

○岩間正男君 ただいまの辻委員の質問の中にもあったのですが、科学技術の向上ということを問題にしておるが、全般的な日本の学術の体制ですね、これが基礎になる、これは当然だと思うのですが、こういう点で今の学校教育の基礎ですね、こういうものについてどういうふうに考えられるか、先ほどちょっと伺いましたが、もっとくわしくお聞きしたい。  小学校から、高校、さらに大学までの現在の組織のやり方です。たとえば一学級が六十人近い、そこで研究をやるといっても、これはできないじゃないか、そういう体制である。先ほどの話では、教官の研究費を増額する話があるけれども、教官の研究費の増額、これもないよりはいいでしょう。しかし……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1961/03/27、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は主管官庁である通産省に対しまして、防衛生産の問題を主としてお聞きしたいと思うのであります。  通産大臣にお伺いしますが、第二次防衛計画に基づいて兵器産業拡充計画が進められていると思うのでありますが、その全貌をここで明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまのような御答弁ですが、これは新聞の伝えるところによると、池田総理はアメリカにそのような計画を持っていく、そういうことを言っているわけです。ですから、ただいまのような非常に抽象的な御答弁ですが、しかし、少なくとも、アメリカの援助の内容等がはっきりしていなくとも、ミサイル及び航空機等を中心とした国産化に力点を置……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1961/03/28、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私がこの前草案を発表してから、防衛庁長官は何とこれをごまかそうとしても、国民の間に治安行動の問題について大きな不安と怒りが起こっています。これは今後ますます広がるでありましょう。防衛庁長官、長官は私の発表した草案について、これが治安行動草案の成文であることを認めることを回避していますが、防衛庁自身がその後の処置、つまり熊本や小倉でなくなったとか、あるいは紛失した者を処分したり、最近に至っては事務次官通達を出しているはずです。これはみずから認めていることではないか。こういうことに関して国民は非常に注目しています。そこで、きょうはこの問題について私は堀り下げて具体的に質問したいと思い……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1961/03/29、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は経済企画庁長官に国土総合開発法に関連しての問題について二、三お聞きしたいと思うのです。それで、開発法案は昭和二十五年ですね、たしかこれができ上がったのは。そう思っていますが、それからこの法案によって国土開発審議会というのが作られたと思うのです。十一年になる。この間、一体何をやったか、仕事を。大体の実態をまずお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 ただいままあお話があったわけでありますけれども、その中でやはり問題になるのは、全国的な総合計画、これが審議会が発足して十一年間たっていまだに策定されていない。これは怠慢だと思うんですが、これでは一体審議会何をやっているのですか。この……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1961/03/30、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私は、予定した質問をやるに先だちまして、緊急な質問を一ついたしたいと思うのであります。  それはほかでもございませんが、きょうの新聞紙の報じるところによりますというと、国連の福島代表がAP電の記者に語って、二つの中国を認める、こういうような談話を発表しておるようであります。このことは今まで池田内閣としては公式に声明された言葉でないように思うので、私は非常にこの発言は重大だと思うのでありますが、第一にまずこれは国連大使の単なる失言なのかどうか。松平代表に続いてこのたびのこういう発言があったのであります。それともまた政府の方針なのか。この点を外務大臣にお伺いしたいと思います。

第40回国会 予算委員会公聴会 第1号(1962/03/15、5期、日本共産党)

○岩間正男君 私も三点ばかりお伺いしたいと思います。  終戦後の日本の教育改革の大きな目標としまして二、三点考えられるわけですが、その中で一学級の生徒の数という問題は、民主教育を打ち立てるためには非常に重要な基礎的な条件になっておるというふうに考えるわけです。先生もさっき指摘されましたように、小学校、中学校、それから高等学校も、今度の法案でそうなるわけですけれども、全部五十人、六十人くらいになる。こういう一学級の大量生産の教育を、戦前、戦時中と変わりのないこういう形でやっておいて、ほんとうに民主的な教育を実際打ち立てることができるのかどうか。これは非常に中心的な問題になると思うわけです。この点……


6期(1962/07/01〜)

第46回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1964/03/25、6期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連して。二点だけお聞きしたいのですが、防衛庁長官は、さっきの瀬谷委員の質問と関連する問題ですが、現在の労働運動でのデモ、ストライキ、こういうものを、これは冷戦の対象と見るのかどうか。もう一つはこれと関連して、現在基地反対の闘争が起こっております。F105の移転に反対する横田基地の闘争とか、あるいは横須賀、佐世保に対する原子力潜水艦の寄港反対の闘争であるとか、それから現に日韓会談反対の闘争が起きております。それから日中国交回復を即時妥結するように、促進するようにというような要求の闘争も巷間に起こっております。こういう問題は冷戦の対象にするのかどうかということを一点。  次……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1965/03/26、6期、日本共産党)

○岩間正男君 ちょっと関連してお聞きしたいのですが、無償援助を受けるとき、これは最初にどういう約束をするのですか。単に期待しているということなんですけれども、ここのところ話し合いがどういうふうになっているのか。あるいは文書かなんかで契約するのですか。いまの話を聞いておりますと、みなくずれてしまっている。一方的にこちらだけ期待しているというようなやり方で、その上に立って防衛計画を立てていると、こういうことになっているわけですね。これじゃ非常に、さっき話があったように不安定なことなんですけれども、そういう手続上の問題はいままでどういうふうにやられているか。最初に八百九十億というのを期待した、こうい……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1965/03/27、6期、日本共産党)

○岩間正男君 初めに、ここでぜひ田中大蔵大臣に見てもらいたいものがある。それはわが党の議長、野坂参三と私の名で集めたアンケートだ。われわれは血の出るような税金を取られているが、これが政府によってどのように使われ、どのようにわれわれの生活に役立てられているかについて、案外無関心だ。それではいけない。ここが政治の盲点になっている。そこで、私は今度予算委員会で質問するにあたって、とりあえず皆さんの納めた税金をどう使ってほしいか、じかに要求をお聞きして、それを皆さんにかわって大蔵大臣にぶっつけてみたい、こういうことでアンケート用紙を配りまして、いまやっているわけですが、集めたんです。それをぜひ大蔵大臣……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1965/03/29、6期、日本共産党)

○岩間正男君 連日の交渉で疲れておられますので、そこにことばを正して言うのは非常にきびしいことになるわけですが、最初に私は質問に入るにあたってまず伺いたいと思うことは、日韓会談のことです。日韓会談が日朝両国の人民をはじめ、アジア諸国民の激しい反対と抗議にあいながら、政府は一方的にこれを退けて弾圧と懐柔と取引によって強引にこれを妥結しようとしております。しかも、大詰めを迎えて、依然としてごたごたを繰り返している。きのうきょう繰り返している。この醜態というのは、これは正視にたえないものがあると思うのです。舞台裏のサル回したちは、さぞやこれは苦笑しているだろうということは考えられます。まるでキツネと……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 決算委員会首都高速道路公団に関する小委員会 第1号(1965/08/09、7期、日本共産党)

○岩間正男君 これは初めて私委員になったので、いままでの経過のことは速記録で見ればある程度わかると思うのですが、この概要と資料みたいなものをちょっと出してほしいのですが、ないのですか。
【次の発言】 あるでしょうから、そういうものをもらっておいて、検討して、この次質問するから……。

第51回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1966/02/28、7期、日本共産党)

○岩間正男君 一つ簡単に前田さんにお聞きしますけれども、いま国鉄がこのような状態になったのは、運賃を押えてきたからだと、こういうお話なんですね。ところが、実際はそうじゃないのじゃないですか。第一次のときも、第二次のときも、これはいろいろまああげたわけですね。先ほどから話が出ているように、通勤輸送の緩和、安全の確保、それから幹線輸送の増強、こういったことをあげてきたんですけれども、実際はこれは行なわれていない。実績を見ますというと、第一次の場合には、通勤輸送の緩和なんかはわずかにこれは六〇%しかできないでしょう、最初の目標の。それから第二次の場合は五五%に減っている。その原因というのは、やはり新……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1966/03/29、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私はまず最初にお聞きしたいのですが、防衛庁長官はきのう財界の諸君との懇談会、これは防衛懇談会の席上ですが、そこで三次防の計画について、ことに装備の国産化について話をされたということがきょうの新聞に伝えられております。まず最初に、この詳しい内容を御説明願いたい。
【次の発言】 これはいままで例のないことだと思うのですね。防衛庁長官がこのような兵器生産の、しかも防衛懇談会に行って、公然とこういう話をされた。そしてこれがきょう公表された。そうすると、七千百億というこの装備費についての支出が大体いま予定され、検討されている、こういうことですから、三次防全体に対する輪郭というものは、少なく……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1966/03/30、7期、日本共産党)

○岩間正男君 この前決算委員会で、国家公務員共済連合会の汚職の問題を質問したわけです。これはこの次、四月四日に、資料の要求をいまいろいろやっておるわけですが、それを求め、また、大蔵大臣の出席を求めて、ぜひ再質問したい。ことにまあ理事長、共済連の理事長の出席も要求しておる問題なんですね。そこで、私はまあ基本的な二、三の問題をことでまあただしておきたいと思うのです。時間もあまりありませんから、その点で端的にお答えを願いたいと思います。  第一に、今度の共済連の問題が、土地の買収あるいは造成の問題をめぐって、これは警察当局の現在手にかかっているわけです。共済連の常務理事、それから課長、それから嘱託、……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1966/03/31、7期、日本共産党)

○岩間正男君 時間がないから、私、端的にお聞きしますから、端的にお答えを願います。  第一に、アメリカの原子力空母エンタープライズの入港問題について、要請があればこれを許す方針だということを政府はしばしば答えてきている。この法的根拠をあらためてお伺いしますが、どういうことですか。
【次の発言】 条文的に言ってください、根拠、条文の根拠。
【次の発言】 しかし、この六条の場合には、当然これは拘束があるわけでしょう。前提条件が二つあると思う。それは日本国の安全に寄与し、もう一つは、極東における国際の平和及び安全に寄与する、こういうことですが、エンタープライズが入ってきて何も日本がそういうものに寄与……

第55回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1967/05/23、7期、日本共産党)

○岩間正男君 私も最初にベトナムの問題ですね、これを緊急に質問したいと思うわけです。  今度の非武装地帯の侵入という問題は、また新たなエスカレーションの段階を画した重大な問題だ。しかも実にこれは言語に絶する危険につながる、こういう軍事行動だ、こう言わざるを得ないと思うのですね。しかもこれは明らかにジュネーブ協定の第七条の侵犯であるということは、これは言うまでもないと思うのですね。こういう点は外相はどういうふうに考えられるのか。したがって、このアメリカの新たな軍事行動に対してこれを支持する立場に立つのか、そうしてあくまでこのような事態を承認するのか、あるいはまた、やむを得ないという形で承認するの……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1969/03/31、8期、日本共産党)

○岩間正男君 西郷法務大臣は、三月二十五日の閣議以後の記者会見で、東京地裁が公務員共闘の公安条例違反事件で無罪の判決を言い渡したことについて、「裁判所だけが手を出せないが、もはや何らかの歯どめが必要になった、裁判官が条例を無視する世の中だからね、国会ではめんどうを見てるんだから、たまにはお返しがあってもいいじゃないか」という趣旨のことを発言されたと新聞は伝えておりますが、これはほんとうでしょうか。
【次の発言】 いま釈明がございましたが、これにつきましては詳細に私お聞きしたいと思います。先ほど申しました歯どめの問題とか、それから裁判官が条例を無視する世の中だとか、それから国会でめんどう見ている……

第63回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1970/04/14、8期、日本共産党)

○岩間正男君 先ほど中曽根防衛庁長官の発言の中に、わが党の宮本書記長のことばを引き合いに出して、いかにも軍国主義の危険のないような発言をされておりますが、これは非常に趣旨が違っておりますね。こういうことを言っているでしょう。現状では軍国主義は全面的に復活しているとは見ていない。しかし、これは軍国主義復活の危険がないということじゃない。これは、これに対する民主勢力の戦いがあって、そしてまあ徴兵制や海外派兵がこういうような現状では、全面的に復活しているとは見ていないので、この危険性については十分にこれは指摘していることで、そういうことですから、先ほどのあなたの発言からいくと、何か共産党の宮本書記長……

第65回国会 内閣委員会、公害対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/21、8期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。とにかくいまの答弁では、全くこれは怠慢ですね。長官の、常に対処するとか何とか、美辞麗句を並べていてもしようがないんだ。実際新聞に出たら、見にくるのか、こないのか、じっとしていられないはずだ。動き出さなくちゃだめでしょう。ところがどうです、いまの答弁は。その前にはどこでヘドロのそういう問題を分析したり研究しているかと聞いたけれども、これどうもわからぬ。実際は静岡県のデータを出してきて、それで問題をそらしているのです。こんなことでいいんですか。この姿勢が問題なんだ、この姿勢が。どう思います、一体。長官、いまの実態を見てください。ここなんだ。足がだめなんだ、足が。いざりですよ。だ……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1971/03/23、8期、日本共産党)

○岩間正男君 関連して。局長、いまのような答弁だけれども、アメリカのやること全部信頼して、それでもうそのとおり確認すればいいのだというような答弁は今日通用しないじゃないですか。たとえばガスの問題一つとってみてもどうです。ガスの問題は、中曽根長官も昨年行って、もう今年度のうちには全部撤去するはずだった、毒ガスは。ところが、これはほとんど実施されてない。わずかに百分の一運んだにすぎないでしょう。こういう事実があるから沖繩の百万県民は心配しているし、日本の国民は心配している。そういう事実があるアメリカに対して、いまのような最高トップできめたんだからそれを信頼さえしていればいいのだということで、これ役……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1971/03/24、8期、日本共産党)

○岩間正男君 沖縄の米軍基地と関連する幾つかの施設は、安保のワクをはみ出すということで返還後の扱いがいま大きな問題になっています。陸海空三軍以外のもの、すなわち安保と別体系のもので、返還後沖縄に置いてはまずいというもの、また検討を要するものにどんな機関や施設があるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 その調査の結果はいつわかるのですか。
【次の発言】 もうたいへんなことですね。あなた、もういま詰めの段階でしょう。詰めの段階のときにまだそういうものを調査中などという答弁が国会で繰り返されるのは、これは国会の権威にも関することですね。  それじゃ私のほうからお聞きします。ジョイント・ソベ・プ……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 運輸委員会、内閣委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 閉会後第1号(1971/08/05、9期、日本共産党)

○岩間正男君 事故発生直後、私は夜行で現地に向かい、遺族の方々を弔問するとともに現地を視察し、その後いろいろの事実を突きとめた結果、このたびの大惨事は佐藤内閣の軍事優先政策の結果であるという、こういう結論を得たわけであります。総理はこの点についてこれをお認めになりますか。
【次の発言】 そういうことを言っていられますが、日本の空はいまアメリカと自衛隊によって思うままにこれは支配されていますよ。首都東京周辺の空の壁になっているブルー14、あるいは横田エリアの問題、岩国エリアの問題、そしてこれらのものを法的に根拠づけている地位協定第五条、それに基づく航空交通管理に関する日米合意書、そして付属書、そ……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号(1971/12/22、9期、日本共産党)

○岩間正男君 一泉公述人と田中公述人にお伺いいたすのであります。  一泉公述人に公用地暫定使用法案について二、三点お聞きいたしたいと思います。  その第一は、この法案の第一条によりますというと、あくまでも地主と協議をする、できるだけ話し合いでこれをやりたいと。ところが、そうは言っていながら、五年がくれば結局は、応じなければ強制使用すると。こういうことは、一体、協議ということになるのでしょうか。協議というのは、これはイエスもあればノーもある、事前協議の場合、そういうふうに政府は答えておりますけれども、つまり、拒否する権利があってはじめて協議ということは成立するのだろう。したがって、第一条の規定と……

第68回国会 内閣委員会、公害対策及び環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1972/05/17、9期、日本共産党)

○岩間正男君 関連。  ちょっとお聞きします。責任裁定の審理中に、原因裁定の申請がされたとき、並行審理をするんですか、しないんですか。それが一つ。  それから、並行審理をですね、かりにするにしても、全然責任裁定には影響を持たぬと、こういうんですか。そのところを明確にしておいてください。持たぬといっても、しかし一方で原因裁定でこれは審理が始まるというと、相互影響というものはこれはあり得るわけです。あり得るのです。その点を明確にしておかぬと、それはいまの説明ではとてもしどろもどろで、わかりませんよ。明確にひとつしてください。
【次の発言】 ええ。

第68回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1972/04/24、9期、日本共産党)

○岩間正男君 海上自衛隊は日米合同の対潜水艦訓練をこれまでしばしば行なってきたと思うんですが、いままで何回くらいやっておりますか。
【次の発言】 そうすると、年一回、そのほかいろいろあるわけですが、昭和三十四年から四十六年あたりまでで大体十何回やっておりますか。これは何か資料を出してもらえますか。
【次の発言】 それでは資料をお願いしておいて、この合同演習はおもにどの海域でやっておりますか。
【次の発言】 これも資料の中に入りますね。大体四十一年からの演習場ですね、これはわかりますか。
【次の発言】 そうすると、ほとんど日本海が圧倒的に多いわけですね――ということははっきりしていると思います。……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1973/04/06、9期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に、これは防衛庁の姿勢について聞きたいんですが、この前、横田基地を私は視察に参りました。あそこのさくのところをずっと通りますと、軍用地につき立ち入り禁止ということが、至るところにテープのようなものをずっと張っているわけですね。それで二年ほど前にいったときは、国有地につき立ち入り禁止だったんだが、軍用地につき立り入り禁止に変わったというのは、これはどういうわけですか。
【次の発言】 これはたいへんなんですね。施設庁の責任者がわからない、こういうことになるとこれは重大なんだ。なぜかというと、日本に軍隊がないというので、軍隊があるような話をして、この前、中曽根防衛庁長官が二日間つる……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1974/04/05、9期、日本共産党)

○岩間正男君 まず、山中長官に伺いますが、自衛隊法では隊員の政治活動は選挙権の行使以外は認められていないと思いますが、この点はいかがですか。
【次の発言】 じゃ、次にお聞きしますが、情報収集や民政協力を口実にして、国民の思想、信条について自衛隊員が調査活動をすることは認められておりますか、おりませんか。
【次の発言】 では、二つの点を確認しまして、具体的にお聞きしたいと思います。  ここに私は、東北方面総監が、昭和四十八年十二月十日付で管下の各師団長、各部隊長、東北地区補給処長、仙台地区病院長、各地方連絡部長あてに出した通達、東北方面第五五七号、「国民の理解と信頼を得るための施策実施要綱」、略……


10期(1974/07/07〜)

第75回国会 運輸委員会国鉄問題に関する小委員会 第1号(1975/06/20、10期、日本共産党)

○岩間正男君 事故ですね、いままでの事故の一覧がございますか、年度別で。それからその事故の原因、それから損害、そういうものでございますか。
【次の発言】 それを出していただきたい。

第75回国会 予算委員会公聴会 第1号(1975/03/14、10期、日本共産党)

○岩間正男君 簡単に一問だけお伺いします。  先ほどの公述の中で、防衛関係費は財政上の操作によって低く見せかけられている、こういうところがございました。これはまあいろいろあるでしょうけれども、国庫債務負担行為だと思うのですね、主として。で、これが具体的には四次防の中でどういうことになっているか、先ほど斎藤さんの質問にもこの一端は答えられたようですが、もっと詳しく具体的に先生は御存じでしたらここでお示しをいただきたい。  それからもう一つは、国庫債務負担行為ですね、これが国家の財政計画の中で一体どういう役割りを持つのか、この役割りについて先生はどういう見解をお持ちになっているか、この点をお伺いし……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1975/03/31、10期、日本共産党)

○岩間正男君 青森県八戸市における虫歯予防薬デキストラナーゼの人体実験がいま現地では非常に大きな問題になっています。まずこの事件に対する厚生当局の調査結果を概略御報告願いたいと思います。
【次の発言】 まあ、それぐらいですか、青森県の衛生主管部に聞くぐらいでこの問題、現地では大変なこれは大きな問題になっていることは御存じのとおりだと思う。だから、もう少し厚生省はこの問題に私は立ち入って調べる必要があると思うのです。いままあ実験の期日は、これはわかりました。だれが実験を依頼したのか、それから試験者はだれなのか、それから事実経過というのはこれは概略つかんでいられるでしょう、どうなんですか。

第76回国会 運輸委員会国鉄問題に関する小委員会 第1号(1975/12/18、10期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に、この小委員会の性格でありますが、これは国鉄運賃値上げのPRの場にしないと、あくまでも国民の側に立って、国民の要求を取り上げてやるということがこれは認められているわけですから、そういう立場から私は二、三の基本的な問題をお伺いしておきます。  時間が非常に少ないので、いずれ十分時間をかけてこの小委員会の内部でこれはもっと討議しなければならない問題が、煮詰めなければならない問題がたくさんある。こういうふうに感ずるわけですが、第一にお聞きしたいのは、いま問題になっている再建計画が立たない場合には運賃値上げの法案は国会に出さないと、こういう点、確認してようございますが。

第80回国会 農林水産委員会、内閣委員会連合審査会 第1号(1977/04/30、10期、日本共産党)

○岩間正男君 最初に伺いますが、宗谷、津軽、大隅などの五海峡の三海里凍結のねらいですね。  これは第一に、国連海洋法会議の大勢が国際海峡の自由通航に傾いているのを見越して、それに横滑りをすることを考えているのではないか。第二には、非核三原則や安保条約との関係で、従来どおり核積載艦などの自由通航を認めるためではないか。こういうことは、事実いままでの審議の中でこれは明らかになってきたと思うんです。  そこで私はお聞きしますが、一九六八年、これは領海条約に加入した際でありますけれども、日本政府は政府見解というものを公表した。その中で、常時核装備艦の領海通航を認めずという態度を打ち出したわけであります……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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