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兼岩伝一 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

兼岩伝一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは兼岩伝一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。兼岩伝一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 議院運営委員会 第2号(1947/06/28、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 ちよつとお尋ねいたします。これはなにか便宜的に、三十九條の國会の議決に基づくというものの、多少便宜的の取扱を含んでおるんでせうか。その辺なにかもう少しこういう形で議案として取扱はない、併し議事日程には載せる、こういう形で行こうとする趣旨を、提案される事情或いはその趣旨をもう少し御説明願へないでしようか。どうも初めから打突けられた恰好でちよつと分かりにくい點があります。
【次の発言】 今の事務総長の答弁甚だ簡単で要を得ないので、明瞭にその点を聽きたいと思います。そのことをちよつと拜聽しておいて私の意見を述べたいと思います。

第1回国会 議院運営委員会 第4号(1947/07/02、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 滯在費は四十円のままにして置くという事向の模様ですか。
【次の発言】 私二つだけ申上げさせていただきたい。一つは今の歳費と旅費と手当の問題ですね。これをどうも今衆議院の模樣を聞いておりまするとなにか歳費などを、当然のものを当然に貰うというように書いてあつて、甚だ明朗でないものを感じます。そういう態度では私は民主主義時代の國会議員の態度において、いささか欠けているのではないか。我々は当然法律の要求するその最高官吏よりも高いところの支給を受けるという権利と同時に、又國民に対して、その政治の中心である最高の國民の政治を預かるだけの義務があると思います。從つて私はこの歳費、旅費手当につい……

第1回国会 議院運営委員会 第8号(1947/07/24、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 今の藤井さんの御提案は大賛成でありますが、もう一つ附け加えて申上げたいのですが、先程から問題になつてるのでありますが、國民が國會に明朗なものを感じないということは、今まで言われたすべてのものが議場で公然と論議されないということなのです。例えば各派交渉會の了解を求めるということは、事務當局の窮屈な考えによつて何か避けなければならんというような、これはもう國會開會以來一貫した間違つた事務當局の態度だと思いますが、すべて我々は明朗に、法律の違反でない限り、それが國民性には有害な影響を與えないものである限り、努めて本會議にすべてを明らかにする根本精神を僕は是認してもらいたいと思います。何……

第1回国会 議院運営委員会 第10号(1947/07/29、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 四・二・二・二・一・一で題目によつて棄權する。
【次の発言】 五か四か……五・二・二・二・一にして置いて、時々題目を見て、共産黨の方が遠慮されたらどうですか。
【次の発言】 時間も長くなるし、僕は今囘のこの八月四日の數についての論議だから口を出さないでいたのだが、根本的に今後の問題なら承服できないから、そうすると又時間を取りますから、取り敢えずどうでしよう。根本の問題は、外にまだ問題もあるようですし、今囘の八月四日をどうするかということにされたらいかがですか。
【次の発言】 今囘のものだけ決められたらどうです。
【次の発言】 大體比率ということは無論考えなければならぬ。先程の議論……

第1回国会 議院運営委員会 第11号(1947/08/01、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 だからこの佐々木委員からの申出に對して、なんとか遺族に對する敬意を拂うという例はありませんか。
【次の発言】 遺族の方を向いて追悼演説をなさるというようにしたら……

第1回国会 議院運営委員会 第15号(1947/08/12、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 住宅問題はあれじやないですか、復興院總裁が半ば負うのじやないのですか、厚生省と復興院とはどういう關係になつておりますか、厚生大臣よりむしろ住宅問題の直接の衝は復興院じやありませんか、あれは戰災と非戰災に分れておりますが、戰災都市の住宅問題は非常に大きな問題でしよう。
【次の発言】 今の貿易再開に對する感謝決議の結びに、ポツダム宣言の遂行を誓うという表現こそ一番妥當じやないでしようか。

第1回国会 議院運営委員会 第16号(1947/08/18、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 民主化に使うのに、そうむつかしいことをいう必要がないし、それから若しそういうような場合、今事務總長の言つたような場合があれば、それは無論本會議が大事ですから、その場合は延期するというような配慮さえ講ずることができれば、問題は何もないのじやないですか、ただそれだけです。

第1回国会 議院運営委員会 第19号(1947/08/22、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 併し十分くらいにして、やはり豫めこれを決めないで十分ということで本當の自由討議をやる。それが法規が云々ということがあるが、各會派の數に應じて、それは一囘一囘その通りにやらんならんといつたら、人間が法律のあれになるので、それで全體としてそういうふうに運んで行くということで、たまに一囘ぐらいは本當の自由討議、本來の自由討議にしたらどうか。そういうように運用されるように希望します。

第1回国会 議院運営委員会 第20号(1947/08/27、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 ちよつとお尋ねします。それはまだ行われていないのですね。
【次の発言】 いつ頃行なわれる見込みですか。
【次の発言】 もう一つお尋ねします。額などは合理的な官廳方面の増額の實情、それから國會法なり憲法によるその精神で一度でも合理的に決定さるべきだと思いますが、そういう點について一度でも行われましたか、今まで行われていないですね。
【次の発言】 それからもう一つ、旅費二百圓という問題は、全然關聯しておりますので、お尋ねというか、お願いというか、是非そのときに取上げて決定してもらいたいという希望を我々は持つのですが、特に最近水害地方の旅行などをいたして感ずるので、今後はあれではできな……

第1回国会 議院運営委員会 第21号(1947/08/28、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 只今の木下委員からの却つてどうかということに對して、衆議院の方と折衝された委員長のなにか意見があるのではないのですか。小刻みにするということが却つて衆議院の方でも、もう詰り我々と同じような考えで、取敢えず至急便宜を圖りたいという意味で、取り急いでするという意味で、却つてそれがあれの邪魔になるということはないのですか。
【次の発言】 何か事務的に遡及し得ない事情がありますか。
【次の発言】 明日の場合に、私のは實は新聞の記事を私はノートして置いたので、それの事實とその但書の、その他特別の職務にある者は前記の金額の二倍まで増額し得るとありますが、それを大臣、次官、局長に對してどのよう……

第1回国会 議院運営委員会 第23号(1947/08/30、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 扶養家族なしと見ますと、月收五千五百圓の場合の所得税は千六百十二圓に相成る。從つて手取は三千八百八十八圓になるのです。ところが從來のように三千五百圓でありました場合には、所得税は七百二十七圓で濟みまして、手取りが二千七百七十三圓ということになります。從つて二千圓殖えたために七百二十七圓の税金が千六百十二圓になりますので、八百八十五圓殖えますので、折角二千圓の増になりましても、二千圓から八百八十五圓を引きますと、毎月千百十五圓しか殖えなかつたという結論になります。千百十五圓を四倍いたしますと四千四百六十圓となりまして、今日皆さんの受取りの數字になるわけであります。

第1回国会 議院運営委員会 第25号(1947/09/17、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 無所屬懇談會も、勞働組合代表の立場から決算委員と勞働委員の連絡委員會というような形で御審議になることをお願いしたいと思います。
【次の発言】 私はこの問題は、建設院の問題があつて非常に熱心に論議した一人なんで、はつきりその内容なり精神を理解しておるつもりですが、若しこの場合決算委員會の方であくまで議決權は決算委員會だけで保留するのだというふうに言われて、多數の我々がそれに對して意に充たないならば、じや獨立の特別委員會を作るか、若しくは勞働委員會に草議するかということに問題が外れて行くのじやないかと思います。そこでこの前の委員會で決まつた通りあくまで連合委員會の議決權は原則として連……

第1回国会 議院運営委員会 第27号(1947/09/22、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 十分にするということをどうかお諮り願いたいと思います。十分ですと百三十分ですね。時間を十分にして、その間に結論を入れて十五分にできる。十時に始めれば十二時半位に終るでしよう。後又具體的の時間の割當を作り、十五分を十分に減したらどうかということです。
【次の発言】 伊東委員の言われることと私とは同じで、ただ違つているのは、政東さんのは、小會派は三分とか五分とかの計算が出る、先程十五分が大體皆樣御贊成のものを、十分に下げて見ろとか。私の方は十分になるとか、緑風會は五十分とかになる。計算の基礎を一つ、それで一つ計算をして見て下さい。私の肚勘定では十時に始めると、十二時半に終るのではない……

第1回国会 議院運営委員会 第28号(1947/09/25、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 結構ですが、多過ぎるか、少過ぎるかというそういう量の面ばかりを考えないで、その調査團が地方廳なり、地方民に迷惑を掛けるかかけないかということ、それからその調査が本当に國会としての実のある調査であるかないかということ、若し実のある調査であり、且つ地方民に徒らなる迷惑をかけないならば、國会としては眞面目にもつと多くの調査がなされるべきである。どんな数が少い調査でも、それが地方廳なり、地方民に徒らなる迷惑をかけるならば、それに内容のない調査ならば、どんな数の少い調査でも止めるべきであるという質的の面も併せて考えて頂きたいと思います。

第1回国会 議院運営委員会 第29号(1947/09/27、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 ちよつと御報告申上げます。水害に対する迅速なる應急策と治水事業の完遂に関する決議案、私共の起草いたしましたのを朗読いたします。   政府は水害罹災民の窮状に対し之が急速周到なる救済の途を計ると共に、災害復旧に果敢なる処置と講ずべきである。   尚治水は國土の保安並に産業及び國民生活の安定上極めて重大なるに関らず歴代政府は之を忽にし、爲めに水害頻にいたる事実に鑑み此際革めて治山治水の緊要性を確認すると共に、治水の原則に準拠して水源より河口に至る一貫せる計画を樹立し、造林を重視するは勿論殊に政策の抜本塞源的更改を断行して、砂防の完璧を期し併せて河道の改修を計り以て水禍を永遠に防ぐの途……

第1回国会 決算委員会 第5号(1947/08/21、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 主として勞働團體、農民團體及び文化團體を代表いたして構成されております我が無所屬懇談會は、今日この民主的な修正意見に全面的に贊成いたします。理由は、新憲法の下で新らしい國會で審議しておりまして、官僚政府の古い濁裁的な名殘りを一つでも取除いて行くということに贊成いたすわけであります。第二に、職能代表的な傾向を多分に帶びております參議院議員のこういつた修正こそが、その參議院の意義を高からしめるのであると考えるものであります。第三に、この問題に續きまして、地方自治委員會、公安廳或いは建設院の問題を御審議を願わなければなりませんが、そういつたものの模範として、かりそめにも汚點のない模範的……

第1回国会 決算委員会 第14号(1947/12/07、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 私は眞に國土の復興と建設を擔當すべきものは、あくまで綜合的建設省でなければならないと強調して、昨日來この點に關する片山首相の所信を徹底的に質しました。同僚委員各位も、その點を十分に追求されました。その結果、首相より内務省解體に伴う應急措置として、建設院という形で提案された旨の言明もあり、我々もその點を了としたのであります。從つて私この建設院設置法案に對しまして、次のAよりHに亙る修正案に提出し、討議を仰ぎました。  即ち、第二條「總務局」「水政局」「地政局」を、それぞれ「企畫局」「河川局」「道路局」と修正、  A、第四條「總務局」を「企畫局」に修正  B、第四條「地理調査に關する……

第1回国会 国土計画委員会 第2号(1947/07/31、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 速記を止めて懇談なさつたらどうでしようか。

第1回国会 国土計画委員会 第3号(1947/08/19、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 質問よりも、今日岩崎委員がおいでになると思いますが、私も三縣見て參りまして感じたことを御報告申上げて、それから聽きたいというわけなんです。何かを聽いてからあれしようというのではないのです。一應報告して問題のあり場所をはつきりしてお尋ねしたいというのです。
【次の発言】 それでは御報告いたします。簡單に御報告いたしまして、尚石川委員竝びに岩崎委員からもそれぞれ御報告がございますので、私の分擔の部分を御報告申上げます。  東北、北陸地方の水害の中、私共は山形縣、秋田縣、新潟縣の三縣に派遣を命ぜられて行つて參つたわけでございます。この前の委員會のときに、取敢えずお手許に配つておきました……

第1回国会 国土計画委員会 第5号(1947/09/17、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 今の警告を發するという問題は、今皆さん贊成ですが、具體化はどういうふうになりましよう。
【次の発言】 私もその通り。私の言い方がちよつと惡かつたと思いますが、議會の決議です院議で以て……。
【次の発言】 僕はやはりこの國土委員で原案を作られて、それを議院運營委員會の方に出したら宜かろうと思います。從つて私は委員長が個人で作られたものを基にして、全員でよく練つて成案を得るというに、事務的にお進め願うことを提案いたします。
【次の発言】 今の國立公園、それから請願の問題ですが、今この圖面もなかなかあれは急に間に合わないかも知れんと思いますので、或いは中途半端のものを我々に全部配られな……

第2回国会 議院運営委員会 第1号(1947/12/10、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 それは何の予算でありますか。例えば調査のような費用の問題ですか。それとも例のその他のものでしようか。何のです。
【次の発言】 私は住宅調査、水害の調査などについて、國会が独自の活動を始めらるべきであろうと考えましてそういうような点で組織的に関係方面との連繋を取つて、聊かの準備を進めておりますが、そういうようなものをこの委員の各位に御承認を願えるかどうかということも、当然審議をさるべきものと思いますが、そういうようなものの準備を進めて行つて、皆様にお諮りするというような、そういうような点の調査活動ですね。國会が独自の調査活動をするという図書館運営の調査團という意味、又國会の持つてお……

第2回国会 決算委員会 第5号(1948/04/06、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 私も二十一條でありますが、私はこの二十一條を削除すべしという動議を提出いたします。その理由は二點であります。  第一點はこの法律の内容であります。この條文の内容、現在開港が五十六ある。その五十六のうち横濱、神戸、下關、門司、敦賀の五港だけが、國が築造し、國家が管理しておるのであつて、あと五十一港は地方の公共團體が築造し、公共團體が管理しておるのであります。この案によりますと、この國家警察の機關である職員が港長となつて、それらの五十六港の取締をするというのは、地方の民主化、地方の行政官廳の發達ということに逆行しておるという意味において、その内容ににおいて反對いたします。  第二點は……

第2回国会 決算委員会 第6号(1948/04/14、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 今の通りで結構でありますが、念のためにちよつと午後の本會議の關係がありますので、御了解を得たいのであります。私は四十三ヶ條のうち四十二ヶ條は賛成ですが、ただ一ヶ條の修正案を、二つの根據から削除すべきであるという點を申上げましたけれども、多数が御賛成下さいませんでしたので、その點を本會議においてもう一度討論の形で、少数意見の形でなく、無所属懇談會の代表として討論の形で問題の在り場所をはつきりしたいと思いますが、その場合賛成で行くか反對で行くか、今議事部長とも相談したんですが、法案は賛成ですが、ただ時期尚早として、二十一條を除くというだけの修正意見でありますので、賛成か反對かいろいろ……

第2回国会 決算委員会 第8号(1948/04/28、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 ちよつと大臣にお尋ねいたします。この行政調査部の仕事の基本的な問題なんですが、行政調査部としては、こういつた組織法を作つて出すというふうな考えでおられるのか。それとも新憲法にふさわしい日本全體の官廳機構の民主化、行政組織の民主化を具體的に實行するという、つまり内容を持つてこの組織法という形が出て來るのか、形だけで、内容の未だ準備なり、成案なりをお持ちになつていないのかどうか、ちよつとお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 それではお尋ねいたしたいのでありますが、この今問題になつております中にもあります建設院の問題なんですが、これはもう数年來非常に問題になつており、又兩院を通して、……

第2回国会 決算委員会 第23号(1948/06/15、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 いつの十時ですか。

第2回国会 決算委員会 第24号(1948/06/21、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 第十四條は、この前速記のない時に発言したのですが、もう一度この点はつきりして置きたいと思います。  第十四條によりますと、國家公務員法が優先して労働組合法で保障されている権利が犯されるのではないかというような懸念があるのですが、その点一つ政府委員からはつきりそれに対する答弁を頂いて置きたいと思います。例えば業務命令という形で、労働組合の團結権が犯されるというような事実があるのではないかという心配があるのです。その点はつきりして貰いたいのです。
【次の発言】 大体了解したのでありますが、これは大衆團体にとつて非常に重要な点で、はつきりと労働組合の権利を犯すものでないという但書を入れ……

第2回国会 決算委員会 第27号(1948/06/30、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 今の山下委員から出されたのは、この前、我々今朝決めましたのと同一内容ですか。
【次の発言】 十七條、十八條を除く……。
【次の発言】 ちよつとその前に……今最後に山下委員からの修正は、衆議院と違う点がありますね。
【次の発言】 一致しておりませんね。
【次の発言】 それで、あなたの折衝された結果は、お見通しはどうでございましようか。その点は先程十七條、十八條のときに問題にされましたね。
【次の発言】 それ以外の所は……。
【次の発言】 先程山下委員から詳細なる発言がございまして、私共もその点は尋ねようと思つておりましたが、もう一度その問題をはつきりさせて置きたいのであります。それ……

第2回国会 決算委員会 第28号(1948/07/01、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 行政管理廰の問題ですが、この二年間の行政調査部の足跡を見ますと、調査されたものが一向実現しないのであります。若しも今回又お役所を作られても、それが日本の官廳機構の民主化、合理化に役立たないような官廳であつては、賛成し兼ねるのでありますが、どうなるでしようか。とういうふうに役立つでしようか。その点を一つ。つまり調査研究としてどういう点が役立つか、調査研究された結果が具体的に、日本の官廳の民主化、合理化にどう役立つであろうかという、この二点を一つ大臣からお伺いたしたいのであります。
【次の発言】 二つお尋ねいたします。一つは定員、現在調査部が専任の定員何名お持ちであり、新しい課長が何……

第2回国会 決算委員会 第29号(1948/07/02、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 新しい官廳が続々できるのでありますが、それだけの効果があるかということについて、二つお伺いします。一つは、この官廳ができますと、つまらん出版物が出なくなるということは、はつきり政府は確約できるのですか、それが一つ。それから第二に、この文化團体、労農團体等々の、商品的のものでなく、團体の機関紙に対する割当の方針は、つまり商業的なものに対しては非常に小さな割当しか当てておらない、我々もそういう幾つかの團体に関係して、本当に知つておるのでありますが、文化團体、労農團体等々の機関紙に対する割当に対してどういう方針を持つておられるかということ。もう一つは、紙がないために、つまり科学技術の書……

第2回国会 決算委員会 第30号(1948/07/03、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 私はこの法案を法律に基いて政府が建設省を運用されて行く場合の政令の質疑がいたしたいので、政令に関する資料が頂きたいという申入れを、かねていたしてありますが、まだ皆さんのお手許まで参つておりませんが、私は多分こうでないかと思う材料がありますので、今皆さんのお手許へ参るそうでありますが、一應そういう政令関係について大臣の所信を二点お尋ねしたいと思います。  一つは技監制度の問題であります。第一回國会において我々が建設省においては、技術行政の実行による祖國の復興であるから、練達なる技術者、練達なる専門家を以てこの次長に充てて貰いたいということを主張したのであります。詰り総裁は大臣、次長……

第2回国会 国土計画委員会 第2号(1948/04/14、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 私は前にちよつとよんどころない用事で失禮したのですが、この委員會で小委員會を作るということを強くお考えになつておる委員のお方からその運用の見通し、どういう效果を擧げて、どういうわれで作るのか、説明をして頂きたいと思います。
【次の発言】 私は委員長からは聞きたくないのです。それを發議した委員の方から聞きたいのです。
【次の発言】 作つて、どういうふうに運用して、どういうふうに效果を擧げて行こうという見通しは……。
【次の発言】 つまり小委員會でよく調査して、この委員會に反映させて行こうというのですか。
【次の発言】 了解しました。

第2回国会 国土計画委員会 第3号(1948/04/16、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 ちよつと大山委員にお尋ねしたいのですが、この内容、御趣旨は非常に宇講であると思うのでありまして、敬意を表しますが、これを單行法で出すのと、現行の道路法を改正するやり方と二つあるのです。現行の道路法を改正するよりも、こういう單行の法律案で行く方がよいというようにお考えになつておるのでしようか。若しそうだとすれば、それはどういうような事情でそういうようにお考えになつたか、それを拜聽いたしたいと思います。
【次の発言】 議事進行。
【次の発言】 あなたまだ質疑應答……意見を述べていいですか。
【次の発言】 僕は意見を述べます。僕は門屋委員と大體同じ意見でありますが、こういうふうにされた……

第2回国会 国土計画委員会 第4号(1948/05/04、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 大山委員の御提出の、この單行法による道路橋梁の通水構造に関する法律案の説明をよく聽きました。又岩澤政府委員から、十六ヶ條からできておりますところの刷り物を頂いて、よく拜見して分りましたが、これは極めて技術的に詳細に、この橋梁のために惹起される水害を如何に防止すべきかという点について、極めて詳細に技術的に規定いたしております。ただそれが次官会議の申合せという形になつております。それから同時に政府委員から先程來提出されております資料によりますと、道路構造令、街路構造令、道路維持修繕令、道路法などを見ましても、殆んどこの橋梁の通水構造に関する洪水防禦という規定は殆んどないのであります。……

第3回国会 建設委員会 第2号(1948/11/10、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 前委員長が次官として建設省へ行かれるし、又老練な新委員長を得て、我々過去二回の國会の活動を反省いたしまして、一つこの際住宅方面、特に震災も最近あつて、福井の方は非常に悲惨な状態です。建て物ができて皆さん殖えつつあるように認られるかも知れませんが、我々専門家の方から見ると、磨滅の速度が大きくて住宅難はいよいよ深刻になつて、戰災都市方面では非常に眞劍に考えなければいかんような状態になつております。そこで私は専門員なり、或いは止むを得なければ調査員に専門の技術者を入れられて、住宅問題を、特に衆議院でなくて、解散のない参議院で本格的に採上げるということを一つ委員の各位にお願いしたいと思う……

第4回国会 建設委員会 第2号(1948/12/13、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 我々去る土曜日に、一日中委員長以下東京都内の住宅の復興状態を視察したのでありますが、いずれも庶民住宅の復興状態は決して感心できるような進捗振りでないのでありまして、その進捗が非常に惡いということはどういう点に根拠があるのか。今後どういうふうに打開されるかという点が第一点なんであります。  第二点としては、そのような不振な状態において、戸山ケ原住宅で連合軍の好意と援助によつて、千五百九十戸からの木造と二十四戸建のアパート二十二棟を作るという、この大きな庶民住宅の建設は、不振な、そして復興状態が遅れて、都民が非常に住宅難に苦しんでおる問題の解決に対して非常に明朗なものとして、先般も新……

第5回国会 議院運営委員会 第7号(1949/03/29、1期、日本共産党)

○委員外議員(兼岩傳一君) 僕は只今の門屋君が言われたことに非常に賛成なんですが、もつと眞面目に考えまして、こういうような外國爲替、外國取引の重要な委員を政令で出したということが、非常に問題になると思うのです。どうして法律で出されなかつたか。法律で出して貰えば門屋君の言われたこともみんな解決する。我々はこういうものが政令で出ているということに反対したいと思うのです。

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第7号(1949/09/27、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつとお伺いします。この総務部長なんというのは、一つの庶務部長で、いろいろ院内の事情によく精通していなければいかんと思うのでありますが、こういう院内の状態をよく知らない人をどうして外部から移入して來るのですか。院内にも沢山適当な人が多士済々としておられるのでありますから、どうしてこういう事情を知らない人を、而も庶務船長として移入して來るのか、その事情を端的に御説明願います。
【次の発言】 僕はどうして外部の人を持つて來なければならんかということを、この次なら次までに、納得の行くような説明のできるように、総長一つ準備願います。

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第10号(1949/10/22、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと官房長官にお尋ねしますが、その九月三十日に決めておられる予算の内容について、災害対策というものは、十分に織り込まれておりますか。
【次の発言】 後片附け、壊れたものは直すということと、根本的にそういうものはなくするという……
【次の発言】 両方について十分自信のあるものを作つておられるでしようか。
【次の発言】 應急対策の外に、根本対策も十分するという決意で進んでおられるというわけですね。
【次の発言】 それから簡單で結構ですが、予算のあの減税は、シャウプの勧告通りかそれ以上にされるかということと、それから二、三質問を連続して申上げますが、補給金を廃止すると物價値上りをど……

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第11号(1949/10/24、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 共産党は一党一派に偏しないで公平無私に、民主的に、議院の事務運営に任ぜられて、民主国会の実を挙げ得る人物で、職員の要求をよく容れて待遇改善とか、勤務の合理化等を通じて院の民主的な事務能率、各機関相互の実を挙げ得る人物でそれから職員の意思を十分に尊重するような候補者には賛成いたします。
【次の発言】 郵政と電気は一つでいいと思います。懲罰の継続審査の問題は世界的の新例で、我々の反対にも拘らず行つておる。こういう新例は止めた方がいい、從つて社会党の修正に賛成します。
【次の発言】 この前僕がその外部からどうして持つて来なければいけないか、外部から持つて来るとして、どういう理由で適任か……

第5回国会 議院運営委員会 第13号(1949/04/09、1期、日本共産党)

○委員外議員(兼岩傳一君) 僕はやはり即決しない方がよいと思います。よく調べてですね。
【次の発言】 共産党としては、承認賛成なんです。認めることに異議ないのです。但しこの前風早八十二君とか、川崎巳三郎君などが衆議院へ立候補するために、当選していた学術会員を辞めているのです。その点を、すぐ復職することが困難であるならば、欠員ができたときにそういう人を優先的に復職して行くという方法でもやつて貰わないと筋が通らないと思うのです。兼職には私は賛成なんです。賛成ですが、そういう不合理が残つている。当選した人が現に辞めているということですね。それだのに、ここで承認するという不合理は、今いる人を辞めさせて……

第5回国会 議院運営委員会 第24号(1949/05/02、1期、日本共産党)

○委員外議員(兼岩傳一君) これは今石坂議員から言われた重要な議案であるから國会法第五十六條の二によつて本会議で大臣の説明を聽く、それからそれによつて質問を出すというふうにやつて行きたいと思うのですが、同時に公聽会もやつて頂きたいと思つております。両立し得るように思いますが……。

第5回国会 議院運営委員会 第35号(1949/05/21、1期、日本共産党)

○委員外議員(兼岩傳一君) そうすると結局政務次官が両院から一人づつ、参政官が両院から一人づつということになるわけですか。
【次の発言】 両院に対する関係はどうなるのですか。それは片方の院から政務次官、片方の院から参政官が出るという恰好にしておるのですか。
【次の発言】 そうすると今の院から一人づつ政務次官が出ておるような結果ですね。そういうふうに、まあなりますね。今二人出ておりますね。

第5回国会 建設委員会 閉会後第1号(1949/08/08、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今河川局長の説明のデラ台風ですが、十二億円は緊急支出で單なる融資十億円云々というのはデラですかフェイですか。
【次の発言】 それに國費十二億と別に融資十億ですか。
【次の発言】 それからヘスターに対しては融資六億ですか。
【次の発言】 それから国費は……
【次の発言】 ところが百三十四億円の損害ですな。そうするとこの二十四年度に入つてからの二十二億に対して政府が今考えていることは、十二億の國費支出と、單なる融資十億と、これは長期に返還したいというので善処している、それからヘスターに対しては六億融資したいということで考慮中である、これが全部だということですか。

第5回国会 建設委員会 第2号(1949/03/31、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕らは住宅金融会社を……民自党としては非常に住宅政策の一つとしておられたし、建設省でも準備しておられたように聞いておつたが、住宅金融会社を期待しておつたのですが、どうなんでしよう。
【次の発言】 予算で潰れて、もう見込みありませんか、もう予算面では……
【次の発言】 それは又後で予算のときに承わつてもいいが、それではそれに対する予算上の措置というような問題は、次の予算のときに延ばしましよう。
【次の発言】 これの今日のやり方ですが、まだ正式に閣議も通つておられないとすれば、筆記は止めてでも、折角政府委員も來ておるし、我々は非常に時間が忙しいのですが、今日この機会を利用して、どれが……

第5回国会 建設委員会 閉会後第2号(1949/08/09、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 何が言いたいのか説明して下さい。何のために研究したのか。
【次の発言】 僕は今同じこの技術者の先輩の原口さんの言たから、私はここで反対の意見を表明したいと思う。そういう考え方では私は赤木説に賛成したいと思います。つまり経済効果のある仕事に向けるという原則で行くべきで、救済的失業救済事業をさるべきでない。この場合に技術を低下させて、機械力でやれることを、わざと人力によつて技術を退歩させてまでも失業救済をやるというような政府の考え方ならば、我々は断然反対しなければならんと思つているのです。そういう点は私達としては、すでに昭和六年にそういうまずいやり方をして、一つも効果がなかつたという……

第5回国会 建設委員会 第3号(1949/04/05、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと二、三質問します。基本的な事項ですが、昨年ですか、一昨年の春でしたか、不足の住宅、今度約二百万戸というこの程度の基礎を持つて出て來ておるわけですが、先般の四百万戸乃至四百五十万戸という経済白書の額に対して、これとの関係をはつきりして貰いたい。それが一つ。それからもう一つは結局終戰後二十三年度末までに何戸できたかということ、それうち庶民住宅は何戸であるかという、この二つの、ちよつと数字とあれを一つお尋ねします。
【次の発言】 第一点の方はいつ頃調査できますか。というのはつまり時の政府なり方針に、余り從來の官廳が正しい技術的立場を忘れてただ予算を取るためにいろいろと数字を細工……

第5回国会 建設委員会 閉会後第3号(1949/09/07、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 災害対策の件につきまして、政府側として中央氣象台の予報部長、天氣相談所長及びキティ台風の当番技師をそれぞれ追加して呼んで頂きたいのですが……
【次の発言】 ちよつとお尋ねしたいと思います。両縣がそれぞれ國家的見地から、又府縣の立場から非常に研究されておることに敬意を表したいと思います。そうして尚今後科学的な意味で一つ十分各自の持つておられるところの長所、短所を明らかにされることが國家のために望ましいと思います。これは科学的の立場から御檢討を願つて、日本のために一番いい方向を持つて行けばいいのですから、そういう点は一つ科学的の意味で忌憚なくお聞かせ願いたいのですが、大きい点、細かい……

第5回国会 建設委員会 第4号(1949/04/11、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつとどのプリントですか。
【次の発言】 僕は一つ建説省総務局長に対してもいろいろ意見があるのだが、調査を建設省が本格的にやつていないと思う。現に住宅について、今日又あとで住宅の続きをやるんですが、この前の委員会のときに住宅問題の説明によれば、終戰後すでに四年目であるというのに、まだ日本で何戸戸数が足りない、住宅が足りないということさえ確定的の数字を持つていない。これは道路についても、河川についても、あらゆる建設行政について同じだと思うのです。現に私が一年前に過去三十年ぐらいどういう方針で土木費をどうして來たか、資料が欲しいということを建設関係の委員会で要求して置いたのですが、……

第5回国会 建設委員会 閉会後第4号(1949/09/08、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 奈良にちよつとお尋ねしたいのですが、僕はこの前奈良の知事さんに詳細に聽いて、この計画はなかなか立派な計画だということを感じたのですが、これを実際実現するのにどういう方法で実現しようとして、金の問題をどう考えておられるのか、若し腹案がありましたら聞かせて頂きたい。
【次の発言】 それからもう一つ、十五トン乃至十六トンとおつしやいましたが、これは年間を通じてでしようか。
【次の発言】 分りました。それから洪水防禦とかに特殊なるお考えはないのですね、別に……
【次の発言】 分りました。これについて和歌山と三重の両縣にお尋ねしたいのですが、今お聞きのような程度で水を上流から取るということ……

第5回国会 建設委員会 閉会後第5号(1949/09/09、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 一問一答の形で聞きたいのですがね。こまかな技術上の問題だから、ちよつと一問一答の形で聞きたいのだが、その前に一体この台風予報の責任者は建設大臣ですか、運輸大臣ですか、それを一つ聞いて置きたいのですがね。
【次の発言】 建設省はどういう責任を持つていますか、この予報について。
【次の発言】 ちよつと建設次官に答えて貰いましよう。
【次の発言】 台風の責任は誰も持たんでしよう、地球が持つているのだから。そういうことでなくて社会的な意味の、台風の研究は氣象台が、つまり技術官廳として研究していますね。研究して得たところの結果を国民に知らせて、いろんな種類の國民に、農民にも、市民にも、大衆……

第5回国会 建設委員会 第6号(1949/04/14、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 行政機構の方は、大臣が早々立去つたために、皆さん不満足ならそれを又やられて、それから住宅と、あれとやつても私は結構です。
【次の発言】 今の三割と、二割減らすということは、どうも根拠が……ただ総理大臣が決めたからやつておられるのですか、根拠は……。
【次の発言】 機構を三割減らすということはどういうことですか、それによつて國民はどういう利益をするのですか、それをお聽きしたいのです。
【次の発言】 どうもおかしいですね、その説明は、……。あれですか、そうすると、國が大きくても小さくても、陸軍省は陸軍省、海軍省は海軍省でというようなものでなく、國が小さければ陸海軍省、國が大きければ陸……

第5回国会 建設委員会 第7号(1949/04/19、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 建設省関係の行政整理の人員の方の具体策を伺いたいと思います。
【次の発言】 いつそれは方針が決まるのですか。
【次の発言】 僕は機構と人員と、両方に意見があるのです。大臣がお忙しいから、数日経つてもう少しはつきりして、建設省はどういうわけで一局減したか、どういうわけで人員整理をし、中央、地方に亘つて方針を決めたか、具体的なところを拜聽したいと思います。
【次の発言】 大臣にちよつとお尋ねしたいのですが、法案は何々をいつ頃出される予定ですか。
【次の発言】 一つがすでに出ていて、四つが遠からず出て來るわけですか。
【次の発言】 それから行政整理に対する大臣としての機構並びに人員に対……

第5回国会 建設委員会 第8号(1949/04/23、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ミスプリントを先に言つて下さい。
【次の発言】 一・二というのは…
【次の発言】 全体としての特別都市計画法そのものに対しては、現在はどういう考えを持つておられますか、特別都市計画法全体には、他のそれ以外の分については、何ら支障するところはない。極め適当であつて、今後やつて行こうというお考えですか。それから同時に現行都市計画法との関係において特別都市計画法をどういうように考えておられるか。今後運営されて行く場合には、これ以外には直して行かないで、うまく行かれるかどうかをお尋ねしたい。
【次の発言】 土地の取得のために、市民が非常に苦しんでおるわけですがね。それから政府の補助金によ……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第2号(1949/06/28、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私はこの被選挙権の要件についての年齢は、最低をこういうふうに二十五とか、三十というふうにばらばらに決めるということについては、私は賛成できないのです。若しこういうような決め方をするならば、当然上も決めるべきだと思う。下を決めるならば上も決める。こういうふうな決め方をするならば……。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 ちよつとお尋ねしたいのだが、参議院と衆議院と二十五と三十にしたのをどなたか御承知ですか、その理由を承知していたらちよつと聞かせて貰いたいのですが、現行法が……
【次の発言】 要綱としては四十以上と一時決まりそうだつたのですか。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第3号(1949/06/29、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 この頂いた資料の一頁の上の二段目に、有権者一人当金額が十四円三十二銭と書して、括弧して三円十四銭とあるが、これは指数かなんかで直した意味ですが、分りませんか。
【次の発言】 括弧の中は……。(「最高裁判官」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 ああそうですか。分りました。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第8号(1949/07/05、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 我が党は全國区比例代表制、そして一院制を明瞭に掲げております。それにつきまして北條委員から説明を求められましたが私のような未熟な駈け出しの者がするより、いずれ我が党の最も適当な者に依頼いたしまして、次の機会に若しも御所望ならばそういうようなふうにしたいと考えておりますので、もう少し延期して頂きたいと思います(「了解」と呼ぶ者あり)

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第12号(1949/08/04、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと伺いますが、自由ということは全然無制限ということですか。

第6回国会 議院運営委員会 第2号(1949/10/26、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕の方はどちらでもいいのだけれども、やはり無所属懇談会の意見が大体いいのじやないかと思つております。
【次の発言】 各委員会はどういう比率になつているのですか。多少正しい比率になつていない点があるのじやないですか。そういうのをこの機会に直すような考えがあるのか。
【次の発言】 はあ。
【次の発言】 国際小麥協定について緊急質問を板野勝次君に……。

第6回国会 議院運営委員会 第4号(1949/10/31、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 その本会議の運び方ですね。反対討論は……
【次の発言】 予算提出のお見通しはどうですか。今のは施政演説でしたが……
【次の発言】 僕はちよつと事務総長なり法制局長に聽きたいのですが、これはもうすでに論議されたし、非常な興奮状態でこの前から論議されたのが少し冷静になつたわけですが、この第五国会のものを第六国会に持つて来て、遡つて懲罰するということが問題になつて来るのですが、我々も研究して見たのですが、もう殆んどそういう例はないように思うのです。そういう意味でもともと我々は反対していたのですが、今日やられるようですが、今後の問題もあり、これは過去の問題であると同時に将来の一つの例を残……

第6回国会 議院運営委員会 第5号(1949/11/08、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 共産党は外国為替管理法、日本銀行法の一部改正という法律そのものが、国の独立を決して確保する法律でないというので反対いたしておりますし、今度の委員が国民の思惟をあまねく代表しておるということは認め難いということで賛成できないのです。
【次の発言】 緊急質問はどうしますか。
【次の発言】 そういう妥協策はあるでしようけれども、私はやはり原則としては前に午前中に中村正雄君から御提案になつておる通り、野党を第一にして、與党に近い立場の者は後にするという原則をここではつきりさして頂きたいと思います。そういう順序でやつて貰いたいと思います。併し緑風会のように中立でいろいろな苦しい事情におられ……

第6回国会 議院運営委員会 第6号(1949/11/10、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 それではあとはどうなりますか。
【次の発言】 もう一つ就職制限の問題があるでしよう。それはなくなるのですか。

第6回国会 議院運営委員会 第8号(1949/11/14、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 中村君の説を前提にしても、前提にされなくてもよい、しつくりした理窟に合つた形でやつて貰いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと僕は緊急な問題を一つ申上げたいと思いますが。
【次の発言】 ちよつとお願いしたいのですが、吉田総理大臣の失言の問題で、今日新聞を御覧になれば分りますように、海外でも非常に大きく反映しておるのでありますが、緊急質問をいたしたいのであります。緊急質問が全体として妙な尻切れとんぼのようなものになつておりますが、そういうこととの関係からですけれども、なるべく早く吉田総理大臣に対して緊急質問をいたしたいのです。

第6回国会 議院運営委員会 第9号(1949/11/15、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 昨日委員会でもお願いしたのですが、その後者各派にもお願いしたのですが、財政演説の劈頭に緊急質問をやるということに御了解願いたいと思います。それは昨日申しましたように、総理の失言問題でもう一度あれする意味ではなくて、オーストラリアのエヴアット外相の公式声明に関してもう少しはつきり総理から承る方がよいと思うのです。政府としてもそうされた方がよいと思うので簡潔に十分間頂載して、恐らく答弁も直ぐ済むことだと思うから、是非財政演説の勢頭に総理に対する緊急質問をやらして下さい。
【次の発言】 皆さんの言われるのも一理ありますけれども、併し緊急事態が発生して来て、国際的な大きな問題になり、吉田……

第6回国会 議院運営委員会 第10号(1949/11/16、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 緊急質問の問題はどうですか。明後日、僕の方はやることに決めてあつたんですが、外にもあるし、緊急質問の問題はどうやつて行かれますか。

第6回国会 議院運営委員会 第13号(1949/11/22、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今度は総理に一つ聞きたいのですが、一つ聞いてから、二度聞きたい。一つは、今総理が、日本に対する空気が意外によくないと言われたのですが、その原因がどこにあると考えておられるかという点、アメリカが非常にいいということを言つておられるのだが、アメリカのどういう国民層がどういう意味でいいのか、その点をちよつと説明して頂きたい。
【次の発言】 それじやもう一つの質問を続けます。
【次の発言】 それは今後議事を進行して行くのに一番重大な講和会議について総理からこの機会に、佐々木議員からの質問に関連して簡單に聞いて置きたいということを除外して、これから議事の運営を諮るというのは反対なんです。も……

第6回国会 議院運営委員会 第17号(1949/11/30、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 そうすると今事務総長の説明で、九條の二と一項とは今度は同一の関連があるのですか。

第6回国会 議院運営委員会 第20号(1949/12/03、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 その直接事務担当者というのは……
【次の発言】 今日の晝の総理の声明は、議会の審議権に対する大きな挑戦だと思うんです。口に民主々義を唱えられるけれども、我々の審議し、それに賛成し、そして或いは否認するという権限に対して、民主々義という言葉を以て逆に非民主的な兆戰をしておられること。第二に講和会議とか、或いは講和その他のそういうような政策上の、この日本の政策の破算、失敗ということが恰かも野党の責任であるというような形で述べておられるということは、代人の方から聽く問題でなく、これは直接どうしてもこういう重要な国政の、国会の運営に対する根本問題でありますから、僕は総理が来られるまで休憩……

第6回国会 通商産業委員会 第2号(1949/11/10、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 どうぞよろしく。

第7回国会 議院運営委員会 第2号(1949/12/05、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 小林君の今言われたのは答弁が紋切り型で、型通りで甚だ誠意を欠くような答弁をすることを弁護しておられると思うんだが、答弁が紋切り型であつても、尋ねる方は、特にこちらの方では独自な立場から……各党もそうだろうと思ふけれども、独自の立場から、独自の内容で以て質問したいんだから、緊急だから一括しろとか、答弁が同じだからというのは賛成できんと思います。
【次の発言】 緊急ですから、急ぐから三つも四つも一つにするというような考えは反対で、緊急であるから各党はそれぞれの性質から見て、独自の立場から取り上げ方があるので、緊急だから各派が一斎にそれぞれの党の立場からするので、緊急だという理由によつ……

第7回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1950/07/10、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今の説明ですね、地方財政委員会の所管に属する事項というのはあるんじやないかな、入つているんじやないかな。

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/13、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は裁定案というものは最終的決定だと思うのです。だから予算的措置が出ることを期待していたら出ていないのです。そこで小澤大臣に僕は簡潔でよいから明瞭に説明して欲しいのは、何故予算措置を組まなかつたか、或いは組めなかつたかという関係を明瞭に一つ説明して頂きたい。
【次の発言】 出せないという意思を決定する必要もないではないですか。あなたの御説明では、頭から出せないと、予算的措置を講ずることができないと決めてかかつて来る理由もないでしよう。
【次の発言】 当分というといいですが、どのくらいですか、非常に差迫つた問題だと思う。
【次の発言】 それだつたら、それが決つたら出されたらどうか。……

第7回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1950/07/11、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと大隈小委員長にお尋ねしますが、そういうふうなあれですが、昨日におきましてそういうふうにまとまつたものをちよいちよい変える、全部変えて行くのですか。
【次の発言】 その点は了承できんですな。全部小委員長が再吟味されるということが、決まつた通りにやられるのか、どちらに決められるのか、全部再吟味されるというなら、一つ方法論について、原則のやり方について意見を申述べて、委員会の承認を得て、それを基礎にして全部変えて行く、そういうふうにやつて頂きたい。そうでなかつたら昨日の小委員会の決定通り執行されることを望みます。
【次の発言】 民主的な公選で行こえじやないか。

第7回国会 議院運営委員会 第4号(1949/12/14、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 電力のやつは承認されたのでしよう。従つてこれも承認して下すつて、その取扱いについては又採否を保留される方がいいでしよう。

第7回国会 議院運営委員会 第5号(1949/12/16、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は官房長官と議論するつもりでないが、いずれ本会議で聽きますが、四点だけ簡單に聽きたい。明瞭にお答えを願いたい。先程から十六條を論議されているが、十七條を少しも問題にしていない。十七條によると、罷業その他を禁止しておられる。これは憲法二十八條の、勤労者の団体行動の権利の禁止をいたしている。その点から、私は仲裁の重要な性質が出て来ると思いますが、政府の解釈は、憲法二十八條を蹂躪するものではないか、これをどう考えておられるかという一点、公労法十七條の関連について。  それから第二点は、先程から繰返し、恰かも国鉄とこの政府が別物であるというふうに、まるでもう二つもので、機械的に二つのも……

第7回国会 議院運営委員会 第6号(1949/12/17、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕の方の緊急質問は……
【次の発言】 やるということについて、いよいよやるのを決めるのは明日の朝の状況によろうというのです。
【次の発言】 今緊急質問が問題になつておるのでしよう。どうして私の発言を抑えられたのですか。
【次の発言】 二つを一緒に審議しておられるのです。二つの緊急質問について出されておるのですからね。
【次の発言】 関連しておるから二つ一緒にやつたらいいのです。発言を抑えないで円滑にやつたらいいと思います。(「いいじやないか」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 僕の方は全く全会一致で決定去れた決議、これは日も大分迫つて来ましたし、荏苒日を送るわけに行かんので、その後どう……

第7回国会 議院運営委員会 第7号(1949/12/19、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 十五億五百万円の支出はどこから出されるか、これが一つ。もう一つは、これは国会のあれはなくても拂えるのですね、国会とは関係なしに……

第7回国会 議院運営委員会 第8号(1949/12/20、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 是非御承認を願います。
【次の発言】 この問題は非常に重大だけれども、非常に簡單且つ明瞭だと思うんです。この前保留になつていた同じ理由によつて、つまり裁定案を国会が審議すべき理由がないという明確な法律的な原則に基きまして保留になつていた同じ理由で、たとえ仮に十五億五百万円出されたとしても、残りの十四億九千五百万円については同じ関係になるのでありますから、これは私は受理すべはでないという態度が参議院の正しい態度だと思います。
【次の発言】 僕はもう一つ同様の理由で留保すべきであると申上げましたが、若しこれを軽々しく我々参議院がこれを受理して審議するようなことがあつたなら将来悪影響を……

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/21、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 議事進行について、これは内容は論議しないのですか。
【次の発言】 僕の方は、内容についてはこれではまだ足りないので、少くとも九千七百円ということで行かなければならないという意見を持つております。それは省略するとして、この決議案は極めて自明で、反対する理由は何もないので、これは簡單明瞭に満場一致で賛成できるものだと思う。これを委員会に又持つて行つて揉むべき内容ではないと思う。すでによく分つておるように物価は騰貴しておりますし、政府は統計その他を多少細工しましても、すでに相当の値上りを示しておりますので、人事院の勧告のごときはもうとうにずつと前にやるべきものがずつと遅れて来ておるので……

第7回国会 議院運営委員会 第11号(1949/12/24、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕の方はちよつと都合が惡いから取消します。原委員の方を十分な時間を與えられんことをお願いたします。
【次の発言】 僕は、総理の非民主的な傲慢な、国会の審議に対する不誠意な態度については、いずれ又本会議その他において、同僚議員がおられるから、そのことそれ自身は根本的な問題で、僕はこの席では保留いたしますが、これに関連して、私は増田官房長官の態度に根本的に間違つた点があると思う。それは、食確法のときに一番それがよく現れて来て、今度のときにも又現れておるし、この問題は、私はそのときに述べようといたしましたが、議場の進行があのような状態であつたので述べられなかつたので、簡單に、遡るようで……

第7回国会 議院運営委員会 第13号(1950/01/23、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕はちよつと第二項の方、一項にもいろいろ問題がありますけれども、二項の方にちよつと議長にお尋ねしたいのでありますが、僕の聞きそこないかもしれませんが、何か総理はあれですか、いつでも出る誠意もあり、出る心構えもあるのだけれども、丁度こちらからいつたときには、外に用事があるので出られなかつたので、自分はちつとも悪くない、そういう口吻でしたか、それとも非常に遺憾の意を表しましたか、その点をもつと議長から第二項ですね……。度々の要求にも拘わらず、言を左右に託して出席を怠るがごときは、政府が参議院軽視、延いては国会を無視したものである。これに対して政府の猛省、将来の善処を要望したわけですが……

第7回国会 議院運営委員会 第14号(1950/01/24、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は二つだけお尋ねしたい、ごく簡單な問題を。一つは先程から問題になつておる公労法のごく根本的な点について総理の所信を聽いて置きたいのですが、それは我々の解釈によれば、公労法に基く裁定を尊重するということは、憲法の上から見て極めて当然なことだと思う。特に公労法を出されたことに関係しておられる吉田内閣としては、この点は十分知つておられることと思うが、憲法で保障されておる労働者の罷業権その他を制限して、そういうことを前堤して公労法を出して置いて、その公労法に基く裁定を破られるということは、我々としては許し難いものだと考えておるのですが、総理はそういう裁定を踏みにじつてもいいと考えておら……

第7回国会 議院運営委員会 第17号(1950/01/27、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 問題の所在が全然分らないのだ。
【次の発言】 予備審査という意味ですか、どういう意味ですか。
【次の発言】 一番先に総裁を……
【次の発言】 僕は今問題になつたところでなくて参議院の運営の根本問題を一つ関係しているのでちよつとお尋ねしておきたいと思います。一問一答の形でごく本質的なことだけ簡単な問題を……。それは今專売公社も無論問題になつているのたが、国鉄公社の問題は衆議院では認めない、参議院じや拂わなければいけないということになつたが、その結果として政府から言えば債務、これが消滅したという見解を持つておられるのですか。これは專売公社の問題に関係がある。

第7回国会 議院運営委員会 第18号(1950/01/30、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 大蔵大臣が適当でないというので拒絶したというのですが、歳入減の影響があるということ、その辺がどうも分りかねるのですが、もうちよつと細かに説明して頂きたいと思います。
【次の発言】 千二百八十億の利益金で、(「一億二千万じやないか」と呼ぶ者あり)それに対して一億……、千分の一ですね、問題は……。利益金の千分の一の金額……、専売局というのですが、(笑声)私ども大人の交渉としては、僕もちよつと……あなた、総裁と大臣の交渉としての、千分の一の利益の問題は適当でないというような一句で蹴飛ばしてしまうというようなことは、ちよつと分りかねるのですが、常識として……。

第7回国会 議院運営委員会 第38号(1950/03/15、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 さつきから終日法律論ばかりだから、少し国務大臣に立返つて……極く基本的なことをお尋ねしたいと思う。一つ一つ一問一答の形で……。第一は仲裁裁定委員会で組合が服従した、公社の総裁も服したいと言明し、経理能力もあるということも言明して流用申請までやつた。ところで大蔵大臣は理由を何にも言わないで、僕は繰返し総裁から聞いたから理由は何も言わない。ただ一言適当でないと言つて駄目になつた。それが全部の実情だと思うのです。そうですからお尋ねしますがね、増田国務大臣に……何のために仲裁委員会にかけて多大の日子をかかつて心労したり費用をかけるかということを一つ政治的にお答えして貰いたい(「議事進行」……

第7回国会 議院運営委員会 第39号(1950/03/17、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 異議があります。受けたあれに対して謝意を表することは美しい道徳であるし、結構だと思うのですが、併し今回の渡米は、参議院から派遣したのじやないので、参議院の院議で謝意を表するという形には、我が党として賛成できない。尚これだけ申上げると何か不十分な点があるので、簡単な補足をして置きたいんですが、我々の党としての海外の先進国に対する視察の問題ですが、原則として我々は遅れた日本として、先進国にいろんなことを学ぶということは大賛成であり、今後大いにやらなければいかんと考えておるんでございますが、ただその場合には、広く先進国を見るということ、それからそれの人の選び方、それから国の選び方、費用……

第7回国会 議院運営委員会 第41号(1950/03/20、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと関連して……守衞の報告は何を基礎にして議長はそれを発言しておられるか。先程これの報告書の外に調査云々と言つておられますが……。
【次の発言】 私も土曜日に出ておらないのです。一緒にどういう報告を基礎にして議長があれしたか……。
【次の発言】 参議院の事務総長から衆議院の事務総長の方に出したもの、その基礎になつておるものですね。それは皆さんに見て貰つておるのですか。
【次の発言】 それについて一つ聞きたいのですが、私はあの委員会にいたのですが、ただその報告に基いて全部作つた、こういうことですか。
【次の発言】 議長にお尋ねしますが、議長は今提案しておられる、又土曜日には我々……

第7回国会 議院運営委員会 第43号(1950/03/23、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 一言にして言うとどんな内容ですか。

第7回国会 議院運営委員会 第46号(1950/03/27、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 不明という見方もあるだろうが、何かに瞞されて常識では判断できないようなことだから、その辺を明らかにされることなども望みます。
【次の発言】 土曜日にお話するのでしたが急に用事ができて失礼いたしましたが、一日も捨ておきがたいような産業危機の様相が出て参りましたので、板野勝次が緊急質問したいのですが、二十分間総理にお願いしたいのですが、一つよろしくお願いいたします。

第7回国会 議院運営委員会 第47号(1950/03/28、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今問題になつておるのは口頭報告でありますね。どうして口頭報告が必要でしようか。委員会として提出されるのでしよう、委員長個人の見解……。
【次の発言】 この口頭報告を僕は反対なんですが、併しどういう理由で口頭報告をするのか、その意味ですね。
【次の発言】 中間報告が問題になつておるのじやなくて、中間報告の、委員会としての報告をする外に、五十六條の三によつて、口頭で何か又附加えるということが論議になつておるんです。委員長、そうじやないんですか。
【次の発言】 委員長なり、総長からはつきりして欲しいと思います。
【次の発言】 この問題は御承知のように大国間の問題にも関係しておりますし、……

第7回国会 議院運営委員会 第48号(1950/03/29、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私はこのような重要な内容を持つたものは省略しないで、十分慎重審議すべきものだと思います。従つて省略にま反対します。

第7回国会 議院運営委員会 第50号(1950/03/31、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 警務部長に一つ聞きたいのですが、議長でもいい、一体誰が隊長で来ており、その隊長と警務部長との関連はどういうふうに取つておるか、ちよつとその点を聞いて置きます。隊長は何という人ですか……。
【次の発言】 その後の連繋は、あなたと土田予備隊長との連繋はどうなつておりますか。
【次の発言】 僕は先程から皆さんが重大々々と言つておられるので重大だと思うのです。従つて重大な内容を聞かないで我々は賛否を決めることができんから、もう一度動議の提出者にはつきりと聞きたいと思いますが、結局あなたは予算のために明日開きたいのでしよう。それをはつきりして下さいよ。言葉の上で瞞着しないで……そうしました……

第7回国会 議院運営委員会 第51号(1950/04/01、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 残す必要がないです。

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/03、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は議長に二つお尋ねしたい。一つは、あなたは先程賛否の意思を小川君が明らかにしないということが明らかになつたから討論終結になつたというようなことを言われましたが、あなたは何に基いて彼が賛否の態度を明らかにしないということを見てとられたんですか。
【次の発言】 それじやその点もう一遍言い直して説明して頂きたい。
【次の発言】 そうするとあれですか、議長は時間だけで彼の権利、つまり彼の討論の時間が済んだから終つたという意味ですか、あなたは内容には責任を持たないで、ただ時間という形だけから……(発言する者多く、議場騒然)
【次の発言】 そうすると、あなたは彼が反対討論ということによつて……

第7回国会 議院運営委員会 第53号(1950/04/04、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 適切なる質問だ。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 ちよつと一言質問させて頂きたいのですが、議長は、法律的解釈とか、議場の整理が拙かつたとかいうことに、極めて技術的に末梢的に問題を取上げておられますが、そもそも昨日のようなああいう重大な一年間の決定的な問題の議場で、ああいう恥ずべき行動があつて、それも突発的に偶然ちよつと起きたのではなくて、もう前にそういう間違いがあつて、私は小委員会が開かれたときに、あなたは余程しつかりされんと混乱する、警察官を呼ぶようなときにも盲判を捺すというようなこと等々が未解決になつているので、そういうような態度でやられると、議場が非常に混乱に陷ります……

第7回国会 議院運営委員会 第54号(1950/04/05、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 関連してもう一つ。そうしたらこういうことをちよつとお尋ねしたいんです。これは四日の朝に増田官房長官がG・H・Qに行つてリゾー次長に会われて、院内で与党との連絡会で、政府と与党との会議でそういうふうに決められたんですが、そこでお尋ねしたいのは、これは独自の意見で出されたのか、それともこれに関して総司令部の何らかの意向でも伝えられたのかということを伺いたいのであります。
【次の発言】 僕は、この新聞が非難されていると同時に、これは共産党を問題にしているから、多少余計時間を頂戴してはつきりさせて頂く権利というか義務があると思います。吉田内閣の政治の特徴は、何か目の届かないところでいろい……

第7回国会 議院運営委員会 第61号(1950/04/25、1期、日本共産党)

○委員外議員(兼岩傳一君) 僕はそれは率然と考えると、まあ何か奇矯のように思われるかも知れませんが、僕は非常に正論だと思うのです。公正に冷静に考えて、明らかに最近の引揚委員会はそのような方向に行つていると思うのです。これは今の日本の状態、今だけの、この一年か半年の姿だけで見れば、いろんな意見もあろうけれども、十年、二十年、三十年という大きな目から見れば、やはり私は飽くまでも日本は片寄らない、すべての連合国と公正な交りをすべきで、国際という名の下に一、二の国とだけ濃密な提携をし、一、二の国に対してその非難をするというような、そういうふうに運営されるような委員会は僕は速かに廃止した方が、この参議院……

第7回国会 議院運営委員会 第63号(1950/04/28、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 向うさんの方は如何ですか、事前に……。

第7回国会 議院運営委員会 第65号(1950/05/01、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は議論すればむずかしいと思うけれども、やはり中村君の言われるように形式と内容と両方から見て、各派で適当なところに落着くことはできると思う。私は中村君の提案に賛成します。
【次の発言】 そういうことを徹底的に討議してやつて貰いたい。
【次の発言】 そこまで押付けるのならば……
【次の発言】 何ですか、委員部の方で事務的にやつているのですか、たまたまここでこの問題が討議されたのですか。
【次の発言】 余程熱心に…(笑声)
【次の発言】 ちよつとお尋ねしますが、勤労者の立場は誰を出しているのですか。あなたの説明には一つもなかつたですね。(「無視だ」と呼ぶ者あり)無視したのですね、これ……

第7回国会 議院運営委員会 第66号(1950/05/02、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 その前にちよつと質問があるのですが、法律論をお尋ねするのじやないのですが、両院協議会は法規的にはよく了解しておりますが、併しやつて見ても昨日までのその筋の御意向によれば無理なように感じられるのですが、それについては衆議院の方から何か話がありましたですか、委員長にでも、議長にでも……修正を許さないということが前提とされておつたのじや……話が何かその辺のところ、それともただ申入れられたからやるという意味ですか、議長なり、委員長なり、やはり議長にお伺いしたいですね、議長にお尋ねいたします。何か機械的な意味で申入れがあつたから、機械的にぶつかるという恰好ですか。それとももう少し何か内輪の……

第7回国会 建設委員会 第22号(1950/04/28、1期、日本共産党)

○委員外議員(兼岩傳一君) ちよつと質問します。量的規定がないのですか。外の條項にも量的規定は……そういう質的規定だけで、量の、ストレーンとかストレスとか……
【次の発言】 ちよつとお尋ねしたいのですが、大変遠慮した物の言い方をしておられるようですが、あなたは非常に従来の市街地建築物法の仕事でお困りになつたりした経験が沢山あると思うのですが、全体として建設省のやつておる建設行政のやり方、具体的にはこの建築行政の一つの基準としての今度の法律、これをずつと見られて、従来最も官僚的なまずいと思われたところで著しく解決されておる点があるがどうか。つまり非常によくなつておる点ですね。それから相変らずそれ……

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1949/12/15、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は違つた論拠で、結論は社会党と同じになるのであります。緑風会その他から推挙しておられる候補者の人格識見、そういうことに異存はあるわけではないのでありますが、ただ小会派というものが非常に冷遇されておりまして、新政クラブ、共産党、純も入れますと十六人にもなるのでありますが、これに対して一人の委員長の割当もないのであります。例えば緑風会の如きは七十二名ということですが、実に委員長その他の役、いわゆるそういつた役員は十名を越えるというような状態であつて、その量というものを余りに重要視し、小会派が非常に冷遇されておる。それで先回の国会の時にその点を十分各派の大部分の方々が、殆んど多分全部……

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1950/02/02、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 百四十八條も百四十六條と相並んで同じような意味で問題になるように思うのですが……
【次の発言】 百四十六條はどうです。
【次の発言】 それはそれ程じやないんですね。
【次の発言】 百四十八條はそれに劣らず……ちよつと條文だけを読みますと当り前のように見えるが、その過用の実際を考えて見ると、なかなか大きな問題と思うのですが……
【次の発言】 だから鵜呑にするのだというのではなく、十分参議院独自の立場から検討すべきである。今日は問題にするには不十分だという意味ですね。

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第14号(1950/04/06、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 簡單に反対の意見を申述べます。  第一点は今回の改正で我が党といたしまして、根本的な問題といたしております全国を一選挙区にして、比例代表制でやるという点が全然審議されなかつたという点であります。  第二点は選挙運動において民主的な勢力が出るというものに対してはブレーキをかける、それから一方反動的な勢力温存の途が開かれておるという点でありまして、これにつきましては二、三の点を申上げます。その一つは警察官の干渉を公然と認めておるということ、それから学生とか、教育者に対して選挙運動を非常に制限したということ、それから特に言論に対しては非常な抑えつけをしておるということ、というのは百四十……

第7回国会 通商産業委員会 第13号(1950/03/09、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 これは細かな点は省略しますが、結論的から言つて反対いたします。というのは、やはりこれは国営で育成すべきであるという論点から。それからこれをこういう形で、こういう政治的條件で以て、こういう政府の手でこれを民営に移すということは、結局は外国資本に利用されるものになり終るであろうという意味で、この二つの点から、細かな説明は省略いたしますが、結論的にそういう二つの点からこの法律案に反対いたします。

第7回国会 通商産業委員会 第15号(1950/03/23、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は肥料の輸出の問題でお尋ねしたいのでありますが、この問題は非常に化学肥料にとつても重要でございますし、又農業生産にとつても重要でございますので、特に大臣をお願いしたのでありますが、大臣は御都合が惡いそうでありますので次官にお尋ねし、尚技術的に亘る点は他の政府委員から適当に御答弁頂きたいと思います。従つて私は大臣に予定いたしておりました部分は次の機会に留保いたします。そして次官並びに課長にお尋ねいたします。先ず第一点は肥料を輸入するのか食糧を輸入するのかという問題ですが、その筋から政府に言つて来たというので新聞で非常に論議されておりますが、これに対して政府はどういう答申をされたか……

第7回国会 通商産業委員会 第23号(1950/04/26、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私はこの全貌がですね、まだ本当に明瞭になつていないと思うのです。そうしてそれについてですね、どうも表面的に出ている以上にこの問題に不明瞭なものがあるのじやないかと思われる点を簡單に一つずつお尋ねして行きたいと思います。  第一はですね、この問題がそもそも発生いたしましたのは、組合の不正摘発に端を発しているのでありますが、我が党の土橋代義士がこの問題について藤澤総裁にこの点なじりましたところ、藤澤総裁はこんな問題は、いわば女中がつまみ食いをした程度の問題であるということを放言しておる。又牛久保計理部長は組合の発行いたしておりまする不正摘発特集号の記事に対して、飛んでもないデマである……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第12号(1950/03/24、1期、日本共産党)

○委員外議員(兼岩傳一君) 私は委員外で特にお許しを得まして戰争の被害を受けた不幸な、生活に悩んでおる市民の一部の方に、非常に不合理に、弱い者いじめの電気料金のために苦しんでおられる問題について調査し、且これに対して物価庁側の明快な解決の結論を得るように、いい結果を得るように質問を進めて行きたいと思います。で現在都には定着寮七十四ございまして、不幸な引揚者の方の寮が、戰災者の方々の寮が七十四、そうして小さいものでも二十五世帶、大きいものでは吉祥寺の百十六世帶、で四千に近い世帶が七十四の寮に住んでおられるのであります。その方々が去る三月十二日に参議院会館で集られまして、以下申上げますが、電気料金……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 議院運営委員会 第1号(1950/07/12、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 その最後の点は申入れましたところ御了承がなかつたということです、成立しなかつた。というのは数が合わない云々は数が合うのです。
【次の発言】 合うのです。労農党と三人になつておりますから、私の方は二名になつておりますからそれは間違いです。
【次の発言】 有効か無効か連記の場合はそれだけの注意がなくちや……、

第8回国会 議院運営委員会 第2号(1950/07/13、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 明十四日何ですつて……。

第8回国会 議院運営委員会 第3号(1950/07/14、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 間違いありません。

第8回国会 議院運営委員会 第5号(1950/07/19、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 電力特別委員会については、今国会の会期が短いから設置しても十分にその機能を発揮できないとの理由で、又在外特別委員会については、同じく会期が短いこと及びこの委員会がこれまでの実情に鑑みて、反ソ反共の具に供せられている傾向のあること等の理由によつて、両特別委員会の設置には反対です。
【次の発言】 それでは今一応党に帰つて相談して来ますから、今日は決定を待つて頂きたい。

第8回国会 議院運営委員会 第6号(1950/07/21、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと速記を止めて、懇談的に申上げたいと思います。
【次の発言】 電力問題、この国会が非常に短くもありますし、それから尚こういう常任委員会を作るならば、むしろ外務委員会を拡大するなり、或いは講利問題の……、(「電力だよ」と呼ぶ者あり)電力です。これは後に出て参ります引揚問題についても同様でございますが、つまりこういう特別委員会を作るならば、もつと外に作るべき緊急な委員会があるじやないかという、このニつの論拠から反対いたします。
【次の発言】 この委員会は非常に国際的に重要なものを含んでおり、冷たい戰争にも大きな関係があり、日本の将来の全面講和にも非常に重大な関係がございますので……

第8回国会 議院運営委員会 第8号(1950/07/25、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私のところはこの趣旨には非常に賛成であります。ただこの内閣は、その性質から言つて失業救済事業を平和的でない方面、例えば国内の軍事基地とか他国の戦争に介入するための建設工事などをやる危險があると考えておりますので、そういう点を私は心配するのであります。でありますから、本来の趣旨がそういう趣旨でないということは了解できますが、併し今更字句をいじるということは大変でありますので、私共はさような強い希望をつけて賛成いたし、各派提案には加わらない、賛成するが加わらないで、賛成するという趣旨はそのような強い明和的な希望によるというわけであります。

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/29、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 明日の午後というのは何時から何時までのことですか。(笑声)

第8回国会 議院運営委員会 第12号(1950/07/30、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 お願いします。
【次の発言】 一つお願いしたいのですがね、特別委員会の問題で、四日間に亘つて各派の代表者が非常に慎重審議され、我々もそれに巻添えを喰つて、大分揉まれたが、そのとき、最後に僕、それから労農党の代表者から、理事についてもこれを取決めて欲しいということを申出たのであります。と申しますのは、電力にしろ引揚にしろ、これは非常に重大な内容を含んでおりますので、この運営方法について問題があるというので、そういうことを申上げたのでありますが、保留になつたままで、まだ今日に至るも方針が決定していないのであります。そこで私は是非この機会に、各派の代表者で方針を取決めるようにお願いした……

第8回国会 議院運営委員会 第13号(1950/07/31、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 この一案、二案、三案をちよつとはつきり説明して貰いたい。お任せすることについて何かお考えがあるように見られます。
【次の発言】 異議はありませんが、若し非常にあれでしたら概況のものをちよつと問題によつては、諮らないで結構ですが、要求するわけではないが、その点はちよつと電話なりで御連絡願いたい。
【次の発言】 自作農創設……、今と同じ質問ですが、衆議院との関係。

第8回国会 経済安定委員会 第2号(1950/07/26、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと稻垣さんに聞きたいことがある……。
【次の発言】 初歩的な質問で恐縮ですけれども、ノーハウというのはどういう意味でございますか。
【次の発言】 経験を蓄積としてできたつ一つの……。
【次の発言】 有難う。
【次の発言】 これは速記なくてもいいのですが、若しあれだつたらば……。

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1950/07/28、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 それは、実はこの特別委員会の理事をどういうふうに各派に割当てるかというような問題について、この四、五日間各派の代表者で非常に討論いたしまして協議し研究したのでございますが、そのときにこの特別委員会につきましては、小会派からも理事を一人づつ出すようにという小会派側の強い希望がございまして、各派の交渉会ではその問題は保留して、もう少し各派に持帰つて研究しようということになつておりますが、その辺のところをお酌取り願いまして、各派から出し得るように大会派の方から御了解が得られれば非常に有難いと存じます。

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1950/08/01、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 あなたの説明は、三十七万世帶とそれから生活困窮者が十五万世帶、寄せて約五十万世帶ですか、そのうち三十万戸が急を要する、これを五ケ年計画でやる、そうして八十一億、その六割補助、こういうのですね。
【次の発言】 一戸の規模、どういうような場所に建てるか、その土地の取得、それはどういうふうに考えておられますか。一戸の規模その他ちよつとその内容について触れて下さい。
【次の発言】 敷地はどういうふうにして取得されますか、その勘定は……。
【次の発言】 地元提供という考え方ですか。
【次の発言】 若干ではいけない、やはり必要なだけ入れないと、ただ若干というのじや分りにくいですね。土地はやは……

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1950/07/30、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 それはどういう内容の調査をされるかを聞かなくちや賛成も反対もできん。委員長、理事打合せの結果どういう内容で継続調査がされるのか、その内容を聞かなければ賛成も反対もできません。
【次の発言】 方針は非常に結構です。それを具体化するためにどういうふうに調査されるかということと、それから第二に一番中心問題になつているのは、海外にどれだけいるという問題について、国内の留守家族の調査をまじめに政府はしてないと思いますが、その点をどういうふうに扱われるか、この二点をお伺いします。
【次の発言】 二点あると思います。一つは引揚の促進という問題、一つはもうすでに引揚げた厖大な数に上る戰争犠牲者を……

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1950/08/02、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今説明しておられるのは誰ですか。
【次の発言】 名前よりもその役所における資格はどういう人ですか。
【次の発言】 大蔵省の主計局の……。
【次の発言】 主計官でありますか。主計局の中でどういう仕事をしておられるのでしようか。
【次の発言】 予算査定をやつておられるのですか。未復員者給與法について突込んで仕事をしておられるようでないですね。
【次の発言】 今あなたの説明によると、あなたと議論してもしようがないと思うのですが、八千円乃至一万二千円溜つていて非常に多額の金だと言つておられますが、本気でそう言つておられるのですか。今日自由労働者が一日二百四十円、自由労働者が月に七千円なり……

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第3号(1950/09/22、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつとお尋ねいたします。三年を越せばもうこの法律は、現打法も改正法も、三年を越したものについては、もう考えて呉れないということですね。
【次の発言】 今下さつたこの所要予算の二つ目の欄と三つ目の欄をちよつと説明して下さい。この予算ですね。一万三千二百円殖えますね、一番上の欄でいうと……その結果として二十五年度、二十六年度の数字に出て来るのをちよつと説明して下さい。三億三千二百万円ですか、その次は十一億九千五百万円ですか。
【次の発言】 分つているだけでもいいですよ。概算で……これは多分予算の予定されたものに頭数を掛けたものでしようね。その辺どうですか。簡單に説明して下さい。そう……

第9回国会 議院運営委員会 第1号(1950/11/21、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 出なければ……。

第9回国会 議院運営委員会 第2号(1950/11/24、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 山田さんは非常に総理に対する忠誠心を発揮しておられるが、我々は国民に対して忠誠心を発揮すべきだと思う。その点先程も午前の会で社会党とそれから第一クラブで以て質問して私はまだ国民のために質問しなければならん点を持つておるのです。それで先程それが十分盡されるという意味で了承して散会したのであつて、それをしないでこのままうやむやのうちに行くということは国民のために、総理に対してのあなたの忠誠は認めるが、国民に対して忠誠ではないと思う。電力は全産業の基幹です。国家の復興と独立の問題に関係しておる。その内容は本会議或いは委員会に讓るべきで、国民に納得の行くようにするかしないかということに対……

第9回国会 議院運営委員会 第9号(1950/12/07、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 これはどうしてあれですか、審査省略という形で出て来るのですか。

第9回国会 議院運営委員会 第10号(1950/12/08、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 出されたものの意義を説明して下さい。
【次の発言】 僕は代表者が私のほうから出ておりませんので、若しここでお決めになるのでしたら、一つ二つ質問したいと思いますが……。
【次の発言】 内容ではなくて、これを参議院でこの決議をするとどういう効果があるか。それからなぜ参議院で決議するのが適当であるか。それをちよつと聞きたい。
【次の発言】 今中村君の御説でありますが、中村君は各会派から代表者が出ていてすぐわかると言われますが、私のほうは代表者が出ていないのです。それを了解しなければ、審査省略に賛成するか反対するかわからないから、便宜上聞いておる。然らずんば留保して頂いて、それから僕の会……

第9回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第3号(1950/11/30、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと今の最後に話されたあのリユーゲル会長というのはどういうかたですか。
【次の発言】 会長さんですね。
【次の発言】 僕も上島氏にちつとお尋ねしたいのですが、あなたの発表された数字はどういう方法で調査したもので、どういう程度の信頼性を持つてよろしいか、ちよつと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 書面で、一つあとで……。あなたのお話によると大分信頼できるようにおつしやいましたが、そのような簡單な説明でなくて、あとで書面でも結構ですから、委員長のほうに、私どもが常識で納得でき得るように、一つ一つの、満洲では一般市民二方八千、中共軍では一万一千乃至二方二千、これが三万とおつし……

第9回国会 大蔵委員会 第12号(1950/12/09、2期、日本共産党)

○委員外議員(兼岩傳一君) 委員のかたがたがお済みになつたあとで結構でございます。
【次の発言】 僕は皆さんの質問の済んだあとでよろしうございます。併し十分ぐらいで日本の輸出貿易の根本問題をお尋ねすることはできませんから、私は委員のかたの質問のあとでよろしうございます。
【次の発言】 審議を盡さないでも……
【次の発言】 私はほかの委員の邪魔にならないときに、もう少し時間を頂きたいと思います。
【次の発言】 そうすると質問の時間十分ということですか。
【次の発言】 それじやそのあとで結構だから、もう少し時間を頂きたい。十分でこれだけの問題を質問することは到底できないので……。

第10回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1951/08/10、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 政府の態度が、質疑に対しては飽くまで誠意を以て十分答えるというふうにまあ理解されるので、それでいいと思うんですが、ただ説明の時に、突発的であるとか、経緯を説明するというような、突発的だとか、経緯だとかいうことを非常に重点的に説明される一方、実は十三日に最終的草案が発表されるつもりでいたところ、それが延びる模様だということを説明されておりますが、そういうような点から政府の態度としては議院が説明を求める態度によつて変更するでしようけれども、一応官房長官の説明から窺われるのは、草案の内容について委曲を盡して説明するという意思は今のところないという、或いはそういう権限がない、余儀なくそう……

第10回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1951/08/14、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は事務局のほうに昨日官房長官の出席をお願いして置きました。その理由は一両日前においで願つたときに聞き洩らしました、この草案第六條の関係について、及び十二條の関係について、つまり今度政府の承認を求めておられます全権の権限についてお尋ねするところで落した点がございましたのでお願いいたしましたが、今日は何か御都合が悪いとちらつと聞いたのですが、どういうふうなことになつておりましようか。
【次の発言】 午後はまあ大体出られる模様ですね。
【次の発言】 私は十日の委員会で一、二お伺いしたのですが、そのときに不十分な点と、それからいま一つ聞くべくして時間の関係上できなかつたものと二、三お尋……

第10回国会 議院運営委員会 第3号(1950/12/12、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今中川委員が言われた点も、中村委員が十分考えて言つておられると思うのです。それで僕のほうとしては、朝鮮人問題ですね、この問題はいろいろ国際的な関係もあり、それでああいうものを誤ると非常に将来に禍根を残す問題だと思いますので、全政党から公正にこの問題を調査してやつて頂きたいという意味で、僕は中村君の意見に全幅的に賛成すると同時に、両委員会の人選の仕方につきましても、是非公平に各党各派の立場から十分やられるように考えて、これは是非実行して頂くように、中村君の意見に賛成です。
【次の発言】 小川委員の言われるのも御尤もですけれども、小川委員の言われるようなそういう総括的な意味を中村委員……

第10回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1951/08/15、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 これはまあ衆議院で練られたのでしようが、この中で六、七行目にある「日本民族独立のため」という字は削つたほうがいいのじやないか。どうしても入れなければ「日本のため」ぐらいにしておかれたほうが與党並びに今回の草案に賛成のかたに適当じやないか。余り嘘つぽいじやないかと思うのです。だから「待望の」ということも問題もありますけれども、「日本のために慶賀に堪えない」くらいにしておかれないと、「民族独立のため」ということは少し言い過ぎじやないかと、こう思うのです。だから「日本のために慶賀に堪えない」くらいのことに直されるほうがいいのじやないかと、こういう修正意見を提出したいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第4号(1950/12/13、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今の決定では、十六日に向つて各会派が善処努力するということですね、そうですね。それからもう一つは前の問題ですが、十六日が本会議らしいのですが、その議員の調査派遣の日取りその他はまだきまつておりませんか。委員長なり小委員長はいつそれを実行されるのですか。

第10回国会 議院運営委員会 第6号(1950/12/16、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕のほうは賛成ですけれども、発議者に加わることは遠慮いたします。
【次の発言】 この決議案でしよう。(「これじやないですよ」と呼ぶ者あり、笑声)ああ、取消します。

第10回国会 議院運営委員会 第7号(1951/01/19、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕のほうは賛成ですけれども、発議者に加わることは遠慮いたします。
【次の発言】 この決議案でしよう。(「これじやないですよ」と呼ぶ者あり、笑声)ああ、取消します。
【次の発言】 今中村君を中心にして他の会派の諸君からも出されて、今委員長の釈明と小川君の取りなし、その他で形の上ではやや……、まだこれからどういう御意見が出るか知りませんが、私やはり形と内容の点からもちよつぴりやはりこの問題を考えてみなければいかんと思う。それで私簡單だけれどもちよつと発言さして貰う。  私どもは小会派であるために理事を出していない。それであの場合にもオブザーバーとして、あとにどういう話が進んでおるか呼……

第10回国会 議院運営委員会 第8号(1951/01/22、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつとお尋ねしますが、御病気はどんな模様ですか。
【次の発言】 それは宮内庁から二十三日に帰られることはほぼ確実だと。
【次の発言】 よいのですか、こういう重大なことを軽々しくやつて。
【次の発言】 まだ見ておらんのです。この前も大分字句について……
【次の発言】 如何ですか、これは別に大したことではないのですが、私ちよつと読まして頂いてよいですか。最後の決だけ取ればよいので、ちよつと第一クラブの方が今来られたので、ちよつと読むだけ一読させて頂きたい。これに捉われずに議事の進行を図つて頂いて結構です。
【次の発言】 同じ日ですか、見通しは。

第10回国会 議院運営委員会 第11号(1951/01/30、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと官房長官にお尋ねしたいのですが、この土地調整委員というものは、私は相当の專門的な知識が必要だと思うが、只今の官房長官の説明であると、何か第一條件に官学を出ておらなければならん、第二條件に高等試験の行政科試験の合格がなくてはいかん、第三條件には課長、局長その他の官吏的な閲歴が長くなくちやいかんその除外例が一つもない。土地の問題の実際実務家、それから実際の民主的な立場を持たれるかたが除外例なく一人も入つていないのであります。それが是非この土地調整委員会に必要だと言う。いずれ我々は持ち帰つて研究することになるだろうと思いますが、その資料として一つ今私がお尋ねした二三の点を詳細に……

第10回国会 議院運営委員会 第12号(1951/01/31、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと一つだけ聞いて置きます。農地委員のほうは、誰かその農民側の立場をどの委員か了解しておられるものとして選出されたのですか。

第10回国会 議院運営委員会 第13号(1951/02/01、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 議事進行について一 つ……。先般先国会に進駐軍関係の傭員の労働組合の決議の問題を取上げましたときに、私ども事柄は賛成であるけれども、その署名者には加わらないということは申上げたのですが、採決の関係で、議事録にすつかりとその点が完全に現われていなかつたために、労働組合で共産党の態度と社会党の態度というようなことで非常に問題になりまして、今なおその問題が続いております。当委員会におきましては、これは私のその発言の明快さのまずさ、その他もありましたけれども、これからはやはり議事進行中に明確に賛否をとつてもらわぬと、そのときは何でもなくやりましても、やはり他に大きな影響を與えます。そこで……

第10回国会 議院運営委員会 第15号(1951/02/10、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 順序はどうなんですか。

第10回国会 議院運営委員会 第16号(1951/02/13、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 共産党は岩間正男君で、今第一クラブでおつしやつたのと同様の要求をいたしております。事務局に口頭でお願いしたように覚えておりますが行つておりませんか。
【次の発言】 今中村君の前半は時間をできるだけ短くということには賛成ですけれども、だからといつてそれぞれの各会派の立場の共通公約数のようなものを出して何か質問するということは、政党の政治の府としてはいささか問題がある。やはり第一議員クラブでおつしやるように、それぞれの立場で質問する、但しできるだけ簡潔に要を得た質問をするということには賛成ですけれども、誰かがこれは代表するというふうな形にはどうも賛成いたしかねます。

第10回国会 議院運営委員会 第23号(1951/03/07、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 まあ自由党がやられることですから何ですけれだも、併し首都の人口構成から言えば、ああいう委員に現われているようなかたでなくて、大部分が小さな商工業者とか、労働者とか、勤労者がいるのですが、そういう人の立場を代表する人が自由党系の中にもあるはずだと思う。強いて社会党その他共産党の立場の人と言いませんけれども、ああいう顔触れの人で都市の建設についての委員としては適当でないと僕は考えるのです。従つてそういう点は自由党として大いに反省なさつて然るべきものではないかと考えます。
【次の発言】 今度出されておる、頂きましたお名前を見ますと、例えば自由党で御指名になつても、もう少し考える余地があ……

第10回国会 議院運営委員会 第24号(1951/03/08、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕も一つだけ聞いて置きたいのですがね。今大体曾祢君と岡崎君との間で尽きておるのだが、だめ押しの意味になるかも知れませんが、首都の圧倒的な人口は、やはり小市民とか労働者だと思うのですが、そういう人たちの意欲とか欲求、首都建設に対する希望、そういつたものを反映するということは、この委員の顔触れでは十分現われていないように思うのですが、これは強いてイデオロギーだけでなくて、生活環境から来る生活の欲求、首都建設に対する勤労者の意欲というものを、どの委員が現わされるのか、その辺がどういうふうに考えられたか、若し考えられたらちよつと聞いて置きたいのです。

第10回国会 議院運営委員会 第25号(1951/03/09、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 将来この問題については考慮しようということで、従来の中村君の言われる原則で今までやつて来たが、それだと〇・八でも九でも一に切上げて頂けないということになるので、そういう点は小会派に好意的にやつて頂きたい。

第10回国会 議院運営委員会 第26号(1951/03/12、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 保留を頂いておりました列国議会同盟、これはやはり国際的な関係ですから私ども少し日を頂いて慎重審議いたしましたが、ポツダム宣言に基く全面講和が決定される以前において、我々は占領下にある。従つてかような会議にさような自主権もない形において出るべきでない。又出たとしても単なる懇親的なことならともかく、それ以上出たことは責任を以て、国会の権限を以て自由に意思表示することはできないのである。だからこの理由で我が党といたしましてはこの会議にポ宣言に基く全面講和以前において参加すべきでないという立場をとることにいたしました。なおソヴイエトが加盟しておる云々、これは問題の必ずしも本質に触れる問題……

第10回国会 議院運営委員会 第30号(1951/03/23、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 旅費の問題とか退職金の問題は僕のほうは衆議院のほうと交渉しておりませんから、その点だけ御了承願います。
【次の発言】 私のほうは念のためこ……。
【次の発言】 どういう点がむずかしくなつたのですか。これはよさそうに思われたのですが、どういう点ですか。参考のために……。
【次の発言】 なぜあの割当しないのに対して反対が出たのですか。
【次の発言】 これはこの委員会にかかるのが順序なのですか。

第10回国会 議院運営委員会 第34号(1951/03/29、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 三十一日にするということがきまる前におきましても、本国会の劈頭に社会党代表の中村君から極めて愼重な態度を以て議事の進行について諮られたことであり、我々はそれを諒として進んで来たのだし、特に三十一日にするということにつきましては、十分に各派会が検討してきめられ、それによつて各会派共に地方選挙に対する休会中のプランというものを立てておりますから、やはり私はきめた通りにやつて行くべきであるというふうに申上げたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第35号(1951/03/30、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 了承というのはどういう意味ですか。
【次の発言】 了承々々。(笑声)
【次の発言】 僕は会期末ではないけれども、もうすでにそういうふうに日がさまつておる、ところが重要な法案はどさくさ出て来てやられるのは、従来の各政府の、この内閣に限らず、従来の内閣のやつて来られたこと、特にやつて来られたことで、特に参議院にそのしわが寄つて来て、迷惑するけれども、そういうようにじたばたやつて通しても、国に忠なるゆえんではない。幸い自由党は衆議院で絶対多数を持つておられるから、その力でどんどん衆議院のほうでおやりになればよい。参議院のほうは既定の通り慎重な態度で委曲を尽して決定した通り実行して行くよ……

第10回国会 議院運営委員会 第36号(1951/03/31、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 極く簡単に説明してくれませんか。(「書いてあるから見ればわかる」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 謝金というのは何ですか。
【次の発言】 どういう仕事をされるのですか。
【次の発言】 一つだけ運営について申上げたいと思いますが、理事会の満場一致の、まあここでは確認されるには至つていないにしろ、理事会の満場一致の内容に基いて審議を進めているので、たまたまそれに便乗して、あれもこれもそれに乗じてやろうというような事柄が起きつつあるというように思いますが、これは寄合派で、やはり参議院の品位を重んじて愼重に理事会の申合せの範囲内において事を処理するというようなふうにすることが必要じやないかと……

第10回国会 議院運営委員会 第49号(1951/05/28、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 委員長そういうふうに進行して下さい。
【次の発言】 今中村君の質問の中で法律案に関する衆議院の態度はわかりましたが、わかりましたというのは、参議院の側の正確な立場を十分参考にしておられんということがわかつたわけですが、そのことと関連してその裏側の問題なんですが、今日の毎日新聞及び読売新聞を見ますと、延長はそういつた法律的根拠が表面に掲げられておるけれども、実は三十日に三役の発表があり、そのあとでなければ常任委員長その他がきまらないので、そうなつたんじやないかということを毎日新聞も書いておりますが、これは多少ぼかして書いてありますが、読売新聞はそういうふうにはつきり書いてある。これ……

第10回国会 議院運営委員会 第50号(1951/05/30、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 任期一年云々というのがありましたが、両方について任期の説明を願いたいのです。任期一年云云、この両方の任期はそれぞれ何年ですか。
【次の発言】 何年ですか。

第10回国会 議院運営委員会 第51号(1951/05/31、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今官房長官が述べました全員というのは何名でしようか。ちよつとお名前がわかつていたら読上げて頂きたい。
【次の発言】 それじやあとで……。

第10回国会 経済安定委員会 第2号(1950/12/14、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 二十五年度の輸出見込みがあつて輸入見込みがないということはどういうわけですか。二十六年度は輸出と輸入の両方の資料があるのに、二十五年度に限つて片方しかないようですがこれはどういうわけですか。
【次の発言】 出され方はわかりますけれども、併し輸出の見込みが立つならば輸入の見込みも同じような形で立つわけでしようが、そのうちこれは極く重要物資の七、八割を占める内容はという、極く形式的な質問をしたのですが、特に何か事情があるのですか。輸出だけはこうしてとにかくまとまつた数字が出る。輸入のほうでは出ないという、特に輸入のほうは、残りの二、三割についてはこういうふうにまとまらないのですか。ま……

第10回国会 経済安定委員会 第4号(1951/02/05、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 五頁の生活水準の問題で、これは従来頂いておるこれにはあるのですか。若し簡潔に説明できるのなら要点だけ聞かせて頂きたいのです。国民所得のその当時のオフイシヤルな数字を割つたのですか。
【次の発言】 そういうような極く簡潔な基礎的な知識を與えて欲しいのです。
【次の発言】 そうすると、昭和十一年を平均一〇〇という基準的な数字があるわけですか。
【次の発言】 それは今日でなくていいのですが、何か従来頂いておる資料の中で説明がありますか、これと国民所得の問題です。
【次の発言】 あなたのところじやないのですか。
【次の発言】 それを頂けないでしようか、頂ければその説明は結構です。それから……

第10回国会 経済安定委員会 第6号(1951/03/19、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 何頁です、累計は……。
【次の発言】 書き物の場所をわかるように、この関連を明示して説明して頂きたいと思う。

第10回国会 経済安定委員会 第9号(1951/03/26、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は三つばかりの点をお尋ねすれば十分なんですが、一つは政治の節操という問題なんですがね。ともかくも自由主義経済の政策で押し通され、衆議院の多数を獲得されたということは、全くこの点にあると思うのであります。それを納得させる。一年延期について、国会の言葉の上の取引や答弁でなくて、本当に国民を納得させられることが私は必要じやないかと思うのですが、一年延期の問題を虚心坦懐に国民に知らして頂きたいと思う。それが質問です、大臣に対する。
【次の発言】 それは少しねえ、非常に都合のいい意見で、自由党が二年前に自由主義経済へ復帰するのだという明確な政策を掲げて全国民に公約し、そうして政府が内閣を……

第10回国会 経済安定委員会 第10号(1951/03/29、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は本会議で反対討論をいたしますので、その要旨を極く簡潔に申述べたいと思います。  物調法の有効期間を一年延期して統制をして行こうとする供給の特に不定する物資というものは一体何であるか。これが国民にとつて非常に重要な問題でありましたので、周東長官にお尋ねいたしましたところ、長官は私の質問に対して、日本では何も軍需的なものは作つておらん、こういうことをはつきり言われました。又奥委員の質問に関連して、生活必需品の統制をやろうということも考えがないということを答弁いたしておられます。この答弁の前半は真赤な偽りでありまして、あとの半分は本当であります。私はこの周東長官が議事録にはつきり残……

第10回国会 経済安定委員会 第11号(1951/03/31、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は昨日お願いして置いたんですが、今度提出されておる設置法は表面的には非常に簡単な二、三の権限の問題を整理するように見えるが、一体外為委員会というものの存在が今のままでいいか悪いかという根本問題について、安本長官と大蔵大臣と日銀の総裁の意見を聞きたいということを申入れて、昨日速記録がございませんでしたが、安本長官の意見だけは聞くことができましたが、大蔵大臣と日銀総裁の意見を聞きたいということを申入れて置きましたが、その点どういうふうになつておりますか。
【次の発言】 私のほかの話も木内委員長、安本の次官から聞いておるので、できましたらその問題ははつきり大蔵大臣から聞きたいと思いま……

第10回国会 経済安定委員会 第14号(1951/05/22、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 この法律は、意図するところは非常にいいのです。科学的且つ総合的に国土を調査しようというので非常にいいし、それから昭和二十二年以来専門家の諸君が法律案をここまで持つて来られた努力にも敬意を表するし、それからあらかじめ机上の説明でなく、数カ所の場所をとつて実際それのモデル的な調査を進め、これを我々に見せて下さつたことも非常に周到な態度であるとして敬意を表したいと思います。  併しながらこういつた法律が出て、そうしてこれによつて一定の予算が参りまして、そうして技術者を中心にして専門家の諸君が活動される。その活動の結果の政治的な意義という観点から考えると、我々は遺憾ながらこの法律案の前途……

第10回国会 建設委員会 第9号(1951/03/29、2期、日本共産党)

○委員外議員(兼岩傳一君) 今の両委員に関連して一つ、二つちよつと聞かしてもらいたいのですが……。
【次の発言】 長く要りません。
【次の発言】 僕はやはり赤木、田中両委員と同じ問題なんです。それで実はそれについて西のほうの或る現場から、三億余円の予算がきまつているらしい、ところが四月の中旬まで金が来ないので、二月の二十八日付ぐらいで、使つている労働者の首切りをやらなければいけないと言つて来ておりますが、この問題は建設省でできる問題なのですか。大蔵省でなければ答弁できない問題ですか。
【次の発言】 そうすると四月上旬までに行くものと理解してよろしうございますか。そうすると首切りの問題は先ずない……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1951/01/31、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 先ほど委員長はこれについて意見を出して云々と言われましたが、何かに到達したいのですか、この報告を基礎として。
【次の発言】 質問なくはないのですが、この委員会として今後何か或る方針をきめる前提になるやのあなたの発言がありましたから、そういうお考えがあるならばあらかじめ聞いておいて、そうして質問しようというわけです。
【次の発言】 ちよつと質問します。最後に中山議員の御報告になりました賛成が五、反対が四、棄権が二十三でしたか。
【次の発言】 棄権が八、賛成が四十三、反対が五というのは、実際はこの四月までの各国が報告し、五月には三人委員会で調査するというこれは調停案ですか。

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第3号(1951/02/02、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 まだありますよ、今の未復員給與に関して。
【次の発言】 それに関連して来るのですが、私はちつと出席が遅れたから、どなたに御返事が願えるか、三つお尋ねしたいのですが、一つは、この前私が聞いたときには、三十七万を基礎にしておられるように聞いたと思いますが、未復員者給與該当の数は、何を根拠にしておられるかということが一つ。それから最近の給與の状況ですね、どのくらい実際出しておられるか、何人おられるか。それから第三としては、やられる、つまりこれから帰られなくても、出される場合には、どういう、どのくらいの人数のお見込かという点ですね。

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第3号(1951/07/24、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕はあえて講和問題を問題にしなくても、こういう問題は当然もつとこの委員会ははつきり政府に責任をとらせるのが我々議員としての義務だし、委員長としての責任だろうと僕は思うのです。先ほどから拝聴しておると、一課長一局長のような事務屋を相手にして問題を追及する必要は豪もないと思う。彼らからは事務的な処理の状態を聞けばいいので、問題は大臣、少くも次官を呼んで政府を督励すればいいので、僕は始めからこういうように旗色鮮明にしてこの委員会を進められることを先ず第一に望みたい。  第二に、講和々々と言われるけれども、單独講和のごときものを実行するならば、日本は先ほどのお話にもあつたごとくフイリピン……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第4号(1951/02/10、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今僕は小委員会に出ておりまして、こちらのほうが決定すれば、直ちに議運を開いてこの問題を取上げるというふうに進んでいます。それでちよつとお尋ねするんですが、文案の協議を今やつておられるわけですね。
【次の発言】 問題を一つ聞かして下さい。文案の問題……。
【次の発言】 それから委員長の報告、提案の仕方についても御協議なされるのですか。
【次の発言】 今採決しようとされた点は、これを上程するかしないか……。私どもは実は態度を保留しておりまして、慎重に研究の結果、やはりこれは反対の趣旨を明らかにして置くことが、国際的なこういう重要な問題に対する党の態度であると決定いたしましたことを御報……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号(1951/02/26、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつとお伺いしたいと思います。アメリカのほうはおわかりになつておりましたら、若しおわかりになつていなければ結構ですが。
【次の発言】 もう一つは今共産党の問題に関連する御発言がありましたから早川君がおられるときに一言だけ申上げておきます。  日本共産党におきましても、戦争被害者の生活を徹底的に従前と同様或いはそれ以上に補償しなければならない立場におきましては、ドイツの共産党と全く党の方針が一致いたしております。従つて私どもはその点に関してはどこまでも皆さんと一緒に行けると思います。  なお一つ戰争犯罪者の徹底的な処罰というスローガンを堅持しておるが、この場合戦争犯罪人とは職業軍……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第6号(1951/03/13、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつとそれに関連して……。
【次の発言】 あなたが中国で戰犯容疑になられた政府は国民党政府ですか、中共政府ですか。
【次の発言】 連続的に質問をします。つまり政治的にはどのような、ロハス氏は現在どういうことをしておられますか。あなたの問題が起きた頃は、つまり政治的にはどのような、現在のキリノ大統領とり関連で、どのような政治的立場をとられたかたですか。
【次の発言】 独立運動というものとはどういう関係でございましたか。
【次の発言】 そうすると独立に、つまり独立の、尤もいろいろ政党的の考えでありましようが、独立の最も徹底した型と、いろいろな型がありますね、独立運動にも……。ロハス……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第7号(1951/03/17、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 端的に言つて、帰りたい人ならば帰してあげたらいいじやないかという気持があるのですが、大変むずかしく調べておられるような事情は、本当のところどこにあるのでしようか。つまり項目のうち一番重点ですな、何か戦争に関係しておられますか。
【次の発言】 まあはつきりした人から、今紅露委員も言われたように、はつきりした人から帰して来るという可能性はどういうお見込ですか。全部がはつきりするまで帰れないのか、はつきりわかつた……一、二割ははつきりしておると今あなたは言われたが、そういうかたは早く帰れそうなんですね。
【次の発言】 従来の例からお見通しはどうですか。

第11回国会 議院運営委員会 第1号(1951/08/16、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私のほうは三十分お願いしたいと思います。
【次の発言】 根拠如何。
【次の発言】 非常に自由党が御心配の模様で大変御尤もだと思うのですが、併し大きな枠を三日というふうにすでにはめることに成功しておるのです。それから承認ということを非常に御心配なされるが、午後十分時間もありまするし、それから衆議院の進行の模様を見ましても、恐らく午後になると思います。十七、十八の二日にして四時間をとるということは確実にとれるのですから、従つて余り取越苦労をされないでいいんじやないかと思います。もう一つはやはり論議を盡すということは、かように重大な問題については十分に論議を盡すという点は一つ十分あなた……

第11回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1951/10/09、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今お伺いすると、法律の出し方がまだ十分練れていないし、決定していないところがあるようですが、そうだとすれば会期というものはどういふ方針できめられたのですか。政府はきまつていないけれども、政府としての腹案が新聞その他で発表されたあれは、自由党のあれですか、政府のあれですか。
【次の発言】 細かなことを聞きたいのですけれども、それはまあ大体衆議院のほうで明らかになつておりますので、そういう点、省略して、ただ一つだけこの国会の運営という観点から考えて、官房長官からはつきり聞きたいと思うのですが、政治的見解が違うという理由、或いは最も強硬な野党であるという理由によつてですね。我が党に対し……

第11回国会 議院運営委員会 第3号(1951/08/18、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 自由党にお尋ねしますけどね、一体こう続々出て来るものが一つも勤労者大衆的な感覚はないのですね。みんな官吏の古手やらそういうものばかりですね。やむを得んのですね、それは、そういうことなんですね。僕らはそういう意味において反対なんです
【次の発言】 異議あり、説明は省略。
【次の発言】 多数を以て……。
【次の発言】 私の議長への質問は適当なときにどうぞ委員長が見られてできるときに一つ質疑させて頂きたい、議運で。
【次の発言】 官房長官にお尋ねします。私が数日前に非常に明確に質問いたしましたところ、官房長官も明確に、この安全保障条約は調印するとおつしやいましたが、今日の総理の答弁によ……

第11回国会 経済安定委員会 第1号(1951/08/17、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 奥君の動議に賛成。

第11回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1951/10/09、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつとそれに関連してお尋ねしておきたいと思います。この前小委員会で当初きめました言論の自由ということと、選挙公営の徹底化ということと、選挙費用の適正化ということ、この原則は小委員会限りできめて、今度本委員会においてはその効力を失うのですか、今後とも参議院のこの選挙法改正の特別委員会としては、この三つの原則に基いて審議するという意味ですか。それをはつきりと了解しておきたいと思います。
【次の発言】 了解しました。もう一つお尋ねしたい。もう一つは、松原委員の非常に主張しておられる腐敗防止、そのためにイギリスと、それからウインスコンシン州の例まで出して下さつて、我々非常に賛成なんです……

第11回国会 水産委員会 閉会後第1号(1951/08/29、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は速記のないほうがいいと思いますから。

第11回国会 水産委員会 閉会後第3号(1951/09/27、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕はちよつと材料の関係で腰掛けたままで……。そうするとあれですか、今度政府の調印して来られた平和条約の第九条に基いて今後締結されるところの腹案その他があるか、まだ現実に全然交渉しておらないというわけですか、交渉はしておるけれどもその内容は今発表できんということになるのですか。僕はマツカーサー・ラインがどうなるかということが聞きたいのですけれども……。
【次の発言】 撤廃してもらうように努力しようとする考えはあるのですか。撤廃される法律的根拠というような何か考えられますか。
【次の発言】 わかりましたが、現在ございますエーブルですか、ベイカーとかキングとか横文字の演習区域というのが……

第12回国会 議院運営委員会 第1号(1951/10/10、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今すぐ簡單に賛成の意見を表された委員があつたようですが、こういうことは字句の末でなくて、非常に将来に禍根を残す。十分理由を説明されたのですか。ただ取次がれて、勘弁願いたいというような闇取引みたいな形でこういうことを論じられてはいかんと思う。
【次の発言】 だからそれに対して詳細な回答が欲しい。勘弁して欲しいというような……。
【次の発言】 僕はそのときに、「わが民族に課せられた崇高な使命」というのを一つ内容をはつきり衆議院から聞いて頂きたいのです。朝鮮の軍事基地になることですか、何ですか。何を自惚れるのですか。ただ日本民族一民族に対する特殊な使命のあることは認めます。併しあたかも……

第12回国会 議院運営委員会 第5号(1951/10/17、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 決をとる前に一つだけ質問があります。あとの問題で、今三浦君も発言されましたが、私もずつとその経過を承知しておりますが、小会派にも委員長ということが問題になつておりますが、切離されて決をとられるのは、その他の問題もこのあとで論議し円満にそういう問題を解決するという意味ですか。それはもう全然触れないで第一の決をとるべきだという意味ですか、今後の進行の仕方はどういうふうなんですか。
【次の発言】 十分できるのですね。
【次の発言】 委員長に質問します。そうするとその只今の提案のようなふうに進むとすればどういうことになるのですか。條約に関するものは互選と、残る三つはどういうふうになります……

第12回国会 議院運営委員会 第12号(1951/11/02、2期、日本共産党)

○委員外議員(兼岩傳一君) 私は暫らく時間を頂戴いたしまして、先般来、この歴史的な十二回国会の二條約審議ついての言論の自由の問題につきまして、委員各位に私が議院運営委員であつた当時から問題を提起いたしまして、各位の御審議を受け、且つその問題を留保して頂いておるのでございますが、その後私は條約委員会のほうへ代りまして、更にこの問題を展開させざるを得ない立場になつて参つたのであります。と申しますのは、先般の三十分にも足りない、私の総理大臣に対する代表質問において、十一カ所が削除いたされました。又数日前の総理大臣に対する総括質問、これは約一時間でございましたが、やはり二カ所の削除を受けたのでございま……

第12回国会 議院運営委員会 第25号(1951/11/28、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 あるためにやられたのじやないのですか。
【次の発言】 僕はですね、今日の午前の運営委員会ではつきりと会期延長を今日議題に供するという論拠、それの答えを聞いてないと思うのです。ただ懇談式に話合うというためには、私は会期の問題は余りに重大だと思うのです。大体参議院は第一回国会以來会期の問題は極めて愼重にやつた。ところが最近この一、二回の国会は、どうも政府のコンヴエンシヨナルな、便宜的な方法で、縮められたり伸ばしたり勝手な行いがされている。そこで私は、各会派がそれぞれ具体的に懇談的に出されることは非常に結構だけれども、やはり参議院の運営という点から考えて、政治的責任を持つた、はつきした……

第12回国会 議院運営委員会 第27号(1951/11/30、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 小委員会かも知れませんが、今定員法はかかつてますね。ところが一方予算のほうでやつてますね。それで記名投票のときだけ出られるようにお考え願つて……私出ていませんでしたがね、記名投票のときに委員会はそういうふうに出られるようにお考え願えるかどうか。
【次の発言】 ええ、特に予算で反対討論をなされていても、記名投票のときだけは出られるようにしてもらいたいと思います。そういう点は御相談になりませんでしようか。
【次の発言】 結構です。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第2号(1951/10/22、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今お尋ねいたしました二十六日の午前十時ときめられたのは、衆議院をどういうふうに予定して、こうきまつたのですか。
【次の発言】 この参考人の意見、これは……。
【次の発言】 もう一つ問題がございますが、これは直ちに今日これをお取上げ願おうとは思つておりませんが……。
【次の発言】 併しこれで懇談会に入られるのでしよう。懇談会に入つてからもう一遍正式な会議に移るならいいですが、懇談会のままで正式な会議に入らないなら、問題を一つ出したいと思つております。
【次の発言】 意見を出しておる、問題を出しておる、もう少し延ばせないかという意見を出しておる。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第3号(1951/10/25、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 一つ二つ、お伺いしたい。一つは、あなたの結論として申されました財政経済の自立という問題がこの両條約で達成せられる方向に動いて行くか、それともそれと反対に働いて行くかというような点について、おおまかにどういうようなお見通しを構つていらつしやるか。もう一つは、結局講和後、現在すでにスタートしておりますが、講和後の傾向が軍拡インフレの方向に進んで行つて、一時繁栄と見えるけれども、非常に不幸な状態に日本を持つて行きやしないかという心配もございますが、そういうような点とも絡み合せて今の問題をお伺いしたい。
【次の発言】 軍拡インフレの問題はもうすでに足を踏み出して……。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第6号(1951/10/30、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 吉田総理に質問する前に、私は一言、かねてから委員長にお願いしてある問題を明確に御答弁願いたいと思います。即ちそれは、我々国会内における言論の自由並びに我々が国会において論議いたしましたものを全国民の耳にも周知させるという、その言論の自由の二つの内容であります。第一の内容につきましては、すでに議院運営委員会において認められ、第二の問題については、いわば議長の権限でございますが、これについて私は議長にもお願いし、議院運営委員長にもお願いし、又條約特別委員長にもお願いいたしました。我々は外におきましては、この講和論議をいたしますと、必ず武裝警官によつて取囲まれる、国会内で辛うじて得まし……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第7号(1951/10/31、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 そうすると国会の外において我々の講和論議が武裝警官その他の形で彈圧される、院内においては一応の発言権の自由はあるようだけれども、これがプレスコードの形で国民には通達できない、部分々々至る所に一定の削除が出るという事態は、議長並びに議院運営委員長及びあなた、條約委員長の三者において、それは止むを得ないのだという、そういう結論を出すのに、この條約は対等の資格において真に自主的な、自立的な立場を以て審議し得るということでなければならないという、その條約がそういう制約の下で行われていいということをあなた方三人だけでおきめになつたのでは私は不十分だと思いますが、これは総司令部なりアメリカの……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第8号(1951/11/01、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 いけませんよ。議事進行中で、僕も言わなければならんから……。僕は極めて重大な言論の自由に関連して、この審議の基本的問題を出しておりますのに、委員長は故意ではありませんと思いますが、昨晩皆疲れて委員が散会するときに、あんな重大な問題をちよちよつと御報告になつた。そこで僕はそれに対して抗議を出しております。ところが今朝になつてみると、その議事のことを忘れてしまつて、すぐ逐條審議に入ろうという状態は何たる態度ですか、あなたは……。今日は皆揃つているんですから、簡潔に御報告願つて、もう一度それに対して抗議の内容を明らかにして御協議願つて、それから逐條審議に入るなら入つて頂きたい。(「議会……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第11号(1951/11/06、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 法務総裁にこの前三十日の日に、私が信託統治には日本国憲法は全面的に適用されるかどうかということをお尋ねいたしましたところ、法務総裁は適用されると一度答えておるのでありますが、そうして僕が全面的かという念を押しますと、併しながらアメリカの権利に基きまして制限される範囲には適用がない、部分的適用であるというようなふうに答えておられますが、部分的適用ということはどういうことでしようか。
【次の発言】 全部……、この第三條ですね。「行政、立法、及び司法上の権力の全部及び一部」、この「及び一部」という日本語の飜訳を非常に頼りにしての御答弁のように拜聽いたしますが、このオール・アンド・エニイ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第14号(1951/11/09、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は通産大臣にお尋ねしたいのでありますが、私のこれからお尋ねしようとする問題は、去る本会議の総理に対する一般的な質問におきましても、又この委員会の劈頭においても行いましたところの総括質問におきましても、繰返し私が質問いたしました中国との交易の日本の経済において占める重要性、従つてこの平和條約が締結されました今後の日本の経済的な歩みにおいて、中国との経済提携においてどういうやり方をするかということが、私は今後日本の経済的な運命に対して、従つて政治的な運命に対しても決定的に重要であると考えますので、この点を通産大臣から明らかにされたいと思うのがこれからの私の質問の骨子なのであります。……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第15号(1951/11/10、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 何時からでしよう、理事会は……。
【次の発言】 僕は、この前、法務総裁にお尋ねいたしまして、潜在主権という非常に世界的にも珍らし概念を御教授願いました。その問題なんです。そういつた潜在主権、つまり明確に言えば何らの主権がないということなのでありますが、そういう地域ができるということは、明らかに日本国憲法からいつて承認できないことである。従つてそういつた地域が発生する以上は、憲法を改正しなければならないと考えられますが、法務総裁はどういうふうに考えておられますか、これを聞き落してありますから伺いたい。
【次の発言】 私は日本国憲法が適用されないような地域ができるからには、而も国際法……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第17号(1951/11/13、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 農林大臣は数日前に私が尋ねたときには、今日と同じような答弁をやつておられるのですが、ここに我々の受取つているこの條約の案の第一條のここにある「公海漁業資源の漁獲の権利を放棄する」というのであり、但しアメリカとカナダは放棄しないというふうに明確になつているのですが、この今我々の受取つている漁業條約のアメリカ案というものに対しては、今曾祢委員に対するあなたの答弁から言えば、こういうものは、てんで認められないのだと、こういうことなんですか。
【次の発言】 そうすると、この資料をお出しになつたのはどういう意味ですか。これは委員長がお答えになるのですか。それとも農林大臣ですか。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第18号(1951/11/14、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は、国民の心ある人たちは勿論、国民大衆が一番心配しておる点について質しまして、国民が安心できるようにいたしたいという趣旨でお尋ねをするのであります。只今心配がないとおつしやいましたが、問題は一つでありますけれども、この問題を二、三の点に分解いたしまして、問題を明快にいたしまして、総理のお答えをお願いしたいと存じます。従来アメリカ軍の首脳部はしばしばこういうことを言つております。朝鮮問題の解決のためには満洲を爆撃する必要がある、こういうことを言明いたしております。これは決して一片のおどしではない。事実、若し朝鮮の停戰協定が成立しないならば、それは必至であると見なければならない。若……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第19号(1951/11/15、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 昨日非常に我々が議事に疲れたりしていたときに、突然私がかねてから問題にしておりましたアチソン・吉田の交換公文に関する質問に対する答弁を、草葉次官が平素の声に似合わず細い声でやられた。私も気が付いたので聞き質したところが、あに計らんや、ああいう重大な問題をほそぼそした声でごまかしてしまおうという意図で、ああいう発言をされたということは私は非常に遺憾に考えるのです。なぜならば、この吉田・アチソンの間に交換されております公文には、非常に重要な事柄が幾つか記載されておりますが、特に重要なのは、朝鮮戰役に対して日本がもうすでに施設及び役務の重要な援助を與えて来たし、現に與えておるというこの……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第20号(1951/11/16、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は平和條約について大体三つの点をお尋ねしたいと思います。  第一の点は、本国会の最初の代表質問にもいたしましたが、なぜ我々は批准をかくも急がなければならんかということであります。最近新聞報道によりますと、参議院で條約が遅々として進まない、私は遅々として進まないのでなくて、参議院が非常に慎重審議を盡しておられることに敬意を表しておるのでありますが、これを非常に気にせられまして、シーボルト外交局長の名などもちらりちらり新聞に載つておるのでありますが、衆議院の條約審議が、あのような脱兎の状態でやられたということは国民の納得できないところであります。それで我々参議院としては慎重にやつて……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第21号(1951/11/17、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 條約審議以来しばしば総理から答弁を頂きましたが、いよいよ今日が総括質問として最後の機会でございますので、他の政府委員にお答え願うような質問は何一ついたさないつもりでございますので、どうか総理にじきじきお答え願いたいのであります。私もむつかしい学問上のお答えは何一つ求めません。国民はこの講和が済めば、景気もよくなり、暮らしも楽になろう、金詰りも幾らか緩和をされよう、税金も軽くなるであろうと考えております。この勤労国民大衆に率直なお答えが頂ければ結構でございます。  第一にお尋ねしたいことは、あなたがサンフランシスコで御調印になつて参りました安保條約は、何年くらい続くお見通しで御調印……

第13回国会 外務委員会 第2号(1952/02/12、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 別に皆さんの御決定に異議はありませんが、この問題は中国政府或いは台湾の承認というような問題にも関係しておりますし、それで不法と言われますけれども、一体不法とは何であるか、現に今岡崎国務大臣がマツカーサー・ラインを越えたり越えなかつたりしておるというふうな、而もその説明が非常にあいまいである。それからそのマツカーサー・ラインが問題なのか、東支那海、日本海というような境界が問題なのか、若しその境界が問題であるとするならば、一体その境界が正当であるということは何によつて証明するか、一方的に日本が不法と認めて、それでいいのか。それからネール氏を介して云々という、そういうふうな問題があり、……

第13回国会 外務委員会 第3号(1952/02/14、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は漁業問題について三つお尋ねしたいのです。第一は日米加漁業協定、第二には韓国との漁業関係、大臣も述べられました韓国との関係、第三は東支那海及び北洋漁業の中国、ソヴイエトとの関係についての外交方針、この三つをお尋ねしたいのですが、さてこの前の賠償の問題は時間の制限で不十分なんでしたが、ちよつと賠償問題を一つだけ前の残つておるものを聞くことは、委員長お許し得られますか。
【次の発言】 大臣にです。つまりこの前私十五分頂きましたので、そのために非常に私不十分な点が一つ残つておるのですがよろしいですか。
【次の発言】 賠償問題は私が非常に短かい時間であるために不十分な展開を……、不十分……

第13回国会 外務委員会 第4号(1952/02/21、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は賠償の使いは非常に御苦労だつたと思うのですが、私は平和條約十四條そのものが含んでおるところの解決すべからざる矛盾はあなたの御努力によつてはなかなか解けないにもかかわらず使いされて御報告をされたわけでありますが、私はその御報告の中で予備会談が目的を果した、非常に有益であつたというふうの意味を公式な声明としてあなたがお出しになられたように拜聽いたしましたが、一つわかり易くて結構でございますが、どういう予備会談が如何なる政治的、外交的目的を以て行われ、又どういう点においてその会談が目的を果し、どういう意味において有益であつたかという点、一つお尋ねいたしたいと思います。

第13回国会 外務委員会 第5号(1952/02/22、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 議事進行について。何も殆んど説明されたというふうには僕ら感じないのだが、これで今明日でももうすでに十一時半ですが、問題が非常に重要でそれぞれの委員がお持ちと思いますが私も質さなければならない数点を飽くまで質したいと考えておりますが、議事進行について大体の御分針を承わつてから質疑その他お許し願いたいと思います。
【次の発言】 議事進行について。まだ合同委員会の問題が残つておりますし、日本の法律を守る問題も残つておりますよ。あなたの大きい問題として挙げられた七つのうちあなたは五つ……。
【次の発言】 あります。小さな問題と言われた中に在郷軍人会とか、気象観測のようなものに……。

第13回国会 外務委員会 第6号(1952/02/26、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 只今の次官のこれに対する答弁は、お座なりの口の先の答弁でなく、本当におやりになるのですか。そういう決意で、ただできるだけ善処したいとおつしやらないで、私も先般見に行つて、地元の人が非常に困つておるのを見て来たのですが、或る程度解決し得るという肚を以てそういう御答弁をなさるのですか。それとも日米合同委員会に聞かなければ何もわからないという御答弁なんですか。
【次の発言】 次官はこの図面を見られて、これは従来使つていたのは赤いので、朝鮮動乱の勃発以後青いほうから緑、ずつと塗つておるところを見ると、殆んど佐世保港の大部分が完全に使われている。この請願書を見ても僅か二〇%しか、八〇%まで……

第13回国会 外務委員会 第7号(1952/02/28、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 何についてですか。
【次の発言】 只今の政務次官の御意見の中に、この問題を行政協定に入れる範囲外だとおつしやつておるのは甚だ当を得ないと思うのであります。安保条約第三条にアメリカ軍隊の日本国及びその附近における配備を規律する条件、これこそが行政協定の中心で、只今のように国立でそういうふうにアメリカの軍人が風紀に関して学園都市に重大な障害を及ぼしておるというようなこと、そういうことが解決できないようなことで何の行政協定であるか、あなたはたくさんの言葉をお使いになりましたが、たくさんの言葉は要らないので、やはりこれに対しては外務次官としては善処するということを明言さるべきもので、その……

第13回国会 外務委員会 第8号(1952/03/04、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は委員長の言われたことにこの委員会としての全体的には賛成でありますが、なおこのあとで議事進行について発言を求めたいと思いますが、岡崎国務相の時間の都合がございますので、特にお許しを得て旅券について簡單にお尋ねしたいと思います。  モスクワ経済会議或いは大山先生のスターリン賞の問題についての渡航、それから新聞記者の渡航、これはまあそれほど私がお尋ねしなくても当然簡單な問題と思いますから、これは除外してもよろしいのですが、又大山先生の問題及びこのモスクワ経済会議に対して旅券の申請をいたしておられるのは新聞では非常に少数のように伝えられておりますが、事実はそうではなくて、私がちよつと……

第13回国会 外務委員会 第9号(1952/03/06、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 坐つたままで次官にお答え願えれば結構なんですが、これは又読めば……これからずつと読んで勉強しますが、これに入りますと、どういう過程で日本国民の健康その他が保護されるのでしよう。簡單に一つ、これの日本国民の保護をされて行く過程を簡單にわかりやすく説明をちよつとして頂きたい。
【次の発言】 極くわかりやすく、簡單で結構でございますから一つ……。
【次の発言】 だからこれに入りますとね、これに加盟いたしますとどういう過程で日本人が保護されますか。それを具体的に説明して頂きたいのです。つまり、どういう過程を経て、どういうふうな方法で、どういうふうにして国民の保護がなされるのですか。

第13回国会 外務委員会 第10号(1952/03/07、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私はこの問題は、政治的な意見の問題を離れて、やはり人間の、国民の旅行の自由という基本的人権をその時の政府がどういうふうに制約されるかという点で、全各会派にとつて私は非常に重要な点であり、そのためにこそ嚴正な見解を以て、法務府関係の責任当局が来ておりまして、いずれその御見解を聞いた上で、更に討論を進めたいと思いますが、併しそういう前提として、やはり私はこの法律解釈、事実認定のうち法律解釈のほうについて、もうちよつと次官から補足して頂きたいと思う。それは十三條の五号、十九條の第一項第四号の解釈問題、考慮中とおつしやいますね。この点をちよつと冗漫にならないように明快に問題点を明らかにし……

第13回国会 外務委員会 第11号(1952/03/12、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 只今委員長から御報告にあずかりました件につきましては、委員長、理事各位のお骨折りを非常に感謝するものであります。お骨折りによつて、政府を代表して岡崎国務相が船の入るまでに政府のこの問題に対する態度を明らかにする、つまり徒らに引延しの方法を講じないということを言明された旨今お聞きしたわけでありますが、船はすでに本日入るように私は聞いております。そうして十四、五日には出航する予定のように聞いておりますし、且つは宮腰、帆足そのほかの諸氏も予防注射とかいろいろな準備の都合で非常に日が切迫いたしておりまするが、それにつきまして言明されました政府がまだ本日態度を明らかにしておられませんが、そ……

第13回国会 外務委員会 第12号(1952/03/13、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 先回、先々回の当委員会でお願いし、その後理事会の御高配及び委員長のお骨折りによつて、岡崎大臣から旅券の発券について、モスクワ経済会議の旅券の発券について態度を明快にするのであろうというふうな答弁を得ておることは、昨日委員長からこの会議の劈頭で御報告になつた通りであります。然るところ私が聞き及んでいるところで、十二日或いは十三日に船が入る予定であるということを私は聞いております。それは四月三日の開催に対して、片道に約十五日を要するという関係で勘定して見ると、そういうことになるのでありますが、岡崎大臣は委員長に対する公約を果す意味で、今日でも旅券を御発行になつて然るべきものと考えます……

第13回国会 外務委員会 第15号(1952/03/28、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 どうでしよう。昨日も非常に遅くなりましたし、今日は大臣も御出席にならないし、石原政務次官の外交の本義を承わるには……。

第13回国会 外務委員会 第18号(1952/04/03、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと私は委員長、或いはこの委員会の政府でなくて……委員長にお尋ねしましよう。これは先般問題になりました外務公務員法を初め、それから午前から午後にずつと本日問題になつておりました出入国管理令の問題、それから只今上程になつておるこの在外公館の名称及び位置を定める法律案、まだこれから続いて出て参りましようが、一体どういうふうな外務関係の一連の法律は、今非常に重大な局面、即ち日本がサンフランシスコ條約によつて、いわゆる独立を得て、そうしてこの切替えられようとしておる、こういう際に、我々外務委員に対してこういう法律が次々出て来る以上は、私は吉田外務大臣が出て少くも方針を述べられるのが私……

第13回国会 外務委員会 第19号(1952/04/04、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 この給与というのは量的規定ですが、今まで次官と官房長の説明は量的規定の説明が一つもない。量的規定の説明を全くなさらない説明を聞いたつて理解できない。そうでしよう。給与というのは量でしよう。もう少し量の説明をして下さい。そういう官僚的な抽象的な説明をしないで……。頭は確かか、何の説明ですか、馬鹿々々しい。
【次の発言】 別表だけでなくて、全体としてあらゆる條項に亘る量的規定の條項を組織的にきちつと説明しなさい。附足りのような恰好でなくて、それこそがこの法律案の内容じやないか、君。
【次の発言】 手許に渡つている資料との関連において説明して欲しいのです。自分だけわかつておつたつてこち……

第13回国会 外務委員会 第20号(1952/04/14、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 質疑がほかの委員におありの場合には、順序は私でなくて結構なんでありますが、私はこの前も申上げておるように、この在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律案は、いわばこういう問題の第三番目に出て来る問題でありまして、すでに外務公務員法が出、そうして在外公館の名称及び位置を定める法律案が出、そうしてこれが出て来ておるのでありますが、私はこの機会に、当然この在外公館を設置し、これに大公使を派遣すべき吉田政府としては、私は少くも吉田外務大臣、よほど譲歩しても岡崎国務大臣が出て来られて、当然この外交方針に関する講和発効後の基本的な態度について詳細且つ懇切に私は説明があつて然るべきだと考……

第13回国会 外務委員会 第21号(1952/04/15、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 この問題があるならば、きりがついたところで…。
【次の発言】 ほかのかたはいいですか。

第13回国会 外務委員会 第22号(1952/04/16、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 委員長、質問してもいいのですか、ほかにおありになるなら、あとでも結構です。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしますが、修正をするというのですか、しないというのですか。今ちよつとほかの調べものをしていて、その一点だけを聞き落したのですが。
【次の発言】 多数でそういうふうにされることに決定すれば、それでいいんですが、昨日までの話では、法制局長はあるような意見ではありませんでしたか。そんなことないのですか。今日又急に変つたということじやないのですか。
【次の発言】 それは法制意見局と参議院の法制局と意見が一致したという事実をこの委員会において述べられ、且つ委員の多数がそれを承認したという……

第13回国会 外務委員会 第24号(1952/04/25、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 議事の進行について……、私は大体この出入国管理令については七点お尋ねしたいと思つていたんです、そのうち一、二点は便宜上在外公館のときに岡崎国務大臣に質したので私はこれから質したいと思うのは五点なんです。但しその中で是非大臣の答弁を得たいと思うものはだんだん整理して成るべく少くして、少くとも二点はあると思うのですが、その二点をこれからお尋ねして行きたいんですが、ほかの委員諸君のお考えもありましようし、私が余り時間を費していいのかどうか。又岡崎国務大臣は精々精勤されるように先ほど言明もありましたし、又次の委員会に延ばしても私はいいし、そういう点で私は自分の思う通りに質疑を展開して行つ……

第13回国会 外務委員会 第25号(1952/04/26、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今日は土曜日の午後にもかかわらず、法律案が非常に重要なので、我々は特に小委員会において長い時間をとらないように、非常に議事の進行を図つて討議いたしたのであります。その御報告は先ほど小委員長からございましたが、小委員長は法律の專門家でありますために却つて問題の本質がはつきりと我々に理解されなかつたように思うので、この点につきまして私は簡単に問題の所在を明らかにし、そうして併せて政府の所信を質したいのであります。それは本日の小委員会は事柄が非常に重要であり、将来アジアにおける日本の発展、日本の建設に重要な関係があるというので、慎重審議、十分にその委曲を尽そうというので催されたものであ……

第13回国会 外務委員会 第26号(1952/04/28、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 只今社会党第四控室、それから第一クラブ有志及び労農党等で修正案を今練つておりまして、もうおつつけ参りますのでちよつとお待ち願いたいと思います。私は一昨日お尋ねした点をこの機会を利用して御回答をちよつと得られれば得たいと思います。
【次の発言】 だから質疑をするのではなくて、あなたも承認された……。
【次の発言】 それは初耳ですね。そうですか、そういうことにきまりましたか。
【次の発言】 異議ありますよ、つまりね、困りますよ、そう急がれては……。奔命に疲れますよ、今大きな重要な法案は全くあれされたんですから、もう晝ですし、ここで只今可決になりました法律案に対する今後の見通しも拝聽し……

第13回国会 外務委員会 第33号(1952/05/27、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと速記をとめて懇談会の形態でお願いしたいのですが……。

第13回国会 外務委員会 第34号(1952/05/29、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は岡崎大臣でなければちよつと答弁しにくいだろうという問題を持つているのですが、だが、昨日から降伏文書と平和条約との関係なぞについての論議かあり、それについて大山先生からお尋ねがあるようですし、私もちよつとそれを質したいと思つておりますが、この数日の議事の進行と睨んで、どういうふうに私の二つの事項の質問を委員長はお許し願えるでしようか。これは岡崎国務大臣のこれからの今日の時間の都合もございましようし、それによつてどちらの質問を先にするか。つまり大山委員の御質疑のほうを先にされるか、私の……私は国連軍の今後の駐留に関する問題について、これは一つやはり大臣でないと都合が悪いと思います……

第13回国会 外務委員会 第39号(1952/06/10、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今高良書簡がちよつと問題になつておるようですが、私は新聞で見ました瞬間に、非常に悪質な謀略放送であるというふうな感じが私はしたのでありますが、外務大臣があえてこれを疑わしいといいつつも、或程度これについて長い言葉を使つて論評しておられるのは、疑いつつも或る程度の信憑性があると考えられるかどうか。一体あの通信は出処、私注意して新聞を見ましたけれども、その通信の発せられた主体、経路等々が明らかにされていないのでありますが、そういう点は明らかになつておるのでしようか。
【次の発言】 一つの通信を基礎にして、それが責任のある一国の外務大臣としてその通信について価値判断をいたしまして、その……

第13回国会 外務委員会 第40号(1952/06/13、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと関連して……。今の問題です。総理がおいでになることを明確に委員長が引受けて下さるなら岡崎大臣に対する質疑のその部分のところは省略したいと思うのです。従つて今金子委員からの問題を明確に来週この日華条約の問題についての基本的な政府の態度について総理が御出席になるということをはつきりと予定してよろしいですね。念を押しておきたいと思います。
【次の発言】 実現して下さい。
【次の発言】 従つて今日の質疑は、大臣に対する質疑は、総理が出て下さるものということを想定、前提して質疑をするというふうにしたいと思います。それからついでに大臣は今日の渉外その他の事務がおありかも知れんと思いま……

第13回国会 外務委員会 第42号(1952/06/18、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと議事の進行についてお尋ねしたいんですが、これは政府の説明だけで、各委員の質疑は初めてですか、二度目ですか。
【次の発言】 三度目ですか。
【次の発言】 ああそうですか。
【次の発言】 今日はあれですか、農林省のほうは出ておられないのですか。
【次の発言】 水産庁ですか、それじやまあ二、三お尋ねしたいと思います。  根本君がまだ農林大臣をしておられた当時にこの漁業協定の交渉が始められましたので、その当時私はこの外務委員会でお尋ねしたのでありますが、それに対して根本農林大臣は、当時対等の立場で交渉するのだと、そして国際的な信義と友愛の精神でやるのだから、日本の漁業は前途有望だ……

第13回国会 外務委員会 第45号(1952/06/28、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は日本共産党を代表して反対の意を表明するものであります。  理由は簡単でございましてこれは結局一九五一年二月の吉田ダレス往復書簡の形で示されましたところの戦前の漁区を厳守し、乱獲の疑念を一掃するためと称して講和直後東太平洋とべーリング海のさけ、ハリバツト、いわしまぐろの漁場には出漁しないという一札を入れた。それを実はこのダレス吉田書簡を一事務的な外務大臣がこれを具体化したというまででありまして、内容はそれに尽きるのであります。然るところ岡崎外務大臣に対しては与党の幹部さえもこの腰抜の外務大臣であると罵倒しておるが、私は腰抜というのは少し酷であつて、これは吉田ダレス往復書簡に示さ……

第13回国会 議院運営委員会 第1号(1951/12/10、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 この各派小委員につきましては、昨日もいろいろこの委員会で議論がありましたが、これは先ほど事務総長から報告の、各種委員に関する件と、これと非常に関係が多く、又国会運営の根本的な問題にも関係して参りますので、先ほど御報告になつた結果については、その前提となるべき各種委員に関する件について、明らかに国会法に悖る点があり、且つは国会の運営の長年の慣例に停る点があり、従つて今国会の円滑なる運営について重大なる支障があると考えまするので、私は今の議院運営小委員に関する報告につきましては、その前提となる各種委員に関する件を十分明確にされ、国会の運営に支障なく、且つは国会法に停ることがなく、且つ……

第13回国会 議院運営委員会 第2号(1951/12/13、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 赤木さんは数とだけ限定されましたけれども、数その他諸般の情勢というふうに、ただ数だけは困りますので、やはりその点を各会派、その他の諸情勢をというふうに一つ……。
【次の発言】 異議はありませんが、題目だけもう一遍繰返して下さい。
【次の発言】 よく聞えないのですが……。

第13回国会 議院運営委員会 第3号(1951/12/14、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 金子君の表題をもう一遍言つて下さい。

第13回国会 議院運営委員会 第4号(1951/12/15、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 禪問答みたいなことだからわからないよ、ちよつと明快にしてもらおうじやないか。

第13回国会 議院運営委員会 第10号(1952/02/04、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は反対します。その理由は内務省の特権官僚、而も警察、思想取締り、そういう意味で戦争犯罪人に最近までなつていたようなこういう人を人事官として任命することに絶対に反対します。

第13回国会 議院運営委員会 第12号(1952/02/11、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕はこれはすべて結構で異議ないと思いますが、それについて前回の緊急質問に対する政府の答弁、特に総理の答弁は極めて傲慢でありまして、国会を私は侮辱するものだと考えます。先般の緊急質問のときに、私は直ぐ本会議の席上で議事進行について発言を求めてこれを問題にしようと思いましたが、これは議院運営委員会で討議してからでも遅くはないと考えましたから、今日これを問題として提出するのでありますが、若し政府が従来のような態度で、あういう不遜な答弁にならない答弁を以て国民の代表の前に答えるという態度をこの際政府が改めること、即ちこれは今政府がおりませんが、それは私として政府に強い反省を求めるという問……

第13回国会 議院運営委員会 第14号(1952/02/15、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 その際議長から、政府にもう少し懇切な誠意のある答弁をするようにということを議長から申入れました結果について御報告ができれば御報告を願いたい。
【次の発言】 ちよつと待つてくれ。今僕が返事を聞こうとするのに発言するからいけない。委員長如何でしよう。
【次の発言】 総理はどうなんですか、それから僕の頼んでおいた議長の申入れに対する御回答、その二点をちよつとお伺いしたいと思います。どうなんです。緊急質問に対して総理は来られるのですか。
【次の発言】 それから議長、そうすると今日は本会議は……。
【次の発言】 それでは、それは小委員会にその問題を讓つて、議長から政府に対しての申入れに対す……

第13回国会 議院運営委員会 第17号(1952/02/22、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 何か名前につきまして御異議がございました、御意見がございましたように聞いておりますが、総長なり、委員長なり如何でございますか。何か富士銀行と……、米人というのを銀行と直せというような御意見だつたと思いますが……。
【次の発言】 その他につきましては、どういう御注意なり、御意見がございましたでしようか。
【次の発言】 私ども昨晩外務委員会でラスク氏とのパーテイ、懇談会へ私も出席いたして、皆さん各委員の御意見も聞き、これに対するラスク氏のプライベートな意味の御発言もありましたが、やはりその場合に日本の国内法をどういうふうに……、国内法を尊重するようなことが問題になりましたし、それから……

第13回国会 議院運営委員会 第18号(1952/02/28、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今総長からおつしやつたのはその通りでありまして、私も出席いたしましてその通りであることを承認いたします。ところがその後私は衆議院へ参りまして調べましたところ、衆議院におきましては殆んどそういう事実を承認しておられない。明日は法律案が八つかかるし且つ定例日であるからやるというふうな、これは責任のある答弁です。責任のあるかたがた並びにその他の諸政党と連繋を得た事実でございますが、そうなんです。そこで我々は昨日やぶから棒のように、即ち我々が未だ外務委員会その他において十分審議を盡し、この行政協定の重大性に鑑みて問題点を明らかにして我々及び国民の判断に資せようと思つていたところ、やぶから……

第13回国会 議院運営委員会 第20号(1952/03/05、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今官房長官は、従来の内閣と参議院の関係について非常に方針が変つて来たようですがね、我々は従来一定の審議期間を与えられて提出されぬならば、十分審議はできない、国民に対しての義務から言つて審議はできないじやないかというので、参議院は非常な愼重な態度をとつて来たし、従来政府もそういうふうにやつて来られたのですが、今あなたの話を聞くと、三月中旬というのに深い意味もないようだし、期間中に出したものなら審議してくれと、非常に方針が変つたようにまあ受取れたんですが、そういうようなふうにあれですか、参議院に対しての法律案の提案について政府の方針が変られたのですか。

第13回国会 議院運営委員会 第21号(1952/03/06、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 議事進行について。それは官房長官がいなくてもいいのですから、やはりよく相談して……、中村君の動議についてはあれでしよう。官房長官いなくたつていいのですから……。

第13回国会 議院運営委員会 第22号(1952/03/07、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 議事進行について。私どもは昨日から大会派がやられるので遠慮して待つているだけであつて、やはり発言を……、今日でなければ明日でもいいのですよ、それは延びてもいいのです、併しそういうような運び方をして頂いては甚だ困ります。

第13回国会 議院運営委員会 第23号(1952/03/10、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は、自由党がそういうふうに言われることは、お立場上一応御尤もだと思うのですけれども、併し論点が非常に間違つておると思う。予算委員会で起きたから、予算委員会で、例えば取消すとか、その他そういつた問題の処理はされるかも知れませんけれども、併しこの再軍備とか、自衛戰力の問題は、これは前国会以来根本問題なのだから、そういうことが起きた場合に、やつぱり本会議で全国民へ、及び全議員に問題の本質を明らかにするということは、私は参議院としてなすべきことだと思うのです。よつてその委員会問題、この本会議問題についての私は自由党のかたがたの論拠をどうかと思います。従つて本会議で続いて問題を明らかにさ……

第13回国会 議院運営委員会 第24号(1952/03/11、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 一つだけ注文しておきますが、これについて各会派が態度をきめられるときに、もう一遍政府は恐らく来られるでしようが、そのときに明日でも明後日でも回答願いたいと思うのです。外務省と一つ連絡をとつて、モスクワ行について治安その他について非常に御心配の外務省が、ビルマの治安状態についてどういうふうに考えておられるか、一つこの次の機会に外務省と連絡をとつて至急御回答願いたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第26号(1952/03/13、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私はもう今他の委員が言われたことについてはここで繰返しません。全く今の中村委員と私と同意見なんでありますが、なおそれに附加えておきたいことは、モスコーの族券を……。
【次の発言】 あるよ。モスコーの旅券を……。
【次の発言】 発言を続けますよ。政治的な意味で妨害しておるのに、自分たちの前大臣を、より客観的に危險性の多いビルマに派遣するためにあえてここに提出して来るというのは全く厚顔無知なやり方だと思う。私はもう一つ附加えて、つまりこの旅券法十九條四項を勝手に拡大解釈したり、濫用しておる政府が、その濫用をまさに身を以て端的にこれを証明しておるのがこの根本君に対する今回の提出だと、こ……

第13回国会 議院運営委員会 第29号(1952/03/20、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 これは今日初めて我々は渡されたのですか。私昨日実は欠席したので。
【次の発言】 各委員は今日初めてこれを、成文として受取つたわけですね。
【次の発言】 これは僕の意見を申述べます。これは簡單にここで決定することはよろしいけれども、あとで字句の取扱いの上でいろいろな異議が出るとまずいように思いますが、一両日これはよく、もう文章にしなければともかく、こうしてする以上はもう少し練つたほうが各会派が円滑に行くのじやないですか、例えば4にも「同様の内容を持つ緊急質問は、重複を避ける」というこの一文でも政党が違い、立場が違えば、同様の内容のものでも違つた角度からできることは、承認されるという……

第13回国会 議院運営委員会 第33号(1952/03/31、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は多分これはいいと思いますが、まだ諮つていないので、態度を保留さしておいて頂きたいと思います。
【次の発言】 知らんね、僕は、その庶務小委員会のそんなことは知らんぞ、庶務小委員会のことは……。

第13回国会 議院運営委員会 第34号(1952/04/04、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は耳が遠いのだけれども(笑声)委員部長の説明の仕方が惡かつたのではないですか、(「満点」と呼ぶ者あり)外務委員の僕が知つていなきや惡いでしよう。(笑声)
【次の発言】 それはつまりさような注意を與えて善処せいというのですか、條件付でという意味ですか。
【次の発言】 そういう希望を付けられて許可されるのですか、されないのですか。
【次の発言】 今の菊川君の御趣旨はお立場としては御尤もだと思いますけれども、何かそれは便宜上解決する方法があるのじやないでしようか。やはり筋に合つたようなやり方のほうがいいのじやないでしようか。

第13回国会 議院運営委員会 第36号(1952/04/16、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕はですね、この数日来、いつか緊急質問について原則をきめたのを、加藤君は鬼の首でも取つたように大変喜んで、いろいろの意見を吐いておられるのは、私はどうも少し行き過ぎだと思うのです、あれは非常に何か党利党略、何かためにせんことで以て緊急質問という形式を濫用する場合に、大体ああいう方針の原則で話を円満にまとめて行こうというのであつて、一つ一つ出るもの出るものにけちを付けて、今、水橋君の言われたようなこの国民の聞きたいと思うところを封ずる意味じやないのですから、その点は私は中村君あたりが理事会において非常に透徹した頭脳で参与しておられるから、一体あの緊急質問は、この二、三日来加藤君が言……

第13回国会 議院運営委員会 第37号(1952/04/17、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 そうすると、衆議院、参議院の順序はどうなりますか。今官房副長官は技術上の問題だから十一時頃には出せるとおつしやいますが……。
【次の発言】 午前中に出せるとおつしやいますが、そうすると参議院、衆議院の順序は……。

第13回国会 議院運営委員会 第38号(1952/04/21、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 余り漠然としておりますがね、どういうような問題で一番若しんでおられるんですか。多少そういうことを聞いておかんと、待たれる身よりも待つ身が辛いですからね。(笑声)
【次の発言】 苦しんでおらなければ誠に結構ですが、やはり題目くらいは明らかにされないと、参議院としては……、他の委員に対しても礼を失しておると思うのですが。政府としても、ただこの前三月中旬までに提出しないような法律案については責任を持つて頂かなくてもいいと言つておいて、今になると大分風向きが変つて来ているのです。只今行政機構を言われましたね。どういうような問題で待機の姿勢を持たれているのですか。せめて題目くらい言われるこ……

第13回国会 議院運営委員会 第41号(1952/04/28、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 法務委員会は何ですか。
【次の発言】 法務委員会の関係ですか。
【次の発言】 三時半とはつきりきめておこうじやないか、直ちに開きますよう。
【次の発言】 出入国管理令の反対討論だけで一時間半はかかります、委員長報告もまぜて。だからやらして頂きたいと思います。(「そんな法案は上つていない、外国人登録法だよ」と呼ぶ者あり)速かに再開して、今の矢嶋君なり菊川君の言われた方法で……。
【次の発言】 外務省関係の外国人登録に関する討論だけで一時間半かかります。

第13回国会 議院運営委員会 第42号(1952/05/06、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 労働大臣はどうする。
【次の発言】 私はそれも一理窟はありますけれども、この問題は非常に單に国内的だけでなくて、国際的にも大きな問題ですから、緊急質問という問題でやはり総理に出てもらつて、問題を明らかにするだけの慎重な態度が私は必要だと考えます。それから只今の菊川さんからの御説は、一応御趣旨はわかりますけれども、やはり結局は同じことだから、緊急質問の形にしたほうがいいのじやないか、重大性と緊急性から言つてさよう考えます。
【次の発言】 その場合社会党はどうされますか。総理の分は保留されますか。
【次の発言】 僕もそういうことで何しましよう。止むを得んから……。

第13回国会 議院運営委員会 第44号(1952/05/09、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 皆さんが御賛成下されば、今日やつてもよろしゆうございますし、議事の都合上できなければ、月曜日になつても止むを得ないと思います。
【次の発言】 先ほど小委員会のときに、議長にお願いして総理のたまつている緊急質問に対する答弁を速かにしてもらうように、そしていつできるかということを議長にお願いして議長の承諾を得たのでありますが、今日の緊急質問の機会に、一両日前に私のいたしました人民広場における警官を何名動員したか、それから催涙彈、ピストルをどれだけ持ち出して、何発打つたか、それから何人殺したのかということに対して、法務総裁は調査がまだ不十分だからという、まだ今日できんと言いましたが、今……

第13回国会 議院運営委員会 第45号(1952/05/12、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 大体論議も行われたし、この緊急質問についても、いつも與党の立場でこれをいろいろと苦心される加藤武徳君の所論も大分わかりましたから、そこで私が建設的な提案をしたいと思うのです。(笑声)つまりやはり先般の取きめに基きまして、一応この五人の人でよく話合つて、そうしてよく、無用の重複をしない。つまり先般の取きめには、時間の引延ば上戰術にこれを使つたり、或いは政府の嫌がらせのために同じことを蒸し返し蒸し返しするということを避けることであつて、多少加藤武徳君はそれを拡大解釈して、いつも與党の立場を、それは非常に苦しいだろうと思うけれども與党のために忠勤をぬきんでておられるが、その点は十分よく……

第13回国会 議院運営委員会 第46号(1952/05/14、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 一昨日の緊急質問の問題ですね。いろいろ論議したために、非常に時間が遅れて一般に非常に非難が多いんで、議運が横暴だというような声も大分ありますので、ああいつた原則上の問題は、その朝ああいうふうに長くやらないで、若し必要ならば私がお願いしておるように、理事会を再度招集されて、もう少し議運が簡明に行くように、今日直ちにとは申しませんが、これからいろいろ重大な問題が起きて来るということも十分考えられまずるし、その都度ああいうふうに論議を長くしておるということは、非常に一般的に非難が多いように私は耳にしておりますので、委員長において適当な機会に理事会なり、そうでなければ一日論議してもいい日……

第13回国会 議院運営委員会 第52号(1952/05/28、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと議事部長にお尋ねしますがね、ちよつと数字をもう一ぺん聞かせて下さい。コンマ以下を……。小会派は全部切捨てですか。
【次の発言】 一桁でいいです。
【次の発言】 ですから、第一、労農、共産と……、小会派にも千葉君のような熱心な人もおるのだし、緑風会〇・三ですから、大会液のそれは襟度で一つ、自由党でも無論結構です。その辺でどうですか。これは言い過ぎかも知らんが、まあやはりそこのところを……、そう考えられる根拠があると思うのですがね。

第13回国会 議院運営委員会 第53号(1952/05/30、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は緊急質問の問題は、月曜日にやることは反対いたします。今、他会派のあらゆる議員から、非常に非難が多い。議運は少し行き過ぎておる。五分がよいか、十五分がよいかということのために、肝腎の本会議が十一時になり、十一時半になり、十二時になる。何たる醜態であるかという攻撃が非常に多いのであります。これは他会派も皆同じだと思います。今日、やはり小林亦治君、三橋八次郎君、大野幸一君の問題は、きちつときめて貰いたいと思う。私は同時に社会党に苦言を呈して甚だ恐縮でございますが、出す以上は、自信を持つて出して貰いたい。出してみたり、引込めてみたりというような、そういう自信のない態度で出されるという……

第13回国会 議院運営委員会 第56号(1952/06/06、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 戦争犯罪人の釈放というのは、今日は議題に上せられないのですね。
【次の発言】 そういうふうにやられるのが、あなたのほうの、自由党のやり方とすれば止むを得んかも知れませんが、やはりこういう講和の問題に関係しており、長い日本の戦争の、今後の問題であり、隣邦との親善関係を考えますと、こういうやり方については、十分やはり各派賛否はともあれ、各会派が寄つて、どういう効果を狙つて出されるのか、その与える国際的、政治的影響如何というような点も、十分考慮できるような過程を通つて、こういうものは私は出されるべきである。無論私どもは、戦争に反対し、戦争の被害者に対して深甚な同情を持つているから、無実……

第13回国会 議院運営委員会 第57号(1952/06/09、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は非常に重大な問題が今国会で発生しておると思います。先ほどから論議になつておる出席の問題もありますけれども、そのこと以上に重大な事柄が発生しておる。一昨土曜日の午後一時に、私のところへ電話が突然かかりまして、今国会で非常に重大なことがあるから来てくれというので、一時に電話が来まして、僕が二時ちよつと前に来てみると、成るほど武装警官が多数、物々しくこの参議院を固めておるのであります。なおよく調べてみますと、学生が約三百人、人によつては四百人と言いますが、三、四百人来ておる。これに対して内外武装警官が約四個中隊、人によつては五個中隊と言いますが、物々しい大量の武装警官が来ておる。そ……

第13回国会 議院運営委員会 第58号(1952/06/11、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 何時頃からおやりになりましようか。
【次の発言】 議院内部の警察権の問題は非常に重大な問題ですし、私は一昨日経過を極くあらましだけを申上げましたのが、そのあとで私と内村議員、羽仁議員、岩間議員と、この三氏は当日約四時間乃至五時間に亙つてその衝に当られたかた、それから大野議員と、これだけで議長と懇談したのでありますが、そのときに直接この衝に当られました三議員からの説明が、非常に問題を明快にいたしましたが、でき得べくんば議事の進行を図る意味で、この三氏がおられたらちよつと出てもらつて、簡潔にその事実を全委員に伝えて頂くと審議が非常に、問題が非常にはつきりして来て、却つて問題を解決しや……

第13回国会 議院運営委員会 第60号(1952/06/16、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 十分愼重に検討することは賛成ですが、成るべく早い機会に成案を得るように……。

第13回国会 議院運営委員会 第61号(1952/06/18、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 それを配つて呉れませんか。できていないですか。
【次の発言】 どこへ、各会派へ。
【次の発言】 昨日。
【次の発言】 いつ頃届いていますか。
【次の発言】 先ほどの御決定になりました中村正雄君ほかの決議案、これは賛成か反対か、私今総長との会話で明らかにしたように、まだ内要を見ていないのです。それで今調査さしておりますが、賛成とか反対とかいうことはやらないのですか。それに対する態度は保留させておいて頂きたいと思います。
【次の発言】 でも、実質上承認のことで、今日上程するときまつておりますから、それに関連して、きまつておつたら内容を聞かせておいて貰いたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第62号(1952/06/20、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は今の小笠原君と同様な疑問を持ちましたので、昨日議事課長にこの五十日間で一体何件上つたのか。第一回の延長三十日間で何件上つたのか。第二回の延長十四日間で何件上つたのかということについてお願いしてあつたのです。今そのお願しておいたのが手許に届いたので、先ほど発言しようと思つたことはそれなんです。
【次の発言】 数はわかりませんか。幾つと幾つということができてないね。
【次の発言】 これは、どれに分類されるのですか。
【次の発言】 そうすると四件になるのですか。
【次の発言】 そういう意味なんです。僕の言いたいことは。(笑声)小笠原君だけが、自分の党を代表しておられるでしようけれど……

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/30、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は三つお尋ねしたいのでありますが、又一度にやりまして、忘れたりいたしますと御迷惑をかけますので、一つずつやつて行きますから、途中で他の会派のかたが、私の聞いている間に横取りをしないように、委員長においてお取計らい願いたいと思いますが、如何でしようか。
【次の発言】 それでは先ず第一にお尋ねいたしたいことは、今晩これからのあれでございますが、今のお話では、会期延長に問題を限定しろということで、勿論我々も会期延長は非常に重要な問題なので、そういう方法は結構であり、それについてお尋ねしようと思いますが、それにつきまして、今晩はこの会期延長の問題、この委員会でこの問題から先のお取扱につ……

第13回国会 議院運営委員会 第66号(1952/07/07、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと官房長官にお尋ねしておきますが、五日の日に、我我の本会議にも出ないで、御接見になりましたのはどなたですか。ちよつと承わつておきたいと思います。(「済んだ済んだ」呼ぶ者あり)声が小さくて聞えなかつた。だからもう一遍、はつきりしておいてもらいたい。

第13回国会 議院運営委員会 第67号(1952/07/09、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 その問題は一事何とかという、むずかしい言葉がありますが、すでに決定いたしておりまして、十二日から二十日までの間は、本会議はやらないという方針が私は大体きまつて、大体ではない。きまつておるようですが、(「決定していない」と呼ぶ者あり)と思いますが、赤木さんのあれですが、如何でしよう。僕はそういう記憶だ。
【次の発言】 私は、今日持時間が切れておるにもかかわらず、議長が許されたことは、近来の議長の御好意として非常に敬意を表するものでありますが、もう一歩出て、勿論私は内容に至るまで議長が責任を持たれて、その大臣を督促するというほどの重荷を議長に負わせる考えはありませんけれども、併しあな……

第13回国会 議院運営委員会 第70号(1952/07/21、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私は異例なら異例でないようにやればいいので、実質上いいほうがいいのであつて、やはり人事委員会が熱心に、この問題を取上げようとされる以上、やはり人事委員と一緒に聞くほうが、ためになると思うのです。但し異例にならないように図るために、やはりこの当委員会に付託された以上、当委員会で聞く、そのときに一緒に聞いてもらえるという内容が大事であつて、形式は我々問うところでないので、内容がそういうふうに行くようにうまい成案を得るように、もう一遍菊川、相馬両君のほうで何かいい智慧を出して頂いては如何ですか。
【次の発言】 つまりそれで本当にそれが実行されればそれで結構なんですが、その明日ということ……

第13回国会 議院運営委員会 第71号(1952/07/22、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 ちよつと議事進行でお伺いしておきたいのですが、先ほどの他の委員の発言を聞きますと、もう少し研究をして欲しいとか言われておりますが、もう一回やることになつておりますか。それは理事会で、あとできめるのですか。ちよつとお尋ねします。それによつて私の質問の仕方に考えがありますから。ほかの委員のかたもちよいちよい言つておられますが、これ一回きりというのですか、もう一回やられるのですか。
【次の発言】 了解しました。そういう点が明らかになつたから了解する。  そこでちよつとお尋ねしたいのは、先ほどの矢嶋君の質疑を私聞いていて、それに答えられていないように思う点を一つ聞きたいのですが、つまり人……

第13回国会 議院運営委員会 第73号(1952/07/25、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 表題を聞いただけで、さつぱりわからん。
【次の発言】 午後はできないでしよう。午後はやはり、この行政機構改革、特に保安庁法案その他のような重要な法案がかかるから、実際席を外して職員法をやることは、判断を誤ることになると思いますから、今日できないと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第76号(1952/07/29、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 只今の小笠原君の所論は、非常に間違つておると思うのです。根本的に間違つておると思います。未だ通過しない法律として改正できないものを前提として、それに対する対応方を正式の議運できめるなどということは以てのほかであります。さようなことが立法機関として許されるわけはないのです。それは理事会で懇談的に、各派協調的に問題を掘下げることは、我々もこれに賛成しこれに参加したものである。併しながら未だ国会法の改正について、何ら法律的な改正の実が挙つていない。全く仮定の一院の決定だけに基いて、それに基き諸般の問題をこの正式の議運できめて行こうということは、これは違法であると思います。さようなことは……

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/30、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 昨日来お願いしてある細川嘉六君の争訟に関する問題をいつお取上げ願えましようか。事務局の準備の都合もございましようし、我々もやはりこれに関係する人たちの出席、その他お願いしてあるので、お取計らい願いたい。昨日は座談的に理事会で十一時ということをおつしやいましたが、これから本会議で並行してやつて頂けるならば直ちに手配したい。事務局としても争訟問題に対して議長に私から出してあります内容は、やはり公正に詳細にお伝え願つて、問題が那辺にあるかということを明らかにして慎重審議して頂きたいので、その点おきめ願いたいと思います。
【次の発言】 私のほうもいつでも結構でございます。

第13回国会 議院運営委員会 第78号(1952/07/31、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 どうだつたのですか、ただお取消になつただけですか。
【次の発言】 それに代るべぎものが出ないのですね。(「まだ出る時期じやない」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私の提訴しておりますこの議運における細川嘉六の案件については……。
【次の発言】 昨日御検討願いまして、その提訴の内容は、大体御了解願いました。極めて重大な案件であります細川嘉六の私の提訴しております資格に関する争訟の問題ですね。これはどういうふうに取扱つて頂けますか。
【次の発言】 それは他会派の委員とも、二、三のお話をしておるんですが、何らかの措置をとつて頂きたいと思うのです。つまり希望、いろいろな私自身としては考えを持……

第13回国会 建設委員会 第1号(1951/12/15、2期、日本共産党)

○委員外議員(兼岩傳一君) すでに田中委員、それから三輪委員からこの問題に触れておられ、それに対して中田次官からの答弁がありますので、私がこれをこの上問い質すということは、何か余分のことのように聞えるかも知れませんが、両委員の質疑に対する中田次官の答弁は私は非常に誠意を欠いておると思う。先ほどから聞いていて、従つて特に委員外発言を得ましてここにその点問題を明確にし、今後の建設行政の進むべき点を明らかにする一助にしたいと考えて、特に委員外発言をお願いした次第であります。中田次官は先ほどから品の先で言葉だけの答弁をしておる。甚だけしからん。一昨昨日の夜武装警察約八十名を以て、僅か七名の全建の中間の……

第14回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1952/08/31、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今官房長官は、この緊急集会に提出されている中央選挙管理会委員及び同予備委員の指名については、岡野国務相が総理に代つて、その責任ある答弁をするだろうということを答えられましたが、私はそれはそれとして又我々としても総理に質さなければならない問題が残つております。それでどうしても総理が出られないと、今まあ医者の診断書が提出されておりますが、その場合に、国政の重要な問題について質さなければならないということに対しては、総理の誰が代理をするのか、答え頂きたいと思います。
【次の発言】 私は、この緊急集会に対する政府の一方的解釈というものは、まだ今後十分委員会並びに参議院全体において決定さる……

第15回国会 外務委員会 第7号(1952/12/16、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 この引揚げの問題は、これは外務次官にお尋ねしたいのですけれども、数年来吉田内閣が、それから特に岡崎外務大臣は、これの引揚げの問題が片付かないから国交が回復できないのだというように一枚看板にしておられるのですが、もう少しインドなど通らないで、直接話を進めて、友好の途を開いて行くという積極的な策がないとすれば、引揚問題を理由にして中国との不和をわざとかもし出しておられるのだという非難に答えられないと僕は思いますが、どうですか。政府の態度は、非常に従来引揚者について大きな非難を浴びながら、先方からの提案があるときに一向積極的な態度でなくて、インドを通して云々と言われますけれども、もつと……

第15回国会 議院運営委員会 第1号(1952/10/24、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私はやはりこの会期の問題で、議長にお尋ねしたいことは常会との関係です。国会法二條によつて十二月上旬に召集になり、十條によつて百五十日間とするとありますが、先般の十四回国会が、私どもの理解できない法律解釈の下に繰上げ国会という形態になり、そしてそれが突如として何らの論議の暇もなく解散された。そして今度の特別会の六十日が問題になる以上は、当然より重要な常会の問題に対する明快な解釈、御理解を、私は議長はお持ちになつていると思いますが、常会との関係はどうなんでしようか。私どもはすでに召集になつており、突如として解散されてしまつたこの常会、そうして国会法十條と二條で決定しております十二月上……

第15回国会 議院運営委員会 第2号(1952/10/27、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 十日から二十日まではどういうことに費やされる模様ですか。もう一度総長の……。
【次の発言】 手が空くというのは…。
【次の発言】 つまり組閣ができて、施政方針その他が準備されるという意味ですか。

第15回国会 議院運営委員会 第3号(1952/11/05、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 午後は工合が悪いから、午前中ではどうですか。
【次の発言】 一時ですね。

第15回国会 議院運営委員会 第6号(1952/11/24、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は官房長官にお尋ねしたいと思います。私はですね、明日一日休むか休まないかということは、これは我が参議院独自の見解できめるべきことで、これはいいと思うのです。  併し新しい総選挙に基いた新しい内閣を代表する官房長官として、国民に対して主権在民の憲法下において、重要な施政方針の質疑の日取りについて、この渉外……某国大使の渉外上の用務のために、一日延して頂きたいというような条件を附けられるがごとき、そういう態度で新しい内閣が我が参議院に対して臨んでおるということは、我が主権在民の憲法を真向から否認しておられる態度をあなたが出しておられると思うのですが、ここでそれは取消されて、そういう……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 決算・国土連合委員会 第1号(1947/12/05、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 第一点を聞き漏らしたのでありますが、結論だけで結構です。理由は要りません。第一の理由ですね、建設院法案の第一の点と第二の点と言われましたが、第一の点の結論を伺いたい。
【次の発言】 了解しました。
【次の発言】 もう一つお尋ねします。この建設院設置法の立案の責任当局はどこでしようか。何大臣、或いは何廳でしようか。その点お尋ねするのに、はつきり聽いておきたいのですが……。
【次の発言】 議事進行の問題ですが、この審議の方法は総体的な質問をされますか。それとも私はいろいろな質問があるのですが、各條毎に……進行の方法はあちらへ飛んだり、こちらへ飛んだりでもいいのでしようか。

第2回国会 決算・鉱工業連合委員会 第2号(1948/04/14、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 ちよつとお伺いいたします。今のは地方の石炭局の問題ですが、中央の石炭廳については、この生産の實際の人を行政に移し植えるために、従來の古い官僚的な機構を打破するために、どのような人事の方針を採ろうという構想で進んでおられましようか。
【次の発言】 もうちよつと細いことをお伺いいたしますが、大變御方針は結構ですが、つまり局長及び課長で生産者の側から出た人の通常な位置、それから勞務その他の勤勞者の側から推學された方が就かれていいような局、課についてそのような者を、礎來の行政官吏というものとの比重ですね、局長においては凡そそういつた經營者の推薦する者及び職員組合或いは勞働組合等の推して來……

第2回国会 決算・国土計画連合委員会 第1号(1948/06/26、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 ちよつとお尋ねしたいのでありますが、総理が來られまして、一つその根本的に問題を徹底的にお尋ねしたいのでありますが、そのお尋ねする前提として、昨日政府から資料として頂きました、建設省所管事項の区分のものにあります、行政調査部の建設省設置要綱と、暫定案と、二つの事柄が書かれておりますが、大臣或いは他の政府委員でも結構ですが、お尋ねしたいことは、行政調査部が建設省設置について約二年に亘つて活動して、この案を得ておる。その案に暫定案と要綱案と二つあるが、それと今回政府の提出されておる案とどういう関係があるか、この行政調査部の二つの案については、どういう内的な関係を持つておるのか、それから……

第2回国会 決算・国土計画連合委員会 第2号(1948/06/30、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 只今小委員長から報告のありました我々が小委員として研究いたしました要点は、政府提出の原案に対して更に何を吸収すべきかという点に力点を置いたのであります。併し実際この建設省法案については、まだ外にも検討すべき点が幾多含んでおるのでありますので只今の小委員長の報告は問題を限定して、その際に何を吸収すべきかという点について小委員会が纏まつたのであつて、その他につきましては外の委員もむろんそうでありましようし、私自身もまだこの法案については二、三意見を運ぶべき点を持つておるのでありますが、それは更に何を吸収するかという以外でありますので、決算委員会で発言するということに発言の権利を保留し……

第2回国会 決算・治安及び地方制度・運輸及び交通連合委員会 第1号(1948/04/05、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 この海上保安廰法案の審議の前提條件が欠けておるのじやないかということを申上げたい。先般約三ケ月、昨年の暮と記憶いたしておりまするが、私外同僚の数名の議員が紹介者になりまして、請願をいたしておるのであります。それは海上保安廳法案並びに開港港則法案に関する請願であります。請願人は全國地方港湾管理者協議会の会長をいたしておりまするところの東京都知事安井誠一郎君になつております。そうしてこの全國地方港湾管理協議会といいますものは、現在の大きな港を管理いたしておりまする東京都知事、それから愛知縣知事、大阪市長、それから名古屋市長、静岡縣知事、宮城縣知事以下秋田縣知事、十府縣知事になつており……

第2回国会 決算・治安及び地方制度・運輸及び交通連合委員会 第2号(1948/04/06、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 第二十一條が港則法案と關連をしたいておりますので、港則法案について意見を一、二申述べたいと思います。 先ず第一に、これは必ずしも港則法案ではございませんが、この海上保安廳法案にもあるのですが、港長という名稱ですが、港長というのは實際上數名又は十名程度の部下を以て港の交通保安警察を掌る職分の者であります。ところが港には港の管理運營をするために二百人、或るいは三百人という厖大な機構があります。ところが港長という、つまり外國のハーヴァー・マスターを直譯された名称を用いますと、國民にとつて一般的に錯覺が起きるのであります。これは丁度町の警察署長を市長、町長と称するようなふうに感ぜられるの……

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会打合会 第1号(1948/04/16、1期、無所属懇談会)

○兼岩傳一君 商工大臣にお尋ねいたします。二點お尋ねいたします。中小商工業を本格的に振興を圖ろうとさされることは非常に結構でありますが、現在商工省で生活物資局の振興課を中心にやつておられるのではいけないのだ、どうしても中小企業廳を外局として拵えなければいけないのだという根據が拜聴したいのであります。つまり資金はどうする、資金及び資材、或いは科學技術の振興等々という、こういう内容を達成するためには、現在の商工省の生活物資局の振興課を中心にしたものではいけないのだ、そうしてこの中小企業廳を作ればそういう矛盾が解決できるんだというのは、その内容、資金と資材と科學技術の振興というような點で、必ずや十分……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第1号(1949/09/12、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 趣旨を説明して下さい。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第4号(1949/09/16、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 (六)の「三十箇所以上」というのは何か根拠があるのですか、多いほどよいのじやないですか。この三十箇所以上に決めた事情を説明して下さい。
【次の発言】 平均ね。
【次の発言】 ちよつとそれをもう一遍呼んで見て下さい。
【次の発言】 三町以内というのはどういうふうに決めたのかちよつと説明して下さい。
【次の発言】 今度はスピーカーを使わない場合でも三町に縛られるわけですね。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第5号(1949/09/17、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 (二)説明して下さい(一)も(二)も説明して下さい。
【次の発言】 名刺をいかんとした理由はどんなところにあるのですか。
【次の発言】 今後又岡本君の議論が蒸し返されて來ると思うから一言あれにしたいのだが、解釈論を我々はしているのでなくて、立法機関としてどういう法律を作るかということを議論している。五万と三万と組んだ方がいいか、組まん方がいいかということを議論すればいいので、こういう規定はこう解釈できるという議論は止めて、組んだ方がいいのか、組まん方がいいのか、國民のためにどつちがいいのかという議論をすることを私は提議したいと思うのです、私はどちらがいいかと言えば、同じものを使う……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第6号(1949/09/19、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 続いて二つ三つお尋ねします。十八ですが、この張札に地方区と全國区と名前を二つのつけるということは、いつか葉書のときに問題になつたのだけれども、今度はどうなるでしよう。原案に提出しておられるのでは、それはいいんですか惡いんですか。一つの張札に全國区と地方区の人と二人連名で使うというときには、どういうことになつておりますか。
【次の発言】 できなくなる……
【次の発言】 そういう趣旨ですね。それから今度は二十についてちよつと聞きたい。これはひどく張るところを制限しておるんですが、公営で作るという考えですか。
【次の発言】 そうすると、この張札の掲示場所というものは、衆議院の方でも余り……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第7号(1949/09/20、1期、日本共産党)

○兼岩傳一君 発言させて呉れ……。
【次の発言】 言論は自由に願いたい。僕は先程から諸君のお話を聞いて、その十万円にしろ、三十万円にしろという意見には賛成できないんです。金がなくても政治のために鬪おうとする貧しい人のことも考えて貰いたいんです。貰つた葉書を惡用するとか賣名におるとか、廣告に利用するという惡質なるものはどうするかということは、供記金を高めるというような形でなく、他の方法によつてやつて貰いたいので、供記金は私は三万円、原案に賛成いたします。没收率は十分の一に賛成いたします。
【次の発言】 代理者については、演説会の回数を総回数の三分の一とするということは、これは立会演説じやないです……


2期(1950/06/04〜)

第10回国会 経済安定・農林・建設連合委員会 第1号(1951/03/16、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 今のと多少関連して私の頂きたい資料は、この法律案が考えておる通りに、今の御提出になる年次計画でずつと国の執行する部分、地方庁の執行する部分、その他の者が執行する部分を、現在の物価で予定通り執行すると各官庁、及び関係者の費用の負担ですね、どういうふうに金がかかるかという点を合せて明らかにして頂きたいと思います。

第10回国会 経済安定・農林・建設連合委員会 第3号(1951/05/21、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は大臣に対する質疑もございますけれども、取りあえずこれを立案された政府委員で結構でございますからお答えを願いたいと思います。それは経費の負担関係ですが、経費を国と地方公共団体と、それから民間、国民のほうは、組合ですか個々ですかその三者の仕事の性質に応じてどういうふうにこれをとつて行こうと考えておられるか。その点を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 資料を今下さいましたものについて、その点を具体的にもう少し、例えば基本測量はどうとか、国土調査はどうとか、土地分類調査はどうというふうに、もう一遍具体的に資料を頂いておりますからこれに基いて御説明願います。

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第3号(1951/05/17、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私もこの問題非常に関心を持つていましたけれども、まだ開いておりませんが、それは速記録で読むという手がありますけれども、速記録が数日のうちに来ればそれで読みたいと思いますが、重要な点は多少ダブりましても、やはり吉川委員の質問に対しては答弁頂きたいというふうに考えるのです。それでなければ速記録を今、明日くらいに頂きたい。
【次の発言】 つまりダブつても質問……徹底的に時間を費すという考えはございませんが、簡潔でもいいですから、重要な点はやはり繰返してやつて下さるか、そうでなければ速記録を今明日に読まして頂けるか、どちらを委員長とられますか。

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第4号(1951/05/18、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 大蔵大臣にお尋ねしたいと思います。この法律案にはいろいろ問題はあろうとも、この正しい要求、特にこの年次計画を要求しているという点は非常に正しいと思うのですが、大蔵大臣は利根川に限りませず、一般に数年或いは十数年に亘るこの建設事業について、継続的に支出の責任を持つ、終局な責任を持つという政治的態度が現在欠けておるように見えるのですが、これは吉田内閣の方針なのですか。それともそういうふうに一年こつきり、一年こつきりの形で事業をしなければならない、余儀なくされる力関係があるのか。それともそういう形を以てしてもなお且つ完全な建設行政に対する責任がとれるというふうに考えておられるか、年次計……

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第1号(1951/05/31、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 僕は質問が通告してありますから、追つて願いますが、今の問題についてだけ質問を許して頂きます。
【次の発言】 そういう意味で二重に関連するから参考人の意見も聞きたいと思います。
【次の発言】 増田大臣は、先ほどから田中知事が極めて明確に職員庁舎及び機械器具が必ず増加するということを言つておるにもかかわらず、そうでないと言つておられる。私はこの長い二十有余年の建設事業をやつて来たものだが、そういうことはあり得ない。一人格でやつていた工事を二つのもの、に分けて、そのために職員も殖えないし、庁舎も殖えないし、機械器具も殖えないということはあり得ない。そういうことはただ予算の範囲内で予算を……

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第2号(1951/06/01、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 この開拓の問題について関連質問をさせて頂きたいと思います。頂いておるこの参考資料によりますと、開拓の問題が、僅かに僕の見る限り二行半ばかり、開拓は毎年四千戸程度であると、集団入植を図るというような、こういう資料しか頂いていないようですが、これ以外に資料を頂いておるのでしようか。先ずそれを……。
【次の発言】 私がお尋ねするのは、資料をすでに頂いているのに質問をして、徒らに時間を経過させてはという老婆心からお尋ねしたので、それでは結構でございます。つまり総合開発計画というものは骨組であるという、今後詳細な科学的且つ総合的な調査をされるということを承知の上でお尋ねしたいと思います。そ……

第11回国会 文部・水産連合委員会 閉会後第1号(1951/08/28、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 いやあるのだよ。
【次の発言】 僕は簡単ですが、一分ぐらいです。旧水産講習所の返還はもうされたのですか。誰が一番明快に御存じですか。
【次の発言】 それでその返還に条件附の問題ですが、文書で正確に条件が附いているかどうかということ、それから附いてないとすれば、一体我々は何を以て判断するのかということです。そうだと言われたつてそうでないということも成り立つし、その点を今明確にできなければいつ明快にして頂けますか。
【次の発言】 若し文書に残つているとしても、それは何か特殊な恩恵によつて返還されるのではなくて、ただそういうお願いをして返還して頂く、お願いというようなことで一つの契機を……

第13回国会 外務・人事連合委員会 第1号(1952/03/25、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 そういう説明は何回聞いても……、我々はこの公務員法を勉強して、これから外務省に入るわけでもないし、法律家になるわけじやなくて、一体どういうふうにこれから平和回復後の各国への公使、大使、領事等々の配備をなし、どういう従来と違つたこれに任務と待遇を與え、どういうふうにしてこのサンフランシスコ條約、こういう單独講和の條件下において日本の地位と立場を宣揚し、外交関係を達成するかという、もうちよつと数子的な具体的な説明を前提として説明頂かんと……。法律が先ず我々のためにあるのじやなくて、目的のために法律が、手段として私たちは立法機関として参加するのでありますから、もう少し今言つたような点か……

第13回国会 外務・人事連合委員会 第3号(1952/03/28、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 議事進行について、それは人事院総裁がどう都合があろうが審議は十分徹底的に尽した後に外務委員会をおやりになればいいので、そういうふうに切り詰めた考え方に対して私は反対いたします。十分審議を尽されることを私は望みます。

第13回国会 外務・人事連合委員会 第5号(1952/04/14、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 人事委員会と連繋をとられたのですか、人事委員長と連繋をとつてのお話ですか。懇談で結構です。

第13回国会 外務・法務連合委員会 第1号(1952/04/03、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 私はこの重要な二つの法律案について傍聽者を制限されて秘密会の形をおとりになるような御意向のように考えておりますが、それは私は絶対に反対いたしたいと存じます。理由は、この二つの法律案は日本人自身の問題でなく、朝鮮人それから中国、台湾系華僑両者共に、つい最近まで日本の植民地であつた国であり、現在もまだ講和発効までは日本人であります。それに大陸系の華僑、このかたがたは、約両者を合せまして、百万人に近い数であり、長い同、場合によれば数代日本に住んでおり、日本国民と一緒に生活をして来た人たちであり、その人たちを強制的に退去させるというような條項も含む、死刑の宣告を與えるような條項を含むこの……

第13回国会 外務・法務連合委員会 第2号(1952/04/15、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 議事進行について……。
【次の発言】 責任のあるあれができますか。
【次の発言】 心許ないじやないかね。
【次の発言】 この間にちよつと議事進行で……。政府委員の声をもう少し大きい声をして頂かんと聞き取りにくいのですが、伊藤委員との論点は大体わかりますけれども、御注意願いたいと思いますが、もう少し明晰に大きな声でやるように御注意を願います。政府委員に……。

第13回国会 外務・法務連合委員会 第4号(1952/04/22、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 委員長、議事進行について……。
【次の発言】 私は、数回前の外務委員会におきまして、モスクワの経済会議の旅券問題について、私と岡田委員とで政府の態度を十分検討いたしまして、政府の言い分には何ら根拠がないということを明らかにいたしましたところ、その後政府は旅券法を非常に曲げて、憲法に違反し、屁理窟をつけて妨害された。ところが実際モスクワで、経済会議が開かれました結果を見ますると、実に驚くなかれ、四十八カ国の人たちが五百名……国連五十三カ国に対しまして四十八カ国の、世界の各国から五百名の代表者が選ばれて、二億米ドルの取引が成立しておる。すでにこの問題につきまして、私は直ちに政府に正式……

第13回国会 外務・法務連合委員会 第5号(1952/04/24、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 質問でなく議事進行で……。今岡田委員の言われたような日韓、日台に対する岡崎国務大臣のもう少し具体的な、少くとも一般的な方針、それの問題点等々をやはり聞かして頂くことと、参考人喚問ですな、これは一つ利害関係を持つておられるその人たちのほかに、公正な立場の国際公法の学者なり、それから民族問題について非常に理解のあるかたなりお差かえ願つて、やはり外務委員会として一つ参考人喚問、是非一つお願いしたいと思います。

第13回国会 議院運営・人事連合委員会 第1号(1952/07/23、2期、日本共産党)

○兼岩傳一君 法律できめるという原則を特にこういうふうにされた説明の半ペらは聞いたんだが、もう半ぺらが拝聴したいと思うのです。どういう利益があるのです。あえて原則を破つてまでそういうふうにきめるということについて、誰かどういう利益を受けるかということを、そういうふうにしなければならなかつた必然的な根拠を述べて下さい。しても別に差支ないという、そういう消極的な説明でなくて、これが正しく誰の利益であつたかということを明確にして下さい。
【次の発言】 特殊性をどう活かされるのですか。
【次の発言】 どういう特殊性を認識して、特殊性に合致するような給与体系を作るためには、法律によると非常にまずいのです……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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