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内村清次 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

内村清次[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP100(参)
91位
委員会発言歴代TOP500(参)
138位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
190位
委員会出席(無役)歴代TOP100
98位
委員会発言(議会)歴代TOP50
18位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
154位
各種会議発言(議会)歴代TOP50
49位

1期委員会発言(非役職)TOP50
40位
2期委員会出席TOP25
13位
2期委員会発言TOP25
15位
2期委員会出席(無役)TOP25
15位
2期委員会発言(非役職)TOP25
13位
3期委員会発言TOP50
44位
3期委員会出席(幹部)TOP50
41位
3期委員会発言(議会)TOP10
3位
3期各種会議発言(議会)TOP5
3位
4期委員会出席(無役)TOP50
31位
5期委員会発言TOP50
36位
5期委員会発言(非役職)TOP50
35位

このページでは内村清次参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。内村清次参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第1号(1947/07/04、1期、日本社会党)

○内村清次君 只今の小林委員の動議に贊成いたします。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第3号(1947/08/11、1期、日本社会党)

○内村清次君 鑛工業の委員長の方からの報告によりますと、先ず從業員の方で六〇%の怠業状態があるのだ、こういうように御報告になつているようでありますが、この問題は非常に重大なことでありまして、先程の政府の説明では從事員の怠業状態はないということでありますが、我々といたしましてこの状態を實は實地に行つて十分に見たいというような氣持もするのでありまするが、北海道は御承知のごとく遲配缺配がひどく、六十日間も續いておつたというような状態であつて、その間においてこの惡條件下に從事しているところの從事員の苦勞というものも相當重大ではなかろうかと思うのでありますが、これに對しましてのいわゆる運輸當局として從事……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第4号(1947/08/13、1期、日本社会党)

○内村清次君 第七章の「海難審判所の裁決に對する訴」というところの五十三條に「高等海難審判所の裁決に對する訴は、東京高等裁判所の管轄に專属する。」。この東京高等裁判所の管轄に任せたということは、これは明らかに刑事訴訟法を準用していわゆる地方裁判所の方に任せるというようなことに解釋してよいわけですか。それと同時に地方海難審判所の裁決に對しては訴を提起することができないかというようなことが書いてありまするが、この意味はどういうのですか。
【次の発言】 そうすると高等海難審判所の裁決に對してはこれは司法權に任せるという途が開かれている。併しながら地方裁判所の判決に對してはどこまでもいわゆる海難審判法……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第5号(1947/08/19、1期、日本社会党)

○内村清次君 運輸當局が今囘國有鐵道の實相報告を發表されまして、鐵道の經理の状態を明かにされて、現在のなみなみならんところの經營の苦心を訴えられました態度に對しましては了といたしまするが、その内容の點において二、三質問をしたいと思います。  その第一點は鐵道が國民への最も大きなサービスは輸送の増強であると思いますが、併し白書の第四の輸送面には詳しくその實相を報告されておりまするが、これが打開策についてまだ納得できない點があるのであります。旅客列車キロが七一%に減つて、反對に旅客人キロが三三・三%になつたのであるから、四倍乃至五倍の混雜ぶりであるということがはつきりいたします。その原因はなんとい……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第7号(1947/08/25、1期、日本社会党)

○内村清次君 先程新谷委員からの質問のときに、政府の答辯では、船舶の所有者がはつきりしたものに對してはこの法律案は適用しない、こういうようなお話でありますが、第二條にはいわゆる船主が分明をする、そうして、その公告の日から三ケ月以内になつた、又一ケ月の猶豫期間内に對しては費用を負擔しない、こういうような規定がありますし、又第四條にも「指定船舶の所有者が」云々と書いてあつて、「當該船舶の引渡を請求しなかつたときは、管海官廳は、その適當で信頼するに足りると認める」者に引渡す、こういうようなことにも書いてありまするが、どうもまだその點がはつきりせんわけでありますが、各條文をとにかく一應政府委員の方で説……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第8号(1947/08/28、1期、日本社会党)

○内村清次君 白書によりますと、運輸省が今度の鋼材が千百二十萬五千トンである、而もこの需要においては、車輛の修繕も、或いは又線路の補修についても、軌道の取替えについても、到底見込がない旨を赤裸々に示しておりまするが、現在の赤字の状態を見ますると、鐵道は戰爭の犠牲によつていわゆる崩壊の状態になつている。これは前の安本の計畫においても、亦商工省の割當計畫においても、全く鐵道に對して需要に充たないところの計畫の杜撰が私は多分にこれに含まれておつたと思う。現在において、安本がいわゆる傾斜生産を重點に置いて、石炭三千萬トンを是非とも獲得しなければならんという一應の計畫を立てているけれども、石炭が出ても輸……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第9号(1947/08/30、1期、日本社会党)

○内村清次君 白書の三十六頁でありまするが、この白書において、運輸當局は、現在國鐵の人員は決して過剰ではない、又勞働協約の面や戰災復興の面においても、輸送確保の面においても、不足するという部分があると、こう言つておらるるのでありまするが、一般にこの鐵道の合理的經營、又獨立採算制へというような問題が起つて參りますると、やはり第一に從事員が過剰ではないか、これを整理せなくちやならないというような、まあ公式論的なことを言われる向きも實は度々耳にするのでありますが、この白書の中にありまするように、從事員の絶對數というものは昭和十一年を百として二十一年が二百五十三%になつておる。この状態からしていわゆる……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第10号(1947/09/18、1期、日本社会党)

○内村清次君 今囘の關東地方の風水害は現下の我が國の現状に照しまして誠に深刻、影響の非常に大なことに對しまして遺憾でありまするが、就中鐵道の被害は、被害縣は勿論といたしまして、人心の動搖又全國産業及び食糧など民生の安定に及ぼすところの影響というものは非常に大でありまするが、この復舊が最も急ぐべき緊急な問題であると思います。で日夜復舊に從事しておられるところの當局及び從事員の方々の勞苦に對しましては衷心感謝の意を表する次第でありまするが、この從業員にして今囘被害、即ち死傷者に對して十分なる慰弔が施されておつたかどうか、又死傷者があつたかどうかということと、罹災家族の點に對してはこれは國家全體とし……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第11号(1947/09/25、1期、日本社会党)

○内村清次君 内務省解体に伴いまして、從來内務省の所管事項でありましたところの道路運送の諸機構が運輸省に移管されまして、陸上輸送の一元化がなされましたことについては、本員も賛同するところでありまするが、本道路運送法の成立に伴いまして、陸上運送の万全を期することができるかどうかという点、それから未だ多少関係の所管と併立してところの法規があるために、その機能が運用の円滑を欠くというようなことがありはしないかどうかという、この間の事情を詳しく承わりたいと存じます。  それから次に、現在自動車行政につきましては、内務省所管を引継がれて実施されておられますが、現場行政の面において、その機能及び実際運営を……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第15号(1947/10/07、1期、日本社会党)

○内村清次君 本道路運送法案の重要骨子でありまする第十二條の免許基準の點でありまするが、この點につきましては先般小野委員から私の質問せんとするところを妥く質問されたのでありまして、この基準の設定が、妥當な基準の設定が直ちにこの民主的な事業意欲に燃えているところの業者の選定につきまして、又事業意欲につきまして非常に至大な關係があると存じますが、この基準がまだ政府當局においても決まつておらないというような答えであつたのであります。ついては先ず法案を審議中においてその大綱でもいいのでありまするが、これをお示しになる意圖があるかどうかということをお尋ねしたいと思います。  それから第十八條の公共の福祉……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第16号(1947/10/10、1期、日本社会党)

○内村清次君 自動車行政の將來の見通しにつきましては先程伺つたわけでありまするが、ただここに戰時中に弱小民間営業者を組合いたしまして一縣一社というような会社が存続しておりまして、その会社の営業状態からいたしまして、現在の手持車輛中において修繕車が相当数ある。而もその修繕車に対するところの手当の修繕機関においても、先程御説明がありましたように資材が不足である。或いは又工場の能力においても制限がある。かような状態からいたしまして有効に使用するところの車輛が非常に少い。そのために運轉路線の運轉状態においても非常に民間の物資輸送に困つておる。こういうような関係が生じておる向も聞くわけであります。このた……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第18号(1947/11/04、1期、日本社会党)

○内村清次君 運賃問題につきましては後で運輸大臣の御出席を待つてお尋ねしたいと思うのでありますが、ここで國鉄從業員の待遇改善の問題についてお尋ねいたします。先般全逓從業員組合におきまして、東京地方の方で集團欠勤があつた、これに対して政府からの声明もあつたというようなことで相当社会的にも衝動を起したような現状であつたのでありまするが、勿論この全逓の組合におきましても、國鉄の組合におきましても、現在中労委に提訴中の問題でありまして、労調法によるところの正当な爭議権の獲得はまだない、こういうふうに考えておる者でありまするが、この現情においての発生事であるからして、私はこの是非についての論は先ず差控え……

第1回国会 厚生委員会 第6号(1947/08/07、1期、日本社会党)

○内村清次君 発議者に御質疑申上げますが、第一点といたしましては、青少年禁酒法の問題は、相当以前から社会問題として論議されたのでありまするが、この二十五歳以下の適用者に対するところのこの禁酒法というものは相当当時から世論の反対があつたのであります。そのために今日まで実施ができなかつた、こういうふうに思うがこれに対するところのお考えはどうであるか、この点を第一点としてお伺いいたしたい。  第二点としては、青年禁酒法案の第二條には、年齢を二十五歳と限定されたのでありますが、この二十五歳ということの法的論拠は、これはどこに目的があるのであるか。  それから第三点といたしましては、第四條に刑罰規定が設……

第1回国会 厚生委員会 第16号(1947/09/20、1期、日本社会党)

○内村清次君 小林誰ですか。

第1回国会 文化委員会 第5号(1947/10/02、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長外議員(内村清次君) 紹介議員内村清次であります。天草島各種観光施設促進に関する請願につきまして御紹介を申上げます。天草島は、九州の熊本縣に位しまして、宇土半島と一衣帯水を以て続く大小百余の群島から成つておるのであります。九州本土との間には、八代海、有明海の二海を抱きまして、一つは不知火の傳説を秘めた島々の彼方に肥薩の連峯を望み、一つは天草松島を配しまして雲仙岳を望みまして、山陽のいわゆる雲仙山耶の雄大無比な天草洋の巨濤がその裾を洗つておるのが、天草風景の大観であります。由來天草は、曾て西洋文化の門戸でありまして、日本におきましてキリスト教文化の発祥地であります。天草学林の存在と、天草……

第1回国会 文教委員会 第9号(1947/10/01、1期、日本社会党)

○委員外議員(内村清次君) 紹介議員の内村でございます。熊本市に綜合大学を設置しますることに関しての請願につきまして、その趣旨を申述べます。新学制が実施せられますに当りまして、教育の機会均等は必然的に学校の地方分散を招來しまして、國民文化の昂揚は勿論、学問の権威の尊重となりましたことは、誠に慶賀に堪えないところであります。思いまするに、眞の文化國家の建設は、高度の科学技術の薀奥を攻究する最高学府の力によつて、最もよく合理的に推進せられるものであることは申すまでもないと存じます。ところが北九州にはすでに福岡に綜合大学が設置せられまして、着々として文化の建設に実績を挙げておるのでありまするが、將來……

第1回国会 文教委員会 第12号(1947/11/07、1期、日本社会党)

○委員外議員(内村清次君) 只今御指名を受けました、紹介議員の内村であります。熊本藥學專門學校の復興に關する請願に對して御紹介をいたしたいと思います。  熊本藥學專門學校は、熊本縣熊本市にありまして、明治十八年三月に創立せられました。私立九州藥學專門學校がその前身であります。大正十四年一月に昇格したしまして、文部省直轄の學校に加えられまして、今日に至つたのであります。東日本におきまする富山藥學專門學校と共に、我が國唯一一つの獨立の官立藥專といたしまして、多數の藥學技術者を世に送つて、その聲價を謳われて來ておるのであります。  由來藥專は、藥事法の指向しまする三大目標でありまするところの、調劑に……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第11号(1948/06/30、1期、日本社会党)

○内村清次君 七月一日からの、運輸当局が発表した新ダイヤについて、この経緯において組合との話合いが、どうも縺れておるような状態が露呈されておる。組合の言い分としては、この新ダイヤの決定は当局の一方的な決定であつて、その間において当局は規定を改正して保安度を低下しておる、又人員の面においても、労働基準法その他現在の人員の不足をカバーするためにも、規定を改正しておる。こういうふうな状態では新ダイヤの運行というものは決して円滑に行かないからして、これは現行ダイヤでやるべしというような指令を発した事実があつて、併しながら昨夜においてその指令はどういう関係か取消されておるのであるが、その間において当局も……

第2回国会 厚生委員会 第3号(1948/05/06、1期、日本社会党)

○内村清次君 三月六日、七日長崎縣における視察状況を報告いたします。  私は長崎縣の厚生並びに衞生行政の状況を次の三つの角度から視察したのでありまするが、その一つは関係法規の普及徹底の状況、特に第一回國会にて審議可決しました法規の浸透状況、縣行政の機構の合理性、その二つは行政の効果及び現在困難している問題及び將來への希望の点、その三つは縣の特異性と各社会施設の実施状況等でありました。  第一の点は、関係官の熱意ある指導、連絡、普及によりまして、他縣同樣概して効果あるところの実績を示しておりました。  第二点でありまする行政の効果は、原子爆彈の被害地でありまして、戰災都市でも相当被害の盡大であり……

第3回国会 運輸委員会 第3号(1948/11/16、1期、日本社会党)

○内村清次君 七月から八月を中心といたしました鉄道輸送の秩序が保たれなかつた事件につきまして、実は前回の委員会におきまして、私質問をしたわけでありまするが、これも六月の二十九日に、今回の七月一日からのダイヤ改正が、組合との交渉において、どうも妥結点に入つておらない。而も又この状態を以て行なつたならば、必ず將來において、鉄道の一番重大である正確及び迅速、安全という見地から逆行したような程度の下に、いわゆる労働の強化と保安度の低下の下に、今回のダイヤ改正ということは施行せられつつある、その状態に鑑みて、先ず根本的な対策を作らないと、將來輸送関係において重大なる事態が起るであろうということを、本委員……

第3回国会 運輸委員会 第6号(1948/11/24、1期、日本社会党)

○内村清次君 質問は一人々々にやつて行きますか、その都度……。
【次の発言】 堀木さんにお伺いいたしますが、先程の口述の冒頭に、今回のこの法案につきまして、先ず職責の労務関係、即ち労働問題は、一應公共企業体労働関係法案に規定してあるからして、それでよいのじやないか、こういうようなお説を伺つたようですが、勿論これはマ書簡の中にもありましてもいわゆる罷業権あたりの制限があります。勤労者の基本的人権をそうやつて抑えて、而も又公共企業体労働関係法案、又その他いろいろの基準法あたりで護つておるものも相当制限を拡大しておるようです。こういうような関係で、この厖大な企業体が今後非常にスムースに、而も民主的に……

第3回国会 運輸委員会 第9号(1948/11/29、1期、日本社会党)

○内村清次君 先般運輸大臣がこの委員会で日本國有鉄道法の提案理由を説明されたましたときに、私大臣に特に一言聞きたいわけですが、その問題は、今回マ書簡の中に、現在の國鉄の組織を公共企業体の方に組替をし而もそれをやつた後、公共性に立脚をしてそうして能率的な運営をやるというような、これは法案の目的にもあります通りであつて、この能率的な運営を遂行するには、やはり現在の六十万の從業員の能率的な働きが特に必要である。そのためにはこの法案の全貌が分つたならば内示をしてそうして而も又この法案の中には、相当職員の任免につきましても、或いは又労働條件についても規定してあるからして、やはり一應は内示をされたかどうか……

第3回国会 運輸委員会 第10号(1948/11/30、1期、日本社会党)

○内村清次君 私は日本社会党を代表いたしまして、政府提出の日本國有鉄道法案に反対を表明いたす者であります。以下その理由を申述べます。  本法案は、厖大なる日本國有鉄道の複雑なる機構を円滑に運営するものといたしましては、余りに粗雑であり、且つ又非民主的である。特にその法案の作成経過から見ましても、法案そのものも実に未完成な点が多く、公共企業体の能率的且つ自主的運営上に欠陥多き点につきましては、審議過程に政府みずから認めておるところであります。而も我々の最も虞れる官業における官僚主義の温存が殊に脱却されていないことであります。この法案が当初に目標といたしまする能率的な運営も、ただ單なる空文に終るの……

第3回国会 予算委員会 第1号(1948/11/08、1期、日本社会党)

○内村清次君 附け加えまして……、只今の岡田委員の案は、只今決定いたしたのでありますが、それに附加えまして、官公職員と給與ベース、それからこれに関しまして、人事委員会の算定の状況や、或いは大藏省のこれが算定の状況、又政府がいつこれを提出するかというような時期につきまして、政府の説明も一應聞きたいと思いますからして、これも併せて一つお諮りを願いたいと思います。

第5回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1949/08/01、1期、日本社会党)

○内村清次君 この委員会は午後はこれでしまいですか。
【次の発言】 近い中に委員会を開かなければならん氣運がありますか。
【次の発言】 近い中に開かれれば、今日の委員会はこれで終りにして頂きまして、先ずその資料の提出を一つ、近い中に開かれるまでに運輸省の行政整理の整理基準、それを書いて置いて下さい。それから退職金の基準各局別職種別整理人員、男女別にした各局別の管理部別新定員表、それから救済された人員及び就職先、それを一つ出して下さい。

第5回国会 運輸委員会 第5号(1949/03/29、1期、日本社会党)

○内村清次君 この際委員長にお願いしたいのですが、これは又本多國務相にもこの私の発言をよくお聞き取り願いたいのでありますが、先程からの御答弁によりまして、まだ閣議においても最終決定はいたしておらないし、案の内容についても具体的な御説明もないので、こういうようなことでありますれば、先程委員長が言われましたような、即ち委員会において是非この問題は一應お諮り願つて、そうしてその委員会のいわゆる今日の意見を如何に消化されたかというようなことを一應一つ説明を願つて、そうして最後の決定をして頂きたい。ここにおきまして委員長の方では、一つこの閣議の最後の決定になる前に連絡をとつて、この委員会を再度開いて頂き……

第5回国会 運輸委員会 第12号(1949/04/28、1期、日本社会党)

○内村清次君 國有鉄道輸筒法の一部を改正するところのいわゆる旅客連賃六割値上に対する法案が今最終段階に來ておりますとこに、一言運輸大臣にその所信をはつきりと明確にして頂きたい問題であるのであります員。それは本二十英年度の一般國家予算及び鉄道の特別会計予算で見られまするように、特に鉄道の一般会計予算の総額におきまして、いわゆる六月一日から移行するところの公共企業体、この性格におきましても、やはり國家の予算と決算その他は繋がつておるものであります関係で、今回の予算におきまして特に強行せられようとしておりまするところの國鉄のいわゆる独立採算、この採算によつて國鉄自体の現在の施設その他の荒判というもの……

第5回国会 運輸委員会 第16号(1949/05/12、1期、日本社会党)

○内村清次君 第二條でいう運輸大臣の指名というのは個人別にやるのですか。
【次の発言】 それから今回の引継ぎによつて組合の関係はどうなりますか。
【次の発言】 尚一点御伺いしますが、引継ぎ職員の退職金は、この法案の第二條に出ておりますようですが、どうなりますか、一應御説明を願います。
【次の発言】 運輸省にいたときの十五年、今の例でまあ十五年として、その十五年分の退職手当と、コーポレーションの五年分の退職手当とを合算して貰えるのですか。
【次の発言】 私は前に日本國有鉄道法が成立の当時、種々の点を挙げて反対の意見を述べて置いたのであります。從つてその法律をこの法律案で施行しようとするのでありま……

第5回国会 運輸委員会 第24号(1949/05/22、1期、日本社会党)

○内村清次君 運輸大臣に質疑をします前に先程の委員会で私委員長にいわゆるこの法案の内容に対しては國有財産の拂下げに関して密接な関係があるのだ、而もその所管というものは当然その見地から見れば大藏委員会で檢討すべきである、こういうような空氣が一部にあるが、而も又その空氣というものはすでに大藏委員会においては決議をしているのだ、そうして議長の方にこの議案提出の変更を申出ているということを申しましたところ、委員長はまだということは知らないというふうなことでありましたが、事実その後の経過を聽いて見ますると、委員長の言葉と少し食い違つておるような状況ですが、一体その間の事情をよくお話を願いたい。

第5回国会 運輸委員会 第26号(1949/05/31、1期、日本社会党)

○内村清次君 私は先程委員長がここで申述べられました運輸大藏合同委員会の質疑の打切りという問題につきましては、今出席されました黒田委員におきましても、明確なるその点の意思表示もなし、又各会派の大藏委員の方方の意思も私達は明確でありませんが、その点につきまして委員長といたしまして、大藏委員会の方々と正式にお話合いになつたような経緯がありますか。
【次の発言】 私は只今丹羽委員から公聽会の問題につきまして、御賛成の御意見があつたようでありますが、私もこの公聽会の問題につきましては、この法案自体が公聽会を開く意義が十分にあるという考えの下に、私も強くこの公聽会を開かれんことを委員長に要求する次第であ……

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第5号(1949/08/12、1期、日本社会党)

○委員外議員(内村清次君) 参議院で今回議長を通じての、憲法に從いましての臨時國会の要求につきましては、全く民主國会になりましてから初めてのことであります。この時局の認識の点については、新聞の発表の工合から見ましても、又我々が認識しておりますることにつきましても、大体一致しておるようにも考えますが、併しながらただこれはどこまでも新聞紙を通じてのものでありまして、やはり國会の議場においての政府の声明でもなし、又この審議の過程における政府の答弁でもないようであります。実は、この要求につきましては、時局の認識の程度につきましても、やはりこの運営委員会には、内閣の首班者であり、又行政権の責任者であると……

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第6号(1949/08/27、1期、日本社会党)

○委員外議員(内村清次君) 八月十二日の議運でしたか、國会開催期日の予定について質問しましたときに、官房長官は廣川君のいわゆる十一月説というものは知らない。それでは一体具体に的大体政府はどれぐらいの見当をつけておるかということについて、大藏大臣は十月の上旬ぐらいというようなお話であつたわけでありますが、大藏大臣は我々が憲法の條章に從つてのいわゆる正式な要求に対して、臨時國会にはどういうふうなお考えで臨もうとしておられるか、その開催日の点についてどういうようなお考えを持つておられるか伺いたい。
【次の発言】 そうすると大藏大臣のお考えは、臨時國会というものは、減税即ち税制の改革が中心になつて重大……

第5回国会 予算委員会 第4号(1949/04/01、1期、日本社会党)

○内村清次君 大藏大臣に質問しますが、第一には、この暫定予算は三十日に衆議院の予算委員会を通過するに当つて、その手続上の違法行爲について野党側から警告を発しておるのでありまするが、その警告の要旨は、即ち財政法の今回の重要点の改正を前提としたところの本暫定予算の編成にも拘わらず、財政法がまだ大藏委員会を通過しない前に、予算委員会においてこれを可決しようということは、いわゆる憲法違反である、國会の審議権を無視したものである、こういうような警告を発しておりますが、この点に対して大藏大臣はどんなお考でおられますか。
【次の発言】 只今の御説明を聞きますると、これは一貫して現在の政府の考えであり、又與党……

第5回国会 予算委員会 第15号(1949/04/20、1期、日本社会党)

○内村清次君 第四分科会に付託せられました運輸、逓信、及び労働の三省の所革の昭和二十四年度一般会計、特別会計及び政府関係機関の各予算の審議の経過並びに結果について御報告を申上げます。分科は十八日、十九日の午前、午後に亘り審議したのでありますが、これらの予算の内容説明につきましては省略させて頂きまして、直ちに分科会における質疑應答の主なるものを御報告いたします。  先ず逓信省所管の予算につきましては、行政整理は非現業三割、現業二割ということであるが、予算面はどうなつているかとの質疑に対し、政府当局より詳細な説明がありました。又從業員の給與ベースについて、鉄道省も逓信省も同じような仕事に從事してい……

第6回国会 運輸委員会 第1号(1949/10/29、1期、日本社会党)

○内村清次君 その四件と言いますのはどれですか。
【次の発言】 私はこの道路運送法に意見がありますが、このいわゆる陸運局分室の地方委讓ということは、根本的におきまして、委員会におきましても、全会一致で反対した問題であるし、先程委員長が言われましたような、いわゆる政令の発行につきましても、これも委員会で止めておるという事態であつた。委員会自体はこの道路運送関係におけるところの自動車の発達というものが一元化されて、全国的に或る水準に達するまでは、どうしてもこれは一元的に助長させなければなりない。而も亦そのうちに含まれているところの資材関係につきましても、相当統制して業界の発達を促進させなくちやなら……

第6回国会 運輸委員会 第2号(1949/11/09、1期、日本社会党)

○内村清次君 只今の御説明でこの四十四條ですが、この四十四條は日本国有鉄道の職員に対して支給する給與については給與準則を定めなければならない。この給與準則というものは、その一事業年度の支出が国会の議決を経た当該年度の予算の中で給與の額として定められた額、これはいわゆる職員に対する給與としてやつていいんだが、その間においていわゆる職員の給與額が変更した場合には、それはどういうようなことになりますか。
【次の発言】 予算措置と申しますると、いわゆる追加予算を国会に提出をして、国会の議決を以てその給與というものが決定するというわけですか、どうですか。

第6回国会 運輸委員会 第4号(1949/11/21、1期、日本社会党)

○内村清次君 本案の提出に当りまして、先ずこの参議院におきまする運輸交通委員会といたしまして、これは相当重大な件だと存じまするが、この点につきまして、政府にちよつとお尋ねしたいのは、これが第三国会におきまして、法律案が可決になりました際に、当委員会といたしましては、この日本国有鉄道が、今後公共企業体として自主的且つ能率的な運営をするために、特にこれは全会一致の要望で要望をした点があるのでありまして、その第一といたしましては、運輸大臣の監督は、日本国有鉄道の業務運営の自主性と高能率とを以て、尊重して行かなくちやならないということ、それから、会計面に対する、即ち今回政府が出しておりまするこの日本国……

第6回国会 運輸委員会 第6号(1949/11/24、1期、日本社会党)

○内村清次君 後廻しにするとおつしやいましたが、運輸大臣が質問のときに御出席があれば、まあそこを委員長の方で確認して必ず運輸大臣を出席させるというような確言があれば別ですが、一般的な質問を分室問題につきましてもしたいと思うのですが。
【次の発言】 只今飯田委員の言つたことに対して、政府のそういうふうに考えているというようなことが、これは大きな問題でありまして、公共企業体の労働関係法の十六條には「公共企業体の予算上又は資金上、不可能な資金の支出を内容とするいかなる協定も、政府を拘束するものではない。又国会によつて所定の行為がなされるまでは、そのような協定に基いていかなる資金といえども支出してはな……

第6回国会 運輸委員会 第7号(1949/11/25、1期、日本社会党)

○内村清次君 運輸大臣に御質問いたしますが、大臣はこの国有鉄道法の一部改正法律案に対しましての質疑に今回まで欠席しておられまして、勿論多忙な点も認めるわけでありますが、重大な問題につきまして質疑ができなかつたのでありまして、この点私遺憾に存じますが、第一この大臣の今回の法律案の説明に当りまして、この公共企業体に移行したところの日本国有鉄道がこの能率的な運営をし、且つ公共の福祉を増進することを目的としておるということをはつきり説明の内容に申されております。そこでこの改正案の出まする根本のいわゆる第三国会におきますところの日本国有鉄道法が制定されるときに、本院といたしましては政府に要望書を提出して……

第6回国会 運輸委員会 第8号(1949/11/26、1期、日本社会党)

○内村清次君 その問題に対して意見があります。私は議事進行でその意見を申上げたかつたのですが、この通運事業法案外二件の関係法案につきましては、これは予備審査の形でありますから次回の運輸委員会にかけて頂くということにいたしまして、先程御提案になりました国有鉄道の運賃法の一部を改正する法律案、これは運賃率の引上でありますから、国民経済に及ぼす影響も大きいと存じます。そこで参議院の議事規則により、即ち六十條及び六十一條にまつて公聴会を開いて貰いたいということを一つお諮りをお願いしたいという点が一つ。そうして先程運輸委員の方から緊急質問が出ておりますから、その点も運輸大臣も出席しておりますので、それも……

第6回国会 運輸委員会 第9号(1949/11/27、1期、日本社会党)

○内村清次君 ちよつとお尋ねいたしますが、今の観光事業の法人でこの法律を適用するような事業はどんなものがありますか。
【次の発言】 そうしますと、この法律案の成立と共に、第一條によつて政令を以て予定するところの法人格に対する助成は、大体どれぐらい政府の方では予定がありますか。
【次の発言】 そうしますと、これは予算の範囲内において政府の方で助成額の決定はいたしましようが、現在の観光客及び又その後の観光客誘致の方法といたしましては、政府の見込といたしまして相当進展するものであるというようなお考えの点につきまして、御所見を伺いたいと思います。

第6回国会 運輸委員会 第10号(1949/11/28、1期、日本社会党)

○内村清次君 第六表の説明をお願いします。
【次の発言】 ただ現行收入を一月から三月まで、鉄道の船舶を含んだ小口扱はこれが六億七千二百万円になると、そうしますと、この値上期間の收入というのは、これはやはり一月から三月までの一・八倍をこれに掛けたのですか。
【次の発言】 そうしますと、四月から十二月、それから一月から三月までの計の三億一千二百十二万円ですかね。これから差引いたのがこの何になつて来ますか。昭和二十四年度の收入になつて来る。これだけのものが……
【次の発言】 この増收額というのは、ただ値上期間の増收額になつて来ますか。
【次の発言】 そうしますと、これに現行收入をプラスしたのが二十四……

第6回国会 運輸委員会 第11号(1949/11/29、1期、日本社会党)

○内村清次君 東洋経済新報社の榎本さんですか、あなたの証言の中に、大体その運賃の値上というのは物価へのはね返りは少しは認めると、はね返りはあるだろうというような御説明であつたようでありますが、一体あなた達の御統計からしましてどれくらいはね返つて来るかという点を一つ、お調べになつておるだろうと思いますが。
【次の発言】 そうしますと資料は運輸省から頂いた、例えばここに提出したやつの資料、それによつて発言が大体そういうふうに集約されておつたようでありますが、そうしますと、その全面的に八割というものは幾らかはね返るということだけは肯定されておりますが、この八割というものを、即ち賃率の点については御意……

第6回国会 運輸委員会 第12号(1949/11/30、1期、日本社会党)

○内村清次君 私質疑に入ります前に、実は希望意見といたしまして申上げたいことがあります。これは決して委員長はこの委員会の進行に当りまして非常に熱心であられることにつきましては私達も同感でありまするが、通運事業法の審議に当りまして、又その以前におきまする日本国有鉄道法の一部を改正する法案の審議に当りましても、実はこの案の重要性を考えまして参議院規則によつて公聽会の要求もいたしたのでありまするが、この点につきまして通運事業法に対しまして、公聽会の点も各委員に諮られた上、これは認められなかつたわけでありますけれども、ただ私が今申述べようといたしますことは、昨日質疑の打切、及び討論に入ります際における……

第6回国会 運輸委員会 第13号(1949/12/02、1期、日本社会党)

○内村清次君 その内容の点につきましては何もお話はなかつたわけですか。どういう内容で……。
【次の発言】 委員長としては運輸委員会で先程も決つたことをおつしやつただけであつて、そうすると、向うの厚生委員会の方ではそのことはもうすでに態度が決定しておるから、それで合同委員会を更に開きたいというようなことがあつたわけですね。
【次の発言】 只今の本多国務相の事情説明ではまだ私納得のできない点が一二点あるのでありまするが、すでに十月の一日に地方委議を決定をするというような空気に際しては、すでに地方においてはその受入態勢を整えておつたということでありまするが、この点と国会の開会が大体九月二十五日頃から……

第6回国会 運輸委員会 第14号(1949/12/03、1期、日本社会党)

○内村清次君 私は社会党を代表いたしまして、この問題につきましては自動車行政の一元化とその円滑な発達を、一貫した目標の下に推し進めて行くという見地からいたしまして、運輸省は出先機関の整理等、政府の方針によるところのこの問題を地方に委讓するというようなことを、而も法規の点につきましても多大の疑義があるのでありまするが、それにも拘わらず、これを国会の開会をも待たずに、強行いたしましたことにつきましては、私達はこの行政が将来におきまして一元的な発達を期待することができないという観点におきまして、反対をいたすものでありまするが、而もその過程におきまして、衆議院におきましてはすでにこの問題は、九月の十二……

第6回国会 予算委員会 第2号(1949/11/21、1期、日本社会党)

○内村清次君 大蔵大臣に質問いたしますが、今回の大臣の財政方針の演説によりますると、先ずとくに注目されますものは、物価の安定と而も亦安定より一歩下つて低物価政策に持つて行こうというような方針が見えておりまするが、併しながら現在の状態では、この実行価格というものはちつとも下つておらない、のみならず補助金や補給金の打切や、いわゆる公定価格の問題や、それから米価、それから運賃の値上というようなこと、又家賃の値上りも四八%も今後見込まれてあるというような点からいたして見ますると、物価の安定、尚進んで政府が意図しておるところの低物価政策の方向とは矛盾するような感じがいたしまするが、これに対しまして我々を……

第6回国会 予算委員会 第4号(1949/11/24、1期、日本社会党)

○内村清次君 吉田総理が今回の施政方針では、我が国の経済は安定したとおつしやつたし、大蔵大臣は安定の軌道に乘つた、そういうふうなことを考えておられるようですが、労働大臣は日本の経済がどういう状態にあるかという点について、先ず一つ御認識の程度を伺いたい。
【次の発言】 この認識の程度によりまして当然所管の労働対策というものが変つて来るのですが、一体労働大臣といたしまして、現在の経済情勢におきまして、この失業者の問題、企業の合理化から来るところの失業者の問題、それから一般国民の生活状態から来るところ公失業者の問題、こういう問題は今後即ち安定の軌道に乘つたと思われるならば、失業者の数というものは今後……

第6回国会 予算委員会 第7号(1949/11/27、1期、日本社会党)

○内村清次君 この資料の提出の点につきましては、予備審査の際に、いわゆる予算委員会が開催されます冒頭において委員長を通じて要求したものでありまして、その時は正式な予算委員会でなくして、説明会の時であります。それは各議員が今度の補正予算に対しまして正確な認識の下に審議をして行こうという前提の下に要求したものでありまする関係なのが、今日までその提出ができておらないということは、これは本格的に審議をする現予算委員会といたしまして重大なことでありまするからして、それを先ず如何なる点が、各議員から要求された点がどう提出されておるかということを一応整理して頂きたいと思いますね。そうしましていわゆる本格的な……

第6回国会 予算委員会 第8号(1949/11/28、1期、日本社会党)

○内村清次君 吉田総理に御質問申上げますが、第一点は、講和会議の時期とその見通してあります。吉田総理の施政方針演説で、衆参両議院におきましては、この講和会議問題に論議が集中をいたしましたことも、これは国民がひとしくこの講和を熱望しておるゆえんでありまして、その後におきましても、国民輿論はひとしくこの講和会議の時期の点について関心を持つておることは、これは事実であります。そこで講和会議は首相の施政方針演説によりますると、最近外電が頻りに来る。而もその見通しは近きにありと言う、施政方針の演説の中にこれは明言されてあります。そこで国民はただ外電、即ち外電を管理しておられるところの所管大臣である総理で……

第6回国会 予算委員会 第10号(1949/11/30、1期、日本社会党)

○内村清次君 大蔵大臣に伺います。食糧庁の予算関係であります。二十四年度予算が二十五億八千五百七十七万円、それが丁度四月から九月までの間に使用した金が十一億四千五百九十二万円で、十月から三月までの十億三千七百十三万円がまだ残つておる。同時にそれを合計しますと二十一億八千三百六万円あつて、差引四億二百七十一万円だけは残るというようなことになつておると、こう認められますが、この点が正確であるかどうかということを一つ伺います。
【次の発言】 これは政府職員の定員法関係と極めて密接な関係のある問題でありまして、定員法によりますると、職員の定員は二万九千二百二人になつておるわけであります。そこで現在これ……

第7回国会 運輸委員会 第3号(1950/01/25、1期、日本社会党)

○内村清次君 私は理事の点については、従来の慣習があると、いうことでありますので、これは委員長に一任するという動議を提出いたしたいと思います。

第7回国会 運輸委員会 第4号(1950/01/28、1期、日本社会党)

○内村清次君 院議により十二月六日より二十日までの間、独立採算制移行後の国鉄現場の状況、港湾及び国営自動車に関する諸問題並びに観光施設の整備状況等について、東京、神奈川、福岡、熊本、鹿兒島、宮崎各都県下の主要地を視察いたしましたので、その御報告をいたします。  東京、神奈川県下には前之園、内村、鈴木三委員が参加し、九州方面には前之園、内村両委員が出向きまして、與えられた課題を中心に、海陸輸送、観光その他広汎に亘つて視察を遂げると共に、広く民意を聴取いたしたのであります。  請願、陳情につきましてはそれぞれ成規の手続によりまして、請願並びに観光小委員において、政府及び国鉄当局に意見を徴しましたる……

第7回国会 運輸委員会 第6号(1950/02/28、1期、日本社会党)

○内村清次君 ちよつと政府委員にお尋ねしたいのですが、朝鮮の郵船会社に対する船舶を日本政府から賠償として出すということで、而も又この問題につきましてはこの賠償を出すところは日本国有鉄道の、いわゆる公社の所管であるところの船舶を三隻出すというようなことを聞いておるのでありますが、而もこの問題は次官会議において御相談なされて、而もこれが今日か明日かの閣議においてポ勅令を以て出すというような話でありまするが、その点について先ず政務次官に……これは運輸大臣に聴きたかつたのですが、政務次官から、その内容の点を一つ詳細に説明して頂きたいと思います。

第7回国会 予算委員会 第7号(1950/03/04、1期、日本社会党)

○内村清次君 大蔵大臣及び吉田総理大臣は、一月の二十三日の施政方針及び財経の方針演説におきまして、日本経済は安定をした。こういうような非常に楽観的な演説をされまして。この日本の経済の安定、而もそれはディス・インフレーションの形において今安定をしたというような、非常な断言的なお言葉を言われておるのでありまするが、併しながら現在の日本の産業及び経済の状態は、首相及び蔵相の演説どは全く相反した状況であつて、我我が常に指摘しておりまするようにデフレ経済になつており、不況が深刻になつておるという状態であつて、而もそれが各企業及び各個人に対して見ますると、これは非常に悲惨事が相当起つて、而もこの悲惨事に対……

第7回国会 予算委員会 第11号(1950/03/11、1期、日本社会党)

○内村清次君 動議を提出いたします。参議院の予算審議に当りまして、政府の、現在予算の即ち、裏付となりますところの法律が揃つておらない、いわゆる地方財政の法律が揃つておらない。こういうような点は政府みずからが言つておりまするところの、即ち総合予算の見地に立つた審議を我々に要望されることについて、重大な欠陷であるかと私は思つております。その次に、又先程からこの問題が論議されまして、大蔵大臣及び官房長官の御答弁は、大蔵大臣は大体来週の火曜くらいまでは出るだろうというようなお話であるし、官房長官は来週一杯くらいというようなお話のようで、なかなかその点の一致も見ておらないことであるし、而も又この折衝の当……

第7回国会 予算委員会 第12号(1950/03/13、1期、日本社会党)

○内村清次君 私十一日の本委員会におきまして、大蔵大臣及び官房長官のいわゆる地方税法及びその並行といたしましての平衡交付金の問題、この法案の提出が済まない間においては本委員会の審議はこれは差控えたい。而も又この経過についても、いわゆる両者の経過の御発表が食違つておる。そこで折衝しておるところの本多国務相及び又当の責任者である吉田総理に対して答弁を求めた上において、更に今後の審議については、そのときに態度を決定するということを動議として提出いたしまして、この動議に対しましては、各委員の方々も満場一致でこれを決定したものであります。而も大体只今経過をお尋ねいたしますると、この動議はこれは将来の、即……

第7回国会 予算委員会 第13号(1950/03/14、1期、日本社会党)

○内村清次君 政府提出の昭和二十五年度予算案は、日本の自立経済の再建、及び国民生活に及ぼす影響が極めて重大でありまするに鑑みまして、参議院におきましては、二月十日より本予算委員会において、私共は予算予備審査及び公聽会を開いて愼重審議をいたして来たのでありまするが、去る三月十日衆議院においてはシヤウプ勧告による税制改革の主要なる地方税法案、地方財政平衡交付金法案等の未提出のまま、無謀に可決通過せしめた政府與党の態度に対しましては、少からず遺憾とするところであります。従つて本委員会におきましては、地方財政の充実、地方自治の強化の見地から本法案の提出を促すべく、十一日に池田大蔵大臣、増田官房長官に提……

第7回国会 予算委員会 第15号(1950/03/16、1期、日本社会党)

○内村清次君 私は委員長の許可を得まして、又帆足委員の了解も得まして特に今日大蔵大臣に御質問申上げますことは、すでに大蔵大臣もよく御存じの通りに、公務員の方々、公共企業体の方々、この方々が或いは人事院の給與勧告又は仲裁裁定におけるところの裁定の趣旨に従つた点につきまして、現在の紛争を法律的に、法律の枠内において解決して行こうという態度で、只今併し鬪争形態になつておりますし、又民間労働組合の方々も賃金問題その他労働條件の改善問題で相当実力的に、これもやはり法律の枠内ではありますが、実力的な鬪争をやつておる、こういう労働不安の情勢につきまして一般国民の方々も影響するところ大であるという観点で相当な……

第7回国会 予算委員会 第17号(1950/03/18、1期、日本社会党)

○内村清次君 併せまして、私委員長に希望したいことは、これは私が動議を出しました点につきましても、只今木村委員から述べられた通りであります。一応政府の説明を聞きまして、了承をして審議に入りましたのですが、ただ問題は、その当時私からも述べておりましたように、この予算を提出されました責任者であるところの総理大臣が、先ずこれは責任といたしましても本委員会に出席をして、そうして当初この予算提出の趣意、或いは又一般質問に対するところの答弁をなされることが責任上最も妥当であるということも申したわけであります。当時総理は、決して自分は国会を軽視してはいないということの御発言でもあつたようでありまするが、この……

第7回国会 予算委員会 第18号(1950/03/22、1期、日本社会党)

○内村清次君 地方税法の国会提出につきましては、これはもうすでに本委員会におきましてはこの問題は重大視されまして、そうして一旦総理の十四日におけるところの本委員会の答弁によりまして、一応了承の形を以て、又更にその期日につきましてもその総理のお言葉を信じて、委員会も審議に入つて行くという態度を決定したのでございまするが、併しこの態度につきましては、只今総理からのお言葉を聽きますると、総理全体の只今のお言葉の中には、相当まだ当時の御答弁と懸隔のあるような御態度を私達は見受ることは甚だ遺憾とするところであります。その一つといたしましては、いわゆる総理が地方平衡交付金法はこれは先週に提出しなくてはなら……

第7回国会 予算委員会 第19号(1950/03/23、1期、日本社会党)

○内村清次君 対日講和の問題につきましては、私詳しく総理にお尋ねしたかつたのでありますが、今日は只今木村委員の質問に対しましても総理の御答弁がありました関係で、関連しまして数点お伺いしたいと思います。総理の只今おつしやいましたのは、客観情勢のため対日講和は少し遅れておるというような御答弁でありました。この答弁は総理の御答弁を聞く国民といたしましては、これは相当失望感に打たれることと私は思います。問題は客観情勢のために遅れておるというそのことを、実は私も総理の今までの国会における答弁の段階からいたしまして、聞きたかつたわけです。これは二月二十八日の衆議院の本会議におきまして、この論議が、いわゆる……

第7回国会 予算委員会 第21号(1950/03/25、1期、日本社会党)

○内村清次君 先程、理事会を開いたというような御発言があつたが、速記録に残つておりますが、理事会を開いて、総理が十一時半まで、或いは又各省大臣が来るのだという、そういうお互いが、理事が了解の上に決して、この委員会に入つたということならば、これは又別ですけれども、これは先程木村君も言われるように、僕達まだ実際その理事会には出席しておらないのだが、それで先程からこの委員会が始まつておるのです。そうすると一体どういう理事の方々が集まられて、次の、即ち委員会の順序の行くような打合せをされたかということが、今日のこれは相当期間が切迫しておりますときにおきまして、そういう動きがあることはどうも私は感心しな……

第7回国会 予算委員会 第23号(1950/03/28、1期、日本社会党)

○内村清次君 吉田総理に御質問いたしますが、先ず国鉄に対するところの仲裁委員会第二次裁定でありまするが、この問題はすでに国会にも政府が議決を求める件として提出されて大きな政治問題になつておる。どうしても第二次裁定はいわゆる政治的に解決しなければならない。而も又法の精神を尊重されて解決しなければならない。 こういうときに当の監督責任者であるところの大屋運輸相は新聞によりますと、今日からはいわゆるこの委員会の答弁にもお出でにならない、或いは又分科会の答弁にもお出でにならない、或いはこういうような事態を解決しようとするような努力をされずに選挙のために選挙区に帰つておられるというようなことが書いてある……

第7回国会 予算委員会 第24号(1950/03/29、1期、日本社会党)

○内村清次君 私二つばかりお伺いいたしますが、大蔵大臣のお話を聞きますと、今日午前中に関係方面と暫定予算で御折衝になつた。そのときに大蔵大臣即ち政府を通じて国会にこのOKを得られない事情をよく伝えて、そして審議の点について考慮して貰えるような点のお伝えがあつたかどうかということが先ず第一点。
【次の発言】 そういたしますると、大蔵大臣は先程から御答弁の内容を伺いますると、三日四日のいわゆる国会審議が延びる予定もお考えであるということと、そのときに当つての即ち政府としては尚暫定予算その他についての何と申しまするか、政府の責任上の点については尚努力の余地もまだ持つておるというような御答弁の内容であ……

第7回国会 予算委員会 第25号(1950/03/30、1期、日本社会党)

○内村清次君 ちよつとそれに関連するので……、大蔵大臣の回答を求めるという委員長の御発言でありますけれども、委員長は、昨日のあなたの政府に対しましての何ですか、御返事は、今日回答を求めるという案文じやなかつたと私は思います。昨日大蔵大臣からああいう申込みがあつたことは確かです。併しそれに対しましては、委員会は委員会の独自の考えで行つておる。併しその間において政府が処置をとるということは、処置をとつて貰いたいというようなことであつて、その回答を受ける立場には委員会はないと思いますが、何かその点はお考え違いではないか、ここにおいて御検討をして頂きたい。

第7回国会 予算委員会 第26号(1950/04/02、1期、日本社会党)

○内村清次君 私は日本社会党を代表いたしまして、昭和二十五年度予算案に反対の討論をなすものであります。  先ず反対の論旨に移ります前に、本予算案の審議に当りまして、国会軽視をせずと言明せられました吉田総理大臣が委員会出席僅か七回、而も短時間の出席のために未だ総理に対する質疑を残じておられる委員もあるに拘わらず本日の最終の予算委員会にも出席されずに本予算案の討論に入ることを甚だ遺憾とするものであります。更に政府は地方税法、地方財政、平衡交付金法等の重要なる法案の提出が遅れておりまして、地方財政平衡交付金法案のごときは未だ提出を見ない状態でありまして、審議上甚だ齟齬を来しましたことは挙げて政府の責……

第7回国会 労働委員会 第1号(1949/12/16、1期、日本社会党)

○委員外議員(内村清次君) 私末弘委員長に二点聞きたいと思うのです。その前に今回の問題につきまして、一ケ月に亘つて詳細に専門的な立場から仲裁されましたことにつきまして、国民の一人として感謝いたします。  先程の公労法の三十五條によつて、第一項で、公社に対して債務償還の義務の点につきましては、門屋君から聞かれましたので、その点は抜きまして、今回の裁定の第一項に三十億本年末までに支拂えということになつておりまするが、これは裁定書の中を見て見ましても、公社の経理の犠牲になつている。それから物価の高騰のために、従業員一人当りが約千円くらいの損失をしておるのだというようなことになつて、月別には大体七月か……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 運輸委員会 第1号(1950/07/17、2期、日本社会党)

○内村清次君 理事の互選は成規の手続を省略し、その指名を委員長に一任するの動議を提出いたします。
【次の発言】 この際、只今委員長から、本委員会に対しましてこの国会で附託の予定のものの中に、実はこの国鉄組織変更の件でございまするが、今回の機構改革に当りましての諸方法につきまして、まだ当委員会といたしましては前国会におきましても何ら具体的な説明も聴取しておらずに、話を聞きますると、本組織案はすでに八月の一日から実施に移すというような最も緊迫した情勢下にあるようでありまして、これはもう国鉄自体といたしましては相当な大きな組織変更でありますし、又これはその公共性からいたしましても他に影響するところ当……

第8回国会 運輸委員会 第2号(1950/07/19、2期、日本社会党)

○内村清次君 先ず本委員会が第一国会以来超党派的にこの国鉄の企業問題、それから公共性に対する問題や、或いは又内部的な問題につきまして、或いは又海運を併せての問題につきましては、終戦以来の混乱した、又破壊された状況を一日も早く取戻して、そうして政治、経済、文化の中枢であるこの動脈や或いは海運の状態を早く常態に復する観点からいたしまして、先には先ずその原動力でありまする石炭のカロリー引上げの問題につきましても、委員会で決議をする。或いは又陸運局分掌が一部地方に移譲されるに当りましての状態につきましても、これ又委員会一致を以て政府に要望するというような超党派的な行動を以て、国鉄の成育に対しましては国……

第8回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1950/11/11、2期、日本社会党)

○内村清次君 理事会はずつと常時開かれますか。
【次の発言】 ただ問題はその理事会が常時開かれ、或いは適当に開かれまして、この問題を推進されるという御覚悟があれば別といたしまして、やはりこの委員会におきまして状況は適当に判断し、且つ又委員会において全部処理して行くような方法を今後委員会としてはとつて行きたい。私としてはこういう希望を持つておるのであります。特に理事会のほうで適当に開いて行かれる見通しがあればよろしいのでありますけれども、もう臨時国会も間近に迫つておるのでありますが、願わくば私は別に意見はありますが、まだ本議題に入りませんが、又そういう見通しがないときにおきましてすべての問題を理……

第8回国会 運輸委員会 第3号(1950/07/22、2期、日本社会党)

○内村清次君 大臣に御質問いたしますが、先程の大臣の今回の国鉄公社の機構改革に対しまする大綱及び又それに附随いたしましてのお考えにつきまして披瀝いたされたのでありまするが、併しこれは後で附加されましたことを通じましても、まだ明確でない点につきまして一、二点お伺いいたしたいのでありまするが、大臣の御説によれば、今回の機構改革は将来においても決して一定不動のものではないというようなお言葉があつたのでありまするが、この意味というものは、今度の機構の改革の生ずるところの影響を勘案して、そうして更に又機構が変つて行くという意味であろうと私は総体的に思います。併しながらそういうことがあるというような総体的……

第8回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1950/11/13、2期、日本社会党)

○内村清次君 私は一昨日の委員会におきまして、この問題の重要性に鑑みて、運輸大臣の御出席を強く要求いたしておつたわけでありますが、勿論要求いたします理由は、当時も申述べたことでありますし、即ち仲裁裁定の問題は第五国会以来の問題であつて、その仲裁制度が民主的に、而も国会はこの民主的な裁定により、更に民主国会としての労働関係の完全なる運行、円満なる運行、而も又これが及ぼすところの公共企業体の円滑なる運営を期するべく、この問題は坂上げられておつたのでありますが、政府の再三に亘るところのこの問題の法律解釈上の食違い、或いは又我々から申しましたならば、当然引上げるべき給與の実態にも拘わらず、これを看過し……

第8回国会 運輸委員会 第4号(1950/07/24、2期、日本社会党)

○内村清次君 只今国有鉄道の監理委員会の委員長め方から今回の国鉄改革の問題につきまして御説明を聽いたのでありますが、私は一、二点鈴木さんに御質問申上げたい。  その先ず第一点は、監理委員会は国鉄法の第十條によりまして国鉄の業務運営を指導し、而も統制をする責任を以て只今まで御努力なさつておることにつきましては、我々は常に敬意を表するところでありますが、併し今回の機構改革に当りまして先ず公社側の、これは委員会組織の一人でありますが、公社総裁がこの委員会に対しまして組織改革の提案をなされましてから、委員会は一体何回お開きになつたのであるか。  同時に又この資料の、勿論資料を提出して公社側としての意見……

第8回国会 運輸委員会 第5号(1950/07/25、2期、日本社会党)

○内村清次君 昨日の当委員会におきましての説明を聞きました。その内容からいたしまして御質問いたしたいと思います。  先ず昨日の監理委員会の鈴木委員長のお言葉の中にありました関係で、特に今回の国鉄組織の問題について、監理委員会構成の一人であるべき総裁の、この改革に対するところの案を監理委員会に提出されるに当つて、この北海道と、それから四国関係に対するところの成績の御聴取、この点について監理委員長の考えでは、大体当局の成績聴取については、一般的に良好で、あつたというような簡単な説明だつたのでありまするが、これは当時の監理委員会におかけになりました加賀山総裁といたしましては、どういうようなこの御報告……

第8回国会 運輸委員会 第9号(1950/07/29、2期、日本社会党)

○内村清次君 私はこの問題につきましては、先の委員会におきまして、政府に対しまして資料の提出を求めておつたのでありまするが、これを受け取りました。ところが今回の資料の内容を見てみますると、私が要求いたしておりました各管理部の、即ち現在の管理部の人員と、それから来たるべき改革後の鉄道監理局及び経理事務所、営業事務所、資材事務所の定員を明確にして出して貰いたいという要求に対しまして、現在の管理部の定員につきまして、まあ実員につきましての資料が出ておらないようでありまするが、そこでこの問題につきましては、口頭におきまして一つ質問を申上げたいと思います。それから第二の資料の、今回の機構改革によつて予定……

第8回国会 運輸委員会 第10号(1950/07/30、2期、日本社会党)

○内村清次君 この際私は只今の委員長の御提案に対しまして一言申上げて置きたい点があるのであります。これは申すまでもないことでありましようが、憲法の第三章「国民の権利及び義務」の第二十八条におきまして勤労者の団結する権利、及び団体交渉、その他の団体行動をする権利はこれを保障するという明確なる規定がなされてあります。これは民主国民といたしまして、国会といたしましても最大の尊重をして、法律の設定に当りましてもこの基本線を崩さないということが原則になることは、これは申すまでもないことでありまするが、併しながら昨年の七月におきまして公共企業体に移行いたしました国鉄の企業は、これは又公共企業体の労働関係法……

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1950/08/01、2期、日本社会党)

○内村清次君 引揚者の住宅問題につきまして、先程の御説明によりますと、既往は集団的な住宅に收容して、そうして住宅問題の解決に当つておる。そうして二十五年度におきましては国家の補助はないが、別個住宅としての措置を政府としてつも考えたいというようなお話でありましたが、そうすると、二十五年度におきましてこういう引揚者に対して提供せられたところの、又引揚者が住みました住宅は一体どれくらいあるのか、その数と、それから今回この五ケ年計画で一応三十万戸、来年度六万戸というような御計画を立てておりましたが、すでに引揚者の帰還されましてから毎月もあるのでありまして、漸く計画的な目鼻がついたような状態ですが、どう……

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1950/08/02、2期、日本社会党)

○内村清次君 この未復員者給與法は過去の経過を見てみますると、昭和二十一年からこの給與法の設定がなされて、漸く月三百円、これは第三條の未復員者給與額は月額三百円という額に引上げられましたのが二十四年の十二月の一日ですか、となつているようでありまするが、とにかくこの未復員者に対するところの給與がこれは三百円という法外的な安い支給額だということはこれは、万人認めるところでありまして、大蔵省といたしましてもこれは管轄は大蔵省の省令で出して、法律で規定してある通りでありますが、一般の給與問題につきましては、これは最近の吉田総理の施政方針演説におきましてもはつきりとやつております。引上げの問題も出て来て……

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第4号(1950/11/13、2期、日本社会党)

○内村清次君 ただこの提出責任者ですね、これをきめて頂きたいのですが、これは一任された委員の方々が衆議院との政治的折衝をやつておきめになるつもりか。これは当然議員提出としてこの法律案は出すべき性質のものだと思いますが、その点はどういたしますか。
【次の発言】 これは前例はどうなつておりましたかね。この前の提出の場合には、あれは参議院のほうが提出者になつたように伺つておるのですが。
【次の発言】 今回もそういうふうな順序で提出をしては如何でしようか。これは又衆議院関係との折衝中において空気も察せなくちやなりませんが、その点鈴木委員のほうではどういうふうに認められておりますか。

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第5号(1950/11/20、2期、日本社会党)

○内村清次君 質問はにのでございますが、この取扱ですね、大体こういう改正はすでに一回こちらのほうでもやろうというふうな考えもあつたということも承わつておりますが、どう取扱つて今回の国会に出すかという問題でありますが、この点につきまして各委員から御意見を述べて頂きまして、もう一回この問題を議題として提出をして急速にするというような方向へ向つて、一つその方法を決定して頂きたいと思います。

第8回国会 予算委員会 閉会後第2号(1950/11/06、2期、日本社会党)

○内村清次君 昭和二十五年度予算の国民経済に及ぼす影響の現地調査団の御報告をいたします。  第二班は平岡市三、内村清次、佐多忠隆各委員、及び専門員野津高次郎の一行でありまして、九月六日東京を出発し広島、大阪、名古屋の三地区につき、その実況を調査し、九月十四日東京に帰着いたしました。三府県におきます調査の概況を報告いたしますると、先ず大別いたしまして、一、徴税、二、たばこの売行き状況と専売益金、三、金融、四、商工業、五、農業、六、ジエーン台風による大阪の被害状況視察、以上について順次御報告いたします。  一、徴税、三地方における租税徴收状況は国税、地方税共甚だしく不成績で左表のごとく巨額の滞納税……

第9回国会 運輸委員会 第1号(1950/11/22、2期、日本社会党)

○内村清次君 只今の御意見に賛成します。委員長の指名にして頂きたいと思います。
【次の発言】 いいです。
【次の発言】 只今の継続審査の結論につきましては、もうすでに第九臨時國会が開かれました今日といたしまして、過去を顧みましてその結論になつたことにつきましては、甚だ私たちといたしましても遺憾に考えておるわけでございます。もうすでに私はこの國鉄裁定の問題につきましては、前と前々と二回の委員会におきましては、詳しくその性質の点につきましても現在の企業体に移行しました國鉄の経営自体につきましても、又その原動力となつて職務に働いておられるところの従事員の方々の給與問題を考えて見ましても、当然これは前……

第9回国会 運輸委員会 第3号(1950/12/04、2期、日本社会党)

○内村清次君 本問題ということに今委員長は申されました。そういたしますると、私は大臣にお聞きいたしたいことは、又委員長としてこの取扱をして頂きたいことは、この衆議院から送付になつておりまするこの案件でございますが、この問題を中心にして質疑を交して頂きたいという意味であつたのであるか、その点を先ず確認いたしたいと思います。
【次の発言】 運輸大臣にお尋ね申上げまするが、只今この衆議院から回付になりました、政府が裁定に対し國会の承認を求める件に対しましての議決といたしまして、二十五年度において四十九億五千百八十一万三千円を限度としてこれを承認するというような議決が衆議院においてなされておるのであり……

第9回国会 運輸委員会 第6号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○内村清次君 私はさかのぼつた国鉄の機構改革につきましては、すでに委員会において意見を述べているので省略いたしますが、今日の提案につき、一つ尋ねたいことがあります。今回の改革について、従来の機構の観点からして、機構の問題が地方の福祉の問題と繋がつていること、地方の福祉が関係深いことにより、地方の要望も強いのであります。この趣旨からして運輸大臣が当時言明されたのには、一定不変なものでないから、実情に徴して必要な箇所に監理局を設置するよう努力するとのことでありまして、そこで必要な箇所に設置するとなると、当時問題になつた地域に対する増設には賛成であるが、このために現在の状態を白紙に還して改廃をやると……

第9回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1950/11/22、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(内村清次君) 一言御挨拶を申上げます。  不肖私、図らずも皆さまの御推薦によりまして委員長の要職を汚すこととなりました。何しろ未熟でございますので、果して前委員長のように立派に議事が運営できますかどうか危惧いたしておる次第でございます。前委員長は專ら引揚者及び留守家族の厚生援護の面に重点をおかれまして、委員会を円満に運営せられました。末復員者給與法も大幅にこの程改正できるように見込みが付きましたことも、これひとえに前委員長の御努力の賜物であると存じます。ここに改めて大谷前委員長に対しまして、委員会を代表しまして、委員長より心から御礼を申上げる次第でございます。私も前委員長にならいまし……

第9回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1950/11/28、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より委員会を開きます。  先ず議事に入りまする前に二、三御報告を申上げたいと存じます。未復員者給與法の改正案の取扱のことにつきまして、去る二十五日に大谷理事に御一緒して頂きまして、衆議院の若林前委員長にお会いいたしまして相談いたしましたところ、衆議院の若林前委員長は、衆議院側ではまだ特別委員会ができていない現状であるから、参議院側で推進して、参議院側で発議することに異議ない旨申されました。つきましては、本法案につきまして、参議院側で関係方面との折衝を行いましで、参議院側で発議するように取計らいたいと存じます。  次に在外公館借上金に関する件でありまするが、昨日委員長……

第9回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第3号(1950/11/30、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは只今から委員会を開会いたします。  本日の議事に入ります前に、御報告申上げたいことがございます。未復員者給與法の改正案につきまして、一昨日関係方面からOKが参りました。つきましては、この改正案の発議につきましてお諮りいたしたいと存じます。  先ず、発議者のことでございますが、前例によりまして、お差支えのある本委員会の委員の外、全員のかたが発議になつて頂くこととし、趣旨弁明につきましては、委員長においてなすこと、それから賛成は自由党の本委員会外のおかたが一名当つて頂く、それから委員会の審査省略の件につきましては、委員長におきまして大蔵委員長及び議院運営委員長と、そ……

第9回国会 予算委員会 第9号(1950/12/07、2期、日本社会党)

○内村清次君 第五国会以来対日講和の問題につきましては、終戰以来五ケ年間の国民の熱望もありますし、又総理といたしましても国民の熱望に応えて施政方針の中に織り込んで、この政府の方針を鮮明にせられておりまするが、国会以来この問題が中心になつて論議せられておりまするこの論議と同時に、総理の今回までの施政方針から見ますところの考え方とを考え併せて見ますときにおきまして、これはときにおいてその一貫した表現がなされておらない点も見受けるのでありまするが、併しただ一貫しておりますのは、総理といたしましては、アメリカを中心とするところの西欧民主主義国家群、即ち又世界の自由国家群と相提携をして、この講和問題を片……

第9回国会 予算委員会 第11号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○内村清次君 私は総理大臣に対しまして、日本政府の訓令によりまして、日本政府が責任を持つて借款いたしました在外公館等の借入金の返済に関する問題につきまして第一点。次には在外同胞の引揚促進に関しまして、次には官公職員の給與に対しまするマ書簡に対しましての政府の考え方につきまして、お尋ね申上げたいと思います。  先ず第一の問題は、これはすでに参議院に設置せられております在外同胞引揚問題に関する特別委員会の代表といたしまして、千田委員が本会議において総理に質問いたしました。そのときの総理の御答弁によりますると、支拂いはするがというようなお言葉でありました。併しながら、具体的な方法、又はこの借款返済に……

第10回国会 運輸委員会 第2号(1951/02/09、2期、日本社会党)

○内村清次君 この海上保安庁法の第二條の所管ですが、今回提案されました理由として「航空運送事業の再開に伴い、航空図誌に関する規制」、これは終戦後にこういうような形態が出て来たからして、この所管事項に載つておるから、一応海上保安げのほうでこれを所管して行こうというような考えかたで出されておると、こう思いますが、その通りでありますか、こう思うのですが。それから先ほど岡田委員からのお話もありましたが、航空関係の一切の規定をするような法律として将来できるとすれば、当然その所管というものは変更されるべき運命にありますということは、先ほども意見があつたようでありますが、その前の一点をお願いするのと、それか……

第10回国会 運輸委員会 第3号(1951/02/23、2期、日本社会党)

○内村清次君 予算に移ります前にちよつと緊急に質問したいと思うことがあります。それは実は運輸大臣にお願いしたかつたのでございますが、おりませんので足羽政府委員に伺いたい。それはこの委員会の当初に当りまして本国会にかかる予算の予定が組まれたわけですが、その中に特にこの委員会といたしましてはもう承認済みであるし、而も又態度は決定しておる問題ですが、日本国有鉄道法の一部改正ですね、いわゆる職員の兼職問題、この問題の法律案が今月までにかからない。そこで御承知のごとくこれは鉄道職員としては、社会的な職員としての、又企業体内での職務関係、事務関係もありましようが、社会的な鉄道、個人として、或いは社会人とし……

第10回国会 運輸委員会 第10号(1951/03/19、2期、日本社会党)

○内村清次君 実は予算第四分料会に対しまして、私構成員でありますが、そこで今質問通告をやつております関係で、実は退席しなくちやならないのでありますが、委員長にお願いして置くことは、この次の委員会に小運送業法関係におきましての実際免許の件、この件につきまして質問をしたいと存じますが、そのときに関係の政府雲高及びでき得べくんば実は運輸審議会の関係の審議委員のかた或いは又委員長であればなお結構でありますが、そのおかたにも一つ出席をお願いして頂きたい。これは参考人としてか、或いは説明員としてか、この点は法的に参考人、説明員でも結構でありますから、是非一つ出席して頂きたいということを要求いたします。

第10回国会 運輸委員会 第11号(1951/03/22、2期、日本社会党)

○内村清次君 今日はこの前の委員会におきまして、運輸審議会の委員長か或いは又適当な委員のかたを呼んで頂きたいということを申しておりましたが、そのほうはどうでございますか。
【次の発言】 これは運輸審議会の開催日というのは大体きまつておるようでございますが、その点は自動車関係のほうでもよくその了解はしておられるはずでありますが、一体どこに運輸委員長が出張しておられるか、その点をはつきりして頂きたい。これは委員長でなくして牛島局長に……。
【次の発言】 それではこの運輸審議会は定例日があつて、而も又この定例日によつて審議が続行されておると聞いておりますが、その点はどうですか。

第10回国会 運輸委員会 第13号(1951/03/28、2期、日本社会党)

○内村清次君 衆議院の予算委員会だつたと思いますが、国鉄の業務局長が議員の質問に対しまして、一体鉄道当局はこの兼職をした場合において、業務支障はどの点まであるかどうか、同時に又県会まで許したならばどうか、それでも業務支障はどうか、こういう質問をされたのに対しまして、業務局長は、本来の業務上においてはその支障がないのだというようなことをはつきりと言われたようでありますが、足羽監督局長は先ほどは業務上の支障はないのだという状態のお話もあつてと、こういうような御答弁がありましたが、局長自体はどういうふうにお考えになりますか。  それから第二点は、現在施行法を以ちまして、任期中の兼職を許してありますが……

第10回国会 運輸委員会 第16号(1951/05/08、2期、日本社会党)

○内村清次君 丁度この四月二十四日の夕刊を見ましたときには郷里のほうにおりました関係で、夕刊及び翌日の朝刊を見まして、あの黒焦げになられたところの写真を見まして、誠にその惨事のひどかつたことにつきまして痛感せられた。各死傷者のかたがたに対しましては私往時国鉄におりましたときを連想し、又たびたびの事故その他を体験をいたしておりました私といたしましても、誠に御同情に堪えない思いにかられておるのでございます。又特に大衆と接する機会が多くありました私といたしましては、この事故が国民の各層に亘りまして誠に悲惨な思いをされましたことにつきましても、直接その状態を見聞をいたしまして、我がことのように実はこの……

第10回国会 運輸委員会 第20号(1951/05/21、2期、日本社会党)

○内村清次君 この際提案者にちよつとお尋ねしますが、戦時中に買収されました鉄道の払下問題につきましては、これは提案者自身から申述べておられるように、第一国会からの請願もあつたでありましよう。問題は第五国会のときにおきまして、相当その提案の時期につきましても、我々参議院といたしましても、又運輸委員会といたしましても、異論のあつたような、即ち会期切迫のときに提出されまして、非常に委員会といたしましても、混乱をいたしましたような状況があつたわけでありまするが、今回又更にこの鉄道払下の問題が、かような国会の会期切れ間近になつて、この重要法案を提出されるような動機、そういう考え方は奈辺にあるのであるか、……

第10回国会 運輸委員会 第22号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○内村清次君 ちよつとこの際これに関連しまして質問いたしたいのですが、この国際観光ホテルの整備法がこの委員会で取扱われましてから、その後におきまして、この運輸大臣に対して登録を願出たと、而も審議会を経、運輸大臣の許可を得て登録を指定されたところの営業者がどれくらいできておるか、その点先ず伺いたいと思います。
【次の発言】 この登録をされましたホテル業者は勿論でありまするが、この指定を受けますものは、特にこの融資の対象になるという法案の内容でもあつたようにも存じますが、この融資を受けましたところの即ち額ですね。こういう点は御調査なさつておりますか。

第10回国会 運輸委員会 第23号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○内村清次君 提案者にお尋ねいたしますが、先ずこの総体的な問題といたしまして日本国有鉄道法の制定によりまして現在の国鉄機構が公共企業体としての機能を発揮いたして、国民の公共福祉の利便に供して行く、又同時に産業の発展のためにその大きな機能を動員して行くという法律の改正の趣旨が盛り込まれたわけでありまするが、提案者のお気持といたしましては、この改正によつて企業体自体をどういうふうな性格の下に置替えようとされておるのであるか、その点先ずお聞きしたいのです。
【次の発言】 只今の御答弁の大体の御趣旨といたしましては、提案者自体も、この公共企業体の性格をいま少し強化するような方向へ持つて行つて、責任体制……

第10回国会 運輸委員会 第26号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○内村清次君 暫時休憩の動議を提出いたします。
【次の発言】 それでは先ず監理委員会が構成せられましてから、この運用の面につきまして内規あたりを作つて会議の進行をやつておられるかどうか、その点。
【次の発言】 そういたしますと毎週一回というのが常例的に会を開いておられる。その際にこの国有鉄道法によりますると、勿論全員委員の御出席のない場合のときにおきましての会議の議決方針を明確にしてあるのでありまするが、現在までの会におきまして監理委員会のかたがたで殆んど全員が御出席になつたというようなことはないのであるかどうか。又その中に常に御欠席をされておるというような委員のかたがたがあるかどうか。その点……

第10回国会 運輸委員会 第27号(1951/05/30、2期、日本社会党)

○内村清次君 その前に各委員のかたがたも、この海上保安庁の事件発生以来簡單な御報告がありましたが、その後の進展状態につきましてはまだ大臣からのお話も聞いておりませんから、それを一つお承わりいたしましてから質疑をしたいと思いますが……。
【次の発言】 この際運輸大臣にちよつとお伺いいたしておきますが、政府のほうでは今回北海道開発法の一部を改正する法律案を出していらつしやるようですが、この條項の中におきまして、十一條には北海道の開発局を置いて政府の直轄的な御監督の下に開発をやつて行こうという目的が明確になつておるようでありまするが、その中の開発局といたしましての所轄機構に対しまして港湾部というもの……

第10回国会 運輸委員会 第28号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○内村清次君 国鉄職員に支給されております地域手当の問題ですが、これは給与総額に対しまして何%の割になつておるか、それから公務員の給与総額に対して地域給が何%の割を示しておるか、その点を一つ。
【次の発言】 これは先ほどの菊川君の質問にもありましたように、国鉄職員の地域給の%が少ない、勿論公務員関係のその級別に対しても一段階ずつ少ないというようなところが相当多くあるのですか。その点は調べておられますか。
【次の発言】 運輸省といたしまして国鉄の給与総額の問題については、今回の二十六年度の給与総額、まあ遡つていいますと、裁定実施後の給与総額というものの決定せられましたいきさつについてはよく御承知……

第10回国会 運輸委員会 第29号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○内村清次君 先ほどこれはお互いがお約束したことでありますし、委員長もモーターボートの法案を議題にすると、こういうようなことを御発言にな会会議録つておりますので、鈴木君の提案も重大でありますが、必ずこの問題は私たちも実は言いたいのですが、今お願いをして議決をして頂きたいことですから、そのあとで取上げるということにして頂きたいと思います。
【次の発言】 昨日の連合委員会の際に委員長も御出席なさつておつたはずであります。又他の委員のかたもおられたように見受けるわけでありますが、先ず連合委員会の状態はあのようでありまして、御承知のごとく、質問のかたがたもたくさん残つております。それはそれといたしまし……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1951/07/19、2期、日本社会党)

○内村清次君 私はこのたび宮城、福島、新潟と引揚関係の調査に参つたものでありますが、各国係者と座談会を開きました空気といたしましては、勿論本委員会で取上げまして今進行中でありまする在外公館の借上問題、これに対する関心も勿論熾烈でありましたが、問題はこの在外資産の問題ですね、これが対日講和の草案も発表せられました今日において又間近に調却の時期も切迫いたしております今日におきまして、各引揚者のかたがたが現在の生活の実相からいたしまして資産関係の今後の整理の取扱につきましての関心が非常に熾烈であります。これは本委員会といたしましても、これは各委員のかたがたの御協力も勿論でありまするが、当然又各委員の……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第3号(1951/02/02、2期、日本社会党)

○内村清次君 この未復員者の給與関係につきましては、先般引上げが国会で、議員提出といたしまして可決してまだ間もないことでありますが、地方に廻つて、これは世話課あたりにずつと廻つて、その状況につきまして聞いて見ますると、七百円の増額だけでも非常に喜んでおるような状態ですが、併しやはり本質的には今少しの増額が欲しいのだ、それほどまでに一般の留守宅の生活は困窮しておりますし、問題は、主として本人が帰つたときの本人の更生資金として積立て置くべきものではありますが、とにかくもう少し引上げて欲しいというような気持が横溢しておるような状態ですが、この点について政府のほうにおきましても、これは何か給與の財源が……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第3号(1951/07/24、2期、日本社会党)

○内村清次君 ちよつと……。只今委員長の御報告を頂きました昨日の引揚促進に関する全国国民大会の中心点でありますが、この問題は当委員会といたしましても、一番重要な問題として第一国会から連続的に非常な熱意を以て、促進の問題については政府及び又総司令部を通じて関係各国に対しまする反響を促進して来たものでありまするが、問題はこの講和条約の締結が目前に迫つておりまする今日におきまして今回の条約草案に対して何らこの引揚問題に対しこの条約要項が挿入されておらないということに対する留守家族のかたがた及び又日本国民としての一応の希望がここに鮮明せられて、一日も早いところのこの諸関係を整備して実行に移してもらいた……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第4号(1951/07/28、2期、日本社会党)

○内村清次君 只今草葉政務次官からの経過のお話につきましては、その内容の点につきまして、本委員会においてなお今後継続的にこの問題については熱意を持つて協力をしてもらいたいというような答弁、御報告があつたように認められまするが、私たちはこれは政務次官の言葉を待つまでもなくして、本委員会が、第一国会から特別委員会を設置して、この問題と真剣に取り組んで、今日まであらゆる努力を傾倒いたして来たことは、これは申すまでもないことでありまして、草葉外務次官もこの委員会の委員としてこの委員会の経過についてはよく御存じのはずであると思うのであります。ただ誠に私は今日この対日講和が切迫をいたしておりまする段階にお……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号(1951/02/26、2期、日本社会党)

○内村清次君 先ほど本委員会が今後いろいろと取上げて行こうと考えておりまする、遺族救済の問題につきましての重要なる参考意見でありまする、使節団を御派遣頂きましたことにつきましては感謝申上げますが、その中で二、三御質問をお願いしたいと思いますが、西ドイツのほうで総予算の三%、即ち三十億マークで、日本の円に換算してみれば二千七百億円に該当するというようなことでございますが、このいわゆる遺族に対しまする救済をやつておられまするのは、勿論これは法律を以てこういうような救済が成立つておることだと思いますが、具体的にどういうような、即ちこの法律の内容でこういうような予算の三%をとるようなことになつておるか……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第5号(1951/08/02、2期、日本社会党)

○内村清次君 只今の説明は大体この前の委員会のときの内容と大差ないようであります。私たちは今回の条約によりまして、先ほどの条約草案の十四条及び十六条の規定の内容については、これはあとで井口次官からでも条約草案そのものに対する諸規定について詳しく御質問申したいのでありますが、問題の要点はこの前も私たち各県に廻りまして、引揚者の口から真剣に吐露されておりまするこの外国に留置したところの個人財産というものが、それが今回の草案によつて国家が国内的にこれを責任を以て該当者に対して支払うかどうか、又若し外国の財産を全部その地域の連合軍のためにとられるというようなことになつたとしたならば、当然その財産という……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第6号(1951/03/13、2期、日本社会党)

○内村清次君 私今参考人であられまする神保さんのことを聞きますことはどうかと存じますが、実は今日が初めてでありますもので、その間の事情からお尋ねいたしまして、問題点について供述をお願いしたいと思います。  神保さんはこのフイリツピンにお出でになりましてどういうですね、まあ一概に言いますると、どういう御経歴を持つておられますか。又フイリツピンからこちらのほうにお帰りになりました年月でございますね。それからいつ頃お帰りになりましたか。その点実は私はまだ不案内でございますので、その点から、一つどうか。
【次の発言】 そういたしますと、フイリツピンにおきまして御溝在中に、或いはこの戰犯関係と何か密接な……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第6号(1951/08/03、2期、日本社会党)

○内村清次君 終戦後六カ年間の長い間でありますが、その間におきまして留守家族の方々は勿論でありまするが、又日本国民全体といたしましても、一日々々が抑留されたかたがたの帰還の促進に対しましては、心を寄せ来たつたことは私がここに申上げるまでもないことであります。委員会も、即ち民主国会になりましてから引続いての特別委員会が設置せられまして、その促進に努力しておることも、恐らく橋本厚生大臣がよく御存じのはずと思うのであります。或いは又自由党のほうにおきましての政調会にも大臣は携つておつて、この引揚問題もやはり一つの大きなスローガンとして、或いは政策としてのことであつたと思いますし、衆議院におきましても……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第10号(1951/05/11、2期、日本社会党)

○内村清次君 この問題はやはり先ほど小酒井委員も言われましたように、政府がどういうふうな基本的な態度を以て臨んでおられるかということが一番大事なんですが、これはもう第二国会以来、終戦後になりまして、あの混乱の時代は別といたしまして、第二国会以来政府はこの点に対しては努力いたしておりますということは、これはもう局長も、大臣に聞いても、総理大臣に聞いてもその通りですよ。ところがその努力しておらるるその政府が、どこでこの障害があつておるか、その事情を一つ発表して頂きたいですね。勿論政府のほうで法律も作つてくれないし、だからといつて、そのまま終戦以来六カ年間にもなりまして、講和態勢はだんだん整つて来て……

第10回国会 予算委員会 閉会後第1号(1951/08/15、2期、日本社会党)

○内村清次君 それでは国電櫻木町事故の原因究明からいたしまして、予算的見地から予算委員会の付託を受けまして小委員会を作りまして、この小委員会におきましての結論を御報告申上げます。   国電櫻木町事故の突発に際し、予算的見地からこれが真相究明と、今後かかる事故の再発を嚴に防止すべき諸施策の検討とを主たる調査の目的として設置された本小委員会は、去る五月二十一日、山田節男君を小委員長に互選の上、随時、運輸、国鉄両当局を招致し、当局と各小委員との間に熱心なる討議が交わされ、又その間大宮工場、浜松工場等現場を視察して車両の修理乃至改良工事の実況をつぶさに調査した、以下これら諸調査の概要を取りまとめ報告す……

第10回国会 予算委員会 第14号(1951/02/22、2期、日本社会党)

○内村清次君 議事進行について……只今の木村委員に対しましての総理の御答弁の態度を見ていますと、これは木村委員の質問内容につきましては、現在の日本の情勢といたしまして、又我々予算委員会の委員といたしまして、一十六年度の予算の及ぼす影響の点から考えまして、いわゆる朝鮮動乱の問題や、或いは又ダレス特使との会談の内容・即ち講和の見通し、こういう点が至大な関係を持つておることは申すまでもないことでありまして、その質問は決して、私たちが今聞くところによりましても、これは意見ではなかつたはずであります。意見に対しましては、又総理といたしまして、或いは又一面自由党の総裁として、意見の異なる点に対する御態度と……

第10回国会 予算委員会 第17号(1951/03/02、2期、日本社会党)

○内村清次君 議事進行、私は今日の質問者といたしまして、実はトップに大臣を要求したわけです。大臣はあなたのほうで呼びに行かれたのか、或いは又どういうふうなことで欠席をしておられるのか、その点を明らかにしてもらいたい。今日までの各基礎的な調査と申しますか、いわゆるこれは一つの予算委員会といたしましてプランをきめられたのか。実は参議院のほうの予備審査の場合に終了するのが二日間余つたということだけは了承いたしました。併しながら衆議院はすでに通過して予算の本審査に入つておる。勿論そこでそういう時期におきまして、ただ前の予備審査のような考え方で政府がおつてもらつては困る。(「その通り」と呼ぶ者あり)そこ……

第10回国会 予算委員会 第18号(1951/03/03、2期、日本社会党)

○内村清次君 二十六年度予算の説明の中の「予算の特色」の中に、「政府の安宏政策の実施と共に、久しきに亘つたインフレーシヨンは收束し、生産もまた堅実な増加を示すに至つたのでありますが、殊に、朝鮮動乱以後の生産及び輸出の増加は目ざましく、七月には援助輸入を含めても、なお且つ輸出超過を記録するに至り、更に十月に入つて、鉱工業生産は、遂に戰前の水準を突破し、」、こういうような説明がなされてありまして、一方、動乱後の国内物価の騰貴が海外の上昇率を多少上廻つている事実等に徴する時、引続き均衡予算の基調を堅持して、インフーレーシヨノの回避に努めねばならぬと考えられる。」こういうふうに結んであるのでありまする……

第10回国会 予算委員会 第27号(1951/03/14、2期、日本社会党)

○内村清次君 時間がないようてありまするから、私は労働大臣に対する本格的な質問は明日に延ばすことにいたします。ただ一、二点お聞きして置きますことは……。

第10回国会 予算委員会 第28号(1951/03/15、2期、日本社会党)

○内村清次君 対日講和の見通しにつきまして本委員会におきまして総理はその結論におきまして、講和の時期は延びても早くはならないであろうと、かようにお答えになつております。その理由といたしまして、自由主義国家の中でも日本の通商、産業、貿易などの点においては、殊に英国は船舶、紡績などの点で独自の考えを持ち複雑である。これを超えて講和を達成することは容易ではない。各国では政治的な問題で妥協しても、将来の利益を自国のために保全しようとする問題で相当難関があろうと申されております。この御答弁はマッカーサー元帥の年頭の声明及びダレス特使の来訪によりまして期待を持ちました国民も、総理のこの答弁によりましてその……

第10回国会 予算委員会 第29号(1951/03/17、2期、日本社会党)

○内村清次君 只今の委員長の御発言は、これはもう当然なことであります。それに対する今郵政大臣のお話は個人の答弁であるか、或いは又政府としての、これは一つの決して予算委員会を軽視しておらないというお話でありますか、まとまつた代表的なお話であるか、少しもわからない。それであなた自体はもうすでに五十分も遅れて来ていらつしやるし、而も発言の中でも、もう他の大臣が来ているだろうと思つて来たと、こういう御発言です。そういうように本当にまとまつた政府の御態度の答弁であるか何かこれは明確にしてもらわなければ困る、政府としてそのようなことはないとおつしやるが、言葉は最初はきれいであるけたども、実際に連絡がとれて……

第10回国会 予算委員会 第30号(1951/03/23、2期、日本社会党)

○内村清次君 発言中ですけれども、議事進行……。
【次の発言】 今動議提出者の矢嶋君の発言の中におきましては、この小委員会におきましては満場一致でこの問題は決議されたということを報告されておるようであります。この小委員会の性格といたしましては、すでに各党からいわゆる委員会の承認をも求め、同時に又理事会の運用承認をも求めて委員が提出されておるのでありまして、その委員が而も満場一致で決定したということに相成りましたならば、これは当然委員会の性格といたしましても、小委員会の満場一致を尊重いたしまして、採決によらずとも当然委員会においてこれは承認さるべき性格のものではなかろうかと私は思いまして、これを……

第10回国会 予算委員会 第31号(1951/03/24、2期、日本社会党)

○内村清次君 二十六年度予算を審議検討して見ますると、予算編成の基礎條件でありまする経済情勢の見通し、特に予算の単価となる内外の物価、輸入の見通しは、朝鮮事変、世界的な軍拡インフレと特需景気、中共貿易の杜絶及びダレス特使の訪日など、内外情勢の激変に伴いまして、大きく変化しつつあるものと認めます。更に政府が秘密裡に画策いたしておりますところの日米経済協力の実施に伴いまして、日本の産業構造もその性格を大きく変改せんとする情勢にあるのでありまして、政府のこれらに対するところの見通しの誤まりからいたしまして、予算編成の基礎も性格も崩れて、予算補正は早急に必要であるのみならず、むしろ根本的組替えが絶対に……

第10回国会 予算委員会 第32号(1951/03/26、2期、日本社会党)

○内村清次君 政府は予算提出と同時に自立経済の三カ年計画の構想を発表されておりますが、この三カ年計画の構想のうちにおきまして、国民生活の向上が戰前の生活水準の約八割七分、九割程度に引上げる、勿論これは三カ年後でありますが、この自立三カ年計画の構想のそのうちに、七項目基本的な計画内容が出ております一項目が今の問題でありまするが、問題はこの七項目のうちにおきまして、労働の雇用の問題につきましては、これは一つも触れていないようであります。勿論これは国民全般の生活水準を、只今申しました戰前の九割にお引上げになるとすれば、当然生産の増強をする上につきましては、労働の雇用量というものはやはり向上しなくては……

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第3号(1951/10/04、2期、日本社会党)

○内村清次君 私は先の十一国会におけるこの引揚特別委員会の重要な項目でありました未引揚者の早期促進の引揚関係でありまするが、御承知のごとくその前に留家族のかたがたがあの悲壮な断食をやられまして、その大きな目的の一つとしては、今回の講和条約の中に是非条項を設けて引揚の促進を図るような事務規定を設けてもらいたいというのが一つの大きな目的でありました。この問題が、これは日本国民の一様の気持といたしまして、関係各国特に又この講和条約を誘導されましたところのアメリカの世論にも反映いたしました結果、又我々が常に政府を鞭撻いたしておりましたその結果と思いますが、平和条約の中にその項目が加えられるというような……

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第4号(1951/10/05、2期、日本社会党)

○内村清次君 これはもう確かに先ほど紅露さんからおつしやいましたような状態でございまして、ただ先ほどの説明の中に五万円を超える件数が二千二百九十八件、この二千二百九十八件の中に、現在の支払といたしまして一番大きい金額は、これは大体どれくらいになるか、この点が第一点です。それから第二点は、先ほどの御質問のありましたように、貨幣価値の変動率を、説明者は何も法律的にはつきりしておらないからして、ただ利子だけを付けてこの換算率を決定したというようなお話ですが、これは非常に重要なことでありまして、無論これを公館に貸付けたかたがたは、当時の貨幣率からいたしまして、これは相当貴重な貨幣を貸付けたわけですから……

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第5号(1951/10/06、2期、日本社会党)

○内村清次君 大蔵省のほうにお尋ねいたしますが、二十六年度の当初予算は、引揚の援護対策に対する費用としては、これは引揚関係の援護のみでなくて、とにかくその対策全体の費用としては三十一億だつたかと私記憶しておるのでありますが、そうするとその後引揚者も御承知のごとく非常に僅少であるし、これはもう従来補正の時期から又決算の時期になつて参りますると、どうもこの費用というものがほかのほうに散らばつてしまうというような、二十五年度の予算の経緯からいたしましても、そういう関係にあつたように記憶しておりますが、現在どれくらい余裕財源があるか、その点明確になつておりますか。

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第6号(1951/10/09、2期、日本社会党)

○内村清次君 これはやはり当然大蔵委員会とも合同審査をやることは、向うのほうでは予算上の収支など、支出のほうの問題がありまして、当然これを要求して来ると思いますが、問題は何かやはりこれが提案になりますまでの手続としては公聴会を開くか一遍やつておかないと、これはやはり又レートの決定そのものに対しましても非常に無理があるかと思いますが、この点は一つこちらのほうでやつて頂いて、そして大蔵委員会とはまあ随時合同で一つ開くというような建前をとつて頂きたいと思いますね。

第11回国会 予算委員会 第1号(1951/08/18、2期、日本社会党)

○内村清次君 大体要求して何したのは僕が最初口を切つたのだかな。
【次の発言】 予算委員会を開会中に開いて、大蔵大臣に一つここで、今国民が非常に期待をしておる問題をはつきりして頂きたいという要求をして、漸く今日開かれましたのですが、時間が一時間というのは全く不満です。併し本論はすでに大蔵大臣御承知の通りと思いますが、全国の知事会議でも非常に問題としておりますし、地方行政委員会でもすでにこうやつて予算委員会のほうにも回付されておりますが、この問題、いわゆる地方財政の確立の問題は、これはまあ基本的な或いは根本的な問題でありましようが、この差辿つた財政の危機突破の問題を、これは行かれる前に、知事の要……

第12回国会 運輸委員会 第1号(1951/10/18、2期、日本社会党第二控室(左))

○内村清次君 私はこの国会が対日平和條約の問題や或いは安全保障條約の問題と絡みまして、日本の運命を決するような重要な時期でございますし、それと同時にこの講和後に我が国の経済の自立という点におきましても、條約の中にありまする賠償問題その他を勘案いたしまして、相当困難性のある問題でありまするが、併しどうしてもやはりこの八千四百万の国民がこの問題と取組んで、この難局を切抜けて行かなければならない、こういう重要なときでございまして、勿論今後の自立経済の要素といたしましては、日本の貿易の振興の点もあるでありましよう、或いは又食糧の需給の体制の確立の面もあるでありましよう、或いは又この船舶の問題、陸運の問……

第12回国会 運輸委員会 第2号(1951/10/19、2期、日本社会党第二控室(左))

○内村清次君 国鉄総裁は公共企業体に移行いたしましてから三代目の総裁として今回就任されたのでありますが、国鉄の現状につきましても、私たち第一国会から終戦後の国鉄を眺めておりまして、この委員会も各般に亘つて強力な態勢を持続いたして来たのであります。戦災の各施設関係、それから列車増幅の件につきましても一応の目安が付いて、国鉄の使命でありまする安全、正確、迅速という三つの大きな使命がどうやら国民の要請に応えられようとした即ちサービス的な面が出て来たというようなところではございまするが、併し今回の総裁就任と同時に非常に困難な面が又国鉄に現われて来ておりはしないか。それは予算の面でありましようし、或いは……

第12回国会 運輸委員会 第4号(1951/10/25、2期、日本社会党第二控室(左))

○内村清次君 二十五年度の予算が決定いたしましたときに、当時の情勢からいたしまして、年度末までの国鉄予算が必ず大幅な補正がされるのではなかろうかということは私も懸念しておつたのでありまするが、今回の補正によりまして、大蔵省の基本方針としては物価値上りによるところの補正は認めないというようなことを伺つておつたわけであります。これは大蔵省の、今日は責任者も来ておりませんことでありますが、折衝過程におきまして、この国鉄予算に対する物件費の値上りに対しての補正は、どういうふうな大蔵省は考え方であつたか、いわゆる他省関係の人件、物件費の値上りに対する考え方をどのように考えをしておつたかということが第一点……

第12回国会 運輸委員会 第5号(1951/10/26、2期、日本社会党第二控室(左))

○内村清次君 総裁に御質問しますが、今回の運賃改正の要綱を見ましても、物件費の値上りによるところの額が、これが大半占めておるようでありますが、そこで国鉄のほうでは従来用品の購入に対しましては、入札制度で買つておられる。やはり国鉄もこれは諸物価の値上りを勘案せられることも一つの條件でありましようが、大体国鉄所管の予算において一つの基準線というものを持つて、そうしてできれば入札がその下位のほうに競争的に下つて行くということは、これはまあ好條件として認められるでありましようが、先般の枕木の購入に対しましても苦い経験が国鉄自体も考えられたようであります。それは折角入札されたものが納入がなかなか困難であ……

第12回国会 運輸委員会 第6号(1951/10/27、2期、日本社会党第二控室(左))

○内村清次君 時間の関係がありますから、私は田中さんと細野さんに一括して質問申上げたいと思いますが、現在の国鉄が一方においては独立採算制を強行され、それから一方においては産業の動脈としての公共性、或いは又国民の福祉文化の発達の要素としての公共性、この公共性の二つの枠に只今悩んでおる状態だろうと思うのでありますが、田中さんの御意見によりますると原価計算でコストが償わないところの現在の状態であるから、運賃値上げも止むを得ないという御意見のように拜承いたしました。原価計算の中には勿論減価償却の問題や、それから輸送実費の問題、輸送実費の中には石炭或いは客貨車の補修、それから又施設の補修というものを含め……

第12回国会 運輸委員会 第7号(1951/10/29、2期、日本社会党第二控室(左))

○内村清次君 私はこの法案の内容についてではないのでございますが、実はこの法案を審議いたしまする過程におきまして、私の要求いたしました資料が実は一昨日参つたような次第ですが、勿論この案に相当大きな影響を持ちます問題でありまするからして、その際におきましても、私は十分なる説明を附けて要求資料の提出を願つたような次第でありまするが、この資料を受取つて見ますると、三つの問題について誠に私といたしましては不満足な資料の提出がなされておるのであります。  それは第一点は給与の問題で、国会の調停案が御承知のごとく四月に当局及び組合のほうにはつきりと明示されておるのでありまするが、その後において現在の国鉄職……

第12回国会 運輸委員会 第8号(1951/11/13、2期、日本社会党)

○内村清次君 今回の定員法の改正におきまして、行政簡素化本部が先ず原案を作つた、それから閣議で決定した、今少し無理ではあるが、閣議で決定した以上はどうにか迷惑のかからないようにやつて行きましよう、こういう荒筋ですな、ところが問題は運輸省関係のかたがたがこの行政簡素化本部に行つて、内容の点、これは指名通知で来たのか、或いは又個人で代表してその折衝に当つて、内容の点につきまして無理は無理だというようなことを答申をされて、検討の上でこの現在の整理人員というものが生まれたものであるかどうか、この点を先ずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、この整理人員というものは、あなたのほうでは……

第12回国会 運輸委員会 第9号(1951/11/20、2期、日本社会党第二控室(左))

○内村清次君 この法律の一部改正をされましたことは、これは法律で規定しなくてはならないという根拠です。これは、從來この問題は国鉄と労組関係との団体協約の面において確立されておるのであつて、そうしてこの交渉経過からいたしまして、勿論職務の内容、それから又疾病の原因、それから又疾病後におけるところの療養期間の問題、こういう問題は、当然これは団体協約の面で、而も又随時団体交渉によつてこの問題は解決されなくてはならないというのが、今回突如として出たというその根拠は何処にあるのでありますか。
【次の発言】 勿論これは日本国有鉄道法の一部改正ですから、本條文に休職の期間と、いわゆる第三十條に本人の意に反し……

第12回国会 運輸委員会 第12号(1951/11/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 運輸大臣が御出席でありますから、特に運輸大臣にお尋ねいたしますことは、今回政府のほうでは行政機関職員定員法を本国会に提出されておるのでありまするが、その政府の所管大臣のこの法案に対しまする趣旨弁明につきましては、一応今回の定員法は各所管におけるところの事務においてこれは相当簡素化をする趣意ではあるが、勿論その簡素化のために事務自体が渋滯をするというようなことは極力避けて、そうして本法律の目的を達したいというのが趣意のように承わつておつたわけでありまするが、その後米の統制撤廃の問題につきましては、これは統制の廃止が遂にできなかつた。それから又本委員会と密接な関係にありまする運輸省の……

第12回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1951/10/19、2期、日本社会党)

○内村清次君 この際、先ほど委員長の言われました未復員者の給与法の改正、それが前委員会におきましては、衆議院からの申込その他を勘案いたしまして、当委員会といたしての態度も大体決定いたしておるようであります。その態度の決定の線におきまして、新委員長及び又理事の方々、それからその他委員の方々におきまして、衆議院の委員長と折衝をお願いするというようなことを御促進頂きまして、先ほどの委員長のお言葉通り、早く一つ解決するように御努力のほどを特にお願い申上げて置きたいと思います。

第12回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第3号(1951/11/01、2期、日本社会党)

○内村清次君 この前の委員会のときに、大体交渉されるおかたがたの、まあ特に又紅露先生初め婦人のかたがたにお願いするということが話合いになつたことを私は聞いておりますが、そのときの交渉の状況をお話願えますならば、ちよつと聞かせて頂きたいと思います。実は私もこれは非常にいい問題をこの委員会は提起された、これは成るたけ一つ成功するようにと考えておるのでございますが、先ほど紅露委員も言われましたように、勿論委員長のほうにお任せして、その交渉の具体化を促進せられることも誠に私も結構と存じますのでございますが、紅露先生、あなたお出でになりましたが、どうですか、その点…‥。

第12回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第4号(1951/11/10、2期、日本社会党)

○内村清次君 先ほどの千田委員の質問に対して政府委員からの説明によりますと、その憲法違反の問題、それから行政訴訟に対する先行の問題、これは又私としても当時の事情から勘案いたしまして納得ができないのです。勿論この憲法二十九條におけるところの、財産権の不可侵の問題や、又私有財産に対するところの正当な保障の問題、これは私は重大な問題でありまして、この当時の情勢といたしまして、先ほどの説明では、国家がいわゆる国会をして法律立法ができなかつたのだ、だからしてその憲法違反の問題も、画然たる政府の責任というようなことも明確でないというようなことを言つておられたようでありますが、当時の混乱の状態であればこそ、……

第12回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号(1951/11/14、2期、日本社会党)

○内村清次君 ええ。混乱状態のときに高碕さんも当時非常な御面倒を見られたのでありますが、今回のこの法律案に、五万円以下の、在外公館に貸付けた金の額については、これは政府のほうではこれを切捨てるというようなことになつておりますが、そこであなたの、今これをまとめておられるというような立場にあられる状態からいたしまして、五万円以下のかたがたが一体どれくらいおるものであるか、そういう点おわかりでありますか。それから又金額その他につきましてのおわかりの分がありますか。
【次の発言】 人数だとか……。
【次の発言】 ただ私聞きたいのは、この法律の条文で、五万円以下の人たちは切捨てるということが条文にありま……

第12回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第9号(1951/11/28、2期、日本社会党第二控室(左))

○内村清次君 これはちよつと速記を止めて、懇談にしてお話になつたほうがいいのではないですか。この行先とか何とかいう問題は……。
【次の発言】 それでは視察の、調査の点につきましては、日程及び班の構成につきましては、それから調査地の点につきましては委員長に一任をいたしますから、それで各委員のかたがたの御意向を参酌して、調査ができまするように希望いたす次第であります。その動議を提出いたします。

第12回国会 予算委員会 第2号(1951/10/25、2期、日本社会党)

○内村清次君 私は一点だけちよつと津田局長に聞いておきたいことは、これは国鉄のこの予算関係、この予算の今回の補正について説明を聞いたんですが、この説明の内容につきまして、これは運輸委員会で、どうも運輸省との間においてまだ納得行かない点があるわけですが、先ほどの説明のこの改正要領の中に、国鉄運賃値上げに対する赤字関係が、国鉄補正予算面におきましては、旅客収入が六十四億円と、それから貨物の収入が百十七億円と、雑収が二十二億円の増収が見込まれておるけれどもが、とにかく物件費の値上りや給与改訂、輸送の増加に伴うところの石炭費、その他の経費の増加によつて差引百七十二億円が不足するという説明がなされたわけ……

第12回国会 予算委員会 第7号(1951/11/01、2期、日本社会党)

○内村清次君 只今の公述につきまして、一つその内容の点について御質問申上げますが、公述人の公述の中に、地方行政は徹底的な合理化による節減とそれから徴税に努力して、固定資産税等の再検討をして百億の補正予算は甘過ぎるのではないか、むしろ出さぬほうがいいのじやないか、こういうような御説明があつたようであります。これは現在の府県及び又市町村の今回の平衡交付金の増額についての熾烈なる要求に対しましてと全然意見が対立的な、公述であります。勿論現在政府のほうでも固定資産税の再検討はなされつつある状態であります。この固定資産税の増徴を以ちまして、一部市町村におきましては、或いは増額の点につきましても、一部何と……

第12回国会 予算委員会 第8号(1951/11/02、2期、日本社会党)

○内村清次君 私二、三点実は御質問申上げたいと思います。朝鮮動乱以来の特需收入を考え、又やはり一応の生産増強の点を考えて見ますると、先ほどお説のように、国民所得が増大しておるというその数字の明確さは別問題といたしましても、増大はこれを肯定しなくてはならないと思うのでありますが、この国民所得の増大というものが、現在の政府の政策によりまして、いわゆる国民の富の偏重でございますね、この差というものがどのような傾向になつておるかというようなことにつきまして、御意見がありますれば、一つお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 八月四日の閣議決定の、これは大蔵大臣の要望を申されたのでありますが、八十一億……

第12回国会 予算委員会 第10号(1951/11/06、2期、日本社会党)

○内村清次君 終戦処理費の業務費の今回の追加には補正といたしまして十三億七千五百万円、これが充当されておるようでありまするが、これは接収解除財産の補償に充当するということになつておりますが、この接収が解除されて行く財産のその内容ですね、土地、家屋だとかいうようなこともありましようが、そういう内容の点を一つ御説明願いたいのと、それからこれの今後接収を解除して行くという手続の問題ですね、そういう点をお話し願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、この十三億の数字というものはまだ架空なものであるという結論になりますか、あなたのほうでは何かこの解除を要求するような資料を以て、そうして今後折衝に当……

第12回国会 予算委員会 第11号(1951/11/07、2期、日本社会党)

○内村清次君 関連して。手続問題は大体わかりますが、この問題は例えば国家警察と、それから自治警察が並行してその町村内にあるという場合のときには、それはそういう廃止の住民投票がなされて、そうして今後これを国家警察のほうに吸收されるというようなことになりまするというと、国家警察だけはその町村に残りますが、そこに料立しておらない町村が幾らかありはしないかと思いますね。そういうような所に対して何か派出所的な問題を増設をして行く傾向がこの予算の中に織込まれておるかどうかという問題が残つて来ますわね。その点につきまして御説明を願いたい。
【次の発言】 現在住民投票がなされて、そういう一つの整理形態が今回の……

第12回国会 予算委員会 第12号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○内村清次君 実は只今人事院からもそれから大蔵省からも説明されたのでありますが、議員の手許には俸給表あたりは来ておりますが、資料は、どうですか。これはどうしたものですかね。予算は衆議院のほうは通つたというのですが、給与の法律案というものは出ていますか。
【次の発言】 これは実は毎回政府のほうでは予算通過後にこういう法律案を揃えて来る、これは全く政府の怠慢ですね。これは審議権を国会議員が持つておるのに、審議の対象になるところの、今言つたこれは重大な勧告はもうすでに人事院のほうでは八月にやつておる。而も又それを期待して公務員のかたがたは今日までその政府のベース・アップを望んでおる。こういう事態にま……

第12回国会 予算委員会 第14号(1951/11/13、2期、日本社会党)

○内村清次君 吉田総理の外交方針についてお聞きしたいのであります。日本国憲法公布記念式典に賜わつた勅語の一節に「即ち、日本国民は、みづから進んで戦争を放棄し、全世界に、正義と秩序とを基調とする永遠の平和が実現することを念願し、常に基本的人権を尊重し、民主主義に基いて国政を運営することを、ここに、明らかに定めたのである」。と述べられております。この憲法の理念は、日本国の一貫した国是として、国民も政府も協力してこの憲法を貫き通さねばならないという政治、外交の基調であるものと確信するものでありますが、然るに吉田総理の今回の講和条約、安全保障条約の調印式にあられました経緯につきましても、しばしば外交の……

第12回国会 予算委員会 第18号(1951/11/19、2期、日本社会党第二控室(左))

○内村清次君 ただこの質疑の日程が二十二日まででありまして、今日を除外いたしますと、あと三日間ですね、これで全体の質疑が終つてしまうかどうかという問題です。これは一応委員長のほうでは理事会におきましても、質疑通告者を勘案されまして、そうして日程が作成されたと思いますが、これは完全にそういうような質疑通告者を勘案した日程であるかどうか。
【次の発言】 ただ先ほど委員長のちよつと言われましたように、大臣の出席或いは時間嚴守、これが從来におきまして、そういう経緯のため或いは二十二日の最終質疑においては、まあ十二時頃まで無理してやるというようなことを、それでもまだ通告者が止むを得ず通告を取消さなければ……

第12回国会 予算委員会 第20号(1951/11/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 私はこの木村委員から、先ほど未復員者の問題の質問がありましたが、それに関連いたしまして、二、三質問したいと思います。厚生大臣も、先般未復員者の留守家族のかたがたが千鳥ヵ淵であのような祈りをなされた。これには総理の代理として、御関係になりましたからしてよく家族の気持もお知つてであろうと思いますが、先般私も吉田総理に、今後の未復員者の引揚について総理の今日までの外交の方針、とつて來られた経緯、これによつては今抑留されておりまするところのかたがたの地区の国が、これが感情的に日本に対して余り古くない状態であるからして、この未復員者が近い将來において、こういう留守家族の切ない希望に副うこと……

第12回国会 予算委員会 第22号(1951/11/24、2期、日本社会党第二控室(左))

○内村清次君 大蔵大臣と運輸大臣にちよつとお尋ねしたいのですが、先ほど小酒井委員からも実は国有鉄道の経理の問題につきましても質問がありましたし、大蔵大臣のお考えと又運輸大臣のお考え方は少し違つておるような私たちは感じがいたす。それは運輸大臣のほうは現在の公共企業体の経理状態が独立採算制のみによつて強行するということはもう一つ考え方も変えなくてはならんじやないかというような言葉が含まれておりますが、大蔵大臣はどこまでも独立採算制で行く、電化の問題も來年度もその方針で行くというような考え方で、今回の補正予算で約四百億ばかりの補正がなされたわけです。国有鉄道のほうでは白書を発表して、運輸收入において……

第12回国会 予算委員会 第25号(1951/11/30、2期、日本社会党第二控室(左))

○内村清次君 地方平衡交付金小委員会報告、地方平衡交付金につき、更に愼重なる審議を遂げるために設けられました小委員会の審議の経過並びに結果を報告いたします。  本小委員会は二十六、二十七、二十八、二十九、三十日の五日間に亘つて予算委員会から付託せられました今次補正予算計上の地方平衡交付金につき審議を行なつたのであります。なおこの間において一部の委員が本小委員会を代表して、関係筋に地方財政の現状並びにこれに対してとるべき措置につき意見の開陳、陳情せられたことを特に附言しておきます。さて本小委員会の審議に当つては大蔵大臣、自治庁長官、地方財政委員会委員長等の関係当局を招致し、平衡交付金に関連する事……

第13回国会 運輸委員会 第2号(1952/02/01、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 只今議題となりました議員派遣の件につきまして御報告いたします。  報告は広範に亘りますので、時間の都合その他によりまして原稿を委員長のほうで速記のほうに廻して頂きまして、速記によつて詳細は御覧願うことにいたしまして、ここでは極く簡單にその概要を御報告いたしたいと存じます。  今回の派遣議員は小酒井議員と内村議員でありまして、派遣地は名古屋、大阪、京都であります。視察の目的は陸上運輸の輸送状況、港湾の施設、海上保安の状況、気象台の状況、藤永田、日立桜島両造船所の状況並びに京都駅の改築状況及び京都市内の観光施設の調査等でありますが、視察中特に気の付きました点を二、三申上げて見ますると……

第13回国会 運輸委員会 第5号(1952/02/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 私は国鉄の二十七年度の予算関係について御質問いたしたいと思いますが、今回の内閣の改造によりまして運輸大臣として就任されました村上大臣は、本委員会におきましても、又運輸関係につきましても、よく御事情に精通せられたお方でありまして、二十六年度及び引続いての補正予算で見られまするような国鉄の予算の現状におきまして、而も又補正時期におきましては、鉄道の運賃改正がなされて平年度約四百四十億くらいの赤字が一応運賃、料金値上げによつて規正はされたというものの、どうしても現在の輸送要請及び又内部的な国鉄の整備の状態から考えて見ますると、本予算の額といたしましても二十七年度は二千九十九億、而も又二……

第13回国会 運輸委員会 第6号(1952/02/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 関連質問。只今の保安庁の増強の問題ですが、政府の企図いたしておりまする増強の性格というものが、これは一連の今回の行政協定によるところの、又は日米安全保障条約の協定の枠内においての増強と認められるのでありまするが、政府のほうでは海上保安庁法というものの改正要綱を決定したというような報道もされているのですが、こういうような政府の意図がこの海上保安庁のほうに伝わつているかどうか。又どういう構想で、只今言われた構想のみでなくして、全一般的に海上警備隊というような性格の構想の下にこの改正要綱というものが編成されておりはしないかという点について御説明願いたい。

第13回国会 運輸委員会 第7号(1952/03/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 これは前の委員会で私も質問いたしたわけでありますが、今回のこの行政協定のうちにおきまして、この輸送の便益、これが明確になつているわけですが、これに対する防衛分担金六百五十億のうち百億の問題は、この前聞いたのでありますが、ここでこの協定が発効をいたしました暁において、この現在の進駐軍関係の客貨車すべてが一応これは国鉄のほうに返されてそうして今後は国鉄はこの前の答弁に、コンマーシヤル・ベーシスの上に立つての輸送計画或いは又採算の支払がなされて行くと、こういろお話だつたのでありますが、この切替の時期の点についてお伺いいたしたいことと、それからこの分担金の会計制度というものは大蔵大臣の答……

第13回国会 運輸委員会 第26号(1952/06/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(内村清次君) 委員外の質問を許可頂きまして感謝いたします。実は時期的に相当緊急を要することだと、かようにまあ認定いたしまして国鉄総裁にお伺いしたいのです。それは先ほども委員長から議題として出されました国鉄職員に対する夏期手当の問題です。この夏期手当の要求に対しまして国鉄総裁としてどのような経過を辿られ、又どういう態度で臨んでおられるか、この点を今日は時間の制約もあるようでございまするからして、極く端的に私も質問いたしますが、総裁も一つ端的にお願いします。
【次の発言】 只今の御答弁ではこの夏期手当に対しましては総裁としても是非組合の要求の線に沿うて、その額の程度はまだわからないけ……

第13回国会 法務委員会 第27号(1952/04/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 先ほど佐藤法制意見長官の御答弁を聞いておりますと、とにかくこの両法案というものは日本国との平和條約の第十七條、いわゆるこの平和條約に日本政府は調印したのだと、而も又この條約の中の第十七條のb項によつて法制局としてはいわゆるこういう法案を作らなければいけなかつたのだと、こういうお話ですね。そこで問題は第三條にこの事件に対して原告又は被告として十分な陳述ができなかつたときは、この法律案によつて再審査を受けると、こういうようなことになるわけでありましようが、そのときにこういう事件が一体現在どれくらいになつておるかというような問題、同時に又先ほどの局長の御答弁によりますと、十分な陳述がで……

第13回国会 法務委員会 第28号(1952/04/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 只今の民事特別法の問題ですが、第二條にですね、「合衆国軍隊の占有し」と、こうありますね。この占有の問題はこれは例えば占領治下におきましての私有の財産を接収するんだと、こういうような形態のこれは字句ですか、接収をするという……。
【次の発言】 この占有している場合のときにおいてこれを又返還をするという事態は出て参りますか、この法律の内容として、返すというようなことが出て来ることに対しても適用されているのですか、どうですか。
【次の発言】 こういう場合はどうなりますかね、例えば家の占有、これは個人契約、承諾を以てしたが、例えば今あなたがおつしやつたような占有中に石垣が崩れた、それより……

第13回国会 法務委員会 第31号(1952/04/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 只今第二章の罪の各條各項で過失罪は構成しないと、こういうお話しでありますが、例えば第五條で規定されておりまする軍用に供するところの兵器ということははつきりこれは兵器、この兵器に対して本当の過失でやつた、それが認定関係で過失ではないのだという認定のほうも成立しはしないかという心配が一つありまして、それから又過失は罰せられないと言うが、それじやたとえ過失であつても、現にそういう兵器に損傷をした者に対しては雇用関係を解除するというような、これは罪には該当しないが併し解雇関係でこれを解決をする。ところがこれに対して第二條が又適用せられる。正当なる理由があるにかかわらず退去を命ぜられる。退……

第13回国会 法務委員会 第32号(1952/04/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 先ほど「防衛に関する事項」のうちの部隊の部隊数ですね、これは第三項の「運輸又は通信に関する事項」と関連、そのイと関連いたしますが、例えば部隊の数にいたしましても、輸送計画の上からして、車両編成が六両編成だと、そうすると一車両に対して隊員はやはりはつきり八十名乃至七十四名ということはきまつておるのですね、そうするとやはり日本の軍隊にいたしましても、あの太平洋戰争中においてもこれは今の終戰後の乗客のように詰め込みやしないのです。やはり座席を與えてやつておりますると、編成車両だけでわかつて行くのですね、部隊数は。そういう点もこの部隊数の中に入るかどうか、或いは又切離して第三項の「輸送の……

第13回国会 法務委員会 第36号(1952/05/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 この際私は委員長に一つお願いがありまして、委員会に是非一つ諮つてそれをやつて頂きたいのであります。それは先般の五月一日のメーデーの事件であります。講和の発効直後に起りましたこの事件は、一応法務総裁から本会議で報告されて、御質問もやつておられるのですが、この影響というものは相当将来に関連いたしまして重要な要素を含んでおりはしないかと思う。ただ本会議の報告の問題でこれを済まされない事件である。いろいろな角度から今後の状態についてこれは検討せなくてはならない要素が多分に含まれておると私たちは考えておるのです。そこで而も本委員会にも、又最近には破壊活動防止法案というものも出て参りますし、……

第13回国会 法務委員会 第44号(1952/05/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 ちよつと質問に入ります前に委員長に要求しておきたいことがございます。それは昨日吉田君から総理の出席を求めたいと、こういう発言があつたわけです。委員長のほうでも又御心配を頂いたことはこれはもう私よく存じておりますが、同じ時刻に今朝の新聞を見てみますと骨董品の展覧会ですか、それに出ておられるところの写真が載つているのですが、こういうことは大体前例がありまして、事いやしくも全部がこの破防法の問題の重要性に鑑みまして、そうして委員会も又民主的な運営がなされておりまする今日、総理が委員会の要求に対しまして国事のほかのことに行かれる、そうして国会を軽視されるというようなことはこれは私は委員長……

第13回国会 法務委員会 第45号(1952/05/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 ちよつとお尋ねしますが、只今の御公述の中に、公安審査委員の選定を、これは国会が責任を持つて、そうして選定をすれば、この案としては審査委員会というものが相当スムースに動くだろうと、まあこういう意味の公述をなされておるようでありますが、これは又国会の立場もいろいろ内部事情もございます。ただ問題は、この審査委員会の権限というものが、これは法案にもはつきり出ておりますととは御承知でありましよう。ただ私どもが心配いたしますことは、こういう行政的な裁判というものが新憲法においての司法の裁判権をこれを侵害していはしないかと、こういう一点が私たちは心配しておるわけでございますが、こういう点につい……

第13回国会 法務委員会 第46号(1952/05/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 宇都宮さんにちよつと……。先ほどの公述の中で、極左及び極右に対しても当然この法律は必要であるという前提の下に、外国の軍事的な意図と繋がつておるのだ、こういうようなことは、これは相当危險であるから防止しなければならん、こういうお話ですが、極右極左の外国の軍事的な意図と繋がつておるというこの事実、これをはつきり認識されてのお言葉でございますか。そういう仮定の下でございますか。この点一点。
【次の発言】 ただ軍事的意図との繋がりの点ですね、この点は今日は日本経営者団体連盟として、こういう経営者団体というものはいろいろ組織的にこういう御研究もなさつておると思うのですが、そういう繋がりがあ……

第13回国会 法務委員会 第50号(1952/06/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 それは明確にしておいてもらわんと、この破防法と関係があるのですから、第三条の政治上の主義だとか施策の推進だとか、ああいう問題と労働組合とがタイアツプしてそうしてストをやると、その政治ストの範囲で……、これは法務府の見解と労働省との見解を私たちは確めたいのです。これは重要な問題と思いますからね。

第13回国会 法務委員会 第52号(1952/06/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 今の御答弁によりますと、例えば私服が写真を撮ることも一つの公務として、これは計画的にあなたのほうではそういうことはしているのですか。問題はその点が大きな問題でありまして、この点をあなたのほうの常設的な職務権限の中にあるのだ、こういう御認定でいるのであるか。
【次の発言】 只今の吉田君が聞いたのは、現実のこれはおとといの事件を引例したわけであります。ああいうときに私服が入り込む。これは職務的に入り込むのかも知れませんが、そういう例えば学生と議員との交渉の場面を撮影する、こういうことによつて非常に学生は激高して行く、感情化して行く、こういうことはむしろあなたのほうでは注意をして、そう……

第13回国会 法務委員会 第54号(1952/06/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 ちよつと関連して。これは先般法務総裁にも私から、労働組合の正常な活動に対する制限、いわゆるその公安調査官あたりが制限するような、規制するような行為というものがこれによつて随時できる状態であつて、そのために非常にこの労働組合の活動というものが鈍つて来るのだ、こういう点に対してはどういうお考えかという点に対しては適確な答弁がなかつたわけですがね。そこで只今のに関連いたしますと、例えば実例を挙げて申しますと、先般の宇部の窒素の争議関係で、事務所破壞というような、爆発物の転送がなされておる、そうしてそれが家屋を損傷した、こういう事件ができておる。これは労働組合の正常な争議行為に出て、そう……

第13回国会 法務委員会 第55号(1952/06/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 いや、先ほどから政府委員の答弁を聞いておりますると、一松委員の政府に対する質問は、これはもう極めて社会的にも、知識のどちらかと申しますると高い人でないようなかたでもよく呑込めたこれは解釈です。又この解釈が恐らく只今特審局長が言われたようなことで基本になつて、調査官や或いは警察官あたりの一つの基準として教示もしようし、こういう通用範囲だということを明確されるでありましよう。併しながら片岡君が言いましたこの事例に対しましての答弁は、これは非常に私たちが聞きましても又この前私の宇部窒素の問題に関連した答弁にいたしましても、これは今日まで約一カ月間ばかりの審議の過程におきましても、政府委……

第13回国会 法務委員会 第59号(1952/06/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 五分も要らん。
【次の発言】 今の大野君の質問にマイクの問題が出たのですが、実は私もあの演壇に上つておつたのです。その情景はよく知つておるのです。あの本会議での法務総裁の報告のうちにマイクを使用したと、こういうことは、これは非常に重大な問題だと私思うのです。それは人民広場に行こうという緊急動議を提出するような一群だつたわけです。この一群に対して議長団はこれは防衛した。そうして重盛君は特に当時の関係者としてマイクを使用をしなかつたと、こう言われた。そうすると、人民広場の緊急動議の問題は、これは民主的に動議を採上げるということでなくして、自分であれを使用したということになる。あのメー……

第13回国会 法務委員会 第60号(1952/06/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 本破壞活動防止法案の重要性の点につきましては、私が更にここに語を継いで申上げないでもよくおわかりのことでありますが、ただ衆議院が四月の二十八日から本会議においてこれを参議院に送付いたしましてからこのかた、約一カ月半以上に亘るところの本委員会の審査に当りまして、総理がこの法案の重要性に鑑みまして、国民に対しまして現下の治安問題及び又この治安に重大な要素を持つておりまするところの国内経済の問題、国民生活の問題、こういう問題についての連関した所見を吐露せられまして、そうして真にその必要性の所見、これが我々委員会といたしましてはその所見の真意によりまして、そうして私たちは又この法案に対す……

第13回国会 予算委員会 第2号(1952/02/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 只今の口述で会計年度の長さの点にお触れになつておられましたが、憲法の八十六條には、これは明らかに、「毎会計年度の予算を作成し。」と、こう書いてあるのですが、この毎会計年度という年度の規定というものがお説によりますると、その長さが或いは一年になるか、或いは又それよりは幾らか長くなるというような弾力性が持たせてあるのだというようなお話であつたのですが、これは財政法の会計区分の章の第十一條に、「国の会計年度は、毎年四月一日に始まり、翌年三月三十一日に終るものとする。」こういうような法律があるわけですが、これと憲法の毎会計年度ということの先ほどのお説の相違はどう解釈してよいか、その点一つ……

第13回国会 予算委員会 第3号(1952/02/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 そうしますると今日の日程は一応この予算委員会でもこれは日程承認をいたした問題ですが、今日は大蔵大臣の提案説明が……。
【次の発言】 そうすると大蔵大臣の提案説明は九日になつたわけですね。そうすればただ財政法及び会計法の問題についてが主議題になるわけですね。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 先ほどの日程の工場見学の件ですが、波多野さんのおつしやるのはこれが若しできなかつた場合のことには一つその関係者をここに招致をして頂きたい。こういう動議ですが全然できないという結論は出ましたですか。困難だということはわかつておりますがこれはそういう証人喚問的なことだつたらば、相当日程の……

第13回国会 予算委員会 第4号(1952/02/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 これは理事会をお開きになりまして、そこで大蔵委員会に申込む原案をおきめになつて、今提出されたわけですが、ところがそれを又更に内容或いは字句という問題を理事会にそのままお任せするということは、ちよつと手続上おかしなようで、ここでちよつと暫らくの間、私も初めてでございますからして、三、四分間ばかり休憩して頂きまして理事のほうでもちよつと検討して見たいと思いますが、その上で理事にお任せするという……。
【次の発言】 「節度」というのをちよつと聞いたわけですが、とにかく濫に流れずに倹約をする、こういう意味の節度と、こういうお話のようでありまして、そうしますると、制限という問題の意味とは愛……

第13回国会 予算委員会 第12号(1952/02/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 議事進行について…。平林君の話を聞いておりましたが、これは国会議員といたしまして、国会議員は憲法を擁護するほうの立場になつておる。この憲法を即ち守つて行くべき立場の議員が、その憲法を突つめて行けば、或いは平和を乱すような発言をするというのは、これは注意すべき問題ではなかろうか。而もそれを承わつたところのいわゆる国民に対して憲法の趣旨或いは法律を守つて、そうして国民を擁護して行くべき立場にある者が、忠言を受取つてそうしてその通りにやつて行こうという発言は、これは非常に重大であると思う。こういうような考え方でこれは質疑の過程におきまして、そうしてその質疑が順調にやつて行けば、これはこ……

第13回国会 予算委員会 第13号(1952/03/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 先ほど通産大臣が、現在のポンド過剩に対する措置としてポンド圏向けの輸出を制限しなくちやならない、こういう御発言のようでありましたが、もともと通産省といたしましては、政府の一貫いたしました貿易対策によつて、国内の輸出を振興させて行く、生産を増強して行く、こういうような方策に助成的な役割を勤めておられたと私たちは考えておるのですが、そういう輸出抑圧の方針によりまして、この輸出関係の産業部門というものは非常な打撃がここに来はしないか。この点を恐れるわけですが、そのための対策として政府のほうでもその対策を練つておられるとは存じますが、先ほど木村委員からの発言に対しましての、ポンドの過剩の……

第13回国会 予算委員会 第16号(1952/03/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 議事進行について……。只今木村君から御発言のありました本予算案の編成については、憲法違反のかどがあるという点を指摘せられまして、この憲法違反の点を明確にしなければ、これを審議をすることは拒否すべきであるという御発言でございます。私といたしましても、今回の政府の編成をいたしました予算そのものにつきましての中に含まれておりまする防衛分担金、安全保障費その他のこの防衛関係費用というものは、これは明らかに憲法第九條の戰力保持の点につきまして違反の点がある。これを先ず改正すべきであるということの点については同意見でございます。この点は参議院といたしましては極めて重大でありまするからして、そ……

第13回国会 予算委員会 第25号(1952/03/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 議事進行について……。只今戦力及び行政協定に対しまする小委員会が設置されたのでありまするが、この小委員会の任務は、すでに予算委員会にも当初におきました重要な事項に対しまするところの問題を審査されることでございまするが、この審査の過程及び又その結論につきましては、是非この本委員会の討論の前に結論を一つ出して、そうしてこの委員会に諮るというような方法をとつて頂きますることを私は附加えてここに強く希望しておきます。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第13回国会 予算委員会 第26号(1952/03/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、国際関係の経済変動がありまして、それが直接日本の経済に及ぼして来て、現在見通しとして不況が続いている。これに対しまして、作目大蔵大臣は左藤君に対する景気挽回策を述べておられますからして、1の点は触れずに、ただ私は今回のこの予算の基礎でありまする産業面の税收入というものが、これがどういうふうにこの不景気の影響を受け、産業界のいわゆる全收入面に及ぼすところの影響というものがどのくらいの深刻さを持つているかという点について大蔵大臣にお伺いいたしたいのです。今回の税收入は、これは昨年度に比較いたしますると七百六十八億の租税收入の増を考えているわけであります。……

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/03/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 私は次の三点から大橋国務相に質問を申上げたいのであります。  第一は昨日説明の自衛力漸増計画、これをお配りになりましたが、これは全く私たちの期待に反した計画書であります。 而も又この期待に反したということは、現にこれは政府は両条約のこの条項によりまして、すでにアメリカとはやはり条約条文の規定によつて漸増計画を約束しておられる。勿論私たちはこれには不賛成であります。反対でありまして、而も又このような漸増計画というものが平和を乱すものであるというような観点につきましては、これは確固たるものがあるわけでございますが、併しこれを約束をされた政府の立場から考えて見ますると、条約条文の中にお……

第13回国会 予算委員会 第28号(1952/03/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 議事進行について委員長から是非次の問題について政府に質疑をして頂きたいのでございます。その動議を提出したいのでございます。  本予算委員会は、当初から政府の計画をいたしておりまする自衛力の増強計画が、これは本予算に対しまして直接大きな関係を有するものであるという見地に立ちまして、その漸増計画を政府に要望をしたのでありますが、一昨日の予算委員会に大橋国務大臣はこの増強計画を提出いたしたのでありますが、その際におきまして私は三つの点について質したのであります。その第一点といたしますことは、今回の政府の自衛力の増強というものは、平和及び安保両條約に関連をいたしまして、(「簡単に願います……

第15回国会 運輸委員会 第1号(1952/11/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 只今委員長から申され、ました理事の互選につきましては、先例もあることでございまするから、委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 今突然委員長のほうで散会だと、こう言われましたのですが、これはどういう理由で散会されるのか、その点が明確になつておらない。これは私たちもこの委員会を開くに当りましても、理事会の中でもやつぱりその時期の点については相当論議した問題でありまして、国鉄裁定の問題はもう急を要するんだという認定には、各委員のかたがたの一致した意見でありまして、その意見によつて明日と明後日ということに決定したのが、又協議変更になつたというような状態であ……

第15回国会 運輸委員会 第2号(1952/11/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 只今の動議に賛成いたします。

第15回国会 運輸委員会 第4号(1952/12/01、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 まあ通例としては各業務の説明をずつと次々と聞いておつたのですが、どうですか、そういうふうな形で今日もやりますか。
【次の発言】 国鉄裁定の問題は、御承知のごとく、国鉄が当局に昭和こ十七年度賃金の改訂に関する要求を出したのは二月です。そうして当局の態度が決定され、或いは公労法に基いて仲裁裁定を下したのが八月の十三日、こういう経路を辿つて、内閣の変更もありましたが、問題は二月にこの賃金の紛争が端を発しておりまして、すでに二十七年度におきましても、あと残り少い。而も又この要求の各点を見ましても、年末には是非とも解決をせなくてはならない大きな要素も含まれているのです。漸くにいたしまして、……

第15回国会 運輸委員会 第5号(1952/12/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 私は運輸大臣にお尋ね申上げますが、昨日の委員会で運輸大臣の答弁によりまして、今回政府が予算的にきめました国鉄の裁定問題に対する予算総則の総額、又これに対するところの裁定の第二項、第三項、第四項の自由な団体交渉権の確保、又この団体交渉によつて妥結をしました総額に対するところの予算総則との関連性、この関連性から来る国会の手続、又政府の態度、これも昨日の委員会におきまして運輸大臣の確答を得たわけであります。  そこで私は最後に昨日質問いたしましたこの問題は年末までにはどうしてもこれは解決すべき問題である、言い換えて申しますると、この特別国会の開会中において裁定問題というものは一応妥結を……

第15回国会 運輸委員会 第7号(1952/12/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 そうすると、今回の追加予算額では何ですか、ヘリコプターの購入ですね、これがまあ新規関係四億二千百五万一千円ですか、これが新規で、あとは政策的な問題はもうありませんか。どうですか。
【次の発言】 そうすると、港湾災害復旧事業費ですね、一億二千七百五十万円、これでですね、港湾対策としての災害復旧事業の何パーセントが完成するのですか。
【次の発言】 運輸省関係の予算はごの程度にして……これからはやつぱり担当官に、今言つた海上保安庁だとか、公安局だとか、こういうような予算と関連のあるようなことについては、もう少し詳しく聞きたいのです。それでこれは又各部の説明でやりまして、一応国鉄の予算の……

第15回国会 運輸委員会 第8号(1952/12/08、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 ちよつと関連しますが、これは平年度の旅客及び貨物の運賃改訂に対する増分ですかね。
【次の発言】 今年度の増収額は一割、貨物と旅客のほうと……。

第15回国会 運輸委員会 第12号(1952/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 只今私は緊急的な質問だと、こういうことで国鉄総裁に聞きたかつたのでございますが、今前之園委員の質疑の最後の段階にもお話があつたように、前之園委員の御心配又考え方に対しましても、私は殆んどそういうような考え方にも、内容につきましても一緒な考え方で総裁に一つ御質問申上げますが、私今日のラジオと新聞を見てみましたときにおいて、労組におきましては一斉賜暇の全国に亘る約八カ所くらいの賜暇がなされておる。この賜暇をやらざるを得ないような立場に追い込まれたことも、新聞及びラジオによつて見ますと、昨日の団体交渉におきまして当局は依然として閣議の決定の線から一歩も出ないと、こういうような態度の表明……

第15回国会 運輸委員会 第15号(1952/12/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 私はまあ甚だ重要な問題のときに、中村君からも法制局長に聞かれたことだと思いますが、丁度私聞き漏らしましたもので、これは二度或いはだぶつて済まないと思いますが、これは従来参議院の運輸委員会におきましても、第一回の裁定国会承認に対しては異なつた議決をやつております。第二回の問題のときにおきましても異なつた議決をやつております。併し第一回の場合と第二回の場合とは幾らかその内容の点におきましても違いますが、又含みの点におきましても違つておるように私は記憶しております。それでこれは中村君が聞かれたと思いますが、異なつたときにおいて裁定全体というものが無効になつて来るか、後段は私は聞きました……

第15回国会 運輸委員会 第19号(1952/12/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 私は只今議題になつておりまする公労法第十六条の二項に対する決議に対しまして、岡田委員から提出をせられました全部及び附帯決議に反対をいたしまして、只今中村委員から提出をせられました附帯決議を伴うたこの問題に対する議決に対しまして賛成をするものであります。  今回の国会承認にこの裁定が持込まれましたことは、すでに委員会といたしましてはこれは第三回目でございます。この国鉄が公共企業体に移行いたしましてから、経営内におきまする最もこの企業の生産的な、或いは社会的な業務に携わつておりまする従事員一同が結成をいたしておりまするこの労働組合の労働条件及び給与の問題に対しまするところの紛争につい……

第15回国会 運輸委員会 第21号(1953/02/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 質疑はこの次に譲つて私は結構と思いますが、これにつきまて、政府のほうからの資料の要求を出したいと思うのであります。よろしうございますか。
【次の発言】 一つは代理士の人数ですね、その団体数。それからその次が代理士の取扱う業務件数の概要、これは種類別にお願いします。それから第三点が、法第五条第二項に定める五名の経験者の閲歴。第四番目が、これは運輸大臣も御出席になつて閣議の決定がなされたかどうかわかりませんが、今回政府の、特に又これは本多国務相のほうで発表いたしております行政整理の関係なんですが、これによりますると、運輸省欄の試験免許というところに、海事代理士というのが載つております……

第15回国会 運輸委員会 第22号(1953/02/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 私はこの前の委員会のときに資料の提出を要求いたしましてそのうちに行政整理の管理庁案というのが、当時の新聞にも出ておりまして、運輸省関係においては、海事代理士の廃止、いわゆる整理項目の中に上つております。そうして見ますると今回のこの法律の改正というものはこれは無意味のように考えますし、この点は丁度政府のほうでも今月の十七日閣議で行政制度の改革についての協議があつておる、吉田総理もこの点に対しては力を入れておつて、推進を強く要望されたというなかから、本多行政管理庁長官から、この改革の案というのが示されたようですが、これは当時閣議に参画せられました運輸大臣としては、その間の経緯、と同時……

第15回国会 予算委員会 閉会後第1号(1953/03/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 大蔵大臣にちよつとお尋ねいたします。  政府は、今回の衆議院の解散は憲法七条で解散したようですが、この解散の憲法適用に対しましては、これは我我といたしましてもまだ意見があります。当然これは六十九条関係を適用すべきではないかという意見はありますが、この憲法の論議は別といたしまして、政府が今回緊急集会を求めて、暫定予算を財政法三十条によつて提出をした、而もその期限を四月、五月二カ月間、こうやつて暫定予算が出て参つておりますが、この二カ月間にした理由、その見通しの問題からいたしまして、この理由を明確にして頂きたい。
【次の発言】 只今の説明の中に、次の暫定予算も組まなくちやならんと、こ……

第15回国会 予算委員会 閉会後第2号(1953/03/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 この際、総理にお尋ねいたしますが、内閣の要請によりまして、今回憲法の条項に従つて参議院は緊急集会、これが召集されたわけです。ただ、私たちが、前国会におきましても、総理に日本の立憲政治の確立、即ち民主政治の確立、同時に又対外的な日本の危機に対しまして、これを外交にも又国内態勢におきましても、十分乗切つて行かなくてはならない重要な段階であるからして、総理においてはこの政治の状態に、民主主義の徹底を基礎とした、浸透した、又これが育成されて行く形の政治のあり方をとつて頂きたいということを私は質問したはずであります。これに対しまして総理は善処すると、こういうような御答弁であつたと私は記憶い……

第15回国会 予算委員会 第10号(1952/12/08、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 公述人のほうでは、現在の赤字が約六百億であると、こういうような公述をおつしやつた。併し昨年でございましたか、昨年は約五百五十億というようなことも聞いております。問題は赤字に対する政府が査定いたしております、又予算として出しておりますが、今回は二百億出しておるようですが、そういうような政府の決定によつて、この赤字というものはこれは府県の主張からいたしますると、これはもう事実解消しません。私たちが調査に各県に参りまして、府県の歳入及び歳出の状態を検討いたしてみましても、府県側の主張自体は現地においても確かに赤字があるように認めます。ところが問題は国会においてもこれは例年のことであるし……

第15回国会 予算委員会 第11号(1952/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 第二小委員会における審査の経過を御報告いたします。  第二小委員会は、昭和二十七年度一般会計予算補正、同特別会計予算補正、並に同政府関係機関予算補正のうち厚生省、運輸省、郵政省並びに労働省所管予算の審議を担当いたしたのであります。去る九日、十日及び十二日の三日間に亘り関係各省の政府委員の出席を求めて、慎重なる審査を行なつたのであります。関係各省の予算についての政府委員の説明及び質疑応答の細部につきましての報告は省略いたしまして、ここには所管各省ごとに問題となりました主な点のみを報告するにとどめたいと存じます。  先ず郵政省関係について申上げます。郵政省関係におきましては、簡易生命……

第15回国会 予算委員会 第12号(1952/12/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 本日から、参議院のほうではいよいよ本審査にかかることに相成りますが、二十七年度の補正予算に対しましては、衆議院のほうで昨日附帯決議を以てこれが通過したということを聞いておるのであります。そこで二十七年度の一般会計の予算補正に対しまする原案については、過般大蔵大臣からその提案の理由を本委員会に説明をしてあります。で、このことはそれでよいといたしまして、昨日附帯決議を以て通過いたしましたこの予算補正に対しましては、当然所管の大臣から、大蔵大臣から、その附帯決議の内容及びこれに対する政府の措置、これを本委員会に先ず冒頭に提案をせられまして、そうして説明をせられまして、本審査に入るべきが……

第15回国会 予算委員会 第14号(1952/12/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 大蔵大臣に一つ。私は先ず冒頭にこの国鉄の財政の自主権確立の問題について御質問をしたいのですが、今回の補正予算によりまして国鉄の二十七年度の補正がなされたのでございますが、今回は御承知のごとく職員の給与の問題について国鉄関係においては仲裁の裁定がなされた。又国鉄といたしましても、新線建設の問題は、依然といたしまして国論の動向でもありますし、審議会の決定によつて予定はされておりましたが未決定になつておつたところの新線の敷設が決定をする。又電化の問題にいたしましても、やはり継続的な国鉄を一連といたしました、東京及び姫路間の電化、東北の電化、こういうような直接継続的な電化の経費支出を伴う……

第15回国会 予算委員会 第15号(1952/12/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 議事進行について…。本委員会で大蔵大臣が確約いたしました補正予算に対する附帯決議に対する政府の措置、これの具体的な説明を直ちに提示をするように委員長から取扱つて頂きたいことが一点。  それから第二点は、これは先般問題になりました保安隊の編成及び装備の問題に対する理事会の決定、この事項に対しまして、委員長は直ちに木村国務大臣からの説明を聞き、審議をするというようなことを直ちにやつて頂きたい。
【次の発言】 この附帯決議の内容を只今提示せられましたが、これは予算審議上誠に重要でございまして、この審議に当りましては、本委員会といたしましても相当重要視して審議しなくちやならない関係があり……

第15回国会 予算委員会 第16号(1952/12/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 議事進行について。昨日本委員会で問題になりました資料が議院の委員会に配付されたわけでございますが、そこで大蔵大臣が言われましたこの予算の節約額が明確になつたようですが、一通り数字的な問題もありますからして政府のほうでこれを説明して頂きたいと思います。これを一つお願いしたいと思います。
【次の発言】 関連して。これは只今のお言葉はまあ政府が無理やりに、何と申しますか意見を統一をするというようなことで昨日無理やりに統一されたような感じがいたしますが、現に本多国務相は、昨日の衆議院の速記録に載つていたのですが、地方行政の委員会におきましてはこういうようなことを述べておられる。若し一律に……

第15回国会 予算委員会 第17号(1952/12/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 議事進行、暫時休憩の動議を出します。

第15回国会 予算委員会 第19号(1952/12/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、只今提案せられました一般会計予算補正の修正案並びに特別会計、政府機関の予算補正の撤回並びにそれの組替の要求に対しまして賛成の意を表したいと思うものであります。  本三派共同の修正案を、いずれも我が党本来の立場から見まするときには、極めてささやかな修正要求に過ぎないのであります。而も又、このささやかな修正案のいずれを見ましても当面極めて緊急なものでございまして、即ち公務員給与を人事院の勧告の通りに引上げることといい、平衡交付金を増額することといい、又中小企業或いは年末金融の拡大と申しましても、更に又米価の二重価格制、消費者米価の据置といいま……

第15回国会 予算委員会 第21号(1953/02/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 一点といたしましては、この建設委員会に只今の議案が付託せられておりますが、建設委員会の審議、それから議決の空気ですね、こういう点が私は重要な問題じやないか。で先ほども永井委員からも言われましたが、当然この問題はやはり予算を将来目的税として或る程度法律自体が拘束をして行く、前例になつて来る。こういうようになつて参りますると、予算委員会といたしましても、政府のこれに対する態度あたりは、当然これは問題にして行かなければなりませんが、併し予算委員会の実際の審議期間といたしましては、やはり来月いつぱいはこれはかかる予定でしようからして、そういう間にこれが法律化されて今の第三条の問題が法律化……

第15回国会 予算委員会 第24号(1953/02/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 そうしますと、只今の主要条件としては竪坑の採掘、こういうことになつて四百九十億ですかこれは五カ年計画、本年度にはどれくらい入つておりますか。
【次の発言】 只今本年度ですか、これは四千五百万トンですか、今の目標は。そうしますと、現在の情勢でこの目標まで達する見込があるかどうかということが一つ。それからただ差当つての高炭価に対して、もう本年度から幾らか炭価を安く引下げるというような良案があるかどうか、先ずこの二点について。
【次の発言】 それからこれは先国会でしたが、企業合理化等の法案が出まして、そうして減免の問題がありますね。これはこの炭鉱鉱業に対しましての設備合理化の問題に対し……

第15回国会 予算委員会 第28号(1953/03/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 衆議院におきましては、二十八年度予算は一昨日の二日に本会議で上げて本院に来ました。本日から日程によりまして総理の総括質問に入るわけであります。只今委員長は開会を宣せられましたが、吉田総理の御出席はない、これで吉田総理に対する総括質問ができるとお考えでございますか。私は吉田総理が御出席ないとすれば、質疑をするわけには行きません。私はこの際申上げたいことは、この参議院の審議に入りまして、常に大臣の出席、総理の又出席状態で円滑に議事が進んでおりません。こういうこと下は参議院の予算委員会の軽視でございます。この点を委員長はどうお考えになつておるか、総理はどういう理由で御出席ないか、この点……

第15回国会 予算委員会 第29号(1953/03/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 私は吉田総理に対しまして、二十八年度予算案審議の当初に当りまして、国民の最も聞かんといたしております国の内外の重要問題をお尋ねいたしまする前に、是非とも総理の心境と所見をお伺いしておかねばならないことがあるのであります。それは独立日本といたしまして新発足しまして間もない現下の険しい国際情勢に対処いたしまして、友好諸国との親善関係は勿論でありまするが、未調印国に対しまして、世界の平和のためにも国交を回復して親善関係を打ち立てまして、日本みずからの安全と生存とを確保して行かねばなりません重要なときに当りまして、又国内にありましては、国民と共にこの重大な危局を乗切つて行かねばならない重……

第15回国会 予算委員会 第30号(1953/03/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 只今の河野局長の発言のうちにこれ又重大な問題があります。これを債務と国が認むる前提として憲法八十五条によつて国会の承認を求めなくちやならない、それまでは対日平和回復の見積費としてそれが予算化されて、そうしてその今の予算書の中にも入つているのだ、こういうふうなことです。予算で国会の承認を求むることもあろうし、それから又国会にそれだけを切離して求めることもあると、こういうような発言内容であつたようですが、これは私は明確にしてもらわないと、八十五条の憲法の規定というものは、やはりこの債務の総額ですね、どれだけの総額を債務と認めてもらうか、国会に出する提前提とし或いは支払方法はどういうふ……

第15回国会 予算委員会 第31号(1953/03/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 私はこれは私の質問の際に重大でありますから、総理にお伺いをいたすわけです。で、これは総理の問題と関連した問題でありまするからして、而も又予算委員会といたしましては、重要な二十八年度の予算を審議するに当りまして、農林行政というものは、先ほど来各大臣が答弁をされますように、又委員が関心を持つておりまするように、日本の食糧問題というものは、これは重要な問題である。即ち食糧問題というものは独立後におきましては、これは第一番に取上げて行かなくてはならない問題である。国力の増強は先ず食糧の増強から入つて行かなくちやいかん、こういうような点でありまするからして、私はこの予算審議中に総理が罷免を……

第15回国会 予算委員会 第32号(1953/03/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 関連質問で……先ほど曾祢益君から外交の問題につきまして、縷々御質問がありました。その前提になつた問題と只今の問題に関連しまして……。初めて総理のこの楽観論に対しまする心境が明確にされたわけです。この問題は本会議でも、或いは衆議院の予算委員会でも、又私の質問の中にもその点は言つておりましたが、初めて心境がわかつたのですが、その心境の結論を申しますると、総理のほうでは手放しの楽観論はしておらない、これはまあ一つの前提でしよう、それから又問題は政治の要諦として国民に心配をかくるというようなことはこれはしないほうがよい、こういうような点が政治の要諦であるということで初めて心境がわかつた。……

第15回国会 予算委員会 第33号(1953/03/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 只今インフレに対して心配要らないというような断定がされておつたようでありますが、今回のこの予算計画によりまして、前年度に比べて、いわゆる外国為替や食糧管理両特別会計の剰余の問題がありましよう。それから又繰越金の剰余問題もあるし、それから貿易関係費の余りが相当ある、こういうような面からいたしましても、それから国債発行もやつておる、部分的なインフレの要因というものが各所に起つて来やしないか、こういう懸念もあるわけですが、こういう対民間の撒布超過に対しましての関係からいたしましても、どういうところで吸収をして、どういう原因でこのインフレは起らないという断定がされ」たか、この点を一つ。

第15回国会 予算委員会 第35号(1953/03/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 先般の理事会では、本日からの重要法案の審議に対しては総理の出席を要求する、これは決定した問題ですが、総理が出て来ておりませんが、どういうような状況になつておりますか。
【次の発言】 その点は質疑者関係におきまして、又委員のほうでも意思の表示もあろうと存じますが、理事会といたしましては、総理のほうはやはり国会を尊重してもらつて、この重要法案には、特に又今回の義務教育学校職員法案に対しましては、これは本会議で総理の出席がないから、特別に一つ出席してもらいたいということは強い意見であつたわけですが、渉外関係と、これは事前に政府のほうから通知をして、委員長がこれを了承したというような事実……

第15回国会 予算委員会 第36号(1953/03/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 只今の文部大臣の御答弁ですね、これは昨日の初任給の問題、給与差の問題、これで実は政府の答弁が食い違つておつたわけですが、まだ意見が統一しておらなかつたわけですが、それで委員長のほうから昨日閉会に当つては、政府の答弁を統一してもらいたいと、こういうような問題に対しての統一的な答弁ですか、この点から先ず確かめましよう。
【次の発言】 そうしますとやはりそれは委員会といたしましても、重要でございまして、これは全部の委員に一つ配つてもらいたいと思います。そうしてもらわないと審議にちよつと工合が悪いのです。私は個人的な岩間君だけの質問に対する答弁だと、こう思つたのですけれども、政府が統一し……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 人事委員会 第20号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(内村清次君) 私、地方行政委員長の内村でございますが、案は地方行政委員会におきましては、今回の人事委員会にかかつて、おります「一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案」、これと密接な関係がありますし、同時に委員会にかかつております政府提案の平衡交付金法の一部改正法案、このなかに、教職員関係即ち小学校、中学校それから高等学校その他という方々の単位費用の法律案がかかつておるのであります。ところが、たまたま今回の国会におきまして、自改の協定によるところの二十八年度予算案に五十億の平衡交付金の増額修正がなされております。そこで私のほうの地方行政委員会でも、この単位費用の問題が……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(内村清次君) 私も今回の院議によりまして派遣議員の一員として、昨日帰つて来たのでございますが、これはまあ各県の被害状況の基礎がどういうふうに集計されて、大蔵大臣の耳に入つたか知りませんが、これは熊本一県にしましても七百億を越すと、こう言つておるのです。この点は一つ認識して頂きたい。勿論熊本県におきましても、まだ阿蘇地区の白水あたりの被害状況の進度はつまびらかにされておりません。それで概算七百億以上だと、一県でですよ。そうしますると、福岡県、それから私は大分県、これを受持つて参りましたが、それにいたしましても、大分県は一応百二十億ぐらいと言つておりました。併しながら、全体を総合いた……

第16回国会 地方行政委員会 第1号(1953/05/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは只今から地方行政委員会を開会いたします。  ちよつと御挨拶を申上げます。このたび不肖私が議院の選挙によりまして、地方行政委員長になりました。地方行政に関しましては、私は従来も多大の関心を持つておりましたが、何分初めて地方行政委員会を担当することではありますし、この方面に関する経験も浅い者でありまするから、委員の皆様がたによろしく御指導をお願いいたしまして、委員会の運営につきましては、円満に行わせて頂きたいと存じます。何分よろしく御協力のほどをお願いいたします。(拍手)  ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは先ず理事互選に関……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1953/08/17、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  本日は、第一に、東京市政調査会の地方制度改革に関する意見を、その意見作成に携わりました東京大学教授杉村章三郎君より御説明を聞くことにいたしたいと存じます。同君を参考人として発言を許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 では同君を参考人として発言を許可することといたします。  それから選挙関係における学生の住所の認定に関する件について、東京都荒川区選挙管理委員長宮島幸太郎君から御意見を聞くことといたしたいと存じます。同君を参考人として発言を許可することに御異議ございませんか。

第16回国会 地方行政委員会 第2号(1953/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は、公報でお知らせいたしましたように、先ず地方財政の暫定計画について、政府側から説明を聴取することにいたします。  本日は、新任せられました地方自治庁長官塚田長官が見えておられますからして、新任の御挨拶がある予定になつております。自治庁長官塚田君に発言を許します。
【次の発言】 それでは武岡自治庁財政部長から御説明を願います。
【次の発言】 御質問ありませんか。
【次の発言】 ちよつと速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 他にありませんか。……それでは次の議題に入つてよろしうございますか。……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1953/08/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  地方行財政の改革につきましては、当地方行政委員会におきましても、継続調査事件として取扱つておるのでありますが、政府におきましても地方制度調査委員会に対しまして、その改革案の答申を求められておるようでございます。その答申案も近く地方制度調査会におきましては、各委員の熱心なる取扱いによりまして、その結論が出るということを聞き及んでおるのでございますが、この際、委員会におきましても、調査案件の継続審査の件もございまして、その状況につきまして、地方制度調査会の会長、前田会長からその調査会の状況をお聞きしたいというようなことで、今日前田……

第16回国会 地方行政委員会 第3号(1953/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは只今から地方行政委員会を開催いたします。  実は昨日委員長及び理事会を開催いたしまして、今日お手許にあります公報に掲載いたしておきましたように、地方行政の改革に関する調査、治安問題につきまして、日産化学の鏡工場の労働争議に対する警察介入の問題を治安上の問題といたしまして議題にする、それから若木委員から特に御要求がありまして、地方公務員及び教職員に対する夏季手当の問題、これを議題に供して開会するということを決定いたしたのでございます。以上の議題を以ちまして開会することに御異議がありませんか。
【次の発言】 それでは先ず日産化学の鏡工場の労働争議に対する警察介入の問……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1953/09/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  本日は地方制度調査会答申案の行、財政部会案に対しまして、市町村の各団体の代表の方々から参考人として意見を聞くことにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさよう決定いたします。  先ず委員一同に代りまして、委員長から参考人として本日御出席頂きました皆様がたに御挨拶を申上げます。各団体の地方制度改革案につきましては、去る八月十七日、十八日にお伺いいたしたのでありまするが、その後地方制度調査会におきまして、小委員会の作成いたしました当面答申を要すべき事項としての答申案が発表せられましたところ、その反響も大……

第16回国会 地方行政委員会 第4号(1953/06/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から委員会を開会いたします。  日産化学工業鏡工場労働争議に警察介入の事件につきましては、去る五月二十九日には在京の関係者から、参考人として事情を聴取したのでありますが、更に詳細に事件の内容を調査するために、前回の委員会における御意見もありましたので、改めて現地関係者を参考人として呼ぶことにいたしました。つきましては一昨日理事会におきましてまとまりました案を専門員から報告させます。
【次の発言】 如何ですか、よろしうございますか。
【次の発言】 それでは小林利吉国警隊長を呼ぶということに加入決定をいたしておきます。

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1953/09/09、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  本日は先ず地方制度調査会の行財政部会案に対しまして、府県代表の方々から参考人といたしまして意見を聞くことといたしますが、議題に入る前に委員一同に代りまして委員長から参考人の方々に御あいさつを申上げます。各地方団体の地方制度改革案につきましては、去る八月十七、十八日にお伺いいたしたのでございまするが、その後地方制度調査会におきまして小委員会の作成いたしました、当面答申を要すべき事項としての答申案が出されましたところ、その反響も大きく、又地方の各団体もこれに対しまして御意見を持つておられるようでございまするので、本委員会といたしま……

第16回国会 地方行政委員会 第5号(1953/06/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開催いたします。  公報に掲載いたしておりまするように、七月分及び本年度地方財政計画について先ず政府から説明を聴取することにいたします。塚田自治庁長官。
【次の発言】 それでは武岡財政部長。
【次の発言】 それからちよつと委員の方々に申上げますが、塚田長官は丁度衆議院の郵政委員会から出席要求がなされております。爾後の質問は成るたけ一つ大臣に質問して頂きたい。
【次の発言】 帰つて参ります。
【次の発言】 今資料の要求がありましたが、私からも先ほどの自治庁長官の御説明の中にもありましたように、地方の財政の赤字の累積、それからそういう箇所、原因、そう……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1953/10/09、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  議題の点に対しましてちよつと御懇談申上げたいと存じます。ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 それでは今日は時間の関係その他もございまして、先ず議員派遣報告に関する件から取上げまして、出張議員の方々の報告を頂きます。
【次の発言】 それから附加いたしまして、実は私も先ほど堀委員から一応調査の報告をなされました件に対しまして、実は京都市から招聘がありまして、京都市の財政及び行政の状況について、是非現地を見てもらいたいという要請がございましたからして、これは私及び専門員と二人同行いたしまして、京都市に立寄つたような次第でございます……

第16回国会 地方行政委員会 第6号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  去る六月二十二日の地方行政委員会におきまして、町村合併促進の件については、当初懇談という形式をとりたいというので速記を中止いたしまして石村委員より従来の経過、草案についての御説明があつたのでありますが、その後二、三の委員から、これを会議録に掲載するようにとの御希望もありましたので、石村委員の説明を当日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないようでございまするから、さよう取計らうことに決定いたします。
【次の発言】 只今加瀬委員から言われました本委員会で取扱つており……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1953/10/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします  昨日の委員会で町村合併促進に対して財政的な裏付を要望する要望書の作成を委員長に御一任になりました。そこで委員長は理事のかたと相談をいたしまして、次のごとき要望書を作成をいたしました。これを先ず附議いたしまして審議いたしたいと存じます。  先ず要望書を朗読いたします。    要 望 書  町村合併は各方面一致の要望であつて、地方行政上は勿論国政上もこれに期待するところ大なるものがある。併しながら、政府の方針のごとく、今後三カ年間に現在の町村数を三分の一に減少することは、実に明治二十二年の町村の大合併にも比すべき大事業であつて、政府……

第16回国会 地方行政委員会 第7号(1953/07/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より委員会を開会いたします。速記をとめて下さい。    午後一時四十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは只今の刑事訴訟法の一部を改正する法律案に対しましては、地方行政委員会としても法務委員会に合同審査を要求するということに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではそういうことにして期日の点につきましてはあとで又御相談申上げたいと思います。又法務委員会にも相談をして決定することにいたします。
【次の発言】 それでは只今から町村合併法案に対する小委員長の説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 只今石村小委員長から御報告がありました町村合併……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第7号(1953/10/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) では只今から地方行政委員会を開会いたします。  今月の十日に地方行政委員会の席上で、町村合併の促進に関する財政的要望につきましての決議がございましたが、この決議の取扱につきましては、委員長は十四日に、内閣総理大臣に対する要望書として、福永官房長官と面接をいたしまして委員会の状態を報告して決議を手渡しいたしておきました。官房長官から閣議においてこの点を総理大臣によく伝えるという確答を得ました。  それから又同日小笠原大蔵大臣にも面会をいたしまして、この決議を手渡しをいたしました。大蔵大臣から財政上困難であるが善処いたしますという確答を得ました。それから塚田長官には当日の委……

第16回国会 地方行政委員会 第8号(1953/07/13、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開きます。  公報にお示ししておりますように、消防施設強化促進法案を議題に供します。委員の方々の御質疑があります。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 それでは速記を始めて。  それではこの議題は今日はこの程度にいたしまして更に審議を続行することにいたします。
【次の発言】 次の議題は町村合併法案につきましての調査を議題に供したいと思います。前回の委員会で小委員長から町村合併法案の報告がなされております。これを委員会におきまして成案化するということになつておるのでありますが、その……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1953/10/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは只今から地方行政委員会を開会いたします。  地方行政の改革に関する調査のうち、災害その他地方財政需要の増嵩に伴う地方財政平衡交付金及び起債対策並びに地方税の減免についてでございますが、これは自治庁関係。理事会の決定後通知をいたして、本日塚田長官の出席を請うておりましたが、まだ出席いたしませんから、この問題は明日に譲りまして、地方税法の改正に伴う固定資産税の賦課について、この経過報告を聞くことにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 質疑はございませんか。
【次の発言】 奥野君、ちよつとお伺いしますが、この第七項の「日本国有鉄道が車輌、機械、……

第16回国会 地方行政委員会 第9号(1953/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  御紹介を申上げます。先般当委員会におきまして、委員の皆様がたから御推挙を受けまして、当委員会の専門員に任命せられました伊藤清君を御紹介を申上げます。
【次の発言】 それでは消防施設強化促進法案を議題といたします。質疑のあるかたは順次質疑をお願いします。
【次の発言】 他に質疑はございませんか……。別に御発言もございませんようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それではこれより討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ、賛否を明らかにしてお述べを願います。なお修正……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1953/10/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 地方行政委員会を開会いたします。  近頃凶作地地帯におきまして悪質金融機関のために不幸を招いておる農民が少くないといわれておりまして、本件につきましては一昨日の委員会におきまして質問もございましたので、本日は国警本部の宮地防犯課長、大蔵省の大月総務課長の出席を求めまして、監督取締の面から政府側の見解を承わりたいと思います。又闇米の取締につきましても国警側から当局の方針を説明してもらいたいと思います。そのように議題を取進めて行きたいと思います。では先ず国警本部の宮地防犯課長から……。
【次の発言】 それでは大月総務課長から……。

第16回国会 地方行政委員会 第10号(1953/07/16、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは只今から地方行政委員会を開会いたします。  地方行政の改革に関する調査中、町村合併促進に関する件を議題に供します。先委員会におきまして町村合併法案の條文の中に、林野庁関係の特例の点がありまして、今日は林野庁からは柴田長官が出席されております。委員の方々の御質疑をお願いします。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。
【次の発言】 それでは各委員のかたにお諮りいたします。これで委員会を閉じてよろしうございますか。
【次の発言】 それでは地方行政委員会を閉じます。    午後一時五十四分散会

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第10号(1953/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) では只今から地方行政委員会を開会いたします。  ちよつと委員長から政府側に御注意申上げますが、この地方行政委員会は四日間今日まで開催しておりますが、政府側の出席がないために非常に委員会の運営上困難いたしておるのです。特に又これはあとで委員の方々にも御相談しますが、災害その他地方財政需要の増加に伴う地方財政平衡交付金及び起債対策並びに徴税の減免に関する件、この議題は重要な時期的な問題でもありますからして、この点に対しましても委員会の開催期日も或いは委員の方々の御承諾を得て一日延会しなければならないという事態になつて来たわけです。その他の問題も委員会の運営上ずれて来ておりま……

第16回国会 地方行政委員会 第11号(1953/07/17、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  議題に入ります前に、委員の各位に御了解を得たいと存じますが、昨日の委員会の閉会直後に、実は衆議院の地方行政委員長の中井委員長から、本日地方制度調査会の地方財政部会が開会せられるから、この際、衆参両地方行政委員長の名を以て、次のような要請書を提出いたしたならばどうかというお打合せがありました。で、この要請書の内容を御披露いたしますと、    地方財政再建整備問題に関連して地方制度調査会に対し要請するの件案    地方財政再建整備に関する応急対策樹立方要請の件  一、要 請  現下地方財政の状況は極めて憂慮すべきものがあり、その根……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第11号(1953/10/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) これより地方行政委員会を開会いたします。  地方災害対策に関する件のうち、災害その他地方財政需要の増嵩に伴う地方財政平衡交付金及び起債対策並びに地方税の減免に関する件を議題に供します。水害被害が地方負担に及ぼす影響の問題から、政府の説明を聞きたいと思います。
【次の発言】 奥野税務部長に伺いますが、減免の減収関係の税ですね。これが大体推定四十億ぐらい、こういうふうなお話しだつたのですが、その推定は府県町村、これは一体どういうふうな考えですか。十三号台風以下或いはこの冷害関係でしようか。
【次の発言】 これは、そうすると報告分をあなたのほうで取りまとめた分ですね。

第16回国会 地方行政委員会 第12号(1953/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  地方行政改革に関する調査のうち、町村合併促進に関する件、町村合併促進法案を議題に供したいと思いますがよろしうございますか。
【次の発言】 それではそのようにいたします。  町村合併促進法案の委員会案の取まとめにつきましては、前回の委員会で懇談的に、従来出て来ておりました問題点につきましておきめを願いたいのであります。  ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  席上まとまりました点について、一応法文の形にいたすよう取扱いましたから、それについて御報告かたがた御説明を申上げます。  本日の委員会で委員会案として正式……

第16回国会 地方行政委員会 第13号(1953/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地行行政委員会を開会いたします。  石村君から町村合併促進法案の提案をなされておりますから発言を許します。
【次の発言】 本日は町村合併促進法案について、地方公共団体の代表者の方々から御意見を拝聴して、本法案審議の参考としたいと存じます。  先ず参考人の皆様がたには、御多忙中にもかかわらず、おいで下さいまして、本法案に対しまする重要な参考意見を申述ベて頂きますことにつきましては、委員一同に代りまして厚くお礼を申上げる次第でございます。  それから参考人の方々の御発言はどうか腹蔵のない御意見を頂きたいのでございまして、ただ時間の関係でお  一人の発言時間は十分乃至……

第16回国会 地方行政委員会 第14号(1953/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  前回に引続きまして自治大学校設置法案の質疑を行います。
【次の発言】 ちよつとお知らせいたしますが、只今大蔵委員会が愛知政務次官の出席を得て地方起債の秘密会に入つて、鈴木次長の出席を再度要求しておる、こういう状況でございます。そこで只今、文部省の大学学術局の稲田局長もすぐに来るように連絡をとつておりますし、勿論自治庁の公務員課長の山野幸吉君も来ておられますが、そこで皆さんがたにこの点をお知らせいたしまして、鈴木次長に質問がありますならば、一つこの際に……。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。

第16回国会 地方行政委員会 第16号(1953/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  昨日法務、地方行政連合委員会で、刑事訴訟法の一部を改正する法律案を審査いたしましたが、その結果当委員会といたしまして、同法案に対する取扱い方は如何することにいたしましようか。実は昨日連合委員会後に、地方行政委員の方々にお寄りして頂きまして、大体の意見を取まとめたわけでございますが、先ず申入書を案としてここにできましたが、これを一つ専門員のほうから、先ず読上げさせることにいたします。
【次の発言】 何か御意見がございますならば……。なければ法務委員会の委員長のほうには委員長をかしてこの取扱いをいたしたいと思いますが、そうしてよろ……

第16回国会 地方行政委員会 第17号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  地方自治法の一部を改正する法律案を議題に供します。政府委員から御説明をお願いいたします。
【次の発言】 速記をとめて。    午後二時十五分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……。  次に日産化学鏡工場の事件に警察が介入した事件については、すでに五月二十九日の当委員会及び六月二十五日の地方行政、労働連合委員会において参考人の公述を聴取し、政府委員等との間に質疑応答を重ねまして、一応事態の経過を明らかにすることができましたが、なお重要な若干の点について明確にする必要がありますので、本日齋藤国警長官の御出席を求めました。本件につ……

第16回国会 地方行政委員会 第18号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から委員会を開会いたします。  先に昭和二十七年の期末手当支給の件について奈良県知事から事情を聴取することになつておりましたが、奥田県知事は目下県の山奥の水害地を現察中であります。聴取のできる日にちを問い合せ中でありますので、判明次第時日を決定いたしまして、同君について事情を聴取することにいたしたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 なお、委員会の決定は証人として呼ぶことになつておりましたが、参考人としても差支えないと考えますが、この点御了承をお願いしたいと思いますが、如何でございましようか。

第16回国会 地方行政委員会 第19号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  公職選挙法の一部を改正する法律案を議題に供します。ちよつと速記をとめて下さい。    午前十時四十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。  別に御発言もございませんようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のおありのかたは、それぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。なお修正意見がございましたならば、討論中にお述べを願います。
【次の発言】 他に御発言ございませんか……他に御意見もないようでございまするが、討論は終局した……

第16回国会 地方行政委員会 第20号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  先ず道路交通取締法の一部を改正する法律案を議題に供します。質疑はございませんか……別に御発言もございませんようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それではこれより討論に入ります。御意見のおありのかたは、それぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。なお修正意見がございましたら、討論中にお述べを願います。
【次の発言】 他に御発言はございませんか……他に御意見もないようでございまするが、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第16回国会 地方行政委員会 第21号(1953/08/03、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは地方行政委員会を開会いたします。  今日委員長理事会を開催いたしまして、今後の委員会の日程を取極めましたことは、日程の案をお手許にお配りした通りであります。ただここで議決をしておかなくてはなりませんことは、人事委員会との合同審査の件でございます。これは一般職の職員の給与に関する法律の一部改正法案、それに対して地方行政関係とも関連がございまするからして、委員会の合同審査をする、その日程につきましては人事委員会と相談をして決定するということにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 そういうように決定をいたします。

第16回国会 地方行政委員会 第22号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  昨日の理事会及び委員会で御承認を願いました、先般来当委員会で取上げておりました熊本県の鏡支部の労働争議に対する警察官介入の事件でございますが、この事件関係に対しましては、去る二十七日の当委員会におきまして、一応委員会といたしましての取扱を終局するような形でおつたわけでございますが、翌日の熊本日日新聞には、この委員会の決定が非常に誤つた観点から報道されておるのでありまして、その報道の各責任部署に対しまして、これは非公式ではございましたが、この記事の面から来て、国警本部及び県本部、それから関係新聞社記者というような連繋の状況を取調……

第16回国会 地方行政委員会 第23号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) では只今から地方行政委員会を開会いたします。  斎藤国警長官から発言を求められておりますから発言を許します。
【次の発言】 御質問ありませんか。
【次の発言】 それではこれで鏡事件の問題につきましては、一応その後の問題、又警察関係の動向の点につきまして注視しておりました委員会の継続的な問題といたしましては、その動向を注視した上において、又考えて行くということでよろしうございますか。
【次の発言】 それではよろしうございますね。
【次の発言】 それでは次の議題に移りたいと思いますが、その前に今衆議院のほうで地方税法の一部改正法案に対しまして、修正可決されておるわけでござい……

第16回国会 地方行政委員会 第24号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 地方行政委員会を開会いたします。  本委員会におきましては、地方行政の改革に関する調査を行なつて参りましたが、その範囲広汎に亘り、未だ調査を終了いたしておりませんので、例によつて調査未了報告書を議長に提出すると共に、その内容については委員長に御一任を願います。又同件に関し継続調査要求書を本院規則第五十三条により提出い、たしたいと存じまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。なお報告書には多数意見者の署名を付することになつておりますので、御署名を願います。   多数意見者署名     石村幸作  堀  末治     館  哲二  西郷吉之助  ……

第17回国会 地方行政委員会 第1号(1953/10/31、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) これより地方行政委員会を開会いたします。  先ず調査報告書に関する件につきましてお諮りいたします。第十六国会閉会中は十一回も委員会を開いて、地方行政の改革に関し調査を行なつて参りましたが、規則第五十五条によりまして、会期の初めに報告書を議長に提出しなければなりませんので、つきましては未了の報告書を提出することにいたしたいと存じます。報告書の作製及びその他の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、報告書には多数意見者の署名を附することになつておりますので、御署名を願います。   多数意……

第17回国会 地方行政委員会 第2号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。奄美群島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案を議題といたします。  本日は参考人に御出席を願つておりますが、その前に石村委員から外務大臣に質疑があるとの通告を受けております。外務大臣は今衆議院の委員会に出席中でございますから、今外務大臣の出席を要求いたしておりますが、小瀧外務政務次官にでもいいということでございますから、先ず発言を許します。
【次の発言】 その点は今すぐ……、どうせ南方連絡事務局長からそういう点も含めまして参考意見として十分聞きまして、それから又南方事務局長は政府委員でございますから、逐次質問をして頂く……

第17回国会 地方行政委員会 第3号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  本日は外務大臣及び自治庁長官の出席のないために、明日の午前十時から開会いたしまして、本日は散会いたします。    午後四時散会

第17回国会 地方行政委員会 第4号(1953/11/05、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  奄美群島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案を議題に供します。
【次の発言】 実はこの前逐条の大体概括説明がなされております。そこでまあ資料の提出を求めまして、只今島村君から御質疑がありました政令の要点あたりも、資料として出してもらいたいということを要求しておきましたが、大体日にちも相当切迫いたして参りましたから、逐条説明に入る前に総括的な一般関連質疑をやつて行こうと存じておりましたが、何分外務大臣その他の出席も見られませんから、それでもう日にちも切迫いたしておりますから、混同しましてやつて行こう、こういう考えであ……

第17回国会 地方行政委員会 第5号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) これから地方行政委員会を開会いたします。  それでは只今から奄美群島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案を議題に供します。
【次の発言】 それでは午前中はこれを以て休憩をいたします。午後は二時から開会をいたします。    午後零時二十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引続いて委員会を開会いたします。  奄美群島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案を議題に供します。法案の逐条審議にはいります前に、政府のほうで予算措置を説明して頂きます。……それでは逐条説明も併せて進めて行きたいと思います。(「必要なし」と呼ぶ者あり)それでは質疑に入ります。

第17回国会 地方行政委員会 第6号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。
【次の発言】 只今秋山委員から動議が出たのでございますが、かねて各委員の皆さまがたの御意向もあるのでございますが、この点につきましての決議に対しましてどういたしましようか、御採択願いまして……、案文は実は委員長のほうで用意もいたしているわけでございますが、それを朗読いたしましてよろしうございますか。
【次の発言】 では、    要望書(案)    政府は、さきに地方制度調査会を   設置し当面の問題については既にそ   の答えを得ているのであつて、地方   制度の改革を目前に控えた今日、国   家的見地からいつて地方自治刷新上 ……

第18回国会 地方行政委員会 第1号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  地方財政計画に関する件を議題に供します。政府委員から説明を願います。
【次の発言】 それでは町村合併の予算関係はこれで一応打切りまして、次に冷風害対策に関する件、これを取上げて質疑を行います。先ず政府側の説明を……。
【次の発言】 質疑ございませんか。
【次の発言】 ほかに質疑ございませんか。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記をとつて下さい。  次に調査報告書の件についてお諮りいたします。本委員会においては地方行政の改革に関する調査を行なつているのでありますが、閉会中の期間も短かく、未だ調査を終……

第18回国会 地方行政委員会 第2号(1953/12/05、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  先ず町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案を議題に供します。先ず提案者からその理由を聞くことにいたします。衆議院の加藤精三君。
【次の発言】 本提出法案に対しましては質疑があると存じますが、次回の委員会に譲ることといたしたいと存じますがよろしゆうございますか。
【次の発言】 そのように取扱います。
【次の発言】 次に奄美群島復帰に関する件を議題に供します。同件に対しましては、先に参議院から調査団が派遣せられまして、調査団五名は四日の日に調査を終えて帰任いたしたわけでございます。問題の重点は、復帰の時期の問題で……

第18回国会 地方行政委員会 第3号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  先ず事業税の課税及び徴収に関する件を議題といたします。本件に関しましては、東京都主税局長細田義安君、全国事業税対策協議会代表国井秀作君の両君より参考人として意見を聴取することにいたしております。参考人の方々にはお忙しいところわざわざ御出席下さいまして、委員一同に代りまして委員長より厚くお礼申上げます。では先ず東京都主税局長細田義安君からお願いをいたします。
【次の発言】 次に全国事業税対策協議会代表国井秀作君。
【次の発言】 そこで参考人にちよつとお尋ねいたしますが、先ほど参考人の言葉の中にもありましたが、現実、東京都が、これ……

第18回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案を議題に供します。今日は提案者の加藤精三君も出席されておりますから、先ず質疑に入りたいと思います。
【次の発言】 ほかに御質問ございませんか。
【次の発言】 今石村君から質疑打切の動議が出ましたが御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは異議ないものと認めます。  それではこれより町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案につきまして討論に入りたいと思いますが、御意見のあるお方はそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。なお修正意見がございましたら討論……

第19回国会 地方行政委員会 第1号(1953/12/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  第十九回国会の初めの委員会に当りまして、調査承認要求の件についてお諮りいたします。  本委員会において、今後も各種の方面に亘つて調査活動をするわけでありますが、つきましては調査事件の調査承認要求書を本院規則第三十四条により議長に提出することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。専門員より概略の説明と案文を朗読させることにいたします。
【次の発言】 以上のような調査承認要求書を提出することといたしますが、一応案文の字句等の訂正も考慮し、手続等に関しましては、委員長に御一任願うこ……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1954/08/02、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  先ず、七月二十日の理事会で打合せいたしました事項を簡単に御報告申上げます。実は七月の二十品に理事会を開きまして、地方行財政の調査一項に関しまするうちに、地方財政の窮乏の状態が点々として新聞その他に現われて参りましたからして、この面の調査をしたならばどうかという点。それから町村合併の状況が全国的に促進されて来ておりまするが、その合併途上におきまするいろいろな問題点、こういう点、調査したならはどうか。それからこれは継続審査になつております公職選挙法の一部を改正する法律案、その他の政治資金規正の法案、こういう問題につきまして一応継続……

第19回国会 地方行政委員会 第2号(1954/02/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは只今から地方行政委員会を開会いたします。報告いたします。  実は二月の二日に委員長理事会を開会いたしまして、休会明けの国会に委員会に付議されまする法律案件につきまして、委員会の運営について御相談を申上げたわけでございますが、大体予定案件はお手許にありまする自治庁関係が十件でございまして、そのうちに只今衆議院の選挙特別委員会のほうに付議されておりまする公職選挙法の一部を改正する法律、これが今法案としては一件かかつておるようでございます。そこでまだ法案の提出の見通しが明確でございません。ただ、警察制度改正要綱はこれはお手許に配つてありますが、これに関連いたしました法……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1954/08/03、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  去る七月十二日から十六日までの湯に第一班は山形県、福島県に石村理事と私、第二班は三重県、和歌山県に小林理事と寺本委員が改正警察法、改正地方税法、町村合併促進法の実施状況その他一般地方行財政の諸問題について調査して参りましたが、本日はその議員派遣の報告をして頂くことといたします。  第一班石村君より派遣報告をお願いたします。
【次の発言】 それでは第二班の小林君お願いたします。
【次の発言】 只今第一班及び第二班から派遣議員の報告がございましたが、この派遣議員の報告に対しまして御質疑はございませんか。

第19回国会 地方行政委員会 第3号(1954/02/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは只今から地方行政委員会を開会いたします。  議題は、昭和二十九年度地方財政計画に関する件でございますが、この議題に入る前に、塚田長官のしばしばの言明に対しまして、秋山委員から発言を求めておられます。どうぞ……。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 今の問題には御返事はありませんね……。
【次の発言】 それでは議題に入りまして、昭和二十九年度地方財政計画に関する件を議題に供します。  政府のほうの御説明を願います。
【次の発言】 それでは次に地方税の説明を奥野政府委員から。

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1954/09/13、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは、只今から地方行政委員会を開会いたします。  実は理事会の決定に基きまして、今日の委員会を開会したわけでございますで、理事会では、前委員会の各委員からの要請もございまして、八月の終り又は九月の上旬というような委員会開催の希望でございましたから、八月の二十八日に理事会を開きまして、委員会開催の議事日程の点についてお諮りをいたしたわけです。丁度お手許にありまする地方行政委員会の日程につきましては、実は理事会では、この項目、即ち公職選挙法の一部を改正する法律案、それから地方行政の改革に関する調査として町村合併促進に関する件、それから地方財政に関する件と、この三つの議題……

第19回国会 地方行政委員会 第4号(1954/02/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  実は理事会を開催いたしまして、只今お手許にお配りしてありまする今日の審議日程の案件について理事会で決定をいたしました。そこで第一は、地方行政の改革に関する調査案件中、交通事件の即決裁判に関する件、これの提案説明をお聞きいたしまして地方公共団体における臨時職員の取扱方に関する件、一月三十日国鉄前における負傷事件に関する件、この三つを審査案件といたしました。  そこで、お諮りいたしますが、第二の地方公共団体における臨時職員の取扱方に関する件の参考人といたしまして、全日本自治体労働組合委員長の占部秀男君、それから東京都人事部長の羽田……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1954/09/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) では只今から地方行政委員会を開会いたします。  公職選挙法の一部を改正する法律案(参第一二号)、(参第十号)を議題に供します。  それから今後の審議の方法ですが、昨日は衆議院関係の五党会談における公職選挙法の一部を改正する法律案についての大体のまとまり及びまとまらない点、こういう点を法制局から聞いた若けでございますが、この法制局の説明しました資料は、お手許に配付されてあります公職選挙法及び政治資金規制法改正案要綱、これでございますが、これとそれから又お手許に配付してありまする緑風会から出されました公職選挙法の一部を改正する法律案(参第二一号)、この要綱ですね、この要綱に……

第19回国会 地方行政委員会 第5号(1954/02/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  先ず参考人に関する件についてお諮りいたします。一月三十日国鉄庁舎前における負傷事件に関する件の参考人といたしまして、警視総監田中榮一君、丸ノ内警察署長石田昇君、日本国有鉄道総裁長崎惣之助君、日本労働組合総評議会総務部長大場近信君。地方公共団体における臨時職員の取扱方に関する件の参考人としまして、神奈川県副知事矢柴信雄君、川崎市助役原保雄君、全日本自治体労働組合委員長占部秀男君から意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。ではさよう決定いたします。

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1954/09/15、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  先ず理事の辞任及び理事補欠互選の件につきましてお諮りいたします。理事小林武治君より理事辞任の旨の届出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 では右様決定いたします。  石村幸作君の委員の辞任により理事に欠員が生じました。又今回の小林理事の辞任に伴い、理事補欠互選をすることといたしますが、補欠互選の方法につきましては如何いたしましようか。
【次の発言】 只今の伊能君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないようですから、委員長から指名することといたします。  では、館哲二君、川……

第19回国会 地方行政委員会 第6号(1954/03/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  公職選挙法改正に関する小委員につきましては、二月二十六日委員会の議決によりまして、委員長から指名をいたします。堀末治君、石村幸作君、小林武治君、若木勝藏君、松澤兼人君、笹森順造君、加瀬完君、以上七名を右小委員に指名いたします。なお、小委員会の開催は明日午後一時からお開き願いまして、小委員長の互選と審議事項その他について御相談をお願いしたいと思います。
【次の発言】 次に、地方行政の改革に関する調査中、町村合併の推進状況に関する件を議題に供します。
【次の発言】 ほかにございませんか。

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1954/09/16、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは地方行政委員会を開会いたします。  地方財政の改革に関する調査の件を議題に供します。本日は地方財政に関する件を議題に供します。
【次の発言】 鈴木部長は先ほどこちらのほうに、国会のほうに登院したいというような話でしたが……ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 今大蔵政務次官が十二時から止むを得ない用件のために委員会をはずされますが、又昨日災害問題で大蔵省のほうも一つ呼んでもらいたいという要求も松澤委員からございましたので、自治庁に対する質疑の前に、できますなら一つやつて頂きたい。それからほかの委員のかたがたも時間が極く僅少で甚だ……

第19回国会 地方行政委員会 第7号(1954/03/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは只今から地方行政委員会を開会いたします。  委員のかたがたにお諮りすることがございますが、只今委員会開会前に委員長、理事の打合会をいたしまして、公職選挙法の改正小委員会、これに付託します法律案及び又その審議日の件につきまして御相談いたしました結果として、審議日は本委員会の審議日であります月木金を除いた火水土に開会をして審議するということに一応きまりました。同時に只今付託すべき法律案が四件出ておりまして、この四件の法律案は一応本委員会で提案理由の説明を聞く、この日にちを明日に聞くことにいたしまして、それから小委員会のほうで審議をして頂く、こういうふうなことでござい……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第7号(1954/10/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記をとつて。  去る九月二十日、川村理事は本委員を辞任され、再び二十四日本委員となられました。つきましては、委員辞任と共に理事の地位も当然なくなり、理事補欠互選を行ないたいと存じます。理事補欠互選の方法は如何いたしましようか。
【次の発言】 只今の伊能君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めまして、では、委員長から理事を指名いたすことにいたします。川村松助君を地方行政委員会理事に指名いたします。
【次の発言】 次に参考人に関する件についてお諮りいたします。明後日の二……

第19回国会 地方行政委員会 第8号(1954/03/09、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  議題に入る前にお諮りしたいことがございます。先ず議員派遣に関してでございます。去る三月四日町村合併促進に関して議員派遣を行うことを決定いたしましたが、この際併せて警察制度に関しても実地調査をすることにしては如何かと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 なお、本件に関しまして、派遣委員の選定、派遣地その他の手続に関しましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさように決定をいたします。

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1954/10/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは、地方行政委員会を開会いたします。  地方行政の改革に関する調査、昭和三十年度地方財政計画に関する件、地方財政の赤字対策に関する件、災害に対する地方財政の措置に関する件、町村合併促進に関する件を一括いたしまして議題に供します。
【次の発言】 ちよつと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それでは次の議題に進みたいと思いますが、御異議ございませんか……。  塚田長官はおたちになりますから、実は私三点だけちよつとお伺いしたいと思うのであります。これは次の議題にも入る前でありますから……。実は最近世論機関でも相当取上げており、特に又現在地方自治上……

第19回国会 地方行政委員会 第9号(1954/03/12、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  先ず連合委員会についてお諮りいたします。公職選挙法の一部を改正する法律案(閣法第七五号)について、去る三月九日文部委員会より連合審査の申出がございましたが、本件に関し文部委員会の連合の申出を受諾することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして、その通り取扱います。
【次の発言】 次に、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由説明を聴取することにいたします。青木自治政務次官。
【次の発言】 これを以て提案理由の説明は終りました。本法律案は公職選挙法改正に関する小委員会……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1954/10/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします、  地方行政の改革に関する調査のうち、日本製鋼所室蘭製作所争議における警察の関与に関する件を議題といたします。  それから委員長から御報告がございますが、公報所載の参考人の件につきましてでございます。日本製鋼所室蘭製作所新労働組合書記長池見恒夫君の代りに同組合法規対策部長青野二郎君を、参考人といたしまして本日見えておりますから、参考人とすることにいたしました。右御報告いたします。  それでは参考人の方々に一言御挨拶申上げます。参考人の方々にはお忙しいところにもかかわらず御出席下さいまして、委員会を代表いたしまして、委員長より厚くお……

第19回国会 地方行政委員会 第10号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 地方行政委員会を開会いたします。  質屋営業法の一部を改正する法律案を議題に供します。犬養法務大臣が神経痛のために御出席がありませんから、斎藤国警長官から提案理由を聞きます。
【次の発言】 補足説明がありますならば一つ……。
【次の発言】 ちよつと、この法案は予備審査の関係もありますし、何か委員の各位から資料の要求があればこの際資料の要求をして頂いて、あと地方財政計画が、今政府のほうも来ているようでございますから、それと代りたいと思いますが。
【次の発言】 この議案を取扱うときに厚生省からも呼ぶことにいたします。

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第10号(1954/11/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは、只今から地方行政委員会を開会いたします。  十一月二日の理事会におきまして、次回の委員会の開催日について協議いたしましたところ、二十四日頃を目途として委員長にその開会の日程は一任のことに決定いたしましたから、委員長におきまして、諸般の事情も考えまして、二十五、二十六、二十七日の三日間委員会を開催することに御通知申上げました次第でございます。そこでその案件につきましては、公報を以てお知らせいたしましたように、公職選挙法の一部を改正する法律案、これは継続審査の案件三つでございます。それから警察費に関する問題で地方行政の改革に関する調査、この警察費に関する件は、これ……

第19回国会 地方行政委員会 第11号(1954/03/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  昨三月十七日附を以ちまして、地方税法案ほか三件が本委員会に付託されました。即ち、地方税法の一部を改正する法律案、入場譲与税法案、昭和二十九年度の揮発油譲与税に関する法律案、地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案であります。地方税法の改正を中心とする地方税制の改革については、公聴会を開くことにいたしたいと思いまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさよう決定いたします。  次に事件の名称は、地方税法の一部を改正する法律案と先に述べました三法律案とし、公聴会の問題は「地方税法の改正を中心とする地方税制の改革について……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第11号(1954/11/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  ちよつと速記をとめて。    午前十時三十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。  それでは暫時休憩をいたします。    午前十一時二十七分休憩

第19回国会 地方行政委員会 第12号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  先ず地方税法の一部を改正する法律案の提案理由を自治庁長官から聞くことにいたします。
【次の発言】 それでは入場譲与税法案、昭和二十九年度の揮発油譲与税に関する法律案、この三案を一括して提案理由を塚田国務大臣から説明を聞きます。
【次の発言】 それでは次に、地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案の提案理由をお願いいたします。
【次の発言】 次に、地方財政法の一部を改正する法律案の提案理由を伺います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。それでは地方財政平衝交付金法の一部を改正する法律案の説……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第12号(1954/11/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは、只今から地方行政委員会を開会いたします。  公職選挙法の一部を改正する法律案(参第五号)、(参第十二号)、(閣法第七号)を議題に供します。  ちよつと速記をとめて。    午前十一時三分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。  当委員会におきまして、継続審査を行なつて参りました公職選挙法の改正に関する三法案は、今日まで委員各位の御熱心な御検討を願つて参りましたが、何分重大な案件でありますために、未だ結論を得るに至らないのであります。そこでこの三法案は、挙げて来たるべき国会に持ち込み、引続き検討を重ねて行きたいと存じますが、さような取扱いにいたして御異議ございま……

第19回国会 地方行政委員会 第13号(1954/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) これより地方行政委員会を開会いたします。  地方行政の改革に関する調査のうちの昭和二十九年度の地方財政計画に関する件を議題に供します。
【次の発言】 そこでちよつと関連して自治庁長官に、先ほど秋山君との質疑を聞いておりますと、これはこの前の委員会でしたか、そこで財政自害とも言うべき地方財政の状況報告、これは内閣総理大臣、吉田茂から参議院議長河井彌八殿とやつた正式の内閣の報告害、この報告書によつて自治庁から出版されたこれは恐らく内閣総理大臣の名前で正式に議院に報告されたことであるからして、所管大臣であるところの自治庁長官も責任を持たれたところの白書だとこら報告書を認めるわ……

第19回国会 地方行政委員会 第14号(1954/03/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  公職選挙法改正小委員会の審議状況について、堀小委員長から発言を求められておりますから、これを許します。
【次の発言】 これに質疑はございませんですか。
【次の発言】 それでは次の議題に入りまして、地方税法の一部を改正する法律案、入場譲与税法案、昭和二十九年度の揮発油譲与税に関する法律案、以上の補足説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 それでは補足説明はこれで終りましたから、質疑はこの次に廻しまして、何か資料の要求がございましたら。
【次の発言】 その点は又委員部その他と連絡をとりますから……今のは御納得が行きましたね。

第19回国会 地方行政委員会 第15号(1954/03/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) これより地方税法の一部を改正する法律案、入場譲与税法案、昭和二十九年度の揮発油譲与税に関する法律案、地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案につきまして、地方行政委員会の公聴会を開会いたします。  開会に当りまして、公述人各位に御挨拶を申上げたいと存じますが、公述人として御出席を頂きました各位は、本日御多用中お繰合せ頂きまして、この公聴会においでを頂きましたことを厚くお礼を申上げます。  昭和二十五年度に制定せられました現行地方税法はシヤウプ勧告を基礎として制定せられたものでありますが、その後の実績と運用に鑑みまして、政府はここに大幅な改正の必要を認め、地方税を改正す……

第19回国会 地方行政委員会 第16号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  先ず本日の委員会において、地方自治団体の財政の実情について、並びに地方税法の一部を改正する法律案ほか三件について、それぞれ参考人をお呼びしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 では参考人を呼ぶことを決定いたしまして、その人選等につきましては、委員長に御一任願うことといたして御異議ございませんか。
【次の発言】 では、さよう決定いたします。
【次の発言】 これより議題に入ることといたします。地方自治団体の財政の実情に関する件を議題にいたします。本件につきましては石川県知事柴野和喜夫君、大阪府高槻市長阪上安太郎君……

第19回国会 地方行政委員会 第17号(1954/04/01、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 地方行政委員会を開会いたします。  今日は塚田大臣及び政府委員の出席がないため、委員会は散会いたします。    午後二時五分散会

第19回国会 地方行政委員会 第18号(1954/04/05、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは地方行政委員会を開会いたします。  本委員会に付託されております地方税法一般関係につきましては、まだ予備審査の段階で、衆議院から一つも出ておりませんが、この点につきまして、自治庁の鈴木次長から衆議院の審議の状態を御報告願います。
【次の発言】 只今堀委員、又石村委員から御質問になつたように、又政府のほうから御答弁があつたように、この税法に関する諸法案の衆議院の情勢というものが政府もまだどうなるかわからないという状態ですし、この参議院での予算問題にもその前提条件がやかましく言われたような情勢でもございますからして、当委員会としては成るたけ促進して行きたいというよう……

第19回国会 地方行政委員会 第19号(1954/04/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは地方行政委員会を開会いたします。  質屋営業法の一部を改正する法律案を議題に供しますが、先の委員会におきまして、公益質屋の全国の状況、それから民間質屋関係の全国の状況についての資料要求がございましたので、この資料に基いて先ず厚生省の社会局長から公益質屋関係の資料について説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 それでは中川刑事部長。
【次の発言】 それでは各委員のかたがた御質問を。
【次の発言】 それでは条文の説明を中川刑事部長から伺います。
【次の発言】 御質問ございませんか。
【次の発言】 ほかに御質問ございませんか。

第19回国会 地方行政委員会 第20号(1954/04/09、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは地方行政委員会を開会いたします。  本日は、政府の都合によつて散会いたします。    午後二時十九分開会

第19回国会 地方行政委員会 第21号(1954/04/12、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  地方行政の改革に関する調査案件中、昭和二十九年度地方財政計画に関する件及び地方団体の財政の実情に関する件、年度末及び年度初めの短期融資に関する件、地方交付税の概算交付の遅延に伴う措置に関する件を一括議題に供します。  この案件中、年度末及び年度初めの短期融資に関する件、地方交付税の概算交付の遅延に伴う措置に関する件、この案件につきまして、先ず政府からの御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 委員のかたから御質疑はございませんか。
【次の発言】 御質疑はございませんか。

第19回国会 地方行政委員会 第22号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  先ず公職選挙法改正に関する小委員長堀末治君より、同小委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。
【次の発言】 只今堀小委員長より報告がございましたが、小委員長報告通り一、公職選挙法の一部を改正する法律案(閣法第七号)、二、公職選挙法の一部を改正する法律案(閣法第七十五号)、三、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案は、これより本委員会において審査をすることにして御異議ございませんか。
【次の発言】 では次に、これより国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案を議題と……

第19回国会 地方行政委員会 第23号(1954/04/16、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  先ず入場譲与税法案、次に地方財政法の一部を改正する法律案、この二法案を議題に供します。同法案は衆議院から修正議決で送付されておりますが、この修正案に対しまして、衆議院の加藤精三君から修正案についての提案理由の説明を聞きます。
【次の発言】 只今加藤精三君から修正案の説明がございましたが、入場譲与税法案及び地方財政法の一部を改正する法律案のこの修正案の質疑に対しましては、次回に譲りたいと思いますが御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは、そのように取計らいます。

第19回国会 地方行政委員会 第24号(1954/04/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは地方行政委員会を開会いたします。  先般本委員会から派遣になりました大阪、奈良県を視察されました堀委員から、代表して視察報告をお願いいたします。
【次の発言】 次に長野県及び愛知県を視察されました秋山委員から代表して視察報告をお願いいたします。
【次の発言】 只今派遣議員の代表から御報告がございましたが、ほかの委員のかたがた御質疑はありませんでしようか……。  それでは派遣議員のおかたから要求されました資料その他の詳細な報告の件につきましては、委員長から必ず速記録に記載するよう申達いたしておきます。御苦労さまでございました。

第19回国会 地方行政委員会 第25号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  昭和二十九年度分の市町村民税の臨時特例に関する法律案を議題に供します。質疑はございませんか。
【次の発言】 別に御発言もございませんようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のおありの方はそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。なお、修正意見がございましたならば、討論中にお述べを願います。他に御発言はございませんか。
【次の発言】 他に御発言もないようでございますが、討論は尽きたものと認めて御異議ございませんか。

第19回国会 地方行政委員会 第26号(1954/04/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 地方行政委員会を開会いたします。  地方税法の一部を改正する法律案を議題に供します。地方税法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員長から申入れが来ておりますから、それを先ず朗読いたします。    住宅金融公庫法の一部を改正す る法律案の修正に関し申入  標記法律案について当委員会におい ては昨日附則第六項(地方税法の一部改正)を削除修正議決しました。その趣旨は、同項の不動産取得税減免に関する規定は地方税法案が未だ貴委員会において審議中でありますので、議事の手続上これを先行することを避ける為であります。然し乍ら同項の規定そのものは住宅政策上若くは耐火建築の促進上緊要……

第19回国会 地方行政委員会 第27号(1954/04/24、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  議題に入ります前に御報告することがございます。これは地方税法の一部を改正する法律案の修正に関し申入れの件でございます。参議院の農林委員会からでございまして、   「地方税法の一部を改正する法律案」の修正に関し重ねて申入去る三月二十九日附を以て「地方税法の一部を改正する法律案」の修正等に関して申入御配慮を御願い致しておきましたが、右申入に追加して更に左記のとおり修正方併せて御配慮願い度、当委員会の総意を以て重ねて申入れます。    地方税法の一部を改正する法律案に対する修正案   地方税法の一部を改正する法律案の一部を次のように……

第19回国会 地方行政委員会 第28号(1954/04/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは地方行政委員会を開会いたします。  地方税法の一部を改正する法律案を議題に供します。一般質問の続行をいたします。
【次の発言】 本会議の都合で暫時休憩をいたします。    午後二時三十一分休憩

第19回国会 地方行政委員会 第29号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは地方行政委員会を開会いたします。  地方税法の一部を改正する法律案を議題に供します。同本案に対しましての一般質疑を続行いたします。
【次の発言】 それでは暫時休憩をいたします。    午後零時三十九分休憩
【次の発言】 地方行政委員会を午前に引続いて開会いたします。  地方税法の一部を改正する法律案を議題に供します。一般質問を続行いたします。
【次の発言】 それでは他に松澤委員から一般質疑に対しまして発言の申入があつておりますが、本日所用のため出席がされておりません。これは他日逐条説明のときに発言をするということでございますから、その際に取扱いまして、この一般質……

第19回国会 地方行政委員会 第30号(1954/04/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  地方税法の一部を改正する法御案を議題に供します。本日は同法案の逐条審議に移ります。先ず逐条審議に入りますにつきましては、各章ごとに審議して行きたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは各章に亘りまして、奥野君から一つ説明をして頂きます。
【次の発言】 そこまでやつてもらいましようか。御質疑のあるかた………
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記をとつて下さい。  それでは深川建設委員長から発言を求められておりますから、これを許します。

第19回国会 地方行政委員会 第31号(1954/04/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 地方行政委員会を開会いたします。  地方税法の一部を改正する法律案を議題に供します。逐条審議のうち、第二節、事業税の審議をいたします。質疑のある方は……。
【次の発言】 自治庁長官、今の問題は、これはまあ奧野君の答弁を聞いてみますと、従来のこの規定の中にもあつたからやはりこれは存続するというようなことですけれども憲法から考えましても、行政の問題に対しましてこういつた八十四条は体刑処分までも明記された罰則規定ですからして、やはりこの刑事罰といたしましても拒否権があるように、刑事訴訟法の中にも明確になつておりますし、やはり事務的な質疑の応答というものはこれは常識的にあるべき……

第19回国会 地方行政委員会 第32号(1954/05/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) では只今から地方行政委員会を開会いたします。  ちよつと速記とめて下さい。
【次の発言】 速記始めて。  地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案を議題に供します。先ず法案の逐条審議をいたしたいと存じますが、政府のほうから逐条別に説明をお願いして、質疑に入りたいと思います。
【次の発言】 修正案のほう、ちよつと……。
【次の発言】 それでは暫時休憩をいたします。    午後零時六分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引続事、地方行政委員会を開会いたします。  議題は地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案でございます。午前中は自治庁柴田財政課長の逐条説明を以て終りま……

第19回国会 地方行政委員会 第33号(1954/05/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) では只今から地方行政委員会を開会いたします。  地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案を議題に供します。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。なお修正意見がございましたら、討論中にお述べを願います。
【次の発言】 他に御発言はございませんか。他に御意見もないようでございますが、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより採決に入ります。地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案について採決いたします。  先ず討論中にありました小林君の修正案を……

第19回国会 地方行政委員会 第34号(1954/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  先ず公聴会についてお諮りいたします。警察法案、警察法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案、両法律案について公聴会を開きたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさように決定いたします。  なお開会の日にちは五月一十日並びに二十一日の両日にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。  なお、公聴会の開催の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさように決定いたします。

第19回国会 地方行政委員会 第35号(1954/05/12、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  公職選挙法の一部を改正する法律案(参第十二号)を議題といたします。本法律案は参議院議員発議の法案であります。先ず発議者小林君より提案理由の説明をお願いします。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。公職選挙法の一部を改正する法律案(参第十二号)は、今週土曜日に開催日程の公職選挙法改正に関する小委員会を変更して、委員会において質疑及びこの法案の取扱について審議をすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではそのように取扱いをいたします。速記をとめて下さい。    午後二時、十九分……

第19回国会 地方行政委員会 第36号(1954/05/13、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは地方行政委員会を開会いたします。  地方自治法の一部を改正する法律案を議題に供します。先ず提案理由を塚田長官からお願いいたします。
【次の発言】 それでは北海道における暴風の被害状況に関する件を議題に供します。質問の通告がございます。堀君。
【次の発言】 それでは山口警備部長から……。
【次の発言】 ほかにございませんか。
【次の発言】 それでは地方自治法の一部を改正する法律案を議題に供します。補足説明を求めます。
【次の発言】 実は塚田長官は衆議院の本会議に出席のために時間をちよつと急がれております関係上、何か一般質問で特に塚田長官に質疑がある部分だけを質疑を……

第19回国会 地方行政委員会 第37号(1954/05/15、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) これより休憩前に引続き地方行政委員会を再開いたします。  公職選挙法の一部を改正する法律案(参第十二号)を議題に供します。質疑を続行いたします。
【次の発言】 ほかにございませんか。  それでは一応委員会におきまして公職選挙法の一部を改正する法律案(参第十二号)の質疑を行なつたのでございま子が、これは本委員つ会にあります公職選卒法の改正に関する小委員会に付託をするという取扱を決定してよろしゆうございますか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、そのような取扱をいたしたいと存じます。  ちよつと速記を止めて。    午後三時九分速記中止

第19回国会 地方行政委員会 第38号(1954/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします、  日程及び公述人の選定、それから合同審査の件を協議いたしますために懇談会に入りたいと思いますが、御異議ございませんか
【次の発言】 それでは懇談会に入ります。    午後二時五十九分懇談会に移る
【次の発言】 懇談会を終ります。  それでは連合委員会に関する件についてお諮りをいたします。通産委員会に付託されております自転車競技法等の臨時特例に関する法律案は、本委員会においても重大な関係がありますので、この際本法律案につきまして連合委員会を申込むことにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第19回国会 地方行政委員会 第39号(1954/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは地方を行政委員会を開会いたします。  地方財政法の一部を改正する法律案を議題に供します。
【次の発言】 この点は、先ほどの質疑の中にも政府のほうからの答弁があつておりまして、今後やはり各団体の実情調査もした上において本委員会のほうにも報告をする、こういう確約もあつておりますから、まとまりましたならば本委員会のほうに提出してもらつて、この資料によつて審議をするということには御異議ございませんでしようね。
【次の発言】 それではそういうふうにいたします。
【次の発言】 別に御発言もないようでございますから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。

第19回国会 地方行政委員会 第40号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) これより警察警察法案及び警察法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案につきまして地方行政委委員会の公聴会を開会いたします。  開会に当りまして、公述人として御出店下さいました各位に御挨拶を申上げます。本日は御多用中お繰合せ頂き、この公聴会においで下さいましたことを厚く御礼申上げます。御承知のごとく現行警察法は昭和三十二年末に新しい警察法として出発したのでありますが、今ここに警察法案として改正案を内閣は提出して参つたのでございます。本法律案が提出されるや、各方面より多大の関心が寄せられておりまして、本委員会といたしましても、その重要性に鑑みまして公聴会を開催いたしまして……

第19回国会 地方行政委員会 第41号(1954/05/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) これより警察法案及び警察法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案につきまして地方行政委員会の公聴会を開会いたします。  開会に当りまして、公述人として御出席下さいました各位に御挨拶を申上げます。  本日は御多用中を繰合せこの公聴会においで下さいましたことを厚くお礼を申上げます。御承知のごとく、現行警察法は昭和二十二年末に新らしい警察法として出発したのでありますが、今ここに警察法案として改正案を内閣は提出して参つたのでございます。本法律案が提出せられるや、各方面より多大の関心が寄せらつれておりまして本委員会といたしましても、その重要性に鑑みまして、公聴会を開催しまして、……

第19回国会 地方行政委員会 第42号(1954/05/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) これより地方行政委員会を開会いたします  議題に入る前に、皆様にお諮りすることがございます。  先ず理事辞任の件でございます。堀末治君は一時地方行政委員会委員を辞任せられましたので、理事も自然退職せられたことになります。又館理事が辞任の旨届出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 では、館哲二君の理事の辞任を許可することに決定いたします。堀委員の一時辞任に伴う理事の補欠と館理事の辞任に伴う理事の補欠の互選を行いたいと存じますが、如何いたしましようか。
【次の発言】 只今の石村君の動議に御異議ございませんか。

第19回国会 地方行政委員会 第43号(1954/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  只今、公職選挙法の一部を改正する法律案(参第十二号)及び同(参第五号)について、公職選挙法改正に関する小委員長堀末治君より、小委員会における審査の結果の御報告がございます。よつて先ず公職選挙法の一部を改正する法律案(参第十二号)及び(参第五号)を一括して議題といたします。
【次の発言】 只今堀小委員長から報告がございました報告事項について、御質疑がございますか。
【次の発言】 秋山君、ちよつと……御意見に亘りますと動議のほうが優先しますから……。
【次の発言】 質疑の点は打切ると、こういうような話ですから。

第19回国会 地方行政委員会 第44号(1954/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それで、地方行政委員会を開会いたします。  昨日の委員会におきまして決定をいたしました、公職選挙法の一部を改正する法律案(参第五号)市川房枝氏ほかの発議にかかる法案でございますが、この取扱いにつきまして、緑風会の館委員の発言及び又は加瀬委員の御発言の内容によりまして、委員長におきましては、市川参議院議員に昨日の委員会の状況を委員長から報告をして御納得を得るという点でございまして委員長といたしましては本日院内におきまして、市川参議院議員と面会をいたしまして、昨日の状況を報告いたしまして、市川議員の御賛同を得ることに努めましたのでございますが、大体において了承をされましたが……

第19回国会 地方行政委員会 第45号(1954/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。
【次の発言】 只今の木村君のお話の通りに、本会議の本委員会に関係ある法案の審議がすみ次第委員会を再開をするというようなことの取計らいをいたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさようなことにいたします。  では暫時休憩をいたします。    午前十時四十九分休憩
【次の発言】 これより休憩前に引続きまして、委員会を開会いたします。  先ず連合委員会に関する件についてお諮りいたします。警察法案及び警察法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案につきまして、法務委員会、内閣委員会、人事委員会より連合委員会開催の申出がご……

第19回国会 地方行政委員会 第46号(1954/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  本日午前中は、警察法案及び警察法の施行に伴う関係法令の整備に関する法律案について、参考人のかたがたに御出席をお願いいたしまして御意見出聴取することにいたします。  開会に当りまして、本法案に対する参考人として御出席下さいました各位に御挨拶申上げます。本法律案につきましては、先に公聴会を二回に亘つて開き、公述人から意見を聞いたのでございまするが、本法律案の重要性に鑑みまして、なお意見を聞きたい方面から本日ここに参考人として御出席をお願いいたした次第でございます。参考人のかたがたからは、主として自治体警察の側から見た警察法案、首都……

第19回国会 地方行政委員会 第47号(1954/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  本会議のため暫時休憩いたします。    午前十一時三十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き、地方行政委員会を開会いたします。  警察法案及び警察法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案を議題といたします。  質疑をお願いいたします。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 加瀬君に申上げます。高橋公安調査庁次長が見えております。それから戸田人権擁護局長も来ておりますからそのつもりで……。
【次の発言】 只今南建設政務次官、それから富樫建設省道路局長、この二人でございまして、あと笹森君の要求に対しましてはもう先ほどから……

第19回国会 地方行政委員会 第48号(1954/06/01、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは只今から地方行政委員会を開会いたします。  警察法案、警察法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案を議題に供します。質疑を続行いたします。
【次の発言】 今連絡中ですから、ちよつと保留して下さい。すぐ来ますから……。
【次の発言】 それでは委員長からお取次ぎを申上げます。過般五月の二十七日でございましたか、当委員会と法務、人事、内閣の連合審査委員会を開会いたしました際に、楠見委員から提案がなされまして、法務委員会におきまして、警察法の問題につきましての審議をやりましたが、審議の結果が法務委員長から当委員会に対しまして、審議の状況を報告されております。そこで報告……

第19回国会 地方行政委員会 第49号(1954/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  警察法案、警察法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案を議題に供します。先ず警察法案から議題に供しまして、第一章の総則から始めます。政府のほうからこれに対しまして説明がありますれば、説明をして頂きたいと思います。
【次の発言】 ええ、一章。
【次の発言】 速記をとめて下さい
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて。  それでは第一章は一応終了したことにいたしまして、暫時休憩いたします。    午後零時二十一分休憩

第19回国会 地方行政委員会 第50号(1954/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  警察法案、警察法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案を議題に供します。逐条審議の第二章の質疑の続行をいたします。
【次の発言】 見えております。
【次の発言】 ちよつと懇談にしたいと思いますから、速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは暫時休憩をいたします。    午後零時二十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引続いて地方行政委員会を開会いたします。質疑を……。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  それでは暫時休憩をいたします。    午後七時六分休憩

第20回国会 内閣委員会 第2号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 自衛隊法の一部を改正、する法律案、これはもう提案理由は済みましたわけですね、委員長。
【次の発言】 私はこの法案に勿論関連のございますことについて木村長官に質問をいたしたかつたのでありますが、今日はあとで又御出席になりましようね。
【次の発言】 それではあとで又木村長官に御質問いたすといたしまして、今回の一部改正におきまして、第五管区隊、第六管区隊というのが増設せられるという提案の内容になつているようでございますが、この北海道及び宮城県のこの管区は、これは既設の隊に対しまして今回増強的な要素を含めた拡張、こういうような内容の設置でございますか。

第20回国会 内閣委員会 第3号(1954/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 ちよつとお尋ねいたしますが、防衛庁関係は、これは第何管区の自衛隊関係でやろうというのですか、或いは又駐留関係ですか。
【次の発言】 特科部隊といえば、これは先ほど、大坪畜産局長も来ていらつしやるのですが、これは相当畜産関係には大きなもので相当影響する問題ですが、従来演習地に対して地元から強力な反対が起る、これはどちらかといいますと、政府の方針に対しましても非常に疑義を持つておる。政府の機関であるところの、特にこれに関係した畜産関係或いは林野関係或いは農地関係そういうような方面においては、今例えば防衛庁なら防衛庁の計画された演習地の問題に対して、非常に全面的な協力態勢というのが起き……

第21回国会 内閣委員会 第2号(1954/12/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 本法案は恩給法の一部改正の法律案でありまするし、特に又適用期間の延長というようなことのみがこの案の骨子でございまするからして、実は委員長に私は討論を省略して直ちに裁決をして頂きたいという動議を出したいのでございます。

第21回国会 内閣委員会 第3号(1955/01/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 ただいま委員長から調達庁兼務の労働大臣の御出席の件についてお話がございましたが、まあこれは現実のただいまの時間としては全く了解するところでございますけれども、ただ私が質問いたしますことは、実はやはり兼務となられました千葉労働大臣のお気持を聞かないとちょっとこれは質疑が徹底しないと存じますが……、そのことはこういうことです。問題は調達庁の関係の責任長官となられました千葉労働大臣と、この経緯についてどうも調達庁自体というものの責任関係と申しますか、監督関係と申しますか、こういうような地位にあられる閣議参列者の国務大臣が、調達庁の関係について、その責任の譲り合いをやっておったというよう……

第22回国会 運輸委員会 第1号(1955/03/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 ただいまの岡田君の動議に賛成いたします。

第22回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1955/11/21、3期、日本社会党)

○内村清次君 ただいま議題となりました中国班の派遣委員の報告を申し上げます。  閉会中の九月十一日から同十六日の六日間にわたり、仁田、内村、平林の三委員は山陽、山陰の海陸輸送状況並びに各関係機関の業務等の調査のため、島根、鳥取、広島の各県に派遣せられたのでありまするが、ここにその概要について報告いたします。  まず鉄道関係でありますが、鉄道の延長は米子鉄道管理局管内七百十四・六キロ、広島管理局管内八百四十・九キロであり、両管内は山陽、山陰に分れ、地理的には縦走する中国山脈に制約せられ、密接不可分の地方であるにもかかわらず、第一に両者の交通機関の発達が非常にアンバランスであること、第二に、鉄道輸……

第22回国会 運輸委員会 第2号(1955/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 さきに政府のほうで提出されましたこの法案に対する提案理由の中に「昭和三十年四月二十七日限り失効することとなっております。しかしながら、再審査の要請に関する連合国の状況にかんがみまして」と、こういうふうに書いてありますが、この「要請に関する連合国の状況にかんがみまして」というこの状況にかんがみましてという字句ですが、これはどういう点を含んでおるのですかね。
【次の発言】 そうしますと、現実にこの要請がある国及び再審査の実績ですね、これを一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 平和条約の第十五条におきましても、また国内法であります捕獲審検所の検定の再審査に関する法律にいたしまし……

第22回国会 運輸委員会 第3号(1955/03/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 運輸大臣は一昨日の委員会で、衆議院のほうにおいでになったため、大臣が新運輸大臣としての就任の各般の職務関係に対する方針をまだ十分お伺いすることができなかったことを、私は非常に遺憾に存じます。  ところで、海運の問題はまた次回に譲ることにいたしますが、国鉄の企業及び財政の問題についてお伺いしたい。  国鉄が、すでに大臣も御承知の通りに、昭和二十四年に公共企業体に移行せられましてから今日まで、いろいろその組織面においても、あるいはまた経営面におきましても、相当苦心な状態で、しかも現実の状態は大臣は御承知であろうと思いますが、こういう財政白書というような問題を出さなくてはならない状態に……

第22回国会 運輸委員会 第4号(1955/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 ただいまの最後の局長の言葉の中の飛行場の整備の問題ですが、これは最近板付の飛行場関係に実は近隣いたしております市関係、福岡市、市会、それからまた観光事業、これはまあ各地の団体も含まれておりますが、そういう人たちが相当、何というか、陳情の形がありまして、そうしてこの板付飛行場の返還というか、返還というのはちょっと言葉がおかしいのですけれども、とにかく現在駐留軍の方でこれを接収の強行を通告をする、こういうような事態が起って、これに対して相当な反対の空気が生れておるのですが、先ほども言われたように、羽田を除くほかはほとんど駐留軍の専用というか、優先されて、あとは借りておるという状態です……

第22回国会 運輸委員会 第6号(1955/05/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 ただいま木島委員から言われましたが、ちょうど鉄道局長の事故に対する報告がなされておりました際に、実は私も舵手の問題につきましても質問したわけですが、ちょうど、舵手もその後やはり関係者として、あるいは鉄道当局から取調べを受け、あるいはまたは検察その他の方面からも取調べを受けておるというようなことで、実は、舵手から直接に、そのポイントでございます、事故原因の一番重要なところでございますから、調査のために聞きたかったのですけれども、そういうような事情で、舵手から直接聞くことはできなかったわけでございます。この点は木島委員の言われた通りでございます。まあ問題は、原因の点については重大なこ……

第22回国会 運輸委員会 第7号(1955/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 先般の紫雲丸事件に対しまして、当委員会からも派遣議員が出、しかも派遣報告がなされた際におきましても、運輸大臣及び国鉄総裁代理からの緊急なる事故対策をするという発言がなされて、しかもその対策の一環として、十八日に第一回の委員会をやっておられるようであります。これは今日の新聞の発表によって私たちも、当局が事態の収拾に対して、また委員会の報告実施に対して、誠意をもってその対策に乗り出したことに対しましては、私たちといたしましても満足いたしておるわけです。特にまたこの委員会におきまして、連絡船の管理の組織、船舶の構造、船員の訓練、養成、資格、服務と、……

第22回国会 運輸委員会 第8号(1955/05/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 ちょっとこれは委員長にも御意見を伺いたいのですが、またきょうの委員のお方々の御意見もあると思いますが、ただいまの柳田社長の申されました最後の、創意と責任を持つところの問題が、これが一番含みのある私は言葉だと思います。この言葉は今回政府の方でも十億の資金、それからまた交通税というようなものの一割引というようなものと関連いたしまして、日本航空株式会社の改正法案が用意されておるということは、先般運輸大臣も言っておられたようでございますから、そこでこの法律案を審議いたしまする過程におきまして、今再度一番重要な関係でありまする日本航空会社の関係の方々を呼んで意見を聴取する機会があるかどうか……

第22回国会 運輸委員会 第9号(1955/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 長崎前総裁が十二日の日に直接の責任では紫雲丸――四国連絡船の問題で辞任された。三木運輸大臣は、後任の総裁については財界人をこれに当てるというような御方針が、これは新聞を通じまして、おそらく何と申しますか、国内にその方針が発表せられたようであります。その間にいろいろとその後任総裁の選定に当っては御協力なさっておったようですが、今回の二十日の閣議決定では、先ほどこの委員会で就任あいさつをされました新総裁は、十河信二総裁が決定された、こういう経緯になっておるようですが、そこで大臣が財界人を御選考になったというその目的と申しますか、その御方針と申しますか、これはどういうところにあったので……

第22回国会 運輸委員会 第12号(1955/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 五月二十四日の本委員会におきまして、十河国鉄総裁からごあいさつをいただきました。十河新総裁の当委員会におきまするごあいさつの内容を承わり、また、その他新聞紙上におきまして、あるいは五月二十一日の国鉄職員に対するごあいさつ、就任の御方針、こういう点を総合いたしまして、新総裁といたしましては、当面しておる国鉄の諸難関を突破されるために非常なる御決意をもって御就任なさいましたその気持が、よく私たちにはわかるわけでございます。この御就任の決意からいたしまして、私たちもまたその生の大半におきまして国鉄に職を持っておりました者といたしましても、ぜひこの当面する国鉄の諸難関を突破して、国民の鉄……

第22回国会 運輸委員会 第13号(1955/06/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 国鉄総裁にお尋ねいたしますが、三十年度の国鉄の予算計画によりますると、これは前委員会で私も尋ねましたが、財政的にも、あるいはまたは線路の腐朽の問題に対しましても、減債基金の問題にしましても、これは運輸収入面がどうしても、現下の政策の状況においてはなかなかその収入をあげる上についても将来困難性がある。これは数字的にもそういう含みが多分に残っておる。そこで、この収入の面に対しましても、あとで具体的に質問はいたしますけれども、そういう困難な収入面を控えた国鉄といたしましては、さきに、これは総裁の就任の前の問題でございますけれども、国鉄は五カ年計画という計画案を発表いたしまして、そうして……

第22回国会 運輸委員会 第16号(1955/06/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 それでは、運輸大臣がまだ御出席がございませんから、先般の運輸委員会での委員長に対しまする要求に対しましての予算の問題に対してはあと回しにいたしまして、国鉄総裁に国鉄予算関係について御質問を申し上げます。  総裁は就任と同時に国鉄予算を総体的に御検討なさって、その新しい方針を打ち立てておられると私は思いますが、そのうちできょう総裁に御質問申し上げたいことは、この企業の実体になっておりまする職員の給与の問題、同時に、また労務の管理の問題、この点を総裁にお尋ねしたいのです。これは端的に申し上げますと、これは新総裁にも私一度委員会を通じまして申し上げたことがございますが、公社に移行いたし……

第22回国会 運輸委員会 第19号(1955/06/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 この法律案の内容によりますと、定員及び予算が国家財政の現状から足らないから、十分でないから、この法律によって自動車の登録及び検査の手続を簡素化する、こういうことでございますが、それを逆に、そうしたために定員を減らす一つの要素にするというようなことは、これは絶対にお考えでないでしょうね、この点について。
【次の発言】 そこで、実は検査をいたします際においては、これは従来検査をする個所というものは一定であって、あるいはまたは普遍的に場所を変えてやるということもあるわけですが、それに職員の方々が出張をして、そうして立ち合いによって検査をするというような際におけるところの出張旅費というも……

第22回国会 運輸委員会 第26号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 運輸大臣にちょっとお伺いしたいのですが、当委員会ではこの前、紫雲丸の事件の、いわゆる高松地方検察庁ですね、これが起訴の動きがあるというような新聞に出ておった問題で、最初に、もしもこれを海難審判に先行して地方の検察庁やあるいはまたその中央の方でこれを取り上げるということになったならば、従来の慣行を破ることになるから、ぜひ海難審判を先行してもらいたいと、こういう点を井本刑事局長と一緒に大臣に質問したことを記憶されておると思うのですが、その後大臣の御答弁では、これは当然先行すべきだというような答弁を承わっておりますが、その後の動き、たとえば担当大臣あたりの気持、あるいは刑事局あたりの考……

第22回国会 運輸委員会 第29号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 ただいままでの質疑応答を伺いまして、問題点は、確かに立案者関係の第二条に問題点があるんですが、端的に申しますと、運輸大臣は第二条の第二項によって、「前項の規定による負担の方法その他必要な事項は、運輸大臣が定める。」、運輸大臣が責任大臣になってくるんですね。そうすると、第二条全体においては国が運賃負担というものは受けなくてはならない、こうなっておりまするから、運輸大臣のただいままでの御答弁では、立法府がこの法律をここに可決をして、もう運輸大臣の責任にまかしてしまうんだ、こういうことにたとえばなったとしたならば、運輸大臣としてはそういうことを法律面においてはされるけれども、実際におい……

第23回国会 運輸委員会 第1号(1955/12/06、3期、日本社会党)

○内村清次君 委員会の調査案件及びその他委員会で付託すべき職務権限に対しましては、議長の承認をただいまとられる、こういうことが決定をいたしましたからして、早急にその決定をしていただきまして、実は、現在緊急を要すべき国家公務員、及びまた公社職員、また地方公務員というような、年末手当の問題で、特に運輸大臣の監督下にありまする公社職員の年末手当に対して、質問を展開したいと思いますが、そのような手続を至急にとっていただきますよう、お願いしたいと思います。
【次の発言】 運輸大臣に御質問申し上げますが、最近国鉄公社及びまた他の公社関係、さらにまた国家公務員、地方公務員、これの年末手当を中心といたしました……

第23回国会 運輸委員会 第2号(1955/12/08、3期、日本社会党)

○内村清次君 私は二点、ちょっと委員長に御質疑いたしますが、第一は河野行政管理庁長官は御出席でありませんかどうか。それから第二は、これは勧告事項の一、二とありますね、そうやった形で一なら一を二つ質問をする、それからでないと……。たとえば私が最初質問をしましたなら、やはりあと続けていかなくちゃならぬことが、各項目にあるわけでございます。そうやって繰り返していきますと何でございましょうから、順次一項からやっていくというようなことをすると、各委員の方々もいろいろ御質問もあろうかと思いますから、そういった審議の方法をとっていただきたい。この二点です。

第23回国会 運輸委員会 第3号(1955/12/12、3期、日本社会党)

○内村清次君 河野行政管理庁長官の出席は、事前において委員部を通じ、あるいは専門員、委員長からの強い出席要求に対して、応諾きれておったと私たちは聞いて、実は十時からこの時圏まで待っておるのですが、しかし出席しないということは、委員会の審議に対しましての大臣の軽視と私たちは考えておりますが、これは厳重に一つ委員長から警告を発していただきたいと思います。しかし、もう十二時近くなっておりますから、委員会はあすの午後一時に開かれるようにお願いいたします。

第23回国会 運輸委員会 第4号(1955/12/13、3期、日本社会党)

○内村清次君 河野行政管理庁長官に対しましては、ぜひ一つ、きょう出席をいただきまするように、委員長からは厳重に申入れ、委員の要望を実現させてもらいたいと思います。  そこで、運輸大臣にお尋ねいたしますが、行政管理庁は、さきに日本国有鉄道の経営調査の結果に基く勧告を出しておるわけですが、これは現運輸大臣には引を継ぎ事項の形であろうと思うのです。しかしながら、非常にこの問題は世論の反響も大でございますし、現在、当運輸委員会におきましても、国鉄当局の説明を聞きましても、あるいは資料を委員の間で検討いたしましても、相当その経営の実態に対しましては注目すべき点があるようでございます。こういう見地から、あ……

第23回国会 運輸委員会 第6号(1955/12/16、3期、日本社会党)

○内村清次君 河野行政管理庁長官は、との委員会の出席に対しまして、委員長から通知を受けられましたか。
【次の発言】 もう三日間ですが、なぜ御出席になりませんか。
【次の発言】 法案に対しまして所管大臣が委員会に御出席になることも当然でございましょうけれども、それだけで大臣の時間が全部つぶされておるとは私たちは考えておりません。もちろん運輸委員会におきましても、決算委員会におきましても、あなたの所管の大事な問題が出ておりますし、特に運輸事情の調査といたしましては、大臣の御出席を要望する運輸委員会の、何と申しますか、全員ほとんど一致の委員の希望というむのは、もうすでに三日前に表明されてあるはずと思……

第24回国会 運輸委員会 第18号(1956/04/19、3期、日本社会党)

○内村清次君 ちょっと自動車局長にお尋ねをいたしますが、この認証手続ですね、九十九条の、これはもちろん運輸大臣ということになっておりますが、手続としてはどこにこれは出しますか。
【次の発言】 大体どれくらいの日数がかかるのですか、免許が来るまでに、認証が来るまでには。
【次の発言】 そうすると、これには何か手数料が要るのですか。
【次の発言】 そうすると、この不正使用といいますか、もぐり使用をやっている摘発は、これはたれがやりますか。
【次の発言】 そうすると、やはり何ですね、たとえば地方で申しますと陸運事務所ですか、その職員の人たちがやるのですか。警察関係はこれにはタッチしませんか。

第24回国会 運輸委員会 第19号(1956/04/24、3期、日本社会党)

○内村清次君 運輸大臣と国鉄総裁、出てこられますか。
【次の発言】 出席されましてから、質疑をいたします。
【次の発言】 関連いたしますが、ただいまの、今回の理事の定数が五人以上十人以内、こういうことになっておりますね。これは定数としては非常に幅が出てきておるのですね。これでは、たとえば運用の責任体制といいますか、そういうようなことを考えていくと、常任定数という制度を設ける必要はありませんか。
【次の発言】 そうしますと、現在の経営委員会、これが大体五人の委員及び一人の総裁、こういうことで成り立っておったのが、先ほどのように、五人以上十人以内ということになると。そうしますと、これの運輸省として……

第24回国会 運輸委員会 第20号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○内村清次君 国鉄の小倉副総裁にお尋ねをいたしますが、先般、日本国有鉄道経営調査会からの答申の中に、国鉄職員の無賃パスの点が答申されておったように記憶されますが、この取扱いにつきましては、当然国鉄の方におきましても、それぞれ関係の向きにおきまして、検討がなされておると思いますが、私も実は部内的な人々から、非常に、反響のあまりに大きい点を関知したわけです。それは第一点は、まず家族乗車証の問題、あるいは永年勤続者の退職後におけるところの無賃パスの問題ですね、こういう問題につきまして、それぞれ関係者は非常に、明らかに動揺しておるように感じられまするが、すでにこれは既得権とも認められるべき点ですが、ど……

第24回国会 運輸委員会 第22号(1956/05/29、3期、日本社会党)

○内村清次君 改正法律案の第三十四条の二「気象庁に、気象審議会(以下「審議会」という。)を置く。」、この審議会の性格、それから項目の中にも委員の数あたりが書いてありますが、そうやった委員の構成に対しての運輸大臣のお考え万、それからさらにまたこの審議会がどういう問題を取り上げて審議をやっていくか、こういう経緯を一つお話し願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、「委員及び専門委員は、非常勤とする。」、こういうことに法律案はなっておりますが、そうすると、これはほとんど名誉職ですかということですけれども。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 そうしますと、審議会の開催ですがね、これはその……

第24回国会 内閣委員会 第19号(1956/03/27、3期、日本社会党)

○内村清次君 ただいまの千葉君の動議に賛成いたします。

第24回国会 内閣委員会 第30号(1956/04/20、3期、日本社会党)

○内村清次君 大蔵省の意見ははっきりと言われましたから、まあこの問題については申し上げませんが、ただ三十年の七月二十六日にこの法案に対する意見が閣議決定がなされておるのですね。この閣議決定の前提といたしましては、先ほどお話もありましたように、大蔵省の方でも相当意見があったようであります。その意見がおそらく中心になって閣議決定が、反対という決定がなされたと思うのです。そうしまずとただいま大蔵省の方では、まあ今回差しかえた同じ名前のこの法案が出ておりまするからして、これに対しては明確に御賛成の意を表していただいたから、先般の閣議決定は意味をなさないというふうに私たちは考えていいですか、どうですか、……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 建設委員会 第2号(1956/11/20、4期、日本社会党)

○内村清次君 その日程は、委員にも謄写版刷りでもいいですから、配って下さい。

第26回国会 建設委員会 第4号(1957/02/12、4期、日本社会党)

○内村清次君 何ページですか、総括関係ですか。

第26回国会 建設委員会 第5号(1957/02/14、4期、日本社会党)

○内村清次君 今の災害関係の三千四百戸、これはどこの所管ですか、これは建設省で災害関係を見込んで作るのですか。
【次の発言】 所管です。
【次の発言】 ちょっとそれに関してですけれども、各省別のいろいろな戸数が上っておりましたけれども、この予算は全部あれですか、各省で単独で全部きめてしまわれるのですか。例を申し上げますと、例の国家公務員宿舎ですね、これは必要な戸数についての決定は全部大蔵省でやっておられるわけですか。
【次の発言】 今の大蔵省でやっているというのは、大蔵省が予算の査定その他はやっているが、既定予算は各省で持った予算の中からそういう数字を出しておりませんか。

第26回国会 建設委員会 閉会後第8号(1957/09/09、4期、日本社会党)

○内村清次君 河川局長に一つお伺いいたします。七・二六の水害の問題ですが、熊本県におきます水害の非常に大きな原因の一つには、井芹川の問題、坪井川のはんらん、この二つがあげられておりますが、この坪井川と井芹川の緊急災害復旧対策ですね、それからまた永久的な復興対策というようなものは、河川局長はどういうふうに考えておられますか。何か決定されましたなら、その点を一つ御説明願いたい。
【次の発言】 その問題は、主として井芹川の問題ですが、坪井川の問題で、まあたとえば石塘堰、何ですか、古町のちょうど入り口に石塘堰というのがありますね、ああいう問題が緊急の問題としてこれは大きな世論になっているのですが、これ……

第26回国会 予算委員会 第7号(1957/03/11、4期、日本社会党)

○内村清次君 議事進行について。ただいま委員長は議題の付議につきまして、昭和三十二年度一般会計予算とさらにまた補正予算もともに議題にかけておられますが、私は、この本委員会におきまして、まず、どの予算から議題にかけられるのか、実は承わってみますると、理事会におきましては、衆議院の予算の可決次第、その順序を経て参議院の方ではその議題の先議をするというお話がきまっておると、私は聞いておりますが、ただいまのお話では一括しておられるが、どういう順序でやられるのか、この点をお承りいたしたいと思います。
【次の発言】 これは、予算委員会の審議を円滑にいたしまする上については、やはりすべて委員長の独断でなくし……

第26回国会 予算委員会 第9号(1957/03/13、4期、日本社会党)

○内村清次君 きょうの本会議は、本院といたしましては重要なこれは決議案の上程でございますから、しかもこれには総理も当然出られなくてはならない、外務大臣としても出られなくちゃならない、ぜひ本会議に私たちを出席させてもらいたい、そのためには一時休憩をして出席させてもらいたい、これを要求いたします。(「理事会」「続行続行」「了解」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 ただいま委員長のお約束の通りに、昨日の吉田萬次委員の発言からきまする所管大臣の問題で、一応この問題は済んだようでございますが、ただ私はここで委員長にお願いしたいことがある。それはきのうの吉田萬次君のこの発言をされました内容につきまして、もちろん……

第26回国会 予算委員会 第14号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○内村清次君 今朝の新聞によりますると、日ソ漁業交渉が、総理の政治的配慮によって十二万トンの線が出たようで、妥結の方向に進んだと聞いておりまするが、その経過について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 総理は、昨日の自民党大会で、新総裁に公選せられまして、名実ともに、政党の責任政治が二大政党対立のもとに運用せられますることは、同慶に存じます。  総理は、この新総裁就任という新事態の上に立ちまして、衆議院を解散して、信を国民に問う気持はないか、この点承わりたい。
【次の発言】 総理は、複雑な党内事情のために、新総裁としても多忙であると思いますが、内外の情勢から、総理兼外相の兼任を解いて、外務……

第26回国会 予算委員会 第15号(1957/03/23、4期、日本社会党)

○内村清次君 そうしますとすべて白紙に返して、この理事会に一任すると、こういう考え方ですか。これはぜひやはり総括質問が済み、あるいは補正予算の関連の質疑が済み、いよいよ本審議に入りましたそういう段階には、おそらくこれは理事会が開かれておると思うのです。これはそういう理事会の交渉があって、その中でこういう重要な問題は早く決定なさって、そうしてその移りかわりの当初に、委員長は、必ず出席を求めて、希望に沿いますというのが最初のお約束でございましたからして、これはやっぱり実行なされていかなくちゃならぬと私は思うのですが、かりに、委員長のただいまのお言葉では、理事会に一任だということで、呼ぶか呼ばないか……

第26回国会 予算委員会 第16号(1957/03/25、4期、日本社会党)

○内村清次君 関連。ただいま千田君の質問に対しまして、農林大臣は、国土総合開発の見地から農地の転用その他においてあまり支障ないと、はっきり断言されたようなお言葉がありました。先般私が総括質問の際に総合開発の問題について、あるいは趣旨として、電源開発を主体としてその他農地あるいはまた宅地、それから道路、こういうような総合的な開発の点が等閑視されてはおらないか、同時にもちろん機構としても一元化しておらない、各省が予算措置についてもばらばらに要求しておるというふうなことで、総合開発が総合開発になっておらぬじゃないかという点を指摘したわけです。その際に農林大臣は、出席要求をしておりましたけれどもおいで……

第26回国会 予算委員会 第18号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○内村清次君 関連。この五カ年計画の第一年度においては、やはり資金関係は九百億ばかり、第二年度において一千百億というような、こういう膨大な資金計画をなされておるのですが、現在、工事費といたしましては三百億ないし三百五十億です。そうしてこれで鉄道の工事が施行されておる。それが、それの倍以上の資金計画でやられまするが、その人員の構成におきましても、一体これをどう消化されて行くかという点が第一点、それから第二の点は、この路線計画に対しましてもやはり工事監督というものがある、その監督面を非常に縮小されておるのですね。ほとんどあとは請負というようなことでやっておられるが、あの国鉄の輸送の安全と、それから……

第26回国会 予算委員会 第19号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○内村清次君 建設大臣にまずお尋ねいたしますことは、先日本委員会におきまして、私が質問いたしました国土開発縦貫自動車道建設法案の修正の一件、及び高速度自動車国道法案附則第八項撤回の件、この二点に対しまして大臣は善処するとおっしゃった。この一点に対しましては、その後どう処理されておるか、これをお伺いいたします。
【次の発言】 私はここで指摘いたしましたことがそのまま実行されたということになれば、私といたしましても満足するところですけれども、これは大臣も知っておるように、この法案の施行面に当りましては、画期的な施行がなされるし、しかもまたそれには六千億近くの費用がこれにはついておるという問題もあり……

第26回国会 予算委員会 第20号(1957/03/31、4期、日本社会党)

○内村清次君 第三分科会における審査の経過を御報告申し上げます。  第三公科会に付託されました案件は、昭和三十二年度予算三案のうち農林省、運輸省及び建設省所管に関するものでございます。分科会におきましては、二十九、三十の両日並びに本日の午前にわたりまして、順次所管予算につきまして、政府当局から説明を聴取し、質疑を行い、慎重に審査を行いました。その詳細につきましては会議録によって御承知を願うことといたしまして、ここでは質疑応答のうちおもなるもの若干を御報告申し上げるにとどめたいと存じます。  まず農林省所管におきましては、河野農政は流通過程の合理化、適地、適作というように経済的色彩の強いものであ……

第26回国会 予算委員会 第24号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○内村清次君 関連。岸総理はかって三月の十六日に、この国鉄といわゆる当局との間におきましての、労組との間の紛争に対して、鈴木社会党委員長と会談をされておる、その際に総理は今回の争議に対しては裁定の完全実施をすることを約束し、さらにまた処分者については、これは行わないということを約束されておる。で、私はただいまの総理のお話を聞いてみますると、これはもちろん慎重な態度で進んでおられることはよくわかります。がしかしながら、その言葉の中にはやはり処分者もあえてせなくてはいけないような言葉も出しておる、この点は私は大きな公約違反であると考えます。この点に対しまして政府はどうお考えになるか、いま一つ、御答……

第26回国会 予算委員会 第25号(1957/05/08、4期、日本社会党)

○内村清次君 関連。ただいまの総理の発言は、これは昨日私の質問に対しまする御答弁と一貫いたしまして、名目は総裁の自主性によってその処分権限を与えておる、こういうような点を言っておられるようであります。しかしながら、私はとにかく疑義があるのは、今、中村君の質問と同じように、労働大臣あるいは運輸大臣、あるいはまたは岸総理の根底は、やはり政府が公社に命じてそして処分をするという根底があると私たちは考えておるのです。というのは、きょうの三時のニュースを聞きましても、二時半に臨時閣議を開いております。またあるいは労働懇談会か何か知りませんが、とにかく処分の発表をきょうやろうというような政府の方針を決定し……

第26回国会 予算委員会 第27号(1957/05/10、4期、日本社会党)

○内村清次君 関連して……。先ほど岡田君が最後に言いました、そればかりではないのです。あの二十三日の事件に対しましては、政府にこれは十分なる責任があると同時に、国鉄総裁はそれを認めておる。政府の責任を認めて、そして団交の際に、今回の、抜き打ちストといわれておりますが、こういうような事態は、これは絶対処分者を出さないということを労組との間にちゃんと協定をしておるんじゃないですか。これは当局の非も認め、政府のすなわち干渉に対しましても認めて、政府に責任ありと考え、当局も責任ありと考えて処分者を出さないということを総裁自体が認めておる。総裁、そうでしょう。その点をはっきりして下さい。あなたの答弁の中……

第26回国会 予算委員会 第29号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○内村清次君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま本委員会に提出されております仲裁裁定に関する昭和三十二年度特別会計予算補正(特第2号)及び昭和三十二年度政府関係機関予算補正(機第1号)に対しまして反対の意を表明せんとするものであります。(拍手)  すでに本委員会において同僚議員の質問によりまして明らかにされております通り、一言にして申しますれば、本補正予算は、先に仲裁委員会によって行われた裁定の趣旨に反するのはもちろん、全く一方的独断的な措置であり、不完全な実施であり、また公労法の精神をじゅうりんし、三公社五現業に働らく労働者の権利を不当に抑圧し、生活権を脅かすものであると申さなければ……

第27回国会 建設委員会 閉会後第1号(1957/12/17、4期、日本社会党)

○内村清次君 建設大臣と大蔵省関係にお尋ねいたします。二点ありますが、最近私は予算委員といたしまして地方に出張したわけですが、調査視察の項目の中に、道路整備の問題も含めて、栃木県、それから茨城、群馬、この三県におきまして知事の意見を聞いたわけです。今回政府の方で、特にまた建設大臣が考えておりますこの道路整備の問題、この計画に対しまして、一級国道やあるいはまた二級国道、これを整備するために軽油引取税の譲与税、それを国家移管にするということは、地方ではどうも強い反対が述べられておるのが一点、税の面ではその点です。  それから第二点では、現に県の方で、国道の舗装、一級道の舗装、その他二級道、県道とい……

第27回国会 建設委員会 第4号(1957/11/14、4期、日本社会党)

○内村清次君 建設大臣に。この緊急五カ年計画ですね、これの予算総額が示されておりますが、これは国土総合開発の一環として予算の中に含まっておるのでしょうか。あるいは、たとえばこの中に災害復旧費というものは、これは一つそれから除外して、あとの河川改修費だとかいろいろなものは総合開発費の総計の中に形成づけられておるものかどうか、その点はどうですか。
【次の発言】 そうすると、たとえば国土総合開発の公共事業費の中にこの河川改修の事業費の額というものは入っておるものかどうか、これはまた別個ですか、その点は。
【次の発言】 それからこれは大臣にちょっとお尋ねしたいのですが、熊本県の白川改修の問題ですけれど……

第28回国会 建設委員会 第3号(1958/02/11、4期、日本社会党)

○内村清次君 関連。あなたの方では前年度からでしたか、五カ年計画なる計画を立てて、そうして下水道予算を充当していく、ところが今回の下水道の予算は約一千百万円ですかを見ただけで、それで年度計画に支障ないかどうか、これが一点ですよ。  それから河川の災害にどうしても下水道が関連してくるけれども、この関連した下水道の予算としましては、ほとんどごくわずかしか計上してないわけですが、総体的にあなたの方の見込みとして、これで満足か、不満足かという問題が聞きたいわけですけれども、これはどうですか。
【次の発言】 先ほど村上委員から御質問がありましたが、都市災害復旧事業費の中に二十六年災以降と申しますか、それ……

第28回国会 建設委員会 第4号(1958/02/13、4期、日本社会党)

○内村清次君 道路局長にお尋ねしますが、従来、道路の整備の補助費、これが府県に対しまして、たとえば一級、二級国道と県道、こういった整備のための補助費の割当が、総額上において非常に差異があるのですね。もちろんあるいは道路の延長面積、キロ数と、それから交通量の多寡、あるいはまた、災害の状況によっては、これはその特殊的な事情に正比例していくというような形は、これは当然あるだろうと思うのです。県の面積とかその他ありましようし、あるいはまた、県の予算関係も、それには関係してきましょうが、そういった需要の関係にもかかわらず、やはり各県において相当な差異があるということを私たちは聞いておるわけです。こういう……

第28回国会 建設委員会 第6号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○内村清次君 この問題は、昨年は公団住宅の家賃不払いの大きな問題として取り上げられており、当時、大臣も今のような御答弁ではなかったのですね。最初は一つ自治庁の方とも積極的に交渉して、固定資産税の問題も、これはなんとか考えようというような発言が新聞にも載った。私たちも重要視したよりどころは、やはり大臣の政治的な、何と申しますか、交渉によって解決するものだと期待していたのです。しかし善明が少し変っておりますようですから、とれと関連はいたしますけれども、確かに建設大臣は、昨年この問題解決に当って、来年度は金利コストを一つ引き下げて、そうして家賃の安い方向に必ずし向けていこうというような発言のあったこ……

第28回国会 建設委員会 第7号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○内村清次君 河川局長に治山治水の予算関係についてちょっとお尋ねしますが、これは前委員会で私も建設省の重点政策で大臣に質問した際に、治山治水の予算というものは本委員会も相当後援したが、十分取られておらないような形が出てきているが、これは私たちとしても決して満足すべき問題ではない。そこで、日本の地形からして河川が相当多い、その河川に対して今河川局の方の計画としてもちろん直轄河川、あるいは中小河川を通じて災害関係に対するところの予算の計画――復旧の予算の計画、これもまた全体的に計画の何%というような計画もあると思いますが、直接総体的に河川に対する治山治水上のいわゆる何というか、平素におけるところの……

第28回国会 建設委員会 第8号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○内村清次君 この水害予防組合の法律の中にも経費の問題外ですね、これは国家予算として一般会計から幾らと、地方公共団体から幾らと、そうして組合自体はどういう経費を出しておるか、この関連性を一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、組合自体の自主性によって経費の大半は償っていく、しかし、そうやった施設物の費用については、国がその一部負担をして、公共団体を通じてこれは配付しますか。  もう一つは、この寄付というようなことはどうでございますか。
【次の発言】 寄付の問題……。
【次の発言】 わかりました。

第28回国会 建設委員会 第17号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○内村清次君 まず、この法案につきまして、山くずれを本法案に適用しなかった理由について質問したいと思いますが、この大多数の地すべりが、かつて生じました山くずれの崩土の滑動するものであることは言うまでもありませんけれども、この地すべりは山くずれの後身であると言われておる、従って地すべりと山くずれとは親子関係の間柄にあるにかかわらず、反復的に襲つてくるところの山くずれに対しまして、今回の法案に対してはその規定が明確でないわけですが、山くずれの数町歩に及ぶ大規模なものについて規定するところの必要があると考えますが、これに対しましてはどういう政府の方では考えがされておるか。

第28回国会 建設委員会 第20号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○内村清次君 今、田中委員から実例をあげられましたが、私も一つ実例をあげますと、一つは道路の問題、一つは下水の問題です。道路の問題で、たとえば地主があって地主がその宅地を生かすために、私有地の道路を提供しておる。しかし、これは二間道、あるいは一間半道というような相当広い道路ですから、永久性のある道路ですね、この道路が雨のときや、あるいはまた雪どけのときにはじゃぶじゃぶする。非常に道路が泥濘になって通行人に非常に迷惑ですけれども、それが砂利を入れない。たまたま区役所の方に申告していけば、これは区役所の道ではありません、ごう言って、年に一回か三年に一回ぐらいは砂利を入れるが、それは地主の半分持ち、……

第29回国会 建設委員会 閉会後第2号(1958/08/11、4期、日本社会党)

○内村清次君 十一号の台風は、これは近来私たちが覚えておりまするケースからしますと、静岡、神奈川県、東京は別として山陰地方に対して、また裏日本地方に対しては、まれな台風ではなかったかとこう思うわけです。まあいわば毎年九州地方は常襲地帯としてやられておったわけですから、こういう点で何か建設省といたしましてはたまに来る台風被害に対して、これが参考になるような事態があったのではないかと思いますが、あるいはまた、これは率直に言って川床が非常に上っておる、あるいは地すべり個所の選定に遺漏があったりというふうな点も見受けられるようなことがありはしなかったか、こういう点につきましてはどうでございますか。

第29回国会 建設委員会 閉会後第3号(1958/09/15、4期、日本社会党)

○内村清次君 それでは第三班の御報告を申し上げます。  私は西田委員及び森田委員とともに、東北地方、主として秋田、青森、岩手各県下の建設事業について、去る八月二十日から八月二十五日までの六日間の日程で調査して参りました。  まず行程の概略を申し上げますと、八月二十日に上野駅を立ちまして、翌二十一日秋田県の湯沢に下車、皆瀬ダムを見て引き返し、一級国道十三号線を北上して、横手、大曲を経て秋田に至り、翌二十二日は土崎地区の道路を視察、一級国道七号線飯島―追分間の工事現場を見、能代において米代川改修工事の説明を聴取し、米代川を見ながら鷹巣、大館を経由して青森県に入り、二十三日は弘前の災害地を見て二十四……

第29回国会 建設委員会 閉会後第4号(1958/09/16、4期、日本社会党)

○内村清次君 遠藤大臣にちょっと御質問いたします。きょうは道路審議会が開催される、これに臨まれるところの大臣としては、おそらくまあ就任されてあるいは初めてではないかと思うのですね、この審議会の機構が、これはあなたの諮問機関ということになっておる。しかもこの審議会の中には、まあたとえば鉄道審議会のように政党の委員というものはおらない。まあ純然たるそういった学識経験者や、あるいはまた、それに関係したところの道路と密接な関係の委員の方々が審議されておるだろうと思うのです。比較的、これは従来まあ政党の弊害というか、党利的な問題は超越しておると私は考えるのです。そこで、第二次岸内閣も、建設省関係の所管に……

第30回国会 建設委員会 第6号(1958/10/23、4期、日本社会党)

○内村清次君 まあそういう点もあったな。やはり人を見て質問せいという話だからな。

第31回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1959/06/19、4期、日本社会党)

○内村清次君 バスの事故ですね。これはこの統計にも表われておりまするように、特殊自動車としては五百五十三件ですか、それから自動車関係一般が九百四十七件、トラック事故にしましても、自動車関係の事故は非常に多いようですが、問題はこの件数の多いのに比べて――もちろんこれは乗客の死傷という問題がついて参りますし、非常に世間に対しましてもこれは惨たんたる状態を呈するわけですが、その個所ですね、事故を発生するところの個所、この個所が踏切の方が多いのか、あるいはまたは山間の道路の場合の方が多いのか、この個所の点がどうなっておりますかが一つ。  それからその事故の原因といたしまして、運転手の過失によるもの、あ……

第31回国会 運輸委員会 第18号(1959/04/27、4期、日本社会党)

○内村清次君 今、国鉄側からの発言を聞いておりますと、どうも非常に重大性が、当委員会としてもこれは慎重な考えをせなくちゃならぬ問題が出ておると思います。で、私たち国民の代表として、そうして委員会に所属をして、しかも当志免問題につきましては、終始この問題の重要なことを議題として取り扱っておる。しかも委員会としてはもちろん青山委員長、委員会の報告も一応あっただろう。あるいはまた委員長も出席してもらって衆議院の方においてもその聴取はした。が、しかし、先ほど柴谷委員からも言われますように、青山委員会の委員の人たちは現地の調査も十分しておらない、そうして埋蔵量というものが八百万トンだという数字を出してお……

第31回国会 建設委員会 第4号(1958/12/25、4期、日本社会党)

○内村清次君 政務次官とあるいは官房長に一つお尋ねをいたします。  問題は、きょうは予算の内示に対するあなた方の復活要求の忙しい時期と思いますからして、私も重点的に簡単に指摘して質問したいと思いますが、そこでこの内示に対しまして建設省関係といたしましては、一体どの点を総括して復活要求に努力されておるか、その点がわかっておりますならば指摘していただきたいことが一点です。  それから第二はこの治山治水関係の項目で、聞きますると三十四年度からは新五カ年計画をまた新たに一つ立て直して、治山治水の予算を計画的に計上するというようなうわさがありますが、それはそういうような方針であるかどうか。それからさらに……

第31回国会 建設委員会 第5号(1959/02/03、4期、日本社会党)

○内村清次君 人員の問題、いわゆる職員の問題をちょっと説明して下さい。
【次の発言】 それから行政機関職員定員法による定員と予算定員との差があるでしよう、この点一つ説明していただきたい。
【次の発言】 この行政機関の定員法の建設省全体の定員としては、現在が一万六千四百二十八名、それを三十四年度今回に改正しようとするのが一万六千七百二十二名、そうすると私が先ほど質問したのは、予算定員が一般会計それからダム特別会計、道路整備特別会計を含めまして一万六千七百二十五名ということが、これは予算書の中に書いてあるのですね。その差がちょっとあるようですね。この改正の差は三名ですから、これは特別職三名だろうと……

第31回国会 建設委員会 第6号(1959/02/05、4期、日本社会党)

○内村清次君 今回新規に小規模河川が五十河川入っておりますね、これの選定方法ですがね、これは中小河川の方から選定していく、その中から選定していくか。それから補助率が今回は百分の四十になっておりますね、これはどうやった関係で百分の四十になったのか、その点まず……。
【次の発言】 そうすると工事内容ですね、それはまあ大体中小河川の工事内容とほぼ同様ですか。
【次の発言】 都市計画と並行してやっているところの河川改修ですね、都市計画とこの費用区分というものは、一体どういうふうにみているのですか。
【次の発言】 この方針はまあたとえば二様にやっていく、一つは熊本の白川の改修に伴うところの都市計画、街路……

第31回国会 建設委員会 第7号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○内村清次君 この都市計画事業のまあ総括説明からは、予算関係は皆増加しておるようでございますね。特にまた、その街路事業費においては、増加しておるようですが、先般、これはもう、さきの委員会で配られました、昭和三十四年度の建設省関係の総予算額ですか、この中に、財源関係の内訳として、街路関係の区画整理事業、これが二億六千八百万円、三十三年度は五億七千百万円、こういうふうに減っておるのですね。  これは、どういう内容ですか、この内容、事業内容ですね。
【次の発言】 戦災復興の問題は、先ほど田中君から、いろいろ質問がされましたけれども、まあ私も、その点には事例を一つ持っておりますが、これは別の問題ですか……

第31回国会 建設委員会 第8号(1959/02/12、4期、日本社会党)

○内村清次君 建設大臣にお尋ねいたしますが、三十四年度の予算計画の一般予算の中におきましては、政府の重点政策として道路整備というものが、産業基盤の強化という意味でなされて、先般のこの委員会でも大臣の説明があっておりますが、その道路整備の予算増加に対しましては、「三十三年度以降五箇年間に総投資額一兆円を規模とする新しい道路整備五箇年計画を樹立し」と、こういう説明がなされておるんですが、先般の委員会で、これは道路局長にも質問いたしておりますけれども、この根幹となる五カ年計画というものが、まだ樹立されておらないというような説明もあっておりますが、もちろん、これは検討中であると、閣議決定までいっておら……

第31回国会 建設委員会 第14号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○内村清次君 ちょっと前の項に帰りますが、こういう場合のときはどうなりますかね。たとえば区画整理の中に入っている人が立体換地としての建物はいやだ、否認するというような場合のときに強制権はありますか。そこに行きなさいという強制権がありますか。
【次の発言】 その点が先ほど田中君が言いました民法上との関係がどうなってくるかという問題ですね。これはやはりそれとの関連によって立法されておるわけですか。

第31回国会 建設委員会 第15号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○内村清次君 ちょっと答弁を一緒にやって下さい。赤字の場合には施行者の側で負担する、こういうお話ですが、施行者が赤子を負担して、損害は全部施行者の負担だ、こういうようなことの事例、それでもそれがほんとうに清算を完了したということになるのですか、どうですか。それも一つあわせて答弁していただきたい。

第31回国会 建設委員会 第16号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○内村清次君 罰則の規定に、違反建築についての体刑という問題が出ておりますね。六カ月の体刑というようなことが。これは、今日まで、違反建築の実数それからまた、是正の実績だとか、それからそれが国損になった例だとかいう実績は、あなたのほうでは統計をとっておられますか。
【次の発言】 そうすると、体刑という問題は、建築違反というような項目から考えますと、私たちは少し重過ぎはしないかというような感じもするんですが、どうやった場合が体刑になるのですか。
【次の発言】 今回の規定に違反することが明らかな工事中の建築物というものについては、工事の施工停止というのがありますね。だから、この項目で、もちろん私も、……

第31回国会 建設委員会 第18号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○内村清次君 まずこの道路整備緊急措置法の一部を改正する法律案につきまして一、二点質疑をいたしますが、これは本委員会におきまして、当初三十四年度の予算計画が提示せられましてから総括質問で私も建設大臣に質問いたしたわけでございますが、その際にこれは当委員会といたしましても、かねて政府の方で策定をしておりました道路整備の五カ年計画ですね、この計画の閣議決定がなされて、そうしてその五カ年計画というものがいよいよ本ぎまりになったという通報は私たちも聞いておりましたけれども、これはもう基本的な政府の政策でもありますから、その五カ年計画というものを一つ本委員会に提出をしていただいて、そうしてその五カ年計画……

第31回国会 建設委員会 第19号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○内村清次君 提案者にお伺いしますが、本法案の提出に当りまして、聞くところによりますると、大体の原案は福岡県それから山口県を除いてあった。他の県の後進性を主体として、そうしてそれを産業その他国土の開発を主眼とした法案であったというようなことも聞いております。特にまた九州の全体的な産業開発の、また国土開発の面からいたしまして、九州地区だけの開発というような法案の性格を第二義的に考えて、そうしてこの地区の開発は、かつて法案となっておりました東北の開発と匹敵するような開発の計画がなされておるというようなことも聞いておりました。そこで質問の要旨といたしましては、山口県を特に掲げたという理由はどこにある……

第31回国会 建設委員会 第21号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○内村清次君 資料、要求をしておきます。  第一は、第一種の公営住宅入居資格者の数。それから第二種の公営住宅入居資格者の数。第二種にも入居できない低額所得者が何人あるか。それからこの数字が、住宅困窮者総数とどういう比較数になっているかというその比較の割合ですね。次に、公営住宅の建設戸数、譲渡戸数の資料、これは各府県別の、地区別なものを一つ出していただきたい。それから災害関連の公営住宅、その他厚生省の管理する住宅建設戸数。まあこのくらいにしておきましてあとは質問の過程で……。

第31回国会 建設委員会 第23号(1959/04/06、4期、日本社会党)

○内村清次君 本委員会で先般わが党の秋山委員から質問がございましたが、この首都高速道路公団法とこれは関連のあるものでもありますし、しかもまた、1今回の首都高速道路の計画の中にあります、八路線の計画の一部に関しておる問題ですが、東京高速道路株式会社が経営いたしておるところの、現在東京都において高速道路を建設中のものがありますが、この会社の設立計画につきましては、資料をもって委員の方に配付されてありますけれども、この資料を概括的に見ましても、まず、法的根拠というものは一体どういうふうになっておるのか。あるいはまたさらにその経過の点につきまして、建設省としてどういう経過がたどられておるかという御説明……

第31回国会 建設委員会 第24号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○内村清次君 参考人に一つお尋ねしますが、それは憲法と本改正案との関係です。これは憲法の二十二条「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。」この問題と、今回改正案の中には住宅明け渡しの強い制限ではないとしても、「明け渡すように努めなければならない。」しかしそうでない場合のときには割増金を徴収する、これは一つの制限事項ですね。そうやって制限事項を設けて、この公営住宅法の第一条の目的、国と地方公共団体とが協力をして生活困窮者、住宅困窮者、そしてまた低所得者層に対しては、国民生活の安定からこの法律を制定したというこの目的に対しましてでも、あるいは憲法の二十二条の条項に……

第31回国会 建設委員会 第25号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○内村清次君 この前の委員会のときに大臣に私も質問いたしましたが、これは本首都高速道路公団の設立にあたりまして、基本計画というものがいつごろからどう立てられたものであるか。たまたま昨日私たちもその八路線を見せていただいたわけです。そこでこの前の質問にもありましたように、とにかく古川橋あたり二号路線の関係で見ますと、各住宅には絶対反対のビラが間断なく張ってあるのです。私もびっくりしちゃったのです。それでもちろん私たちもこの陳情請願書というものは内容的には見ておりました。確かにこれは住民の方々が今度の建設計画に対して相当な被害をこうむった。しかもその被害に対しては何ら補償も考えておらないとか、ある……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 建設委員会 閉会後第1号(1959/07/09、5期、日本社会党)

○内村清次君 ただいま各県の今般の被害状況については資料をもって伺いましたが、これに対する政府としての、また国の責任官庁である建設省といたしましてその被害に対する手当をやっていくということは当然です。ただここで伺いたいことは二十八年災以来から災害復旧をやっておる、そういう災害のまだ未復旧な部分がこの中に含まれて今回の災害を増大したというような個所があったかどうか、こういう点はどうなっておりますか。
【次の発言】 この点は私は個所を指定して申してもよいのですが、二十八年災以前の問題はこれは当委員会におきましても大体復旧は済んだのだという答弁をされておる。ただしかし具体的に調べてみますとまだ相当個……

第32回国会 建設委員会 閉会後第3号(1959/09/05、5期、日本社会党)

○内村清次君 質疑に入る前に……。今回の七号及び六号台風の総被害額、これは建設省関係におきましては公共土木関係直轄補助、それから家屋、こういった建設省関係分の総額、それからさらにこれには厚生省、運輸省、農林省というような全体的な総災害の総額を一つ示してもらいたいと思います。わかりますか。
【次の発言】 今まで先ほど私も質問し、田中委員も言われましたように、あなたは内閣全体としては対策関係については主役ですね。その主役の人が数字を持たないということはどうもおかしいと思います。しかもこれは委員会といたしましてもこれは災害の関係につきましては、関係委員会はみな関心を持っておりますけれども、あなたの方……

第32回国会 建設委員会 閉会後第4号(1959/09/10、5期、日本社会党)

○内村清次君 ただいま砂防関係に対しまする議案を採択されましたが、私が一つ大きな相互を持っておりますることは、これはさきの委員会でも発言いたしましたように、新大臣が重点政策の一つとして新治水計画の五カ年計画を策定をする、この点を大きな重点政策として大臣は遂行していくのだということは、これは就任当初の委員会においても発言されたのでありまして、現在もその気持でおられることは私は十分察知いたしております。ただこの前も申しましたように、現在三十三年、三十四年度のこの両年度におけるところの予算のつけ工合というものは、パーセンテージにいたしましても非常に少い。特にこの砂防の問題につきまして私はるる言ってお……

第32回国会 建設委員会 閉会後第5号(1959/09/25、5期、日本社会党)

○内村清次君 ただいま松野委員から御報告になりましたように、私たちにも――この調査に参加した者ですが――詳細につきましては、先ほど第一班の方で言われましたように、報告書が印刷になりましたなら、この検討をして、その個所別に対するところの建設省としての考え方を、資料として委員会報告として出していただきたいと思います。  特に報告の内容にありました黒川の改修の件ですが、この問題は、当時私も行きました際にも、ちょうど新聞に大きく出ておったというようなことで、地元沿岸の農村の方々が大挙押し寄せてきて陳情を受けたわけです。だからして私もこれはぜひ早く委員会の席上で、責任あるあなた方から話を聞いておきたいと……

第32回国会 建設委員会 閉会後第6号(1959/10/10、5期、日本社会党)

○内村清次君 今の問題は、現に建築基準法の三十九条に災害危険区域に対するところの処置が載っておるはずです。満潮時の潮の水位より住宅建設地帯の水位というものが低い場合には、これは当然考えなければならぬ。ここに今回のこんな悲惨な災害の原因があるわけです。私はこの点から当然これは建設省としてはやはり監督官庁ですから、今日までの住宅建設における監督の地位から、これは今までやっておられなければならなかった問題じゃないかと思うのですが、こういう点について手抜かりがあったのじゃないか、どうですか、この点は。
【次の発言】 大臣によく聞いていただきたいのですが、先ほどこの海岸堤防その他の災害防除の問題について……

第33回国会 建設委員会 第3号(1959/11/17、5期、日本社会党)

○内村清次君 ただいまのこの特例法によりますると、二十八年災のときには、全額国庫負担になっておるのですな。ところがこのたびは、まあ十分の九だと、そうすると、これは予算の関係で、そうなったのか。あるいはその二十八年災の際の何か弊害関係があったために、こうなったのか。特にまた、建設省の方で、私たちに委員会で提出されました問題では、もうおそらく努力事項としては全額国庫負担、こういった努力が、一応提出されておるようですが、その間の予算折衝の過程で、こういった法律になったのは、どういうわけですか。この点を一つ説明して下さい。
【次の発言】 で、そういった形で、十分の九になりながら、またさらに、その予算の……

第33回国会 建設委員会 第5号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○内村清次君 それに関連しますが、この委員会であげました九州開発の法案ですね。これをやはり実直的に開発をしていくためにはやっぱり公庫を必要とするものがある。おそらく東北地方の開発法案にもあるのです。それがどうも政府の方では熱意がないということで、きょうは大会をやった。ところがまだ議員提案で今は出しているような、臨海工業のこういった問題にも、すぐ公庫をひっつけて政府がそれを出していくというような推進の仕方のものは、私たちは納得ができないのだ。それよりもやっぱりああいった大きな今まで懸案にあった国土開発に関連した地域的な開発の問題に対して公庫をつけていくというような熱意が必要だ。これも実はなんでし……

第33回国会 建設委員会 第6号(1959/12/22、5期、日本社会党)

○内村清次君 これはちょっと先走っておるようですね。
【次の発言】 この際、地盤沈下は各地に起こっておりますが、特に新潟はひどいですね。しかし各地に起こっておりますが、政府はこれに対してどういう対策を考えておられるか、この際一つお聞きしておきたいと思うのですが。
【次の発言】 この問題は二つの点が重要になると思うのですが、ただいまの政府の説明を聞いてみると、これまた二、三点において非常な困難性があるようですけれども、二つの問題というのは、この一割以下の減歩関係ですね、これは何ですか、二号線の区画整理を1都市計画をやって、そうして二号線という路面の新設に対して、どうしても一割以下にはならないとい……

第34回国会 建設委員会 第6号(1960/02/23、5期、日本社会党)

○内村清次君 まあ党の小松君やその他二名の衆参両院議員が二十一日の百に、現地を調査した。幸いにしまして、現地におきましては、面会もしておるし、事情も十分聞いておるのです。まだ党に対する報告はありません。が、それまでに、やはりこれは、所管の問題でもありましょうし、建設委員会といたしましては。現在、三十五年度の予算につきましても、下筌ダム、松原ダム関係は三億七千六百五十万円ですかな、これだけは組んであるのですから、三十四年度から引き続いてですね。このダム会計の中にも、費目は明確になっておりますし……。で、現在までの経緯、それから水没被害の問題ですね。それから県側の態度、これは、まあ三県にまたがって……

第34回国会 建設委員会 第7号(1960/02/25、5期、日本社会党)

○内村清次君 私たちも総括質問がありましてね。時間も忙しいと思いますけれども、やっぱり法律の審議に関係しますから、どうか一つ時間はうんと作って、総括質問がずっとスムースにいきまするように時間を作っていただきたい。その点はまた委員長にお願いしておきます。  実は、一昨日この委員会で問題になりました下筌ダムの問題、当時、建設大臣も言われましたように、社会党の議員団が調査に行ったということは知っておられたようだ。私たちももちろんこれは重大だと思って調査団を派遣したわけです。調査団の報告を聞いてみますると、筑後川の水系治水基本計画が下流の洪水調節を主目的とする場合に、この計画自体が最良なものであるかど……

第34回国会 建設委員会 第8号(1960/03/01、5期、日本社会党)

○内村清次君 委員長、ちょっと大臣に一点だけ。
【次の発言】 実は、この前の委員会のときも言ったように、どうも総括質問が済まない。これでは困るのですから、衆議院関係もありますから、きょうは道路の問題を最初やると言ったけれども、これも差し控えます。まだ治水の問題もあるのですが、それで、衆議院がきょう上がりますでしょう。だから一つ十分、時間をつけていただきたい。週に二回ですから。この点はこの前も委員長に頼んでおいたのですけれども、どうもこの点が十分徹底してないようですから、ぜひ一つ時間をとっていただくように、まず議事進行としてお願いしておきます。

第34回国会 建設委員会 第9号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○内村清次君 今の一の反対意見は一応はこうだというのに対して、あなたの方はどういう、兄を持っておるのかということを説明するというので、あなたは説明しかかったのでしょう。これはあなた、その通りでしょう。だからそれをあなたの方で説明してくれなければ、それでは何もならない。
【次の発言】 山本さん、あなたに尋ねたいが、やはり大山川の方は、松原ダム方面のものだけをやる、玖珠川の方には、何も治水対策というものがされておらない。  そこで、この間現地の調査団の、特に大分県側の方あたりから聞いてみると、これまた、現地の人たちも強く言っておるのですが、玖珠川は、先ほどあなたの説明によると、六カ所やったんだけれ……

第34回国会 建設委員会 第10号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○内村清次君 この筑後川の治山治水計画に対しましては、私は緊急を要するものであると思うのです。先ほど木下大分県知事も、当時二十八災の際には衆議院議員として現地を視察したとおっしゃったのでございますが、私といたしましても、当時地方行政委員長といたしましてこの筑後川の二十八災のはんらんに対しましては福岡県、大分県を視察をいたしました。そうしてその惨状を十分に認識をしてきたわけでございます。それにつきまして今回建設省が国の直轄といたしまして、この筑後川の治山治水計画によってまずダム計画をやる。下筌、松原のダム計画をやるというような計画でございまするが、まだこの点につきましてはその経緯につきましてもあ……

第34回国会 建設委員会 第15号(1960/03/25、5期、日本社会党)

○内村清次君 参考人の方々に質問を申し上げます前に、委員長に、実はお尋ねしたいことがございます。  この下筌、松原ダムの建設工事に対しましては、これは熊本県やまた大分、佐賀、福岡というような各県にまたがっておりまする筑後川の治水の問題といたしまして、また当面下筌、松原ダムの関係につきましても、その水没犠牲者の問題が介在しまして、当委員会としては非常に重要であるという観点に立って、委員会におきましても、こういった参考人の意見を聴取するということになったことは申すまでもありませんが、ここで一番被害県といわれる、犠牲県といわれておるところの熊本の県知事、これは去る八日の参考人出席に対しましても欠席を……

第34回国会 建設委員会 第16号(1960/03/26、5期、日本社会党)

○内村清次君 ただいま提出いただきました資料でございますが、資料の第一ページに、これは私要求したわけですが、今回の法律案によりまして治水基本計画がいわゆる年次別に十ヵ年間で、一体どういうふうな計画がなされているかということを知りたいという関係で、この問題の私は資料を要求したわけです。この資料を見てみますと、先ほどの御説明で数字の信憑性がまだ判然としておらない、この治山治水の基本対策要綱――これは二十八災後に治山治水対策協議会で決定した数字があるわけです。この数字と比較して見ますると、数字が違っているように感ずるのですが、たとえば区分の方の昭和二十八年の基本対策という数字で一兆三千五百五十四億と……

第34回国会 建設委員会 第21号(1960/04/12、5期、日本社会党)

○内村清次君 この法案の十一条及び十三条、これについてたとえば建物の収用及び土地の収用については土地収用法によると、そうして十六条に「土地収用法の適用」と、こう覆いてあるんですね。そこでなぜ、この法案の適用が、土地収用法の適用を受けなくてはならない該当法案であるならば、土地収用法の三条の中に、この住宅地区改良法というものの適用というものを、これを入れないか。こういう点を私は考えるわけですか、これはどういう理由によって、各法案々々に、法律に土地収用法の適用を受けさえすればそれで事足りるんだというような考え方であるかどうかですね、そういう点を一つ明確にしていただきたいと思います。

第34回国会 建設委員会 第22号(1960/04/14、5期、日本社会党)

○内村清次君 管野長官に、一つ御質問したいと思います。  私は、この国土開発の問題に関係してきまして、さらにまた、現在は、東北開発法につきましても、また九州総合開発法につきましても、この委員会でやり、さらに、現在は九州地方の総合開発の委員です。先ほど田中君と長官との質疑のやりとりがありました。私は、田中委員の言われたことは全く同感です。ほんとうに熱意に燃えたこの国土総合開発の法律に基づいて、しかも、日本の全国的な総合開発をどうしていくかという熱意に燃えた、私はあれは質疑であったと思うんです。もちろん長官の方では、私が質問いたしましたことは、今日までの岸内閣の総合開発に対しまするところの熱意が、……

第35回国会 建設委員会 閉会後第1号(1960/07/23、5期、日本社会党)

○内村清次君 建設大臣に質問いたします。もちろんこの問題は大臣の重要な引き継ぎ事項であったと思うのですが、三十四国会におきまして建設行政といたしましては、三十五年度の予算と関連いたしまして治山治水の緊急措置法というのが成立いたしました。この法律によって治水の特別会計がまたこれも法律によってその計画を遂行していくという関係におきましてこれはまあ相当重要な建設行政の大きな政策の一環であると私たちはこれを非常に重要視いたしておるわけです。ところで、この治山治水の緊急措置法の第三条の中に建設大臣は、河川審議会の意見を聞いて、昭和三十五年度以降の五カ年間において実施すべき治水事業に関する計画、この案及び……

第35回国会 建設委員会 第2号(1960/07/21、5期、日本社会党)

○内村清次君 委員長と政府の方にちょっとお尋ねしますが、九州地方開発促進法の一部改正というような法律案は、社会党といたしましても先国会に提出しておるわけでございます。それがどういう取り扱いになったのか、この点を一つ明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 結論として、前国会としてはこの臨時国会に引き続き案件として残ってきておらないように考えるが、どういうような状態になったのか。
【次の発言】 政府の方ではどういう……
【次の発言】 この点は一つ私もよう調べますけれども、あなたの方では成り行きがよくわかっているだろうと思う。調べて委員長から一つ報告していただきたいと思います。  そこで私……

第35回国会 建設委員会 閉会後第2号(1960/08/31、5期、日本社会党)

○内村清次君 治水事業の十カ年計画に対する参考人として赤木正雄君の出席を要求いたしたいと思いますが、その点一つ諮っていただきたいと思います。
【次の発言】 三十四国会で当時の内閣の重要施策は、治山治水の緊急措置法及びまた治水特別会計法、この二つが当委員会といたしましても関連しました重要な法案だったのですね。この緊急措置法の第三条において、ただいま大臣も発言されましたように、今後前期五カ年計画あるいはまた後期五カ年計画、この十カ年計画の策定を河川審議会の意見を聞いて閣議決定をする、これが第三条の目的であったのですね。そこで私は先月の委員会では、この閣議決定というものは、当時予想せられました一応の……

第35回国会 建設委員会 閉会後第4号(1960/09/20、5期、日本社会党)

○内村清次君 あなたのただいまの説明では、治山事業の緊急かつ計画的な実施を促進するために十カ年計画を立てるのだ。そうしてその資金内容というものは、三十五年度以降十カ年間において一千六百六十七億円、それから前期が七百二十九億円、後期の方が九百三十八億円、こういう説明をされましたが、それが資料の方には、前期五カ年計画では五百五十億円、後期五カ年計画では七百五十億円、計が一千三百億円、こういうふうになっておりますが、数字が少しよけいになっておるが、この点はどういう関係ですか。
【次の発言】 そうすると、民有林と国有林を合わせてその差額というものは、国有林関係の方の差額、それが加わったというだけですね……

第36回国会 建設委員会 第2号(1960/10/19、5期、日本社会党)

○内村清次君 この三十六年度からの住宅建設五カ年計画、これは策定されて各議員には配ってありますか。
【次の発言】 そこでこの住宅建設で政府構想として発表されておるのは十カ年計画で一千万戸の住宅建設をやるのだ、これはそういう方針ですか、どうですか。
【次の発言】 私が質問しておるのは、十カ年間で一千万戸は一つ建てていくのだということは政府の方針として発表されておるが、将来一つの方針としてやれるかどうかということです。
【次の発言】 そこで私が先ほど言ったように、政府の方で、これは選挙対策としての宣伝か知らぬが、十カ年間で一千万戸という住宅計画を持っておるのだ、こういうような数字が出ておるのですか……

第38回国会 建設委員会 第2号(1961/01/26、5期、日本社会党)

○内村清次君 大臣、ちょっと質問いたしますがね、先ほど大臣が御説明されました建設省の予算関係ですね、これは、正式な予算書の提出を待って質問いたしますが、ただその説明の中に、当委員会といたしましても非常に関心のある機構の改革の問題、機構の設置の問題が説明されたわけです。建政局の設置の問題は、これは一昨年ごろから大体問題になった、局の増設ですね。この問題の設置にあたりまして、今回の三十六年度の予算関係で、池田総理も何か発言されておるようだ。特にまたその所管関係が、行政管理庁がやるのか、大蔵省の方でそれを認めていくのか、あるいはまたそうやった段階が、各省の要求によって、どうやってしぼられていくのか、……

第38回国会 建設委員会 閉会後第2号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○内村清次君 第二班の調査を御報告いたします。  第二班は、稲浦委員長、田中一委員、武内委員と私の四名でございますが、去る六月三十日から七月七日まで八日間の日程で、主として長崎県下の離島における建設事業を調査して参りました。その経路及び視察個所につきましては、お手元に配付いたしました図面をごらんいただきたいと思いますが、簡単に御説明いたしますると、東京から長崎に直行、県庁において長崎県下の一般建設事業及び県下離島の全体の模様等を聞き、さっそく大村湾を一周して西海橋を視察いたしました。翌七月二日は長崎港を出航、六時間で福江に上陸、富江、玉之浦、岐宿等福江島を一巡して福江泊まり、三日は福江を出航、……

第38回国会 建設委員会 第4号(1961/02/09、5期、日本社会党)

○内村清次君 資料で、公営住宅、改良住宅、公庫住宅、公団住宅、協会住宅の種別、たとえば公営住宅は第一種、第二種という種別ですね。それから耐火、木造、それから二階建、平家、一間、二間、三間、何坪という規模別の各家賃の金額及びその各入居資格条件ですね。それから入居希望者の数及び入居数との比率、特に公営住宅関係では各県で家賃の高低もあるだろうと思いますが、これは最低と最高を出していただきたい。
【次の発言】 現在の状態です、六年度分ばかりではないのです、六年度なら今から建設するのでしょう。今まで建設した公営住宅……。

第38回国会 建設委員会 第5号(1961/02/14、5期、日本社会党)

○内村清次君 大臣に質問いたします。  先般の委員会で昭和三十六年度建設省関係予算概要の説明を大臣から聞き、この三十六年度の建設省予算が二千六百五十四億百余万円、前年度に対しましては三百六十八億八千七百余万円の増加である。それからまた、追加分を加えて、当初計画といたしての前年度の予算が二千百十億七千万円、これに比べて本年度は五百四十三億三千二百万円だ、こういう御説明がありました。  これを予算書で見てみますると、三十六年度の予算説明の中におきましては、この予算書の一番大きな、目立った特色の一つとしてみますると、公共投資の額が非常に大幅にふえておるということであります。予算総規模の約二割に近いと……

第38回国会 建設委員会 第6号(1961/02/16、5期、日本社会党)

○内村清次君 ちょっと今の問題。大臣、先ほど藤田委員からも田中委員からも言われましたが、河川局長は、昭和三年の閣議決定事項ですね、農林省とそれから建設省との砂防の施工分野ですね。その問題についてはだんだん一つ今後の施工状況についてこの閣議決定を守るようにしていきましょう、こういうような局長の話で、私はやっぱりそういう決意ではどうも了承できないんじゃないか。大臣もだんだんかわっておられるんですね、これはこの委員会で農林大臣も、あるいはまた建設大臣も一緒に来てもらって、この農林省と建設省と施工分野の閣議決定の事項を中心といたしまして十分質問したことがあるのです。あるけれども、大臣自体がまだよく腹の……

第38回国会 建設委員会 第7号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○内村清次君 公団にちょっと資料を要求いたしたいと思うのですがね。その前に今回のこの三十二条の改正で資金等を投入するということですね。その資金というのは資本金関係は大体利子関係ですか。例の利子関係というのは結局入居者の敷金の利子関係でやるということですか。
【次の発言】 そこで、まあ今日まで公団の団地で設置されておったところの施設の種類、それから規模、管理等についての資料を一つ出していただきたいということと、それから入居者の今言った敷金の総額が一体どれくらいあるか。いわゆる資本金に繰り入れ得る、資本原資となる金額はどれくらいあるかという総額。それからその敷金の毎年の利息高というのが一体どれくら……

第38回国会 建設委員会 第10号(1961/03/02、5期、日本社会党)

○内村清次君 磯村さんに、ちょっとお尋ねいたします。  先ほどの公述の要点といたしまして、この委託方式の中に、あなたの御説では公益法人の、あるいはまた公益財団ですね、こういうような法人形態は、どうも自分の経験からしてと、さらに人的な問題もあって、あまりよくない。だから営利関係でも、結局、民間の方に全部一つやらせた方がいいじゃないか、それは一つのテスト・ケースとしてやらした方がいいじゃないか、こういう御説のようでございます。  そこで、私はこの公益法人関係で、ただ経験上、あるいはまた、その人的の問題というようなことを除いたほかに、何かこの公益財団法人というような組織ではいかないという確固たる法的……

第38回国会 建設委員会 第11号(1961/03/09、5期、日本社会党)

○内村清次君 大臣がまだ出席しておりませんが、大臣に実は質問したいと思っておりましたが、それまでに公団のほうに実は一つ質疑したいことがございますが、ただいま公団の建設計画の中に、大阪で計画中の千里山の団地というものがあります。この団地の計画は、公団住宅の建設といたしましては最も最大のものであると私たちは聞いておるわけです。そこで、この団地が、うわさによりますると、一都市を形成するような大きな団地だと。だからその規模が一体どういうふうな団地計画であるか、また、どれくらいの住宅に収容人員を持っておるものであるか、さらにまた、利便施設というものが市との間にどういうような連絡を持ち、またどんな施設を今……

第38回国会 建設委員会 第12号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○内村清次君 それにつけ加えて、図面の横でもいいですから、たとえばげたばき住宅の店舗関係の方には住宅金融公庫としてはどれくらい貸しておる。それからその上に、個人貸しに対しては賃貸関係はどれくらい貸している。それからまた、協会住宅ですね、それから地方公共団体、こういうのにはどれくらい貸している。その資金の、現在の資金貸し付けの額を一つ記入しておいてくれませんか。

第38回国会 建設委員会 第14号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○内村清次君 国鉄の方に、ちょっとお尋ねしますが、国鉄関係、だれか来ていますか……。  で、まあ先ほど藤田委員からも言われましたように、私たちも十七日の日に現地を見てきたわけです。現地の住民の非常な焦燥の中から、この中之沢の地点においては、鉄道の線路関係で、従前も列車がとまったのだと、しかもそのとまった原因というものは、この渓流から流れるところの排水の勢いで、線路が流れたかどうかしりませんが、とにかく列車がとまった経験もあるというようなことを言っておりましたが、そういった事実がありましたか。
【次の発言】 その工事は、みんな鉄道の方でやられたのですか。

第38回国会 建設委員会 第15号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○内村清次君 ただいま静岡県の由比町の地すべり問題につきまして、所信表明がございましたが、大臣の所信表明の中にありましたように、二十三日の委員会は、私たちは当時この地すべりの状態を実地に見てきました者としまして、非常な実感をこめた委員会の審議もやり、同時にまた決議もしたような次第ですが、予算委員会で御出席がなかったために大臣にぜひ一つ聞いていただきたいこともあったわけです。当時も私建設省関係につきましても河川局長にも意見を申し上げておったわけですが、現地を見てみますと、これはまあ地すべり法が制定されました由来は、農林省の従来所管として治山関係の砂防を主として今日までやっておったような現状で、そ……

第38回国会 建設委員会 第16号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○内村清次君 私は日本社会党を代表して、本案に対し、次の諸点を前提といたしまして賛成をいたします。  道路の整備が緊急に実施されますることは、今日国民のだれもが熱望していることは疑いないところでございますが、総額二兆一千億円に達する新道路整備五カ年計画を策定するための根拠法である本案の審議にあたりまして、なお次のような点に心配が残りますので、これらの点を十分善処せられますることを要望する次第であります。  すなわち、一つ、従来の五カ年計画の経過を見ましても、その期間中に完遂を見ることなく、途中でしばしば改定せられておるので、今回の五カ年計画については最後まで変更することなく完全に実施することを……

第38回国会 建設委員会 第17号(1961/04/04、5期、日本社会党)

○内村清次君 ちょっと田中君の質問に関連して聞きますが、第十四条に「(市街地改造事業のための土地等の収用)」、これが題目で十四条が出ておりますが、大体この市街地改造事業の目的というのは、まずたとえば街路を広げていこう、そして広げていくけれどもその付近の地区をいわゆる超過収用制度を設けて、これを前提として付近の土地を収用していこう、こういうような法律規定になっておりますけれども、それではその市街地の改造事業の用に供することができる、という法律的根拠は一体どこから出ておるか、この点も一つあわせて説明していただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この十四条の根拠規定というものは都市計画法……

第38回国会 建設委員会 第18号(1961/04/06、5期、日本社会党)

○内村清次君 ここがこの法案の骨どころですが、ここで私、二つの問題を提起して御答弁をお願いしたいのですが、第二節の十八条、十九条、二十条というのはこれはもうほとんど条文通りですね、問題はこの二十四条、二十五条ですが、二十四条でこの管理処分計画において、關係者が権利を持っておると、そうやった権利を持った者の相互間において従前の権利との關係で、前の自分の権利、この家を取りこわしてしまうというような、こうやった關係で、さらに不均衡をなくしていくというようなことが一番大切なことと思いますけれども、その基準は一体どこに置いておるかということですね。不均衡のないような基準は、一体どこにあるかと、この基準を……

第38回国会 建設委員会 第20号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○内村清次君 ちょっとその前に山田参考人にお尋ねしますが、先ほどこの法律につきまして、むしろおそきに失する、こういうような御発言がありましたが、東京都の方では、たとえばこの法律が成立いたしたといたしまして、予定地区というのが、法律に従った地区があるだろうと思うのです、何カ所か、これをどういうふうな形で、順序で、また向こう何年ぐらいで造成していくか、そういう御計画がこの法律の立案当時と一緒にできておるかどうか。  それから、それに従いまして、その予定地区の付近の人方にPRと申しますか、いろいろな折衝過程というものがもうすでになされておるかどうか、こういう点を一つお聞かせ願いたいと思います。

第38回国会 建設委員会 第21号(1961/04/18、5期、日本社会党)

○内村清次君 この市街地の改造に関する法律案につきまして、重要な問題の一つとしまして、各条文を検討をいたしてみますると、この条文の中に事業完成後、建築物は共同の建築物となる性格上、廊下だとかあるいはまた階段等の関係権利者の共有の部分が相当あると予想されますけれどもその維持管理についてはこの中にどういう条文があるかどうかですね、また政府の方ではこの維持管理はどうやってなされていくか、そして秩序を保っていかれるかどうかという問題が重要な点であろうと思うんですが、そういう点に対しまして、政府の見解を承りたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この法律というものはとにかく市街地の指定地区の建築物……

第38回国会 建設委員会 第22号(1961/04/20、5期、日本社会党)

○内村清次君 防災建築街区造成法案は、耐火建築促進法を全面的に廃止して、これにかわるものとして立案されたものでありまするが、この耐火建築促進法のどの点をどのように改正しておるか、この点を一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 最近、都市の不燃化ということが非常に問題になっておりまするが、この都市の不燃化ということは、これは特に必要があると思いますけれども、その対策を、政府は一体どういうふうにとっておられるか、この点を一つ御説明を願いたい。
【次の発言】 そうすると、この不燃化対策のこの法案は、その中心的な役割を今後果たしていくというような考え方もあると思いまするけれども、防火建築帯の造成……

第38回国会 建設委員会 第23号(1961/04/25、5期、日本社会党)

○内村清次君 この法律の各条文間におきまして、 公共施設の整備に関連する市街地の改造に関する法律これは法律になったわけですが、それと防災建築街区造成法案、それから耐火建築促進法、この法律の条文の間にどういうふうな関連性があるかという点はこの委員会で資料の提出を求めたわけでございまするが、この関連いたしました条文を、またその条文から来るところの性格と申しますか、法律の性格、内容、こういう点を資料によって見てみまして、二、三点を一つ質問したいと思うんです。  まず質問の第一点は、市街地の改造事業における施行者は、行政庁または地方公共団体となっておりますが、防災建築街区の造成事業では、組合を原則とし……

第38回国会 建設委員会 第25号(1961/05/02、5期、日本社会党)

○内村清次君 今の、間違いなく完成するとおっしゃるのですけれども、今の質問の要点は、四十一年度までにあとの残りは全部やってしまうかという質問です。だから、四十一年度までに間違いなくやるという御決意ですか。それといま一つ、大臣にちょっと代表しておられるから聞きますが、こういうことですよ――今日まで第一次五カ年計画が五百六十七億を計画されている。それに実績は二百十九億、それから第二次五カ年計画では四百六億を計画をされて、そして二百三十億の、これは三十五年までです。先ほど開発局長が言われたように、第二次の五カ年計画は、まだ三十六年度の末まであるわけです。それが、今二百三十億だけ使っている。ところが今……

第38回国会 建設委員会 第27号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○内村清次君 ちょっと関連して。大蔵省関係、特に宮崎主計官に聞いておいていただきたい、答弁もまたしていただきたいと思います。  それから実は最初の順序といたしまして、建設大臣にお尋ねいたしますが、この法案の審議の過程におきまして大体本年度の予算、この法案に対する国庫補助の予算も二億五千万ということが大体きまり、その内容につきましても、また今までの過程におきまして明らかになったわけですね。そこで将来の問題といたしまして、建設大臣の方にお尋ねしたいんですが、従来の火災の状況を見てみますと、もちろん大都市も火災はある、ひんぴんとしてあることは、これはもう私も東京に住んでいますのでよくわかっております……

第38回国会 建設委員会 第32号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○内村清次君 武内委員の方から大火に対するところの政府の今後の措置、それから現在までの調査ですね、これを要求されておりまするが、これは政府の方では一体いつの機会に一つ委員会の方に御報告ができるか、この答弁だけを一つしっかりやっておいていただきたいことと。  それからさらに委員長の方にお願いしたいことは、委員長の方ではまあ前例があることでもありますし、当然これは参議院として、院議でやはり関係委員会の委員、特にまた建設委員の現地慰問かたがた調査という問題が起こってくる問題であると思うのです。だから、まあ建設委員会としては、ぜひ委員のだれかを調査にやるように一つ議長の方に働きかけていただきたい、こう……

第38回国会 建設委員会 第33号(1961/05/31、5期、日本社会党)

○内村清次君 相磯参考人に伺います。参考人の口述は、今回提出されております特別法に対して反対だ、こういう前提のもとで、その理由としては公共福祉の問題が非常に前面に出過ぎて、私権の保護というものが後退をしたのだ、私権の問題については住居移転の問題、それから職業自由の問題、それからまた財産権の保護の問題も非常に後退したのだ、こういった前提のもとに現在の事業者が非常に不当な補償を持ってくる。さらにまた公正なるべき収用委員会自体が非常にまたそれ以上に不当な対価を提示してくる。だからして、参考人のお話ではまず一つ収用委員会の構成と組織、任命権、こういう問題を一つ変えて、もう少し公正な収用委員会にしたらど……

第38回国会 建設委員会 第38号(1961/06/07、5期、日本社会党)

○内村清次君 ちょっと言いますが、自民党の国会対策委員長が紹介議員だからこれはやはり考えてもらわぬとおかしいぞ。それは僕たちは反対の方だ……
【次の発言】 これは民主国会になって第一回国会以来、請願権という、国民の大事な請願権に紹介議員がつくという、その紹介議員はいわゆる請願者の国民にかわって国会にその内容を説明しなくちゃならない義務があるのです。それを今日みんなでこうやって簡略にしてしまっているのです。私たちが最初第一回国会から入りましたときには、一件々々その紹介議員が来ましてその要旨を陳弁して、そうしてそれがぜひ採択になるように努力したものであります。こういう点を考えてみますと、国民の請願……

第39回国会 建設委員会 閉会後第2号(1961/12/08、5期、日本社会党)

○内村清次君 先国会において可決成立いたしました水資源関係二法及び宅地造成等規制法に関し、琵琶湖を中心とする淀川水系の水資源開発等関連事業、神戸市の宅地造成事業等につきまして、私と村上委員及び滋賀県下については西川委員の同行もお願いいたしまして、去る十一月二十七日から三十日までのわずか四日間でありましたが、京都府、大阪府関係は説明聴取にとどめ、滋賀県、兵庫県は速度を早めつつも現地調査を試みて参った次第であります。以下その概要について申し上げます。  まず、淀川は経済的価値のきわめて高い京阪神地域を貫流しているため、そのもたらす恩恵も災害もともに絶大であります。この淀川の水源には面積七百十七方キ……

第39回国会 建設委員会 第8号(1961/10/25、5期、日本社会党)

○内村清次君 この政府から提出されました水資源関係の二法案につきましては、この水資源の開発の基本計画と国土総合開発計画との諸計画の関連が、特に深いと私は考えておりますが、昭和二十五年に制定されました国土総合開発法は、これはまあ御承知のごとく経済、社会、文化の総合的見地から国土の保全と水と土地等の天然資源の開発を主眼といたしまして、立法せられておることは申すまでもございませんが、したがって、この水資源開発基本計画をまた国土総合開発の一環として計画されている。そして今回これを実施していこうということに私は解釈いたしておりまするが、この国土総合開発法に規定する四つの計画の中に作成されているものは、わ……

第39回国会 建設委員会 第11号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○内村清次君 私は日本社会党を代表して条件を付して本案に賛成する者であります。  提案理由にもありますとおり、本年六月の豪雨災害では横浜、神戸等の市街地がけ地で大きな惨害を起こしました。その原因が丘陵地の不完全な宅地造成の工事にあることから、今回危険の予想される地域の宅地造成工事を規制しようとするものでありますので、私どもも一応賛意を表する者であります。しかし翻って考えますると、このような急傾斜地に粗末な宅地造成が行なわれ、分譲が行なわれたりするということは、政府における宅地開発についての基本的な対策がなく、いたずらに遠隔地に大団地の造成をやり、一般市民には土地ブームに乗った投機の対象としては……

第40回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1962/02/02、5期、日本社会党)

○内村清次君 刷りものをひとつ出して下さい。
【次の発言】 予算関係は当然のことでございますけれども、今までの政府としての準備関係のものを……。
【次の発言】 準備促進の特別委員会ができまして、これは私たちはもちろん準備促進に対しまして協力をしたいという基本的な考え方でいるわけです。と申しまするのは、昨年の選手村の一件にいたしましても相当混乱して、政府の考え方、組織委員会の考え方に相当な混乱があった。先ほど総務長官は、これは全国的な協力を得なければならないというような御発言もありますように、やはり招致をした以上は、国際的な問題でありまするから、その成果が、これは全国民的に非常によかったというよ……

第40回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第3号(1962/02/28、5期、日本社会党)

○内村清次君 先ほど組織委員会の津島会長から、特に本委員会に要望する点や、あるいはまた今日までの状況につきましての概略が御報告されたわけでございます。その第一点といたしまして、競技施設の完備促進ということは、これはもう選手村及びまたは競技場を含めまして、その促進に対しましては、私たちも非常な関心を持っていることでございます。この中で、特にこの選手村のワシントン・ハイツの問題が、これは非常な当時御努力によりまして、ようやく解決を見たということで、私たちもその環境の点につきましても、これはもう最上な地点であるという点で、喜んでおったわけでございます。ところが最近の新聞によりまして、またこの代々木の……

第40回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1962/03/16、5期、日本社会党)

○内村清次君 ただいま小平総務長官から報告を聞きまして、ひとまず私たちといたしましても安堵したわけです。もちろんワシントン・ハイツの問題が解決しませんと、これは今回のオリンピックの促進に対しましても、これはもう一番拠点的な支障がある問題でありまして、先般の委員会で私も申しましたように、受け入れをするところの地元側の要求の事項及び、またはその予定されているところの額というものが相当膨大なものでありまするからして、しかもまた体育場の建設の予定というものが喫緊の問題であるという点に思いをいたしまして、非常に心配したわけですが、昨日私も新聞によって、この問題が大体本ぎまりになったという報道を知りまして……

第40回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第5号(1962/04/03、5期、日本社会党)

○内村清次君 小平総務長官にお尋ねしたいと思うのですが、三月十六日の当委員会で、戸田の漕艇場の問題につきまして、私は大蔵大臣その他大蔵省方面を中心として質問をしたわけです。その際に、長官も御承知のように、大蔵政務次官が御出席のためにどうも根本的な解決の問題ができないと、こう察知いたしておりました際に、小平総務長官のほうから、まあこの問題はよく閣議の決定の状況も知っておるし、閣議がすでに決定をしておる問題であるから、今後その調整にあたっては、ひとつ努力しようというような発言がなされております。たまたまそういう発言で、私はまあ質問を保留いたしたいと、こういう感じでおった際に、大蔵大臣が来られたとい……

第40回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第6号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○内村清次君 前の委員会で、資金調達関係につきましては、三十六年度から三十九年度資金調達事業と各見込額という資料が配付されてありますし、また、資金調達額に関する調書というのが資料として出ておりますが、この資料につきましての重要点につきましては、あとで御説明をお願いすることといたしまして、まず、三十六年度の資金調達の実績は一体どうなっておるか、その点から御説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの資金調達予想のうちで、どうもオリンピック大会の映写関係、その費用がだいぶ少なかったというお話ですが、こういう点は、今回の予定されておりまするオリンピックに対しましても、同じような経験を……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1962/01/24、5期、日本社会党)

○内村清次君 私は、ただいまの横山君の動議に賛成いたします。

第40回国会 建設委員会 第3号(1962/01/30、5期、日本社会党)

○内村清次君 計画局に、産業開発青年隊、これの発足当時からの人員、それからその方針として技能教育と建設技能者及び海外移住者の養成をやっているということでありますから、その科目、そして建設技能者にどのくらい行ったか、あるいは海外移住者にどのくらい行ったか、これを年次別に出していただきたいと思います。  それから道路局に、今年度の事業費として、一級国道、二級国道、これを国で舗装の状態を、現在の舗装、それから本年度の事業費によっての舗装の伸び、これをひとつ、一級国道は各号線がありますね、それに、何か色分けにして、見やすいようにして出してくれませんか。  それから計画局、これは住宅局も含むと思いますが……

第40回国会 建設委員会 第4号(1962/02/01、5期、日本社会党)

○内村清次君 河川局にひとつお願いしたいのです、資料をね。災害復旧事業費の総額、昭和二十一年から三十六年までと、河川総工事費、それとの対比。その河川総工事費の中に直轄河川、それから中小河川、災害復旧事業の費用を直轄と中小河川。それから小規模河川は中小河川の中に含めて下さい。それとの対比ですね。それからダム工事費、砂防工事費ですね、これとの対比を織り込んでいただきたいと思います。  それから住宅関係で公営住宅、公庫住宅、公団住宅の二月建ての用地の坪数、単価ですね。それから建設に要するところの各費用の何ですか、たとえば家を一軒建てますについて費用はどういうところまで見積もられているか、それをひとつ……

第40回国会 建設委員会 第5号(1962/02/06、5期、日本社会党)

○内村清次君 総括質問は武内君からやることになっておりまして、まあその総括質問の内容の点から問題点を引き出して大臣に聞きたい、かように私は思っておりましたけれども、今回の建設省の予算の問題点のうちに、治水の関係で重要な点が私はありはせぬかと、こう思うわけです。で、そのために先般河川局長から説明をしていただきました。また私が要求いたしました「河川関係事業費資料」これは建設省といたしましては行政の一環ですから、また基本になる問題ですから、この書類は常時お備えになって、そうして河川の治水関係に役立てていただかなくちゃならぬ、かように思っておりましたけれども、何分作業的には若干困難性があったと思ってお……

第40回国会 建設委員会 第6号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○内村清次君 関連。ただいま公共土木事業の繰り延べの問題が武内君から提起されております。先ほどの大臣の御答弁では、政府の方針に対して、公共土木関係を受け持っておるところの建設省といたしましては、大臣の説明では、血の出ない範囲内においておつき合いしなくちゃいけない、こうやった御答弁がなされておるのですね。私は先ほどの武内君の質問の中にもありましたように、三十六年度では七百十一億の繰り延べを大臣は御承認になっておる。この内容の点につきまして、これもやはり武内委員は言及いたしておりまするが、一般会計分としての官庁営繕は十三%、それから河川道路関係の公共事業が五・三%、こうやった繰り延べを御承認なさっ……

第40回国会 建設委員会 第7号(1962/02/13、5期、日本社会党)

○内村清次君 ちょっと関連して。宅地問題につきましては、従来大臣も就任以来本委員会でもたびたび問題になったことをよく御存じのはずと思います。私もこの委員会に参りましてもうすでに三、四年たっておりますが、当時から住宅建設を含めて宅地の問題というものが問題に供されておるわけです。ただいまの御説明によりましても、当時この投機の対象となっておるんだと、あるいは宅地の高騰が住宅の建設にも、あるいは都市建設の上についても非常に障害になっておるという事態は、これはただ近年の問題ではないと思うのですね。やはり相当前から予測してこれに対する宅地行政というものを確立しなければならなかったのではないかと思います。ど……

第40回国会 建設委員会 第8号(1962/02/15、5期、日本社会党)

○内村清次君 私は一昨日のこの委員会で、中村建設大臣に宅地の問題につきまして質問をしたわけです。大臣の総括的な御答弁の結論としては、建設省の方ではこの国会に組織法としての宅地制度審議会の法律を出しているのだから、あげてここでひとつ宅地の問題を解決したい、そうして検討した上において法律案として国会に出すというような御答弁であったわけです。私たちの考えといたしましては、当時申しましたように、宅地の問題というものは従来この委員会でも相当やかましく政府のほうに早く法案を作って、そうして抜本的な解決をして、住宅の建設に対して支障のないようにしてもらいたい。しかもまた宅地の高騰に対してその抑制策を根本的に……

第40回国会 建設委員会 第9号(1962/02/20、5期、日本社会党)

○内村清次君 今回の改正で宅地造成等規制法が、この前の国会で、この委員会で可決したわけです。その附帯条件として勧告をしたもの、こういった勧告をして、宅地や建物の建てかえをやるというようなものに対しての防災工事ですね、これの工事に対しては、やはり政府の方でも、地方公共団体の方でも補助金かあるいはまた金融、融資をやって、その勧告が早い期間で履行できるような態勢を整えなくちゃならないというような附帯決議もつけたわけですね。この趣意に基づいて、今回この住宅金融公庫法の一部改正の中に、その条項も加えられたと思いますが、問題は、先ほどの逐条説明の中にもあったように、貸付金の限度というものがあるわけですね。……

第40回国会 建設委員会 第10号(1962/02/22、5期、日本社会党)

○内村清次君 ただいま田中君の発言によって、これは理事会をお開きになるだろうと思うのです。その際に、私として特に要望しておきたいことは、先ほど村上氏から言われましたが、衆議院のスケジュールでは、大体この公団設立を希望しておる側の方々が、多く参考人になっておる。これではとても、田中君の要求とは違うし、また私たちといたしましても、現地の状況などをやはり十分調査をしたいという希望があります。また住民の気持も聞きたいという希望がありますし、その過程において、たとえば建設大臣に質問をして、そうして公団の設立に、何ゆえ大蔵省のほうで反対をしたのか、あるいはまた私たち委員といたしまして、その他の公団があるの……

第40回国会 建設委員会 第11号(1962/02/27、5期、日本社会党)

○内村清次君 委員長に私は質問したいと思いますが、ただいま、この法案の審議の過程におきまして、先日のこの委員会におきましては、ぜひ現地を調査し、同時に現地の利害関係者の意見を十分聴取するところの方法をもって公聴会を開く、その回数においてはこはれ私から最低の回数を提議をいたしたわけです。そこでただいまの委員派遣の承認についてお諮りをされたわけでございまするが、もちろんこの問題につきましては、理事会において委員会の各委員の気持を尊重して、理事会において決定をするという方法を委員長においてとられたと思う。しかし仄聞するところによりますると、いろいろな事情があって派遣するところの委員数も少ない、それか……

第40回国会 建設委員会 第13号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○内村清次君 私ども村上、徳永、武内、田上各委員と三月五日から三日間、阪神高速道路公団法案の審議に資するため、大阪及び兵庫県地区の交通事情の視察、並びに都市高速道路計画に伴います地元関係者の意見を多数聴取いたしまして、昨夜、帰って参りました。  以下、調査の概要を申し上げたいと存じますが、現地の交通事情につきましては、すでに御賢察のとおり、車両による交通障害は東京とほぼ同様でありまして、大阪の商業中心地はむしろ東京よりはなはだしい状況を呈しておりまして、ここにあらためて詳細を申し述べますることは省略させていただきたいかと存じます。  地元関係者の意見聴取につきましては、大阪地区については国際観……

第40回国会 建設委員会 第14号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○内村清次君 これは住宅局長でけっこうですが、宅地の造成等規制法によるところの勧告また命令を受けたところの宅地防災工事を行なう者に対して、今回貸付金をやるということになっておりますね、そうするとその限度は政令で定めると、こう書いてあるのですが、その政令はどういうふうな内容を持っておるのですか、その点ひとつ。
【次の発言】 そうするとこの貸付金を受ける場合、条件というようなものがありますかどうですか。そしてまた一体どれくらいの予算措置というものを政府のほうでは考えておるか。その額をひとつ知らして下さい。
【次の発言】 予算の総額はどれくらい考えておりますか。

第40回国会 建設委員会 第15号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○内村清次君 先般私たちは委員会の要望に従いまして阪神地区の今回出しておりまする高速道路公団の建設予定地、または自動車の輻湊状態につきまして視察してきたわけでございます。特に重点を置きましたのは、利害関係者の意見を聞くということでございました。そこで、大阪におきましても神戸におきましても、関係者の意見を十分聴取したわけでございますが、その意見の中から総合いたしまして、その重点とされました点につきまして、私が感じましたことを代行しつつ御質問申し上げたいと思うわけでございます。  第一点といたしまして、これは各意見を公述せられました方々が異口同音に申されました御意見の中に、大阪及び神戸市を中心とし……

第40回国会 建設委員会 第16号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○内村清次君 現在前払い保証事業を行なっている北海道、東日本、西日本の三保証会社の最近の保証の状況、それから保証基金積み立て計画、こうやった点をひとつ具体的に説明してもらいたいと思うのです。
【次の発言】 それから最近の工事の保証金の弁済の状況、これをひとつ。それと工事完成保証人に対する支払状況。
【次の発言】 この改正案で保証基金を廃止するということになっておりますが、その理由はどういうわけですか。
【次の発言】 附則第二、「この法律の施行の際現に積み立てられている保証基金については、なお従前の例による。」とありますが、この「従前の例による。」ということはどういうことですか。

第40回国会 建設委員会 第17号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○内村清次君 経済企画庁が設置法を改めて水資源局を設けようとされておりますが、その機構はどういうふうに構成されていくか、また公団業務の関係はどう処理されていくか、この点につきまして御説明願いたい。
【次の発言】 これは私たちもこの法案を審議いたしまして、その内容の点からいたしましても企画庁のほうが窓口になる、こうされておりますならば、やはりこれを総合的に調整をしていくという見地から必要だ、こう私たち思っておるのです。たまたま最近臨時行政調査会ですか、調査会ができて、それで機構の大きな改革は見合わせていくというような関係も流布されておりますけれども、これとの関係で今国会でこの法案提出されておりま……

第40回国会 建設委員会 第20号(1962/04/05、5期、日本社会党)

○内村清次君 これは立案をせられました建設省が、この法律を作るにあたりまして、まずその基本的な考え方、いわゆる地下水の法的地位、位置というもの、これをどういうふうにお考えになっておるか。私が、この地下水の問題については、既往において工業用水法、それから温泉法、この二つの法律がむしろその地下水を擁護し、保全する立場において立案されておる。たまたま新潟の問題が起き、それから最近大阪附近の地下水の問題が起きている。そしてこの地下水というものをむしろ保護すると同時に、いわゆる公共の福祉に害を及ぼすという問題になってきたわけですね。だからしてこの地下水を基本的には保護をしていくのだけれども、その害の部分……

第40回国会 建設委員会 第21号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○内村清次君 先ほど田中委員の質問で第四条の「新設の制限」の第一項で、「ただし」その許可を与えた事例、これ大体のお話では二件だけあったのだ。本来ならば二十七件の許可事項があったのだけれども実際は二件だけで済んだ。だから三十六年に改正した後においては相当東京都の制限によって人口の過密を防止することができたんだと、こういう説明があっておりますけれども、この許可ということは、許可するたとえば行政官庁の意思に基づくのであって、そうしてくると、せっかくの制限というものがザル法的な性格を帯びてくるというようなこともなきにしもあらずと。そこで、今回の改正ではむしろその許可ということを、さらに制限をしていくと……

第40回国会 建設委員会 第22号(1962/04/12、5期、日本社会党)

○内村清次君 それから資料として首都圏整備のパンフレットがあるでしょう、整備委員会のほうから出ている、それをひとつ出していただきたい。

第40回国会 建設委員会 第25号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○内村清次君 ちょっと関連して。今あなたの御答弁をずっと聞いておりますと、この罰則規定において前例があるのだ、事業法的なたとえば土地区画整理法あるいはまたは市街地の改造法、先ほどあなたは下水道の問題も出しておられますが、土地区画整理の問題は、これは都市計画法に基づいてその区域内の土地に対しては、それは公共の問題から整理事業をやるのだということですね。そして市街地のほうは、主体としては道路の拡幅という問題が大きな問題として、そしてそのあたりにあるところの住宅、家屋に対しましては、これはその所有権をよく尊重しながら、そして納得をいかせて住宅の改造もやるのだ、こういう問題があるわけですね。下水道もそ……

第40回国会 建設委員会 第26号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○内村清次君 第二条に、(保存樹等の指定について)、国、地方公共団体の管理にかかるものを指定の対象から除外しておりますですね。これはどういう理由からしたものか。国や地方公共団体の樹木保存の観念というものが、除外によって薄らいでくるのではないか。民間にだけ拘束するということは少し不均衡になるようなおそれはないかどうか、こういう点につきまして御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今説明者の御説明を聞きまして、大体国及び地方公共団体というものは、こうやった保存樹林の保存をするのだ、そういう観念は十分徹底しておるんだ、というその前提のもとにあられるわけですね。

第40回国会 建設委員会 第27号(1962/05/07、5期、日本社会党)

○内村清次君 ちょっと関連で。今大臣が答弁する前、これはやはり一つの今後の道路政策に関連して参りますが、ただ局長に戸塚新道と横浜新道の建設の経緯といいますか、どちらのほうが先にやって、そしてどちらのほうが何年ぐらいおそくやったか。これによって私ははっきりすると思うが、おわかりですか。



各種会議発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会第一小委員会 第2号(1947/10/01、1期、日本社会党)

○内村清次君 一般に停車場を設置する、こういう問題は勿論請願者の方ではいわゆる見取図その他も出しておられることと思いますが、又鉄道総局の方でも俯瞰図、線路断面図、こういうようなものと、勿論それに付帶したいわゆる近傍の都市の配置状態、これあたりを一つの専門員の方で調べて頂いて、こちらの方に提出して頂いたら非常に分りよくなるだろうと思います。
【次の発言】 ちよつと政府委員にお尋ねしますが、この駅間の距離ですね、これは信号場が配置されておりますがその両駅間の距離はどのくらいありますか、それからもう一つ山間地帶のようでありまするが、信号場を中心としての匂配でございますね、これはどのくらいあるのでしよ……

第1回国会 運輸及び交通委員会第一小委員会 第3号(1947/10/04、1期、日本社会党)

○内村清次君 この問題は社会党の清水君が出しておるはずですが、清水君は昨日是非この委員会に出席したいというようなことを言つておりましたのですが、どういう理由でしようか、なにか專門委員の方でよく調査しておりますか。
【次の発言】 私は本問は請願者のいわゆる補足説明を本小委員会としては一應承つて、そうして決定をしたい。同時に今直ちにこれを採決して、そうして本会議に諮る、或いは又政府に送付をするというようなことの意見のようでありますが、一應この小委員会で補足説明を聽くか、或いは又運輸交通の委員会でこの補足説明を聽いて、そこで決定をして頂きたい。こういうふうに考えます。

第1回国会 運輸及び交通委員会第二小委員会 第2号(1947/10/01、1期、日本社会党)

○小委員外委員(内村清次君) 紹介議員の内村であります。熊本縣人吉市を基点とする三路線に省営自動車運轉開始に関する請願につきまして、その趣旨を御紹介いたします。  球磨人吉地方は、熊本縣の南端にありまして、鹿児島宮崎兩縣境に位しておりまして、熊本縣の五分の一を占むる大区域であります。人口は十五万を擁しまして、縣下の重要なる農林産物の生産地であります。米十五万石、麦四万石の主要食糧は固よりといたしまして、特に林産物におきましては木材五十万石、木炭二万トン、竹材四万千束、殆んど縣下の半ばに達する生産力を有しておりまして、いわゆる林業王國を以て、自他共に許している実力を持つているのであります。その他……

第1回国会 厚生委員会住宅問題に関する小委員会 第3号(1947/10/18、1期、日本社会党)

○内村清次君 住宅建築の出願その他の機構についてちよつとお尋ねいたしますが、從來の我が國におけるところの住宅不足数は四万戸というふうに推定せられておりまするが、この住宅を欲しがつておるところのいわゆる國民の数というものは、これに比較して相当多いわけです。それでいかにして早く家を建てたいというような希望が巷に充ち満ちておるというような現状でありますが、この住宅を建てます上について、先ず出願をすると、縣のいわゆる戰災復興院の関係の方に出願をする。そうするとそれが許可のためにはいわゆる戰災復興院の建築局の方に廻つて來る。ところがこの許可の範囲内において、例えば入浴、いわゆる銭湯あたりの出願に対しては……

第5回国会 運輸・大蔵連合委員会 第2号(1949/05/31、1期、日本社会党)

○内村清次君 委員長の先程のお話に連関しておりますから、ちよつと伺いたい、先程委員長は、この法案はただ拂下に対して途を開く法案である、実際においては又更に運輸審議会にあたりで、実際拂下を希望するところの会社がある場合に、そこで初めてその線に対するところの民意を聽くというようなことにしたらししのじやないかという観点から公聽会の開催を考えておられるようでありますが、その点の見解につきましては、些か私達とは意見を異にする点でありまして、拂下の途を開くというそのこと自体が、一体二十二線の、即ち從業員や或いはその市町村の方々や、沿線の方々がどう考えておられるか、又は一般の識者はこの鉄道の拂下という問題に……

第5回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1949/04/18、1期、日本社会党)【議会役職】

○主査(内村清次君) 御指名によりまして私が主査となりました。  只今より付託議案の審査に入ります。速記を止めて。    午前十時五十八分速記中止
【次の発言】 速記を始めて、本日はこれにて散会いたします。    午後三時十二分散会  出席者は左の通り。    主査      内村 清次君    副主査     新谷寅三郎君   委員      橋本萬右衞門君            藤森 眞治君            飯田精太郎君            田村 文吉君   國務大臣    逓 信 大 臣 小澤佐重喜君   政府委員    運輸事務官    (大臣官房会計    課長)     粟……

第5回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1949/04/19、1期、日本社会党)【議会役職】

○主査(内村清次君) 只今より第四分科会を開会いたします。ちよつと速記を止めて。    午前十一時一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。……それでは、一旦休憩に入ります。    午後零時二十五分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引続きまして第四分科会を開きます。運輸省所管の予算に対しまして御質疑はございませんか。
【次の発言】 他に御質疑もありませんならば、以上を以ちまして運輸省、逓信省、労働省所管の部に対する御質疑の全部を終局したものといたし、直ちに討論に移りたいと思いますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして討論に入ります。御意見のあるお方は賛否を明らかに……

第7回国会 運輸・労働連合委員会 第1号(1949/12/22、1期、日本社会党)

○内村清次君 末弘委員長にお尋ねいたしたいことは、これは裁定の解説の第五に、「国鉄の支拂能力について」という項がありますが、その中に、第四のところに「本年度においては、旅客運賃は五月から、貨物運賃は一月から引上げられた関係上、收入の方は当然窮屈となるが、明年度からはこれが平年度化される。すなわち補正予算に比し約二三〇億円の増收となる。」、でこれの内訳として「人員整理による余裕も七〇億円程度を見込むことができる。それに石炭費の節約も更に期待できよう。」というような点が書いてありまして、公社の支拂能力の十分なことについての解説がしてあるのでありますが、問題は、政府の議論の中におきまして、この経済九……

第7回国会 運輸・労働連合委員会 第2号(1949/12/23、1期、日本社会党)

○内村清次君 先程の原委員の発言は、吉田総理の出席に対しての増田官房長官の答弁においては、又私達聞いておりましても、どうもその場逃れの答弁のように認められます。そこで各委員の方々に諮つて頂いて、そうしてその上において委員長から出席を要求するというような点を要求されておりまするからして、この点を一応各委員に諮つて頂きたい。こういう点につきまして、私は委員長の直ちにその処置をとられまするように希望する次第であります。
【次の発言】 委員長に私注意しますがね。先程私が原君の動議的な要求に対しまして、各委員の方々に諮つて貰いたいということを申しましたんです。それを委員長は政府委員と話合つて、そうして自……

第7回国会 運輸・労働連合委員会 第3号(1950/04/27、1期、日本社会党)

○内村清次君 この際運輸大臣の提案理由に入ります前に実はお伺いして、これはまあ委員長に実はお伺いしたいのでありますが、今日は委員長が見えておられませんが、代表の方を通じましてお伺いしたいのですが、今回の国鉄公社及び国鉄の労働組合の紛争に対する仲裁委員会の裁定は、三月の十五日に裁定が出されておるようでありまするが、そういたしまして政府の方は、これは後で説明があると思いますが、この点は抜きますが、とに角公労法の十六條によりまして本国会に対しましては、十日以内に承認を求めるというような手続きをされたことと聞いております。ところが衆議院におきましては、これは衆議院先議の形で政府の方で提出しておられるよ……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 運輸・労働連合委員会 第1号(1950/07/27、2期、日本社会党)

○内村清次君 只今運輸大臣の御説明によりますると、第二次国鉄仲裁裁定につきましては、現在の国鉄予算の状態、即ち経理の状態を見極めた上において考えるというようなことが含まれておつたようです。とにかく現在経理の状態を見ておるというような御発言があつたようでありまするが、問題は私この問題につきまして特に大臣の意図されておるところの基本的なお考え方を承わりたいのでありますが、即ち今回の国会審議に持込まれたことは、仲裁裁定の項目について政府は公労法の十六條によつて予算上、資金上不可能にあるという観点からして国会に審議を持込まれたことだろうと私は思いまするが、そういたしますると今大臣のおつしやることは国鉄……

第10回国会 運輸・地方行政連合委員会 第1号(1951/05/17、2期、日本社会党)

○内村清次君 ただあの昨日の委員会でお話がありました道路運送に対しての地方行政との関係はこれはどういうふうになりますか。

第10回国会 運輸・地方行政連合委員会 第2号(1951/05/22、2期、日本社会党)

○内村清次君 熊本県もそうです。
【次の発言】 バスはないですよ。産交だけだよ。

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第2号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○内村清次君 私はこの際先ほど動議を提出されました千葉君のその動議の内容には三つの要点が含まれておつたと思います。これは一つは、議事の混乱がされて今後の状態についてどうやつて、折角今まで民主的に、そうして慎重なる審議をやつて行かれたところのこの委員長の今後の議事の進行をどうするか、そのために一応休憩を願つてという要望であります。それから一つは、吉田総理の出席そのものにつきましても、委員長会議の席上におきまして、佐多君の動議を以て委員長の会議で話がありましたからして、委員長の会議を招集して頂きたい。そこでその議事の進行も併せて考えて頂きたい、こういうような発言が含まれておつたと思います。そこで休……

第12回国会 予算委員会地方財政平衡交付金に関する小委員会 第1号(1951/11/29、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) それでは只今から地方財政平衡交付金の小委員会を開きます。只今池田大蔵大臣、岡野国務相、それから今日は野村地方財政委員長が御不快のために木村地方財政委員が代理に出ておられます。質疑を始めて下さい。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちよつと岩間君、再検討の問題は、これ又あとで小委員会でも検討いたしますし、又予算委員会もまだあとにありますから、その点一つ各委員のほうで検討するというふうにお願いします。
【次の発言】 ルース台風の問題は、これはちよつと大きな問題でもありますから……ちよつとそれでは……。

第13回国会 外務・法務連合委員会 第4号(1952/04/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 ちよつと関連しまして……。只今の会談が進行中であるからというまあ御答弁ですが、すでにこの問題は、本国会の予算委員会で総理大臣兼外務大臣の吉田茂氏がはつきりと、これは私の質問に対して、いわゆる今後国府が統治するところの限定統治権の問題というものは明確にお話があつているのです。それから会談の内容というものがズレて来た、変つて来た、こういう新情勢があればですよ、あれば勿論あなたのおつしやるようなことになつて、まだ会談進行中であるからというようなことが言い得られると私は思いますけれども、それが変つて来ておらない、こういう、あなたがたの情報をキヤツチせられた内容であるとすれば、この外務大臣……

第13回国会 地方行政・法務・労働連合委員会 第1号(1952/07/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 今回政府のほうで提案をされましたこの法案に対しまして、只今法務総裁の提案の理由をお伺いいたしますると、この集会、集団行進及び集団示威運動に関する条例というのが、これは各府県又は市町村としての条例として立法化されておる。この立法化されておるところの立法の不一致や或いは又はこれを全国的に集約をして、そうして統一ある法律化をするというような説明理由が付いているのでありますが、先ずこの現在公安条例というのが各府県及び市町村に置かれまして制定されておりまするその状況、これについて御説明をお願いいたしたい。
【次の発言】 只今の御説明によりますると、この公安条例というのが府県及び市町村におき……

第13回国会 法務・内閣・地方行政・労働連合委員会 第2号(1952/05/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 ちよつと一点。先ほど岡本委員の御質問に吉河特審局長官が答えられました内乱企図の疑いが十分あると、こういう答弁がありましたですね。私はこの点は相当重要だと思うのですが、それからその後の御答弁に内乱というものは、これはその相当準備もいるだろうと、その組織の準備や或いは又それに要するところのいろいろの問題について相当準備が要るだろうからして、そういう準備に対してこれが或いは濫用になるようなことがあつてはいかないから、その点は十分運用の面において注意しなくてはならないというような答弁が又あつているのですね。これはもう速記録にはつきり出ている。まだ内乱の企図の疑いということでそこは濁してい……

第15回国会 運輸・労働連合委員会 第1号(1952/11/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 そうしますと、仲裁委員長もまだおいでにならない前に、質問にかかつていいのですか。
【次の発言】 いま一つこの進行中に出席のできられるように連絡をとつて頂きたいと思います。これはもともと大蔵大臣の出席要求は委員長を通じて我々も希望しておつたところでありまして、今の閣議の様子からいたしましても、やはり大蔵大臣がよくこの委員会の状態を知つて頂きたいという念願も私はするのでありますから、委員長のほうで連絡をとつて、成るたけこの委員会の開催中に出席のできますように要求をいたします。

第15回国会 運輸・労働連合委員会 第2号(1952/12/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 只今の各公社の予算振当てに対する差額の問題は、本人は次回の委員会というような要求があつたのですが、これは重要な問題でありまして、今後の委員会の開催も恐らくこの裁定問題に関しては今日が最後ではないか。勿論これは予備審査でありますから本審査の際もございましようが、これは早く出して頂きたい、できれば今日までも出して頂きたい。これは比較検討の問題といたしまして重要でありまするから大蔵省のほうで直ちに出して頂きたい。
【次の発言】 それから大蔵大臣にお伺いしたいのは、本委員会でこれは十一月の十三日ですが、国鉄の裁定の予算全額に対しては完全実施の線においてその予算を組んでもらいたいという決議……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 地方行政・労働連合委員会 第1号(1953/06/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政、労働連合委員会を開会いたします。  本日は、去る五月十三日日産化学工業鏡工場の労働争議事件に際しまして起つた事件につきまして、地方行政委員会は、五月二十九日取りあえず在京の人を中心といたしまして事情を調査いたしましたのでありますが、現地と離れておりまして実情を究めることがむずかしかつたのでございます。このたびは、現地の方々に参考人としておいでをお願いいたしました次第でございます。  なお本問題につきましては、労働委員会からも連合審査の申込がございましたので、連合委員会におきまして調査することといたしたような次第でございます。  参考人としておいで願いま……

第19回国会 地方行政・建設連合委員会 第1号(1954/05/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政・建設連合委員会を開会いたします。前例によりまして、本日の連合委員会は私が委員長の席を汚します。  議題は昭和二十九年度のり揮発油譲与税に関する法律案についであります。今回は主として建設委員のかたから御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 それでは暫時休憩いたします。  一応午後の再開は二時にいたしたいと思います。    午後零時四十九分休憩
【次の発言】 それでは午前に引続きまして、地方行政・建設両委員会の合同委員を開会いたします。  昭和二十九年度の揮発油譲与税に関する法律案を議題に供します。質疑を続けます。

第19回国会 地方行政・建設連合委員会 第2号(1954/05/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) これより地方行政・建設連合委員会を開会いたします。  前例によりまして、地方行政委員長の私が委員長の職をとります。よろしくお願いいたします。  昭和二十九年度の揮発油譲与税に関する法律案について、これを議題といたします。五月六日の連合委員会におきまして、本法案の第二条にあります道路整備五カ年計画の資料、この点に対しまして、政府のほうでは自治庁及び建設省と協議の上に次の連合委員会に提出することを約束されておりますから、政府のほうで道路整備の五カ年計画の資料に基いて御説明を願います。
【次の発言】 わかりました。この五月六日の合同審査会におきましては、只今小笠原君のほうから……

第19回国会 地方行政・通商産業連合委員会 第1号(1954/04/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今から地方行政・通商産業連合委員会を開会いたします。  前例によりまして私が本連合委員会の委員長を勤めることにいたします。どうぞよろしくお願いいたします。  地方税法の一部を改正する法律案についてこれを議題といたします。本日は主として通産委員のかたがたに質疑をして頂き、事業税、固定資産税、電気ガス税を中心として質疑がなされる予定でございます。なお、政府委員のほうで出席予定者といたしましては、自治庁長官塚田十一郎君、自治庁政務次官青木正君、自治庁次長鈴木俊一君、税務部長奧野誠亮君、通産省では通産大臣愛知揆一君、企業局長記内角一君、公益事業局長中島征帆君、以上でございます……

第19回国会 地方行政・内閣・人事・法務連合委員会 第1号(1954/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政・内閣・人事・法務各委員会の連合委員会を開会いたします。前例によりまして、私が本連合委員会の委員長を務めさせて頂きます。どうかよろしくお願いを申上げます。  議題は警察法及び警察法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案についてであります。なお、午前中は主として人事委員会の開催もありまする関係で、人事院のかたがたから御質疑をお願いいたします。なお、政府側の出席者は国務大臣小坂君から国警関係者は全部出席いたしておりますが、なお法務大臣加藤鐐五郎君、人事院総裁、浅井清君、法制局長官佐藤達夫君に委員長のほうで出席を要求をいたしております。出席の予定でございます……

第19回国会 地方行政・文部連合委員会 第1号(1954/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(内村清次君) 只今より地方行政文部連合委員会を開会いたします。  前例によりまして、私が本連合委員会の委員長を勤めることにいたします。どうかよろしくお願いいたします。  議題は公職選挙法の一部を改正する法律案(閣法第七五号)についてであります。先ず主として文部委員のおかたから御質疑をお願いいたします。  なお、出席予定者は、文部大臣大達茂雄君、初等中等教育局長緒方信一君、自治庁長官塚田十一郎君、次長鈴木俊一君、政務次官青木正君、選挙課長佐久間彊君でございまして、このうち塚田自治庁長官は三時ちよつと過ぎましてから出席通告になつております。以上であります。質疑のおありのかた……。

第19回国会 文部・地方行政連合委員会 第1号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 只今秋山委員から申されました案件の要求に対しましては、実は最初当委員会から文部委員会に合同審査を申込みました際におきましての主題目につきましては、教育公務員特例法の一部を改正する法律案、こういう件の申込をしたのでございますが、併しその後この合同審査の際におきましては、これは先ほど秋山君から言われましたような義務教育諸学校における教育の政治的中立の確保に関する法律案、これと不可分の関係があるから質疑のときにおいては是非この関連した問題として質疑を展開することを要求してもらいたいという要請もありまして、地方行政委員会におきましては、そのような件を同時に申入れるということに全会一致で承……

第19回国会 法務・地方行政連合委員会 第2号(1954/03/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 大体只今若木委員も、それから秋山委員からも、今回の即決裁判の人権の擁護に対しましては、十分当局の意図するところを明確にされておるわけでございますが、私も又、これは少し重複するというきらいもございますけれども、地方行政の建前からいたしますると、先般この地方行政委員会でも道路交通取締法の一部改正をやつたわけでございましてそうしてこの法律の中にありまするように、この違反者に対して司法処分と行政処分の両者が併課せられるという場合を、これははつきりとさせておるわけですが、そのうちの行政処分に対しては、先の道路交通取締法の改正によつて、一定期間以上の運転免許の停止又は取消しに対しては聴問会を……

第22回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1955/06/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○内村清次君 新倉さん、それから何だったら小松崎さんでもけっこうですが、先ほど組合の方からは、人道的な意味からしてはこの法案は賛成するが、受け入れ条件があるのだ、しかもその条件の内容の中に、たとえば運転手の方々の一カ月の収入というのは一万二、三千円だ、こういうような数字的な御説明があっております。で私たちもこの数字を実は聞きまして、これで果して運転手の方々の、年令構成もありましょうが、家庭を持っていらっしゃる方々の生活というものが十分であるということはどうしても判定できない。で、この収入でこの保険料率というものに対してうんと少くするか、もしくは料率は一つ経営者にかけてもらえんだろうか、こういう……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1957/03/29、4期、日本社会党)【議会役職】

○主査(内村清次君) ただいま御推薦により、私が主査として本分科会の運営を行うこととなりました。何とぞ御協力のほどをお願いいたします。  第三分科会は昭和三十二年度総予算中、農林省、運輸省及び建設省関係予算について審査をいたすわけでございます。本分科会の審査日程につきましては、佐藤副主査と協議いたしまして、本日は午前中農林省関係予算について審査を行い、残余は明日行う、本日午後は運輸省関係予算について審査を行い、明日は建設省関係予算について審査を行う、以上のように協議いたしましたが、右のように運営することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  ちょっと……

第26回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1957/03/30、4期、日本社会党)【議会役職】

○主査(内村清次君) それでは、ただいまから第三分科会を開きます。  本日は建設省所管について審査を行います。  まず建設省関係予算についてその概要御説明を願います。
【次の発言】 ただいまの建設省関係予算につきまして、御質疑のある方は順次御質疑をお願いしたいと存じます。
【次の発言】 それではちょっとお諮りいたしますが、建設省関係予算審査のために、日本道路公団副総裁井尻君を参考人として、その説明を聽取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――別に御発言もなければ、建設省関係予算の質疑はこれにて終了す……

第26回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1957/03/31、4期、日本社会党)【議会役職】

○主査(内村清次君) それではただいまから第三分科会を開きます。  昨日に引き続き、日本国有鉄道関係の質疑を行います。本日は午前中に主査の報告を終ることになっておりますから、それをお含みの上御質疑を願います。御質疑のおありの方は御発言を願います。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――別に御質疑もなければ、運輸省関係の予算の質疑はこれにて終了することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさように決定いたしました。  以上をもちまして昭和三十二年度総予算のうち農林省、運輸省及び建設省所管の質疑は終りました。  これにて本分科会における審査を終了することに御異……

第30回国会 建設委員会公聴会 第1号(1958/10/30、4期、日本社会党)

○内村清次君 その際に、関連しますが、先ほど、またあなたの御意見、御公述のまとまり方ですね、いわゆる私学の全体の連盟なら連盟としてのまとまり方の要望書あたりを至急出していただきたいと思います。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

内村清次[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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