国会議員白書トップ参議院議員吉川末治郎>委員会発言一覧(全期間)

吉川末治郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

吉川末治郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
275位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
385位
委員会発言(議会)歴代TOP50
48位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
329位
各種会議出席歴代TOP100
66位
各種会議発言歴代TOP100
52位
各種会議出席(幹部)歴代TOP50
41位
各種会議発言(議会)歴代TOP100
71位
各種会議発言(非役職)歴代TOP100
57位

1期委員会出席TOP50
47位
1期委員会発言TOP25
19位
1期委員会出席(幹部)TOP25
11位
1期委員会発言(議会)TOP10
10位
1期委員会発言(非役職)TOP50
35位
1期各種会議出席TOP5
1位
1期各種会議発言TOP5
4位
1期各種会議出席(幹部)TOP10
7位
1期各種会議出席(無役)TOP20
13位
1期各種会議発言(非役職)TOP5
3位
2期委員会出席TOP50
44位
2期委員会発言TOP25
13位
2期委員会発言(非役職)TOP25
11位
2期各種会議発言TOP20
13位
2期各種会議発言(非役職)TOP20
13位

このページでは吉川末治郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。吉川末治郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 決算委員会 第2号(1947/07/29、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 議院運營委員會でそれが問題になつて今日の午後一時から討議されるのだと思いますが、この委員會からどなたか代表として、議院運營委員會においでになる方がいらつしやいますか。
【次の発言】 それじやどうぞ一つ右の點を……。
【次の発言】 許可を得て發言することができるわけでありますから、理事の方に、さつきの小野さんの御議論は大變よく整つておつたと想いますから、失禮ですが、出て戴いたらどうかと思います。

第1回国会 決算委員会 第4号(1947/08/18、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 會議を一つ非公式な懇談會のような形に移行さして頂きまして、そうした形の會合において御相談申上げて見たいことがあるのでありますが、(「贊成」と呼ぶ者あり)そのように一つ會議を……。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第1号(1947/07/05、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それではこれより委員會を開會いたします。本日は理事の互選をいたしたいと思います。
【次の発言】 只今の濱田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議がないものと認めます。つきましては理事は二名といたしまして、御指名申上げます。中井光次君、鈴木直人君。それではこれを以て本日の委員會は散會いたします。    午後一時三十九分散會  出席者は左の通り。    委員長     吉川末次郎君    理事            中井 光次君            鈴木 直人君    委員            村尾 重雄君            羽生 三七君 ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第2号(1947/08/27、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより地安及び地方制度常任委員會を開會いたします。  本日御審議を願いまするのは、かねて議長より本委員會に付託されておりまする道路交通取締法案に關する豫備審査であります。先ず最初に政府の提案の説明をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 只今の内務大臣の提案の説明に對して御質問がありましたら願います。……それでは御質問に先立ちまして説明員から詳細なる立案の方針等についての意見の開陳を求めたいと思います。
【次の発言】 局長が公務のために出席できないでおりますが、後程見えるそうであります。それで木村内務大臣は衆議院の方でも委員會がありまして、おいでにならなければな……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第3号(1947/08/29、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それではこれより常任委員會を開會いたします。先日の審議を續行いたしまして、政府委員に對する御質問があればこの機會に引續きして頂きたいと思います。道路交通取締法案に關してであります。
【次の発言】 それはいずれでも宜しうございましよう。この間は内務大臣が見えておりましたから、專ら内務大臣に問われる機會と思いまして、總括的なことというように多少申上げたかも知れませんが、引續き總括的な質問もして頂いて結構だと存じます。
【次の発言】 外に御質問ございませんか、御質問がなければ、當局から今請求の資料も届いたばかりでありまするし、豫備審査のことでもありますから、本日は審議はこれ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第4号(1947/09/17、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それではこれから常任委員會を開會いたします。先ず最初に御相談申上げたいことは、昨日司法委員會との共同の會合におきまして、論議の對象になりました靜岡刑務所の逃走囚の問題に關聯してでありますが、その後司法委員會の方では右の問題が司法委員會として極めて重要であるという見地から、特別に調査のために委員三名を二十一日から二十四日まで派遣するということを決定いたしまして、只今開會中の議院運營委員會にそれに對する費用の請求書を出して、明日開かれる本會議にそれが上程されることになつておるわけであります。それで同様にこれは本委員會といたしましても治安の上から極めて重大視すべき問題である……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第5号(1947/09/23、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これから正常の常任委員會を持つことにいたします。最初に出先官憲の調査のために、調査班を派遣いたしますことについて、先般來御相談申上げておるのでありますが、いろいろ洪水等のこともありまするし、又この委員會の議事との關係もありまして、でき得る限り、比較的委員會として餘裕の時間があります時を選んでやつて頂くようにして行かなければならんかと思つておりますので、その方面は、先般理事會では、一班は宮城縣、一班は石川縣及び福井縣の方へお出向きを願うというように決めておるわけであります。尚その御人數等は御希望の方の御意見を伺いまして、適當に處置いたしたいと思つておりますが、どうしたら……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第6号(1947/09/25、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それではこれより開会いたします。道路交通取締法案の質疑がまだ残つておるのでありますが、幸い警保局長が見えておるようでありますから、この機会に全般の質問の続きをすることにいたします。
【次の発言】 宜しうございますか。それでは本日は尚その他に審議する事項を予定しておつたわけでありますが、丁度十二時でもありますので、本日はこれを以て閉会することにいたします。どうも有難うございました。    午後零時三分散会  出席者は左の通り。    委員長     吉川末次郎君    理事            中井 光次君    委員            羽生 三七君       ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第7号(1947/09/27、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それではこれから本日の治安及び地方制度常任委員會を開會することにいたします。  先ず最初に、豫備審査のための議案といたしまして、先般來審議いたしております道路交通取締法案に關しまして先般來質疑を續行いたしておるのでありますが、尚この際御質問のある方がありましたら、當局の方も見えておるようでありますから御質疑を願いたいと思います。
【次の発言】 もうよろしゆうございますか。
【次の発言】 尚その他に本法案に關する御質問はありませんか。御質問がなければ道路交通取締法案に關する審議は、本日はこれで止めて置くことにいたします。それで引續きまして本委員會に提出されておりますると……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第8号(1947/10/01、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) ではこれから治安及び地方制度常任委員会を開会することにいたします。先ず最初に新しく鹿兒島縣から御当選になりまして本日初めて本委員会に御出席になりました参議院議員の岡元義人さんを御紹介申上げます。
【次の発言】 次に本日の議題になつております。陳情第二十三号及び第五十四号の地方分権の確立に関する陳情につきまして、先般内務省の当局からこれに関する意見の開陳を求めましたところ、その中で專らこの問題は行政調査部において中心となつて、この問題の件を取纏めていられるというような意見の開陳がありましたので、本日特に行政調査部から前田部長のお出を願つて、更に政府の説明を承わることにい……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1947/10/02、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員会を開会いたします。内務省の政府委員が今直ぐに参りますが、それよりも前に請願第百二十八号の「兵庫縣武庫郡の取扱いを都市同樣とすることに関する請願」というのが、本院議員田口政五郎君の紹介によりまして、兵庫縣武庫郡魚崎町長の山路久治郎外六名の方から出ておりますので、この請願につきまして、紹介議員であります田口政五郎君の御説明を承わることにいたします。
【次の発言】 請願の趣旨に対して、御質疑がありましたら御質問願います。
【次の発言】 御質疑はありませんか。
【次の発言】 この際内務省の当局のこの請願に対する意見の御開陳を願いたいと思いますが、どうでしようか。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第10号(1947/10/09、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより常任委員會を開會いたすことといたします。本日は先般來豫備審査をいたしておりました道路交通取締法案が衆議院で修正可決されまして、こちらの方へ囘付されて來たわけでありますので、でき得まするならば、本日中に質疑討論を、更に進めまして採決をする時間があれば、採決するところまで進みたいと思つております。尚それが済みました後で、先般お話申しておりました地方財政及び地方行政の中央調整機關の問題につきまして、小委員會を願いたいと思つておるわけであります。  それで先ず先に道路交通取締法案の、衆議院より囘付されて參りました修正案、皆さんのお手許にすでに届いていることかと思います……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第11号(1947/10/20、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより常任委員会を開会いたします。先ず初めに本日参議院公報に会議に付する事件として皆樣にお知らせしてあります地方自治法の一部を改正する法律案が、予備審査のため本委員会に付託されておりますので、右の法律案につきまして内務大臣から提案の理由についての御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 内務大臣及び林政府委員の説明に対しまして御質問がありましたら御開陳を願います。御質疑はありませんか。
【次の発言】 阿竹さんに申上げますが、どうもあなたの御質問に現われた趣旨と政府委員の答弁とに食い違いがあるようですが、このために速記録もとつているわけでありますから、一つこの次ぎま……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第12号(1947/11/01、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それではこれより委員会を開会いたします。  先般地方出先機関の問題につきまして調査に宮城縣及び栃木縣、並びに他の一班は北陸の石川縣及び福井縣へ委員の方の中から調査に行つて頂いたのでありますが、今日は北陸の方へ廻られました委員の方の御出席がないようでありまするから、宮城縣及び栃木縣へ御出張願いました議員團の方々からその調査報告をお願いいたしたいと存じます。岡田委員にお願いいたします。
【次の発言】 岡田委員と同行せられました他の委員の方で、今の報告を補足されるようなことはありませんか。ございませんでしたら……
【次の発言】 他に御報告がなければ、尚北陸地方を視察せられま……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第13号(1947/11/06、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員会を開くことにいたします。先ず最初に先般打合会におきましてお取決めを願いまして、目下本委員会において予備審査の審議が進行しております地方自治法の改正案に関しまして、府縣市町村長及びその他学識経驗者等の出頭を求めまして、右に対する意見を聽く会を開きたいと存ずるのでありますが、それは御承認を願つたのでありますが、それにつきましてやはり正式の委員会の議決を経まして参議院の議長に承認を求める必要があるので、その点を第一に決定いたしたいと思います。それで理事の方々とも相談をいたしました結果、大体案ができておりますので、御承認を得たいと思うのであります。右の証人の出頭……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第14号(1947/11/07、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それでは委員會を開會いたします。前會引き續きまして政府より提出中の地方自治法の改正案に對する一般質疑を續行いたしたいと思います。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか……。小野さん、この間まだ殘つていたんじやないですか。
【次の発言】 他に一般に御質問がなければ、逐條審議に入りたいと思いますが……。
【次の発言】 一つ簡單に……。
【次の発言】 十二時になつたようでありますから、一應休憩いたしたいと思いますか、先般もお話し申し上げましたように、速記能力が非常に缺乏いたしておりますので、引續き逐條審議に入りたいと思つておりますが、速記は或いはできないかも知れませんが、……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第15号(1947/11/10、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それではこれより委員會を開會いたします。明日木村内務大臣の出席を求め警察法に關しての懇談會を開くことになつておりますが、警察制度の改革問題につきましてはお聞及びのことかと思いますが、千葉縣では今度の新警察法に準據いたしましてのいろいろな實驗的な試みをしておるそうであります。それでその千葉縣における實驗をも禎察し、それを中心といたしまして、いろいろ新警察法に關する向うの、縣廳當局の意見等も聽取いたしますために、視察に參りたいと思つておるのでありますが、大體來週の火曜日、本會議がないことになつております日でありますから、火曜日、十八日ぐらいがいいのじやないかと思つておりま……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第16号(1947/11/13、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員會を開會いたします。本日は地方自治法の改正案につきまして、證人の方の御出頭を求めまして、逐次各證人の證言を聞くことになつておるのでありますが、それに先立ちまして、明日開きます委員會についてでありますが、明日より警察法の豫備審査に入りたいと思つておるのであります。それにつきまして、司法委員會の委員長から、提案理由の説明を聞く最初の審議から一つ合同委員會にして貰いたいというところの御提案がありまして、あの議案は本委員會に付託されておるのでありますが、御尤もな御提案であると思いますので、委員長の間だけではできるだけそのように取り運びたいというふうに、御返事いたし……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第17号(1947/11/25、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それではこれより委員会を開会いたします。早速我々の委員会に予備審査に付託されております地方財政委員会法案の審議に移りたいと思います。先ず地方財政委員会法案に関しまして内務大臣の提案理由の御説明を求めたいと思います。
【次の発言】 それでは更に引続きまして、本法案に関して地方局長が詳細なる敷衍的説明をしたいそうでありますから、この機会にそれを願うことにいたします。
【次の発言】 只今までの内務大臣及び地方局長の説明に対して御質問があれば御開陳を願いたいと思います。
【次の発言】 この際申上げますが、内務大臣から申出がありまして、只今林國務相の問題について閣議が開会されと……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第18号(1947/11/26、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより地安及び地方制度委員會の公聽會を開會いたします。開會に先立ちまして一言本委員會公聽會開會の經緯について申上げたいと存じます。御承知の通り新憲法の下におきましては、國會法の第五十一條によりまして、委員會は一般的關心及び目的を持つておりまするところの重要なる案件につきましては公聽會を開きまして、國民の持つておるところのいろいろの意見をば直接我々の委員會に述べて頂きまして、そうしてこれをば國會の議決に反映いたしまして、そうして國會の議決をば民主的且つ公正なものとするということがその趣旨とせられるところでございます。我が參議院の治安及び地方制度委員會におきましては、目……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第19号(1947/11/28、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それではこれより治安及び地方制度委員会を開きます。先ず最初に地方税法の一部を改正する法律案につきまして、当局の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 次には速記の関係上質疑を後に延ばしまして、消防組織法の当局の説明を求めることにいたします。
【次の発言】 両法案の只今の理事者の説明に対して、御質疑を御開陳願いたいと思うのでありますが、先ず最初に地方税法案に関しましての御質疑の御開陳を得たいと思います。地方税法の一部を改正する法律案についてどうですか。地方局の方で更に只今の政務次官の説明を補足されるようなことはありませんか。あればこの機会に言つて頂きたいと思います。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第20号(1947/11/29、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより治安及び地方制度委員会を開会いたします。本日は地方財政委員会法案に関しまして御審議を続行いたしたいと存ずるのであります。先般本法案に関しましてはいろいろ御質疑が各個所に亘りまして行われたのでありますが、実は衆議院におきまして政府の提出いたしました原案に一ケ所修正が加えられたのであります。その修正個所を御報告申上げます。それはこういうことであります。第七條の「地方財政委員会の委員(國務大臣たる委員を除く)は、一般官吏の俸給の額よりも高く、國務大臣の俸給の額よりも低い額の範囲内で、内閣総理大臣の定める額の手当を受けるものとする。」というこの第一項の中で、「一般官吏……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第21号(1947/12/03、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それではこれから治安及び地方制度委員会を開会いたします。本日は衆議院より回付して参りました、又それ以前にはこの委員会におきまして予備審査をいたしました地方税法の一部を改正する法律案につきましての御審議を願いたいと存ずるのであります。本案につきまして御質疑はございませんか……御質疑がなければ討論に移りたいと存じます。
【次の発言】 別に御意見もないようでございますから、それではこれから討論を終結いたしましたものといたしまして、直ちに採決いたしたいと存じます。本法律案について御賛成の方は御起立をお願いいたします。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第22号(1947/12/06、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それではこれより開会いたします。速記を止めて。    午前十一時一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……、これより直ちに地方自治法の一部を改正する法律案に関しまして衆議院の修正案をも包括いたしまして、討論に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 速記を止めて。    午後二時十八分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。それではこれより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにして御発言を願いたいと存じます。
【次の発言】 他に御発言はありませんか。
【次の発言】 他に御発言がなければ採決いたしたいと存じます。衆議院において修正議決されました……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第23号(1947/12/07、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員會を開會いたします。先ず最初に政府提案の地方税法の一部を改正する法律案、衆議院を通過しておるそうであります。提案理由の説明を内務大臣よりお願いすることといたします。
【次の発言】 只今の内務大臣の提案理由の説明に對しまして御質疑のある方は御開陳を願いたいと思います。
【次の発言】 申上げますが、本日は、できるならば、只今審議しております地方税法の一部を改正する法律案について、もつと審議を進行できるならば、採決までもしたいというように思つておつたわけであります。尚警察案につきましても、討論採決に入りたいと思つておるのでありますが、時間が既に十二時半になつてお……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第24号(1947/12/09、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより開會いたします。審議を願つていた消防組織法案の審議を續行いたします。質疑は終つていると思いますが、昨日衆議院で修正の後可決通過して囘付されました修正條項につき當局の説明を願います。
【次の発言】 只今衆議院の修正案につきまして當局より説明いたしましたことに關しまして御質疑がありましたら御開陳を願いたいと思います。尚衆議院からも特に議員の方が見えておりますが、御質問ございませんか。
【次の発言】 衆議院の修正案について御質疑がなければ政府原案とも一括いたしまして……。尚御質疑がございましたら承りたいり思います。

第2回国会 決算委員会 第4号(1948/04/02、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今提案理由の御説明を承つたのでありますが、両政務官制度の問題については、政府において、將來に跨がつて愼重なる研究を要するものであるというようなお話があつたのでありますが、併し大體においての政務官存置の問題についての政府側の御意向というものは、やはりでき上つておるということと結びついての考えの上に立つて、これを進めて行かなければならないのではないかと思います。右のような觀點に基いて、多少この際御質問申上げたいと思うのであります。政府においては、基本的に政務官を置くということが必要であるのであるか、或いは必要ないものであるというように考えておられるのであるか、その基本的な問題につい……

第2回国会 決算委員会 第5号(1948/04/06、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 先程申あげたのでありますが、二十一條の第二項における「港則法」を「港則に關する法令」と修正することの動議を出したいと思います。修正案を一つ出したいと思います。尚先程申しましたそういうことは法律的に妥當なりや否やということにつきまして、運輸省の局長とも相談していたのでありますが、結構なことである、妥當であるというようなことでありました。御贊成を願います。

第2回国会 決算委員会 第8号(1948/04/28、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 この法案の問題だけに限つたらどうですか。これは行政組織法案という心のはまだ出ていないのですから、今日はこれだけに限つて論議したらどうですか。

第2回国会 決算委員会 第12号(1948/05/21、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 大變結構だと思うのですが、國家公務員法案の公廳會のときの證人の選擇が、一部において非常に偏しておるというような評もありましたから、そういう謗りないように委員長の方で大體の御人選を願えれば、決定までにこの委員會で御披露を一度願つて御了解を願つたらいいと思います。

第2回国会 決算委員会 第13号(1948/05/28、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今の委員部長の説明は、私の理解に明確を欠いたところがあるのですが、結局委員部長の解釈は、参議院が要するに握り潰してしまつたときには、やはり否決した場合と同様に衆議院で三分の二以上の賛成投票によるのでなければそれは否決されたことにならない、可決されないということなのですね。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第1号(1948/01/29、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員会を開会を開会いたします。先ず初まりに地方財政のことに関しまして、先般我々の委員会においても審議いたしまして、國会を通過いたしました地方財政委員会法にまりまして、地方財政委員会の機構も完成いたしまして、五人の委員が決定いたしまして、委員長に竹田國務相が御就任になつたことを皆さん御承知のことだろうと思うのであります。尚、同委員会の構成における國会選出の委員のことに関しましては、後刻更に皆様に御協議を願うことがございますが、それに先立ちまして本日竹田國務相即ち地方財政委員今の委員長がお見えになつておりますので、先ず同委員会の委員長の立場において、今後の日本の地……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 閉会後第1号(1948/09/10、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより治安及び地方制度委員会を開会いたします。國会休会中におきましても、引続き第二國会におきまして調査いたしておりました事項を調査いたすことになつておりますので、先般來各地に御出張を願つたり、又いろいろ御調査を願つておるようなわけなんであります。本日大体におきまして委員長の手許で御審議を願いたいと思つて予定いたしておりまする事項は、第一には地方自治法規定の地方自治体の條例に関しまして、いろいろ論議が行なわれておりますので、そのことにつきましての御審議を願いたいということ、それから第二には鈴木委員等よりお話があつたのでありますが、新聞紙面を賑わしております本庄町のボス……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第2号(1948/01/31、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それより委員会を開会いたします。一昨日に引続きまして、竹田國務大臣並びに地方財政委員会の事務局長より地方財政のことに関しましてお話がありました。それに対する質問を続行いたしたいと存じます。
【次の発言】 他の御質問ございませんか。ちよつと速記を止めて下さい。    午前十時四十七分速記中止
【次の発言】 それでは速記を願います。それでは引続きまして警察法の施行の問題につきまして、当局からの説明、報告等をこの機会にして貰いたいと思います。資料があるそうですから、配付いたさせます。委員会で先ず最初に当局から聞きたいと大体思つておりますことは、法律の実施に先立つて、数縣を選……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 閉会後第2号(1948/09/27、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより治安及び地方制度委員会を開会いたします。  先ず最初に先般お決めを願いました埼玉縣の本庄町の事件に関しましての実地調査の結果の報告をいたすことにいたしたいと存じます。  本件につきましては、鈴木委員からお申出がありまして、実地調査を本委員会においていたすことになりまして、その節鈴木委員並びに岡本委員の御両人に実地調査を願うことを大体予定いたしておつて、そうしたことの実際上の取調べもいたしておつたのでありますが、途中鈴木委員より事故のために出張いたし難いというところの申出がありましたので改めまして非公式に皆さんと御相談いたしました結果、ひとり個別的な問題に関して……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第3号(1948/03/22、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員會を開會いたします。本日は地方税財政制度の改革の問題につきまして當局より説明を聽きまして、皆樣方から更に御審議を願いたいと思つておるのでございますが、その審議に入るに先立ちまして、先般本委員會の委員が地方財政竝びに警察制度等を中心といたしまして、各府縣市町村に出張いたしました調査の結果につきまして、その班の一つといたしまして、私ほか鈴木、草葉、岡元の四人の委員が中國より九州の方へ出張いたしました。その御報告を簡單に一つ草葉さんより……。
【次の発言】 それでは私よりこの機會に申上げたいと思います。その他の班の御出張の結果につきましても、本日御報告を願うこと……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 閉会後第3号(1948/09/28、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより昨日に引続きまして、治安及び地方制度委員会を開会いたします。  本日の議題は、昨日同樣國家秩序の紊乱行動に関する当局よりの説明を聽取することにいたします。先ず初めに労働次官に右申しましたような見地から現在の日本の労働組合運動を中心として、國外及び國内からのそうした意図を持つた働き掛けというようなものが存在してはいないかどうか。存在していると思われるならばその具体的ないろいろな話、又我々がこういうことを聽取いたしますのは、昨日の委員会においても申上げましたことでありますが、GHQのウイリヤムス博士がアメリカにおける非米活動委員会と同樣な委員会を組織し、或いは委員……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第4号(1948/03/25、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員會を開會いたします。  先ず最初に御相談申上げたいと思うのでありますが、昨日の本會議におきまして、一議員から帝銀事件に關連いたしまして、國内治安の地緩に關する質問がありました。それに對して法務總裁よりの答辯があつたのでありますが、これは治安及び地方制度委員會といたしましてもこの際取り上げまして、當局の意向を更に糾明する必要があるのではないかと考えられますので、更に突込んだ具體的な問題について、當局より右に關する治安維持の見地よりする當局のこれに對する措置を一應聽取いたす必要があるかと考えるのでございますが、つきましては次の委員會に、右犯人の捜査の局に當つて……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 閉会後第4号(1948/10/08、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それでは治安及び地方制度委員会を開会いたします。  先日の委員会におきして非日活動委員会のようなものを設置するか、或いは、そうした委員会が取扱うべきところの事務を本委員会が管掌するかということの問題に関係いたしまして、先般來それについての構想を練るための準備的な調査をして参つたのでありますが、その準備調査は先日の委員会で一應打切つて、第三國会において新たに選出されるところの委員によつて構成された委員会にその仕事を讓渡するというようにお決めを願いましたのでございますが、その節予定いたしておりました警視総監が、帝銀事件の容疑者が自白しましたところの翌日でありまして事務上差……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第5号(1948/03/26、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員會を開會いたします。豫備審査のための議案であります。地方自治法の一部を改正する法律案を議題に供します。政府委員より提案理由の説明を聽くことにいたしたいと存じます。
【次の発言】 只今の政府委員の説明に對しまして、御質疑がありましたら御開陳を願いたいと存じます。
【次の発言】 他に御質問ありませんか。他に御質問がなければ、本日本法案に對する豫備審査はこれで打切りといたしまして、次會に本審査をいたすように取運びたいと存じます。  それではその次には、昨日お話合いを願いました、警視總監から警察制度の改正に伴うところの機関改革後の警視廳の運營に關する説明を聽きまし……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第6号(1948/03/29、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより本日の委員會を開會いたしたいと存じます。先ず第一に地方自治法の一部を改正する法律案を議題に供します。本法律案につきましては、先にお手許に配付いたしました印刷物、竝びに政府側よりの提案理由説明によりまして、内容については十分御了解を得たことかと存じておる次第であります。右の文書によりまして御承知を願つておりますように、極めて簡單な法律の改正案でありまして、地方自治法の附則第一條の第二項の普通地方公共團體の職員に關する規定の法律の制定期を改正いたしまして、本年四月一日までにこれを制定しなければならないとなつておりますのを、本年の五月一日國會に提出しなければならない……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第7号(1948/03/30、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員會を開會いたします。先ず最初に國家公安委員の任命につきまして、その任命の形式について衆議院でも問題になつたようでありますが、これについて岡本委員から御發言の要求がございますので、御發言をお願いいたします。岡本委員。
【次の発言】 どなたか質問ございませんか。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。…ちよつと私から言わせて頂きたいと思うのですが、もうすでに内閣官房次長の職から他に轉じられた曾禰君に、こういうことを申上げて果して適切であるかどうか疑問ですが、今日は國家公安委員の任命のことについて、いろいろ各委員の方から御質疑があつたわけなのであります。獨り……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第8号(1948/04/02、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) 只今までの説明に對しまして、御質疑のある方はお述べを願いたいと存じます。
【次の発言】 岡本君は答辯は要りませんね。
【次の発言】 それでは次の議題に入ります。
【次の発言】 答辯御要求になつておるのですね。
【次の発言】 それでは次の議事に入ります。先の委員會におきまして、第三國人の犯罪に關する件につきまして、政府説明員の答辯を求めましたところ、答辯が不十分でありましたので、辻國家公安委員長より右についての答辯を求めることになりました。右についての質問をお出しになつた方は、中井委員、岡田委員等でありますが、右委員の方々の御質問の要旨を、文書を以て要領を書きました、國……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1948/04/07、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員會を開會いたします。  本日は、警察法の一部を改正する法律案の審議にこれより入りたいと存じます。まず國家公安委員會の警察本部長官である齋藤政府委員より提案理由の説明をして貰うことにいたします。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。苫米地内閣官房長官がお見えになりましたが御多忙ですので、只今の齋藤長官の提案理由の説明に關連いたしまして、先ず内閣官房長官に對する御質疑がありましたならば、先に官房長官に對して御質疑願いたいと思います。官房長官に對して御質問ありませんか。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第10号(1948/04/26、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員會を開會いたします。先に衆議院を通過いたしまして本院に囘付されております消防組織法の一部を改正する法律案につきまして、政府當局より提案理由の説明を伺うことにいたしたいと存じます。
【次の発言】 尚本法案につきましては委員會の專門調査員室におきまして研究いたしました結果、上原專門調査員が意見を持つているようでありますので、特にこの法案の審議に關連しまして、上原專門調査員の意見を開陳して貰いたいと思います。
【次の発言】 尚本法案につきましては……、ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて、それではこれは更に御研究を願うことにいたしまして、本日は定足……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第11号(1948/04/27、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員會を開會いたします。消防組織法の一部を改正する法律案を議題に供します。昨日に引續きまして本法案について御質疑がありましたら御開陳を願いたいと存じます。ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。それでは討論、採決を延期いたしまして、次の議題に移ります。地方自治法の一部を改正する法律案につきまして提案理由の説明を……。ちよつと休憩いたします。官房長官が今見えますまで……。    午前十一時四分休憩
【次の発言】 所管大臣である官房長官がお見えになりましたから、休憩前に引續きまして議事を續行いたします。それでは先程申しました地方自治法の一部を改正……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第12号(1948/04/30、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員會を開會いたします。消防組織法の一部を改正する法律案を前回に引續きまして審議することといたします。岡本委員より發言の要求があるので、これをお傳えいたします。
【次の発言】 只今岡本委員の修正案の提案理由説明に御質問等がありましたらお述べを願いたいと思います。政府委員より意見の開陳の要求がありますのでこれを許します。
【次の発言】 それでは速記を一時止めて下さい。
【次の発言】 速記を開始して下さい。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしますが、消防法を今衆議院で案を作りつつあるのですが、岡本さんの修正案の趣旨のようなものと、今作案中の消防法との關係なんかどうなん……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第13号(1948/05/18、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより治安及び地方制度委員会を開会いたします。本日は先ず始まりに「地方自治法第百五十六號第四項の規定に基き、海上保安廳法第十二條の規定による海上保安廳の事務所の設置に関し承認を求めるの件」を議題に供します。政府委員の説明を求めます。
【次の発言】 尚只今政府委員から提案理由の説明がありました議案に関連いたしまして「海上保安廳の設置に伴い地方自治法の一部を改正する等の法律案」予備審査のための議案であります。これは只今説明のありました議案と関連性を持つているものでありますから、引続きまして政府委員の提案理由の説明を求めたいと思います。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第14号(1948/05/20、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員會を開會いたします。「地方自治法第百五十六號第四項の規定に基き、海上保安廳法第十二條の規定による海上保安廳の事務所の設置に關し承認を求めるの件」を議題に供します。本議案につきましては、先の委員會におきまして政府より提案理由の説明がありまして、尚それに關連いたしまして、豫備審査のための議案といたしましての「海上保安廳の説置に伴い地方自治法の一部を改正する等の法律案」の御審議も願つたのでありますが、この法案の方は尚豫備審査のための議案でありまして、衆議院の方が議了いたしておりませんので、切離しまして、海上保安廳の事務所の設置に關し承認を求めるの件だけを、本日で……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第15号(1948/05/22、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員會を開會いたします。消防組織法の一部を改正する法律案を議題に供します。この法律案につきましては、先に岡本委員から修正案を御提出になりまして、一應の御説明を願つたのでありますが、更に岡本委員より御發言の御要求がございまするので、これを許可いたします。
【次の発言】 只今の岡本委員の修正案の御説明に對しまして、御質問、御意見等がありましたらお述べを願います。
【次の発言】 本日は消防組織法の一部を改正する法律案につきましては、政府委員も見えておらんようでありますし、岡本委員の修正案等につきましても、十分の出席委員の數も少く、定數に缺けておるようでありますから、……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第16号(1948/05/24、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員會を開會いたします。  前日に引續きまして大阪、神戸騒擾事件の調査報告に關する件を議題に供します。かねてこの問題につきましては、委員以外の共産黨の細川嘉六君より特に發言の御要求がございまたしので、これを許可いたします。細川君。
【次の発言】 本件につきまして、他に御發言の御希望の方はありませんか。
【次の発言】 まだ大分掛りますか……簡單に願います。
【次の発言】 それでは本問題に關する質疑を先ずこれで打切ることにいたしまして、次の議事に入ります。  海上保安廳の設置に伴い地方自治法に一部を改正する等の法律案につきましての前囘の審議を續行することといたしま……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第17号(1948/05/25、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより治安及び地方制度委員會を開會いたします。最初に緊急に、岡元義人委員から最近の交通機關内における治安問題についての御質問がありますので、この御質問を御開陳願うことにいたしたいと思います。岡元義人君。
【次の発言】 もうよろしうございますか、それでは……。
【次の発言】 公安委員の側からの政府委員の御出席がないので、今日はこれでよろしうございますか。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 國家公安委員會の委員長が見えておりますが、先程岡元義人委員から御質問があつたのですが、おいでにならなかつたので、岡元委員から國家公安委員長にお尋ねになることを概略もう一度申上げて……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第18号(1948/05/27、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員会を開会いたします。  地方自治法の一部を改正する法律案の質疑を継続いたします。政府委員に本案の説明を求めます。
【次の発言】 只今までの政府委員から説明がありました部分につきまして、御質問がありましたらお述べを願いたいと思います。即ち第一頁の最初から第五頁の終りから二行目まで……。
【次の発言】 先程岡本君から御要求のあつた、第四頁の「司法に関する事務」に関連して自治体警察に関係のこと、これは鈴木法務総裁及び官房長官の御答弁を得たいと言つておられますし、又この保險事業の掛金がどうかという問題も、あなたとしては答えにくい立場も多少あろうと思います。これも一……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第19号(1948/05/29、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) ではこれから委員会を開会いたします。速記を止めて……。
【次の発言】 速記を始めて……。次に地方自治法の一部を改正する法律案を議題に供します。前回の続きを審議いたします。政府委員の説明を願います。
【次の発言】 只今の政府委員の説明に対し、御質問があればお述べを願いたいと思います。
【次の発言】 他に御質問ございませんか。
【次の発言】 御質問がなければ、それでは次に移りまして、第百七十六條第一項云々より九頁の終りから三行目までを議題に供します。政府委員の説明を求めます。
【次の発言】 只今の政府委員の説明に対し御質疑があれば、お述べ願います。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第20号(1948/05/31、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員会を開会いたします。地方自治法の一部を改正する法律案を議題といたします。ちよつと速記を中止して……。
【次の発言】 それでは速記を始めて。地方自治法の一部を改正する法律案の案文の第九頁の終りから二行目から、第十二頁の終りまで、即ち附則の前までを議題といたします。先ず政府委員の説明を求めます。
【次の発言】 只今までの政府委員の説明に対して、御質問があればお述べ願いたいと存じます。御質問ありませんか、御質問がなければ次に移ります。附則全部を議題といたします。先ず政府委員の説明を求めます。
【次の発言】 只今までの説明に対し御質問があれば、御開陳を願いたいと思……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第21号(1948/06/01、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員会を開会いたします。衆議院治安及び地方制度委員会の提出にかかる、衆議院より回付の消防法案を議題に供します。衆議院治安及び地方制度委員会の提案者の御説明を願うことにいたします。
【次の発言】 それでは引続きまして、本法案に関する消防長官の立場から言われることがありましたら、この際、して置いて頂きたいと思います。それでは今日はちよつといろいろの手違いで、出席者も非常に少いようでありますので、只今の提案理由の説明書及びその他の資料等につきまして、提案者側の方からお出しを願うものがありましたら、この次までに御提出を願うことにいたしまして、質問等は次回から開始するこ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第22号(1948/06/03、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) 消防組織法の一部を改正する法律案を議題に供します。本法律案につきましては、かねて岡本愛祐委員より修正案が提出されております。それでは岡本愛祐委員より修正案を御朗読願います。
【次の発言】 ちよつと岡本委員にお尋ねいたしますが、修正案の第三項ですが、「消防團員の定員、任免、給與、服務その他の事項は、」この印刷したものによりますと、「地方的要求に應じて」という字句がございますが……。
【次の発言】 それでは、只今の岡本愛祐委員より提出の修正案によりまして、大体先般來お話合いを願つておりますように、御反対がなかつたのでありますが、そのように決定いたしましてよろしうございます……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第23号(1948/06/08、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより治安及び地方制度委員会を開会いたします。本日は地方税制及び地方税の問題に関連いたしまして、政府当局、地方財政委員会の委員長である野溝國務大臣、その他の政府委員の御出席を願いまして、今日までの地方財政制度改革についてのいろいろないきさつ、並びにそれを中心としての具体的な内容、予算案等の関連性においての地方の財政についての数字的な、そうした関連性を一應お話願いたいと思います。先ず野溝國務大臣から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 もう少しこの細かいことを、事務局長からでも話して貰う必要がありはしませんか。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第24号(1948/06/15、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それでは只今から委員会を開会いたします。先ず公共高等学校定時制課程職員費國庫補助法案及び市町村立学校職員給與負担法案について政府の提案理由の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 この法案についての質疑は次回に讓ることにいたしまして、本日はこれで散会いたします。    午前十時五十一分散会  出席者は左の通り。    委員長     吉川末次郎君    理事            中井 光次君            鈴木 直人君    委員            羽生 三七君            村尾 重雄君            草葉 隆圓君          ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第25号(1948/06/17、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより治安及び地方制度委員会を開会いたすことにいたします。  今日は消防法に関する審議をいたすことになつておるのでありますが、それに関しまして、学識経驗ある方から、証人として今日御出頭を願つておるわけでありますが、右の証人といたしまして、参議院公報に公告いたしております方以外に、東京都の府中の町長でありまして、府中町外二ヶ村の消防組の管理者である府中地区消防本部の森谷森三氏を更に証人に追加いたすことにいたします。よろしうございますか。
【次の発言】 ではそのようにいたします。それでは規定によりまして、御出頭になりました証人の方方の御宣誓を願うことになつておりますので……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第26号(1948/06/24、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) 只今より委員会を開きます。地方税法を改正する法律案及び地方配付税法案につてい政府より説明を願います。
【次の発言】 只今野溝國務大臣より説明の地方税法を改正する法律案及び地方配付税法案につきまして更に事務当局の方面からそう條文の多くない法律だと思いますが、事務的の見地からの説明を願う方が便宜かと思いますから、どうでしよう、一緒にそう願いましようか、質問に行きます前に……
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。それでは大臣の説明を補足する意味において、荻田事務局長より更に事務方面からの説明補足を願います。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第27号(1948/06/25、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) それではこれより本日の委員会を開会いたします。本日は地上財政法案並びに地方税制の改革につきまして学識経驗ある方々から御意見を伺うことになつているのでございます。地方財政の根本的な改革を断行いたしまして、地方自治の基礎を確立しなければならんということは、新憲法実施以來の懸念でありまして、政府におきましても御承知のごとき地方財政委員会なるものを設置いたしまして、自治体代表者をそれに加えまして、鋭意これが立案に当つて來たのでありますが、不幸にしていわゆる委員会の案といわれておりますものと政府の案とが対立いたしまして、最近の國会に提出いたされました政府案に対しましては、自治体……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第28号(1948/06/30、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員会を開会いたします。速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて……。他に御質疑はございませんか。他に御質疑もなければ本案について討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにして御述べを願います。別に御意見もないようでありますから討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、これより採決に入ります。風俗営業取締法案は衆議院送付案通り可決することに御賛成の方は御起立を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よつて本案は可決と決定いたしました。  尚本会議における委員長の口頭報告の内容は、本院規則第百四條……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第29号(1948/07/01、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員会を開会いたします。市町村立学校職員給與負担法案他一件の質疑を行います。速記を止めて……。    午後二時五十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……。他に御質疑はございませんか。他に御質疑もなければ両法案について討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにして御述べを願います。別に御意見もないようでありますから討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより採決に入ります。市町村立学校職員給與負担法案及び公立高等学校定時制課程職員費國庫補助法案の両法案を可決することに御賛成の方は御起立を願います……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第31号(1948/07/05、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより委員会を開会いたします。   速記を止めて下さい。    午後二時八分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。他に御質疑はございませんか。他に御質疑もなければ本案について討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います……別に御意見もないようでありますから討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それではこれより採決に入ります。地方自治法の一部を改正する法律案を可決することに御賛成の方は御起立を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よつて本法案は可決と決定いたしました。  尚本会議に……

第3回国会 地方行政委員会 第3号(1948/11/11、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 私から特に大阪において開かれました只今御報告の都市連盟主催の全國都市問題会議におきまして附加えて御報告申上げることはありませんが、皆さんにその会議の状況をご理解願うためには、委員長或いは専門員の下で当日我々に配付せられました諸種の研究方法等の印刷物をお持ち帰りになつておることだと思いますから、この機会に各委員に御配付を願いたいと思うのであります。

第3回国会 地方行政委員会 第6号(1948/11/27、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 議員の任期を延長して、選挙を行わないで以て、現在の議員というものをそのまま議員たるの職責を継続せしめるというところの、そういう立法例について政府委員の答弁を求めたいのでありますが、私の記憶しておりますところでは、太平洋戰爭の最中におきまして、衆議院議員並びに地方自治体の議員の任期が、戰爭であるという非常事態によつて延長せられた事例があると思いますが、これは極めて全般的な問題としては大きな問題であるかと考えるのでありますが、尚それ以外に、そうした任期を自分が、自分とは議員が任期中において、そういう任期延長をやつた立法例があるかどうかということ、私が申しました以外にそういう例が、殊……

第4回国会 地方行政委員会 第1号(1948/12/04、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 只今の地方財政委員会の荻田事務局長のお話でありますが、荻田事務局長は民自党内閣としての、吉田内閣の意思を直接的にそのまま傳えられておるのか、或いは人事委員会或いは國家地方警察における公安委員会と同じように、三権分立以外の、四権分立であるというように言われております独自の政治構成である、政治組織である地方財政委員会の意見を大体代表して今言つておられるのですか、どうなんですか、或いはもう一つ言うならば、地方財政委員会はそういうことを吉田内閣の今問題になつておる五千三百円ベースというものを一〇〇%呑んで賛成しておるのですかどうですか。

第4回国会 地方行政委員会 第3号(1948/12/18、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 これは総理廳自治課からの提案でございますか。
【次の発言】 大体結構だと思うのですが、政府側の意向を一廳聽いて置く必要があると思います。

第4回国会 地方行政委員会 第4号(1948/12/20、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 大体において意理のないような要求のような感じがするのですが、一應自治課長の意見を聽いて、妥当であれは採択して院議に付して政府に送付するようにしたらどうですか。
【次の発言】 只今の陳情の提案者は岐阜の市長ですか。
【次の発言】 縣会議長ですか。尚陳情の趣旨としておりますことにつきましては、曾つて私がこの委員会の委員長をしておりましたときに、衆議院の坂東委員長と共に当局に呼ばれまして、そうして相当長時間の間お互いに相談いたしまして、第二國会でありましたか、一部のこれに関する地方自治法の改正をしたことがあるのであります。結論を申しますると、只今政府の説明員が代つて述べました政府側の……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1949/06/27、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 この要網として配付されたものを見ますと、選挙制度の項目だけでも極めて廣汎に亘つて、重要な選挙制度という言葉の中に考えられる非常に多くの又重大な事項が掲げられておると思うのであります。それで私の申上げることは形式的に少し決定したことを更にむし返して言つているような感を與えるかも知れませんが、実質的に一つ皆さんのお心得でお考え願いたいと思います。それは先程大野君、大畠君が言われました。そうして北條君のお考えの中にも多少そういう考えがあるのじやないかと思うのですが、こういう廣汎な重大な選挙制度に関する全面的な事項を我々が討議するに先立つて、果してこの選挙法を改正する必要があるかどうか……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第2号(1949/06/28、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 理想選挙というのはどういう意味ですか。
【次の発言】 皆さん今委員長がお言いになつたことに御反対でなしに、御賛成であれば大変結構ですが、併し今当面の問題として、参議院員の全國選挙区をどうするかということが当面の問題になつておるのでありますから、一つ積極的に、大政党である民自党の方もおいでになつておるようでありますから、別に党を代表する立場でなくとも積極的に一つこの際御意見の御開陳を願い、尚民主党の方及び無所属懇談会の方等からも同樣の御意見を伺えたら大変結構だと思いますので、そういうように一つ委員長から御指名を願えれば結構だと思います。尚更に内閣を代表する総理大臣或いは官房長官等……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第3号(1949/06/29、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 ちよつと議事の進行についてよろしうございますか。
【次の発言】 一昨日來、この委員会に出席いたしまして考えたのでありますが、この委員会をどういうように議事を御運営になるおつもりなのでありますか。委員長及び理事の方々の心組みはどうであるのか、ちよつとはつきりしないような感があるのであります。最初のときにそのことについていろいろお話があつたようでありますが、私の不敏のためか、どうもあのときはよくはつきりしなかつたのでありますが、承わるところによりますと、大体十ヶ月ぐらいを予定して予算をお取りになることになつているということであります。そうすると、やはりウイリヤムスが先般我々に個人的……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第4号(1949/06/30、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 我々がこういう立法について考慮をしますときに、昨日も申上げたことでありますが、各國の制度との比較研究が非常に日本では欠如しておるということを申上げたのでありますが、そうした小さな問題につきましても、やはりアメリカならアメリカでどういうふうに行われておるとか、或いはイギリスではどう行われておるかというようなことを、一應事務局でお調べになつて、資料として先にお出しになことが必要じやないかと思つております。アメリカの下院及び上院において、そうしたことがどう行われておるかは、今調べれば直ぐ分ることだと思いますが、誰でも知つておることは、大統領につきましては、大統領は就任数ヶ月前に選挙が……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第5号(1949/07/01、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 推薦候補の場合はどうですか。
【次の発言】 二段構えにした方がいい。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第6号(1949/07/02、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今のお話でありますが、事務所の数の問題ですが、参議院選挙においては、現行法においては無制限となつているのでありますが、過去の経驗から申しますると、今丁度全國選挙管理委員会の事務局からお話がありましたように、候補者の氏名を書いたポスターの貼示につきましては、千枚とか或いは一万枚とかというような制限があるのでありますから、それの宣傳方法を補充する、同じような宣傳力を強化するという建前から実際下選挙事務をそこでとつているのでなくして、架空の事務所を名目的に非常に沢山作りまして、そうしてそこで制限されているところの大きさ以上の……制限されている大きさ、それはポスターについては大きさの制……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第8号(1949/07/05、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 ちよつと議事の進行について法制局長、嘱託の宮澤さんとにこの際御意見を聞きたいと思いますが、そのお尋ねしたいことの目的は、先般來申述べましたように、この選挙法の改正がウイリヤムス氏あたりからサジェストされたことによつて大体十ケ月を目標に置いて、参議院議員の選挙法令の改正と同時に、総合的な選挙法典の全般の選挙に関する法令改正というようなことをば大体の目標に置いて進んでおるのでありますが、若干以前にも申しましたように、そういう選挙法典の編纂というようなことは、参議院議員の選挙法令の改正は非常に目睫の間にその緊急必要性に迫られておるのでありますけれども、それと時を同じうして同時に結果を……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第9号(1949/08/01、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 お答え申上げたいと思います。岡本委員の御報告中にありましたように、東北四縣を我々が参りましたときに、各地に聞きました公聽会樣の協議会におきまして、御質問にありましたような婦人の列席者の多くの間から、全國区の制度においては候補者の選定が極めて困難であるというような話があつたことは事実であります。併しそれは私の推察いたしますところは、婦人の政治意識が男子に比べて比較的成熟していないということから、小さな選挙区を基盤として出ますところの地元の候補者は比較的親しみが多いので、その人柄、経歴等についても全國区の参議院議員の候補者に比べるならば、それに対する判断力を比較的多く持つておるとい……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第11号(1949/08/03、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 昨日來大部議論の戰われたところでありますし、各委員の方々のお考えも大体了解できたつもりでありますが、第一の「選挙公営を拡張しその徹底をはかる。」ということ第三の「選挙の自由を期しその運動を明朗かつ達ならしめる。」ということとの間には一見矛盾撞着が包藏されておるかのような感も與えるかと思われるのでありますが、昨日來の皆さん達の御意見によりまして「選挙公営を拡張しその徹底をはかる。」という範囲内においての選挙の自由が許されるという意味のように私達は解釈をいたしまして、この基本方針案には賛成いたすものであります。併しこの際私見も申上げることを許されますならば、最も私達がこの基本方針案……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第15号(1949/10/11、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 只今の鈴木委員のお言葉の中にありましたでつち上げるという言葉は少し変だと思いますが、(笑声)それは除きまして、大体におきまして御趣旨には賛成するものであります。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第16号(1949/10/17、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 第一章に規定されておりますことは衆議院の基本法と対照しますと変りはないのですか。
【次の発言】 羽仁さんがおつしやること具体的にどういうことを意味されておるのか。選挙管理委員会が選挙の間際になつて何かそうしたことをやるのでなしに、絶えずやつておれという、絶えずということは選挙を中心としての広き意味においての政治教育のようなことを意味して言われるのであれば私はこの案に規定されておることで十分じやないかと思う。そういう広義の政治教育に属するようなことは非常に広範になりますし、例えば小学校等でやつておる社会科のような事柄であるとか、或いは平常新聞紙が書いておることであるとか何とかいう……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第17号(1949/10/18、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 やはり昨日お話が鬼丸さんその他から出ましたように、第二の條項は如何にも不穏当でありますように考えますので、今お話がありましたように、やはり参議院議員の選挙は一つのものであるという基本的な観念の上から、必要のある場合は二つに分けるということを原則として進めるように変えたらどうかと思います。
【次の発言】 今の定数のお話ですが、第一に鈴木委員のおつしやる事項であります。これは選挙法であるからして選挙のことを決定することが中心でなければならない。参議院の議員の定数及び衆議院の議員の定数については、この法規の中に規定することはいいが、地方自治体の議員についてはこれを規定するということは……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第18号(1949/10/19、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 寺光君のこの公営費の負担のことについて、及びそれに関連する供託金の問題については、この委員会、殊に小委員会においての決定を全く違つた方向へ解釈して間違えて、ここに原文を作つておられると思われるのであります。この委員会におきましては、私の了解するところでは、供託金を五万円とするということなのでありまして、選挙運動に関する公営に要する経費を分担するということをば止めようということに大体決定したのだと了解しておるのであります。それは公営費は非常に多額を要するにも拘わらず、現行法においてはその十何分の一に過ぎない二万円だけを出すということは甚だけちくさい話でもあるし、変な話であるから、……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第19号(1949/10/20、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 第百四十八條でありますが戸別訪問に関する規定であります。先ずお聽きしたいことは、私現行法の法文を持つておらんのでありますが、第二行目に、「連続して個々の選挙人の居宅」云々という言葉が使つてありますが、これは「連続して個々の」という意味がいわゆる戸別ごとにドアー・ツー・ドアというような意味と、もう一つは個々の選挙人の居宅をば何度も何度も繰返して行くという二つの意味が言葉の上からは理解されると思われるのでありますが、現行法にこういう言葉を使つているかどうかということ、これは私怠慢でありますがお教えを願いたいことが第一。  それから第二には戸別訪問の禁止でありますが、現行法では禁止さ……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第20号(1949/10/21、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 供託金の額につきましては、今日まで委員会においてたびたび発言をいたしまして、我々の意見のあるところを申したのでありますが、先に申しましたように、参考資料でありまするオーストラリアの選挙法におきましても、供託金は二十五ポンド、即ち時價一ポンド千円といたしますと、約二万五千円でありますが、私達はオーストラリアと日本との経済生活程度が、日本の方が十分の一くらいであると大体考えまして、それ以上に出るべきではないと考えるのであります。併しながら他会派の方々の御意見は、大体それよりも非常に多額を予想してお話になつておるようでありますが、先般來非公式の会合等におきましての御意見等も総合いたし……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1949/06/28、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今政府委員の御説明を承つたのですが、政府委員が言われるように、地方税の行政の面において所得税附加税主義を採るか、或いは配付税主義を採るかということは、荻田君の言のごとくいろいろな方面から考えられるということについては全く私も同感なんですが、ところが荻田君が説明をしていられる間に、非常に荻田君それ自身の主観的な、或いは個人的な見解が非常に入つているような感を受けたのですが、今度の自治廳は委員会組織の役所でありますが、大体今のシヤウプ博士に提出されるという政府委員の説明の意見は、委員会議で会議的に決められた意見なのか、或いはその委員会議の意見をまとめる前に荻田君の事務局の方で荻田君……

第5回国会 地方行政委員会 第2号(1949/03/17、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 九州に参りました調査報告を簡單に申上げたいと思います。  二月の二十日から三月の一日まで十日間に亘りまして、私、太田敏兄委員及び鈴木直人委員の三名が出張いたしました。右の内鈴木委員は福岡に一日我々と行動を共にせられたのでありますが、その後は御欠席になりましたので、私と太田委員とが最後まで行を共にいたしまして、調査を完了いたした次第であります。  先ず福岡縣に参りまして、それから別府市に参り、それから大分縣廳を訪ね、更に宮崎縣を視察いたしました次第であります。  尚それに附加えましてリコールの問題について廣島縣の竹原町、その他を視察するところの予定でおりましたけれども、汽車の都合……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1949/06/30、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 鳥取縣及び島根縣に、院議によりまして地方行政に関する実地調査のため派遣されました我々の班につきましての調査報告を簡單に申上げたいと存ずるのであります。我我の班は今月五日東京を出発いたしまして、七日間の予定を以ちまして、その実地調査を進めまして、予定のごとくその七日間の間に一先ず完了して解散いたしましたような次第であります。一行は私、並びに三木委員及び法貴調査員の三名が参りまして、先ず鳥取縣廳を訪ねまして、我々の調査事項につきまして詳細なる実地調査をいたし、更に同府縣内の鳥取市役所及び米子市役所等を訪ねまして、諸種の問題について調査するところがあつたのであります。尚更に島根縣に参……

第5回国会 地方行政委員会 第6号(1949/04/07、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今柏木議員は、これは非常に進歩的な案であるというようなお話がありましたが、私はむしろ反対で、これは非常に反動的な民主主義に逆轉した選挙法の改正案であると思います。その内容の要領について先きに鈴木さんからも御質疑がありましたが、基本的には費用の最高額については制限するけれども、運動の方法については從來に比して非常に自由にするということが骨子であると思います。そして又選挙管理委員会の御説明によりましても、自由の伸長という建前で、この改正案を作つたというお話でありますが、それは全く旧時代のレツセ、フェールの十八世紀的の自由主義の考え方でありまして、その自由主義が民主主義のデモクラシー……

第5回国会 地方行政委員会 第7号(1949/04/11、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 大臣がおいでになりましたので、地方配付税法の改正案に関しまして数項目質問いたしたいと思うのでありますが、私耳の医者にちよつと通つておりますので、只今の西郷君の御質問に対して多少お答えになつた点があるかとも思いますが、重複いたす点がありましたら御寛容願いたいと思います。  第一にお尋ねいたしたいことは、この度の配付税の減額に対しましては、全國知事会、それから市長会、町村会等が盡く反対いたしていることは、木村大臣も御承知のことであろうと思うのであります。ところがこれらり知事会、市長会や、或いは町村会の代表者で以て構成されております大臣が委員長でいらつしやる地方財政委員会というものが……

第5回国会 地方行政委員会 第8号(1949/04/21、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 この問題につきましては、私はその内容につきまして聞きますのは、本委員会において、只今が初めてであります。それで從つてこれについての何らの予備的な、潜在的な考えは少しもないので、極めて冷静な、公平な立場でお尋ねをいたしておつたのであります。リコールの制度の問題につきましては、言うまでもなく、大体我が國の地方自治法におきましては、米國の制度を踏襲されて、それを規定いたしたものでありますが、アメリカにおきましてもこのりコールの制度の実施については、一面においていろいろな弊害があることが挙げられておるのでありますが、これを踏襲いたしました我が國におきましても、実施以来一画においてやはり……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1949/09/12、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今の財政平衡交付金ですか、これは前の地方財政調整交付金と大体同じものと見ていいのですか、どこか違う点がありますか。
【次の発言】 現在の配付税の前身であつた……
【次の発言】 シャウプ勧告による勤労所得税の税率の変更という問題ですね。大体年額において二百億が減税になるように書かれておりますが、その減税の部分というものは世間の一部においてやはりこの資本の蓄積というようなことを目標に置いて、從來非常に高率の累進税率によつて課税されていたところの。比較的收入の多い階級に対して非常に減税になつて、一般の大衆には決して軽減されない形になつて來ると、こういうように言われておるのですが、そう……

第5回国会 地方行政委員会 第9号(1949/04/22、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 私は本法案に對して日本社会党を代表いたしまして、反対の意思表示をいたすものであります。反対の理由といたしましては、私は最初の本委員会の会合におきまして、本法案に対して反對の意思を包藏しつつ主務大臣でありまする木村國務大臣に對して數項目に亘り質問をいたしたのでありますが、その全項目に亘つて殆んど全部私の反對的な意色を覆えすに足るところの御答弁を得ることができなかつたのであります。でありまするから私の反對の理由とするところはその質問に十分に表明されておりまするから、繰返して多く言うことをこの機会に避けたいと思いますが、そのうち二、三の特に重要だと思いまする理由につきまして、更に再説……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1949/09/13、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 先程財産のお話が出ましたが、やはり金に関してですが、非常に大きな團体であつたのでありますが、十分にそれは表面に現われていないかと思いますけれども、解散を命ぜられるについては、いろいろ事前の御調査が完全に行われておつたと思いますが、実際上大体右の團体は一年の経費、團体の経費というようなものはどれくらい使つておつたのか、どうかということについてのお答えを伺いたい、それから第二には、共産党との関係でありますが、今度の解散について、新聞記事等から承知いたしますところでは、先般行われました大阪、神戸等における騒擾事件、例えば兵庫縣廳に暴力を以て知事その他の公務員に対して脅迫的な行爲をした……

第5回国会 地方行政委員会 第18号(1949/05/18、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 異議ではありませんが、この文章について少し考える必要があるように思うのですが、特に(二)の地方自治法のいろいろな制度に関する調査ですが、一番問題になつておるのは、この委員会として取上げておるのは、解職要求、リコールの制度でありますが、それはここへ書いてお置きになつた方がいいのではないかと思います。もう少し文章を簡單に分り易く、今のことを特に入れて置かれたらと思いますが、どうでしよう。
【次の発言】 よろしうございます。どうぞお願いします。
【次の発言】 調査してくれというのですか。

第6回国会 地方行政委員会 第3号(1949/11/14、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 議事の進行について発言したいのですが、先般来この委員会に小野君が御出席しておつたのであります。両院を通じまして、政務次官の次官としての身分の問題が問題化しておるようでありますが、私の大体理解しておるところによりますと、政務次官の設置に関する法律は施行期日を切れて法規行の基礎がなくなつておるというように解釈しておるのでありますが、小野さんがこの委員会に出席していらつしやるところのそうした法規的な解釈がどこにあるか、どういう気持でお出になつておるのであるかということを一応お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 甚だ了解いたしかねるのでありますが、自分の政府委員及び政務次官としての法……

第6回国会 地方行政委員会 第4号(1949/11/19、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 二つのことを申上げたいのですが、第一は本会議があるときには成るべく委員会を止むを得ない場合を除いては開いて頂かないように一つして頂きたいと思います。  もう一つは今論題になつております勧告という言葉についてでありますが、これは私非常にこの意義を明確にして置く必要が我が国会においてあると思われるのでありますが、戰後非常にこの勧告という言葉が頻りに使われるのであります。それはどういう言葉から来ているかと調べて見ると、いわゆるシヤウブ勧告書と言われておるこの册子によりましても、普通勧告と、戰後言われておりますが、この言葉はレコメンデイシヨンという言葉を飜訳しているのです。ところがレコ……

第6回国会 地方行政委員会 第5号(1949/11/21、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 これは極めて、西郷議員がおつしやるように、勧告の意義というものを明確にして欲しい。勧告という言葉が内包しておるところの観念を非常に明確にして置くということは極めて必要なことであつて、この前の委員会においても私は若干この問題に触れて政府に御研究を要求いたしておつたのであります。繰返して、重複するかも知れませんが、更に申しますが、そういう疑義が起つて来て、又遠山次長が甚だ答弁に苦しんでおられるのは、勧告という言語の意味であります。勧告というのは、終戰後いろいろできた法律を通じて非常に私は盛んに用いられるようになつた言葉と思うのでありますが、私の察するところ、それは国家公務員法等にも……

第6回国会 地方行政委員会 第12号(1949/12/01、1期、日本社会党)【議会役職】

○理事(吉川末次郎君) 暫く休憩いたします。    午前十一時十五分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引続き議事を再開いたします。
【次の発言】 この際提案者もお見えになつておるようでありますが、提案者に対してこの際御質問の御希望の方がございましたら御質問願いたいと思います。ございませんか……なければ島村君の御提案のように議事を進めまして御異議ございませんか。
【次の発言】 それではこの議案に対しましては、本日はこれで打切りまして、改めて議事を進めたいと思います。
【次の発言】 それでは本日は会期終り頃でありまして、牛後又委員会を開かなければならないようにもなるかも知れませんので、これを以て……

第6回国会 地方行政委員会 第13号(1949/12/02、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 内閣は、地方公務員法を作る意思を明確に示しておるのでありまするし、月下作製中なのですから、参考資料として送るというような意味で措置するように決めたら如何ですか。
【次の発言】 意見を附して内閣に送付するということになつているのだから、私の主張しているようなことが国会法の解釈からどうなるか、私強い意思を持ちませんが、意見を附して、要するに参考資料として送付するというような意味の意見を附して、送るのだつたらいいのじやないですか。折角いろいろ努力してやつ来ているのだから……
【次の発言】 それはやはり相当考え物じやないかと思うのです。速記というものは言つた通り機械的に、そこに複写され……

第6回国会 地方行政委員会 第14号(1949/12/03、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 大体鈴木委員のおつしやつたことと同じ意見でありますから、その中にこれも分り切つたことでもあるかも知れませんが、当該地方公共団体の條例によりとか何とかいう言葉を入れて置いた方がいいのじやないかと思いますが……
【次の発言】 じや立法技術上の必要がなければ……

第7回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1950/07/10、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 折角喫んじやいけないというのを決められておるのですが、と言つて我々喫んだりしておるのですがね、どうですか、この間アメリカの議会に行かれたのですが、あちらの樣子は、……どうも写真なんか新聞を見ておるのですが、余りマドロスをくわえて委員会をやつておるのは載つていないように思うのですがね、シガレツトを喫んでやつておるのは……

第7回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1950/07/11、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 どういうふうにしようというのですか。

第7回国会 議院運営委員会 第50号(1950/03/31、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 ちよつと大蔵大臣にお伺いしたいのですが、一昨日の本会議で、今のことに関したことを総理及びにあなたに問うたのですが、結局参議院におけるところの予算の審議が非常に遅延しているということは、予算に関する法律案がまだ提出されていないものもあるし、又提出されても、政府の提出が遅延したために、その審議が非常に遅延しているということなのであつて、参議院として、この情勢で、法律案の基礎なくして予算を審議議了するということは、法治主義に反する問題であるということからする立派な理由があると私は思うのです。進駐軍との関係については、我々も随分考慮しておりますが、併しこれは議会政治の本質からすれば極め……

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/03、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 鈴木さんや佐々木さンが言つていらつしやることも、一応意思表示の動機がどこにあるかということは私には分つたような分らないような気がするのですが、私は、この問題について、第一義的に重要なことは、議長のとられた態度ということよりも、小川君がああいう態度をとつたということに一番私は重点を置きたいと思います。それに対する議長としてとられた行動についての今の批判でありますが、私は佐々木君や鈴木君が言つていらつしやるのでありますが、議長は、議長の先程の答弁によつて、小川君に対して賛否を明らかにせよということの意思表示があつたことは明白であると思います。即ち賛否を明らかにして議論を述べろと言つ……

第7回国会 議院運営委員会 第53号(1950/04/04、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 只今の議長の御意思の御発表に対しましては、大体において私達も反対すべき点はないのでありますが、議長の御意思の御発表の中で、会議規則に反し云々という弁明があつたように思われるのでありますが、(「原則だよ」と呼ぶ者あり)原則ですか、原則ならばよろしうございますが規則ならば規則にはないと思います。尚それに付加えて先程兼岩君の言のうちに、あの投票が無効であるということに対するところの御意見があつたようでありますが、それにつきましては投票と予算案に対するところの賛否の意思表示とは別個の法律行為でありますから、法規的には二つの行為としてそれぞれ独立性を持つたものであると解釈していいと私達は……

第7回国会 議院運営委員会 第60号(1950/04/24、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 大体山下さん、石原さんがおつしやつていることと結論は同じですが、形式的には門屋君がおつしやるように、やはり内閣委員会に付議すべきものかも知れませんが、先程佐藤議案課長からお話がありましたように、地方行政委員会議の設置に関する法律案もやはり地方行政委員会に付議されておりますし、それから石原さんが先に言われましたように、地方税法と不可分のものでありますし、臨時の機関でも混りまするから、実質的にはやはり地方行政委員会の関係だと思いますが、ただ門屋さんの言われた中で、総理府から提出されるところの議案はすべて内閣委員会に付議すべきものであるということは、必ずしもそうでないのでありまして、……

第7回国会 議院運営委員会 第65号(1950/05/01、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 ちよつと伺いますが、今中村君やその他の方が言つておられる継続審査というのは、我々の手許に廻されたプリントによりますと、継続審査、継続調査という二つの言葉が使われております。このプリントによる継続審査というのは三件だけですね、継続調査は含んでいないのですか……
【次の発言】 中村君の言われるようにやはり人を雇つて継続的にやつたりしておるのを打ち切るわけにも実際上行かんことも非常にあるだろうと思いますし、又その調査の内容において別に支障があると考えられるようなことが、それ程ないところの調査事項もあると思いますね、半数なくてもやつて行ける……

第7回国会 地方行政委員会 第1号(1949/12/06、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 この委員会を通じまして、先般画会に地方行政組織調査会議法というものが制定されたわけなんでありますが、言うまでもなくシヤウプの税制改革勧告を契機といたしまして、日本の地方行政組織を全面的に再検討をして行くということが、あの会議の目的であつたのでありますが、あれは執行部に作られるものでございますが、それに呼応いたしまして、国会におきましても同様の調査を、国会の立場からして行くということが非常に必要ではないかと考えられるのであります。聞くところによりますと、衆議院におきましてもやはり右のような目的でもつて、国会法に基く特別の委員会をばそのために組織しようというところの議が進んでおると……

第7回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1950/05/10、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 高橋委員にお尋ねもし、又いろいろ私達の希望を申述べたいと思うのであります。今日地方行政調査会議から高橋さんその他の方のお出でを願つていろいろお話を伺うということは、我々国会の委員との間における意見の交換をするというようなことが、恐らくは委員長がこの委員会を招集された目的であるかと考えるのであります。それで質問というよりも私の意見を申述べましていろいろとるべきところがあれば御参考に願いたいし、又間違つておると思われるところがあれば御反駁を願つて意見の交換をしたいというようなことの動機から申上げるのであります。  只今の高橋委員のお話の中で、自分は地方行政の専門家でないからこの委員……

第7回国会 地方行政委員会 第2号(1949/12/13、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 そうですね。議院運営委員会がそういう考えを持つておれば、鈴木さんの考え方がいいのじやないかと思われますが、尚第三班の中に、福岡県が括弧してありますが、さつきどなたかの発言があつたのですが、福岡県は、福岡を中心としての隣接都市を合併しようというような問題も起つておるそうですから、むしろ鹿児島なんかよりも福岡がやはりその問題を重税して行かなくちやならん所じやないかと思われます。  それからもう一つは、この派遣要求書と別でありますが、目的とせられております調査事項に関連しては、これは派遣される、遠くへ行くわけではありませんが、地元の東京都について今起つている特別区の問題等を、都の理事……

第7回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1950/06/05、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 選挙における共産党の運動について国警からもお見えになつておるようでありますし、選挙管理委員会の海野さんにもお尋ねしたいと思うのでありますが、これは後程岡崎官房長官も見えるということでありますが、共産党の治安の見地及び全般的な国策の見地からの対策についてはこの委員会でも私は今までに吉田首相及び労働大臣、殖田法務総裁、樋貝国務大臣にもたびたび質問をいたしたのでありますが、もつと大所高所よりする国策或いは外交政策の見地については、実はこの委員会で申述べたこと以外に私は最近における政府の声明である共産党を非合法化するという考えについては私は結論としてはそれは反対なんでありまして、吉田首……

第7回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1950/06/15、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 警視総監が御出席になりましたから、この機会にこの前の委員会で私が質問したことでありますが、政府の方からは、国警本部長官及び選挙管理委員会側の答弁を聞いたのでありまするが、先般の参議院議員の選挙と同時に行われました東京都における住民投票に際して、日本共産党が都内に貼りまくつたポスターについてでありますが、御承知のように首都建設法は軍事基地設定のためのものであるから、これに反対するという意味のポスターが都内至る所に貼りまくられたのであります。選挙管理委員会及び国警本部の意見は、前の委員会において一応聽取したのでありますが、住民投票に関する特殊の法規が立法されておらんのでありまするが……

第7回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1950/07/07、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 大久保長官が視察せられた直後の日時に私共も対馬に行つたのでありますが、今お話にありました基地で、日本の労働者にビラを撒いて、軍需品の輸送に反対のことが書いてあつたというのは結局北鮮に加担するまあ朝鮮人が、大体私の視察したところ、北鮮側に加担する朝鮮人の方が多いような数字が報告されたのですが、それが結局北鮮と戦争するための南鮮側に、日本の船員が日本からの武器を輸送することに対して反対の意思表示なんですが、これは撒いたものはやはり鮮人ですか。
【次の発言】 この間視察しましたときに聞きましたことで、比較的重要なことであると感じましたことは、嚴原には自治体警察がありますが、その他のと……

第7回国会 地方行政委員会 第5号(1949/12/24、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 この特別職の職員の給與に関する法律の中にその通り出ておる。それに従つて先に我々予算が示されたわけでありますが、この特別職の職員の給與に関する法律を改正する意思はお持ちにならないのか、又その必要はないのであるかどうか、それについて政府側の答答弁を願います。先程のお話ではそれが必要がないような御答弁でありましたけれども、改めて御答弁願います。
【次の発言】 只今の鈴木政府委員の御答弁に対して、国務大臣とは仕事の性質が異なるところがあるからして、国務大臣と同格の給與を與えることの必要がないというところの御答弁であつたのでありますが、若し今の政府委員の意見が妥当でありとするならば、国家……

第7回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1950/07/11、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 只今法務総裁のお話の内容は、新聞紙の報道しておりまするマッカーサー元帥の書簡に基くところでありますが、その書簡はもとより新聞紙上を通じて一応了承しておるのでありますが、併し仔細なことについて一々今ここに記憶いたしておりませんから、的確なるところの書簡の記載事項に基いての微細な点に至つてまでの質問をすることがちよつと私には只今できかねるのでありますが、我々として今それを中心にしてお尋ねいたしたいと思いますことは沢山あります。  第一に、そうした警察制度の改正を大体やらなければならないと思うのでありますが、あの書蘭の私の今漠然と記憶いたしておりますみところからすると、政令によつてや……

第7回国会 地方行政委員会 第6号(1950/01/27、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 院議によりまして過般高知県及び徳島の両県における地方行政の実情につきまして調査に参りました結果を御報告申上げたいと存じます。私は一月十一日から十一日間高知、徳島両県下におきます地方行政に関する調査のため先程申しました通り出張いたしたのでございますが、私の外に鈴木順一委員が派遣されることに決定しておつたのでございますが、出発の直前になりまして鈴木委員は歩むを得ない支障のために参加ができなくなつた旨の申出がございましたので、遺憾ながら私と上原專門員とで出発いたしたような次第であります。途中四国の関門であります高松を通過いたしますので香川県庁にも立寄りまして県政上の諸問題につきまして……

第7回国会 地方行政委員会 第7号(1950/01/31、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 前に開会されました地方行政委員会におきまして政府当局より我々に地方税法の改正案の要綱につきまして説明があつたのでありますが、その改正さるべき地方税法の政府案の中に、市町村の目的税として国民健康保険税という新らしい税目が掲げられておるのであります。で、政府の説明等から照応いたしまして、大体においてこのようなことが私達に考えれらますので、特に今日厚生大臣の御出席を要求いたしまして、政府の意のあるところを承わりたいと考える次第であります。只今三木委員の出張報告の中でもそれに触れられたところでありますが、今日まで協同組合組織において行われておりましたところの健康保險をば、その保險料の徴……

第7回国会 地方行政委員会 第10号(1950/02/09、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 幸い本日本多国務大臣がこの委員会にお見えになつておりますので、この機会に地方行政の非常に重要な問題につきまして御質問いたしまして、大臣の御答弁を得たいと思うのであります。それは先般の地方行政委員会におきまして、同僚西郷吉之助議員から、本多国務大臣が九州へ旅行せられたときに、佐賀県及び長崎県は合併すべきものであるというところのお話をせられまして「それが新聞記事に出て、地元及び全国に相当なる波動を與えたのであります。そのことについて西郷委員から質問がありましたのに対して、本多国務大臣はその新聞記事とは違うところの極めて曖昧なる御答弁をおしになつて、それは今日国務大臣としては決定的な……

第7回国会 地方行政委員会 第14号(1950/02/21、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 特に吉田総理大臣のおいでを願いまして、本委員会において私が今日質問いたしたいと思いますことは、去る本月の十一日に衆議院の本会議におきまして、一議員の日本共産党に対する政府の対策というようなことについての質問に関しました政府の答弁に関してでございます。私の質問は五項目に亘るのでありますが、約十五分ばかり大変長い質問で恐縮でありますが、その五項目はそれぞれ互いに関連しておりますので、一括して申上げるようにいたしたいと思います。その十一日の衆議院の議事録がまだできて来ておりませんから、もつぱら当時における私は新聞の記事を中心といたしまして申上げる次第であります。  それによりますと殖……

第7回国会 地方行政委員会 第15号(1950/02/24、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 陳情、請願を我々が採択すれば、その趣旨によつて政府の提案の地方自治法を改正して行くか、そうでなく、普通の陳情、請願と同じように採択して内閣に送るということだけですか。
【次の発言】 国家的に考えても、戸別訪問する方が費用と手数がかかる。
【次の発言】 これはどうですか。やはり一事不再理の原則を取つたのと同じ精神を適用すれば、それは市会議長の提案が非常に合理性があると思いますが、同一の事件について、何ですか、それはもうそれを一ヶ年以内と時間的にも制限しているのですから、この改正案が非常に政府の答弁よりも私は合理性があると思いますがね。

第7回国会 地方行政委員会 第18号(1950/03/07、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 議事の進行についてですが、先程委員長にお願いしました、社会党の山田節男君が、広島県の一町村の長のリコールの問題について陳情に来ておりますので、何でしたら今お許しを願えたら大変結構かと思います。
【次の発言】 先般この委員会におきまして、特に吉田首相の御出席を願いまして、治安の見地から政府の共産党対策について質問をいたしたのであります。質問の内容につきましては、かねてその要綱を秘書官を通じて御請求がありましたので、鈴木労働大臣のお手許にも行つておることだと推察いたしておるのでありますが、五項目に亘りまして首相に御質問申上げたのでありますが、質問に対する首相の御答弁は、私の見ますと……

第7回国会 地方行政委員会 第19号(1950/03/08、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今提案者の岡田委員から理事会において決定したというようなお話がありましたが、私は理事でありますが、そういう理事会の御招集を受けた記憶もありません。併し法案の内容に関連して幸い国警の齋藤長官も御臨席になつておるようでありますから、国警側のこの法案に対する御意見を承りたいと思います。
【次の発言】 齋藤長官にお伺いしますが、只今のお話で大体分りましたが、この法案の全文に対して賛成ですか。
【次の発言】 よろしく委員長からお運びを願いまして、我々十分理解して頂けるように御取計らい願いたいと存じます。
【次の発言】 大蔵省の意見を聴いてからにした方が……。

第7回国会 地方行政委員会 第20号(1950/03/10、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 尚それに関連してでありますが、曾て消防組織法案が政府より提案せられましたときに、参考資料といたしまして、私か委員長在任の当時、米国の消防組織について、ハーバート大学のモンロー博士の論文を翻訳して活版に附して委員諸君に配付したことがありますが、その残部が常任委員会にまだ残つておるかと思います。尚その後地方行政委員の方で新らしく御就任になつた方もいらつしやいますので、この度消防組織法の改正についての議事を進めて行くのに何等かの参考になるかと思いますので、もう一度残部があるかないかを一つお取調べ願いまして、ありましたならば委員に配付されるようにお取計い願いたいと思います。

第7回国会 地方行政委員会 第22号(1950/03/24、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 ちよつと結論だけ申しますが、樋貝国務大臣と増田官房長官との吐露された意見の相違もあるようでありますし、我々といたしましても、今初めてこの履歴書を提出されましたので、更に考えて見たいと思いますから決定するには次回の委員会までお延ばしを願いたい。(「賛成」と呼ぶものあり)

第7回国会 地方行政委員会 第23号(1950/03/27、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 まだ、何ですね、議案についてはあなたの方から御提示になりませんね。
【次の発言】 それからで結構です。
【次の発言】 政府から地方税改正法案の審議に関しての資料を少し提出して頂きたいと思うので要求いたしたいと思うのですが、第一は、政府が今日までこの法案の提出が非常に遅れたのは、その筋との交渉が非常に長引いたためであるというように言われておるのでありますが、それについては、私先日欠席したのですけれども、その席上でいろいろそれについての経過のお話があつたそうでありますが、併しそのもう少し具体的な、どういう交渉をせられたかということについての内容が、我々が理解して置く必要がありますの……

第7回国会 地方行政委員会 第24号(1950/03/28、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 入湯税の従来の税率規定はどうだつたのですか。
【次の発言】 委員長速記を止めて下さい。
【次の発言】 最初政府から我々に提示された地方税の改正案の中には、国民健康保険税ということが、目的税の税目の中に加えられておつたんでありますが、私は新しい税目の決定について、社会政策的見地から非常な期待を持つておつたのでありますが、何故に政府はそれを削除せられたのであるか。それについての理由を……。
【次の発言】 只今の政府委員の御説明に対しましては、私は殆んど全面的に反対的な意見を持つておるのでありますが、私の意見としましては、曾て本会議において林厚生大臣のお出でを願つて質問いたしましたと……

第7回国会 地方行政委員会 第25号(1950/03/30、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 賛成ですよ、全く同感ですよ。

第7回国会 地方行政委員会 第30号(1950/04/15、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今政府委員が、質屋は我が国独特のものであるとおつしやいましたけれども、私の知つているところでは、どこの国でも質屋はあり、例えばアメリカではポーン・ショップといつて三つ玉の看板を掛けてあるし、支那には當という看板を掛けてありますし、大差はございません。
【次の発言】 大蔵省の関係で調査はあるんでしよう。金融対策というものに関連して……。
【次の発言】 逐條審議をやつておりますから、あなたの言う第二條にはまだ行かないのですよ。
【次の発言】 第五條についてですが、普通一般の人の間で、友人同士の間で金を借りて、品物を借りるための質物の形で置いて金の貸借をやつておると思いますが、例えば……

第7回国会 地方行政委員会 第37号(1950/04/24、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 重要なことでありませんが、今の西郷さんが言つていらつしやることに大体賛成なんですが、ただ西郷さんや本多国務大臣等が使つていらつしやる言葉、又文部委員会から来ておる文書の中にあることですが、文楽というが法律用語として成り立ち得るか、又そういう日本語があるかどうかということです。これは僕非常に疑問に思うのですが、文楽というものは私は識者でありませんから間違つておれば一つ教えて貰いたいのですが、人形浄瑠璃に過ぎないので、その人形浄瑠璃が大阪の文楽座で行われているということで、文楽という日本語はないと思うのですがどうですか。誰か一つ政府側からでも教えて頂きたいのですが。

第7回国会 地方行政委員会 第40号(1950/04/27、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 先程来竹中委員や濱田委員から標準義務教育費ですかと、その法案との関連性の質問がありましたが、これは極めて重要な問題であると思いますので、特に私は、今は文部大臣でないと思いますが、前文部大臣の高瀬君に質問したいと思いますが、適当な機会に高瀬君に質問できるように委員長においてお取運びを願いたいと思います。
【次の発言】 それではお願いいたします。
【次の発言】 議事の進行についてでありますが、先般渡米議員団が帰朝されて議院運営委員会等で話されたところによりますと、米国の議会においては専門員というものが非常に重要な役割を演じておつて、委員会等においても積々の法案等について、議員と同様……

第7回国会 地方行政委員会 第41号(1950/04/28、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今審議中の地方財政平衡交付金法案に関連してでありますが、曾てこの法案に関連いたしまして、この本委員会におきまして、標準義務教育費に関する法律案を政府が今期国会に御提出になるということをば文部大臣からお話がありまして、重要なるところの法案であり、又地方財政の重大なる関連性におきまして、特に地方行政委員会におきましてそれについての政府の意向を聞き、我々の調査にいろいろ資するところがあつたのでありまするが、その節、高瀬文部大臣のお話では、即ち義務教育に従事いたしておりますところの教員一人について三千二百円宛の俸給をばこの地方財政平衡交付金の中から優先的に地方自治体に交付するということ……

第7回国会 地方行政委員会 第42号(1950/04/29、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 第三百四十八條の免税の項と関連して御質問しますが、そのときにそこを説明しますが、それじや三百四十八條の説明のときに讓ります。
【次の発言】 三百四十八條の免税に関することでありますが、アパート住居者から昨日承知のように陳情があつたわけでありますが、私はあの陳情というものは共通的な問題をいろいろ包括されておると思われるのでありますが、要するに従来の地租及び家屋税というものが、あの人達の住んでおるアパートにおいては、終戰後建築されたものであるから、戦前の建築物に比して非常に家賃が高い、又税金も高いというようなことが第一点でありますが、それは税法の改正において非常に平均化されて来ると……

第7回国会 地方行政委員会 第43号(1950/04/30、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 それに先立つてちよつと発言をお許し願いたい。それは先般地方税法案の罰則規定に関連しまして、国会図書館の専門調査員である牧野英一君の専門調査員としての意見の開陳を要求いたしましたところ、委員会で決定いたしまして、委員長からその申入れをして頂いたのでありますが、それに対する牧野君の返事といたしましては、時日がないその他の理由によりましてしこれを拒否したのでありますが、専門調査員といふものが置かれているところの職責からいたしますというと、私はこれは議院運営委員会の問題かとも思いますけれども、国会法及び国会図書館法の規定を十分今見ておりませんが常識的に考えましても、それを拒否するという……

第7回国会 地方行政委員会 第44号(1950/05/01、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 本法案に対して賛成するものであります。他の委員からも御発言がありましたが、本委員会と地方自治体並びに中央政府との関係等につきましては、先般の質問の中にも我々の意のあるところを述べたのでありまするが、人事院の国家行政組織上におけるところの地位と相共通いたしておると考えるのでありまするが、全般的な委員会制度というアメリカの制度に則つたところのそうした制度が非常に日本の行政組織上における新しい制度でありますが故に、政府及びその他の方面におきまして十分なその性質と運営についての理解が普遍化していないということから、諸種の誤解も生しておるのであります。伴しその節、国務大臣にも要求いたした……

第7回国会 地方行政委員会 第45号(1950/05/02、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 保留。
【次の発言】 この請願書は誰ですか。
【次の発言】 個人ですね。どうも分らんね。留保ですね。
【次の発言】 採択。
【次の発言】 この配付されておる印刷物について一応御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この地方公共団体の地域の配置分合に関する規定の改正事項に関しまして、地方自治側からそれの具体的な事例を一つ挙げて話して貰いたいのですが、例えばはつきり私記憶いたしておりませんが、最近新聞紙上等において神奈川県の逗子と横須賀市の間にそうした問題がありますが、そういう例を具体的に挙げて実際の経過、結果等について説明して下さい。


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 議院運営委員会 第1号(1950/07/12、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 昨日別室におきまして、自由党、社会党及び緑風会の三派の代表二名づつが折衝いたしまして、この議院運営委員会において、議が整わなかつた共産党に議院運営委員一名を譲るということにつきましていろいろ話合になりました。その結果お互いに互譲の精神を発揮して頂きまして、大体におきまして協議が整いました結果を御報告申上げたいと思います。  結果は自由党が八名の議院運営委員のうち一名を共産党に譲つて頂くということに御同意を得たわけであります。その代り共産党側からは建設委員を自由党に振当てられております水産委員と取換えるということが決まりました。  尚それに付け加えましてこの議院運営委員会において……

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/29、2期、日本社会党)

○委員外議員(吉川末次郎君) 修正案の問題については私からお答えしたいと思います。岡本委員長から一応お話がありましたが、岡本委員長がお話になりました三十日に討論、採決を終つて、本会議にかけるようにしようということは、最初の数日前の審議の、五日程前かと思いますが、本審査に入ります当初におきまして、大体申合せました事項であります。併しながらこれは別に確乎不動のものでは勿論ないのでありまして、私は少くともそう了解いたしておるのであります。政治問題というものは刻々いろいろ客観的情勢の変化があるものでありますから、五日前におきまして、大体各委員の申合せましたときと、そうした今日の事情とは若干相違が出て乗……

第8回国会 地方行政委員会 第1号(1950/07/14、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 向うは併しどうですか。提案理由の説明を聞きたがりはしませんか。
【次の発言】 結構ですね。

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1950/08/11、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 私はちよつと中座をしておつたので、見当違いなことを申上げるかも知れませんが、入つて来て聞くと、今の西郷さんの大橋法務総裁に対する御質問は、朝鮮事変等において、あの事変、戰争の敗残兵のようなものが、内地に入つて来る、或いは九州のようなところに逃げ込んで来たようなときにおいて、日本の警察官或いはこの警察予備隊はどういうことをするのかという御質問であつたと思うのですが、それに対する法務総裁の御答弁は、そういうことは考えていない、更に再質問に対しては、仮定に対しては答えられないということでありましたが、仮定に対して答えられないというのは、あなたの何といいますか、まあボスでいらつしやる吉……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1950/09/21、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 さつき大学の問題が出ましたが、大学のことについて私共は大分意見がありますが、省略しまして、問題になつていることだけを一つお尋ねしたいと思います。  シヤウプ勧告には各府県單位に大体設立されている国立大学は完全なものにするということのために、隣接している府県が数府県集つてその一つの大学を経営して行くというふうにしたらいいじやないかということが書いてあつたと思います。その問題についてはどうですか。地方行政調査会議で何かそれについての議論があつて、シヤウプ勧告に副うた具体的お考えをお持ちになつているか。
【次の発言】 一つの大学があるという……京都なら京都府立大学、京都府内にある数個……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1950/10/16、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 十二時になつたようですから、午後続行せられるとしまして一時休憩せられることだと思いますが、これで形式上休憩に入ることにしまして、先程委員長に要求いたしまして、大体各位の御承認を得ました福岡県の八幡市の市長、市会議長並びに市会の代表者の方々等が、税制の問題について簡單に皆さんに特に陳情したいというので見えて、さつきからここに待つていられるようですから、極く短い時間を割いて、休憩宣告後暫く聞いて上げて下さるようにお取計らいをお願いいたしたいと思います。

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1950/10/17、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今の西郷委員の質問に対しまする神戸先生の御答弁に関連してでありますが、アメリカのそういうことに対する政府の干渉の問題でありますが、最近やはりいろいろ実情を御視察になつたのでして豊富な知識を持つていらつしやるわけなんですが、こういうことではないかと思うのです。結局御答弁によりますと、そういう場合についてはただ一つの制限がある。それは即ちシテイ・チヤーター、チヤーターはシティの場合だと思いますが、市憲章の中に最高額が規定されているということの御答弁でありましたが、結局それはチャーターというものは自治体、殊に都市に対して、ステート、州のガヴアーメント、即ちステートの議会がそのチヤータ……

第8回国会 地方行政委員会 第7号(1950/07/22、2期、日本社会党)

○吉川委員 本島さんの主として住民税を中心としてのいろいろな御意見、大体において私も賛成の点が非常に多いのでありますが、別に本島さんの御意見に反対の立場から申上げるわけのものではないのでありますが、本島さんがおつしやいました一家のうちにおいてそれぞれの所得者に個々に一人一人均等割及び所得割の住民税が賦課されるということは從来に比べて非常に増税になるからして、從来と同じように戸主、或いは主帶主にだけこれをかけるようにして実れという御意見でありますが、この点について非常に御尤もだと思うのですが、併しながらシヤウプ勧告がそうしたことを指示しておりますのは新憲法の精神に副うて、從来の日本の家族主義を個……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1950/10/19、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 米国教育使節団の報告書についてお話があつたのですが、寡聞にしてよく米国教育使節団のことについて非常に詳しく知らんのですが、その使節団というのは大体どういうような人によつて構成されて日本へ来られたものであるか。例えばそこにはいわゆる職業的教育家と申しますか、テイーチヤー教師のような者が多いだろうと思うが、そういう人ばかりなのか、或いは一般のシテイズンー市民が入つておるのか、或いは教育行政の役人なんかが入つておるのか。大体どういう人でその使節団を構成されておるかということを一つ先ず第一にお尋ねしたいのです。
【次の発言】 前に来られた教育使節団の中からセレクトされた人が少数見えてお……

第8回国会 地方行政委員会 第9号(1950/07/25、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 それは今の教育委員で文部委員会との関係のように、小笠原君が代表として出られるのでなくして一応やはり正式の連合委員会の形に持つて行つたら如何ですか。
【次の発言】 尚横浜及び神戸市に対する特別法案は提出されておりませんか。横浜の市長が実は今も我々の控室に見えておるのでありますが、同じような取り運びにまだなつておりませんか。
【次の発言】 原案の作成には私も形式上参加しているわけでありますが、私といたしましては大体これで結構だと思うのであります。一番恐れますことは、前の国会におきましても私から発言その他についていたしたのでありますが、党利党略的な立場から、出席者等の虚を狙つて質疑の……

第8回国会 地方行政委員会 第10号(1950/07/26、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 丁度今罰則の話が出ましたが、小笠原さんが御質問になりましたのは、極めて大切な御質問であると考えるのでありまして、先般岩木委員と共に九州の十幾つの市町村を私は廻つたのでありますが、丁度小笠原さんが御指摘になつたのと同じような意見を、各地方自治体におきまして私達が視察いたしました範囲内において、到るところで理事者から聞かされて来たのであります。で尚これは質問ではありません。むしろ議事の運営についてでありますが、委員長にこの機会に提案して、皆さんの御賛成を得たいと思うのでありますが、前の第七国会に同様本法案を審議いたしますときに、この罰則の問題は各委員からこもごも意見が開陳されまして……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第11号(1950/11/16、2期、日本社会党)【議会役職】

○理事(吉川末次郎君) 御質問がございましたら、御発言を願いたいと存じます。

第8回国会 地方行政委員会 第12号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 西郷委員が問題にせられましたことは、私は委員長においても只今のお話で十分に御考慮になつておる様子でありますが、併し各委員会におきまして、議を纏めて我々の方へ意見書を書いて来ておられるのでありますから、その意見は極めて重要視すべきものであることは当然であると思うのであります。逐條審議を終つた後でも結構でありますから、その間、例えば明日の逐條審議にかかります前のような、或いはその中間等の時間に、適当な時間に委員長を招致しまして、そうして委員会のそうした代表意見を開陳さすような機会を與えられては如何かと思われるのであります。委員長が言われるようにもとより囚われる必要はないかも知れませ……

第8回国会 地方行政委員会 第13号(1950/07/29、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 只今の水産委員長の意見に対する政府当局の意見を求めます。
【次の発言】 言うまでもなく法律は国会が作るわけでありまして、政府が作るわけではないのであります。たまたまそれのための常任委員会がありますけれども、各議員は平等にそうした立法権を持つているわけでありまして、木下さんもそうした立法議員の一員であり、又木下さんが委員長をしておられる水産委員会の委員諸君もすべて同一の立法権を持つていらつしやるわけなんでありますが、我々が仮に木下さんが委員会を代表してお出しになりました修正意見に従つて委員会においてこの法案を修正する。併しながら政府の意見は今のようでありまするが、委員会においては……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第13号(1950/11/18、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今小野次官が言われた選挙の特例に関する法律案というのは、どういうものを目的とした、どういう内容のものでございますか。
【次の発言】 そうすると空間は生じないのですか。

第8回国会 地方行政委員会 第14号(1950/07/30、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 この際カニエ参議院議員から特に專ら遊興税の問題について質問をしたいというお申出がありますので、余り長時間を要しないような様子であります。簡單なようでありますがお許しを願いたいと思います。

第8回国会 予算委員会 閉会後第1号(1950/10/05、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 先ほど楠見委員からお尋ねになつたことでありますが、この別府、京都その他の都市に施行された特別法による一般投票の費用の問題ですが、御答弁によると憲法の地方自治に関する規定と、それから国民投票であるから国庫から支出すべきものであるという御答弁でありましたが、私はまあああいう特別法を作る必要はないという立場だつたのですが、それは別としまして、そういう御答弁にあるような法理的議論が十分に成立ち得るものであるかどうかということに少し疑惑があるのですが、法文も持つておりませんし、法律の文句がどうなつておるかもはつきり記憶ありませんが、憲法の規定しておる地方自治に関する項にそれが規定されてお……

第9回国会 地方行政委員会 第1号(1950/11/25、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 それは議院運営委員会が馬鹿でない限り、気違いでない限り……。それは先程から皆さんがおつしやるのが言うまでもなく自明の理なんでして、そういうことを若し文部委員会がおきめになつたとすれば、文部委員会はどうかしておるわけなんで、私は決して繩張り争いというような意味から言うのではなくして、むしろ國会運営におけるそういう決定を、議院運営委員会が若しするということであれば、非常な私は錯誤であるばかりでなしに、どうかしておると言わなければならんので、一応意思表示をしてお置きになるということが必要だと考えますが、議院運営委員会はそれ程馬鹿でないのじないかと推察いたします。

第9回国会 地方行政委員会 第2号(1950/11/29、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 ちよつと右に関連して……、只今の野村委員長のお話でありますが、我々の手許に廻されました書類の中に書かれておる数字、計数等に基いて、この書類を基盤にして我々はもう一度よくわかるように数学的に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 どの書類の、どこの頁のどこにあるというふうに説明して下さい。
【次の発言】 安井さんのお話がありましたが、大蔵省が果して嚴密なるところの調査に基かないで、地方財政委員会の要求に対処しているのかどうかということは、若し安井さんのお話通りであれば、極めて我々も心の中に入れて臨まなければならん問題でありますから、その有無にかかわらず中田委員が提案しておられ……

第9回国会 地方行政委員会 第8号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 蝋山さんは、公務員に対する行政として、國家は一つであるが地方自治体は非常に沢山の数があるので人事行政の面において各自治体が一つの共同的な団体を作つて、共通的なこといろいろきめるべきであるというお話の趣旨があつたと思うのでありますが、そしてその例としてアメリカではリーグが作られているというお話でありましたが、それは蝋山さんも御承知のことだろうと思うのでありますが、アメリカのリーグ、例えばアメリカン・ナシヨナル・ミユニシパル・リーグというものが古くからありまして、機関雑誌も発行しておつて、日本へも来ておりますが、それと同じようなものは日本にもすでに古くからあるわけでありまして、例え……

第9回国会 地方行政委員会 第12号(1950/12/07、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 緊急という意味ではありませんが、一言この機会に岡野国務大臣がお見えになつておりますので、現在時事問題になつておりますところの地方自治に関する一つの問題につきまして、特に発言いたしまして御見解を承わりたいと思うのであります。それは新聞紙上でも問題になつておることでありますが、地方自治法において、先に選挙されましたところの地方自治体の長及び地方自治体の議会の議員の任期というものが、大体においてその四ヶ年が来春の三月、四月に満了するようになつているところの人が非常に多いと思われるのであります。ところがその来春の改選期を前にいたしまして、自己の任期を政治的に実質上延長せしめて、そのまま……

第9回国会 地方行政委員会 第13号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 まあやりましよう。
【次の発言】 今の相馬さんの質問に関連してでありますが、第六條は前の第三條と相馬さんの質問におけるがごとく非常に関連性を持つておりますので、これに触れたことを多少質問したいと思いますが、やはり特別職と一般職との数の比率の問題でありますが、先般我々が公聽会を開きましたときに、千葉県の津田沼の町長である白鳥さんとおつしやる方が地方自治の市長の代表としてアメリカへ視察をして来られて、その経験、見聞からも言われたことでありますが、やはり今の相馬さんが言われた問題を取上げて報告したのであります。即ちこの法案によれば特別職の範囲があまりに狭少である。これでは自治体の首長……

第9回国会 地方行政委員会 第14号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 非常に愼重に質問応答が行われまして審議が行われたと思われるのであります。一応これを以て質疑応答を打切りまして休憩に入りまして、午後二時から討論を開始するように議事をお運び願いたいと思いますが、如何でございますか。

第9回国会 予算委員会 第1号(1950/11/24、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 尚公述人の入選などについては、大体理事会で決められたらどうですか
【次の発言】 すべてに亘つて団体の代表を人選せられますのに、ただ軍に形式的な立場からの団体代表ということでなくして、実質的にも我々がそれを聽取して、いろいろ得るところがあるような、内容のある、又含蓄の深い話ができる方ということを併せて考えて出して頂く必要があると思うのです。例えば知事の代表というような場合においても、地方行政委員会等で、單に代表というような意味で人選をして公聴会に連れて来ますと、極めてお坐なりの内容の貧弱な話をする人が非常に多いので、こういう点も併せて一つ御考慮願いたいと思います。

第9回国会 予算委員会 第4号(1950/12/01、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 加藤さんにお尋ねしたいのですが、私はお話中ちよつと気分を惡くして聞き洩らしたかも知れませんが、給與ベースの問題についてですが、お尋ねしたいことは、第一に、公務員の給與ベースをきめるのは妥当であるというお話であつたと思いますが、民間の産業と公務員との間においてこうした待遇について大体数字的なお話を願つて、どれくらいの差違があるのであるか、民間産業といつてもいろいろだくさんありましようから、國家公務員と対照するような代表的な大企案、経済調査機関のようなところから賃金ベース、その他のことについて賃金の率やなんかについて調査の数字が出ておるでしようが、必ずしも正確な数字はむずかしいので……

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 文部省の予算に関連性を持ちまして、文部省の管掌しておられまする教育行政、文部行政の基本的な方針というようなことに関連いたしまして、二、三文部大臣に御答弁を願いたいと思うのでありますが、先ず第一に私が天野さんにお尋ねいたしたいことは、各大学におけるところの教授の問題でありますが、新憲法と明治憲法とは基本的な精神が違うということは言うまでもないことだろうと思うのであります。即ち新憲法におきましては、いわゆる民主主義、或いは国民主権などというようなことが、自由平等というようなことが主体的な精神になつておるのでありまして、即ち新憲法のほうの前文におきましても、「そもそも国政は、国民の厳……

第9回国会 予算委員会 第10号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 厚生大臣に予算に関連してお聞きいたしたいのでありまするが、厚生省は医薬行政をお取扱いになつておるわけでありまして、直接間接に予算の全面に亘つて関連性があると思われるのでありますが、今厚生大臣が当面していらつしやいまする厚生行政の主要なる課題といたしましては、一つは社会保障制度の問題と、一つは新聞紙面を賑わしておりますところの医薬分業の問題であるかと考えるのであります。それで社会保障制度のことにつきましても多少意見もあり、又大臣にお尋ねしたいこともありますが、平素御親交を得ておりまする黒川さんに、過日もこの問題についていろいろ私の意見を申上げたことがありまして、本日は専らその一つ……

第10回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1951/05/18、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 若し特に御意見があれば今日して置いて頂くのも一つの参考だと思いますが。委員長及び理事において、議事運営の方法についての原案のようなものを一つお打合せの上御決定願つて、それをこの次の委員会に御披露願つて、そうして大体それに基いて進めて行くという恰好にしたら如何でございましようか。

第10回国会 厚生委員会 第24号(1951/05/07、2期、日本社会党)

○委員外議員(吉川末次郎君) いろいろお尋ねしたいこともまだほかにたくさんありますが、今の藤森さんと政府の説明員ですか、政府委員ですかの間の質問応答並びにそれに先立つ谷口委員の政府委員の報告に対する補助的な報告がありましたが、審議会におけるところの採決の場合において、十九名の委員が医薬分業に賛成をして、十一名の委員が大体反対の意見を表された、そうして谷口さんのお話では、その十一名の中には医師会の代表と、相当数の受診者側の意見が含まれているというお話でありましたが、受診者という言葉は、中山さんの御質問から起つて来た言葉かと思うのでありますが、それは中山さんも谷口さんも、及びそれに答えられた政府側……

第10回国会 厚生委員会 第25号(1951/05/08、2期、日本社会党)

○委員外議員(吉川末次郎君) よろしうございますか。
【次の発言】 中谷証人の御証言に対して、四、五点について御質問をして御答弁を煩わしたいと思うのでありますが、一問一答の形式をとりますと非常に時間を要しますので、一括して申上げてよろしうございますか。
【次の発言】 それで中谷さんのお話を承わつて札幌の遠い所からわざわざ国会のほうにおいでになつたことを、国会議員の一人として先ず感謝したいと思うのであります。それから又あなたの御証言は、非常に我々国会議員といたしましても意義深く拝聴いたしました。意義深く拝聴いたしましたというのは、実はあなたは大学の教授をしていらつしやるそうでありますから、私たち……

第10回国会 厚生委員会 第28号(1951/05/16、2期、日本社会党)

○委員外議員(吉川末次郎君) 私厚生委員でありませんが、所属する党のこの問題についての特別委員にはなつておりますので、若しよろしければ発言をお許し願いたいと思います。
【次の発言】 それでは証人のかたで、大体医科大学の五人の部長のかたの御証言は共通している面が非常に多かつたと思うのでありますが、そのうちのどなたでも結構なんでありますが、先ずここに書いてありますから、東大の医学部長でいらつしやいます兒王桂三先生にお伺いしたいと思うのであります。この問題を私たちが立法府の議員といたしまして審議いたしますのについて、これは私見でありますが、前提としてどうしてもはつきりして置かなければならんということ……

第10回国会 地方行政委員会 第1号(1950/12/11、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 委員長の只今申されました趣旨に基きまして、この事件を地方行政委員会として調査に参るということは、非常に必要なことだと思いますから賛成いたします。

第10回国会 地方行政委員会 第2号(1950/12/12、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 質問ではありませんが、先に証人を呼びまして、いろいろ意見を聞くことをきめたのでありますが、昨日の理事会で申しましたように、召喚される証人諸君は、それは地方自治に関するそれこそ大きな基本的な問題でもありませんし、局外者の意向はこういうことに関心を持つていないと思います。恐らく関心を持つておる人は、議員に立候補しようという人でありますが、殊に我々はそういうふうに思われますが、公平な意見を聞こうというので、特に今手許にありました資料をあらかじめ証人の手許に早く送つて上げて、その資料に基いて十分想を練つてこの委員会に臨むように、時間的余裕を與えられるように、委員長のお計らいを願いたいと……

第10回国会 地方行政委員会 第3号(1950/12/14、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今中田委員から杉村君に言われたことなんですが、最近ともかく任期満了前に知事及び市町村長が当然に来年の四月にある選挙を前にして、他の立候補者が立候補の準備が整わない間に、自分が自治体の政権を握つていることを利用して、そうして何か大衆の人気を博するような事柄を政治的に捉えて、そうして辞表を提出する。辞表を提出するのならば再立候補しなかつたらいいのだけれども、再立候補の選挙準備行為として辞表を提出してやる傾向が非常に起つて来ているのです。その例は青森県の太宰治の兄さんである津島知事が、青森県にはりんご税収入というものが県税で非常にあつたのを、税制の改革で県税収入としてのりんご税収入が……

第10回国会 地方行政委員会 第6号(1951/02/01、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今付議されました法案は、前の第九回国会におきまして審議未了になつた、参議院において審議未了になりました法案を、再び衆議院において通過して参議院へ回付されたものでありまして、その内容におきまして、前の第九国会において付議されたものと全く等しいものであります。つきましては、右の法案に対する提案理由の説明は、その節すでに我々は承わつておるのでありますから必要がありますれば、我々速記録を再び読んだらいいのでありますから、提案者側の提案理由の説明は省略いたしまして、直ちに審議に入りたいと思いますが、なお提案の趣旨等は、議員提出法案でありますから、質問において答えてくれることだろうと存じま……

第10回国会 地方行政委員会 第8号(1951/02/05、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 この法案審議の委員会に欠席いたしておりまいたので、御審議の状況をよく存じないのでありますが、小さな問題で、大して私個人としての興味はありませんが、いろいろ皆さんのお話を承わつて感じられますことは、結局これは代書人が何か資格のむずかしいものにして、既得の縄張りを侵されないようにしたいということ、それから社会名誉心的な立場から偉い人のように見せたいというような、端的に言うとそういう動機からこういうことをその業者の人が要求して来て、そしてそれに乗せられて自分の選挙地盤の関係から衆議院議員の諸君が軽く賛意を表して、こういうものが出て来たのか大体の動機じやないかと推察するのですが、只今ま……

第10回国会 地方行政委員会 第9号(1951/02/06、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 財政に関することだけですか。
【次の発言】 ほかのことをお尋ねしてはいけないのですね。
【次の発言】 今お手許に、これはむしろ委員会の專門調査室が資料に私たちに呉れたのですが、これからちよつとお尋ねしたいと平素思つておりましたので、この機会にお尋ねいたしたいと思うのであります。私は自治体の議員の数の問題であります。当面新聞紙等にも頻りにこれを問題にいたしておりまするし、又世間でも非常に地方選挙を前にして問題になつておるのでありますが、新聞の記事によりますと、何か地方自治庁のほうから自治団体に対しまして議員の数を増加するということについてこれを牽制するような意味においての、即ち増……

第10回国会 地方行政委員会 第11号(1951/02/12、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 もう時間が迫つておりますから、極く簡單にお話申上げたいと思うのでございますが、先般専門員として武井君が御就任になりまして、御就任の挨拶があつたのであります。その節申上げるべきであると思いましたが、少し形式ばつたようにも感じましたし、又他のプライベートの機会に申上げてもいいのじやないかというような意味で今日に至つたのでありますが、やはり公式の会合で、速記録に載せて申上げて置くことが必要であると思いまして申上げる次第であります。簡單に申上げますが、第一に御就任に際して、我々地方行政委員はあなたが御就任下さつたということに対して、非常な期待を持つでおるということをよく御承知置き願いた……

第10回国会 地方行政委員会 第12号(1951/02/16、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 この問題につきましては、私もまだ実は深く研究いたしておりませんので、極めて常識的なことを社会党の立場から、又私子供を学校にやつております父兄の立場から申上げて御答弁を得たいと思います。いろいろな具体的な細かいことにつきましては、專門家である小笠原委員や相馬委員から後刻お尋ねいたされることだろうと思います。教科書を公費を以て児童に無償で與えるという、この法案の主目的につきましては、もとより我々賛成いたすものでありまして、天野文部大臣のとられているいろいろな教育行政の方針というようなものにつきましては、我々と意見を異にするところが非常に多い。国歌として「君が代」を復活するという問題……

第10回国会 地方行政委員会 第13号(1951/02/17、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 本日田中総監においでを願いましたのは、先般私たちが神戸、京都、名古屋、大津等の騒擾事件に参議院の院議に基いて調査に参りました結果を御報告申した節に、膝元の東京都においてもそれよりももつと大きなスケールにおいて同様の事件が起つているのであるから、重大な問題であるが故に議員の全員のかたに一応その問題についての実相を知つて置くということが必要なことであるからというので、今日総監のおいでを願つた結果になつたわけでありますが、それで今総監から概略についてお話があつたのでありますが、東京都は人口も多く、又朝鮮人及び第三国人の居住数も我々が取調べに参りました都市よりも多いわけでありまして、そ……

第10回国会 地方行政委員会 第22号(1951/03/12、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 議事進行並びに委員会の運営に関して一、三分間発言をお許し願いたいと思います。  この国会に、いろいろの案がこの委員会に付議されておるのでありまするが、まだその運びに至つておりませんけれども、先般来、当委員会において調査を開始いたしておりまする警察制度の改正は、当面の問題といたしまして、当委員会が本国会或いは次の国会になるかも知れませんが、最も重大な問題ではないかと考えるのであります。それにつきまして我々も従前の調査研究に基いて、この問題に対処いたす義務があるかと考えるのであります。ところが皆さんと共に我々日常非常に多忙でありまして、そのことに十分の時間を費す余裕がありません。か……

第10回国会 地方行政委員会 第30号(1951/03/27、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 私政府委員から御説明があつたときに欠席いたしましたので、まだ十吟に提案の理由は承わつておらんのでありますが、政府は目的税として、地方税の中にそういう税目を設けて、それに関するところのこうした法律規定を置こうというそれをやられるところの提案の趣旨は従来の健康保険料というものが非常に納付成績が悪いから、これを租税形において徴収しようということが主目的であるのか、或いは又、我々は国民健康保険というものが、医療制度に関するところの社会保障制度的な意味において…、これを非常に伺いたいと思つておるのでありますが、そういう趣旨は酌んでおらんのかどうかということについて御答弁を願いたいと思うの……

第10回国会 地方行政委員会 第36号(1951/05/15、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 法務総裁が来られるまでの間……、警察法改正法案について資料の提出について、昨日中田委員からも御請求がありましたが、私は初まりからずつとこの委員会の委員をしておりますので、警察法が制定されましたときにも、当時多数の資料を受取りまして散逸しておりますが、ともかく私は受取つておるのでありますが、併しあれは、その後新らしく委員におなりになつたかたは警察法制定当時に政府側から配付しました有要な資料を御入手になつていらつしやらないかたも相当あると思いますので、それについて国家地方警察のほうで配付し得られるところの一切の資料を一つ配付できるものだけ各委員に配付になつて頂きたい。例えば齋藤長官……

第10回国会 地方行政委員会 第38号(1951/05/18、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 この前の委員会で法務総裁に質問いたしまして御答弁を得たいと申上げておきましたが、ほかの委員会に出席しておりましたために、折角法務総裁に御足労願つたのですが、お帰りになつたあとで、御質問できませんで、甚だ残念でした。全く私が遅かつたのですから、罪は私にございますが、その節、大体伺いたいことのうち、極く総括的な面につきまして、一二点これを除きまして、他のことについては、斎藤長官から御答弁を得ましたので、斎藤長官に伺わなかつたような点、それについてお伺いいたしたいと思つております。一括して質問いたしまして、一括して御答弁を願いたいと思います。大体私のお伺いいたしたいことは、技術的な、……

第10回国会 地方行政委員会 第40号(1951/05/22、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 有給の職員とあつたのを常勤の職員と改められているところが一つあるのですが、有給職責は即常勤職員ではない場合が非常に多いのではないかと思うのですが、有給というのは結局サラリーを受けているというわけだと思うのですが、常勤というのはまあフルタイムのサービスをしている人間という意味ですが、又パートタイムの有給吏員、職員というものがあると思うのですが、いわば顧問であるとか、嘱託であるというような職員は大体フルタイム、常勤していない人がその中に非常にあると思うのです。例えばこれは地方公務員法でありますけれども、国立大学の講師のようなもの、それから地方公務員としても東京都のような公立の大学を……

第10回国会 地方行政委員会 第41号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 明星中学の校長さんでおられますね。お伺いしたいことはあなたの御管掌になつております東京都の国家地方警察の公安委員会の管轄下で、今言う町村警察でみずから廃止を希望している町村がありましたら、一つ名を挙げて頂きたい。
【次の発言】 議事の進行についてちよつと申上げたいのですが、公述人が非常に多数いられるのでありまするし、各一人々々について議員の質問を展開して行きますと、非常に時間が長くかかると思います。又質問もすべての公述人に共通している面も非常に多いと思いますから、一応午前ならば午前或いは本日ならば本日一日を単位にしまして、まとまつた多数のかたの御公述が終つたあとで、我々のほうか……

第10回国会 地方行政委員会 第42号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 議事の運営について……。少し早く言つていらつしやるようだが、時間の制限を考えていらつしやるのでしようが、折角書いたものを読まれているのですから、五分や少しくらい時間が長くなつても、もう少しゆつくり読んで頂くようにお願いいたします。
【次の発言】 塚本さんにお伺いして、ほかのかたからも私が申上げることについて御意見があればこの機会に言つて頂ければ結構だと思うのでありますが、それは先ほど相馬委員が質問いたしましたときに、たまたま私の名を出されまして、それに関連してすぐ申上げるべきだつたと思いますが、時間が遅れましたが、相馬さんが言われた、即ち名称の問題でありましてり、相馬さんの言葉……

第10回国会 地方行政委員会 第43号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 議事運営について、朝の理事会に所用がありまして欠席いたしまして失礼でありますが、代りという意味で代理にきめたわけではございませんが、小笠原さんに出てもらいまして、いろいろお話があつたのでありますが、そういうことは又改めて御報告を願いたいと思いますし、又理事会と申しましても公式の議決権は持つておらないのでありますから、この委員会の御意向に従つてやはり議事を運営して頂きたいと思います。相馬さんがおつしやるように重大な法案なのでありますから、ただ先ほども個人的にお話して大変失礼なことを申上げたのでありますが、嚴正中立を標榜していらつしやる緑風会所属の、特に委員長の職責からも、委員長が……

第10回国会 地方行政委員会 第44号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 昨日法務庁の特審局について、広義の国家警察という観点から、その内容につきまして資料の提出を大橋法務総裁に求めましたところ、明日プリントにしてこちらにお廻し下さることになつたのでありますが、それの原文と申しますかオリジナルな資料をお見せを願つたわけであります。一部分だけ私昨日ここヘノートしておいたんですが、特審局の下には三部長があつて三部長の下には課が八つある、それから地方に九つの支局がある、支局は支局長の次に次席があつて、その下に三つの課があつて、都道府県の駐在官がおるという構成になつておるようでありました。人員は本局が五百六十八名、支局が五百七十六名で総計千百四十四名の人員に……

第10回国会 地方行政委員会 第45号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今までに御質問も文部委員のかたからもあつたように記憶しておるのですが、蒸し返す意思はないのですが、この隊長という名前が非常に軍隊的な響きを一般に与えると思うのですが、特に隊長に改めなければならない理由が、どうも我々に呑み込めないのですが、どうなんですか。
【次の発言】 今本会議開始のベルか鳴つておりますから、本会議に入ることができますように、暫らく休憩せられるように希望いたします。
【次の発言】 第十五條の二についてでありますが……。
【次の発言】 これも法務委員のほうから何か質問があつたように記憶するのですが、私これまた蒸し返すつもりではありません。私の十分記憶に残つておらん……

第10回国会 地方行政委員会 第46号(1951/05/29、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 この条項につきましては、先きに公聽会において公法学專攻の一法学博士も見えたのでありますか、私たちは前から言つておりますように、丁度それと同じことをその法学博士が言つております。第七章の規定の国家非常事態の特別措置の規定の中で、一地方に、一部の区域についても国家非常事態の特別措置が行われるのでありますから、この第七章の規定の一部の区域に対する適用によつて十分この規定が必要として目的は達成できるものであるという見解をとつておるのでありますが、同様の見解に基きましてこの際お尋ねいたしたいのです。又その公聽会の証人が同時に言いましたように、これはやはり警察法の前文の精神を無視して、自治……

第10回国会 地方行政委員会 第47号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 私は小笠原委員の言われたことに大変賛成なんです。その問題については、大体その法案の不可なることにつきましては、新聞紙その他の世間の輿論が大体において一致しておるかと私は思われるのであります。議員提出法案にろくなものがないという例として、その典型的なものとしてそれが取上げられ、又先に私たちも賛成しなかつたんでありますが、反対いたしましたんでありますが、あの利根川開発法案及び畜犬法案及びモーターボート法案等と相並んで、最近の毎日新聞の社説に国会がみずから墓穴を掘るものであるという社説まで掲げてこれを非難いたしておるのであります。あの書かれております論旨といたしましては、私個人として……

第10回国会 地方行政委員会 第48号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 いつ頃立つのでございますか。
【次の発言】 先般たびたび私が申上げて非常に皆さんのお耳障りの感を与えていると思つて恐縮でありますが、名称の問題につきまして国家地方警察に文書を以て御回答願い、それが昨日我々の手許へ届けられたのであります。それから又これは我々立法府の内部の問題でありますが、委員会の專門員の中に同様な調査を委員長を通じてしてもらうことをお願いしまして、これ又昨晩遅く專門員から私の部屋に届けられまして、武井、福永両專門員の名を署名してここに文書が参つたのでありますが、昨晩受取りまして、その両方の文書をちよつと見ただけでありますが、国警側の御返事の文書は、一応こういう御……

第10回国会 予算委員会 第2号(1951/02/06、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 先般来の各委員の御質問に対する草葉政務次官の御答弁を承わつておりますと、大体国民の誰もが日常の新聞紙を通じて熟知しておりますることを述べていらつしやるに過ぎないのでありまして、新制中学の生徒が社会科で知つているくらいの程度のことで、甚だもの足りなく思うのでありますが、先般来の西ドイツの再軍備の問題についていろいろ御質問がありました。甚だもの足りない御答弁があつたのでありますが、言うまでもなく西ドイツの再軍備問題と、日本の再軍備問題とは、いろんな点において関連性を持たせて我々は考えて行かなければならない問題であると考えております。それに関連いたしまして、西ドイツの治安の維持の対策……

第10回国会 予算委員会 第10号(1951/02/16、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 大したことではないのですが、大臣の説明の中に三……、御配付になつているプリントの三枚目ですが、戰前の最高であつた十八年度の予算に対して云々という御説明の中に、戰前という言葉が使われているわけなんですが、十八年度といいますと、昭和十八年度のことだと考えますが、いわゆる太平洋戰争のさ中であつて、戰前ではないと思うのですが、これは終戰前の意味ですか。これはここだけでなしに戰前に比べてという言葉を非常にお使いになつているのですが、全部を通じて、戰前というのは戰争中になるのですか、終戰前の意味ですか。或いは戰争開始前、言葉通りの戰前という意味ですか。田村大臣に伺います。

第10回国会 予算委員会 第19号(1951/03/05、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 農村協同組合が非常に損失をやつて赤字を出して、その負債に困つておるので、それに対して利子の補給金を予算に計上するようにしてもらいたい、更正予算を組んででもしてもらいたいという御要求だつたと思うのですが、それは大体御要求になる総額はどれくらいになるわけですか。

第10回国会 予算委員会 第21号(1951/03/07、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 只今林副総理より、昨月二十二日の予備審査における木村委員の発言に対する答弁についての釈明を代つて承わつたのであります。当日私はあいにく欠席しておりましたので、その当日の事情をよく知らないのでありますが、この機会におきまして、政府の御釈明になりました答弁の態度について、議員の一員といたしまして、政府に特に希望し、又要求いたして置きたいと思うのであります。  それは本会議におきましても、又各種の委員会におきましても、野党、殊に少数党であるところの会派の代表の質問に対しましては、吉田総理その他の閣僚諸君、特に総理大臣吉田茂君の答弁は、私は甚だ国民の立場におきまして、平素常に非常にこれ……

第10回国会 予算委員会 第27号(1951/03/14、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今日ですね、それは。

第12回国会 地方行政委員会 第1号(1951/10/12、2期、日本社会党第三控室(右))

○吉川末次郎君 都市連盟主催の都市問題会議は都市問題、都市行政等につきましての一種の学会的なものでありますが、従来とも絶えずその会議には本委員会から委員が数名派遣せられまして、議事に参加して参つたのであります。従来と同様このたびも委員の中から適当な希望者を選んで派遣せられるようにお取計い願いたいと思います。
【次の発言】 質問というようなものに該当しないかと思いますが、私まだ三ヵ月あまりの旅行から帰りましてお話しになりました勧告書の内容等は拝見いたしておらないわけであります。併し神戸先生から縷々その要項について御説明がありまして、大体において十分了解することができました。お話になりました地方制……

第12回国会 地方行政委員会 第2号(1951/10/29、2期、日本社会党第三控室(右))

○吉川末次郎君 先般アメリカの地方行政視察のために、米国各地を廻つておりましたのでありますが、吉河特審局長の御一行とは、出発いたしまして以来、ワシントンでもお顔を合わす機会が多かつたのであります。その後私たちの一行が、どこでありましたか、たしかミシガン大学がありますミシガン州のアンナーバーという町であつたと思うのでありますが、その日に新聞が、シカゴ・トリビユーンを見たのでありますが、当日の最も大きな記事といたしまして、ソ連はアメリカが……日本が……アメリカでありません、日本が真珠湾をば攻撃するということをすでに事前に知つておつたというような非常に大きな見出しでその新聞を辻売をしておりまして、と……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第1号(1951/10/18、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 会議開始の冒頭に当りまして、資料の提出方について新しく御就任になりました大隈委員長にお願いいたして置きたいのでありますが、いろいろこれから各委員から他にも資料の提出について御要求があるかと思いますが、只今まで私たちが受取つておりますこの両條約に関する最も必要なる資料の一つといたしまして、サソフラソシスコの会議におけるところの、各国全権の述べました演説内容を記載しました議事録が手許に届いておりません。サソフラソシスコの会議解説というような題であつたかと記憶いたしておりますが、その極めて簡単なる要領のようなものが書かれておるのだけが配付されておるようでありますが、これは我々が会議を……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第3号(1951/10/25、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今中教授とは十数年來の近ずきを得ておるので、最近数年間はお会いしないで、久し振りでお目にかかつたのですが、むしろ個人的に私はお尋ねするのが順序かと思うのでありますが、今のお話に関連して重大な関連性があるかと思いますので、私はこうした公開の席上でお伺いいたしたいと思うのであります。  それは大体今中さんがおつしやつたような御議論は、共産党の諸君が言うていられることに非常に近い点が多いのであります。從來私たちは、今中教授は政治学の学徒としてはそうでない方というように解釈して、あなたのお書きになつたものも私は今までたびたび拜見しており、又その学問的な御努力に対しては平素非常に敬意を表……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第4号(1951/10/26、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 委員会開会劈頭に資料の提出方について委員長にお頼みしたことが実行されておりませんが、どうなつているんですか。サンフランシスコ会議の議事録の英文は手許に配付されておりますが、外務省で当然に日本語に翻訳していらつしやると思うのでありますが……。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第7号(1951/10/31、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 議事の進行について一言希望を申述べて置きたいのでありますが、理事会でいろいろなことをおきめになるようで、皆さんに諮つて更に御承認を得ていらつしやるのだと思いますが、ともかくこれはたびたび言われますように、日本の国の運命を決定するような重大な條約案でありますから、余り議事についての発言の時間を制限したりするようなことなしに、思うままに言うだけのことは言い、又政府もこれに対して、この機会を利用してそれに対する答弁を通じて政府の意のあるところを国民に十分に訴えるというような態度に出られることが、この際非常に必要であると思いますので、徒らに時間を制限して、ただ時間的な議事の進行を図ると……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第8号(1951/11/01、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 委員長のお話を聞いておりますと、何か理事会というものが決議機関であるような誤解を持つていらつしやるのじやないかと思いますが我々理事会というものは、各派の代表が出られて議事運営についての一応の打合せをせられるだけに過ぎないのでありまして、理事会が何をおきめになろうが、それがそのまま一つの決定力を持つというわけでは私はないと思うのであります。そんなようなことは大隈さんはおわかりになつているはずだと思うのですが、今のお言葉には何かそれと違つたような考えで理事会を運営しているというように感じたのでありますが、併しこれは私は極めて重要なことだと思うのであります。質問時間の取りきめ、例えば……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第11号(1951/11/06、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 私のお尋ねいたしたいことは、すでに逐條審議が三條、四條の所にまで進んでおりまするのにもかかわらず、元へ戻りまして、前文について政府当局の御意見を伺いたいのでありまして、甚だ恐縮でありますが、先にそうした質問応答をとり得ることを留保されておりますので、こういうお許しを願いたいと思うのであります。  私のお尋ねいたしたいことは、主としてこの前文の第二項にありまする「日本国としては、国際連合への加盟を申請し且つあらゆる場合に国際連合憲章の原則を遵守し、世界人権宣言の目的を実現するために努力し、国際連合憲車第五十五條及び第五十六條に定められ且つ既に降伏後の日本国の法制によつて作られはじ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第12号(1951/11/07、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 議事進行について。昨日前文についての政府当局の御答弁を願いますに先だちまして、その前の委員会で木内委員から御質問がありました前文の法律的な性質の問題についてちよつと触れて申上げたんでありますが、そのときに私は木内委員に対する政府当局の御答弁として、前文というものは法的な拘束力を持たないところの、條約全体の目的であるか、或いは性質であるか、そういうようなことをきめた道徳律的なものであるというような御答弁があつたのでありますが、私は昨日、憲法の前文は即ち憲法の一部であつて、これは憲法である同様な解釈においてこの條約の前文は、憲法の前文が憲法の一部であるのと同様なる性質を持つものであ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第13号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今の理事会の御報告ですが、一応御趣旨はよくわかりますけれども、やはり重大な両條約のことでありますから、十分審議を盡すということが必要なので、ともかく法律規定によるところの衆議院から送付後三十日以内にやつて、会期の延長なんかも、必要が或いは起るかと思いますが、ただその時期を、早急に進行したいという考えばかりに捉われないように、ここの委員会でそれぞれ各委員が御発言になつていることは、速記録に残しい置いて極めて有用な御言論であつたと考えるのであります。殊に衆議院のごときは與党の多数を恃んで、時間的に、そうした考えに少し捉われ過ぎていはしないかと思う。例えて申しますならば、私が数度御要……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第18号(1951/11/14、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 総理がすぐ御答弁になりますか。書いて出せということですから私は書いて出したのですが、書いたものの中にプリントの間違いもありますし、それから速記録にその質問の要項が載せて入れられることになつておりますが、若しそうでなければ、あなたのお手許で書記に読まさして頂いてもよいのでありますが、私が読み上げてもよろしうございますが、どういたしましようか。
【次の発言】 議事進行について。今、兼岩委員の質問に対する吉田首相の御答弁のうちに、仮定の問題については答えませんという御答弁がありましたが、これはしばしば吉田さんがお用いになるところの常套語なのでありますが、私は、総理大臣として、又一国の……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第19号(1951/11/15、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 議事進行について……。大分勉強して、質問者も非常にたくさんあるようでありますが、すでに五時を過ぎまして、夕飯の時刻になつておりますから、本日は議事をこれで打切りまして、質問その他の議事は、明日改めて続行することとして、本日はこれを以て散会せられんことの動議を提出いたします。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第20号(1951/11/16、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 時間がございませんので成るべく急いで申上げたいと思うのでありますが、三、四点総理にお伺いいたしたいのでありますが、先ず始まりにこの安全保障條約の本質には直接には余り接触しない、中へ入らない形式上の問題について一、二点お伺いいたしたいと思うのでありますが、安全保障條約の最後の署名者を見ますると、日本側を代表いたしまして吉田全権一人が御署名になつておるのであります。アメリカ合衆国の所には講和條約に署名いたしましたアチソン、ダレス、ワイリ及びブリツジスの四人の講和條約の署名者が、同様にこの安全保障條約に署名いたしておるのでありますが、講和條約の署名者といたしましては吉田総理大臣以外な……

第13回国会 外務委員会 第5号(1952/02/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 ちよつとお伺いしますが、今の日本の法律を守るということが原則になつておるのですが、この法律が行使されるということは、司法権を通じて裁判ならば裁判で行われるわけなんですが、そのときにアメリカ人の裁判官はその日本の法律に基いてやるのですか、アメリカの法律に基いてやるのですか。若し日本の法律によつてその裁判が行われるのでなければ、日本の法律は行われないということになるのじやないですか。
【次の発言】 それからもう一つお尋ねしておきますが、それはひとりアメリカの兵隊ばかりでなしに兵隊以外のシビリアン或いは兵隊及びシビリアンの家族というものについても同様な法律関係が行われるのですか。

第13回国会 外務委員会 第7号(1952/02/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 提案の御説明を承わつたのですが、当然私たちがよく知つていなければならないことであるのでしようが、十分によく知らないから承わりたいと思うのですが、この「朝鮮総督府交通局共済組合の本邦内にある財産」とか、或いはもう少し提案の理由説明についてお述べになつた事柄について、具体的によくわからないものとしてお話を願えませんか。例えば「朝鮮総督府交通局共済組合の本邦内にある財産」というようなものは、どういうようなものがあるのであるか、或いはそれを邦貨にすればどれくらいになるとか、或いは国際的な法律関係であるとか、そういうようなことについてもう少し具体的に……。

第13回国会 外務委員会 第8号(1952/03/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 行政協定につきましては、この委員会におきましても、又本会議におきましても、政府当局者と議員との間にいろいろ質疑が取交わされたのでありますが、今日までの質疑応答に基きまして、なお私たちの疑問といたしますところが十分に了解されておりませんので、この機会に岡崎国務相に更にお尋ねいたしたいと思うのでありますが、政府の今日までの御答弁によりますると、私は專ら行政協定の憲法上における條約という言葉の意義に関連しての点についてお尋ねいたしたいのでありますが、憲法七十三條に規定されているところの條約ではない。従つてそれは国会の承認を要せざるものであるというところの解釈を終始今日まで吉田首相も又……

第13回国会 外務委員会 第10号(1952/03/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 昨日の会合に列席しませんでしたけれども、政府と岡田委員との間に取交わされる言論から、極く常識的に判断しまして、そう気色ばんでやいやい言わなくても、極く常識で判断できる平明な問題じやないかと思うのです。というのは国際経済会議を開催するのについてロシヤが賓客として数名の人に招待状を発している。これは極く常識的に判断して、ロシヤとの関係をいろいろ考慮されても、そう別に捕虜になるというようなこともないでしようし、危害を加えるということもないでしようし、生命の安全を心配しなくちやならんというようなことは起りつこないのですがね。だからやはりパスポートを出されていいんじやないかと思うのですが……

第13回国会 外務委員会 第11号(1952/03/12、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○理事(吉川末次郎君) 有難うございました。それでは引続きまして神川彦松君の御証言を伺いたいと思います。
【次の発言】 いろいろ四人のかたから御公述を承わりまして、先ず感謝したいと思うのでありますが、それで二、三のこについてそれぞれ参考人のかたにお尋ねいたしたいと思うのでありますが、先ず第一に佐藤教授にお尋ねいたしたいのでありますが、佐藤教授は極めて明晰な論理を以ていろいろ御公述になりましたことは、大体私から個人的に佐藤教授にお届けいたしました私のこの問題についての意見書の概要を書きました内容と、大体において符合し、共通いたしている面が非常に多かつたのでありますが、ただ特に一点違いまする点は、……

第13回国会 外務委員会 第12号(1952/03/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 今さつき平林自由党所属議員から、何だか意味のわからんというと、こちらが頭が惡いのでしようけれども、御発言がありましたが、何か聞いておるところによるというと、どうも法治主義というものを全面的に否定したようなお言葉がありまして、こんなことを取上げて、ここで論議して行つてもばかばかしいような感じがするのでありますが、結論的に、平林さんがおつしやつたようなことは、私は全面的に否定します。又はかの議員でああいう発言を否定しない人はいないだろうと思いますので、そういうことを今述べて、速記録にとどめておいて、それ以上は言及いたしませんが、兼岩君のほうからの、まだこの旅券の問題についてはいろい……

第13回国会 外務委員会 第14号(1952/03/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 議事進行について……田上先生のお話を伺いますに先立ちまして、一言議事進行について希望を申述べて、委員長の御善処方を要求いたしたいと思うのであります。先般来のこの問題に関する参考人の六名のかたの参考意見を承わつたのでありますが、憲法の専攻家はお一人だけでありましたが、参考人の御意見は本日は憲法だけの問題で、あのときは国際法及び外交研究家としての行政協定の内容に関するいろいろな御意見も拝聴いたしたのでありますが、行政協定のことをお話下さいますときに、多くアメリカの行政協定、即ちエグゼクテイヴ・アグリーメント、アドミニストラテイヴ・アグリーメントのいろいろな米国政治上の、或いは外交上……

第13回国会 外務委員会 第15号(1952/03/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 実は甚だ怠慢で、今日になつて初めて法案を見たような点も相済みませんけれども、それと同時に曾祢君の代りの臨時委員でありますから、余りいろいろな外務省の役所のことなんかを知らないので、極く素人のようなことをお伺いしたいと思いますが、第十二條に、第四項「待命の期間中、俸給及び勤務地手当のそれぞれ百分の八十を支給する」という、こういう音葉がありますが、まあこういう慣例があるのだろうと思いますが、そうしたことについての慣例のようなことを御説明願いたい。待命期間中の給與額のことについて……。
【次の発言】 今引用せられました在外公館云々の法令は戰後の法令ですか。

第13回国会 外務委員会 第16号(1952/03/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 只今の淺井総裁の御答弁でありますが、先ず私の第一問に対する御答弁あります。しばしば国家公務法の特例を云々というお言葉が使われましたので、私も国家公務員法制定のときは決算委員としてこれに当つたのでありますが、ずつと見ましても、それを肯定するような法律の條章がありませんのでお尋ねしましたところが、最初の法律にはあつたと、併しそれは廃止されたと言われておるのであります。廃止されたけれどもその精神は生きておると言われておるのでありますが、廃止の必要があればこそ立法府はこれを廃止したのであると考えるのでありますが、その必要を認めて廃止したところの法律の條章がなお生きておるというところの法……

第13回国会 地方行政委員会 第26号(1952/04/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 今の中田君の指摘されましたように、米軍がヨーロツパ諸国等に駐留している、或いは米比協定等を見ると、そういうものがあると思いますが、そういう場合における今の地方税或いはその国の国税というものの関係、その実例なんかありましたら、聞いてくれということですけれども、これはやはり地方自治法のほうの職分のなかに入つて来るだろうと思いますので、早急に一つ調べて、この資料を提出して貰いたいと荻田君にお願いしたいことが一つと、自治庁のほうでも答弁される立場をとるにしても、とらないにしても、知つておられる必要があると思います。それからもう一つ、荻田君にはいろいうな收入になるという租税収納額の見積り……

第13回国会 地方行政委員会 第27号(1952/04/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 昨日私が要求いたしまして、早速この資料を頂いたのでありますが、今御説明下さつたのは自治庁のかたですか、外務省のかたですか。
【次の発言】 そうですが、それなら結構ですが、それで差当り私たちの要求は、今我々の前に賛否を求められている地方税法の臨時特例に関する法律案でありますから、今お話もありましたが、特にこの法案の内容としています地方税の特例に関する他国とアメリカとの行政協定の事項を專ら参考にしたいのでありますから、その点についてまだ今もらつたばかりで十分よく読んでおりませんが、今の御説明にもありましたが、各協定について私たちが今一番問題にして知ろうとしている地方税関係の條項のこ……

第13回国会 地方行政委員会 第28号(1952/05/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 少し、病気ですから十分筋道立つた質問ができるかどうか疑問ですが、お許しを願いたいと思いますが、時間がないでしようから一括して一つお尋ねいたしたいと思います。  第一に、田中総監にお伺いしたいことは、昨日の参議院の本会議で日本共産党の参議院議員の兼岩君からいろいろ質問がありました中で、この騒擾事件の切掛けは、駐留軍のMPから発砲したことから起つたという言葉があつたと記憶しておるのであります。共産党は戰略的に随分嘘を言うことは勿論多いのでありますが、併し国会の本会議の議場において見え透いた嘘を言うというようなことは、私は常識的に考えてないと思うのでありますが、それについての警視庁側……

第13回国会 地方行政委員会 第42号(1952/05/30、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 去る五月一日の我が国独立直後のメーデーは、全国四百七十余箇所、参加者百四十余万人と推定されている参加の下に行われたのでありますが、不幸にして東京、京都その他におきまして不祥事件が発生いたしましたので、当委員会といたしましては治安維持の見地から、先に東京事件についての実態を調査し、その真相並びに原因を究明して来たのでありますが、今回更に京都事件を調査するために、去る五月十九日より四日間に亙りまして院議によつて現地に派遣されまして、自治体警察及び国家地方警察並びに同公安委員、検察当局、法務府特審局、メーデー主催者側、市長及び議会側の代表等関係者に面接いたしまして、つぶさに事件の実情……

第13回国会 地方行政委員会 第43号(1952/05/31、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 ちよつと議事の進行について、この問題じやないので速記をやめて懇談的な形でお話させて頂ければ大変結構だと思います。

第13回国会 地方行政委員会 第44号(1952/06/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 民間放送事業をNHKと同じ非課税としてもらいたいということに対する熱心なる運動が我んにあるわけなんですが、それはこの書類にありますように反対なんですね。その反対の理由として言われたところは、結局国税としての法人税その他のものが賦課されているにもかかわらず地方税をだけ免税することはいけない。さつきのお話にもあつた通りですが、そうするとそのお考えからすれば現在のように新聞の製作、販売についての免税が行われているということもまあよくないことであるという見解をとつておられるわけですね。
【次の発言】 そうすると同時に又仮にあなたのほうの基本的な見解が、新聞に対する地方税の非課税というこ……

第13回国会 地方行政委員会 第48号(1952/06/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 あのちよつと岡野国務大臣がおいでになつておりますから、この機会に一言資料の請求について要求したいと思いますがお許し願いたいと思います。よろしうございますか。
【次の発言】 それでは、この頃少し下火になつたようでありますが、先般来国会におきまして特に地方行政委員会を中心としまして猛烈なるところの運動がありましたかの五大都市の特別市制の問題でありますが、特別市制に関する私見につきましては今ここで申述べる限りではありませんが、あの猛烈なる運動に関連いたしまして、当該五大都市及び五大都市を含むところの五府県におきまして、あの運動のために莫大な運動費が使われたということが地元において相当……

第13回国会 地方行政委員会 第49号(1952/06/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 衆議院で成立いたしました選挙法の改正案でありますが、すでに参議院のほうへ回付されて来ておると思うのであります。当然この委員会が審議することになるのだろうと思いますが、折角衆議院において特別委員会を組織して慎重な審議を重ねられて来たのでありますから、噂されるがごとく目睫のうちに迫つております衆議院議員の総選挙及び来年行われるところの参議院の議員の選挙等に直ちにそれが適用されるように時間的に考慮して置く必要があるだろうと思いますので、重要な法案が本委員会には輻輳しているわけでありますが、いずれも我々はこの法案を既定の期間内に審議を完了したい意思を以て臨んでおるわけでありますが、或い……

第13回国会 地方行政委員会 第50号(1952/06/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 ちよつと一点だけ。岡本君の先ほど来質問していらつしやるこの地方公共団体の連合協議会の問題でありますが、第二百五十二條のこの第二項にありますその協議会の「都道府県の加入するものにあつては内閣総理大臣」云々というような、内閣総理大臣に届出でなければならないという規定、まあその他これを通じての協議会の規定に関連してでありますが、先ほど鈴木次長の御答弁の中に、関係方面からは、道州制に対しては反対であつたので同様規定があつたのを削除したことがあるが、併し今度の改正案においてはそれを復活したものであるというような意味に解していられるところの御発言があつたと思うのでございますが。それでこうい……

第13回国会 地方行政委員会 第51号(1952/06/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 二百八十一条の二につきましては、岡本委員が言われます通り次の機会において多数参考人の専門的意見をいろいろ聞くことになつておるわけですが、憲法上の問題は暫らくおくといたしまして、それから離れて、衆議院が御承知のようなこれについての修正をしまして、要するに議会の選挙によつてまあ選任……、議会が選任するということに修正したわけであります。即ち間接選挙によつて選任するということをきめたのでありますが、それについての岡野長官の御意見を一つ承わりたいと思います。衆議院の修正案に対してどのようにお考えになつておるか。
【次の発言】 意見は申上げることを控えまして、一応承わつておくことにいたし……

第13回国会 地方行政委員会 第53号(1952/06/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 この問題についての私の意見を今ここに申述べようとは思わないのでありますが、衆議院の改正案、即ち区長の議会によるところの選挙でありますが、そういう修正案については、金森さんは具体的な結論だけ申しまするというと御反対のように了承いたしたのであります。それから入江さんはここに書いてありまするように肯定していらつしやるようでありますが、私ちよつと用事で中座いたしましたので、聞き漏らしておるかも知れませんが、金森さん及び入江さん以外のお二方の綿貫さん及び弓家さんの衆議院修正案に対する御意見を聞き漏らしたのでありますが、ちよつと一言だけ言つて下さいませんか、綿貫さんは御賛成だつたのですか。

第13回国会 地方行政委員会 第56号(1952/06/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 本法案についての連日の委員会の審議の続行でありまして、その間私は数回欠席中坐したことがありますので、甚だ恐縮でありますが、衆議院の改正案について、誰かが来て修正の理由説明があつたそうでありますが、その節、今のような欠席で私は聞かなかつたので、この機会にちよつと専門員のかたから、武井君が御所管かと思いますが、どのかたでも結構でありますが、衆議院は今お尋ねしましたことについて、どのように修正理由を説明されたかということを一つ御説明を願いたいと思うのであります。  第一は、議員数の減少の点でありまするが、議員数の減少のところの第九十条の衆議院の改正でありまするが、これはまあ要するに現……

第13回国会 地方行政委員会 第57号(1952/06/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 議事進行について。会期が非常に切迫して来たのでありますが、委員長が議事の取扱について、議事の進行をいろいろと御苦心下さいますことは大変感謝しているのでありますが、議案のうちで大体において各委員ともそれほど意見の相違のないと見なされるもの、或いは又非常に実施期日との関係上急を要するものというようなものにつきましては、我々のほうでもそれに即応した考えを以て臨むようにいたしたいと思うのでありますが、ただ著しくこの法案の内容についての考え方において、政治的な立場からの意見の相違を来し意見の対立を来しておりまするようなものにつきましては、特に慎重なる考慮を委員長が払われたいと思うのであり……

第13回国会 地方行政委員会 第59号(1952/07/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 先にこの問題につきまして特にこの法案の政治問題化しておる点は、特別区の区長の任免の可否の問題だと思われるのでありますが、それで資料の提出を当局に求めまして提出されておるわけなんであります。それについての資料は提供されたのでありますが、当局から資料についての御説明がないわけでありますので、先ほど鈴木君から個人的にお話があつて、私も一度は省略しておこうかと思つたのでありますが、やはりこれは形式の上においてもただ資料の出しつ放しでなくして、出された以上は、特に今度の法案の最も主要なる点として政治問題化しておる点についての我々の審議が非常に周到であつたということを、関係者及び国民諸君に……

第13回国会 地方行政委員会 第60号(1952/07/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 これはやはり費用節減という点から言えば、この小澤委員長と法案の作成者との意見が拡声機の使用について食い違つているようですが、やはりそれは、法案作成者の意見のほうが、そのように解釈するのが私はいいのじやないかと思います。  それからお聞きしたいことがあるが、一揃とありますね。一揃というのは、ラツパはまあ拡声機の一部分品になると思うんですが、ラッパは幾ら使つてもいいわけですか。
【次の発言】 進行願います。
【次の発言】 原君が言われました言葉の中にありましたように、公報を改善して字数を殖やされたということは、私は非常にいいことだと考えるのです。原君が言われたように、やはり投票者か……

第13回国会 地方行政委員会 第61号(1952/07/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 一応それで済んだことにしまして、なお終つてから又質問のある人はやつて頂くことにして、あとへ進んで頂いたら如何ですか。
【次の発言】 多少意見めいたことになるかも知れませんが、さつきから起つています問題ですね、街頭演説、そのほか演説会、街頭演説も一回、標旗が一つということで、要するに一会場しかできないというふうに限定されておるのは、結局のところ、候補者を演説会にはやはり顔出しをさすということを本旨にしてそうきめられたというような意思が含んでいるのじやないかと思うのです。その点は如何でしようか、衆議院の御意向は……。
【次の発言】 ちよつと私の質問の趣旨と御答弁が違つておるのじやな……

第13回国会 地方行政委員会 第62号(1952/07/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 地方制度は、終戦後新憲法の精神に副いまして、この憲法上に規定されております地方自治の条章によりまして、制度上の改革としては、現在の地方自治法に集積されているような形に一応なつて来ていると思われるのであります。而も毎国会におきまして地方制度上の改正案が政府から提出されなかつたときは私はなかつたと思われるのでありますが、殊に最近におきましては、シヤウプ使節団の勧告を基本といたしまして、地方行政調査会議というような、非常にスケールの大きい調査機関が作られて、そしてそれに基く地方制度及び財政制度上の改革も一応これを完了したわけなんであります。これは遠いことではなくして、最近のことであり……

第13回国会 地方行政委員会 第63号(1952/07/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 改正法律案の案文を読みまして、提案理由の御説明を承わつて、大体常識的に人情的に考えて無理のない改正であると考えられるのですが、もう一つの付議されております消防組織法の一部を改正する法律案に対し、修正の理由及び説明、衆議院としての速記録のこれは抜萃かと思われるのでありますが、それによりますると、討論の場合においてのこれに対する反対意見の内容は書いてありませんが、どこの政党は反対したとか或いは賛成したとかいうようなことが書かれておるわけでありまして、大変参考になるのでありますが、只今質問中の消防法の一部を改正する法律案については反対論等が討論採決の場合にありましたかどうか。若しあつ……

第13回国会 地方行政委員会 第64号(1952/07/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 我々の手許に市の警察維持の特例法に該当する市の調査というので資料が出されております。即ち岡山県の笠岡市、鹿児島県の阿久津市、岩手県の大船渡市、富山県の魚津市について、今の御説明になりました法案との関連事項がいろいろと表にして出されておるのでありますが、それで我々の手許に出されておりまする町村が合併して新たにこうした市を作りました新らしい市におきまして、この法案と関連して警察行政の実情がどういうふうに行われているか。又こういう特例法をどうしても設けなければならないと提案者がお思いになるところの具体的な理由はどういうところにあるか。それを実例を挙げて一。説明を願いたいと思うのであり……

第13回国会 地方行政委員会 第65号(1952/07/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 委員長のお話のうちに、地方制度調査会設置法案につきまして、吉川、私から第一條に目的の條項を加えるということの話があつたので、討論採決が延びておるというお話がございましたが、全くその通りであります。それで私たちの会派におきましては、相談をいたしまして、法制局に修正案の案文を作らさして用意いたしておりますので、皆さんのお手許に差上げたいと思いますから、どうぞ十分御検討を願いまして、他日、大体におきまして皆様たちが御反対がないような案文を作り上げたつもりでございますが、御検討を願いました後、若し御賛成を得ますならば、各派共同の修正案としてまとめて、この委員会でおきめを願うように取運び……

第13回国会 地方行政委員会 第66号(1952/07/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 地方制度調査会設置法案に対する修正案の案文につきましては、それぞれお手許に差上げました通りでございます。その案文の前に書いてありまするところは省略いたしまして、専ら目的といたしまして、第一条に「この法律は、日本国憲法の基本理念を充分に具現し、且つ、総合的一体性を有するように現行地方制度を改革するため、これに全般的な再検討を加えることを目的とする。」という条文を挿入しようとするのであります。従つて現在の第一条以下をば一条ずつ繰下げまして体裁を整えるようにしようというのが大体の骨子でございまして、その理由といたしましては、簡単に修正理由として掲げておりまする地方制度調査会における調……

第13回国会 地方行政委員会 第67号(1952/07/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 修正案を提出いたします。案文はお手許に差上げてありまする通りであります。ただ「(目的)」、「第一条」とありまして、「この法律は、日本国憲法の基本理念を十分に具現するように現行地方制度に全般的な検討を加えることを目的とする。」とありまするが、「再検討」の再という字を除くようにいたしたいと思いますので、そのように御了承を願いたいと思います。修正の理由も又ここにお手許に差出しました印刷物に掲げられておる次第でありますから、昨日私の申しましたこと、なおその際質問或いは討議の形においていろいろ御議論のありました点、その他をすべて参照いたしまして、法制局の職員数名と字句について修正の結果、……

第13回国会 地方行政委員会 第68号(1952/07/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 本月二十三日付で、五大都市の公安委員会の警察署名を以ちまして、西郷委員長及び本委員会の各委員に、警備活動に要する装備擴充強化費用の財源措置についての請願書が出ておるわけでありますが、只今五大都市中の京都市公安委員会の警察本部の警視正の中川君がこのことについて請願に参りまして、皆様たちに一分間か二分間くらいその請願の趣旨をお聴きを願いたいといつて参つておるのでありますが、特に委員長の許可を得てその申出を御承認を願いたいと思うのですが、よろしく御承認を願います。
【次の発言】 私は社会党第二控室を代表いたしまして、只今提案されております市の警察維持の特例に関する法律案に対して反対の……

第13回国会 地方行政委員会 第69号(1952/07/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 議事進行について……。今審議中の警察法の一部改正する法律案につきましては、自治体警察の連合会からも、我々の手許に請願的な文書が提起されておりますことは、委員長も御承知のことだろうと思うのであります。これは自治体警察、特に東京都の二十三の特別区の警察に至大の関連性を持つていることでもありますので、適当の時期におきまして自治体警察連合団体の代表者、それは田中警視総監になるのじやないかと思いますが……。私ちよつといい間違いましたが、適当の時期に田中警視総監を参考人として招致して警視総監、警視庁側の意見を一応聴取いたしたいと思いますので、そのように御処置願いたいと思います。

第13回国会 地方行政委員会 第71号(1952/07/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 紳宅委員長から、全国自治体公安委員会連絡協議会の立場から、自治体警察、公安委員会側の意見をこの法案に対して開陳する機会を参議院が与えられましたことに感謝するというところのお話でありましたが、これは当然に、公安委員会側としての全国自治体公安委員会連合団体の代表者、及び全国自治体警察長のかたがた、又は特に東京都の特別区の警察長、即ち警視総監の意見を徴さなければならない法案であると考えまするから、我々はお二かたの御意見を成るべく尊重して、これを審議したいと思うのですが、第一院である衆議院のこの法案を審議する責を負う地方行政委員会では、自治体警察の警察長及び公安委員の代表者のかたがたの……

第13回国会 地方行政委員会 第72号(1952/07/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 今日はまだ公職選挙法の改正案について中田君等から資料の提出を求められて、それについての説明を求めなければなりませんし、昨日はああして暗くなるまでやつたんでして、今日は一つ公職選挙法だけで、余り無理しないで、一つ生理的にも弱つていますから、休憩さして頂きたいと思うのですが、成るべく休憩時間を持たして頂いて、法文ができましたら、公職選挙法の改正の法案が出来上りましたら、一つ審議を開始しまして、委員会を上げて本会議に回付して、本会議も上げることができるようにしてもらいたい。その他の法案は今日は用意もありませんし、今日は一つ、明日にでも延ばして頂いて、お見合せを願いたい。

第13回国会 地方行政委員会 第73号(1952/07/30、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 三つの法案と、なおそれ以外に請願及び陳情の審議が残つておると思われるのであります。昨日委員長は、委員長にその処理を任して頂きたいというようなお話があつたのでありますが、その節申上げたのでありますが、請願、陳情はこれは憲法上規定されておりまする重大なる国民の権利でありまして、国会は又これを慎重に審議して、その民意に副う措置を講ぜなければならない義務を持つておると思われるのであります。私の乏しき経験からいたしまするというと、委員長にこの処理を委員会が一任して、何ら議員それ自身が委員会を通じてその審議をいたさないというような例は、西郷委員長は或いはそういう前例をお持ちになつておるか知……

第13回国会 地方行政委員会 第74号(1952/07/31、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 議事進行について。第一この委員会が果して正式に成立したものであるかどうかということにつきましては、多大の疑惑があると考えられるのであります。それは参議院規則の第八十六条によりまするというと、議院の会議に付する事件及びその順序及び会議の日時はこれを議事日程に記載しなければならない。議長は議事日程を印刷させ、あらかじめ各議員に配付するということが定められておるのであります。これは本会議のみならず、大体において委員会にも準用されて来ておることでありまして、日々我々に配付されるところの公報はそのためにあるわけでありまして、委員会の議事も又本会議におけると同様に記載されておるのであります……

第13回国会 予算委員会 第1号(1952/02/01、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 四日の委員会で参考人の意見を聞くということで、今委員長から交渉中の人名を挙げられましたが、何の問題について聞くのですか。財政法の問題ですか。
【次の発言】 了解しました。

第13回国会 予算委員会 第7号(1952/02/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次君 先般参議院の院議によりまして靜岡県下の公共事業、電源開発事業及び重要産業の現況をば予算審議に資するために、第二班の視察団として視察に参つたわけであります。視察団の議員は、高良、内村、平岡の各委員及び私の一行でありまして、二月十四日から四日間に亘りまして、靜岡県下の各地を視察して、同月十七日帰京いたしたのであります。その報告は多少時間を要するかと思いますので、この委員会の席上におきましては、口頭を以て御報告を申上げることは若しお許しを願えれば省略をさして頂きまして、速記録に収載して頂くように委員長でお取運びを願えれば大変結構に思うのでありますが、お許しを願いたいと存じます。

第13回国会 予算委員会 第11号(1952/02/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 それに関連してですが、丁度私も要求したいことだつたのですが、資料としてやはり具体的にどの会社へどれだけの金を融資したかということを我々に知らしてもらいたいと思うのですが、それを知る資料が脚々の手許に出されておりませんから御提出願いたいと思います。出ていなければ木村君がおつしやつたように知らして頂きたいと思うのです。  それからこれは復金の仕事を継承した機関でありますが、我々知り得るならば、復金の時代においてもやはり国家資本の融資というものが、例えて言うならば、化学工業の面においていろいろな問題を起した昭和電工なら昭和電工というものに対してこれだけの融資がされたということと同じよ……

第13回国会 予算委員会 第14号(1952/03/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 都留さんがお話下さつたお話の全体からすると、非常に末節的なことになりますので大変恐縮でありますが、それは今深川さんが御質問になりましたことに対する第一の質問に対する都留さんの御答弁のお言葉の一節でありますが、アメリカにおいて、御引用になりましたハーバード大学の経済学のプロフエツサー、私は経済学の専門家でありませんからよく知りませんが、こういう米国においても極めて実業家の利益を代表するコンサヴアテイヴな学者とみなされている人も、今日のアメリカのように軍備が非常に嵩んで行くということについては反対している、こういうお話だつたと了承したのでありますが、コソサヴアテイヴな経済学者でも、……

第13回国会 予算委員会 第16号(1952/03/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 私はもつぱら行政協定の問題について吉田総理の御意見を承わりたいのでありますが、それ以外に一、二の問題について併せて御意見を承わりたいのであります。  先ずその一つといたしまして、小選挙区制度の問題でありますが、吉田さんは在野時代、或いは今度新らしく又総理に御就任になりましてから以来も、議会政治の妙を発揮するということのために二大政党主義をとつておいでになつたかと思うのであります。たびたびそうした御意見を今日まで新聞紙上等で拝見いたしておるのでありますが、そうした吉田総理がおとりになつておりまするところの二大政党主義を実現するということのためには、これは一人一選挙区制度を衆議院議……

第13回国会 予算委員会 第17号(1952/03/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 先般の本委員会におきまして、憲法第九條が規定いたしておりまする「陸海空軍その他の戰力は、これを保持しない。」という條項に明らかに反するような首相の御発言がありまして、非常に重大なことであるというので、岡本君からも再質問をされ、又相次いで楠見君からも質問され、又最後に私もこのことについて質問いたしたのでありますが、その五名の御質問を通じて、先ほどお取消しになりましたような内容の御発言で終始されたのであります。今日改めてお取消しがありましたのでありますが、一度ぐらいでありまするならば、これは失言というようなことで許されるかも知れませんけれども、あの委員会に列席の諸君が十分御了解であ……

第13回国会 予算委員会 第20号(1952/03/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 議事進行について委員長に申上げたいと思うのであります。それはこれからの予算委員会の参考人の証言をお求めになるのでありますが、それに関連して委員長に申上げたいのでありますが、公報によりまするというと、今日の参考人の証言は戰力の問題並びに行政協定の問題について証言を求められることになつておるようでありまするが、先般来外務委員会におきまして、やはり行政協定の内容並びに憲法との関連性につきまして六人の参考人の証言を求めたのであります。ところがこれらの参考人の証言のうち、特に私がこの委員会におきましても多少問題にいたしておりまする行政協定は広義におけるところの條約である。従つて憲法第七十……

第13回国会 予算委員会 第21号(1952/03/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 議事進行について……。まだ自由党その他の会派から首相に対する総括的な質問の御要求があるかと思いますが、議事の進行に関連しまして……、言うまでもなく憲法第六十條によりまして、我々はこの月の二十七日までにこの予算を議決を完了しなければならないことは言うまでもないことでございますが、先般来の議事の進行振りは十分に……その二十七日までに我々が議事を完了する運びには、極めて遅々たる歩みを示しておるかと思われるのであります。その原因になつておりますることは、今も問題になりました、政府が十分なる資料を要求に応じて御提出になつておらんということ、今の問題。なおそのほか私が要求いたしました資料に……

第15回国会 地方行政委員会 第1号(1952/10/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 まだ議題になつておるかどうか知りませんが、若し議題になつておれば、先ほどの調査事項に関連して、この自然休会中にやはり予算事項に関連するところの調査のための事情を、あなたのところでお考えになつて頂いて、それが若しあるならばこの際お諮りになつたら如何ですか。若しなければこの機会に懇談会の形式で、多少話合つてみたいと思います。

第15回国会 地方行政委員会 第3号(1952/11/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 私遅れて参つたから、或いはお話があつたかと思うのでありますが、政府当局の警視総監の御報告は大体我々の手許に警視庁の名において渡されている文書の内容のものであつたかと推察いたしている。若し間違つておれば言つて頂きたいのですが、これをちよつと拝見いたしますと、共産党等の……まあ表面はもとよりそういうことは出しておりませんが、本質上はまあ一つの革命主義的政党として、合法的な行動を党是としては基本的には認めている政党だと思いますが、その共産党等の非合法主義に立つている政党の選挙違反行為が非常に多く挙げられている。この中の文字の大部分がむしろ共産党だけがやつたような、或いはそのほかにナチ……

第15回国会 地方行政委員会 第4号(1952/11/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 議事進行という言葉に十分該当するかどうか疑問かと思いますが、先般大阪へこの委員会から同僚のかたと派遣せられたのでありますが、この派遣されました役割であります全国都市問題会議における地方学者その他の諸君の地方の報告文の要旨が東京市政調査会が発行いたしておりまする都市問題という雑誌に出ております。私たちはその報告書をもらつて帰つたのでありますが、報告との関連性もあり御参考にもなると思いますので、それを各委員にお取寄せの上御配付を願いたいと思いますが、なおそれ以外に実はその雑誌にこれも同会議におけるところの報告書の中に収録されておる一つの報告でありますが、アメリカのロツクヘラー財団か……

第15回国会 地方行政委員会 第5号(1952/12/01、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 この機会に多少或いは蛇足の感もあるかも知れませんが、お尋ねいたしておきたいと思うのでありますが、その地方行政委員会議のことで、今年でありますか、最近要するにアメリカのロツクフエラー財団から日本の地方行政の研究視察に参りまして、約六カ月の間日本に滞在してそれを研究して帰つたアメリカの或る若い学者の報告書が発表されております。曾つて本多さんの前任者である岡野長官の時に、私は又岡野さん以外に、前にありましたこれとやや例を同じうする機関でありましたシヤウプの税制改革に基く地方行政調査委員会議の議長であつた京都の市長をしておられた神戸博士にも申上げたことなのでありますが、あの神戸委員会と……

第15回国会 地方行政委員会 第6号(1952/12/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 かねて委員長に申しましたが、都下の武蔵野市を中心といたしまして保谷町、田無町等にもこの横浜の視察と同様、駐留軍と地元とのいろいろな風紀上の問題、或いは地方行政上の問題、そのほかのいろいろなこんがらかつた問題を是非一遍視察してくれ、そうして地元の言い分をいろいろ聞いてくれという申し出がありまして、参議院にも地元のそうした運動をしている団体から請願書も出ておるのでありますが、その請願書は或いは外務委員会に付議されておるかも知れませんが、ひとり外交だけの問題ではないのでありまして、同様のやり方において是非一つ視察をして頂きたい、そして地元の言い分を聞いて頂きたいということでありますか……

第15回国会 地方行政委員会 第15号(1953/02/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 湯茶の問題は今西郷さんがおつしやつた通りに、この選挙法改正のときに、やはり衆議院では湯茶を茶菓に変えて来られたのですが、参議院のこの委員会では元の湯茶に還元したわけなんです。ところがこれは私的のお話で恐縮ですが、衆議院の人に私的な話をしますと、なぜ茶菓としたほうがいいかというと、いわゆる陣中見舞として選挙事務所へ随分果物だとかお菓子だとかいうようなものを、普通に見舞品として持つて来るというわけだ。そのときに運動してくれている者に、折角それをもらいながら振舞うこともできないというようなことになつているから、まあ吉川さんこれくらいにしておこうじやないかというように、僕に言つておつた……

第15回国会 予算委員会 第3号(1952/11/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 関連してですがね、それも当てなければならないという意味で、さつさの(5)のところの教育委員会選挙費及び行政整理に因る不用額の修正減のところは△をつける必要があるのじやないか。
【次の発言】 佐多君からさつき言われましたが、今のここに明示されておるうちの内訳的の説明というものは、我々これを理解する上において欠くべからざるものだと思うのですが、佐多君の言の通り、やはり数字に関したことであり、数字等は今聞いても我々は忘れてしまいますから、何か今の説明を書いたものにしたほかに資料を我々もらつておりますから、どうですか、もらつておれば教えてもらいたい、もらつていなければ今の説明は殆んど全……

第15回国会 予算委員会 第13号(1952/12/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 二、三の問題について吉田総理に御答弁を願いたいのですが、第一にお尋ねいたしたいことは、先に本会議で私が吉田総理に質問いたしました政府が御計画になつて今御提出の補正予算の中にもそれのつなぎ予算が入つておると言われておりまするこの情報機関の設置の問題についてでありますが、当日首相は御欠席になつておりまして、私が答弁を促しました官房長官、それから保安庁長官並びに外務大臣の御答弁は承わることができたのでありまするが、総理大臣のそれについての御答弁は当日承わつておらんのであります。本会議でいたしました質問でありますから、本会議場で承わるのが形式では順序だと思いますが、その後一向御答弁があ……

第15回国会 予算委員会 第14号(1952/12/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 先ほどの堀木委員の質問に対する総理の御答弁に関連いたしまして、この際一言だけ確かめて置きたいと思いますのでお伺いいたしたいと思うのでありますが、総理の堀木委員に対する御答弁のうちに、水力電気の開発について一電力会社が非常に古い水利権の開発の許可を得ておつたということを云々というところのお話があつたのでありますが、それは只今平林委員も御発言になりました、いわゆる世上いろんな風評が飛んでおりまする只見川の水力電気開発に関する問題を意味されたのではないかと、実は推測いたしたのでありますが、同問題につきましては真相は私は存じません。併しながら世上専ら噂されておりまするところによりまする……

第15回国会 予算委員会 第16号(1952/12/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 先ほど西郷君が質問しました地方財政の健全化についての大蔵大臣の説明要旨についてでありますが、私が質問いたしたいと思つておりましたことを、西郷君がお尋ね下さつて、或る部分の御答弁を得たのでありますが、総体的にこれを読みまして感じますことは、少しも新らしいことが別に書かれておらないと思われるのでありまして、結局殆んどここに書かれておりますことは、既定の事実を繰返して言われていることだと思われるわけであります。ただ一点新味を感じますること、又新らしい事実として受け取られることは、最後の点である、なお情勢の推移と共に睨み合わせて、要すれば地方債の公募額の増額をも考慮したいと、この一点だ……

第15回国会 予算委員会 第18号(1952/12/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 私は印紙贋造事件について、専ら法務大臣、官房長官、国警長官並びに大蔵省、大蔵大臣、大蔵大臣はここにおいでになりますが、そのほか郵政、通産或いに農林等の当局からいろいろ御返事を得たいというふうに、かねて委員長に通告をいたしてあるのでありますが、大蔵大臣は御出席になつておりますが、私が要求いたしております法務大臣、国警長官、官房長官その他の諸君はまだおいでになつておらんようでありますが、至急一つここへ来て頂くように御処置が願いたいのでありますが、その間に今当面いたしておりまするそれ以外のことについて、たつた一つ大蔵大臣に簡単に、大蔵大臣が御出席でありますから、この機会にお尋ねいたし……



各種会議発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 決算・労働連合委員会 第3号(1947/09/25、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 いろいろ審議が進んで行くに從つてお尋ねしたいことが起つて來るかと思いますが、先ず二三の点について御答弁が願いたいと思います。國務大臣の御答弁が願えれば大変結構でありますが、第一は、常任委員長会議がありまして途中から加わりましたので、或いはお話があったかも知れませんが、ここに頂いておりまするところの資料といたしましては、官吏関係法令の拔萃と職階制度の説明という資料だけを頂いておるのでありますが、まだ十分拜見いたしておりませんが、アメリカの職階制度でありますか、それについてのことが概略書いてあるようでありますが、大体アメリカのこうした行政廳の人事制度によって専らお作りになつたもので……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第4号(1947/09/26、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 昨日お尋ねいたしまして御答弁を受けたのでありますが、尚自分で腑に落ちないので、又同様な質問はほかの委員からもなされたのでありますが、同様に私は当局の御答弁を十分に納得するところまで至っておりませんので、重ねてお尋ねすることをお許しを願いたいのであります。  昨日お尋ねいたしましたことの中で資料の御提出を願いたいということに対する私の希望でありますが、それに対して資料が御用意がないというような御答弁でありましたが、行政調査部から「職階制度の研究」とかいうパンフレツトを御出版になっているようでありまして、尚それは行政調査部で、アメリカからこの人事行政制度を確立するために來られた顧問……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第5号(1947/09/29、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 それではたびたび発言するようですが、一般的なことに関連いたしまして、ちよつとお尋ねいたしたいと思うのであります。  それはちようど先般来繰返したびたび私が齋藤國務相に、この法案に関連いたしまして、この法案の持つておるところの基本的な欠陷として質問いたしました。アメリカで官界に政党の勢力が波及するということ、即ち役人の地位を政党の力によつて分取りするというスポイル・システムの排撃のために考えられた制度が、全くそれと反対な立場にあつて、政党の勢力をむしろ官界に浸透さして行くところのことがもつと考えられなければならないところの日本の現在の状態において、極めて翻訳的な、直訳的な、それも……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第6号(1947/10/06、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今、この間の準公聽会について御報告がありましたが、尚公聽会の証人に召喚せられた方々の人選はどういう手続でなさつたのでありますか。ちよつと御報告が願いたいと思います。
【次の発言】 お尋ね申しましたのは、あの公聽会はあくまでも國会の公聽会でありますから、その人選等は國会の委員会が主になつて人選せられなければならん。然るに主として行政調査部の役人の方が、人選されたものであるというような噂を聞いたのでありますから、お尋ね申上げたのであります。もう一度それにつきまして、はつきり了解できますように、一つお願いいたします。
【次の発言】 然らば委員長の御答弁の通りに了承いたして置きますが、……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第8号(1947/10/10、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今の中野委員の御質問に対する政府委員の答弁に関連とてでありますが、先般の十人の証人の中の、公法研究会の諸君及び官公廳労組の諸君等から、中野君が問題にせられましたような職階制に対するところの規定は、この法律案の中において僅かに四條に過ぎないのであつて、非常に不親切である。職階制については別個の法律を制定すべきものであるということを、公法研究会の諸君も要求し、文官公廳労組の諸君も同樣の意見書を我々の手許に送つて來ておるようでありますが、これに対して淺井政府委員の御答弁があつたのでありますが、私は中野委員が問題にせられたこと、及びこの公法研究会の諸君や官公廳労組の諸君が要求いたしてお……

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第1号(1947/11/14、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより治安及び地方制度委員会と司法委員会との連合委員会を開くことといたします。治安及び地方制度委員会に付託されております豫備審査のための議案であります。警察法案についての御審議を願うわけでございますが、治案及び地方制度委員会に付託されております関係上、治安及び地方制度委員会の委員長であります私が、この連合委員会の委員長の席を汚すことをお許しを願います。  先ず最初に理事者の説明を願いたいと思うのでありますが、内務大臣が最初に出席いたしまして、提案理由の説明をいたす豫定になつておつたのでありますが、只今院内において閣議が開かれておりますので、暫く待つてくれということで……

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第2号(1947/11/15、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより治安及び地方制度委員会と司法委員会との連合委員会を開会いたします。昨日に引続きまして予備審査中の警察法案につきましての一般質疑を続行いたしたいと存じます。昨日岡本さんから御発言の御要求があつたと思いますが……。
【次の発言】 この機会に企画課長が説明をしましたことを多少訂正したいというお申出がありますから発言を許可いたします。
【次の発言】 他に御質疑ございませんか。
【次の発言】 それでは本日はこれにて散会いたします。    午後二時四十九分散会  出席者は左の通り。   治安及び地方制度委員    委員長     吉川末次郎君    理事         ……

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第3号(1947/11/17、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより治安及び地方制度、司法連合委員会を会開いたします。帆足計君より発言の許可を求められておりますが、これを許可してよろしうございますか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それでは帆足君。
【次の発言】 速記を止めて……。    午後二時十二分速記中止    午後三時十四分速記開始
【次の発言】 速記を始めて……。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時十五分散会  出席者は左の通り。   治安及び地方制度委員    委員長     吉川末次郎君    理事            鈴木 直人君    委員            羽生 三七君    ……

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第4号(1947/11/19、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより会議を開くことにいたします。前回に引続きまして、警察法案の審議を続行いたすことにいたします。今日は逐條審議に移ることになつておりますので、先ず政府側の本法案に対する逐條的な説明を求めまして、然る後御質問があれば御質問をして頂くことにいたします。最初に警察法案の前文及び第一章の総則を議題といたしたいと思います。政府側の説明を求めます。
【次の発言】 前文及び第一條乃至第三條までのところの説明に対しまして、御質疑がありましたら願います。
【次の発言】 重要な御質問であると思いますので、この次に内務大臣或いはその他の政府委員の方から、もう一度御答弁願うようにいたした……

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第6号(1947/11/21、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより通合委員会を開催することにいたします。昨日までは警察法案の第一章第二節第十九條までの政府側の説明を聽きまして、それに対する質疑を先般來続行しておるわけでありますが、今日も引続きまして十九條までの政府側の説明を対象といたしましての御質疑を御開陳を願いたいと存じます。
【次の発言】 よろしうございすか。
【次の発言】 他に御質疑ございませんか。
【次の発言】 他に御質疑がなければ次の條章の説明に移りたいと思います。
【次の発言】 速記を止めます。
【次の発言】 速記を始めて。伊藤司法委員長
【次の発言】 他に御質疑がなければ、次の説明に移ります。それでは第三節、こ……

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第7号(1947/11/27、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより連合委員会を開きます。速記を止めて……。    午後一時五十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……、尚警察法案につきましては先般來、治案及び地方制度委員会と司法委員会とが連合して極めて熱心なる審査を続けられて参つたのでありますが、大体質疑が盡きたように思われますので、これを以て連合委員会を解き、今後は本法案を付託されております治安及び地方制度委員会において、討論採決に入ることにしたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。これにて連合委員会を散会いたします。    午後三時十五分散会  出席者は左の通り。   治安及び……

第1回国会 治安及び地方制度委員会地方財政及び地方行政に関する小委員会 第1号(1947/10/13、1期、日本社会党)【議会役職】

○仮委員長(吉川末次郎君) 治安及び地方制度委員会の地方財政及び地方行政に関する小委員会を開会することにいたします。それでは小委員会の委員長を委員の間から互選したいと思いますが、どういう方法によつて互選したらよろしうございますか。
【次の発言】 岡本委員から、中井委員を小委員長にしたいという御動議がありましたが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、そのように決定いたします。

第1回国会 治安及び地方制度委員会地方財政及び地方行政に関する小委員会 第2号(1947/10/15、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 この地方財政法案は衆議院で作つたのと違いますか同じですか。
【次の発言】 衆議院案ですな。
【次の発言】 内務省が撤囘しましたので、地方自治委員会の案にもそれからそれを参照にして作つた今の案、並びに衆議院の委員会の坂東さんの案も「内務省の廃止に伴い臨時」という言著がありますが、臨時ということは分つておるが、そういう臨時という言葉、この点につきましてはどういう政治的な、行政的な意義に基いておるかということ、これはまあ内務省においても伺わなかつたと思いますが、これはどこから來たのですか。恒久的なものでなしに臨時的なものにした理由は……。

第2回国会 決算・治安及び地方制度・運輸及び交通連合委員会 第2号(1948/04/06、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 私は第二十一條の第二項の、先程來問題になつておりまする「港則法に規定する事務を掌る。」というを、「港則に關する法令に規定する事務を掌る」というように修正すべきものであるということについての主張をいたしたいと思うのであります。その理由につきましては、先程の會合におきまして申上げましたごとくでありまして、運輸省の當局もまだ存在していないところの法律である港則法というようなものを假定して立法するということは、法律的に不能であるという見解については贊意を表されておるところなのでありますが、今聞くところによれば、事前、に衆議院においてまだ本會議に諮つておりませんので、衆議院の委員會側の事……

第2回国会 決算・治安及び地方制度連合委員会 第1号(1948/05/28、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 治安及び地方制度委員会では小委員会を組織いたしましてそうして実は今の中井さんにその小委員長になつて頂いて專ら御研究を願つておるのです。まあ最近中井さんのお手許に結論が出ておりますから、その問題については、関係筋からも意見の提出を求められておりますので、提出するようなことにもなるかと思うのですが、今決算委員会の山下さんがおつしやるように、決算委員会と何らかの関連性を持つものができればいいと思います。
【次の発言】 いつまで掛かりますか。
【次の発言】 それは全く御読の通りだと思います。併し警察制度の改正が行われますときの関係方面とのいろいろな交渉の経過等について、大体岡元議員も御……

第2回国会 決算・治安及び地方制度連合委員会 第3号(1948/06/03、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長代理(吉川末次郎君) 只今から委員会を開会いたします。下條委員長が御用のため私が代つて委員長を代行いたします。速記を止めて……。    午前十時三十分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……。第一章につきまして、御質問があればお述べになつて頂きたいと存じます。
【次の発言】 よろしうございます。
【次の発言】 十二時になりましたから、御相談したいと思いますが、本日はこの法案を付託されておりまする委員会であります決算委員会の委員長が御欠席になりましたので、私が便宜代つて委員長の責を汚しておるわけなんであります。大体決算委員長と話合いました先日の結果では、本日で以て連合委員会を打切るような……

第2回国会 決算委員会特殊物件小委員会 閉会後第1号(1948/09/20、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 関西班は山下委員、竹中委員、伊達委員並びに私の四人の委員を以て組織いたしまして、随員として藤田專門員及び立原委員部主事が参加いたしましたが、伊達委員は事故のためにおいでにならなかつたので、結局委員は三名で参つたわけであります。尚一行には建設省から大津留事務官が参加いたしまして調査に協力して呉れたのであります。  我々の間では山下義信委員を団長といたしまして、そうして七月の十九日に山口縣廳へ参りまして、爾來二十日、二十一日、二十二日、二十三日、二十四日の間に亙りまして、山口縣下並びに廣島縣下における特殊物件に関する諸種の実情を調査いたしたのであります。その調査の報告書は、団長であ……

第2回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第1号(1948/04/30、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これより治安及び地方制度委員会並びに司法委員会の連合会を開会いたします。  神戸及び大阪における朝鮮人の騒擾事件に関しまして、実地御視察になりました鈴木法務総裁の報告を伺うことといたします。
【次の発言】 伊藤司法委員長より発言の要求がありますので願います。
【次の発言】 速記を中止して下さい。    午後三時四十九分速記中止
【次の発言】 速記開始。
【次の発言】 本会が開かれておりますので、連合会はこれで打切ることといたしてよろしうございますか。
【次の発言】 御異議ないものと認めて打切ることにいたします。尚地方自治法の一部を改正する法律案は、衆議院が上つておりま……

第2回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第2号(1948/06/17、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) 只今から連合委員会を開きます。警察官等職務執行法案について政府より提案の理由を御説明願います。
【次の発言】 これより同案に対する質疑を行います。速記を止めて。    午前十時五十分速記中止
【次の発言】 速記開始を始めて……。本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十五分散会  出席者は左の通り。   治案及び地方制度委員    委員長     吉川末次郎君    理事            中井 光政君            鈴木 直人君    委員            羽生 三七君            村尾 重雄君            岡田喜久治君……

第2回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第3号(1948/06/23、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(吉川末次郎君) これなり治安及び地方制度並びに司法連合委員会を開会いたします。前回に引続きまして、警察官等職務執行法案を議題に供します。本法案につきまして先般來質問をして頂いて参つたのでありますが、尚御質問のある方はお述べを願いたいと存じます。尚この連合委員会は大体本日で打切られることになるかと思つておりますので、司法委員の方々等におきまして本法案について御意見等もありましたならばこの際お述べを願いたいと存じます。
【次の発言】 司法委員長とよく談合いたしまして、でき得る限り皆さんの御意思に副うように運びたいと思つております。それについて御希望等ありましたら…

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第1号(1949/09/12、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 先に一部案が何であるか、二部案が何であるかという説明をして頂きたいと思います。
【次の発言】 議事の進行についてでありますが、一應やはりそちらの方から読んで頂いて、我々の頭にざつと入れてから、今のようなお話に進めて行つた方がいいのではないかと思います。
【次の発言】 読むだけでいいではないか。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第2号(1949/09/14、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 この問題は前の準備会のような会合で全員が揃われたときも大分議論が闘わされたのでありまして、北條君の御議論もその当時出された御議論と同じだと思いますが、どうですか。やはりこないだの選挙で三万円に上げて特殊の弊害もなかつたようにも考えられるのですが、貨幣價値の下落という点からいうと、この春行われた選挙の当時と現在とそれほど物價の差などもないようでありますし、併し日本の貨幣價値は安定していないのですから、今後非常なデフレになる、或いはインフレになるというようなことによつて、そのときそのときの状態でいろいろ変えなくちやならんと思いますが、この間の選挙で衆議院議員は大体三万円でよかつた、……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第3号(1949/09/15、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 私も大体この案として出されておりまするものに、常識的な判断に基きまして妥当じやないかと考えておるので、いろいろ北條君から話がありましたが、事務所を非常に沢山拵えれば、やはり選挙費等の関連性もあるだろうと思いますし、尚先般の我々が立候補しましたときの選挙の例からいたしましても、ポスターの代りに事務所の看板をぶら下げるというようなことで、相当弊害が暴露されたのでありますが、ああいうことはこの際矯正するようにしなければならんと思うのです。尚北條君の説によりますと、府縣別であるとか、或いは都市別であるというような行政区域單位に事務所を作ることに考慮の中心を置かれておるようでありますが、……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第4号(1949/09/16、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 私は大体木内君がさつきからお言いになることに賛成なんですが。現行法が五分の一であれば私達はむしろ五分の一に代理者の演説の回数を減らさすようにすべきではないかと思うのです。この間の選挙の例から言いますと、私も代理演説に出たことは数回あるのですが、木内君が言われるように聽く人からは非常に失望を以て迎えられているようであります。それから私が代理に出たのはやはり今お話がありましたラジオ放送の関係でありますが、先般來地方に廻つたときに、地方の放送局の人なんかの話を総合しますと、この次くらいには大体レコードによつて録音放送であるので、候補者が必ずしもそのときに來なくちやならないというような……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第5号(1949/09/17、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 オーストラリヤの選挙法は翻訳中じやないですか。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第6号(1949/09/19、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 兵庫縣の例として北條さんがおつしやつておるのは大体お話で了解できると思うのですが、重要なことだと思いますから、もう少し具体的にどういう状況であつたということをお話し願いたいと思いますが、只今までの北條さんのお話で私が理解するところでは街頭演説会場において貼付するところの張札については全く自由である。換言すれば大きさについても制限がなく、又枚数についても制限がないからして非常に大きなポスターを作つて、実際その候補者が立つて演説しておる所よりも非常に離れた遠い所まで無制限に多数のポスターを張るからいけないというお話だろうと思うのですが、若しそういう趣旨であるならば誠に御尤もな意見で……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第7号(1949/09/20、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今までの実際からいうと、大体立候補の意思あるものは届出前にそういうポスターを予定して置いて規格に沿うたものを作つて置けばいいのだから、それは從來の選挙法においても選挙運動を開始はれば、封筒でも書いて置いていいことになつておるのだから、それを予算して置いて、そうして檢印を貰うことはできるのですから、それを貼りまくる。そうしてあとから紙を貰つて印刷屋へ又それを持つて行くということが実際行われていたのは、それでいいでしよう。だから紙を貰うことを規定して置いてもいいじやないですか。
【次の発言】 いや全くそのために使うのだから……。

第5回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第5号(1949/04/20、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 これは地方行政委員会…單独の委員会のときでしたが、始まりの委員会で私が木村國務大臣に数項目質問をいたしまして、一項目だけ当日お答えを得ることができないで、他日調査の上答弁するというように御留保になつている御答弁があつたのですが、それはして頂いたでしようか、私実は数日間病氣で寢ておりましたが……
【次の発言】 ちよつと違いますが、それについて御説明を願います。
【次の発言】 不十分で満足しませんけれども、又この委員会で御答え頂けないでしようから又次にいたします。

第5回国会 内閣・地方行政連合委員会 第1号(1949/04/25、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 議事進行についてなんでありますが、もう畫でありますし、質問は相当あるのじやないかと思うのですが、一應御休憩を願つて、畫飯の時間を與えて頂けば結構と思います。

第6回国会 電気通信・地方行政連合委員会 第1号(1949/11/21、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 警察側が、この法案についてどのように思つておるか、ということを一応承わりたいと思いますが、どなたか国家公安委員会或いはその他の警察関係の行政管掌者がきておられれば伺いたいと思います。この法案に対する国警側の見解を一つ述べて貰いたいと思います。
【次の発言】 先程の私の質問に対して国警側の説明員から、不得要領な、極めて簡單な答弁でありまして、極めて不満足であつたのでありますが、その後地方行政委員の鈴木君、柏木君、島村君等から更に引続いて御質問がありまして、小澤大臣その他の諸君からの御答弁があつて、大分私の引続いて聞かんと欲してあつたところが、それらの諸君によつて聞かれたのでありま……

第7回国会 決算委員会第一分科会 第4号(1950/02/13、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 只今の御説明により、又この説明書によりまするというと、本件については徹底的に調査した結果、戰災により亡失したものの未処理に基くものと推定をする結論を得たというように書かれており、又そのような意味の御説明が会計検査院及び食糧事務所の方からあつたわけでありますが、戰災により亡失したものということの内容をもう少し具体的に御説明が願いたいと思うのですが、それは戰災により失つたものというのは、即ち爆撃を受けて火災で燒失したのであるか、或いは盜難等にかかつたのであるかというようなことについても、戰災により亡失したというだけでは具体的に亡失の理由がはつきりしないのですが、そういう点を一つもう……

第7回国会 建設・地方行政連合委員会 第1号(1950/03/25、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 極く総括的なことだけ……
【次の発言】 先ず首都建設法案について、細かいことについては後程又質問いたしたいのですが、極く総括的なことについて提案者にお尋ねいたしたいのでありますが、提案者井手君から縷々長い提案の理由の説明がありましたが、その理由とせられたところは、非常に内容の空疎な美辞麗句的な文句が非常に多かつたと思いますが、又それを除いて考えて見ますと、大体この提案を主として東京都関係の衆議院議員の方が主になつてお出しになつておると思うのでありますが、結局現在の都市計画に関するところの法律以外にこういう法律を別に設けて、できる限り国の費用を東京都の都市計画に貰おうということが……

第7回国会 建設・地方行政連合委員会 第2号(1950/03/29、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 私はこの前厚生委員会でも私見を加えて質問いたしたのでありますが、本日は政府側から二大臣その他の方がお出でになつておりますから、私はこの法案の議決権を持つております建設委員でありません、地方行政の委員でありますが、意見を交えて多少質問をこの機会にいたしたいと思うのであります。午前の本会議におきましても、この法案に関連いたしまして本多国務大臣に質問いたしたのでありますが、私が期待いたしておりますところの十分な御答弁を得ることができなかつたのであります。本多国務大臣の御答弁では、本法案は国会提出案であるから、政府は余りそのことについては……今も私的にもお答えがあつたのでありますが、よ……

第7回国会 建設・地方行政連合委員会 第3号(1950/03/31、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 私は、申すまでもなくこの法案についての議決権を委員会として持つていらつしやる建設委員会の者ではありません。むしろこの連合委員会においてお客さん的な立場で、地方行政委員の建前から意見を申述べるということが、これに加わつて来ている我々の主たる目的かと思いますので、多少意見に傾くかと思いますが、質問をかねて申上げたいと思うのでありますが、第一にこの法案につきましては、一昨日の本会議におきましても若干触れて申上げたのでありますが、全般を通じまして簡単に申上げまするというと、失礼なようでありますが、この提案理由の説明並びに法案を通じて、これを提案している人が如何にも国会議員らしくない、一……

第7回国会 建設・地方行政連合委員会 第4号(1950/04/01、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 たびたびこの法案につきまして発言いたしまして、甚だ恐縮いたしますが、昨日、都市計画法の附属の法令になつておりますと思いますが、都市計画地方審議会の、東京のこの審議会の委員の名簿を請求いたしまして、只今手許に頂いておるのでありますが、これをちよつと拝見いたしましても、官公職の欄に、主に東京都の関係の人が書かれておるようでありますが、併し何も職名の書いてない人、並びに東京都の職員及び議員でないところの大蔵事務官とか、建設事務官、運輸次官、建設技官、その他何も書いてない人を見ますと、いずれも大体において、民間の人も若干ありますが、例えば、今職を退いておるようでありますが、五番の阿部美……

第7回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第1号(1950/04/10、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 審議を進める上についての資料のことでありますが、先に地方行政委員会で政府にこれに対する資料の提出を請求いたしたのでありますが、続々我々の手許へそれを提出されたのでありますが、尚まだ要求いたしまして提出されないものもあろかと思うのでありますが、そういうことに関してですが、尚その節、資料の提供について、今日までこの法案の提出が遅延したことについても、政府側のこれに対する具体的な、数字的な資料の提出を求めたのでありますが、御承知のように今参議院の予算審議の態度につきまして、自由党の廣川君が参議院の野党は共産党の煽動に乘つて進駐軍に対するところの反抗的な意思に基いて予算の議予決を遅延さ……

第7回国会 地方行政・内閣連合委員会 第1号(1950/04/25、1期、日本社会党)

○吉川末次郎君 今の岡本委員長と殖田法務総裁との御答弁に関連して、多少意見になりますが、申上げて御参考にして頂けば大変結構だと思います。そういうことが行の地方行政調査委員会議設置法案が出ましたときに、私も申上げたのでありますが、岡本委員長の主張の中に、国会に対して、或いは政府に対して勧告するような強力な機関については、「所轄」というような言辞を使うことでいいのであつて、「外局」というような言葉は非常に不適当であることが今問題になりまして、殖田法務総裁も研究して見るというような言葉でありましたが、これも言つたことでありますが、「勧告」という言葉がアメリカのレコンメンデイーシヨンの訳語として使われ……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 建設・地方行政連合委員会 第1号(1950/07/26、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 段々各位から御質問がありまして、提案者の方からそれに対する御答弁があつて、提案の御真意、本音というようなものも大体了解することができたかと思うのであります。提案者でありまする田中さんからお答えになりましたように、別府観光温泉都市法案が通過し、熱海が同様の法案を出して来る、伊東が出して来るというようなことで、段々とそういうものができて来たから、京都もそれに遅れじと出さなければならんというようなことでこういうことになつて来たのであるというお話でありますが、全く田中さんのお話の通りのことが御真意であると思うのであります。その最初のこうした法案は田申さんからお話がありましたように、別府……

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第3号(1951/05/17、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 この審議の会合に出席いたしますのは初めてなんでありますが、石川さんが中心になつてこの法案提出について御熱心なる計画、運動をしていらつしやることは以前からよく承知いたしておるのであります。又この法案を実は初めて見まして、又いろいろお話を承わつて、大体内容は了承いたしたのでありますが、私といたしましても地方の行政の面からいたしましても、地方行政の主体がこういう経済行政になり、又戰後の日本の国策が経済復興ということが主眼点である。而も自然資源の非常に乏しい日本においてはこれを集約的に開発して行くということが非常に重要な点である。そういう点からいたしまして、TVAのような計画に範をとり……

第10回国会 地方行政・法務連合委員会 第1号(1951/05/14、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 本案は非常に重要な法案でありまして、これにつきましては各委員ともいろいろ御意見もあり、又質問したい事項もお持ちのことと思つておりますが、本日は国務大臣並びに政府委員の提案理由の説明を承わりますにとどめまして、明日以後これに対する質問を続行いたすことにお取計らい願いたいと思います。なおそのことに関連いたしまして、先般の宮城前広場におけるメーデー式典の開催並びに三日行われました憲法発布記念式典に対するところの騒擾事件につきまして、今日午後一時半から参議院の労働委員会において、これについての報告を法務総裁、岡崎官房長官並びに田中警視総監その他の政府委員並びに東京都の警察当局を招いて、……

第10回国会 地方行政・法務連合委員会 第2号(1951/05/16、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 私も全く竹中さんのおつしやることに賛成なんで、法務委員会との合同委員会でありますから、私は本日法務総裁に質問することを昨日申上げて置いたのでございますが、先ず法務委員のかたの御質問が終つてからと思つておりまして、他に用事がありましたので遅れました、その間に法務総裁私の質問を待つておられたそうですが、お帰りになつて、罪は私にあるのでありますが、私の質問したいことは、主として大橋法務総裁或いは吉田首相にお尋ねしたいのですが、お留守でありますから、罪は私にあるのでありますが、私質問したいと思つておりますことのうちで、御在席になつておる政府委員のかたがたからもお答えを得られるだろうと思……

第10回国会 地方行政・法務連合委員会 第3号(1951/05/21、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 相馬さんのお申出も羽仁さんのお申出も承わりましたが、前にそういう連合委員会について議決があつたかどうか私よく記憶いたしておりませんが速記録に残つているだろうと思います。併し委員長がおつしやつたことも私は相当道理があると思われる。それでこうしたらどうでしようか。羽仁さんもまだいろいろ質問したいとおつしやるのですが、相馬さんがおつしやる通りこれは非常に重大な法案ですから十分に我々は愼重に審議しなければならんと思いますし、地方行政委員以外のかたで御意見のある方には残るところなく十分にその御意見を吐露して頂くということが我々も又望むところなんですから、併し連合委員会についてはそういう議……

第10回国会 内閣・地方行政・農林・水産・建設連合委員会 第1号(1951/05/30、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 議事進行について先ほど来の河井委員長の御発言は大体において了承しないではないのであります。ただお言葉の中に議会政治の建前からいたしましてこの際一応申上げておかなければならんことがあると思うのであります。それは委員長は十分の審議を盡したいのであるけれども会期によつていたし方がないから、できるだけ簡單に話をしてくれというところのお言葉でありまするが、いたし方がないというところの言葉に現われているところの観念であります。言うまでもなく憲法上国会は最高の政治機関でありまして、いたし方ないということは、みずから国会が自己の有しているところの貴重なる審議権を放棄するという感じを與えるのであ……

第10回国会 労働・地方行政連合委員会 第1号(1951/05/14、2期、日本社会党)

○吉川末次郎君 それでは岡崎官房長官に御質問いたしたいことが一つありますから、お尋ねしたいと思います。私は憲法の発布式典のときは遺憾ながら欠席をいたしましたので、当日の模様につきましては熟知いたしておりません。ただこの問題につきまして先般山花議員から本会議におきましし吉田内閣総理大臣、その他の閣僚に質問をせられましたときに、吉田首相は五月一日のメーデを禁止したということについての御答弁の中に、いういう意味のお言葉があつたと私は記憶いたしておるのであります。即ち宮城前広場というものは、国民のきれいな公園という言葉がありましたが、広場という言葉がありましたか、とにかくきれいな所としておいて置きたい……

第13回国会 外務・人事連合委員会 第4号(1952/03/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 若し時間の制限上、我々はまだあとに時間があるのでありますが、人事委員のほうから特に先にやつて頂く時間の関係がありましたら、私はあとにいたしてもよろしうございますが、よろしうございますか。
【次の発言】 ちよつと今のことに関連して承わりたいのですが、今千葉君が御質問になりましたことは私も実は聞きたいと思つておつたのですが、今外務省の官房長の御答弁は、千葉君の御質問に対して少しも答えることになつていない感が非常に深いのでありますが、何を言つていらつしやるのかさつぱり聞いていもわけがわからないのですが、人事院のほうから、一つ今の千葉君の御質問に対する御答弁が願いたいのですが、要するに……

第13回国会 地方行政・法務連合委員会 第1号(1952/07/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 委員長、ちよつとそれに関連して発言したいと思いますが……。先ほど来中山委員と野村衆議院議員との間における質問応答を聞いておりまして、感じられますことは、中山さんが最近まで政界から御引退になつておつたためか、警察法の目的を十分によく御了解になつておらないような、まあ失礼ですが印象を受けるわけです。警察法の前文には国民のために人間の自由の理想を保障する日本国憲法の精神に従い云々ということが書いてあり、又総則の第一条の中にもそうした抽象的な一つの目的が出ておる  と思われるのですが、特にこの具体的なこととして、先ほど来の質問の趣旨に公安委員というものが非常に不適任な人間がおるというよ……

第13回国会 通商産業・地方行政連合委員会 第1号(1952/06/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 私お尋ねしておきたいことは、一つなんであります。それはいわゆる大阪を中心といたしまして神戸、京都等の土地に今拡まろうといたしております、いわゆる呑み屋というそうでありますが、その呑み屋の問題であります。それで先ほどの御説明によりまするというと、第十九條の第二項の罰則の規定によつて、これは処罰する規定を新たに加えられたことは、私勿論結構だと思われるのでありますが、早々これを厳格に取締るようにして頂きたいのであります。つきましてはこの罰則規定は、先般大阪の市役所から特に要請がありまして、多少実地調査もいたしたのでありますが、これを禁止することは時間的に非常に急を要するのじやないかと……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第4号(1952/04/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 今日は吉田首相が首相官邸に国会議員を招待しておるのでありまして、その会議に出るのが我々議員の務めと考えておりますので、この連合委員会は引続き行なつて頂くこととして、今日はこれを以て一応散会されるようにお取計いを願いたいという動議を提出いたします。

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第8号(1952/06/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 暫らく病気をしておりましたので、甚だ十分な勉強いたしておらないのでありますが、二、三この機会にお尋ねいたしたいと思うのであります。  先ず第一にお尋ねいたしたいことは、包括的に政治的な立場から、この法案が世間いわゆる逆コースの線に沿う観念に基いて提案されているものではないかということに対する政治的見解についての御答弁でありまして、それらの点につきましては、その他の行政機構の改革の全般に関連いたしまして、すでに本国会の壁頭の首相の施政方針演説に関する質問にも私はそれを申述べたのでありますが、当局からは十分なる御答弁を得ることができなかつたのであります。終戦後受諾いたしました憲法の……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第9号(1952/06/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 先ず議事の進行について委員長に二言御質問申上げもし、又お願いもいたしたいのでありますが、今付議せられております二つの法案は、日本の国民生活上現下極めて重要視すべき法案であると考えるのでありますが、従つてこれが審議につきましては、この法案の審議の付託を議院運営委員会から受けられましたる内閣委員会におきまして、特にこうした合同委員会をお開き下すつたと同様の重要性を痛感するという観点からいたしまして、審議の慎重を期するということのためにこれは当然参議院において公聴会を開いて、広く世間の世論及び識者の意見、或いは専門家の見解等をも質して頂くべき問題じやないか。我我は議員の一員といたしま……

第13回国会 法務・地方行政・労働連合委員会 第1号(1952/05/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○吉川末次郎君 関連して。原君の御質問に対する法務総裁の御答弁のお言葉に関連してこの機会にちよつとほかにお尋ねしたいことがありますが、これはあとの機会にしてお尋ねしたいのですが、法務総裁は原君の御質問に対しまして、この法律の対象としておる団体は主として共産党である。極右的なものもあるけれども、主として共産党が対象になつておるということを大体お話になつたと思うのであります。それは一昨日でありましたかの公聽会におきましても、馬場恒吾氏も大体そういうことを言われたところでありますが、私は事実その通りであると思うのであります。それで関連してお尋ねいたしたことは、政府当局、殊に所管国務大臣である法務総裁……

第13回国会 予算委員会昭和27年度予算と憲法に関する小委員会 第1号(1952/03/23、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○仮委員長(吉川末次郎君) それではこれより予算委員会の小委員会を開会いたします。  年長者の故を以ちまして正式の小委員長が決定いたしますまで、それに対する選挙管理の事務を主宰いたしますために、暫くの間委員長席を汚すことをお許しを願いたいと存じます。  つきましては本小委員会の小委員長を決定いたしたいと存じますが、どのような手続において、又誰を委員長にするかということについての御意見を承わりたいと思います。
【次の発言】 暫時休憩して懇談をいたしたいという動議が愛知委員より提案されております。その通りいたして御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないといたしまして、休憩いたします……

第13回国会 予算委員会昭和27年度予算と憲法に関する小委員会 第2号(1952/03/24、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○仮委員長(吉川末次郎君) これより小委員会を開会いたします。  本日は政府より岡崎国務相、木村法務総裁、大橋国務相その他の政府委員が出席する予定になつておりますが、予算の本委員会のほうに閣僚諸氏は主として只今列席いたしておりますので、これらの各大臣がこの小委員会に出席いたしますに先立ちまして、先ず吉田委員より御請求が私にありましたので、参議院の法制局長の意見を聞きますために参議院法制局長奧野君に対する昭和二十七年度予算と憲法との関係についての疑義に関する質疑をして頂くことにいたしたいと存じます。
【次の発言】 局長なんです。私が間違いました、法制局長……。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

吉川末治郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。