国会議員白書トップ参議院議員島清>委員会発言一覧(全期間)

島清 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

島清[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは島清参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。島清参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 外務委員会 第2号(1947/10/01、1期、日本社会党)

○島清君 ちよつと速記を止めて頂きたい。
【次の発言】 只今の高良さんのお説に対しまして、堀さんの反対の御意見がありましたが、中國の方から見た沖繩民族を漢民族であるという歴史は嘗てございません。ただ歴史的に册封を受けていたので、宗主権は中國にあつたのだという主張はあるようであります。併し册封を受けておつたから宗主権が向うにあつたのではないということも又歴史家の証明するところであります。ですから、中國も民族的な問題と政治的な問題とは別個に眺めておるようでありまするし、又イギリスの歴史家でありまするところのチエムバーレン氏なんかも、沖繩人は日本人であるということを立証しておるようでございます。その……

第1回国会 外務委員会 第4号(1947/10/14、1期、日本社会党)

○島清君 過般植村女史が渡來をされたことがありますが、植村さんが渡來をされたときの手続はどういつたような形式で……。

第1回国会 議院運営委員会 第6号(1947/07/07、1期、日本社会党)

○島清君 同感です。

第1回国会 議院運営委員会 第9号(1947/07/28、1期、日本社会党)

○島清君 問題を呑み込んでおらんのですが、例えば司法委員の方では、一般公示をしたところの公聽會を開きたいというのか。それとも又指名をした公聽會、権威者の説を聽く公聽會というものを開きたいというのか。何かそういつたところの限定した目的ではないのですか。
【次の発言】 分りました。
【次の発言】 ところが廣告をされた、新聞は、或いは記事に書くかも知れませんが、廣告を依頼されない新聞が記事に書いてくれますか。
【次の発言】 問題は、私たちの聞きたいのは、権威者の御説だと思うのです。ところが問題が姦通罪なものですから、彌次馬連中がこの公示を見て飛び込んで來られると、折角の公聽會の意義が失われるのじやな……

第1回国会 議院運営委員会 第10号(1947/07/29、1期、日本社会党)

○島清君 多數で決定するとか、しないとかいう問題でなく、參議院規則の第百四十四條に基きましてこれは原則的なものを作つて行かなければならないと思うのであります。併しながらそうすると共産黨の方々は何囘かの間には指をくわえて見ていなければならんということになるかも知れませんが、それは共産黨がやりたいときに一つやつ見て貰う。その選擇権を今囘は放棄する。又問題によつて發言する。小會派の方々には選擇権を與えて、一應原則的で行くというふうにお決めになつたらどんなものですか。
【次の発言】 ところが百四十四條では議員は均しく發言の機會を與えられておる。議員は「均しく」と書いてあります。だからこれが原則でなけれ……

第1回国会 議院運営委員会 第50号(1947/11/27、1期、日本社会党)

○島清君 黒川君の提議に賛成いたします。

第1回国会 厚生委員会 第17号(1947/09/22、1期、日本社会党)

○委員外議員(島清君) 御紹介を頂きました島でございます。青少年禁酒法制定に関する請願の紹介議員になつておりまするので、請願者長野縣の百瀬幸人外二百二十名の意思を代表いたしまして、請願の趣旨を御説明申上げまして、皆様の御了解を頂きたいと存ずる次第であります。  請願文全文にわたりましては各位のお手許に御配付済みのことだと存じまするので、その全文を読上げる煩を省略さして頂きまして、極く簡單に趣旨の説明を申上げさして頂きたいと存ずるのであります。  先ず青年少の禁酒法制定に関しましては、いろいろ御議論もあろうことかと存ずるのであります。俗に酒は百藥の長とまで言われておりまするので、お酒に親しんでお……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第3号(1947/08/08、1期、日本社会党)

○島清君 只今の御發言に私も贊成でございますが、贊成をいたしまする條件と言つては少し固過ぎますが、そういう固い意味ではなくして、第一行目の、「連合國が五百五十餘萬同胞の歸還を實施され、更に未歸還者に對し許す限りの待遇を與えられている」ということに感謝するのですね。これは私共G・H・Qの方面と當つた場合に、日本人は非常に功利主義である。感謝と要請を非常にごつちやにしておる。どつちが本當か分らんというような皮肉な何を聞くのです。そこで、「更に未歸還者に對し許す限りの待遇を與えられている」ということは、むしろ削つた方がよいと思う。これは文章の字句の問題でなく、思想的な問題でありますが、さような修正の……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第7号(1947/08/30、1期、日本社会党)

○島清君 その前に今あなたからお話になりましたあれは話のし放しでよろしいのですか。何か結論を得たいと思いますが。
【次の発言】 その前に承つて置きたいのは、それはなんでございましようかね。別に機構的な問題ではないでしようね。

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第14号(1947/12/09、1期、日本社会党)

○島清君 それでは委員長のお名指しによりまして、我が社會黨の一員でありまする天田君の發言が、大變に當委員會におきまして紛議を招いておる。こういうようなお説に對しまして、私當委員會の理事をやつておりますし、又社會黨の一員としまして、その誤解を解いて頂きたいと思うものであります。  それは私達議院運營委員會に臨みまする場合に、黨議を以て臨んだのではなくて、更に又この特別委員會の第二次國會の存置の問題につきましても、私初めて淺岡さんから示されて、こういう問題を議院運營委員會の方にお諮りをしたいということを初めて聽かされたのでございまして、その問題が淺岡さんから提案されました時に、天田君が申しましたの……

第2回国会 議院運営委員会 第1号(1947/12/10、1期、日本社会党)

○島清君 昨日の委員会におきまして各会派の意向を持ち寄つてから御決定を願おうという提案をいたしましたのは社会党なのでございますが、社会党におきましては、かねがねから特別委員会の最も主なる目標でありまするところの在外同胞の引揚げ促進という問題は第一囘の特別委員会の努力によりまして連合國の方に随分と努力をいたしたのでありまするけれども、新聞紙を通じて報道されるところによりますると、連合國の方におきましては主に米國の方は絶大なるところの同情を寄せて頂いたのでありまするが、片方の関係國がなかなか承知してくれないといつたような実情で、すでに特別委員会は、我々日本人として打つべき手は打つたのでありますが、……

第2回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1948/07/08、1期、日本社会党)

○島清君 その結論に基きまして、ちよつとお伺いしたいのは、事務当局からの御提案になりましたこの案はこの委員会において否決されたと思つて差支えないのですね。
【次の発言】 そういうわけなんですね。
【次の発言】 私は異議があります。私は只今の議論からいたしましても、各会派の方から一人ずつでも出てそれで以て休会中の人事の問題を処理することが当然と私は思いまするので、運営委員会の中で事小委員会というようなものを作らなければならなくなるのではないかと考えておりますが、併しそういつたような名称にこだわることなくしてへ休会中の臨時処置といたしまして、各会派から一人ずつ出て貰つて休会中の問題をお任せいたした……

第2回国会 議院運営委員会 第4号(1948/01/23、1期、日本社会党)

○島清君 私などもやはり副議長さんの御意見に賛成でございますね。

第2回国会 議院運営委員会 第5号(1948/01/26、1期、日本社会党)

○島清君 只今の御質問に対しましては同感したいのでございますが、あれは設置、廃合の問題でなくして、恐らく決まつておるのでございましよう。終戦連絡事務局を今の官職に直すといううとは決まつておるのでございましよう。決まつたからどこの委員会に所管せしめるかという問題なんでございましよう。
【次の発言】 それだけです。

第2回国会 議院運営委員会 閉会後第5号(1948/10/09、1期、日本社会党)

○島清君 委員長についておりまする自動車は、私は今日乗物が非常に不自由の場合に、各会派に割当てた方が適切ではないか、こういう意見を持つております。
【次の発言】 委員長、異議があります。私が各会派に割当てた方がよくはないかという御意見を申上げましたのは、過去のそういつたような取決めに対する失敗の覆轍を踏まないために申上げたのでございまして、どうしてもやはり嚴重な通告を発しましても、委員会に割当てますると、委員長が管理するという恰好になつて、管理という言葉は語弊があるかも知れませんけれども、とにかく委員長が主に使うという恰好になると思うのでありまして、又そういう覆轍を踏むに違いないと思うのであり……

第2回国会 議院運営委員会 第12号(1948/02/13、1期、日本社会党)

○島清君 それはいろいろ議論があろうかと思いますが、この問題は憲法制定のときに豫想して、或いは檢討したかどうかは存じませんが、いずれにいたしましても、私は言い盡してないと思うのでございまして、こういうような重大問題の解釋は後廻しにいたしまして、差し當りこの委員會の活動があるかどうか、事務當局の意見も聽きまして、ないとするならば、この際その解釋は後廻しに實際的な解決をして頂きたいと思います。
【次の発言】 他の問題とおつしやいますと、この前の一昨日の委員會に引續きまするところと關連する質問であつてもよろしいわけですか。
【次の発言】 ちよつとお伺いしたいのですが、今日は一昨日の運營委員會の申合せ……

第2回国会 議院運営委員会 第15号(1948/02/21、1期、日本社会党)

○島清君 どなたの御意見を拝聽いたしましても今晩のうちに結論を得たいという御議論のようでございまするが、私は今晩のうちに結論を得られまして何んとか收めたいというお気持に對しましては至極御同情申上げる者ではありますが、併しながら、こと、憲法の解釋と、それから將來に先例を殘すかどうかという非常に重大な問題に私たちは立つておりまするので、今晩の中にこの問題を決定をしなければならないという事情はないと思うのであります。從いまして、明日は日曜日ではございますけれども、明後日は月曜日でございますから、明後日更に又考え直して案を練り直しまして更に又冷静なる氣持でこの問題の最善なる解決の方法に皆が全力を盡して……

第2回国会 議院運営委員会 第16号(1948/02/24、1期、日本社会党)

○島清君 佐々木委員は非常に穏健な將來の問題だけを考慮されての御發言のようでございましたが、私はあの言は取消すべきだと考えております。若し取消さない場合には相黨將來に政治的な紛糾の種になることではないかと憂えております。從いまして一應議院運營委員會としては御本人に取消の勸告をするなり、將來に禍根を残さないようにすべきであると、私はさように思います。

第2回国会 議院運営委員会 第22号(1948/03/29、1期、日本社会党)

○島清君 この十日は、これは北海道竝びに九州當りの遠隔の地の出身議員の方々は二週間ぐらい頂かないとどうも短か過ぎる。こういう意見がございまして、私たちとしまして尤もだと言うて二週間ぐらいに延ばして頂くというような話合をしておるわけでございます。
【次の発言】 ちよつとお尋ねいたしたいのですが、昨日の「アカハタ」に國務大臣の、乃至檢事總長などの俸給の額が、増給額が發表されておるようですが、そういうものと睨み合されて決定になつたのでございますか。
【次の発言】 そういうことを勘案しないで決定になつたということになると、庶務小委員の決定を、もう一遍檢討、して見る必要があると思うんですか……。

第2回国会 議院運営委員会 第33号(1948/05/06、1期、日本社会党)

○島清君 今の藤井君の御意見は、公聽会を開きたいというお氣持の御提案でございますか。それとも何かそこら辺のところの御意見がはつきり分らんのでお伺いしたいのですが……。
【次の発言】 それは藤井君の案をどうというのじやないが、会期等の問題が今第二國会が終ろうとしまして会期を延長するかどうかという問題がございますが、公聽会を開くということになりますると、会期等も睨み合せて小委員会の方では決定されたのか、そこらをちよつと伺いたいと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第55号(1948/06/25、1期、日本社会党)

○島清君 一應法規に基づいて決めたものですから、特に出席されて申出でのない限り前の決議を尊重して、そのままにして置くのが正当と思います。わざわざ出席を求めるには及ばないと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第58号(1948/06/30、1期、日本社会党)

○島清君 賛成する前にちよつとお聞きしたいのですが、再延長などはなかろうという御意見をお持ちですか。

第2回国会 議院運営委員会 第59号(1948/07/01、1期、日本社会党)

○島清君 本件は事柄が重大でありますから、各会派に持帰つて更に檢討することとしてはどうでせうか。

第2回国会 議院運営委員会 第60号(1948/07/02、1期、日本社会党)

○島清君 三條のところに候補者の代りに立会演説に行かれる代理を認められておりますが、それは僅かに五分の一の数しか認めてないようですが、それについてはいろいろの代表者を送らなければならんということについては、いろいろの事情もあろうかと思いまするが、こういう場合に仮に非常な國家的に見まして、立派な候補者が怪我とか、或いは病気等で一時的なために選挙期間中選挙運動をやれない場合について、何か條文を見ますのに配慮が加わつておらないようですが、そこら辺について、ちよつと伺いたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1949/07/22、1期、日本社会党)

○島清君 今憲法五十三條の解釈の問題でございましたが、官房長官のはよく分りましたですが、國会は開かなければならん憲法の趣旨であるという、かように解釈しているということはよく分ります。私はそれには、一定のやはり限度があると思います。國会は三つ、通常國会と特別会と臨時会との三つありますが、この通常会と臨時会の期間は決つておる。やや決つておりますが、臨時会にはこの期間は決つていない。政府の御決定になる期間ですね。併しながら私は、少くとも特別会は、選挙が終了いたしました二十日以内にこの召集をしなければならんという規定がありますので、臨時会というものは、趣旨からいたしまして、少くとも選挙を終えましたとこ……

第5回国会 議院運営委員会 第4号(1949/03/07、1期、日本社会党)

○島清君 これは増田さんのお話は、大体私たちのお聞きしたいと思つておつたところをお聞きいたしましたので、了解まで行かなくとも、私たち分つたような氣がするのですが、予算の上程でございますが、これは御提出にならない前から二週間程度の御審議で上げて貰いたいという御要求に対しては、總明なる増田さんは、我々議員の諸君が了解しておらんということを御察知になつたと思うのであります。そこで希望なんですが、これは上程の過程において期限を切つて何日までに上げて貰いたいということについては、まあ了解できると思うのでありますが、まだそれを御提出にならない前から、僅か二週間程度の期限を切つて御審議を煩わしたいというお願……

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第5号(1949/08/12、1期、日本社会党)

○島清君 私はまだ矢野さんの言われるような結論は早いと思うのです。まだ発言をしておられたようですから優先権を讓りましてお聞きしておつたのですが、そこで私のお尋ねしたいと思つておつたのは、門屋さん内村さんからも言われました通り、勿論そういうものを全部私は全面的に肯定して、その前提の上に立つての質問でございます。お聞きしたいのは増田さんは芦田内閣時代の憲法解釈を金科玉條としてそれによりどころを求めて、御答弁相成つておりますが、芦田内閣の時代に民自党が要望なさいました際には確か三回であつたと記憶しておりますが、最後には期日を決めまして而も取引高税と、もう一つなんでございましたか、これはもつぱら予算措……

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第6号(1949/08/27、1期、日本社会党)

○島清君 どうも官房長官は、私達が前に申上げました当初は九月下旬頃ということで、それでこの前の運営委員会で内村君から、廣川君が十一月説を唱えておるが、実際は民自党は十一月の含みで準備を怠つておるのではないかという趣旨の質問を申上げましたが、九月の下旬には召集決定ができる見込みであるということを言われた。ところが一ケ月も経たないうちに最早十月の下旬に時間がずれて、どうも廣川説の方が民自党の本当の考えらしく思われる。廣川君は野人だから本当のことを言われるが、増田さんは官僚育ちのせいか歯に衣を着せて物を言つておられるように思われる。ところが閣議等でもどうも野党派の運営委員会の諸君の方から責められるの……

第5回国会 議院運営委員会 第7号(1949/03/29、1期、日本社会党)

○島清君 これは議院運営委員会の方に、この隈井さんの履歴に対して御紹介頂くのは初めてでございますか。
【次の発言】 初めてでございますれば、別に申し分ないと思いますけれども、相当の地位にお就きなさいます方でございまするし、やはりこういつたような人を任命するには、ただ形式上の履歴書のみの審査でなくして、各会派の方に持ち帰りまして、各会派のそういつたような有力な方に対しまして、持つておられるところの知識を総合して、それでこの人ならば申し分なかろうといつたような、愼重な結論を得た上で御任命になつた方がよくないかと、私はこう考えるのです。別に異議があつて申上げるわけではないのです。

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第8号(1949/10/03、1期、日本社会党)

○島清君 ちよつと議長にお伺いしたいのですが、理由はたつたそれだけでございますか。事務総長は参議院並びに貴族院時代からおられたので事務総長の任期というものがないので、而も來年は三年議員の選挙である。事務総長が議員よりも長期にわたる任期を勤めるというようなことと関連をして、何かそういう方面に新例を作りたいといつたような理由はないのですか。
【次の発言】 そうですか。

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第9号(1949/10/12、1期、日本社会党)

○島清君 異議があるとかないとかいう問題ではなくて聞くところによると、内部から総務部長に適任でないという理由の明示を、何か先般の運営委員会の方に求められたという話を私は聞いている。それに対する何も理由がなかつたやに私は聞いている。先般の運営委員会では、無所属懇談会の佐々木君の方から、内部から総務部長を推薦できないという理由の明示を願つたという何かことがあつた、それに対して明示をなされていないようでありますが、又今日は何が本当に重要な会議をするときに、正式の委員会で……、数を足りておりますか。
【次の発言】 只今中村君から御説明があつて、御了承願うということでしたが、この前の運営委員会ではそうい……

第5回国会 議院運営委員会 第11号(1949/04/06、1期、日本社会党)

○島清君 社会党が賛成しないということは阿波丸事件について賛成しないのであります。委員会の審議省畧の問題は含んでいないのであります。それ以上はありません。それに反対という意味ではありません。
【次の発言】 賛否を表明していない。
【次の発言】 それは今矢野君の言われたのは、討論の時間を非常に急がれて採決を非常に急が過ぎると思うのです。私も賛成しなかつたのですが、採決されたのですが、討論の機会を失つてしまつたのですが、なぜ我々は反対しなければならんかという時間を、今委員長がお與えになられるならば……
【次の発言】 勿論委員会省畧は私たちも反対なんです。反対の理由をまだ言つていない。申上げる時間が……

第5回国会 議院運営委員会 第19号(1949/04/21、1期、日本社会党)

○島清君 その万歳は何の万歳を言うのですか。
【次の発言】 私は只今門屋委員が御発言になりましたような意見に賛成をします。と申上げますのは、去年衆議院議員の選挙法の改正を行われた場合も、やはり特別委員会を置いて、それで法律の扱いは議員提出の取扱であつたと、確か記憶しております。從いまして來年予想されるところの参議院議員の三年議員の選挙に際会して、やはり我々はそういつた積極的な意欲を持つて選挙法の改正に当らなければならないというように我々は考えます。で門屋委員に賛成します。

第5回国会 議院運営委員会 第21号(1949/04/25、1期、日本社会党)

○島清君 それはいつやるのですか。明日ですか。

第5回国会 議院運営委員会 第22号(1949/04/27、1期、日本社会党)

○島清君 大変皆さんから團さんというお話が出ましたので、申上げるのは恐縮でありますけれども、私の方の会派といたしましては、只今了解を求められておりますところの團さんの問題については、團さんと言わず、或いは衆議院の方に早く承認を求めて、参議院の方が遅れたという、そういう問題でなくして、原則として認めない、承認を與えないというように、会派が決定をしておりまするので、その趣旨で発言して貰いたい。そうした他の会派の方にも御同調を求めて貰いたいというふうに、会派で態度を決定しておるのでさよう一つ……。
【次の発言】 昨日です。
【次の発言】 どうしてです。

第5回国会 議院運営委員会 第23号(1949/04/28、1期、日本社会党)

○島清君 具体的に何が残つておるのですか。
【次の発言】 これは衆議院はどうなつておりましようか。
【次の発言】 官房長官のお話では、非常に勉強なさつておるようでありますが、昨日も私重大な質疑をしておいたのでございまするが、閣議で申合せをされたことと閣議で決定されたこと、これは申合せと決定とはとう違うか。私もその辺を官房長官から聞いて見たいと思つておりましたが、内閣のおやりになる権能というものが、内閣法の第一條でございますか、第六條でございますか、それによつて決つておるのですね。そういたしますと憲法七十三條の「内閣は他の一般行政事務の外、左の事務を行う。」ということがあつて、内閣がおやりになる……

第5回国会 議院運営委員会 第26号(1949/05/07、1期、日本社会党)

○島清君 事のついででございまして、官房長官にちよつと質して置きたいと思うのでありまするが、中村君の発言に対しまして、不本意であるという言葉を洩しておられましたが、それは或はそうであるかも知れません。というのは、私達が要望したのは、承認を與えたいから、そういうふうに出して頂きたい、こういう要望じやなかつた。あたな達が閣議の申合せという言葉を使われて逃げられましたが、申合せと決定とどこが違うかということになりましたら、それは決定でございますということを御訂正に相成りまして、それでそれに基きまして、閣議決定に基くところの機関であるならば当然にこれは國家機関として行政各部と関連がある、関係があるのだ……

第5回国会 議院運営委員会 第28号(1949/05/11、1期、日本社会党)

○島清君 私は、会期延長を只今即刻決めるかどうかというような問題については、大変に我々が研究をしなければならん問題を含んでおるのではないかと、こう考えるのであります。矢野議員が言われたことも、我々は大いに吟味をして見なければならんことがあるように存じます。中村君が言われておることも、又從來の慣行からいたしまするならば、慣例と雖も法律と同様な効果を発揮することがあり得るのでありまするから、これも又非常に一面眞実でございます。併しながら、これは純法律的な建前でなくして、非常に政策的なものが含まれておるように思うのであります。從いまして、即刻にこれをお決め願うよりも、おのおの各会派の方に参りまして、……

第5回国会 議院運営委員会 第30号(1949/05/13、1期、日本社会党)

○島清君 岡元委員が外務委員会を強く主張される理由は何ですか、大藏委員会からは大藏委員会に付託して貰いたいという要求があるという報告ですが、それに対して……
【次の発言】 大変名論で何れ劣らん両雄の論戰を拜聽いたしまして、非常に爽快に感じたのでございますが、この御議論の要点になつておりまするところは、内閣委員長が一週間でよい、十日を要求されたんだ、というようなことが論旨の要点の出発点になつておるようでありますが、同じ部屋の中で聽いておりましても、席を遠く離れておりますと、或いは一週間と聞き、或いは十日間と聞えるか知れませんが、この点は明確に委員長の方から、内閣委員長はどういうふうな要求をされた……

第5回国会 議院運営委員会 第35号(1949/05/21、1期、日本社会党)

○島清君 承認済みというのは何ですか。
【次の発言】 全部來たものをやると大変でございますし、これは何か小委員会見たようなものを作つて、御審議願つたら如何でございますか。
【次の発言】 まだ三分の一しかやつていない。
【次の発言】 こんなものをごたごた聞いておるようじや仕様がない。
【次の発言】 政務次官も参政官も一人ですか。
【次の発言】 各大臣に政務官と参政官を一人宛附けるわけですか、各省大臣にですか。各大臣にですか。
【次の発言】 私高橋さんのお話の中で、非常に政務官と参政官、政務次官を或いは百万円、三百万円、四百万円とその金に階段をつけて表現をされたり、何かしら今は仮令部屋の割当の方で……

第5回国会 議院運営委員会 第36号(1949/05/22、1期、日本社会党)

○島清君 折角見えておられるから、ちよつと聽こうじやないか。
【次の発言】 今矢野さんの言われるように、折角見えておられるからお聽きしようじやないか。
【次の発言】 ここで議論をやつているうちにお聽きしましよう。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 私はやはりあと五分しかございませんので、明日に矢野さんの言われる通り、延ばした方がいいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)それでやはり、和やかにおやりになつた方がよいと思います。
【次の発言】 明日に延ばすことについては賛成でございますが、併し只今門屋さんから御指摘がございました通り、運輸委員会の方は審議を継続しておられる……

第5回国会 議院運営委員会 第37号(1949/05/23、1期、日本社会党)

○島清君 昨日も大体は議論の落付先はこういつたようなところに落付くだろうという見通しの下で、そして和やかに明日結論を得ようというふうになつたと私は思うのです。只今門屋委員が言われた通り、さように御決定を願いたいと思います。
【次の発言】 昨日は何か大藏委員会の方に付託換えになるという暗默の了解の下に、なごやかにやろうという折角緑風会を代表される矢野先生の御発言によりましてなごやかにやろうということになつておりましたが、矢野先生の今の御発言を承わると、昨日一晩議論を練られたような氣がする。それでここで議論を展開されるならば、今日なごやかにやろうという前提の下に、委員長並びに各委員に來て貰つて、御……

第5回国会 議院運営委員会 第38号(1949/05/25、1期、日本社会党)

○島清君 委員長ちよつとちよつと……。長いことをやらないから安心下さい。  あの今、議院運営委員会で決定になりましたが、そこには勿論右すべきか左すべきかというところの不明確さがあつたから、今決定されたわけでありますね、その決定されたものを如何ように取扱われますか。
【次の発言】 何か質疑を飛び越えて、最早御高見を開陳しておられるようでございますが、その段階でございますか。
【次の発言】 それなら私お聽きしたいのですが、いろいろ我々として避けなければならないような事態と思われるような状態がまあ参議院の中にあるわけなんでございますが、これを私は誘致いたしました原因というものは、政府の高官の方々がも……

第5回国会 議院運営委員会 第40号(1949/05/27、1期、日本社会党)

○島清君 ただ異議があつて申上げるわけではないが、そうなりますと、被疑者の(「まだ被疑者ではないのだ」と呼ぶ者あり)、本会議に方に出されたその趣旨弁明はどうしますか。(「本会議でやらせるわけです」と呼ぶ者あり)

第5回国会 議院運営委員会 第41号(1949/05/28、1期、日本社会党)

○島清君 それは認めない。君たちは退場して貰わなければならんのを我慢しているんだ。
【次の発言】 それは付託するのが決まつているのではないのですか。
【次の発言】 一身上の弁明は聽くけれども、懲罰委員会に一括して付託することは決まつておるのじやないのですか。
【次の発言】 つまり矢野さんが言われるのは、個人々々に懲罰動議がでておるから、今個人々々の一身上の弁明をすれば、一括して集團的にやられたならばその必要はない……
【次の発言】 小林さん、妙案があるのだがな、それで上程したら、みんな懲罰委員会に付するということにしたら、問題に時間がかからないのですがね。

第5回国会 議院運営委員会 第42号(1949/05/31、1期、日本社会党)

○島清君 僕は結論的な本論に入る前にちよつとお伺いしますと、半ぺラのを見ますと、職員旅費ということが國政調査旅費というよりも多くなつておるようですが、議員が三人一組で出掛けるが、随行の人はどういつたような風に出掛けるのですか、ちよつと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 諸調査旅費ということはどういうものですか。
【次の発言】 休憩したらどうですか。
【次の発言】 ちよつと関連して……、質問じやございませんが、矢野さんの御発言の前に私お願いしておきたいのですが、私達の態度を決定して懲罰委員長にお知らせをするよりも、私達の態度が決定するまでは、やはり今日一日中の会期中に上げるという心組で一つ……

第5回国会 商工委員会 第6号(1949/03/29、1期、日本社会党)

○島清君 明日に上げて衆議院の方へ送付するということの確定的な賛意を表するのはどうかと思いますが、努めてそうするようにしまして、明日にお延ばしになつたら如何かと思います。
【次の発言】 討論を省畧いたしまして、直ちに採決に入る動議を提出いたします。

第5回国会 商工委員会 第13号(1949/05/07、1期、日本社会党)

○島清君 どつちでもいいのですが、委員長の考えとしては今日はこれで一応委員会を閉じて、後の理事の打合会を開いて、來週から一つ一つやりたい、こういう考えですか。
【次の発言】 そうすると、今栗山委員から言われたように、一つづつ採り上げて、その都度お聽きして行つた方が、消化し易いような氣がするのですが。

第5回国会 商工委員会 第15号(1949/05/13、1期、日本社会党)

○島清君 私は只今平岡さんからお出しになりました動議に対して反対でございます。今日は大体討論採決はやり得まいというように我々は考えておりましたが、又そういつたような心組であつたかのごとくに私は心得ております。そこで、突如として質疑を打切り討論採決ということになりますると、それは或いは通そうとする方面の多数の御出席があるようでありまするから、これは只今の委員会としてはそれがよいかも知れませんが、併しながら、私達はそういうような予想の下に委員会に臨んでおりまするので、討論採決は明日に持越して頂きたいと、私はこう考えております。
【次の発言】 名委員長、一つ適当に集約して頂きます。

第5回国会 商工委員会 第16号(1949/05/14、1期、日本社会党)

○島清君 本法案は、法案自体の名称からいたしましても、亦内容的にも疑いもなく鉱山労働者の保安を第一義的に規定して、それを目的としておるのであります。然るにそれの所管事項は保安を担任する労働者に非らずして、商工省の所管と相成つておるのでございます。そのことは御多分に洩れず官僚の縄張り爭いの結果、商工省側に軍配が挙つてかくなつてものと想像されまするけれども、併し從來商工省の所管の下にございました保安が頗る軽視されておつたことも、又保安関係の法規が空文化されておつたことも事実でございます。從來のこの事実に徴しまして、本法案がよしんば成立したといたしましても、それが商工省の所管の下に運営する限りにおき……

第5回国会 商工委員会 第17号(1949/05/16、1期、日本社会党)

○島清君 もうそろそろ公開委員会を開いてもよさそうな質問に入つておりまするので、私はその境にありまする價格の問題をお聞きしたいのですが、先程配炭局長は、山元からは千四、五百円で買つて、消費者の方には千円を切れる値段で賣つておるのだと、こういうようなことを言つておられましたが、これは低品位の石炭が余りまして、それで市場價値が薄くなつたので、この石炭が安いわけんのでございますか。

第5回国会 商工委員会 第18号(1949/05/17、1期、日本社会党)

○島清君 それは何でございますか、貿易の積出港にあるようになつているが、神戸、横浜はないわけでございますか。
【次の発言】 神戸も同樣でございますか。

第5回国会 商工委員会 第20号(1949/05/21、1期、日本社会党)

○島清君 田中君それでいいか、あなたは済んだか。
【次の発言】 田中君の発言はもとより社会党を代表いたしましての討論でございますが、更に田中君の御意見に対しまして、少し社会党の立場から補足をして置きたいと思います。政府原案に対しましては、私達社会党といたしましては、反対をしておつたのでございまするが、併しこの政府原案に対しまして、衆議院の方で、只今田中君から御指摘がございました通り、発熱量三千七百カロリー、三千五百カロリーに下げておりまするので、この点につきましては社会党といたしましては、せめても賛意を表して参つたのであります。併しながらこの法案を眺めますように、これが衆議院の方で修正をされて……

第6回国会 通商産業委員会 第1号(1949/10/28、1期、日本社会党)

○島清君 只今の中川委員の動議に対しまして賛成をいたします。

第6回国会 通商産業委員会 第3号(1949/11/14、1期、日本社会党)

○島清君 私この先日の委員会の政府の提案理由の説明を拜聽しておりませんので、或いは重複になるかと思うのですが、法案の提出の主な理由といたしましては、政府の持つておられまするところの持株を処分したいというのが目的でございますか。それとも又各種の今政府が支持しておられますところの会社が増資を必要とするので、その法律に基きますると政府は出資をしなければならん義務が生じるので、更に政府はそれに増資するだけの予算的な措置ができないというようなことがこの法案を出された理由なんですか、どつちなんですか。
【次の発言】 そうしますともう一遍又伺いますが、この前何かシヤウプ勧告に基きますると、資産の再評価によリ……

第6回国会 通商産業委員会 第6号(1949/11/21、1期、日本社会党)

○島清君 ちよつとお尋ねいたしますが、現行法では輸出品目に対しましてはどの程度活用して、どの程度に適用しておられるのですか。その具体的な範囲についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 輸出品に対しまして、現行法に基いて検査をした結果輸出をした、それでクレームができた場合の損害はどういうふうになつておりますか。政府と業者との関係はどうなつておりましようか。
【次の発言】 それは今……速記を止めて下さい。

第7回国会 懲罰委員会 第3号(1950/04/04、1期、日本社会党)

○委員外議員(島清君) 只今委員長から本人を召喚すべきや否やという御提議があつたようでございますが、私は小川君が懲罰に付されております事由というものは、別に本人を召喚をして聞かなければならないというような問題ではなくして、明確になつておる問題だと思うのです。ですから運営委員会におきまするところの要望等もあるようでございまするからして、この明確になつた事実によりまして、懲罰委員会としての態度を御決定になつた方がよろしいと思う、こう思うのです。
【次の発言】 その通りです。
【次の発言】 只今遠山委員から発言をされたのは非常に意味あると思うのです。私は小川君のことであるからして、或いは仮病も使うだ……

第7回国会 懲罰委員会 第4号(1950/04/05、1期、日本社会党)

○島清君 議事進行について。小川議員は非常に必要以外にしやべつておりますので、委員長にあかれまして必要な限度に発言を止めて頂きたいと思います。
【次の発言】 小川議員は君子は豹変すると言い、大変に君子の御宣伝をなされまするが、国会議員というものは、国会法によつても、又その待遇においても相当の地位を持つておる、優遇されておる、そこでその政治道徳において君子が豹変するというならば、公人は出所進退を明らかにしなければならんということはお分かりでございますね。
【次の発言】 それではお聞きしますが、あなたは今日こつちへ見えられるについて医者の診断書を持つて來られたのですが、医者の診断書によると、あなた……

第7回国会 懲罰委員会 第5号(1950/04/07、1期、日本社会党)

○島清君 私は小川君に聽きたいことが沢山あるのですが、医者の診断書を持つてこちらの方へお見えになりましたし、身体の状況は普通じやないということを医者が証明しておりまするので、遠慮しておりましたが、併し、頭の方は医者は証明しておられないし、写眞班の諸君も來ておられまするし、何かしら私達が、非常に頭を怪我されまして記憶などをお忘れになつたようなふうに見える小川さんを、非常に通俗な言葉で言いますると、吊し上げでもしておるような感じを見られたくないと、こういう意味で質問も遠慮しておつたんですが、差支えなかつたら、繃帶でも取つて貰えば、私はもつとお聽きしたいことがあるのですが、如何なものでしようかな。

第7回国会 通商産業委員会 第2号(1949/12/23、1期、日本社会党)

○島清君 それは山口班は、行かれる方はもう決まつておるわけですか。
【次の発言】 いや、何か私が年内視察を主張した場合にえらい反対をされて、それから山口班は正月明けに行かれるということですね。何かそこに妥協が成り立つたように私は記憶しておるのですが、更に強硬に反対をされて、年内に特別に視察をしなければならないという理由がその後発生したかどうかなんですね。
【次の発言】 手続は取つて置かれた方が便利でしようね。

第7回国会 通商産業委員会 第7号(1950/02/08、1期、日本社会党)

○島清君 異議ありませんが、時間がありませんから…。

第7回国会 通商産業委員会 第12号(1950/03/04、1期、日本社会党)

○島清君 どうもお聞きしたいことは沢山あるし、他委員の方におかれましても沢山あることと思いまするので、一人で自分だけとるのは本意ではありませんので、私は端的にお聞きしたいのでありまするが、池田さんは日本経済建直しのためには、多少の犠牲者もこれ又残念ながら止むを得ないのだ、こういう表現をしておられまするが、その止むを得ないということは、いわゆる池田さんが大臣として自分の実力が足らないので、これは止むを得ないという言い方なのか、それとも又日本の独占資本主義をますます強化するためには、中小企業のごときは潰れても、尚且つ止むを得ないのだというような意味なのか、その真意をちよつとお聞きしたいのです。

第7回国会 通商産業委員会 第16号(1950/03/27、1期、日本社会党)

○島清君 鎌田さんの御動議にもとより異議があるわけじやないのでありまするが、鎌田委員は何かしらんこの法案に対して結論を與えなければ、鉱害地の住民諸君に対して申訳がないじやないかという、こういうようなことをおつしやいましたが、私はそういう意味ではなくして、衆議院においてもこの法案の重要性に鑑みて、小委員会を設けて愼重審議を期しておりまするので、我々参議院といたしましても今日会議は余すところ僅か数日しかないのにも拘わらず、まだ以て衆議院の方がその成案を得ていないので、向うの方が小委員会まで設けて愼重審議を期した法案を、会期のぎりぎりのところに送り込まれたのでは、愼重審議を期する日にちがなかろうでは……

第7回国会 通商産業委員会 第20号(1950/04/20、1期、日本社会党)

○島清君 只今速記なしで下條委員から質問の続行の途中でございますけれども、折角大臣も見えておられますし、又只今新聞等を賑わしておりますところの公団等の内情につきまして、大臣にお聽きしたいと思う点もございます。大臣も又何か時間の制限があるのだそうでございまして、只今の質問を後の方に廻して頂きまして、折角大臣においでを願つたのでございますからして、公団の問題について大臣にお聽きするということの動議をちよつと提出したいと思います。
【次の発言】 大臣にお聽きしたいのですが、只今就任の御挨拶を頂きまして、まだ通産行政に対しまして深い責任を負われる立場はないので、ちよつとお気の毒かと思いまするけれども、……

第7回国会 通商産業委員会 第21号(1950/04/22、1期、日本社会党)【議会役職】

○理事(島清君) それではこれから通産委員会を開きます。今回は中小企業振興に関する調査といたしまして、本年二月ラングーンで開催されました万国農機具展示会に参加されました方々に証人として御出席を願い、種々事情を聽取することにいたしたのでございます。本委員会でもこの農機具展示会に関しましては、昨年の秋以来非常に関心を持つて来たのでございまして、この展示会に出品されました我が国の製品は、他の諸国の出品に伍してなかなか好評を博し、その目的を果したと承わつておるのでございます。従いましてこれを機会に農機具を一例として、我が国の機械輸出、殊に中小企業による機械器具の輸出に関しまして、一に展示会、博覧会等の……

第7回国会 通商産業委員会 第23号(1950/04/26、1期、日本社会党)

○島清君 公団の公正事件というものは、国民と共に頗る遺憾の出来事でございまするが、本日は幸い公団の首悩部の方々が見えておられますので、單刀直入に率直にお伺いいたしまするが、公団は経理の面から見ましても、その未收代金は月別に逐次増加して行つて参りまして、十二月現在ですでに百五十億という巨額な額に達しておつたと私達は聞いておるのであります。又不正事件の面から見ましても、これが発覚いたしておりまするのは十二月でございます。それから従業員の諸君がかかる不正事件を予想してか知りませんが、去年の夏頃に確か決議文を総裁の方に申達してあると聞いております。こういつたような不正事件は諸條件が発覚をする前に揃えら……

第7回国会 通商産業委員会 第24号(1950/04/27、1期、日本社会党)

○島清君 一点お聽きしたいのですが、他の委員諸君が質問しておられることだと思いますから、重複を避けて質問したいと思いまするが、この競輪におきましてもそうでございましたが、八百長というようなことは、要するにこの競輪関係者の方にあつたと思うのです。それはああいう不生産事業に関係をしております諸君は、私が知つている限りにおきましては、従来のばくち打ちであるとか、或いはテキ屋であるとか、その他要するにやくざ者といつたような諸君が非常に強くタッチしておる。そういたしますると、当然にあの連中のやることでございまするからして、そこに忌わしい事件が、これは発生されたと思うのでございまするが、これはいろいろ廣瀬……

第7回国会 通商産業委員会 第25号(1950/04/28、1期、日本社会党)

○島清君 私は非常におおまかな政治的な面でお聽きしたいのでございますが、只今下條君の御発言にお答えをなさいました、神田さんのお言葉の中には、自由党の公約をして来た政策であるというようなことがあつたのでございますが、勿論自由党さんにおかれましては公約をされたことでございますからして、廃止をされたい気持はよく分るるでございますが、併しながら石炭の増産の理由を提案者の方はいわゆる九原則に求めておられるのでございますが、私達は増産の理由をこり炭管法に求めておるのであります。これに神田さんも一面肯定されておるようでございますが、併し私達はどうしてもこの安本などの計画に基きますところの石炭の需要量にはまだ……

第7回国会 通商産業委員会 第26号(1950/04/29、1期、日本社会党)

○島清君 速記はいいです。

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第7号(1950/03/03、1期、日本社会党)

○島清君 一点だけ簡單に……。この答申案の成案を得られるまでの過程において、水谷君が商工大臣の時代に、電力民主化委員会というものがございまして、大山案なるものが答申をされておりますが、この大山案に対して考慮を拂われたかどうか、それをちよつとお聞きしたい。


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 通商産業委員会 閉会後第2号(1950/09/26、2期、日本社会党)

○島清君 大臣に聞きたいのですが、過般日発の大西、桜井両総裁がおやめになつたいきさつにつきましては、巷間詰腹を切らされたとか、やめたくないけれども、やめさせられたんだというふうに伝えられておりますが、その真相につきまして大臣から承わりたいと思います。
【次の発言】 政府の考え方と大西、桜井両正副総裁の考え方の相違があるので、電力の再分割を前にして考え方の相違した者同志が監督し、監督されるというような立場にあるとまずいと、そういうような御見解でやめさせたのだという御答弁でございまするが、私はこの考え方に基きまして、大西、桜井正副総裁が政府の意図に反するような動きをしたかどうか、この点を具体的にお……

第8回国会 通商産業委員会 閉会後第3号(1950/09/27、2期、日本社会党)

○島清君 では委員長の御指名によりまして、本委員会において継続審査中であります鉱業法案及び採石法案につきまして、東北、北海道方面の現地視察の経過概要北海道班を代表致しまして御報告申上げます。  視察日程は八月二十四日に上野発その日に仙台に着きまして、直ちに右の二法案につきまして関係業者との懇談会を開催いたしたのであります。次に秋田に参りまして帝国石油株式会社八橋採油所、日本石油株式会社土崎製油所を視察後、当該地区関係業者と懇談会を開いて同じく右二法案に対する御意見を伺つたわけであります。更に、大平鉱業株式会社尾去沢鉱業所を視察いたしたのであります。ここは御承知のごとく銅を中心にその他金・銀・鉛……

第8回国会 通商産業委員会 閉会後第4号(1950/10/30、2期、日本社会党)

○島清君 やりましよう。
【次の発言】 見返資金の融資の問題につきまして、官房、長官に一、一点質疑したいのでございまするが、見返資金の融資につきましてはその見返資金の性質上相当総司令部あたりの関係の折衝が困難であり、十二分の御了解がなければいけないということは存じ上げておりまするが、この見返資金の融資に関しましては、事前に総司令部側からこの個々の産業に対しましてこれこれの産業に対しては如何ばかりの融資をしろというような指示とか、或いは事前の命令がなされるものであるかというような点につきまして、あらかじめお伺いしたいと思います。
【次の発言】 先般の第八国会の開会中におきまして、警察予備隊という……

第8回国会 通商産業委員会 閉会後第6号(1950/11/17、2期、日本社会党)

○島清君 それは大蔵大臣の答弁を忖度して課長が答えるというのは、そりんな馬鹿なことはない。
【次の発言】 私は今西田君が質問をざれましたし、更に又その質問をされる意慾をお持ちになりながら保留しておくそうでりありますから、私も次に保留いたしたいと思いますが、その前に、この前資料の御提出をお願いしたのでございますが、通産省の方からの資料は非常に資料にならない資料を出して頂いておる。それをもつと詳しく何月何日に受理して、何月何日にどういう査定をして大蔵省の方に意思を含めて表示して、それを書類を回付してどういう意思の表示をしたか。例えば見返資金の融資を必要とするものであるというような意思の表示をしたの……

第8回国会 通商産業委員会 閉会後第7号(1950/11/18、2期、日本社会党)

○島清君 ちよつと昨日に引続きましてお尋ねしたいのですが、古衣料の輸入の総量、現金だけの総額とそれから数量、それから業務局がそれを処分するに当つて全部処分されたのか、それとも残つたのかどうか。それから全部処分したとするならば金額的にはどうなのか。赤字を出したのか黒字を出したのか、ちよつと御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いやいいです。
【次の発言】 その細かいことは後で資料を出して頂いて、簡單でよろしいです……。
【次の発言】 今は、その御説明のあります通り一億以上の赤字が出ておるわけですが、これについては適当に赤字を出さないような処置方法があつたのじやないか。例えばその処分の経過を……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第7号(1950/11/09、2期、日本社会党)

○島清君 進藤氏に対する質疑はもう打切りですか。それならば一点だけお聞きしたいのですが。
【次の発言】 それでは準藤さん、時間もないようでございますから、單刀直入にお聞きいたしますが、いろいろとこの電気の再編成につきまして、あなたが中心になられて省議をお決めになつたようでございますが、この省議決定までには外部の方々が相当に発言をなされておるやに巷間伝わつておるのでございまするが、あなたの御答弁の中にはそういうものがなかつたように御答弁になつておられるのですが、この中心になつてお働きになつておられまする間において、省外であなたは、或いは電気事業の関係者でもよろしうございまするが、そうでない方々で……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第8号(1950/11/10、2期、日本社会党)

○島清君 大西、櫻井両君に、どちらからでもよろしうございまするが、大体において問題は辞職の勧告を受けられましたときに、通産大臣は友情として勧告した、こう言われておりまするし、併しながらあなた達もそうであるかのごとくそうでないかのごとくぼかされておりまするが、山本次官と電力局長と三人の役人の立会で、役所で、大臣官邸、役所と見てよろしうございましようが、役所でそういう勧告を受けられた場合には、大体において常識上これは職務に基きますところの通産省の省の意思の伝達であると考えて間違いないと思うのですが、西田さんの質問に対しまして肯定的な御答弁をされておられる。そこで委員長の御質問の中に、閣僚の中に稻垣……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第9号(1950/11/19、2期、日本社会党)

○島清君 大変にこの問題は重要な問題だと思いまするので、懇談会のほうに移して頂きまして、そしてゆつくり懇談し合つて御決定願つたほうがよくはないかと思いまして、さようにお取計らい願いたいと思います。
【次の発言】 物の順序としては私は今山田君の言われたことの順序じやなかろうかと思うのであります。と申し上げまするのは、永山官房長の証言はこの前承わつておりまするし、池尾君は本日が初めてでございまするからして、先ず本日初めて来られた池尾君から証言を求められるのが物の順序じやなかろうかと思うのです。私はそれはどちらでもいいと思います。けれども、物の順序としては池尾君からお聞きになるのが順序だと思います。

第9回国会 通商産業委員会 第3号(1950/11/28、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長代理(島清君) 各委員にお諮りをいたしますが、今までの公述人の方々との質疑応答を承わつておりますと、石炭関係のみに集中されておりますので、今日の公述人の方々に、その他の公述人も見えておられますので、成るべく一つそこらを按配して御質問をして頂きたいと思います。

第9回国会 電力問題に関する特別委員会 第2号(1950/12/02、2期、日本社会党)

○島清君 只今の西田委員の質問に関連をして官房長官にお聞きしたい点は、私は根本の理念をもう少し聞きたいと思うのです。一体國会の開会中にポ政令が出るということを官房長官は好ましいと考えるのか、始ましからざる事態と考えるのかどうか。これについて御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 ポ政令の内容についての批判でなくて、それが出されたこと自体、出たということが好ましいと思うのか、好ましくないと思うのか。これくらいの御答弁はできるはずです。私たちはここで井戸端会議をやつているわけじやない。國会の法律に基いて、國会法に基いてあなたに来て貰つて話をしておるのです。今の西田委員の質疑応答の中にも重大な問……

第10回国会 通商産業委員会 第2号(1950/12/12、2期、日本社会党)

○島清君 その前にちよつと遅れて参りましたので御説明に相成つたかと思いますが、今鉄鋼政策を御説明になつたわけですね。
【次の発言】 石炭ですかそうですか、それじやよろしうございます。

第11回国会 通商産業委員会 閉会後第2号(1951/09/07、2期、日本社会党)

○島清君 いや、ちよつと一点だけ、これは只今の大蔵省の当局の御出席に相成りました問題とは直接の関係ないのでございますが、講和条約の締結後、日本の経済情勢の変化によりまして、当然に為替レートの改訂というものが日程に上つて来るのではないかという説を時々耳にするのでございますが、そういつたような問題に対する将来の見通しについて何か承われたら大変仕合せだと思います。
【次の発言】 全然予想もしてないと、こういうわけでございますか。

第12回国会 通商産業委員会 第10号(1951/11/15、2期、日本社会党)

○島清君 これは御質問申上げると言いましても、四角張つて言うほどの大した問題でないのでありますが、只今中小企業信用保險法の一部を改正する法律案の提案理由の御説明にもあつた通り、又先ほどの商工組合中央金庫法の一部改正法律案の提案理由の説明を承わつたのでありますが、それらにすべて関連を持つことでありますが、今朝の新聞を見ますと、商工組合中央金庫のほうで非常に不正貸出があつて何といいますか、検察庁あたりがメスを入れたやに報道されておりますが、今日年末を控えまして中小商工業者の諸君が非常に金融に苦しんでおる際に、そういう不正問題の起つたことは私たち遺憾に思いますが、新聞にも発表されておりますので、若し……

第12回国会 通商産業委員会 第11号(1951/11/17、2期、日本社会党第三控室(右))

○島清君 只今委員長から御説明がございました通り、政府は二回に亘りまして帝石のほうに勧告をなされたようでございまするが、その勧告は如何なる効力を持つものであるか、その効力と又法律的関係における効力ですか、そういうものが如何なる関係を持つておるかということについて一応伺いたいと思います。
【次の発言】 只今資源庁長官の御答弁のうちに、帝石のほうがそれを受取りまして、これを実施しておるというような御答弁があるようでございましたが、私の得たところの情報によりますると、会社側のほうは勧告をサボつておりまして、その現場に発しましたところの本社の指令によりますると、坑底圧の測定は、二十四時間機械をかけてお……

第12回国会 通商産業委員会 第12号(1951/11/19、2期、日本社会党第三控室(右))

○島清君 私はやはり奧さんなんかが言われておるように、生活協同組合も明確に今長官のおつしやつたその概念の範疇に入るかどうかは、境野委員のお話がございました通り、もう少し検討を要することだと思います。明確に概念付けるということになればですね。併しながら私今加藤さんから聞き出されて、お前何とか返事をしろと言われた場合には、やはり生活協同組合の持つておりまするところのこの協同体的な性格、そういう面からいたしましても、やはりその範疇の中に入れて差支えないのではないかと、私はそう考えております。

第12回国会 通商産業委員会 第13号(1951/11/21、2期、日本社会党第三控室(右))

○島清君 只今松沢参考人から信用保険法の改正についての御意見の開陳がありまして、中小企業庁のかたもお聞きの通りでございまするが、これに対しましてどういうような見解を持つておられるか。更に又松沢参考人がおつしやつたように、改正の意図を以て研究されたことがあるかどうかをちよつと御答弁願いたいと思います。五点挙げておられるのですがね、頁の……。
【次の発言】 これは私は松沢参考人の御意見尤もだと思いまして御質問を申上げたのでございまするが、考えていなかつたという点がかなりあるようでございまするが、どうぞ一つこれは私尤もだと思いまするので、更に考究をして頂きまして、こういつたような趣旨を生かして頂くよ……

第12回国会 通商産業委員会 第14号(1951/11/22、2期、日本社会党第三控室(右))

○島清君 順序はどなたを先にお聞きしたほうがいいでしようか。
【次の発言】 先ほど専門委員の話では、帝石側のかたは何か御事情がおありのようですがかまいませんか。
【次の発言】 結構でございます。
【次の発言】 それじや折角お越しを頂きましたが、会社側のほうにおかれましても内部の事情でそう長時間私たちの質問に答弁もできないようでございまするからして、私も極く問題の要点だけをお尋ねすることにいたします。  先ず第一点まつ先にお伺いいたしたいことは、先般私が資源庁長官のお越しを頂きまして、帝石のほう、あなたのほうの会社が資源庁長官から勧告を受けなければならない状態をお招きになつた、招来された、こうい……

第12回国会 通商産業委員会 第19号(1951/11/29、2期、日本社会党第三控室(右))

○島清君 私も本法案に対しまして結論的には賛成でございまするが、併しながら私たちが賛成をしなければならないというような表面的な理由に、私はこの法案の成立後の危険性を感ずるものでございます。と申上げますのは、只今境野委員、佐多委員の両君から指摘されました点御尤もでございます。そこで両君から申上げたことにつきましては重複を避ける意味におきまして私は申上げませんが、いわゆる旧商工中金なるものが中小企業を対象にいたしまするところの金融機関といたしましての特殊性、その特殊性に基きまして、私たちは政府なり中小企業の金融に対して力強く或いは要請もし、要求もして参つたのでございまするが、この金融体系が改正案に……

第13回国会 議院運営委員会 第29号(1952/03/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 承認をお求めになる前に、別に私は異議があるんじやないんですが、昨日理事会のお話合では、大体吉田内閣の性格として非常に大臣が権威がない、そこで総理大臣からものを聞かなければ納得行かないというので、緊急質問という形でよく出るわけなんですが、そこで国務大臣という中には当然総理大臣を含むということで了解して差支えない、そういうわけですね。

第13回国会 通商産業委員会 第4号(1952/01/31、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 どうも政務次官のお話を伺つておりましても、それから大蔵省の説明員のお話を聞いておりましても、探鉱奨励補助金として八千万円しか出さない、これを出してもコストを割るのだ、これは認めておられる。そういたしますならば、私たちここに非常に根本問題についてお伺いしなければならないと思うのです。それは一体今の政府は今の日本の国において金を必要としておると認められておるのかどうか、金は要らないと思つておられるのかどうか。我々の知るところによりますと、戦前は確かに金は百二、三十トン保有しておつたはずが、只今これは未発表になつておりますが、その十分の一の保有量もないと思つております。併し生産量はこの通り……

第13回国会 通商産業委員会 第6号(1952/02/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 大臣がお帰りになる前に一言だけ、加藤さんの質問と大まかに申しますと関連をします問題についてお聞きしたいと思いますが、当委員会におきまして先般中小繊維産業の危機打開策に関する請願を受けまして、それから福井の労働組合の諸君からその事情を聞いたんでございまするが、六項目ぐらいに亘りまして事情の説明をお聞きしましたが、その内容につきましては、大臣も去年の十一月でございまするか十二月でございまするか、お越しになつたようでございまするからして、向うにおいでになりました際に陳情を受けられたと思いまするので、私はこの内容についての御説明はここで申上げる煩を避けたいと思いまするが、大臣が行かれた場合で……

第13回国会 通商産業委員会 第7号(1952/02/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 私は、接收されておりまして日本に返還になりました播磨造兵廠と、それから四日市燃料廠の問題について大臣にお聞きしたいのでございまするが、ややもいたしますると、国有財産の拂下げの問題につきましては、世の疑惑を受けがちでございましたし、更にそういう事例も又ないでもなかつたのでございまして、そういう問題を明瞭にされるというので、今度の国有財産の民間拂下げにつきましては、ガラス張りの中でやるんだというようなことを声明をされまして、そうして民間の有力な委員の諸氏が大臣の委嘱を受けられて、鋭意妥当な線を発見すべく努力されていることにつきましては、敬意を表するにやぶさかならざるものでございますが、併……

第13回国会 通商産業委員会 第9号(1952/02/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 ちよつと関連をいたしまして、頂きました資料の十八品目は、これはメモランダムの品目のものと同一のものであるというふうに了解していいんですか。
【次の発言】 その若干の相違とおつしやるのは、メモランダムの中には入つていないが、その資料の中に謳われておるとか、乃至はメモランダムの中にはあるが拔いたもの、こういうような区別をして御説明を頂きたいと思います。
【次の発言】 今の永山官房長か品目をおつしやつた中に、生ゴムが拔けておりますが、それからマンガン、錫など抜けておりますが、これはこの品目に謳われておりますが、統制の研究対象にはなつておらんと了解してよろしうございますか。

第13回国会 通商産業委員会 第13号(1952/02/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 昨日頂きました企業合理々促進法案指定事業(通産省関係)に関する調査、この資料によりますると、三十二品目の業種の指定がございまして、更に大企業、中小企業とこれを分けて比率を出しておられますが、まあ大企業よりも中小企業の比率が高いのが染色加工業の八一%で、全部今の産業構造からいたしますると非常に驚異に値するほど中小企業の率が低いわけなんでして、今の企業構造から言いまするならば、私たちは全工場数におきまして中小企業が九八%の地位を占めており、更に総生産量からいたしまするなら七〇%を占めておると、こういう工合に承知をしておりまするが、どうもこの減税額の比率などの算定から見ましても、中小企業が……

第13回国会 通商産業委員会 第16号(1952/03/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 懇談の席上では中川君から然るべき御意向を承わつておりましたので、私はその意味を抽象的な意味において非常に賛成でございますが、肉附けをする意味において中小企業に対する金融の処置というものは、要するに合理化をしたくてもそういう合理化の資金がない、そうして日本の経済再建上どうしてもこれは合理化を必要とするんだというような企業に対しては、政府が別途に一応大きな枠を日本産業に占める中小企業の地位に鑑みて、それに相当するだけの金融の処置を別途に講ずる。こういうような意味において了承いたして、中川さんの動議に賛成したいと思います。

第13回国会 通商産業委員会 第17号(1952/03/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 昨日の委員会におきまして、中川委員から質問に入る前に三点ばかり挙げられて、政府のこれに対する誠意のある御答弁を伺いたいという動議が出されまして、それで私もその動議に賛成をいたしまして、中川委員が指摘をされた中小企業に対する金融的処置をして頂くというような動議に対しまして、私はそれは只今私たちが審議をしておりまするところの法案というものは、各委員から指摘されております通り大企業偏重な法案であるから、我が国の産業の向上の上からも、中小企業に対してはそれに対する合理化を促進するための金融の別途の資金貸付の方途なりを考えて頂きたい、というような意味の内容的なことを附言をいたしまして賛成を申上……

第13回国会 通商産業委員会 第21号(1952/03/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 私は目下本委員会にかかつておりまするところの法案と関連をいたしまして帝国石油の問題を政府側に質したいと思つているのであります。大体この問題は、私の知つている限りにおきましては、一つの問題として反響を喚び起した非常な大きな問題として扱われておるのであります。私が議会関係から見ましても、二十六年十一月十七日に本委員会におきまして私が勧告の趣旨に基きまして政府側に質したのを皮切りにいたしまして、更に二十二日には参考人を喚問いたしまするし、同じく二十二日には衆議院の安本委員会におきまして自由党の志田議員から会社側の侵しておりまするところの勧告の無視と、更に高津配当の不合理さを衝いて質問をやつ……

第13回国会 通商産業委員会 第23号(1952/03/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 神田さんにちよつとお聞きしますが、昭和七年から二十六年度までに大体公納金が一億八千万円程度のようでございますが、何か地財委側のほうの要求を、というから、私資料に基きますと、七十九億の地財委側の要求がありまして、仄聞するところによりますと、提案者側におかれましては大体この線も肯定されたやに聞いておりまするし、後日この法案と地財委側の増額要求に対しては日の目を見るであろうというようなことを言われておりまするが、この問題の関係はどういうふうになつておるんですか。
【次の発言】 そうすると今神田君の御答弁の趣旨から見ますると、一応は期限の延長を努力されまして、その次にはこの地財委側のほうの妥……

第13回国会 通商産業委員会 第25号(1952/03/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 只今境野委員からおつしやつたことは至極尤もでございまして、私も今境野委員が言われたことに対して全面的にそれを肯定した上で更に趣旨の上におきまして私も賛成でございます。ただ併しながら最近のポンドの過剰や更に貿易商社の危機等に鑑みまする場合に、政府の貿易政策の確立というものがもつと明確にされなければならないと思うのであります。その政策にマツチした貿易の金融を行わしめることが非常に重要な問題でございまして、この法律の改正に基きまして救済融資のことについては十二分に配慮が加えられなければならないと、私はこの法律の実施に当りましてそういうことを要望いたしまして賛意を表するものでございます。

第13回国会 通商産業委員会 第32号(1952/04/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 農協の金融業務の兼営というものの成績はどんなものですか。
【次の発言】 まあ例外としてそれを認めておるのだというようなことでございましたが、その例外として認められた農協のですね、金融業務を扱つておるところのその成績と言つてもよろしいし、又、……、まあそういうところですね。
【次の発言】 私は今大蔵省の説明員のかたの御説明がありましたことについては、若し悪いところがあれば是正をしなければならないのですが、その農業協同組合と同様にですね、中小企業の事業協同体というものも弱い連中が集めてお互いに力を出し合つて、そうして仕事の育成と強化を図つて行こうというところに主眼がありまするので、今、先……

第13回国会 通商産業委員会 第36号(1952/05/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 私は何か新聞を拝見いたしますると、通産省側の意向を会社側のほうへ伝達されたということが報道されておりますので、処置についての経過的なものをお聞きしたい、これだけだつたのです。ですから大臣からお話頂ければなお結構でございましようけれども、併しまあ大臣と次官は同じようなものですからね。
【次の発言】 帝石の問題は、私が国会のほうに去年の十一月のたしか十七日だつたと記憶しておりますが、質問の皮切りをやりまして以来、これか衆議院のほうにも問題になりまして、自由党、改進党という工合に超党派的にこの問題が取上げられ、更に言論機関はと見ますると、アメリカあたりのその専門雑誌等にも取上げられ、国際的……

第13回国会 通商産業委員会 第38号(1952/05/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 ちよつとお聞きしますが、石油資源の開発というものは勿論公正でなければならないと思いますが、この法律を適用するといたしますると、今日必ずしもこれを全体的に業者が受入れられるというような條件は揃つていないと思うのです。例えば、今中小の業者は手掘りでやつておるというような状態ですが、この法律を受入れられるということは、まあ大きな帝石さんでございますれば、こういうことができると思いますが、小さい手掘りでやつておるような会社は差当り困ると思うのですが、それに対して通産省としてはどういうようなお考えをお打ちであるか、お聞かせを願いたいと思います。

第13回国会 通商産業委員会 第39号(1952/05/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 今法案に直接の関係のあるわけではありませんが、栗山委員の質問に関連をして全体的な石油政策の面からちよつとこの際大臣にお聞きしておきたいと思います。石油は国内産油が輸入油に比較いたしまして非常に微微たるものであるということが、今の数字によつてはつきりしたのでございまするが、アメリカを中心にして依存をしておる状態でございまして、アメリカのストライキなどというものが直ちに我が国の石油の需給関係に重大なる影響を及ぼして来ておるということは、新聞紙の報ずるところによりますると、日航が三五%も石油の規制をしなければならなかつたというような一例によつても明瞭になつておりますが、併し現在並びに将来を……

第13回国会 通商産業委員会 第42号(1952/06/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 私は本会議に出ておりませんので、甚だ重複するところがあるかも知れませんが、只今の大臣の御答弁の中に、三君がもう帰るだろうというような話でございましたが、私はその三君が向うで取極をした。向うに渡つたということについては、すつきりしないものを感ずるのであります。併しながらこのすつきりしないものが感ぜられたものは、私は政府側にその責任があると思いますが、併し三君がああいう形で行つて、そうしてああいう形で取極をしたというところに、私は中日貿易の必然性があると思うのです。従いまして私は三君が帰る前に、通産大臣としてはすでにもう肚をおきめになつて、仮に三君の取極を、それを促進するような形で承認さ……

第13回国会 通商産業委員会 第45号(1952/06/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 委員長の御指名を頂きまして福岡県における石炭鉱害の現地視察の経過並びにその概要を簡単に報告いたします。  派遣されました委員は竹中委員長初め清沢委員と私の三人でございましたが、特に現地参加といたしまして小松委員が同行されましたのでございます。五月の三十日より六月の四日までの六日間、できるだけ広い鉱害地を見、多くの関係者の意を聴取して参りました。  視察箇所は、福岡県遠賀郡、嘉穂郡、鞍手郡、粕屋郡の各地、関係炭鉱は高松炭鉱、新入炭鉱、大ノ浦炭鉱、日尾炭鉱、忠隈炭鉱、鯰田炭鉱等のうち約二十五カ所に亙り各地区ごとに関係者と懇談会を開き、地元の意見を十二分に聴取、更に最終日には福岡市におきま……

第13回国会 通商産業委員会 第47号(1952/06/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 かような次第でございまして、私境野さんのこの御提案というものを初めて拝見をいたしておるのであります。そこで一字々々字句の箇条については、これから拝見をさせて頂いて検討したいと思いまするが、先ず基本的な問題は、私、現内閣は一体競輪競技というものをどういうふうに考えておられるのか、これを盛んにしたいと思われるのか、それとも又止むを得ずしてこれを現状のままで余り弊害の起らないようにやつて行きたいとおつしやるのか、と私が申上げますゆえんのものは、吉田内閣総理大臣は、競輪のごときはもうぶつ潰ぶしてしまつたほうがいいのではないかというようなことを言つておられるとかということを仄聞をしておるのであ……

第13回国会 通商産業委員会 第48号(1952/06/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 私は日本社会党の第二控室を代表いたしまして、本改正法案に必ずしも反対するものではございません。賛成するについては相当ここで明確に希望を附して後ほど本会議でもよし又採決の終つた後でもよろしいが、通産省当局の意見などをも幸い御開陳願えれば仕合せだと思いますが、必ずしも併しこれが私の条件ではございません。  私は本法案の討論に入る前に久しきに亙りまして、競輪に関する小委員会を開いて参り、そしてその小委員会において、小委員会の結末といいまするか結論らしいものが出ずして、そうして本法案が有志議員の共同提案を見るに至りましたことについて、将来委員会の運営等について、きつく反省をしなければならない……

第13回国会 通商産業委員会 第49号(1952/06/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 あと一時間くらい御辛抱を願えないですか。
【次の発言】 松沢さんと菅谷さんにちよつとお聞きしたいのですが……。
【次の発言】 私先ほど松沢さんにも、全国を一本に統一された意向を反映するような機関についてお聞きしたがつたのであります。これは小林さんがお聞きになつたので、先ほど松沢さんにお尋ねすると申しましたが、これは省略いたします。菅谷さんにちよつとお聞きしたいのは、金融機関が既存のものの拡充強化でよろしい、こういうような御意見でございましたが、五藤さんから御指摘がございました通り、商工中金においては資金の需要が非常に減退しいる。先般商工中金の豊田さんにおいでを頂きまして、私たちは豊田……

第13回国会 通商産業委員会 第50号(1952/06/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 我妻公述人にちよつとお聞きしたいのですが、お説の通り鉱業権は資本主義的な経営が確立されておると、農業は非資本主義的である、そこにこの問題のギヤツプがあり、そこに国家が調整をしなければならない任務があるのだというような立論に対しては、私は異論を述べるわけではございません。  そこで問題はどちらのほうに重点をおいて考えるべきかというところにいわゆる国家政策といいましようか、社会政策的な本問題の扱い方の要点が要請されると思うのです。姫井公述人も指摘されました通り、第一条の「国土の有効な利用及び保全並びに民生の安定」というものが真先に謳われていまして、そこにこの法律の要点がなければならないよ……

第13回国会 通商産業委員会 第51号(1952/06/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 私は只今栗山議員と佐藤さんとの質疑応答の中で、ちよつと疑問を起しましたのでお聞きしたいと思いますが、私は、自衛権を否定して、それから丸裸でいてよろしい、こういう考え方は持つておりません。政治的にはそういう考え方は持つておりませんが、今佐藤さんのお答えの中に、軍用機の製造はこれが予備隊とか保安隊に使われるときには憲法上の問題になつて来る。併し日本に駐留をしておる外国の軍隊がこれを注文をして、これによつて作つたりする場合には、又問題は別だろうと、こういうように御解釈のようでございましたが、ところが憲法の九條の制定の当時の情勢から言いますと、私は日本では世界人類のために武器を製造してはいか……

第13回国会 通商産業委員会 第54号(1952/06/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 ちよつとお聞きしますが、この法律の趣旨からいたしますると、如何にも我が国の輸出貿易業者が不正を働いて日本の信用まで毀損する、従つてこういう立法処置をとらなければ、日本のいわゆる外国との商取引の倫理を高めて行くことはできないのだと、こういうような印象を強く受けるのでありまするが、先進貿易諸国の一体こういう業者の倫理を高めて行くというようなことについては、こういつたような立法処置に依存しておるかどうかというようなことをちよつと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 御説明は一応はわかるわけでございまするが、併しながら日本の業者が何も国際的にそういつたような取引の倫理が低くないといたしま……

第13回国会 通商産業委員会 第56号(1952/06/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 今只見川の開発の請願陳情ですか。
【次の発言】 新潟案と福島案と。……
【次の発言】 あれは電源開発促進法が仮に成立しますというとどうなるんでしたかな。あれは今公益事業委員会の事務局長さんですか、大いに張り切つて何か開発するようなことを言つておられたのですが、あれが成立すると公益事業委員会のほうでやるのですか、それとも公社か何か知らんが、でき上つた会社でやるのですか、どうなんですか。
【次の発言】 いや、それは知つている。
【次の発言】 それは専門員からのほうなら知つているのですよ。
【次の発言】 異議なしだ、いいでしよう、今の問題は。

第13回国会 通商産業委員会 第57号(1952/06/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 提案者にお願いをしますが、これは先般の委員会で同僚の小林議員からも質問がなされたようでございまするが、今御承知の通り労働問題で紛争の多いのはやつぱり中小企業の工場なんです。そこで本法案が実施されまして調整組合等というものが結成をされて、更にこの法律の裏付として労働者の解雇が自由にできるというような一応方便的なものができるといたしますると、成るほど今の労働問題は中小企業の間には多うございますけれども、併し又もつと進んだ前進をいたすかたもあるわけであります。それには労働者とそれから企業者が対立した関係においては企業の健全なる補助育成ができないから、労働者も経営者側の立場を了解して、両者一……

第13回国会 通商産業委員会 第58号(1952/06/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 私は社会党第二控室を代表いたしまして、本法案に消極的に賛意を表したいと思います。  提案者もしばしば私たちの質問に答えて、法律の不備をすなおに認めておりまするし、更にその不備を将来補つて行くであろうという努力をお誓いになりましたので、私は稀に見る非常な率直なる答弁に対しまして、質疑応答の最中におきましても敬意を表して参つたのでありますが、併しそれはそうといたしまして、只今境野委員が指摘に相成りました通り、目下中小企業その他の諸君が非常に困つておりまする問題は、ただ單にお前たちを救つてやるのだというようなお題目ばかりではなくして、金融の処置がその大前提になるのでありまするが、そういう問……

第13回国会 通商産業委員会 第66号(1952/07/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 中川委員の御提案それは至極尤もだと思います。併しながら今提案理由の説明をちらつと伺つたばかりで質疑応答にも入らずに、すぐ継続審査に廻すということは、私は議員の職責を十分に果したものと言い得るかどうかということについて疑いなきを得ないのであります。而もこれが議員の提出法案である場合において、なお私はそういうことに慎重でなければならないと思うのであります。そういう意味におきまして、明日も明後日も会期はあることでございまするから、明日も明後日も午前十時あたりから午後の十二時頃まで頑張つて勉強してみても、なお且つ審議が尽せないというならば、継続審議に廻すことに異存はございませんが、そういうよ……

第13回国会 通商産業委員会 第67号(1952/07/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 それじや私から質問しますが、この法律の第一條で、とにかく金額を総額十億円として切つてあるのですね。十億円の範囲内において返して欲しいということなんですが、これは何かしら大まかなように思うのですが、どうしてこの十億という金額が切つてここに出されておるか、これは提案者からでもよろしいし、沼田さんからでもよろしいですが、御説明願いたい。
【次の発言】 そうすると、非常に政治的な含みがあつてのことのようでございますが、ここに第一條の中に、返してもらえばそれを取得するというかたがたのなにが書いてあるようですね。昭和二十五年一月一日午前零時において処理していた織物等の製造者若しくは販売者又は政令……

第15回国会 通商産業委員会 第2号(1952/11/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 質問申上げる前に石炭関係はどなたかお見えでございますか。
【次の発言】 若し見えておられましたら、一応話を承わつてから質問に入つたほうがよろしいのじやないかと私はそう思いましてお聞きしたのですが。
【次の発言】 先ず差当り石炭問題からお聞きしたいと思うのでありますが、私たちが非常に今の電産のストの問題にいたしましても、炭労の問題にいたしましても、心配をしておりますのは、非常に資本家のほうに何か政治的な含みがあつて、労働者の要求に本腰を入れて耳を傾けようとしない傾向があるのではないか、こういうことを私は憂えている次第でありますが、と申しますのは衆議院が解散になりまして、或いは内閣を組織……

第15回国会 通商産業委員会 第4号(1952/12/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 御指名を頂きましたので、私から只見川の視察等につきまして御報告を申上げたいと存じます。  只見川電源開発の視察の経過並びにその状況についての御報告でございまするが、派遣されました議員は、結城委員、滝野委員及び私の三人でございました。そのほかに現地参加といたしまして福島県内は松平委員及び民主クラブの油井議員、新潟県内は北村議員がそれぞれ参加されました。  先づ視察しました行程につきましてその概要を説明いたします。先づ福島県側に入り、東北電力及び福島県より両者の、主張であるいわゆる本流案に対する説明を聴取、その後その計画予定地点、既設及び工事中の発電所を只見川本流沿いに下流より上流へ現地……

第15回国会 通商産業委員会 第5号(1952/12/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 只今委員長のお話にございましたように、先般の連合委員会が、明確を期することができませんでしたので、私はこの際証人、参考人としておいでを頂いて事情を聴取したほうが、更に本問題を明快ならしめる意味において適当な方法だと存じまするので、是非一つ証人、参考人を呼んで頂きたいと思つております。
【次の発言】 私今栗山委員の御提案の趣旨、お気持はよく了解できるのでございますが、当日は参考人としておいでを頂くかたがたも多いことでございまするので、更に閣議のほうにはやはり閣議に列席してその当時発言をしたであろうという主管大臣の野田さんにおいでを頂くのでありまするから、一応は只今御決定を見ようとしてい……

第15回国会 通商産業委員会 第6号(1952/12/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 私遅れて参りましたので、或いはどなたかお聞きになつたかも知れませんが、若し御答弁になつておれば御答弁の必要はありません。あとで速記録を読ませて頂きますが、今栗山君が質問をされました問題と関連してでございますが、この私企業面と公益面とを調整して行かれるというような御答弁でございましたが、私はこれは九分割をとやかく申上げるわけではないが、少くとも今度のストライキを通じまして公益面が害されたと言えるのではないかと私は思う。ところが政府の今の御答弁ですが、少くとも私企業面と公益面との調整の不可能とまでは申上げないまでも、少くとも公益面と私企業面との調整の不完全性と言いますか何と言いますか、そ……

第15回国会 通商産業委員会 第7号(1952/12/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 その前に恐れ入りますが私緊急の動議を出したいのですが、何か聞くところによりますと、会期もまあ大幅に延長はいたしましたけれども、参議院は明日までですか、明日までで大体自然休会に入りたいという御意向のように承わつておりますので、私が本会議で緊急質問をいたしました産金政策の問題でございますね。あの問題を委員会のほうでお取上げ頂いて、もう少し明らかにしてみたいと、かように考えておるわけですが、明日の午前あたり委員会を御招集願えれば大変に仕合せだと思いまして、動議をちよつと堅苦しいようで恐縮でございまするけれども、お取計らい頂きたいと思うのです。

第15回国会 両院法規委員委員会 第1号(1952/10/24、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(島清君) 今日私は本委員の任命を頂きまして、各先輩委員諸氏の驥尾に附して勉強させて頂きたいと思つておつたのでございますが、図らずも各委員の御推輓を頂きまして、委員長に就任することができ得ましたことをこの上もなく光栄と存じております。任務は重大にいたしまして、菲才であり、浅学の私が果して大過なく委員長の職責を果し得るやどうかということは甚だ自分ながら疑わしく思つておりすまるが、幸いにいたしまして老練先達の各委員諸君の御指導を頂きまして、大過なく任期を務めさせて頂きたいと存じます。これを以ちまして、御推輓を頂きましたに際しまして、委員長就任の御挨拶を終りたいと存じます。どうも有難うござい……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 決算委員会 第5号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○島清君 沖繩にはかなり国有の山林財産があるのですが、この管理状況、特殊な地位にありますので、大へんな困難もあろうかと思いますけれども、今までやってこられた経過について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 土地となりますと、どんな性質のものですか。山林がかなりあるはずなんですが……。
【次の発言】 目下、沖繩におきましては、アメリカ軍が軍事基地を拡張するというので、住民の土地を買い上げる、そこで一括してその地代を払うというので、御承知の通りアメリカの上院議員でございましょうか、プライスという人が現地をごらんになりまして、アメリカの国会にいわゆる勧告をしまして、プライス勧告というのが有名……

第25回国会 決算委員会 第6号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○島清君 防衛庁側の使用になっておられる兵器の大半はアメリカ側から貸与されたものなんですが、防衛庁側の器材の購入に関連いたしまして、国内で購入されますものと、外国から購入をされますものの比率はどうなっておりますか。この不正事実として摘発されておる面についてかなり外国品が――日本の商社を通じてではございまするけれども、外国品が使用されておるようですが、この年間を通じての購入物資の比率はどうなっておりますか。
【次の発言】 私がお尋ねをしましたのは、火器に限定をしたのではなくして、一つの例として、今防衛庁が持っておられる兵器の大半はアメリカから貸与、もしくは供与されたものであるが、今、防衛庁の方で……

第25回国会 商工委員会 第3号(1956/11/22、4期、日本社会党)

○島清君 通産省の施策についてちょっとお聞きしたいのです。今官房長の御説明になった問題に対する質問じゃないのですが、大臣がおられるときにお聞きしたいと思っておったのですが、次官がお見えでございまするので、一点だけお聞きしたいと思います。それは中小企業の問題についてでございますが、通産省の今年度の四大施策の一つとして、中小企業の育成と、振興を大きく取り上げておられるようでありまするが、中小企業の問題、それ自体については、私は後日掘り下げてお聞きする機会もあろうかと思いまするので、特に中小企業の問題の具体的な内容に入ってお聞きしようと思っておりませんが、中小企業の問題の育成、振興云々といいます場合……

第25回国会 商工委員会 第4号(1956/11/27、4期、日本社会党)

○島清君 非常に広範な御説明でございまして、ただいまの説明に対して一々お聞きするということは後日にさしていただきたいと思いまするが、今御説明のございましたところの石油資源開発に関連をいたしまする十八億の財政投融資についてお聞きしたいと思います。今の御説明によりますと、十八億にプラス民間の出資金が七億で、二十五億の所要資金を想定をされておるようでありますが、その二十五億の所要資金をもって開発されようとするところの御計画は、私の記憶するところによりますと、石油資源開発の当初の五カ年計画によりますというと、確かに三十二年度の計画は八十七坑を対象にしておられたと思うのであります。ところが、仄聞するとこ……

第25回国会 商工委員会 第5号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○島清君 今長官の御説明をお聞きいたしまして、まあ、それぞれの金庫について増額をされておりまして、資金の需要量の総量というものはふえているようでありますが、年末金融のまあ総量についてはともかくといたしまして、年末金融が年末金融にならないというのは、非常に期間が短いというためのようですが、その点は長官もしばしば陳情をお聞きになったと思いますが、この期間については、まあ年末に貸してやって、年が明けたらすぐ吸い上げるんだというのではなくして、十分にそのことについては資金が活用できるというような期間を考慮に入れなければ、ほんとうの年末金融にならないと思うんですが、そういうような期間について考慮の上に置……

第26回国会 決算委員会 閉会後第1号(1957/06/10、4期、日本社会党)

○島清君 ちょっと久保委員の質問に関連して一点だけ聞きたいのですが、いいですか。
【次の発言】 長官の御答弁の中で、岸総理の渡米の問題と関連をして、さらに久保委員その他の諸君から、日本の防衛計画に対して何らかの要求がなされているのじゃないか、こういうまあ質問でございましたが、それでまあ必要最小限度の防衛力を漸増していかれる、こういうことですが、岸内閣において必要最小限度の防衛力の漸増ということは、どういうことを意味されるか。岸総理は、本院の法務委員会でしたか、内閣委員会でしたか、そこで原子兵器が持てるんだというような御答弁をされて、たしか物議をかもしたことがあることを記憶しておりまするが、必要……

第26回国会 決算委員会 第2号(1957/02/01、4期、日本社会党)

○島清君 大臣に一点だけお聞きしたいと思うのですが、検査官も非常に数は少いわけです。その少い検査官の諸君が検査されるのでありますから、全般的な十分な検査はできないと思うのですね。にもかかわらずこれだけの件数と膨大な金額が出てきたということは、私はこれは氷山の一角であると申し上げて過言でないと思うのであります。もっと綿密に、そして十分な時間をかけて調査をすると、私は国民がほんとうにびっくりするほどのものが摘発されるのじゃないかと、こういう感じを持つわけです。そこでこういう事態に対して大臣は将来においては、監査機関みたいなものを設置して、自後そういうものに対する防止策を講じたいという決意のほどを御……

第26回国会 決算委員会 第6号(1957/02/11、4期、日本社会党)

○島清君 ただいま大竹委員からも郵政の行政事務というものが大衆と非常に結びついているのだという御指摘があったのでございまして、これは当然でございまするので、郵政省の役人の諸君は一段と心掛けてもらわなければならないと思うのですが、さらに今御指摘になりましたように、最も大衆と結びつくといいまするか、しかもその中の一円という金が不幸な人々の援助にといって、国民と結びついておりまする年賀郵便のことについてお聞きしたいのであります。  これは直接は三十年度の会計検査院の検査によって指摘されているのでありますけれども、二十九年、二十八年、二十七年などにも及ぶことであって、私は、会計検査院が直接にそれを検査……

第26回国会 決算委員会 閉会後第8号(1957/09/09、4期、日本社会党)

○島清君 大臣に二、三点お伺いいたしたいと思います。大臣は義務教育は全面国庫負担でなければならぬ、で、大蔵省と折衝しておられてこの実現に向って努力はしておられる、こういう御答弁でございましたが、しかしながら大蔵省の方から文部省のいうところの全面的の了解は得られないので、今はこういう実態だという御説明なのですが、そこで道徳教育を提唱しておられます大臣が、道徳教育を今の社会科から分離いたしまして単独科目として教育をするといたしますると、それに要する若干の費用がかさむと思うのですが、その単独の道徳教育の科目として教えるためにかかります所要経費をどのくらいに見積りしておられるのか、見積りの額は義務教育……

第26回国会 決算委員会 閉会後第13号(1957/10/25、4期、日本社会党)

○島清君 相澤委員から陸運局の不当事項についての追及があったようでございまするが、それはあまり業者との関係において緊密過ぎて、それで不正、不当ばかりではなくて、何かそこに汚職の発生する温床でもあるのではないかというような意味の御質問であったように記憶しておりますが、私もこの陸運局関係にいたしましても、たとえば東京の例をとりましても、業者との関係といいますと、タクシーでございますね。これなんか東東でナンバーが二百万円もするというのですね。それはあまり何でしょうか、営業関係においてその制限を加え過ぎて、車の代金の何倍以上もの権利金が現に売買されているというようなことは、私はこれは正常な姿ではないと……

第26回国会 決算委員会 第24号(1957/04/13、4期、日本社会党)

○島清君 大臣は、この事件が発生をいたしましてから、省内の部課に対しまして、一体いかなる思量のもとにどういつだような大臣としての善処を講ぜられてきたかということについて最初に御説明をいただきたい。  さらに大臣の御答弁の中で、何か倫理的な面のことを強調されて、ごく当りまえのこと、当然になされておらなければならないというようなことを三項目ばかり並べて、それで答弁をしておられたようでありまするが、私は承わっておりまして、そういうことすらなされてないところにそういう問題が起ってくるのだというふうに聞いておったのでありまするが、もしそれであるといたしまするならば、その事件の発生の重要なポイントが、そう……

第26回国会 商工委員会 閉会後第1号(1957/05/27、4期、日本社会党)

○島清君 大体私たちが疑問に思っておりましたことは、お答えになったようでございますが、しかし、私は両電力会社の方からの値上げの申請がありまして、それに基いて政府の方が作業をされた、その結果に基いてわれわれの方に御相談を下さったということについては、あえてずさんであったということを申し上げるわけではございませんが、かなり作業をされる時間的あるいは労力的に省略をされた面があったのではないかと、こういう工合に思わざるを得ないのであります。今、阿部議員が申されたように、与党の議員においてすらかなりの条件をあげて、むしろ質問というよりも詰問に近いような発言をしておられることによって、これは証明されておる……

第26回国会 商工委員会 閉会後第4号(1957/08/01、4期、日本社会党)

○島清君 大臣にお伺いしたいのは、同僚の議員諸君からいろいろとまあ質問をされた問題に関連をするわけでありまするが、今阿部君が指摘しましたように、議会でいろいろと論議をして、半月もたたないうちに、政府からそういうふうな緊急対策を出さなければならなかったのだということに対して、政治責任をどうするのだという、まあ質問に対して、道義的の責任を、まあ大臣は十分にお認めになったわけでありまするが、私は大臣は、日本の経済は健康である、そして、その健康であるけれども、しかし腸カタルを起しているのだという、まあ一萬田やぶ医者の診断をそのまま言っておられるわけですが、私たちが日本の国策を運営いたしまする場合に、一……

第26回国会 商工委員会 閉会後第6号(1957/09/12、4期、日本社会党)

○島清君 おくれて参りましたので、あるいは松本政務次官の方から、どなたかの質問に対してお答えになっておられれば、速記録を拝見さしていただきまずから、お等えをする必要はないのです。岸内閣がアジア開発の構想を発表されまして、岸内閣総理大臣自身、東南アジアの方へ旅行されたのですが、しかしながら、伝え聞くところによりまするアジア開発、アメリカの援助を受けてそれをやるということについては、私はアジアの中心をなしておりまするインドの協力がなければ、不可能と思います。ところが、インドは申し上げるまでもなくして中立外交を推進しております。アメリカの援助を断わっております。このインドの協力なくしては、アジアの開……

第26回国会 商工委員会 閉会後第7号(1957/09/30、4期、日本社会党)

○島清君 河野さんに二、三お尋ねをしたいのでありますけれども、若干おくれて参りましたので、あるいは事務当局、あるいは御答弁なさっておられれば、後ほど速記録を拝見さしていただきますから、御答弁をいただかなくてけっこうでございます。第一点は物価の問題と、第二点は総合エネルギーの対策について承りたいのであります。  先般九月二十日のあなたの所属しておりまする自民党の政策発表の演説会の席上で通産大臣は、金融引き締めのために七%くらい物価は上っておる、しかしこれはやむを得ないことであるからがまんしてもらいたいというような趣旨の御演説をしておられる。ところが、同じ演説会の席上におきましてあなたは、卸売物価……

第26回国会 商工委員会 第8号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○島清君 ちょっと関連して。今阿具根委員が質問されたように、何もきめ手がないから何もやらないのだと言うて、手をこまぬいて見ておるというだけじゃ、能がないと思うのですがね。やはりそういうものを積み重ねていくことによって、つまりはそれが防止できるのだと思うんですがね、公益事業局長の話を聞いていると、一人で非常に苦心をされたように思うんですが、一体こういうふうに人心が動揺するほどの、世間が騒いでおる問題について、まず一応この防止策を考えてみよう、具体策を考えてみようというて、あるいは業者と話し合いをしたとか、何か一つそれに対する防止策としてのモーションか何かやられたことはあるのですか。

第26回国会 商工委員会 閉会後第8号(1957/10/07、4期、日本社会党)

○島清君 話は各論的な方面に入りまして、序論に復元をいたしますることははなはだ恐縮でございまするけれども、十日間の閉会中における審議期間がございますので、ゆっくりやりたいという意味で、松澤委員と相馬委員の、本法案を審議いたしまする前提の問題についてお聞きしたいと思います。はなはだ話をもとに戻すようで恐縮でございまするけれども、それぞれの関係者の方からお答えをいただきたいと思います。松澤委員が非常に疑問に思っておりましたことは、自民党と政府は、中小企業の安定と、その振興ということを院外に向っては非常にPRをやっておるのであるが、しかし院内におけるそれに裏づけされるような、あるいはその他の処置につ……

第26回国会 商工委員会 第9号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○島清君 私はこの提案理由の説明についてお聞きしたいと思います。先刻大竹委員から外務大臣であります岸さんの御出席を要請されて決定をされたのでありますから、総理大臣である岸さんにお聞きする機会もあろうかと思いますけれども、この点だけはただしておきたいと思いますので、一点だけお聞きしたいと思います。それはこの法案は非常に重要な法案であると考えております。と申します理由といたしまして、これを厳重に実施していくといたしますならば、提案の理由にもうたってあります通り、今後ますます企業の合理化を促進していく、こういうことを政府は強い決意をもってうたっておられるのでありますから、当然に企業の合理化というもの……

第26回国会 商工委員会 閉会後第9号(1957/10/08、4期、日本社会党)

○島清君 私は昨日松澤、相馬両委員の質問に関連をいたしまする質問を申し上げたのでございました。それは自由民主党の立場におきまする小平衆議院議員に回答を求めたのでございますが、それと関連をいたしまして、政府側の答弁を私は保留をいたしまして求めなかったのでございます。従いましてきのうの質問の続きといたしまして、政府側の答弁を求めたいのでございますが、きのうの質問の要点は、中小企業の団体に関する組織法、これだけでは私たちは中小企業の安定と振興をはかるのには不十分であると、従って中小企業の三法といわれておりまするその組織法の中の中身でございまする商業の振興をはかるため、さらに大企業と中小企業の分野を確……

第26回国会 商工委員会 閉会後第10号(1957/10/09、4期、日本社会党)

○島清君 私は阿部委員の質問に関連して関連質問を許していただいておるので、それだけ許していただきたい。私は本日の委員会におくれて参りましたので、私どもの同僚の委員諸君からお聞きして御答弁があったといたしまするならば、お答えをしなくてもけっこうでございます。横田公正取引委員長と小平さんに一つお聞きしますけれども、それは阿部委員の質問に関連をいたしまして、私は阿部委員の質問に対する公正取引委員長の御答弁で、独禁法の改正はこの団体法と重大な関係を持つ、こういう御答弁でございましたが、私どもも重大な関係を持つものである、こういうような判断をいたしまして、昨日政府に御答弁を求めたのであります。ところがき……

第26回国会 商工委員会 閉会後第11号(1957/10/10、4期、日本社会党)

○島清君 関連して……。ただ、いまの木島さんの質問に対して、中小企業の指導面からいたしまする経営の指導、技術の指導、こういったようなものが必要はないかというような前提の上にお立ちになっての御質問であったようでありますが、しごくごもっともでございまして、そこで、ただいまは不十分ではございまするけれども、診断員制度というのが行政的指導としておやりのようでございますが、これを切望する声が、もっと強化してもらいたいという声が非常に強いのは、私が申し上げるまでもございません。今通産省がおやりになっておりまする診断員制度には、理想ばかり高く掲げられておりまして、予算化が伴いませんので、非常に不十分でありま……

第26回国会 商工委員会 第12号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○島清君 ただいまの阿具根委員と阿部委員の質問に関連して、質問をしたいと思いますが、今通産大臣が、貯炭の余った場合には、政府が買い上げて、そうして不足した場合に操作をする、そういうことを考えてもいいんじゃないかというような御発言でございましたが、非常に私は自民党の選出の大臣としては、特にまた水田通産大臣としては、政調会長をお務めになられた大臣といたしましては、非常に私は重要な御発言を、意義ある御発言を拝聴したと、実は喜んでおります。と申し上げまするのは、自民党の内閣により計画性がなくなった、その計画性がないゆえに、業者と国民が非常に迷惑をしてきたのです。その迷惑を避けて、そして国家の産業機構を……

第26回国会 商工委員会 閉会後第12号(1957/10/22、4期、日本社会党)

○島清君 同僚の相馬議員、阿部議員の質問と関連をいたしましてただしておきたいと思う点があるのであります。しかる上に、私の予定されておりまする質問の事項について御説明を願いたいと思っておりますが、総理は、相馬議員の質問にお答えになりまして、本法の成立を急ぐゆえんのものは、中小企業の基本的な組織法を制定するのである、従って、日本社会党が提案をし、目下衆議院の継続審議になっておりますその他の、いわゆる中小企業三法に関する他の二法案については、目下のところ何も考えておられないような御答弁に拝聴いたしたのであります。そこで、私は、今総理がおっしゃっておられるように、単に中小企業を組織化するだけであるとい……

第26回国会 商工委員会 閉会後第13号(1957/10/23、4期、日本社会党)

○島清君 もうそろそろ昼食のようでございまするけれども、午前中の質疑に関連をいたしまして、午前中に確かめておきたいと思いまして、その意味から関連の質問をさしていただきたいと思います。  事業協同小組合の問題について、小幡議員から質問がございましたことについての大臣の御答弁に関連する問題でありまするが、なるほど事業協同小組合ということは、小幡委員が提起されたような、幾多の割り切れないような問題が残っていると思うのであります。しかしながら、これは社会党の原案といたしましては、中小企業の中には、春日議員から御説明がございました通り、資本性事業形態と、労働性事業形態、二つがある。ですから、こういう二つ……

第26回国会 商工委員会 閉会後第14号(1957/10/24、4期、日本社会党)

○島清君 関連。私は今小笠政務次官の、特に大竹委員から、大臣のつもりで御答弁を願いたいという前提のもとに御答弁願いましたことについては、根本的に非常に今までの御答弁と矛盾を感ずるわけであります。それは組合ボスの危険と可能性はある。しかしながら、それを排除するものは組合員の自覚である。こういうお話でございますが、しかしながら、組合員は自由意思によって組合員になる人ばかりではございません。御承知の通り、強制加入の問題がございます。そこで政務次官がお答えになっておられるような、どこまでも組合の百パーセントの運営というものが組合員の自覚であるということになりまするならば、組合員になるところの意思は自由……

第26回国会 商工委員会 第17号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○島清君 ごく簡単に関連をいたしまして質問をいたします。今、日中貿易のことにつきましては、非常に行き詰まっております。三次の協定までは日中貿易促進議員連盟というのが、実はやって参りました。そして民間三団体が中心になってやっておるわけでありますが、しかし、第三次協定を実行いたします場合に、向う側といたしましては、今同僚の相馬君から申されたように、信用度が非常に薄いというので、先般鳩山内閣総理大臣がプライベートなレターを出しましたことは、申し上げるまでもございません。そこで第四次貿易協定を締結しなければならないという状態になっておるわけでありまするが、時期に来ておるわけでありますが、しかし、一体貿……

第26回国会 商工委員会 第18号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○島清君 法案の趣旨の説明を承わっておりますと、科学技術の振興のヒからいたしまして、国家的に非常に必要であり、かつまた、重要な内容を持っているようでありますが、なぜそういったような重要な意義を持っておりまするものを、今同僚の議員諸君から御指摘になりましたような、組織の性格的にもあいまいなものをお作りになりまして、あえてそういったような民間団体にやらせようとされるのか、むしろ科学技術庁が率先して、そして国家的な目的に適合し、かっ正確な情報を提供されるようなお仕事こそが必要であるような気がするのですが、科学技術庁に調査普及局というものがあるようでございますが、それは私は情報局というものがいいかどう……

第26回国会 商工委員会 第25号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○島清君 休憩に賛成ですが、休憩をされてからちょっと十分ばかりお願いがあるのですが、お取り計らい願いたいと思います。

第26回国会 商工委員会 第29号(1957/05/08、4期、日本社会党)

○島清君 もっとはっきり言って下さらんとわからぬよ。
【次の発言】 関連質問、調達方式について、先ほどの説明に関連をして聞きたいのですが、これは新聞の報道なんでございますけれども、何か軍艦をですね。アメリカの方のドルの資金で、甘木で軍艦を作って防衛庁の方に貸与するんですか、などというような新しい特需が生れて、それは何か間接契約のように承わっておるのですがね。ただ、私は新聞の報道だけしか聞いておりませんので、詳しい事情についてはよく知りませんが、そこらはどうなっているんですか。
【次の発言】 この軍艦については、間接契約ができるならば、今まで既成の特需についても間接調達の方式が採用されてよろしい……

第26回国会 商工委員会 第32号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○島清君 関連して。今の選手の収入ですが、これは資料をどこからお取りになりましたのですか。
【次の発言】 選手会関係からお取りになりました資料によりますと、平均の収入はどういうふうになっているのでございますか。
【次の発言】 その収入の出し方なんでございますが、選手の収入と見られるものは、いわゆる普通賞金と参加賞金ですね。こういう二合に区別されているわけです。そこで、参加賞金は宿泊料に当るわけですね。それで、あなたたちもそうでございますが、地方に出張される場合は、収入の中に入りませんのでございますね。それで国税庁としてこの収入に対しては、あなたたち収入とおっしゃいますが、その収入に対しては、免……

第26回国会 商工委員会 第33号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○島清君 ちょっと関連して。局長、こういうことじゃないかと思うのですが、たとえば振興会の方の三%、あれがきめられた当時は、大体後楽園の売り上げが今のような状態を予想しなかったときだった。多分私の記憶が誤まりでなければ、あの当時には後楽園の売り上が一億程度だというふうに見て三%というものがはじき出されたのじゃないかと思うのですが、今じゃ五億か六億ある。そこでそういうところでも三%、それから大分とか弥彦みたいなところ、赤字のやりくりにあくせくしてつぶれるかどうかというところでも三%、こういうところに何か不合理なものがあるのじゃないか、そこで、こういう改正案を出されるときに、こういう問題に対しても、……

第26回国会 商工委員会 第36号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○島清君 ただいまの岸内閣は自由民主党の代表する内閣であり、さらにその前は石橋内閣、その前は鳩山内閣、三代にわたりまする内閣が更迭をいたしまして、しかしながら、その基盤は同一な自由民主党の政党であります。ところが、鳩山内閣の折に確かに競輪はこの種の事業は犯罪行為であるというような前提のもとに、仕方がないから、土曜日曜をやらせるのだ、土曜、日曜に開催しろ、平日に開催してはいけないというような強い要求があって、閣議の決定事項にまでなって、さらにこの種の事業に対する行政指導の形で、土曜、日曜になるべく開催して平日には開催しないという行政指導がなされたと思います。私はこの考え方に対してくみするものでは……

第26回国会 商工委員会 第37号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○島清君 私はいろいろとお聞きしたいのでございますけれども、時間も経過いたしておりますし、与党の諸君は早くこの法案を通過をさせてもらいたいという要望がございますし、私ももし上げていただくならば、ここらのところの要求が、質疑応答から見まして、付帯条件などをつけていただくならば大へんに仕合せじゃないかというような話をいたしましたところが、よかろうという、つけていただくというような御了解のようでありますので、簡単に質問をいたしたいと思います。従いまして、時間の関係もございまするので、それにお答えをいただきまする政府当局も、簡単明瞭に一つお答えを願いたいと思います。  改正法案の中では最も眼目でありま……

第26回国会 商工委員会 第38号(1957/05/19、4期、日本社会党)

○島清君 今のは、松澤委員の質問に端を発して、関連質問で相馬君が発言をして、さらに今の発言は関連質問の域を越えているのですね。私は松澤委員の質問に関連をして、さらに関連質問をしたかったのです。ですから委員長議事の進行上、その大臣の御答弁に関連をする関連質問をお許しいただきたいと思います。
【次の発言】 私は歯にきぬを着せて物を言えない癖がございますので、表現が適切でなかったら、その意味で御了解をいただきたいと思いますが、松澤委員の質問に関連をいたしまして、大臣の御答弁の中に事実に反する御答弁があったというので相馬委員が発言をいたしまして、いな、大臣の御答弁は容認できない、こういうことでございま……

第27回国会 商工委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○島清君 そういうことをおっしゃるので、強制加入、脱退の問題が非常に起ってくるのです。委員会の委員の発言に対して強制命令だなんということを(笑声)おっしゃるから、私たちの方は聞きたくなる。それはですね、今、岡議員が質問いたしました問題と関連をいたしますが、私は先般総理においでをいただきましたときに、強制加入、脱退の問題について質問をいたしまして、十分の時間がございませんので、今回に回してもらったわけでありますが、本質的には同じでございますが、角度を変えまして私はこの前の続きの質問をいたしたいと思っております。  総理は全国遊説をやられまして、そうして至るところの演説会場で民主主義を守らなければ……

第27回国会 商工委員会 第4号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○島清君 田上先生にお教えをいただきたいと思います。先生が結社の自由の制約については、政治的なものと経済的なものと区別されまして、経済活動を目的としての結社の自由の制限については、これは積極的に解釈をしてよろしい、こういうお考えで、これは違憲のおそれはない、こういうふうに御説明になったように拝聴いたしました。そうしてそれが違憲でないという、自由の制約を受けて可なりという大前提をなされたのが、まあ公共の福祉の問題であります。これは憲法も公共の福祉のためならば制約を認めておりまするので、だれも、何人も異存のないことだとは思います。しかしながら、この公共の福祉というのが問題でございまして、この公共の……

第27回国会 商工委員会 第5号(1957/11/09、4期、日本社会党)

○島清君 関連をして、いろいろと御答弁のうちで、あとでまたお聞きしたいと思いますけれども、今、大臣の御答弁のうちから確認をしておきたいと思いますることは、岡委員並びに私たち社会党が、との強制加入の問題について、非常にしつこくお尋ねをしておりまする理由のものは、とにかくいやがる人を無理に強姦をすることもあるまいじゃないかということです。そこで、今あなたの御答弁では、加入する意思のいかんにかかわらず、国家の意思によって、強姦をしなければ公共の福祉を守ることはできないと、こうおっしゃる。━━━━━━━━━━━━━━━━━ただいまの御説では、この規制命令だけでは命令の実効を期するととはで声ない。そうい……

第27回国会 商工委員会 第6号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○島清君 相馬君はそういう工合に了解をするかもしれませんが、私は了解をするわけにはいきません。(「社会党分裂」と呼ぶ者あり)それは何も相馬君と私たちはこの問題について党議を開いたわけではありませんから、今個人的な発言でありますから分裂じゃない。むしろ、分裂はそちらさんの方で、今議会運営をやっているわけじゃない、法案の審議をやっておるわけです。議会運営の形でわれわれの審議権をあまり圧迫しないように……。今、支障を認定するものは、それは届出をするところの本人である、さらに確認をしなければならない、こういう言葉をお使いになった。もちろん支障というのは主観的なものであります。しかしながら、認証というも……

第27回国会 商工委員会 第7号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○島清君 たびたび総理にお越しをいただきまして、御質問を申し上げておるわけでございますが、いつもことさらに緊張されてお見えになっておられましたが、総理はきょうは心なしか非常にほっとされたようなお顔で御出席をいただきまして、本法案の成立は今期国会におきましてその見通しが百パーセントつきましたので、あるいはまたそのせいかと思いまするし、私たち質問者の方も、御大将に手傷を負わしてなどというような考え方は持っておりませんので、ざっくばらんにお答えをいただきたいと思います。従いまして私は質問の要旨も省略をいたしまして、端的にお聞きをいたしたいと存じます。  三点ばかりお伺いをいたしたいと思いますが、まず……

第28回国会 決算委員会 第3号(1958/02/10、4期、日本社会党)

○島清君 ただいま会計検査院の方から直接に指摘された不正不当の事実ではございませんが、しかし、この個別的な不正不当の事案を審議いたしまする前に、継続的な事項といたしまして、真相だけをお聞きしておきたいと思うのでありますが、今、会計検査院も非常に遺憾であるというて、多久島某のつまみ食いの事件を御報告になったのでありまするし、政府側の本名政務次官も、はなはだ遺憾であったというて、その善後処置の当局の決意のほどを御披瀝になったわけでありまするが、それと相前後いたしまして、農林中金の不正の事実があるわけでございます。ちょうど全購連の事件が国会の方で問題になりましたのは、去年の四、五月ごろだと記憶をいた……

第28回国会 決算委員会 第4号(1958/02/12、4期、日本社会党)

○島清君 一昨日の委員会で、農林中金を中心にいたしまする事件に関しまして、御質問を申し上げましたところ、各位におかれましても、事件の概要というものを承知してないのであるから、もっと資料等を提出してもらって本日質問をしてくれたらどうか、こういうような決定がなされまして、きょう資料が配付されておるようでございまするけれども、なお、拝見いたしまするというと、資料にかなり不備の点もあるようでございまするので、一昨日の委員会の御決定の趣旨に基きまして、私から概略の事件の内容をお話申し上げまして、御質問を申し上げたいと思います。  そもそも私たちがお尋ねを申し上げたいと思っております要点は、最終的には三億……

第28回国会 決算委員会 第5号(1958/02/17、4期、日本社会党)

○島清君 一般会計に対する質問じゃないのですが、今の委員長、理事打合会の決定についてお聞きしたいのですがね。この前の委員会で参考人を喚問いたしましたところが、参考人じゃ不十分だというので、大体速記をとめて、それで証人として喚問しなければならないということで、そういったような委員の意思によって証人喚問を可及的すみやかに決定してもらう、それできょうの午後は大体その問題を取り上げるということに日程の事前の了解ができていたと思うのですが、それはどういうふうに扱われたのでございますか。
【次の発言】 質疑を願った上でといいますというと、一応の参考人としての質疑を終了した上でということなんでございますか。……

第28回国会 決算委員会 第6号(1958/02/19、4期、日本社会党)

○島清君 高橋さんにお尋ねをいたします。高橋さんはもと農林中央金庫の監事をやっておられまして、そうして昭和二十四年の十一月でございますか、中央農水産株式会社の社長におなりになったと承わっておりますが、それは相違ございませんでしょうか。
【次の発言】 それは承わるところによりますというと、農中金の現職の役職員の更生資金を得るために、子会社として五百万円の株式会社として発足をしたように承わっておりますが、この株式の構成はどうなっておりましたでしょうか。あなたは社長でございまするので、あなた自身はどれくらいの株をお持ちでございましたのですか。

第28回国会 決算委員会 第8号(1958/03/03、4期、日本社会党)

○島清君 今委員長から理事会のお打ち合せの結果についての扱い方の御報告については、継続審査をするということについても異議はございませんし、さらに通産省の方の項に入るということについても異議はございませんけれども、先日、委員長、理事打合会で、本日農中金の問題で証人喚問がまだ終了されてないから、その継続として証人を喚問して真相を明らかにする、こういうふうな大体お話し合いであったように了解をいたしまして、本日は本委員会に入りまする前に、そういうことが決定されて、そしてその日にちなどが決定されるものだと思っておったわけでありまするけれども、しかしながら承わるところによりますというと、委員長の所属されま……

第28回国会 決算委員会 第9号(1958/03/05、4期、日本社会党)

○島清君 関連して。外車の今、相澤委員の質問と関連するのですが、昨年やことしあたり、やっぱり外車を輸入しなければならないという必要性があるんですか、それはまあ外国の車と国内との、いろいろ技術の比較対照などもありますから、一、二台を各社の車を輸入しなければならないという事情はありますけれども、今日トヨペットがアメリカに進出をしなければならないという時代においてですね、そんな多量の車を輸入しなければならないという事情があるかどうかですね。
【次の発言】 さきほど外車の輸入の事情についてお聞きしたときに、何か摩擦が起きるとおっしゃったんですね。摩擦というのは、どういうことなんですか。外車を入れなけれ……

第28回国会 決算委員会 第10号(1958/03/10、4期、日本社会党)

○島清君 証人の方々に御質問を申し上げる前に、農林省の御提出になりました書類について、ちょっとただしておきたいと思います。  それは三十三年の二十九日の現在で農林省が御提出になりました「日本農工株式会社に関する農林中央金庫の処理方針」と、こうありますが、今私たちが証人の方々においでを願いまして真相をお尋ねをしておりまするのは、農林中金といたしましても、農林中金の独自の考え方では、この問題の処理に困難があるように思えまして、さらに証人の方々に確かめましたところが、証人の方々の口からも、農中金の強い意思の行動によっては問題が解決しそうにもない、こういうことで延び延びになっておるというような証書等も……

第28回国会 決算委員会 第11号(1958/03/12、4期、日本社会党)

○島清君 ただいま相澤委員からの御質問に対しまして、常務さんですか、お答えになりましたのは。その土地のまた貸しですか、それに対するお答えでございますが、土地は国鉄のものであって、さらにこれがまた貸しをした場合に、それで家を建てられた場合には合法的であるからというようなことでしたが、家屋を建てまする場合には、土地所有者のそこに工作物を建ててよろしいというような了解事項がなければ、たしかに建築には取りかかることはできなかったように記憶するのですが、その点について私の記憶の間違いでございましょうか。もしそうであるといたしまするならば、今、合法性を云々されますることは、そこらの前提を少し無視しておられ……

第28回国会 決算委員会 第13号(1958/03/17、4期、日本社会党)

○島清君 関連して。……今相澤委員の質問に対して、御一人に対して特別の配慮が加えられたということの答弁のようでありますが、そのときに遭難をされた受難者の外国人の員数は何人ぐらいございましたですか、それとその員数の国籍別ですね、たとえば今アメリカ人のところに特別御配慮があったようでありまするが、アメリカ人はこの者一人であったのか、アメリカ人というのが、その者以外にもっとおられたかどうか、さらにそのアメリカ人というのは、どういったような日本における身分上の人であったかどうか、そういうものが今おわかりでございましたら、承わっておきたいと思います。

第28回国会 決算委員会 第14号(1958/03/19、4期、日本社会党)

○島清君 本名さんにちょっとお尋ねをしたいと思うのですが、私たちがきょうの委員会を開くまでに、農林大臣にも、それから楠見さんにもお尋ねをいたしまして、それから二日間にわたりまして四人の証人の方々においでをいただきまして、そうしてきょうの委員会になっておるわけであります。そうしますると、この二日間の委員会におきましては、これはどなたがお聞き下さっても農林中金の融資というものは正当ではなかったというような結論が出ていると思うのですよ。そこで私たちは農林大臣にもおいでいただいて、お話を承わりたいと思ったのですが、時間の都合でおいでをいただかないうちに、機会を得ないうちに、ソビエトの方へ旅行されました……

第28回国会 決算委員会 第15号(1958/03/26、4期、日本社会党)

○島清君 日本農中金の融資に関連いたしまして、それぞれ関係者においでをいただきまして、そしてもう少し明確にすべきは明確にしなければならないというので、わが党の両理事を通じまして、関係者の方々に参考人としてでも出ていただいて、もう少しはっきりとしていただきたいと私はお願いをしてあったのでありますけれども、委員長の方におかれまして、なかなか私及びわが党の要求通り取り計らいかねておられる事情があるやに承わっておりますが、その間について、委員長の、とりあえずなぜそういうふうに扱いかねておられるのか、その間の事情について御説明を願いたい。
【次の発言】 それが、お尋ねを申し上げたいと思っておりまする私の……

第28回国会 決算委員会 第17号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○島清君 今のパチンコ屋がピースなどを主にして、それを景品として扱っておるという問題について関連しますが、実際はまあ小売店を通じて購入しているようですが、一般の最終の消費者が買いまする値段と、パチンコ屋さんが買いまする値段は若干違うようですね。これはまあ大量に買うから安くしているのかもしれませんが、専売品のようなものの値段は、最終的にはくずれてはならないものだと思うのですが、大量の消費者であるからというので四十円のピースですか、それがあるいは三十五円になったり三十八円になったりというようなことで取引がなされているようですが、こういうことについては法律上はどうなるのでありますかな。

第28回国会 決算委員会 第21号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○島清君 楠見さんにお尋ねいたしたいと思いますが、お答えをいただきますることは非常に簡単だと思います。  今、大体事件の真相は煮詰められて参りまして、私たちが疑点に思っておりますることは、四億近い財産の評価額をされておりまするものが、なぜ農林中金の方が一億一千万という、その半額の評価額をされて、さらに、ことさらに農林中金の方に二億近い赤字を出さなければならないかということであります。そこで、この前もお尋ねをいたしましたが、高橋の方に五千五百万お渡しになるということが、私などの理解できないところでありますが、理解し得ないという問題の根拠をお尋ねいたしたいと思います。それは、湯河さんはこの前の本委……

第28回国会 商工委員会 第2号(1957/12/23、4期、日本社会党)

○島清君 関連して。あと大臣のおられる時間が四分ぐらいしかないようでありますから、両君の、西川君と相馬君の質問に関連してお聞きしておきたいと思いますが、私は政府の引き締めの緊急処置に対しまする十五億のうちの一割の繰り延べについて、そのとき十分に配慮してもらいたいということを大臣に要求をしておきました。大臣も石炭産業と同様に石油資源開発は非常に重要な事柄であるから、そういうふうに努力をするという御返事でございました。私はその当時、大臣は大蔵省の出身でいらっしゃいますから、多分にその努力が結実するであろうという期待を持ったのであります。しかしながら、私の期待にもかかわらず、事実においては一割の削減……

第28回国会 商工委員会 第4号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○島清君 私は時間がもうございませんので、たしか四時十分前くらいに本委員会を閉会しなければならないのではないかというふうに思っておりまするので、私の時間は二、三十分しかございませんので、私は通産省の重要施策につきましては後日御質問申し上げたいと思っておりまするが、ただいま大竹委員並びに海野委員から御質問がございました問題と関連をいたしまして、その関連質問だけ一点御質問をお許しいただきたいと思いますが、いわゆるこの貿易振興に関係をいたしまして、アメリカの日本輸出に対しますいろいろのその反対の国内運動でありますが、これに対しましてはアメリカの方は輸出の方は増大をしておりまして、むしろ片貿易なんです……

第28回国会 商工委員会 第5号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○島清君 関連して二つ、三つ。阿部委員が質問をされまして、それから長官からお答えのありました問題に限定をいたしまして、関連をして二点ばかりお伺いしたいと思います。経済の成長率一〇%期待をされまして、雇用量を六十五万に増加せしむる、こういうふうにおっしゃっておられます。今、阿部委員の質問に対しても雇用量の増大をおっしゃったのでありまするけれども、一〇%の経済の成長率から六十五万の雇用量の増大を期待されるという数字的な根拠をお示しをいただきたいと思います。お尋ねいたしておりまする私の考え方を申し上げますというと、それは政府は生産性の向上運動をやっておられる。われわれはまた別個な考え方を持っておりま……

第28回国会 商工委員会 第10号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○島清君 会社は、製造販売ということなんですが、最終製品を製造して、それを販売するという意味なんでございますか、それとも、第一次製品の製造をいたしまして、それを各ゴム会社の方に販売をすると、こういう意味なんでございますか。
【次の発言】 技術の導入ですが、今、森さんは、三つぐらいの段階に分けてそれで技術が導入されるようなことを言っておられたのですが、その技術を導入いたします国は、アメリカの会社の名をあげられたのですが、三つともアメリカの会社で、そうして技術の導入の条件はどういうふうなんでございますか。
【次の発言】 そうしますと、技術導入に関しまするこっちの方で支払わなきゃならないというのは、……

第28回国会 商工委員会 第12号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○島清君 私は今この削除された理由について、るる前田さんからお聞きしたわけでありまして、そして了承するものではございます。しかしながら、これは政党政治の発達のために云々というふうに非常に技術面だけからごらんになった削除の理由であったように思いまするが、私は憲法を拡大解釈をする方でございまするので、当然にこういったようなもろもろの項目の中に、政党の役員が欠格条件としてあげられるということについては、非常に疑問を持ってきたものの一人でありまするが、私は憲法の精神から、政党員なるがゆえに憲法の精神の基本的人権を制限されて、こういう役職につくことができないということについて、私はこれは不都合だと思って……

第28回国会 商工委員会 第20号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○島清君 しばらく委員会の方へ出なかったのでございますけれども、先般西川委員が科学研究所をごらんになりまして委員会で発言をされておられまする速記録を拝見いたしまして、非常に村山何がしの説明を聞いて憤慨されたという、あの温厚篤実な西川さんの御発言を拝見いたしましたので、私は科学研究所の方へ参りまして、果してそういうような言葉の表現に現われておるような、運営の面においてそういったことが具体的に現われておるかどうかということについて調査をしてみたのであります。そして多くの研究者の諸君にお会いをいたしまして、そういう事実を確かめながら、なおかつ、本法案に対する研究者としての要望事項等について拝聴する機……

第28回国会 農林水産委員会 第13号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○委員外議員(島清君) ただいま議題になっておりまする法案につきまして、商工委員の立場から二、三御質問申し上げておきたいと存じましてお願い申し上げておりましたところ、割愛をしていただきまして、お許しをいただきましたことに対して、謝意を表しつつ、二、三質疑を試みたいと思います。まず、私たち商工委員といたしましては、連合審査でお願いをしようかというふうな話し合いも出たのでございますけれども、私が商工委員会を代表するというふうな形において、委員外の質問をする、こういうふうな扱いを受けて参ったわけでございます。  そこで、私がお尋ねしたいと思っておりまする点は、昨年八月と十二月の二回にわたりまして、岸……

第29回国会 決算委員会 第3号(1958/06/20、4期、日本社会党)

○島清君 汚水の問題について以後こういったような問題を起してはいかぬというので、東京都といたしましては放流を中止するように申し入れをした、こういうことでございまするが、その申し入れの命令といいますか、指示といいますか、これについても何だか大矢委員の質問に対して社長とのお約束で、今後は施設の改善をするまでは操業を開始しない、さらに放流をしない、まあこういうような約束事があったようなことの御答弁でございましたが、将来のことについては、知事の名によりまして操業を停止いたしまして、汚水を放流しないと、こういう取りきめができたわけでありまするが、そのお話し合いの中には、今まで起りました損害に対しまする補……

第29回国会 決算委員会 第4号(1958/06/26、4期、日本社会党)

○島清君 操縦士の飛行経験時間というのがありまするが、千時間はゼロ、それから二千時間は二人、三千時間が五人というふうにお示しをいただいておるようでありますが、今大矢委員から質問がございました問題と関連をいたしまして、この外人操縦士というのは十時間までと、四千時間以上のもの、こういうふうに分けてありまするが、この中のどの程度の経験を持った操縦士でございますか。
【次の発言】 今大矢委員の質問と関連でございますが、外人操縦士をかかえておられることは、もっぱら日本航空の社内の運航の条件、事情によるのだということでございましたが、私が仄聞をしたところによりますというと、アメリカの飛行機を賃借しておられ……

第29回国会 商工委員会 第2号(1958/06/19、4期、日本社会党)

○島清君 今委員長の方から御指摘になりましたそれに関連をする質問ではございませんが、独禁法を改正されようとする趣旨に対して御質問申し上げたいのでありますが、ただいまの長沼さんの御答弁を伺っておりますというと、独禁法の改正をいたしましても、中小企業者がそれによって防衛をされて、そうして消費者の利益が擁護されるというような趣旨において独禁法を改正するのだと、こういうふうな意味の御答弁のようでございますが、もちろん、御答弁の趣旨といたしまして、そうでなければ御答弁になりませんので、そういうふうなお答えになるのは当然だと思いまするが、しかし、私たちが今の岸内閣のもとにおきまして、さらに資本家が独占をい……

第29回国会 商工委員会 第4号(1958/06/26、4期、日本社会党)

○島清君 一、二点大臣にお尋ねをしておきたいと思いますが、経済の正常な安定と発展の基調を貿易の振興に求められているようでございますが、その点については私たちも別に異存はございません。しかしながら、貿易の振興をはかって参るということになりますというと、日本の経済機構それ自体、産業機構それ自体が貿易の振興を促進するような機構に私は変えられなければならないと思うんです。たとえば貿易の実績を見ましても、まあ不振ではありながら、中小企業の工場において作られる製品の方が貿易の総体から相当のウエートを占めておる、こういうような状態でございまするけれども、しかしながら、政府の施策をながめてみまするというと、必……

第30回国会 決算委員会 第9号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○島清君 ただいまの小柳委員の質問に関連するのですが、国鉄といいます、この指摘事項の件数におきましては、当委員会のいつも変らないところの花形でございますが、これはしかし非常に重大だと思います。そこでここで一々検査官から指摘されましたものの原因であるとかそういったものを追及して、そしていい御答弁をいただいて、これで問題をちょんにする、こういうことでは私はいつまでたってもその場のがれで、指摘事項を皆無にするということは困難だと思うのですが、そこでお尋ねしたいことは、一体こういう特定の業者が指定をされまして、いろいろと国鉄のそれぞれの仕事をやっておると思うのですが、ここに検査官から指摘をされた業者が……

第30回国会 商工委員会 第2号(1958/10/17、4期、日本社会党)

○島清君 ただいま通商産業大臣の所信の表明並びに経済企画庁長官のあいさつ、この両大臣の所信に対する質問ということでございますが、私はこれは委員長、理事の打ち合せによりまして、来週あたりから活発に質問をさしていただくという時間のスケジュールを組んでいただくことにいたしまして、きょうは通商産業大臣に、大臣みずから御指摘になりました繊維産業、石炭産業、この不況産業の頂点に立っておりまする産業のうち、なかんずく繊維産業の問題に限定をいたしまして、しかもまたそれもこの二、三の問題に限定をいたしまして、大臣の所信を承わりたいと思うわけであります。  申すまでもありませんが、私の御質問申し上げますることは、……

第30回国会 商工委員会 第3号(1958/10/22、4期、日本社会党)

○島清君 たくさんお尋ねしたい点がございますけれども、同僚の委員諸君もお聞きしたいことでございましょうし、私はその範囲内において二、三点だけお尋ねしておきたいと思います。  まあ、繊維問題を取り上げまする場合に、原料高、製品安、こういうふうに、いわれておりまするので、参考人の方々からもそういう意見の御開陳があったわけでありますが、そのもとを尋ねていきまするというと、原綿が対米、アメリカだけに依存をしておる、こういうふうな御見解が述べられたわけでございます。メキシコ綿はアメリカ綿よりも品質もよろしいそうでございまするし、日本の方にもっと輸出をしたい、こういうふうにメキシコ自体もそういう考えでいる……

第30回国会 商工委員会 第4号(1958/10/23、4期、日本社会党)

○島清君 それまで待っていますか。それとも、阿部さんのお許しを得て質問してもいいですか。
【次の発言】 繊維の問題に関連いたしまして、三木経審長官に一つお聞きをしておきたいと思うのですが、今、やはり何といいましてもなべ底不況で、不況対策をわれわれも心配し、政府当局もやはり何とかしなければならぬと苦慮しておると思うのです。その頂点に立っておる繊維の問題とわれわれは取り組んでおるわけでございますが、繊維問題の不況克服は、それはそれといたしまして、私は、将来の日本の繊維問題を考えまする場合に、非常に悲観的な説をなすものがおりまして、日本の繊維産業というものがランカシャー的運命をたどるのじゃないかとい……

第30回国会 商工委員会 第5号(1958/10/29、4期、日本社会党)

○島清君 阿部君が質問をしました問題に関連してでございますが、阿部君は金利の引き下げですか、それの問題と関連しているようでしたが、それで中小企業の金融の問題に触れての質問で、市中銀行の問題に触れたわけですが、そこで中小企業の金融として市中銀行の恩恵を受けておる中小企業の諸君も、というような三木さんの発言をちょっと気にして聞いておったのであります。こういったような従来の既成の金融機関でございまする市中銀行が中小企業を含みまする一般の庶民階級の金を吸収いたしまして、そして自分たちの関連をする産業の方に資金を回す、そこで今の市中銀行の役割りというのはただおのれの銀行と関連を持ちまする産業のための資金……

第30回国会 商工委員会 第7号(1958/10/31、4期、日本社会党)

○島清君 二十五条の二を追加したいということなんですね。それで、その末尾のところに、「侵掘した場所の閉鎖その他保安のため必要な事項を命ずることができる。」というのですね、「その他の必要な事項を命ずることができる。」というのは、具体的にはどういうことなのですか。
【次の発言】 この改正法案の三ページの算用数字の2という所なのですが、「鉱業権者が鉱区外」云々というのがあるのですね。この規定と、今御説明いただいた二十五条の二を入れたということとの、内容的にはどう違うのでございますか。
【次の発言】 そうすると、なんでございますか、理解しようとするのには、この二十五条の二で不十分な場合にはこれを適用し……

第30回国会 商工委員会 第8号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○島清君 今従業員の中から保安員を任命したらいいのではないかといったような相馬君の希望的な質問に対して、早いのではないかという大臣の御答弁でございましたが、本質的にはやはりそうすべきであるというふうなお考えで、時期的に早いということなんでしょうか。今の大臣の御答弁の中では、本質的にはそうすべきであるが、時期的に早いのだというふうな印象を受けた。もっともそうあるべきだと思うのです。私たちは時期が早いとは考えておりませんが、本質的にはそうした方がよろしいと思うのですが、本質的にはそうすべきであるというふうな御答弁であるというふうに了解してようございますか。

第31回国会 決算委員会 第1号(1958/12/16、4期、日本社会党)

○島清君 小倉さん、ちょっと待って下さい。
【次の発言】 時間がありませんので、要点だけをお尋ねをいたし、簡単に一つ要点だけをお答えいただきたいと思います。  この新しい資料を出していただきましたのは、国鉄は、小倉副総裁の御答弁にもございました通り、本委員会から、しばしば厳重なる警告を発しられておるのでありまするけれども、なかなか改悛の情が見られない。そしてその指摘をされておりまする業者に、その後またいろいろと注文を、仕事を請負うようになさっておられる。そのことは、腐れ縁があるからであるから、なんぼ委員会の方で指摘をしてみたところで、この国鉄と業者間との腐れ縁を断ち切らない限り、こういうものは……

第31回国会 決算委員会 第2号(1958/12/18、4期、日本社会党)

○島清君 農林省としては、当初に発言を求めて報告されるべきが筋合いだと思うのですが、何か発言をするという意思はないのですか。
【次の発言】 農林経済局長から、大臣の報告の内容ということがありましたが、大臣の報告内容というのはどういうものですか、文書が来ておるのですか。
【次の発言】 今、経済局長の大臣の報告の内容云々ということを、私、寡聞にいたしまして承知をいたしておりませんので、はなはだ恐縮ですが、その骨子を一つ御説明いただければ、大へん仕合せだと思います。
【次の発言】 そうしますと、八月五日に最終の処理を承認をされたということなんですが、その当時は、大臣もその内容についてはお話しにならな……

第31回国会 決算委員会 第3号(1958/12/19、4期、日本社会党)

○島清君 先ほど電話の架設の問題について、副総裁の方から御答弁がございました中で、どうも、年々歳々需要の方の伸びが強大であって、充足の方が非常に率からいって低下する傾向にあるのだと、こういう説明でございましたが、その隘路というのは、一体どこにあるのでございますか。
【次の発言】 その隘路というのは、要するに資金の調達にあるというのでありますか。  そうしますと、ここなんかちょっと、一ページですか、昭和三十一年度の決算検査報告の中の電信電話公社の部を見ますと、純益が二百三十四億ですかあって、三十年よりは四十四億もふえた、こういうことなんですが、純益の方は増加をして電話の架設率は低下していくという……

第31回国会 決算委員会 第4号(1958/12/22、4期、日本社会党)

○島清君 ただいま相澤委員の質問に、関連をするわけでございますが、国鉄の方でお使いになっておられまする石炭と油の比率、それからそれの単価の問題、一面には、石炭を燃やすよりも油の方が安くつく、こういう工合に言われております。そこで、石炭を今燃やしておるのは、何か石炭業者との従来の関係から脱することができないで、石油に変わることができないのだとも――真実であるかどうかわかりませんが、そういうふうにも言われております。  そこで五ヵ年計画の中に、石炭から油の方に、安いエネルギーに変えていこうというようなお考えがあるかどうか。今、石炭をどれくらい消費されて、そうして油がどれくらい消費されて、その比率は……

第31回国会 決算委員会 第8号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○島清君 時間がないそうでございまするので、きょうは一、二点だけ御質問を申し上げたいと思います。  自衛隊の方は、国土の防衛をそのおもなる任務としておると思うのでありますが、国土防衛ということになりますと、マッカーサーの言ではございませんが、内外の守りということになると思うのであります。北の備えに対しましては十分に機動演習なんかをおやりになりまして、おさおさ怠りないということを私たちは仄聞をしておるのでありますが、しかしながら、本土からかなり海上の方に離れておりまする奄美大島等南の方については、ほとんど、がらあき状態であると聞かされておるのであります。こうもこれは国土防衛上からいたしますという……

第31回国会 決算委員会 第12号(1959/04/01、4期、日本社会党)

○島清君 防衛庁の戦闘機の機種の内定問題につきましては、衆議院の決算委員会におきましても取り上げられておるようでございますが、衆議院におきましては、何か汚職がつきまとっておるのではないかというようなことで審議が進められておるようでありますが、私はそういうような角度からのお尋ねではなくして、また、そういうことであったといたしましても、当時の機種選定に当りましては、伊能長官は責任を負うべき立場にございませんので、そういう意味の御質問を申し上げようとは思っておりません。  私たちは、そういったような戦力なき軍隊を持つことについては反対でございますけれども、それはそれといたしまして、とにかく、日本の国……

第31回国会 商工委員会 閉会後第1号(1959/06/19、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(島清君) これより商工委員会を開会いたします。  まず、委員の変更について御報告いたします。  六月十三日、横川正市君が辞任され、栗山良夫君が選任されました。また、本日、平井太郎君及び阿部竹松君が辞任され、大谷藤之介君、横川正市君が選任されました。
【次の発言】 次に、委員会は、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案と、経済の自立と発展に関する調査を継続審査及び調査中でございますが、いずれも今閉会中に、審査、調査を終了することができませんので、規則第七十二条の三により、それぞれ未了報告書を提出することになっております。つきましては、委員長において報告書を作成の上、議長に提出した……

第31回国会 商工委員会 第3号(1958/12/18、4期、日本社会党)

○島清君 経済自立の一般についての質問でございまするので、大臣がお見えになったときに、御質問申し上げたいと思っておりましたが、大臣はお見えになっておられませんので、通商関係ですと、どなたかお見えでございましょうか。

第31回国会 商工委員会 第4号(1958/12/20、4期、日本社会党)

○島清君 これは予定をされておりました質問ではございませんので、緊急質問の形になると思いますが、委員長並びに委員諸君のお許しをいただきまして発言をさしていただきたいと思いますが、実は先日の委員会でございますが、私は一般の通商産業政策につきまして御質問を申し上げようということで、委員長を通じまして、それぞれの大臣並びに政府委員の方に御連絡を申し上げておったわけでございまするが、私たちの質問の時間になりましてから政府委員がいなくなりましたので、質問ができなくて、委員会の散会を余儀なくされたわけでござまいするが、そのことにつきましては、社会党の理事をやっておられまする相馬委員は、長年の議運の練達の士……

第31回国会 商工委員会 第6号(1959/01/30、4期、日本社会党)

○島清君 ただいま大竹委員から、日台貿易の振興と拡大という質問があったわけでありますが、それとやや対蹠的な問題といたしましては、日中貿易の再開という問題があると思うのです。  政府の方針といたしましては大きな政治問題でございまして、その方針が決定をしなければ、あるいは政府としては言い得ないかもしれませんが、しかしながら、通産省といたしましては重点施策の第一番目に掲げておりまするこの貿易の振興を期するために、私は日中貿易の再開ということを落しては、やっぱりこれがただ単にお題目に終るのではないかというようなそしりを免れないのではないか、まあこう思うわけであります。従いまして、通産省といたしましては……

第31回国会 商工委員会 第7号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○島清君 ただいま、沖縄の町村長会長並びに副会長がわざわざそういう問題で上京されまして、そしてただいま切々たる訴えをお聞きしたわけでございますが、私も先般、ヨーロッパからの帰りに沖縄に寄りました際にその陳情を受けましたので、そこで先般の本委員会におきましてこの問題を取り上げて、通産大臣にお尋ねをしたわけでございますが、その折に通産大臣は、漸次台湾からの輸入品については減らすような形で考慮しなければならぬというような御答弁であったように記憶をいたしておりますが、さらに今、大山町村長会長と大城副会長のお話を承わっておりますと、沖縄のパイン産業というものは、沖縄を占領しておりまするアメリカ軍が下肥を……

第31回国会 商工委員会 第11号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○島清君 大まかなやり方については、おくればせながら時宜を得た法案だと私どもも思いますけれども、通産省は今までにもそれに類したことをやっておられたのでございますね。報告を見ますると、かなりの実績をおさめておられるのですが、あえてこの法律に依存しなければならないという、今までの調査をおやりになりましたその障害というのはどういうところでございますですか。
【次の発言】 今御説明の通り、今まで実施をしてこられた範囲内においてはそう大した障害にもぶつかっていないと、ただ仕事を遂行していく上において制度化していきたいということのようですが、何かこれを見ますと、やはり平面的で、これからの国土の総合開発との……

第31回国会 商工委員会 第12号(1959/02/25、4期、日本社会党)

○島清君 丹羽さんにちょっとお尋ねしたいんです。スピード・アップの問題ですが、私たちがこの改正法案を示されてから、いろいろと専門家の人に話を聞いたり、そして私たちの感じからいたしますというと、この第一条に盛られておりまする目的を達成するのには、まず、法制上の問題を取り上げるべきであるか、それとも特許庁内部の審査のスピード・アップを早急にはかるべきであるかどうかというところの、この二者のどちらに重点を置かなきゃならないかということを判断するといたしまするならば、むしろ特許庁内部の審査の促進をはかることが、今、この改正法案よりも先決さるべき問題じゃないかと、こういうふうな感じを率直に受けるわけであ……

第31回国会 商工委員会 第13号(1959/02/26、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(島清君) これより商工委員会を開会いたします。  工場立地の調査等に関する法律案を議題といたします。  これより質疑を行いますが、順次、御発言を願います。
【次の発言】 御質問していただく前に報告しておきますが、衆議院の本会議は二時半に予鈴が鳴るんだそうです。従ってそういうわけでございますので、大臣に対する御質問はそういう御配慮のもとで進めていただきたいと思います。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。……御発言もないようでございますので、以上をもって本案に対する質疑は終局いたしました。  それではこれにて委員会を散会いたします。    午後三時三十六分散会

第31回国会 商工委員会 第14号(1959/03/03、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(島清君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 本案に対する本日の質疑はこの程度をもって終了いたします。
【次の発言】 次に、特許法案ほか九件を一括して議題といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。

第31回国会 商工委員会 第15号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○島清君 大臣に御質問を申し上げる前に、ただいま阿部委員は質問の最中に席を立たれたのでありますが、阿部委員の質問に対しまして、私は局長から答える筋合いではないと先ほどから思って聞いておったのでありまするが、やはり局長よりも、もし衆議院側の方がお答えにならないとするならば、やはり大臣から答えられてしかるべきだったと、こういうふうに思っております。この点について大臣の御意見があれば承わっておきたいと思いますることと、さらに本案件についてお尋ねを申し上げたいことは、提案の理由と、並びにしばしば説明をされましたその内容を承わっておりまするというと、この法律は、登録制度と、さらに貿易振興の事業協会を設立……

第31回国会 商工委員会 第16号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○島清君 私はこの前参考人においでいただいて意見を拝聴いたしました折に、参考人の人に質問の形でお聞きをしたのでございましたが、その折、井上長官も御列席でございましたので、聞いていただいたことだと思うのですが、それは井上長官のしばしばの御説明によりますというと、この法案が、現行法が制定以来非常に長い年月を経ておりまして、どうしてもこの種の改正法案が必要である、それについては、長年の特許庁の懸案でもあり、さらに改正審議会の議を経て、慎重な検討を経られた結果、この法案の提出になったというような御説明でございましたし、提案の理由についてもその通りでございますが、さらには出願件数が非常に多くて能率を上げ……

第31回国会 商工委員会 第17号(1959/03/11、4期、日本社会党)

○島清君 関連して。淺井さん、ここは本会議じゃないのです。委員会です。委員会というのは、きめをこまかにして掘り下げて質疑討論をするところなんです。そこで、栗山委員が先般来、あなたにおいでいただきたいというので、大がい質問の要旨も承知しておられると思うのです。だが、栗山委員の質問に対するあなたの答弁はなっていません。と申し上げるのは、技術者全体の問題だとおっしゃいましたけれども、それから十分研究もしているけれども結論に到達していない、こういう御答弁でございましたが、昨年ですね機械関係で、特許庁の審査審判の者を、技術的に試験しまして、三十一名の方が内定をいたしまして、一人しかお入りになってないので……

第31回国会 商工委員会 第18号(1959/03/12、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(島清君) これより商工委員会を開会いたします。  まず、委員の変更について御報告いたします。  本日、森田豊壽君が辞任され、後藤義隆君が選任されました。
【次の発言】 特許法案外九件を一括して議題といたします。前回に引続いて質疑を行います。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――ないようでございまするから、これをもって特許法案外九件に対する質疑を終局し、直ちに討論に入ることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、これより特許法案外九件を一括して討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにして、順次、お述べを願います。  なお、修正案は、討論中にお述べを願いま……

第31回国会 商工委員会 第19号(1959/03/17、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(島清君) これより委員会を開会いたします。  硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法の一部を改正する法律案及び核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。提案理由の説明を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。  両法案に対する質疑はあとに譲り、午前はこれで委員会を閉じ、暫時休憩し、午後は一時から再開いたしたいと存じます。御異議ございませんか。それでは午後一時から再開することにいたします。  これにて休憩いたします。    午前十一時四十三分休憩

第31回国会 商工委員会 第20号(1959/03/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(島清君) 次に、日本ミシン協会専務理事川島清裕君にお願いいたします。
【次の発言】 次に、株式会社東光ラジオコイル研究所専務取締役前田久雄君にお願いします。
【次の発言】 以上で四参考人の御意見の拝聴は終りましたが、四参考人の方に対して御質問をなさる方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 では兼子さん、そのように。
【次の発言】 私は昨日、開銀に対して債務保証の必要はない、こういうような政府の御答弁に対しまして、それは、はなはだ了解しにくい、こういうことを申し上げて質問を打ち切ったのでありましたが、と申し上げますゆえんのものは、従来、やはり開銀からの石油資源開発株式会社に対しまする……

第31回国会 商工委員会 第21号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○島清君 本格的質問に入ります前に、予備的な資料についてちょっとお尋ねしたいと思いますが、あの輸出振興対策として何か特殊会社ですか、そういうことが想定されているようですが、これから特殊会社を設立されようというわけですか。今までにもあるわけなんですか。
【次の発言】 今の臨時肥料需給安定法の第六条に「保管団体」というのがありますね。「保管団体」と、この会社との関係はどうなっているのですか。
【次の発言】 そうしますと、臨時肥料需給安定法に基いて、会社はすでに設立をみているわけなんですね。
【次の発言】 そうしますと、ここに資料として出していただいております肥料懇談会、この六ページのところに「輸出……

第31回国会 商工委員会 第22号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○島清君 ただいまの局長の御説明並びに先般の提案理由等を拝見をして、その他のいろいろの資料をちょうだいいたして、本法の制定の趣旨については、日本の商品の国際信用を高めていこうというきわめて重要な意味がありますので、その限りにおいては反対をする理由はないと思います。しかしながら、法案それ自体に対しましては、若干の疑義を質しておかなければなりませんので、そういうような見地から若干の質問をさせていただきたいと思うわけなんですが、まず第一に、デザインの盗用防止のためには、今御説明になりました輸出品デザイン法がなぜ必要か、こういう今お読みになりましたものの中にもふれられているようですし、さらに提案理由の……

第31回国会 商工委員会 第23号(1959/03/26、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(島清君) それでは、これより商工委員会を開会いたします。  委員の変更について、御報告いたします。  本日、小沢久太郎君及び森田豊壽君が辞任をされ、上林忠次君及び西岡ハル君が選任されました。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求についてお諮りいたします。  石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案について参考意見を聴取するため、参考人の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、参考人の人選及び出席を求める日時等につきましては、委員長に御一任願います。

第31回国会 商工委員会 第24号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○島清君 本法のねらいとするところは、登録制度を設けてそして輸出振興事業協会を作ると、この二つのねらいがあるようですが、登録の問題については私が先般の委員会で、国をあげて大騒ぎをした団体組織法ではそれはできないのか、その他関係法律を活用してはできないのかというような御質問を申し上げて一応の御答弁をいただいたわけでしたが、私は輸出振興事業協会については確かにまだお尋ねをしてないように思うのです。きょうは事業協会についてお尋ねをしたいのですが、今でも何か株式会社みたようなものを作って双眼鏡の一手買い上げといいますかな、そういうようなことをやっているわけなんですね。そこで私などが非常に懸念をいたしま……

第31回国会 商工委員会 第25号(1959/04/01、4期、日本社会党)

○島清君 昨日、輸出振興事業協会のことについてお尋ねをしましたが、引き続いてその点について、お尋ねをしたいのですが、業者の諸君は、事業協会ができますというと、品質改善を要求される場合、品質改善の前提をなしますものは、施設の改善と、こういうふうになるわけですが、そこで施設の改善をなす場合に、資金の余裕があるかどうかというような、この疑問に対しましては、輸出振興事業協会を通じて、何か融資のあっせんが容易にできるように、こういうような考え方を持ち、その期待を持っておるようですが、何かこの振興事業協会が設立されることによって、そういう設備の改善資金とか、こういうものが、構想の中にあるわけでございますか……

第31回国会 商工委員会 第26号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○島清君 先般は登録の問題、それから輸出振興事業協会の問題等についてお尋ねをいたしましたが、本法案のねらいとするところは、貿易の健全な発達を期して、それから品質の向上をはかる、こういうことになっているわけですが、一部この法案に反対をしております業者の声を聞いてみますというと、今のような品質であったればこそ、アメリカ市場九二%を支配することができた。その証拠には、品質をあまりよくすると、アメリカ市場において今占めているところの地位を確保することも必ずしも保証はしがたいのではないか、その証拠には、何か品質のいいものが、今アメリカの市場を支配しておりまする品質のものより以上のものが同じ日本から、たと……

第31回国会 商工委員会 第27号(1959/04/08、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(島清君) これより、商工委員会を開会いたします。  まず、委員の変更について御報告いたします。  本日、迫水久常君、高橋衛君、大野木秀次郎君が辞任され、木島虎藏君、三木與吉郎君、小沢久太郎君が選任されました。
【次の発言】 本日は、まず石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、内閣提出及び阿具根登君外八名の発議の両案を一括して議題といたします。  これより質疑を行います。順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。  質疑を続行いたします。  御発言もございませんようで、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案と、石炭鉱業合理化臨時措置……

第31回国会 商工委員会 第28号(1959/04/27、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(島清君) これより商工委員会を開会いたします。  まず、委員の変更について御報告いたします。  去る二十一日に奥むめお君、また二十五日に近藤鶴代君、三木與吉郎君が辞任され、岸良一君、森田豊壽君、高橋衛君が、それぞれ選任されました。また、本日森田豊壽君、木島虎藏君が辞任され、紅露みつ君、稲浦鹿藏君が選任されました。
【次の発言】 それでは、まず、特定物資輸入臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑を行います。順次、御発言を願います。
【次の発言】 幸いに、大蔵大臣が通産大臣を兼任をしていただいたので、非常に質問も張合いがあるというものでございますが、政府の方は……

第31回国会 大蔵委員会 第14号(1959/03/06、4期、日本社会党)

○島清君 御質問に入りまする前に、ちょっと一言お断わりをしておきたいのでありますが、この法案は五年越しの法案でございまして、いろいろと各角度から各委員の質問があったと思っております。そこで、そういったようないわくつきでございますので、あるいは重複する点が多々あろうがと思いますけれども、そのことについては、あらかじめ御了承願いたいと思います。こういうふうに思うわけであります。  そこで、政府の提案の理由を承わってみまするというと、接収したものは所有権が移動したのではない、従って、その所有権者の方に所有権を返還しなければならないと、こういったような、もっとも現行民法の思想に基いているようでございま……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 決算委員会 閉会後第1号(1959/10/19、5期、日本社会党)

○島清君 関連をして二、三点質問をいたしますが、第一点は、外国たばこを観光外人のために入れなければならないのだ。そして入れるためには、こういったような国内で矛盾をした姿が出てくるのはやむを得ないのだというお説でございましたが、私たちが外国を旅行いたしましても、日本のたばこらしいものに接しないわけでございますが、そこで、日本のたばこ技術というものはそれほど世界の水準から見まして非常に劣っているものであるかどうかですね。外国の人たちが日本に来られたときに、フジヤマ、サクラ、ゲイシャガールみたように、自慢をしてすってもらえるようなふうに技術は進んでないのかどうかですね。この点について御説明をいただき……

第32回国会 決算委員会 閉会後第2号(1959/10/20、5期、日本社会党)

○島清君 いずれにいたしましても機種は選定されるようでございますが、非常に調査団まで派遣をいたしまして、政府にいたしましては近代的な最も優秀機を購入するということになろうと思いますが、この近代的な最も優秀機を購入するということになりますと、アメリカ側からその機密を保持するという強い要請があろうと思いますが、現行の日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法ですか、こういうものがございまして、機密が保持されているようですが、この機種の購入に伴って特段とアメリカ側の方から機密保持に対しての要求があるのではないか、こういうふうに考えられますが、それがあるのかないのか。あるといたしまするならば法の改正をする……

第32回国会 決算委員会 閉会後第3号(1959/10/22、5期、日本社会党)

○島清君 自治庁長官と警察庁長官ですかを兼ねておられます石原さんに、競輪のことについてお尋ねをしたいと思います。競輪が六十数カ所設けられまして今非常に盛んに行われているわけですが、しかしながら競輪が法律的に実施できるようになりました法の目的は二つうたわれておるわけでございます。最初は自転車産業の振興のためにということと、地方自治に寄与するということの二つの目的でございましたが、最近は自転車産業といわずに機械産業の振興のためにというふうに置きかえられております。そこでその機械産業の振興のためにとうたわれておりますけれども、しかしながらそれは競輪をやるための欺瞞的な目的であって、実際は必ずしも機械……

第32回国会 商工委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○島清君 今、岡君から動議が出されましたから……。

第32回国会 商工委員会 閉会後第2号(1959/08/10、5期、日本社会党)

○島清君 各委員諸君の御質問を承わっておりますと、むしろ独禁法違反の事実は明確であるが、公取委の方で審決を出すのを渋っておるのじゃないかというむしろ糾弾的な御意見であったように、私ども拝聴いたしておるのであります。  そこで、奥委員の御質問の中に、拘束という言葉は、自分のところは値上げをしなくてもよろしいのだ、しかしながら同一事業体の共同行為としてのつき合いからしても、どうしてもやはり申し合せに従わなければならないのだ、だから明らかにこれは共同行為であり、独禁法の違反ではないかという御意見のようでございましたが、それに対して、拘束ということは罰則を伴うものである、だから罰則を伴わない限り、拘束……

第32回国会 商工委員会 閉会後第3号(1959/09/30、5期、日本社会党)

○島清君 関連して。  それはおかしいですね。そうすると、公正取引委員会の方では、新聞の値上げについて、何か公正取引委員会としての本来の職務に怠慢があったのではないか、上げることはけしからぬというのが、奥先生の質問の要旨ですね。ところが、それで、ある新聞社によっては、何も三百三十円でいい、あるいはある販売店においては、三百三十円でいいと言うなら、それは三百三十円でよろしいじゃないですかね。  それとも、必らず、あなたたちの方で、それは新聞社の申し合せかどうかわからないけれども、とにかく三百九十円に定価はきめたのだから、三百九十円とらなければ、それは独禁法に触れるのだと言うて取締りの対象にすると……

第33回国会 商工委員会 第2号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○島清君 今、吉田君から申されたように、通産大臣は国民の所得の倍増論だとかいう景気のいいことをおっしゃって、それで、きょうあたりもそういったような景気のいい話を拝聴願えるかと思っておりましたけれども、非常な慎重でありまして、要するに、池田さんらしくない。放言をされない。放言されるということは、ほんとうの池田さんの真意がこもっておったので、私たちは、真意をほんとうに語られる政治家であるという一種の親近感を持って池田さんの御答弁を承っておったのですが、どうもそういうものは何かなくなりましたようで、大へんに質問を申し上げましてもおざなりになるような気がして興味を感じないわけですが、それにもかかわらず……

第33回国会 商工委員会 第7号(1959/12/10、5期、各派に属しない議員)

○島清君 韓国ノリの輸入についてお尋ねをしたいのですが、これは別にむずかしい問題でもなくて、非常に常識的なことだと思うのです。大体今までの輸入の状況を見てみますというと、韓国のノリは、個々の生産業者からは韓国ノリの輸入を必要としないのではないかという輸入排除の陳情等がなされておる。それにもかかわらず、ノリが輸入されておる。そして、それには、韓国の諸君が不法に日本の国内の方にノリを持ち込んで来て、あたかも韓国の領土のような思い上がった態度で、ここで入札をさせて値段をつり上げて不当に国内で暴利をむさぼると、こういうようなことがしばしば行なわれてきたわけでございます。たとえば、ハワイあたりについては……

第34回国会 商工委員会 第7号(1960/02/18、5期、民主社会党)

○島清君 今の栗山委員の質問に関連をいたしまして、大臣の御答弁の中で、対米貿易の砂糖の自由ですね。それを二%である。だから影響はない、こういうような御説明でございました。それで、アメリカから砂糖を輸入しておられるわけですか、今は。そうするとその二%とおっしゃるのですが、アメリカは砂糖の生産国じゃないはずなんでございますか、私が聞き間違いなのか、それは、アメリカからかりに砂糖が入っているとすれば、アメリカは砂糖を輸出するほどの輸出国じゃないのでございますね。ですから二%か入ってきているといういきさつについての御説明を願いたいというのと、それから、自由化をするというのは、日本経済に影響を及ぼさない……

第34回国会 商工委員会 第11号(1960/03/02、5期、民主社会党)

○島清君 中小企業振興資金助成法の一部を改正する法律の中に、事業協同小組合を加えたい、こういう改正の御趣旨のようでございますが、私たちが先年中小企業団体法を審議成立をせしめたその過程におきまして、零細企業に対して政府は格段の助成措置を講じてほしい、こういう要望を特に野党側から熾烈に要望いたしまして、私は条文をただいま記憶にはございませんが、この小組合に対しましては税制等の関係においても特別の措置を講ずるように、確かに法文化までしてあったと記憶をいたしております。そこで、税制的な措置は大蔵省の所管でございますので、通産大臣に直接にその責任を求めることは無理かと思いますけれども、この小組合に対して……

第34回国会 商工委員会 第17号(1960/03/29、5期、民主社会党)

○島清君 他の委員諸君からたぶん御質問があったのじゃないのかと思いまするが、もしあって同様な質問であれば、お答えになったということでお断わりいただいて、それから速記録を読ましていただきますから、お答えにならなくともいいと思います。  まず第一番にお聞きしたいと思いますことは、特殊法人にもいろいろございますけれども、これを見ますというと、役員の任免ちっちょくの権を大臣が強く持っておられまして、そうして、この特殊法人の役員と職員の職務権限の能力といいますか、これが非常に弱いように思えるのです。ただ任命されて、言葉をかえて申し上げますと、あやつり人形のように、大臣という名において、通産省の事務当局の……

第34回国会 商工委員会 第19号(1960/04/05、5期、民主社会党)

○島清君 先ほど何か栗山委員の質問に対して、百三十億という局長の答弁があるようでしたが、それは何ですか。この種のガスの採掘のために動員されている資本の総額という意味ですか。
【次の発言】 了承しました。それでは、この石油開発会社等の副産物としてではなくして、もっぱらこれを専業としてやっております資本の構造、これはどうなっていますか。それから法人と個人との関係はどういうふうになっておりますかな。
【次の発言】 資料によりますと、東京あたりではかなり生産しておるようですが、東京はどの辺だか知りませんけれども、これはガスの出る所は大体石油も出ましょうけれども、それを生産することによっていろいろと、新……

第34回国会 商工委員会 第20号(1960/04/07、5期、民主社会党)

○島清君 今の栗山委員の質問とも関連をするわけですが、私は先般の委員会で、大体そのガスの埋蔵量というものが把握されておるかどうか。それからこの法案の趣旨とするところは、エネルギーの総合開発の一環として、関連性を持っているかというようなことをお尋ねしますとともに、さらにその開発に動員されている資本構成の問題についてお尋ねをしたのでしたか、そういう一貫の関連性をもってお尋ねを申し上げました根本的な理由は、私は大いにガスを開発しなければならないという前提のもとに立ってお尋ねをしたのですが、先般私はロスアンゼルスの家庭燃料のことについて、ちょっと調査をしてみたのです。ロスアンゼルスに参りまして調査をし……

第34回国会 商工委員会 第22号(1960/04/14、5期、民主社会党)

○島清君 今の質問とも関連をするわけですが、災害が発生をした場合でございますね。それで放射性の同位元素を使用している病院なら病院の日ごろから何か目じるしというようなものをつけて、そしてそれが一たん災害が発生した場合には、何メートル以内は危険地域である、こういうふうな範囲まで、それぞれの所管の消防署でわかっていないと、私は消防活動する場合にかなり危険が伴うのではないか、こう思うのですが、それらのことについて何か現在の法律的な規制で間に合うかどうか、間に合わないとすると、何かそういう点についてもお考えになる用意があるかどうか。
【次の発言】 改正の要点として四つばかりあげておられますが、一番問題に……

第34回国会 商工委員会 第23号(1960/04/19、5期、民主社会党)

○島清君 ずいぶん長く質疑応答がなされておりますので、多分にこういう問題に触れたのではないかと思いますけれども、もしどなたかお触れになって御答弁になっておれば必ずしも御答弁くださらなくてもよろしいのです。  栗山委員からも御指摘のございました通り、非常に簡単な改正法案ではありますけれども、しかしそのバツクはかなりやはり大きな問題だと思うのです。そこでエネルギーの総合計画がないということは大臣から御答弁のあった通りですが、そこで炭価を千二百円下げて三十八年度には液体燃料に対抗できるように企業の体質を合理化していきたい、こういうことのようですが、この法案を見まして、同じ時限法でございましても、はっ……

第34回国会 商工委員会 第25号(1960/04/26、5期、民主社会党)

○島清君 おもに佐久さんにお答えをいただいた方がよろしいのではないかと思うのですが、それは今石炭の単価の引き下げ、それを前提にする合理化、体質改善の問題等は、国内で重油に対する競争力をつけようとするところに重点が置かれているんですね。そうしてそれが三十八年度に千二百円の炭価を引き下げて、重油に対する競争力がつくのだ、こういうことなんですが、そこで、それはそれでよろしいといたしまして、三十八年度になりますというと、今政府が言っております貿易自由化、これが一応あとの農産物の一〇%ぐらい残して、九〇%の自由化を完成したいというて、いろいろ憶測をして放送されておるわけですが、私たちは、政府の自由化政策……

第34回国会 商工委員会 第29号(1960/05/11、5期、民主社会党)

○島清君 今の栗山さんの質問に関連をするのですが、ただいままでこのお示しをいただいた資料によりますと、すでに商工会の数が二千六百幾つ全国で組織されているのですが、この二千六百の内訳ですね。町村の商工会を都市に組織されている商工会との内訳はどうなっておりましょうか。
【次の発言】 そうして、数的にはそうなんですが、そこの中に包括をされておる組合員の員数から見ると、どういうふうになっていますか。
【次の発言】 あとでそれを一つ資料にしていただきたいと思うのです。  それからこの法律で小規模事業者というものの規定が示されているのですが、その規定に該当するような小規模事業者の数ですね。それは町村とそれ……

第34回国会 商工委員会 第30号(1960/05/12、5期、民主社会党)

○島清君 私は民主社会党の立場におきまして本案に賛成の意を表したいと思いますが、政府が当初提案をされまして通産大臣が本会議で説明をされましたこの政府原案によりますというと、かなり私が本会議で御指摘を申し上げまして御質問申し上げた通り、またただいまも椿委員から御指摘かございました通り、特定の政党、特定の地方ボスによって悪用される危険があるのではないかというような疑惑の点もかなりあったのでございまするけれども、この点は衆議院におきまして修正もいたしておりますし、さらに付帯条件というものがつけられておりますので、その点はかなりまあすつきりした形になっておりまして、前向きの法の体系を整えているような格……

第34回国会 予算委員会 第11号(1960/03/09、5期、民主社会党)

○島清君 関連して。せっかく一松さんのお教えの通り御答弁になりましたが、そういうことは小林君も私たち委員の方も百も承知で質問しておりますので、それは武力行為があってそこに停止状態であればよろしいわけですが、しかしながら協議をして、事態は停止をしないわけです。そこでかりに日本のどっかの地点において武力攻撃があったものとしてアメリカ軍が判断をして、アメリカ軍自体がその行動に対処した場合どうなるかということ、私たちが聞きたいのは。しかしながら、四条があって協議するのだという、そういう事態が起こって停止する、アメリカ軍と日本が相談をしてもらいたい、どういう協議をするだろうかということについて見ておる場……

第34回国会 予算委員会 第15号(1960/03/14、5期、民主社会党)

○島清君 本日は総理大臣も外務大臣もお見えでないので、はなはだ残念でございますけれども、総理大臣の私に関する御答弁は、総括質問の筆頭に御答弁をいただきたいと思います。それから外務大臣の御答弁は、一般質問の劈頭において御答弁をいただきたいと思います。私は約百問くらい御質問を申し上げようと思いまして準備をして参りましたが、しかし制限時間は三十五分でございます。従いましてその割合で参りますというと、私の質問時間が一問につきまして大体十五秒ぐらいである、こういうことでございますので、私は長く説明をする時間がございません。そこで政府側にお願いを申し上げておきたいことは、素朴な国民の席から御質問を申し上げ……

第34回国会 予算委員会 第16号(1960/03/17、5期、民主社会党)

○島清君 自由化政策を推し進めて参るためには、それぞれの態様の政策を進めていかなければならないと思います。その意味におきましてコストの引き下げをしなければならないと思いますが、そのコストの部分に非常にウエートのかかっております電力の再々編成をおやりになる考えはないか。  さらに関税政策はどうされるのか。財政政策の中で非常に関税政策は重要な部分を占めて参ります。その意味において関税政策をお尋ねいたしたい。  さらに金融政策でございますが、その金融の正常化の進め方、さらに銀行のオーバー・ローンの是正の仕方、金利体制の是正と金利引き下げの方針をお聞きをしたい。

第34回国会 予算委員会 第17号(1960/03/19、5期、民主社会党)

○島清君 関連。たとえばテン・ダラーならテン・ダラーの中に占める、商品の価格によって表示される中に、日本なら日本の労働者の受ける分配の部分と、それからアメリカの労働者の受ける部分と、それから日本の経営者が受ける分配の数と、アメリカの経営者の受ける分配の数は、これはどういうような比率になっておりましょうか。

第34回国会 予算委員会 第18号(1960/03/21、5期、民主社会党)

○島清君 先日の私の質問に対して、外務大臣からお答えをいただくことになっております。沖縄問題に関連して、外務大臣からお答えをいただくことになっております。それをまずお答えいただいた上で、質問に入りたいと思います。お許しを得たいと思います。
【次の発言】 その点は、大臣のところに、しばしば外務省の事務当局の方から問い合せがありまして、こういうことについてお答えいただきたいということを御連絡申し上げておりますから、十分、大臣のところに行っておると思いますから……。
【次の発言】 答弁漏れがありますね。第一に、石川というところの小学校にジェット機が墜落をしましたね。それで、アメリカ民政府の方で誠意を……

第34回国会 予算委員会 第19号(1960/03/22、5期、民主社会党)

○島清君 議事進行。委員長、今は一体何ですか。外務大臣を待っているなら待っているで、外務大臣は来るから暫時このままでとか何とか宣告しなければ……。こんな委員会の運営はないでしよう。



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第5回国会 経済安定・商工連合委員会 第1号(1949/04/25、1期、日本社会党)

○島清君 遅れて参りましたので、他の委員からお尋ねがあつたといたしまするならば、答えて頂かなくとも結構であります。後で速記を読まして頂きますが…。企業の三原則が呈示されない前は大企業は國家に泣きつけば赤字を補填して貰つたのでございますからして、大企業からの中小企業に対する圧力というものはそうなかつたすと思うのであります。ところが、この三原則が呈示されましてからは、強い者は弱い者をいじめる、こういうような格好になりまして、大企業からの圧力が相当加つて來ておるように聞くのでありますが、それに対しまして当局の方々はその圧力下におきますところの中小企業者を特別にこの圧力から防止してやろうという考を持つ……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 通商産業・地方行政連合委員会 閉会後第1号(1950/09/26、2期、日本社会党)

○島清君 只今同僚議員諸君の質問に答えまする大臣の御答弁を承つておりますると、廃止する意思と廃止するということを混同しておられるようでございまするが、私は過般、読売新聞がその競輪の存廃の輿論調査をしておるのを見受けたのでございますが、それは過半数においてその廃止を主張しておるのでございまするし、更にHNKの方では、この前街頭録音をとりましたところ、やはり輿論はこれを廃止した方がよいというように意見が一致しておるように私は聞いておるのであります。政治というものは、而も民主政治というものは輿論の政治でございまして、この輿論がマイクを通じまして、又は新聞紙上を通じまして、これが廃止した方がいいという……

第8回国会 通商産業・地方行政連合委員会 閉会後第2号(1950/10/25、2期、日本社会党)

○島清君 私は大臣に二、三点お伺いしたいのでございまするが、その再建方策でございまするが、これを拝見いたしますると趣旨は非常にそうでございます。その意気の盛んなるものを私は諒とするのでございまするが、事故の絶滅の態勢を完備云々ということを言つておられまするが、併しながら頁をめくつて参りますると、組織の中に警察との関係というようなものが力強く謳われておる。これが起草されまする場合に事故の絶滅ということに確信を持つておられたといたしまするならば、警察との関係などということは別にここで取上げることはなかつたと思いまするが、非常に事故の絶滅ということを言つておられながら、事故が起つた場合には警察の方に……

第12回国会 通商産業委員会競輪に関する小委員会 第1号(1951/11/24、2期、日本社会党第三控室(右))【議会役職】

○委員長代理(島清君) それでは只今から競輪に関する小委員会を開催いたします。参考人といたしまして自転車振興会連合会の理事長の小西要さんと川崎市経済部長の田邊光次さんがお見えでございまするので、それぞれ参考人のかたに御意見を承わりたいと思いまするが、先ず最初に川崎市の経済部長田邊光次さんに競輪に関する御意見を承わりたいと思います。
【次の発言】 それじや田邊君どうぞ一つそういう意味で御開陳を願います。
【次の発言】 ちよつとお諮りいたしますが、どういたしましようか、小西さんが見えておられますし、小西さんの御意見を拜聽してから質問をして頂くということにして頂きましようか……それではさように取計ら……

第13回国会 通商産業委員会競輪に関する小委員会 第1号(1952/03/28、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長代理(島清君) それでは只今より競輪に関する小委員会を開きます。本日は前回の小委員会における申合せによりまして、主として選手問題を中心としての研究を進めて参りたいと思います。先ず選手側を代表いたしまして出席参考人より競輪法の改正に関する一般的意見の開陳を願いたいと存じます。出席されておられまする参考人は、選手連合の理事長をやつておられまする菊池宣次君、更に常務理事の重政幸春君、同じく田村利男君、選手の山下直子君、更に通産省の通商機械局の車両課長の畔蒜嘉一郎君が見えておられます。それでは菊池君から発言をお願いします。
【次の発言】 只今菊池君から概略の説明がありましたが、もう少しこれの詳……

第13回国会 通商産業委員会競輪に関する小委員会 第2号(1952/04/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 それも結構でございますが、今私小西さんからの前段のお話は承わつていませんが、私が参りましてからもちよつと二、三不審な点がありますので、それを質しておきたいと思います。
【次の発言】 私から一点と申上げたことについておとりなしを下されまして誠に恐縮ですが、私が一点質しておきたいと思いましたのは、むしろ小西さんの思い違いに対して念を押したかつたのです。何か選手の諸君が、一%か何か知りませんが、何か要求がましいことをしているようなお話でございましたが、この前選手諸君が委員会のほうに提案をしておりまする要望点の中には、印刷されておりまするから御覧頂いたと思いまするが、ここに何か金銭的な要求が……

第13回国会 通商産業委員会競輪に関する小委員会 第3号(1952/04/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 只今の辻さんにちよつとお伺いいたしますが、辻さんから御覧になりまして、私ども初めてこの前京王閣の競輪場を見せて頂いたのでありますが、相当無駄があるのではないか、何と言いますか、合理化を図れば非常に無駄が省けるのじやないかというようなことを痛切に見て参つたのでございまするが、そういうような点につきましては、どんなふうにお考えでございますか。
【次の発言】 よくその御答弁の趣旨はわかるのでございまするが、もう少し詳しく御説明頂ければ非常によろしいかと思います。と申上げまするのは、例えば法規にございます、施行細則でございましたかしら、それに競輪を施行いたしまる場合にいろいろの開催執務委員で……

第13回国会 通商産業委員会競輪に関する小委員会 第4号(1952/05/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 委員長の只今のお話の中に島委員の改正案は通産省側の第九次改正案を前提としてというような御報告がございましたが、若しそうであるといたしまするならばここで訂正をさせて頂きたいと思います。それはこの競輪法の改正問題が持上つて参りまして、通産省側におかれましても吉岡君あたりが中心になつてこの改正案の用意をされて私たちに提示をされましたことは事実でございまするが、併し競輪の小委員会を進めて参りまするうちに選手の問題が大きな問題となりまして、それで三回に亘りまして証人の喚問をいたしました結果やはり選手の問題が中心問題になりまして、そこでその参考人の喚問をした直後の委員会においてはこの扱い方をどう……

第13回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第1号(1952/05/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外委員(島清君) 境野委員が豐田理事長の忌憚のない意見をお聞かせ願いたいと注文付で御答弁を要求しましたときに、忌憚のないところを申上げると、資金の需要が本当に減つておるんだと、それで非常にここに重大な問題が含んでおるのじやないかと思うというような意味の御答弁がなされたのでありまするが、私たちは非常にしわの寄つておりまするところの中小企業の諸君が、お先まつくらで非常に恐慌の前夜にあるということは、私たちなりに把握しておつたのでありまするが、併しこの程度の資金じや消化し切れないと言つちや語弊があるかも知れませんが、幾ら商工中金のほうに金がありましても、中小企業者のほうの諸君に対しては焼石に水……

第13回国会 内閣・通商産業連合委員会 第1号(1952/05/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 只今の中川委員の質問に関連をいたしまして通産大臣にお聞きをしたいと思うのでありまするが、只今中川委員の質問に対しまして農林省の林野庁が内局になつたからというようなことを例にとられまして、中小企業庁が内局になつても決して中小企業庁に劣らないような育成指導に当るのだというような意味の御答弁がなされたのでございまするが、中小企業庁が廃止になりまして、これを内局にしたいという現われは、中小企業の軽視である。併し日本の現在の産業の構造からいたしまするならば、その生産量におきましても、又工場の数におきましても、又この生産にタツチしておりまするところの労働者の数におきましても、大変これは日本の産業……

第15回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第1号(1952/12/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 どなたからお答え頂いても結構でございますが、中小企業の問題は、金融という面で皺寄せをされておりまするので、中小企業の問題と言いますとイコール金融問題という形で現われて来るのですが、一時私たちはこの問題で、商工中金の責任者においでを頂いてお話を願つたことがあつたのですが、そのときに商工中金のほうでは、去年の十二月暮でございましたか、今年の二月末でございましたか、それははつきりしておりませんが、その頃に資金の需要高というものは百七億程度だというようなことの御意見があつたりいたしまして、非常に驚いたことがあつたのですが、その業者から御覧になりました中小企業のそう言つたような既存の金融機関と……

第15回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第1号(1952/12/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 今の同僚議員の質問と関連をして、電源開発を進めて参りまず場合に、水利権等の問題とからんで、単に金銭のみでなくて、地元民の心からなる協力を得られなければならないのが、納得の政治のあり方といいますか、電源開発のし方をしなければならないということについて御指摘があつたのでありまして、至極これはその通りだと思いますが、私はそういう問題ともからみまして、審議会の活用といいますか何といいますか、その問題について一点お尋ねをいたしたいのでありますが、今非常に問題になつております只見川の開発と、それから水利権の移譲の問題についてですが、これは後ほどゆつくり時間を借りまして、これを質してみたいとは考え……

第15回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第2号(1952/12/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○島清君 何かあと野田さんは本日御事情があつて何か……。
【次の発言】 そうですが、それではよろしうございます。
【次の発言】 ちよつと本格的な質疑に入る前に、福島大竹知事に補足的な質問を、委員長の質問に対する補足的な点を質しておきたいと思いますが、本名、上田の申請を、東北電力からする場合に、それを確かに奥只見、前沢、田子倉、滝、大津岐の五件の使用許可申請を同時になされておるはずでございまするが、これはそうであつたかどうか。それからそれに対しましては、どういうようなお取扱をなさるつもりであるかをちよつと御説明頂きたいと思います。
【次の発言】 関連して野田さんにちよつとお伺いしたいのですが、野……


5期(1959/06/02〜)

第34回国会 予算委員会公聴会 第1号(1960/03/15、5期、民主社会党)

○島清君 ちょっと一言……。
【次の発言】 簡単に、簡単に一言だけ
【次の発言】 簡単にやります。こういうことをお尋ねをするのはどうかと思いますけれども、新安保の政府側の説明を聞いていますというと、アメリカはいかにも日本の安全と極東の平和のためにやってくる神の使徒みたように説明をしている。ところが、私たちはそうではないと思っておりますが……。そこで、一体アメリカの在日米軍の指揮官の権能というものが、アメリカの国内におりまする場合と、在日しておる場合に権能の相違があるかどうか。兵士の待遇がどうであるか、そういうところまでお調べでございまするならば、御説明いただければ大へんしあわせだと思います。と……

第34回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1960/03/23、5期、民主社会党)

○島清君 ちょっと、委員長。
【次の発言】 それでは、食事時間で政府委員の諸君も大体この辺の時間が限度じゃないかと思いますので、質問が重複をいたしまして、お答えになっておる部分がございましたら、答えたからというておっしゃっていただければ、後ほど速記録を読ましていただきますから、そのようなわけで、議事の進行の都合上お答えになる必要はないと思います。  それで、まず第一番にお尋ねをいたしたいのは、新安保条約の審議をいたしておりまする際に、防衛長官並びに政府の御答弁の中では、緊迫不正な武力の侵略に対しては個別的に自衛権を発動して武力の排撃を行なうんだと、こういうことですが、 現行の条約並びに新安保条……

第34回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1960/03/26、5期、民主社会党)

○島清君 関連して。三十五年度の予算の中にそれに該当する項目というものは……。
【次の発言】 説明書の中で何ぺ―ジですか。
【次の発言】 ところが、これにはそういう経費は書いてありませんね。「諸外国との外交交渉のわが国に有利な展開を期するため在外公館において必要な工作費であります。」ということで、そういう邦人関係に使うということは、項目は書いてありませんね。項目外流用になりませんか。
【次の発言】 それは非常な詭弁でありまして、たとえばこの項目からすればですよ、第三の「対外宣伝及び国際文化事業等の実施に必要な経費」、これから出したというなら一応はあるいは説明がつかないこともないのかもしらないと……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

島清[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。