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田村文吉 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

田村文吉[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

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このページでは田村文吉参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。田村文吉参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 鉱工業委員会 第1号(1947/07/02、1期、緑風会)

○田村文吉君 さつき大屋さんからのお話も至極御尤もなことでありますが、皆さんが一々お会いになつて知るということも困難な問題だろうと思いますから、適當な候補者がおありになりましたら、御決定になる前に、只今お話のような墾談式のものでも結構であります、又正式にお諮り下されても差支ないと思います。委員の意向を御参酌下されて御決定下さる、こういうことで如何でございますか。

第1回国会 鉱工業委員会 第7号(1947/08/19、1期、緑風会)

○田村文吉君 これを拜見いたしまして、直覺的に感じましたのは、金の位が變つて來たのでありますから、相當にすべてを御訂正になるのはわかつておりますが、年限の若いのと古いのに對するお上げになりました率等が皆變つておりまして、それについての御説明がはつきり承れなかつたように感じますが、これを一應少し御説明頂きたい。  それからもう一つ、大分この戰爭ですべての状況も變つて參つておろうかと考えますので、この機會に發明、實用新案、意匠、登録等に對する現在の件數及び傾向等を若しデータで頂くことができれば、大變仕合せだと思うのであります。
【次の発言】 丁度今審議中でございますから、この機會に御印刷になりまし……

第1回国会 鉱工業委員会 第8号(1947/08/27、1期、緑風会)

○田村文吉君 甚だ私素人で、調べておりませんから、こういう質問を出すと考えますが、各種の陳情書が澤山參ります。それに對して本件の如き問題は、假に小委員會なり本委員會で尤もである、こう考えた場合に如何ようにこれを取扱われることができますか。その邊について他の委員會にも澤山例があると思います。運營の上においてどういうふうにこれが取扱われるようになるのでありますか。これを大體伺つてからこういう問題を一つ處理して行つて頂きたいと思います。私は餘りよく知らんものでありますから伺うのでありますが……。
【次の発言】 今小委員、小委員というお話がありましたが……。

第1回国会 鉱工業委員会 第10号(1947/10/03、1期、緑風会)

○田村文吉君 二つのことを商工大臣にお尋ねいたしたいのであります。その一つは、只今の平岡委員の御質問に対しまして大臣から、國管にすればどうして石炭が余計出るかという答弁として、それならば國管にしなかつたならば果して余計出るか、こういうことが答えなれないと同じに答えられない、こういうようなお言葉に承つたのでありますが、それで私はそれに対しては、昭和二十年の終戰の当時の一ケ年の出炭量が二千二百三十三万トンでありまして昨年の出炭量が二千二百五十二万トンと相成つております。今年の四月から九月までの出炭量が千二百九千三万トンこれは九月の下旬のまあ推定でございますけれども、千二百九十三万トン、これを昨年の……

第1回国会 鉱工業委員会 第16号(1947/11/08、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は今の亞炭の小委員の一員であつた關係上、只今委員長から委員の一人からこういう意見があつたと、こういうことがございましたので、その意見を皆さんの前に御開陳して置くことも無駄でないかと考えますので、一應申上げて置きますが、この今の配炭公團から除くという問題と、それから亞炭増産に關する請願と大體その狙つておるところは一つでないかと思うのでありますが、現在或る縣における状態から見ますと、四百圓で仕入れられた亞炭が六百圓、或いは五百圓で仕入れられた亞炭がその土地で使う場合に七百圓、約二百圓以上の差があるのでありまして、在來これを自分で掘つて自分で使つております場合には、一トンについて二百……

第1回国会 鉱工業委員会 第20号(1947/11/27、1期、緑風会)

○田村文吉君 先刻小林委員からの御質問がありまして、商工大臣の所信をお質しになりました中に、經營者も全面的に反對であり、勤勞者の方でも、昨今の状勢では、外の意味において全面的に反對のような空氣に見えるが、そうするとせつかく業者の増産意欲を發揮させてやるという商工大臣の始めの御趣旨が通らなくなるのではないかというようなことについての御質問がありましたのですが、その點についての大臣の御答辯を、私も承りたいと考えておつた問題でありますが、重ねて大臣の御答辯をお願いしたいと思います。
【次の発言】 皆さまの御贊同を得まして、商工大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、昨今の電力事情の窮迫は御承知の通り……

第1回国会 鉱工業委員会 第21号(1947/11/28、1期、緑風会)

○田村文吉君 二、三の点についてお尋ねを大臣にいたしたいと思います。先刻來御説明が断片的にあつたようでありますが、指定炭鉱であることと、非指定炭鉱であるということは非常に違いがあるわけです。そこで今度の國管案の眼目となるところは指定炭鉱の問題だろうと私は考えております。指定炭鉱の標準については初めは五万トンとか十万トンという標準を大体考えておつたようですが、その後さような標準をとつてしまつて、修正案には、能率、生産費、品位、出炭量等に基いて、これを六ケ月ごとに、管理委員会にお諮りになつてそこで商工大臣が指定するということになつておるわけですが、大体どういう御標準をお持ちになるのか、これは簡單な……

第1回国会 鉱工業委員会 第24号(1947/12/02、1期、緑風会)

○田村文吉君 先般來石炭の國管案が出ましてから、商工大臣の御説明その他を伺いましても、今度の國管案は全く増産のための國管案である。こういうふうに承つておつたのでありまするが、午前中の総理大臣の藤井君に対する御答弁の中に、石炭だけではないが、重要産業に対しては、國家がこれに関知し、場合によつては積極的に経営するというようなことが今日の時代としては必要なことであると、こういうふうの御答弁があつたのでありまするが、これは或いは結果においてそれが増産になるから、國家が関知し、或いは國家がその経営に参加し、或いは経営するということが増産になるからなさるという御意味で御答弁になつたのでありますか。それとも……

第1回国会 鉱工業委員会 第26号(1947/12/04、1期、緑風会)

○田村文吉君 議事進行についてお尋ねいたしたいのですが、私の御質問申上げることは十五分か二十分かかると思うのであります。まだ外におありのようでありましたら、中食後にお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 大臣がお見えになりましたらと思つておりますが、その前に一つ平井さんに伺つておきます。  問題の第三條でありますが、先刻から度々この問題についての應答が行われたのでありますが、私ははつきりどうしても呑み込めない点があるのですが、「生産協議会の議を経て定められた事項以外の事項について、」云々というふうになつておりまするが、「生産協議会の議を経て定めらはた事項以外」というのは、どのような事項が想……

第1回国会 鉱工業委員会 第27号(1947/12/05、1期、緑風会)

○田村文吉君 簡單な問題で一つ伺いたいのですが、今の修正案のこの六ケ月に決めるという意味は、定期的に六ケ月毎にやるという意味ですか、一つの炭鉱は期の途中でも指定され、或いは指定解除されることがあるわけですか、例えば年度初めにこれをやる時に、四月なら四月一齊に指定炭鉱にする、六ケ月経つてから指定か非指定か決める、こういう意味でありますか。期の途中でも一つ一つの炭鉱が六ケ月毎に指定を受けるのですか。
【次の発言】 議を経てという文字が沢山使われておりますが、これは同意を得てとかいうことを全く同じでありますか、或いは違う点がありますか。
【次の発言】 その点を少し御説明頂きたいのですが、同意を得てと……

第1回国会 鉱工業委員会 第28号(1947/12/06、1期、緑風会)

○田村文吉君 只今の問題について、分らない点を伺いたいのでありますが明年の四月からこの法律が施行になりますると、三千三百万トンでありまするか出炭をしなれけばならん。それにはいろいろの命令指示を行なつて行かなければならん、こういうことになるわけでありまするから、大体明年度の予算には、この金額は國会にどの位の金額をお出しになりますか。又その金額を出さなければ、出炭の計画は立たぬ。こういうことになるだろうと思うのでありまするが、凡々どのくらいの金額を御予定になつておりまするか、伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、予算が決まらない丙は、補償を伴う命令は絶対出せない。又その金額が非常に……

第1回国会 鉱工業委員会 第29号(1947/12/08、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は修正案に全面的に贊成する者であります。その修正案は、只今中川君から提出されました修正案であります。  大體この臨時石炭鑛業管理法案が國會の議題と相成りましたことは、私は甚だ實は遺憾に考えておつたのであります、と申しまするわけは、今日の日本の國民があらゆる各種の統制機構によりましてがんじがらめに縛られて參つておりますることが、著しく個人の創意工夫を減退せしめて、經濟の復興に甚だ妨害をしておるような状況下におりまするときに、餘り大した效果もないこの石炭管理法案が、衆議院において、又今日は參議院に、囘付になりまして、愼重に審議をいたした次第でありまするが、御承知の、初め生れました案……

第1回国会 鉱工業委員会 第30号(1947/12/09、1期、緑風会)

○田村文吉君 これは衆議院からいつ囘付になつたものですか。
【次の発言】 これがもう今日一日しかありません。今日ここでして今日の本會議に間に合いますか。
【次の発言】 それから政府委員にお伺いしたいのですが、配給公團は一トン當り幾らの手數料を貰わないと、公團が立つて行かないのですか。
【次の発言】 石炭と若干違いまして、亞炭の配給については多少公團の扱い方が、在來の關係等を尊重して、數量は必ずしも指定通り配給はされていないとういうよな疑いがあるのでございますが、石炭とその點については區別なく嚴重にやられておるのでありましようか。
【次の発言】 實際問題として、紐附きの關係がありますと、例えば自……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1947/08/05、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は或いはお伺いする場所が適當でないかも知れませんが、丁度厚生大臣がお見えになつておりますから、私考えておりますことを申上げて、御意見を伺いたいのでございます。それは恐らくは日本國民の全部の人が、殊に引揚者のお方、又戰災をお受けになつた方々が何となく割切れない氣持をもつておられますことは、假に私共が個人經濟で非常の災害を受けた、例えば地震のために家が潰れた、或いは火災で家を燒いた、こういう場合は、どんな人でもまずお隣りから炊出しを持つて來て、飯を食わす、どんな貧しい人でも豫算というものは無視して家を建てる、これが當然のことであるのであります。然るに今度の災害がたとい偶然な大きなこ……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第3号(1947/08/08、1期、緑風会)

○田村文吉君 なんだか御修正になつたものも、前のものですが、ちよつと遠慮なく申上げますと、「しかも今なお百萬に埀々とする同胞が、満二ケ年、異境の生活に、心身共に疲れ果て、更にこの上越年を想うとき、我々國民は忍び得ないものがある。」、まだ文格がちよつとおかしいように思うのですが、皆さんそういうお感じがお起きになりませんでしようか。
【次の発言】 今も申上げましたが、大體において表現の方法も、文字の數も、順序も、結構だと思うのでありますが、折角今も委員長のお話のように、非常に意義の深い歴史的の決議案でもありまするから、これはやはり場合によつたら委員の方々が各方面の方と御研究頂いて、多少の字句等の御……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第4号(1947/08/09、1期、緑風会)

○田村文吉君 昨日の私の發言の中に芦田外相がこういうことを言われたということを申しまして、當時速記をとつておられましたが、その字句だけを削除して頂きたいのです。

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号(1947/08/21、1期、緑風会)

○田村文吉君 北條君のお説に同感であります。
【次の発言】 私は村上委員から御提案に係る前半は非常に結構でありますから、至急委員長御選任の少数の委員の方に陳情、請願に關することを處理して頂くようにお取り決め頂きたいと思います。而してその次に本委員會の運營について各種の專門委員をおいたらどうかということは、かくあるべきことかとも考えますが、各種の問題が次から次えと起つて参りまするし、又陳情のいかんによつてはいろいろの問題が出てきようかと考えますので、今暫く專門委員の御決定はお待ちなされてよろしいのじやないかと考えます。
【次の発言】 少しく今の問題は研究の餘地もあるようでありまするから、法規上の……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第7号(1947/08/30、1期、緑風会)

○田村文吉君 先般参議院の自由討議のときに自分の所見大申上げたいのでありまするが、幸いに今日は總理が御出席になつておられまするから、この機會に重ねて所見を申上げまして、御意見を伺いたいと思うのであります。  御承知の通りに、政府でお調べになりました日本の今の住宅の不足數は、四百萬戸なのであります。私共は、その中いくらか戰時中に補完すべかりしものができなかつたという戸数を差引きまして、それはいろいろ空家等を融通し合うという意味で、互いに融通し合う、そういうことを計算しましても、絶對に家が不足しておるのが二百六十萬戸あるのであります。その二百六十萬戸に對して、今年豫算は、庶民住宅として十六萬戸だけ……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第14号(1947/12/09、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は前回、前前回、缺席いたしておりましたので、さような重大な問題が議せられておるということは知らなかつたのでありますが、今お話を伺いまして、この引揚問題は凡そ超黨派的に考えて、北におられる方々が一日も早く歸還されるように、そうしてその歸還された場合のこれに對する對應策を準備して置くということは、凡そ精神的には各黨派を超越して、今の山田委員のお話でも、島委員のお話でも、皆この御趣旨に御賛成のようでありますから、これはあまりどなたがどう仰しやつたとか、こう仰つしやつたとかいう問題に、かような時間を費すということは穩當でないと思いますから、早速この問題を運營委員會におかけ頂いて、そうし……

第2回国会 鉱工業委員会 第1号(1948/01/28、1期、緑風会)

○田村文吉君 小委員会はやはり定数に拘束はありますか。
【次の発言】 過去第一國会の間、余り小委員会というもののなんだか効果がなかつたと言つちや悪いが、いつも寄りが悪いし、折角政府から政府委員の方においでを願つても、御説明を承わる方が僅か三人か四人では、貴重な時間を空費することになりますし、余りそういうものでなしに、どなたかその係のお世話役のような方があつて、專門々々の問題についての問題があるときには、お世話は下さるが、やはり全部の方が御出席なさるというようなことにして、特別に必要がなかつたら小委員会というものは私は無用ではないかと考えておるのであります。

第2回国会 鉱工業委員会 第7号(1948/06/10、1期、緑風会)

○田村文吉君 小林委員の御意見に賛成いたします。

第2回国会 鉱工業委員会 第9号(1948/07/02、1期、緑風会)

○田村文吉君 この機会に大臣にお尋ねいたしたいことが二、三あるのであります。第一にお飼いいたしたいことは、今年は石炭三千六百万トンの完遂を目指してお進みになつているようであります。最近までの状態は、極く最近においては若干回復いたしておりますが、最近までの情勢では余り芳ばしい成績でもないようでありまするので、この点非常に心配しておるのでありますが、三千六百万トンの完遂には大臣は自身を持つてお進みになつておいでになりますか、これをひとつ大臣に承わりたいと思います。
【次の発言】 了承いたしましたが、第二の問題としてお尋ねいたしたいのでありますが、それは昨年の國会当時におきましても、大臣はそれがため……

第3回国会 労働委員会 第1号(1948/10/15、1期、緑風会)

○田村文吉君 賛成、賛成でありますし、今の人事委員会に付託されることになるだろうという船考えのようでありまするが、労働委員としては、重大な関係のあることでありますから、委員長には、成るべく早い機会に人事委員会と御連絡されて、政府の説明等を聞くというような場合、或いは政府以外の説明を必要とする場合もあるだろうと思いますが、成るべく早い機会に合同して説明を聞くというようなことにお取計らい頂いたら結構だと思います。

第3回国会 労働委員会 第2号(1948/11/09、1期、緑風会)

○田村文吉君 それは労働委員会と人事委員会だけでございますか。外にまだ入りますか。
【次の発言】 結構です。異議ありません。
【次の発言】 それはあれですか。なにかピックアプして、そのところを調査するということになるのですか。何か今までにそういう問題が ○二つなり三つなり起こつている、こういうことになんでうすか、どうなんですか。
【次の発言】 そんな場合はそうすると委員の一人からこういう問題を調査してほしいと言つた場合、委員会ではこれを採上げて調査しなくちやならない場合に、委員会が活動するのですか。
【次の発言】 こういうものの予算は別にしなくてもいいのですか。

第3回国会 労働委員会 第3号(1948/11/16、1期、緑風会)

○田村文吉君 質問してよろしゆうございますか。簡單に……。
【次の発言】 会計の問題でありまするが、公社となりますると、一つの資本金が決まるわけであります。今度工場を二つ、三つ建てるような場合には金が要るのでありますが、その場合すぐ増資をなさることになるのでありますか、その点を一つ……。
【次の発言】 多分そうだろうと思いますが、政府から長期の借入金をして工場の建設をなさるという場合には、簿記の方から申しますと、一方では政府が貸すから借入金であつて、一方には工場財産というものができる。こういうことになります。そこで長期の借入金の方法を取つて償還をなさらなければならんということになるわけです。仮……

第3回国会 労働委員会 第4号(1948/11/20、1期、緑風会)

○田村文吉君 政務次官にお伺いしたいのですが、この種の旅費は労働省関係ではこれ一つですが、類似の似寄つたものはありませんか。
【次の発言】 融通利く利かないでありませんが、これを出すと同時に、同じような性質のものがあればやはり同じように旅費を直してやらなければならんということになるだろうと思うのですが、そういうものを続いてお出しになるようになつているのですか。
【次の発言】 政令でお決めになつたり或いは省議でお決めになつたものは、もうお直しになつておりますか。
【次の発言】 今日の情勢から行きましたら止むを得ないものと考えますが、これ以上の討議を略しまして、即決可決あらんことを希望いたします。

第3回国会 労働委員会 第6号(1948/11/25、1期、緑風会)

○田村文吉君 議事の進行について……出席者も少ないようでありますし、まだこれからの御説明も相当時間がかかると思いますが、明日に続行して頂きたいと思います。

第3回国会 労働委員会 第9号(1948/11/28、1期、緑風会)

○田村文吉君 この陳情の趣旨がはつきり分らない点があるんですが、中小工場、商店の実情に鑑みて、或る一部適用の猶予期間を設けられたいということは、全面的に労働基準法を特殊の業者に対しては猶予して呉れというのか、或いは労働基準法の中の或る一部分を適用の猶予をして貰いたいというのか、その意味がはつきりしておりませんが……。
【次の発言】 先刻文書をお読みになりましたときに、その点は大分前段の方に書いてありますが、最後の結論の方ではやはりここに書いてあると同じような結論であるんですが、そこで陳情の趣旨は甚だはつきりしないんですが、前段の議論としては賃金とか時間とかいうような問題について不都合を感じてい……

第4回国会 予算委員会 第6号(1948/12/10、1期、緑風会)

○田村文吉君 五十九億の問題について祕密会でお話ししようという話もあつたのですが。
【次の発言】 私も少し希望的な意見になるか知れませんが、大臣のお考えはどうかと思いましてお伺いしたいのであります。今年の夏くらいからは大体資材の問題は割合に潤沢になつて参つたことは先程委員の皆さんからお話があつたようであります。要するに金が無くなつて参りまして、家を建てたいが金がないというような現在の結果になつておるのでありますから、この場合に如何にして家を多く建てるかということが大臣としても御苦心のあるところだろうと思います。そこで私は少し考えております点は、今お話のごとく十五坪以下の家は府縣知事に委してある……

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/11、1期、緑風会)

○田村文吉君 簡單な問題を一つお伺いしますが、人事院のお考えで進めて参りますと、次官の方の家族の生活費の千二百五十円、それから最低の生活をしておられるような方の生活費の千二百五十円というものを認めた上の御立論になるように考えるのでありますが、そういうお考えを以て給與の大体の方針をお決めになるつもりでありますか。今後のためにお伺いいたします。
【次の発言】 多分そういうお考でいらつしやると考えたのでありますが、昨日以來の質問應答の中に、基準に持つて來た各会社の役員とか認証官というものを標準にして次官級のものをとつて來たのだ、そこでそれには生活費という考え方でない別の考え方を持つて來たことになつて……

第4回国会 労働委員会 第2号(1948/12/07、1期、緑風会)

○田村文吉君 併し実際的にやつて頂きたいが、前國会において大体予備審査をやつておるのだから、今度はかような点が変つたということの説明で私はよろしいかと思います。一々提案理由の説明とか、逐條の説明等をやつておることは時間を空費するに過ぎないと思います。從つて前國会に提出されて予備審査されておるのだから、今度はどこが変つておるかという説明だけで進もうじやありませんか。
【次の発言】 今の元の二十七條の何ですが、七号の「労組組合の定める」云々というものがありまするが、これを削つてありますが、削つたままでいいのですね。
【次の発言】 前國会の時にお尋ね申上げたのでありますが、どうもいろいろその後私は考……

第4回国会 労働委員会 第5号(1948/12/12、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は結論において本案を無修正可決することに賛成いたすものであります。公務員法が決定されまして、公共企業体ができ上つた際としては、当然これに伴う法律が必要なのでありまするので、その意味において本法案が提出されたのでありまするが、只今門屋委員からの御意見の発表もありましたように、内容を仔細に点檢する場合、二、三の点に修正しなければならないかと考えるような問題もあつたのでありまするが、何分初めてできる法律でありまするから、暫くこれが運営を見ました上で、而も修正しなければならない場合には、修正をそのときに至つてやつても止むを得ない、こう考えまして、大体においてこの法案の趣旨及び体裁、内容……

第5回国会 予算委員会 第6号(1949/04/07、1期、緑風会)

○田村文吉君 大藏大臣にお尋ねいたしたいのでございますが、簡單な問題からお尋ねいたしたいと思います。  今度の行政整理をなされることについて、この予算にはどういう関係になつておりますか。行政整理の結果どれだけの人が減る、それに対する退職金はどうなのか、こういうことはみんなこの中に含めてお作りになつておりますかどうか……。
【次の発言】 從いまして退職金その他のものもみな入つておりますか。
【次の発言】 二番目にお伺いいたしたいのは、今度政府で初めお作りになつたと傳えられている予算が、公共事業費とか、或いは地方交付金とかいうような方面で非常に減額になりましたことが、何かしら予算をちよつと拜見いた……

第5回国会 予算委員会 第8号(1949/04/09、1期、緑風会)

○田村文吉君 商工大臣に三、四の問題についてお尋ねいたしたいのでありますが、或いは前に御発表になつておりましたかどうか知りませんが、今年度の輸出、輸入の予定額は凡そどのくらいにお考えになつておりますか、現在外國の援助を頂いておるのでありますが、できるだけ輸出入の貿易のバランスの取れるということが、今日貿易外收入というものは援助金以外にはないのであります。でありますから、それが非常に必要だと思います。それが日本の自立をして行く肝腎な問題だと考えております。数字を前に御発表になつておりますかどうか、大体でよろしうございますが、若しお分りでございましたならば……。

第5回国会 予算委員会 第9号(1949/04/11、1期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと高野さんにお尋ねいたしますが、只今御説明の中の第三項にありましたか価格補給金ですね。こういうものについてはどういう考えなのですか、価格補給金をやることによつて産業を維持してやらないと、つまり国の復興が遅れる、こういうような御趣旨に伺いましたが、補給金がなくても値段を上げて貰えば、補給金と同じような役目をするわけですね。その点については、値段が上つてもいいから補給金を止やめた方がいいというのか、或いは補給金はやはり殖し、又復金等も復活してやつた方がよい、こういう御意見か、その点御見解を一つ。

第5回国会 予算委員会 第11号(1949/04/13、1期、緑風会)

○田村文吉君 安本長官にお尋ねいたしますが、今日の新聞を拜見いたしますと、鉄その他の公定價格の買取値段の変更が発表になりまして、十二日から実行ということに相成つております。たまたま本國会で予算の審議が行われておりまして、而も歳出の最も大きな金額として價格調整費が計上されておるのであります。その價格調整費の一番大きなものはやはり鉄関係のものであります。今どのくらいの補給金を出すことによつて幾ら予算が殖えるかということで予算の問題を審議しておる最中に、すでに生産者價格を変更して御発表になりますということは、何かしら予算の審議をすることを阻止するかのような形に見えまするし、又阻止することではないまで……

第5回国会 予算委員会 第15号(1949/04/20、1期、緑風会)

○田村文吉君 提案者の一人といたしまして、小川委員の御質問にお答えいたします。今度の價格調整費の削減いたしました方法は、第一に特定事業向けの石炭の価格調整補給金三百三十七億円を削つたのでありまするが、これはすでに四月は日も経つておりまするので、五月一日から全廃するこういうことであります。第二項、第三項、第四項、第五項の鉄鋼價格、銅價格、肥料價格、ソーダ價格、この点の減額方法は全体で三割七分五厘を減少するのでありますが、この方法は四月から三ケ月間はそのままの補給金で扱いまして、それ以後はこれを半減にする。こういう計算の下に三割七分五厘の減額を計算いたしたのであります。第一の石炭價格の調整補給金は……

第5回国会 労働委員会 第2号(1949/03/29、1期、緑風会)

○田村文吉君 やはり同じことを申したかつたのです、政府はどういうふうにこれについてお考えになつておられますか。
【次の発言】 私が先つき政府の御意見を承りたいと申上げたのは、この問題は行政整理の問題から採り上げられて來た議論ならば、これは檢討するに非常に簡單な問題になるのですが、これは行政整理の問題の前に何か政府筋から出た放送じやないかと思うのですが、婦人少年局を廃めるとかいう話が出ておつたものだから、何か事情があるのか、ない方がいいという考え方が政府におありなさるのなら、どういう事情なのか、その事情をよく承つた上でこの問題を処理して行つた方がいいのじやないか、こう考えまして、若し順当な行政整……

第5回国会 労働委員会 第3号(1949/03/31、1期、緑風会)

○田村文吉君 滯納の問題でありますが、賃金の支拂がないために滯納になるのでございますか。
【次の発言】 相当の額になるのでございましようが、毎月お取りになるというようなことになすつた方が、滯納が少いというようになるのじやありませんか。

第5回国会 労働委員会 第5号(1949/04/23、1期、緑風会)

○田村文吉君 異議はありませんが、重要な法案でありますから、恐れ入りますが、前の法律との比較した案を一つ出して頂きたいのですが、出ておりませんか、出ておりませんでしたらば一つそれを……
【次の発言】 全部あるようですから了解しました。
【次の発言】 逐條審議も結構でございますが、大臣の説明されたのでまだ十分要領が分らんのですが、そういうことを一つ分るように一條一條説明して頂いたらいいと思います。
【次の発言】 時間がある限りは説明を聽いたらどうですか。説明だけして置いて貰つたらいいのですが。
【次の発言】 お忙しい方は仕方がないとして、伺えるだけ今私は伺いたいと思います。

第5回国会 労働委員会 第9号(1949/05/07、1期、緑風会)

○田村文吉君 この間からいろいろ緊急、緊切な御質問がありまして、それぞれ御答弁もあつたようですが、御答弁に満足の行かない点も多々あつたように思います。併しこの細い法案といつちや何ですが、一々重要な法案でありますが、四つもありますのに、更にその逐條内容について檢討するということが、ネダレクトされて続いているということは遺憾に考えますので、逐條審議を始める一方、その法案に関する一般重要質問は、大臣の必要な人を集めて、そしてその中に折り込んで行つて差支えないじやないか、願くは逐條審議をお諮り願うように動議を提出したいと思います。
【次の発言】 大体委員長の言われた扱いでいいと思います。兎に角逐條審議……

第5回国会 労働委員会 第10号(1949/05/09、1期、緑風会)

○田村文吉君 三十三條の二の卒業後六ヶ月経つた者は全然お入れにならないということは、事実問題としては随分昨年の卒業生が相当おつて、紹介を受けてやつておるのでございますが、これは六ヶ月でお切りになる必要はないのじやないかと思いますが、それに対して……
【次の発言】 分りました。第三十三條の四ですが、「料理店業、飲食店業、旅館業、古物商、質屋業、貸金業、両替店その他これらに類する営業を行う者は、職業紹介事業を行うことができない。」何故これだけの人たちにお互いにできる自由な仕事を禁止になるのでございますか。
【次の発言】 今の世界のあれで、決められたという職業はこれに書いてあるだけ明記してあるのです……

第5回国会 労働委員会 第11号(1949/05/10、1期、緑風会)

○田村文吉君 第六條の説明がちよつとはつり呑込めなかつたのですが、一般の公務員ではあるのだが、公共企業体が認可になつた場合には公務員法の一般職から除くということになるのですか。普通の仕事をしている場合にはやはり公務員としてのあれを受けるわけですか。どうなんですか。
【次の発言】 そうしますと、調停委員になつた場合には一般の仕事というものはもうできないことになるわけですか。
【次の発言】 そうすと副職禁止はできないから両方兼務されるわけでありますか。その職務の上のといいますが、つまり一般の仕事をしておる場合には、公務員法の規定を受けて、この調停委員になつた場合の行動だけが國家公務員の一般職から外……

第5回国会 労働委員会 第13号(1949/05/14、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は今の一般質問をやるということは無理からんことだと考えます。でありますから、ただ本会議にも可なり詳しい質問が沢山出ておつたのでありますから、一つ能率的に進行するようにお願いして、例えば明後日は何大臣と何大臣が來た。その翌日は何大臣が來ておつたというようなことを一つ能率的に、お互いが又質問の時間には必ず出席している。こういうようなことにして、二日間ぐらいは私は一般質問が必要じやないか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)こう考えます。(「賛成」と呼ぶ者あり)そこでただ在來のようなやり方でやると、ややもすると時間を浪費する嫌いがあるから、理事会の方で何大臣に対してどういう質問、と大体の質問……

第5回国会 労働委員会 第15号(1949/05/17、1期、緑風会)

○田村文吉君 私当時おりませんで甚だ失礼でしたが、暫く休憩されたらどうでしようか。

第5回国会 労働委員会 第17号(1949/05/19、1期、緑風会)

○田村文吉君 今の問題に関連して伺いたいのでありますが、今賀來さんは、これは余り職階的にはつきりと決めることはできない。無論私はそれが正しいと考えるのですが、前の政府委員の御説明に、例を上げて御質問があつたのに対して、例えば課長等は問題ないし、タイピストや何ぞは無論入らないのが普通だ、守衞も今のアメリカ式のゲツトキーパーであるならば入るけれども、そうでない場合は入らないというようなことを例を引いて御説明になりましたが、こういうようなことは今後誤解を招く虞れが多分にあると思う。いわゆるこの法の、接するという言葉をよく玩味して労働委員会が決定して貰う。こういうことを局長さんの御説明で私ははつきりし……

第5回国会 労働委員会 第18号(1949/05/20、1期、緑風会)

○田村文吉君 実はその問題について話合いをしておつたのでありますが、あまりに世の中がインフレーシヨンになつたといいながら、一日につき十万円の割合で勘定したという過料でありますが、これは所詮過料を拂うようなものは大きな会社は少いのでありまして、大体小さな会社や個人事業者あたりが多くなつて來ると我々は算定してあります。こういう人達は訴訟したくても、なかなか弁護士の費用も拂えないというような場合が多いのでありますのに、これは最高でありますから、必ずそれまでお取りになるというわけじやないにしても、まけるにしても仮に十日間怠つたら百万円になるので、その半分にまけて貰つても五十万円であり、三割まけて貰つて……

第5回国会 労働委員会 第19号(1949/05/21、1期、緑風会)

○田村文吉君 緑風会を代表して簡單に両案に賛成の理由を述べたいと思います。この度提案されました労働組合法及び労働関係調整法の改正案は、労働組合の民主性並びに自主性に対する規制を使用者側の不正労働行爲の取締及び労働委員会、特に在來の中立委員の権限の拡大等、これを終戰直後でき上つた旧法に比べて、若干でも整頓改善を示したものとして賛意を表する次第であります。ただこの改正が労資間の権利義務を明らかにせんとする、いわゆる取締及び規正の末梢に流れ、ややもすれば欧米組合法の模倣を整備するに過ぎなかつた点において、大いに失望を過ぜざるを得なかつたのであります。なぜかならば日本には日本特殊の憲法にふさわしい、又……

第6回国会 予算委員会 第5号(1949/11/25、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は木村国務大臣に三つの問題をお尋ねいたしたいのでありますが、その三つの問題に入ります前に一つお尋ねしたいことがあるのでございます。それは本日の新聞に見えておりましたが、固定資産に関する税金が困難なためか、この一月から不動産の取得税を止めるつもりであつたものがそのまま残るではないか、又入場税でありますが、これも減額ができないのではないかというようなことが新聞に出ておりましたのでありますが、私は初めからこの年度の移り変りにつきましてどういうふうにこの点を御処置なさるお見込であつたろうかとお尋ねしたかつたのでありますので、この機会にこの関係を御説明頂きたいと思います。

第6回国会 予算委員会 第7号(1949/11/27、1期、緑風会)

○田村文吉君 大蔵大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、第一に明年一月一日から地方税である入場税、その他のものが率が下ります。その結果まだ新しい平衡交付金の制度は無論ありませんが、予算には九十億円の地方配付税の増加が見てあるのでありますが、それはそれに対する費用を見込んでの九十億でありましようかどうか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 次に伺いますが、先般本会議でもお尋ねいたしました問題でありますが、産業資金が非常に枯渇し状態にありますので、これに対して政府はどういうふうな御方針をお採りになるかということをお尋ねいたしましたのでありますが、それに対しましてできるだけ産業家は自己資金に……

第6回国会 予算委員会 第8号(1949/11/28、1期、緑風会)

○田村文吉君 安定本部長官にお伺いしたいのでありまするが、今度汽車の貨物運賃が上がりましたり、電力料金も近いうちに上るように伺つておりますと、すべての価格もそれに準じて大なり小なり変更なさらなけれならないことに相成るかと存するのでありまするが、途中で吸収をさせるから大した影響はないという御意見もありましようと思いまするが、理窟の上から言うと、とにかく変えなければならんことに相成るのでありまするが、そこでもう今日の段階におきましては、大部分の価格の統制は御廃止になつてもよろしいのではないかと我々は考えておるのでありまして、殊も第二次製品以下のものになりましては、その改定の煩に堪えないのみならず、……

第6回国会 予算委員会 第9号(1949/11/29、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は国の今後の産業政策の根幹の問題につきまして、一、二の問題を御提起申上げて、総理の御見解を承わりたいのであります。  連合国の援助により、又政府当局の御盡力でインフレも或る程度横這いの状態に相成つておりますようなわけで、過日の御演説の中にも、今後は日本の復興についての構想を立つべきであるというように承つておつたのでありますが、そこで私は今後日本の再建には、次の三つの問題が日本の国策として考えらるべきではないか、こう考えておりますが、尤もいろいろの産業について、各種の議論が行われておるのでありまして、又それぞれ重要なことには違いないのでありますけれども、余りに在来の計画経済のよう……

第7回国会 通商産業委員会 第2号(1949/12/23、1期、緑風会)

○委員外議員(田村文吉君) 番外で質問お許し頂けますか。
【次の発言】 物価庁にお伺いしたいのですが、今物価庁がおいでにならんでも結構です。通産省の電気庁の関係で結構ですが、今の四・四に対する現在の新しい料金というのは決まつたのでありますが、これはずつと四・四以降もこの料金をお続けになる大体意向になつているのですか。或いは四・四でお切りになつて、改めて又考えられることになるのでありますか。その点或いはお分りになつていないでしようか。
【次の発言】 もうよろしゆうございます。

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第9号(1950/03/10、1期、緑風会)

○田村文吉君 参考人の方に質問申上げてよろしいですか。
【次の発言】 森山さん、ちよつと伺いますが、鉄鋼の割当が非常に窮屈になつておる一月は凡そ五〇%ぐらいしか割当がない。殊に関東製鋼の場合においては二五%しかいわゆる割当がなかつたというような御説明を承つたのでありますが、その五〇%の平均に対して関東製鋼の場合には二五%であつたということは、業者によつて大分そういう違いがあるのでありますか。
【次の発言】 もう一つ伺いますが、先程料金が五倍ぐらいになる、一月の実績でございますね、そういうお話でございましたが、それは一月だけが五倍ぐらいになるということもあると思いますが……。

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第20号(1950/04/28、1期、緑風会)

○田村文吉君 青木さんに伺いたいのでありますが、大変只今の御見解は、流石に実際に事業をおやりになつておる御体験から出た誠に傾聽すべき御意見と承つたのでありますが、ただ只今のお話の中にございましたように、十分立地條件を考慮して産業というものは分布されて行くことが当然のことであるのだから、従つてそれに伴つて地域差が起つて来るのは止むを得ないという御意見でありましたが、至極御尤もに考えますが、ただ今度度の再編成の中にいわゆる紐つきというのがございまして、東北とか、或いは北陸とか、そういう所に非常に豊富にある電力をそのまま関東とか、関西とかの現在産業の殷賑になつております地方に持つて来るということのた……

第7回国会 予算委員会 第3号(1950/02/11、1期、緑風会)

○田村文吉君 実質的の問題についてお伺いいたしたいのでありますが、今の七千八百七十七円が標準ということを一般に申しているのですか、その内容を簡單に一つ御説明を頂きたいと思います。基準とはどういうことを言うのですか、そういうことについて……。
【次の発言】 只今の御答弁ですが、時間外等のものは入つていないということになるわけですが、民間の給與をお採りになりましたときに、労働統計に出ておりますものは、大体実收入を見て参りますと思うのでありますが、それは基準外は除けてあるということがはつきりしておりますか。
【次の発言】 御比較をなさる材料として、その場合には官庁の場合も超過勤務手当を入れたもので、……

第7回国会 予算委員会 第6号(1950/02/27、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(田村文吉君) これより予算委員会を開会いたします。  本日は委員長が病気のため欠席せられておられますので、私代理させて頂きます。  議事を始めます前に皆さんに御相談がありますが、今後の審議の進め方につきまして、先般理事会で御相談があつたのでありますが、まだ衆議院の方では審議が結了いたしておりません。殊に尚これから三日間ばかりは酒税関係の問題で、大蔵大臣が主として衆議院の方に出席されるような状況下にありますので、さりとてこのまま審議を見送つておりますのもどうかと考えるので、お差支のない大臣方から逐次御出席を願つて議事を進めることに理事会で相談一決いたしましたが、御異議ございませんか。

第7回国会 予算委員会 第8号(1950/03/06、1期、緑風会)

○田村文吉君 簡單な問題から一つお尋ねしたいと思います。今まではインフレの時代でありましたので、各種のこの科料ではないか、延滞金というようなものが一日二十銭というようなものを取つておられる。例えば労災保にいたしましても、失業保險にいたしましてもそういうふうになつておりますが、今度所得税の改正によりまして、所得税の方では今まで二十銭のものを四銭に下げるというようなことに案が出ております。この労災保と失業保險の審議の場合に、特に私からその点が非常に苛酷であるということを申上げて、当時御注意を喚起いたしたのでありますが、現在では二十銭になつておるのであります。これは当然今度の国会に御修正なさる、修正……

第7回国会 予算委員会 第9号(1950/03/08、1期、緑風会)

○田村文吉君 農林大臣に簡單な問題をちよつとお聞きしたいのですが、いつもよく問題になるのは、現在の農家の売渡価格が四千二百何がしになつておりまして、消費者に渡ります時には、これを一升にいたしますと六十三円でありますが、その大体の計算を、細かい数字は結構でありますから、例えば超過供出が今日はどのくらい、それからさつきお話のありました報奬物資の配給に要する費用がどのくらい、簡單で結構でありますから……。一番私の知りたいのは、運賃その他の配給に要する費用が一石当り幾らについておるか、こういう点を説明願いたい。  唐突のことを申上げて恐縮でございますが、その前に農林大臣にお伺いしたいのですが、輸入食糧……

第7回国会 予算委員会 第12号(1950/03/13、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は今岩木君の動議に趣旨において賛成するのでありますが、ただ総理及び本多国務相が出ないうちは開会しないというふうに誤解されるようなことはどうかと考えます。仮に万一実際吉田総理が本当に病気で三日も四日も来られない場合は予算委員会をそのまま開かないでおられるかというような場合もありますので、この点はさような意味でないことに了解いたしまして、趣旨は今木村委員から述べられました通り、是非総理から出席されて話がない限りは進まないという意味で私は開会して行きたいと思います。尚私は今の動議の提出と共に別に動議として改めて決議しませんでも、十一日の日に動議が成立しておるのでありますから、本日はそ……

第7回国会 予算委員会 第13号(1950/03/14、1期、緑風会)

○田村文吉君 大体今の動議の趣旨は結構だと思いますが、私は休憩の動議を提出いたします。

第7回国会 予算委員会 第14号(1950/03/15、1期、緑風会)

○田村文吉君 大蔵大臣にお伺いいたしたいのでありますが、細かい点について尚後日お尋ねをさせて頂きたい点があるのでありまするが、今日は大体総括的の問題について三、四の問題をお伺いいたしたいと考えております。  先ず以て、今日の世相が経済的に可成り險悪な状態に相成つておりますことは、大蔵大臣も特にお認めのことであろうと考えております。成る程ドツジ・ラインに従つて大蔵大臣が勇敢に超均衡予算を作られた点につきまして、その手術の鮮かな点につきましては、私共は秘かに敬意を表しておるものでございまするが、国家の財政の均衡予算がとれたのは結構でありますが、個人の懷勘定の均衡がとれなくなつて参りましたので、これ……

第7回国会 予算委員会 第20号(1950/03/24、1期、緑風会)

○田村文吉君 今局長が見えられておるそうですから、井上さんに対する御答弁が済んでからで結構です。
【次の発言】 簡単な問題を一、二文部大臣にお伺いしたいのですが、前国会でも藤田委員からお尋ね申してあることと思いますが、尚去る十五日の日に積雪寒冷地帯における負担の軽減に関する決議案が皆さんのお力で通過いたしましたその際に、丁度文部大臣が御出席されておられまして、負担軽減に関する問題の原因の一つとして例を挙げました学校教育費の問題であります。校舎を建てる場合において、積雪寒冷地帯におけるものは、雨天体操場のようなものは絶対に離すことのできない必要品になつておる。即ち学童一人に対する坪数の上から行き……

第7回国会 予算委員会 第23号(1950/03/28、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(田村文吉君) それでは午前中に引続き会議を開きます。総理大臣に対する質問。内村君。
【次の発言】 経済安定本部長官に簡單な問題を二、三お尋ねいたしたいのでありますが、御承知のようにこの一月から電力料金が改正になりまして、約三割強の値上げに一応なつたことになつておりますが、それには相当地域差がついております点は、私共も分るのでありますが、ただこの地域差のつけ方が問題になると思うのであります。  第一に同じ同北、関東と申しましても、関東の方は電力の利用地でありますし、北陸東北方面は電力の供給地になつておるのであります。然るに、東京で電力を使います料金も、福島、新潟のような山の中で電力を使い……

第7回国会 予算委員会 第24号(1950/03/29、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(田村文吉君) 質問は終了いたしたようでありますから暫く休憩いたします。    午後三時九分休憩

第7回国会 予算委員会 第26号(1950/04/02、1期、緑風会)

○田村文吉君 第三分科会の報告をいたします。  第三分科会に審査を付託せられましたる件は、昭和二十五年度一般会計予算、昭和二十五年度特別会計予算及び昭和二十五年度政府関係機関予算中農林、通商産業、建設、経済安定本部各省所管の予算に関するものであります。これら付託せられました予算の説明は省略させて頂き、直ちに分科会における主なる質疑応答を御報告いたします。  先ず農林省所管の予算について、輸入食糧の予算を見ると、契約高としては、三百十六万三千トンであるのに、予算には三百四十万トン分が計上されている、これを金額で換算すると約八十億円余ることになる、これはどうするつもりかとの質疑に対し、政府側より剩……

第7回国会 労働委員会 第3号(1950/02/02、1期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと速記を止めて貰つて……。

第7回国会 労働委員会 第10号(1950/04/24、1期、緑風会)

○田村文吉君 お分りでしたら、最近の両保険の未納関係はどんなふうになつておりますか。非常に殖えつつありますか。
【次の発言】 失業保険の方も……
【次の発言】 初め御制定になさるときから、私共はこの延滯金の二十銭というのは非常に高過ぎるというので、その旨御注意申上げましたのですが、国税筑收法の関係上止むを得ず二十銭ということになつておつたようでありますが、今回国税徴收法が変りましたと同時に、当然これは引下げられるのが正当かと考えますので、本案に賛成いたします。
【次の発言】 今の研修所の「けん」はどういう「けん」ですか、研究の研ですか。「しゆう」は修めるの修でありますか。

第7回国会 労働委員会 第11号(1950/05/01、1期、緑風会)

○田村文吉君 賛成いたします。


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/28、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 私も祕書官から聞きまして、その前の経路がどうなつておるか存じません。

第8回国会 電気通信委員会 閉会後第1号(1950/09/20、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 今お話がございましたから申上げますが、郵政省関係の葉書の問題は、特に大衆に関係が深いからという、それさえも値上げの話があるじやないか。そうすれば電信電話関係で、電話のごとき十三万五千円で取引されている、こういう実情を考えた場合に、料金の値上げを考えてもいいじやないか。又一面においてそういうことによつて電話をもつと早く便利に装置することが必要じやないかと、こういうようなお尋ねのように思いますが、今葉書の問題がありますが、この葉書自体は大衆に関係があり値が安いのでありますから、そういうふうに考えられますが、これは実は割合に利用している人は、銀行会社等が多いのでありまして、……

第8回国会 電気通信委員会 閉会後第3号(1950/10/30、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 電気通信事業の現況につきまして御説明いたしますには、現在近く臨時国会並びに通常国会に提案になりまする予算関係を御説明申上げ、又それに関連して現況をお話申上げることが大変よろしいのではないかと考えますので、一応予算関係について、御説明をして見たいと思うのでありますが、尚細かい点につきましては、各局長も出ておりますので、又お尋ね願いたいと存ずるのであります。尚申上げるまでもありませんが、予算は大体閣内でまとまりまして、目下関係方面と折衝中でございますので、まだ申上げることがそのまま国会に提案になるというわけでありませんのでございますので、その点は御了承頂きたいのでございま……

第8回国会 電気通信委員会 閉会後第4号(1950/11/01、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 今の見返資金と預金部資金の問題ですが、これは当初二百億の借入をするについては預金部資金だけで賄うということは無論困難でありますので、でき得る限り見返資金を使わせて頂くということは、利息がないということだけで大変助かる。そういうわけでありますから、それについて安本と折衝いたしまして、少くとも五十億ぐらい見返資金から出して貰えないかということで大分折衝いたしておつたのでありますが、さつき石原君が説明されたように、その問題についての大蔵省の考え方は、できるだけ見返資金は全然收益のないような方面で多く使つて、若干でも收益勘定を挙げ得るところでは預金部資金を使う方がよいという大……

第8回国会 郵政委員会 第1号(1950/07/19、2期、緑風会)【政府役職】

○國務大臣(田村文吉君) 今回図らずも私が郵政省の仕事を受持つことと相成つたのでざいますが、御承知のごとく郵政事業につきましては全くの素人でありまして、今後共皆さん方の御鞭撻を頂きつつこの大任を果したいと思うておるのでございまして、本日の委員会の席を借りまして、御挨拶かたがたお願い申上げる次第であります。  申上げるまでもなく、郵政事業にいたしましても一つの企業でありまする以上、公企業と私企業の違いこそありましても、一般民間企業と一般相通ずるものがあろうかと存ずるのであります。殊にこの事業が好むと好まざるとに拘らわらず独立採算制の下に経営されておる実情から考えますと、更にその感じを深くするので……

第8回国会 郵政委員会 閉会後第1号(1950/09/15、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 御尤ものお尋ねであると考えますが、御承知のように今地方債及び国債等の金融の操作に関係しましては非常に重大な関係がございますので、郵政省といたしましては、仮に二百億明年度において増加する運用金に対しては、全額を郵政省においていたしても差支えない、又国会の要望もあつたと考えておりましたので、そのつもりで折衝しておるのでありますが、半額をするというのではなしに、形はこちらで、郵政省の方で運用するわけでありますが、そのうち地方債に廻すものを半額運用する、あとの半額を国債又は余る命を預金部に廻す、こういうような考え方で進んで参つたのであります。併し御指摘の通り結果において今年度……

第8回国会 郵政委員会 第2号(1950/07/30、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) この問題は御承知の通り給与ベースの改訂という問題がありまして、私両省の大臣として是非、この際給与べースを一日も早く改訂して頂くということが至当であろう、こう考えておつたのでありますが、御承知のようないろいろの事情で、その問題は至急にできなくなりまして、そこで組合の諸君としても何とか一つ省内だけなり、或いはその他の手を尽すなりして便法を考えられないかということで、私も可なり一生懸命でその問題を検討して参つたのですが、今お話のありましたように外の官庁より著しく惡いということは私は考えておりません。ただ如何にも現業官庁として特殊の事情がありますので、そういう場合に、現業官庁……

第9回国会 大蔵委員会 第11号(1950/12/08、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 今後の郵政事業は果して完全な独立採算を維持し得るや否やということが私は問題だと思います。今もお話がありましたように、足りないから料金をどんどん上げて行つてカバーするということならできないことはない。併しものも程度がありまするので、すべての物価の比率等を考えて、著しく、相当価格に上つておるものをそれ以上に上げてやるということもできないものであります。もう一つは、郵便事業の本質的な点から考えまして、一つの例でありまするけれども、御感知のように出の中で新聞紙を一枚届けてもらう、この郵便料は一枚八十銭です。そこで随分山間僻地に入りますと、ほかに郵便物は行かないけれども、新聞紙……

第9回国会 電気通信委員会 第1号(1950/11/24、2期、緑風会)【政府役職】

○國務大臣(田村文吉君) 只今新谷委員からお尋ねのございました予算の見通しの問題でありますが、今年度の補正予算の関係、收益勘定のものは説明を略しまして、建設勘定の二十六億六千余万円の中、十八億円だけは預金部資金で賄つて貰うつもりでおつたのでありまするが、諸般の事情で大分その点が困難のようであります。従いまして、一部分は收益勘定から廻し、或いは勘定から振り替えるようなことに相成るかと存じまするが、支出面の二十六億六千万については、大体関係方面の御了解も得てあるようで断ります。支出行為のほうには影響はないと考えております。それから明年度の問題になります電話建設関係の預金部資金百三十五億、これは大蔵……

第9回国会 電気通信委員会 第2号(1950/11/30、2期、緑風会)【政府役職】

○國務大臣(田村文吉君) 所管事項につきましては、継続調査のときにかなり申上げてありますから、或いは重複する部分も多いかと考えますので、今回提出いたしました補正予算の内容について取りあえず御説明申上げまして、尚、時間を頂きましたならば詳細の現状を申上げたい、こう考えておる次第であります。  本年度の電気通信事業特別会計の当初の予算は、歳入歳出ともに五百十七億四千万円余りでありましたが、その後、朝鮮の動乱及び國際情勢の変化等によりまして、歳入歳出ともに増加する必要を生じましたので、歳入歳出とも八千三百八十万余円の補正を提出しておるのであります。この金額の内訳を申上げますると、歳入においては、電報……

第9回国会 郵政委員会 第1号(1950/12/05、2期、緑風会)【政府役職】

○國務大臣(田村文吉君) それでは私から、郵政省における当面の業務概要について、御説明申上げ、委員の皆様の御参考に供したいと存じます。  先ず最初に郵便事業について申上げます。  業務運営の状況は第八國会の本委員会で御説明申上げましてから大して変化はなく大体順調に推移いたしております。前回も申上げたかと思いますが、施設面におきましては郵便局舎の戰災復旧も一応終り毎年新設もいたしまして、現在では昭和十九年に比し簡易郵便局を含め約一千局の増加となつております。又取扱業務の範囲も郵便送達の速度も大体戰前に復しております。なお外國郵便については、最近まで種々の制限がありましたが、これも六月二十九日附の……

第9回国会 予算委員会 第10号(1950/12/08、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) この根拠が昭和二十年の年に四銭のものに十六銭の補助をつけるということになりましたそのままになつておりますので、当時はそのくらいのものでよかろうということで計算されてやつたものであると思います。
【次の発言】 只今計算をいたしまして、計画を立てておりまするが、明年度から大体実施することにいたしたいと考えておりまして、これはいろいろ事情も異なる場合がありますので詳しくきめて参らなければなりませんが、大体平均いたしまして、一本について十五円見当を下らないようにいたしたいと、かような現在の計算でありまするが、なお收穫面等の計算も詳しくいたしまして、各種類によりまして決定するよ……

第10回国会 決算委員会 第10号(1951/03/05、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 前回の先月の二十一日の本委員会におきまして、委員長その他のかたがたから、昭和二十三年度決算検査報告において、会計検査院から批難を蒙りました事項の中で、電気通信省関係事項に対する責任者の処分は、現在電気通信省に勤務する者については、すでに処分を完了しているにかかわらず、郵政省に勤務する者については、処分を行なつていない。この点につきまして只今も棚橋委員からの御質問があつたわけでありますが、誠に御尤もなことであります。なおその上郵政省関係の批難事項に対する責任者の処分は大体終つているが、二、三まだ処分を行なつていない事項があるのはどういうわけであるかという点についての御質……

第10回国会 大蔵委員会 第7号(1951/02/14、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君君) さようなことに相成つておると思います。
【次の発言】 政府委員から答弁させます。
【次の発言】 御尤ものお尋ねでございますが、職務によりまして非常に忙しくて、つい休日も取れないで働いて頂いておるというようなことも、相当多いのであります。併し今のお尋ねのように、非常にそれがために酷使して、能率を低下させているではないかというような懸念につきましては、十分に検討をいたしておりまして、さようなことの起らないように配置その他の点について考えて行くわけであります。併し今日は、申上げるまでもありませんが、余りに余裕というものを持つておりませんから、ついさような実際のときに、部分……

第10回国会 電気通信委員会 第2号(1951/01/29、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 前国会におきまして全般的の現況について御説明申上げておきましたのでありまして、或いは重複する点がございますか知りませんけれども、現在の状況を概略御説明申上げたいと思います。  先ず市内電話について申上げますと、加入電話につきましては終戰後五カ年の努力によりまして、大体戰争前の数字に達したことは前国会において申上げたのでありまするが、昭和三十五年四月から十月までの増加の累計は大よそ十二万八千でありまして現在は百十三万五千に達しております。併しこれはすべてが前の通りに復旧したのではなくて、戰災大都市の復旧率は、五〇%乃至七〇%でしかありません。依然として多数の未開通加入者……

第10回国会 電気通信委員会 第7号(1951/03/08、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 今回政府より提出いたしました電信電話料金法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明いたします。電話に関する料金のうち装置料等を引上げると共に、一般放送事業者が専用する場合の市外専用電話料を引下げて、新聞社、日本放送協会等と同額にする等の必要がありますので、これがこの法律案を提出する理由であります。  次にこの法律案の要点を申述べます。先ず加入電話の装置料は加入者の宅内への引込線工事及び電話機取付工事に要する労務費及び消耗品費でありますが、加入電話の取消又は移転などにより不要になる性質のものでありますから、その工事の都度一時に実費を回収することが必要であ……

第10回国会 電気通信委員会 第15号(1951/05/15、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) お尋ねの第一の問題でございますが、これは先般参議院において強い御決議を願つておりますようなわけでありますので、当局といたしましても鋭意これが研究を進めて参つておつたのでありますが、現在の財政状態からいたしまして多くの資金を獲得するということは相当困難な実情にもございますので、或る程度まで利用されるかたがたに幾らかの御負担を願うというようなことも考えて見たらどうかというようなことで、いろいろ案を作りまして関係方面との折衝を進めておるのでありますが、恐らくは今日か明日くらいにはそれを承認してもらえるかどうか、はつきりすると思うのでありますが、大体の要領は一般の加入電話につ……

第10回国会 電気通信委員会 第16号(1951/05/17、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 只今議題となりました電信電話料金法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。  公衆電気通信業務に関する基本法として、現行の電信法を廃止し、新たに公衆電気通信営業法を制定するようとり運んでおりましたが、同法案の提出が止むを得ない事情によつて遅れることになりましたので、同法により実施を予定しておりました新らしいサービスで急速に実施する必要があるものを実施するため、これらのサービスに関する料金を定めると共に、現在著しく不均衡となつている国際放送電報の料金の引上を行う等のため、電信電話料金法に必要な改正を加えることといたしました。以下改正の事項を申上げます。  第……

第10回国会 電気通信委員会 第17号(1951/05/24、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 御尤ものお尋ねでございます。先般予算の御審議を願います場合において当然補正予算の必要が起つて来るのではないかというような御質問もあつたのであります。当時におきましては、或る程度の物価の値上りは見込むのであるが、それ以上の実際の値上りの情勢にあるのでどうかというお尋ねであつたのでありまするが、まだ当時見通しもはつきりいたしませんので、一応は先般の予算で御審議を願つたのでありますが、併しその後の情勢、最近において若干頭打ちの傾向がないではありませんけれども、併しすでに今日まで上つておる物価というものはそう急に下るような傾向もないというような状況下にありまするので、先ず建設……

第10回国会 電気通信委員会 第20号(1951/05/30、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 只今議題となりました電話設備費負担臨時措置法案の提案理由を御説明いたします。  電気通信設備の拡張のための外部資金といたしましては、昭和二十五年度において百二十億円、昭和二十六年度において百三十五億円が予算上認められたのでありますが、これだけの資金によりましては国民の電話に対する熾烈な要望を充たすことは到底できない現状であります。国民の加入電話に対する需要を見ますと、加入申込をしてまだ架設されない数が本年一月末現在において四十万を超えており、これが昭和二十六年度末においては七十万余に達するものと推定されるのであります。  一方構内交換機及び電話機の装置の請求もぼう大な……

第10回国会 電気通信委員会 第22号(1951/06/01、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) これは皆様の間に誤解があるといけませんから、この機会に申上げておきますが、今度の法案を出しましたのは、昨年の朝鮮事変以来非常にビルなどの建築が多くなつて参りまして、又地方における建築資金が廻りましたためににいわばたくさんできた。こういうようなことで特に非常に急迫をいたしている、こういうわけで、これを救済する一つの方法として大臣にもいろいろ願いして見ましたが、各種の財政上の都合で今の預金部から増額することはできないというようなことで、この方法より仕方なかろうということで、大蔵大臣と御協議の上で出して皆さんの御審議を願うわけであります。今度の物価値上り等の補正予算及び来年……

第10回国会 農林委員会 第25号(1951/03/27、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 只今飯島委員からお尋ねのございました電通省がこの問題についてどういう見解を持つて進んで来ておるかということについて各項目について御指示がありましたが、すべて御指示の通りに間違いありません。
【次の発言】 電通省で計算いたしました基礎はその数字によつておりますことに間違いありません。
【次の発言】 折角群馬県で詳細に御調査になりました実例であるというお話でありますから、十分その結果につきましてはこれを検討させて頂きたい、こう考えております。
【次の発言】 改訂の基準につきましては、当省といたしましても相当研究いたしたのでありまするが、なお実例の結果を尊重いたしまして、更……

第10回国会 郵政委員会 第2号(1951/02/06、2期、緑風会)【政府役職】

○國務大臣(田村文吉君) それでは私から所管事項につきまして概略御説明を申上げ、委員各位の御参考に供したいと存じます。先般第九臨時国会の本委員会で業務の概況につき一通り御説明申上げたので、本日は本国会に提出しております明年度予算案と、その後起りました二、三の問題につきまして御説明申上げたいと存じます。  先ず最初に、昭和二十六年度郵政省所管予算について概略の御説明を申上けます。先ず郵政事業特別会計の予算につきまして申上げますると、歳入予算におきましては総額五百七十億六千四百余万円を計上いたしておりまするが、その内訳は第一に、切手、葉書等の郵便業務收入におきまして百六十億四千三百余万円、第二に、……

第10回国会 郵政委員会 第3号(1951/02/24、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) お答えいたしますが、今お尋ねの郵便貯金の運用及び簡易保険の積立金の運用、この問題は先般大体申上げた心持において郵政省としては変りはないのであります。御承知のように昨年の暮にドツジ・メモランダムが出ましてから、資金は一応統一して運用さるべきであるということで、その趣旨に則りまして、近いうちに資金運用部資金法というようなものを作りまして、大蔵省の所管案として提出されるごとに相成るわけであります。その場合において郵政省としては根本的にどう考えるかという問題でありますが、これはすでにドツジ・メモランダムにおいて統一して運用されるということについての主義に対しては、私どもは反対……

第10回国会 郵政委員会 第4号(1951/03/09、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 只今議題となりました郵便法の一部を改正する法律案、郵便貯金法の一部を改正する法律案郵便振替貯金法の一部を改正する法律案、郵便貯金法に基いて保管する証券の整理に関する法律の一部を改正する法律案、以上四つの法律案について提案の理由を御説明申上げます。  先ず郵便法の一部を改正する法律案について申上げます。現行の郵便法は、新憲法の制定に伴いまして、その内容を新憲法の精神に即応せしめる必要に基きまして、昭和二十二年急速に制定せられたものであります。その際郵便取扱制度の内容の改正は短時日で成案できるものにとどめ、その他は新郵便法制定後できるだけ速かに改正することとせられていたの……

第10回国会 郵政委員会 第6号(1951/03/30、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 日曜配達の問題につきましては、先般来申上げましたように、現在の過程におきましては、これを調査検討いたしておる状況にあるのでありまして、これが実施につきましては、なお慎重に三カ月間試験的にやりましたものの成績を考え、且つ又世論の調査もしつかりとした機関によつてこれを行うように今着手いたしております。無論国会の御意思を十分に尊重したいという考えでおりますので、今後ともこれにつきましての問題は機会を捉えて御相談を申上げるようにして行きたい、こういうふうに考えております。

第10回国会 郵政委員会 第7号(1951/05/17、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 只今議題となりました郵便法の一部を改正する法律案について提案の理由を御説明申上げます。  我が国におきまする航空郵便は、大正八年十月東京大阪間の往復初飛行に郵便物を搭載したのが最初でありまして、その後長年の試験的航空運送の段階を経て、昭和四年一月から制度化せられ、航空路及び航空回数の増加に伴いまして、航空郵便の利用もますます一般化せられつつあつたのであります。ところが昭和二十年八月終戦と同時に事実上廃止となり、制度といたしましても翌二十一年七月二十五日限り廃止せられたのであります。その後四年。昨二十五年六月に至りまして、御承知の通り日本政府は、日本国内において国内航空……

第10回国会 郵政委員会 第8号(1951/05/26、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 本問題につきましては、非常に世間でこれに対する反対の声も多いようでありますので、なお輿論調査を最近い行いまして、それが完結いたしましたのでありますが、若し御質問によりましてはをの詳細を申上げてもいいのでありますが、結論としては反対の意見が多いのであります。かような状態にあります場合でありますので、私も一応考慮しなければならんと考えておりますが、なお本委員会におきましてかような御要望が決議いたされましたのでありますから、十分御要望の趣旨を尊重いたしまして善処いたしたいと、かように考えております。
【次の発言】 只今お話のありました航空郵便に関する料金は、只今委員会の御決……

第10回国会 予算委員会 第10号(1951/02/16、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) それでは私から、郵政事業経営の概要につきまして御説明申上げ、委員各位の御参考に供したいと存じます。  先ず最初に郵便事業について申上げます。  施設面におきましては、郵便局舎の戰災復旧に一応終り、毎年新設もいたしまして。現在では昭和十九年に比し、簡易郵便局も含め約一千二百局の増加となつております。併しながら戰災を受けた郵便局舎の復旧は、大部分が文字通り応急の措置でありまして、極めて粗惡で、且つ手狭のものが多く。又幸いに戰災を免れました局舎のうちにも、すでに相当腐朽したもの、或いは事務量の増加で狭くなり事務の能率的な処理を阻害しているものもかなりの数に上つておりまして、……

第10回国会 予算委員会 第29号(1951/03/17、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 政府側が予算委員会に対して甚だ冷淡ではないかというようなお尋ねでありまするが、決してそういうふうな気持は毛頭ないのであります。本日は私やむを得ない用がありまして遅くなりまして、その前にどなたか出ておられると、こう考えておつたのでありますので、ついやむを得ず遅くなりましたのでございます。決して政府としてはさような考えは毛頭ないことを申上げて置きます。
【次の発言】 只今申上げましたことは、私個人だけの問題ではありませんので、閣僚種々集まりました場合にも、常にそのことについての善処かたを要望もされ、又みんながそういうつもりでおるのであります。或いは行違い等がありまして、十……

第11回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1951/09/20、2期、緑風会)

○田村文吉君 大体期限はどのくらいですか、貸付期限は……。
【次の発言】 法律の上からいうと、これはいつまで、何年まで延ばし得るのですか。
【次の発言】 従つて御当局としては将来一年、二年というものが出て来ても、それは応じる御予定でいらつしやるのですか。
【次の発言】 さつきお話の肩代りはもう出ておるのですか。
【次の発言】 その数字は出ておらんのですか。
【次の発言】 今年はおよそ三十億ですか
【次の発言】 それから甚だ恐縮ですが、先刻お話がありました千四百億の市中銀行の融資ですね。この内訳をおつしやつたのですが、もう一度ちよつと……

第12回国会 大蔵委員会 第2号(1951/10/24、2期、緑風会)

○田村文吉君 今の問題以外に、一般的の問題について銀行局長にでもお伺いしてよろしいですか。
【次の発言】 私は希望を申上げたいのですが、できましたならば、終戰前における基凖年度ですね、基凖年度と現在における銀行の資本金の額の比較、それから預金の比較、貸出の比較、それから貸出利率、預金日歩の比較を一つ承知いたしたいのでありますが、次回にでもその表をお願いができましようか。
【次の発言】 銀行だけでよろしいのですが、若しできれば関係金融機関が大分できておりますから、参考に付けて頂ければなお結構です。
【次の発言】 是非そういうふうに一つお願いいたしたいと思います。

第12回国会 大蔵委員会 第4号(1951/10/30、2期、緑風会)

○田村文吉君 数字に出ておるわけですが、この補正予算で、法人税の増税によりまして殖える金額は幾らでございましたか。
【次の発言】 今年の、自然増収の程度でお量込みになりますと来年度においてはおよそどのくらいになるんでございますか。
【次の発言】 今の退職積立金に対する積立金であるとか、或いは手持金の評価減の積立金というようなものは、結局今まででもそれを使用した場合には、損金勘定になるわけですから、別に事業会社としてはそういうものを積立てたものを税金を控除して頂いても、長い目で見るというとそれほど負担の軽減にならんと、こういうふうに考えられるのですが、何かお考えが違うのですか。

第12回国会 大蔵委員会 第8号(1951/11/07、2期、緑風会)

○田村文吉君 大蔵大臣に一つお伺いいたしたいのでありますが、前にもお伺いいたしたことがあるのですが、戦争前の所得税というのは大体法人も合せまして、二億二千万円程度であります。ところが今日補正予算で合計いたしますと、法人税と所得税を合計で四千二百億、丁度千八百倍ぐらいになるわけですね。一体これはどこからこういうふうになつて来たのだろうかということをいつも不思議に考えておるのであります。もう一つは、一体国民所得はどのくらい殖えておるのだろうか、こういうことを考えますと、およそ二百五十倍から三百倍程度ではないか、こう考えますのですが、どうしてこの所得税、法人税関係がこんなに多くならざるを得なくなつた……

第12回国会 大蔵委員会 第10号(1951/11/09、2期、緑風会)

○田村文吉君 この間大蔵大臣に御質問申上げた問題に関連して質問したいと思うのですが、日本の今後の物価をどういうふうに持つて行くかということは、今後の平衡をきめる上から見ましても、国民生活の安定という上から言つても非常に必要な問題でありますので、それに対しては大蔵大臣は持論として、国際水準に従つた物価で行きたい、でき得れば成るべく早く行きたい、これは私は尤もなる意見だと思うのでありますが、もう少しこれを分析しまして、例えば食料品のごとき、これは急に増産しようたつて増産できん、どうしても外国から持つて来なけばならん。こういうものは一体内地へ到着した価格を以て基準としたのであるかどうか、それから鉄鋼……

第12回国会 大蔵委員会 第12号(1951/11/13、2期、緑風会)

○田村文吉君 細かい説明はなさいませんか、今日は。

第12回国会 大蔵委員会 第13号(1951/11/14、2期、緑風会)

○田村文吉君 今の問題に関連して、主税局長さん、その問題についてどういう考えを持つておられますか。

第12回国会 大蔵委員会 第14号(1951/11/15、2期、緑風会)

○田村文吉君 私的独占禁止法とか、事業者団体法等のものがなかつた前の保險業の実態と、今度の改正によりまして、こういうものの適用を排除するという場合とどういう点が実質的に違いますか。
【次の発言】 具体的にどんな点が違いますか。
【次の発言】 それから料率算出団体、に関する法律の一部を改正する法律案ですが、これの何ですかね、法案の中にちよつと見当らないのですが、大蔵大臣が申請によつて率を認可すると、それを守らなければならないということになつておるが、若しそれを守らなかつた場合においては、罰則の規定があるのですか。
【次の発言】 ああそうですか。

第12回国会 大蔵委員会 第15号(1951/11/16、2期、緑風会)

○田村文吉君 無償交付等の場合は、株式の問題はどうお扱いになりますか。
【次の発言】 二十一条の課税問題ですね。これについては株式を返還する、或いは補償するわけですが、配当金などをとつた者に対しても税金をとらない、そういうことになるわけですか。
【次の発言】 そういたしますと、つまり日本国にとられていた間の財産の利益というものは、全然無課税で個人が取得するという形になりますね。

第12回国会 大蔵委員会 第17号(1951/11/20、2期、緑風会)

○田村文吉君 今の輸入税を暫定的に撤廃する問題ですが、これは政府では三月末日まででそれ以後においては復活する意思がありますか。それとも止むを得なければ今日の状況をそのまま継続しなければならぬ、こういうお考えか。
【次の発言】 そこで今度の法案の御趣旨はどういうところにおありになるのか。例えば現在の紙の状況というものが到底需要が激増しているので間に合わないということであるとすると、それじや来年の四月からも急にそういう問題が解決されるとは思われない。そうすると、これはただ單純に三月までというわけには行かない、こういうような問題が起つて来るわけです。そこで今度の三月末日まで免税なさるという根本の御趣……

第12回国会 大蔵委員会 第18号(1951/11/21、2期、緑風会)

○田村文吉君 昨日お伺いいたしたのでありますが、今度新聞紙の輸入税を当分免除する、こういうことになるにつきまして、実情は昨日の御説明によりますというと、新聞紙プロパーのものと、その他の代替紙、いわゆる印刷紙ですね、印刷紙が月に八百万ポンド程度代替されている。こういうことでありましたが、そこで問題は、一方においてそういうような印刷紙には物品税を取つておいて、そうして一方に新聞紙を無税にする、こういうようなところが矛盾しておりやせんか。さようならば当然もう少し国内の印刷紙の製造を、奨励するまでではなくても、製造をチエツクしないように、物品税を廃止するということが当然必要になつて来る措置じやないか、……

第12回国会 大蔵委員会 第19号(1951/11/22、2期、緑風会)

○田村文吉君 今の問題と関連するのでありますが、どうも私どももこれは拜見しましてなかなか、租税特別措置法の一部を改正する法律案を何回読み返して見てもわれわれわからん点が非常に多いのであります。ちよつと簡單な問題でありますが、丁度御説明のときに私おりませんでした関係でちよつとお伺いいたしたいのでありますが、今の棚卸資産に対する積立金ですね。これは棚卸資産を常時決算ごとに九〇%と評価するということと実際的にはどういう違いが出て参りますか。
【次の発言】 評価自体については十分いろいろな問題が起り得ると思いますが、これはお互いに税務署と当事者と両方でそれを幾らにするということですから、そういうような……

第12回国会 大蔵委員会 第21号(1951/11/26、2期、緑風会)

○田村文吉君 関連してお伺いします。大蔵大臣も御承知のように、戰争前に比べて所得税が今日千七百倍の非常な高額になつていること、だから税はもうこれ以上殖やさぬようにするという御方針は非常に結構だと思います。早くこれを減らして頂くように進んで頂きたい、こう考えるのでありますが、一方さつき菊川委員からの御質問にございましたように、今度の講和会議後においてはかなりいろいろの方面に費用が要るという、そういうものを賄わなければならん、こういうことになりますと、單に地方税だけでなしに、一般の国税につきましても何か改革をせねばならんというお考えをお持ちになつていらつしやいますかどうか、第一にそれをお伺いして、……

第12回国会 大蔵委員会 第22号(1951/11/27、2期、緑風会)

○田村文吉君 自由党を合せまして殆んど全部のかたがたがこの法案に御賛成になつております中に、私一人、而も私としては前閣僚の一員でありました私が、政府の提案に対して反対の意思表示をいたしますことは非常に遺憾に存ずるところであります。なおこれは緑風会を代表する意味ではありませんで、委員の一人として私は所見を開陳いたしたいのであります。  元来この法人税と申しますと、これに対しては直接の被害と申しますか、税が上るために非常に困るという人は経営者でもないし又勤労者でもない、こういうふうに一応とられますので、法人であるから、法人税が殖えたから勝に役員の報酬が減るとか或いは又従業員の所得を減らすとかいうよ……

第12回国会 大蔵委員会 第23号(1951/11/28、2期、緑風会)

○田村文吉君 議事進行についての問題ですが、これは本会議を開くあれがあるようですが、まだ質問を続行してよろしいのですか。
【次の発言】 御質問がありましたが、部款の廃止ということは単なる複雑を單純化するというだけであつてほかに意味がないというお話でしたけれども、別に何ですか、大蔵大臣の認可とか、そういう変更する場合においてどうとかいうようなことについての権限がそれによつて変るということは絶対にないんですか。
【次の発言】 議事進行につきまして……一つ四、五分速記中止にして頂いて、その間にもう少しフリー・トーキングをやつてみたいと思いますが。

第12回国会 大蔵委員会 第24号(1951/11/29、2期、緑風会)

○田村文吉君 なんですか、部款の問題ですが、これはここで直しておかないと、来年度の予算の編成にお困りになるというようなお話でしたが、これはどうですか、通常国会でこれも併せて審議するということで、予算の編成は部款で編成して出すということは違反になりますか。
【次の発言】 たしか一昨年の予算か何かの時には、やはり同じような問題があつて、その国会に出した予算と、その時にそれを修正した法律案が一緒に出たというような例があつたように覚えておるのですが、そんなことございませんか。
【次の発言】 これはまあ改正なさる全体の趣意からいつて、非常に私は結構なことであろうと思うのでありますが、昨今いろいろの汚職事……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第2号(1951/10/24、2期、緑風会)

○田村文吉君 同じようなことですが、今の上半期か二百六億九千万キロワット・アワーとあつたのですが、これは実際の需用に対してどのくらいのパーセンテージになつているかという亡とをお認めになつておりますか。公益事業委員会のほうの幹部のかたの御答弁をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いや、今年の上申期に約二百六億ばかりの電気が実績において使われているのですが、一体これは実績の必要な需用量に対してどのくらいになつているか、パーセンテージはどのくらいになつているか。つまり幾ら足らないのかということを上半期に対してお考えになつているのか。これは今後電力問題を解決する上において非常に重要なことである。 ……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第3号(1951/10/29、2期、緑風会)

○田村文吉君 私は東北電力の御関係につきまして二、三の質問をしたいのでございます。その前に数学的にちよつと細かいことですが、承わつておきたいのですが、先ほど大変楽観的にいろいろ御説明頂いて我々実は意を強うしたのでありますが、一体二十六年度のこの渇水期前には何キロの発電が殖えますか。それから二十七年の渇水期の前にはどのくらい殖えますか。若し御資料がありましたらば、簡單に御説明を頂きたいと思います。
【次の発言】 十二月……。
【次の発言】 そうすると二月までの最大渇水期には間に合うと……。
【次の発言】 次に二十七年はどうですか。
【次の発言】 全体では……。

第13回国会 大蔵委員会 第4号(1951/12/14、2期、緑風会)

○田村文吉君 大内先生にお伺いいたしたいのでありますが、お話の中に継続事業をやつておるうちに恐慌というようなことが起つて、かなりに財政的に非常に変化が起るというような場合には、減額されるようなことも止むを得ないのじやないか、かようなお言葉がありましたが、又最後にお伺いいたした中には、増額権は無論ない、ないと同時に減額することも無論ないというような言葉があつたように伺つたのですが、この先生の本当の御意見はどういうふうに集約されるのか。
【次の発言】 そこで金森先生にお伺いいたしたいのですが、若し財政法等において、修正してはならないというような規定がない限りにおいては、現在の憲法の解釈上から言えば……

第13回国会 大蔵委員会 第5号(1951/12/15、2期、緑風会)

○田村文吉君 本日決議案になりました問題は、昨日委員会で話合をしましたときに、單に中小企業というだけでなしに、実はもう関連するところが大企業にいろいろ関係する問題であるから、特に余りにこういうデリケートの問題について大きくやらないほうがいいのじやないかというような意見もありまして、或る程度の決議案となり又趣旨の説明になつたわけであります。又仰せの通り毎年年末になると金が詰る、これはさまつたことなんでありますが、今年は特に物価の値下りの関係上ひどい状況になつておるのでありまするが、併し中小企業のそういうような問題は必ず大企業に及ぼし、大企業の金詰りは中小企業に及ぼす、こういうことになるのでありま……

第13回国会 大蔵委員会 第7号(1952/01/24、2期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと関連して……、明許繰越は翌年度以上に延びることは絶対にないのですか。
【次の発言】 あとでさつき木村委員のお話のあつた数字を……大体どのくらいの数字になるか。
【次の発言】 いや、その問題だけでなく、実際の明許繰越をした費用でなくて、全体の明許繰越関係の総額は幾らになるか。
【次の発言】 はあ。

第13回国会 大蔵委員会 第13号(1952/02/13、2期、緑風会)

○田村文吉君 今御説明ございましたが、大きな眼目の変るような問題なんかはありませんか。例えば軍人の公債だとか、そういつたような問題がちよいちよいと見えておりましたが、何か……。

第13回国会 大蔵委員会 第15号(1952/02/21、2期、緑風会)

○田村文吉君 今度所得税法の一部の改正等によりまして富裕税はおやめになる大体御方針のように初めは承わつておつたのでありましたが、今度の国会には御提案にもなつておりません。これはどんなお考えでいらつしやいますか。  それから併せて富裕税の問題につきまして、相続税でも同じことだろうと思うのでありますが、地方で持つておられます株券ですね、こういうものは流通性が非常に少いために、その地方の新聞ぐらいにちよつと載つておるために割合高く評価されている場合が多いのです。そういうものが相続税の場合でも、又富裕税の場合でもその評価でやられるというようなことで、これは地方にある株式であるとか、小さな会社とかいうも……

第13回国会 大蔵委員会 第18号(1952/03/04、2期、緑風会)

○田村文吉君 資料を一つお願いしたいのでありますが、それはお配りになりました二十七年度税制改正要綱ですね、要綱の二ページの上から二行目にある「旧軍人、軍属の遺家族である寡婦及び老年者並びに旧軍人、軍属で戦傷のため不具者となつた者に対しては、これらの控除を六千円に引き上げるものとすること。」ということになつておりますが、一体この階級の人たちは頭数はどのくらい見込んでおられますか。それからその税額というものは、この改正案によつてどのくらい税金が取れるものなんですか。これは私大した弊害はなければ、こういう人のほうまで取らないでもいいのじやないか、こういう考え、ちよつと思うのでありますので、若しその資……

第13回国会 大蔵委員会 第24号(1952/03/14、2期、緑風会)

○田村文吉君 只今の小林委員の御質問の中にありました「又は外国の銀行その他の金融機関」云々というのは、外国の金融機関という意味であつて、その他のものは全然含まないということは、はつきりそういう意味でよろしうございますか。

第13回国会 大蔵委員会 第26号(1952/03/19、2期、緑風会)

○田村文吉君 今度の三十六條の二項ですか、「公社は、前項の予備費を使用して、なお事業のため直接必要とする歳出予算に不足を生じたときは、予算の定めるところに従い、専売品の売上量の増加により收入の見積をこえる收入に相当する金額の一部を事業のため直接必要とする経費に使用することができる。」と、こうなつておりますが、もと、よくありました労働組合との折衝の結果、最後に裁定が下る場合ですね、その場合、予算上、資金上都合できる場合には拂つてやれ、別に国会の承認を得なくてもいいというようなことで、過去においても一、二の例があつたようでありますが、そういう裁定があつた場合には、そういうときには收入も多いのだから……

第13回国会 大蔵委員会 第27号(1952/03/20、2期、緑風会)

○田村文吉君 関連して、今のはどのくらいの会社になつているのです。どのくらいの会社から調書をとることになつているのですか。
【次の発言】 そうすると今のお話は個人、一人が配当所得三千円以下のものは要らないのですか。
【次の発言】 そうすると会社は少くも三千円以上の配当がもらえるという人に対しては、個人別の配当支払調書は必らず出さなくてはならない。
【次の発言】 所得税の最低税率は二〇%というのが最低率になつておりますが、今のように基礎控除をもつと上げるということは、私も当然、常態になつて来たら、今の貨幣価値でいえば二十万円ぐらいまで上げてもらうというのが当然のように思うのですが、まあ現在の耐乏……

第13回国会 大蔵委員会 第28号(1952/03/24、2期、緑風会)

○田村文吉君 あの超過供出をした者に対する手加減というものは、実際の運用方法としてはどういうふうになさるのですか。
【次の発言】 そうすると二十六年度分で清算するなり、二十七年度分で清算するなり、どつちにしても行政措置によるのか或いは立法措置によるのかという問題は考えている、併し大体は行政措置で片付くだろう、こういう見通しだ、こういうふうに承知してよろしいですか。
【次の発言】 今の問題に関連しましてちよつと伺いたい。例の匿名供出の場合と超過供出の場合との区別ですね。この問題は非常に人心に及ぼす影響が実は大きいと思うのですが、今森さんからお話のあつた希望しますでなくて、もつと強く一つ局長さんか……

第13回国会 大蔵委員会 第30号(1952/03/26、2期、緑風会)

○田村文吉君 この問題は砂糖の消費税と関連しているようですが、来ていられますか、政府委員。
【次の発言】 これはあれですか、砂糖消費税の改正のあれは議員提出ですか。
【次の発言】 水飴の物品税廃止ということ自体は私は悪いことじやないと思うが、そのために砂糖の消費税を上げなければならんということについて、政府はそういう点お差支えないとお考えになつての御提案と思うのですが、初めに御計画になつた消費税を二百五十円お上げになることはただ財源がないからいものほうの水飴の関係上どうしても上げなければならんということでお上げになるということなんですか。実は第二に伺いたいことは、物品税をやめて欲しいのがまだた……

第13回国会 大蔵委員会 第33号(1952/03/29、2期、緑風会)

○田村文吉君 今のポンド預金の問題はこれは別問題としまして、大蔵大臣が新らしい構想をお立てになりまして、今日かなり行詰つた日本の経済状況に対処なさるということについて大いに敬意を表する次第でありますが、ただ私は甚だ老婆心のようになりますが、昨年少し外貨が多いというときに盛んに輸入を奨励して輸入しろというような結果が、ゴムが余るとか何が余るとかいうことで、かなり困難な状況に立至つたことは事実なんでありますが、私は余り政府の要路のかたがたが、例えば重要な機械とか、機械の改良のためには金は幾らでも出してやる、その方面に金を向けるんだというように、余りにそういう御方針を若しお立てになるならば、計画経済……

第13回国会 大蔵委員会 第34号(1952/03/31、2期、緑風会)

○田村文吉君 今用紙の問題になつているようですが、用紙の問題としてお尋ねいたしたいのでありますが、先ず雑貨といたしまして今度の契約は九千トンの契約で、そのうちすでに入つたものが千トンくらいということですが、これがさつき衆議院の御修正になりました委員のほうからのお話があつたのですが、それはその数字に間違いありませんか。
【次の発言】 七千トン着いておるのですか。
【次の発言】 その数字は衆議院の御修正になりましたときにそういう数字のもとで御修正になりましたか。
【次の発言】 そうすると私が伺い偉いしておつたので、全体の数量は九千五トン、そのうち満足に入つた千トンは使える、あとの五千五百トンが新聞……

第13回国会 大蔵委員会 第38号(1952/04/11、2期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと伺うのですが、第三條「合衆国軍隊の使用する施設及び区域」というのは、行政協定ではつきりしておるのですか。
【次の発言】 一つも疑義がありませんね、問題点は……。
【次の発言】 議事進行上どうですか、今の質問をあとでして頂きましては。
【次の発言】 どうなんですか。たばこでありますか、そういつたものは今まで流れているような工合に、今後はもつと大規模に流れて出るというような虞れはこの法律で十分取締りできますか。

第13回国会 大蔵委員会 第39号(1952/04/14、2期、緑風会)

○田村文吉君 今のに関連して伺いますが、アメリカの何ですか、税金を払つたたばこというものは、こちらへ持つて参りまして値打はどんなふうになつておるのですか。
【次の発言】 例えばラツキー・ストライク、そういうふうなものが税金を払つた場合に、日本のピースなんかとどういう値段の割合になるわけですか。
【次の発言】 今私の伺つているのはそこなんで、波多野さんの心配されているのもそこにあると思うんですけれども、例えば有税でこつちに入つて来ておるものであると、非常に好奇心が強いものですから、みんな外国のたばこを喫むことを喜ぶということのために、そういうものが非常に市場に現在でも氾濫しているんですが、氾濫す……

第13回国会 大蔵委員会 第40号(1952/04/15、2期、緑風会)

○田村文吉君 つまらん質問ですが、第六條の第三号の、どなたかお聞きになつたかも知りませんが、「合衆国軍隊が使用する施設若しくは物品に」、これは「つけあわせ」と読むのですか、「ふごう」と読むのですか、この読み方は。
【次の発言】 「ふごう」という日本語が一体あるのですか、聞いたことがありませんが。
【次の発言】 民法にあるのですか、それは甚だどうも……附合というとどの程度までが附合なんですか。

第13回国会 大蔵委員会 第52号(1952/05/15、2期、緑風会)

○田村文吉君 前に御説明があつたのかも知りませんが、第三條の信託の目的ですね、一にあるこれは具体的に言いますと、どういうことをお書きになるのでございますか。
【次の発言】 そこで一体どの程度まで……信託の目的というものは、大体この法律に明らかに目的がなつているんだから、それをわざわざここに書く必要があるなら、そこに具体的に或る程度の問題を、どういう特殊の電気会社のものをやるとかいうところまで突つ込んでお書きになるのか、そうでなくて電気事業の投資のためにやるのだという程度におとどめになるのか。その辺がちよつとはつきりしないのですが……。

第13回国会 大蔵委員会 第53号(1952/05/16、2期、緑風会)

○田村文吉君 丸一年間でですか。
【次の発言】 先般の詐欺にかかつた紙の問題は始末がつきましたか。
【次の発言】 ちよつとそのまま進展しないでいるわけですね。
【次の発言】 それから保税地域とか特許上屋とか、これに類似したものは今まであつたのですか。
【次の発言】 今度大分條文が殖えておりますが、これは主にどういうことを規定なさろうとしていうつしやるんですか。
【次の発言】 距離的には何ですか、税関構内というのはどのくらいかということの大体内規があるんですか。

第13回国会 大蔵委員会 第55号(1952/05/22、2期、緑風会)

○田村文吉君 それでは大臣に一つだけお尋ねをいたしますが、設備輸出為替損失補償法の問題ですが、第一條の損失補償が重要物資の輸入の確保に貢献する設備輸出に限られておるという点に、私どもちよつと不満を感ずるのですが、一般のプラント輸出全部までなぜしてはいけなかつたのか、この点をちよつと大臣から……。
【次の発言】 大事な問題だから……、この法案を提出された根本理念ですね。
【次の発言】 今のことは初めの政府委員の説明にあつたので了承いたしておるのでありますが、そういうことに関係があるとかないとかということの解釈が非常にあいまいになりがちなのだから、なぜ一歩進めてプラント輸出全体に対してこの法律を適……

第13回国会 大蔵委員会 第56号(1952/05/23、2期、緑風会)

○田村文吉君 昨日もちよつとお伺いしたのでありますが、第一條の目的と、第三條にそれを少し具体的に目的が書いてあるのですが、第三條の「国際收支上有利な地域に開拓し、」云々とありますが、国際收支上有利な地域に開拓するというのは我が国の国際収支上有利な地域に開拓するという意味だろうと思います。
【次の発言】 何かしら余りに利己的な考え方で法案を作るような、日本の国の余りに利己的なふうに考えた法案に見えるという疑いを実は持つのですが、そういう意味から私は第一條の「重要物資の輸入の確保に貢献する」云々というだけならいいのですが、なまなか第三條に来てこんなことが書いてあるというと非常にまずい感情を外国にも……

第13回国会 大蔵委員会 第57号(1952/05/27、2期、緑風会)

○田村文吉君 そうするとあれですか。今のお話でありますというと、各府県のものが皆平等にそういうふうになつていればいいですが、なつていないものの調整は平衡交付金で調整されることになるのですか。
【次の発言】 それでもう公平、不公平は起つて来ないのですね。
【次の発言】 そうするとお伺いするわけは、金利等によつて損得はないようになつておるのですかということです。

第13回国会 大蔵委員会 第61号(1952/06/03、2期、緑風会)

○田村文吉君 今の問題は秘密会でもいいから御発表願うことにあとで……。
【次の発言】 今の木村委員からお尋ねがありました問題に非常に関係しているのですが、将来のいわゆる重要産業の長期金融、而も巨額のものに対しては大蔵大臣としては開発銀行を利用してやらせるおつもりでいらつしやいますのか、それとも長期信用銀行を主としてやつて行くということですか。先ほど銀行局長の御説明ですとおのずからその間に区別ができるだろうというお話でございましたが、どういう大体見当で、御方針でいらつしやるのですか。
【次の発言】 この法案の中に民間の銀行では貸すことができない、民間の銀行では融資のできないもの、困難なものに対し……

第13回国会 大蔵委員会 第62号(1952/06/04、2期、緑風会)

○田村文吉君 油井委員の問題に関連してちよつとお尋ねいたしたいのですが、先ほど、見返資金から貸出をいたしましたものを今度の開発銀行に引継いだ場合には金利は変更しない、こういうように伺つたのでありますが、これは七分五厘の現在の貸出というものが果して適当であるかないか、これは社会情勢によりまして、経済情勢によつて変つて行くべきものだと思う。従つて或いは七分五厘を八分五厘にも変更しなければならん場合もあると同時に、七分五厘が高いから六分五厘に下げなければならん、こういう場合も起つて来ると思うのであります。従いましてそういう問題を……、今ちよつと局長からの御答弁が、これはそのまま引継いで変更しないとい……

第13回国会 大蔵委員会 第63号(1952/06/05、2期、緑風会)

○田村文吉君 会検の検査のことでなくて、一体この検査はどこまでやれるのかというようなことについて、一遍会計検査院のほうの御意見を聞きたいと思うのですが……。なおこの機会に発言を許して頂きたいのでありますが、先ほど来木村委員の言われた問題について私は非常に御尤もだと思うのでありまして、決して意地悪く細かい問題を一々つついてどうこう言うわけではない。そうじやないが、今後なお現在の額では九億一千六百万であるけれども、なお今後大きな額が融資になつておるのだから、これが莫大な欠損を国家にいたしては困る、だからその過ちを起さないように内容をよく見ておきたい、こういう意味だと私は解釈しておる。そこでちよつと……

第13回国会 大蔵委員会 第64号(1952/06/10、2期、緑風会)

○田村文吉君 前例があるかないか存じませんが、そういう申入れをするときに、少数意見として、こういう意見もあつたということを附加えるということは、形がおかしいのですか、差支えないのですか。委員会議というものがあるのか、委員会の決議というものによつて申入れをするという場合、少数意見のあつたというようなことを一体通告することは形がおかしいですか。
【次の発言】 ないなら、僕は多数決によつて御決定を願いたい。

第13回国会 大蔵委員会 第65号(1952/06/11、2期、緑風会)

○田村文吉君 議事進行上のあれですが、どうなんですか、今別の問題が一つ出たようですが、設置法の質問を御継続なさるのですか、どういうことになるのですか、何だからよつと今別の問題が出たのですが……。
【次の発言】 どうでしよう。進行上から言つたらこの大蔵委員会で大体一つの権威のある若し修正があるならば作つて、そうしてそれを内閣委員会のほうに強く申入れをして、それを通してもらうというくらいな意味で、ここで一つ一日ぐらいはかかつてもやられたらどうが、こう思うのですが、どうですか。
【次の発言】 そういうことはあり得ないことだろうと思いますのですが、相当なんですか、中小企業の人の罰金が相当追徴金なんかよ……

第13回国会 大蔵委員会 第66号(1952/06/12、2期、緑風会)

○田村文吉君 関連して伺いますが、大体のこの資料を頂いてあるかと思うのですけれども、工業塩、食用塩ですね、今後の生産及び需要の見通しと、それに対する対策と、それからそれには必ず価格政策が入つて来る。食用塩だけは内地で需給なさるとすれば、一体どのくらいの外国塩と内地塩の値段の差があるか、そういう問題については将来どういうふうにお考えになつておるか、この辺のところをちよつと大略でよろしいですが、ちよつと御説明願いたい。
【次の発言】 十八ドルだと幾らになりますな。
【次の発言】 六千四百八十円、何ですか、内地の収納価格の半値でCIFで同じ品質のものが入る、こういうことは言い得るのですか。

第13回国会 大蔵委員会 第67号(1952/06/13、2期、緑風会)

○田村文吉君 政府の輸入されたのは八億円ばかりのものが輸入されたというのですが、その行方はどうなつておるのですか。
【次の発言】 いや、私の伺いたいのは、輸入されましたが、皆それが片つぱしから民間に払下げが済んでおるのか。又それがために高く輸入したけれども安く売られて行くというようなものが起つていないかどうか、そういう点を、例えばゴムですね、ああいうようなものについては逆に大分損して売つていらつしやるというようなことがありはしないか、こういうことを伺つておるのですよ。
【次の発言】 今お話の国際割当会議ですね、昨年の二月お開きになつたのですが、今後ともこれは継続しそうですが、もう実質的にはなく……

第13回国会 大蔵委員会 第68号(1952/06/17、2期、緑風会)

○田村文吉君 只今の御説明にございました中の、外貨証券の例ですね。ちよつと聞きで洩らしましたのですが、どういうものとどういうものとがありますか。
【次の発言】 そのほかにはお考えになつておるものはございませんか。
【次の発言】 外貨債はこの中にお含みになるわけですか。日本で発行しております外貨債ですね。
【次の発言】 関連して……只今大矢委員から御質問のございましたのと同じような意味ですが、日本の為替銀行をもう少しく有利に活用して、無利子同様のような現在の外貨の運用を如何にしたならばもつと内国の為替銀行に利用させる方法があるか。例えば日銀で低利の日本通貨を貸してやつて、外貨を買わせるとか、何か……

第13回国会 大蔵委員会 第69号(1952/06/18、2期、緑風会)

○田村文吉君 中途で参りましたので、内容をちよつと伺わなかつたのですが、大体何でございますか、これによりまして、どのくらいの金額が、どのくらいの期間繰上げて国内に撒布されることになりますのですか。
【次の発言】 それは例年ならば、いつ支払われるべきものが七月に繰上げられるか、どのくらい繰上げられることになるのですか。
【次の発言】 それから先刻も御質問があつたようでありまするが、長年の問題であつたとは言いながら、たばこについてそういう前渡金の方法をお考えになつた場合に、今米についてのお話が出ておつたのですが、他の専売品である塩であるとか、或いは樟脳であるとかいうものに対しては、同じような論拠で……

第13回国会 大蔵委員会 第70号(1952/06/19、2期、緑風会)

○田村文吉君 昨日の質問及び只今森同僚からの御質問の中に織り込んでございまして、これの運用に当りましては細心の御注意を願いたい。と申しますのは、昔御承知のようにこの自由経済時代に青出売買というものがございまして米作にはまだできない青田の時代に、農家が金が要るために金をもらつたということが、かなり惰民を作り、貧農を作つたゆえんの途であつたということを覚えておりますので、前渡金をお渡しになるのも結構でありますが、これの運用に当りましては細心の御注意をおつけになりまして、御加入の組合その他に十分の注意をして頂いて、折角政府が無理して親心で前渡金を渡してやつたけれども、その結果は非常に悪かつた、それが……

第15回国会 予算委員会 第6号(1952/12/03、2期、緑風会)

○田村文吉君 資料を一つお願いいたしたいのでありますが、それは基準年度、即ち昭和九年、十年、十一年における公務員の給与と現在の給与がどういう比率になつているか、併せて当時にはCPIの算出はなかつたかとは思いますが、若しあれば幸いでありますが、なければその当時の小売物価指数というものと現在の小売物価指数との比較、これを合せて付けて頂きたい。もう一つ同じ問題でありまするが、鉄道では現業でございますので、公共企業体になつておりましても、その賃金統計は比較的正確に比較することができるのではないか、こう考えますので、基準年度における鉄道従業員の一人当りの給与及び現在の給与、こういうものを比較して頂いて、……

第15回国会 予算委員会 第7号(1952/12/04、2期、緑風会)

○田村文吉君 これは統計資料の必要上からも問題になるのでありますが、中小企業者というものは全国で幾らあるということになつておりますか、又中小企業の定義でありますが、現在ではお扱いの上から行くというと、組合に加入しておるものだけが中小企業者ということにしてあるのか、その辺のところを一つお知らせを願いたい。
【次の発言】 その一体中小企業の企業庁という庁があるのだが、その対象になる中小企業者というものの定義がはつきりしていないということが、すでに非常に困る問題なんでありますのと、一体中小企業対策というものは終戦以来非常にやかましく言われているが、さつぱり実は実効が挙らない。そこでわざわざ企業庁とい……

第15回国会 予算委員会 第8号(1952/12/05、2期、緑風会)

○田村文吉君 貿易の振興の問題で、非常に必ずしも楽観すべき状態にないということは、数字で拝見しておるのでありますが、それにつきまして、通産局長さんとしては、国内の法律において何か非常に窮屈のものがあるとか。これが妨げをなしておるとかいうような問題についての、過去において陳情をお受けになつたとか。或いは陳情を受けなくても、そういう点に欠点があるというようなことをお考えになつたことがありませんですか。
【次の発言】 現在ある独禁法とか、集中排除法とか、そんなものがこれに関連しておるというようなことについて、お気付きになつたことはありませんか。

第15回国会 予算委員会 第18号(1952/12/23、2期、緑風会)

○田村文吉君 私は大蔵大臣並びに通産大臣に二、三の問題をお尋ねして見たいと思うのでありまするが、先ず第一に大蔵大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、この問題は前大蔵大臣の時代から、数回に亘りまして申上げたことでもあり、国民のすべてが感じておりまするつまり税が高過ぎるという問題であります。そこで十分そういう点についての御調査もできていると考えますが、昭和十年のいわゆる基準年度におきしまして、国民所得は百四十五億円、こういうふうになつておりまするが、現在政府でお示しになりました最近の国民所得は五兆三千二百六十億、倍数を申しますというと、三百六十六倍こういう数字に相成つているのであります。然るにこれ……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 予算委員会 第4号(1953/05/30、3期、緑風会)

○田村文吉君 それでは大蔵大臣、通産大臣両方に関連のある問題を一つお尋ねいたしたいと思います。  経済界が全般的に何かしら暗雲低迷しているような感じを持つのでありますが、これが一面又政局不安の一つの原因ともなつておるかと考えるのであります。即ち昭和二十五年ぐらいにいわゆる安定しかかつた日本の経済が朝鮮事変のために、いわゆる朝鮮事変のブームのため物価が非常に上つた。或いは三割或いは五割、非常に急激に物価が上りました。その結果は日本の物価が国際物価の水準の上からいつて非常に高いものになつてしまつたということが、今日輸出振興の一つの大きな障碍と相成つておるように考えられるのであります。でございますか……

第16回国会 予算委員会 第5号(1953/06/23、3期、緑風会)

○田村文吉君 何パーセントですか。
【次の発言】 まとめてお願いしたいが、今御説明になりました細かいものを白書のようにして出して頂けませんか。鉱工業生産の内訳、農林水産の内訳も、細かい点を白書にして出して下さい。この次の審議に間に合うように……。
【次の発言】 さつきちよつと御説明ございましたが、あの経本のようで消費水準をお出しになる算式というものはできているのですか。なおお尋ねしたいことは、その算式が昭和九―十一の基準年度というものの算式と同じ算式でやられておりますか。
【次の発言】 できたらその農村と東京都内ですね。そういつたようなものに分けて一つ資料を預けませんですか。

第16回国会 予算委員会 第22号(1953/07/24、3期、緑風会)

○田村文吉君 先ず副総理にお伺いをいたしたいのでありまするが、道義の高揚ということにつきましては、今国会の初めにも唱えられましたが、以前から歴代内閣は常に言つておることなんであります。併し独立をなし遂げた日本の現在といたしまして、その道義の高揚という問題は誠に必要なことであるが、総理の意見から言いますと、そうかといつて戦争中における国民総動員をやつたというような意味における道義の高揚をやつても、恐らくは今日の若い人も納得しないだろうし、そういうことは面白くないと、こういうような言葉をお使いになつておるのでありまするが、併しどういろいろ考えて参りましても、今日の政治の行き方或いは経済の行き方、そ……

第16回国会 労働委員会 第2号(1953/05/29、3期、緑風会)

○田村文吉君 今のに関連して伺いますが、内閣の統計で六十一万の失業者が最近にあるというお話でございますが、内閣はどういう数字によつてそういう数字を出すんですか、その算出の基礎をちよつとお知らせ願いたい。
【次の発言】 ちよつと伺いますが、今の七分とか一割とかという賃金を増額したという理由は、労政局としては美質賃金が下つたから上げたということに御解釈なさつておりますか。そうでなくて大体が低いのを今度だんだん上げるという、いわゆる近頃のマーケツト・バスケツト・システムというか、そういうような意味で上つたのか、その御解釈はどういうふうにおとりになつておりますか。

第16回国会 労働委員会 第4号(1953/06/23、3期、緑風会)

○田村文吉君 この問題は、この前の国会の時分の話であつたのですが、今度も改めてお諮りになる、こういうのですか。
【次の発言】 私もその理事、委員長懇談会に当日出なかつたので、実は新聞で記事を拝見した程度しか知らん、そこで何でしようか、この前に今の工場の管理者とか或いはそれの事件の起つた当時における取締当局等の御意見というか、実情の説明を委員会としてお聞きになつたのでしようか。
【次の発言】 参議院のこの委員会としてお聞きになつておるのでしようかどうかということを私は伺つております。
【次の発言】 それは委員会としてですか、何か懇談会とか……。

第16回国会 労働委員会 第11号(1953/07/14、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと議事進行。初め委員長のお話では、各項目に対する質問はあるだろうが、各委員の中に考え方があるならば早急にこの際申出ておいてもらいたいと、こういうお話のようでございましたから、私はその趣旨で一応進んで頂いて、それから質問に移るようにして頂いて、御意見がなければそれで私はいいと思うのですが、どうでしようか。
【次の発言】 関連して。私は先刻の委員長のお話がありましたので、一番先気が付いた問題は、やはり今のお話  のような金の問題だと思う。そこでこれは御承知でもございましようけれども、前年モラトリアムが、全国的に支払い停止があつたときに、各銀行は給料、賃金に対しては如何なる場合で……

第16回国会 労働委員会 第12号(1953/07/15、3期、緑風会)

○田村文吉君 今の公述人の選定につきましては、理事会にお諮りになることは御承知の上だと、さように了承してよろしうございますか。
【次の発言】 一応朗読して頂いたらどうですか。
【次の発言】 速記を暫らくとめて頂きたい。
【次の発言】 只今井上委員からの御動議もありましたが、もう五時になつておりますから、明日午前十時から、明日は本会議もありませんから……。私は実は今日質問をする用意をして参りましてそうして法制局長官にも労働大臣にも御出席を願うということであつたのです。併しいろいろ諸般の案件が相当幾つもかかつて参りましたので、それで今日はやめて頂いて、明日午前十時から、委員長に今のスト規制法案に関……

第16回国会 労働委員会 第13号(1953/07/16、3期、緑風会)

○田村文吉君 それから昨日の理事会の申合せは、昼前は引続いて電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する問題をやつて、昼から公述を聞くと、こういうふうに私承わつたのですが、その意味と承知してよろしうございますか。
【次の発言】 それでは一つお尋ねいたしたいことがあるのですが、先ず労働大臣に伺いたいのでありまするが、今度お出しになりました、御提案になりました電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律と、えらい長い文句の法律案件でございまするが、一部分のストライキを禁止するということで、或る意味からかようなふうにおつけになつた題目であるかと思うのですが、いわゆる憲法の……

第16回国会 労働委員会 第16号(1953/07/23、3期、緑風会)

○田村文吉君 どうでしようか委員の皆さんの質疑が終りまして、時間がごさいましたらお願いすることにいたしまして、先ず委員の質疑をやるということがいいのじやないか。
【次の発言】 質問がある、ないならないで委員の発言を先に……。

第16回国会 労働委員会 第18号(1953/07/25、3期、緑風会)

○田村文吉君 今資料の提出要求があつたようでありますが、審議の必要上必要なものはこれは揃えて頂くということは結構だと思うのです。併し今ちよつと、私は別に政府委員でもありませんけれども、常識的に承わつたところによりまするというと、例えば私企業である石炭業者の各炭鉱の原価を知り、或いはそれの占める労務費を知りたい、かような要求を今お出しになつても、これは事実上、又私ども常識として不可能です。そういうふうに考えますので、この問題はその資料を要求なさる方としては、できるだけ資料がほしい、こういうお気持もわかるのでありまするから、この問題は委員長と政府と、それから資料御要求の方々で一応あとで御懇談を頂き……

第16回国会 労働委員会 第19号(1953/07/26、3期、緑風会)

○田村文吉君 私も今宮澤君が言われましたように、この資料をそう重く考えて議論するということはどうかと考えておつたのでありますが、この資料を元としていろいろな論議をなさるということでありますと、一面私は緑風会の立場からこの資料が正確でないということを一言申上げておきたい。と申しますのは、二月五日に、「自由党政調会並びに与党労働委員、参院緑風、民主クラブ各代表と折衝の結果、次の見透しを得た。」、こういうことが書いてあるのでございますが、緑風会では代表としてかようなことに参加しておりません。或いは一、二の人か或いは又労働委員でおありの方が、或いはそういうことについてお話なすつたことがあるかも知れませ……

第16回国会 労働委員会 第21号(1953/07/28、3期、緑風会)

○田村文吉君 先に田畑委員も御一緒で御相談した問題でありまして、この問題そう複雑な解釈をすることはないと思うのであります。ただ今お言葉の中に、今委員長の御報告の中に必要な要求の大臣は必ず出席してもらいたいと、私は尤もだと思いますが、併し、今聞くところによりますと、通産相は今日四十度の熱を出している。かようなことは、必ずその大臣がお出にならないでも、かような場合には政務次官もいるし、代りの政府委員もいるのでございますから、そういうような方法をお互いにやはり考えていいということが政治の運用の常識でないか、こう考えてますので、田畑さんの御意見も多分そうであつたろうと思います。どんなに熱があつても、ど……

第16回国会 労働委員会 第22号(1953/07/29、3期、緑風会)

○田村文吉君 議事進行につきまして、只今田畑委員の御発言がございましたが、昨日の理事、委員長打合会議においては、昨日、今日の両日において各会派の一応の質問を終る、第一巡を終る、こういう打合せが根本をなしておつたのでありまして、従つてそれに対しては各大臣、要求した大臣に対しては出席をしてもらう、こういうことも併せて相談になつた次第であります。昨日の議事進行を見ておりますというと、大臣が退席をしたからすぐに質疑はやめる、こういうような形で終われたことは私は甚だ遺憾に思うのでありますが、大臣は予算委員会に行つたり他の委員会に出席しなければならんような場合もあるのでありますから、さような場合には政府委……

第16回国会 労働委員会 第25号(1953/08/01、3期、緑風会)

○田村文吉君 今の社会通念の問題でございますが、まあ私どもはいわゆる国民常識と考えていいと思つておるのでして、伺いたいのは、保要要員の引揚げ及び電気の停電ですね、これは一体終戦の前或いは戦争の始まる前等においていろいろ立法規定が変つて来ておると思うのですが、どういうふうであつたのですか、例えば戦争の始まる前はどうであつたか、戦争が始まつてからどういうふうに変つておるかというような、何か資料のお持合せがございましたらば御説明して頂きたいと思います。
【次の発言】 その当時においては恐らくはストライキというようなものは殆んどなかつたのだろうと思いますから或いはそういうあれはなかつたでしようが、併し……

第16回国会 労働委員会 第26号(1953/08/03、3期、緑風会)

○田村文吉君 私はこの機会に相馬さんからお話が出ましたことについて一言申上げたいと思います。それについて委員長からのお話もあつたようでありますが、ただ私は、相馬さんが最近に、今日からですか、この委員会にお入りになつたので、或いは事情をよく御存じないかも知れない、かように考えますので、私は申上げておきたいのでありますが、私どもの恐らくは緑風会の議運の小委員も中間報告に賛成しておるかも知れません。ということは、私は元来三十一日に予算の終結がつくだろうから、それと絡まないように、その前日までには遅くも一つ我々の結論を得ようじやないかということで、各種の出張旅行もできるだけ切詰めてやろうということで切……

第17回国会 予算委員会 第1号(1953/10/30、3期、緑風会)

○田村文吉君 本町は田村文吉、石坂豊一、戸叶武の三委員を以て構成し、これに長谷川専門員が加わつて、八月二十六日より九月三日に亘り徳島、高知の両県における県財政事情、県内経済事情及び電源開発情況等を中心に調査、視察して参つたのであります。以下その概要を簡単に御報告申上げます。  第一に、町県の財政事情でありますが、人口九十万未満、財政規模七十億円前後、又産業構造はいずれも農林業中心という点においてやや共通した外観を呈しております。併し更に立ち入つてこれを分析してみますと、そこに若干の相違が見られるのであります。  先ず徳島県財政について申上げますと、同県の財政は二十六年度までは朝鮮事変の好影響等……

第17回国会 予算委員会 第5号(1953/11/07、3期、緑風会)

○田村文吉君 私はこの際、総理大臣に対しまして、以下三つの問題につきまして、総理大臣の所信をお伺いいたしたいと存ずるのであります。  第一の問題は、結論から申上げまするならば、国防のための軍備の必要と、これに伴いまして憲法第九条の改正は、国のあらゆる政策に対して筋金を入れろという点からして、今日はつきりとして行かれろ時節が到達しているのではないか、総理はこれに対して表明されるときが来ているのではないかと、かように私は考えるのであります。細かく申しまするならば、総理は独立後の過去二年の間、若干その表現の方法は違つておりましても、日米安全保障条約によりまして、自衛力の漸増の一事を以て貫いて来られま……

第17回国会 労働委員会 第1号(1953/11/02、3期、緑風会)

○田村文吉君 今井さんにお伺いいたしたいのですが、先刻の御説明から行きますと、必ずしも各業種の賃金は均衡が取れるということを考えたのではなくて、経営者と労務者のほうの要求の程度を斟酌して決定されたと、こういうふうの御説明でございましたから、それでこの各業種を拝見いたしますと、相当にこの賃金の決定に矛盾がございます。ございますが、そういうことはもう考えないでやつたと、こういうふうに了承いたしてよろしいのですか。
【次の発言】 決して今井さんをお責めする意味で言つているのじやございませんございませんが、例えば大蔵省の印刷局では一万三千五百円ということに決定になつておつて、造幣局のほうでは一万四千四……

第18回国会 予算委員会 第5号(1953/12/08、3期、緑風会)

○田村文吉君 今回御提出になりました予算案に引続きまして二十九年度の予算が間もなく出て来るはずであります。さような意味におきまして多分に関連性がございまするので、私はこの際に今後の予算の編成について大蔵大臣、又関係して農林大臣はどういうふうの心がまえを持つて行かれるか、そういう点について二、三のお伺いをいたしたいのであります。  先ず農林大臣にお伺いいたしたいのでありますが、お断り申上げておきますが、私は二重米価というものには賛成しておるわけではありません、むしろ不賛成であります。でありまするが、米の生産者価格を二十七年度八千六百四十五円から今年度分は一万三百三十五円に、大よそ二割方の値上げを……

第18回国会 労働委員会 第1号(1953/12/01、3期、緑風会)

○田村文吉君 ついでに各常任委員会に配付されているだろうと思います資料を、各委員に一部ずつ廻りまするように申入れをお願いしたいと思います。

第19回国会 予算委員会 第4号(1954/02/26、3期、緑風会)

○田村文吉君 堀江さんに一つお尋ねいたしたいのでございますが、為替相場を変えることがいいとか悪いとかいう問題はまず別問題としまして、普通は余りこの問題には触れないようにしておりますが、一体為替相場というものを或る時期にきめた、例えば現在の一ドル三百六十円、こういうような釘付けにしておくことがどつかに無理を来していることはないのか。例えばその結果輸入の管理を完全に行なつておればまだいいんですが、なかなか輸入管理とか輸出管理というのは、貿易の管理が完全に行つていないというような場合において、結局為替が悪ければ悪くなつたと同じような結果になつてしまいはせんか、こういうような懸念を持つのであります。そ……

第19回国会 予算委員会 第10号(1954/03/11、3期、緑風会)

○田村文吉君 大分遅くなりまして、総理には或いは御迷惑かも知れませんが、三、三の問題が頗る私時節柄重大な問題であると考えますので、御答弁をお願いいたしたいと存ずるのであります。  物価の引下げということは総理も言つておられまして、これは輸出の振興をする、又これによつて民生を安定せしめるということは、これは国の要請であり、現下の政府の命題であると考えております。然るに政府はそれぞれに若干の理窟は無論ありましよう、ありましようが、鉄道運賃の一部を値上げしたり、煙草の一部分を値上げして予算に組入れておられるのでありますが、更に又電気料であるとか、或いは放送料金の値上げというような問題が次々と起つてお……

第19回国会 予算委員会 第19号(1954/03/22、3期、緑風会)

○田村文吉君 大蔵大臣にちよつと二、三のことをお尋ねいたしたいのでありますが、第三次再評価を強制なさる法律を近いうちにお出しになるのじやないか、こう思つておるのでありますが、その御趣旨には間違いございませんか。
【次の発言】 そこで第三次再評価をなさる場合において、私は基本的の問題として、第一今後の物価というものはどのくらいの程度まで下げるとか、或いは現在のままで維持して行こうとか、何か目安がおありになるのじやないか。例えば再評価を現在の実質価額の二割引程度まで再評価を認めようというようなことに伺つているのでありまするが、一体価額の基準或いは今後の物価の基準はどのようなふうにお考えになつている……

第19回国会 労働委員会 閉会後第1号(1954/07/06、3期、緑風会)

○田村文吉君 議事の進め方は、あれですか、ここにある順序、第一失業対策に関する件、第二、国鉄における労働問題に関する件というような順序が調査事項として出ているのですが、議案としては順序をどういうふうにお進めになりますか。
【次の発言】 そうすると、はつきりともう一度……。
【次の発言】 大臣の出席の都合もありますから、大臣の出席が遅れるならば、失業対策問題に関する件は、これは非常に私は広汎であり、是非両大臣の出席、場合によつたら大蔵大臣の出席も願いたいと考えております。順序を変更されても私はかまわないと思います。近江絹糸の問題なりを第一に取上げておやりになつたらどうでしよう。

第19回国会 労働委員会 第2号(1954/02/01、3期、緑風会)

○田村文吉君 甚だつかぬ話ですが、その当時の請願の内容を私は十分に把握していないのですが、恐れ入りますが、請願の趣旨と、それに対する意見書が付いているはずですが、それに対してどういう意見書が付いていたか、おわかりでしようか。
【次の発言】 そうです。何だか余りはつきりしないで御採択になつたような記憶があるのですが、果してそういうふうにはつきりと美唄ということを御明示になつていたかどうか。ちよつと国会の意思としてはどうであつたかということを、ちよつと記憶がはつきりしていないのですが、念のために一つお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 今の問題は、公平に善処せられたいというようなことを先国会……

第19回国会 労働委員会 閉会後第2号(1954/07/07、3期、緑風会)

○田村文吉君 必要に応じてやつたらどうでしよう。
【次の発言】 賛成ですが、それで今度の主要問題、大きな問題は、いわゆるデフレーシヨンというものが起つて来ておるので、経審にしましても通産省にしましても、この問題をどういうふうにして解決するのか、これは非常に大きな問題なんです。ひとりこれは労働省だけの問題ではなくて、一番最後にしわ寄せされて来た場合に労働省としてどうするのか、こういう問題をあとで私質問したいのですが、今日は幸い通産省の調整部長がお見えになつているそうですから、一つこの見通しを、決して御休裁でただ目先のことだけでなくて、どういうふうにしてこれは救済さるべきか、物価についてはどういう……

第19回国会 労働委員会 閉会後第3号(1954/08/05、3期、緑風会)

○田村文吉君 見えていられるのですか。
【次の発言】 余り長い時間でないように……。
【次の発言】 長官に伺いますが、今度北海道の米軍の撤退で八千名の失業者が大体出るということが書いてありますが、その通り了承してよろしいのですか。
【次の発言】 それからアメリカの陸軍の、二割五分ですか、三割の整理ですか、この問題と重複するのですか、しないのですか。
【次の発言】 そうすると合計はやはり二万八千人を越さないというふうに考えてよろしいわけですか。
【次の発言】 結局の数字が自然に退職する人もあるからそういうものを差引いて、二万八千数百名のほかにプラス空軍の関係、それからもう一つは直用というのが三千……

第19回国会 労働委員会 閉会後第4号(1954/08/06、3期、緑風会)

○田村文吉君 断片的に一つ伺つてみたいのですが、大蔵大臣の御意向では或る程度物価を下げつつある。そうして二割程度下げないと輸出というものの振興ができないような状況にある。二割下げるためには今年は六分とか七分とか下げるというようなことでいつておられるのですが、今のような不況の状況を、一体大蔵大臣の言われるように二年も待つているなんてことでは大抵のものは皆参つてしまうだろうと思う。そこでどうしても根本的に、どうして輸出の振興をして国内の産業を振興せしめるか、こういう問題が起つて来ると思うのです。そこで通産省でも或る程度お考えになつて、いろいろな方法をお考えになつているようでありますが、第一に国際貸……

第19回国会 労働委員会 第5号(1954/02/16、3期、緑風会)

○田村文吉君 丁度労働大臣が見えられておりますから、この機会にちよつとお伺いいたしたいのでございますが、今の日本の経済界の状況は非常な悩みに直面していると考えるのであります。特に基幹産業の物価というものは世界的水準において非常に高いというようなことのために、日本の経済界を如何にしてこれを軌道に乗せるかということは非常な問題になつていると思うのであります。これはひとり労働大臣たる御資格だけでなしに、閣僚の御一人として、今後の石炭とか電力とかというような問題の大きな基幹産業について世界的物価水準において非常に高いという立場にあるものをどうしたらいいか。石炭鉱業から行きまするというと労働問題が大きな……

第19回国会 労働委員会 第6号(1954/02/18、3期、緑風会)

○田村文吉君 丁度今お話が出たから……、私はもう阿具根さん、それから吉田さんの御質問、何か労働問題に相当関係の深い問題としてお取上げになつて御質問になつている……私は途中から来てとやかくのことを申上げるべきじやない、こう考えておつたものでこれからお伺いしようと、こう考えておつたのですが、今阿具根さんの御説明のようでありますと、砂糖の問題は、勤労者として物価、配給等の問題は非常に大きな問題である。無論そうでしよう、そうでありましようが、そうなると今井さんから言われたように酒もそうだ、たばこもそうだ、そうすると労働委員会に各産業の全部の人を呼んで来て質問をなさるということになりますと、これは私は少……

第19回国会 労働委員会 閉会後第6号(1954/09/10、3期、緑風会)

○田村文吉君 この問題はそういうふうに不幸にしてストライキまで発展したような場合に、解決なさる方法というのは何か手があるのですか、日本の国がやるということになるのですか、斡旋、調停の方法は何か開かれているのですか。

第19回国会 労働委員会 第7号(1954/02/23、3期、緑風会)

○田村文吉君 これは四角張つて言うわけではありませんが、成るべくこういう問題は理事会で相談して、そうして成るべく円満にものを運ぶようにお進めになることを希望するのです。こういう委員会の本会議にすぐそういうものをお出しになるというと、問題がまとまるものもまとまらなくなる、こういうことに考えますので、私は是非ない問題は別問題として、本日はこの問題は理事会で御相談をして、その上で参考人を呼ぶとか呼ばないとかいう問題が決定になり、それで委員会に掛ける、こういうやはり慣習を従前ではやつておるように思いますので、そのようにやつて頂きたい、こう思います。

第19回国会 労働委員会 閉会後第7号(1954/09/11、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと国崎さんに今の問題についてお伺いしたいんですが、金利の負担は今一トン当りどのくらいですか。もう一つ償却をやつておいでになるか、いないか。やつていない炭鉱が多いと思いますが、大炭鉱では償却をやつておられると思いますが、それは一トン当り幾らぐらいにつきますか。
【次の発言】 償却はどうですか。
【次の発言】 いや、大炭坑はどのくらい見ておりますか。
【次の発言】 通産省でおわかりになつておりますか。
【次の発言】 この間、岩屋炭鉱のかたに証言頂いたんですが、そのときには金利は三百円から四百円までやつているというような話を伺つたので、今御説明のありました中にも、金利の負担という……

第19回国会 労働委員会 閉会後第8号(1954/10/26、3期、緑風会)

○田村文吉君 調達庁に伺いたいのですが、今の軍で主張しておられます退職金というものは一人当りにすると大体どのくらいの金額になつておりますか。それから組合で要求をしておられる八割増というものは、およそ一人当りどのくらいになつておりますか。又調達庁で中へ入つていろいろ御斡旋になつているので、必ずしもそれはきまつた線ではないと思うのですが、今までお話になつている線から言うと、一人当りどのくらいになるのか。併せて総体な金額でどのくらい違うことになるか。若しそれがわかればなお結構であります。ちよつとお知らせ願います。
【次の発言】 一人当り平均を出して頂けば結構です。

第19回国会 労働委員会 閉会後第11号(1954/11/16、3期、緑風会)

○田村文吉君 今の御質問に対して大臣のお答えになつたことは、一方で合理化をやつて原価は安くするということにはなるかも知れないが、それによつて失業者というものの救済にはならんのだ、こういうふうに私ども考えるのですが、そこでこういうときには、要するに需要を殖やすか、生産を殖やすかということを或る程度やらなければ今の差迫つた問題の救済にはならんと思う。或いは国の大きな方策としてデフレの一環としてはできるだけ合理化して炭価を安くするのだということも考えられないでもありませんが、今日の石炭企業というものの分布の状態及び構造を考えて来ると、或る程度までやはり当面は生産をコントロールし、需要を殖やして輸入す……

第19回国会 労働委員会 閉会後第14号(1954/11/26、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと退席いたしますので先に一つ質問をお許し願いたいと思います。  今非常に石炭の値段の引合わないために、各炭鉱も休鉱をなさるかたもあり、貯炭も増加して行くというような状況下にあるのでありますが、この石炭の値段自体がどうしてこんなふうにほかの物価の割合に高くなり過ぎたために、国際物価に比べて高くなつたかというようなことにつきましては、先般来しばしば私はお伺いもいたしましたので、今日はこの問題に触れぬのでありまするが、いずれにいたしましても現在の状況下においては、需給の調節がとれないということが非常に炭価というものを安定させない、こういうわけでありますから、先ず需給の安定をどうし……

第19回国会 労働委員会 第20号(1954/05/07、3期、緑風会)

○田村文吉君 只今議題となりました請願、陳情の小委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告いたします。  最初に採択いたしました請願陳情につきまして申上げますと、先ず請願七百六号、千三百六十五号、千四百十八号、千五百二十五号、千八百四十号、陳情三百二十四号、三百四十三号、三百五十三号、三百七十五号、三百八十六号、三百九十五号、四百十号、四百三十八号、四百八十七号等、請願五件、陳情九件は、いずれも労働基準局等の地方移譲反対等に関するものであります。  次に請願千五百九号、陳情六十五号は、いずれも労働基準行政機構改革等反対に関するものであります。  次に請願二千二百六十三号、陳情二十五号は、い……

第19回国会 労働委員会 第24号(1954/05/20、3期、緑風会)

○田村文吉君 伺いますが、通産省の石炭局長さんお見えになつておりますか。ちよつと私は労働対策をお立てになる前に根本的なことを伺いたいのであります。  石炭の原価ですね、価格というものがほかの物価に比べて非常に高くなつている、こういうふうに考えております。というのはまあ今日一トン石炭が七千円とか八千円とかいう、最近まではそういう高い値段をとつておつたのでありますが、戦争の始まつた当時において一トン十円幾らの石炭であつたものが七百倍、八百倍までに暴騰したということ自体に石炭鉱業の非常に大きな危機が来ておる、こういうふうに私どもは考えております。つまり外油というものが入つて来て石炭の代りをするという……

第19回国会 労働委員会 第26号(1954/05/27、3期、緑風会)

○田村文吉君 私も今井上さんの御発言の通りであつたろうと思うのですが、とにかく本会議で報告をするということを前提にした話ではなくて、継続審査をすることについて一つ組もうじやないかというような話であつたと思うのですが、やはり若しか委員長の御発言のあれ誤解されるといけませんですが、この間の申合せは、先ず第一に継続審査にするということが一つ、その次には継続審査をするについて本会議に一応その説明をするということを了承したように伺つているのですが、大同小異でありますが、必ず本会議において三つの方法のどれかを選ぶということではなくて、継続審査をするについて本会議においてそれの説明をするということであつたと……

第19回国会 労働委員会 第28号(1954/05/31、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちよと長いと思いますが、大変名文章で結構であると思います。

第22回国会 社会労働委員会 第3号(1955/03/31、3期、緑風会)

○田村文吉君 委員長が決定なさる前に、理事会にお諮りになってなさることが穏当だと思いますので、それを申し上げておきます。

第22回国会 社会労働委員会 第7号(1955/05/14、3期、緑風会)

○田村文吉君 今の結核の問題について、きのう感じたのですが、あるいは私は初めて社会労働委員になったので知らなかったのかもしれませんが、何か結核の趨勢がどんなふうに進んできているのか、そういうようなものを、文書でできておるのじゃないかと思いますが、そういうようなものがございましたら、一ぺん一つお願いしたいと、こう思うのですが、もしなければ、できるだけこまかい点を私は質問しなければなりませんから、そうでなくて済むように一つ結核、らいその他の重要な病気ですね、そういう問題がどんなふうに推移してきているか、そういうものを一つお示し願えればけっこうなんです。

第22回国会 社会労働委員会 第11号(1955/06/02、3期、緑風会)

○田村文吉君 二千二百七十名の人を採用することは、つき添い婦をやめるという条件のもとにこういうことをお考えになってあるわけなんですか。
【次の発言】 完全看護の意味で、専門の看護婦を置かれるという意味でなさること自体は私どもも異議はないのです。ないのですが、また一方から考えると、現在のつき添い婦というのは一体どういう人がつき添い婦をやっているかということを考えてみる場合に、今日の非常に就職困難な時代にそういうことをすることは、大きな政治の面からいってあまり感心したことじゃないのだということが、衆議院の決議になっているのじゃないかと私は思うのです。そこでそういう問題について、私どもは数が少しくら……

第22回国会 社会労働委員会 第23号(1955/07/07、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連。外国ではあれですか、すべて看護婦とかそういうあれですね、それに女性とか男性的の名称をつけるのが習慣なんですか、どうなんですか。
【次の発言】 さっきお話のありました歯科衛生手という言葉は、どっか法律用語に出ているのですか。
【次の発言】 現在男の人はなくて、六百二十人が全部御婦人だというのですね、実際問題は。新規に歯科衛生手なんという文字をここに持ち出してくること自体がおかしいのだから。そうすると、やっぱり今の横山さんのお話じゃないけれども、もう事柄はよくわかっているのだから、こいつも衛生士というのを衛生手に改めた場合に、あなた方の方で非常に世論の反撃を受けるとか、何かそう……

第22回国会 社会労働委員会 第25号(1955/07/12、3期、緑風会)

○田村文吉君 あらためて成文で出していただくようにお願いいたしたいと思います。

第22回国会 社会労働委員会 第26号(1955/07/14、3期、緑風会)

○田村文吉君 政府委員に伺いたいのですが、文部大臣の指定している歯科技工士学校という特殊のものがあるのですか。またなければないで、文部省で歯科技工を教える総合的な学校というものがあるのでしょうか、ないのでしょうか。
【次の発言】 そうでもございましょうが、技術上、そういう技術を教えている総合的の学校があるんじゃないかどうかということです。
【次の発言】 そこで、修正案の提案者に伺いたいんですが、歯科大学なり、歯科専門の学校で教育を受けて歯科技術を修得した人が受験する資格を今度なくするということになるんですか。受験の資格はあるんですか、ないんですか。

第22回国会 社会労働委員会 第27号(1955/07/18、3期、緑風会)

○田村文吉君 恐れ入りますが、明日の審議の参考になりますように、今の定義を示していただいたのを印刷にしていただく、と同時にその中に、いわゆる類似行為の中にいろいろな名称がありますね、光線療法とか、あれは一体どういうようなことをやっているものかということのわからんのが中に一、二あるのでございますが、そういうものも一つおわかりになっていると思いますけれども、明日お知らせ願いたいと思います。

第22回国会 社会労働委員会 第28号(1955/07/19、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連した問題で伺いたいのですが、大体今の御説明はわかったのでありますが、法律の上で二割を下らざるというようなことできめておる例はまだ他にたくさんございますか。こえざるということを言うものは理由があるのですが、下らざるという法律は、大蔵大臣の意向次第によっては、一〇〇%やっても一いいし、一五〇%やってもいいのだ、こういうことにも解釈ができるのですね。ことに国民健康保険はまだ全国に全部が適用されているわけではないので、これから非常にふえるのです。ふえる場合において、一体下らざるというような条文をお作りになることは、これはたくさん例があるのですか、ほかに。ちょっと私主計官に伺いたい。

第22回国会 社会労働委員会 第31号(1955/07/25、3期、緑風会)

○田村文吉君 先刻労働大臣が自分個人の考えでは全額国庫負担にしてもしかるべきものであるというようなことをお話しになったようでありますが、私はこの国会の議場で西田さん個人の御意見を伺っても仕方がないので、労働大臣としての御意見になるわけであります。でございますから、政府が提案した限りにおいては、三分の一が正当なりと考えて政府は提案したということ一本でよろしいので、それ以上に西田さん個人の御意見をお加えになることは、非常にわれわれの法案審議の上に混乱を来たす。この点は私はっきりとしていただきたいのですが、西田さんの個人の御意見ならばこうした席ではお述べいただかない方が私はよろしいと思うのであります……

第22回国会 社会労働委員会 第32号(1955/07/26、3期、緑風会)

○田村文吉君 議事進行について。このまま五分ぐらい休憩されたいのです。
【次の発言】 緑風会を代表いたしまして本案に賛成の意見を申し述べたいと思います。  このけい肺病に関する法律が検討されましてすでに数年に相なるのでございます。議員立法でもしばしば提案されて参ったのでありましたが、諸般の研究が一応行き届きましたので、このたび政府の提案を見るに至りましたことは同慶にたえないところでございます。私はこのまれなる病気、また外傷性脊髄病にいたしましても、珍しいこの病気に悩んでいられる不幸な人たちのためにこの法律が制定されるのは当然なことではあると考えまして、この一日も早からんことをこいねがって参った……

第22回国会 社会労働委員会 第33号(1955/07/27、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連して伺いますが、今のあん摩師の学校で電気療法も教えておいでになるのじゃございませんか。
【次の発言】 あわせて赤外線を使うとか、そういうような問題も研究されたことはございますか。
【次の発言】 その今の電気の問題でございますし、また光線の問題でございますが、そういう問題は現実に今それで職を営んでいる人がある。これに対しては失業されては困るから三年の間に何とか一つ転業してもらいたい、こういうのが今度の法律の案でありますね。そこで、そういうように消極的に考えることも一つの方法であるが、また名前はあん摩師の学校であろうがどういう学校であろうがかまわないが、そういう電気とか光線療法の……

第22回国会 社会労働委員会 第34号(1955/07/28、3期、緑風会)

○田村文吉君 それに関連。今のお話は私質問された方ももっともな意見があると思うので、これはこの法律ができる時からの問題なのです。それで実際の扱いの上で事実労働者は保険料を払っていた。会社の方で仕事の金の都合がつかなんで納めておらなんだというような場合があった場合、実際の扱いにはそういうものを払うような方法の運用ができないものですか。しているのじゃないですか。
【次の発言】 もう少しメリット制を強くする考えはありませんか。
【次の発言】 条文のこまかい問題になるのでありますが、三十四条ですね、三十四条の五が一、二、三、四、五、六号までございまして、それから第二項ですか、第二項のあとに六と書いてあ……

第22回国会 社会労働委員会 第35号(1955/07/29、3期、緑風会)

○田村文吉君 動議を提出いたします。この辺で質議を打ち切って直ちに討論、採決に入られんことの動議を提出いたします。

第22回国会 社会労働委員会 第36号(1955/07/30、3期、緑風会)

○田村文吉君 おそく参りましたので、御質疑がすでにありましたのを重複するかどうかしりませんが、この問題については政府の御当局としては、ほかのかようなものの種類の増額をしてやるとかというようなものとの均衡が失われていくようなことはないか。もう一つは、この問題については文部省の育英資金の関係等々とよく連絡がおとりになれておるかどうか。提案者の方で、もしそういうことがとれておるということがおわかりならば、知らせていただきたいし、そうでない場合は当局の方から一つ御答弁を願いたいと思います。  総じて、こういうようなよくしてあげるというようなことは悪いことではないにきまっておるのですが、ただそれぞれのも……

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/30、3期、緑風会)

○田村文吉君 今の電力料金の問題につきまして、通産大臣に伺いたいのであります。世界の物価水準から申しますと、家庭用の電灯料は、あまり差がないと言いたいが、日本ははるかに安いのであります。産業電力はほとんど世界の水準に近いところにまで値が上ってきておるのです。ところが今度おとりになりました措置は、家庭用の電力について、三割以上上るものはチエックしょう、こういうことでありまして、消費生活に対する非常に甘いお考えで、生産方面に対しては非常にからい。この点について今日日本の状態から考えてみますというと、生産というものを大いに増強していかなければならぬということで、電力に対しては特別の資金まで、われわれ……

第22回国会 予算委員会 第5号(1955/03/31、3期、緑風会)

○田村文吉君 今まで毎年組んで来られました予算の大綱を見て参りまして、今度お示しになりました予算の三十年度の骨格予算を拝見して、私は毎回実は申し上げてきているのでありますが、何かしらここで根本的に少し考え直しをしなければならない時期に到達しているのじゃないか。この問題がいわゆる経済閣僚ということで問題を常に経済閣僚だけの御答弁を伺っているのでありますが、総理として今非常に町には失業者があふれておりましたり、あるいはまた、学校を出た人が就職ができない、あるいはまた中小企業の人が非常に苦労をしておるとかいうようなことで、貿易の将来の見通しも実はあまり明るくないというような情勢下にございます日本の現……

第22回国会 予算委員会 第8号(1955/05/11、3期、緑風会)

○田村文吉君 通商局長さんにちょっと伺いたいのですが、大体の構想はわかったのですけれども、共産国家を相手にして貿易をする場合には、やはりこちらの方でも一手で売り、一手で買うというような組織が当然必要になって来ると思うのですが、それは第一にそういうふうにお考えになってお進みになるかどうか、これを一つお伺いいたしたい。それから別に共産国家でなくて、今日のような為替管理がみないすれの国もやかましくやっております場合、ややもすれば国内品同士で、さっきのお話のように乱売するというようなことになる場合に、共同販売所を作るとか、一手で売るとかいうような組織になるべくお進みになる御方針でおいでになるのか。それ……

第22回国会 予算委員会 第14号(1955/05/25、3期、緑風会)

○田村文吉君 今までに大きな意味における住宅政策に対して御投下になった資金は総額どのくらいになっておりまして、一年にどのくらいの利子なり、賃借料になっておるか、資料をいただいておるかもわかりませんが、もし大体おわかりでしたらお知らせいただきます。
【次の発言】 それの利息、あるいは家賃とかいうものの収入は一年間にどのくらい見込まれておりますか。

第22回国会 予算委員会 第17号(1955/05/30、3期、緑風会)

○田村文吉君 時間がありませんから簡単にお伺いいたしたいと思いますが、経審長官にまずお尋ねいたしたいのでありますが、経済六カ年計画をお立てになったのでありますが、この六カ年計画の性格であります。それは、すなわち計画なのでありますか、あるいは予想なのでありますか、あるいは希望なのでありますか、これを一つまず第一に承わりたいのであります。そこで計画であるとするならば、ある程度まで統制を用いていかないというと、なかなかこれの実行は困難だ。ちょうど絵にかいたぼたもちといいますか、そういうふうになってしまったんではそんな数字をなまなか見せていただいたことが迷惑です。こういうことなるのでございますので、大……

第22回国会 予算委員会 第18号(1955/05/31、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連……。今のお話に関連しておりますが、今日本のあらゆる階層に対する給与の方法が、家族給というものがついておりまして、いわゆる生活給の性質が非常に多いのであります。だんだん変って参りましていわゆる能率給に移らなければならないということは当然なことではありますが、現在の給与の状況では、そういうふうに移りかねるというのが現状であろうかと思うのでありまするが、しかしいつまでもかようないわゆる家族給のような生活給を払っていくような形は正しくないと考えているのですが、大体政府ではそれに対してはいつごろになったならばそういうものはやめる考えをお持ちになっているのか、また、どうしてもやめられな……

第22回国会 予算委員会 第27号(1955/06/18、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連。ただいまの高橋君の質問に対して、自治庁長官の御答弁が少し的をはずれておったかと思うのであります。高橋君の聞かれた問題は、今のように各省がセクショナリズムで地方の各種の問題をそれぞれ取り上げてやってきている結果は、地方を非常にこんぱいさせている結果になっているのじゃないか。すなわち中央集権をもっと地方に返したらどうか、こういうような御質問であったと思います。私もその問題について伺ってみたいと考えております。いろいろ地方行政の改革問題について意見がございまするが、私はきょうの高橋君の意見は非常に傾聴すべき意見であったかと思いますし、この点に思いをいたしませんと、どんな改革をなさ……

第22回国会 予算委員会 第38号(1955/06/30、3期、緑風会)

○田村文吉君 一番初めに文部大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。最近にはあまり起りませんでしたようですが、昨年来、まあその前からもそうでありまするが、学校の火災ですね、火事が非常に多い。これはまあ国の税金で払われた学校が焼けてしまうと、ひとり児童が困るだけじゃない、その父兄、市町村、みな困る。それでなるべく一つ火災をなくするということが必要なことなのでありまするが、私は一つの案としてもう少し不寝番のようなものを学校に置く。それは相当経費がかかることになるけれども、一朝焼けたような場合を考えてみまするというと、非常に安い経費だ。いわんや昨今のように失業者が多い時代でございまして、いわゆる国……

第23回国会 社会労働委員会 第4号(1955/12/13、3期、緑風会)

○田村文吉君 委員長、今御質問申し上げていいですか。
【次の発言】 お言葉の中に、内地の人が想像していたのとはだいぶ違うということは、どういう意味でありますか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 今の問題に関連してちょっと伺いたい。ちょうど今いい問題を山下委員から出されたと思いますが、よく水爆の実験がございますというと、たとえば遠くの方で何万カウント空気が汚染されたとか、水がどうとかという問題がよくいわれる。その場合の問題として、一体これが害があるのかないかということについては、もう害があると言う人もあるし、近ごろはだんだんなれっこになって、三万や五万のカウントがあっても何も害はない……

第23回国会 社会労働委員会 第5号(1955/12/15、3期、緑風会)

○田村文吉君 御質問の順序を整頓しておりませんので、あるいはちぐはぐな御質問になるかもしれませんが、労働大臣は労働委員長をやったり、労働委員の長い御経験もお持ちになっておりますから、十分に御認識を持っていらっしゃることと思うのでありますが、現在のこの日本の失業者の状態、それから同じ勤労者にいたしましても、収入の高下というものが非常に多いわけなんです。こういうようなことが、やはり物平らならざれば、何といいますか、非常に社会不安を招く原因の一つとも相なっておるものと考えるのであります。これは私労働省全体としての御意見としてまず伺いたいのでありますが、在来まあ紛議が出ました場合に仲裁をする、あるいは……

第23回国会 予算委員会 第7号(1955/12/15、3期、緑風会)

○田村文吉君 まずもって文部大臣にお伺いいたしたいのであります。国民道義の頽廃から考えまして、今日ほど文教の刷新が要望されているときはないと考えるのであります。在来ややもすると第二の国民を作るべき教育の問題が党派的に利用されたというようなこともないでなかった。こういう点を遺憾といたしておったのでございまするが、今日は国民多数の支援を得て成立いたしております鳩山内閣の文部大臣として清瀬さんが御就任に相なったのでありますので、私どもは実は総理大臣以上に文部大臣の今日の時代において重責であるということを痛感せざるを得ないような感じを持っております。そこでややともすると清瀬さんは保守反動だとすぐ反撃を……

第24回国会 社会労働委員会 第7号(1956/02/14、3期、緑風会)

○田村文吉君 これは韓国人の問題云々でございますが、中小企業にはこういうことはえて非常に多いのでありますから、こういう問題のために一つ一つ出張して調査するということはいかがかと考えますので、一応これは理事会でお諮りなされて、理事会のほうでお話がまとまりましたらおきめ願いたい。今すぐここでそういうことを決定するのはちょっと早いと思います。いわんや労働省のお調べというのはほとんど出ておらぬわけです。もう少し進んで、理事会で御相談の上でいいということでございましたらその上で……。

第24回国会 社会労働委員会 第8号(1956/02/16、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちょっと中野さんに伺いたいのでありますが、中野さんのおあげになった数字を厚生省の当局としてはお認めになっていただける数字なのでありますか、たとえば大阪では一八・五減ったとか。香川で一三・五減るとか、京都では一五%減るとかいう数字ですね。厚生省で、三月調査というものでやった数字でやったからそれで食い違いはないと、こういうことをお述べになったのですが、これは実は厚生省当局の方で、その数字は大体肯定のできる数字なのでありますか。
【次の発言】 そこで中野さんに…。そういう非常な常識的に考えてもあり得べからざるような食い違いがあるのですね。そういうものについては厚生省においでになって、そ……

第24回国会 社会労働委員会 第11号(1956/02/24、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちょっと専門家ではない私どもには納得のいかない点があるのですが、なぜ初診料と注射料というものを含めたという考え方にならなければならぬのか。もしなんなら、初診料というものを下げて注射料を上げて、注射というものは損のいかないようにするというような方法はなぜとることができないものであるか、これはちょっとしろうとの私どもにはわからない。この間から伺っておりますというと、日本において注射というものが乱射され過ぎているというようなお言葉をちょいちょいほかの方からも聞いたのでありまするが、そういうことをとめるならとめるとか、あまりそういう方に走り過ぎることは悪いというなら、ほかにこれを制約する……

第24回国会 社会労働委員会 第16号(1956/03/16、3期、緑風会)

○田村文吉君 今の公共企業体労働関係法に重大な関係のある問題なんでありますが、これのこまかい審議の方法については、今お話があった通りで、追っておきめいただくのはけっこうでありますが、私根本的に、この問題について一つ疑いがある点がある。というのは、ちょうどいい機会で、一般の労働問題としての質疑をお許しいただいている際でありまして、ただいま局長がおられますので、私伺っておきたいと思うのでありますが、私どもの古い時代の考え方と言えば言えるでありましょうが、昔の大工であるとか、あるいは人夫であるとか、左官であるとかいうような人たちの賃金というものは、あるいは米三升あるいは米四升、米五升というような、あ……

第24回国会 社会労働委員会 第19号(1956/03/29、3期、緑風会)

○田村文吉君 簡単な問題ですが、平壌に四十八人が集結したということはどういう人たちがそこへ集められたのですか、集まられたのでありますか、それがおわかりになりますか。
【次の発言】 それ以外には帰りたいという人がないということに了解していいのでしょうか。
【次の発言】 犯罪か何かを犯したためにという名目で押えられているような人がいるのでしょうか、いないのでしょうか。
【次の発言】 関連。局長に伺いますが、今の山本委員の質問の、政府の、国会の承認を得るということは、将来予算上資金上等の問題が起る場合に関係することも考慮して国会の承認を得るというように、誤解じゃないが、ちょっと話を私は伺ったのですが……

第24回国会 社会労働委員会 第20号(1956/03/30、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連しまして……。現在の委員の方々はどういう方々が委員になっておりますか、名前をちょっと……。
【次の発言】 昨年一年で何回くらいその会を開かれたのですか。
【次の発言】 審議会にかけられた事項というのは、どういうことをおかけになって、どういう審議会の答申をなすっておいでになりますか。全く無用なような形になっておるのでは、若干でも国費を使っておることでもございますから、注意していただかなければならぬし、今の山下委員からお話のあったように、全然、名前だけは連ねておるけれども、さっぱり出ておらぬというようなことで、その会が運営がうまくいっていないようならば、さらに三年間延長するという……

第24回国会 社会労働委員会 第22号(1956/04/12、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連して……。今の委員の選任の問題ですが、なるべくこういう委員は裁判官のような位置を持っておられるというようなことになれば、非常に安心して労使双方ともまかせることができるし、信頼ができるということになるのだが、今のような問題は、御質問のあった問題は、委員の任期が二年ですね、二年たつとかわるわけです。で、かなり政党の勢力に左右されるおそれがあるのではないかというところが今の平林委員の質問の意味であると思うし、私も実はこの制度については非常に興味を持っているのでありますが、やがてはひとり公共企業体だけでなく、あらゆるものに対してこういう制度が願わしい。労働裁判のような、これは憲法の改……

第24回国会 社会労働委員会 第23号(1956/04/13、3期、緑風会)

○田村文吉君 簡単に政府原案に賛成いたしまして、修正案に反対の趣旨を申し述べます。  修正案の趣旨はかなりに私どもの気持がわかるような点が多いのでありまするが、それらは運用の面において十分注意してやってもらうならば、政府原案でやっていけるのではないか、こういうふうに考えますので、あえて修正案を作るまでもなく、政府原案に賛成する次第であります。労使間の紛争がややもすれば階級的の闘争になりましたり、あるいは政党の著しい摩擦と相なっておるようなことは、私非常に遺憾に考えております。国民の総幸福をこいねがう見地から考えたときに、政党が変ったからといって、この労使関係に関する限りにおいては、そう著しい相……

第24回国会 社会労働委員会 第30号(1956/05/02、3期、緑風会)

○田村文吉君 あまり勉強もしていないで伺って恐縮でありますが、今度の改正のおもな問題の中に、第六章の営業という問題がございます。そこで、営業する人が、衛生管理者のような者を業種によっては置かなければならないということになりますが、これは中小企業に関係するところが相当ございますか、ございませんか。たとえば、どういう種類のものが政令で指定の中に入るのでありますか、私のおそれるのは、中小企業者がこれがために非常に当惑するような事態が起らなければけっこうだがと思うのですが、どうなんでしょうか。
【次の発言】 もう少しく具体的に、一般の中小企業で作っております菓子類、まあ日本古来のお菓子でございますと、……

第24回国会 社会労働委員会 第31号(1956/05/04、3期、緑風会)

○田村文吉君 政府は三十五年までに国民皆保を提唱しておられますが、非常にけっこうなことでございますが、どういう方法で、またどんな形態に進めることを期待しておいでになりますか。具体的に言いますと、国民健康保険一本に近づけようというお考えをお持ちになっているのか、あるいは現在ございます健康保険は健康保険とし、また現在三千万人の保険に入っていない人たちに対しては新たな保険を考えているのか、まるく一本にまとめていこうというお考えを持っているのか、また、同じ健康保険の中でも、政府管掌の保険と組合の保険とございますが、こういうものをなるべく一本に近づけようというお考えを持っておられるのかどうか。その点につ……

第24回国会 社会労働委員会 第36号(1956/05/17、3期、緑風会)

○田村文吉君 最近に起りました非常に不幸なことであったと思うのですが、尾高大学教授が歯の治療を受けておりまする際に、ペニシリンの中毒のために頓死をされたということが新聞に伝わっておりました。まことにお気の毒にたえないことでございまするが、新聞紙の伝うるところによりましても、また私のさきに聞いておりましたところによりましても、この問題は今度がむろん初めてではないのでありまして、しばしばかような問題が起ってきているということでございます。  そこで原因のわかっていることで百人の人が死んだ場合には、これは一つただすべき方法は考えられるのでございまするが、原因がわからないで一人の人が死んだということで……

第24回国会 社会労働委員会 第39号(1956/05/24、3期、緑風会)

○田村文吉君 議事進行について。私はただいまの山下委員の御発言の通り、山下委員からこういう問題、こういう問題ということを大臣に対して私は提起していただくこと賛成であります。私は、ただせっかくの国会の議事をあまり実のない、まとまらない話になることは遺憾に思いますので、おそらくは五カ年計画というものに対しては、まだお立ちになっていないかもしれません。けれども、こういう問題について、ああいう問題についてという厚生行政の大綱についてははっきりと一つ、私どもも伺いたい点もございますから、まず山下委員から御発言を願い、それに対して御答弁を願う、それが本日無理ならば明日でもけっこうでありますから、そういうふ……

第24回国会 社会労働委員会 第40号(1956/05/25、3期、緑風会)

○田村文吉君 私、議事進行について発言いたしたいのでございますが、先ほど山下委員から政府に対して重要な問題についての御質疑があったのでございまするが、事きわめて重要な問題であるし、われわれもその中で知りたいという問題もあるのであります。しかし、会期も切迫している今日でございまするので、なるべく時間を節約していく必要もあると考えますので、明日さらに委員会を開きまして、質問の要領に対して政府の簡潔な御答弁、しかも明瞭な御答弁をお願いすることにいたしまして、本日は健康保険に関する質疑は一応打ち切りまして、次の、本日の懸案になっておりまする労働保険審査官及び労働保険審査会法案に移られることの動議を提出……

第24回国会 社会労働委員会 第41号(1956/05/26、3期、緑風会)

○田村文吉君 両方の御主張があるようでございまするが、私は、この問題が先般の委員会で問題になりました当時のことを十分に承知いたしております。そのときにおきまして政府には資料がない、何とか政府から資料を出す手はないかということで、ずいぶん追及をされましたのでございまするが、結局委員側の方で、それならばせめて公立病院だけでも資料をその辺ですぐとれるじゃないかというお話がございまして、そういうことになりましたのでございまするから、今日さらにあらためて、今度は民間の資料を出して下さいということをおっしゃることは、少しく私は難題であると、かように考えるのであります。私はこの動議には賛成できませんので、願……

第24回国会 社会労働委員会 第44号(1956/06/03、3期、緑風会)

○田村文吉君 ただいま議決をみました母子福祉資金の貸付等に関する法律の一部を改正する法律案に付帯いたしまして、左の決議案を各派共同提案をもって提出し、皆さんの御賛同を得たいと考えます。まず決議案を読んでみます。   母子福祉資金の貸付等に関する法律は、施行以来母子家庭の福祉増進上重要な役割を果しつつあるが、本法は母子福祉に関する施策の一部面を具現したものに過ぎない。よって政府はすみやかに母子福祉に関する総合法の制定に努力すべきであるが、とりあえず次期国会において左の点に関し改正措置を講ずるよう強く要望する。  (一) 佐宅補修資金の償還に関し据置期間を設けるよう努力すること。  (二) 地方財……

第24回国会 予算委員会 第16号(1956/03/15、3期、緑風会)

○田村文吉君 厚生大臣にお伺いいたしたいのでありますが、日支事変、大東亜戦争に基きまして、第一に軍人、軍属その他これに準ずべき者の戦病死者の数であります。それから第二に行方不明になっている者の数、第三に国外の残留者の数、それから第四に非戦闘員でありまして、たとえば内地で爆撃を受けたとか、あるいはまた外地で捕虜になってそのまま死亡してしまったというような統計数字を一度国会の記録に残しておきたいと考えますので、もう今日は大体明瞭していることと考えますから、御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 その他の数字についてはとおっしゃいますと、どこでそのお調べができ上ることになっているのでしょうか……

第24回国会 予算委員会 第20号(1956/03/24、3期、緑風会)

○田村文吉君 大へん総理にもお疲れのところをわずらわせて恐縮並んでありますが、私が最後の総括質問の光栄を有しているわけであります。きわめて素朴な質問でございまするけれども、今国民の大部分の人が感じていることを私は総理に訴えて、そして総理はどういうふうにこれを善処されようとしておるか、これを伺ってみたいと、かように考えております。  問題はきわめて素朴な問題でありまするが、保守と革新との二大政党ができ上りましたということは、一面今後の政党政治の運営の上においてけっこうなことであるというふうにだれしも考えております。私もまたその一員でございます。ところが、イギリスとかアメリカにおける、保守、革新と……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働委員会 第8号(1956/11/29、4期、緑風会)

○田村文吉君 聞えます。
【次の発言】 議事進行。大矢君の質問は終えたのですか。
【次の発言】 どうぞ私は大矢君の質問を続行されんことを希望します。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第26回国会 社会労働委員会 第2号(1957/02/08、4期、緑風会)

○田村文吉君 ちょっと伺いますが、この中にあります八大産業というのは何と何でありますか。
【次の発言】 それは何かあれですか、法律か何かに出ている用語ですか。
【次の発言】 じゃ、あらゆる産業が全部入っているのですね。
【次の発言】 次に、勤労青少年ホームの構想というのは、どういうふうの考え方を持っておられますか。
【次の発言】 これは何か外国にこんな例があるのですか。
【次の発言】 予算も非常に少いようでありますが、本年度あたりからどういうことを実際に着手なさろうと考えておりますか。
【次の発言】 伺いたいのは、地方の公共団体にやはりその費用を負担してもらうのですか。

第26回国会 社会労働委員会 第4号(1957/02/28、4期、緑風会)

○田村文吉君 ちっょつと私時間の都合で退席しますので、その前に関連して伺いたいのですが、今山下委員の御心配になっている問題は、私もよくわかると思いますし、この問題は軽々に見のがしてはいけない問題だと思います。その意味におきまして、今狂犬病の取締りの方から何か手がないかということでいろいろおただしになっておるようでありますし、今後まだ質問は進められることと考えておるのでありますが、私はこの間、新聞記事を見たときに、東京都内に猛獣が横行していることを平気で許していられるが、それは一体東京都としてそういうことは何ともお考えにならぬのか、あるいは今警察関係、あるいは厚生省関係ではそういうことを何ともお……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1957/08/10、4期、緑風会)

○田村文吉君 関連して……。今まで何っておりますと、厚生大臣のお言葉はすべて医師の待遇改善、その他のことをやるという前提のもとにお話になっておるようでありまするが、私は新聞ではそういうことをちらほら拝見しておりますし、過去においてそういういきさつがなかったではないということは知っておりますが、きょう大臣からそういうことをあまりはっきり言われるということは実は意外に考えるのでありますが、さようなことは御決定になっているのでございまするか、閣議でも決定されているのでありますか。
【次の発言】 事のいいとか悪いとかいうことは別問題なのでありますが、そういうことは閣議の議を経ておいでになっておりますか……

第26回国会 社会労働委員会 第7号(1957/03/09、4期、緑風会)

○田村文吉君 緑風会を代表いたしまして、本案に対する高野委員の修正案並びに修正を除く部分の全部につきまして、賛成の意を表する次第であります。  高野、山下両委員からるる御陳述がございましたので、私からつけ加えることはございませんが、すべて法の運用のよろしきを得るか得ないかによって、法は生きたり死んだりするのでありますが、過去の法律においても十分にこの食品衛生についてはある程度守られていなければならなかったはずでありますけれども、不幸な事件が起ってきたのであります。このたびさらに不十分ではありますけれども、幾分でも法を改正いたしまして、再び食品衛生上の不幸な事件の起らないように努力するということ……

第26回国会 社会労働委員会 第22号(1957/04/16、4期、緑風会)

○田村文吉君 あれですか。この政令の大体をあらかじめ御発表になる御意思はありませんか。と申しますことは、単なる風紀衛生の取締りだけにこの法律が限られておる限りにおいては問題はないのです。ところが、今の全国各都道府県でやっているものを、今度国の政令によって定めるということになりますと、これは影響するところは非常に大きい。現在のホテル、旅館及び簡易宿泊所、下宿等の大体定義から初め、ずいぶん問題になってくる。そういうものに適応した部屋割等を作るというようなことになりますると、非常に大きな問題になりますので、これは私はもしそういうふうになさるのならば、大体どういう意図をもって政令を作るつもりだというこ……

第26回国会 社会労働委員会 第23号(1957/04/18、4期、緑風会)

○田村文吉君 時間もありませんから、簡単に一つ伺いたいのでありますが、四月の十二日に次官通牒が出ておりますが、これはたぶん基準局の方で御起案になっているんじゃないかと思うのでありますが、さように承知してよろしゅうございますか。
【次の発言】 そこで伺いたいのは、これは通産省とのお打ち合せは済んでおりますか。もう一つ、公正取引委員会の方とのお打ち合せが済んでこの通牒は出ておりますかどうか、伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、こちらで、基準局で御起案をなさいまして、そうして通産省の方には協力を求めた、それから公正取引委員会の方には、たとえば今の最低賃金の協定ですね、こういうことに……

第26回国会 社会労働委員会 第36号(1957/05/19、4期、緑風会)

○田村文吉君 大臣に伺いますが、今度厚生省が水道を全部管理なさるようなわけですが、相当に衛生の方面のことは技術者がおそろいでございますが、実際水道の工事の監督、設計というものは非常にむずかしい問題なのでありますが、その御用意はよろしいのですか。
【次の発言】 すぐ厚生省に移管した場合にまごつかれると困るのですが、そういう点について十分に手回しなさらぬと非常に迷惑する。その点を一つ特に御注意を喚起しておきたいと思います。  それから水道の供給事業というのがありますね、これはどのくらい数があるのですか。これは政府委員でけっこうです。どのくらい現在あるのでございますか。それからどんなような仕組みでそ……

第26回国会 予算委員会 第7号(1957/03/11、4期、緑風会)

○田村文吉君 私の第一にお伺いいたしたかった問題は、解散に関する問題でありまするが、これは午前中にも、またただいまの木村委員からも質問があったようでありまするので、あまり重複しないようにお尋ねをしてみたいと思うのであります。  岸総理は、先刻の答弁におきましても、解散はめったにやらぬ、今度の国会が済んでもすぐやるということは考えておらぬ、こういうような大体の御答弁であるのでありまするが、大体私の意を得たものと考えたいのであります。ただ私は、まだ自民党の中にも幾らか解散論を言うような人もあるようでありまするし、社会党は解散即行論を決議案として提出もいたしておるのであります。さような点からいたしま……

第26回国会 予算委員会 第13号(1957/03/20、4期、緑風会)

○田村文吉君 私はきわめて簡単な問題について一つお尋ねをいたしたいのでございますが、それは一昨年、昨年にかけ、また本年の春にかけまして、日本としましては未曽有の好景気を現出いたしましたようなわけでございまするが、そのよって来たる原因をきわめてみますると、世界の各国が非常に景気がよかったということに刺激されたことが一つ、国内におきまして農産物が非常に豊作で余計とれたこと、この二つのことが大体大きな原因だろうと考えておるのでありまするが、そこでぜひこういう少くも食糧だけに対しては十分豊作の状況を続けるようなことを望ましいと考えておったのでございまするが、この問題につきましては、私農林大臣にまずお伺……

第26回国会 予算委員会 第25号(1957/05/08、4期、緑風会)

○田村文吉君 本国会が割合に今のところ平穏裏に近く閉会になろうとしておりますることば慶賀の至りでありまするが、一面、国民としては何かしら一まつの不安があると、不満があると思うのであります。それは単にいたずらに事あれかしとこいねがっているような好奇的の考え方ではありませんけれども、現国会までの自民党が強く主張して参られたあるいは小選挙区の制度、あるいは教科書法案等の重要法案が、何かしら行方不明になっております。それから官公労諸君の行き過ぎに対する政府の対策がはっきりと行われていないこと等、自民党が衆参両院において絶対多数を持っておりながら、思い切って自己の経綸が行い得ないのではないか。すなわち、……

第28回国会 社会労働委員会 第18号(1958/04/01、4期、緑風会)

○田村文吉君 議事進行。五分間休憩されたらどうですか。
【次の発言】 関連して。一般人が、医師を介しないで、衛生検査をお願いするということはできるのですか、できないのですか。
【次の発言】 私のお尋ねしたことにお答えを願いたいんですが、私の伺いたいことは、一般の人が町の衛生検査技師というものに、医者を介しないでお願いができるんですかできないんですかということを伺っておる。
【次の発言】 できるとなると、先刻から片岡委員が尋ねられてる趣旨がそこにあるんで、できるとするならば、どの医者の監督を受けるのかと、その場合には、検査技師の勝手に、自由に選んだ医者の指揮監督を受けなきゃならぬのかどうか。ある……

第28回国会 社会労働委員会 第28号(1958/04/22、4期、緑風会)

○田村文吉君 発議者に伺いますが、六万二千人の該当者の中で、一年にどのくらいの方が延べ人員でお休みにならぬけりゃならない人数ですか。
【次の発言】 六万二千人の当該者があるのですね。そのうちでお産のためにお休みになっているという方々は延べ人員にしてどのくらいなんですか。
【次の発言】 いや、 私は発議者に……。
【次の発言】 それは延べ人員ですか。
【次の発言】 長いこと病気をしたり何かでお休みになる方が相当あるのだろうと思うのですが、そういう方々の代替要員という問題は、別に問題にならないのですか。その人たちの人数というものはどのくらいの人数でございますか。それがもし発議者でおわかりなければ当……

第28回国会 予算委員会 第2号(1958/02/06、4期、緑風会)

○田村文吉君 資料の点について。基準年度におきます法人税というものは当時はなかったんでありますが、法人所得と個人所得の別はわかっていると思うのであります。それと現行のものとを比較してみたいのでありまするが、その意味で員数、つまり課税員数並びに所得額を法人及び個人別にして表を、基準年度というのは、昭和九年、十年、十一年であります。お願いします。

第28回国会 予算委員会 第10号(1958/03/13、4期、緑風会)

○田村文吉君 私は通産大臣に対しまして、東北地方の電力の料金改訂の問題につきましてお尋ねをしてみたいと考えております。本問を提出いたしまするに先だちまして、これは政府委員の方でけっこうなんでありまするから二、三のことをお尋ねいたしてみたい。第一番目に伺いたいことは、現在の電力料金は認可制度になっておりまするが、どういう基準で料金の上げる、下げる、そういうような問題についてお進みになっているか。たとえば原価主義によるとか、あるいはその他地方の実情もしんしゃくして考えるとか、あるいは過去のいろいろの因縁等も考えておきめになるとかいうような点があるだろうと思うのでありまするが、在来の電力料金のきめ方……

第29回国会 決算委員会 第2号(1958/06/13、4期、緑風会)

○田村文吉君 ちょっと元へ戻りまして、相澤委員の御質問に関連してお尋ねいたしたいのでありますが、私は大河原指導部長さんにお伺いしたい。昨年許可をなさるときには、全国にもたくさんSCPの工場もあるし、別に差しつかえはないものだろうという大体のお感じがあって、御許可になったのだろうと思うのでありますが、今お話の中に、会社の当事者が、万一害が生じた場合には責任を持つと、こういうことを言ったというお話でございますが、さようならば、許可なさるときの条件として、さようなことをおつけになったのならば格別でございますけれども、ただ口頭でさようなことを聞いておいたというようなことでは、非常に私は薄弱な感じを持つ……

第29回国会 予算委員会 閉会後第2号(1958/08/30、4期、緑風会)

○田村文吉君 東北班の視察につきまして御報告申し上げます。  東北班は、小笠原二三男、田村文吉の両名をもちまして、去る七月二十二日東京を出発し、福島、山形の両県につきまして、一般経済事情、地方財政の状況、公共事業及び電源開発の状況等について調査いたして参りました。この間、福島、山形の両県庁を初め、財務部並びに福島、山形、新庄、酒田の各市役所等において、資料の提供を受け、現地の実情について詳細な説明を聞き、また、田子倉ダム、猪苗代水系秋元発電所、農業総合研究所積雪地方支所、酒田港、日新電化酒田工場及び鉄奥社を視察して参りました。以下、右調査のうち、重要な点について御報告申し上げます。  まず最初……

第31回国会 社会労働委員会 第25号(1959/04/07、4期、緑風会)

○田村文吉君 関連して。今の四条でありますが、四条の「国民の生活水準その他の諸事情に著しい変動が生じた場合」――この間もちょっと質問があったようでありますが、この問題と、これに対して調整を加えるということがございますが、これはもし例をあげて御説明いただければ非常に私わかりいいと思うのです。調整の方法等はどういう方法でできるのか、それをお伺いいたします。
【次の発言】 つまり、貨幣価値が変動した場合には、それに伴って変化していく、実害を被保険者に与えない、こういうようなお気持で考えられている調整であるか。そこまではよう考え切れないが、そういうこともあるだろうから、政治的に、そのときになったらその……

第31回国会 社会労働委員会 第26号(1959/04/08、4期、緑風会)

○田村文吉君 私は緑風会を代表いたしまして、本法案並びに修正案に賛成の意を表する次第であります。ただいま坂本委員から、本案に反対の討論がありまして、この法案自体が必ずしも満足すべきものでないことは、討論の趣旨にありました通りでございます。しかしながら、社会保障の制度というものは、大よそ跳躍的になすべきものではなくて、順序を経て進んでいくことが望ましいことであると私は考えております。その意味におきまして、とにもかくにも今度、国民年金に関する法案が提出されましたことは、まさしく社会保障における画期的な事実でありまして、これは非常に賞賛に値するものであると考えます。しかし、その内容に残念な点があると……

第31回国会 内閣委員会 第6号(1959/02/12、4期、緑風会)

○田村文吉君 緑風会を代表いたしまして、附帯決議案を含めて、本案に賛成したいと思います。ただし、先刻も八木委員からお話しがありましたように、今日はきわめて行政が複雑化してきておるということについては、まさしく政治の通弊であると考えます。その点から申しまするというと、できるだけかような会議とかあるいは審議会とかというようなものは、あってもなくてもいいようなものだと言っては悪いのですが、そういうようなものは、できるだけ一つなくするというむしろ方針に進むべき時期である、かように考える。ただしかし、科学技術会議という非常に広大な題目のもとに出発するこの技術会議でございまするが、私は日本の民族の勃興ある……

第31回国会 内閣委員会 第9号(1959/03/03、4期、緑風会)

○田村文吉君 大臣に伺いたいんですが、今の原子炉の、実際に発電用に使われる、工業用に使われる時代というものは、大よそ何年ぐらいを御期待になっておりますか。あるいはこまかくいいますと、千キロ単位の場合は何年ぐらい、万キロ単位になります場合は何年ぐらいというような御期待をお持ちになっているのでありますか、ちょっとお伺いいたしたい。
【次の発言】 日本における状態です。
【次の発言】 工業化するのは何年ぐらい先を考えておいでになりますかというのです。
【次の発言】 どのくらいかかる……
【次の発言】 三基というと何年ですか。

第31回国会 内閣委員会 第14号(1959/03/19、4期、緑風会)

○田村文吉君 ちょっと大臣に伺いたいのですが、私どもの常識としてちょっと知っておきたいことなんでありますが、それは、今の海運界は非常に不況である。それでどの船会社でもほとんどぺイしていない。こういうことでありまして、外航船の場合においては、ある程度までの国際的な協定もあり、それによってやっておられるので、それでしかも引き合わないと言えば、それも仕方がないのでありますが、先刻お話しのございました、陸運に比べて海運が約一割強にしかなっておらない。こういうようなことは、戦前にはなかったことで、戦前ではもっと海運がよけい利用されておった、内航船が。なぜ一体そういうふうに海運の運賃というものが陸運に比べ……

第31回国会 内閣委員会 第16号(1959/03/26、4期、緑風会)

○田村文吉君 ただいまの横川委員の発言に関連しておりまして、大体問題の盲点をつかれたと思うのでありますが、御承知のように、新潟の例を今お引きになったのでございますが、新潟は二十八年の年からはっきりと五センチずつ下っておる。最近に至りまして、昨年は四十センチ下ったという説と、五十センチ下ったという説がある。そのくらいに最近になって非常に加速度を早めておるのであります。そこで単なる産業だけの関係であればよろしいのでありますが、この問題はもうすでに信濃川を狭んで、左岸、右岸、両方面とも日々水が増してきて、しまいには縁の下に入るというような状態に相なっておるのでありますので、私はこういう機構の御改正も……

第31回国会 予算委員会 第7号(1959/03/07、4期、緑風会)

○田村文吉君 総理大臣と労働大臣にお尋ねいたしたいのでございますが、終戦後の占領政策によりまする反動的な労働者の解放立法によりまして、組合運動の行き過ぎが起り、そのために産業平和と社会の安寧が常に欄乱されまして、経営者及び第三者たる庶民ひいては労働者自身の幸福をも傷つけている例が必ずしも少しとしないのであります。春闘といい、秋闘と叫び、また年末闘争と呼んで、一年中ほとんど闘争のために明け暮れしているような状態でありまして、民心の不安が必ずしも平らかではない状態であると思うのであります。のみならず、従いまして労働攻勢の強いところは賃金は非常によく上る。そうでないところは賃金は上らないというような……

第31回国会 予算委員会 第12号(1959/03/17、4期、緑風会)

○田村文吉君 質疑を始めます前に、要求大臣の中に大蔵大臣が落ちておりますので、大蔵大臣、もし御都合がおつきになりましたら、しばらくお残りいただきたいと思うのであります。(矢嶋三義君「ちゃんと入ってますよ」と述ぶ)  それから、内閣官房長官、お見えになりますでしょうか、内閣の力、どなたか代表なさって御答弁願えるでしょうか……。  それでは、すでにお聞き及びにもなっていると存ずるのでございまするが、新潟地方の信濃川をはさんで左岸、西新潟、すなわち旧新潟市内でありまするが、及び右岸の東新潟、すなわち工場地帯でありまするが、その両面が、海面にわたりまして、約十六キロ四方にわたり、実に驚くべき地盤の沈下……



各種会議発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会第一小委員会 第3号(1947/10/04、1期、緑風会)

○委員外議員(田村文吉君) 皆樣のお許しを得まして、紹介議員であります私から長岡鉄道の國有移管に関する請願の趣旨を敷衍させて頂きたいと存じます。本問題は今から三十余年前にこの鉄道ができまして、間もなくすでに國有移管の問題が出ましたので、たびたびこの問題につきましては、貴衆兩院に請願をいたして参つておつたのであります。本鉄道が重要な鉄道でありますということは、すでに三十有余年前に、社線としてできました鉄道であることからお考え下されましても、すでに相当の重要性を持つた路線であるということが御判断ができると考えておるのであります。併し遺憾ながら当時いろいろ政爭の問題がございまして幾度か國有になりそう……

第1回国会 鉱工業委員会鉱業小委員会 第1号(1947/08/12、1期、緑風会)【議会役職】

○假委員長(田村文吉君) これより小委員會を開會いたします。つきましては小委員長の互選を行いたいと思います。
【次の発言】 入交君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、それでは私から下條恭兵君を小委員長に御指名いたします。有難うございました。これで散會いたします。    午後一時三十五分散會  出席者は左の通り。    委員長     下條 恭兵君    委員            濱田 寅藏君            入交 太藏君            田村 文吉君

第1回国会 鉱工業委員会鉱業小委員会 第2号(1947/10/04、1期、緑風会)

○田村文吉君 只今北海道の石炭問題について陳情を承つたのでありますが私は大体において御尤もと考えます。そのゆえんは、在來すべてが統制に相成りましてからは、いわゆる惡平等と申しますか、價格の点、そういうような問題についてはすべて平等にするというような考え方がはやつて参つておりますために、地元で石炭が沢山出ておる、又その土地は石炭は出るが、一般の天然條件からいうと、非常に惠まれていないというような所で、たまたま石炭が出ておつてもやはり暖國におけるあらゆる生活條件のよいところの人と同じ規正を受けるというようなことに相威つておるということは、いわゆる惡平等でありまして、甚だ面白くない。こういうふうに私……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会第1小委員会 第3号(1947/10/03、1期、緑風会)

○田村文吉君 この機会に皆さんに私はお諮りをいたしたいのでありますが、食糧の不足の問題につきましては、いわゆる官民一途となつてこれが打開について努力をしておられるのでありまするが、住宅の問題については、どうも在來政府の方針におきましても、又一般の人々の考え方からいいましても、食糧問題に氣を取られたという関係でありますか、なんだか熱意がないような氣がいたすのでありますが、この住宅の問題を解決するということが、引揚者の一つの救済であり、又戰災者で今度の水害を受けた人に対しても大切な問題であつて、恐らくは國情を安定せしめるという上からいつて、どうしても放つて置くことのできない問題であると私は思うので……

第1回国会 財政及び金融・商業・鉱工業連合委員会 第3号(1947/10/30、1期、緑風会)

○田村文吉君 簡單な問題を伺いたいのでありますが、ここに基準要旨を拜見いたしまして、実際在來の事業経営をやつでおいでになる方々のお困りになる問題でないかと思うのは、随分いろいろな企業をやつておりまして、その中で甲の企業がその時世では引合わない、それで丁度そのときには乙の企業が大変よく引合つておる、その場合に甲におります。労務者を乙の方へ轉換したい、そういうことをして、在來事業は経営が十分行われておつたのでありますが、そういうような場合は共同計算という意味でこの基準から除外され得る見込がありますかどうか、そういう点についての御当局のお考えはどうでありましようか。

第1回国会 電気・農林・鉱工業・運輸及び交通連合委員会 第1号(1947/11/21、1期、緑風会)

○田村文吉君 私通告してあつた筈であります。
【次の発言】 安本長官は退席されたようでありますが。お見えにならんのでありますか。
【次の発言】 私の質問の要点は総理大臣に御出席の上で申上げたいのでありまするが……。
【次の発言】 それでは暫く総理がお見えになるまで待ちます。
【次の発言】 総理がお見えになりましてからお尋ねいたしたいことがありますが、それは留保さして頂きまして、商工大臣にお尋ねいたしたいと思います。電力問題の対策といたしましては恆久策と應急策とあるのでありますが、應急の対策に対しては燃料綜合対策をお立てになりまして、それぞれの政策をお立てになつておるようでありますが、その中で燃……

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会 第1号(1948/03/29、1期、緑風会)

○田村文吉君 今程大臣から縷々御説明を頂きましたので、如何に中小企業というものが、今日の日本の現状において、この振興が必要であるかということは十分に納得もいたしましたし、又私共は常にそういうことは考えておるのでありまして、これはどなたも恐らくは異議のない点だろうと思うのでありまするが、ただ大臣の御説明の中で私共の十分に知り得なかつたのは、振興は必要であるが、何が故に企業廳というものを別に作らなければならないようなことであるか、これが十分御説明が頂けなかつたのでありまするが、專任にするということになればいいのだろうという大体の御説明でありまするが、大体この商工省というものは、昔から中小工業の專門……

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会 第2号(1948/05/26、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は小委員會で申述べたのでありまして、或いは遅く参りましたので、委員長の報告の中にあつたかないか存じませんでしたが、これはやはり外局になさらないで、内局になすつて置くことが一番よいのではないかということを、各種の點から申上げたのであります。その中の主な點を申上げますと、この廰は非常に内容が、性格がはつきりしておりませんので、或いは相談所みたいな性格を持つておりますようなことで、資材の配給等無論関係は全然ないのでございます。そうすると、在來の、昔の商工省というものは、いわゆる中小企業を對象とした商工行政をおやりなすつていらしてたまたま近年物資の配給關係から、非常に物資の配給事務とい……

第2回国会 鉱工業・商業連合委員会 第1号(1948/07/02、1期、緑風会)

○田村文吉君 議事進行について……先日の会議の場合には、逐條審議はするけれども、併し関連する場合もあるから、それに対しても質問を許す、こういうふうに承わつておりましたが……。
【次の発言】 でありますれば、小林委員からの御発言を許してよろしいと思いますが……。
【次の発言】 私はどの條文ということでなしに質問いたします。この法案の狙いは、昨今閉鎖機関になりましたのは、つまり政府の配給等の業務を民間の團体が手傳うというようなことはよろしくないということから皆閉鎖機関になりましたし、今度の法律もそれが第一点でお狙いになつておるものと考えます。第二には独占には独占禁止法から因由した、企業者が團体を作……

第2回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会請願及び陳情に関する小委員会 閉会後第1号(1948/08/27、1期、緑風会)

○田村文吉君 矢野委員と大体一緒に各地方を廻りましたのでありますので、問題が重複しない点を成るべく申上げたいと存じます。  一番先に申上げたいのは、函館にかける引揚者の座談会で異口同音に言つておられましたことは、我々はここで仕合せと帰つて参りましたが、在來樺太に相当に日本人がおりました間は、この苦難の中も互いに助け合つて励み合つて來たのでありますが、だんだん引揚者が多くなつて來てあとへ残る人が少くなつた。その場合に若しこれが今年の冬を越さなければならないようなことが起ると、恐らく残つた三分の二は亡くなるものと考えて頂きたいということを申しておられたのであります。それは重ねて申上げると、いろいろ……

第2回国会 財政及び金融・商業・鉱工業連合委員会 第2号(1948/06/30、1期、緑風会)

○田村文吉君 簡単な問題を一、二お尋ねして見たいのでありますが、或いは不勉強でございまして、内容に書いてあるのかも存じませんが、この税金を拝見いたしますと、大体にいわゆる消費者に轉嫁することを目的として立てられたように考えるのであります。そこでただこれの実際になりますると、昔の営業税と同じことになるように我々は扱わなければならないように考える。この税金は若し事業者が支拂いました場合には所得税の課税標準にする場合に損失と計上することにお考えになつておりますか、損金には見ないのでありまするか、その点のお考えはどうなつておりますか。
【次の発言】 そういう解釈ですか。それからもう一つ、今の御質問の中……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第2号(1948/11/12、1期、緑風会)

○田村文吉君 段々皆樣の御意見を靜かに伺つておつたのでありますが、私はこの議事進行上についてお伺いいたしたいのであります。それは、公聽会をお聞きになるとすれば相当の日時を要する。それから、政府からは十六日までにこの法案を上げて欲しいと、こういう運営委員会において御相談があつた。この二つの事柄は全然矛盾いたしておる事柄でありますので、若し公聽会をお開きになるということであるならば、十六日までにはこの法案は上げられない、こういうことを御表明なさることに相成るかと考えます。過去において我々は、随分重要な法案を一日か二日で上げた経驗がある。誠に願わしいことでなかつたが、我々はさような苦い経驗を甞めてお……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第3号(1948/11/13、1期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつとその前に……
【次の発言】 印刷にお間違いがありませんか。若しありましたら、先に一つ御注意願いたいと思います。
【次の発言】 今の給與の問題につきまして、先にちよつとお尋ねをしてもよろしうございますか。それともその方は後にして、この法の方の質問に入りますか。若しお許しを願えれば、丁度今御説明がありましたから、ちよつと給與の問題についてお伺いして見たいんですが……。
【次の発言】 詳わしく勉強したわけでありませんが、大体今の御説明について、ちよつと二、三点お尋ねして見たいのでありますが、我々も民間の建前から行きますというと、今の給與の立て方が甚だそぐわないような感じがするの……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第4号(1948/11/15、1期、緑風会)

○田村文吉君 そうおつしやられると困るのですが、はつきり記憶いたしておりまする問題は、なぜ六大都市に対して、五割というような大きなものを附加しなければならんのであるのか。民間の一般から申しますと、二割或いは三割、又独身者に対してはその半額というような手当が行われておりまするのが普通でありまするのに、なぜ五割というような高額のものをお用いに相成つたのか、それが一つ。
【次の発言】 ええ。家族手当につきましては、一般の民間では、一人五百円というくらいのところが一般の常識に相成つておりますのに、突飛に一千二百五十円というようなことになさるということは、今後の民間の家族手当を著しく増額させる虞れもあり……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第5号(1948/11/17、1期、緑風会)

○田村文吉君 どうでしようか、いろいろ御質問なさりたい点もあるかと思いますから……。
【次の発言】 質問を願うとなれば全部お願いすることになりますから……、各箇條的でなくとも……。
【次の発言】 今日の審議方法は、これは労働関係だけの質問に止めますか、それともそれ以外のお尋ねをしてもよろしうございますか。
【次の発言】 これは今度の改正に始まつたことではないのでありますが、第一條の第二項でありますが、「この法律は、もつぱら日本國憲法第七十三條にいう官吏に関する事務を掌理する基準を定める、」こうあるのでありまして、一体公務員というものをはつきりと、何か憲法か或いは又この法律とかによつて例えば雇員……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第9号(1948/11/25、1期、緑風会)

○田村文吉君 次さな、字句の問題ですが、第二十八條の、「給與を百分の五以上増減する必要が生じたと認められる」のは、客観的に書いてございますが、人事院の認めた場合でいいのですか、どつちですか。
【次の発言】 それじやその用語は「増減する必要が生じたと認められるときは人事院は」でよいのでございますか。そういう意味ですね。
【次の発言】 第二十八條の「随時これを変更することができる。その変更に関しては、人事院においてこれを勧告することを怠つてはならない。」ということがありまして、給與準則の六十七條の方にも同じことがあつて「内閣総理大臣に提出しなければならない、」こうなつておりますが、これは同じ事柄で……

第4回国会 大蔵・人事・労働連合委員会 第2号(1948/12/07、1期、緑風会)

○田村文吉君 算出額はどうしてお出しになりましたか、それを伺いたいと思います。今の個人々々の額は分つておりますが、この算出額をお出しになるときに、どういう数字をお用いになつたか……。
【次の発言】 そうです。それが終局において知りたいのでありますが……
【次の発言】 今総人員とおつしやつたのでございますが、総人員は実在の人員でございますか、予算に計上した人員でございますか、それを伺いたい。
【次の発言】 私は六千三百七円といい、五千三百円といい、見方が全然変つた方法から出て來ているのでありまして、これは個人々々にこういうふうの率で以て標準を決めて行く、これは実際に拂われる場合にはその基準によつ……

第5回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1949/04/19、1期、緑風会)

○田村文吉君 第四分料会で担当しました各省関係の予算を審議いたしまして、若干各種の点において検討すべきものが残つていないとは申されませんけれども、大体において、この予算は是認すべきものと考えますので、本員はこれに賛成いたすものであります。尚これが運用に当りましては、昨今各種の特別会計、或いは公共事業体に移動する時期に相成つておりますから、政府は十分にその点に留意せられまして、冗事のないように努めて頂くことを希望いたします。

第7回国会 運輸・労働連合委員会 第1号(1949/12/22、1期、緑風会)

○田村文吉君 末弘委員長さんにちよつとお願ねいたしたいと思うのでありますが、あの裁定なさいました理由書を拜見しますると、鉄道公社の職員がこの六月の再編成される時代に、むげに待遇を切下げられたということが書いてあるようでありまして、そこでその当時の情勢から見ますと、鉄道職員のバスの問題であるとか、或いは住宅の問題であるとかいうような点が、他の政府の公務員である逓信従業員であるとかその他のものに比べると、少しくよ過ぎるというような点から、そういうものを是正しなければならないというような点からやかましくされた点が一つと、もう一つは、鉄道が独立採算制をとれば経営上困難になるから十分一つ突きつめて貰いた……

第7回国会 運輸・労働連合委員会 第2号(1949/12/23、1期、緑風会)

○田村文吉君 加賀山総裁にお伺いいたしたいのでありますが、裁定の内容の中に国鉄の従業員が特別に賃金を切下げられておるというようなことを思わせるような文章がはつきり出ておるのでありますが、国鉄の従業員がこの前の六月の改組の場合に、特別に他の従業員、官公吏に比べて特別に引下げられておるといつておる裁定案は御承認になりますか。
【次の発言】 私の伺いたいことは、鉄道の従業員が特別の、外の公務員に比べて特にこの六月において切下げられておるとお考えになつておりますか、そうでありませんかということをお尋ねしたい。
【次の発言】 もう一つお伺いいたしたいのでありますが、それは現在の国鉄の実際の平均收入が如何……

第7回国会 予算委員打合会 第1号(1950/03/26、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(田村文吉君) 皆さんにお諮りいたしますが、休憩いたしたいと思います。午後は一時から再開いたしたいと思います。    午後零時九分休憩
【次の発言】 只今小林君の議事進行に対する発言がありまして、定足数に足りませんから、委員会が成立しないというような御趣旨でありましたが、暫く委員会を休憩いたしまして、休憩中に御出席の諸君を以て懇談会、或いは打合会なりをお決め下さることを提議したいと思います。
【次の発言】 運輸大臣に極めて常識的の問題からちよつと一、二お伺いしたいのでありますが、それは今度鉄道運賃二等の三倍が二倍に下るとか、遠距離の運賃が下るという話でありますが、そういうことによつて国鉄……


2期(1950/06/04〜)

第13回国会 通商産業・大蔵・経済安定連合委員会 第2号(1951/12/13、2期、緑風会)

○田村文吉君 まだあるのです、関連質問が……。
【次の発言】 今の御説明ですが、公共事業費の予算をお作りになるときに、特にこの法案に関係した費目として御計上なさるお見込はないのですか、全然そういうことにお関係なしにお進めになるのですか。
【次の発言】 そうすると、今小林委員から質問がありましたように、何ら特別にそういう費目は持つていない。そうするとただ通産省の懇請によつて考えてみるということの結果になるように思うのでありまして、それならばこういう特に條章を設ける必要はなかつたのじやないか、そのくらいのことならば運用で十分行けるのじやないか、こういう問題が出るのでありますが、その点についてもう少……

第13回国会 日本電信電話公社法案両院協議委員正副議長互選会 第1号(1952/07/29、2期、緑風会)【議会役職】

○仮議長(田村文吉君) これより日本電信電話公社法案両院協議会正副議長の互選会を開きます。  私が年長の故を以ちまして選挙を管理いたします。両院協議会の正副議長の互選はというふうにいたしましようか。  ちよつと速記をとめて下さい。    午後零時十八分速記中止
【次の発言】 それでは速記を開始して頂きます。互選はどういうふうにいたしましようか。
【次の発言】 今新谷さんから管理者である私の指名というお話でございますから、それでは私から指名をさして頂きます。議長には鈴木恭一さんをお願いいたします。それから副議長には新谷寅三郎さんをお願いいたします。  それではこれで議長副議長が決定いたしましたか……

第13回国会 労働・大蔵連合委員会 第1号(1952/05/23、2期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと伺いますが、これは在来の組合法によつてやつておりましたものは個人で構成されておつたわけですね。今度のものは全部団体が会員になる、こういうことに承知してよろしいですか。
【次の発言】 それはどういう意味でそういうふうにやるのですか。
【次の発言】 今の御説明ですと、場合によつては個人が金を貸してくれというような場合に貸してもらえるようなこともあるかのように伺つたのですが、そういうことは絶対にあり得ないのですか、運用の面で……。
【次の発言】 それから今のような方法で行つた場合においては、全国で幾つくらい大体お作りになれる見込みですか。

第15回国会 予算委員会第四小委員会 第1号(1952/12/11、2期、緑風会)

○田村文吉君 今の統計は全国の各市町村全部の平均ですか。
【次の発言】 それから今のお話の一番最後にお結びになつたところに、どうしても公務員が上ればそれに準じて財政がどうなろうと上げなければならんというようなお話があつたのですが、そういう御意味ですか。
【次の発言】 どこから金をお出しになる……。
【次の発言】 併せて伺いたいのですが、二百市の中に非常に大きな都市というものと中小都市がちやんぽんになつておるのですが、これは大体平均は中都市の平均と計算してよろしいのですか。
【次の発言】 無論入つておるのですが、その今お挙げになつた範例は、大体中都市、全国における中都市の実情が八百幾ら上つておる……


3期(1953/04/24〜)

第19回国会 人事・労働連合委員会 第1号(1954/05/13、3期、緑風会)

○田村文吉君 二、三のことを伺いたいのでありますが、これは問題が非常に大きい問題であるのですが、現在のいわゆる公共企業体類似の官庁における給与の問題ですが、ひとりそれだけでない、公共企業体もそうであるし、民間もそうであるのですが、家族手当というようなものが未だについている。給与の体系というものが非常に複雑になつていると申さなければならんが、その中において一番各国に例を見ないような家族手当という問題でありますが、今度の法案の第五条によりまして、能率の向上によつて収入が予定より増加したような場合には、その金は大蔵大臣の了解を得た上で給付することができる。こういうようなことになつていますが、そういう……

第19回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1954/03/24、3期、緑風会)【議会役職】

○仮主査(田村文吉君) それでは只今から予算第二分科会を開会いたします。  年長者の故を以ちまして参議院規則第七十五条によりまして私が正副主査互選の管理をいたします。  これより第二分科会の正副主査の互選を行います。
【次の発言】 只今の御動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めまして、さよう決定いたします。  それでは私より主査に三橋八次郎君、副主査に武藤常介君を指名いたしたいと思います。
【次の発言】 先刻御説明頂いた中の特殊土壌地帯対策審議会ですね、そういうものはかなり農林省の関係と非常に重複しておるように考えられる面があるのですが、何か調査についての或る程度の限界はお……

第22回国会 内閣・社会労働委員会連合審査会 第1号(1955/07/19、3期、緑風会)

○田村文吉君 提案者に伺いたいのですが、将官、佐官の号俸の上げ方を遠慮されたことは、常識的にわかるのですが、これは文官とのつり合い上一向差しつかえないという理論的な何か根拠がございますか。
【次の発言】 大体そうしますと政治的の考慮のもとにこれが行われたので、理論的には必ずしも徹底したお考えではないというふうに了承いたしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 政府の御当局に伺いたいのでありますが、まあ今度の軍人恩給等に対しては、当然にしてあげなければなるまいということは一般的には考えられておりますが、さて財政的な問題になってくると、これは非常に国民全般が頭が痛む問題になっております。こういう……

第22回国会 予算委員会公聴会 第1号(1955/06/16、3期、緑風会)

○田村文吉君 一つ伺いたいのでありますが、先生のおっしゃいますいわゆる財政の地固めという問題と、今度の自由党の修正案というものは対立的な問題として考えられるということでございますが、そこであなたにお伺いしたいことは、貯蓄という、減税ということは、いわゆる地固めという意味にお解しになるかどうか、むしろ例をあげて言うならば、今度の二百十五億全部がもし減税にこれが向けられたという場合においては、あなたのお考えになっておる地固めには遠いものか近いものか、そういう意味でちょっと御解釈をいただきたい。
【次の発言】 重ねてはなはだ恐縮ですが、仰せになる地固めという意味は、私どもはいわゆる歳出をできるだけむ……

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第1号(1956/05/16、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちょっと読んでいただきたいんですが……。
【次の発言】 あわせて徴収決定済額も……、これは昨年とことしのは比較はないんですか。
【次の発言】 ちょっと、一般社会保険というのは国民健康保険がこれに加わったというだけですね。
【次の発言】 年別のグラフはありませんか。これは月別ですね。年別のグラフがあると非常に参考になるのですが、ありませんか。
【次の発言】 厚生省で出ておりますか。
【次の発言】 件数ですよ。
【次の発言】 お作りになってなければけっこうでございますよ。
【次の発言】 三年間ですね。
【次の発言】 今の問題について、関連しているのですが、この請求額というのは、その月……

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第3号(1956/05/18、3期、緑風会)

○田村文吉君 参考人にお伺いする材料として、政府の方のきのう来の数字についてのことをお伺いしたらいかがかと思いますが……。
【次の発言】 少しゆっくと聞かしていただきたい。  それで私ども常識的に考えると、一年おきに非常に波を打っているという数字を今拝見したのです。従いまして、前年度の例をもって今年もすることが必要であるという御説明はごもっともです。しからば問題になるのは、なぜ前年度のある月の分のものをもってそれに乗数をかけてお出しになったか。これは予算を作る上において、毎年予算をお作りになるのは大体同じ月、同じ方法でおやりになっておるのか、私はそれを第一に伺いたい。そういう方法で毎年やって、……

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第4号(1956/05/22、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちょっと伺いますが、入院料の三十円、あるいは外来の一日十円あるいは三十円、補綴の三十円というような数字は何ですか、全国みな一緒なんですか。
【次の発言】 初診料の五十円の負担というものも一緒なんですか、これは違うのですか。
【次の発言】 現在地方のあれじゃ違っているようですね、一部負担の金額が。
【次の発言】 なおお確かめしたいのですが、そういうことになりますと、物価の安い地方における入院料でも、物価の高い都会における入院料でも、本人の負担が三十円ということになりすというと、つまり地方の方では負担率が都会の人よりも多い、こういう結果になるのですが、それを御承知の上での御案ですか。

第24回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1956/03/19、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連して。今の問題ですがね。ひとり参議院だけじゃない。衆議院であろうが、国の営造物全部に関して関係する問題だと思うので、私は秋山委員の言われたことは非常にもっともな点があると思う。これはただ参議院とか衆議院だけの問題じゃないのだが、一体国がそういうことについてはもう少しはっきりした態度をきめていく必要があるのではないか。今の法制下においてはやむを得ないということになるのですかね。
【次の発言】 ついででありますから、衆議院で今度できます新築は、庁舎の増築はどこなんでありますか。それから議員宿舎というものが今度できるのですが、これはどこへできるのでありますか。

第24回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1956/03/20、3期、緑風会)

○田村文吉君 何ですか、この非常に重大な仕事をおやりになっておるのですが、三十九人くらいの人で一体これだけの、お述べになったことだけでも大へんなんですが、これは経済企画庁あたりにむしろまとめておやりになるということの方が、何か合理的なような気がするのですが、そういうことは実際の運用上お差しつかえないのですか。
【次の発言】 いや、御希望なんでしょうが、私どもは資源調面会というものは中途半端でこれじゃいかぬが、しかし非常に重要なことをおやりになっておる。で、私はその仕事自体を非常に重大にアプリシエイトするのですが、さて実際おやりになりますと、洪水調査にしても事実あれだけの人たちで洪水調査なんかで……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1956/11/30、4期、緑風会)

○田村文吉君 先刻委員長が冒頭に述べられた通りにお進めいただくことを私は希望します。それで、あと場合によって、御本人の御都合があって順序をお変えになるというようなことは私は差しつかえないと思うのですが、初め委員長が宣言されたような形でお進みになることを要望いたします。

第31回国会 予算委員会公聴会 第1号(1959/03/10、4期、緑風会)

○田村文吉君 ちょっと、住民税の問題につきましてお伺いしたいのでありますが、それは、今のところオプション・ワン、オプション・ツーというような差別によりまして、日本の国内における住民税の比率が非常に違うのですね。しかも、それがいんしんの土地では安くて、いわゆる都会地では割合に安くて、地方の寒村僻地というようなところが割合に高い、こういうような非常なアンバランスがあるのであります。この問題はほうっておきますと、永久にその問題のままに過ぎ去ってしまわなければならないと思うのでありまして、その結果は、だんだん人口が都会に集中することの一つの弊害の原因にもなっている、こういうふうに考えておりますのですが……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1959/03/23、4期、緑風会)【議会役職】

○仮主査(田村文吉君) ただいまから予算委員会第四分科会を開会いたします。  本院規則第七十五条によりまして、年長のゆえをもちまして、正副主査の選挙を管理させていただきます。  これより正副主査の互選を行いますが、互選は、投票によらず、便宜選挙管理者にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、主査には矢嶋三義君、副主査には塩見俊二君を指名いたします。

第31回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1959/03/24、4期、緑風会)

○田村文吉君 関連して……。専売副総裁にお伺いいたしたいのですが、こまかい数字をお願いするわけではありませんが、各たばこごとにおける原価というものが累年どういうふうな傾向に動きつつありますか。少くもこの三年間ぐらいはどういうふうになっているだろうか。たとえば製造量はふえておりますね。製造量はふえておるが、原価というものは上っているのか、下っているのか。こまかい数字は要りませんから、その傾向だけをお示しいただきたい。同じく、その問題については塩業、ショウノウはどういうふうの傾向をたどりつつあるのか、その傾向だけをお示しいただきたい。
【次の発言】 大体の趨向は伺ったのでありますけれども、最近の三……


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ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

田村文吉[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。