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山下義信 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

山下義信[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは山下義信参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。山下義信参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 決算委員会 第1号(1947/07/05、1期、緑風会)

○山下義信君 只今御發言のございました三分科案に賛成いたします。
【次の発言】 専門委員の設置につきましては、當委員會のみならず、本院の各常任委員會におきましては非常に重大な人事でございまして、各委員會ともその人選には大變御心配になつておられるようでございますが、殊に當決算委員會のごとき重要なる委員會におきましては、尚更その重要性を痛感する者でございます。つきましては委員の各位におかれましても、適當な立派なる御人物の或いは候補者をお持ちになつておるかも分らんことでございますが、私の考では少くとも二名の専門委員の方をお願いずるとしますと、うち一名は財政経済、或いは統計會計學、そういつた方面に通暁……

第1回国会 決算委員会 第2号(1947/07/29、1期、緑風会)

○山下義信君 只今の小委員の員數、人名は委員長の御指名に御一任したいと思いますが、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 先程懇談會がございまして各委員からいろいろ腹藏のない御意見が出ましたのであります。誠に傾聽に値すべき尊い御意見でございまして、この行政機構に關する問題につきましては、あくまで本決算委員會がその任務とするところである、その建前を堅持しまして、但し行政機構に關しまする問題は、實に及ぼすところが廣汎で且つ非常に重要なことでありまするから、本委員會といたしましても愼重審議をいたしまする上におきまして、他の常任委員會と適當なる連繋を保ち、要すれば他の關係常任委員會の意見を徴するとい……

第1回国会 決算委員会 第6号(1947/08/23、1期、緑風会)

○山下義信君 大體のことを一、二伺つておきたいと思います。今囘の決算は、昭和二十年度でございますから、終戰を差し挟んでの前後の年度でありまして、私ども重大な決算であると存じておるのでございますが、會計檢査院の檢査に對しまする答辯の未濟が相當多いようでございますが、どういうわけでまだこれが提出になつおりませんのか、その邊ちよつと伺いたいと思います。それから戰災でございますか、先程の御説明でちよつと聞き取りかねましたのでございますが、款項目の不明のものがございますが、これはどういうわけで不明になりましたのでございましようか。つまり一概に戰災とか燒失というようなことで片付けますのもどうかと思うのでご……

第1回国会 決算委員会 第9号(1947/10/16、1期、緑風会)

○山下義信君 修正案につきましてちよつと伺つて置きたいと思うのでございますが、第七十六條の次に「國民の彈劾による罷免」という一項が加えられましたのでございますが、これは第六節といたしますると、固より当然の節に入るのでございますが款で申しますと第一款の分限の中に入つておるようでございますが、第二款は懲戒になつておるようでございます。彈劾による罷免ということは、公務員の分限に属しまするのか、懲戒に属しまするのか、いずれの款に入るのが適当でございますのか。これは懲戒の款に入るのが適当ではないかというようにも思われまするので、その点を伺いたいと存じます。  もう一つはこの法案に関聯してでございますが、……

第1回国会 決算委員会 第10号(1947/11/24、1期、緑風会)

○山下義信君 第二分科會の審査の結果並びに分科會の經過を簡單に御報告申上げます。  第二分科會で審査の決議をいたしました報告書は、文書を以ちまして委員長の御手許に提出いたしましたので、これは朗讀を省略いたします。委員會十月七日、十月十日、更に正副主査の打合會を入れますと、数回に亙りまして開催をいたしまして、會計檢査院の檢査報告書に基きまして、本決算案の審査をいたしましたのでございます。  要點を申上げますると、第二分科會の所管をいたしておりまする内務省、司法省、文部省、厚生省及び運輸省所管のこの中につきまして、運輸省關係に未確定金額が比較的多くございますので、この點につきまして運輸省から説明を……

第1回国会 厚生委員会 第2号(1947/07/30、1期、緑風会)

○山下義信君 只今の二案を御提案になりまして、大臣から御説明がございましたので、これは誠に勝手を申して済みませんですが、他の委員会に御出席の関係もございますので、保健所の方の質疑をさしていただいて宜しうございますか。
【次の発言】 それじやあとで……。

第1回国会 厚生委員会 第3号(1947/08/01、1期、緑風会)

○山下義信君 簡單に伺つて置きたいと思うのでありますが、保健所の第二條のお仕事の中に産兒制限などをお扱いになりますかどうか。第二号の「人口動態統計等に関する事項」、これに関聨しまして、産兒制限をお扱いなりまするか、これを伺つて置きたいと思います。  次に「栄養の改善及び飲食物の衞生に関する事項」、これを御説明でやや了承いたしましたのでございますが、衞生警察行政が大部分こちらの方でおやりになるということでありますが、営業の許可認可、そういつたことも保健所でお扱いになりますかどうか伺いたいのでございます。  次に公衆便所でございますが、これも保健所で、いわゆる環境衞生というあの事項の中のお仕事とし……

第1回国会 厚生委員会 第8号(1947/08/19、1期、緑風会)

○山下義信君 兒童福祉法案の御説明のありました機会に伺いたいことができましたのでお伺い申上げます。実は今月十日の毎日新聞にこれは関西版でございますが、掲載がされてございました。廣島市にありますところの海外引揚孤兒の問題でございます。毎日新聞に報道せられてあります要点を申上げますと、廣島市基町営團住宅にありまする同胞援護会経営の引揚孤兒收容所は厚生省から設備不完全という理由でまたまた引越しを命ぜられ加茂郡仁方町元海軍工廠工員宿舎に移ることとなつたが、地元町民の猛烈な反対で立ち消えになつて、今移轉先が問題になつている。同收容所には現在二歳から十七歳までの九十名の孤兒が收容されている。この收容所は二……

第1回国会 厚生委員会 第9号(1947/08/20、1期、緑風会)

○山下義信君 議事進行について、ちよつとお願いがございます。大臣はいつ御出席になりますでしようか。
【次の発言】 大臣に対します質疑がございますので、御出席まで私は質問を保留さして戴きます。
【次の発言】 大臣にお伺いいたしたいと存じます。待望の兒童福祉法案が上程をせられました機会に、厚生行政の根本方針、社会事業の振興に関する根本的な大臣のお考えをこの際承つて置きたいと思うのであります。戰時中厚生行政、殊に社会事業方面のことは殆ど休止の姿になつおりますが、敗戰後の今日の日本の現状、あらゆる救済事業社会事業の、殊に重大でありますことは申すまでもありません。片山内閣としてこの方面の御施策に対しまし……

第1回国会 厚生委員会 第10号(1947/08/22、1期、緑風会)

○山下義信君 兒童の福祉でございますが、この法案でどこまで福祉を與えてやろうとなさるお考えでありますかその点を伺います。ちよつと拜見しますといろいろな種類に分けて、差当りその施設にそれぞれ入れる。つまり一口に申しますと收容をするというだけのところに止まつておるようである。それで仮に十八歳になつたならばそれから先をどうしようとなさるのでありましようか。もう十八歳になつて、この法案で保護する年齢が過ぎましたならば、そこからどこへでも行けということにするのでありましようか。もう十八歳まで本法案によつて保護を加えたならば、いつでも一人前になることができるというようにお考えでありましようか。積極的にこう……

第1回国会 厚生委員会 第12号(1947/08/30、1期、緑風会)

○山下義信君 お許しを得まして我々が今般視察に参りましたその状況を御報告いたします。私は主としてこの度の視察の日程の概要を御報告申し上げまして、それぞれ細部につきましては、並びに特異の点につきましては他の議員諸氏から御報告をお願いすることにいたしたいと存じます。  八月二十三日の午後十八時三十分の急行で一行が出発をいたしまして、翌二十四日午後二時三十五分廣島に到着いたしました。縣市民その他有力者多数出迎えの中に取り敢ずそれぞれ駅長室で挨拶を交換いたしまして直ちに同市基町にございまする引揚民孤兒收容所の視察をいたしました。続いて廣島市当局の案内によりまして、同市内の原爆の被害状況を約一時間に亘つ……

第1回国会 厚生委員会 第15号(1947/09/19、1期、緑風会)

○山下義信君 只今委員長のお話になりました住宅問題に関しまする小委員会設置の動議を山本から提案することにいたしたいと存じます。本日小林君は公務のため多分御出席がむずかしいと存じまして、昨日私にまで御依頼がございましたので、皆様御了承と存じまするが、右申しますように小委員会の設置方の動議を提出いたします。その委員竝に指名、小委員会の調査いたしまする範囲、竝に國勢調査に関しまするすべての事項、手続等挙げまして委員長に御一任いたしたいと存じます。
【次の発言】 簡單に二つ程伺いたいと思うことがあります。  里親の規定でありますが、これが第二十六條の三項に簡單に規定してあるのでございますが、この規定で……

第1回国会 厚生委員会 第17号(1947/09/22、1期、緑風会)

○山下義信君 本日は第十二條、第十三條を中心に質疑しろということでございますので、その点に関聯してのみ大臣に伺いたいと思います。この法案は急いでやらなければならん法案であり、重大な法案でありますだけに、私共も多々質疑の点があるのでありますが、右申上げまするように、この十二條、十三條の点で一二伺いたいと思います。  この点が衆議院で憲法違反ということで論議せられてありますることは、これは当然であります。衆議院の方で余程やつておられますので、我々はそれを参考にいたしまして、委員長の申されましたように、これに善処しなくちやなりませんが、先程來の大臣の仰せでは、憲法違反ではないと一應の御説明に相成つた……

第1回国会 厚生委員会 第18号(1947/09/25、1期、緑風会)

○山下義信君 私は二つばかり総理に伺いたいと思います。來る十月一日、二日、三日、御承知のごとく東京におきまして全國社会事業大会が開催せられることに相成りました。承わりますと両陛下もお出まし下さるということでございます。この今日の困難な状態下におきまして、國民救済の社会事業、聖なる仕事に挺身しております全國の関係者約二千名が、今や陸続と帝都に集りつつあるのでございます。又当委員会も只今委員長の申されましたように、殊に兒童福祉法案、これは我が國の四百万の兒童並びに幾百万の母性の福祉を念願いたしまする実に重大なる法案を審議いたしております。この機会に我々は特に首相の御出席を得まして、社会事業並びに厚……

第1回国会 厚生委員会 第21号(1947/10/03、1期、緑風会)

○山下義信君 我々はこの恩給ということの只今の法制の上なり、尚現在恩給の金額がどのくらい出されてあるのか、又受給者がどのくらいあるのかというようなことが、よく分らないのでありますので、この現在恩給を受けておりまする者の金額とか、人数とか、そういうようなものを一つ参考資料として併せて仮きたいと思うのであります。
【次の発言】 尚その恩給額というものが、最近何囘か改正になられたのではないかと思いますが、この金額が改正になられましたその適当な表といいますか、それらのことも資料を頂きたいと思います。

第1回国会 厚生委員会 第22号(1947/10/10、1期、緑風会)

○山下義信君 一つ伺いたいと思いますが、第四十三條の最低基準のことでございますが、すでにこれは御質疑があつたかも分りませんので、重複いたしましたらお許しを願いたいと思います。この最低基準は何によつてお定めになるお考えでございましようか。政令におよりになりますか、或いは命令か何か、どういうものによつてこれはお定めになるお考えでございましようか。尚大体この最低基準の御構想の大要がお示し願えれば大変好都合と思います。
【次の発言】 関聯いたしまして伺います。この最低基準というものの定め方というものは非常に私は重要なものであると思います。その次の第四十四條におきましても、最低基準に達しないときは、その……

第1回国会 厚生委員会 第23号(1947/11/08、1期、緑風会)

○山下義信君 兒童福祉法の審議に關聯いたしまして、少年の保護に關しまする行政機構の問題につきまして、司法省側の御見解を伺いたいと思つておりました、幸いに司法大臣の御出席を得ましたのでこの機會に伺いたいと存じます。これは私が司法委員を兼務いたしております關係上、司法委員會におきまして先般鈴木大臣の御意向を承つたのでございますが、併しその後本委員會におきましても、且又小委員會におきましても、極めてこのことに關しまして熱心に審議が続けられておりますので、この厚生委員會におきまして正式にお伺いもいたしたい、且又司法省側の改組、即ち承るところによりますと、法務廳の機構の大體を新聞紙上に傳えられてあります……

第1回国会 厚生委員会 第25号(1947/11/13、1期、緑風会)

○山下義信君 私は緑風会を代表するという立場でもあり、又本委員会の一委員といたしまして、この兒童福祉法案の衆議院送付の修正案を含めまして、全部原案に賛成をいたします者でございます。賛成の意見を改めて申上げますことは、すべて省略をいたします。久しく本委員会におきまして熱心に討議をいたしました結果、我々の考えておりまする修正意見なるものも、衆議院側の修正意見の中に相当織込まれまして、我々の意見もその修正案の上に具現をいたしておりまするし、且つ又本法案の一日も早く成立をいたしまして、兒童福祉のために偉大なる貢献をいたしたいと考えますので、本案の原案並びに衆議院送付の修正案に対しまして、全面的に賛成い……

第1回国会 厚生委員会 第28号(1947/11/25、1期、緑風会)

○山下義信君 簡単な質疑をさして頂きたいと思います。赤十字の標章に関しまする法律案につきまして一、二伺いたいと存じますが、第一は只今御説明にもありましたように、第一條の「類似」の範囲、或いは「みだりにこれを用いてはならない」というその「みだりに」という程度というものが、極めて抽象的でありまして、限界が不明なのであります。一、二の例はお示しになりました。地色が黄色で赤十字というような例示もあつたのであります。その類似の程度というものが、どの程度まで「類似」ということになされまするか。何かもう少しはつきりその限界の分るようにならんものであるか、伺いたいのであります。例えば商標或いは意匠登録というよ……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1947/07/11、1期、緑風会)

○山下義信君 私は理事の數を五名にして載きたいと思います。というのは會派の數から考えまして、成るほどそれは従らに理事が多きをよしとはしない。委員長の補佐役でありますことは當尊でありますが、理事の數が多いということは、同時にこの特別委員會の重きこともそれによつて現れますし、且つ又こういう問題は會派の強弱、委員數の多少に拘わりませず、各會派の方々が擧つて理事に就任して載くということが、全力を集中するという意味におきまして結構だと思いますから、理事の數を五名ということの意見を提出いたします。
【次の発言】 これは皆樣と御懇談を申上げて、先程御意見がございましたように、圓滿に各派が交渉し、或いは割當て……

第1回国会 司法委員会 第1号(1947/07/02、1期、緑風会)

○山下義信君 理事の推薦に關しましては、委員長の御指名に一任したいと存じます。
【次の発言】 散會の御宣告の前にちよつと伺つて置きたいのでありますが、理事は委員長を補佐いたし、又委員長に事故があるときにはこれに代らなければなりません。當委員會の二名の理事が只今御指名に相成りました。若し委員長樣に御事故のありますときに、これに代ります理事の順序はどうでございましようか。ちよつと失念いたしましたが、その方もお決め置き願いますと結構だと思います。

第1回国会 司法委員会 第2号(1947/07/10、1期、緑風会)

○山下義信君 私はこの別表のことはもうなにもお尋ねするところがないもののように心得ておりましたのですが、最前から管轄区域の適当でない箇所がある云々という意見が出まして、御当局が適当でないところはよく研究してから、又改めるようにするという大変御親切な御答弁がありました。固より別表でございますから、又成規の手続で御改正なさることでございませうが、段々承つておりまするというと、只今の予算の中でも尚お数箇所くらい御増設の予算もありますようであります。又御予算がなければ他の方法で又御費用の立てようもございましよう。追加予算の関係もございましようが、私共が今回新任いたしまして、この別表を見まして、一々御注……

第1回国会 司法委員会 第3号(1947/07/25、1期、緑風会)

○山下義信君 議題外でございますが、当司法委員会といたしまして、重要な関係があると存じますので、この際お許しを得まして、緊急の質問をさせて戴きたいと存じます。  それは今日問題に相成つておりまする隠匿物資の摘発に関する件でございます。この問題は一口な隠匿物資問題と言つておりまするが、内容は非常に複雑であると存じております。世耕問題の如きは單にその一部分であるのでありますが、これが今日衆議院において御承知の如く問題に相成つております。私も去る九日本院の自由討議の席におきまして、緑風会の同僚諸君の御意思を加えまして、お尋ねをいたして置いたのでございますが、その時に司法当局は、この世耕事件のお取調を……

第1回国会 司法委員会 第4号(1947/07/26、1期、緑風会)

○山下義信君 この法案が実施せられるということになりますと、私共の考えますところでは、非常にこれは大きな反響を呼び起すと思うのであります。やがて公務員法というものも御提案になるのだろうと思います。公務員が非常に範囲が拡大せられまして、殊に最近の政治動向といたしましては、御承知のごとく、こういう現在のような情勢の場合ですから、公務員が故意過失或いは違法に、人民に損害を與えるというような場合が非常に予想せられるような氣がいたします。この法案が実施せられますると、事件がどういうふうに増加して來るか、増加というと語弊がございますが、只今当局の御見込…この法案の実施後の御見込がどうでございますか。非常に……

第1回国会 司法委員会 第5号(1947/07/28、1期、緑風会)

○山下義信君 「故意又は過失によつて違法に」というあそこのところで、段々同僚諸君から質疑出ておるのでありますが、私は元來この國家賠償法というものの立法をなされる本旨というものは、全く新憲法によりまする人権の尊重である。それを解釈して見まするというと、いわゆる人民の権利を尊重するということは、一面におきましては公務員側が職務を執行する上において余程注意しなければならんという、これは一大警告の立法でなくちやならん。それでこの法律ができたことによつて、人民がどんどんと訴訟を起して、賠償が求められることになつたから、非常によくなつたのでなくして、この立法あるが故に、人民の損害を與えるがごとき輕率なる公……

第1回国会 司法委員会 第11号(1947/08/11、1期、緑風会)

○山下義信君 諸先生にお尋ね申上げます。大体私共の承知いたしておりまする範囲では、この姦通罪の撤廃ということについては学者、專門家の方々は大体において撤廃に御賛成のように承わつております。併しながら一般の世論といたしましては存置論の方が多ようでありますことは、先刻委員長の報告がありました通りでございますそこで私共関係の委員といたしましては、余程これは愼重に研究審議いたさなければならんと考えまして、この公聽会も、それによつて開かれましたる次第でございますが、只今諸先生から非常に深遠該博なる御意見を拜聽いたしまして、感謝に堪えません。一、二関聯して伺いたいと存じます。法律学的なお尋ねをいたしまする……

第1回国会 司法委員会 第15号(1947/08/19、1期、緑風会)

○山下義信君 先生に伺いますが、私もその点を伺おうと思つてここにチエックしておいたのでありますが、男女の結合が生殖を目的とするということが第一、その立場から愛情の有無と受胎のパーセンテージというものが、学問的にわかるのでありませうか。その点が一つ。それから今松村委員からお尋ねしようとなさつたところは次の点にあるのじやないかと思うのであります。優生学上から愛情の深い者同士の間から天才が生れるということはいわゆる世俗で申しますが、不義の子供には偉い者ができるということをよく世間で申します。そういう意味で、愛情の深い者同士の子供に果してそういう優良兒ができるかどうかということを伺いたいと思います。

第1回国会 司法委員会 第21号(1947/09/16、1期、緑風会)

○山下義信君 只今行刑局長から靜岡事件の御報告を承つたのでございますが、承つておりまする間に私共この肌に粟を生ずるような感がいたしまして、実に容易ならんことであると思われるのでございます。刑務所のそういつたことは、かねて憂慮させられておりまして、本委員会におきましてもしばしば同僚議員から当局に御警告もあつたので、この際靜岡刑務所事件のみならず、全國に亙りまして、不穏な状態が漲つておりますることは、これは容易ならんことと存じまするので、本日は局長から事件の概要の報告がありまして、これを我々が聽取いたしましたという程度に止めておかれまして、私共その責任者でありまする司法大臣に伺いたいと思いまする点……

第1回国会 司法委員会 第22号(1947/09/17、1期、緑風会)

○山下義信君 二、三の点を伺いたいと思うのでありますが、第五條に、訴追委員又はその予備員の補欠選挙のことがございますが、これは一名欠けましても補欠選挙をやるのでございますか。それから又補欠選挙は、訴追委員は訴追委員で補欠選挙し、予備員は予備員で補欠選挙をするのでございましようか。平素予備員というものは、訴追委員が事故がありましたときには代りまして訴追委員の任務を行つておるものでございますが、訴追委員が欠けましたそのときには、予備員があたかも補欠選挙の如く繰り上げますことが職務執行上便利があると考えられますが、予備員はいつも予備員でありまして、訴追委員が欠けましたときには予備員が訴追委員に繰り上……

第1回国会 司法委員会 第29号(1947/10/04、1期、緑風会)

○山下義信君 一、二伺いたいと思うことがございますが、若しすでに質疑が終了いたしておりまして、重複いたしておりましたら、どうかそうおつしやつて頂きたいと思います。  第一は、第七百三十一條の男女の婚姻の年齢でございます。これがおのおの一歳ずつ引上げられてございますが、その引上げられましたる理由はいかなる理由に基きますのでございますか、お示しを願いたいと思います。
【次の発言】 段々と晩婚になりつつあるということは、私共もさように考えるのでございますが、併し最近のそういう趨勢は全く社会の経済状態から参つておることでありまして、且つ又男女双方とも高等教育を受くるものが次第に多くなつて参りまする関係……

第1回国会 司法委員会 第30号(1947/10/06、1期、緑風会)

○山下義信君 只今大臣から司法省の改組問題につきましてお話がありまして、この機会に我々委員の考えも聞いてやろうというお言葉がありましたので、この際一つは御考慮を煩わしたいと存じまするし、且つ又この席で御意見を承ることができますれば、非常に有難いと思うのであります。  実はこれは予てからの懸案で、お互によく分つておることでございますが少年保護事業に関しまする司法省と厚生省との間の関係でございます。厚生省側の少年保護事業家が集まりますというと、常に申しますことは、司法省のこの少年保護事業を、我々と一貫したものにして貰いたいということの希望がいつも強いのでございます。昨年來こういう考えが一般社会事業……

第1回国会 司法委員会 第31号(1947/10/07、1期、緑風会)

○山下義信君 誠に恐縮に存じますが簡單な事項でございますので、この際ちよつと質疑をさして頂きたいと存じます。それは二百三十二條の改正せられまする箇條につきましてでございますが「告訴ヲ爲スコトヲ得可キ者ガ天皇、皇后、太皇太后、皇太后又ハ皇嗣ナルトキハ内閣總理大臣代リテ之ヲ行フ」という箇條につきましてでございますが、これは本委員会におきましてこの点の質疑がありましたことを記憶いたしておるのでございますが、内閣総理大臣が天皇、皇后、太皇太后、皇太后又は皇嗣の告訴を代理いたしまする法的根拠をいま一度念のために伺いたいと存じます。
【次の発言】 天皇は國の象徴であるという建前からいたしまして、天皇の各譽……

第1回国会 司法委員会 第33号(1947/10/09、1期、緑風会)

○山下義信君 誠に恐縮でございますが、先般鬼丸委員にも御相談申上げ、委員長のお耳にも入れたのでありますが、二百三十二條の點に關しましてどうかよろしくその邊お含みを願いたいと存じます。

第1回国会 司法委員会 第39号(1947/11/06、1期、緑風会)

○山下義信君 誠に恐縮なんてございますが、この機會に家事審判所の法案につきまして一箇所だけ簡單にお尋ねしたい點がございますが、お許し願われますか。
【次の発言】 私はこの家事審判法案の審議に出席が十分できませんで、甚だ遺憾に考えているのでございますが、すでに同僚諸君で十分御審議をお盡し下さつたことと思うのでございます。或は私の伺いたいと思います點が重複いたしておりましたらば、どうかお許しを願いたいと存じます。大體におきまして、私はこの法案につきましては、非常に結構に考えているのでございますが、ただ一點この法案の運用の上におきまして、どういうふうにお考に相成るでありましようかと思います點を政府に……

第1回国会 司法委員会 第48号(1947/12/09、1期、緑風会)

○山下義信君 この機會に豫て司法竝びに治案及び地法の連合委員會から經濟査察官の臨時檢査等に關する法律案が小委員會に付託せられまして、不肖小委員長を仰せつかりましたので、その後の經過を御報告申上げます。治安及び地方委員會の方は小委員會の副委員長をいたしました岡本愛祐君の方から報告いたしましたので、當委員會に對しまして自分から御報告申上げる次第でございます。  この經濟査察官の臨時檢査等に關する法律案は誠に簡單な法律案でございますが、事態が重大でございますので、小委員會におきましては愼重審議をいたしました結果、第一といたしましては、憲法との關聯におきましてこの法律案に疑義のありまする點でございます……

第2回国会 決算委員会 第1号(1948/01/28、1期、緑風会)

○山下義信君 只今專門調査員の御研究になりましたお話は参考に伺つて置きます。質問は私共議員がいたしますので、只今参考の御報告として承つて置きます。  当局に伺いたいと思う点が二、三ございます。賠償問題に関しますることが実は國民の間にはつきりいろいろなことが分りませんのでありまして、我我議員といたしましてもその方面の知識が十分にございません。固より講和会議が始まらないのでございますから、具体的なことの國民の認識がないのは当然でございます。これは非常に全般的に重大な問題であると存じますのでありますが、新聞紙上などでは日本に課せられたる賠償のいろいろな各國の意見といいますか、有力な人たちの意見という……

第2回国会 決算委員会 第4号(1948/04/02、1期、緑風会)

○山下義信君 法務総裁に伺つて置きましよう。この政務次官の恆久的な何か方法は一つ考えて見るのだ。それで第二國會だけということに第八條にしてあるのだという御説明でございましたが、この第二國會だけに臨時に政務次官を置かれるということについて、相當異論があるのでございまして、この點御承知でもあろうと思いますが、これは一應第二國會だけで、その間に恆久的ないい構想をお立てになるにしましても、法案の體裁から申しましても、臨時に第二國會だけに設ける政務次官であつて、而も、それだけに就任する、表面から申しますと、五月七日までということが表面的に面白くないとも考えられますので、政府におきましてはその第八條を御削……

第2回国会 決算委員会 第6号(1948/04/14、1期、緑風会)

○山下義信君 只今の小川議員の發言は修正意見のようでありますが、修正意見ならやはり修正案を提出して討議しなければなりません。

第2回国会 決算委員会 第7号(1948/04/27、1期、緑風会)

○山下義信君 政府にお尋ねいたしますが、五月二日までの期限ということは、すでに豫め分つておるところでありましで、安定本部の四月三十日限りということも分つておるのでありますが、それまでにどういうわけで新らしい行政官廳組織法というものが間に合はなかつたのでありまするか、その理由を一應承わりたいと思います。なお御提出になる御豫定の、新たなる行政官廳組織法の現段階における御準備の程度を承わりたいと思います。第三には、關連いたしまして、これは五月三十一日までの暫定延期の法案でありまするが、五月三十一日までに新たなる行政官廳法を御提案になりまして、そうしてそれが國會で可決せられまして、施行せられるというこ……

第2回国会 決算委員会 第8号(1948/04/28、1期、緑風会)

○山下義信君 只今政府から、衆議院で修正可決たなつたという御説明なんでありますが、参議院の方におきましての、各議員に對しまする修正案の配付手續のようなものは、只今のところまでは私共の手許には到達しないのでありまして、今この席で承わるのが初めてでありますが、議員に對しまする修正案の配付というような手續はどうなつておりますか。
【次の発言】 事務局から正式に、衆議院で修再可決になつた、その修正の正式な文書がございませねば、審議の進行はできないのではないかと存じますが、如何でございましようか。正式に委員會へ付託になりましたのはこの只今私共が持つておりまする案が正式に付託になりましたので、若し修正にな……

第2回国会 決算委員会 第9号(1948/04/30、1期、緑風会)

○山下義信君 前会栗栖安本長官に質疑をいたしまして、その答弁に対しまして尚了承いたし兼ねまする点を保留いたしておきましたのでございますが、この際重ねて安本当局に不明の点をお尋ね申上げて置きたいと存じます。それは一昨日の委員会におきまして、安定本部の五月三十一日までの延期につきまして、今後の同官職の在り方についてお尋ね申上げましたところが、長官は、今後の安定本部は依然として臨時的な官職であつて、大体同じように一ケ年ぐらいの期間にする考えである。而して言うまでもなく経済が安定すればこの官職は不要に帰するのであつて、経済安定までの臨時的の官職である、性格及び任務は從来の通りに考えておる、こういう御答……

第2回国会 決算委員会 第10号(1948/05/04、1期、緑風会)

○山下義信君 いつも会計検査院の指摘せられました種々の批難事項につきましては、政府から説明書が出ておるのが通例ではないかと存じておりますが、今回決算書の方の報告書は出ておりますが、会計檢査院の批難事項に対する政府側の説明書がまだ出ていないようであります。これはお出しになるお考えがあるかどうか、その辺はどういうふうになつておりますでしようか。檢査院の方に伺つてもよろしゆうざいますし、又大藏省のお方が、政府側の方のそういう御準備がお分りでございましたならばその辺の事情がどうでありますか、御説明が願いたいと存じます。尚この機会に私は大藏省の政府委員に申上げて、政府側にお傳えを願いたいと思うのでありま……

第2回国会 決算委員会 第11号(1948/05/19、1期、緑風会)

○山下義信君 私は総体的な質疑をいたしまして総理の御答弁を得たいと思います。  この行政官廰組織法の重大でありますることは今更呶説を要しません。只今國務相から提案の御説明がございましたが、極めて簡單な御説明、單にこの法案の表向の、いわゆる通り一遍の御説明でございましたので、総理にそれ以上の御説明を得たいとこう思うのであります。  この國家行政組織法に関連いたしまして、即ちその実体でありまする各省設置法案が揃うて出ませんというと、私共果してこの本法案が生きているかどうかということが、掴み得ないのでございまするが、まだ各省設置法案が出ておりませんから、この法案の上で伺わざるを得ないのでありまして、……

第2回国会 決算委員会 第13号(1948/05/28、1期、緑風会)

○山下義信君 極く簡單なことでございますが、私達も速かに本案の審議をいたしたいと存ずるのでありますが、只今北村委員の質疑に對しまして、政府の御答弁の中に、近く内閣法の改正案を出すつもりであるということをお述べになつようでございますが、どういう御改正のお考えであるか、今少しこの機会にお示し置きを願いたい。それは形式から申しますれば、この法律案とは直接の関係はないようでありまするが、言うまでもなく、この本法律案に関連いたしましての種々の案件を当委員会が審議しておりますので、さような御意図がありますようでございますれば、この機会に具体的にお示しを願いたい。  且つ又明瞭にいたして置かなければなりませ……

第2回国会 決算委員会 第15号(1948/06/01、1期、緑風会)

○山下義信君 政務次官以外の方にお聞きしたいのですが、電氣通信研究の一元化ということの御趣旨でよく分つておるのでありますが、無線電信研究所というものは、あれは文部省の方でやられますのですか。
【次の発言】 この電波物理研究所というのは職員は何人ぐらい居りますか。

第2回国会 決算委員会 第16号(1948/06/02、1期、緑風会)

○山下義信君 私は本法案に対しまして修正意見を持つております者でございます。その修正案は本案の第三條の第一項第二号、第三條の第二項、第四條の局名及び第五條の第一項、第二項につきまして修正意見のあります者でございます。尚その修正意見に関連いたしまして、本法案の実施の曉に当局が十分留意をいたさなければなりません点につきまして一二の意見がございます。先ず中小企業聽の運営の上におきまして当局が注意をいたさなければなりません点は、この官廳が恒久的に存続せられて行きまするためには、十二分の用意をいたさなければなりませんのでありまして、今日までの審査の上におきましては、尚具体的ないろいろな対策というものが十……

第2回国会 決算委員会 第17号(1948/06/03、1期、緑風会)

○山下義信君 前回質疑のときに申したのでございますが、この際尚政府の所見をお伺いして置きたいと思います。第四條につきまして、第二部の部長を外務次官を以て充てることになつておりますが、外務次官は只今御提案の國家行政組織法によりますと政務官になつております。政務官が高等試驗委員の委員長になりますることは、情実に堕する虞れがあると考えまするので、適当でないということを思うのでございますが、この点政府におきましては事務官をお充てになることが妥当とお考えになりますか、如何でございますか。この点伺いたいと思います。尚この機会にお尋ねしてみたいと思いますことは、本月の二十七日に全國、東京、大阪、廣島、福岡、……

第2回国会 決算委員会 第18号(1948/06/04、1期、緑風会)

○山下義信君 本員は本法案に対しまして次の修正の動議を提出いたします。修正の点は五点でございまして、以下修正案並びに理由を簡單に申上げます。  第一点は第三條第一項第二号を次のように改める。「中小企業者の申請に基いてその経営状況を審査し、必要な指示をし、その発展に協力すること。」理由、原案の「調査及び診断」は、官吏が権力を以て業者を強制する印象を與える字句につき、これを「審査」と改め「必要な指示をすると。」は業者の「発展に協力すること。」を目的とすることを明らかにする。「協力」の語句には「拘束しない」意味を持つておる。修正案は原案の内容を少しも失わしめることなくして、これをよりよき表現に改める……

第2回国会 決算委員会 第19号(1948/06/05、1期、緑風会)

○山下義信君 私前囘調査をお願いしておきましたのを忘れましたので、改めて今一度御調査を願いたい。この土地建物、東京の三ケ所の前所有主の氏名を御報告願いたい。買收以前の所有主の氏名を報告して頂きたい。委員長にお願いいたしますが、このことにつきまして農林省關係のところで質疑いたしてもよろしいのでございますが、便宜の時機に農林省當局の出席を求めたいと存じますので、お手續を願いたいと思います。
【次の発言】 議事の進行につきましてちよつと伺うのでございますが、大藏省所管の一般會計、特別會計通じまして、尚質疑の機會がございますでしようか、もう質疑の機會はないのでございますか。終了いたしましたのでございま……

第2回国会 決算委員会 第21号(1948/06/08、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(山下義信君) 只今から開會いたします。引續いて本日は商工省關係の事項に關して御審議を願うのでありますが、商工省の政府委員の説明を求めます。

第2回国会 決算委員会 第22号(1948/06/11、1期、緑風会)

○山下義信君 大變御心配に預かりまして感謝に堪えません。御趣旨の點全く同感でございます。御承知のごとく本委員會におきまして地方機關に関する審議をいたしております。關連いたしまして貴委員會におかれまして出先機關の問題について非常に御心配に預かりましたことは感謝いたすのでございますが、實は只今もその點の質疑をいたしつつあつたわけなんでございますが、今回各省設置法案が提出になりましてそれを審議する上におきまして、その法律中に地方出先機關のことに関する規定があるといたしますと、その規定に開通いたしまして、地方出先機關を置くか置かないか、法律上審議する餘地があるのではあるまいか、且つ又決議案の趣旨は全く……

第2回国会 決算委員会 第24号(1948/06/21、1期、緑風会)

○山下義信君 あとに戻つて済みませんが、第八條を修正いたしますと、第八條の第二項はどういう関係になりますか。
【次の発言】 原案の二項です。
【次の発言】 なくてもいいように思いますが、これはこのまま置いておきますか。この第二項は……。
【次の発言】 ごの第八條第二項につきましては、先般政府との質疑應答の場合に地方機関を政令で定めましても、この自治法の第百五十六條によりまして國会の承認を求めなくてもいいようになつております。況んや法律事項にいたしますれば、尚更これは必要がないというふうに、第九條と関連しての説明もあつたのでございますが、これは置かなくてもよいのじやないかと思いますが、如何でござ……

第2回国会 決算委員会 第25号(1948/06/28、1期、緑風会)

○山下義信君 討論を省略しまして直ちに御採決下さいますように希望いたします。

第2回国会 決算委員会 第26号(1948/06/29、1期、緑風会)

○山下義信君 ……
【次の発言】 この決算報告書はすでに前会委員会の職員の方から説明を頂きまして私も了承しました。内容につきましては即ちただ今回が初めてこの報告書が出たのでありますが、続いて昭和二十二年度も出るわけであります。二十三年度も出るわけなのでありますが、この決算書によりますというと約七百万余りの経費になつておるのでありますが、次から次に経費が増大するのではないかと想像いたしまして、委員会の職員の人に、昭和二十三年度はどのくらい経費が要る見込であるかということをお尋ねしたら一億三千数百万円であります。大体一億以上の経費が要るということである。この委員会の経費の規定は配慮しておりますとこ……

第2回国会 決算委員会 第27号(1948/06/30、1期、緑風会)

○山下義信君 前回懇談会で、いろいろ話合いになつた結果、一應削除の所はあの程度で止めて置きまして、今朝更にそれを継続いたしまして、でき得れば纏まるものならば大体纏めたいということに相成つておりましたので、一應懇談会の形にして頂きまして、纏まるか纏まらんかお話合いを願いました上で、その上で討論に入つて頂きましたらどうかと思います。
【次の発言】 本法案は、随分日子を費やしまして、今日まで審議して参りましたのでありますが、この程度で質疑を打切りまして、討論に移られんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 討論の順序といたしまして、第十七條、第十八條、この二ヶ條に関しまする討論を先にして頂きまし……

第2回国会 決算委員会 第28号(1948/07/01、1期、緑風会)

○山下義信君 前回私は簡單に質疑をいたしたのでございますが、この種官廳の設置は、現在ありまする調査部、又監察委員会、それらを会せて一組織になさいますので、当然当分その必要性を思いますので、大体賛意を表するに吝かでないのでありますが、一体行政組織に関しまする研究を今日ずつとなさつておいでになりました行政調査部の御自分の官廳の組織を御立案になりまする設置法としては、私は多大な遺憾の思いを持つ者であります。その第一番は、名称でございますが、前回私はこの点を質疑したのでありますが、結局御答弁もなかつたのであります。私の質疑いたしましたのは、行政管理というと、行政そのものを管理するような役所の感じがする……

第2回国会 決算委員会 第29号(1948/07/02、1期、緑風会)

○山下義信君 この第三條の一項の七つに亘りまする事項は、これはこの事務廳長官の権限のように先刻おつしやいましたが、何でございますか。
【次の発言】 國務大臣の場合は関連がありまするので伺おうと思つておりましたが、先に御答弁でございました。これが事務廳長官の権限であるか、或いは内閣総理大臣の管理と言えば、内閣総理大臣がこれを……外局の管理でありまするから、管理のいわゆる主任大臣でありますから、内閣総理大臣の権限であるかということを明白にいたして置きませんと次の第二項に疑義を生ずるのではないかと私は考えるのであります。第二項のことを伺いますが、内閣総理大臣が特に必要があると認める場合、これはどうい……

第2回国会 決算委員会 第30号(1948/07/03、1期、緑風会)

○山下義信君 本案につきましてはすでに御承知のごとく國土計画委員会と本委員会との間に連合委員会が開かれまして、且つ又連合の小委員会も設けられまして審議を重ねられて参りましたのでありますが、この間小委員会におきまして纏めました意見は、すでに各位の御了承の通りでございます。これらの意見に基きまして、本員はここに修正案を提出いたしたいと存じます。且つこの修正案はすでに各位の御承知のごとく関係方面の了承も得ました次第でございますので、その点併せて御了承を願います。  修正の第一点は第三條第九号中「砂防に関する事業」の下に「及び國有林地を除く荒廃林地の復旧その他これに類する事業」を加え「助成及び監督」と……

第2回国会 決算委員会 第31号(1948/07/05、1期、緑風会)

○山下義信君 只今委員長の仰せ、且つ又政府の御説明になりましたように実際問題といたしましては、く全その通りでありまして、同じ案件と言いましても、他の法律案、或いは予算案とは違いまして、この決算に関する限りは報告でありますので、その性質は異なるわけでございますが、併し案件には相違ないわけでございます。それで通常國会に出されましたる決算報告書という一つの案件が後続の國会に継続しないということは、國会法の規定が改正されない限りは確たることでございます。次の國会に案件のないものを或いは審議し、或いはそれについて可否を決しますることの果して妥当なものかどうかという点が一つ疑問になりますので、これを休会中……

第2回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1948/10/06、1期、日本社会党)

○山下義信君 本日の政府の報告、最前から承わつておりましたのですが、中央の災害協議会の大体の御活動なさつた模樣は承わつたのでありますが、最前から各委員の質疑されておられますのは、地方の災害救助協議会の活動状況はどうであるかということなんでありまして、その点本省の方へ報告が來ておるのではないかと思う。そういうつまり災害救助法の協用の全般についての状況の御報告がない。中央の一部分のあなた方のなさつた分はよく分る。大變御盡力下つた地元の各縣の災害救助法によるところの活動状況が判然といたさない。それで草葉君の質疑も赤十字社が中心でやるんだから、その赤十字社の活動状況はどうかという質問があつた。それに対……

第2回国会 厚生委員会 第2号(1948/02/24、1期、緑風会)

○山下義信君 呉港の檢疫所を、援護局の檢疫の設備があつたのを使うのが便宜であるということであるが、呉港と宇品港とは非常に距離が遠いので、あすこへ船が一遍停まつて、それから呉港に入るのですか、呉港の方に檢疫所を置かなかつた理由はどういうわけですか。呉港の方は元軍港であつたから相當檢疫的の施設もあるのじやないかと思いますが、それはどういう理由ですか。それから呉港の港域、その區域はどの邊まで呉港にしてあるのか、或いは宇品に近い所まで呉港になつておるのか、その邊の港域と檢疫所の關係はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 この呉港の檢疫所としての似ノ島の宇品檢疫所は、これは將來呉港の方へ移轉を……

第2回国会 厚生委員会 第6号(1948/05/27、1期、緑風会)

○山下義信君 第二條第五項の墓地の定義は如何なるものですか。個人の墓を建てる場合もこれに含まれているのですか。第六項の納骨堂とはどういう施設をしたものをいうのですか。施設の範囲を伺います。
【次の発言】 その基準があるのですか。
【次の発言】 寺院などの一部に棚などを設備して骨箱を多数收容しておりますが、これも納骨堂の中に入りますか。
【次の発言】 入るならば、本法の適用を受けることになります。納骨堂と見なければ、燒骨の寄託は受けられないことになります。今一度御明答をお願いします。
【次の発言】 第一條に「國民の宗教的感情に適合し」とあるのは、どういうところが國民の宗教的感情に適合するのですか……

第2回国会 厚生委員会 第7号(1948/05/29、1期、緑風会)

○山下義信君 前回の質疑にも一部あつたのでございまするが、この際取纒めまして次の三点を政府にお尋ねいたして置きたいと存じます。  第一点は、燒骨を分けまして、即ち分骨として、これを納骨堂又は埋葬等に付しまする場合、本法の取扱はどういうことに相成りまするか、そういう点であります。  第二点は、本法の第十三條に関連してでございますが、正当の理由なくしては拒むことができないとなつておりますことにつきまして、埋葬又は納骨に際しまして、当該経営者或いは管理者とその依頼人との間に、宗教儀式等を異にいたしておりまするような場合、即ち教義とか宗旨とかいうものが異つておりますことを理由といたしまして、管理人はこ……

第2回国会 厚生委員会 第9号(1948/06/08、1期、緑風会)

○山下義信君 只今上程せられましたる請願の請願者は、財團法人日本社會事業協會長中川望でありまして、紹介議員は塚本君、宮城君竝びに自分でございます。現状私から簡單に請願の趣旨を陳述いたします。要旨は兒童福祉法が制定せられましても、まだその法律の效果が十分徹底せられていないのでございまして、もとよりまだ短期間でございますから、今直ぐに十分その徹底的な效果を望むということは望み難いことではございまするけれども、併しながらこの兒童福祉法の實施状況が、只今の状態では憂慮に堪えませんので、是非共この法案が、折角制定せられましたる趣旨が徹底せられまするように、政府におきまして、諸般の對策を講じて頂きたいと、……

第2回国会 厚生委員会 第10号(1948/06/10、1期、緑風会)

○山下義信君 遲くなりましたので、只今までにどういう質疑應答がありましたかよく存じませんので、或いは重ねて觸れますことがありましたらばお許しを願いたいのでありますが、多くは申上げませんので、これは司法當局もようこの間の事情は御承知、私共も承知、問題は一つには兒童のため如何にしたらよろしいかという大所高所からいろいろ心配をいたして行かなければなりませんこと。第二は苟くも國會の意思というものは、尊重しなければならんということであります。即ち本案の審議に當りまして、國會において政府と國會との間に質疑應答が交されまして、それらが記録の上に載つておる。その政府の言明せられたことが、果してその通りに行われ……

第2回国会 厚生委員会 第11号(1948/06/12、1期、緑風会)

○山下義信君 一つだけ伺つて置きます。これは極めて重大な法案でありますが、併しまあ簡單なようでありまして……が、その重大な點は花柳病を撲滅して行こうという目的だと了承しておりますが、法案として重大な點は、これは言うまでもなく人權蹂躙の問題が起き易い點であろうと思うのでありますので、その人權尊重ということがこの法案のどこに注意されてあるか、その條項だけ一つ指示して下さい。
【次の発言】 私も一度通覧しただけで研究が未熟でありますが、今擧げられました條項がいわゆる人權尊重ということに注意してある條項でありますか。
【次の発言】 尚これらの條項の質疑は保留さして頂きますが、本案の對象はもとより國民全……

第2回国会 厚生委員会 第12号(1948/06/16、1期、緑風会)

○山下義信君 各章別にしたらどうですか。
【次の発言】 昨日大臣の答弁を得たのでありますが、私は大臣の御答弁は一應承わつて置くことにして置いたのですが、個人の竹田氏に多くを求むることはできませんので、その程度にして置きます。併し大臣の答弁は即ち政府の答弁でありますので、私は重大に玩味して聽いておつたのでありますが、特に大臣の出席を求めました理由は、これはもうすでに本審査に掛かつておるのでありまして、成るべく政府の責任者が出まして、この審議の席に列するのが至当であると考えまして要求しました。本日又要求しておるわけなんですが、つきましては今日までの政府の答弁の中に、妥当でないように思われるのがあり……

第2回国会 厚生委員会 第13号(1948/06/19、1期、緑風会)

○山下義信君 優生保護法案の審議を先にして頂きたい。

第2回国会 厚生委員会 第17号(1948/06/26、1期、緑風会)

○山下義信君 草葉委員の御意見でもありますが、質疑で政府が答弁しなくてはならんことがありますれば、質疑の間にやつて置く方がよいではないかと思いますから、それが濟みましてから、討論に入るように願いたいと思います。
【次の発言】 本案の質疑はこの程度で打切られまして、討論に移られんことを希望いたします。
【次の発言】 私は只今の姫井君の意見に賛成でございまして、修正案には遺憾ながら反対せざるを得ません。この國民健康保險を強制的に施行するということは実は大問題でありまして、これにつきましては非常に世間でも論議がされておる。すでは現在の欠陷をどういうふうに改善するか、現在の欠陷の改善すらもできないで、……

第2回国会 厚生委員会 第18号(1948/06/28、1期、緑風会)

○山下義信君 本法案につきまして若干のお尋ねをいたしたいと思います。この法案を通覧をいたしますと、結局現在の温泉そのものを保護する御規定のようでございますが、それにつきましてこの法案の目的は、結局この温泉の利用の適正化を図るのだ、公共の福祉の増進に寄與するのだ、こういう御趣旨のようでございます。もとより温泉を保護するそのことが目的ではないので、その保護したる温泉によつてその利用の適正化を図り、公共の福祉の増進に寄與しよう、こういうのであります。つきましてはこの法案の中にその温泉の利用の適正化をお図りになるという面が、私共には十分に取入れられない。公共の福祉の増強に寄與されてあるということが、こ……

第3回国会 厚生委員会 第1号(1948/10/15、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今の中平君の動議に賛成いたします。

第3回国会 厚生委員会 第2号(1948/11/11、1期、日本社会党)

○山下義信君 私もこの機会に簡單にお尋ねして置きたいと思います。  これは今急に大臣に御答弁を求めましても無理と思いますから、丁度次官その他の局長諸君も見えておりますので一、二お答え願つて、それを大臣にそこでお聽き下さつて、最後に若しお考えがございましたらばお考えを承りたい、こういたしたいと思います。  第一点は先般我々の休会中に厚生省の次官通牒というものが出まして、民生委員には地方議会の議員の兼職を禁止する、すでに選任されてある民生委員の中で、地方の議会の議員を兼職しておるものは、速かに解職をするようにというような通牒が出ておるようであります。当時朝日新聞でしたか、どの新聞でありましたか、そ……

第3回国会 厚生委員会 第5号(1948/11/25、1期、日本社会党)

○山下義信君 先程から委員の調査報告がありまして、政府も又御報告がありまして、事件なり、問題なりは明白になりました。要するに、不可抗力ではないのでありまして、人爲的にできた問題事件であります。  先程からのいろいろの御意見を承わり、又厚生大臣以下政府の各位のお話を聞いておりますが、ただ一点私伺つておきたいことは、どうも責任の帰趨というものが明白でないようであります。又その責任をどういうふうにとつているかということに対する処置についての、明確な御意見がなかつたようでありますので、その点を伺いたいと思うのであります。即ち厚生省としては、この二つの問題に対しまして、大阪の脳神経病院の問題、京都の注射……

第4回国会 厚生委員会 第2号(1948/12/12、1期、日本社会党)

○山下義信君 そういうことになりますと、他にも、会長、副会長のいろいろ指揮命令に関連いたしましたり、或いは書記局の機構などを作ることにいたしましたり、服務規程というようなものも必要になつて來ると思いますが、そういうような審議会の運営上の細かい規程などは、なにかこの設置法以外によつてお決めになりますか、或いはこの審議会に関する規程は、この設置法だけになりますか、その点は如何でありますか。
【次の発言】 これは審議会に関する法律であるますから、若し審議会の運営の細かい規定を作る必要がないとするならば、これでよろしいのでありますが、若し必要がありとするならば、その細かい規定は審議会自体が作ることがで……

第4回国会 厚生委員会 第4号(1948/12/20、1期、日本社会党)

○山下義信君 今予防局長のおつしやつた一千万円見舞金をということでありましたが、可なり金額を御奮発になりまして、その点了承しますが、大体どういう見当で一千万円という計算をされましたか。
【次の発言】 私は予算委員会で簡單にお尋ねしてあの程度に止めて置いたのでありますが、その一千万円を大藏省が査定して送つたということの事情は了承いたしましたが、大体要りました費用を國家が負担をするという建前で、査定は一千万円ですが、それが要りました費用の三分の一とか二分の一というのを負担するのではなくして、一應國家が全額を見てやろう、よく査定して見るというと、二千五百万円と言つておるのが、先ず今のところでは一千万……

第4回国会 予算委員会 第3号(1948/12/08、1期、日本社会党)

○山下義信君 私は総理の出席を要求いたしたのでございますが、お差支で御出席がございません。林厚生大臣には副総理という立場に対しまして、政府の御所見を伺いたいことがございます。それは本予算委員会の審議をいたして参りまする上に重大な関係がございますので、この際政府の御所見を承つて置きたいと存ずるのでございます。簡單に申上げますが、申すまでもなく時局は衆議院の解散如何という一点にかかつておるのでございまして、この解散は、承わりますところによりますと、否、総理の本院におきまする施政方針の中にもお述べになつてありまするように、四党協定によりまして衆議院において予算が成立いたしましたる後、而もそれは十二日……

第4回国会 予算委員会 第5号(1948/12/09、1期、日本社会党)

○山下義信君 井上委員から病院收入のことで質疑が出ましたので、関連いたしまして大藏省の主計局次長が見えておりますから、これは厚生大臣では御答弁できないと思いますので、病院收入の計算の基礎、つまり病院には收容の予定人員と実際今病院に入つている人員と、あると思いますが、この病院收入の基礎の数字が主計局次長から説明ができれば、今ここで聽きたいと思います。それから資料を頂いてもようございます。どちらでもようございます。
【次の発言】 病院收入が厚生省だけでないことも存じておりまするし、又予算書にもありまするから、文部省等各部門に亘つておるのですが、今の数字の、算出なさいました数字的資料をガリ版刷りで頂……

第4回国会 予算委員会 第6号(1948/12/10、1期、日本社会党)

○山下義信君 先般本会議におきまする総理の一般施政方針の御演説の中に、文教刷新、民主教育の徹底ということに、特にこの内閣の政策として一段の力をいたしたい、これは國家再建の根本であるということを演説しておいでになるのでありますが、先ず文部大臣は右の問題に対して如何なる具体的方策をお持ちになつておいでになりますか、先ずこの点を飼いたいと存じます。
【次の発言】 本会議ではどういう質疑がありましたか存じませんが、恐らく当院におきまして文相の文教に対しまる御抱負を聴きますのは、本員は初回なんでございますが、六・三制の充実のことにつきましては、他の同僚議員からの御質疑もあろうかと存じますから、これは私は……

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/11、1期、日本社会党)

○山下義信君 私も簡單なことを一つ上野さんに伺つておきたいと思うのですが、人事院の給與の体系と、大藏省との利害得失でいろいろ研究されているわけですが、只今おつしやつた四級一号の独身者の場合におきましては、大藏省案の方が遥かに有利であると政府が申しておる、又独身者に対しての現物給與が人事院の方には含まれていないから、独身者は非常に不利である、而も一般の官公吏の中には現業方面を考えて見ても非常に独身者が多いので、人事院の案は官公吏に対しては概括的に言えば非常に不利である、こういうことを申しておるのでありますが、その現物給與というものの扱い方をどういうふうに人事院はお考えになりましたか、今の四級一号……

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/12、1期、日本社会党)

○山下義信君 私は最近のできごとといたしまして、國民として実に悲しく感じますことは、前総理大臣の芦田氏が強制收容されまして刑務所に入つたということであります。事の眞僞、よし惡しは別といたしまして、一國の総理大臣、たとえ國が敗れましてどのように道義が頽廃いたし、國民の思想が混乱いたしておるとはいいながら、一國の総理大臣に対しまする國民の敬意は相当なものがまだあります。然るに昨日までは総理大臣として載いておりましたその人が、一朝急轉直下忽ち文字通り急轉直下いたしまして、今日は囹圄のひとやに閉じられる身になつたというようなことは、私は実に國民の一人として非常に悲してことに感ずるのであります。政治の爭……

第4回国会 予算委員会 第10号(1948/12/15、1期、日本社会党)

○山下義信君 議事進行について一言申上げます。大藏大臣が御更送に相成つたのでありますが、本委員会の議事を御進行に相成るについては、前泉山大藏大臣に質疑いたしましたものは、いわゆるまあ済みましたものはそれで済んだといたしまして、大屋大藏大臣に対して質疑を続行されるわけでありますが、これは勿論のことと存じますが、前大臣に質疑いたしましたことは、新大藏大臣に質疑いたしたのと同樣である。かように了承してよろしいかと存じますが、それでよろしうございますか。
【次の発言】 了承いたしました。

第4回国会 予算委員会 第11号(1948/12/22、1期、日本社会党)

○山下義信君 予備費につきましては先に大藏大臣への質疑に際しまして私の質疑を保留させて頂きましたのでありますので、この際質疑をさせて頂きたいと思います。
【次の発言】 その前の方が……、私のは予備費だけに関連いたしますから……。先ず伺いたいと思いますのは、予備費として予算を計上されますると、申すまでもなくその金額というものが適当であるかどうかというだけしか我々は審議権がないのでありまして、当然その内容に関しましては、我我の審議の対象にはならないのでありまするが、今回の追加予算に余りに多額の予備費が計上されておりまするので、段々どういうわけで四十五億の計上がされておるのであるかということを伺つて……

第5回国会 議院運営委員会 第36号(1949/05/22、1期、日本社会党)

○山下義信君 私も矢野君の御意見に対して同意します。併し只今矢野君の和やかというお言葉は非常な重大なる御意見でありますので、その意見におきまして、明日に延期することに同意します。

第5回国会 厚生委員会 第1号(1949/03/23、1期、日本社会党)

○山下義信君 議事の進行についてちよつと、本日の議員の報告に対して、厚生省と各局長が、お忙しいところを非常に勉強して下すつて御出席を下すつて、厚生大臣や政務次官はなぜ出席しないか。議員の派遣報告であつても、本日は正式の委員会の議事でありますから、或いは政府当局の行政に関して質疑をしなければならないような場合もあるかと思う。速かに出席を御要求願いたい。
【次の発言】 私は東北三縣におきまする社会福祉実施状況に関する御報告を申上げます。先ず大体のことを申上げまして、その次に我々の視察の重点でありましたいわゆる東北地方における兒童身賣問題についての調査の結果を御報告いたしたいと存じます。  先ず施設……

第5回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1949/06/25、1期、日本社会党)

○山下義信君 私は公的扶助小委員会の状況を極く概略を御報告申上げたいと存じます。專門員の方から委員会の経過の摘録したのを配付されてありますが、大体その通りでありますので、大要はこれで御了承願いたいと思います。公的扶助の小委員会は六月二十三日の午前と午後に亘りまして、且つ又二十四日は早朝から本委員会の開催時刻を遅らせてまで熱心に審議が行われたのであります。且つ又その審議の内容はいわゆる学究的研究という態度でなくいたしまして、相当程度実質的な容内に踏込みまして、而も緊急を要するような問題にまで触れて参りまして、この委員会の審議につきましては事重大な関係を及ぼすような程度の審議が行われたのでございま……

第5回国会 厚生委員会 第2号(1949/03/24、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今厚生大臣から御鄭重な御挨拶を拜聽いたしまして、今回の第三次吉田内閣の組閣に際しまして、再び林氏が厚相の椅子に就かれたことに対しましては、私共実は朝野の党派を超越いたしまして非常に欣快に存じておるのであります。先般参議院の我々委員が二班に分れまして、東北並びに近畿を視察いたしました、その結果は各地におきまして、現在の我が國の社会情勢より看取いたしまして当然の現象ではございますが、厚生行政面に対しまする官民の熱意、或いはいろいろな問題というものが非常に山積し、次第に重大な問題として國民が注視を拂いつつある情勢を看取いたしたのであります。さきの國会におきましても、我々同僚議員からい……

第5回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1949/07/25、1期、日本社会党)

○山下義信君 これは皆さんにお諮り願いたいのですが、前回は失業対策と生活保護法の適用の関係で、政府の失業対策の方針を聽かなければなりませんので、官房長官、政府代表者、或いは労働大臣、厚生大臣の出席を求めて置きました。詳細なことももとより承知したいのでありますが、大体政府の肚を聽いて、どの程度生活保護法関係について我々がその関係の調査をしなければならんかという見通しを得たいというのが主眼点であつたように思うのでありますが、その点どういうふうに今日の議事の運び方をなさいますのですか。
【次の発言】 了承しました。ですから、その線に副うての御説明を伺いたい。もうすでに新聞に出ておりますることとか、第……

第5回国会 厚生委員会 第3号(1949/03/25、1期、日本社会党)

○山下義信君 私は門外漢でよく分りませんが、この請願に関しての紹介議員の御発言並びに政府の所見を伺つておりますと、一、二奇異に感ずる点があるのであります。  第一、保健婦の管轄は医務局でしておいでになるように今承知いたしたのであります。保健婦の任務といいますか、活動といいますか、重要さというものは本員は門外漢でありますが、先般視察いたしました諸方で実地に見聞いたしましたことによつてよく承知をいたしております。それの身分に関しまする省令、規則の問題でありまして、而も紹介議員はいうまでもなくその途の権威者であります。國会におけるその方面の唯一の代表者といつてもいいのであります。この件が適当と認めて……

第5回国会 厚生委員会 第4号(1949/04/06、1期、日本社会党)

○山下義信君 この陳情に関連いたしまして、特に未亡人の救済に関して私は申上げたいのであります。未亡人の救済問題が当面の急務であるということはもはや絮説の要がございません。官民共にこの問題に当面いたしますと、何とかしなければならん、何とかしたいと思う。これはもう異口同音でございます。そこで今日はその何とかしなければならんという何とかの策を我々が必至に努力いたしまして、発見をしなければならん段階であると私は思うのであります。当委員会も特に未亡人の対策を取上げまして、同僚諸君も一段の力をお注ぎ下さるということに相成つて参りまして、やがて正式の調査要求が承認されますれば、改めて進むことであろうと思うの……

第5回国会 厚生委員会 閉会後第4号(1949/08/20、1期、日本社会党)

○山下義信君 先般労相の御出席をお願いしましたが、お差支があつて職業安定局長の御出席を得まして、かなり詳細に御親切な御説明受けたのであります。関連しまして日本は大臣から二、三点お伺いたいと思います。  第一点は失業情勢と申しますか、失業状態の分析についてであります。殊に潜在失業者の数の見込の点を先ず伺いたいと思います。これは從來我々が承わつておりまするところでは、凡そ三十万或いは三十八万というふうにお見込になつておりますが、新聞で拜見しますと先般七月の上旬でありましたか、全國市長会議で労働大臣の御説明になりましたのでは六十数万というふうに記載されております。この潜在失業者の数を把握いたしますこ……

第5回国会 厚生委員会 第5号(1949/04/09、1期、日本社会党)

○山下義信君 当委員会が未亡人の救済問題を取上げまして、これが解決に熱意を傾注いたさんといたしておりますることは御承知の通りであります。前回厚生省の関係局長とこの問題につきまして質疑をいたしまして、その際政府におきまして或る程度のこれが対策を考えておいでになることをお述べになつたのでありますが、尚本日は政府当面の関係大臣の御出席を願いまして、十分この点につきまして政府のお考を承わりたいと存ずる次第でございます。以下お尋ね申上げたいと思います点を簡單に述べたいと存じます。  第一点はこの焦眉の急に迫つておりまする未亡人の非常に多数に上りまする悲慘なる状態に対しまして、これが救済についていかなる熱……

第5回国会 厚生委員会 第6号(1949/04/12、1期、日本社会党)

○山下義信君 そこのいろいろ御説明下さつた避妊器具とか、避妊藥という問題ですが、それは品物によりましていろいろ差異がございましようが、大体器具でどのくらいの價格でございましようか、又藥品類のようなものでどのくらいの價格のものでございましようか、只今販賣許可をしておいでになりまする種類のもの……。
【次の発言】 凡そ大体分りませんか。
【次の発言】 ではそれは詳しいところは次回に何か表見たいなものでお知らせ願いたいと思います。それでその避妊藥、避妊器具というものを販賣いたしますのは、つまり藥店でございますれば、どこでも販賣できるのでございましようか、どういうふうになつておるのでしよう。

第5回国会 厚生委員会 閉会後第6号(1949/09/17、1期、日本社会党)

○山下義信君 当局の御説明の前に、只今委員長から開会の趣旨につきまして詳細なお言葉があつたんでありますが、こちらの方から具体的に伺いたいことが先にあるのですが、御質疑をお許し下さい。
【次の発言】 本日伺いたいと思いまする趣旨は、只今委員長の述べましたことに大体は狙いがあるのでございますが、特に大臣の御出席を得て質疑いたしたいと存じまする理由は、両三日前に読賣新聞に掲載されてありました、フラナガン神父の記念事業としての「愛兒の家」建設運動のために厖大な物資が一部社会事業團体に、特別の理由によつて拂下げの斡旋がせられ、その処分につきまして非常に問題が発生をいたし、東京経済調査廳の調査するところと……

第5回国会 厚生委員会 第7号(1949/04/14、1期、日本社会党)

○山下義信君 今の中平君の質問に対して関連しておりますが、共同募金の配分の方法がですね。決算によつて明らかになつた赤字の補填をしてやるか。或いは新年度の予算を出させて、それを査定して、それに対して配分してやるかどつちにするかという問題が出たんですが、共同募金の配分というのは、各施設の赤字を補填してやるということがもう根本的の方針ですかどうですか。社会局はその監督指導、中央共同募金事務局では、そういう各都道府縣のコンミニティ・チエストのその仕事に対する指導の方針はどういうふうに立つておるのですか。これは各府縣で全くこの経常費の赤字の補填をしてやる縣もある。又赤字の補填に認めないで、各施設が新規の……

第5回国会 厚生委員会 閉会後第7号(1949/10/24、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会事業団体及び施設の整備に関する小委員会の報告をいたしたいと存じますが、よろしゆうございますか。
【次の発言】 社会事業団体及び施設の整備に関する小委員会は、休会中社会保障制度調査の一環として設置せられまして、先ず当面の問題といたしましては、御承知のごとく愛兒の家事件なるものが発生いたしましたので、この調査をいたした次第でございます。休会中両三回開会いたしまして、各委員の熱心なる御調査、御努力を得まして、本問題の調査に当りましたのでございます。尚お木村、草間両專門員、政安、戸川両調査員、澁江、林両部員と、それぞれこの問題につきましては、調査事項を分担に相成りまして、相当広汎なる……

第5回国会 厚生委員会 第8号(1949/04/15、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今大臣の御説明がありましたが、内閣に置かれる人口問題審議会というものは、もつと具体的に内容とか構想、運用、大体どういうふうな考えを持つておいでになりますか、今少し審らかに内容について承わりたいと思います。
【次の発言】 実は今日午前の予算委員会で私質疑いたしたのでありますが、このことは質疑いたしませんでしたが、日本人の海外渡航、これは移民とは少し違うと思いますけれども、こういう問題について総理の御答弁の中に、本年末になつたならば、非常に明るいことになる見透しを持つておるという御答弁があつたのでありますが、何かこの年末頃には日本人の海外に出て行きますについて、余程よい條件などがる……

第5回国会 厚生委員会 第9号(1949/04/16、1期、日本社会党)

○山下義信君 こちらから一、二お聽きしたい。
【次の発言】 大変皆樣御苦労を願いましたので、一、二伺いたいと思います。委員長から大体のことはお伺いしたようでございますが、承わつておりますと、皆さんのお答えは、至極何の苦痛のない、現在の状態に大変滿足していらつしやいます。これ以上は何にも不足はない。申し分はないというような御返事であつたように思います。大変御辛抱下さいまして、御謙遜な感謝の心持でおつしやつておいでになることであろうと思いますし、或いは又実際に皆さんの現在の有樣が、或いは他の未亡人の非常に困つておいでになる方々と比べますと、安定しておいでになりまして、何と申しますか、そういう方々よ……

第5回国会 厚生委員会 第11号(1949/04/19、1期、日本社会党)

○山下義信君 母子寮のことについてちよつと証人に尋ねたいのですが、簡單に伺いますから、二葉保育園は母子寮でございますか。
【次の発言】 牧野さんですか、お二人どちらからでもお答えを願いたい。母子寮は非常に未亡人の保護施設として大切なことは、又うんと増設しなければならんことは只今証人の御指摘の通りです。どういう母子寮を作つたらいいかということも問題であろうと思う。兒童福祉法の法令については只今牧野証人の御意見もございました。我我兒童福祉法の施行のときに随分その点も実は研究したのであります。母子寮に先生を置いておいでになりますか。
【次の発言】 先生と言いますとですね。ただ單に母子寮の事務員でなし……

第5回国会 厚生委員会 第12号(1949/04/21、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今の小杉君の御意見御尤もと存じますがい今回の視察に御足労を願やたい委員の方々は、大体今回の調査の三問題について、主としてやつて頂こうと申合せた方々が御人選になつておると思いますので、至極結構だと思います。賛成いたします。原案に賛成いたします。
【次の発言】 この次には小杉委員なり、御婦人を加えることにして……。
【次の発言】 ちよつときいて見たいんですが、産兒調節こういう避妊藥とか、避妊法、こういうものの訓練、普及方法、これは大体結婚によつてやるんですが、未婚婦人にはどうでしようか、未婚婦人の或程度の性教育というか、産兒調節、受胎調節といつたような避妊方法の普及というようなもの……

第5回国会 厚生委員会 第13号(1949/04/22、1期、日本社会党)

○山下義信君 厚生委員会では未亡人の救済、母子の救済、そういうようなことから関連して、生活保護法の現在の生活扶助の金額というものに対して、非常にこれは不満足なものであるという見解の下に、段々調査を進めて参つておりまして、昨日は厚生省の当局からいろいろ厚生省側の意見を聽取したのでありますが、大藏省の方の財務当局においては、この現在の生活保護法によるところのすべての扶助額の基準改訂、今後の情勢に順應して行かなければならんいろいろなそういう点についての財務当局の見解を聽取したいと思いますので、当局から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 大藏省の当局が、今日の予算編成のこういう困難な情勢下にあ……

第5回国会 厚生委員会 第15号(1949/04/25、1期、日本社会党)

○山下義信君 基金の事務に從事しておる職員の数、又その事務の能率関係の状態など分るような資料はありませんか。
【次の発言】 能率関係が非常に重大と思いますが、支拂の迅速化などからいつても、機構がどういうふうになつておりますか、資料を頂載したい。

第5回国会 厚生委員会 第16号(1949/04/26、1期、日本社会党)

○山下義信君 採決に異議があります。反対意見が出ておりますから、反対意見から御採決を願います。

第5回国会 厚生委員会 第18号(1949/05/06、1期、日本社会党)

○山下義信君 二三の点を伺いたいと思うのですが、これは非常に画期的な改正をなさろうとするので、私共も大体において賛意を表するにやぶさかならないものでございますか、大体本法は質の問題に向つての主張が置かれておつて、優生保護法が今回の改正案の重大なる点といたしましては、量の問題にこの改正が及ぼされたということにつきましては、非常に画期的なものであると考えるのであります。從いまして、この第十三條の第一項の三号の問題でございますが、生活窮迫状態に陷るものについて妊娠中絶を許そう。こういう改正点に関しまして伺いたいのでありますが、只今も提案の理由の御説明にもあつたのでございますが、生活保護法を受くる者を……

第5回国会 厚生委員会 第19号(1949/05/07、1期、日本社会党)

○山下義信君 第三條の一項の三号ですが、罰金以上の刑に処せられたる者を除外した理由はどういう理由でございましようか。
【次の発言】 それでは、もう一概にというわけではないのですね。
【次の発言】 次はこの解剖の届出の規定について、第二條第一項の者が解剖したときには、保健所長に届出させて、総合病院というような場合には知事に届出る、届出先を区別した理由はどういう理由ですか。
【次の発言】 成るべく届出は私は一本にする方がよいと思うのであります。もとより、保健所長に届けるということも、知事に届けるということも、保健所法の建前では同じという考えも方もできますが、これは立法の体裁からいつても、これは一本……

第5回国会 厚生委員会 第20号(1949/05/09、1期、日本社会党)

○山下義信君 簡單に証人に質疑したい点があるのですが。……。
【次の発言】 岡本証人に伺いますが、妊娠中絶が容易に行われるようなふうになつて参りますと、つまり通俗に申しますと堕胎の公認というような意味になる、あなたのお立場としまして、現行刑法の堕胎罪との関係などにつきまして、或いはその堕胎罪の適用などにつきまして御所感がございましたらば承りたいと思います。  それから山田さんに伺いたいと思いますのは、生活保護法を適用いたしておりまする家庭は、これはもう分つておるわけでありますが、妊娠によりまして生活が窮迫状態にこれからなろうとするというその認定につきまして、民生委員としては御確信が持てますかど……

第5回国会 厚生委員会 第21号(1949/05/10、1期、日本社会党)

○山下義信君 異議はございませんが、報告書の中に是非入れて頂きたいと思いますのは、死体解剖に供しまする死体の出所でありますが、これは先般質疑の際にも明瞭に相成りましたように、刑務所関係なり或いはいろいろの收容所関係から死体が出ますので、その取扱いにつきましては、十分注意するようにということを委員会で申しまして、政府も了承いたしておるのでありますが、その点特に御注意下さいますように報告書の中に御挿入願いたいと思います。
【次の発言】 この第四條の省令にいたします事項、その中にあります國立身体障害者更生指導所の位置、名称その他であります。これはどういう意味でございますか、御説明を願いたいと思います……

第5回国会 厚生委員会 第22号(1949/05/12、1期、日本社会党)

○山下義信君 運輸関係者の意見を聽取しますことも相当重要だと思いますが、成るべく会期も切迫しておりますので、連合委員会の運営につきましては、簡單に一つお運びを願うように願いたいと思います。
【次の発言】 中平委員の御質問御尤もと思うのであります。本員は先に連合委員会の運営について希望申上げましたのは、一應連合委員会を開いて、運輸委員側において意見のあるところを聽取して、戻つて來ていま中平委員の言うごとく、その運輸委員の意見を参考にしつつ、本格的な審議をこちらでしたらという希望を申上げたわけであります。
【次の発言】 前回の残りの質疑を簡單にいたしたいと思います。前回質疑をいたしました点の残りで……

第5回国会 厚生委員会 第23号(1949/05/14、1期、日本社会党)

○山下義信君 前回に引続いて質疑をお許しを願いたいと存じます。今回兒童福祉法の施設の中で療育施設の中から特に盲ろうあ兒施設を特に別にしてありますが、極めて時宜に適したことと思いますが、盲ろうあ兒の実態に関しまする調査はどういうふうになつておりますか。つまり盲ろうあ兒の現在の数、或いはそれらの施設の数、そういうものはどういうふうになつておりますか、これは資料が頂ければ資料を頂いてもよろしいのです。但し会期中に間に合うように提出して頂かなければ、ここで質疑をしなければならないことになります。
【次の発言】 先つきの質疑を続けさして頂きたいのであります。次は第八條の第六項ですが、改正案において兒童福……

第5回国会 厚生委員会 第24号(1949/05/17、1期、日本社会党)

○山下義信君 衆議院の修正案でありますが、これは一應は分つておるようでありますが、この審議の状態などは政府が御承知と思いますから、衆議院の修正案はどういうところを修正したかという点を、簡單に一應説明して置いて頂きたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、政府修正案の第二十四條の市町長のいたしまするその保育所に收容すべき保護に関しまして、第三十九條の第二項が政府の修正案によつて拡大されましたので、保育所に入れることのできる子供の範囲が拡大されましたので、それを第二十四條の市町村長の保護すべき義務規定にそれを取入れまして、そうして更に乳兒、幼兒でないところの保育所に保護いたしましたその入所の兒……

第5回国会 厚生委員会 第25号(1949/05/19、1期、日本社会党)

○山下義信君 総理の出席を求めましたのは、現下最も悲慘なる境遇に陷つて居ります未亡人並びに兒童の救済につきまして、とかく從來これらの問題が閑却され、軽視されて、捨て置かれてありましたことは総理も御承知のことと思います。これは誠に遺憾なことでありまして我々としても相済まぬことと思い、今回我々これを重大に取上げましていろいろ努力いたして居ります。先日本院におきまして「未亡人及び遺族の救済に関する決議案」を可決いたし、豊々要望事項を添えて、内閣に送つて置きましたから、いずれ総理は御覽下され、御考慮下さるとは存じますが、この席におきましてこれらの哀れなる多くの子供をかかえて窟迫のどん底に喘ぎつつある人……

第5回国会 厚生委員会 第26号(1949/05/21、1期、日本社会党)

○山下義信君 一つ、二つお伺いしたいことがあります。不適正な報酬請求をする者というのが凡そどのくらいあるのでございますか。現状におきまして二割も三割もございますか。現在の状態でどの程度あるのですか。
【次の発言】 適正な請求書を出すことを指導させるということは、今中平委員の指摘されたように非常に大切な点であろうと思います。我々素人でもそう考えるのであります。これは重点だろうと思うのでありますが、いろいろその指導については政府も御心配になつておることは、重々察しますが、私は忌憚なく言いますと、こういう批評もある、噂もある。外地から引揚げた医師とかそれから軍隊におつた軍医の人達の中には、非常に不当……

第5回国会 厚生委員会 第27号(1949/05/23、1期、日本社会党)

○山下義信君 質疑を終了して直ちに討論に移られんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 衆議院から送付されました修正も含めまして、私は本兒童福祉法の一部を改正する法律案に対しまして賛成の意を表するものであります。但し今回政府の提出せられました改正案は必ずしも満足な改正案でないことは、今回愼重審議をいたしました審議の経過におきまして十分表明いたして置きましたのでございますが、我々はその不満足に感じまする点をこの際修正をいたしまして、できるだけ本法の完璧を期したいと考えたのでございますが、諸般の情勢上、今國会におきましてその実現を図りまするのには時間的関係もございまして、十分でございませんので……

第5回国会 予算委員会 第6号(1949/04/07、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今分科会の組織と並びに分科に属しまする委員の氏名の御決定があつたのでございますが、いわゆる予算総会、つまりこの委員会の進行の或る時期が参りましたら、本予算案の審議は分科会に移しますことに御決定相成つたものと承知してよろしうございますか。
【次の発言】 了承しました。

第5回国会 予算委員会 第7号(1949/04/08、1期、日本社会党)

○山下義信君 厚生省関係の予算につきましては、分科会で詳細伺いたいと思つておるのでありますが、只今國立病院の特別会計につきまして御答弁がございましたので関連して、この機会に伺いたいと思います。一般会計からの繰入れを二五%にいたしましたその理由はどういうわけでございますか、これが第一、それから二五%の一般会計の繰入れといたしまして約五億八千万円でありましたか、これが繰入れられてあるのでありますが、その一般会計から繰入れまして特別会計の歳入に受入れます一般会計からの繰入れの時期はいつ頃になりますか、それを伺いたいのであります。と申しますのは國立病院の患者は只今厚生大臣の御答弁がありましたように、生……

第5回国会 予算委員会 第11号(1949/04/13、1期、日本社会党)

○山下義信君 安本長官にお尋ねしたいと思いますことは、中川次官に伺つて御答弁頂こうと思います。第一点は今回の予算の編成というものが、非常な重大転換を來しましたことは申すまでもございません。このドツジ・ライン、ドツジ・プランに從いまして、ただ今年の予算が編成されたというだけでなくいたしまして、少くとも明年、明後年あたりまでの或る程度の見通しというものが計画されまして、そうして本年の予算が編成されておるものであると私は思うのであります。これに対しまして安本は、いわゆるこの重大な財政、経済政策の転換に伴いましての長年計画と申しますか、或いは從來の経済再建の五ケ年計画といつたようなものをただ單に修正さ……

第5回国会 予算委員会 第13号(1949/04/15、1期、日本社会党)

○山下義信君 今日國民が抱いておりまする不安というものが私は三点ある思う。  第一点は、我が國の平和保障に対しまする不安であります。これは先般來当院の本会議におきましても質疑があり、又総理からも懇切な御答弁もあつたのでありますが、果して我が國の平和が如何なる場合にも保障せられるであろうかどうかということに対する國民の不安であります。  第二点は、今回の総予算案は即ち我が國の経済再建でございますが、経済再建は言うまでもなく政治再建であり、言うまでもなく國家再建でございまするが、かくのごとき非常なる國民的覚悟を以ちましてこの難局を切り抜けまして、この予算に盛り込まれましたる政策に從いまして、国民が……

第5回国会 予算委員会 第15号(1949/04/20、1期、日本社会党)

○山下義信君 大藏大臣に伺いたいと思うのであります。今年の予算は大体の枠をまあお決めになりまして、そうして実際の予算の執行については、十二分に節約の方針をとるのだ。この年度末に至つて相当の剩余金を期待している。その剩余金を得るようにいたして負担の軽減に資したい、かような大藏大臣の御方針であると承つておるのでありますが、大体この歳出の節約を十分徹底的にやつておいでになるということにいたしまして、年度末までなりませねばどのくらい経費の節約ができるかということのお見込は立たないのでありますか。それともこの予算が通過いたしました後に、改めて詳細なる予算の実行上の計画の立直しをなさつて、そうしてどの程度……

第6回国会 議院運営委員会 第4号(1949/10/31、1期、日本社会党)

○山下義信君 門屋君の意見に賛成いたします。
【次の発言】 ちよつと伺いますが、議員としての登院を止めるのと、議員としての職務を院内において行わせないのと、どれだけの差があるのですか。入らせるということにおいては変りはないのですか。
【次の発言】 議員としての資格において登院を停止させるということはこれは万遺漏ない。これは論外だと思います。ただ中に入つて議員としての職務ができないという点に止めて置くかどうかということが問題になつておるのでしよう。議員としての資格において登院ができないということはこれは異論ないことです。ですから議員以外の資格においては登院することができる、登院することを認める。……

第6回国会 議院運営委員会 第5号(1949/11/08、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会党の意見は只今羽生委員が申述べた通りでありますが、私はこの際運営委員長からですね、議長に通ぜられまして、政府に御注意が願いたい。それは休会中にこういう両院の承認を求めますような人事任命につきましては、休会中でございますから議院の承認を求める手続はできませんけれども、一応非公式にでも院を代表いたしまする議長、或いは運営委員長に人事につきまして政府から一応御挨拶があるのが至当であると思います。今後休会中のかような人事につきましては、さようお取計らいのあるように政府に御注意相成りたいことを申上げて置きます。
【次の発言】 この件に関しては運営委員会は本会議で報告なさるのですか、全部……

第6回国会 議院運営委員会 第8号(1949/11/14、1期、日本社会党)

○山下義信君 この件異議ありませんが、関連して社会保障制度審議会の委員のことにつきまして官房長官にちよつと……
【次の発言】 今社会保障制度審議会委員の件が議題になつて御決定を見ました。この機会に関連しまして官房長官に御意見を伺つて置きたいと思います。それは社会保障制度審議会の委員の構成は、御承知のように国会から出ます者が十名、官吏から出ます者が十名、学識経験者から十名、各種団体の代表者から十名、こういうふうに御承知のように設置法の法律で決定しておりますが、私が今次に申そうというようなことは、審議会で問題にしますことは穏当を欠くと思いますので、この席を借りまして、官房長官に申して御考慮願いたい……

第6回国会 議院運営委員会 第9号(1949/11/15、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今の板谷君の御意見に賛成でございます。
【次の発言】 参考に伺つて置きますが、運営委員長が院を代表するというような前例などがありますか。場

第6回国会 議院運営委員会 第13号(1949/11/22、1期、日本社会党)

○山下義信君 昨日衆議院の方の外務委員会に総理が出席されまして、いろいろ講和問題に対しましての抱負の御開陳がありまして、それを我々新聞で拝見いたしたのであります。尚この機会に一、二伺つて置きたいと思いますことがございますが、その第一点は、総理の施政の御演説にも、又爾後の御説明にも窺われるのでありますが、早期講和の成立を強く御希望に相成つておる次第でございますが、大体のお見通しはどういうふうに見込んでおられるのでございましようか。明年の五月頃までには講和成立というような運びになるようなお見通しでございましようか。明年の六月には我々参議院の総選挙もございます。非常に国会関係が繁雑になりますので、先……

第6回国会 議院運営委員会 第15号(1949/11/28、1期、日本社会党)

○山下義信君 参考に承つて置きますが、国家公務員法の中でこの人事官の任免について国会の議決を要する場合の規定はどういうふうになつておりますか。両院の同意ですが、衆議院が優先権を持つておりますか、どうですか。
【次の発言】 それが具体的になつているものが手続規程の第六条にですね、「両議院の議決が一致したとき」あれによりますね。
【次の発言】 今の大体内規を我々お聽きしている程度でございますね。これは正式に付議されているという程度ではないので、大体の内容をお作りになるということだろうと思うのですが……
【次の発言】 分りました。大体国家公務員法に関連しての本法案でありまして、その趣旨と大体線は同じ……

第6回国会 厚生委員会 第2号(1949/10/27、1期、日本社会党)

○山下義信君 薬務局関係の方見えておりますか。
【次の発言】 この際公衆保險局並びに保險局関係の質問をさせて頂きたいと思います。
【次の発言】 保險局長に伺うのですが、元の軍務関係の共済組合、例えば工廠の共済組合といつたようなものは、今どういうふうになつておりますか。それからそれらの資金というようなものの管理といいますか、それはあなたの方でしておいでになるのか、或いは又、国有財産の方に移つておるのでしようか。非常に厖大な資産があるのではないかと思われるのでありますが、そういう運用はどういうふうになつておりますか、極く概略承わりたいと思います。若し我々に配付して頂けるような御資料がありましたらば……

第6回国会 厚生委員会 第4号(1949/11/16、1期、日本社会党)

○山下義信君 この請願の趣旨はもう異議のないことでございますから、採択いたしまして内閣に送付することに御決定願いたいと思います。
【次の発言】 これはですね、請願の種類が違うのじやないかと思います。一々御採決を願います。百三十号は問題はないようですが後は多少問題があるのじやないかと思います。
【次の発言】 さつき藤森委員からも御発言があつたのでありますが、この請願の趣旨は私共も了とするのでありますが、この請願書に書いてある数字とか事実、これがこの通りに相違ないかどうかということは、一遍我々に納得さして貰わなければならん。それでそれらの事実が実際かどうかということの確証を取らないで、ただその趣旨……

第6回国会 厚生委員会 第5号(1949/11/24、1期、日本社会党)

○山下義信君 本案の審議を他日に譲ることにいたしまして、この際、社会事業団体及び施設の振興に関する小委員会の中間報告をさせて頂きたいと思います。
【次の発言】 この際お許しを得まして、社会事業団体及び施設の振興に関する小委員会の審議の経過につきまして、中間の報告をさして頂きたいと思うのでございます。  只今のところでは小委員会といたしましては、団体及び施設に関しまする資料を総合的に蒐集調査をいたしておりまして、なかんずく団体につきましては中央団体の整備に関連いたしまして、特に同胞援護会の実情調査をいたしました次第でございます。これらの結論につきましては、他日御報告申上げたいと存じます。その中途……

第7回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1950/07/10、1期、日本社会党)

○山下義信君 異議ないのですが、これは委員室で関連していろいろこれに対する取締りと言いますか、取締りというと語弊がありますが、いろいろ喫煙用具等についての関連しての規則なんかありますか、ありませんか。

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/13、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今の門屋君の御意見に私は賛成します。これは調査要求はここで承認したいと思います。予算の点は一つ何とか考究することにして、元来国会の国政調査は非常に我々の重大なる権限なんですからできるだけやりたいと思います。予算のないことはできないわけですが、できるだけ予算の善後策を事務局あたりと研究して貰つて願いたいと思います。取敢えず調査承認要求を承認したいと思います。門屋君の御意見に賛成いたします。
【次の発言】 簡單な問題ですが、ちよつと私伺つておくのですか、これは社会保障制度審議会の設置法ができた日からの任期になるのでしようか。委員の任命になつた日から任期を数えるのでしようか。若し委員……

第7回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1950/07/11、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会党中村正雄君。
【次の発言】 大変不満足でありますけれでも、少し変なことも書いてあるようですけれども、不審の点もありますが一応認めましよう。満足には思いません。
【次の発言】 私も意見がございます。二枚目の「このときにあたり隣国に不測の戰火が起り、」云々という一節です。これは「罪なき民衆がその災禍に倒れ、或いは避難に押し合う惨状」云々をいうところから、殊に「切に身につまされる思いがあり、」なんということは、これは不用の字句ではないかと思いますし、語句が穏当を欠きますので、もう一遍これは推敲する余地がある。そのように私は考えますから、その点申上げて置きます。

第7回国会 議院運営委員会 第4号(1949/12/14、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会党は、この原案の趣旨に大体副うて緑風会が適当なる御修正をされたようでございますので、藤井君の修正案に賛成いたします。
【次の発言】 社会党の緊急質問の申出は一応撤回いたします。

第7回国会 議院運営委員会 第5号(1949/12/16、1期、日本社会党)

○山下義信君 官房長官を折角呼びまして経過報告を聽いたのでありますが、ただ得ましたところは予算措置ができないということと、国会の議決があれば裁定書の爾後の効力についても、こういう政府は解決をしておるという独善的な解釈、この二つが明らかになりましただけで、我々が経過報告で聽こうといたしました実態は、実は掴めなかつたのであります。いずれにしても今の官房長官の説明によりますと、政府はこの提案の理由書なり、つまり提案の内容については修正をする、その修正の仕方は法律案や予算案の修正と同じような手続を取る考えである。こういうことを述べたのです。そうすると法律案や予算案の修正と同じような手続というと、言うま……

第7回国会 議院運営委員会 第6号(1949/12/17、1期、日本社会党)

○山下義信君 尚、私は栗山委員の発言に補足いたしますならば、只今の門屋委員の御注意は至極御尤もと思います。この議案の提出の形態についての論議は議運で願つておるのですから、我々もこれを如何にするかということを、或いは今日の或る段階においては御相談しなければならんかということも申しておるわけでありまして、恐らく緊急質問はそういう点には触れないだろうと思いますし、只今の御注意は至極御尤もと思いますので、質問者にもその意をよく伝えたいと思います。そういう意味でこの際御承認を願うようにお運びを願いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第7号(1949/12/19、1期、日本社会党)

○山下義信君 政府のこの国鉄仲裁案についての訂正方は、当議運でもその申出を持つておつたわけでありますが、今こういうふうに訂正が申出られたということであります。これはどういう心持になつておりますのか、この訂正に相成りましたその訳を、訂正なされたその点を一応御説明を願いたいと思います。それから尚本院におきましては本案について院議を以て意思表示でございますか、それと今回の政府の修正になりました提案と、如何なる関係がありますか、関係がありませんか、その点を併せて官房長官から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 案の内容につきましては、院において十分愼重審議相成ることだろうと思いますので、本議院運……

第7回国会 議院運営委員会 第8号(1949/12/20、1期、日本社会党)

○山下義信君 一つ、二つ伺いますが、この十五億五百万円という金は、これはどういう金でありますか。一応承わります。
【次の発言】 私の質問は簡單過ぎて、取違えられた。詳細な内容の御説明でなく、私はこの議案の要件が具備されておるか不備であるかという点が問題になつておるものでありますかり、不明瞭な点を明らかにしたいというので質疑をしたので、十五億五百万円は処置したと思うがこれはどこの金で処置したかということが明瞭でない。公共企業体の金であるか、政府の予算でこれだけは処置しようとするかということが不明瞭であるから承つたのであつて、こういう程度であります。只今のようなことを御説明なさつたので、政府の予算……

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/21、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会党から御審議をお願いいたしておりまするこの決議案につきましては、説明を申上げるまでもなく御了承のことでございますから、省略さして頂きます。事、緊急を要しまするので、本日幸い本会議が開かれますので、緊急日程に追加上程をして頂きますように御審議を仰ぎますれば甚だ有難いと存じます。尚、只今事務総長が説明いたしましたように、委員会の審査省略が希望として附けてございますので、併せて御審議を願いたいと存じます。
【次の発言】 給與に関しまする問題でございますので、人事委員会に付託することを希望します。

第7回国会 議院運営委員会 第13号(1950/01/23、1期、日本社会党)

○山下義信君 順位でありますが、順位は初日の第一日だけここで決めまして、後は先例その他もあるかと思いますので、第一日を一つお決め願いたいと思うのですが、それで従来社会党にお願いしておりますから、今回も前例により殊に和田君が質問したいと言つておりますので御了承願いまして、第一日にお願いしたいと思います。
【次の発言】 それでは只今私の申上げましたような趣旨をお含み下さいまして、尚御審議は小委員会で一つ十分御審議を願うことにいたしたいと思います。この点如何ですか。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて貰いたい。

第7回国会 議院運営委員会 第14号(1950/01/24、1期、日本社会党)

○山下義信君 河野君は委員長に質問しているのじやない。総理に質問をしているのであります。答弁があるかないか確めまして、答弁がないならないでもよろしいのでございます。あるようでございましたら、午後御出席の御都合ができるかできないかということを承つているのでありますから、一応総理の御都合を聽いて下さい。
【次の発言】 総理になお次回に出席をして貰つて、速記録を我々の方で調査いたしまして、不穩当なところを取消しますか、或いは事態を明白にするかいたすように、議事の進行をお願いしたいと思います。
【次の発言】 只今栗山君が議事進行につきましての動議を出されましたので賛成いたします。総理大臣と運営委員会と……

第7回国会 議院運営委員会 第16号(1950/01/26、1期、日本社会党)

○山下義信君 いろいろ先刻から論議が交されたのでありますが、要するにすでに本委員会の決議というものは間違つていなかつたということになるので、この決議が間違つていたということになりますと、非常に問題が更に複雑化して来る、これは間違つていなかつたので、政府は率直に何らかの手を打ちなさらんというと、本参議院の今後の運営上非常に支障を来すと思うのです。結局これは一つ政治の問題となつているのはそこなので、率直に政府の方も御反省なさつて、何らかの本院に対する態度をお示しなさるお考えがあるかどうか。私はこれは誠意の問題であると思う。然らば我々野党の側は釈然として本問題を解決すると思うのです。その点を惜しみま……

第7回国会 議院運営委員会 第17号(1950/01/27、1期、日本社会党)

○山下義信君 その点について先ず官房長官に伺いますが、国会の議決を求められるのは、両院の意思の一致を求められますか。できるだけ国会が一つの一定した意思を求められますか。或いは両院が食い違つたままでもいいというお考えでありますか。これは前回の国鉄の裁定書に関して両院の意見が食い違う。これは若し両院の一致の意見を希望せられるならば、当然衆議院側の方から両院協議会をお求めになる筈である。併しながら食い違つたままでもいいという考えでありますれば、そのままで捨て置かれる。こういうことになります。その辺はどうお考えになりますか。先ずこの点を伺いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第18号(1950/01/30、1期、日本社会党)

○山下義信君 証人に伺いたいと思うのですけれども、総裁が大蔵大臣に御交渉になりました結果、大蔵大臣は費目の流用を許可して呉れない。この大蔵大臣が許可しなかつた理由は、どういう理由でございましたか、そのときの御交渉の模様を伺いたいと思います。
【次の発言】 公社の予算の実行は総裁がなさる。大蔵大臣の監督権はあるでありましようが、予算の実行は総裁がなさる。その総裁が費目の流用を大蔵大臣に御交渉なさり、大蔵大臣がそれを拒否する場合、その理由をはつきりお掴みにならないで罷り下つておられるということは、我々として解しかねるように思うのであります。適当でないと大蔵大臣が言つたというのであるならば、適当でな……

第7回国会 議院運営委員会 第19号(1950/02/03、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会党の方でまだ結論を出しておりません。我々としては異議ないと思うのであります。できるだけまとめるように至急いたしたいと思います。それまでちよつと御決定を保留願えれば結構であります。
【次の発言】 只今栗山君の質問は、今の二点については議長宛の公文書でありますから、議長はこれは何らの疑義なしにこの書類を受領して、そのまま処理なさつたか。或いはこの公文書に、衆議院からの通知書に対して疑義をお持ちになつて、これは議院運営委員会に諮つて見なければならんぞ、諮らなければならん問題であるぞとお考えになつたか。議長御自身においては何らの疑義なしにこれを御処理なさつたか。こういうことを先ず第一……

第7回国会 議院運営委員会 第20号(1950/02/06、1期、日本社会党)

○山下義信君 佐々木君の今のことですが、運営上一つ考慮して考えて見ていいのですが、その前に議長にお伺いしたいのでありますが、さつきから門屋君が繰返して言つておられるのでありますが、私先も先程の議長の答弁といいますか御説明を聞いておる中に、どうしても納得が行かないのは、衆議院議長が国会法の第六十五條の権限でやつたことであるからどういう報告をしたつても衆議院議長としてはいたし方がないということをしばしば繰返しとおりますが、この考えは再考慮願わなければならんと考えるのであります。成る程衆議院議長の権限といてなすことに対して容喙をすることはないのであります。衆議院議長の報告する内容が先程から私ら議員が……

第7回国会 議院運営委員会 第23号(1950/02/10、1期、日本社会党)

○山下義信君 今の三件と、オーケーの済んでおる分を御説明願いたい。
【次の発言】 私は只今の政府の方針に大変結構に思うのでありますが、それについて希望して置きたいことがあります。それは予算関係の法律案その他の案件は当然衆議院に出されるとして、参議院の方にお廻し下さる案件については、成るべく実のあるものをお廻し下さるように願いたいと思います。つまり内割つて申上げますと、点に関係のないものは廻してやる、点に関係のあるものは衆議院の方に先議をいたすのだということが、従来ややもすると行われ勝ちでありました。今予定の案件を見ますというと、相当国民生活に密接に関係のある相当画期的に改正されるような改正案が……

第7回国会 議院運営委員会 第33号(1950/03/08、1期、日本社会党)

○山下義信君 大体中村君の話に私も同感でありますが、一体公労法十六條第二項の解釈を決定することは、この議院で決定とすることを本体とするものでありましようか、又労働委員会あたりでその意見を決定して、何らかの形式で議運でその取扱を考えて本会議あたりで院の見解を決定するという運びになりますか、その辺のことがちよつと疑問があると思います。それでやはり十六條第二項の解決が決定いたさなければ、これは議事の取扱い等と密接な関係をあると思います。いわゆる政府提出の恰好又我々の間で先般来問題になつております議案の取扱い方というものと密接な関係があると思うのであります。私思うのに当然これは密接不可分の問題ですから……

第7回国会 議院運営委員会 第34号(1950/03/10、1期、日本社会党)

○山下義信君 私は大体原則として、国政調査ということは非常に重要だと考えて、議員の出張調査というものは、自分としては是認する考えを持つておるのでありまするが、今議事部長の言われましたように、今会期中は成るべく派遣しないようにという申合せがあつたということでありますが、ただ一人だけ通産委員の中から視察に行くということ、それから又その視察地もそういう府県を選んだということは、ちよつと自分には納得できないのですが、極めて緊急調査を要する何か事柄があつてというならば異議ございませんが、これはどういうわけでございましようか。前例がないのですが、こういう問題で一人だけ議員が行くということはどういうわけなん……

第7回国会 議院運営委員会 第38号(1950/03/15、1期、日本社会党)

○山下義信君 今日の審議の上において、私は重大なる点を確認して置きたい。官房長官の答弁が鈴木君の質問に対して答えられた二点を確認して置きたい。  一つは、この議案の出し方を将来、変えてもよろしい、ここで変えてもよいと言つたこと。これは問違いありませんね、もう一遍念を押して置きます。もう一つ、今質問した鈴木君の質問に対して、つまり承認を求めることは裁定書自体ではなくして、裁定書を履行することについて承認を求められる。こういう質問に対してそうであると官房長官はお答になりましたが、それに間違いありませんか。その二点を確認して置きたい。
【次の発言】 今の鈴木君の言うようであれば、先刻の質問の意味と違……

第7回国会 議院運営委員会 第39号(1950/03/17、1期、日本社会党)

○山下義信君 大体結構なように思うのですが、尚、念のために承つて置きたいのですが、これは誰に向つて感謝するのでございますか。ちよつと一応文章がはつきりいたしませんから……それでマツカーサー元帥に対してというようなところもありますし、それからいろいろ全部に亘つてのようでもありますが、一応感謝の目標というものを明確に……それからもう一つは、我が国会議員団というものの厚遇に対して、参議院は感謝の決議をするのですが、この場合の国会議員団というのは、衆議院議員も含んでおりますか。国会議員団という名称ではあるが、主として我が参議院議員を意味したものでありますか。その辺を明確にして頂きたい。

第7回国会 議院運営委員会 第41号(1950/03/20、1期、日本社会党)

○山下義信君 一応一つこれはまあ形式的な面から、本質的には問題を持つておりません。一応こういう事犯が起きましたときの議事規則上、これは他院の議員であつても、一応本院においては普通の傍聽者という建前から、委員会の秩序保持の上においての議事規則上の取扱いですか……それから一院の議員が他院において、いわゆるその院における懲罰事犯に該当するような行為があつたときにおいての取扱い方等が、本院においては議事規則の上でどういうふうな点があるかということを、事務当局から一応聞きたいと思います。(「つまり逆の場合だね」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 いわゆる第二段のことでありますが、つまり一院の議員が他院に行つて……

第7回国会 議院運営委員会 第42号(1950/03/22、1期、日本社会党)

○山下義信君 今回の綱紀粛正の質問にいろいろ他の問題もお取入れになつて五井産業事件もお含みになるならば異議はないのですが、五井産業事件だけをやることになれば御研究願いたいのは、今法務委員会でああいうふうに非常に大きくやつておる最中でもありますので、法務委員会あたりがとう関係いたしますかという点もある。多分今の御説明では他の問題もおやりになるというようなふうですが、その辺はどういうふうになりましようか。
【次の発言】 実は一つの例があるわけです。私共の方で姫井伊介君が一つ事務局まで出したと思いますが、刑務所の囚人の作業に今度印刷作業をやることについて緊急質問をしたいということがあつたんです。とこ……

第7回国会 議院運営委員会 第47号(1950/03/28、1期、日本社会党)

○山下義信君 提案者に伺いたいのですが、この中間報告というような、先程議事部長から説明をせられておつたようですが、特別委員会に付託した審査事項全般に亘つての中間報告という建前になつておるのだろうと思うのですが、その中にこの問題を取上げて、それが中間報告の形でなされたという場合に、特に院が必要あつて中間報告を求めるという必要あるというのは、何かということの御議論も出て来ると思う。門屋君が別段こうという必要はないというような御答弁もあつたように思いますが、国会法の精神から行けば、院が必要あつて委員長に中間報告を求めることは、更にそれについて院が審議する必要がある場合に中間報告を求めるというのが本筋……

第7回国会 議院運営委員会 第50号(1950/03/31、1期、日本社会党)

○山下義信君 所属議員数は……。
【次の発言】 先刻議場内で、議事進行について発言を求めたいというので、事務当局のところまで参りましたのでありますが、問題が清場内の、只今審議をやつておりまする案件そのものに関係がないのであつて、むしろ議運にこれはかけて御審議を願うべき問題ではないかということでありましたので、社会党におきましては、緊急役員会を開催いたしました結果、急に御休憩中の議運の御再開を願いまして、ここにお手数を煩わす次第でございます。問題はもうすでに御在じのことでありますが、只今のあの状況で、非常に多数の警察官が院内におりまして、而して先刻の様子を見ますというと、それらが隊伍を整えてまし……

第7回国会 議院運営委員会 第51号(1950/04/01、1期、日本社会党)

○山下義信君 ちよつと念のため伺つておきたいのですが、これは蛇足と思うのですが先程の門屋君の御心配の点があると思う。明日本会議を開かないということになると今晩中に咄として妙なものが出て来るというようなことは万々ないことだろうと、こう了承いたすのでありますが、念のために速記のある間に伺つておきたいと思います。これは佐藤君に伺つておきたいと思います。はつきり伺いたいのですが、今晩給與法案が上がつて来るという話になつておりますので、今社会党の態度は中村君が言われた通りなんですがそれに応ずるとして、その間に予算案が咄として上程されるようなことは万々ないことと了承いたしますが、念のためにその辺の與党側の……

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/03、1期、日本社会党)

○山下義信君 議事規則によると、討論者は先ず賛否を明らかにして、然る後討論に入るようになつておると私は記憶しておりますが、その辺事務当局は……議事規則に詳しい人、議事部長ですか、討論をやる議事規則はどうなつておるのですか。若しそうであれば彼は議事規則を破つた。又議長は議事規則を履行しなかつたの譏りを私は免れないと思います。
【次の発言】 その御決定で結構と思うのでありますが、休憩後の、小川君を議場に呼んで登壇せしめて反対、賛成の意思を発表させるという休憩後の事情が、すでに定足数が満ちているのに、久しく議長は開会の御宣告をなさらなかつたのはどういうわけでございますか。且つ又事務局は小川君の出席に……

第7回国会 議院運営委員会 第53号(1950/04/04、1期、日本社会党)

○山下義信君 私も一つお願いがあるのです。それはでき得れば議長は懲罰委員会の審議に要する時間について御注意を願いたいと思います。でき得れば二時間以内ぐらいに結論を出して頂いて、できれば今日の本会議に間に合わせるくらいに結論を出して頂きたいのでありませんが、できるだけ短時間に結論を出すように議長から御注意を願いたい。かように私は條件を附して置きます。
【次の発言】 私は事例を以て申上げたので、その審議を荏苒として引延ばしますというと会期はもう残り少いのでありますから、本人は言を左右にして委員会に出頭しないとか、すつたもんだやつている間にもう時日が経過するようなことになつたならば折角の議長の御趣旨……

第7回国会 議院運営委員会 第57号(1950/04/08、1期、日本社会党)

○山下義信君 次回でもようございますが、今国会が終了いたしまして、次の国会になるまで、いわゆる国会休会中に、従来もあつた休会中の会議の継続審査ができるかできないか、これをやつていいかどうかということを議運で御検討願いたい。次回でよろしうございますか、一応決定して置いて頂きたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第58号(1950/04/19、1期、日本社会党)

○山下義信君 厚生委員会でお願いしてありまする議員派遣につきまして厚生委員長が差支えておりますので、厚生委員の私からお願いいたしたいと考えます。丁度生活保護法の改正をやつておりますが、御承知のようにこれは画期的な改正でございまして、非常に愼重に審議いたしておるのであります。まだこちらで予備審査中であります。つきましては只今要求いたしました期間中に石川県の金沢市におきまして、主として全国の民生委員の大会が行われまして約二千名集まります。今回の生活保護法の改正の中の最大中心点は、民生委員制度の全面的な改正ということになりますので、非常に民生委員側にも異論がございまして、相当これは重要な問題に実はな……

第7回国会 議院運営委員会 第60号(1950/04/24、1期、日本社会党)

○山下義信君 石原委員の意見に全然同感であります。これは行政機構関係は内閣委員会ということに一応原則はそうなつていて、従来とも非常に密接の深い委員会に付託することが殆んど例のようになつておるわけでありますので、殊に地方税法案と密接不可分の関係にありますので、設置法は当然これは地方行政委員会に付託すべきものと考えているのであります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)石原委員の意見に同感であります。
【次の発言】 私の発言は、まあこの問題に関して異議はないのですが、一事不再議と言いますか、これは先般本会議で中平議員から緊急質問があり、それからその翌日私共の厚生委員で、特に関係議員が委員外議員として出席し……

第7回国会 議院運営委員会 第66号(1950/05/02、1期、日本社会党)

○山下義信君 裁判員や訴追委員が辞職する場合に、裁判長や訴追委員長を経由する手続をとることは、如何なる理由によるものでありますか、お伺いいたします。
【次の発言】 職務雑費支給の理由は如何なるものでありますか。
【次の発言】 職員雑費の支給期日を修正したのは如何なる理由によりますか。
【次の発言】 これには賛成でございますけれども、念のために提案者に伺つておきたいのですが、関係者の方でもいいのでございますが、この三十七万名の残留しているということをここで確認するということに本決議案をやりたいというのでございますね。さように了承してよろしうございますね。

第7回国会 厚生委員会 第1号(1949/12/15、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会事業団体及び施設の振興に関する調査は、前国会御承知の通りに小委員会を設置いたしまして、鋭意調査をいたしましたのでありまするが尚、本国会におきましても、引続き調査の必要があると考えられますので、前国会同様の調査目的その他の要件によりまして、調査承認の要求をお取計い願いたいと考えるのであります。
【次の発言】 先程御承認を得ました社会事業団体並びに施設の振興に関しまする調査のために、小委員会の設置の動議を提出いたしたいと存自ます。その委員の数並びに人選につきましては、挙げて委員長に一任するのお計いを願いたいと思います。
【次の発言】 この際お諮りを願いたいと存じますることがござい……

第7回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1950/06/14、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今より厚生委員会を開会いたします。  かねて継続調査事件として承認を得ておりまする社会保障制度に関しまする調査事項につきまして本日は付議いたしたいと存じます。社会保障制度に関しましては、すでに御承知のごとく内閣の社会保障制度審議会におきまして今回試案が作成されました模様でございますので、それらの試案につきまして、小島局長から審議会におきまする審議の状況、該試案の内容等につきましてこの際その説明を当委員会といたしまして聴取いたしたいと存ずるのでございますが、御異議ございませんでしようか。
【次の発言】 それではそういうことにいたしたいと存じます。  尚すでに各委員の皆様……

第7回国会 厚生委員会 第2号(1949/12/19、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今青本事務局長から詳細た御調査の御報告を聴取いたしまして大体はよく分りました。この問題は近く当参瀞院からも現地の調査が相成ることになつておりますので、殊に本員はこの地方と密接な関係がありますので、若干個人的にも事件の一部分を存知とないでもございませんので、その御視察のありまする前にいろいろ所見を申上げることは一応差控えたいと思いますので、本員の存知いたしておりますることに関しましてはこの際質疑をいたさないつもりでおります。  ただ私が只今社会局長並びに青木事務局長かち御説明のありましたのを承つておりまして感じますることは、いずれも皆よく御承知なんです。こういうことが正に起るであ……

第7回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1950/06/27、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。  前回に引続きまして、休会中の継続調査と相成つておりまする社会保障制度に関しまする調査を続行いたします。本日は、前回は社会保障制度審議会の試案につきまして、当該事務局長から概略の説明を聴取したのでございますが、本日は社会保障制度の上におきまして、最も重要なる課題でございまする各種の数理的研究問題につきまして、政府の専門家でありまする鈴木数理課長から、これらの諸問題についての専門的意見を聴取いたしたいと存じます。尚、健康保険組合の松本調査部長からも社会保障制度と数理計算というような問題につきましての所見の開陳も求めたいと存じております……

第7回国会 厚生委員会 閉会後第3号(1950/07/11、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今より厚生委員会を開会いたします。社会保障制度に関する調査は、第七回国会より継続調査中でありますが、閉会中には調査が完了いたしませんので、未了報告書を提出いたしたいと思いますが、如何でございませうか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。報告書の作成その他については如何いたしましようか。
【次の発言】 石原君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。次に本院規則第七十二条によつて委員長が議院に提出する報告書には多数意見者の署名を附することになつておりますので御異議ない方は順次御署名を願います。   多数意見者署名     石原幹市郎 ……

第7回国会 厚生委員会 第6号(1950/02/01、1期、日本社会党)

○山下義信君 ちよつと二、三のことを簡單に伺いたいのですが、今の生活保護法の建前で適用しておりまするこの現状で、被保護世帶と申しますか、その適用の世帶の増加と申しますか、その適用して行かなければなりません対象の状態は、数的にどういうふうなことに大体なつておりますか、その点をちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 我々も漸次増加するのではないかと非常に心配しておるのでありますが、その増加の原因は大体どいうことが主な原因であるのでありましようか。例えば失業者が増加して来るためであるか、或いは一般の経済界が不振なためにこういう階層に転落する者が多いのか、大体でようございます、当局でお分りになつて……

第7回国会 厚生委員会 第7号(1950/02/03、1期、日本社会党)

○山下義信君 省略。
【次の発言】 当委員会の調査報告に大臣が御出席下さつたことは従来稀でありますが、本日委員会に御出席下唇つて、調査団の報告を聽取下さつたことは、我々極めて満足に感ずる次第でございます。調査の報告をお聽き下さつたので、十分その要点はお汲み取り下さつたと思うのであります。殊に只今の御発言中には共同募金の制度については、要すれば法制の上にも考慮を加える考えであるということの御説明がありましたので、御期待をいたしておるのでありますが、特に私はこの席で厚生当局の御留意を願いたいと思いますことは、この共同募金が今年で三回目に相成るのであります。これは非常に大きな問題であると思うのであり……

第7回国会 厚生委員会 第14号(1950/03/01、1期、日本社会党)

○山下義信君 石原君の御意見御尤もでありまして、私共も先般来から、これは是非何とかこの厚生委員会で根本的な調査をやらなければならんのじやないかということを感じておつたのであります。最近、殊に医師会方面なり薬剤師関係方面なりからもこの問題に関しまする種々なる意見の文書なども、我々の手許に頻繁に配布せられるというような状態でありますし、各新聞雑誌等も頻りにこの問題を取上げて論じておりますようなことで、今やこれらの問題は、ただ單に薬剤師或いは医師等の方のみの問題ではなくして、国民全般の問題となつて来ておりまして、申すまでもありません。これは由来数十年に亘る問題ではございますが、或いはこれらの解決を最……

第7回国会 厚生委員会 第18号(1950/03/14、1期、日本社会党)

○山下義信君 監査の状態はいつ頃分りますか。
【次の発言】 今、井上議員の質問の点は、非常に重大であると思うのですが、久下次長の答弁で了承しましたが、凡そ半数くらい報告がまとまつたらば適当な機会に成るべく速かに中間報告と申しますか、今日の段階に分つておる程度でようございますから一つ報告を成るべく承わりたいと思いますが……。
【次の発言】 本案についてはいろいろ質疑も御意見もあろうかと思いますが、その前に日数の関係等もありますので、この法案は実は社会立法とでも言えるものであります。従つて相当社会の輿論に聽いて見る必要が多分にあろうかと思いますので、本案に関しましては、審議の途中におきまして公聽会……

第7回国会 厚生委員会 第19号(1950/03/22、1期、日本社会党)

○山下義信君 社会事業小委員会におきましてかねて共同募金に関しまする調査をいたしておつたのでございますが、本日その結果を本委員会に御報告申上げまして御審議を願い、当委員会の報告書として御決定を仰ぎたいのでございます。  共同募金運動は御承知の通り本年で第四回目を行うことに相成るのでございますが、第一回は昭和二十二年でございまして、当時の募金実績は五億五千万円でございます。第二回は十一億、昨年は十二億という状況に相成りまして、その配分いたしました受益団体も約八千に及ぶというような状態に相成つておるのでございますが、諸般の情勢上今や我が国におきまするこの共同募金運動につきましては、過去の実績を検討……

第7回国会 厚生委員会 第20号(1950/03/23、1期、日本社会党)

○山下義信君 本案の審議の都合上ちよつと私この際聞いておきたいと思うことがあるのです。この法律案は政府はいつから施行するという考えを持つておるか、この点を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 言うまでもなく重大な法案でありますので、本日は同僚諸君の出席も比較的少いのでございますので、事務当局その他から詳細に説明を聽取し、尚本案の質疑を開始いたしますることは、成るべく委員の出席の多い機会から開始して頂きたいと、かように私考えるのであります。恐らく来週の半ば過ぎ頃には各議員も上京せられまして揃うのではないかと考えますので、そのときから事務当局の詳細なる説明並びに我々の質疑を開始する、かようにお……

第7回国会 厚生委員会 第21号(1950/03/28、1期、日本社会党)

○山下義信君 異議があります。成るべく施行期日等の関係から、政府の意のあるところを扱みまして、速やかに審議をいたしたいと思いますが、これは今日急に御上程になりましたので、尚内容を十分に見ておりません。実は我々は十分に質疑を相当詳細に亘つていたす必要があるのではないかと思います。若し簡單にこれが行政組織法の一環としての、簡單な審議会の設置ということならば、何も厚生委員会でこれを府議しないでも、やはり依然として内閣委員会に厚生省の設置法と同じように付議すればよいので、これを行政機構と切離して厚生委員会には付託したゆえんのものは、單なる行政組織法の一部の審議会の設置ではなくして、この法律案の実益につ……

第7回国会 厚生委員会 第22号(1950/03/29、1期、日本社会党)

○山下義信君 誠に立派な御意見を拜聽して感激したんですが、私は二つ程聞きたいのです。年取りましてあなたのような年齡の時代もあつたが、年取つて今の若い人の気持が分らんので聞くのですが、一つはあなたのご家庭でお父さんやお母さんは酒や煙草を召上りますかどうかということと、家庭で両親が酒や煙草をたしなまれておいでになるのをどういうふうに御覧になつておられるか、若しおのみになつておれば……。それからもう一つは、あなたは酒も煙草も召上つたことがないのでしようか。
【次の発言】 召上つたことがなくて分りますか。害が……。その辺はどうですか。どんなですか。その二点を……。

第7回国会 厚生委員会 第23号(1950/03/30、1期、日本社会党)

○山下義信君 この前資料を私はお願いして置いたのですが、二つ私が頼んだ資料がある。一つはこの法律案の関係の政令の草案をちよつと見せて頂きたいというのが一つであります。ところがそのときに、社会局長はこういう答弁をなさつたと思うのです。「私は速記録をまだ見ないですが、私の記憶では、お手元に廻してありまする資料にそれがあります。山下委員の分にだけはないのが知れませんけれども、こういう意味のことをおつしやつたのです。それで私は、これは本当に粗漏なことを申したと思つて済まんと思つたのですが、局長も人が惡い、皮肉なことを言う、私の分にだけ落ちているように言わんでもよさそうなものだと思つておつたのですが、心……

第7回国会 厚生委員会 第25号(1950/04/05、1期、日本社会党)

○山下義信君 第一点は論議の諸点という参考資料に掲げてありますが、児童福祉法との関係なんであります。「十八才未満の精神障害者については児童福祉法が優先する。」こうあるのです。これはつまり十八才未満の精神障害者は児童福祉法でやつて呉れ。こちらの方ではそうはし兼ねる。向うの方でやつて呉れ。こういう御趣旨と思うのですが、それは児童福祉法が特別法ですから尤もな次第でありますが、この児童福祉法でやつておる精神薄弱児の施設というものがないのです。極めて少い、今のところで全国で二十五個程しか施設がない。而もこの施設でやつておりまする子供の現在人員が約千二百人程しか辛うじて扱つていない。それで精神薄弱児施設の……

第7回国会 厚生委員会 第26号(1950/04/06、1期、日本社会党)

○山下義信君 私は本案の大体骨子と考えられまする点につきまして、それらの諸点は若干政策に関係があると思われますので、政府のお考を聴きまして、そうして細部につきまして事務当局の御見解を伺う、こういう気持で、先ず、政府の御所見を承りたいと思うのであります。質疑に先だちまして、私は本案の提出に際しましては、深い情熱を以てこの案を受取るものであります。同時にこの機会に本案が、私共とは反対の立場でありまする現内閣の、而も保守党内閣の手によりまして、こういう性格の法律案が提出せられましたということにつきましては、敬意を表よるものであります。同時に本法案の立法に当られましたる関係諸君の労苦を深く多とするもの……

第7回国会 厚生委員会 第27号(1950/04/11、1期、日本社会党)

○山下義信君 大変有益な御意見を拜聽いたしました。大体近藤教授のお述べになりました御意見は私共と全く同感する点が多々あるわけでありますが、問題は最低生活の水準をどういう線で引くかということが、結局問題でありまして、而も健康にして文化的なる最低生活の水準とは如何なる水準を言うかということが問題だろうと思うのであります。具体的には。それが只今教授の述べられました生活扶助、その他の扶助の内容になるわけでございまして、この点、いろいろ考え方、見方があろうと思うのであります。近藤教授はそういう点、どういうふうに我が国の、いわゆる健康にして文化的な最低生活の水準とは如何なるものを言うかということについてど……

第7回国会 厚生委員会 第28号(1950/04/12、1期、日本社会党)

○山下義信君 前の質疑の残りを若干させて頂きます。大臣に伺いたいと思いますることは、取敢えず時間の関係もありまするので、三点程お伺いしたいと思う。あとは事務当局の局長から御答弁を頂きますが、攻取えず大臣から御答弁を得たいと思いますことがございます。第一点はこの受給権、つまり不服の申立制度に関係してでございますが、この不服の申立をいたしますことは要保護者の権利を保護いたしまする上に極めて重要な制度でございまするが、運用に当りましては全くその趣旨に適いまする運用がなされなければならんわけでございます。この制度の実際の運用を如何にするがという点につきましてはあとで社会局長から承わりたいと思いますが、……

第7回国会 厚生委員会 第29号(1950/04/18、1期、日本社会党)

○山下義信君 只今藤森委員の提出されましたる修正案に賛成いたします。
【次の発言】 私も本案に賛成をいたすものでございますが、この際当局に希望いたして置きたいことがございます。それは本法案の改正によりまして、私的医療機関の増設、設備を企図されましたことは、その趣旨は了とするのでありますが、且つ提案の理由にも示されてありますように、本法によりまして医療機関の増設、整備を図り、以て他日の社会保障制度の実施に備えるということが謳われてあるのでおりますが、是非ともこの趣旨に副うように本法の運営を希望するものであります。即ちこの改正案によりまして、医療法人としての私的医療機閥の増設は、飽くまで公的医療機……

第7回国会 厚生委員会 第31号(1950/04/21、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。私この度厚生委員長を拜命いたしました。どうかよろしくお願いいたします。  この際お諮りいたしますことがございます。結核予防対策確立に関する調査につきまして、先般四月十九日開会の委員会におきまして、小委員長より報告がありましたのでございますが、定足数が欠けておりましたので、採決することができませんでしたので、本日右小委員長の報告につきまして、ここで御採決を願いたいと存じます。小委員長の報告を承認いたしますることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 御異議ないものと認めます。つきましては議長に提出する……

第7回国会 厚生委員会 第32号(1950/04/25、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより委員会を開会いたします。日程に入るに先だちまして御報告いたますことがございます。当厚生常任委員会の専門員であります木村盛君が昨日遂に死去されました。誠に哀悼の至りに堪えません。明日午後一時から一時三十分の間自宅において告別式が行われますので、皆様のお許しを得まして厚生委員長が葬儀委員長になることにいたしたいと存じます。御了承を願います。
【次の発言】 成るべお繰合せ下さいまして、明日は御会葬をお願いしたいと存じます。以上御報告いたして置きます。日程に従つて生活保護法案の審議を続行いたします。本日は衆議院から修正案が回付せられまして、当委員会におきまする本付託に相……

第7回国会 厚生委員会 第33号(1950/04/26、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から開会いたします。  引続きまして生活保護法案の質疑を続行いたします。
【次の発言】 一応まあ小林委員のを……。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 藤森委員の質疑に関連して私から承りたいのですが、その「市町村長の指定する医師若しくは歯科医師」の指定の仕方の問題でございますか、この藤森委員と政府委員との御答弁では必ずしも一致していないようなところも見受けたんでありますが、今御答弁の中にもありましたが、この医師若しくは歯科医師が要保護者の住所に赴いて検診をする場合もあり得るわけですね、そういう場合にその検診を拒めばやはり処……

第7回国会 厚生委員会 第34号(1950/04/27、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今より厚生委員会を開会いたします。兒童福祉法の一部を改正する法律案を議題といたします。先ず本法案の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 速記を止めて下さい。    午前十一時五分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……それではこれで休憩いたします。    午前十二時休憩
【次の発言】 休憩前に引続いて再開いたします。請願及び陳情を議題といたします。速記を止めて下さい。    午後一時五十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。それでは本日はこれで散会いたします。    午後三時五分散会  出席者は左の通り。    委員長     山下 義信君    理事 ……

第7回国会 厚生委員会 第35号(1950/04/28、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより開会いたします。  生活保護法の審議を続行いたします。
【次の発言】 この際私から政府に対しまして本法の運用上に関するお考えを各委員の御意見等を斟酌いたしまして伺つて置きたいと思います。  第一は政府は本法の周知徹底につきまして一段の努力をお計らいになり、国民の権利を保護し、遺漏なきを期せられるお考えがありますかどうか。  第二点は報酬の基準につきまして真に健康にして文化的なる最低生活の実に副うよう定めるように努力せられるお考えがありますか。  第三といたしまして未亡人、母子遺族等のこれからの世帯に対しまして多年の要望に副うような本法の運用につきまして十分に努力……

第7回国会 厚生委員会 第36号(1950/05/01、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより開会いたします。都合によりまして日程を変更いたしましてクリーニング業法案、公衆浴場法の一部を改正する法律案を順次上程したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  先ずクリーニング業法案につきまして提案者の説明を求めます。衆議院議員大石武一君。
【次の発言】 続いて公衆浴場法の一部を改正する法律案につきまして提案者の説明を求めます。衆議院議員青柳一郎君。
【次の発言】 都合によりまして両案の質疑は後廻しにいたしまして、この際日程に従いまして、兒童福祉法の一部を改正する法律案の審議を続行いたしたいと思いますが、御異議ございません……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 議院運営委員会 第1号(1950/07/12、2期、日本社会党)

○山下義信君 只今の木内君の御提案に賛成いたします。
【次の発言】 私はいろいろまあまあ原則の相談もあるでしようけれども或いは場合によつては戻つて来なければならん場合もあると思うので取敢ず一名ずつ出て、それでまあ後からでも又一人ずつ殖えた方が便利なようだつたら、取敢ず一名ずつ出て原則等の話合をした方が話が早くつくのじやないかと思います。一名ずつ社会党は希望いたします。
【次の発言】 それじや敢て固執いたしません。
【次の発言】 まだ十分なものとは言えませんけれども、いろいろ時間的な関係もありますので一応この原案を了承することにいたしたいと思います。

第8回国会 議院運営委員会 第2号(1950/07/13、2期、日本社会党)

○山下義信君 只今左藤新運営委員長の御挨拶、それから正副議長の誠に御丁寧な御挨拶、特に議長の御挨拶の中に、非常に我々に対して考えなければならんことを述べております。今後の参議院の在り方というものについて御注意もあり、又御要望もあつて、大変結構なことだと思います。我々といたしましては、要するところ国会法の定むるところ、根本を申しますれば憲法の規定するところ、国会法の意図するところ、参議院規則に基く合法的な運営が、最も正しい議院運営の骨子であると考えております。それ以外の一つの風格といいますか、いろいろな一つの傾向が出て来ますることにつきましては、又大いに研究、審議する点もあろうかと思いまするが、……

第8回国会 議院運営委員会 第3号(1950/07/14、2期、日本社会党)

○山下義信君 地方行政の方では地方税法がかかつておるので、衆議院のように文部委員会にこれは付託するということにした方がいいかも知れません。教員に関する政治活動の禁止等に絡みまして、教育委員の選挙には相当問題がありますから、教育委員会の実体からして、これは文部委員会に付託された方が至当じやないかと思います。
【次の発言】 ここで決めようというのでしよう。

第8回国会 議院運営委員会 第7号(1950/07/24、2期、日本社会党)

○山下義信君 それは再任は何日附ですか。
【次の発言】 それは何日附ですか。
【次の発言】 政府がおりませんが六月十三日というと国会が召集されておらない、先月ですね、事後承認ですね。
【次の発言】 それで承認に関する件は済みましたがこの機会に私は委員長にお願いをしておきたいと思います。  それは前にやはりこの両院の承認を求める委員の任命の件がありましたときに、休会中に任命しておいて後で事後承認を求めるというのですが、その休会中に任命するときにはこれは何も条文にはないけれども議長、或いは運営委員長にこの者を再任したいとか、その者を委員に任命したいつもりであるから国会が開会されたら御承認を願わなけ……

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○山下義信君 ちよつとまだ相談ができておりません。これも次回に一つ保留して頂きたいと思います。
【次の発言】 林国務相の人柄をよく存じておるので誠意を持つて臨まれたと思うのです。ですけれども今の御答弁では鈴木君も満足しませんし江田君も満足していない。何かいいお考えがあるかと、こうお尋ねしておるのです。どうもどう考えていいか分らん、どういうふうに陳謝していいか分らんということでありますれば、考えのない人を責めて見ても仕方がありませんから、それならばこつちでいい方法を議運の方で考えて上げて、これは紳士的に実はそういう必要がないという江田君の御主張があるのですが、一歩円満に讓つて多少教えて上げてもい……

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/29、2期、日本社会党)

○山下義信君 ちよつと伺いたいことがあるのですが、外の方は皆最近にできた法令によつて政府が推薦するのですが、中央災害救助対策協議会委員というのは、すでにあるものなんですが、今度新たに二名の国会議員を委員に充当するというのは、何か理由がありますか、ちよつと御説明願いたいのです。
【次の発言】 従来この委員には国会議員から出ていなかつたと思うのですが、国会議員から出ておつて交替するのでありましようか、ちよつと調べて貰いたい。私も覚えておりませんから、或いは欠員があつて、この際国会議員から特に任命しようとするものか、欠員があつて任命しようとするならば、何か特に国会議員を選ぼうとする特殊の事情があるか……

第8回国会 厚生委員会 第1号(1950/07/17、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から厚生委員会を開会いたします。  このたびは皆様方非常に各党の優れたお方々が厚生委員として御任命になりまして、当委員会が非常に強化せられましたことは誠に御同慶に堪えない次第でございます。今後の厚生委員会の活動に対しまして、皆様方の御活躍を御期待申上げる次第でございます。  私不肖このたび委員長を勤めさして頂くことになりましたのでございますが、何とぞ各位の格別の御同情御指導を仰ぎたいと存じます。開会に当りまして御挨拶なり、お願いなり申上げて置きます。  これより公報にて御報告いたしておきました日程によりまして、参議院規則第三十条の二による本委員会理事の互選を行います……

第8回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1950/10/03、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) それではこれより継続審査のために厚生委員会を開会いたします。  休会中厚生專門員並びに調査員の任命を見ましたので、この際多田專門員並びに長谷川調査員を御紹介申して置きます。  御報告は順序といたしまして、先般のジェーン台風によりまする災害復旧につきまして、被災県地方の御視察を願いました議員団の方から御報告を願いたいと存じます。  それでは井上議員からその御報告を願いまして、あとで中山議員から尚大綱につきましての御報告を願いたいと存じます。
【次の発言】 御両君の御報告に対して御質疑の方はございませんですか……。尚随行しました專門員で補足することがあつたら、この際発言を許……

第8回国会 厚生委員会 第2号(1950/07/20、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより委員会を開会いたします。御報告申上げることがございます。一昨日委員長理事打合会をいたしまして、当厚生委員会の運営その他のことにつきまして協議をいたしましたのでございますが、大体その協議事項は、別にプリントにいたしまして、お手許に差し上げてございますので、御覧を願いたいと存じます。大体そういうふうに、当委員会の今後の運営をいたしで参りたいと存じますので、よろしくお願いを申上げます。尚、その中にも記載して置きましたのでございますが、御承知の通り、専門員室の専門員が一名欠員でございます。いろいろ休会中から適任者の物色に努めております次第でございますが、二、三の候補者は……

第8回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1950/10/04、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。  本日は昨日に引続きまして厚生省に質疑いたしますが、公衆衞生当局に対する御質疑からお始め願いまして順次医務局、保険局、こういう順序で参りたいと思います。十一時には文部大臣が出席する約束になつておりますから御了承を願います。尚厚生大臣は公務のため本日は出席ができませんので、これ又御了承を願います。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは只今藤森委員の御意見、並びに中山委員も御賛成でございましたので、公衆衞生局関係の予算につきまして、当該の政府当局からもつと詳しい説明を聞くことにいたします。

第8回国会 厚生委員会 第3号(1950/07/21、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより本日の厚生委員会を開会いたします。  まず御報告を申上げることがございます。昨日の委員会並びに委員長理事の打合会におきまして、当厚生委員会におきまして関係施設の視察をいたしますことにしまして、專門員室で計画をいたしましたのでございますが、本月の二十七日並びに二十八日両日都内の適当な施設を視察することにいたしまして、二十七日は明治製菓株式会社につきまして、ストレプトマイシン、及びペニシリン製造状況等の視察をすることにしまして、翌二十八日は結核関係の施設を視察するということに大体の予定を定めましておりますのでございますが、これは委員会散会後皆様方の御都合等を承わりま……

第8回国会 厚生委員会 閉会後第3号(1950/10/14、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今より委員会を開会いたします。本日は社会局関係につきまして質疑を続行し、派遣議員の報告に関連したる事項につき御審議を願いたいと存じます。先ず社会局所管事項、特に昭和二十六年度予算に関連いたしまする政府の施策につき、これを議題に供します。この際前回の委員会におきまして、近畿地方における台風被害状況視察の議員報告中に、同地の災害救助につきまして特に盡力活動せられました方々から当時の実況を聴取いたしまして、一つには関係者の御努力に対し感謝の意を表すると共に、一つには今後の災害救助に関する施策の参考に資せられたいとの意見がありましたので、これを実施することに決定いたしました。……

第8回国会 厚生委員会 第4号(1950/07/22、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより本日の厚生委員会を開会いたします。  先ずお諮り申上げることがございます。理事の藤森眞治君から都合によりまして、理事辞任いたしたい旨の届出がございました。これを承認するのに御異議ございませんですか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。つきましては、藤森君の後任といたしまして、理事一名を本日選任いたしたいと存じますが、如何いたしましようか。
【次の発言】 只今有馬君から井上なつゑ君を後任にいたしたいとの推薦の、選任の動議が提出されましたが、有馬君の御動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないもりのと認めます。それでは井上なつゑ君を後任の理事に選任……

第8回国会 厚生委員会 閉会後第4号(1950/11/06、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。  委員会の継続審査事件といたしまして社会保障制度を本日の議題に供します。社会保障制度審議会会と長大内兵衛先生にお出席を求めまして、先般審議会から政府に渡されました勧告書に関しまして、会長としての御意見等を先ず聽取させて頂きたいと存ずる次第でございます。大内会長の御説明に対しまして、御質疑等がございますれば後ほどどうぞ御質疑を願うことといたしまして、大内会長の御説明を求めます。
【次の発言】 大内会長の御説明に対しまして御質疑ありませんか。
【次の発言】 両か事務局長から答えさせましようか、何か補足することがあれば。

第8回国会 厚生委員会 第5号(1950/07/26、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。本日は日程に從いまして災害救助法の一部を改正する法律案の御審議をお願いいたします。昨日附を以ちまして正式に付託に相成りましたのでございます。直ちに質疑応答に入ります。御質疑のあります方はどうぞ。
【次の発言】 今の井上委員の御質問に関連してですが、委員長からも聽きたいのですが、災害救助法の物資の備蓄ですれ、これは非常に重大な問題だと思う。これは本省が直接に物資を用意して備蓄して持つておるのと、それから都道府県に備蓄させるのと、それから今質問にあつたように日赤が持つているのと、備蓄の状況はどういうふうになつておりますか。それから今の答弁……

第8回国会 厚生委員会 閉会後第5号(1950/11/07、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。  本日は公報を以て御通知申上げました通りに、結核予防対策につきまして、政府の説明を聽取いたしますると同時に、この方面の民間の権威者の方方に参考人として御出席をお願い申上げまして、それらにつきましての貴重なる御意見を拝聴する、こういうことに相なつておるのでございます。御出席を願いました方々は、武見太郎先生、春木秀次郎先生、島村喜久治先生、佐々廉平先生の四名の方でございます。どうかよろしくお願いいたします。  尚議事に入るに先立ちまして、先般の委員会におきまして大阪府下の台風被害当時に御活動願いました方々につきまして、委員会といたしまし……

第8回国会 厚生委員会 第6号(1950/07/27、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。  先ずお諮り申上げたいことがございます。国会休会中に当委員会といたしまして厚生行政、特に社会保障制度の問題に関連いたしまして国政調査をいたしたいと存じますので、その調査のために議員派遣の要求を提出いたしたいと考える次第でございます。つきましては、一応考えておりますることは、三班ぐらいに編成をいたしまして、東北地方、秋田、新潟、福井を一班といたしまして、中部地方、長野、岐阜、群馬を第二班といたしまして、西部方面といたしましては大分、愛媛、高知を一班といたしまして、これらの三班にそれぞれ三名の議員を派遣することにいたしまして、如上の調査……

第8回国会 厚生委員会 閉会後第6号(1950/11/15、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から厚生委員会を開会いたします。本日は公報を以て予め御通知申上げて置きましたが、十一月十日実地調査いたしました池上特飲街事件につきまして、公衆衞生の見地からその実情を究明する必要がありますので、関係者を呼んで意見を聴取いたしたいと存じますが、これら関係者はいずれも証人として喚問することとし、本日及び明日の二日に亘つて証言を聴取いたしたいと思います。又その人選につきましては委員長に一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、本事件は文部、地方行政等の委員会にも関係が深いと存じますので、本日は文部委員会と連……

第8回国会 厚生委員会 第7号(1950/07/28、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより本日の厚生委員会を開会いたします。日程に従いまして、災害救助法の一部を改正する法律案を上程いたします。本案は前回質疑を終了いたしておりますので、本日はこれより直ちに討論に入りたいと思います。御意見のおありの方は、それぞれ賛否を明らかにして、お述べを願います。
【次の発言】 他に御発言はございませんか……。別に御意見もないようでございますから、討論は終結したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより採決に入ります。  災害救助法の一部を改正する法律案を原案通り可決することに御賛成の方の御起立を願います。

第8回国会 厚生委員会 閉会後第7号(1950/11/20、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。お諮り申上げたいことがございます。社会保障制度に関する閉会中の継続調査につきましては、まだ調査を終えませんが、未了報告書を提出せねばなりませんので、これが提出並びに報告書の内容等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。多数意見者の署名が入用でございますので順次御署名を願います。   多数意見者署名    大谷 瑩潤   長島 銀藏    河崎 ナツ   藤原 道子    藤森 眞治   井上なつゑ    深川タマヱ

第8回国会 厚生委員会 第8号(1950/07/30、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより本日の厚生委員会を開会いたします。  日程の順序を変更いたしまして、社会保障制度に関する調査関係といたしつまして、かねて医薬分業に関連いたしまして、堂森委員から政府の厚生省内に設置いたしました医薬分業関係の調査会の権限、並びに本会議における厚生大臣の答弁、及び当委員会におきまする医務局長の答弁等々と関連いたしまして、この問題につきまして厚生大臣の所見を求めるということに前回の委員会で相成つておりましたので、本問題を先ず日程に上げますることに御異議ございませんですか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは本件につきまして堂森委員の発言を許します。堂森委員。

第8回国会 厚生委員会 第9号(1950/07/31、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。  本日の日程は公報に出してあります通りでありますが、都合によりまして日程を変更いたしまして、先ず最初に医師国家試験予備試験の受験資格の特例に関する法律の一部を改正する法律案、これを上程いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。前回提案者から提案理由の説明があつたのでございますが、この際提案者側から尚具体的な御説明事項がございましたらば御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 御質疑がございましたら、この際お願いいたします。
【次の発言】 ちよつと長島君に申上げますが、歯科医師の方はあとでいた……

第9回国会 議院運営委員会 第2号(1950/11/24、2期、日本社会党)

○委員外議員(山下義信君) ちよつと確めたいのですけれども、私の委員会の差換えはすでに決定に相成つて御報告になるのか、ここで御認定になつて初めて委員という資格になるのか、それをお決め願わんと、ここに着席しておつていいのか、又退席しなければならんのか、そのことからお決め願いたいと思います。
【次の発言】 その議事をお進めになるにつきましても、この委員会が、私がここにおつて成立するのか、おることは委員会の成立上疑義があるのかということをお決め願わんと、私は従来の慣例によつて事務局から委員の差換えを届け出ればいつもそのまま出席することが慣例になつておつたのでありますが、今回からここで承認を求めなけれ……

第9回国会 厚生委員会 第1号(1950/11/27、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより開会いたします。本日は先ず健康保險法の一部を改正する法律案予備審査、これを日程に上程いたします。政府の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 続いて政府委員から本案の内容に関しまして、詳細な説明を求めることにいたします。
【次の発言】 本案の審議は後刻に譲りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 只今の中山壽彦君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは結核予防に関する小委員会及び保險経済に関する小委員会を設けまして、小委員の数は、おのおの五名とすることに決定いたしまし……

第9回国会 厚生委員会 第2号(1950/12/04、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより委員会を開会いたします。  本日の案件は公報で御通知申上げた通りでございますが、なお都合によりまして健康保険法の一部を改正する法律案予備審査並びに社会保障制度の調査、この二件を本日の案件として追加いたします。  日程の最初に社会保障制度調査の一環といたしまして、最近警察予備隊の隊員の中で結核に侵されておりまする隊員の処置の問題に関連いたしまして、当委員会におきまして法務総裁からその説明を受けたいと思いますので御了承願いたいと存じます。一応委員会からこの問題につきまして法務総裁の説明を求めたいと思います。法務総裁に伺いますが、警察予備隊の隊員の中に結核に侵されてお……

第9回国会 厚生委員会 第3号(1950/12/05、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより委員会を開会いたします。  日程に入るに先立ちまして、医療関係職員の給与改善に関しまする松原委員の緊急質問がございますから、これを許可いたします。
【次の発言】 いろいろ松原委員の質疑応答に関連して、委員長から伺うのでありますが、先ほど大臣の御答弁に今調整号俸の切下げの案が出ておる。併しながら政府は号俸の改正をして、そして給与の改善をこれらの者には図るので、決して実質的な待遇の切下げはしないのであるからという御答弁があつたのです。この号俸の改正は大蔵省でされるのでありましようか。それを伺いたい。人事院との関係はどうでありましようか。その点を確かめて置きたいと思い……

第9回国会 厚生委員会 第4号(1950/12/06、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今より厚生委員会を開会いたします。  毒物及び劇物取締法案を議題といたします。御質疑を願います。速記を止めて下さい。    午前十時二十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。  毒物及び劇物取締法案につきまして別に御質疑はございませんか……。別に御発言も、ございませんようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願いたいと存じます……。別に御意見もないようでございますから、討論は終結したものと認めて差支えございま……

第9回国会 厚生委員会 第5号(1950/12/07、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から厚生委員会を開きます。薬事法の一部を改正する法律案を議題といたします御質疑を願います。速記を止めて……。    午前十時五十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……。他に御発言もございませんようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  次に討論に入ります。御意見のおありのかたは、それぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。……別に御発言もないようでございますから、討論はないものと認めて差支えございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それではこれより採決いたします。薬事法の一部を改……

第9回国会 厚生委員会 第6号(1950/12/08、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今より厚生委員会を開会いたします。速記をとめて下さい。    午前十時四十一分速記中止
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。  日程に従いまして健康保險法の一部を改正する法律案並びに船員保險法の一部を改正する法律案を議題といたします。御質疑のある方は御質疑をお願いいたします。  なおこの際小委員長の御報告を求めたいと思いますから、小委員長の御報告をお願いいたします。
【次の発言】 只今の小委員長の報告に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。従いまして小委員会に付託いたしました請願並びに陳情の扱いにつきましては、只今の小委員会の御報告に相成り……

第9回国会 厚生委員会 第7号(1950/12/09、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。先ずお諮り申上げたいことがございます。社会保障制度に関する調査につきましては、右は調査進行中でございますが、今期国会開会中には調査が完了いたしませんので、未了報告書を提出いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。文案作成その他につきましては、委員長に御一任願いたいと、思います。  それから本院規則第七十二條によつて委員長が議院に提出する報告書には多数意見着の署名を附することになつておりますので、御賛成の方は順次署名願います。   多数意見者署名     小杉 繁安  井上なつゑ     有……

第10回国会 厚生委員会 第1号(1950/12/11、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより会議を開きます。
【次の発言】 人事院恩給課長坂中善治君を説明員として発言を許可いたします。
【次の発言】 この適用範囲でですね、強制適用とする地方公務員と、それから任意適用とする地方公務員との区別は、一体大体どんな区別になつておるのですか。
【次の発言】 それは強制適用のほうになりますか。
【次の発言】 その線は大体どういうところで引いておるのですか。
【次の発言】 昔の恩給というのは……。
【次の発言】 ですから大体線の引き方はどうなつておるんですか、中等教員という者は一年ですね。
【次の発言】 そうするとまあ昔でいうと判任官以上の……。

第10回国会 厚生委員会 第2号(1950/12/12、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今より厚生委員会を開会いたします。  本日はかねて中山委員から御要望もありまして、健康保険組合関係の実情につきまして聴取するということに相成つておりますが、健康保険組合連合会の常務理事上山顯君の出席を得まして、上山理事から詳細聴取したいと存じます。
【次の発言】 保険料率の三三から三九までのものが十個所ある、このような低いのは、どういうわけでこんな低いのが出ているのですか。
【次の発言】 受診率のカーブは、先ほど中山委員からお尋ねがありましたが、大体横這いになつておりますか。やはりそのカーブは、政府管掌と比べて、大体安定的な段階に入りそうですか。まだ殆ど無制限的な上昇……

第10回国会 厚生委員会 第3号(1950/12/15、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。
【次の発言】 議事進行について藤森委員から御発言がありまして、別段御異議もないようでございますから、その通り大体進行することにいたします。
【次の発言】 日程に従いまして健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、簡単に提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 直ちに本案の審議に入ります。御質疑のあるかたは御質疑を願います。
【次の発言】 私も一つ伺いたいのですが、今回の継続給付のああいう措置をおとりになりますと、漸次組合管掌に任せますというと、給付の程度が次第々々に格段の差がついて来るような感じがするのであります。これは政府管掌……

第10回国会 厚生委員会 第15号(1951/03/19、2期、日本社会党)

○山下義信君 社会局長から具体的な御説明があると存じますが、その前に本案の大綱につきまして、大臣もお急ぎのようでございますし、私も所用がございまして、急ぐかどがございますので、この機会に一、二簡単に伺いたいことがあるのでございますが、質疑をお許しを願いたいと存じます。よろしうございますか。
【次の発言】 只今御提案になりました社会福祉事業法案は、私どもが久しく待望いたしておりました法案でございまして、黒川厚生大臣御盡力の下に、この法案が本国会に間に合いまして、ここに提案を見ましたることは、非常に欣快に存ずるところでございます。本員は同僚諸君の御厚情の下に、過日渡米の機会を得さして頂きましたので……

第10回国会 厚生委員会 第18号(1951/03/26、2期、日本社会党)

○山下義信君 議事進行について発言したいと思います。結核予防法案として出ました本案は、非常な重大法案であること言うまでもなく、又国費も従つて多額になる予算が只今計上されてあるわけです。こういう重要法案の審議に際しましては成るべく厚生大臣が出席しまして、或いは少くとも政務次官も出席いたしまして、そうして真剣にまじめに審議いたさなければならないと私は思います。殊に何でも聞くところによると最近こういう方面の関係の国際会議にも出席するやに聞いておりますが、なお更、大臣はこの方面の玄人であるかも知れませんけれども、十分ここで本案の審議等をも勉強しておいでになれば、一層使命を果す上においてもいいんじやない……

第10回国会 厚生委員会 第19号(1951/03/27、2期、日本社会党)

○山下義信君 最近承わりますところによりますと、戦争犠牲者、即ち遺族の援護に関しまする問題につきまして、極めて具体的なる措置、方法が他の委員会等におきまして、いろいろ調査立案の歩が進められてあるやに仄聞をいたすのであります。殊に今朝の朝日新聞を見まするというと、厚生大臣の談話といたしまして、極めて具体的なる発表がありましたことは、恐らく同僚議員諸君も御承知相成つたことであろうと思うのであります。この遺族援護の問題は、すでに第五国会等におきましても、周知のごとく当厚生委員が主唱者になりまして、全会一致の参議院決議と相成り、又衆議院の厚生委員諸氏とも緊密な連絡の下に、衆議院におかせられても、特にこ……

第10回国会 厚生委員会 第20号(1951/03/28、2期、日本社会党)

○山下義信君 只今政府の所見を伺つたのでございますが、非常に大まかな御説明でございまして、問題になつておりますることについての御見解を承わるに対しましては余りに茫漠としておるように思います。前回の厚生委員会で問題に相成りましたのは、有馬委員、松原委員、谷口委員並びに本員等からいたしまして、政府のとらんといたしておりまする結核予防対策に関して、世上いろいろこれに批判を加えますのはもとより当然でございますが、併しその中に最も顯著に現われました批判といたしまして、具体的に雑誌文芸春秋に掲載された、本日参考人として出席を煩わしました武見太郎君のこの論文に対して、政府は如何なる見解をとるかという点が問題……

第10回国会 厚生委員会 第21号(1951/03/29、2期、日本社会党)

○山下義信君 本案は同僚谷口委員、中山委員等専門家の議員諸君が非常に熱心に、且つ又御苦心を下さつた法案でありまして、且つ我々厚生委員といたしましても、かねがね本案の御研究については仄聞をいたしておりますし、且つ又成案を拝見いたしまして、賛成の上、提案者の側にも関係がございますので、速かに本案の議了をお願いしたいと考えまして、直ちに質疑を打切りまして、討論を省略し、採決せられたいとの動議を提出いたします。
【次の発言】 速記をとめて頂いて、懇談に移つて頂きたいと思います。
【次の発言】 本案につきましては、質疑は盡きたものと認めて、質疑を打切つて、直ちに討論に入られんことの動議を提出いたします。

第10回国会 厚生委員会 第22号(1951/03/30、2期、日本社会党)

○山下義信君 私が厚生住宅の問題で緊急質疑をいたしたいという通告をいたしてございましたので、只今日程にお入りになりました結核予防法案の御審議をすることは御異議ないのでございますが、関係当局の御出席いたしました適当な機会に時間は極く僅少で済むことでございますので、差込んで然るべくお取上げを願いたいことをお願いいたして置きます。
【次の発言】 最前御了承を得ましたが、丁度今御質疑が看護婦問題が酣になつておるようでございますが、これはあとお続けになるように考えられますので、この際二、三分拝借いたしまして、かねて通告いたしておりました緊急質問でございますが、本日の日程の前にさして頂くことになつておりま……

第10回国会 厚生委員会 第23号(1951/03/31、2期、日本社会党)

○山下義信君 本員はこの際、住宅問題に関しまする小委員会設置の緊急動議を提出いたしたいと存じます。その理由といたしまする点は、省略をいたします。昨日もこの件に関しまして緊急質疑の際申上げたのでございますので、省略をいたしますが、住宅行政に関しまする件を調査いたしますること、殊に厚生省と住宅行政との関係を調査いたしますこと。なお具体的に申しますれば特に低家賃住宅に関しまして、申すまでもなく社会福祉の見地から相当これは重要な問題でございます。厚生省といたしましても特に強力に推進すべき行政分野であると考えますので、これらの諸問題に関連いたしまして、これが強力なる推進を期する目的のために厚生住宅に関す……

第10回国会 厚生委員会 第24号(1951/05/07、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。日程に従いまして医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律案の審議をいたします。本案につきましては前回厚生大臣から政府の提案理由の説明を聞いておつたのでありますが、本日は引続いて審議を続行いたします。  保利労働大臣が厚生大臣代理に就任せられましたので厚生大臣代理から御挨拶があります。
【次の発言】 この際お諮りいたすことがございます。吉川議員が委員外議員として出席でございますが、発言の御希望がありました際は許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  本案に対しまして御質疑を願います。

第10回国会 厚生委員会 第25号(1951/05/08、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律案、即ち医薬分業法案に関する厚生委員会公聽会を開会いたします。  本公聴会は、本院規則第六十五条によつて開催いたすものでありますが、この際御報告をいたすことがございます。今回の公聽会の公述人としての申込者は総計百三十二名に達しました。うち賛成の意見の申込者は四十七名、反対の意見の申込者は八十五名でございました。これを職業別にいたしますと、賛成の主なるものは薬剤師の十四名、公吏の六名、教授の四名、俸給生活者の四名、その他新聞記者、農業、印刷業、著述業二、三名ずつございました。又反対の主なるものは医師二十五名、俸給生活……

第10回国会 厚生委員会 第26号(1951/05/11、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開きます。
【次の発言】 只今藤原委員から遺族援護に関する小委員会の委員の定数を二名増加いたしまして、及び厚生住宅に関する小委員会の委員の定数も同様二名増加いたしまして、その人選は委員長に一任するの動議に御異議ございませんですか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。つきましては右遺族援護に関する小委員会並びに厚生住宅に関する小委員会の委員といたしまして、石原幹市郎君及び河崎ナツ君を指名いたします。
【次の発言】 これより日程に入ります。  本日は医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律案審議のため、証人として宮尾武男君、赤木朝治君、藤林敬三……

第10回国会 厚生委員会 第27号(1951/05/15、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより本日の厚生委員会を開会いたします。本日は、医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律案審議のために証人といたしまして日本医師会代表榊原亨君、同じく武見太郎君、日本歯科医師会代表佐藤運雄君、日本薬剤師協会代表高野一夫君、同じく横井亀吉君、並びに臨時医薬制度調査委員勝俣稔君の六人のかたに御出席を願つております。これより証人の宣誓を求めることにいたしますが、宣誓に入ります前に証人のかたに念のため申上げて置きます。証人が虚偽の陳述をしたり、正当な理由がなく証言を拒んだりいたしますと、法律によりまして罰せられることになつておりますので、お含み置きを願います。それでは……

第10回国会 厚生委員会 第28号(1951/05/16、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。  本日は医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律案審議のため、証人として東大医学部長見玉桂三君、岡山医大名誉教授田中文男君、東北大学医学部長黒川利雄君、大阪大学医学部長黒津敏行君、九州大学医学部長戸田忠雄君、東京薬科大学長村山義温君の六人のおかたに御出席を願つております。  これより証人の宣誓を求めることにいたしますが、宣誓に入ります前に証人のかたがたに申上げます。証人が虚僞の陳述をし、正当な理由なく証言を拒んだりいたしますと、法律によつて罰せられることになつておりますので、念のために申上げて置きます。  それでは証人のかた……

第10回国会 厚生委員会 第29号(1951/05/23、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより本日の厚生委員会を開会いたします。  日程に入ります前に御報告を申上げることがございます。本委員会の運営につきまして、先般十八日委員長、理事の打合会をいたしました結果を御報告申上げます。かねて厚生住宅問題に関連いたしまして、厚生住宅に関する小委員長におかれまして、大変御心配を願つておつたのでありますが、公営住宅法案が本院に廻つて参りましたので、建設委員会に当厚生委員会との連合委員会を申入れて置きました。この連合委員会は二十五日の午後一時に開会されることに相成つております。  次は遺族援護の問題に関しまして、千円引揚特別委員長と両三回打合せをいたしました。特に昨二……

第10回国会 厚生委員会 第30号(1951/05/24、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。  本日は医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律案審議のため証人といたしまして、法政大学総長大内兵衞先生、清水幾太郎先生、島津忠承先生、平林たい子先生、末高信先生、田子一民先生、以上六人のかたがたに御出席を願つております。本日は特に医薬分業が我が国の社会制度の上に大きな影響のありまする問題といたしまして、この方面の一流のかたがたに証人として御出席を願つた次第でございます。これより証人の宣誓を求めることにいたします。証人として御注意申上げることは、およそ御承知のことと存じまするから省略いたします。証人の宣誓は法規の定むるところ……

第10回国会 厚生委員会 第32号(1951/05/26、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今より厚生委員会を開会いたします。ちよつと速記をとめて下さい。    午前十一時三十九分速記中止
【次の発言】 遮り記を始めて……。それでは午前中はこの程度にして暫時休憩いたします。    午後零時二分休憩
【次の発言】 午前に引続きこれより会議を開きます。  日程外でございますが、午前の申合せによりまして、谷口委員の御提唱になりました厚生省職員の放送に関する件を議題に供します。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 中村君は説明員でありますが、この際発言を許可いたします。

第10回国会 厚生委員会 第33号(1951/05/28、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより本日の厚生委員会を開会いたします。  生活保護法の一部を改正する法律案一身体障害者福航法の一部を改正する法律案並びに児童福祉法の一部を改正する法律案を議題に供したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。つきましては、政府の提案理由の御説明を求めます。
【次の発言】 この際生活保護法の一部を改正する法律案並びに身体障害者福祉法の一部を改正する法律案につきまして、社会局長の補足説明を求めます。
【次の発言】 兒童福祉法の一部を改正する法律案の兒童局長の説明は後刻に譲りたいと存じます。  生活保護法の一部を改正する法律案の審議は……

第10回国会 厚生委員会 第34号(1951/05/29、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から厚生委員会を開会いたします。  厚生委員の異動を御報告いたします。今月二十八日附左の通り厚生委員の異動がございましたから御報告申上げます。且つ御紹介申上げます。堂森委員辞任、永井純一郎君新任でございます。永井純一郎君を紹介いたします。(拍手)  都合により暫時休憩いたします。    午前十時四十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き委員会を再開いたします。  請願及び陳情を議題に供します。速記を止めて……。
【次の発言】 速記を始めて……。  それでは本日はこれで散会いたします。    午後二時五十分散会  出席者は左の通り。    委員長     山下 義信君……

第10回国会 厚生委員会 第35号(1951/05/30、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより本日の厚生委員会を開会いたします。生活保護法の一部を改正する法律案を議題に供します。本案の審議は質疑を続行中でございましたが、質疑のあるかたはどうぞ質疑を願います。  この際お諮り申上げたいことがございます。社会保障制度の調査に関しまして、御決議を願つて置きたいと存じます。本調査は先に議長の承認を受けまして、調査を進めて参つたのでありますが、今度の国会開会中には終了いたしませんので、未了報告書を提出し、且つ閉会中も又継続して調査することとし、その手続きについては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第10回国会 厚生委員会 第36号(1951/05/31、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。  理容師法の一部を改正する法律案を議題に供します。先ず提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本案の審議は後刻に譲りたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めす。
【次の発言】 次は兒童福祉法の一部を改正する法律案を議題に供します。御審議をお願いしたいと存じます。
【次の発言】 井上委員にちよつと御相談申上げますが、井上委員の御質疑はまだおありと思いますが、ちよつとここで差挾むことがございますので、あとで御継続願いたいと思いますが、如何でございましようか。兒童福祉法の審議はこの程度にやめて後刻に譲りたい……

第10回国会 厚生委員会 第37号(1951/06/01、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生委員会を開会いたします。  児童福祉法の一部を改正する法律案を議題に供します。御審議をお願いいたします。
【次の発言】 それでは松原委員に伺いますが、大体逐條的のような御審議を願うとこういう御趣旨でよろしうございますか。
【次の発言】 それでは大体松原委員の御趣旨のようにその線に副いまして、議事の進行を図ることにいたします。  それでは第一章総則からかかるわけでございますが、第一章中の第一節、定義におきまして、第六條に一個所、改正点がございます。第六條に「親権を行う者」ということが入つておりますがこの改正の趣旨を簡単に御説明願います。

第10回国会 厚生委員会 第38号(1951/06/02、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより本日日の厚生委員会を開会いたします。  公報に掲載してあります通り、医師法及び歯科医師法の一部を改正する法律案を議題に供します。先ず提案者の衆議院議員青柳一郎君の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 御審議をお願いいたします。
【次の発言】 念のために伺つて置きますが、最近の国家試験はいつ頃ありますか。又最近の予備試験はいつ頃あるのですか、今年の……。
【次の発言】 十月頃ですか。
【次の発言】 それはいつ頃ですか。いつという予定はありませんか。
【次の発言】 この三カ月の施行の猶予期間を置いたのは何か意味があるのですか。

第11回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1951/09/12、2期、日本社会党)

○山下義信君 懇談会で大体まあ御意見も一致しましたように、従来からそれらの問題について熱心に御調査を願つたので、大体において前任の委員を委員長から御指名願う、更に御希望の委員があつたならば、適宜委員長においてお取計らい願うと、こういうことで委員長指名に御一任いたしたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 それに関連して伺いたいのです。学校給食の問題、石原委員の御質問のお気持に私も同感なんですが、昨年都内で学校給食に集団中毒事件があつたときに、当委員会が取上げまして、詳細にその当時調査をして、文部省の当局者も呼んで、その他の人も呼んで、この問題を取上げてこの委員会で調査したこと……

第11回国会 厚生委員会 第2号(1951/08/17、2期、日本社会党)

○山下義信君 ちよつと速記とめて下さい。
【次の発言】 案例の資料があれば我我に配付して頂きたいですね。何県のどこに何がしのどういうことがあつたという実際の資料を、問題になつた資料を配付して頂きたい。
【次の発言】 あとでよろしうございます。
【次の発言】 あとでよろしうございます。

第11回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1951/10/09、2期、日本社会党)

○山下義信君 遺族援護に関する小委員会の経過につきまして御報告申上げます。小委員会は本月六日に開会いたしまして、政府の担当事務当局、田辺援護局長、松本厚生省更生課長、並びに関係官から意見を聴取し、種々委員との間に質疑応答を交したのでございますが、委員会におきましてこの問題に関しまする討議の中心となりまする問題といたしましては、第一点は本対策は如何なる理念を持つて行わんとするかという問題でございます。即ち遺族の援護ということは戦争犠牲者に対して国家がその損害に対して補償するという考え方で行くか、或いは戦争犠牲者の遺族の生活を保障するという考え方で行くか、或いは又極端に申しますと遺族の生活の困難な……

第11回国会 厚生委員会 第3号(1951/08/18、2期、日本社会党)

○山下義信君 折角藤森君の意見もありますから、五分ぐらいで来るのだつたら、大臣が出席するまで待つたらどうでしようか。

第12回国会 厚生委員会 第1号(1951/10/10、2期、日本社会党)

○山下義信君 小委員の選任又各小委員会における委員の員数等につきましては、大体前例に準じまして、なお委員の各位において小委員会に御加入の御希望のあります委員がありますれば、その点は委員長におかれまして御考慮に相成りますということで、挙げて小委員の選任につきましては委員長に一任いたしたいと存じます。なお委員長の小委員指名がそれで御異議ないようでございますれば、小委員長の選任は選挙の手続を省略いたしまして、併せて委員長において指名せられることの動議を提出いたします。

第12回国会 厚生委員会 第2号(1951/10/16、2期、日本社会党)

○山下義信君 その書面によつての出席を求むるというその執行は何時になさつたのですか。
【次の発言】 四時二十分前にして、今まで一時間たつてまだ返事を求めないとはどういうわけですか。それで今漸く返事を求めに行くとはどういうことですか。何か返事があつたのじやないですか。
【次の発言】 出席の請求の書類執行をして、執行したときには諾否の回答を得なくて、爾後閣議が開かれて、閣議中であるから返事が聞かれないということならば、今現に閣議開催中だから何遍お使いに行つても返事が得られないだろうと思う。得られましたか。
【次の発言】 私はこの際速記がありまするこの席で、簡単に遺族援護に関する小委員会としての御報……

第12回国会 厚生委員会 第3号(1951/10/17、2期、日本社会党第三控室(右))

○山下義信君 傷痍元軍人援護に関して私は厚生大臣に質疑をいたしたいと思うのであります。大臣にお願いをいたしておきますことは、どうか御誠意のある、御熱意のある御答弁を頂きたいと思うのであります。私は橋本厚相には期待をいたしておりまする一人でございまして、厚生大臣に対しましては世上とかくの批評を試みる者がありますが、併し私は久振りに気骨のある厚生大臣を迎えたような気持をいたしておりまして、大臣に期待をいたしておる一人でございますが、且つ又大臣のお体の悪いそういう関係から身体傷害者に対して十二分の御理解のおあリになることもよく熟知いたしておりますので、私の質疑に対しまする大臣の御答弁には期待をいたし……

第12回国会 厚生委員会 第6号(1951/10/25、2期、日本社会党)

○山下義信君 私は証人のかたに二つ伺いたいのであります。児玉証人の御証言の中に大変示唆される御証言があつたのですが、栄養の低い日本人に対しての強制接種はよほど注意しなければならんという御証言があつた。河盛証人は、民度の低い日本人にこそ理解が低いから法律で強制してやらさなければいかんという御証言があつた。我我は政治家として、児玉証人のおつしやるように十分学問を尊重して行かなければなりませんが、政治的にはこういう問題をどう取扱つて行くかということが我々の責任であると思うのであります。そこで民度の低い日本人にこそ強制せなければならんということと、栄養の低い日本人に対してはよほど考えものだということと……

第12回国会 厚生委員会 第10号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○山下義信君 只今中山委員から御提議がございましたが、私は大体において賛成でございます。但しそういう決議案をお出しになるということになりますと、ただ医療給付の国庫負担の決議案というだけにいたしますか、或いは全般的に社会保障制度の推進に関する決議案とするということにいたしますか、その点一つ御考慮を願いたいのであります。本員といたしましては、医療給付の国庫負担ということも具体的な一つの研究のテーマではございますが、広く社会保障制度全般に亘りまして、すでに社会保障制度審議会におきましても、最近第二次勧告がなされまして、昭和二十七年度予算案に向つて政府を鞭撻激励する勧告案も出ました次第でございます。そ……

第12回国会 厚生委員会 第12号(1951/11/26、2期、日本社会党第三控室(右))

○山下義信君 平沢政務次官から大変力強い御答弁がありまして結構に思うのでありますが、私は只今河崎委員がお述べになりましたように、予算委員会におきましてたしか二十一日であつたと思うのですが、この問題について岡野国務省の所見を質したのであります。そのとき私の受けました印象は、第一には厚生省との話合いがまだ熟していない、まだ話合いが残つておるということ、それが第一点。第二点としては明年度果して平衡交付金から抜き得るや否やとの見通しについては確信が持てないというような意味の答弁で、又岡野国務相の御答弁から私の受けた印象としては、誠に心細い印象を受けたのでありました。更にそれでは今の岡野国務相の答弁を聞……

第12回国会 厚生委員会 第13号(1951/11/27、2期、日本社会党第三控室(右))

○山下義信君 遺族援護に関する小委員会は、今期国会において六回開会いたしまして、戰争犠牲者及び戰歿者遺族等の援護対策につきまして、各委員のかたがたと共に関係部門より意見を聽取し、熱心に審議を進めたのでありますが、その概要を申上げます。  先ず元傷痍軍人の待遇改善問題でありますが、本件につきましては、傷痍者団体中央連合会の代表者等が十一項目の要望事項を掲げ、これが貫徹を期するため先般ハンストを決行いたしましたので、本小委員会におきましては、早速関係者を招致して実情を聽取し、対策を考究いたしたのでありますが、本問題は御承知の通り、厚生委員会で取上げて、厚生大臣に対し善処方を強く要望いたしたのであり……

第12回国会 予算委員会 第14号(1951/11/13、2期、日本社会党)

○山下義信君 先ほどの質疑応答を聞いておりますと、質問者は総理の施政方針が、これが齟齬いたしておる事態に対して政府の責任を問うておるにもかかわらず、所管大臣をしてこれを答弁させることは驚き入つた次第でございます。総理の責任を他の所管大臣がこれを答弁することはこれは何と申しますか、実に驚き入つたる奇怪事と私は考えます。こういう答弁は委員長は議事進行上御差止めを願いたい、総理の責任は総理がみずから御答弁になつていいことでありますから、総理の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 私は先ず国民思想に関連して伺いたいと思うのでありますが、具体的に申しますと、天皇に対する国民の考え方でございます。時……

第12回国会 予算委員会 第16号(1951/11/15、2期、日本社会党)

○山下義信君 京大事件につきましては、文相は何か責任をお感じになつておりますか、どうでしようか。
【次の発言】 文部大臣がこの事件につきまして責任を感じておるということは私は非常にこれは重大であると存じます。文部大臣は如何なる意味におきまして責任をお感じになつておるのでありますか、その責任をお感じになります意義を承わりたいと存じます。
【次の発言】 文部大臣の責任をお感じになりまする対象が明確でございません。大学の自治のあり方に対しての責任をお感じになるということは、これは一つの事務的な御答弁であろうかと思います。事件は天皇に対して大学生が集団的に或る種の行為に出たということであります。であり……

第12回国会 予算委員会 第19号(1951/11/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今の問題に関連しまして、ちよつと岩間君も今最後に言つたようでありますが、この際私も政府に聞いておきたいのですが、将來安保條約が成立しまして、駐留軍が日本に駐在しておりまする期間に、只今問題にありましたような事例が起きました場合の損害等につきまして、行政協定のこれからの御協議になります一つの題目になさるお考えがありますかどうかということを、政府に承わつておきたいと思います。
【次の発言】 了承いたしました。

第12回国会 予算委員会 第20号(1951/11/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 ちよつと生活保護関係に関連して質問したいと思います。今木村委員の質問に対しまして、主食の値上りの四%の基準の引上げを認めた。それでは金が足りなくなるであろうという質問に対して、被保護者が減つて來た、こういう御答弁でありましたが、それに間違いありませんか。
【次の発言】 細かいことは私も小委員会で承わりたいと思いますが、当初被保護者の人員は、大体幾らに見積つてあつたのでございましようか。
【次の発言】 それは先ほど申上げましたように、小委員会で又伺いたいと思いますが、主計局長もなおお調べ願いたいと思いますが、私の持つております統計の数字では、だんだん逐月保護人員が増加しておる、而も……

第12回国会 予算委員会 第21号(1951/11/22、2期、日本社会党第三控室(右))

○山下義信君 私のあとで山田君に……。私は大蔵大臣に一つだけ伺いたいと思う。若し誠意ある御答弁を得ましたら、もうそれで満足であります。ほかでもございません、この戰争遺家族に対しまする対策でございます。大蔵大臣はどういうお考えを持つておいでになりましようか。承わりたいと思います。
【次の発言】 大臣のお心持ちわかるのでありますが、このたびの補正予算に一応の調査費を御計上になつたのであります。実は補正予算に何か遺家族援護に対しまする相当の額が計上せられるのではないかという一部の期待もあつたのでございますが、補正予算をお組みになりますときに、何かそういうことをお考えになつたことがあるのでございましよ……

第12回国会 予算委員会 第22号(1951/11/24、2期、日本社会党第三控室(右))

○山下義信君 委員長に私お伺いしたいのですが、先ほど内閣委員長から非常に重大な申入れがあつたのですが、当予算委員会におきまして議事の運営上にどうお考えになりますか、定員法の修正ができるかできないかということは、先ず一番に当院の本会議がそれを認めるか、認めないかという、本会議の可決の結果を待たたければわかりませんと思います。又当院が議決をいたしましても衆議院と議決が異なりますれば、言うまでもなく両院協議会の結果その他を待たなければなりません。從いまして如何なる修正が行われたかということと、どう補正予算との間に必然的の関連性があるかということになりますと、当予算委員会の審議の議事運営はどういうふう……

第12回国会 予算委員会 第24号(1951/11/29、2期、日本社会党第三控室(右))

○山下義信君 ちよつと提案者に伺いたいのですが、この第六條の修正案は補正予算に限り適用しようとするのでしようか。昭和二十六年度予算全部に通ずるということにはなるのでしようか。その点はどうでございましようか。
【次の発言】 それはどこでこの案では見ますか。
【次の発言】 案によりますと、二十六年度予算の全部に通ずるように見えるのでありますが、本員の誤解でございましようか。
【次の発言】 第六條を置かれてるのは、補正予算の総則に置かれるのでありますか。第十條の但書を是正されるのでありますから、昭和二十六年度一般予算全体にこれは及ぶのではないかとこう思うのですが……。

第13回国会 議院運営委員会 第9号(1952/02/01、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 若し緊急質問を、いろいろ議運のほうで御審議の模様によりまして、まあ率直に申しますと私のほうが大変たくさんに出ておる関係もありますので場合によりましてはこれを撤回してもいいと考えております。
【次の発言】 ええ御趣旨はよくわかります。それで今こちらへ来ます前に私のほうの事務局ともちよつと連絡してみたのですが、この山田君の緊急質問はこれは是非一つ必要で願いたいというのであつて、それで本人も本会議のあります日には参りまして是非やりたい、こういうので出ているということですが、曾祢君は今廊下ですれ違つて登院して参りましたから、今の小笠原君の御趣旨を申しまして曾祢君に話してみたいと思いますか……

第13回国会 議院運営委員会 第18号(1952/02/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 なお関連して明らかにいたしておきたいと思いますが、憲法第七十二条に基いて本日の発言がなされるということでありますが、この第七十二条によりますると、「一般国務及び外交関係について」ということに相成つておりますが、本日の報告は一般国務としての報告でありますか、外交関係についての報告でありますか、二者いずれの報告でありますか。なお明らかにしておいて頂きたいと思います。
【次の発言】 了承いたしました。
【次の発言】 私は只今政府の答弁によりますと、憲法第七十二条に基いての国会への報告であるこういうことでありますので、重要な案件として取扱うべきものであると考えます。従いまして、本日の政府……

第13回国会 議院運営委員会 第20号(1952/03/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 大体中村君の今の何と申しますか、議事進行の動議と言いますか、意見に賛成でありますが、先刻来小笠原君が折角御心配で、前回の議運の我々の論議いたしました点を集約されまして、まあ再確認と言いますか、というようなことで話を進めようという御意見御尤もであります。それを一々聞いておつたのですが、その中に、大体において是認するのでありますが、ちよつと了解しがたい点が一点あるのです。それはしばしば自由党の諸君が反対している、反対しているということをおつしやつたようでありますが、私は前回の議運では、この問題の本質的なことについては何も別段自由党から反対的意見は出なかつたと思う。それでこれをどういう……

第13回国会 議院運営委員会 第36号(1952/04/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 提案者もこの席に見えておりますが、これは厚生委員会の一致した提案で極めて簡單な法案でありまして、従来医者の各科目を專門にずつときめてあるのですが、耳鼻咽喉科という一つの專門の科目が、更に最近はこの食道の、喉の何というのですか、気管食道科というものを專門科目として一つ加えるというだけの極めて簡單な法案でございますから、委員会審査省略を御承認願いたいと思います。
【次の発言】 どういうことですか。
【次の発言】 そのお尋ねの点は厚生委員会で十分審議をいたしまして、記録に残つております。なお気管食道科を加えることの利益ということにつきましては、專門の提案者から若し必要がありますれば…………

第13回国会 議院運営委員会 第54号(1952/06/02、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 一つ、前例によりまして一遍皆に御相談さしてもらいたいと思いますので、次回までお持ち越し願いたいと存じます。

第13回国会 厚生委員会 第2号(1951/12/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 それに関連して……。私は再三発言をいたしておるのでありますが、厚生委員会としては御承知のよう7委員長は従来厚生委員としておいでならなかつたので、今回委員長としておいでになり、この委員会に迎えたわけでありますが、厚生委員会には二つの伝統がございまして、これは私が前任者として事務引継のときにも申上げたのでありますが、一つは本委員会の所管事項が事項でございますから、ずつと国会始つて以来、超党派的に一致協力の美風がこの委員会にはある。それから第二には所管事項がああいう社会保障的な関係でありますために、対象者がどちらかと言えば微弱である。従つて行政力と言いますか、政府当局としても厚生省関係……

第13回国会 厚生委員会 第4号(1952/02/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私はこの際遺家族援護の対策につきまして厚生大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  その前に吉武厚生大臣は参議院のこの委員会では初めてお目にかかるのでございますが、もうすでに御承知と存じまするが、当参議院、特に本厚生委員会の今日までの伝統的な気風は、必ずしも与野党というがごとき政党的対立の甚だしいところではないものであります。殊に厚生関係につきましては委員会は一致して常に協力する態度で参つているのでございます。あらかじめ御了承を頂きまして御懇切なる御答弁を得たいと存じます。殊に遺家族援護の問題に関しましては衆議院のほうも大変御熱心でございまするが、当参議院におきましてはつとに前年来……

第13回国会 厚生委員会 第5号(1952/02/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 動議に賛成します。先ほど大蔵大臣と官房長官の出席のことにつきまして、委員長から御説明がありまして了解いたしますが、私が委員部から聞くところによりますると、大蔵大臣十分出席する誠意があるようであります。ただ予算委員会と時間がつかえておりますので……是非出席するということであつたそうであります。ですからこちらが適当な機会に大蔵大臣に出席を求めることにしたいと思います。又官房長官も出席のできない理由は、今朝の新聞にもありますようにリツジウエイ司令官との間に会談事項が関連して、なお引続きそのほうの用務があるというのでありますので、私は両国務大臣の出席を要求いたしました委員といたしまして、……

第13回国会 厚生委員会 第6号(1952/02/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 橋本君の出席が本日なかつたことは誠に遺憾でありますが、只今の委員長の報告を聞きますと、出席しないというのではないので、旅行中であるから出席ができないというのでありますから、旅行が終了しまして橋本君が帰京しましたら出席するように重ねて委員会としまして御通知を願いたいと思うわけであります。従いまして橋本氏の意見を聽取しますることは、同君の旅行が終了しまして出席するまで御延期を願いたいと存じます。なおそのお手続を願いまして出席せられまする……、出席のできないお心持が旅行でできないのでなくして、他にお考えがあつて出席しないというようなことでありますと、そういうことはないと思いますが、そう……

第13回国会 厚生委員会 第7号(1952/02/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 遺族援護に関する小委員会の審議経過につきまして中間報告をいたしたいと存じます。  本問題は当面の最重要問題でありますだけに、小委員会といたしましても逐次問題の検討を掘下げて参りまして、小委員会の開会も今期国会すでに六回開会をいたしました。厚生省始め大蔵省及び総理府の恩給局等の関係当局から遺家族傷病者等の援護問題に関しまして説明を聴取すると共に民間関係団体等の代表者数名を参考人として喚問いたしまして意見を聴取いたし、且つ全委員熱心に御協力を賜わりまして御審議を頂いておる次第でございます。特に去る二月六日には傷痍軍人対策のため神奈川県小田原市風祭にあります国立箱根療養所を視察いたした……

第13回国会 厚生委員会 第8号(1952/02/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は大臣が来ましたら大臣に質疑をしますから、それまで児童局長に伺いますが、今の全国の児童相談所の数ですね、現在あります数は何カ所ありますか。それから昭和二十七年度におきまして相談所は何カ所新設されますか、増設されますか。それから児童福祉司の現在員は何名になつておりますか。それから二十七年度におきまして児童福祉司を増員しますかどうか。それから全国の児童相談所の最近におきまする年間の取扱件数は何件くらいになつておりますか。以上、私の持つております統計は古いのであなたのほうの新らしい数字を承わりたいと思います。
【次の発言】 予算は七百八十名の予算があるわけですね。

第13回国会 厚生委員会 第9号(1952/02/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 引揚の促進に関して外務省におかれましては今日まで熱心なる御努力がなされたであろうかと存じますが、従来おとりになりましたいろいろな対策並びに極く最近の状況、これと将来の見通し等につきまして当局の御説明を承わりたいと思います。
【次の発言】 経過を詳細に承わりましたのでございますが、従来の御努力に対しましては感謝いたすのでございますが、今後この引揚の促進につきましては、政府としてどういう手をお考えになつておられるのでありましようか。まあどういう手が打ち得られるのでございましようか。率直に申上げますというと、殆んど打たれる手がないのではないかという感じがするのであります。私どもは、引揚……

第13回国会 厚生委員会 第10号(1952/02/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 産児制限の問題が政府として具体的にお取上げになりましたのは、あなたの内閣がまあ初めてです。殊に明年度の予算に初めてこれは出ておると思うのです。受胎調節の奨励費でありますが、二千数百万円ですか、御計上になつておると思うのであります。先ほどのいろいろ答弁を承わつておりますと、別に根本的な御方針といいますか、計画的な御対策というものが別にあるのではなくて、取りあえずまあ受胎調節を奨励されるというようなお話でありますが、これはまあ当然何か総合的な、根本的な計画がおありにならなければならんわけで、受胎調節の奨励をするといつてもどこまでするか、どの程度効果を期待するか、どうするかという御方針……

第13回国会 厚生委員会 第11号(1952/03/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 遺族援護に関する小委員会におきまして審査いたしました請願陳情につきましてその審議並びに結果を御報告申上げます。  二月七日、十一日の両日に小委員会に付託いたされましたものは、請願二十九件、陳情二十五件でありまして、種類別に申上げますと、請願百五十九号、戰争犠牲者援護に関する請願、請願百六十七号、百七十号、三百九十八号、四百六十一号、陳情八十九号、百十号、二百十七号。戰争犠牲者遺族の援護強化に関する請願及び陳情七件、請願百五十八号、二百六十四号、二百八十号、二百十一号、三百十二号、三百十三号、四百七十四号、陳情四号、二十七号、三十三号、四十号、五十八号、七十一号、八十八号、百八号、……

第13回国会 厚生委員会 第12号(1952/03/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 質疑を打切りまして、討論を省略して、直ちに採決されんことの動議を提出いたします。  なおこの際私は一言申上げたいと思うことがあります。それは本改正案の提案者でありまする同僚谷口委員の優生保護法上における功績についてであります。同君は前回の参議院議員に当選せられまして以来、人口問題、産兒制限の問題につきまして、非常に熱心に御努力になつており、遂に優生保護法の制定に画期的な功績を残されました。爾来この問題につきまして非常に国会におきましても御盡力、御貢献に相成つておるのでございますが、今回又更に一層進んだ改正案を御提案に相成りましたことにつきましては、私ども同僚といたしまして誠に感謝……

第13回国会 厚生委員会 第13号(1952/03/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 簡單な法律案でございますから、大体において異議ないと思うのでございますが、一、二ちよつと伺つておきたいと思います。最近の船員の給與の実態はどういうふうな状況でありますか、それが第一点、配付の資料に若しありますればお示しを願いたい。それで恐らく船員の給與は相当高くなつているのじやないかと思うのですが、この標準報酬の今回の改正の程度でいいのかどうか、今後なお引上げなければならんようなことが或いは予想されるかどうかということ、これが一点です。  それから今一つは、失業保險法の保險料率を今回下げたのですが、船員保險法の失業保險給付の状態はどういうふうになつておりますか。資料の何頁を見ろと……

第13回国会 厚生委員会 第14号(1952/04/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私その点についてお願いして質問してみたいと考えておつたのでありますが、発言してよろしうございますか。
【次の発言】 今委員長から議題に供されたのでありますが、或いは常識的に考えましてまだ政府当局の見解を承わるのには時期が適当でないかとも考えられますが、併しすでに世間で非常にかれこれ問題が高くなつておりますこの際でありまするので、政府に対してお尋ねしたいのでありますが、昨今新聞紙上に伝えられておりまするイソニコチン酸ハイドロジツトという新薬につきまして、どういう情報が政府には入つておりますか、ということを第一に承わりたいと思うのであります。現在我が国には国策といたしまして結核対策が……

第13回国会 厚生委員会 第15号(1952/04/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 この衆議院の修正案につきましては、十分詳細に承わりたいと存じますので、それは小委員会に讓らして頂きたいと思うのです。厚生委員会は本日はこの程度で散会を願つて如何でしようか。

第13回国会 厚生委員会 第16号(1952/04/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 引揚問題及び遺族援護に関する小委員会におきまして、戰傷病者戰沒者遺族等援護法案に関係のありまする請願、陳情の審査の結果を申上げます。小委員会はこれらの請願、陳情は極めて重大なものと考えまして、本法案の審議に先立ちまして国民の請願権を尊重する意味におきまして、熱心に御検討を願いました結果、請願第二百二十号、第四百十二号、第四百二十六号、第六百十号、第六百十一号、第六百七十二号、第六百八十四号、第六百九十号、第七百十四号、第七百二十五号、第七百二十六号、第七百二十二号、第七百四十九号、第七百五十二号、第八百十八号、第八百三十八号、第八百三十九号、第八百六十五号、第八百六十六号、第八百……

第13回国会 厚生委員会 第19号(1952/05/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 一つ二つ伺いたいと思うのでありますが、今回の貸付の方法は、三カ年の間に貸付をされるようでありますが、明年新たに借りたいというものにつきましては、やはり今年と同じような方法がとられることになるのでありましようか、如何でありましようか。
【次の発言】 そういうことになつておるだろうと思う。それで私が伺うのですが、今年新たに借りたいと思うものは七〇%以上の収納率があれば初めての第一回の借入金ができる。明年同じように初めて借りたいと思うものは収納率が八〇%以上になつていなければ、明年では第一回の借入ができんということでは、第一回の貸付の條件が今年と明年とでは同じ初めて借りたいというもので……

第13回国会 厚生委員会 第20号(1952/06/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 厚生大臣に質疑してよろしうございますか……、このたび兒童福祉法の一部を改正する法律案の内容といたしましては数点ございまして、極めて簡單なようでございまするけれども、殊にこの第二十四條第一項第四号の次にお加えなさらんといたしまする、四の二並びに四の三の二号でございますが、殊に四の二といたして新たに挿入されようとされまする改正点は、すべての兒童に対しまして、夜間における兒童のいわゆる街頭労働を禁止しようとする目的の改正点でございます。四の三は、十五歳未満の児童に対しましては、夜間であろうと晝間であろうと、いわゆる風俗営業取締法関係のそういう場所に立入りを禁止しよう、こういう目的の改正……

第13回国会 厚生委員会 第21号(1952/06/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 議事進行について御了承を求めたいと思うのでありますが、本日は政府のほうも関係各省の局長、課長に来て頂き、部外のかたの御出席を求めておるのであります。いろいろ時間の都合や又御用向の都合があろうと思いますので、部外のかたの参考人として御出席なされたかたに御意見を聞くことを先済ませて頂きまして、あとで政府部内の質疑を行う、こういう順序で願いたいと思います。私から部外の参考人のかたに御質疑をお許しを願いたいと思います。
【次の発言】 本日中川さん、牧野さん並びに警視庁の防犯関係の担任の係官の人に御出席を願いましたものは今回兒童福祉法の一部を改正する法律案として当参議院で審議いたしておりま……

第13回国会 厚生委員会 第22号(1952/06/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 引揚問題並びに遺族援護に関する小委員会の審議の経過を御報告申上げます。去る四月三日に遺族援護に関する小委員会を解消いたしまして新たに引揚問題並びに遺族援護に関する小委員会を設置いたしまして以来今日まで八回開会いたしました。その間戦傷病者、戦没者遺族等援護法案の審議を当小委員会に附託されましたので、慎重審議の結果修正案を決定いたし、中間報告を申上げましたことはすでに御承知の通りでございます。このほか引揚問題につきまして引揚促進連盟代表上島定一君、世界仏教徒会議代表常光浩然君等を参考人として出頭を求めまして、中共治下における抑留同胞の実情その他引揚促進問題に対する意見等を聴取いたした……

第13回国会 厚生委員会 第23号(1952/06/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 本案は質疑を打切つて討論を省略し、直ちに採決せられんことの動議を提出します。
【次の発言】 動議の採決を願います。
【次の発言】 それでは私の動議は井上委員の質疑のあとで御採決を願います。
【次の発言】 採決願います。
【次の発言】 本日児童福祉法の一部を改正する法律案を議題に供せられましたこの機会に、実はあとで小委員会の結論を御報告させて頂きまするその前に念のために岡野国務相の御出席をお願いをしまして、御意見を伺つて置きますることが、本改正案の審議の上に適当であると考えまして、本日御出席をお願いした次第でございます。お伺いいたしまする問題は申すまでもなく平衡交付金の問題でござい……

第13回国会 厚生委員会 第24号(1952/06/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は提案者の一人になつておりますから、討論をする必要もないのでありますが、この機会に一言提案者の一人といたしまして本案に対しまする、何と申しますか、立法意思の一端を申上げておきたいと思うのであります。  本案は率爾として見ますると、栄養改善のことのみをとり上げておる。これは見方によりますと、率直に申上げて何か栄養士をかばうて栄養士の人のために作つた法案のごとくややもすると解する人があるかもわからない。併し私どもはそういう極めて小さい観点からこの法案を作るのじやない。又栄養改善ということだけを狙つてやるのではない。かくのごとき法案を提出をし、国をして栄養改善に意を注がしめようとする……

第13回国会 厚生委員会 第25号(1952/06/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 中山君の動議に賛成いたします。なお、小委員会で御審議になりましたのちにでも、更に本委員会で十分御審議を継続されることはできることでありますし、一応小委員会で御検討を一つ願つて、その小委員の人数は何名になさいますか。
【次の発言】 そうですね。中山君の御動議に賛成いたします。
【次の発言】 井上さんの御意見も御尤もと思いますが、一応昨日の理事会で御決定になりましたことですから、まあ理事会の御決定は尊重して、私と動議に賛成しておるわけなんです。それでまあ小委員会でも十分御審議も願うわけでありまするし、又それだけで済ませるというわけでもないわけですから、一応理事会の御決定通りにお運びを……

第13回国会 厚生委員会 第26号(1952/06/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 この際外務政務次官に私は伺いたいと思いますが、今回未復員者給与法等の一部を改正する法律案を我々提案をいたしまして、日本国との平和条約第十一条に掲げる裁判により拘禁されている者を特別未復員者給与法の対象の中に加えて未復員者給与法を準用いたしまして、いわゆる戦犯をして今日なお受刑中でありまする、拘禁中でありまするそれらの人たちの家族に対しまする援護の手を差延べようとする本案を只今審議をいたしておるわけでございます。つきましては、これらの戦犯に対しましては、すでに御承知のごとく、国会におきましてはそれらの釈放に関しまする政府の努力をお願いする決議案も出しておるわけでございまして、それぞ……

第13回国会 厚生委員会 第27号(1952/06/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 ではこの際、厚生省が一般的にこういう特飲街、いわゆる赤線区域の問題について一体どういう方針を持つておるかということを一応説明しておいて、それから衆議院のほうへ行つて頂きたい。
【次の発言】 その点法務府がそこに来ておりますが、一体売春に関しまする法規といたしましては、ポ勅の九号ですか、あの効力を延長したあの法律が唯一つのものじやないかと思うのでありますが、それから各府県でやつているのは、例えば都でやつているものもあれば、県の条例でやつているものもあり、或いは市の条例でやつているものもあり、大阪市のごときは市の条例でやつている。そうしてこの売春の取締に関する法律の統一と言うか、一体……

第13回国会 厚生委員会 第28号(1952/06/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 議事進行について伺うのですが、今度の機構改正の関係の局長なども来ていないようですが、お呼びになつていませんか。
【次の発言】 いやしくも大臣が見えたら下僚の局長も来ていなければいかんのじやないですか。
【次の発言】 私は本日厚生省の設置法について厚生委員会が開かれて、厚生大臣の御出席を煩わしたにつきましては、当委員会としては実は重大に考えておるのであります。行政機構改革のことならば行政管理庁長官の責任として問題とすべきでありますが、本日は行政管理庁長官に伺うようなことを厚生大臣に伺うのではないのでございまして、問題は先般の内閣委員会、厚生委員会の連合委員会における厚生大臣としての……

第13回国会 厚生委員会 第30号(1952/06/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 結論じやない、そこまで言つて頂いて、こちらの求めるところに証言してもらわなければ、勝手にしやべつても仕方がない、委員長発言を制止して下さい。
【次の発言】 私語を禁じて、発言の整理を願いたいと思います。
【次の発言】 次にじやありません、あの証人に対して質疑があります。
【次の発言】 今委員長から特飲街設置の経緯について、主として発端についてのお尋ねがあつたのですが、証言は非常に多岐に亘りまして、或いは反対運動に対する批判をなし、いろいろ取締状況等々詳細の陳述があつたわけです。それらの諸点は、これは議員が現状を調査しておりまして、その調査報告書にあることでありますから、証言の必要……

第13回国会 厚生委員会 第32号(1952/07/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 ちよつと今大谷委員の質疑に関連して私伺つておきたいと思います。その前に本日厚生委員会をお開き願つて、速記を附して日本赤十字社法案の質疑応答をして頂くのでありますが、従来小委員会では私ども審議をして参りましたのでありますが、いうまでもなくこれは非常に重大な法案でありますし、日本赤十字社にとりましては画期的な問題でもあり、場合によりましては、なんといいますか、運命を賭しての私は法案であると思うのです。従いましてこの法案が通過した後にこの法案に副いまして日本赤十字社が隆々として発展して行く上におきましては、如何なる方針を以てこの法案の趣旨に副うかという、そういつた基本的な考え方は、国会……

第13回国会 厚生委員会 第33号(1952/07/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今日は提案者に対しまして、この法案の中に規定されてあります国の補助と憲法の関係について御所見を明確にしておきたいと存ずるのであります。それで本法の第三十九條におきまして、助成の一條が設けられてありまして日赤に対しましては普通の條件より以上に有利な條件で貸付をし、その他国有財産の譲渡に関しても特典が與えられてあるようになつておるのであります。この御趣旨といたしますところと、憲法の第八十九條との関係につきまして伺いたいと思うのであります。……委員長今大橋国務相が見えたようでありますから、如何ですか、極く簡単なんですが、大橋国務相への質疑をこの際いたしましてそうして提案者に今の質疑をい……

第13回国会 厚生委員会 第34号(1952/07/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 遺族援護並びに母子福祉に関する小委員会におきましての請願並びに陳情に関する審査の結果について御報告申上げます。  本二十八日の小委員会において審査いたしましたものは請願五十六件、陳情十四件でありまして、そのうち請願第千九百七十一号戦争犠牲者の援護強化に関する請願ほか八件、陳情七件、請願第六十五号児童福祉司制度廃止反対に関する請願ほか五件、陳情一件、請願第五百二十二号母子福祉法制定に関する請願ほか三十八件陳情二件、以上請願五十三件陳情十件は願意は妥当なものと認め議院の会議に付して内閣に送付を要すべきものと決定いたしました。  なお小委員会におきましては全国未亡人福祉協議会事務局長山……

第13回国会 厚生委員会 第35号(1952/07/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は、本日議題になりましたこれらの請願、殊に第六百三十三号、第二千六百七十一号、この両請願につきまして、一つは紹介議員といたしまして、一つは厚生委員といたしまして、なお念のために申上げておきたいと思うのです。これは御承知のごとく広島市内に、而も広島駅附近に新らしい特飲街の出現がありまして、そうして若干国有鉄道がともかくも関係がありまして、そうして広島市の当局も、この特飲街の設置に積極的に斡旋したという経緯がございまして、而して附近の住民はもとより、広島全市民の大部分が反対をするという状態になりまして、ここに当委員会に請願が出たわけであります。この請願の取扱につきまして、事は一地方……

第13回国会 厚生委員会 第36号(1952/07/30、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 議事進行について発言を求めます。私は今動議が出たようでありますが、これは小委員会に付託になることに前の厚生委員会で議決になつておりますが、その議決の扱いはどうなさいますか。
【次の発言】 議事進行についてですが、今深川君は休憩説を出したじやないですか、これはどういうふうに取扱われますか。今の質疑打切りの動議に対して、深川委員は休憩説を唱えた、これは取りも直さず動議に対して反対をいたしておる、御異議ございませんかと言われても、深川委員が異議がある、御採決なさらんといけないんじやないですか。
【次の発言】 そうじやありません。質疑打切りの動議に対して、深川委員は休憩説を出したんですか……

第13回国会 予算委員会 第24号(1952/03/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は厚生諸問題を中心に伺いたいと思うのでありますが、先ず遺家族援護の問題につきまして厚生大臣にお尋ねいたしたいと思います。  今回の遺家族援護対策は極めて不十分、不満足でありますことは自他共に認めておるところでありますが、その金額におきましても、又その方法におきましても、誠に遺憾の点が多々あるのでありますが、従来政府は、遺家族対策は財政上の都合で今年度まあこういうふうにいたし方なくいたしたのであつて、いわば暫定的の措置であるということを言つておるのであります。一又或るときには、今後は十分一つ増額等にも努力したいということを言われておりまするが、今後政府は如何なる方針を遺家族援護対……

第13回国会 予算委員会 第26号(1952/03/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 異議あります。それは当委員会の要求した資料でございまして、小委員会の資料じやございませんから、それはやはりここへ出して頂いて……。

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/03/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 一つだけ伺いたいと思います。去る二十一日リッジウエイ総司令官は三新聞代表者の会見におきまして、ソ連は極東、シベリア、樺太、ウラジオなど日本海に面した諸地域に厖大な軍事力の配備を終り、いつ何時でも軍事行動を起し得る態勢を整えておる、国際情勢は緊迫しておる云々というお話をなさつたということであります。国会におきまする自衛力漸増、或いは戰力に関連いたしまして憲法の問題、行政協定等の問題がいろいろ論議せられ、慎重に御検討相成つたのでありまするが、肝心の国際情勢の検討につきましては私どうもいささかまだ不十分である、不十分というよりはむしろ本当にそういうことが国会で論議されていない点を反省い……

第13回国会 予算委員会 第28号(1952/03/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は日本社会党第二控室を代表し、昭和二十七年度予算三案全部に対し全面的に不満であり、これが組替えを要求する我が党の立場からいたしまして、ここに反対の意思を表明せんとするものであります。  只今石坂君は縷々賛成理由をお述べになりましたが、石坂君の賛成せんとせられるそれらの理由は、私どもの全く反対の論拠と相成つておるのでございまして、私どもが本予算案に反対いたしまする理由は、本予算案が軍事予算の性格を持つておりまして、申すまでもなく憲法に違反いたしておりますること、又行政協定、違憲の予算といたしまして到底容認しがたいこと、並びに政府が従来さまざまな公約を国民にいたしておりまするが、そ……

第15回国会 厚生委員会 第3号(1952/11/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私はこの際遺族援護に関する小委員及び母子福祉に関する小委員を設け、その数はおのおの九名とし、小委員の氏名及び小委員長は委員長の指名によられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 これは今会計課長の説明されたのはこれは補正予算に要求した額の説明でしよ、これは全部入れられたのですか、この要求は……。
【次の発言】 入つていますか、これみな……。

第15回国会 厚生委員会 第6号(1952/12/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は資料を頼んでおきたいと思いますが、このあん摩、はり師、きゆう師、柔道整復師ですね、診療エツクス線技師も便宜加えて頂きましてもよろしうございますが、現在何人おりますか、あん摩、はり師、きゆう師、柔道整復師というような者が認可を得ております業態の、最近の実情がわかるような資料を頂きたいと思います。それからなおできれば都道府県別にして頂けばよろしいと思います。  それから何度も頂戴していると思うのでありますが、重ねて恐縮なんですけれども、保健婦、助産婦、看護婦の現在の登録数といいますか、そういうようなもの、それから現に政府関係の職場に就いております数でありますとか、つまり散布の実態……

第15回国会 厚生委員会 第7号(1952/12/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私はいろいろ伺いたい点があるのでありますが、他の機会もとつておりますので、今日は一、二伺いたいと思います。  先ず差当りましては、当面の問題といたしまして、厚生省の持つておられまする緊急越冬対策につきまして、伺いたいと思うのであります。御承知のごとく、すでに極月のこの酷寒に臨みまして、いろいろ社会の各般におきましては、越冬対策がそれぞれ講ぜられてあるのでありますが、厚生省の所管といたしまする生活困難なる階層、即ち低額所得の階層、或いは又収入の途の絶えてありまする、非常に困難な状態にありまするそれらの階層に対しまして、当然何らかの手が考えられてあることであると存ずるのであります。私……

第15回国会 厚生委員会 第9号(1952/12/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 ちよつと私は今倭島局長の御説明を承わつておりますと、印象としては結局長いことおつしやつたけれども、つずめてみると外務省の態度は口では人道上の問題だから政府は極力やると言いながら、もう極めて消極的な態度、今しばしば御説明中におつしやつたように、こちらは受けて立つのだ、受けて立つのだとおつしやる。それで向うがこれだけ返すと言つて、どこの港から送り出すからと言うて来たらすぐ配船する。すぐとやる、当り前のことです。我々の要望するのは如何にして促進をさせるかということについて、どれだけ当局が御努力下さるかということがいつも問題になるのだ。そうする……

第15回国会 厚生委員会 第10号(1952/12/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 母子福祉に関する小委員会の経過を御報告申上げます。  御承知の通り我が参議院におきましては、第五国会以来、母子福祉対策の樹立及び施策の推進方に関しまして、不断の研究努力を続けて参つたのでありますが、本国会におきましては、去る十一月二十六日に母子福祉に関する小委員会を設置いたしまして、今回までに六回に亘り開会いたし、その間今国会におきまして母子福祉に関する法案の成立を目指しまして、鋭意努力を続けて参つた次第であります。即ちかねてから参議院法制局と協議いたしまして、ひたすら母子福祉法案の立案を進めて参つたのでありますが、一応第一次の成案を得まして、小委員会におきましてはこれに検討を加……

第15回国会 厚生委員会 第11号(1952/12/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 本案は衆議院の回付案でありまして、当院からも又同様の議員提出案が出ているわけでありますが、本日は衆議院回付案につきまして御審議相成るようでございますので、大体同一の内容のものが両院から出ておりまして、すでに同知のごとく、事前におきまして両院で御相談を申上げましたことでございますから、御質疑を申上げるということも実は異なることでございますが、事前におきまする打合会は一部のかたがたの打合会でもございましたし、又この機会におきまして、いろいろ法律の上に勢いないこと等につきましても、十分立法意思を明らかにいたしておきたいと存じますので、そういう趣旨におきまして、提案者と若干の質疑応答を試……

第15回国会 厚生委員会 第12号(1952/12/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私はこの船員保険法に限つてどういうわけでこういう方法をとることにしましたのか、その真意を一つ聞いておきたいのですが。
【次の発言】 御趣旨はよくわかるのでありますが、それではここに資料がありませんから念のために伺うのですが、今局長の御説明になりました、お答えになりました失業保険法の第十七条の三ですか。その失業保険法の規定と、今回改正されようとするこの条項とを対比して、こういう場合におけるところの最高日額の定め方は同様の規定になりますか。
【次の発言】 それで今度の改正の条文によりますと、とにかく最高日額の基準は、失業保険法により失業保険金の最高日額を基準とするのですが、このきめ方……

第15回国会 厚生委員会 第13号(1952/12/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 大変御迷惑をかけまして、かれこれ申して恐縮なのですが、私も一、二伺つておきたいと思うのですが、結論的に申上げますと、私は対象者がこの援護の法に包含されることば、私は基本的に賛成なんです。洩れないように少しでも合法的に国の援護が欠くるところなく届くことを私は欲するのであります。従つて今回もそういう趣旨でこの法律案が出たことであろうと推測いたしますし、提案理由にもその通りお示しでありまして、全く同感であります。ただ注意をいたしまして、この改正案のために実際将来に支障が起きたりいたしますることだけは研究をしておかなきやならん、私はかように考える。そこで一、二の点を伺うのでありますが、こ……

第15回国会 厚生委員会 第14号(1952/12/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 最近国立大竹病院が焼失したということでありますが、この火災の状況それから被害の程度、火災の原因、それから善後処理の状況というものを一応御報告を承わりたいと思います。
【次の発言】 状況はよくわかりました。それでこの患者の収容処置については、他に空床、まあ病棟に余地があるから、そのほうに移した。大変結構なことで、誰も被害者がなかつた。患者に異状がなかつたことは結構だと思うのでありますが、焼けたあとの建物の復旧というものについてはどう考えておられますか。
【次の発言】 わかりました。最近のまあ一ヵ年間くらいの間に国立病院とか或いは療養所とかいうものの火災事故というようなものがどの程度……

第15回国会 厚生委員会 第15号(1953/02/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私はいろいろ質疑いたしたいと存ずるのでありますが、これはまあ他の機会に譲りまして、この際委員長の許可を得まして一言いたしたいと思います。  只今厚生大臣から二十八年度予算につきまして詳細な御説明がありました。随分お手柄を立てられたようで自画自讃、なかなか御自慢の鼻の高い御説明であつたと存じます。我々といたしましては、反対党としてこの二十八年度予算を見ますると、申すまでもなくなお不満な点が多々あるのでありまして、それらの点につきましては他日の機会に政府当局の所信を質したいと思うのでありますが、併しながら私は率直に反対党の立場といたしまして、厚生大臣のこのたびの予算において尽されたる……

第15回国会 厚生委員会 第16号(1953/02/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 向うへ今度今行つている使節団に附いて行つた工作員というのですか、私ども新聞で見ておりますが、そういう人がありましたようでしたが、結局工作員という名前ででもなんでも援護庁関係の人は行つておりませんか、入つていないのですか、役人は入つていないのですか。
【次の発言】 これから交渉が始まるのでしようが、交渉が非常にスムースに進むことを私は祈つているのでありますが、新聞を見ますと今までのところでは、道中のいろいろ見たり聞いたりしたことの断片的なことか、或いは日赤の本社へ或いは新聞社へというような随所から打電されているというようなことが記事に載つているのですが、いずれ外務省あたりへもまとま……

第15回国会 厚生委員会 第18号(1953/02/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 大体要点は委員長からの御質疑で我々がお尋ねしたいところは尽きたのですが、私はこの問題はかねて関係者が注目しておることであつて、いろいろ世間でうわさが流布されて、それで六億前後の金を持つておるそれでその金は税金とは違うんだ、それで特殊な性格の金なんである、言換えると、まごまごすると不当な手段によつて、或いは不当に処分される虞れが多分にあると、世間が注目しておつた問題であると私は了承するのです。それで我々がうわさに聞いておる限りにおいては、或いはその処分について当時の権力者が或いはその処分方法を考えてみた、或いは各種の方面から、つまりこの金を目がけていろいろとその要望があるというよう……

第15回国会 厚生委員会 第20号(1953/02/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 この際私は動議を提出いたしたいと存じます。先般当委員会で問題になつておりました件でございますが、改めて社会保障制度調査の一環といたしまして、社会保険医監査の問題につきまして、広島県、長崎県の医師会関係者を厚生委員会の参考人として召喚し、その実情を聴取せられんことの動議を提出いたします。なおその手続等は委員長に一任することといたしたいと存じます。併せてお取計らいをお願いいたします。

第15回国会 厚生委員会 第21号(1953/03/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 この問題は昨年の十二月に緊急質疑の形で、当委員会に保険医の監査問題として本員から提出いたしましたのに関連いたしまして、たまたま具体的に長崎、広島両県下に起きました、只今参考人の陳述せられましたような具体的な容易ならざる事件が発生いたしまして、本年二月の当厚生委員会でこの問題が同僚中山議員から当局との質疑応答の形を以て行われたのであります。本日は特に厚生委員会は多数の議案を抱えておりまする最中にかかわらず、この問題の重要性に鑑みまして、委員長は特に緊急に当厚生委員会を開かれまして、問題の糾明に乗り出されましたことは、これらの事件に関係いたし又この問題の口火を切りました私どもといたし……

第15回国会 厚生委員会 第27号(1953/03/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 参考人のかたがお三人とも本法のこの改正案の内容について満腔の賛意を表せられて、一刻も早くその通過を要望されたのでありますから、我々といたしましても参考人のかたの御意見を尊重いたしまして、速やかに審議をいたしたいと存ずるのでありますが、折角御出席でありますので、最近の民生委員の実態といいますか、そういうことも承わつておくというのが審議の上に非常に参考になり、又いいのではないかと存じますので、もう我々といたしましても従来の経緯も同僚諸君においてもよく御承知であります。それで旧来のままでありましたニカ年ほどの間の民生委員のかたがたは、一体どういうふうなことをしておられましたでしようかと……

第15回国会 厚生委員会 第28号(1953/03/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 この際厚生大臣に保険医監査の問題につきまして当局の御方針について伺つておきたいと存じます。かねて当委員会に社会保障制度調査の一環といたしまして保険医の監査の問題が取上げられまして、殊に具体的には長崎県及び広島県におきまする保険診療担当医の監査につきまして、或いはその監査の方法の不当の問題、或いは監査の方法について不備の問題等が論議せられたのでございます。併し当局との間におきましては、十分質疑応答を重ねまして、当局のそれに対しまする見解並びに今後の当局が是正されようとしまする点等につきましては委員会で聴取しましたのでございますが、何分保険制度の上におきまする重大な問題でございまする……

第15回国会 予算委員会 第7号(1952/12/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今の企業診断というものをやつたというのですが、工業が八千件で商業が三万件でしたか、そういう企業診断をやつたという、それに関連した資料を頂きたいと思いますが、どうでしよう。診断した結果、そうしてその診断したそれらの企業の利潤状況はどういうふうになつておるかということを併せて、資料がありましたら頂戴したいと思います。

第15回国会 予算委員会 第13号(1952/12/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 総理にお伺いいたしますのでありますが、先ずアイク次期大統領と日本の再軍備の問題につきまして伺いたいと存じます。  アイク次期大統領は、先に歴史的な朝鮮訪問旅行をいたしまして、二週間に亘る洋上の首脳会談、ホノルル軍事会談を経て帰国されたのでありますが、この二つの会談で、新政府の内外の基本政策がまとまつて、来月予定される大統領の就任式の演説や、米議会に対する大統領教書等の原稿も書き上げられたやに伝えられておるのでありますが、ともかく極東に対するアイクの考え方としては、極東政策を重視し、アジア諸国に積極的に呼びかける外交方針をとり、アジアの戦いはアジア人の手でという戦略面の推進が予想さ……

第15回国会 予算委員会 第15号(1952/12/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 厚生大臣に対しまして、民主安定関係の問題について一、二伺いたいと思います。  第一点は国民健康保険の問題でありますが、これは周知のごとく衆参両院におきまして問題にもなつておりまするし、当予算委員会の小委員会におきましても、内村小委員長の報告にありますごとく、小委員会全体の問題に相成つておるわけでありますが、すでに今日御承知のごとくこの国民健康保険をやつておりまする町村は市を加えまして一万四十九カ村、この保険に加入いたしておりまする国民は二千四百五十九万余人に及んでおるのであります。併しながらこの程度では全体の我が国の半ばにも及んでおりませんし、まだまだこの国保の強化育成はしなけれ……

第15回国会 予算委員会 第19号(1952/12/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は日本社会党第二控室を代表して、本予算案に対し反対の意を表明せんとするものであります。以下その理由を申上げます。  第一は政策のない予算であるということであります。独立最初の予算であり新内閣成立後初の予算であつてみれば、従来占領政策に左右せられ唯々諾諾命に従つて組まれた予算と異なりまして、例えば補正予算でありましても自主独立の意気込がみられ、たとえ組閣早々でありましても前吉田内閣の継続でありまする以上は、その主義政策が盛られていなければならないはずであります。いわんや選挙の公約があるにおいておやであります。然るに本予算案におきましては全然その片鱗だに見ることができないのでありま……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1953/10/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は三点についてお伺いいたします。今人造米が非常に大きな問題になつておることは言うまでもないことですが、我々厚生委員会としても深い関係があると考えておりますので、休会中でありますが、たまたまその他の問題で厚生委員会をお開きの機会がありましたので、是非この問題を取上げて頂きたい、かようにお願いをしたわけなんです。それで一体厚生省は農林省の人造米対策についてどういう関心を持つておるのか、今日は厚生大臣に出てもらつて伺いたいと思つたのですが、山口局長が来て下さつたので、山口局長に伺うのですが、こんなに大きな問題になつて、或いは場合によつては政治問題になるかわからんと言われる大きな問題に……

第16回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1953/10/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 総監、並びに国警宮地課長の御説明を聞きまして、今回のお取締の方針は、大体においてその御方針に対して、私どもも極めて結構に思うのでありまして、又従来取締が一応何と言いますか、中止の形になつていて、で、闇米の搬入も、かつぎ屋の横行も、或る程度是認せられた状態がずつと続いて来て、それが組織化されたということも、根強いものができたということも、いわば長い間そういう取締をしなかつたことにも起因するのであつて、今凶作ということに直面をして、急に取締をやることになつて来たわけなんであります。ですから、政府のほうでも又取締当局においても、いろいろの取締対策について、従来の経緯から見て、又今後の見……

第16回国会 厚生委員会 第3号(1953/06/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今の問題ですね。私は前提としては患者の要望に対しては素人でわかりませんから、一応まあ非常に同情を以て、而も全面的に賛意を表するわけです。できるだけあの人たちの言い分が通るように希望しておる。今当局は十分要望を聞いて、政府案を提出するについては善処するということでありましたから、どういうふうに御考慮になつて、どういう政府案が出るかということをまあ待つておるわけです。その案が出てから審議をさせて頂きます。私も三月に全生園に行つて親しく殆んど全部の諸君に会つて、いろいろ意見も聞いて、私も意見を言つた。ただ徒らに同情だけではいけませんから、今局長の言つた或る程度の限界ということはそれは当……

第16回国会 厚生委員会 第4号(1953/06/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は昭和二十八年度の予算そのものは、これはもう前国会でも御説明を受けましたし、いたしましましたので、この予算そのものについては今日は伺いません。今から二十八年度の予算について論議する時期でもないと思いますので、それよりか、先般この予算についての大臣の御説明を聞いておりますというと、これは御説明でありまして、又いろいろと述べになりましたが、一言いたしますれば、結局厚生省の日常の業務を御披露なすつた程度としか私は聞き取れない。それで今前委員の質問にお答えになりました、社会保障制度を推進して行く上におきまして、もとよりこの社会保障制度ということの概念につきましては、お互いにこれはニユア……

第16回国会 厚生委員会 第5号(1953/06/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は今の林君の質問に関連しておるのですが、別の点からお尋ねするのですが、今現在両者の学校に入学を志望するものの数は大体どのくらいあるのですか。
【次の発言】 今の答弁によると、この種の学校の、まあ林君は業者の数で聞いておつたのですが、学校を非常にたくさん作らなければならんという必要性はあまりないような印象を受けるのです。いわんや低級な学校、藤原委員が指摘されておつたが、非常に低調な、名前だけが学校というだけで、内容はさつぱりなつていないような学校を濫設する必要はないかと思いますが、当局のほうはどうですか。
【次の発言】 私は今は質問ですから意見を言いませんが、両者の関係の人は、合……

第16回国会 厚生委員会 第7号(1953/07/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私関連して、ちよつと簡単に伺いたいのです。この厚生委員会は、戦犯については、戦犯の処刑者に対しての扶助料関係があり、それから現在の受刑中の人たちに対してはまあ留守家族援護法等の適用関係があつて、厚生委員会としては関係があるのですが、外務省当局をこの委員会に呼ぶことは滅多にない。たまたま藤原君が比島の戦犯の何か手違いか、手続の行き違いを問題にされて、外務省政府委員が見えたので、私は承わりたいのですが、今の巣鴨の受刑者諸君の釈放についてどうですか、見通しとしてこれは非常に困難でしようか。どうでしようか。我々はまあ外務省は殆んど手が着けられんというような状態で、まあ最近は傍観していると……

第16回国会 厚生委員会 第11号(1953/07/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 時間がないから私は伺わないつもりでいたのでありますが、今榊原委員の御質問に対して当局の御答弁ですね。私ども素人でわかりませんけれども、極く素朴な質問をいたしておきまして、当局の根本的な方針を只今榊原委員の質疑応答なされたその点を明らかにしておきたいと思うのであります。私どもは素人で考えておりますことは、らいの対策につきましては一応或る程度、或る程度ということはまあ殆んどでありますが、隔離するということが非常に大切なことのように我々は考えている。それで療養所に隔離する、つまり入所させるということについて如何に人権を尊重するかということで法律の起案も当局も苦心しているのだろうと思う。……

第16回国会 厚生委員会 第12号(1953/07/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 この時間は小委員でないかたのお使いになる時間だと思いますから控えるのですが、一応皆さんと一緒に私は向つたほうがいいと思うのです。そこで資料も一つ二つこの際要求しておきたいと思うのです。この法案の審議に当つてずつとこうして伺つているというと、公衆衛生局長と医務局長とがこもごも答弁する。これは素人に分らんのでんよ。公衆衛生局がそのらい予防に対して、法律で言えばらい予防法、このらい予防行政に対して公衆衛生局はどことどこをやるのか、それで医務局はどことどこをやるのか、一つの法律の中にどこのところは公衆衛生局長の答弁、どこのところは医務局長が答弁するということは、言い換えれば法律の中に、受……

第16回国会 厚生委員会 第14号(1953/07/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 折角大臣が見えて、失礼でありますから、一つだけお尋ねしますが、一体このらい対策と申しますか、そういつた上で私がつまびらかにしないので教えても頂く意味なんですが、外郭団体というものが、藤楓協会というらい予防協会がありますね、私つまびらかにしないのでありますが、先般中山委員が政府委員に貞明皇后の記念事業として募金をしたが、その総額はどうか、何をしたかというような意味の御質問があつたと思うのであります。詳細には記憶してないのですが、何でも当時数億の金を集めた。それでこれは厚生省が実はありていに言えば主体をして、実際は、表面には言えませんけれども実際は厚生省に本部を持つて全国的に或る意味……

第16回国会 厚生委員会 第17号(1953/07/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 国民健康保険のほうで伺うのですが、条文のちよつとわかりにくいところを御説明願いたいのです。第四条の三の第三項ですね、「前条の規定による貸付金の額は、昭和二十七年度において貸付金の貸付を受けた保険者については、第一項の規定にかかわらず、」即ち百分の八十を規定してある第一項の規定にかかわらず、百分の六十によると、こういう意味ですね。これはどういうことを意味するのですか。
【次の発言】 ああ五、六の三十。わかりました。  それから改正案の第四条の四の第一項の六号なんですが、これは第五号では昭和二十九年度の貸付条件は一級の向上を要求しておるのですが、六号になりますと、昭和三十年の貸付につ……

第16回国会 厚生委員会 第18号(1953/07/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 浜野さんにちよつと伺いたい。先ほど例の患者の家族の生活援護のことについていろいろ御意見が出て拝聴しておつたんですが、そのときにあなたのお言葉の中に、藤楓協会のほうでも、一つ今後患者の家族の生活援護の面については、何らか一つ考えてみたいというお言葉があつた。どういうような計画を持つておいでになるでしようかということをあなたに伺いたい。
【次の発言】 それは単価が……。
【次の発言】 それで生活上の福祉について今いろいろお話のあつたように、まあサービスの面と、それから金銭というか現物支給もあるわけです。まあサービスをやることそれ自体が社会事業で、非常にまあ御事業にふさわしくいいのです……

第16回国会 厚生委員会 第19号(1953/07/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今廣瀬委員からいろいろ御質疑があつたのでありますが、御質疑中のはつきりいたしませんところを、更に重ねて明白にお願いしたいと思うのでありますが、その他私も一、二の点を伺いたいと思うのです。先ず本日のこの委員会で、政府即ち厚生大臣と、らい対策についての根本的な諸問題を質疑する機会を得ましたのは、非常に仕合せであつたと思う。若し今日の機会がなくして、政府当局の根本的態度を明確にすることができなかつたらば、私どもはこの法案の審議そのものよりは、その他の事態に対して非常に憂慮いたしておるものでありますが、たまたま本日のこの委員会の機会がありまして、非常に結構に思うのでありまする折角の機会、……

第16回国会 厚生委員会 第20号(1953/07/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 健康保険法の一部を改正する法律案、これは厚生年金保険法の一部を改正する法律案とも関連があるのでありますが、先達つて湯山委員から質疑をされまして、当局の御答弁では、新たに被保険者を増加する事業種目の中に、教育ということに関連いたしまして、その内容の対象種類についての質疑があつたのですが、これには私立学校の教職員関係者は包含をしないと、こういうことでありました。それは一方において私立学校教職員共済組合法案によつてそれがカバーされてあるからだということでありますが、若しそういうことであるといたしますならば、そのことの可否は別といたしまして、そういうことであると仮にいたしますならば、仮に……

第16回国会 厚生委員会 第21号(1953/07/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は只今の高野君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 本案全部について討論をお許しになつておりますのですね。
【次の発言】 私は只今の高野君の附帯決議に賛成いたしましたのでありますが、その附帯決議を込めまして本案に対しましての私の社会党第二控室を代表いたしまして賛成の意を表したいと思うのであります。この改正法律案の中にはすでに質疑の際に明確にいたしましたように、私どもといたしましては非常に不満に存ずる点が多々あるのであります。例えば適用範囲の拡大、これも又賛成でございますが、折角の適用範囲の拡大でありまするならば、長らく私どもが念願をいたしておりましたこの五人以上の事務所とあり……

第16回国会 厚生委員会 第23号(1953/07/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は質疑でないのですが、説明をして頂きたいと思うのです。今度千分の二にこの算出の基準を改められたのでありますが、これは私どものかねてから要望しておりましたことで、大変結構なのでありますが、その算定の基準並びに当該府県の普通税関係の収入等々につきまして、今回改正が加えられました点を、現行法と今度の改正とがどこに違つたのか、法文が非常に複雑で難解でありますので、わかりやすく一つ御説明願いたいのです。
【次の発言】 府県の収入の算定の基礎になりまするその収入についての規定の改正が若干あるのでありますが、何らか意味がございましようか、御説明願いたいと思います。

第16回国会 厚生委員会 第24号(1953/07/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 衆議院の修正点について一、二伺いたいと思うのでありますが、御説明を受けましたのでございますが、なお不明の点伺いたいと思う。  この第一点は、遺族年金の金額を二万七千六百円に増額下すつたのであります。これは恩給法とバランスをとつて増額相成つたという御説明でございまして、私ども大変結構に思いまして、了承いたすのでございますが、この支給はいつから二万七千六百円の支給をなさろうとされるのでございましようか、その点伺いたいと思います。
【次の発言】 どういうわけで明年の一月一日からの実施になさつたのでございましようか、と申しますのは、自他周知のごとく、今回の恩給法の改正によりましては、只今……

第16回国会 厚生委員会 第25号(1953/07/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 只今の湯山委員の動議に賛成いたします。
【次の発言】 議事の進行について発言を求めます。只今開会を宣せられると同時に、小委員長の報告を求められたのでありますが、私ども昨晩の小委員会におきましてはこの法案の議事の進行の上に重大な申合せをいたしたのであります。その申合せに基きまして小委員会の運営、議事進行をいたしておりましたところが、申合せの事項に副わないような事態が生じて参りましたので、その善後策につきまして協議いたしました結果、ついに意見の一致をみないで、この事態の収拾につきまして、委員長、理事会で御善処願いたいということの希望を申し出たのであります。その節私どもは率直に申しまし……

第16回国会 厚生委員会 第26号(1953/08/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私はかねて小委員会の申合せによりまして質疑の事項を大体おきめ願いました線で厚生大臣に伺いたいと思うのでありますが、私の質問の要旨は、らい対策の裏付けとなりまする予算関係、特にらい患者の待遇改善に関する予算について当局はどうお考え下ざるかという点について伺いたいと思うのであります。  その前に本年度の癩療養所関係の予算を見ますと、当局の査定は極めて苛酷でありまして、厚生省の当初の要求額から相当の削減をいたしております。私ども財務当局のこの査定振りに対しましては非常に不満を感ずるものでありますが、私は当局の努力も又足りなかつたのではないかと思うのであります。今後はいやしくもらい予防法……

第16回国会 厚生委員会 第28号(1953/08/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 二、「三の点を伺いたいと思うのですが、第一点はこの保険料の問題なんです。局長の御説明によりますと、この保険料の額というものは健康保険と比べてみて健康保険よりは高くならないようにしてあるのだということなんですが、先ずこの保険料額の決定についてどういう計算でこういう保険料にきめられましたか、又他の保険料と比較して健康保険の保険料額と比較いたしましてどういう釣合いになつておるかという点について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、結局今の御答弁によりますと、千分の三十と大体同じように考えて二百六十円に千分の三十かけたもので四捨五入、いくらか低いほうをとつて八円、こうい……

第16回国会 厚生委員会 第29号(1953/08/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 昨日質疑の途中でありましたのですが、私は受給要件が苛酷ではないか、全二カ月間に通算して二十八日分以上の保険料の納付ということの要件というものは苛酷ではないかということの質疑をいたして、その途中であつたのでありますが、これは政府もこの資格要件については必ずしもこれで十分でないと考えていられるようでありますから、この点は暫らくそこまでにいたしておきまして、私は本日伺いたいと思うのは、国保との関係ですね、国保との関係をどう考えていられるか、つまり言い換えると局長の御説明では国保の布かれている地域においては、この日雇保険に入ることを必ずしも強制しない、任意にさせてあるのですが、国保との関……

第16回国会 厚生委員会 第30号(1953/08/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 高野委員の御質疑に関連してくるのですが、今高野委員大変重要な点を指摘されてお尋ねになつたのですが、局長の御答弁では要領を得ない。人様の御質疑のことを口を入れては済みませんが、一番最初の御質疑はこの貸付を受ける団体について強い監督をするか、こういう質問をなすつたのです。そうしたら局長は、普通の公益法人に対する監督よりは法案を御覧のように、非常に強い監督をしますと、こう言つている。どういうわけで普通の公益法人よりはより以上の強い監督の規定をしなければならん必要があるのか、これを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それはまあ当然のことです。そうでないでしよう、当局のお答えの肚は。……

第16回国会 厚生委員会 第31号(1953/08/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 本案につきましては前回湯山委員から御質疑が一部ありましたので、或いは重複いたすかもわかりませんので、重複いたしましたならば御指摘を願いたいと思います。本案の論点は申すまでもなく従来の民主的な審査官、審査会というものがこういう官僚機構に代わるということが結局問題になるわけなので、政府の提案理由の説明によりますと、審査会の能率の増進のためだと、こういうことを言われるのであります。従来の審査会の能率について、いろいろ政府は説明もなされておるようでありますが、私はそれだけでは納得ができないのです。それで私が伺いたいことは、もつと重大な理由があるのかどうかということなのです。それで現在の審……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第1号(1953/05/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私はすでに前三回で帰国された人たちの新聞では断片的に見ておるのですけれども、ここにはまとまつた資料は私持つておらないので資料をあとで政府から頂戴したいと思うのですが、一万四千五百人ですか、その方々の家族の今も御説明がありましたが、今回の帰国者の特殊な点は家族連れが多いという、殊に子供などが多いというその家族構成といいますか、妻帯者が何人、子供を持つておる者が何人、その一世帯何人の家族を持つておつた者が何組といつたような帰国者の家族状況が一目瞭然にわかるような資料を頂戴したいと思うのです。  それからすでに援護の当面の措置を了しておられるわけなんですから、今おつしやつた定着の見込の……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第2号(1953/05/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 一つだけ伺つておきたいと思いますが、あとから参りましたので質疑が重複いたしておりましたらばおつしやつて頂きたい。  帰国者の就職の斡旋は労働省で心配して頂いておるのですが、帰国者の援護という上からその就職斡旋の上にどのような特別な考慮、若しくは配慮がされてあるかという点を一つおつしやつて頂きたい。
【次の発言】 それは職業安定の、職業紹介の仕事としては当然のことであつて、一般の求職者に対してもその通りしなくちやならん。今私の質問しておるのは、その帰国者の就職ということについて、援護という建前から何か特別の考慮を払つておるかどうかということなんです。

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第3号(1953/06/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 島津社長に伺いますが、先ほどのお話で四月の二十五日ですか、紅十字会からの照会電報に対して御返事を出されて今日まで殆んど四十日近くまあ時日が経過しているわけであります。日赤とされては先方へ対して非常に何といいますかつらい立場に立たれただろうと思う。はつきりとした、しつかりとした返事を一日も早く出したいというふうに御苦心になつたろうと思うのでありますが、その辺について日赤としての努力をなさつた模様を若干承わりたいと思います。
【次の発言】 いろいろ御努力御心配下さつたのですが、こういうふうに時日が遷延したことが、日本側に誠意がないというような印象を先方中共側に与えだというようなお感じ……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第4号(1953/06/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私も議事の進行についてお願いします。理事会で今日は定着援護とソ連抑留者の引揚促進について、今日の公報に案件が出ておる通りなんでありますが、順序はどちらになさいますか存じませんけれども、昨日来から全国の抑留者の方々の陳情もありまするし、外務省と援護庁の幹部が初めから揃つておられる関係もありますから、皆さんにお諮り下さいましてですね、取りあえずは今日の段階の引揚船の出港関係につきまして報告を願うてですね、それで今の未帰還者の引揚促進のほうから先に議題にして頂いて、後で定着援護のほうを議題にして頂きましたら、私は有難いのでございますが。

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第5号(1953/07/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 長官の御説明は一応承わりまして、別に我々異議を唱えるという点もないようであります。大体におきまして今日帰還についての事務的な御説明でありましたので、我々が当局の事務の進め方を非難をする点はないように思うのでありますが、一、二不審の点があるのでそれを明らかにしておきたいと思う。それは一体その帰還業務というものの性質というものはどういうものかということが私にわからん。これは先般現地に視察に行つたのでありますから、折角見たのでありますから、そのときに勉強しておけばよかつたのでありますが、まあ地目明らかにしておきたいと思つたのですが、この際私が伺うのでありますが、一体帰還業務というものは……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第6号(1953/07/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私はこの際お許しを得まして動議を提出いたしたいと思うのでございます。先ほどから加賀尾先生の感無量の御報告を拝聴いたしまして、誠に感激に堪えない次第でございます。先ほど委員長並びに千田前委員長からも御挨拶がありましたので、多言は要しないのでございますが、加賀尾先生の御報告は終始誠に謙譲なお言葉でございます。すべて功を他にお譲りになつての御報告でございましたが、先生のこのたびの御労苦に対しまして、は、全国民が見ておりますところでございます。本日の御報告は当委員会が拝聴いたしたのでございますが、国会即ち全国民に対して御報告を頂いたものと私どもは意義深く存じておる次第でございます。而も先……

第17回国会 厚生委員会 第1号(1953/10/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 警視庁の先刻の御説明ですと、本年一月から九月まですでに前年上りは非常にたくさんな覚醒剤使用違反と言いますか、五千幾らでありましたか、五千数百件検挙せられたという数字が出ておるようでございますが、これは恐らく何でしようね、あなたのほうからの今の御説明なり御資料によりますと、常習犯と思われる、つまり常習少年と思われるものが千名足らずですね。九百八十四名と出ておる。九百八十四名は常習的なもので’それで私の承わりたいと思うのは、関連してでありますが、常習者でない、一回とか二回とかいうような使用者ですね、初犯的な使用者というものはこれはわからんでしようね、これは恐らく推定をしてみなければな……

第17回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1953/11/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 日赤、外務省、援護庁からのお話を承わつたのでありますが、先ず今、日赤社長がソ連で交渉しておいでになるのですが、最近新らしい報告といいますか、入電はないでしようか。新聞で見ますると、七日前後でしたかに向うの革命記念日等があつて、交渉がちよつと中止になつて、その間島津社長はほうぼう見学などしておられるようでありますが、少し交渉が意外に長延いておるような気持なんですが、情報がわからねば、ただ徒らに想像するだけですけれども、何か向うで準備が整わないのか、或いは相当重要な人がモスコーに帰るまで待つているのか、どういうことで時間がかかつておるか、よくわからんのですけれども、最近の入電というも……

第17回国会 厚生委員会 第2号(1953/11/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 ちよつと重大なことですから私も念を押して置きたいと思います。今榊原委員から冷害関係について厚生省に何か予算関係の処置をとるかという質問に、大臣の答弁を伺つておると、できるだけ善処するというお答えてあつたようてすが、昭和二十八年度の予算の中には、この今次の災害のような或いは冷害のようなことは予期されていないのですから、昭和二十八年度の予算の中にはないのですね。大臣が善処されると言われてもないはずなんです。ですから冷害関係について厚生省関係の国民健康保険のみにとどまらず生活保護その他一切の災害地に対してなされた厚生省関係の予算措置と大体同じように、だから国民健康保険だけの予算措置を何……

第17回国会 厚生委員会 第3号(1953/11/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今回の冷害予算に生活保護が七億円計上せられてある点につきまして、前回会計課長から災害予算全般について厚生省関係の御説明を受けました際に若干のお尋ねをいたしましたのですが、そのとき要領を得ませなんだので、本日改めてその内容を承わりたいと思うのです。丁度予算委員会のほうでも審議中なので、或いは予算委員会で十分審議されておりますれば、当委員会では重複になりますから省略してよろしいのでありますが、併し当委員会は当委員会といたしまして承わつておきたいとも思いまするので、若し重複いたしておりますれば、重ねて御説明を煩わす次第なんであります。  前回お尋ねをしたのは七億という生活保護費が今回の……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1954/08/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今竹中委員の御質疑があつて伺つておつたのですが、私は別な角度から伺いたいのです。最後に竹中委員の言われたような意味のことを、私は外務省もそう考えているのだろうと思う。外務省が中国を全く信頼しない。李徳全女史の来日は好ましくないと思つているというふうにばかり、そういうふうに考えてはいないので、後段の竹中委員の希望せられたような気持ちは実は持つているのだ、持つているのだけれども、一言言い損つたら大変だから用心して、今言うようにきちんと紋切り型のことを言うのだろうと思う。私は外務省が今回入国を許可したことは、私はまあ遅いけれどもこれを是とするのです。我々が決議したのはもう数カ月前です。……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1954/08/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 湯山委員の御質問は非常に有益で緻密な質問であつたと私は拝聴しておつたのですが、間に質問を挟ませて頂いて又あとで湯山委員の質問を継続させて頂きたいと思います。よく聞いておつて要領を得ないのですが、ともかくも政府は最終的態度としてはどういう態度に決定しておいでになるのですか、政府全体としては……
【次の発言】 それは今日まで経過はそういう経過ですが、今後の方針はどういう方針なんですか。今の滞貨の六万トンですか、もう殆んど十万トン近く溜つているというのですが、一応ストツプさせておる。その配給はどうしようというのですか、やめるというのですか。他に処分しようというのですか。政府はその最終的……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第3号(1954/08/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 非常に大きな問題でありまするし、又たくさんの問題も含んでおりますから、私もこれはとても五分や三分で伺うことができませんから、他の機会に譲ることにして、一つだけ伺つておきたいと思います。  社会保険医と厚生省との対立の関係は、これは非常に私は重大に見ておるのです。それでまあ批評はしませんが、近頃の厚生省のやり方はぎこちないのですね、何かしらぎごちない。それで非常にうまい厚生行政が行われているとは言えない、何の問題にしてもですね。一昨日来からやつている諸問題みなことごとく然り。それでどうしてそういうふうにぎこちなくやらなければやつて行けないのか私にはわからん。いつ厚生省へ行つても、さ……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第6号(1954/10/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 別に討論という固苦しいことではないのでありますが、まあ議事の規則でありますからやむを得ませんが、先般小委員長から御報告を願いましたのでありますが、小委員会におきましては御承知のごとく、字句の修正等につきましては小委員長に御一任申し上げてあつたわけなんでありますが、大体御心配いただいたと思うのでありますが、私はこの際この若干の字句の修正の動議を提出いたしたいと存じます。委員の一人でありまして字句の修正の動議を出しますのは、異様の感もあるのでございまするが、これは先ほど申し上げましたように、字句の修正につきましてはなお推敲の余地がありましたわけでございますので、御了承たまわりたいと存……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第7号(1954/10/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 議事進行について発言を求めたいと思いますが、お許しを願いたいと思います。
【次の発言】 昨日の東京新聞ですね。厚生大臣は千葉県にお出でになられまして記者団に会見せられて医薬分業延期を考慮する、場合によつては次期国会にこの延期に関する法律案を提出する考えであるというような談話が掲載されたのでありますが、この談話は、果して大臣はこういう御所見を発表せられたのでありますかどうかということにつきまして、まずその真相を承わりたいと思います。
【次の発言】 それでは全面的にこれは間違つておつたことで、事実さような談話をなさつたことはないということになるのですね。

第19回国会 厚生委員会 閉会後第8号(1954/10/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 先ほどの医務局長の答弁に関連して私お尋ねしておきたいと思います。私はこのことはですね、実は厚生大臣に伺つてはつきりしておきたいと思つたのですが、先ほど高野委員の関連質問に対して、医務局長の御答弁非常に重大なる御答弁があつたと思う。それは高野委員の関連質問の第一点にですね、この新医療費体系は医薬分業と可分か不可分かという質問があり、この臨時診療報酬調査会に大臣が出しておる諮問の諮問書の文句を書き変えたとき等を引例されて、この新医療費体系は医薬分業とは関係がないのだろう、こういうことを質問された。そうしたところが医務局長は第一点と第二点は御意見の通りというきわめて簡単に明快なる御答弁……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第9号(1954/10/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 前回、政府当局の御出席の際に、新医療費体系と医薬分業との関係につきまして、いわゆる可分か不可分かということをお尋ねいたしたのでございます。最近私ども拝見いたしました衆議院の御審議の際におきまする大臣並びに関係局長のこの問題に関しまする質疑応答も、一読いたしましたのでございますが、率直に申上げまして、未だ判然といたしませんので、前回委員会で伺つたのでありますが、可分のごとく、不可分のごとく、いずれにもとれるような御答弁でありました。本質的には、新医療費体系というものは、必ずしも医薬分業とは関係ない。併しながら今回政府御提出になりましたこの新医療費体系の構想というものは、言うまでもな……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第10号(1954/10/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 資料について伺つておきたいのですが、これは病院、診療所の幾つかを対象にしての経済調査が基本になつておるわけでありますが、調査の対象の病院、診療所についての、経営主体別と言いますか、そういうものはどつかに出ておつたと思うのですが、私の伺いたいのは、例えば経営主体は公立とか国立とか出ておりますが、数が少いのですから、この調査をその病院や診療所の、どこの病院、何という診療所か、病院の所在地名と具体的に固有名のリストをお出しになれますか、なれませんか。私はそれを見たいのですが……。
【次の発言】 いま一つ伺いたいのは、先ほど冒頭に委員長から決議に副うところの政府の資料はこれで十分かという……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第11号(1954/10/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今どういう調査研究をやつているのですか。それから最近新聞に出ているのを見ますと、精米ですか、搗米をすれぼ非常に菌が減つてか、安全性が高まつて来ているというようなことが新聞に載つておりましたが、どういう調査研究を今やつている段階ですか。又その一部分どういう成果が挙つているかということ、具体的に一つおつしやつてみて下さい。
【次の発言】 今政府の中間報告を聞きますと、前回とは非常に異なつて、黄変米の、何といいますか、有毒性が思つたほどにはなかつたので、むしろ今日までの各種の試験をやつた結果、比較的無害といいますか、安全性が強いように思われるという報告と私は聞いたのです。従つてお尋ねし……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第12号(1954/11/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 ちよつと、高野君の質問される前に、榊原委員の質問されたことに関連して伺つておきたいと思うのですが、高野委員、ようございますか。
【次の発言】 なかなか専門的な質疑応答があつたのですが、私も念のために聞いておきたい。それは今の技術料のプラス・アルフアの問題、これはもうこの新医療費体系の中の問題のやまの一つであることは、言うまでもない。政府の今の答弁を私ははつきりしておきたいと思うのです。我々の党でもこの問題を実は重大に検討したいと考えておるので、従つて政府の態度というか、方針というか、はつきり聞いておきたい。それは、プラス・アルフアをつけることは、ひつきようするにプラス・アルフアで……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第13号(1954/11/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は前回に、この新医療費体系と医薬分業との可分、不可分のことを大臣にお尋ねして、それでそのことがはつきりいたしました。まだ新医療費体系そのものについての、大綱についてのまだ御意見は伺う機会がなかつた。これはまあ専門的な問題でありますから、同僚議員の中の専門家の御意見を拝聴しつつ、ときどき発言さして頂くより仕方がないのでありますが、政府の報告を承わつて、すでに月曜、もう我々もだんだんと臍を固めなければならん時期に近づいているので、私はまとまつて実はいろいろ、何と申しますか、根本的な政府の御方針を承わりたいと実は考えておるのであります。  三時からお出かけということでありますから、今……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第14号(1954/11/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 厚生大臣に対する前回の質疑の続きをいたしたいのでありますが、その前に、私の質問の気持を大臣に申上げまして、率直な御答弁を得たいと思う。私どもは医薬分業に関しまする議員提出の延期法案を抱えておりまして、御承知のように、継続審査になつておるわけであります。たまたまそれを不可分でありまする新医療費体系の国会報告をお願いしまして、先ほど御報告になつた。新医療費体系の御報告を検討さして頂くことは、不可分でありまするが故に、即医薬分業の実施に関する重要な問題として、そういう含みで検討しておることは言うまでもない。たまたま昨今のような政情から行きますというと、次の臨時国会の状態は逆賭を許しませ……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第15号(1954/11/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は午後の小委員会で問題の取扱いをされることでありますから、この際何も申上げることはないのでありますが、過日来私の承知しますところによりますと、ずつと前から農林関係者が、今楠本部長の説明の中にありましたように、衆参両院の農林委員会が主になつて酪農事業の保護、まあ何と申しますか、農家経済の上から見まして、それでこの問題を取上げて、そうして牛乳の需要を増加させるというために、牛乳の衛生検査の面における厚生省の持つておる基準を改正させようという、それを農林委員会がそういう意見をきめて、そうしてここに配付せられた資料にあるように、厚生大臣に申入れをし、或いは委員会の意向として、厚生省当局……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第16号(1954/11/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は、丁度二十六年の当時同じような論争が繰返されたのでありますが、野沢君の言われるように、この機会に又再び同じようなことを言つておつてもどうかと思うので、おさらいは結構です。それで私は具体的に一つ、参考人のかたに伺つておきたい。丁度いい機会なので、この現実に当面しております諸問題に対する医師会側の態度というようなものについて、この機会に承わつておきたいと思う。  その前に、非常に御指摘になつて非難をされまする厚生省の昭和二十七年度の三月の医業経済調査のことであります。それでこの調査の信湿性といいますか、結局そうでありますが、内容につきまして非常に疑問を持つておいでになり、御指摘に……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第19号(1954/11/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 藤井長官に質問ありません、私は。
【次の発言】 私は、先ほど藤原委員が御質疑のときに述べられたように、ヒロポンの取締につきましては、殊に従来警視庁が熱心にやつて頂いて、殊に青少年の補導につきましては特段に長い間努力して頂いたことに対しまして、私も深くそのことに敬意を表すると同時に、謝意を表したいと思うのです。早くから警視庁はこのことに目をつけられて、非常に努力せられたことを、我々は今日想起して、この機会に、総監を通じて、関係者のかたに謝意を表したいと思います。今回関係者のかたが非常に協力せられまして、総力を挙げてこの事態の撲滅に御努力願いますることは、私どもも多とするのであります……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第20号(1954/11/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 医薬分業実施に関する小委員会の経過並びに結果を御報告申上げます。  本小委員会は、去る十一月二十五日の厚生委員会において設置せられ、前国会より継続審査となつております医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案の審議を付託されたのでありますが、私が小委員長に互選されまして、今日まで三回に亘りまして小委員会を開催し、種々熱心なる審議を進めて参りましたが、本法案に対する小委員の意見を調整することに努めました結果、本小委員会は次のごとき結論に到達することができたのであります。  即ち医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案の「別に……

第19回国会 内閣委員会 第5号(1954/03/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 竹下委員の御意見に全く同意でありますが、只今恩給局次長が一応の御挨拶のような程度で申されたことは、私といたしましては承服いたしがたいということを申上げておきたいと思うのです。この問題についての経緯は、当時私は本委員会の委員でございませんでしたから、詳細なことを承知しているとは申上げにくうございまするし、又当時直接の関係者としての或いは発言権がないかもわかりませんが、只今委員の末席に加えさせて頂いておりますので申上げたいと思いますが、当時委員会の外にはおりましたけれども、経緯につきましてはまあ存じておるわけでございます。従つて前回の委員会にもこの問題をお取上げになりまして、関係の深……

第19回国会 内閣委員会 第7号(1954/03/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私も一つ伺いたいのでございます。御提案の理由の説明の中にいろいろの行政簡素化に伴うて考えた。それから又いわゆる国費の節約と言いますかそういう面からも考えたのだというような御説明があつた。この法律を改正してこういう措置をとることの利益というようなことについては承わらなかつたように思う。できれば現在のままのほうが国のためには利益になるのではないかと素人で考えるのですが、こういうことに改めることが、この改正によつて、大規模の国勢調査を先に延ばしてその中間に小規模の調査をするほうが国のために利益になるのか、現在のままのほうが費用さえいとわなければいいのかということが、私にはまだはつきり前……

第19回国会 内閣委員会 第8号(1954/03/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 前回資料をお願いしておきましたが、本日は極めて結構な資料を頂載し且つ又懇切丁寧な御説明を頂きまして満足するものでありますが、なおこの際一、二伺いたいと思いますのは、例えばいういうあなたのほうで今御説明頂きました指定なり調整なりいろいろやつて頂く政府部内の扱う統計、それのいわゆる活用の程度というものがどういう程度まで活用されてあるかということは伺いたいとも思うのでありますが、例えば経済審議庁あたりでいろいろ作業をいたしますにつきましての資料等はすべてこういうような資料をできるだけ活用しているか。或いは別に経済審議庁あたりが特別の資料を収集してやつておるか、それはまあ一例でありますが……

第19回国会 内閣委員会 第10号(1954/03/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私も一つ資料をお願いしたいのです。今矢嶋委員から過去の行政整理のデータを御要求があつたようでありますが、私は今回の整理の行政管理庁でおとりになりましたこの原案のできまするまでの整理についての御苦心といいますか、取運ばれました大体の経緯を一点書き、メモ式でいいのですから、審議会にかけられたかよくわからないのですが、つまり質疑応答をそれで幾らか省略できると思いますから、審議会にかけたとか省議にかけたとか、各省の事務当局にこういうふうに照会したとか、いつ回答が出て再審査したとかいう、この案を作られるまでの行政管理庁でおとりになりました経過というものを一つ伺えれば非常に参考になると思いま……

第19回国会 内閣委員会 第12号(1954/03/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今寺本委員の御質問のようなことをお尋ねしようと思つておつたのですが、非常に何と言いますか適切な御質疑がありまして全く同感なんであります。この前に問題になつておりました点の修正がなされたときに、政府が本日おつしやつたようなことをおつしやつたかどうかということはわかりませんが、恐らくあの当時には今のようなはつきりとした意思表示はなされなかつたのだろうと思うのでありますが、本日は加算制度に対する政府の態度をややはつきりおつしやつた。併しまだ明瞭でない点があるので、同僚の寺本委員がその点を明確にして欲しいという御質疑があつたのでありますが、私も明確にしてもらいたいと思う。これは重大な問題……

第19回国会 内閣委員会 第13号(1954/03/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今の修正の御説明がありました点についてちよつと伺いたいのですが、そうしますと防衛庁設置法が議決されるまではこの海上公安局というものは存在するということになりますか。
【次の発言】 私もよくわからんのですが、結局この第二条な削除しても存置しても同じことなんですか。
【次の発言】 そうしますと、第二条を削除したということは、要するところ必要な部面について四月一日から施行したいというその点で削除したということになりますか。ちよつともう一度おつしやつてみて下さい。
【次の発言】 わかりました。それですから施行期日等には何も関係ない。そこで防衛庁法案の議了をみるまでの間はこの関係は何も影響……

第19回国会 内閣委員会 第15号(1954/03/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私はこの船員学校の問題だけを極めて簡単に伺いたいと思うんですが、これは午後続行されますか、そして午後も大臣御出席になりますか。若し大臣が午後御出席にならなければ、四、五分ですむと思いますが、この機会に伺いたいと思うのですが、如何でしようか。
【次の発言】 この海員学校の問題で、先日来同僚各委員から御質疑がありまして、私も非常に興味を持つて伺つておつたのでありますが、本日は大臣が出られまして海員の養成の教育計画につきまして大体のお話があつた、けれどもこれはまあ大体のことであります。具体的にこの海員学校というものの増設計画といいますか、設置計画といいますか、年次計画といいますか、そう……

第19回国会 内閣委員会 第16号(1954/04/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 大臣に伺いたいと思います。宮崎海員学校の存廃につきまして政府の御方針を承わりましたところ、私どもとしては取捨そのいずれにいたすべきか、誠に躊躇せざるを得ないことに相成りまして、若し政府のお考えの線に副うとするならば、むしろ宮崎海員学校を存続しておくように原案を修正するのが妥当ではないかという考えが生ずるわけでございます。従つて本問題に関する政府の御態度には甚だしい矛盾があるのではないかと伺いましたところ、政府におかれては宮崎海員学校の復帰はかねてからはらでは考えておつたところであると、ますます原案に反する御答弁がありましたようで、私ども一層当惑を甚だしくいたす次第であります。それ……

第19回国会 内閣委員会 第17号(1954/04/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私も提案者の一人になつておりますから質疑はいたしませんが、今八木さんから御説明があつたのですが、率直に申しまして、この案文の字句等は恐らく専門家がやはり参加されて練られたものであろうと思う。従つて法制局のほうからこの案文の作成について特に問題となつた点等についてどこが問題点か、どういう研究をしたかという点を簡単に説明をさせて頂けば大変いいんじやないかと思いますからそういうふうに一つお願いしたいと存じます。

第19回国会 内閣委員会 第19号(1954/04/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は資料を要求したいのですが、これは質疑をするための資料の意味ででもお願いしたと思う。で最近における密入国者の数、つまりこの出入国管理業務に関係する最近の諸情勢のわかるような資料、全般的に申上げれば、具体的には最近における密入国者の状況がわかるもの。それから又最近における強制送還をしたものの数、それから現在各管理所で収容しております者の数、最近一ヵ年間くらいでいいと思います。最近一ヵ年間に審査について異議の申立をしたものの数、それの処理状況。それから今配付された資料を拝見しますと、各港別の入港船舶数一覧表というものが貼布されてあるのですが、船の出入の数の一覧表もいいのですが、入国……

第19回国会 内閣委員会 第20号(1954/04/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私も一、二伺いたいと思うのですが、今八木委員の御質問になりましたようなことも、私も有名無実になつている出張所のことを伺いたいと思つたのですが、これは資料であとで見せて頂くこととして、新たに設置されます出張所の事務所の建物等はどういうものを用意されるのでございましようか。
【次の発言】 大きな建物はお建てにならんとも、小さくてもオフィスが要るんでしよう。
【次の発言】 小さいことをたびたびお尋ねして済まんのですが、よくわからんのですが、事務所から出張するようなときはわかるのですけれども、今ここに出張所という、例え小さくても一人でも一つの役所を新設するということになるのですから、当然……

第19回国会 内閣委員会 第23号(1954/04/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 ちよつと八木さんの質問に関連して、すみませんけれどもちよつと伺いたいのですが、先ほど管理局長が出入国管理令の全面的改正を考、えている、それで今の事務所なり出張所等もいろいろ検討して何善うかいわゆる訂正加除というか、むしろ考え直すことにしているんだという御答弁があつたのですが、私はああいう答弁をしてもらうと困るんですがね。実はありていに言えば、私のほうは明日国会対策委員会にかけてこの本案に賛成するかどうかということをきめて、政府も急いでおられるだろうから、成るべく審議を進めることに御協力申上げるつもりでいたのですが、ああいう答弁をされると、もう近く根本的に再検討するんだと言われるな……

第19回国会 内閣委員会 第25号(1954/04/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 関連してちよつと伺いたいのです。今矢嶋委員から質問のありました院議に対する政府の所見に私も関連いたしまして伺つておきたいと思います。私もこの決議案の提案者の一人でありまして、只今率直に申上げますれば議運のほうでは又議運で御協議されると思いますが、各会派の本決議案に提案者として署名いたしましたものも、又今明日のうちに相談をしたくちやならんと考えます。矢嶋委員の質問に対して法務大臣の御答弁承つておりましてわからんでもないのでありますが、なお不明瞭な点がありますので私もこの機会に承りたいと思うのであります。  先ほど本会議におきまする緒方副総理の答弁、その答弁の通りであると法務大臣がお……

第19回国会 内閣委員会 第28号(1954/05/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 当委員会がいよいよ本日より重要法案の審議に移るわけでありまして、差当つては定員法関係をやるわけですが、続いて防衛法に差しかかるわけであります。この際総理の御出席を煩わしまして政府の根本的な御方針を伺うことになつておつたのでありますが、代理として諸方副総理の御出席を得たわけでありますので副総理に対しまして私は一、二の御質疑を申上げたいと思う。その前に副総理にごあいさつをいたしておきます。先日は誠に失礼いたしました。  そこで私の伺いたいと思いますのは、こういう重要法案の審議に差しかかりまする前に何といたしましても当面の政情と申しますか、政局と申しますか、これが大変御心配のようであり……

第19回国会 内閣委員会 第30号(1954/05/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 実はこの前の委員の矢嶋君からも質疑が出ておつたのですけれども、委員の任期の五年ですが、これは私も少し長過ぎる感じがするのです。その理由は委員長及び委員は国会が承認を与えるのです、条件としては。私はこの種の委員の任命について国会が承認を与えるということは、ほかに例がいろいろあるが、つまり同意を表するのですが、これは同意を表する、承認を与える、議決を求める、いろいろ表現はあるけれども、又その国会承認を求める求め方にもいろいろあるけれども、私はその本質は国会の任命と解するのです。単に承知しましたというものじやなくて、各種委員について国会の同意を求めるという行き方は、私は国会が任命するこ……

第19回国会 内閣委員会 第31号(1954/05/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今回の人員整理について大体の政府の考え方は、今日までの御説明でほぼ承わつたのでありますが、具体的に整理の人員の数字が出ておりますのでこの数字を弾き出されました基準というものが、どういう基準でこの整理の人員の数が出て参つたのかということが承わりたいのであります。これは昨日の八木委員の質問にあつたかとも思うのでありますが、重複いたしましたらばお許しを願いたいのであります。ただ漫然とこういう六万余の数字が出て来たのか、何か基準があつてこの数字を弾き出して来たのかということを先ず伺いたいのであります。
【次の発言】 整理の過程についていろいろ御配慮になりました経過はわかつたのでありますが……

第19回国会 内閣委員会 第34号(1954/05/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 この防衛二法案の政府の提案理由の説明につきましては、委員長御承知の通り理事会の申合せによりまして本日は保安庁長官から一応提案理由の説明を聞くわけですが、そうして竹下委員からも御要望がありましてこれにつきましては一日かかつてもいいから詳細に一つ説明を聞こうじやないかと、こういうことに申合せがなつておるのであります。それで大体どういうふうにそれをお運び願うかということをあらかじめ一つ打合せを願いたいと思うのでありますが、如何でございましようか。
【次の発言】 私はよく考えたあとで資料を要求しますが、取りあえずここで要求したいと思うことは、我々に保安庁関係法令とかといつて冊子をもらつた……

第19回国会 内閣委員会 第35号(1954/05/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 一般質問ですから細かいことは又各省別に御審議のときに譲りたいと思うのですが、従つて大まかなことを伺つておきたいのですが、前回臨時待命のことで少しお尋ねしておいたのでありますが、これをついでにもう一度伺いたいと思うのです。よく意味をのみこめないのですよ、というのは一体この待命という制度が現在の国家公務員法の中にあるのかないのか。ないように思うのでありますが、殊に強制待命というのはそういう法規の定めがないように思うのです。従つてこの定員法の附則で強制待命の制度が設けられてある。長官に伺いたいと思いますることは、この従来にないところの扱い方を定められたということになりますると、つまりこ……

第19回国会 内閣委員会 第36号(1954/05/17、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 矢嶋君の意見に大体同意です。八木委員の御要求は御尤もと思いますが、やはりこれは院全体の運営にも関することでありますからそういうふうになすつたらどうか。又八木委員の御質問の御趣旨は重ねてこの委員会で他日の機会になすつてもいいのじやないかという気がするのです。それで一応見通しとしては大体総理は御出席にならんようでありますし、本会議のほうも伝聞するところによると出られん、従つて内閣委員会のほうにも出ないということでお帰りになつたということを私は聞いているのであります。そういう事態でありますから一応本日は散会せられまして次回に一つお譲り願つたらどうか、これをお諮り願いたいと思います。

第19回国会 内閣委員会 第38号(1954/05/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 松本委員の質問に関連して質問したいと思います。私もヒギンス少将の言葉に対しまして質問いたしたいと存じておりましたところが、只今松本委員から御質問がありました際に総理からはお答えがございません。併しこれは非常に重大な問題だと思います。顧問団長のヒギンス少将が日本とアメリカとは軍事同盟国であるということを申されたことは、新聞紙上に明らかに報道されております。MSAの協定によりまする日米の防衛関係の性格は、私は軍事同盟の性格ではないと考えております。それを、保安庁の幹部が列席しておりまして、その挨拶を聞き流して、これを承認したごとき形でありますことは、私どもといたしましては、これは断じ……

第19回国会 内閣委員会 第39号(1954/05/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 この国防会議の政府案の御発表を願いましたことは昨日申上げましたように、言うまでもなく防衛二法案の而も防衛庁設置法の重大な問題でありますので、これが別の法律案で定めることになつておるのでありますか、その内容が判明しない限りにおきましては本案の審議に重大な支障があることは明白でございますので、法律案の少くとも原案、若し法律案の原案ができていなければ、その要綱を御発表願いたいと申上げましたところが、今朝御発表になるようにお約束下さつたのであります。只今の政府の御説明を承わりますと、まだ何にも内容がきまつていないということであります。昨日の政府のお言葉とは非常に相違することになるのであり……

第19回国会 内閣委員会 第40号(1954/05/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 委員長のお言葉でございましたが、今一般質疑とおしやいましたが、まだ実は一般質疑に入つていないのであります。昨日午後に至りまして政府から保安庁未定稿という一片のメモを御提出になつたわけでございます。そうしてその説明を承わつたのでありますが、説明は単にメモの朗読という程度であつたわけであります。我我はこの程度のものをもちまして一般質疑に入ることにつきましては実は異議があるのでありますが、併しせつかく理事会のあつ旋もありまして、本日はこの資料について一応政府の所見を質しまして、然る後に一般質疑に入るかどうかということの態度を決定いたしたいと考えておるのでございます。従いまして、以下数点……

第19回国会 内閣委員会 第41号(1954/05/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 議事の進行について一言発言をさして頂きたいのです。今保安庁の提出されました保安庁長官の御説明になりましたこの本日の資料ですね。これについて矢嶋委員から御質疑があるようでありますが、まだ御質疑が若干あるようでございます。それでその前に伺いたいと思いますので議事の進行について発言を求めた次第であります。  本日御提出になりましたこの保安庁案ですね。これは昨日のところは未定稿ということでお出しになりまして、而もそれについては十分責任を持ちかねるというような意味の結局御答弁。で、それでは困るということでありまして、今朝は相当権威ある資料として御提出下さるような順序になつて、委員長の御説明……

第19回国会 内閣委員会 第42号(1954/05/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 委員会の議事の運営方について、今八木君から御発言がありましたが、理事会で御相談下さるのでしたら、昨日矢嶋委員からも御発言しかけておられたのでありますが、当委員会にかかつておる調達庁の設置法の一部を改正する法律案、これは言うまでもなく国連協定によりまして、進駐軍労務者が間接雇用に切替えられまして、それの措置をしなければならない役所を作るわけで、で、これは労働基準法の規定によりまして、一旦米軍の労務者を解雇するには三十日以前に通告しなければならないという規定があつて、一刻も早くこの調達庁の一部改正はやらなければならないということは、私本日その陳情も受けたわけです。これもどうするかとい……

第19回国会 内閣委員会 第45号(1954/05/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 ちよつと関連して。八木委員、三条のところをまだ御質疑ございますか。……それでは今三条が出ましたから、三条のところで伺うのですが、「所部の職員を任免し、」とあるのですね、この職員というのはどういうのを指しますか。
【次の発言】 政務次官を除くということですね、私はそれを伺いたいと思つたのですが、政務次官を除くということは、第七条で初めて出て来るのであつて、第七条で「長官及び政務次官を除く。以下同じ。」とあるので、以上同じということではないのですね。そうすると第三条の職員が政務次官を除くということはどこでわかるのですか。
【次の発言】 それでは国家行政組織法に書いてあるから、ここに書……

第19回国会 内閣委員会 第46号(1954/05/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 教育の問題が出ましたから関連して伺うのですが、防衛庁、自衛隊を通じてですね、表を頂いたように思うのですが、全体でこの学校の数というのは幾つありますか。
【次の発言】 防衛庁で言うて下さい。防衛庁、自衛隊で言うて下さい。今度の組織で言うてみて下さい。……それじやどなたかお調べになつて……。
【次の発言】 済みませんけれども、今おつしやつた学校の系統ですね。それから極く簡単に、それはどの程度の階級のものが入りますか。それから修学年限と、定員その他を、これは簡単だと思いますから、資料として表にして、わかりやすいようにして頂きたいのですが……。  それでつまり大体に申して、教育局直轄学校……

第19回国会 内閣委員会 第48号(1954/05/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 本委員会におきましては、申すまでもなく国防会議に関する政府案の御提出を待つて諸般の審議も徹底をいたし、且つ又政府案に対しましてその内容について質疑を申上げるということになつておりましたので、資料を要求いたしました私といたしまして、先ず若干お伺いを申上げたいのであります。  第一に伺いたいと存じますのは、二十八日の夕頃に御提出頂きました本資料については、政府の御説明、即ち副総理から若干の御説明を頂いたのでありますが、率直に申上げまして、これは我々参議院の内閣委員会が執拗且つ又強硬にこの政府案の御提出を迫りましたために、取急いで急に三派の折衝を御促進に相成りまして、いわば急場凌ぎにこ……

第19回国会 内閣委員会 第49号(1954/06/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今外遊のことについて岡田君が質問いたしました。総理は、これは未定だとおつしやつたのです。併しもう予定は周知のことでありまして、公式にも非公式にもしばしば国会に議運等を通じて政府の予定を示されておるのであります。従いまして未定ということは、総理のお言葉遣いが少しどうかと思いますので、外遊の予定のあることだけはお認めになりましたほうがいいのじやないかと思いますが、如何でございますか。
【次の発言】 私は防衛二法案に関連しまして、しばしば首相の答弁を煩わす機会を得ましたので、多くお尋ねする問題は残つていないのでございますが、非常に固い質問が今岡田委員からございましたので、私は余り固苦し……

第19回国会 予算委員会 第26号(1954/04/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は社会党第二控室を代表いたしまして、総理にこの際政局に対処する御信念を伺いたいと思うのであります。  清廉を尊び、潔癖を好む我が国民は、政局に対する内閣の出所進退に関しまして、ことごとく義憤を感じ、憤り正に心頭に発するものがあるのでございます。全国民は昨日来から騒然といたしまして総理を非難いたしております。政治への不信を痛烈に表明いたしておるのでございます。恐らくこの声は日を逐うに従いまして、燎原の火のごとく燃え拡がることでありましよう。その火はやがて吉田内閣を包み、総理を包み、世論の制裁となつて現われるであろうと信じております。このことは今日国民がどのくらい明朗政治を望み、ど……

第20回国会 厚生委員会 第2号(1954/12/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 ついでに逐条説明をして頂けませんか。それからこの原案によりましての該当地域ですね、それから今の、資料が出ておりませんが、徴収猶予しておりまする、或いは減免をしておりまする額、そういつたようなものの数学の資料を一つ御配付願いたいと思います。で、逐条説明を伺いましたあとで、今申上げました点を明らかにして頂きたい。
【次の発言】 私は大体におきまして、別にこの法案そのものには異議を持つておるわけではないのでありますが、国民健康保険に関しまするいろいろ制度に手を入れて行くということは、非常に重大なことだと考えますので、その意味において若干質疑をいたしたいと思いますが、よろしうございますか……

第22回国会 議院運営委員会 第20号(1955/06/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は、先ほど懇談中にも御議論が出て、その前から検討があったのですが、この調査室の事務のいわゆる内容を明確にするということ、結局この権限というか、そういうものを明確にするということになってきて、そのことは自然従来の専門室から改革された調査室の機能を発揮しようという趣旨に沿うか沿わないかということにも関連をするわけです。ですから明確にするという必要がそこに生じたことで私もけっこうと思うのでありますが、こういうふうに列挙しておいて、それでこういう権限があるかないか、こういう議論になったときに、常任委員長の命を受けるのだからということが、そこに出てきて、第四条に常任委員長の命を受とあるか……

第22回国会 議院運営委員会 第31号(1955/06/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私、官房長官に伺っておきたいと思うのですが、会期延長は、従来しばしば見てきたところでありまするが、しかし従来の会期延長と、このたび民主党鳩山内閣の本日御相談をかけられる会期延長とは、非常に私は性質が違っていると思う。この種の会期延長は近来初めてであると思う。最前から矢嶋委員との間の質疑応答で伺っておりますと、政府のこの会期延長の理由は、主として審議のために必要であるということをおっしゃっておられます。もとよりそれも理由の一つでありましょう。しかし従来吉田内閣のときの会期延長は、これはほんとうに与党内閣の必要とする日数を要求せられたと思う。もとより野党攻勢に対処して必要な日数がそこ……

第22回国会 議院運営委員会 第35号(1955/07/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 この際、一身上の弁明をしたいと思いますが、よろしゅうございますか。(「一身上の弁明というのはどういうことですか」と呼ぶ者あり)一身上の弁明というのは、普通の用語でありまして、私が悪いことをしておるから弁解するということじゃない。私の関連しておることについて申し上げた方がよかろうと思いますことを、一身上の弁明と、こう言い表わしております。国会用語であります。その意味で申し上げたいと思いますが、発言をお許し願えますか。必要がなければ私は発言いたしません。私がこの際申し上げた方が、必要であろうと思いますので、もしよろしければ、御発言をお許しを願いたいと思うのです。よろしゅうございますか……

第22回国会 社会労働委員会 第1号(1955/03/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 委員の指名を委員長におまかせすることに御異議ございませんが、理事ができましたら理事と……。

第22回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1955/11/11、3期、日本社会党)

○山下義信君 横山委員の質問並びにその答弁につきまして私関連して質問したいのですが、横山委員の御質問非常に傾聴をいたしておったのです。その中に、前段にこれは私もお尋ねしたいと思っておったのですが、この種の酪農製品関係については厚生省は力が弱くていつも農林省に押され気味で実にたよりないということであって私も同感です。それで一体この善後措置について農林省とどういう話をしたか。そのつどそのつど話し合いをしていると言っているが、いつもそういうことを言っているが、一体どういう話し合いをしたかという質問が前段にあったのです。それから後段には今のように、ばい歯数の多い場合の処置や、その検査をどうするかという……

第22回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1955/11/14、3期、日本社会党)

○山下義信君 私はきょう若干の質問をしたいのでありますが、先般の委員会では同僚委員から、主として政府の食品衛生の監督の立場から有益な御検討があったことと思いますが、私は本日は政府の本問題についてとりました諸般の対策につきましてお尋ねをしたいと思います。  第一点は政府の報告を見ますと、本件の原因その他の調査等について、きわめて形式的な、いわば事務的な可もなく不可もないといったような御報告なんであります。こういう御報告ですと、ややもするとこういう重大事件を起しました当該製造工場の責任というものの性格というか、内容というものがきわめて不明瞭になりやすくなるという弊害が私はあると思う。たとえばわれわ……

第22回国会 社会労働委員会 第5号(1955/05/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 関連して質問したいのですが、先ほど丸田さんの御陳述については、承わって私は非常に感動いたしまして深くいろいろ感ずるところがあります。ことにその勇気を振って、国際結婚の立場の人が日本に帰ってきて、その帰ってきた理由の中に、残された人や、また帰られた人たちが再び向うへも帰って行くということの念願があなたのお帰りになった目的の中にあるということは、これは非常にいろいろな意味で考えさせられるのでありまして、端的に申しますれば、今後の引揚関係の新しい問題としてわれわれは政治的に考えなきゃならぬということを感じましたから、あなたの御陳述は非常に私にとりましては示唆に富んだ御陳述を承わった、こ……

第22回国会 社会労働委員会 第9号(1955/05/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 発言の許可を受けました。  あまり事務局の人たちまでを追及するのはどうかと思う。大体様子が私はわかったと思う。要するところ、問題は労働大臣の出席がおくれたということなんで、責任は労働大臣にある。いろいろ途中の連絡の仕方のまずかったことや、関係者の人たちの行き違いがあるが、そこまでしておりましては、責任を下にだんだん転嫁することになる。私は労働大臣の責任だと思う。(「その通り」と呼ぶ者あり)きょうの大臣の出席が遅刻したことをかくのごとく委員会が重大に扱っていることは、これはよほど労働大臣または労働省の幹部諸公もお考え願わなければならぬ。先ほどから政務次官はにやにや笑っておったが、榊……

第22回国会 社会労働委員会 第10号(1955/05/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 少し時間があるようですから、私一、二お尋ねしてみたいと思うのですが、失業対策の全般の計画、関係の資料が出ないのですから、それ以上具体的に聞きようがないのですが、少しまだ私に合点のしにくいところがあって、大臣の説明を承わってはっきりしないところがある。それは今年度の失業対策の計画について、数字的なことは資料を待つのですが、結局新しい失業者と見られるものが大体二十万と、こういうのです。それで従来の失業者が、つまり日雇い労働者といいますか、直接雇うものは、従来の登録失業者とか完全失業者とか、求職者数というのは別にして、今日までやってきている従来の失業対策の対象者が昨年は十七万、今年は二……

第22回国会 社会労働委員会 第11号(1955/06/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 厚生行政についてお尋ねしたいことは山ほどあるのでありますが、いろいろな機会に譲りまして、私は本日は一、二の問題についてごく簡単に伺いたいと思います。  第一点は、さしあたりましてつき添い婦の廃止の問題でありますが、これに対しまする大臣の御方針はどういう御方針を持っておいでになりますかということを承わりたいと思います。
【次の発言】 この問題につきましては、われわれといたしましては十分に検討をいたしまして、われわれの所見もまた適当な機会に表わしたいと思うのでありますが、ただいまの、大臣の御答弁の後段の点について、なお御所見を承わりたいと思うのでありますが、今大臣の仰せになりましたよ……

第22回国会 社会労働委員会 第12号(1955/06/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 議事進行についてお尋ねしたいのですが、これは今日の議事日程にないのです。先ほどお諮りになったのは、この時間を利用して政府の説明を聞こうじゃないか、こういうことであって、これを議題にして質疑応答をするということは御相談はなかったわけです。ですからこれは日程通り政府の説明を聞くにとどめて、予定通りに公報にありますような日程をおやりになったらどうかと思うのですが、何か御都合があるのですか。御都合があるならばいいのですが、どういう都合になっているか、諮ってもらわないことにはわれわれにはわからない。
【次の発言】 私は何も委員長をなじるのじゃないのですが、今日は理事会の申し合せによりまして……

第22回国会 社会労働委員会 第13号(1955/06/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 療養所長の島村さんに承わりたいと思いますが、つき添い婦の業務について、療養所長としてはどれだけの指導監督をしておいでになるのか、またできるのか、あるいはまた適当でないつき添い婦というのは交代させることも所長でできるのかどうか。それからつまりつき添い婦があなたの方の療養所の中で働いている実情ですね。つまりつき添い婦をつけることについての先ほどのあなたのお話の中に、つき添い婦が必要だという申請をして、療養所の方からなさるでしょう、それが福祉事務所の方に行くでしょう、それがつけてもいいという認可が来るでしょう、雇い入れはだれがするのですか、雇い主は患者ですが。その雇い入れのいろいろの手……

第22回国会 社会労働委員会 第14号(1955/06/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 関連してお尋ねしたい。今論争されたメーカーのこの製品についての政府の責任の問題は、福見細菌部長が、政府が作ったのだ、責任は政府にあるのだと、そして工場は結局借りてやっておるのだと、こういうことで、しろうとでよくわかりませんが、結局これは予研の方でできた製品の、いろいろな各種の検査をするということで責任を負うのですね。
【次の発言】 ちょっと待って……、そこで工場を借りたと、こう言うけれども、何も政府がいろいろな借り入れの契約というか、借りたというあり方というものはどういうことになっておるのか。あなたの方から係官が行ってその監督のもとに借りた、工場で製造過程の監督をしておるのか。そ……

第22回国会 社会労働委員会 第15号(1955/06/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 関連質問。私は同じようなことを実は二度聞くのですが、いつでありましたか、一昨年でありましたか、昨年の春でありましたか、当委員会で不正の輸血の問題が取り上げられまして、そのときの輸血の中にやはり梅毒菌か何かがありまして、それからこの不正業者の問題が取り上げられて、そうしてこれに対する取締りの方法があるかないかが当委員会で検討されて、直接取締りの方法がないわけで、そのときは、これはまあ重大なことだから一つ取締りの方法を当局で検討してもらおうじゃないかということであって、十分厚生省としても検討しましょうということがあって、相当年月がたったように思うのです。今再びここでお取り上げになりま……

第22回国会 社会労働委員会 第16号(1955/06/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 関連して一つ。厚生省関係でいろいろ各種のテーマで各局へといいますか、研究費の補助が出ておるわけですが、どういう題目で研究をしておるか、だれに研究を委嘱しておるか、何を研究させているのかわからないので、資料を一つちょうだいしたいと思います。並びに補助金の金額を。
【次の発言】 関連して。この種の問題は、私は健康保険法の一部改正法律案が出たときに審議の機会があると思ったのですが、しかし全般的な御質疑があるのですからけっこうに思うのですが、今大臣の御答弁の中に監査に関係しての法律の改正をする意思がないのだ、こういうお言葉があった。私は今度の健保の改正案には監査のために必要なる措置の改正……

第22回国会 社会労働委員会 第17号(1955/06/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私はこの際、お年玉年賀はがき寄付金の問題につきまして、厚生大臣に緊急質問をいたしたいと存じます。
【次の発言】 お年玉はがきの益金が、御承知のごとく最近は約五億円の利益を上げておるのでありまして、この五億円がいかなる団体によりまして配分されるかということは、申すまでもなく非常に重大な問題でございますので、私はこの際厚生当局、すなわち厚生大臣はこの問題についてどうお考えになっておられますか、どういう御方針をおとりになりますかということについて伺いたいと思うのでございます。申すまでもなく、このお年玉はがきの益金、すなわちこれによる寄付金を社会福祉方面に使うという関係の法律はちゃんと明……

第22回国会 社会労働委員会 第18号(1955/06/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 議事進行について発言をするのでありますが、今委員長は、厚生大臣が出て行かなければならないから、本日はこの程度で終りたいと思うがどうかということでお諮りになったのですが、先ほどから榊原委員がおっしゃったのが大臣に対する質問であるならば、大臣は退席することはできない。ですから、事務当局に対する質問をお続けになるのか……。
【次の発言】 大臣の答弁の前に私関連して聞いておきたい。この赤痢ワクチンの問題は結論を出そうじゃないかということになって日程も組んでおるのですが、今日特に念を入れて御質問があった。それで私も関連して念を押しておきたい。  先ほど厚生大臣がほかの席で聞いたように思うか……

第22回国会 社会労働委員会 第19号(1955/06/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 当委員会の命によりまして国立埼玉療養所を視察いたしました状況を御報告いたします。  現場におきましては、所長初め幹部職員より概況の説明を受けまして、つき添い婦、患者諸君の代表よりはそれぞれの陳情を聴取いたしまして、かつ外科及びカリエスの重症患者を収容しておりまする病棟につきましては、一人一人しさいに実地を視察いたしたのでありますが、その調査の概要につきまして主観をまじえずに御報告いたしたいと存じます。  当療養所は安静度四度以下の重症患者が多くありまして、患者の現在員は八百三十名で、十二の病棟に収容されております。これに対する看護の現況は看護婦百十四名、雑仕婦二十三名、つき添い婦……

第22回国会 社会労働委員会 第22号(1955/07/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 議事進行について。私は今のことはいろいろお話し合いでいいと思いますが、全体的に労働省関係で、昭和三十年度の予算に関連してやっている一般質問というのは、私どもはきょうで終るべきじゃないかと思う。すでに三十年度予算は本会議できょう上るというのに、しかも分科会でもやったというのに、当委員会がいかに関係の委員会だといって、昭和三十年度予算に関連してというこの議事日程のやり方は、私は適当でないと思う。従ってこれは一つ委員会としても考えられて、同じ労働行政の一般質問をするについても、何か問題を提起して、次回からは議事の進行方法をあらためて考えるべきじゃないかと考えます。これは一つお諮りを願い……

第22回国会 社会労働委員会 第23号(1955/07/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 関連して。今の名称の点ですね、加藤委員からもいろいろ有益な御質疑があったのですか、私も伺っておきたいと思いますが、この案を政府は立案するときに、関係者の意見を聞きましたかどうか。あるいは歯科医師会の団体とか、あるいは歯科衛生士の団体といってはおかしいが、それらの人たちの、ある程度の意見を聞いてみたか、聞いてみないかということを伺いたい。
【次の発言】 そのときに何か異議がありましたか。強い異議があったにもかかわらず、政府はこの名称が適当だと思って提案をしたのか。当時はあまり異議がなかったのか。提案を見た暁において異議が出たことを承知しておるかどうかというような点について、率直に御……

第22回国会 社会労働委員会 第24号(1955/07/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私はこの法案をまだべついたしましただけで、深く検討していないのであります。ただいまのところでは大して伺うところもないように思うのですが、念のために政府当局の御所見を伺っておきたいと思うのは、これは新しい法律だ、この種の現実の業務を行う者その他事実は存在しておりましても、法律としては新しい。従ってこの法律を作ることによって、すなわちこの種の業務に関する新たなる規定を作ることによって、この業態の将来に及ぼす影響をどういうふうに政府は見ておるか、またどういう影響を期待しておるか、ただ今日の現状を新しい法律で規制したというだけじゃ意味をなさぬ。こういう法律によって新たに規制することによっ……

第22回国会 社会労働委員会 第25号(1955/07/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は、前回に現在の歯科衛生士のやっている仕事と、今回改正しようとする歯科衛生婦としての仕事のこの関係を伺ったのです。それで予防と治療との関係というものになってきて、それが予防と治療とは何というか、専門的な近代医学の傾向はほとんど分離しがたいような関係にあるという医務局長の答弁である。そういう答弁から推しますと、歯科衛生士を歯科衛生婦に改めようとする考え方の上に、法律の建前というか、立法意思というか、そういうことに非常にこの不明瞭なことになるので、政府の今回改正しようとする意思をはっきりわれわれによくわかるように、納得のいけるような説明を得たいということを、本員は質疑をいたしておっ……

第22回国会 社会労働委員会 第28号(1955/07/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 関連して伺いたいのですが、今の補助金の交付の方法ですね。過不足ができたときの話や、いろいろ念の入った御質問がありました。大村主計官からのお答えの中に、生活保護法の一例をお引きになって、こういうやり方もあるというお話ですが、私は昨日この席におりませんでしたので、もし重複したら御指摘を願いたい。一体この補助金は締めてみてあとから補助金を使うのですか。この生活保護法は、これは義務費であるけれども、出し方が違うのです。そして毎月出しておるのですから、先渡しもしておくのだし、足りなくても実際には現業の末端の執行機関は困らない。国保の方は補助がおくれてきたり、当初の予算額よりは違ってくると、……

第22回国会 社会労働委員会 第29号(1955/07/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私も二、三お尋ねしておきたいと思うんです。それでこの優生保護法は、言うまでもなく谷口委員か当初から手をおかけになったので、いわゆる谷口委員の私はこの優生保護法の改正に関する限りは、従来無条件で御賛成申し上げてきたのです。また数回われわれの方にも御相談下すって、共同して改正に御協力申し上げたことがあるのであります。それだけに提案者につきましては敬意を表しておりますので、目をつぶって御賛成申し上げてもいいのではないかというほど実は御信頼申し上げておるんです。ただ御同僚の御発議ではありますが、念のために伺っておきたいと思います点が数点ありますので、お時間をちょうだいするわけでありますが……

第22回国会 社会労働委員会 第30号(1955/07/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 修正案は御手元に案文が配付してございますので、朗読を省略さしていただきたいと思います。修正の要点を申し上げますと、原案の十五条の改正規定を削りまして、そうして十五条の改正規定と申しますというと、原案のほとんどおもなる点が十五条関係でございますので、その点をすべて削ることにいたしまして、新たに第三十九条と申します一条を設けるわけでございます。この第三十九条はすなわち優生保護法の附則の規定でございますので、本問題を優生保護法の本文の中に置かずしてこれは附則による規定を置きますことが立法体裁上至当であろうと存じまして第三十九条という一条を設けたわけでございます。そういたしましてこの受胎……

第22回国会 社会労働委員会 第32号(1955/07/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 ただいま議題とされました戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案について、提案理由を御説明申し上げます。  戦傷病者戦没者遺族等援護法が昭和二十七年に実施されましてから三年余を経まして、遺族等に対する援護の実績は多大の効果をあげていることは御承知の通りでありますが、現行法のままでは、国家補償の公平かっ完全な実施にはいまだ不十分な点が多々ありますため、今回恩給法の改正による戦没者遺族の公務扶助料の引き上げと相待って、以下に述べますような点について根本的かつ合理的な改正を行い、援護措置の拡充強化をはかろうとするものであります。  改正点につきまして、最初に全般に共通した点につ……

第22回国会 社会労働委員会 第33号(1955/07/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は、ただいまの榊原委員の付帯決議に関する動議に賛成いたします。

第22回国会 社会労働委員会 第34号(1955/07/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 私も一つか二つ簡単に伺いたいと思うのですが、もう大部分問題は他の委員から出ましたから、あるいは重複するかもわかりませんが、短期被保険者に対する対策が今度行われた。だんだん質疑応答を伺っておりますと、悪意のものと善意のものとの見分けがつきにくいということですね。見分けがつきにくいから、従って善意の人たちに対する区別を立てた措置をするということはできにくい、こういうことの答弁。言いかえると、この制度の欠点を利用して乱用する、悪用するということと、短期被保険者に対する従来の制度の乱用と活用というものが区別がつきにくいということでありますから、……

第22回国会 社会労働委員会 第35号(1955/07/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今の問題について関連質問を出したいと思う。先ほど大石衆議院議員の御答弁の中にですね、今はちょうど専門家の御論争でありますから、われわれが口を入れる場合でないのですけれども御答弁の中にですね、処方せんを出さないということは、患者を離さないという目的もあるのだというお言葉があったのですね。つまり言いかえると処方せんを出すということは、患者と医師との離縁状になるのだという意味の、患者を離さないためには処方せんを出さないのがいいのだと、引きつけておくのがいいのだというようなお言葉があったと思うのですが、治療上そういう場合があることもわれわれはわかりますが、ことごとくしかりというような、そ……

第22回国会 社会労働委員会 第36号(1955/07/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今の山本君の御質問の貸付の基準をどういうふうにやっているかということは、これは非常に大事なことで、一つまあ政府の方も、今のように別に、一般的な気をつけろというような通牒では意味がないので、これはこの母子福祉資金の貸付の法律の性格がよく徹底して、対象者を選ぶ基準というものが、その方針を織り込んだ基準というか、そういうものをはっきりしておく必要があると思う。われわれはこの法律を作るときに、これがいわゆる高利貸し的な、金貸し的なような性格であっちゃならぬということをよく申し上げておるので、つまり返せる見込みだとか、あるいはこれは健全な経営をする見込みがあるとかいったようなしっかりした、……

第22回国会 内閣委員会 第24号(1955/07/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(山下義信君) ただいま議題となりました恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  御承知の通り、占領下における昭和二十年十一月連合国最高司令官から発せられました覚書に基きまして、旧軍人軍属及びその遺族に対する恩給は、そのごく一部を除いて廃止されていたのでありますが、わが国の独立後、従来一般公務員及びその遺族と恩給法上全く同じに扱われておりましたこれら旧軍人軍属及びその遺族の恩給を廃止または制限の状態に放置いたしますことは妥当でないとして、昭和二十八年八月、法律第百五十五号をもちまして、いわゆる軍人恩給の復活が……

第22回国会 内閣委員会 第27号(1955/07/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(山下義信君) お許しを得まして、私どもの提案いたしました、ただいま御審議を願っておりまする改正案と同様御提出になりました民自党御提案の改正案との相違点と申しますか、そういう点を補足説明をさせていただきまして、御審議をいただきたいと思います。  民自案の方におきましては、一万二千円ベースになりましたこの点は同一でございます。それで仮定俸給の号俸引き上げにつきまして、民自案におきましては、尉官以下四号俸を引き上げられまして、佐官は三号、将官は二号の引き上げとなっております。ただし尉官以下と申しましても、その中で軍曹、伍長だけは別の扱いになっておられまして、四号俸でなく三号俸に押えてお……

第22回国会 予算委員会 第29号(1955/06/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は厚生大臣にまず社会保障制度関係で質問いたしたいと思います。先ほど政府は社会保障制度の長期計画を立てる考えがあるということを表明いたしましたことは、非常にわれわれが同感いたしている点でありまして、こういうことを言われるというと、どうも倒閣の気分がにぶるのでありますが、われわれの見るところでは、社会保障制度の計画につきましてはもう議論する余地はない、どういう程度の制度をわが国に実施するかということはほとんど世論が一決していると思うので、あとはただいかに、これをどういうプロセスで実施するかという施行の段階であると考えるのでありますが、その長期計画に対しまして、厚生大臣の所信のほどを……

第23回国会 社会労働委員会 第3号(1955/12/09、3期、日本社会党)

○山下義信君 きょうは労働大臣のごあいさつでもありまするし、具体的な質問はまた次の機会に勉強させていただくことにいたしたいと思いますか、先ほど山本君の質問に御答弁にな。ましたのでちょっと私が受け取りかねたのでありますが、ただいまのごあいさつでは、労働基準法を改正する考えはないというごあいさつでありました。新聞では衆議院の社労委員会の方でもそういう御言明があったということが報道されておりました。これは非常な言うまでもない重大な問題であります。しからば労働基準法は改正しないが、労働基準行政の運営の上において新大臣は何か手心というか、運営上、に新たなる考え方で行くのかという質問をされたようであります……

第23回国会 社会労働委員会 第4号(1955/12/13、3期、日本社会党)

○山下義信君 ソ連地区引き揚げに関する実情調査のため、本委員会より森田、奇山、山下の三委員が舞鶴に派遣されましたが、その調査の概要を御報告申し上げます。  御承知の通り、昭和二十五年四月、ソ連がタス通信で、日本人の引き揚げは一部の者を除き打ち切り、完了の旨を発表いたし度したので、信濃丸の入港を最後としてソ連地区の引き揚げは一時途絶の状態となっておったのでありますが、昭和二十八年十一月から、三年七カ月の間中断されておりましたソ連地区在留同胞の引き揚げが久しぶりに再開されることに触りまして、今回はその第五次引き揚げを迎えた次第でございます。  今回まで舞鶴における引き揚げ取扱い人員は六十五万人を数……

第23回国会 社会労働委員会 第5号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○山下義信君 今の相馬君の質問に関連してでありますが、私どもも単なる失業救済政策から雇用増大政策といいますか、雇用政策という方へ質的に政策の内容を切りかえるということは大へんけっとうなことだと思うのです。できるだけこの政策の成功を御期待いたしますが、どういう意味か私によくわからないのですが、その雇用政策ということが……。それは今の御説明で、従来の失業対策が失業者の生活保護的ないわゆる救済的な対策であった。今度は雇用の増大をはかって、そうしてその経済的な、効率的なそういう就労のできるようなやり方をしていくのだ、こういう御指摘のようです。それを労働省としてどうおやりになるのでありますか、少しもわか……

第23回国会 社会労働委員会 第6号(1955/12/16、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) ありがとうございました。  それでは次に逢坂さんに一つ御陳述を願います。
【次の発言】 私はこの際、議題外でありますが、先ほどの理事会で御了承をたまわりまして、緊急質疑をいたしたいのでございます。それはけさの新聞に報道せられました森永乳業事件につきます五人委員会の結論が発表に相なっておるのでございます。本委員会におきまして、森永問題を取り上げてきておりますことは周知のことでございます。たまたま臨時国会の最終日、本委員会の開かれましたこの機会に今朝発表に相なりました、この問題につきまして厚生省当局のお話を承わらずに臨時国会を終るということはできぬと存じまして、最後の機会でご……

第24回国会 社会労働委員会 第1号(1955/12/20、3期、日本社会党)

○山下義信君 委員会の運営についてお諮りを願いたいと思うのでありますが、自然休会に入りまして年末年始の休みがあるわけであります。この期間、当委員会の委員各位が、われわれがこの自然休会中に便宜当委員会の諸問題につきまして、地方で調査をいたしますということは非常に必要ではないかと思うのであります。それで委員派遣ということは、これはおそらくこの年末年始の休会中に各委員会ともいたさないことであろうと思いますし、また当委員会には小委員会の設置もございませんので、従いましてこの自然休会中に調査活動をいたします方法といたしましては、各委員が個人々々適宜この休会中に調査研究を願うということがいいのじゃないかと……

第24回国会 社会労働委員会 第2号(1956/01/20、3期、日本社会党)

○山下義信君 他の委員の方の御意見もあろうかと思いますが、いうまでもなく、自他周知のごとく、新医療費体系は厚生大臣が国会にでき次第報告するといった事項でありまして、この問題の重要性は言うまでもないことである。従いまして、この新医療費体系が議題になりましての審議に際しましては、終始厚生大臣が出席いたしまして責任のある答弁をすることは言うまでもありませんが、特に最初の説明に当りましては、大臣が責任のある基本的所見の発表もあり、説明もあるべきでありまして、本日大臣の出席を見ないということは非常に遺憾とするところでありますと同時に、それでは当然この新医療費体系の議事を開くことができませんことは言うまで……

第24回国会 社会労働委員会 第3号(1956/01/26、3期、日本社会党)

○山下義信君 専門家の御質疑のあと承わりたいと思うのでありますが、私も時間の都合がありまして、しろうとでありますが、先に二、三伺いたいと思うのであります。  前回私はこの新医療費体系の主として当面お取扱いの当局のご方針、態度等につきまして伺ったのでありましたが、本日は今回の新医療費体系の持っておりまする基本的構想と申しますか、御方針と申しますか、そういうものにつきまして総括的に伺いたいと思うのであります。  私は政府にお願いをするのでありますが、申すまでもなく、この新医療費体系が成規の手続で厚生省の方のそれぞれの諮問機関に御諮問中であります。また今回国会の方にも御報告下すったのであります。私は……

第24回国会 社会労働委員会 第4号(1956/01/30、3期、日本社会党)

○山下義信君 私も大臣が見えましてから、前回に続きまして、残余の総体質問を一、二いたしたいと思うのでありますが、それは保留さしていただきまして、ただいま政務次官が見えておりますので、政務次官に一つお尋ねをいたしたいと思います。  この新医療費体系の実行は、言うまでもなく四月一日からということで、前回の質疑応答で四月一日から実行するのには、どうしても三月の初めに告示しなければ間に合わぬということの答弁があって、そういう御予定でありますが、この新医療費体系と関係のありまする健康保険の改正、いろいろ関係が直接間接にありますが、一番関係のあるのは一部負担の点で、これが今の健康保険法のままでありますとい……

第24回国会 社会労働委員会 第5号(1956/02/03、3期、日本社会党)

○山下義信君 政務次官が見えておりますので、大臣に伺うはずでありますが、政務次官にお伺いしたいと思います。  前回に引き続きまして総体的なことをしろうと議論でお尋ねするのでありますが、本日は主として医師の技術料をいかに見たかということについて当局の基本的なお考えを聞きたいと思うのです。そのことを具体的に伺うのには、私どもしろうとには、まあ初診料をこれを見本にして伺うのが一番いい、かように考えていることを前回に申し上げてあります。従いまして初診料について具体的に私はお伺いしたいと思う。  今回初診料十二点にされた根拠はどこにあるか、これは前回かりに保険の点数として翻訳するならば、六点ということが……

第24回国会 社会労働委員会 第6号(1956/02/07、3期、日本社会党)

○山下義信君 私は前回初診料十二点の内容について質問をいたしまして、他の同僚委員諸君から関連質問がおありになりまして、資料の要求をいたしておきましたのですが、それについての一応政府の答弁といいますか、説明をしておいていただきませんと、私の質疑がその点に関する限り終らないことになりますから、一応私がお尋ねしましたことの内容について御説明を一つお願いしておきたいと思います。
【次の発言】 私がお尋ねしました十二点の内容についての政府の御答弁が非常に不完全で、私は不満足に思いますが、これはやむを得ませぬことでありますから、この点の追及は保留しておくということにいたしておきまして、ただ政府の答弁の中で……

第24回国会 社会労働委員会 第7号(1956/02/14、3期、日本社会党)

○山下義信君 本件につきましては、今上條委員が指摘せられましたように非常に重大なる事案であると考えられますので、委員会にお諮り下さいまして、委員会としてこの実情を調査するということにいたしたいと思います。お諮りを願いたいと思います。  なお関連いたしまして私は労働省の当局にもお願いしておきますが、今上條委員から提案がありましたように、また労働省も御調査になるということでありますが、この種の第三国人といいますか、韓国人資本の事業場におきます労働関係法規の順守の状況といいますか、この一つの事件をもちましてことごとくそのようであろうという推測も早計に失するかもわかりませんが、非常に私は重大であると思……

第24回国会 社会労働委員会 第8号(1956/02/16、3期、日本社会党)

○山下義信君 私は、本日の議事を開始せられるに当りまして、議事の進行上特に厚生大臣の出席を求めまして質疑をいたしたいと思いますから、御許可をお願いしたいと思います。
【次の発言】 本日は、新医療費体系につきまして、当委員会の従来かって見ざる多数の参考人を招致せられまして、この問題に対する意見を聴取するのでございますが、申すまでもなく本日の各参考人から意見を求めますのは、先般政府が提示いたしました新医療費体系の原案について、われわれは意見を聴取いたすのでございます。  しかるに先般来、各有力な新聞紙その他地方におきましては、特に各種の新聞紙に報道せられたのでありますが、今回政府の提案せられました……

第24回国会 社会労働委員会 第9号(1956/02/17、3期、日本社会党)

○山下義信君 私遅刻いたしまして、江幡先生の一部の御所見を拝聴する機会を逸したのでございまするが、もしお話の中に、すでにお示し下されてありますれば御指摘をいただきたい、またお許しをいただきたいと思いまするが、両先生に私伺いたいと思うのでありまするが、このたびの新医療費体系の持っておりまする性格なり、方向、目的と申しますか、少し誇大かもわかりませんけれども、ある意味におきましては、日本の医療に対しまする一つの革命ということも言い得られるような気持がいたします。それで私が新医療費体系のみを見ますというと、そういう性格が非常に積極的に打ち出されてありまして、確かに一つの方向が、いわゆる医療の合理性と……

第24回国会 社会労働委員会 第10号(1956/02/23、3期、日本社会党)

○山下義信君 ちょっと田中副長官に山本委員御質疑になります前に、関連して私は労働大臣に伺っておきたいのですが、ちょっと今の点について……、先ほど労働大臣は、近く係官を派遣して実情も調査をしたいと思う、それから関係の公共団体にも十分一つ実際に即したいろいろプランを持ってこい、持ってきているかどうか知りませんけれども、十分向うの計画性についてもよく話してみた、要望しておいたというお話がありました。ごもっともでありまして、ごもっともといいますか、当然でありまして、一々の実情がわかっていなければ対策が、まあ大ざっぱな、抽象的なことは別といたしまして、具体的な対策の方てようもおありではないと思うのであり……

第24回国会 社会労働委員会 第11号(1956/02/24、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) これより社会労働委員会を開会いたします。  お諮りいたします。利用紡織の労働問題に関する委員の報告につきましては、口頭報告を省略して、これを会議録に掲載した後ごらんを願いたいということにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではさよう決定いたしました。
【次の発言】 次に社会保障制度に関する調査の一環として、新医療費体系に関する件を議題といたします。  先般の当委員会における参考人の意見に対しまして、厚生省当局の見解をこの機会に聴取いたします。
【次の発言】 ただいまの厚生省当局の見解をも含めまして、本問題に対する質疑……

第24回国会 社会労働委員会 第12号(1956/03/01、3期、日本社会党)

○山下義信君 私は資料を要求しておきますから次回に一つお出しを願いまして、質疑は次回に譲らしていただきたいと思いますが、検疫病院等の施設のあるところが八カ所と言われたのでありますが、そういうところの検疫所の名称、位置、それから検疫港の名称位置、それから全体の防疫港の名称、位置、その表をいただきたい。それからそこへ書き加えていただいてもいいのですが、また別の資料でですね、最近の検疫の実績の資料、なおこの業務に従事をする人員及びその配置その予算等を、これは審議に必要と思いますから、この資料の中にそういう数字的な資料がありませんからこれを一つ御提出願いたいと思います。

第24回国会 社会労働委員会 第13号(1956/03/08、3期、日本社会党)

○山下義信君 私は相馬議員の散会の動議に賛成いたします。多くを申し上げる必要はないと思います。今まで私も委員会にずっとこうして列席さしていただいておりますが、今日のような重大な侮辱を受けたことがかつてございません。私どももこれは非常に遺憾であると同時に、ふんまんやるせないものがあります。これは国会対政府の関係、政府がこういう態度を国会に見せていいかどうかということを、私はすべての問題に先んじて考えなければならぬ。国会の権威につきまして非常に遺憾であると思うのであります。本日出席して、ただいま相馬委員の言われるように、新医療費体系に対する最終的意見をここで御説明いたすということが約束になっておる……

第24回国会 社会労働委員会 第14号(1956/03/09、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) これより社会労働委員会を開会いたします。  諸般の報告を申し上げます。  まず、委員の異動を報告いたします。三月九日付をもって、委員森田義衞君が辞任し、補欠として高木正夫君が選任せられました。また同日付をもって、委員藤原道子君が辞任し、補欠として亀田得治君が選任せられました。  次に、昨日の当委員会における厚生大臣の不出席に関する件につきまして御報告いたします。  委員会終了後、本件並びに自後の取扱いに関しまして、委員長、理事打合会を開きました結果、昨日の事態につきまして、十分事件が解明いたしまするまで、委員会といたしましては、議事の進行上につきまして十分留意をするという……

第24回国会 社会労働委員会 第15号(1956/03/15、3期、日本社会党)

○山下義信君 相馬委員の質問に関連して、私が質問したいのでありますが、厚生大臣の不出席の問題を相馬君質問しておいでになったのですが、関連して伺おうと思っておりました。続いてその問題の質問の御継続かと思っておりましたら、今衆議院の方で御答弁になりましたことについての御質疑のようであります。あるいはこのことが厚生大臣不出席の、先ほどの御質疑の御継続の一部になるのかもわかりませんけれども、私は前段の今の大臣の釈明について伺っておきたいと思います。  承わっておりますと、はなはだ遺憾であったということはおっしゃるのであります。どうもあの日におとりになった御行動は、当りまえのことをなさったように繰り返し……

第24回国会 社会労働委員会 第16号(1956/03/16、3期、日本社会党)

○山下義信君 私はそれと関連して、その答弁をなさる前に、私も関連質問してあわせて御答弁願いたい。私は田村君のお考えとは不幸にして少し考えが違うのであります。私はいわゆる雇用政策といいますが、職安政策というか、それはようやくその緒について、従来の弊害山積、深刻であった雇用の関係に乗じて、ボスが介在をしてそうして正規の就職を妨げて、そうして就職の機会均等をじゃまをして弊害百出であった。この状態がようやくいわゆる国民の就職の機会均等と、それからこのボスの存在の弊害がやや排除せられて、ようやくまあ職業安定所の機能が軌道に乗ったというとき、要するに求人者も職業安定所をやや信頼しかけ、それから求職者もこの……

第24回国会 社会労働委員会 第18号(1956/03/27、3期、日本社会党)

○山下義信君 この暫定表は本日正式に御報告に接しましたのでありますから、われわれ社会党といたしましても十分検討をしてみなければ、暫定案に対しまする党の態度をここで申し上げるわけにはいかないとは思いますが、しかし私個人の考えといたしましては、非常に不完全で、非常に不合理なもので、はなはだ不適当な案であるという感じがいたします。そのことだけは、社会党側の選出の社労委員として申し上げておかなくちゃならぬと思う。私どもが申すまでもなく、政府みずからが不合理な不完全な案でございますと言うのでありますから、これはもう異論のないところであります。多く論評する価値がない。その不合理なものの中の最も不合理なるも……

第24回国会 社会労働委員会 第19号(1956/03/29、3期、日本社会党)

○山下義信君 二、三の点につきまして、政府並びに今回全権の随員として御足労願いました――まだ随員の御資格でありますかどうかわかりませんが、田辺局長に伺いたいと思います。  まず最初に、日赤副社長並びに井上外事部長から先ほど御意見を拝聴いたしますと、今回の北鮮の会談の中で――会談の中というよりは、北鮮の会談におきまして非常に大きな問題になりましたのは、いわゆる在日朝鮮人の引き揚げの問題なんです。この問題が壁にぶつかって北鮮会談が長引いていろいろの御苦労を下さったんです。今両参考人のお話を聞きますというと、日赤においてもこの問題に対して尽力をするということの公約がなされて、ただ出先の交渉に当った方……

第24回国会 社会労働委員会 第20号(1956/03/30、3期、日本社会党)

○山下義信君 今の田村委員の質問に関連してお尋ねしたいのですが、仄聞するところによりますと、この審議会の開催のつどに委員の出席が非常に悪いということで、ほとんど四回開いたのか五回開いたのか知らぬが、その全回を通じて一度も出席しない委員があるのじゃないか、もしそういう委員があるのならば委員をやめさせなければ、委員会の開催が四回か何回か知らぬが、それも的確に答弁なさらなければならぬが、委員の出席の状況、個々についてすみやかに資料の御提出を願いたい。何でもほとんど顔を出さぬ委員が少からずあるのじゃないかと思う。そういう一度も出席しないような、この問題に熱意も何もないような委員を並べておいたってしよう……

第24回国会 社会労働委員会 第21号(1956/04/06、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動報告をいたします。四月三日付永岡光治君辞任、相馬助治君選任、四月五日付寺本広作君辞任、植竹春彦君補欠選任、四月六日付山本經勝君辞任、久保等君選任、同日付植竹春彦君辞任、寺本広作君選任、同日付亀田得治君辞任、藤原道子君選任。以上でございます。
【次の発言】 御報告いたします。  先般の理事会におきまして、医療、公衆衛生等に関する不正行為の実情調査をいたしたいということになりまして、近時、不法な医療類似行為や、公衆衛生上の不正行為、または不正薬物等のために国民が被害をこうむっている事件が随所に起っておりますので、公衆衛……

第24回国会 社会労働委員会 第22号(1956/04/12、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) 午前に引き続いて、これより開会いたします。  委員の異動を報告いたします。四月十二日付をもって、高良とみ君が辞任され、森田義衞君が選任せられました。
【次の発言】 公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案を議題といたします。  午前に引き続き御質疑を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起して。

第24回国会 社会労働委員会 第23号(1956/04/13、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) これより社会労働委員会を開会いたします。  御報告申し上げます。まず、委員の異動を報告いたします。四月十三日付をもって相馬助治君が辞任され、久保等君が選任されました。同日付をもって加藤武徳君が辞任され、杉原荒太君が選任されました。同日付をもって草葉隆圓君が辞任され、斎藤昇君が選任されました。同日付をもって紅露みつ君が辞任され、小澤久太郎君が選任されました。同日付をもって高橋進太郎君が辞任され、雨森常夫君が選任せられました。  次に、四月四日、衆議院から予備審査のため本院に送付になりました衆議院議員岡良一君ほか十二名提出の健康保険法等の一部を改正する法律案は、四月七日、委員……

第24回国会 社会労働委員会 第25号(1956/04/19、3期、日本社会党)

○山下義信君 総理には御足労をかけまして、大へんお顔色もよろしいようでありますので、けっこうであります。  本日は、健保改正法案につきまして、基本的な問題を伺うのでありますが、健保改正案と申しましても憲法改正案ではないのでありまして、これは失言等の御心配もございませんから、おおらかに、一つ遠慮のない質疑をいたしたいと思うのであります。  この問題は言うまでもなく社会保障制度の中心問題でございまして、社会保障制度というのは、政策というよりは、むしろ国の社会構造と相なるべき制度であり、従いまして、国家自体の構造に関係ある重大な問題でございまするので、私は、社会保障政策、その政策以前の基本的な問題に……

第24回国会 社会労働委員会 第27号(1956/04/24、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) これより社会労働委員会を開会いたします。  参考人の出席要求についてお諮りいたします。  社会保障制度に関する調査の一環として、母子福祉並びに児童福祉に関する件、特に親探し、子探し運動について関係者の意見を聴取するため、参考人の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお期日は五号二日とし、人選、手続等は委員長及び理事に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって参考人から意見を聴取することに決定いたしました。

第24回国会 社会労働委員会 第28号(1956/04/26、3期、日本社会党)

○山下義信君 ただいま委員長が議題にせられましたようなわけでございまして、いよいよ米国の水爆実験が旬日の間に迫ってきておるのでありまして、国民の非常な関心を集めておるわけであります。同時にまた、相当の不安に襲われていることも事実でございます。実験区域とされる南太平洋のエニウエトックは、日本が一番世界各国中近い国でございまして、そして危険水域と指定されますこの区域も百二十万平方キロすなわち日本の約三倍の広さであるということであります。実験される爆弾は数千万トンの高性の火楽に匹敵いたしますもので、広島の原爆の約五百倍する威力のあるものであるということであります。このたまだけでも直径五マイルに達する……

第24回国会 社会労働委員会 第29号(1956/04/28、3期、日本社会党)

○山下義信君 私は質問いたしませんが、議事進行で発言しますが、今山本君からの質問中ですから、山本君にお願いしたいと思うのですが、参考人が答弁せられる時間を利用されて相馬委員から質問が出た。今の問題は非常に重大な問題だ。言いかえれば、呉地区におけるこの対策のまっ中心の問題です。それで国有財産の土地が呉市のものになるか、呉市の解雇者の失業対策のために使い得られるか、そういうところを自衛隊がみな取ってしまうかということは死活の問題ですよ。ですから、この問題は、この席で少くともはっきり政府の具体的方針を示さなくちゃならぬ。いいところは勝手に取っちゃって、それであと何の対策ができるんですか、これが根本問……

第24回国会 社会労働委員会 第30号(1956/05/02、3期、日本社会党)

○山下義信君 私はこの際、朝日新聞社に対して感謝するの動議を提出いたします。  本日、朝日新聞社の親探し、子探し運動について御報告を承わり、ひとしお感激を深くいたしたのでございます。けだし、親子の関係、その絶対の愛情は申すまでもなく、人倫の大本でございまして、一切の道徳みなこれより発露いたすのでございます。国家社会におきまして、最も重視いたさなければなりません。  当今世相を顧みますれば、幼にして親を失い、心を鬼にして子と離れ、人生最大の悲しみに泣く者なおいまだ多数を数え、われわれの胸を痛ましむること限りなきものがございます。  今回朝日新聞社におかれては、巨大なるその力を傾注し、親探し、子探……

第24回国会 社会労働委員会 第32号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○山下義信君 丸山さんと竹中さんとに伺いたいのですが、丸山さんの御意見で私が非常に教えられた点は、一部負担をやると疾病別のアンバランスが起るということを御指摘になった。さすがに専門家の御意見だと思って非常に有益に拝聴しました。それで私は丸山さん、竹中さんはその方面の専門家でいらっしゃるので、私どもの伺いたいと思いますのは、この一部負担の問題は、大いに全力をあげて審議しなくちゃなりませんが、保険財政との関係で議論をいたしますということになりますと、議論そのものとしては非常に簡単なんですね。国に金を出させるというようなことは至難でありましても、議論はもう一口ではっきりする。金さえあればやらぬでいい……

第24回国会 社会労働委員会 第33号(1956/05/10、3期、日本社会党)

○山下義信君 ただいまは藤本議員から、懇切かつ明快な御答弁をいただきまして感謝いたしております。立ち入り検査の問題に関連いたしまして、この立ち入りを拒否し、あるいは検査を拒否する、従って罰則があり、かつまた指定取り消し等の行政処分がありまして、しからば正当な理由をもっていわゆる検査を拒む、検査の中には言うまでもなく立ち入りを含む、その正当な場合とはいかなる場合を許容するかという点も、大いに検討いたしておかなければならぬことでありまして、今回それらが、その立ち入り検査に関連いたしまして、現行法と同一の問題ではありまするが、しかしながら、保険医に対しまする監督を厳重にされまして、それに対する衆議院……

第24回国会 社会労働委員会 第34号(1956/05/14、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) これより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動を報告いたします。五月十一日付常岡一郎君辞任早川愼一君選任、五月十二日付早川愼一君辞任、常岡一郎君選任、五月十四日付加藤武徳君辞任、最上英子君選任、同日付寺本広作君辞任、井村徳二君選任。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件をお諮りいたします。健康保険法等の一部を改正する法律案の審査の便宜のため設置した保険経済に関する小委員会において、参考人の出席を求め、意見を聴取したいとの申し出がございます。保険経済に関する事項の調査のため、参考人の出席を求め、保険経済に関する小委員会において意見を聴取することとし、日時、人選そ……

第24回国会 社会労働委員会 第35号(1956/05/15、3期、日本社会党)

○山下義信君 議事進行で発言します。  ただいまの竹中委員の御質問非常な重要な点でありまして、われわれも承わりたいと思うのでありますが、御相談願いたいのでありますが、大筋という非常な御配意のある御発言でもあったのですが、どの程度の御質疑をなさいますか、委員長も竹中委員と一つ御相談を願いたい。保険経済の、ことに赤字を中心といたしまするそれらの数字についての詳細な検討は、小委員会ですることに本委員会で御決議になっておりますので、一応この問題は小委員会に付託の形になっておる。それでこの委員会でお扱いになるということになりますと、小委員会に付託せられたという御決議と抵触をして参りますので、私は竹中委員……

第24回国会 社会労働委員会 第36号(1956/05/17、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) これより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動を報告いたします。  五月十六日付池田宇右衞門君辞任、紅露みつ君選任、同日付長谷山行毅君辞任、榊原亨君選任、同日付菊川孝夫君辞任、藤原道子君選任。
【次の発言】 この際お諮りいたします。田村委員からペニシリン禍の問題につきまして、緊急質疑をいたしたいとの申し出がございます。案件に追加いたしまして、社会保障制度に関する調査の一環として、ペニシリン禍に関する件を議題とすることに御異議こざいませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  ペニシリン禍に関する件を議題といたします。田村委員から質疑をお願いいたします。

第24回国会 社会労働委員会 第37号(1956/05/21、3期、日本社会党)

○山下義信君 保険経済に関する小委員会議決に基きまして、小委員会に提出せられました諸資料を御配布の上、ここに小委員長より中間の御報告を申し上げることにいたします。  今回の政府提出にかかわる健康保険法の一部を改正する法律案の審議に当りまして、去る十日の当委員会におきましては、保険経済に関する小委員会を設置せられまして、谷口、榊原、田村、相馬、山下の五委員が小委員に、及び私が小委員長に指名されたのであります。  本小委員会は、健康保険財政の基礎資料を検討するため、十六、十七、十八の三日間にわたって、十名の参考人を招致して開催せられたのでありますが、第一回の十六日には、政府当局を初め、東京都民生局……

第24回国会 社会労働委員会 第38号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○山下義信君 関連して……。先ほど藤原委員の質問が二つあったと思うのですが、政府の答弁を私は聞きのがしたのですが、大事な点は、医師にあらざる非医師が開設者である医療機関、その場合において開設者の非医師は一部負担を払わなかったといって患者を拒否することができるかどうかということを聞いているのです。その患者を拒否したときに一体どう処分ができるか、それに引っかけてどう処分ができるかということは一応明白にしてもらわなければならない。藤原委員はすぐそれで一部負担の支払い云々と第二の質問にお移りになったが、その一つの質問を明確にしておいてもらわなければならぬ。どうするか、非医師の開設者は。拒否したときには……

第24回国会 社会労働委員会 第39号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○山下義信君 関連して質問したい。山本委員は、政府がるるとして今回改正の必要を述べておられるんですが、今、大臣がおっしゃった理由ですね、それはどうしても納得ができない。その改正の理由が何かほかにあるんじゃないかということを繰り返し追及していられるわけなんです。私もちょっとそれに関連して、改正の理由が何かほかにあるんじゃないかという私もその気持がする。どうもわからぬのです。関連してその点だけ伺いますが、現行制度を改正して、そうして今度のこの改正の新しい制度、この方がよいと言われる。現行制度よりは今度の改正のこの制度の方がよい、これがあなたの方の本改正案を提出する理由なんですから、現行制度よりは、……

第24回国会 社会労働委員会 第40号(1956/05/25、3期、日本社会党)

○山下義信君 前回の質疑で、本日は政府のいわゆる国民皆保険に関連いたす五カ年計画の御構想を承わる、こういうことになっておったのでありますが、その前に、昨日質疑をいたしました二重指定制度の問題につきまして、少しばかり残っておる点がありますから、その点を先に質疑いたしまして、前段の問題に移りたいと思うのであります。  今回政府は、保険医制度につきまして、登録制と指定制という二つの制度を作った。これは昨日の政府の御答弁によりますと、いわゆるこの二重指定制は、今日のわが国の医療の実態からながめて、こういうシステムが適当だと思った、同時に、この中身の行き方については、保険医の、診療におけるいわゆる保険医……

第24回国会 社会労働委員会 第41号(1956/05/26、3期、日本社会党)

○山下義信君 昨日私の質疑につきまして田村委員から御提案がございまして、本日は質疑の項目を明確にいたしまして当局の御答弁をいただく、こういうことに相なったのであります。私の質疑の趣旨は、今回の健康保険の改正目的がただに当面の赤字対策あるいはその他のためのみでなくいたしまして、この健康保険の改正の目的は、いわゆる国民皆保険の目標に向って前進するための地ならし、その大きな目的を持っておるんだという御提案の御趣旨にかんがみまして、しからばその目標に向ってどういう当局は抱負を持っておいでになるか、大体の御計画があれば承わりたい、こういう御趣旨の御質問を申したのであります。委員会といたしましては、当然こ……

第24回国会 社会労働委員会 第42号(1956/05/28、3期、日本社会党)

○山下義信君 関連質問を一つやらしていただきたいと思います。  お手間は取らせないつもりでありますが、今相馬委員の一部負担の最終支払いの責任の問題の質疑応答がありましたときに、政府の御答弁を承わっておりますと、これはどうしても患者に負担してもらう、支払いの最終責任は患者にあるのだ、そうしなければこの制度を立てたゆえんがないのである、制度を立てたかいがなくなるのである、患者が払わぬときには、だれかかわって払うということをしたのでは、この一部負担制を設けたかいがなくなるのである、こういう御答弁があったのです。従来一部負担については、その赤字の補てんの目的のためであるという面、あるいはその負担が患者……

第24回国会 社会労働委員会 第43号(1956/05/29、3期、日本社会党)

○山下義信君 ただいま厚生大臣は重大な御答弁をなさった。あなたはいかなる修正案が出るかは承知しないとおっしゃった。これは何という御答弁ですか。(「詭弁だ」と呼ぶ者あり)あなたがたは、与党から出されようとする修正案については、政府の所見を求められ、閣議を開いて、この修正案には賛成しがたいという政府の意見をあなた方は表明しておられるじゃありませんか。この修正案を一向知らぬとは何事ですか。私はそれは御答弁がいささか妥当を欠きはしないかと思います。
【次の発言】 それならば、承知しておられる与党の修正案についての財政的影響にどう対処するかという御答弁を明確になさなくちゃなりません。

第24回国会 社会労働委員会 第44号(1956/06/03、3期、日本社会党)

○山下義信君 私はただいまの相馬委員の議事進行の発言に賛成いたしまして、私も伺いたい点がありますが、全部質問は省略することにいたします。ただ最後に当局にお願いしておきますことは、次の機会に、ただいま各委員が質疑されました、また要望せられましたそれらの点を十分参考とせられまして、当局もまた当局独自の立場で未亡人母子世帯に対する福祉の計画を新たに検討し直しまして、当局におきましても総合的な施策の計画の立案をされて当委員会に御報告を願いたい。付言しておきますが、未亡人の世帯も漸次立ち直って参っておるようでございますが、ただいま厚生大臣が離席いたしましたから私は申すのです。未亡人世帯の今日までの労苦は……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働委員会 第3号(1956/11/22、4期、日本社会党)

○山下義信君 質問というよりは、性病予防法ですか、今議題になったのは。性病予防法の改正の提案理由の説明を聞いたのですがね。公衆衛生局長から、内容についての事務当局の説明を一つお願いしたいと思います。
【次の発言】 私どもには関連して伺いたい点がありますが、それはまた他の機会に譲ってもいいと思いますが、しかし法律案を上げるときには少くとも主管局長は私は出席すべきだと思う。先ほど出席者の氏名の御紹介があったときに、総務課長の御氏名もおっしゃったが、これは総務課長はいつの場合でも法案の審議には出席すべきであって、総括な立場の人でありますから、少くとも主管局長は出席しなくちゃならない。そうじゃなくて、……

第25回国会 社会労働委員会 第4号(1956/11/24、4期、日本社会党)

○山下義信君 ただいま議題となりました健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由並びに改正要旨を説明いたします。  御承知のように、疾病保険は社会保険制度の中核をなすものでありますが、戦後、国民生活の疾病保険に対する依存の増大と、保険経済の規模の著しく拡大された今日におきましては、医療給付費の増高に伴う保険財政の赤字克服が、疾病保険共通の困難な問題となっておるのであります。  言うまでもなく、保険財政の収入の大宗をなすものは保険料収入であります。ことに、保険料収入の算定基礎となる標準報酬の比較的低い中小企業を対象とする政府管掌の健康保険におきましては、保険財政の逼迫は著しいも……

第25回国会 社会労働委員会 第5号(1956/11/26、4期、日本社会党)

○山下義信君 提案者へのお尋ねは、今回の提案はどういう理由であるか、かつまた、現在の健康保険の赤字についてはどう考えるかというお尋ねであったと思います。本法案を提出をいたしました理由につきましては、先般提案理由で申し上げました通りでございますが、当面いたしまする赤字対策にのみ、そのために法改正を提案をいたしたものではないのでございます。もとより保険経済の不均衡に対しまして、国庫の負担を必要といたしますることは、もとより理由の一つでございますが、赤字対策のためのみではもとよりないのでございます。先ほど御質問の中にお述べになりましたように、社会保障制度の強化、ことに健康保険に対しましてその性格を強……

第25回国会 社会労働委員会 第11号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○山下義信君 お答え申し上げます。非常に重大なお尋ねでございまして、言いかえますというと、提案者、すなわち社会党においては社会保障制度の上において、ことに医療保障制度について、将来基本的にはどういうことを考えているかというお尋ねであったようでございます。従いまして今回提案の国庫負担、すなわち一〇%の関係はどう考えているかということでございまして、私ども今回提案をいたしました国庫負担の十分の一、船員保険に対しましては十分の一・五ということは、現制度の上に立ちまして、現在の政権下におきましてはこういたすことがよろしかろうという観点で提案をいたしたのでございます。前回にお答えいたしましたように、その……

第25回国会 社会労働委員会 第13号(1956/12/12、4期、日本社会党)

○山下義信君 官房長官にお尋ねいたしたいと思いまして、しかも官房長官に対するお尋ねは、無名戦士の墓の問題につきましての一応の関係の深い厚生大臣その他文部大臣等に伺ったあとで、総括的にまあ政府代表という立場で、官房長官に伺いたいということが私の実は出席を願いましたことであるのでありますが、せっかく田中副長官が見えておられますので、しかも田中副長官には、無名戦士の墓、閣議決定の正式の、いわゆる決定のお名前では、無名戦没者の墓の建設につきましては、非常に御尽力を賜わった方でありますので、事務的というよりは、あとで長官がお出ましになれば重ねて伺いますが、田中副長官を通じまして、政府の所見をお尋ねしてお……

第26回国会 社会労働委員会 第2号(1957/02/08、4期、日本社会党)

○山下義信君 私資料をお願いしたいのですが、その前にその資料を出していただくについて伺っておきたいことは、伝聞しますところによると、勤労者の福利厚生施設公団ですか、営団ですか、そういう特別の団体を作るという考えが労働省にあったということですが、今回はそれはつまり実現ができなかったのですか、どうなったのですか。
【次の発言】 いや労災病院でなくして労働省の持っているいろいろな福利厚生関係の仕事を一まとめにして別箇に経営主体を作るという考えがあったと新聞などに出ていたように思うのですが、それはやめましたか。簡単でよろしいのです。やめたか、やめなかったか。

第26回国会 社会労働委員会 第4号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○山下義信君 関連して一つ……。今聞いておりまして私もよくわからないのですが、これは何ですか、労働省の労働教育の資料ですか。これは労働教育の資料ですか。教育指針という言葉をお使いになったんですが、結局労働教育の資料ですか、性格として。
【次の発言】 それで通牒されたということと、通牒したものの、このものとの関係ですね、今、山本委員の質問はその辺をぐるぐる回って、御答弁になったようでありますが、御答弁の中には、教育指針だとおっしゃった。言葉から聞くと、指針であろうと何であろうと、一つの教育資料ですね。教育資料というものと、今あなたがおっしゃった法律上の解釈の通牒というものとの関係はどうなんです。……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1957/08/10、4期、日本社会党)

○山下義信君 きょう初めて堀木厚生大臣と公式の席でお目に当るのでありますが、久しく本院で議席をともにしておりました同僚堀木君が厚生大臣になられましたことにつきましては、心から祝意を表するのでありますが、議員としておつき合い申し上げておる間に、堀木厚生大臣の練達たんのうな手腕、政治的な識見というものはよく存じておる。従いまして、おそらく私どもと申し上げても過言ではないと思うのでありますが、深く新厚生大臣に期待しておるわけであります。その期待の第一は、おそらく本日のごあいさつに当っては、厚生行政の基本方針を相当腹を打ち割って本委員会でお話し下さるものと予期いたしたのでありますが、あにはからんや、か……

第26回国会 社会労働委員会 第5号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○山下義信君 長い間の懸案の法案であったのですが、当委員会にも専門家がおいでになりますから、専門的な御検討をしていただけることと思いますので、私は常識的な御質問を申し上げてみたいと思っております。今、高野委員から御質問になりましたところの関連質問を一つ先にいたします。食品衛生管理者を置くということは、この改正案の重点の一つなんです。今の御答弁で、私も、食品衛生管理者を置く営業者ですね、すなわち施設、それが一部に限られているということは全く遺憾で、私は全般に置くのかと思ったところが、一部に置くのですね、第十九条の二です。そこで、その第十九条の二の法文を見ますと、われわれしろうとにはわからぬ、どう……

第26回国会 社会労働委員会 第6号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○山下義信君 前回の委員会におきまして、今回の改正案に、現行法の第八章の雑則第二十六条関係、すなわちこの食品衛生法に関しまする費用につきまして、法律上は国が二分の一負担をすることになっておりますが、これが改正案におきましては削除せられております。この点のいきさつにつきましては、周知のごとく、すでに平衡交付金の特例のとき並びに今日におきましては地方交付税の交付金にこれが移されてある、従って、この費用関係の条文は死文化しておる、空文化しておるので、今回の改正においては、これを削除するのだ、こういうことであります。国の直接ひもつきの補助が地方交付税交付金の中に入れられてあるという問題、並びに、ことに……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1957/09/12、4期、日本社会党)

○山下義信君 ただいま御説明を終りましたが、医療費値上げの問題は、政府案が発表になりましてがぜん世論が非常にやかましく相なった。われわれはこの種の問題がガラス張りの中で、国民の十分検討を加えた上で決定せられるという方法を望んだのでありますが、御諮問は中央医療協議会にかけられたのであるけれども、すでに一般に公表せられて、これに対してけんけんごうごう賛否の声が高く相なって、今や批判が盛んになってきているというこの現象は、われわれの希望通りでありまして、今後とも国民がいかにこれに対して審判を下すか、判断を加えるかということは、われわれとしても注目いたさなければならぬと思うのであります。まことに時期が……

第26回国会 社会労働委員会 第7号(1957/03/09、4期、日本社会党)

○山下義信君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする食品衛生法の一部を改正する法律案に対しまして、高野委員から御提出になりました修正案並びにその修正の部分を除きました原案につきまして賛成の意を表したいと思うのでございます。  私どもの本改正案に対しまする意見並びに食品衛生行政につきまして強く要望いたしたいと思いまする点は、本案の審議の過程におきまして、わが党委員の各位から十分お述べになっておられますので、この際、それを繰り返す煩を省くことにいたしまして、修正案並びに修正の部分を除きました原案に対して、賛成をいたしまする要点だけを申し述べたいと思うのでございます。  従……

第26回国会 社会労働委員会 第9号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○山下義信君 今の質問に関連して。基準額の改訂という話が出ましたから私も伺いたいと思うのですが、六・五%のアップはどこの基準からそれだけ増額されるのでしょうか。
【次の発言】 その点わかりました。  もう一つ私が伺いたいと思うのは、東京都の今の場合をおっしゃったのですが、それは何年のいつに改訂された基準なんでしょうか、二十九年の一月ですか。
【次の発言】 私が不審に思いましたのは、大蔵省の予算の説明書の方では正誤がありましたか、私の見違いか知りませんが、二十八年の――二十八年に二回しておられるのですが、二十八年の基準の改訂から六・五%を引き上げたのだということが大蔵省の方の説明にはあるのですね……

第26回国会 社会労働委員会 第10号(1957/03/16、4期、日本社会党)

○山下義信君 大臣は出席いたしますか、いたしませんか。厚生大臣の出席の都合はどうなっておりますか。
【次の発言】 生活保護の基準が六・五%上ったというのは、どこのペースから上ったかということについての問題は、ただいまの社会局長の答弁でわかりました。それで第二の問題は、前回お尋ねしておりました問題は、昨年の十月に主食の基準の配給方法が変更になりましたので、その点が今回の新基準の中で、主食費にはどういう影響があるかを考えておられるかという問題について本日は御答弁を願うことになっておるのです。それといま一つは、いわゆる生活保護世帯の米食率、これはどういうふうにその率を考えておられるかという点ですね。……

第26回国会 社会労働委員会 第11号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○山下義信君 注目の健康保険改正案が審議を開始せられようとするに当りまして、本案を提出された政府の手続について、今木下委員から問題が提供されたので、私もこの点について、政府の所信並びに見解をただしておきたいと思うわけです。この問題は、単に所定の手続を踏んだか踏まなかったかという、そういう形式的な問題では私はないと思う。かなりこれは重大な問題であると思うんです。ことに衆議院の審議の過程におきまして、最終の段階において、この問題が論議され、昨日われわれに配付せられた衆議院社会労働委員会の速記録を瞥見いたしますというと、われわれが見ましても非常に疑義があります。ことに、最終の結論はうやむやであります……

第26回国会 社会労働委員会 第12号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○山下義信君 野澤発言の問題が、木下委員のきわめてフェアな御了承によりまして、きわめてスムーズに了承されましてけっこうに存じます。本日私は、野澤議員に若干の御質問を申し上げたいと思うのであります。それは今衆議院におきまして御修正になりまた点について質問に入ります前に、まず、付帯決議について伺いたいと思のであります。これはなかなか重大御決議のように拝見いたすのでありますが、見ますと四項目にわたっておるのでありましていずれもきわめて重要な問題であり、健康保険における眼目とでも申すべき事項のように見受けられるのであります。なお、この衆院の付帯決議につきましては、前の当委員会におきまして、厚生大臣にお……

第26回国会 社会労働委員会 第13号(1957/03/23、4期、日本社会党)

○山下義信君 私は衆議院の付帯決議につきまして、その趣旨を明確にいたしたいという質疑をさせていただいております。四項目の決議のうち、特に第三項につきまして昨日お伺いをいたしたのであります。私が質疑をいたしまするにつきまして用語をきめておきたいと思いますので、実は単価の引き上げということは単価それだけの問題ではないのでありまして、関係いたしまする診療報酬制度の諸般の点にもとより関連があるのでありますが、要するところ、医師に対する報酬を引き上げよう、医師の収入を増加させよう、こういう意味でございますので、それらの意味を込めまして単価の引き上げ、こういう言葉を使いたいと思いますので、御了承願いたいと……

第26回国会 社会労働委員会 第14号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○山下義信君 私はまず、岸総理大臣に対しまして、健康保険に関係のありますると思われる諸問題につきまして、若干の総括質問を申し上げたいと思うのです。  まず、保険財政に最も関係の深いことは、わが国の景気の状態がどうあるべきかということは言うまでもございません。そこで伺いたいと思いますることは、総理は今日の好景気はどこまで持続するものであるかというお見込みをどういうふうに持っておられるか、こういう点でございます。私どもはこの好景気はいろいろな内容、要素があるといたしましても、あるいはそんなに長く持続はできないのではないかと思われる点もあるのであります。政府の一部におきましては、すなわち経済企画庁に……

第26回国会 社会労働委員会 第16号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○山下義信君 大へん時間が延びまして、若干空腹も感じておりなして、少し音声が低いかもしれませんが、近いですからどうぞ……。  私が質問申し上げたいと思いますることは、若干の事項があるのでありますが、とりあえず伺いたいと思いますのは、衆議院の修正点につきまして、これは政府与党御一体でありますので、政府から御答弁を願いたいと存ずるのであります。衆議院の修正点は申すまでもなく、社会保険診療報酬支払基金法の一部改正の条文を全部削除されたという修正であります。その他関連の事項もございますが、これが主たる修正であります。この問題は関係者が非常に重大視しまして、政府において官僚的ないわゆる審査機構を作られて……

第26回国会 社会労働委員会 第17号(1957/03/30、4期、日本社会党)

○山下義信君 私はただいま議題になっておりまする三案並びに自由民主克から御提出になりました修正案一括いたしまして、社会党は断固全面的の反対をいたすものでございます。この討論におきまして、まず反対意見を持っておりまするわれわれが発言をいたしたいと存じたのでありますが、賛成されまする討論が先に行われましたので、若干の時間のズレは御了承を願いたいと思います。ただいま高野委員が述べられましたように、まさにこの健康保険法の改正は多年の懸案でありました。この改正が企てられまして足かけ三年になります。すなわち、昭和三年の第二十二国会に始まりましてここに五回分国会にわたり今日に至ったのであります。かく数国会に……

第26回国会 社会労働委員会 第20号(1957/04/04、4期、日本社会党)

○山下義信君 申し上げなくてもいいと思うのですが、この機会に一、二お尋ねやら、お願いやらしておきたいと思います。  第一点は、中垣政務次官に特にお願いをしたいと思うのですが、私は最近の厚生省の諸行政の中で、ことに公衆衛生行政で一大ミステークは、全国都道府県の行政組織の中で、何といいますか、ある府県によりましては衛生部を廃止するという、この状態に対しまして、厚生省が非常に消極的で、相当御努力には相なったかもしれませんけれども、ついに結果といたしましては、少からぬ府県が衛生部を廃止した、こういう事態が生じたことであります。根本的には、これは非常に大きな公衆衛生行政の私は後退であろうと思うのです。な……

第26回国会 社会労働委員会 第21号(1957/04/06、4期、日本社会党)

○山下義信君 本案に対しましては、私どももとより双手をあげて賛成いたすものでございますが、この際、母子福祉対策につきまして、政府の今後の御方針を伺っておきたいと思うのであります。  本案は、母子福祉資金の貸付につきまして国の補助率に関しまする非常にけっこうな改正でありますから、ただいま申し上げましたように、われわれは心から賛成いたすものであります。実はこの資金につきましては、できれば全額国庫負担ということが一番好ましいことでございますが、漸を追うてその方向にお進み願いまするので、まことに時宜を得た御改正であると思うのでありますが、この機会に、ただいま申し上げましたように、母子福祉の施策につきま……

第26回国会 社会労働委員会 第22号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○山下義信君 関連して……。今の田村委員が質問されました政令の内容は、ここでお述べになってもかまいませんが、お述べになってもようございますが、これは資料として一つ各委員に配付を願いたいと思います。また、その他当然質疑に出てくるであろうと思われるものを、本法案の中の必要な政令等の内容はできるだけ、こういうものは秘密事項でないですから、審議上に当然必要なんですから、政府の方で御準備のできておる分は、全部一つ文書によって各委員に配付していただきたい、こう思うのです。
【次の発言】 私の質問の順番が参りましたら、私も若干お伺いしたいと思いますが、今関連で伺うのですが一先ほどから、取締りの点についての御……

第26回国会 社会労働委員会 第23号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○山下義信君 今回の改正は時宜を得た妥当な改正であると思うのですが、内容について事務当局から説明を伺っておりませんから、この改正の内容につきまして御説明を受けたいと思う。精神薄弱児通園施設については、従来の収容施設に異なって、それぞれの保護者からこの施設に通わせようという趣旨の施設のようであります。その保護指導するというこの施設の事業の内容は、従来の収容施設と大体同じなのでありましょうか。この施設の事業内容は若干異なるのでありましょうか。という施設の事業の内容について伺いたいのです。  それから何としても精薄児童でありますから、保護者から通うと言いましても、通園いたしまする往復等についても相当……

第26回国会 社会労働委員会 第24号(1957/04/20、4期、日本社会党)

○山下義信君 国立公園は現在十九カ所川ということでありますが、今後なお新たに増加するものがあるようでございましょうか。あるいは現在の十九カ所のこの程度で、もうあと新たに国立公園というものが指定せられることはないというお見込みでありましょうか、いかがでございましょうか。
【次の発言】 新たに指定されるというようなお見通しで御審議、御検討中の個所はどこでございましょうか。
【次の発言】 国定公園は現在十四カ所でございますが、これも国立公園のただいまお尋ねしたのに準じまして、目下御検討中のものがありますれば承わっておきたいと思いまするし、将来また、国定公園はあるいはかなり新規に御指定の御方針ではない……

第26回国会 社会労働委員会 第25号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○山下義信君 阿部先生にお伺いいたしたいのでありますが、最前この法案の立案について全般的に非常な貴重な御注意をいただきまして、まことに感謝にたえないのですが、御指摘のように、この旅館業法に、風俗営業の取締り的な要素を持ち込みますことは非常に危険でもありますし、弊害があるわけでございまして、御指摘の通りでございます。実はその点がこの法案には欠けておるのでありまして、実はないのでありまして、それがためにつまり売春的な、風紀的な営業状態を排除しようという目的に対しましては、この法案も実はざる法的な面がありまして、一部の人たちからはそういう点が物足りないという実は指摘も受けておるような点があるのであり……

第26回国会 社会労働委員会 第28号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○山下義信君 法制局の来ます間に御質疑をさせていただきたいと思います。前回、片岡委員並びに榊原委員から適切な御質疑がありましたので、お尋ねる点はないと思うのでありますが、一、二私も伺っておきたいと思います。  先ほど榊原委員からお尋ねのありましたときに、ただ理容師法と美容師法を分けただけでは意味が少し足りないじゃないかという御意見がありました。私も全く同感に思うのですが、せっかく現行法を二つに割られましたので、私どもとしては、この機会にできるだけ衆議院の御提案のこの法案を御審議申し上げるというよりは、公式にはそうなんでありますが、実際は現行法でありますから、この際、現行法の不備な点がありました……

第26回国会 社会労働委員会 第29号(1957/05/08、4期、日本社会党)

○山下義信君 今の問題に関連して。今の山本委員の質疑に対する伊能政務次官のお答えは、政府の建前としてはそうでしょう。御答弁の通りです。山本委員の質疑の要旨を私承わっておると、結局労災特別会計のものと失業保険特別会計のものを持っていって事業団を組織するのであって、そこに新たに政府が金をつぎ込むということをせぬじゃないかと思う。言いかえれば、ただで事業団を作ろうとしておるじゃないかということなんです。その失業保険特別会計や、労災保険特別会計に政府の金が入ってないというのじやない。ですけれども、政府の金が入っていても、その政府の金はすぐ福利施設に使えといって入っているのじゃない、労災だって失業だって……

第26回国会 社会労働委員会 第31号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○山下義信君 若干の質問をいたしたいと思いますが、ちょっと委員長に伺いますが、本会議との関係はどうなっておりますか。
【次の発言】 よくわかりました。
【次の発言】 私の質問は数項目にわたるのでありますが、本日時間の範囲内でどの程度質疑をさせていただくかわかりませんが、未了の部分は他日の機会にさせていただくということを、あらかじめ御了承願います。  第一点は、言うまでもなく、環営法と中小企業団体法との関係であります。この関係が明確になりませんと、本案の審議に非常に支障を来たします。支障を来たすというよりは、本案の審議の重要部分は両者の関係であるといっても過言でないと思うのであります。そこで全体……

第26回国会 社会労働委員会 第32号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○山下義信君 議事進行について発言いたします。  先ほど委員長の御報告によりまして、小西委員の御要求になりました岸総理等の出席は、ただいまお差しつかえということでありますが、私も岸総理に対しまして、本案について質疑をいたしたい点がございますので、ぜひ一つ御出席の御要求を願いたいと思います。
【次の発言】 今の藤田委員の質問の周知徹底ですが、関係団体等にどこまで協力させるのか。前回の質疑応答の中にもそれが現われていましたが、させるともさせないとも、まあできるだけ民間の協力ということはけっこうなことであると言って大臣もあなたもお答えになって、今もその点にはお触れにならなかったが、いずれにしても、政……

第26回国会 社会労働委員会 第33号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○山下義信君 前回に引き続いて、残余の諸点について質疑をさせていただきます。  まず、同業組合の設立につきまして、本案によりますというと、一都道府県について一個の同業組合の設立、こういうことになっておりまして、一個以上は認めないことになっておるわけでありますが、都道府県ことという地域にされたということは、どういう御趣旨であるかということを承わりたいのであります。これらの営業につきましては、都道府県単位で過当競争を規制するという必要がどこにあるかという点が私どもとしては不明であります。都市、郡部、あるいはさらに個々の市町村等、そういう限られた地域、比較的狭い地域でこれらの業種は競争関係があるわけ……

第26回国会 社会労働委員会 第34号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○山下義信君 私はこの際、議事進行に関する動議を提出いたしたいと思います。本案の質疑を打ち切り、直ちに討論採決に入られんことの動議を提出いたします。

第26回国会 社会労働委員会 第35号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○山下義信君 私はこの際、ただいま議題になっておりまする環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律案中、次のごとく修正いたしたいと存じます。  修正案の案文はお手元に配付してございまするので、ここで朗読を省略さしていただきたいと存じます。  修正の要点を申し上げ並びにその修正理由を述べさしていただきます。  第一点は「消費生活協同組合及びこれに準ずるものについては、この法律を適用しない旨明記すること。」であります。この点につきましては、原案の規定は、表現上やや明確を欠くのでありますが、しかし、質疑応答中に明らかになりました点は、立案者におきましては、生活協同組合を含むものというふうに解せられて……

第26回国会 社会労働委員会 第36号(1957/05/19、4期、日本社会党)

○山下義信君 この際、私は一点だけお尋ねして労働大臣の御所見を承わっておきたいと思うのであります。  本法によりますと、この事業団が設置せられまして、政府のお考えでは責任体制がこれによって確立せられる。事業経営の主体が強化せられるという御趣旨でありまして、従って、理事長も労働大臣の任命ということに相なっておる。監事も任命ということになって労働大臣の指揮下に置かれる建前になっておるというのであります。実はわれわれが――社会党が本案に対しまして難色を示すゆえんのものは、従来この種の労働者を対象とするすべての問題に対しては、できるだけ労働者の利益を代表する者が参画すべきであるということが一貫した方針……

第27回国会 社会労働委員会 第4号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○山下義信君 関連して。私はこの問題を今この段階で論議してもらいたくない、こういう厚生大臣の気持はわかりますが、あるいは政治には御協力、そういうことで申し上げてもいいと思いますが、しかし、事態はどっかで明確にしておかなければならぬと私は思うのです。それで法律解釈論はすべきじゃないとかどうとかいうことでなくして、やはり一つの法の解釈の上に基いて運用なさる、まあ運用なさったのですから、どういう見解のもとにこういう行動をとったかということは明確にしておかれませんと、同僚諸君からせっかく御発言のありましたように、もろもろのかくのごとき団体推薦委員のあり方というものが非常に大きな影響がありますから、厚生……

第27回国会 社会労働委員会 第5号(1957/11/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) 本問題に対する本日の調査はこの程度にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に一般労働情勢に関する件を議題といたします。競馬の馬丁の待遇に関する問題について片岡委員の御質疑がございます。なお、政府の方の出席は亀井労政局長、堀労働基準局長、農林省の竹内競馬官が山出席されております。あとから農林省の方から谷垣畜産局長も出席の予定でございます。御質疑を願います。

第27回国会 社会労働委員会 第6号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○山下義信君 私はこの際一点だけ伺いたいことがあるのです。これは質疑というよりは、むしろ大臣の御説明を承わりたいことなのですが、実はこの九月ごろの資料しか持っていないのですが、世上、堀木厚生大臣の一つの新たな構想として、全国にいわゆる保健福祉地区の組織をやる、こういう御構想でおありになると思うのですが、私の拝見しました厚生省のいわゆる当初予算の要求なさる予算書、古いですから、最近はお組みかえになったかとも思いますが、九月ごろの厚生省のお考えでは、いわゆる地区衛生福祉組織として約一億三千三百三十三万四千円の費用を、これは大蔵省に要求しようとしておる。これはまあこういう数字は動いたかもしれませんが……

第28回国会 社会労働委員会 第3号(1958/02/06、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) 次に、政府委員から御説明を願います。
【次の発言】 きょう初めて詳しい予算の説明をいただいたのですから、よく見せていただきまして、あらためてまたいろいろお尋ねいたしますが、その前に二つだけ伺っておきたいと思う点があります。おそらく厚生省の予算につきましては、厚生予算のまあ大部分ですが、社会保障の問題につきましては、おそらく本国会の焦点で、堀木さんは忙しいことだろうと思います。あるいは厚生大臣の御答弁のいかんによりましては、それが解散のきっかけになるかもわからぬと私は思うのです。今のようにレールが敷けたなんというようなことをおっしゃると容易ならぬことである。あなたは鉄道マン……

第28回国会 社会労働委員会 第4号(1958/02/07、4期、日本社会党)

○山下義信君 昨日、診療報酬引き上げに伴う国の負担分に対する予算据置はどうなっているかという資料を要求しておいたのですが、今お配りになったようでありますが、この資料の御説明は、木下委員その他の、大臣に対する御質疑が済んだあとで御説明を願う、そういうことにしたいと思いますから、お含みを願います。
【次の発言】 昨日お願いしました、診療費の引上げに伴う予算措置がどういうふうになっておるかということを、資料で御提出を願ったのでありますが、まず、これは政府提出の資料でございますから、直ちに局長から詳細な御説明をいただいてよろしいのでありますが、大臣にかわって政務次官から重点的な点をおっしゃっていただい……

第28回国会 社会労働委員会 第5号(1958/02/13、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) これより社会労働委員会を開会いたします。  労働情勢に関する調査の一環として、昭和三十三年度労働省関係予算に関する件を議題といたします。まず、労働大臣から、大綱について御説明を願います。
【次の発言】 次に、政府委員から説明を願います。
【次の発言】 専門的な同僚議員の御質疑の前に、二つばかり実は伺いたいと思っておるのですが、一つは、石田さんに教えていただきたい。一つは御相談申し上げたい。きのうも衆議院の予算委員会の方で御検討があったようでありますが、私、傍聴の機会を持ちませんでしたので、新聞で見ましたので、よくわかりませんけれども、いずれにいたしましても、本年の問題とし……

第28回国会 社会労働委員会 第6号(1958/02/14、4期、日本社会党)

○山下義信君 ちょうどたとえて申しますと、米の値段のように、公定米価もあり、やみの値段もある。この節は、やみの方がむしろ安い。実際の米価は、消費米価は幾らかということは、なかなか米の値段が高くなったりしたときには問題がありまして、同様に日雇い賃金というものも、実際の市場賃金、市場価格というものは、労働省かどう見ておられるかということですね。実は今、正規の日雇い賃金は、藤田委員も今指摘して、これから問題にされるように、そういう予算になっておりますが、実際の労働市場の、いわゆる日雇い労働者のやみ賃金というものは、相当高いのじゃないかと思うのですね。労働省は、御承知だろうと思いますが、どういうふうに……

第28回国会 社会労働委員会 第7号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○山下義信君 質疑に入ります前に、委員長にお願いがございます。銀河丸は、去る一月二十日芝浦を出港いたしまして以来、フィリピンの島々に寄港しまして、従来に比しまして最も困難な状態のもとに、遺骨収集の作業に懸命な努力を払いつつあるのであります。フィリピンにおける現地の空気等にかんがみまして、団員の労苦も一しおであろうと思うのであります。この際、遺骨収集団並びに銀河丸乗船員一同に対しまして、その労苦を多とする旨、適宜委員長においてお伝えを願いたいと思うのでございます。
【次の発言】 まず私は、銀河丸の遺骨収集に関しまして、厚生大臣にお尋ねいたしたいと思うのであります。  海外戦没者の遺骨の収集につき……

第28回国会 社会労働委員会 第8号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○山下義信君 資料をただいま拝見いたしましたので、この資料に対する検討をさせていただきまして、私の要求いたしました失業問題の資料等につきましては、また別の機会にお尋ねすることにいたしたいと思います。
【次の発言】 私は、婦人少年局関係の予算について、一、二伺いたいと思います。  まず、予算説明の資料の中につきまして、十五ページでありますが、婦人労働者福祉施設費二百八十万円と計上されてありますが、働く婦人の家を設置するための経費といたしまして、そこに概要の御説明がある。これは新設の御予定のようでありますが、これは、どこに御設置になる御予定でありますか。またその目的、運営等はどういう気持でおやりに……

第28回国会 社会労働委員会 第10号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○山下義信君 本日は、国民年金に関する問題を議題としていただきまして、厚生大臣の御所信を承わりたいと思うのであります。  第一点に、今回農林共済の問題に関連しまして、厚生大臣のおとりになりました態度につきまして、まことに私どもとして納得しがたいものがある。これは、これから御所信を承わってみなければわかりませんが、私どもの印象としましては、また、承知いたしておるところによりますと、この農林共済年金の問題につきましては、当初、厚生大臣は、これに対して了解を与えておられたのではないかと思う。また、農林関係者はそう言っております。また、その証拠には、言うまでもなく、この関係の費用が予算に一千万円計上さ……

第28回国会 社会労働委員会 第12号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○山下義信君 前回この国民年金の問題に関連しまして、私の質疑の最終段階に、厚生年金会館の敷地の買入れの件につきまして、厚生省の報告を求めておきましたんですが、本日資料が配付せられたようでございますので、実はお願いがあるのでありますが、このことにつきましていろいろ承わりたいと思うのでありますが、これは一つ、次の機会にやらしていただきたいと思う。  その前に、実はちょうど高田保険局長が出席でありますので、待っておりました。あなたとの質疑応答がしたいのです。それで、要領を得ないことでも、あるいはあなたの方が要領を得る。そうして実のある御答弁がいただけると思いますから、私は、この際ここで質疑をするのは……

第28回国会 社会労働委員会 第13号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○山下義信君 私は、本年新たに中学校及び高等学校を卒業いたしましたいわゆる新卒の少年等が、もとより少女も含めますが、今やあたたかい父母のひざ元を離れまして、けなげにも就職戦線につこうといたしておりまするこの際、これらの少年たちの就職の問題、雇用関係等の諸問題につきまして、労働大臣の御所信を承わりたいと思うのであります。  本年の中学の新事業生は、全国的にはおよそ百八十九万人の卒業生があるといわれておりまして、そのうち上級進学の者を除きまして、約半数でございますか、それらが職業につくというように聞いております。しかもその中で、事業者あるいは農林関係を除きまして、一般のいわゆる中小企業方面に就労い……

第28回国会 社会労働委員会 第14号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○山下義信君 本改正案は、現行法の規定が変りましたので、当然新たな条文を差し入れるということで、改正案の趣旨はきわめて簡単明瞭で、問題はありませんが、しかし、私として伺っておかなければならぬ重大な点は、従来ただ二カ条の規定でありました勅令九号を、内容で申しますと、困惑等によりまする売春、売春をさせる契約をした者を主といたしました勅令の九号を、今回、売春防止法の中の第二章の刑事処分の各条の条項を広範にわたって、旅館業法の中において、それらの違反者に対しては、営業停止あるいは営業禁止の行政処分をするということに改めるということになりますと、規定を置きかえることそれ自体には問題はありませんが、言うま……

第28回国会 社会労働委員会 第15号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○山下義信君 これは結局、政府の意見を付して提出されたということになれば、これは審議の対象になりはしませんか。報告というものはやはりそのままでは、そう言うと藤田君と矛盾しますが、そのままの報告であって、いやしくも政府の意見がそれに添えられてありましたら、国会は、それをそのまま認めるというわけにいきませんので、やはりこれは、審議の対象にしなければならぬということになると思いますが。
【次の発言】 ちょっと関連して……。私は、専門でないから、従来この種の問題に任意を払ったことはないのでありますが、私の記憶によりますと、従来国会に報告されたものは、その条約の写しそのままが、先ほど労働大臣べいわれたよ……

第28回国会 社会労働委員会 第16号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○山下義信君 この社会福祉事業法の一部を改正する法律案は、政府におかれましては、一昨年以来懸案としておられたところでありまして、当時若干の御意見を申し上げた経緯もありまして、今回の改正案を見ますと、政府でも再検討をされまして、大体におきまして、私どもといたしましても、反対しなければならぬという点も少いように思うのでありますが、一、二伺いたいと思いますのは、今回の改正点が数点ございますが、その中の一つで、今回福祉事務所を増設のできるように規定を改めておられますが、それに関連いたしまして、まず、社会福祉主事の現状というものを一つ承わりたいと思います。  資料を拝見いたしますと、社会福祉事務所の現在……

第28回国会 社会労働委員会 第18号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○山下義信君 関連して。勝俣委員への答弁のあります前に、関連して私も伺いますが、一括して御答弁願いたい。これは、「業として」という場合における厚生省令はどう考えているかという質問なんですが、私は関連して、業というものが成り立たないという意味の御答弁も今ありましたが、業としてでない場合ですね。業としてない場合で、死体の眼球の提供のあっせんをするという場合には、厚生省はどうきめるか。この厚生省令に考え方が二つあると思うのですね。「業として」という場合と、業としてではないが、死体の眼球のあっせんをしようという場合とは、すっかり違うと思うのですね。その業としてでない場合は、厚生省令としては、そのあっせ……

第28回国会 社会労働委員会 第19号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○山下義信君 ただいま議事進行について、三城さんからお話が出たのですが、一々これらの項目について順次御発言を願わなくても、何か全般のこの問題につきましての御所感があり、あるいはことにこの項目の中で、三城さんが御承知あるいは御関係、また御意見のありますような点につきましては、特にまた一つお述べ願いましたらけっこうと存じます。

第28回国会 社会労働委員会 第21号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○山下義信君 議事進行について。  本日総理並びに外務大臣の出席につきましては、前回の理事会で出席を要望することが決定されております。われわれ理事も努力し、ことに与党の理事諸君も努力していただいたのでありますが、今、委員長の御報告になりましたように、本日その出席を見ることができなかったことは、非常に遺憾とするところでありまして、従いまして、今後の処遇につきましては、委員長理事会におきましてこの善後措置、また今後のとるべき方法等につきましては、検討をするということにいたしまして、本日は、この程度で一応議事の進行を願いたいと思います。  なお、先ほど委員長の仰せになりました、内閣並びに外務省関係者……

第28回国会 社会労働委員会 第22号(1958/04/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) ありがとうございました。
【次の発言】 次に、園児のお母さんとしての立場から、中川はつさんにお願いします。

第28回国会 社会労働委員会 第23号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○山下義信君 この法案は、今、同僚諸君から御質疑がありましたが、政府の今の答弁では、明快でないのでありまして、もう少し念を入れて、この際将来の方針をはっきりしておくのがいいのじゃないかと思う。今はっきりさせることができなければ、いつはっきりさせるかということもきめておいてもいいのです。これは、前回三カ年延長したときに、実はその点も念が入れてなかったということもわれわれは反省します。しかしながら、三カ年延長する国会の意思は、今各位が御質疑になりましたように、付帯決議で実は明確になっているのです。それで、もう一度これを三カ年延長しようという法案が出ました機会に、一つ念を入れておくのがいいのじゃない……

第28回国会 社会労働委員会 第24号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○山下義信君 議事進行についてでありますが、先ほど藤田委員の保健所に関する質問に対しての、公衆衛生局長の答弁をさきに済ませて下さい。
【次の発言】 私は二点ほど伺いたいのであります。  その前に、大臣が見えておりますので、私どもの審議の方針をこの際お耳に入れておきたいと思うのでありますが、われわれの社労委員会としましては、実は、国会が児童の問題をできるだけ重大に、機会があったら取り扱うということを、従来この委員会が皆さんとともに強く念願しておりまして、児童の問題を重大に取り扱う国家こそ文化国家であるという考えのもとに、実は吉田内閣のときは吉田総理に出てもらい、それから鳩山内閣のときには鳩山総理……

第28回国会 社会労働委員会 第25号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○山下義信君 関連して。今の、東南アジアのことじゃないのですが、先ほどから田中君の質問の中で、まだ明快な御答弁がなかったように思うのです。私も実は、伺っておきたいと思ったところだものですから。今、ちょうど衆議院の方からも見えております。衆議院の修正の点ですが、例の訓練を受けるものの身体障害者の手当の修正があったのですね。身体障害者が訓練を受ける場合に手当を支給するというのはわかるのです。これを、一般の者も手当を受けるように衆議院で修正したのですね。一般の者が受ける手当というのはどんな性格のものか、何の目的のために手当を出すのか、ということですね。それは、田中君の質問の中に、一体生活困窮者の場合……

第28回国会 社会労働委員会 第26号(1958/04/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) 田中委員に申し上げますが、文部省の政府委員が出席しました。内藤初中局長が出席いたしております。
【次の発言】 お静かに願います。

第28回国会 社会労働委員会 第27号(1958/04/21、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) ありがとうございました。
【次の発言】 それでは次に、早稲田大学教授野村平爾君にお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。以上で、参考人の力の陳述は終りました。
【次の発言】 これより委員各位の御質疑をお願いするわけでございますが、藤林、野村両参考人の方は、初めから一時までというお約束でございましたので、やむを得ず先に御退出になりましたので、御了承願います。その他の方々も、大へんお忙しい中をお繰り合せ御出席願っておりますので、あらかじめ、委員の方々の御質疑はなるべく簡単に、かつまた、議事も早く終了したいと存じますので、お含みの上で御質疑を願いたいと存じます……

第28回国会 社会労働委員会 第28号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○山下義信君 ただいま議題となりました母子福祉法案の提案理由を御説明申し上げます。  児童は、その家庭生活において正常な養育が行われて、初めてその健全な育成が期待でき、また、母は、その養育という天賦の使命を果すべく特別の精神的身体的負担をになっているのでありますが、父なき母子家庭においては、母が父にかわって一家の経済的支柱とならねばならず、しかも、わが国在来の家族制度等の影響で、女子はその経済力が乏しいのが通常でございますから母子家庭の維持は、母にとって、実に容易ならざることと申さねばなりません。従いまして、国家社会は、児童福祉の一環としての観点から申しましても、父にかわって母子を保護し、母と……

第28回国会 社会労働委員会 第29号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○山下義信君 私は、この際、労働情勢に関する調査の一環として、国際労働条約批准等に関する調査のため、国際労働条約批准等に関する小委員会を設けることとし、小委員の数、人選等は委員長に一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 私はこの際、本案審議の必要上、資料を要求したいと思います。第一点は、この労働協会の一カ年の経費が九千万ですか、その九千万円の使途の明細な予算書を資料として提出を願いたいと思います。第二点は、本案の中に規定されてありまする政令及び省令等の関係法令の案を資料として御提出を願いたいと思います。以上であります。
【次の発言】 協会が自主的におきめになるのであろうと思いますけ……

第28回国会 社会労働委員会 第30号(1958/04/25、4期、日本社会党)

○山下義信君 質疑を省略し、討論も御省略願って、直ちに採決せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 この援護法等の改正案は、言うまでもなく、恩給法の改正と関連さしまして、今時戦役の犠牲者に対する措置の問題としまして、重要な法案でありまして、私どもといたしましても、当局にお尋ねいたしたい点がたくさんあるのでありますが、しかし本日は、その中で最重要と思われる点のみにつきまして質疑をいたしたいと存ずるのであります。  さきに提案理由の御説明もあり今、政府委員から細部の御説明を承わりまして了承しておりますように、この援護法の改正の中心は、従来問題となっておりました動員学徒、徴用工、国民義勇隊……

第29回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1958/07/11、4期、日本社会党)

○山下義信君 厚生大臣の出席を求めてありますが、厚生大臣の出席はどうなっておりますか。
【次の発言】 了承しました。
【次の発言】 大へん有益な御意見を拝聴いたしまして、まことにありがとうございました。  この際、簡単に一、二のことを伺っておきたいと思います。  まず、都丸西新井警察署長さんに伺いますが、あなたの方に、この事件に関しまして、非常な社会の反響が起きまして、いろいろな手紙あるいは電話あるいは口頭、いろいろ各方面の人から、さまざまな申し出、あるいは慰問、激励その他、何と言いますか、金品の恵贈等々があったと新聞で承知いたしております。この際、あなたの所轄警察署で今日までお取扱いになりま……

第29回国会 社会労働委員会 第2号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○山下義信君 ただいま橋本新厚生大臣から、御所信の一端を承わったのでありますが、久しぶりに有能な大臣を迎えることができまして、私ども野党といたしましても、審議をいたしますのに張り合いがありまして、大へんけっこうに存ずるのであります。  さしあたり緊急に伺いたいことが、一、二ございます。問題は重大でありますから、質問の趣旨をるる申し上げたいのでありますが、時間の関係もありますし、かつ、厚生大臣は言うまでもなくベテランでおいでになりますので、概要だけ申し上げますので、できるだけ具体的な御回答を得たいと思う次第であります。  ただいまのごあいさつの中にも、国民健康保険法案につきまして、できるだけすみ……

第29回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1958/08/11、4期、日本社会党)

○山下義信君 私は、国民年金、国民皆保険等につきまして、若干御質疑をさせていただきますその前に、緊急に伺いたいことがあるのです。  ちょうど、時あたかも本日から明日にかけまして、東京都におきまして、御承知のように原水爆禁止世界大会が持たれる状態でございまして、非常に国民の注目を集めておるのであります。その世界大会におきまする議題の一つといたしまして、原爆傷害者の援護の問題がテーマの一つに上げられておるわけでございますが、私は広島でございますので、この問題につきましては、十分承知をいたしておるのでございますが、この際、この席におきまして、当局の御所見を伺っておきたいと思うのであります。  原爆医……

第29回国会 社会労働委員会 第3号(1958/06/26、4期、日本社会党)

○山下義信君 関連して。今、藤田委員の質疑の、失業者の現状並びに将来の見通しについてのお尋ねがあって、お答えがあったのですが、よく聞きそこねてわからないのですが、百田安定局長の御説明に、現在の完全失業者の数と前年同期を比較されて――昨年の何月と比較したのですか、三月ですか。
【次の発言】 一―四と比較して、昨年は五十五万であったが、今年は五十二万人だと、こういうことですね。そういうことの御説明を聞くと、雇用状況が予想したよりは好転しているような政府の御所見のように聞えるのですがね。今後の見通しのこともはっきりおっしゃらなかったが、しかし、あなたの方からの藤田委員要求の資料を見ますと、将来の見通……

第29回国会 社会労働委員会 第4号(1958/07/01、4期、日本社会党)

○山下義信君 去る六月十五日都内におきまして、近来にない児童少年関係といいますか、社会事件といいますか、非常に私どもの胸を痛ましめるような大きな事件が発生をいたしました。関係者は言うに及ばず、全国民に非常なショックを与えておるのであります。問題が非常に大きいだけに、まだその及ぼしまする影響、その波紋というものは、おそらく時日が経るに従いまして、いろいろと各界各方面から、この事件に対しまして大きな反省といろいろな批評が加えられていくことであろうと思うのであります。私どもも、これを軽々に看過することはできないので、時あたかも国会が開会中でありまするので、国会といたしましても、この問題を重視いたして……

第29回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1958/09/18、4期、日本社会党)

○山下義信君 間もなく臨時国会が開会されますので、本格的な御質疑はまたその機会に譲りたいと思いますが、さしあたって一、二のことを、ちょうどいい機会でございますから、伺いたいと思います。  第一点は、医療費の甲乙二表の問題でありますが、この問題は、委員会を開会いたしますつどに、あるいは事務当局の諸君にも伺い、またかというようでありますが、しかし、いつ話をしても、こんこんとして尽きないしゅんがあるわけです。また今日も伺いたいと思うのです。というのは、そのときどきの新たな情勢や新たな要素が加わって参りますし、実は、この問題を通しての政府当局の御方針が、かつて一度も明確にされたことがないので、しばしば……

第30回国会 社会労働委員会 第2号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○山下義信君 議事進行について発言があります。  厚生大臣の御所信を承わる前に、私として、ぜひこの委員会で御発言あるいは御報告を願いたいことがあるのでございます。あるいは理事会ですでに御相談ができているのではないかと思いますが、もしその点御相談ができていなかったといたしますれば、この席でお取り上げを願いまして、御善処をわずらわしたいと思うのであります。  第一点は、先般の台風第二十二号の災害に対しまして、諸般の対策が講ぜられたわけでありますが、その間に厚生省として災害救助法関係の対策がどういうふうにされたかということの御報告を願いたいと思うのであります。これはいつも大きな災害のあとにおきまして……

第30回国会 社会労働委員会 第3号(1958/10/16、4期、日本社会党)

○山下義信君 私もこの際ちょっと伺っておきたいのですが、労働大臣は、先ほどの方針の中にお述べになりましたように、中小企業者に対する福利施策を考えるのだ。新聞等で拝見いたしますと、中小企業の従業員の退職金制一度を考えているということでありますが、先般、社会保障制度審議会におきましては、この労働省の考え方には反対である、賛成しかねるという意味の意見を出しておるわけであります。その審議会の意見の中には、こういう退職金制度を考えることは、一つは年金制度のじゃまになるし、いわゆる年金制度をこういう制度ですりかえようとしておるんだということで、いろいろ難点をあげて意見を出しておるわけであります。その前に、……

第30回国会 社会労働委員会 第4号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○山下義信君 国民年金の問題は、減税とともに現内閣公約中の最大の課題でありまして、去る五月選挙に、意外にも政府与党が好成績をあげたのは、一にかかってこの国民年金の公約にあると言われておる。それだけに大問題であります。  法案こそまだ出ておりませんが、実はこの臨時国会を通じて論議されるべき重要問題の一つであると私は思っております。今日は、警職法等の政治問題のために煙幕の中にひそんでおりますが、やがて明春の選挙を左右する重大問題になると思っておるのであります。  本日若干の基本的諸問題につきまして、厚生大臣の御所信を伺おうとしますことは、私は決して徒労でないと信じておるのであります。それは、政府の……

第30回国会 社会労働委員会 第6号(1958/10/28、4期、日本社会党)

○山下義信君 議事進行。今せっかく重大な御質問で、いろいろ関連の御発言もあろうかと思いますが、私も関連質問を持っておるのでございますが、議事の都合で、実は前回留保されました同和問題の質問が残っております。先にお願いするはずであったのでございますが、ミステークいたしましたのですが、簡単でございますので、ここで質疑を許さしていただきまして、お諮りを願ってお差しつかえなければはさんでいただきたいと思います。
【次の発言】 きょうは自民党デーで、私が質疑をしていいかどうかわかりませんが、ウォーミング・アップの程度で伺う、こういうことにさせていただきましょう。  今機関指定の問題が出たわけですが、これは……

第31回国会 社会労働委員会 第1号(1958/12/16、4期、日本社会党)

○山下義信君 私は、本件につきましてはかねてから痛心をいたしておったのでありまして、かかる不祥事件が発生いたしましたことについて遺憾を感ずるのみではないのであります。その根底をなしておりまする保険行政のあり方というものにつきましてまことに胸を痛めた一人であります。十月二十一日の委員会に、事件が発生いたしました直後、十分このことについて厚生大臣の深い関心と適切な御処置を強く要望いたしておいたのでありますが、その後だんだんと推移を見ますと、私どもが憂慮いたしておりましたと同じように、深くて広くてまことに深刻な事件であることがだんだんとわかって参りました。出時厚生省にこれが飛び火するおそれは断然ない……

第31回国会 社会労働委員会 第2号(1958/12/17、4期、日本社会党)

○山下義信君 ちょっと速記をとめてもらいたい。

第31回国会 社会労働委員会 第4号(1958/12/20、4期、日本社会党)

○山下義信君 私は本案につきまして、次のような質問をいたしたいと思います。第一は、本案に対しまして、総括的に、厚生大臣の今後国民健康保険、この制度を運営していかれるについての基本的な考え方、いわゆる大臣の新国民健康保険に対する政策というようなものを伺いたいと思うのであります。第二は、本案の中心ともなるべき重要な点につきまして伺いたいと思うのであります。そうして最後に、具体的に法案の内容、条文について御所見を承わりたい、これが私の大体質問いたしたいと思いまする考え方でございます。  従いまして、第一に伺いますることは、今回御提案になりました新たなこの法案についてのいわゆる思想的背景いかんという問……

第31回国会 社会労働委員会 第5号(1958/12/22、4期、日本社会党)

○山下義信君 私は、前回の質疑の中で、機関に対する処罰と、医師に対する処罰と言っては妥当でありませんが、処分についての問題点を保留しておきました。その前に、政令案、省令案を見せていただくということでお願いをしておきました。今ここに一部御配付になったものがそれであろうと思うのですが、省令案についても一つお示しを願いたいと思います。それから、前回お願いしておいた資料としましては、機関並びに医師に対する処分の資料といたしまして、健康保険における処分と国民健康保険における処分との比較対照を一つ資料としてお出しを願いたいということを申し上げておいたのですが、どうなっておりますか。

第31回国会 社会労働委員会 第6号(1958/12/23、4期、日本社会党)

○山下義信君 私がお尋ねしたことで残っている部分もありますが、四十条のこの療養の給付に関する準則というものはどういうものかというお尋ねをしておいたのでありますが、資料を後ほどいただけるか、あるいは口頭で御説明願うか、持ち越しになっているわけなんですが……。
【次の発言】 前段の開設者が必要な措置を講ずることを規定されることは、わかりましたが、その必要な措置を講ずる内容というものは今御説明いただくわけには参りませんか。
【次の発言】 本案を審議していることは、あすもあさっても待っているわけには実はいかないのでありまして、こういう重要なことを承わらないで議了するということは、ほんとうはできないので……

第31回国会 社会労働委員会 第9号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○山下義信君 この法案は、多年の懸案でありましたものを衆議院の方で両党が御心配いただいて共同提案していただいたわけですが、いろいろ御心配にあずかったことに対しまして厚く感謝いたします。  まだ実は詳細に拝見していないのでありますが、御提案の理由を今承わって、また、山下委員の詳細な御説明を承わったのでありますが、こういう感じがするのでありますが、その点はどうなっておりましょうか。大体、戦時死亡宣告の手続をされた方々の立場を非常に尊重されまして、できるだけ丁重なお取扱いをしようという御趣旨、それでそのお取扱いの御趣旨はいわば、具体的に言えば、公務死亡の取扱いをしようということ、こういう御趣旨のよう……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 決算・司法連合委員会 第2号(1947/12/02、1期、緑風会)

○山下義信君 私は第一條の法務廳の性格につきまして、「最高顧問」とありまする点に関しまして伺いたいと思うのでございますが、是は後へ廻させて頂きまして、各委員に御発言がなければこの点で伺うことにいたしまして、先ず最初に伺いたいと思いまするのは、法案の第十條の終いの方に参ります。「少年矯正局」関係につきまして一、二伺いたいと思うのでございます。これを見まするというと、「少年矯正局」の項の第二号、第三号に「少年裁判所」ということが出ておるのでございます。尚最後の「附則」のところにもこの関係が現われておるのでございます。この「少年裁判所」というのは、恐らく現在ありまする少年審判所が少年裁判所になるもの……

第1回国会 決算・司法連合委員会 第3号(1947/12/03、1期、緑風会)

○山下義信君 ちよつと、両大臣がお揃いで、私は好い時と思いますので、伺いますが、段々と現業廳のことにつきましては、独立採算制の適否についていろいろあると思いますが、関聨いたしまして、行刑方面の機能のことでありますが、私なども素人で、よく分りませんが、承わりますに、相当刑務所の仕事というもの、事業というものが、いわゆる企業形態を以ちまして、なかなか盛んに行われておりますので、それらに要する物資、或いは生産、或いは販賣、相当大きな企業形態のような形を持つております。この行刑というもののあり方を将來、いろいろ司法大臣もお考があろうと思いますので、國家が養うというようなことでなくして、彼ら、みずから事……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第1号(1947/08/08、1期、緑風会)

○山下義信君 先程來からの齋藤國務相の御答辯は、要領を得たようで要領を得ないので、田方委員の質問に對して的確なお答えになつていないように思いますので、私から重ねて伺いたいと思います。  それは行政調査の御擔任をしていらつしやいます大臣が、こういうふうな機構の増設改廢ということをなさる上において、何か一定の計書、根本的なお考えを持つておいでになるか、綜合的なお考えを持つておいでになるかどうか、ということを、田方君はお尋ねしたのであろうと思う。その行政整理、行政整理という言葉を使つておりますが、私は田方さんの質問の要旨を聞いておりますと、政府におきましては……中川委員でありましたか、中川委員の質問……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第2号(1947/08/13、1期、緑風会)

○山下義信君 段々と合同委員會におきまして質疑が出まして、勞働省の設置に伴いまする當局の種々なるお考えも大分伺うことができたのでございますが、私思いますのに、肝腎の勞働政策というものに對しまする當局のお考えが、まだ私どもにおきましてはつきり掴めないところがございますので、この機會に、御堂局の勞働政策に對しまする確たる御方針を伺いたいと思うのであります。それにつきまして一、二簡單に項目をあげまして伺いたいと存じます。  やがて來るべき勞働攻勢ということを申されておりますが、私は勞働攻勢というよりは、むしろ勞働者階級に向つての資本攻勢というものがすでに相當強く起つておるのではないかということを思う……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第4号(1947/09/26、1期、緑風会)

○山下義信君 昨日御質疑がありましたかどうか、本員は中途退席いたしましたので、重複いたしておりましたらばお許しを願いたいと思うのでございますが、この公務員法案によりまして任命が行われまする職員の範囲でございますが、第二條第十二項によりますと、現業廳、公團その他これらに準ずるものの職員はこの法案によらないような御規定になっておりますようでございます。現業廳と申しますと、言うまでもなく鉄道省、逓信省関係が厖大な現業員がありますわけでございます。もとよりこれらは他の或いは労働基準法、そういったものによりまする建前になっておるのであろうとは思うのでございますが、この法案を御立案相成りまするときに、現業……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第6号(1947/10/06、1期、緑風会)

○山下義信君 大臣に二、三の点を伺いたいと思います。この公務員法案によりまして、職階制の全面的な改正が行われるということに相成りまするので、從つて職階制の全面的な新たなる組織ができるということは、言い換えまするというと、現在の行政組織が全面的に職階制を基礎とする建直しが行われるということに相成るのでございますが、それなくしては言うまでもなくこの公務員法案の実現はあり得ないわけであります。從いましてこの公務員法案が実施せられるまでの間の経過的ないろいろなものが、附則において示されておるのでありますが、それらの公務員法案が実施せられますまでの準備と、行政組織が、全面的に職階制に基きまする大改革が行……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第7号(1947/10/08、1期、緑風会)

○山下義信君 特別職に法制局長官をお加えになりましたる理由、これは政治性もなく、一般職でいいのじやないかと思われるのでありますが、次に第七號で各省次官の程度に止めて置く理由、これは少くとも局長或いは課長級まで擴大してはどうかという意見もございますので、御所見を承つて置きたいと思ます。  それから第十七號の中に檢察官がないのでありますが、檢察官が省かれてあります理由、以上であります。
【次の発言】 落して置きましたのでございまするが、九號の「建設院の長及び終戰連絡中央事務局の長」、こうあります。これは特別な頭脳、特別の能力を要求いたします關係と存じますが、終戰連絡中央事務局は、長以下相當特殊の職……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第8号(1947/10/10、1期、緑風会)

○山下義信君 第二十九條に関連をいたしまして、この職階制並びに等級別に関しまする大体の御構想を伺いたいのでございます。つまり職種別、幾種類ぐらいの職種別になりまするお見込でございましようか。尚職階制に関します実施について、必要なことは、第三十條によりますと、人事院の規則の方でお定めになるようでありますが、この職階に伴います……どう申して宜しうございましようか、能率に関連しますことまでもお触れになりまして、そこでお定めになりますか。そういうことは又別のなんで、何かできるのでございましようか。職階制に関する規則のところに、職階に伴うエフィシエンシイの点まで触れてお定めになるのでありましようか。承り……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第9号(1947/10/14、1期、緑風会)

○山下義信君 簡單に伺いたいと思います。片山内閣の政綱の中に、官僚制度に対しまする御政策が誠に力強くお示しに相成つておるのであります。官僚制度に対しまする内閣の御政策は、私共が了承いたしまする範囲におきましては、いわゆる官治政治、官僚政治というものを打破して、全く民主政治にこれをなさろう。こういうお考、且亦官僚制度の悪弊を打破して行こう。こういうお考であると了承しておるのであります。然るに片山内閣御組織以來五ケ月、今日までの内閣の政治をなさいまする所を伺いますというと、官僚政治の打破どころではない。益々官僚政治を増長なさつておいでになるのではないか。つまり言うと、官僚政治の上にちよこんと片山内……

第1回国会 決算委員会決算審査方針に関する小委員会 第1号(1947/08/02、1期、緑風会)

○山下義信君 小委員長は委員長において兼務せられんことを希望いたします。
【次の発言】 只今千田君から御意見か出まして、全く同感でありまして、從來決算委員会というものは、我々が承知いたしておりまする範囲では、会計檢査院から議会に御報告になり、それを決算委員会に御委託になる。決算会員会は殆んど会計檢査院の御報告を鵜呑みになさつて、若干それに枝葉をお付けになつて議会に報告せられる。いわゆるお坐なりのお取扱ということが殆んど常例のようなことになつておつたようであります。それで不当の支出がありましても、政府が不当の措置をいたしておりましても、更にこれを追究ということが殆んどございませんようで、又決議文……

第1回国会 決算委員会第二分科会 第1号(1947/07/29、1期、緑風会)

○山下義信君 主査、副主査の選擧は成規の手續を省略して、管理者の指定に一任することの動議を提出いたします。

第1回国会 決算委員会第二分科会 第2号(1947/10/07、1期、緑風会)【議会役職】

○主査(山下義信君) これより決算委員會第二分科會を開きます。本分科會の所管は、内務省、司法省、文部省、厚生省、運輸省でございます。  昭和二十年度歳入歳出總決算竝びに昭和二十年度特別會計歳入歳出決算中内務省所管の分について、内務省政府委員の御説明を願います。
【次の発言】 次に司法省の所管の分についてでありますが、司法省の政府委員がまだ見えておりませんから、文部省の政府委員より、それでは文部省所管昭和二十年度の決算につきまして御説明をお願いいたします。
【次の発言】 次に厚生省所管の部について、政府委員より御説明を願います。
【次の発言】 次に運輸省所管の分について政府委員より御説明を願いま……

第1回国会 決算委員会第二分科会 第3号(1947/10/10、1期、緑風会)【議会役職】

○主査(山下義信君) それでは只今から開會いたします。當分科會所管事項に關しまして森專門調査員の所見をこの際承りたいと思います。
【次の発言】 御質疑がございましたら何卒……。
【次の発言】 只今專門調査員から述べましたことを、改めて委員長から質問いたしたことにいたして置きます。御答辯がございましたらどうぞ。
【次の発言】 私からちよつとお尋ねしたいことがあります。食糧増産部の生産物は、共濟産合に無償で交付して、共濟組合は從業員に有償で配給しておいでになるようでありますが、共濟組合には隨分差額の收入があることになるわけでありますが、その邊の運用はどういうふうになつておりますか。  それから今一……

第1回国会 決算委員会第二分科会 第4号(1947/11/22、1期、緑風会)【議会役職】

○主査(山下義信君) それでは只今から決算第三分科会を開会いたします。第二分科会の審査の結果につきましては、前会に仮決議をお願いしたのでありますが、その後十九日に委員長並びに正副主査の打合会を開きまして、協議しました結果、同仮決議はその通り承認を得ましたので、本日改めて正式にこれを決議して頂きたいと思うのでございます。決議の案文はお手許に配付してありますめで、この際朗読を省略いたしてよろしゆうございますか。
【次の発言】 それではこれを議題に供します。別に御異議もございませねば、この通り、分科会におきまして決議いたしまして、御異議ございませんか。

第1回国会 厚生委員会社会事業振興に関する小委員会 第2号(1947/09/27、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から開会いたします。本委員会は社会事業の振興に関しまする諸問題を取り上げまして、現下の厚生行政の一大刷新の方策を見出したいと念願いたします委員会でございます。不肖委員長の席を汚す次第でございますが、どうか御援助の程お願い申し上げます。  政府委員の出席いたしまするまで本委員会の先ず取上げまして第一に研究いたします問題を皆様と御協議申し上げたいと存じます。  尚会議の途中で委員長の席をお代り願いたいと思いますので、そのとき代理して頂きまするお方をどなたにお願いしましたらよろしゆうございましようか。
【次の発言】 只今姫井委員から、本日委員長の代理に服部委員にお願いする……

第1回国会 厚生委員会社会事業振興に関する小委員会 第3号(1947/10/09、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(山下義信君) それではこれから開會いたします。本日の案件は、公報で申上げました通りに、本委員會から命ぜられました請願の三件竝びに兒童院設置に關する問題を御協議申上げたいと存じます。請願の中第二百十號、拂下げミシンに關する請願が内務省の所管でございまするところ、關係政府委員の都合がございまして、これは次會に譲ることにいたします。會議を進めまする便宜上、兒童院設置の問題から御協議願いたいと存じます。  これは私から御了解を得たいと存ずるのでございますが、先般司法委員會におきまして、司法大臣から司法省の改組の説明がございまして、その節司法省の新たなる組織について何か意見があればできるだけ取……

第1回国会 厚生委員会社会事業振興に関する小委員会 第4号(1947/10/21、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(山下義信君) それでは只今から開会いたします。前回の委員会で御審議を煩わしました請願第百九十九号傷痍者更生援護に関する請願の件でございます。請願者は全日本傷痍者同盟結成準備委員会委員長藤龍美、紹介議員は矢野酉雄君、河野正夫君でございました。右の件は諸君の御審議を煩わしました結果、この請願は戰爭犠牲の傷痍者として現在何らの保護も受けず悲惨な状況にあるから、全國的に実態調査の上、傷痍者並びに不具者の程度に應じた最低生活費の支給、生活保護法による医療扶助の適用、公益厚生施設等への優先採用、職業の幹旋等適当なる措置を講ぜられたいという趣旨でありまして、参議院は願意の大体は妥当なるものとして、……

第1回国会 司法・治安及び地方制度連合委員会 第1号(1947/09/20、1期、緑風会)

○山下義信君 私も憲法との關係につきましては疑點がございますが、これは他日に讓ることにいたしまして、この機會に極く大體なことを一二伺つておきたいと思います。  私共の考えでは、この法案は非常に重大な法案と考えております。それはいろいろな意味でございますが、殊に政治的にこれは重大な法案であると考えて愼重に取扱いたいと思うのでございます。我々參議院といたしまして、隱退藏物資に關しまする問題の調査、審議ということは豫てからいたしたいという希望を持つておりまして、すでに衆議院においてこのことに御著手になりまする前に、本院におきまして式の席でこれに關する發言があつたのであります。併しながらその問題がいわ……

第1回国会 司法・治安及び地方制度連合委員会経済査察官の臨検検査等に関する法律案に関する小委員会 第1号(1947/10/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今皆樣の御推薦で小委員長の席を汚すことになつたのであります。本法案は実に重大法案でございまして、又委員の各位には先輩並びに有力なる委員諸氏が御列席でございますので、どうぞ御協力を得ましてその任務を盡したいと存じます。どうかよろしくお願いをいたします。尚次囘の委員会開会につきましては追つて御通知申上げることにいたします。それではこれを以ちまして散会いたします。    午後一時二十六分散会  出席者は左の通り。    委員長     山下 義信君    委員            伊藤  修君            齋  武雄君            吉川末次郎君    ……

第1回国会 司法・治安及び地方制度連合委員会経済査察官の臨検検査等に関する法律案に関する小委員会 第2号(1947/11/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から開會いたします。かねて小委員會に付託されてありまする經濟査察官の臨檢檢査等に關する法律案の御審議をお願いいたします。
【次の発言】 この際お諮りいたしますが、委員長の席を代理者に代つていただきたいことがありますので、委員長の指名いたします者に、假委員長になつて頂きましてよろしゆうございますか。
【次の発言】 それでは岡本君に委員長の席を代つていただくことにいたします。
【次の発言】 私は小さいことを一つ二つこの際伺つて置きたいと思うのであります。第一はこの法案が提出されまして我々小委員會に特に付託を受けたのでございますが、相當日籔が經つておるのであります。併し委……

第1回国会 司法・治安及び地方制度連合委員会経済査察官の臨検検査等に関する法律案に関する小委員会 第3号(1947/11/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から開会いたします。
【次の発言】 政府委員にお願いして置きますが、会期も余日が少うございますので成るべく努力をして頂きまして、資料の御提出をお願いいたしたいと存じます。
【次の発言】 先般本法案の憲法に関聯いたしまする解釈の問題につきまして、小委員長並びに鬼丸委員、岡本委員が関係方面と懇談いたしました事柄につきまして、概略は司法・治安連合委員会におきまして私より報告いたして置きましたのでありますが、尚この席で詳細本問題につきまして御報告を申上げたいと存じます。尚且つ政府の所見も特に懇談の形におきまして聽取いたしまする方が、審議の進行上便宜があると存じまするので、そ……

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第1号(1947/11/14、1期、緑風会)

○山下義信君 一二伺いたいと思うのでありますが、この警察制度の改革が段々と傳りまして、現在の警察官吏が相当動揺しておるのではないかと思うのであります。或いは政府の方で何かそれとなしに御通知でもお出しになつたことがございますか。例えば今の警察官で辞めたいと思う者があるならこの際申出ろ、今辞めればどうしてやるとか、こういう取扱いをしてやるとかいうようなことの御通知でも出ましたでしようか。下々の、殊に地方の警察官がいろいろと將來の自分たちの身の上で動揺しておる、辞めるなら今だというようなことを申しておる警察官があります。これは巡査階級などに殊に多いように見受けるのであります。それで現在の警察官が、こ……

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第5号(1947/11/20、1期、緑風会)

○山下義信君 では企画課長が見えておるようですから一つ伺つて置きますが、最近地方に、追放に処せられたような署長などが中心になりまして私立探偵社というようなものを段々設立しておりまして、いろいろそういう方面の仕事をやつておるようなふうでありますが、ああいうものはお許しになります方針でございますか。関聯しておりますので、御当局の御意向を承りたいと思います。
【次の発言】 ああいうものは、私思うのに、放つて置けばこれから沢山出るのではないかと思います。これは長所と欠点と両面あるのじやないかと思うのです。長所とすれば、こういう自治体警察、いわゆる民間警察なるものが、制度の上のものではなくして、民間の協……

第2回国会 決算・鉱工業連合委員会 第2号(1948/04/14、1期、緑風会)

○山下義信君 この石炭廳の設置に伴いまして、地方の石炭局の機構も若干變つて参りますか。それから地方の石炭局の方には相當民間の人を採用するという御方針であるように承わつておるのでありますが、その人事の選考などは相當お進みになつて始りますかどうか、その點を承わりたいと思います。

第2回国会 決算・治安及び地方制度連合委員会 第1号(1948/05/28、1期、緑風会)

○山下義信君 いろいろ伺いたいことか沢山あるのでありますが、他の各委員の御質疑もあろうと思いますので、一つ二つ伺いまして、又機会を得た際、勉強をさせて頂きたいと思うのであります。取敢えず第一点は、この経済査察廳というものをお置きになる目的に関してであります。只今提案理由の御説明に、そのことにはもとよりお触れになつておいでになるのでありますが、要するところ、眼目は経済統制の励行の確保ということにあるようであります。その経済統制の励行の確保をするために、いろいろなお仕事をこの役所でなさろうとするのである。私が伺いたいと思うのは、経済統制の励行の確保は、この役所で十分できますかということでございます……

第2回国会 決算・治安及び地方制度連合委員会 第2号(1948/06/01、1期、緑風会)

○山下義信君 経済査察廳の在り方と申しますか、そういうものにつきまして、長官からの御意見を伺いたいと思います。どういうわけで安本長官が中央経済査察廳長官を兼任しなければ便利が惡いのか。これは提案の御説明の中に、表裏一体の関係があるから、密接な関係があるからと、こういうことをおつしやつたのでありますが、一方は企画廳、一方はいろいろ欠点を探り、只今も御説明があつて、それは分りましたが、一人が兼ねていなければ都合がなぜ悪いのか、先ずその点伺いたいと思います。御説明を聞きまして又お尋ねいたします。
【次の発言】 長官のなかなか名答弁で、この点は了承いたしましたが、表裏一体ということは、私には解せないの……

第2回国会 決算・治安及び地方制度連合委員会 第3号(1948/06/03、1期、緑風会)

○山下義信君 法務廳の政府委員も見えたようでありますので、関連いたしまして一括して質疑をさせて頂きたいと思いますが、如何でございますか。
【次の発言】 これは安本の政府委員に伺つておきます。念を押して置きますので、速記がございますので、速記に残して置きたいと思います。 経済査察廳は検察廳、警察等と不離一体の仕事をする官廳でありますから、私はこの官廳の行います事務は、非常に眞面目に厳格に行われなければならん官廳だと思う。時の政府の政策、政略というようなものに、この官廳の権限が重大なる影響を受くるがごときことがあつてはならんと考えますが、政府はこれに対してどう考えられまするか、これが第一点でござい……

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会 第1号(1948/03/29、1期、緑風会)

○山下義信君 総理の御出席があるように聞いておりましたが、総理に対する質疑は保留して置きまして、商工大臣に伺いたいと思います。この法案の持つておりまする意味は非常に重大でありまして、いろいろ質疑いたしたいことは多々あるのでございまするが、他の同僚議員諸君の御質疑もあろうと思いますので、私は極めて簡單に大体のことを伺つて置きたいと思います。  中小企業に対しまする、この場合では中小企業の振興対策ということになつておりますが、振興という意味でもよろしうございますし、その他の意味を持つておりましてもよろしうございますが、中小企業に対しまする現内閣の方針はどこにお置きになりますか。具体的に申しますと、……

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会打合会 第1号(1948/04/16、1期、緑風会)

○山下義信君 総理に質問をいたしまする前に、私共本案を審議いたしまするにつきましての、私共の考えを申上げて置きたいと思います。それは中小企業廳というこの程度の新らしい機構を作りますということは、考え方によりますというと、そう大きな問題ではないようにも思われるのでありますが、併しながら實は私共は、この法案に對しましては非常に重大に考えておるのであります。それはいろいろな面におきまして重大に考えておるわけなんでありますが、その一つといたしましては、この法案の取扱いの上におきまして、今囘新設せられまする中小企業廳というものがどういう仕事をするかという仕事の内容でございます。その内容が明瞭であるかない……

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会中小企業庁設置法案に関する小委員会 第1号(1948/05/20、1期、緑風会)

○山下義信君 これは私の意見でありましたが、この中小企業廰の任務は、これを徹底的に遂行して行くということになりますと、單に中小企業という分野のみに止まらずいたしまして、すべての企業を振興させるというところまで性格が及んでいるのではないかという點があるのであります。それが第一。且つ又中小企業というものは、すべての産業界において一小部分を占めるのに非ずして、中小企業ということは今後の日本のすべての企業の全部の名稱になる。つまり中小企業というものが九十九%までわが國の今後の企業状態にあるのではないかと考えますので、その意味から思いますれば、單に一部分の中小企業を取扱うという印象に非ずして、今後中小企……

第2回国会 決算委員会特殊物件小委員会 閉会後第2号(1948/10/06、1期、日本社会党)

○山下義信君 中國視察班の報告を申上げます。前回吉川委員から概略の報告がありましたそうでございまして、詳細な報告は別に報告書に纒めまして委員長の手許に提出をいたしますので、詳しくは報告書によつて御了承を仰ぎたいと存ずるのでございます。その重点的なところを取出しましてここで概略申上げたいと存じます。今回視察いたしました山口縣並びに廣島縣、この両縣につきましてはすでに御承知のごとくでございますが、一應何故山口縣、廣島縣を中國班が選定いたしましたかという理由を申上げますと、山口縣は地域的に軍関係の施設が非常に多くございまして、特に岩國、光、徳山、防府をそれぞれ中心といたしました各地には燃料廠或いは工……

第2回国会 厚生委員会社会事業振興に関する小委員会 第1号(1948/03/29、1期、緑風会)

○山下義信君 選擧は投票を省略し選擧管理者の指名によるの動議を提出いたします。
【次の発言】 副小委員長の互選は次會に延期し、本日はこの程度で散會するの動議を提出いたします。

第2回国会 司法・厚生連合委員会 第1号(1948/07/02、1期、緑風会)

○山下義信君 少年法と兒童福祉法との関係につきましては、先程厚生委員長がすでにお述べになりましたので、自分としては省略いたしますが、この二大法典の重大なる関係の点につきまして、関係各位に多大の御心配を頂きましたことは、本員の誠に感謝に堪えないところでございます。この両法案の関係につきましては、御承知のごとく、すでに國会の意思が決定いたしてあるのでございまして、それは歴々として速記録に残つておりますることは、申上げるまでもございません。少年法を御提案になりまして、その点常常に私共も心配いたしたのでございますが、正誤表の御配付を受けまして、実に大いに安堵いたしておるのでございます。  多くは厚生委……

第2回国会 内閣総理大臣の指名両院協議会協議委員正副議長互選会 第1号(1948/02/23、1期、緑風会)

○山下義信君 正副議長の選舉は選舉の手續を省略いたしまして、座長の指名の動議を提出いたします。

第5回国会 厚生委員会社会事業団体及び施設の振興に関する小委員会 閉会後第1号(1949/10/04、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から社会事業團体及び施設の整備に関する小委員会を開会いたします。小委員会におきましては、社会保障制度調査の一環といたしまして、社会事業関係の團体及び施設の將來の在り方を中心といたしまして、それらに関連いたしまする当面の諸問題の調査を目的とするものでありますが、この際、かねて新聞紙に報道せられまして、関係者の間に相当大きな衝撃を與えました、いわゆる愛兒の家事件につきまして、当小委員会はその眞相の調査をいたすことに相成りましたので、本日は先ず厚生專門員室におきまして、この問題の調査に当つて頂きました、その第一回の報告をこの際委員会といたしまして聽取することにいたしたいと……

第5回国会 厚生委員会社会事業団体及び施設の振興に関する小委員会 閉会後第2号(1949/10/11、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより開会いたします。前回に引続きまして、社会事業團体資金造成に関する事件の調査を引続き行います。本日は参考人として田邊武雄君に重ねて出席をお願いしておりますので、田邊君から関係事項につきまして聽取することにいたします。  委員長から田邊さんに伺いますが、田邊さんは社会事業との御関係はこの問題の以前に何かございましたでしようか。
【次の発言】 別に他の社会事業團体の役員などにおなりになつたり、又施設等に直接御関係になつたことはないのですね。
【次の発言】 佛立宗との関係は只今なり、前回にも伺つてのでございますが、あなたは佛立宗の何と申しますか、いわゆる信徒代表のような……

第5回国会 厚生委員会社会事業団体及び施設の振興に関する小委員会 閉会後第3号(1949/10/24、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今より開会いたします。本日は本小委員会の調査事項として休会中継続審査いたしました愛兒の家事件に関しまする調査を終結いたしまして、厚生委員会の方に報告いたしたいと存じますので、この際委員の各位から本調査に関しまする御所見を承つておきたいと存じます。
【次の発言】 最後に文部省の篠原宗務課長の答弁を願います。
【次の発言】 休会も本日で終了いたしますので、小委員会はこの程度で閉じたいと存じますが、小委員会の報告はどういうふうに取計らいましようか。
【次の発言】 草葉委員の御意見に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。尚先刻草葉委員から第六国会において……

第6回国会 厚生委員会社会事業団体及び施設の振興に関する小委員会 第1号(1949/11/10、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これにより開会いたします。本日は前回懸案になつておりました諸問題につきまして、政府当局との間の質疑を始めることにいたします。
【次の発言】 この際委員各位に申上げておきますが、葛西次官は三時前に他に公務がありまして離席されますから、それまでに次官に御質疑がある方はお願いいたします。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記を止めて……
【次の発言】 速記を始めて……
【次の発言】 只今の草葉委員の御提案の秘密会に御異議ございませんか。


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 厚生・文部・地方行政連合委員会 閉会後第1号(1950/11/16、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより、厚生、文部、地方行政連合委員会を開会いたします。  本日は証人としまして出願者の代表としまして池田茂君、本件の出願に関係のありまする池田益太郎君、向島カフエー事業協同組合理事長の市川七郎君、文部省兒童審議会会長の神埼清君、並びに地方行政委員会の要望によりまして、国家地方警察防犯課長宮地直邦君、東京都副知事岡安彦三郎君は昨日に引続きまして、尚警視総監田中榮一君を証人として出席が求めてございます。  これより証人の証言を聽取いたしますが、その前に一言証人の方々に申上げて置きたいと存じます。証人のかたが議院で証言をいたします場合には、「議院に於ける証人の宣誓及び証言……

第8回国会 厚生・文部連合委員会 閉会後第1号(1950/11/15、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から厚生・文部連合委員会を開会いたします。  本日は池上の特飲街事件につきまして、関係の方々を証人として出席を願つておりますから、これから証人の証言を聽取いたしますが、その前に一言証人の方々に申上げておきたいと存じます。  証人の方が議院で証言をいたします場合には、議院に於ける証人の宣誓及び証言等に関する法律によりまして、宣誓を行つてから証言して頂くのでありますが、若し虚偽の証言をしたときは、右法律第六條によりまして、三ケ月以上十年以下の懲役に処せられる罰則があります。又正当の理由なく宣誓若しくは証言を拒んだときは、同法第七條によりまして、一年以下の禁錮又は一万円以……

第8回国会 厚生・文部連合委員会 閉会後第2号(1950/11/16、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今より厚生、文部連合委員会を開会いたします。お諮りいたしますが、只今地方行政委員会のほうでも連合して委員会を開くことに決定の通知がございましたので、厚生、文部、地方行政の三連合委員会を開くこととし、厚生、文部連合委員会を閉じまして、厚生、文部、地方行政の三連合委員会を開くことにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それでは厚生、文部連合委員会を閉じます。    午前十時四十七分散会  出席者は左の通り。   厚生委員    委員長     山下 義信君    理事            小杉 繁安君    委員  ……

第10回国会 建設・厚生・在外同胞引揚問題に関する特別委員会連合委員会 第1号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○山下義信君 本日は建設委員会におかれましては、委員会に付託相成りました公営住宅法案の御審議に関連をいたしましてこの法案の内容に盛つておりまする幾多の点につきまして私ども厚生委員会に関連のあるのではないかと思われる点がございまして、それがために厚生委員会の、はうといたしましても、本法案に対しましては深い関心を持つておつた次第でございます。然るに建設委員会におかれましては、その辺を了とせられまして、会期の短い最中にかかわらず、本日は厚生委員会並びに引揚同胞委員会等とこの連合委員会を開催して頂きまして委員長のお計らい、建設委員会の御厚意に対しまして深い感謝の念を持つものでございます。厚生委員会にお……

第10回国会 厚生・労働連合委員会 第1号(1950/12/15、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより厚生労働連合委員会を開会いたします。  本日は証人といたしまして慶応大学教授園乾治君、全日本産別労働組合会議保健部長吉田秀夫君、総同盟全国進駐軍労働組合同盟副会長市川誠君の主君に証人として御出席願つております。労働委員会のかたがたの質疑が終りましたのち証人の陳述をやることにいたします。
【次の発言】 御尤もでございます。それではそういうふうに計らうことにいたします。  これより証人の宣誓を求めることにいたしますが、宣誓に入ります前に証人に念のために申上げます。  それから宣誓をして頂くのでございますが、もし虚偽の陳述等のありますときは、議院における証人の宣誓及び……

第13回国会 厚生・大蔵連合委員会 第2号(1952/06/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私も只今の木村委員の意見に大体賛成です。ですから休憩でなしに、委員長は政府と御交渉なさつて、大蔵大臣がいつ出席されるかという確約を得られて、そのときに改めて開会されるようにして、本日は一応これを以て散会されんことの御動議に、木村君のは御動議だと思いますから、その御動議に賛成いたします。
【次の発言】 木村君の意見に私が賛成したのは、もう今から来て見ても二十分か三十分で殆んど審議の時間がない、改めて大蔵大臣の出席を確かめて、そのときに委員会を再開されるようにということでありますので、その趣旨に賛成したのでありますから、その動議についてお諮りを願いたいと思います。

第13回国会 厚生・大蔵連合委員会 第3号(1952/07/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 議事進行について……私伺うのですが、この連合委員会は大蔵委員のほうから申込まれて開いた連合委員会であります。それで大蔵委員の諸君の中には相当質疑を持つておられた、例えば野溝君とか木村禧八郎君があつたはずなんです、或いは大野幸一君とか、それらの諸君が出席していられないと、これは大蔵委員のほうから御質疑がないことになつて……、我々厚生委員のほうは十分厚生委員会でやれるのですから、その辺の議事の一つ取扱方を委員長どうされますか、お考えを願いたいと思います。

第13回国会 厚生・大蔵連合委員会 第4号(1952/07/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 厚生委員の質問は前回私申したように成るべく差控えておくつもりでしたが、今大蔵委員と厚生大臣との間の、質疑応答を聞いておりましてちよつと正確を欠くと思われる点だけ念のためにこの席で聞いておきたい。今移譲に際していろいろ不完全な設備や傷んでおる状況等をどうするかということを尋ねたときに厚生大臣は、それは予算を六億四千万円ほどとつてあるのだ、それで修理をして渡すのだと、こういうことを言われたが、それは間違いないですか。
【次の発言】 ちよつとまだ正確を欠くが、まありこれは別の機会にして、もう一つ確かめておきたいのです。厚生大臣は医療行政の最高の責任者ですからこれははつきりしておかなけれ……

第13回国会 厚生・大蔵連合委員会 第5号(1952/07/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 議事進行について……。今野溝君の質問している事項は、これは私は非常に重大だと思うのです。それで大蔵省のほうでは、事務当局で折衝中に厚生省がどれだけ最初要求せられたかということを言わないようなふうで、それで六億四千万円くらいのことで初めから話があつたようなことを言うのですが、大蔵省がこれ以上説明をしなければ、この点は当初厚生省がどのくらい見込んだかということは、野溝委員の言うがごとく非常に審議上重大なんです。それで是非厚生大臣の出席を求めて、整備費を当初事務的に大蔵省にどれだけ要求したかということを明白にする必要があると思うのです。厚生大臣の出席せられるまで暫時休憩を願いたいと思い……

第13回国会 厚生委員会遺族援護に関する小委員会 第1号(1951/12/20、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山下義信君) 只今から遺族援護に関する小委員会を開会いたします。  本日はこの問題に関する参考人といたしまして、社会保障制度審議会事務局長小島徳雄君、旧軍人の関係でいらつしやいます杉沼修治君、それから兵庫県遺族更生会長鈴木富太郎君、全国未亡人団体協議会事務局長山高しげり君、恩給関係に非常にお詳しい鷲尾弘準君、以上五君の御出席を煩わしました次第でございます。  先ず最近の政府部内の関係当局でお考えになつておられまするこの問題について、政府のお考えの一端を簡単に承わりまして、参考人の皆様がたの御意見を拝聴することにいたしたいと存じます。政府のほうの御出席は、引揚援護庁の田辺援護局兼復員局……

第13回国会 内閣・厚生連合委員会 第2号(1952/05/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 本案の連合審査をお願いをいたしましたのは、厚生委員会といたしましては先般遺家族援護法の審議をいたしましたのであります。従いまして遺家族援護に関しましては厚生省の所管としてその事務を目下進行いたしておるわけであります。今回御提案になりまして内閣委員会に付議されてありまする本案は、この恩給に関しまする法律案でありますると同時に、その内容といたしましては軍人恩給に関しまする支給の停止をなお一カ年間延期せんといたしまする案でありますることは申すまでもございません。従いまして軍人恩給の支給停止は、現存いたしておりまする生存の旧軍人の恩給の停止もありますし、又曾つて軍人でありました者の死沒せ……

第13回国会 内閣・厚生連合委員会 第3号(1952/06/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は厚生大臣に質問がないので、行政管理庁長官に質問したいと思います。
【次の発言】 私は野田行政管理庁長官に二、三の点を、厚生省設置法に関係いたしまして伺いたいと思うのでありますが、その前に連合審査の点につきまして私は内閣委員長の御所見を承わつておきたいと思うのであります。  今回の行政機構の関係法案と言いますか、行政機構の問題は非常に重大でありますことは言うまでもございません。多年我が国の、これは何と申しますか、大懸案でございます。今回漸くそれが政府の方針として出揃つて参りました。これは私は何と申しましても、国の政治の組織でございますから、組織がなければ政治も動きませんし、如何……

第15回国会 厚生委員会母子福祉に関する小委員会 第1号(1952/12/06、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山下義信君) これから母子福祉小委員会を開会いたします。  本日は委員のかたの御要望もございまして、混血児の児童施設をやつておいでになりまする沢田みきさんが最近アメリカから帰られましたので、沢田さんに御足労願いまして、アメリカにおいでになりました模様なり、いろいろこの混血児の問題につきまして御意見を伺うことにいたしましたのでございます。  厚生委員会は御承知のごとくすでに混血児の問題を取上げまして検討を加えて参つておつたのでございますが、当小委員会におき」ましてもこの問題を本日御検討願うと、こういう次第で、参考人として沢田さんに御出席を願つたのでございます。で、これから沢田さんのお話……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 厚生・中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会連合委員会 第2号(1953/07/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 衆議院のほうで大変御心配に与りまして非常に結構な御修正に相成つたのでありますが、只今この大綱についての御説明を承わつたのでありますが、なお二、三先に御説明を一つ願いたいと思う。それは附則の第十九項を新たに御挿入になつた、あれを一つわかるように御説明を願いたい。
【次の発言】 今の御説明一応わかつたのでありますが、なお頭に入りかねるのですが、この差額は四月から七月までの差額でありますが、この差額はいつ支給をするというのでありますか、私が見ますと、この差額は結局これは八月一日からやはり実施せられて、この差額の計算支給と言いますか、これは八月一日からやはり支給されるのじやないかと思うの……

第17回国会 厚生委員会国民生活改善に関する小委員会 閉会後第1号(1953/11/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私は沼田さんにちよつと伺うのですが、あなたのほうの協会加盟の製粉会社の状態を一つ教えて頂きたいのです。つまりどのくらいの会員があるか、それから殊に顕著な代表的なメーカー、大会社というものは二、三どういうのがありますか、その工場の規模、それから協会の主たる…………本当のところをおつしやつて頂きたいのですが、協会の主たるお仕事の中心は何を中心にしていらつしやるか。例え政府とのいろいろの交渉だとかその他どうせ加盟会員の利益のための協会でしようから、ちよつとそういう協会の扱うお仕事を承わりたいと思います。
【次の発言】 わかりました。今あなたのほうで人造米に躍起になつておりますね。

第18回国会 厚生委員会国民生活改善に関する小委員会 第1号(1953/12/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 参考人の小浜さんにお伺いするのですが、あなたのほうの協会は、今高野君の御質問に対して寄附行為者の氏名を挙げられて協会の組織をお答えになつたのですが、表面的な形式的なことはそうでしようと思いますが、実際がこれはもう言うまでもなく農林省のいわゆる何と申しますか、計画に基いての協会の設立なんで、余り形式的なことを問答しましても価値がありませんから、私も卒直に伺うのですが、又卒直にお答えを願いたいと思います。これは人造米協会を作るんだということは、この委員会が休会中に、人造米を取上げたときに、前谷長官が説明をして、そういう方針で行くんだと、あなたのほうの協会ができる前に農林省の当局がこう……

第18回国会 厚生委員会国民生活改善に関する小委員会 第2号(1953/12/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今日はまあ参考人のかたの御意見を承わるのが主で、我々又別の機会に委員会としての審議をしたいと思いまするが、高野委員から政府のほうへ厚生省の意見と農林省の意見をお尋ねになつたのです。私は一番関係の深い両参考人が国会に御出席のこの機会に、あなたがたのほうに私は聞きたい。率直に一つお答えを願いたい。農林省のほうと並びに厚生省のほうとどういうふうな話を聞いておられるか、今政府のほうの答弁がありましたが、その通りか、何かはかにいろいろ農林省のほうと或いは又厚生省のほうと話合いを別になさつたことがあるか、あるならば我々は聞いておかなければならん。これは率直に申上げると、役所というものはよく欺……

第19回国会 厚生委員会社会医療関係の諸問題に関する小委員会 閉会後第1号(1954/08/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 委員長、ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 私は庶務課長の示された医療費年度別比較表というものによつて只今この表に対しての大体の所見を承わつたのですが、政府管掌の医療費諸条件の増嵩率と、組合管掌のものと、それから国保のものと船員保険のものと、これを比較した場合に、何を我々に教えるかということですね、特にどの保険がこの異常な増加率を示しておるというようなことがあるのかないのか。私この表を見ると国保は別です、これは事情が違いますから、全然この比較の価値はないとは言いませんけれども……。併し注目すべきは政府管掌と組合管掌のこの二つの経営形態は著しく異なつていないのですね。若干は……

第19回国会 厚生委員会社会医療関係の諸問題に関する小委員会 閉会後第2号(1954/08/17、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今回の点数引下げの問題並びにこれに関連いたしまして単価の問題について若干伺いたいと思うのです。私は専門家でありませんので実は研究も不十分であります。そういう意味で懇切に御答弁を願いたい。  先ず一般的の問題として、今回の点数の引下げは主として薬価の値下りによつて引下げをしたということでありますが、我々はこの薬価の値下りによりまして点数が引下げられたということ自体につきましては異論はないのであります。当然そうあるべきことでありまして、そのことだけを切離して考えますれば、何ら異論のあるべき筋ではないのであります。殊に国策として低物価の政策をとつておりまする今日ですから、当然のことと思……

第19回国会 厚生委員会社会医療関係の諸問題に関する小委員会 閉会後第3号(1954/08/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 私はこの問題は、国民医療の上の重大な問題であり、我が国の社会保障制度の制度上の非常に大きな問題でありまして、委員会はそういう角度で最近の社会保険医対政府間の闘争の問題について非常に大きな関心を持つておるわけであります。それでこの小委員会で事態の真相を明らかにして、そうして将来の我々の態度にも資したいと考えております。それで単に医療担当者のそういう職域の利益の問題とのみは我々は考えていない。そういう観点で実はこの問題の推移を眺めておるのでございますから、公平な見地で私は検討を加えておるわけでございます。そういうことで私は承わりたいと思う。参考人の方に、黒澤会長並びに大田理事に私は伺……

第19回国会 厚生委員会社会医療関係の諸問題に関する小委員会 閉会後第4号(1954/08/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 かねて一度御意見を伺う機会を得たいと思つておりました宮尾さん、今井さんに御足労願つて御意見を聞くことができまして、私は本懐であります。さいぜん、今井さんから、委員会は一体どういう目的で取上げているのか、その趣旨によつて話し方があるということでありましたが、その辺が御連絡が不十分で、私どもも申訳ないと思つております。実はこういう専門的な問題でありますから、今井さん等のお手で御処理が願えることを非常に期待いたしておりましたわけでありますが、ああいうふうに保険医諸君の非常に全国的な大きな動きになつて参りまして、これは確かに一つの大きな社会問題も投げかけ、同時にこれは当然政治問題である、……

第19回国会 厚生委員会社会医療関係の諸問題に関する小委員会 閉会後第5号(1954/09/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 高良委員の御質問に関連して私もちよつと伺つておいて、あとで小委員長にお尋ねしたいのですが、やはり今の点ですが、ちよつと長官の御答弁がはつきりしないのですが、社会保険医というような性格を、これをはつきりと大蔵省はいわゆる公共性を多分に持つているものであるという見解を明確に下して、こういう処置をとることになつたのですか、どうなんですか。
【次の発言】 これはやはり保険医の性格を、課税の対象からどういうふうに見解を下して行くかという大蔵省の態度を決定することは、社会保障制度の上における諸般の関連事項と睨み合せて非常に大きな問題として今慎重に検討するという、しなければならんという長官のお……

第19回国会 厚生委員会中国人俘虜殉難者遺骨送還に関する小委員会 閉会後第1号(1954/08/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 今現在どうなつているかということをもつと具体的に聞きたいのですがね。それでこの遺骨の処理をしていられる方々ですね。ここに参考人として御三人主たる方が出ていらつしやるのですが、その団体ですね、団体の全貌といいますか、そういうことの費用などどうしていらつしやいますか。それから又、極く幼稚な迂遠な質問をするのですが、華僑関係といいますか、華僑の人たちがお世話なさるのでしようがね、ただ事務所をここを借りているということだけなんですかね。もう一つは慰霊実行委員会の性格、それからもう一つはその事務所の置かれている華僑との関係ですね。こういうことを我々に誤解のないように、端摩臆測ではいけないの……

第22回国会 内閣・社会労働委員会連合審査会 第1号(1955/07/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山下義信君 お答え申し上げます。  第一点の提案についての自民案との関係でございますが、実は率直に申し上げますると、公式ではございませんけれども、やや半公式の遺族援護関係の諸会合等におきまして、従来遺族問題、遺族恩給等に御熱心な保守党の方々とわれわれ席を同じくする機会がたびたびありまして、従来とも遺族問題が年々歳々それらの扶助料の支給その他問題の解決につきまして遺族の要望が繰り返され、そのつど国会並びに各政党の問題となりまして、ひいてはこれが選挙に際しまして、あるいは心なき人々の間におきましてはこれが選挙に悪用されるというような弊害もあり、また一面においては遺族関係の団体の中には、ある政党は……

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第1号(1956/05/16、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより社会労働委員会保険経済に関する小委員会を開会いたします。  保険経済に関する件を議題といたします。本日は本問題に関して参考人の御出席を願っております。参考人の御氏名は別紙の通りでございます。  小委員会を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。参考人の方々には、お忙しいところを御出席下さいましてありがとうございます。厚く御礼を申し上げます。  なお、小委員会におきましては、社会労働委員会において目下審査中の健康保険法の一部を改正する法律案の審査上の参考に資するため、保険経済の各方面から見た基礎資料の検討を行う目的をもって調査を進めているのでございます。何……

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第2号(1956/05/17、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより社会労働委員会保険経済に関する小委員会を開会いたします。保険経済に関する件を議題といたします。  本日は本問題に関して参考人の方々の御出席を願っております。小委員会を代表いたしまして一言ごあいさつを申し上げます。  参考人の方々にはお忙しいところを御出席下さいまして、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。  当小委員会におきましては、社会労働委員会において目下審査中の健康保険法の一部を改正する法律案の審査上の参考に資するため、保険経済の各方面から見た基礎資料の検討を行う目的をもって調査を進めているのでございます。何とぞ当委員会の意のあるところを……

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第3号(1956/05/18、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) これより社会労働委員会保険経済に関する小委員会を開会いたします。  保険経済に関する件を議題といたします。  昨日に引き続き、本問題に関し、本日も参考人の方々の御出席を願っております。参考人の方々には、お忙しいところを重ねて御出席下さいまして、まことにありがとう存じます。丸山、成田の両参考人の方には、昨日すでに御意見の御発表を願っておりますので、本日は両参考人に対してこれから質疑を行いたいと存じます。  なお、補充的御陳述の御希望がございましたらば、発言を許可いたしますから、おっしゃっていたたきたいと思います。

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第4号(1956/05/22、3期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(山下義信君) それでは社会労働委員会保険経済に関する小委員会を開会いたします。  前回厚生省に要求いたしました行政措置等の資料をお手元に配付いたしましたので、それに関する高田保険局長の説明を求めることにいたします。
【次の発言】 今の現行の初診料の五十円は、なんぼの金額になるのですかね。
【次の発言】 これは非常に複雑な数字がたくさん出るのですが、一つ刷り物にして出してもらいたい。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 ちょっと待って下さい。
【次の発言】 これは三十一年度予算、見積りがそういう額ですか。

第24回国会 社会労働委員打合会 第1号(1956/01/23、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(山下義信君) まだ定足数に達しないようでございますが、あとから見えることと思いますから、これより委員会を始めたいと存じます。もし終りまでに定足数に達しない場合は、委員会を打合会に切りかえるということで御了承をお願いいたします。りてれでは社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度に関する調査の一環として、新医療費体系に関する件を議題といたします。厚生当局から説明を願います。まず厚生大臣から御説明を願います。
【次の発言】 ただいまの厚生大臣の御説明に対して御質疑のあります方は順次御質疑を願います。
【次の発言】 専門家の榊原委員、谷口委員の御質疑があったのでありますが、私はしろうと……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 社会労働・農林水産委員会連合審査会 第1号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○山下義信君 ただいま井出農林大臣は、この法案の閣議決定をいつしたとおっしゃったのですか、重ねて御答弁を願いたい。それから、この法案については、水産庁関係者も、畜産局関係者も、納得ができないということを言っておるが、衆議院の議決の際に、内閣の意見を表明して、この法案に対しては異議がないということを表明しておるじゃないか。衆議院の審議の際に、内閣はこの法案に異議がないということを言って、参議院の審議の際に異議があるとは何だ。明白にしてもらいたい。はなはだけしからぬ答弁をする。事のよしあしは別としてですよ。政府のこの法案に対する態度が、衆議院における態度と参議院における態度と二途に出るとは、どうい……

第26回国会 社会労働・法務委員会連合審査会 第1号(1957/04/22、4期、日本社会党)

○山下義信君 今の従来の赤線業者が旅館業に転業するということは、この旅館法の改正法律案に関連して重大な問題の一つであると思うのです。社会労働委員会でも当然この点については審議を重ねなければならぬのでありまして、今日まで社会労働委員会でも若干の言及はあった。今棚橋委員からこの点の質疑が出ましたから、関連して、この際政府の、赤線業者が旅館業に転業しようとする者に対する指導と言いますか、それに関しての政府の基本的御方針というものを、一つ明確にしておいていただきたい。  また、どういう計画を大体持っておられるかということも明らかにしていただきたいです。これは厚生省の当局としては、その御方針をお示し願わ……

第26回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1957/03/25、4期、日本社会党)

○山下義信君 今の坂本委員の質問に対する平田教授のお答えの中に、国会の審議が、健康保険の改正のその問題点の審議のみに終始されて、そうして国の責任制についての基本的な問題になぜ論及され、審議しないかという御所見がありましたが、これは一つ平田教授の誤解を私は解いておかなければならぬ。今日までわれわれが論議して参りまして、足かけ両三年――この内容は非常に変化して参っておりますが、この両三年この健康保険の改正案を国会は審議して参りましたが、枝葉末節だけをやってはおりません。それは一部負担の理非曲直、あるいはその他の部分につきましての問題も、もとより取り上げて、掘り下げて論議しておりまするが、その奥にひ……

第28回国会 社会労働・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/04/23、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長代理(山下義信君) 他に御質疑ございませんか。――御質疑もないようでありますから、社会労働大蔵連合審査会は終了いたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって連合審査会はこれにて終了することに決定いたしました。  それでは連合審査会は散会いたします。    午後五時二十三分散会


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データ更新日:2022/12/09

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