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三好始 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

三好始[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは三好始参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。三好始参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 水産委員会 第2号(1947/07/25、1期、緑風会)

○三好始君 水産廳設置に関する問題及び魚價に関する問題は、いずれも調査を要すると思うのでありますが、参議院規則によりますと、委員会は付託事件があるか、又は議長の承認した調査事件がなければ正式に活動することができないことになつておりますので、私はここに以上二件の調査の承認を委員会として議長に要求することの動議を提出いたします。
【次の発言】 小委員の選定に関しては、すべて委員長一任の動議を提出いたします。

第1回国会 水産委員会 第3号(1947/07/29、1期、緑風会)

○三好始君 この際水産物集出荷制度に関する問題を実地に調査するため、並びに漁船及び金融に関する問題、及び水産関係法案を調査するために、それぞれ三つの小委員会を設け、正式な委員会活動をするため、先の例に倣いまして、調査の承認を委員会として議長に要求することの動議を提出したします。

第1回国会 水産委員会 第14号(1947/11/10、1期、緑風会)

○三好始君 一昨日の合同委員會でも現われておりましたように、漁船或いは漁網綱の權限に關する問題が解決されない、現在の機構の儘で水産廳を設置するということになりますと、可なり反對があるのじやないかと思うんですが、又行政整理が問題になつておるような關係もありますし、現在の機構で水産廳を設置することにどういう積極的な長所と申しますか、必要があるか、こういうことを十分に考えることも必要じやないかと思います。そういう問題に關連いたしまして、先程来問題になつております權限問題が解決されないので、若し水産廳を設置する場合に、どういう御計畫が水産當局におありになるか、それをちよつと承りたいと思います。

第1回国会 水産委員会 第17号(1947/12/06、1期、緑風会)

○三好始君 衆議院の修正は政府から提出された改正案の修正でなくして、政府から提出されておらない部分の改正案の提出という意味の修正ですか。それとも提出された改正案の修正ですか。その点がはつきりしないのでちよつとお伺いいたします。
【次の発言】 政府から提出された改正案の修正ではなくして、提出されておらない元の漁業法の改正の意味の修正を出しておるというふうに承つたのでありますが、それだと提出された改正案の修正ということとは嚴密な意味では違つて來るのじやないかと思いますが、そういういわゆる修正が修正の形でできるものでしようか、それとも別に改正案として提出する必要があるものでしようか。この点御説明を願……

第1回国会 文教委員会 第12号(1947/11/07、1期、緑風会)

○委員外議員(三好始君) 御指名を受けました紹介議員三好であります。簡單に請願の趣旨について紹介さして頂きます。御承知のように舊學制において、國民學校を卒業して中等學校に進學しない、いわゆる勤勞大衆青年に對し義務制の青年學校を設けて、青年期の教育に遺憾なきを期する建前になつていたわけであります。今囘の六・三・三の新學制では、六・三までは義務制となつているわけでありますが、その後は上級學校に進學しない者についても、義務制は豫定されていないようであります。青年教育の前途についていろいろ心配している向きもあるようであります。青年教育の充實を圖るためには、義務教育を終えてから上級學校に進學しない約八割……

第2回国会 水産委員会 第1号(1948/01/30、1期、緑風会)

○三好始君 水産統制の問題につきまして波多野農林大臣に質問したいと思います。大臣はこうした方面に御專門ではないと存じますので、具体的な問題は避けまして極く本質的な問題だけについてお尋ねいたしたいと思うのであります。特に大臣は経済学者としてこうした方面についての物の考え方はどなたよりよくお分りになると思いますので、私も主として大臣の御納得の行くような方面で、お尋ねいたして見たいと思うのであります。  私が質問いたしたいのは、現在の計画統制経済に関連して、魚價の問題と資材の問題と二つをお伺いいたしたいのでありますが、私の質問の根拠になつた計画統制経済の現段階に対する認識の仕方について一言だけ最初の……

第2回国会 文化委員会 第4号(1948/02/26、1期、緑風会)

○三好始君 發明祭として、何月何日が適當であるというような趣旨は出ておりませんか。

第2回国会 文化委員会 第7号(1948/06/18、1期、緑風会)

○三好始君 制定の趣旨の表現でなくして、本質的な問題ですが、この「成人の日」という趣旨そのものは、「こどもの日」というような、こどもの全体に対應する成人全体を意味するのでなくして、昔のいわゆる元服のような、一定の式典を意味するようなものとして、これを制定されておるのであります。
【次の発言】 そういたしますと、はつきりと、例えば法律上の成年といつたような、一定の示点をここで示す必要がないのですか。

第3回国会 議院運営委員会 第9号(1948/11/13、1期、新政クラブ)

○委員外議員(三好始君) 十一月十五日の本会議に上程することを希望いたします。
【次の発言】 私の方は特別な注文はありません。決まつた通りやりたいと思います。
【次の発言】 只今の御意見に私もそういう場合があつてよいと思います。特に問題を決めて討論する場合には、そういうやり方を一度やつて見る必要があるのじやないかと思いますが、今回の場合には所見開陳で題目は自由となつておりますので、従來の時間による方法によつてよいと存じます。
【次の発言】 私は、先程の佐々木さんの御意見と大体同じでありまして、この決議案の趣旨は、決して災害対策の予算の内容に重きを置いておるというのではなくして、早く災害対策の予……

第3回国会 内閣委員会 第2号(1948/11/12、1期、新政クラブ)

○三好始君 本委員会の現段階におれる最も重要なる仕事の一つは、行政機構改革の前提として、行政機構全般に亙り十分調査をすることにあると思うのであります。この意味において調査の体制を整えるために、議長に対して行政機構に関する調査承認要求書を提出することの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今の行政機構に関する調査承認要求書の内容は、委員長に一任するの動議を提出いたします。

第3回国会 内閣委員会 第3号(1948/11/20、1期、新政クラブ)

○三好始君 国家行政組織法の施行期日の延期は止むを得ないのじやないですか。これ以上別に問題はないのじやないかと思います。

第3回国会 内閣委員会 第5号(1948/11/30、1期、新政クラブ)

○三好始君 現行の逓信省のように、郵政と電気通信の二つの部面の事務を分けないで一つの省でやつておる國と、今回提案せられております郵政省、電気通信省といつたように二省に分割してやつておる國と、諸外國の実情がどうなつておりまか。成るべく多数の例をお聞かせ願いたいと思うのであります。
【次の発言】 現在の逓信省を分割して、郵政省並びに電気通信省を設置せんとする今回の二法案は、通信事務を能率的に運営する上から申しますと、提案理由の説明にもありますように、一應の理由があることを認めるのであります、併しながら、それぞれの立場から主観的な主張が許されるならば、行政機構は益々複雑多岐になり、今日殆ど輿論となつ……

第4回国会 内閣委員会 第1号(1948/12/10、1期、新政クラブ)

○三好始君 只今の中川君の動議に賛成いたします。

第4回国会 内閣委員会 第2号(1948/12/13、1期、新政クラブ)

○三好始君 本日配付になりましたこの官制定員増加予定調というのは、これはいつからいつまでの間に増加する予定の人員であるか、承わりたいと思います。
【次の発言】 法案の第四條にあります「各行政機関に置かれる職員のうち法令で定員が定められていない者については、昭和二十三年十二月三十一日までに、予算の範囲内において、法令でそれらの定員を定めて置かなければならない。」という規定でありますが、これは現在定員が定められておらないものを、新しく定員を定めるわけでありますから、これを定める際に、定員を多く見積る、多くするというような定め方が行われる虞れがないかどうか、この点についてお伺いいたしたいと思います。

第5回国会 内閣委員会 第1号(1949/03/26、1期、新政クラブ)

○三好始君 只今議題になつております三つの法案はいずれも施行期日を四月一日から六月一日に延期することを内容といたしたものでありまして、いずれもその事由は十分了解できるのでありますが、これに関連しまして、郵政省設置法の一部を改正する法律案、並びに電氣通信省設置法の一部を改正する法律案につきまして、一言関連した問題を御質問いたしたいと思いますが、この設置法ができました際に、いずれも非常に機構が厖大でありまして、次の機会に十分檢討するということにいたしまして、不本意ながら賛成する。こういう空氣が、設置法ができました際に非常に強かつたわけでありますが、今回政府が企図いたしております行政整理に伴いまして……

第5回国会 内閣委員会 第2号(1949/03/30、1期、新政クラブ)

○三好始君 只今議題になつております三つの法律案は、施行期日を四月一日から六月一日に延期するというだけの簡單な法律案でありまして、別に討論の必要もないと思いますので、直ちに採決して決定されるようにお願いいたします。

第5回国会 内閣委員会 第3号(1949/04/07、1期、新政クラブ)

○三好始君 各省設置法案が出るのは大体いつ頃になりますか、行政官理廳の方でどういう見透しですか、聞きたいと思います。
【次の発言】 質問ではないのでありますが、この機会に私提案いたしたいのですが、行政機構刷新の問題は、第五回國会における恐らく最大の問題だと思うのであります。そうしてこの問題については吉田首相が非常に強い考え方を持つておることは、新聞等でも我我早くから拝見しておるのでありますが、次の委員会に吉田首相に出席して頂いて、首相の考え方を一應承るということがいいのじやないかと思うのですが、そういうふうに取計つて頂きたいと思います。

第5回国会 内閣委員会 第5号(1949/04/18、1期、新政クラブ)

○三好始君 只今いろいろ御説明になりました賜與の決定とか金額は、どういうふうになされておるのか、お差支ない範囲において御説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 先程大臣は政府の原案は決まつたが、その筋との折衝が残つておるということを申されたように思うのですが、政府原案が決定する過程において折衝は随時行われたものと我々は了解するのでありますが、そういう意味においてのその筋との折衝が残つておるということは、全く最後的の確認を得るという問題ではないかというふうに我々は了解するのですが、その点間違いないかどうかをお伺いいたしたいのであります。もう一つは、出先機関の問題は現在政府案がどの程度の段階に進……

第5回国会 内閣委員会 第7号(1949/04/21、1期、新政クラブ)

○三好始君 小さい問題ですが、内閣法の一部を改正する法律案の附則の第四号の中で、『他の法令中「内閣書記官長」とあるのは「内閣官房長官」、「内閣官房次長」とあるのは「内閣官房副長官」と読み替えるものとする。』こう出ておるのでありますが、現行の他の法令中に、まだ内閣書記官長となつておつて、内閣官房長官と改まつておらないものがあるのですか、この点お伺いします。
【次の発言】 私がお伺いいたしましたのは、内閣官房長官という呼び方になつたのは、すでに現在出されておりまする内閣法の一部を改正する法律案が出される以前でありますので、そのときにすでにもう内閣書記官長という名稱は内満官房長官と読み替えられている……

第5回国会 内閣委員会 第8号(1949/04/22、1期、新政クラブ)

○三好始君 行政機構の改革は、総理大臣の説明せられておつたごとく、いろいろの目的があるわけでありますが、今回政府において企図せられております行政機構の改革は、人員の整理による経費の節減に主な狙いがあると認められるのであります。政府は行政機構改革に当つて、部局の三割整理、或いは人員の三割乃至二割整理を基準として立案せられている模樣でありますが、これによつて経費の節減をどれだけ見込んでおられるのか、それが歳出の何%に当るお見込でこういう立案をせられているのか、その点を明らかにせられたいのであります。
【次の発言】 今日行政機構が非常に複雜化し厖大になつたのは、行政事務そのものが複雜多岐になつて來た……

第5回国会 内閣委員会 第9号(1949/04/28、1期、新政クラブ)

○三好始君 ちよつと武藤さんにお尋ねいたします。出先機関の事務を全面的に知事に委讓して貰いたいというお説は、同時に行政整理簡素化を図ることを前提にしての御意見でありますか。或いは統制方式そのものは現状のままでもとにかく出先機関の事務を知事に委讓すべきである、こういう御意見なのか、その点をお答え願いたいと思います。
【次の発言】 統制方式と委讓との問題でありますが、統制方式がたとえ変らないにしても委讓して貰いたい、こういう御意見なんですか。委讓するには当然に統制方式の改革も前提として考えられておるわけでありますか。
【次の発言】 そういたしますと、先程現在の出先機関でやつておる事務を府縣廳に委讓……

第5回国会 内閣委員会 第12号(1949/05/16、1期、新政クラブ)

○三好始君 議事進行について……本日の審議は設置法に限定せられるのですか、それとも定員法も関連して、質疑してよろしいのですか、特に大藏省は定員法に伴う全般的な問題も関連するわけでありますから、そういう点についての質疑は差支えないかどうか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 銀行局の事務の一つに「当せん金附証票の発賣を管理し、その取締を行うこと。」こういう項目があるわけでありますが、今日各種の富籖の類が多数現われておりますが、こうしたものを財源に当てることの可否については、以前から相当議論があつたことでありますが、今日ではこれが非常に寄與しておるわけであります。政府はこうしたものを將來続けて……

第5回国会 内閣委員会 第14号(1949/05/18、1期、新政クラブ)

○三好始君 先程統制の整理、統制方式の変更、許可認可或いは共管事項などの檢討が必要だ。これによつて人員を整理し得るのではなかろうか、こういうよう意味の話があつたのでございますが、我々が委員会で政府に尋ねて見ますと、これらはいずれもその方針であるとか、或いはその予定であるとかという程度でありまして、問題によつては目下その筋と折衝中である、こういう程度の段階にあるわけでありますが、本來から申しますというと、統制の整理その他が一應結論が出てから、初めて合理的に人員をどの程度減らせるものかということが出て來る問題ではないかと思うのであります。そういう意味において、人員を先に整理した後で統制方式その他事……

第5回国会 内閣委員会 第15号(1949/05/20、1期、新政クラブ)

○三好始君 それは採決の前提としての討論の意味ですか。
【次の発言】 私通商産業省の設置法の内容そのものについて決して反対しなければいけないような特別な立場に立つておるというわけでは一つもないのでありますけれども、この採決をすることについて、少くとも次の二つの点について一應疑問を持つておりますので、この点をはつきり申上げたいのであります。一つは、各省設置法の根本法とも言うべき国家行政組織の改正法案が、本院においてはまだ成立しておらないわけでありまして、本委員会におきましても、その結論を出すまでにはまだ相当の審議を必要とする実情にあると思うのであります。從つて國家行政組織法を基くべき通商産業省設……

第5回国会 内閣委員会 第16号(1949/05/21、1期、新政クラブ)

○三好始君 文部大臣にちよつとお尋ねいたします。衆議院から修正送付して來た案によりますと、第二條第一項第四号中「高等学校における教育」の下に「職業教育を含む」こういう字句を加えることに修正されておるわけですが、これは中等教育の定義の問題なんですが、その中に「職業教育を含む」という言葉を加えた趣旨はどういうところに基くものか、それは職業教育は中学校及び高等学校における教育の一部として行われておるので、これを特に注意を引くためにここへ挙げたものか、或いは職業教育というものは中等教育の中に定義的に包含されるのだ、こういうことで挙げたものか、この点について文部大臣の所見をお伺いいたしたいと思います。

第5回国会 内閣委員会 第17号(1949/05/22、1期、新政クラブ)

○三好始君 今度の農林省設置法によりますと、農業協同組合部がなくなりまして、單に第四條の農林省の権限の中の一項目と第八條の農政局の事務の一項目として協同組合に関係した規定が掲げられているに止まるのであります。農業協同組合が農村の將來にとつて非常に重要視されている際に、設置法がこのようになつていることは我々にとつて聊か了解に苦しむのでありますが、この点に対する農林大臣の御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 それでは農業協合組合に関する事務を所掌するために農業協同組合課というようなものを設置される予定でありますかどうか、その点をお伺いいたします。

第5回国会 内閣委員会 第18号(1949/05/23、1期、新政クラブ)

○三好始君 物價廳の定員に関して一つお尋ねいたします。それは去年から例の米價の追加支拂いが実現いたしておるわけでありますが、それに伴う事務の増加がどういうふうに処理されておりますか、定員に関連してお尋ねいたしたいと思うのであります。実は個人的なことを申上げて非常に例としては恐縮なのでありますが、パリテイ計算に基いて米價の追加支拂いをなすべきであるということは、一昨年の秋から私が提案いたしまして、物價廳の係の押川事務官と私とで随分議論を重ねて來たわけでありますが、去年になりまして追加支拂いが決定されまして、今日行なわれておるわけであります。ところが最近私聞きましたところによりますと、押川事務官は……

第5回国会 内閣委員会 第19号(1949/05/25、1期、新政クラブ)

○三好始君 私は行政整理そのものに対して、特定の立場から絶対に反対する、こういうものではありません。日本の行政機構が主として統制経済との関係上、近年著しく厖大化いたしまして、各行政機関相互間の関係も複雜化しているのでありまして、それに伴う人員の増加していることも爭われない事実だと思うのであります。從つて科学的の基礎の上に立つて、行政機構の合理化が行われ、必然的に無理なく人員が縮小される結果になることは好ましいことだと考えられるのであります。併しながら人員整理に先行すべきものとして、先ず行政機構の合理的な改革が行われなければならないし、行政機構合理化の前提として、或いはこれを並行して、行政事務そ……

第6回国会 内閣委員会 第2号(1949/11/19、1期、新政クラブ)

○三好始君 只今の政府委員の御説明によりまして、恩給問題に対する政府の御処置につきまして、一応了承できるのでありますが、今日の状況から考えてみますと、改正をいつから実施するかということが重大な問題でないかと思うのでありますが、今日の経済状態から考えてみますと、明年の一月一日当りから実施しないと、これが四月になるというと相当影響するところも大きいのではないかと思うのでありますが、実施の時期についてどういうふうにお考えになつておられるのか承りたいと思います。
【次の発言】 これは念の押すようでありますが、支給が四月一日より遅れることがあつても、増額された改正通りの金額は、一月一日から計算されるもの……

第6回国会 内閣委員会 第3号(1949/12/02、1期、新政クラブ)

○三好始君 結構ですね。大蔵省の方から主計局長が来られるのだつたら出席して頂きたい。
【次の発言】 会計検査院の当局の方にちよつとお伺いいたしたいのでありますが、新集荷制度が実施されたことによりまして、食糧検査員が支拂証票の発行事務をとつて来たわけでありますが、現在まで一応判明いたしておるところでは、過誤拂が相当額に達しておるということで、過般内閣の委嘱に基きまして会計検査院がこの方面の検査をされたと承つているのであります。その検査の現在まで判明しておる結果、どういう事実が明らかになつておるかお伺いいたしたいと思うのです。  それから過誤拂が生じた理由なり原因について、会計検査院はどういう結論……

第7回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第19号(1950/03/27、1期、各派に属しない議員)

○三好始君 私の受けた感じが、或いは間違つているかも知れませんが、委員長の最初の発言はこの報告書を直ちに採決するようなふうに感じたのでありますが、これに対して中野委員より内容についてはつきりしない点があるから質疑を許されたい、こういう発言があつたわけであります。この報告書は委員長理事打合会で一応決定されたもののようでありますが、文章もそう長いものでないわけですし、この程度の内容でありましたならば、一応朗読するなり御説明をした後で、はつきりしない点があつたら質疑を許し、その上で採決する、こういうふうに運ぶのが適当なんじやないかと思いますが、如何でしよう。(「賛成」「その通り」と呼ぶ者あり)

第7回国会 内閣委員会 第1号(1950/02/02、1期、新政クラブ)

○三好始君 数点について順次お尋ねいたしたいと思いますが、先ず第一番に、在外公館等借入金整理準備審査会は、これは今回新たに設けられるということでなくして、すでに昨年の十二月以来設置されているということでありますが、これを今回外務省設置法の中で確任したようなものでないかと思うのですが、ただ審査会を設けることだけを規定して、審査会がどういう組織、所掌事務を持つているかについては、全熱規定がないのであります、こういう行政機関だけを設けて、全然組織、所掌事務などについて規定がないという立法の仕方は、他に私記憶がないのでありますが、なぜこういう立法の仕方をとられるのか、御説明を承わりたいと思うのでありま……

第7回国会 内閣委員会 第2号(1950/02/09、1期、新政クラブ)

○三好始君 第五国会で成立した外務省設置法がその後に出された出入国の管理に関する政令によつて一部改正されたのでありますが、こういうふうにポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件というこの勅令ですが、これによりましていわゆるポツダム政令で法律が改正されるということは、我我としてもいろいろな意味で重大な関係を持つて来るわけでありますが、恐らくこの問題の場合には国会閉会中であり、緊急性を持つておる関ずからこういう措置を取られたものじやないかと想像するのでありますが、問題になりました食糧確保臨時措置法の改正案が第六号会において審議未了になつた後にポツダム政令によつてこれが実現されたことは、あの場合……

第7回国会 内閣委員会 第3号(1950/02/15、1期、新政クラブ)

○三好始君 設置法第十條の幹事と、新たに設けられることになる事務局との関係についてお伺いをいたしたいのでありますが、設置法によりますというと「幹事は、つねに委員に対し、技術的助言及び事務上の援助をしなければならない。」ということになつておるのでありますが、こういう幹事の職務から申しますというと、幹事を事務局の機構の中に包含しても差支えない性質のものでなかろうかという感じが一応いたすのであります。改正案のままで行きますというと、審議会の委員と幹事、事務局、この三つの区分が全体の機構の中に生ずるわけでありますが、これを委員と事務局というふうにできないことはないのじやないか、こういう感じがいたすので……

第7回国会 内閣委員会 第4号(1950/02/17、1期、新政クラブ)

○三好始君 社会保障制度審議会設置法の一部を改正する法律案は、審議会に事務局を設置するということを内容にした法律案でありますが、これは提案理由の御説明によりますと、社会保障制度審議会の要望を容れてこのような法律案が提出ざれることになつたと承わりましたわけでありますが、そういう法案提出の経緯に鑑みまして、審議会として事務局を必要とする事情等につきまして御説明を承わることができれば結構だと思うのですが、中山さんにこの点お伺いいしたいと思うのであります。
【次の発言】 現行設置法によりますというと、審議会に常務委員一人、それから三十人以内の幹事と二十人以内の書記、こういう用のが置かれて事務的な方面、……

第7回国会 内閣委員会 第5号(1950/02/28、1期、新政クラブ)

○三好始君 二、三の点についてお尋ねいたします。一つは簡易生命保險郵便年金事業審議会を郵政審議会に併合することによつて、人員、予算などでどの程度の節約が実現されるのかという点が一つであります。もう一つは、両審議ができまして以来、どの程度に審議会が開催されましたか、その状況について一応お伺いいたしたいと思うのであります。もう一つは、附則によりますと、この法律は三月一日から施行するということになつておりますが、これは明日になるわけでありますが、三月一日から施行しなければいけないような特別な事情があつたのかどうか。例えば、四月一日からといつたように、新らしい年度からこの法律を施行するということができ……

第7回国会 内閣委員会 第6号(1950/03/01、1期、新政クラブ)

○三好始君 本案の審議に当つては先程懇談会で問題の出ました附則第三項の問題は、正誤はなされたものとして審議するのでありますか、それとも正誤は未だなされておらないものとして審議するのでありますか。これは若し正誤されておるものとして審議するのだつたならば結論は早く出るのじやないかと思いますが、正誤の手続が今後とられるものとしては、本日はまだ結論は出ないということになるわけでありますね。
【次の発言】 それでは第一班を代表して御報告を申上げます。委員会から派遣された内閣委員会の調査第一班は梅津委員と私と二名でありましたが、これに杉田專門員、吉田調査員が同行いたしまして、次のような各行政機関について機……

第7回国会 内閣委員会 第7号(1950/03/03、1期、新政クラブ)

○三好始君 各省に設けられております沢山の審議会の中には、殆んど一年近くの間に一回か二回か審議会を開いておらないような例もあるのでありますが、只今の御説明によりますと、文部省に設けられております審議会は相当活動いたしておるようなお話でありまして、配付になつております資料には審議会の分科会なり、委員数などの説明が出ておりますが、活動状況について資料が出ておりませんので、文部省に設けられております各種審議会の活動状況について一応どの程度の会議を開いておるか、どういうふうに活動しておるかについて御説明を願いたいと思うのでありますが、若し相当時間がかかりまして却つて資料の御提出を願つた方がいいようであ……

第7回国会 内閣委員会 第8号(1950/03/09、1期、新政クラブ)

○三好始君 文部省教育施設部の出張所の廃止に関連してお尋ねいたしたいと思います。出張所の廃止後の事務処理の方法として、技術職員を全国の主要国立大学数ヶ所に派遣するという構想になつておるわけでありますが、これを長期出張等の形式でやりたいというのが提案理由の御説明であります。ところが、この点に関連して前回私がお尋ねいたしますと、長期出張の形式をとりますと、出張旅費等の関係もあるので、尚研究をいたしたいというようなお答えであつたと思うのであります。出張の形式が不適当だということになりますと、その他にどういう形式が考えられておりますか。又主要国立大学数ヶ所に分れても、実際の事務はその大学以外にも亘つて……

第7回国会 内閣委員会 第10号(1950/03/22、1期、各派に属しない議員)

○三好始君 本法律案につきましては、内閣委員会で数回の審議をいたしたわけでありますが、その間に修正を必要とする点が考えられましたので、修正案を提出いたしたいと思います。先ず修正案文を朗読いたします。    外務省設置法の一部を改正する法律案中   第十四條を改正する規定を次のように修正する。   第十四條を次のように改める。   (在外公館等借入金整理準備審査会)第十四條在外公館等借入金整理準備審査会に関しては、在外公館等借入金整理準備審査会法(昭和二十四年法律第百七十三号)の定めるところによる。  これが修正案でありますが、今回政府によつて提案せられております外務省設置法の一部を改正する法律……

第7回国会 内閣委員会 第11号(1950/03/23、1期、各派に属しない議員)

○三好始君 只今の御説明によりますと、一応別個の機関として研究所を新たに設けるけれども、将来一緒になるという問題が起るだろう、こういうことでありますが、そうしますというと、本質的に別個のものとして設けなければいけない理由があるように思えないわけであります。先程古い革嚢に新しい酒を盛るようなものだというようなお話もあつたのでありますが、それは具体的にどういうことなのか、御説明できましたらお願いいたしたいのであります。それと、我々常識的に考えて見ましても、恐らく研修所にも研究所にもいろいろな研究資料が必要だと思うのでありますが、そういう研究資料を有効に利用するためにも、資料を充実して行くためにも、……

第7回国会 内閣委員会 第12号(1950/03/24、1期、各派に属しない議員)

○三好始君 私、第一回の委員会に出ておりませなんで、或いはすでに御質問があつたかと思うのでありますが、新たに設置することになつております地方青少年問題協議会のことでありますが、これは閣議決定を以てすでに設置されておるものを、今回法律の中に改めて規定すると、こういうことで出て来たものでありますか。
【次の発言】 提案理由の御説明の中にあります地方青少年問題協議会の性格について御説明を願いたい。
【次の発言】 只今地方青少年問題協議会について、いろいろ御説明があつたわけでありますが、この法律上の根拠は何に基いておるわけですか。
【次の発言】 法律的な根拠がないものとすれば、その協議会の性格は、はつ……

第7回国会 内閣委員会 第19号(1950/04/18、1期、国民民主党)

○三好始君 諮問的な各種の審議会の整理が今度の設置法の一部改正案の内容になつておるわけでありますが、廃止されることになつておる官庁営繕審議会、河川審議会、道路審議会、これらの従来における活動状況について大体を承りたいと思います。  それから河川審議会、道路審議会は統合されて土本審議会になるという形になつておるわけでありますが、これらの廃止統合によつて委員数にどういう異動が起るのか、又、それに伴つて予算にどの程度の節約が可能なのか、こういう方面の一つ御説明を頂きたいと思います。
【次の発言】 官庁営繕審議会は、提案理由の説明によりますと全く廃止されて、それに代るべきものができないようでありますが……

第7回国会 内閣委員会 第20号(1950/04/19、1期、第三クラブ)

○三好始君 只今御説明になりました審議会の整理の問題でありますが、物資の統制の廃止等に伴なう審議会の整理ということは、これは物資の統制の解除の速度なんかの関係もありまして、全般を今直ぐキチンと整理してしまうということは或いは困難かと思いますけれども、審議会の中には、設置法に塞ぐ審議会と、閣議決定等によるうまり法律に基かない審議会というのがあるのであります。他の設置法改正案の場合には、法律に基かないで設けられておる審議会のうち、必要のあるむりは新たに法律の中に取入れられております。ところが先程御説明のありましたような事情で、通商産業省設置法の場合に審議会に触れなかつたということになりますと、依然……

第7回国会 内閣委員会 第21号(1950/04/20、1期、第三クラブ)

○三好始君 衆議院で修正した内容と、それに伴つて更に修正を必要とするに至つたという先程の杉田専門員の御説明に対する政府側の見解を承わりたいと思います。
【次の発言】 次に本委員会で以前から懸案の点について政府側のお考えを承わりたいのですが、それは先程杉田專門員から御説明のありました後の問題でありまして、例えば研究所に所長の外、次長をそれぞれの規定で置くことは、国家行政組織法の制限規定がない以上自由にできるというお考えなのかどうか。又審議会、協議会に事務局を置く或いはその事務局に次長を置くことは、法律で規定すれば自由にできるとお考えになつておりますかどうか、こういう点でありますが、これは国家行政……

第7回国会 内閣委員会 第22号(1950/04/21、1期、第三クラブ)

○三好始君 今回の恩給法等の一部を改正する法律案は各方面に亘つておりますけれども、中心をなしておりまするのは恩給の給与事由の生じた時期による不均衡の是正であります。これは理論的にも、又今日の恩給受給者の現状から考えましても極めて妥当な改正と認められますので、我々は全面的に賛成いたすところであります。ただ一、二本案の決定に当つて政府側に強く希望いたして置きたいのは、事務の関係から改正案に基く恩給の支給が相当遅れることは止むを得ないといたしましても、極力事務の促進を図られまして、速かに新恩給法による支給が行われるように措置されたいことが一つ。もう一つは改正法律案において條文の整理等が行われておるの……

第7回国会 内閣委員会 第23号(1950/04/24、1期、第三クラブ)

○三好始君 本案の審議に当つては提案者の外に、むしろ政府当局にいろいろお尋ねいたしたい問題があるのでありますが、本日は出席がないようでありますから、他の委員から提案者に御質疑があれば別ですけれども、そうでなければ、次回の委員会において御質疑をいたすことにして、本日は御説明を承るだけに止めておくことを希望いたします。
【次の発言】 前回までの審議の経過について簡單に専門員の方から御説明して頂きたいと思います。
【次の発言】 今度新たに設けられることになつております労働基準監督官の研習所に関しまして一つお尋ねいたしたいと思うのであります。それは提案理由の御説明によりますと、長期の訓練を行うという御……

第7回国会 内閣委員会 第24号(1950/04/25、1期、第三クラブ)

○三好始君 引揚同胞対策審議会設置法は、第二国会における両院の決議に基いて政府提出で提出された法案が可決され、それで生まれているものと、私達了解いたしているのでありますが、先程の御説明では、議院提出で作られた法律のような御説明であつたと思うのですが、念のためにその点を質して置きたいと思うのであります。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 それでは次にお尋ねいたしたいと思いますが、それは引揚同胞対策審議会設置法は條文にもありますように引揚促進に関する事項を大きな対象として審議会が設けられているのでありますが、また未帰還者が存在するということを私達考えておりますけれども、附則……

第7回国会 内閣委員会 第25号(1950/04/26、1期、第三クラブ)

○三好始君 先程速記がついておらないときに我々にとつては極めて重要な御答弁があつたわけでありますが、城委員より要求がありましたように一応の公団等の監査の結論を資料として是非御提出を頂きたいと思いますが、経済調査庁の主要な任務として先程御説明のありましたように、国費の節減というようなことを大きな目的としてその事務が運営されるといたしますと、「只今お話がありましたようにいろいろ十な不正事件、或いはそれに類するような問題があるということは、これは国費の節減という点から申しましても放置できない大問題でありまして、私達は経済調査庁の單に形式的な機構を問題にするだけでなく、当然の任務として経済調査庁の機能……

第7回国会 内閣委員会 第26号(1950/04/27、1期、第三クラブ)

○三好始君 補足的に一ケ所お尋ねいたしたいと思います。試験研究機関の統合に関して前回までの委員会でいろいろお尋ねいたしたのでありますが、この際もう一度明確に政府の方針をはつきりお聞きいたして置きたいのであります。それは今回の改正案によつて全国に七つの農業試験場が設けられるわけでありますが、そのうち現在存在する農林省の農事試験場、中国支場、四国支場とを統合して中国四国農業試験場を兵庫県に置くという案になつております。これは試験場の位置の点、或いは区域などの点から言つて適切であるかどうかということについて疑問があるのでありますが、これに関して政府の試験場の運営の方針なり予定なりにつきまして明確なお……

第7回国会 内閣委員会 第27号(1950/04/29、1期、第三クラブ)

○三好始君 国家行政組織法に関しましては、本委員会としては、行政組織の根本的な体系を確立する上からいろいろ熱心な検討を加えて参りまして、部の問題、その他について、今後解決を要する各種の問題のあることを委員会多数の意思として考えて参つたのでありますが、これらの点に関しましては、今回の改正案法案で十分解決を見ておらないわけでありまして、今後の措置につきまして、政府側にも十分に検討をされたいことを強く希望いたすのであります。  次に本法案につきまして、衆議院で本案第二十條第二項の規定が修正せられましたので、これに伴いまして、形式的な問題でありますけれども、條文を整えるための修正を必要とすると思うので……

第7回国会 内閣委員会 第28号(1950/04/30、1期、第三クラブ)

○三好始君 衆議院の修正に関して、大体の御説明がありましたが、簡單でよく分らない点もありましたので、一、二お尋ねいたして見たいと思うのであります。一つは、中央機構の修正に関する部分でありますが、次長は長官を助けて庁務を処理するという、その庁務の中から、総務部の所掌事務を除いた理由につきまして、先程の御説明が簡單であつたので、我々納得をしかねる点があるのでありますが、改正法案の第六條によりますと、総務部において所掌する事務は、第一号から第十四号に亘る非常に広汎な事務になつております。これらを次長の長官を助ける範囲から除外するということは、一般の官庁における次長の立場等と比較いたしましても、常識的……

第7回国会 内閣委員会 第29号(1950/05/01、1期、第三クラブ)

○三好始君 直接改正案の内容の問題ではありませんけれども、基本的な問題として一応お伺いいたしておきたいのでありますが、人事院が今日厖大な機構を擁して活動をいたしておるわけでありますが、人事院の定員が定員法上除外されております。これは現行法第一條で明らかに含まれておらないのでありますから、法律そのものとしては技術的に何も問題がないのでありますが、実際問題として人事院の定員を今日のままの形にして置くのが適当であるかどうかについては、いろいろ問題もあるかと思うのであります。そういう点について長官の方でどういうお考えなのか承りたいのでありますが、これは国家行政組織法上規定するところとは全然別な存在にな……

第7回国会 内閣委員会 第30号(1950/05/02、1期、国民民主党)

○三好始君 総論的な問題もまだ残つておると思いますが、大体各省に関する数字的な質疑に入ることと思いますので、それに入る前に行政管理庁の次長より、提出頂きました資料に基いて一応今回の法律案の御説明をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 時間の関係もありますから、定員法の一部改正法律案の質疑は一応この程度で止めて休憩に入りたいと思います。
【次の発言】 配付頂きました資料の中で、行政機関職員定員法改正案純増減一覽という資料の総算の数字に関連してお尋ねいたして見たいと思うのでありますが、現行定員法では総ざの数字が八十七万三千二百三十七人になつておるわけでありますが、今回の改正法律案によつて増加……

第7回国会 農林委員会 第3号(1950/02/09、1期、新政クラブ)

○委員外議員(三好始君) 今のお話に関連するのですが、本筋としては日本の農業経営が社会主義化できるかどうか、この点について両先生の御意見を伺いたいのですが、両先生からは、社会化という言葉で一、二の例を示されたのでありますが、日本の農業経営が全体として、或いは本筋として、社会主義化できるものかどうか、こういうことについて御意見を承わりたいと思います。
【次の発言】 一昨日の東畑、大槻両先生のお話は、どちらかと申しますと、日本農業の対外競争力といつたような問題を考えまして、むしろこの問題を中心にして御意見を展開されたように思うのでありますが、本日はどちらかと言えば、その点についての御意見を伺うこと……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 農林委員会 閉会後第1号(1950/09/18、2期、国民民主党)

○三好始君 先程本年産出の米価の問題についていろいろ今日までの経過を承わつたのでありまするが、計算方式そのものとしては依然としてパリテイ方式が採られております。パリテイ計算の結果出て来た数字にプラスアルファとしての三百三十六円が加算されるような結果になつておりますけれども、このプラス・アルファは非常に懇意的なもので、決して計算の立場という理論的な要素は含んでおらないわけでありまして、計算方式としては依然としてパリテイ方式が採られておる。こういうことを結論的に言えるわけですが、私は今日の米価決定方式に理論的な立場としてパリテイ方式だけが採られたということを非常に不満と感ずるのであります。これは第……

第8回国会 農林委員会 第2号(1950/07/20、2期、国民民主党)

○三好始君 お尋ねに入る前に一点お願いいたして見たいのでございますが、それは先程門田委員からお尋ねのありました輸入食糧の価格に関連した問題なのでございますが、一応大臣の方から御答弁があつたのでありますが、我々にとつて詳細に承知して置かなければいけない問題でもありますので、食糧の輸入状況、これは数量、価格、輸入先等を含めての状況でありますが、こういうものを今会期中に資料としてお出し頂けるかどうか、お出し頂けるのであつたならば是非お願いいたしたいと思います。
【次の発言】 第一に私のお尋ねいたしたいのは、農林省の機構に関係した問題でありますが、前国会の内閣委員会で農林省設置法の一部改正案が提出され……

第8回国会 農林委員会 閉会後第2号(1950/09/19、2期、国民民主党)

○三好始君 先程岡村委員から農林漁業金融公庫の設立に関して、関係方面とどの程度話が進んでおるかとの質疑があつたようですが、その一歩手前の問題としての政府部内の話合いがどの程度纏まつておるのかお聞きしたいと思います。大藏省側の意向について大体の御説明があつたわけですが、只今配付頂いております設立要綱なり或いは予算書なり、資金計画案というようなものは、單に農林省だけの案に止まるのか、或いは大藏省とも十分に連絡をとつた上で完全に了解の付いておる案なのであるか、そういうことについてお伺言いいたしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、只今頂いております資料は農林省の考え方であつて、この案を農……

第8回国会 農林委員会 第4号(1950/07/25、2期、国民民主党)

○三好始君 数点お伺いいたして見たいと思います。補給金の廃止から肥料の値上りが起つて来るわけでありますが、これが更に先程の御説明によりまして相当の値上りが予想されることになる。こういうことで農家経営に対しては相当大きな影響があるわけでありますが、先ずお伺いいたしたいのは、配給統制が廃止になつて、肥料が農業手形の対象になるのかどうか、こういう問題であります。先ずこの点からお伺いいたします。
【次の発言】 対象になるといたしましたならば、その具体的な方法については從来と変りはありませんか、方法について何かお考えありましたら、お伺いいたしたいと思います。

第8回国会 農林委員会 閉会後第4号(1950/10/12、2期、国民民主党)

○三好始君 特殊な地域の問題なんですが、八月の末から九月にかけて西山委員と私とで愛媛県、滋賀県の出張でいろいろなことを調査いたしたのでありますが、そのときに愛媛県の西南部の段々畠地帶の状況を現地調査いたしました。西五郡ですか、そういう可なり広い地域に跨がつて約八千町歩の特殊な段々畠地帶があるのでありますが、非常に広い状況でございまして、地元といたしましては、是非とも国の援助を受けて農道、作道等を設けなければいけない、こういうような要望を強く出しておるわけでありますか、こういうことについて今までにお考えになつておること、或いは今後農地当局としてやるような予定がありましたらお伺いしたいと思います。

第8回国会 農林委員会 第5号(1950/07/26、2期、国民民主党)

○三好始君 只今の御答弁で大体了承できたのでありますが、やや不明確な点があつたのではないかと思いますので改めてはつきりお伺いいたしたいのでありますが、只今の御答弁の内容は固定資産税の課税標準になる甘土料の存在する農地の価格は、賃貸価格に、先程申しました各地域それぞれの倍数を乘じたものが公定価格になる。それに二十二・五という係数な乘じたものが課税標準になる。こういうふうに了解いたしたのでありますが、それで間違いありませんか。
【次の発言】 これは大臣にお伺いした方が適当な問題かと思うのでありますが、この会期は御承知のように極めて短いのでありまして、地方税法案の成立を大きな目的として召集せられてお……

第8回国会 農林委員会 閉会後第5号(1950/10/13、2期、国民民主党)

○三好始君 畜産局全体として予算が前年度に比べて可なり増加しておることは非常に結構だと思いますが、私具体的な内容について方針なり、御意見を承わりたいと思うのでありますが、それは予算を見てみますというと、従来も大体そうだつたかとも思うのですが、畜産の重点がどちらかと言えば大家畜に置かれておるのじやないかというふうに感ぜられるのです。ところが日本の農業の実情から考えますと、單価の低い中小家畜は相当将来伸びて行くような條件を持つておるのじやないか。こういうふうに考えて見ますと、鶏であるとか豚であるとか、こういつた方面にもつと予算を振向けることが必要じやないか。六十五番に書いてあります家畜の改良増殖に……

第8回国会 農林委員会 第6号(1950/07/27、2期、国民民主党)

○三好始君 この法律案を今会期中に通さなければいけない必然性があるのかないのか、この点を大臣としてどういうふうにお考えになつておるかということをお伺いしたい。この問題は昨日政務次官から一応の御説明があつたのでありますが、実際の審議を進めて参ります上に重要な問題であると思いますので、改めて大臣の御所見を承りたいのでありますが、この法律案を検討して見ますというと、相当多岐に亘つて規定が改正されるわけであります。その中には極めて重要な問題も沢山含んでおるのであります。例えば政治的に相当対立もあり、重要な問題である第三次農地改革をやるかやらないかということなのでありますが、政府の御答弁にもありますよう……

第8回国会 農林委員会 第8号(1950/07/29、2期、国民民主党)

○三好始君 農民経済が成立つように米価、小作料、租税等を総合的に考えなければいけない、こういう考え方に対しては私も同感なのであります。ところで実際問題として米価がすでに與えられたものとして決定している、税金も同様に決定している、そういう場合には小作料のみを農民経済の立場から据置くということになりますというと、小作料は地主の支拂う固定資産税にも足りない、こういう結果も起ると思うのです。近藤教授はそういう結果が起つても仕方がないから、小作料は耕作者の経済が成立つように据置くべきである、こういう考でありますかどうか、その点をお伺いいたしたいのであります。

第8回国会 農林委員会 第9号(1950/07/30、2期、国民民主党)

○三好始君 今審議中のこの法律案につきましては、相当重要問題が沢山含まれておるので、この短い期間に審議するのは余程我々努力してもかなり無理な点かあることは最初からしばしば私申上げた通りなのでありますが、そのむずかしいいろいろな問題の中におきましても、例えば農地改革が一段落したという考え方、更にこれ以上の改革はやらない、こういう考え方を探つておると思われる政府に対して、これとは全く異つた立場を採つておるものもあるわけでありますので、そういつた、どちらかといえば政治的な意見の相違、対立から来る疑問というのは、どこまで審議しても容易にこれは一致することはないと思うのであります。今大分問題になりました……

第9回国会 農林委員会 第2号(1950/11/30、2期、国民民主党)

○三好始君 先ほど三橋さんのほうから植物防疫に関する行政機構の刷新強化の御質問が出たのでありますが、その際に農政局長は、農林省全体の機構改革の問題が出ておるから、それと睨み合せて考えて行きたいということと、若し農林省全体の機構改革が延びるようだつたならば農政局内部だけでも問題を考えて見たいという話があつたと思うのです。なおそのときに植物防疫部といつたような部の設置を考慮しているようなお話があつたと思うのでありますが、そういうふうに了解して間違いありませんか。
【次の発言】 防疫課ということになりますると、立法措置を必要としないと思うのでありますが、部ということになりますと農林省設置法の一部改正……

第9回国会 農林委員会 第4号(1950/12/05、2期、国民民主党)

○三好始君 先ほど来の質疑応答で、明年から米以外の食糧の完全な統制撤廃が予定されておるようなことは明らかになつたのでありますが、  米の統制は明年産から割当方式が事後割当になる以外は現行通りになると考えていいのか、或いは軍に事後割当になる以外に現行統制方式と何らか異なつた方法をお考えになつておるのか、この点を承わりたいと思います。
【次の発言】 事後割当制度になりまして、作付も自由であるということになるわけでありますが、そうしますというと、農家によつては米作をしないで全面的に作付転換をするような場合も起り得ると思うのでありますが、その場合に保有食糧の問題をどうするか、転換しても、保有食糧という……

第10回国会 農林委員会 閉会後第2号(1951/08/03、2期、国民民主党)

○三好始君 米の自由販売についてはすでに二、三の委員のかたから触れられましたが、二十七年度から米の自由販売をしたいという大臣の秋田談話は、農民だけではなく、消費者にも相当問題を起しておると思うのであります。それが本日の御答弁によりまして、二十七年度から自由販売をするということは言明をしておらないと、こういう御説明がありましたけれども、本日の御説明では十分釈然としない気持が国民の間に残つておると思うのであります。大臣は自由販売についての党の政策は尊重する。併しそれを実現するための諸条件を含めねばならないので、それに努力したい。こういうような御説明であつたと思うのであります。そうしてその諸条件とい……

第10回国会 農林委員会 第34号(1951/05/17、2期、国民民主党)

○三好始君 今度の我々の旅行は、近藤さんなどが行きました第一回の渡米議員団と違いまして、交通機関は全部陸上の汽車とか、自動車を使いまして、車窓からでも沿線の農業状況がわかるように、こういつたような計画の下に旅行いたしたわけでありまして、四十八州のうちの約半分の州を通ることができまして、相当広い範囲にアメリカの農業事情なり、或いは農業政策、農業行政の実情を見ることができて非常に参考になつたと思つておる次第であります。  私の出発に当つての考え方は、多少他の人と違つておつたかもわかりません。それはどういう点かと申しますと、多くの場合、アメリカと日本とは農業の規模も違う、条件が違うから、大して期待す……

第10回国会 農林委員会 第40号(1951/05/26、2期、国民民主党)

○三好始君 森林基本計画、それから森林区施業計画の実施計画等と、生松脂の採取の関係について一点だけお伺いしたいと思うのであります。生松脂の採取は、用材なり薪炭として利用する松の伐採と直接に関係があるわけでありますが、これらの計画を立てるに当つて、生松脂の採取を積極的に進めて行こうというお考えがありましたならば、一応のこれらの計画の中に考慮する用意を持たれておると思うのでありますが、それらの問題をどういうふうに考えられて来ましたか。又今後考えて行こうとしておられるかを承わりたいのであります。日本に松の木が多いことは申すまでもありませんが、森林資源の活用という点から申しまして私たちは生松脂の採取を……

第11回国会 農林委員会 閉会後第4号(1951/09/21、2期、国民民主党)

○委員外議員(三好始君) 先ほど長官或いは政務次官からも、麦の統制を撤廃しても、それは野放しの撤廃ではなくして無制限の政府買入は続けられるのだ、こういう御説明がありましたが、私は政府としてそういう方針がきまつておるかどうかについて疑問を持つているのであります。というのは、一方的に行政整理の立案が進められつつありますが、それによりますというと、食糧管理の定員は七割削減というような案ができております。これは恐らく検査にしても買入にしても、食糧庁当局が考えておられるような形の政府買入を全然予定しておらない案だと思うのでありまして、その間には相当の食違いが感じられるのであります。行政整理の方法では殆ん……

第12回国会 内閣委員会 第2号(1951/10/25、2期、国民民主党)

○三好始君 皇室の賜與の限度である百二十万円の賜與の実情と、今回この議決案によつて賜與せられることになる二百万円の救癩事業への賜與の計画について一応お伺いしたいと思います。
【次の発言】 癩の患者数が日本で今どのくらいあるか、おわかりになりますか。
【次の発言】 この問題はそう特別に複雑な問題ではありませんから、本日のところは予備審査でもありますから、この程度にしておいたら如何かと思います。

第12回国会 内閣委員会 第3号(1951/11/01、2期、国民民主党)

○三好始君 今回皇室から賜与を受けられる癩予防協会の一段の努力をお願いいたします。賛成いたします。

第12回国会 内閣委員会 第6号(1951/11/06、2期、国民民主党)

○三好始君 二、三お尋ねいたしたいと思いますが、私不在でありましたので、若し不在中に出た質問でありましたならば御容赦を願いたいと思います。一つは、第三條の第四号に「條約その他の国際約束の締結」というのが出ておりますが、憲法では第七十三條に内閣の事務として條約の締結が入つておるわけです。この場合に憲法に言う内閣の條約締結権とこの設置法で言う外務省の條約締結との関係はどういうふうに考えたらいいでしようか、この点を先ず承わりたいと思います。
【次の発言】 今の問題で非常に技術的なお尋ねになるかも知れませんが、憲法では條約の締結権は内閣にあるという表現をしておりますし、設置法では條約の締結権は外務省に……

第12回国会 内閣委員会 第7号(1951/11/07、2期、国民民主党)

○三好始君 本日は第一回の質疑でありまするから、やはり根本的、総体的な問題から入つて行くべきだと思うのでありまして、法律案の重大な前提條件でいろいろごたごたした問題もあるようでありますから、やはり本日は散会して、次回から始めるということにして頂くほうが適当かと思います。

第12回国会 内閣委員会 第9号(1951/11/13、2期、国民民主党)

○三好始君 議事進行について。楠見委員の質疑はまだ残つているようでありますが、この程度で休憩して、午後適当な時刻に再開せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は第五国会において定員法案が提出された際に、即ち現内閣の第一回の行政整理法案を審議して以来第二回の定員法の改正案も審議に参加いたしました。その後農林委員に変つておりましたが、第三回目のこの定員法の審議に再び参加しておるわけでありますが、第一回の定員法案とこの現在提出されておる法案との間には、いろいろな点で類似点もありますし、又違つておる点もあるのであります。著しく違つておる点はどこかと申しますと、第一回の行政整理の法案では二……

第12回国会 内閣委員会 第12号(1951/11/16、2期、国民民主党)

○三好始君 二、三承わりたいと思いますが、追放問題は、従来の一般の観念から申しますというと、占領政策に伴う措置としてこれについては容喙できないものだと、こういう国民の観念ができておるのじやないかと思うのであります。ところが講和條約発効を間近に控えまして、この問題に対する一般の考え方も恐らく変つても来るでありましようし、法的な措置としてもこうして新たに法律が提出されるようなことにもなつておるわけでありますから、やはり新らしい事態に即して我々として考えて行かなければいけないのじやないか、こういう気特もするのであります。追放なり、或いはその指定の解除なりは個人にとつては極めて重大な問題でありますから……

第12回国会 内閣委員会 第13号(1951/11/17、2期、国民民主党)

○三好始君 この程度で休憩して午後再開せられるようお願いいたします。
【次の発言】 私はこの前一応総論的な御質問をいたしましたので、今日は先ほどの成瀬委員の終りのほうの質疑に関連した問題と、この間落ちておつた二、三の問題をお尋ねいたしたいと思います。  成瀬委員の質疑に関連した問題と申しますのは、附則第五項の審査請求権の問題であります。この前私は政府に御忠告するという形でこれは削除したほうが政府のためにいいのじやないかということを申上げたわけでありますが、整理基準とこの附則の関係の問題であります。整理基準があれば審査請求が続々と起り、且つそれを審査しなければいけないということになりますのでこう……

第12回国会 内閣委員会 第14号(1951/11/19、2期、国民民主党)

○三好始君 これから御説明頂く際に、参考までに欠員の状況がわかつておりましたら、併せて御説明願つたらと思うのであります。

第12回国会 内閣委員会 第16号(1951/11/21、2期、国民民主党)

○三好始君 増員を認められなければ法律の執行ができないというような実情にあることを承わつたのでありますが、行政管理庁のほうでは来年度の増員についてどういう計画を持つておられますか、一応承わりたいと思います。
【次の発言】 只今の文化財保護委員会の場合には大体増員を必要とする人数は予定せられておる。大体人数が確定できるのじやないかというような印象を受けたのですが、この点如何ですか。
【次の発言】 只今御説明のような状況もありますと、来年度に入つて直ぐに増員しなければいけないのを今整理するというのはどうもおかしいような感じがするのでありますが、行政管理庁当局ではこの問題どういうふうにお考えになつて……

第12回国会 内閣委員会 第17号(1951/11/22、2期、国民民主党)

○三好始君 外務省設置法案の提案理由の御説明を承わりますと、こういう表現がなされているのであります。我が国は近い将来において主権国家として国際社会に復帰いたすわけであります。従つて政府といたしましては、外交関係の再開のため鋭意諸般の凖備をいたしておる次第であります、こういう表現に続いて終りのほうで、近い将来の正式の外交再開に備えんとする次第であります、これはこの法律案提出の根拠とせられておると了解したのでありますが、こういう立場に立つてこの法律案を検討して見ますというと、相当各所に不自然さを感ずる部分があるのであります。例えば一方において講和条約発効に備えての在外公館の規定があるかと思えば、他……

第12回国会 内閣委員会 第18号(1951/11/24、2期、国民民主党)

○三好始君 厚生省に入る前に、この委員会で決定して頂きたい問題が一つあるわけであります。それは本委員会においては、すでに定員法案の修正についての大体の打合せが進みつつありますが、これは目下予算委員会において審議中の補正予算の総則に一條を追加して頂きまして、定員法の修正が成立いたしましても、これは予算上実施できるような形にしておく必要があると思うのであります。財政法並びに予算総則の規定をいろいろ検討した結果、私はこういう結論を出すに至つたのでありますが、申入れの文案等につきましては、専門員にもよく研究して頂くことにいたしまして、只今の趣旨の申入れを本委員会として予算委員会宛にされるように動議を提……

第12回国会 内閣委員会 第19号(1951/11/25、2期、国民民主党)

○三好始君 建設省に関してまだ質疑のあるかたは留保して頂きまして、次の経済安定本部に移ることを望みます。
【次の発言】 私はこの際、政府委員或いは説明員としての事務当局の答弁態度の問題に関連して、橋本長官に一点お尋ねいたしたいのであります。本日の新聞の伝えるところによりますと、今のところ政府は、反政府的の答弁を行なつた事務当局に対して強硬な手段をとる考えはないけれども、自由党は極めて強硬であり、速記録を調べて改めて政府に申入れるとの空気が強い、こういう報道がなされておるのであります。私は政策的な見解に関する限り、政府と異なる意見を述べることが、事務当局として適当でないことは認めるにやぶさかであ……

第12回国会 内閣委員会 第20号(1951/11/27、2期、国民民主党)

○三好始君 ちよつと議事進行……。私の理解しておるところでは、まだ提案理由の説明だけしか承わつておらないように思いますので、内容について具体的に説明を伺つてから質疑に入りたいと思います。

第12回国会 内閣委員会 第23号(1951/11/30、2期、国民民主党)

○三好始君 定員法の審議につきましては、質疑を打切りまして討論に入ることを望みます。
【次の発言】 私は、溝淵委員から提出されました修正案は私たちが從來必要を認めて修正せんと努力して参りました線によほど近付いたものとして、やや不満な点がありますけれども、これを承認せんとするものであります。この修正案が成立することを前提にし、本法律案に賛成の意思を明らかにするものであります。

第13回国会 議院運営委員会 第18号(1952/02/28、2期、改進党)

○三好始君 只今問題になつておる点につきまして、法制局長の御意見を私承わりたいのであります。即ち、行政協定は憲法七十二条によつて当然国会に報告すべき問題であるかどうか、この点について法制局長の御意見を承わりたいと思う。

第13回国会 議院運営委員会 第25号(1952/03/12、2期、改進党)

○三好始君 それではちよつと方向を変えてお伺いいたします。岡崎国務相は外交が專門でございますが、いやしくも国家間の合意を文書によつて交換する、そういう條約が締結される場合は、先ずその條約というものを、我が国においては憲法第七十三條の三号でございますが、それで承認をして、そうして国内法規とか或いは予算に関連あるものは、その條約を承認したという前提から必然的にそういう法規に手を着けて行くというのが好ましい形であつて、いやしくも両国の代表が合意によつて條約を結んでおきながら、その個々の法規を国内法規に照らして国会にかけて、そうして承認されなかつた分は効力を失うのだというような両国間の條約の結び方とい……

第13回国会 内閣委員会 第2号(1951/12/14、2期、国民民主党)

○三好始君 私前回出ておらなかつたので、或いはすでにお聞きになつた問題かもわかりませんが、一点お尋ねいたします。新聞出版用紙の統制が行われた当時の用紙の消費量と現在の消費量とどの程度違つておるのか、数字的に若しおわかりだつたら御説明頂きたと思います。

第13回国会 内閣委員会 第17号(1952/04/22、2期、改進党)

○三好始君 私病気で休んでおりましたので、或いはその間に質問が出たかと思いますが、特に今回の海上保安庁法の一部改正法律案につきまして一点だけ確めておきたいのであります。それはほぼ同様の立場にあると考られる警察予備隊に関して、先日大橋国務大臣にお尋ねしたのと同じような趣旨の質問であります。警察予備隊に関しては国内治安の維持を主たる目的とするけれども、外敵の侵入があつた場合にこれに抵抗することが予定されておるかどうかという意味の私の質問に対して、そういう場合も広い意味の国内治安の問題としてこれに当るのは当然であるというような意味の答弁がありました。海上保安庁に関してこれと同じようなことが考えられて……

第13回国会 内閣委員会 第24号(1952/05/15、2期、改進党)

○三好始君 只今竹下委員から質問のあつた恩給局の問題で、政府の答弁の仕方があいまいだつたために非常に混乱を招いたのじやないかと思つて、この点はつきりしたお尋ねをしたいと思つておりましたが、大体明らかになつたようですが、念のために伺つておきます。改革案で総理府の本府のなかへ恩給局を存置しようという案が出ておる以上、現行法規なり、現行の機構で、恩給局は当然に人事院に吸収さる、べきものであつたものが、こうした機構改革の最終案の中に、恩給局として総理府に残る以上、従来の考え方を変更して、恩給に関しては恩給局が将来扱つて行く、こういう意思を明らかにしたものと、こう理解せられると私は感じておつたのでありま……

第13回国会 内閣委員会 第26号(1952/05/21、2期、改進党)

○三好始君 先ほど来の質疑応答を承わつておりますと、率直に申しまして、法律論と政治論或いは立法論と解釈論が混同されておる向が相当感じられるのであります。問題の根本は、各委員から出たものを横で承わつておりますというと、結局ポツダム勅令或いはポツダム政令の効力の問題が出発点になつておると思うのであります。つまりポツダム勅令なりポツダム政令によつて廃止せられた法律、或いは剥奪せられた権利は、決定的に永久に廃止乃至剥奪されたものとして、それが復活する場合には、新たな立法措置を要するものだ、こういう解釈の上に一応恩給局長は立つておるように私は伺つておつたのであります。ところが終りのほうになつて来ると、そ……

第13回国会 内閣委員会 第27号(1952/05/22、2期、改進党)

○三好始君 私は只今楠見委員から出されました修正案を含む本案に賛成いたします。  ただこの際技術的な問題で一点政府に希望を申し上げておきたいのでありますが、それは定員法の改正手続の問題であります。すでに懇談会の際にだんだん話が出ましたので、内容については政府案を一応了承している問題だと思うのでありますが、定員法制定の趣旨から申しましても、定員法の改正手続によらずして、個々の設置法などで定員法を改正することは非常に複雑な結果になるたけでなく、定員を一定限度に制限するために設けた定員制定の趣旨が、そういう個々の設置法で改正されたのでは失われて来るだろうと思うのであります。勿論個々の設置法の附則等に……

第13回国会 内閣委員会 第28号(1952/05/23、2期、改進党)

○三好始君 そうしますと、局長にわかりやすく條文について御説明願いたいと思いますが、今提案されておる法律案の附則第二項によりますというと、「この法律施行の際改正前の恩給法の特例に関する件第八條第一項又は第二項の規定により恩給を受ける資格又は権利を失つておる者については、なお従前の例による。」と言つて権利の喪失が続くような規定があるわけです。そこで第八條第一項又は第二項という規定を見ますというと、第一項には「公務員若ハ公務員ニ準ズベキ者文ハ此等ノ者ノ遺族連合国最高司令官ニ依リ抑留又ハ逮捕セラレ有罪ノ判決確定シタルトキハ抑留又ハ逮捕ノ時ヨリ恩給ヲ受クルノ資格又ハ権利ヲ失フ」それから第二項には「公務……

第13回国会 内閣委員会 第29号(1952/05/24、2期、改進党)

○三好始君 只今の御説明の中で、第十二條の委員十五人以内で組織するという委員のうち、学識経験者をどの範囲から選定する予定なのか、例えばこの中に受給者たるべき者の代表を含む予定なのかどうか、この点について御説明頂きたいと思います。
【次の発言】 それでは関係行政機関の職員と学識経験者の割合などもきまつておりませんか。
【次の発言】 只今の恩給局長の説明でありますといろと、附則第二項は無意味になつて来ると思うのでありますが……。
【次の発言】 無意味だと申しますのは、附則第二項によりますというと、特例法の第八條第一項、第二項は、たとえ特例法がなくなつても、その効力は続くというふうに附則第二項できめ……

第13回国会 内閣委員会 第30号(1952/05/26、2期、改進党)

○三好始君 法制局設置法で質問してよろしいですか、法律案が飛び飛びになると困るのですが。
【次の発言】 先ほど法制局設置法案の内容について御説明を伺つたのでありますが、私疑問に思つたのは、法制局は国家行政組織法上どういう根拠を持つておるかという点なんであります。
【次の発言】 国家行政組織法が直接に規定する行政機関でないというところに一つの疑問を持つのであります。国家行政組織法が行政組織の基本法としての性格を持つておつて、すべての行政組織が国家行政組織法に根拠を持つておる。私たちは従来そういう理解の下に国の行政組織を考えて参つたのでありますが、法制局に限つて国家行政組織法の規定とは別個な組織と……

第13回国会 内閣委員会 第31号(1952/05/27、2期、改進党)

○三好始君 次長制度の運用の実情を承わりたいと思うのであります。大蔵省には従来主計局と理財局にそれぞれ次長を置いておりましたが、他の省には、次長のない省が殆んどであります。ところが今度の機構改革では、各省に次長制度でがきるようでありますが、そこで参勢までに次長制度の運用の実情を承わりたい。法文によりますというと、次長は局長を助け局務を整理するということになつております。これは一定範囲の責任を分担しないで、単に局長の補佐的な仕事にとどまつているのか、或いは局務の一部分について責任を分担しているのか、その辺の次長制度の運用の実情を承わりたい。

第13回国会 内閣委員会 第32号(1952/05/29、2期、改進党)

○三好始君 今回の農林省設置法等の一部を改正する法律案は、他の各省と同様に積極的に大きな効果が考えられるような改正ではないような気持がいたすのであります。何だか機械的に何を減らす何をなくするというような方針の下に行われております。名称が変つたり、或いは従来官房の事務だつたものが農林経済局に移つたりするというような事務的なものに止まつている感が深いのであります。而もそれが積極的に大きな効果を期待できないだけでなく、そうした変更が却つていろいろな点で行政事務の能率的な運営を阻害するような結果が起りはしないかというマイナスの面も相当考えられるのであります。  数点についてこれらの点をお伺いいたしたい……

第13回国会 内閣委員会 第33号(1952/05/30、2期、改進党)

○三好始君 ちよつと休憩前にお諮りいたしたいのですが、衆議院で保安庁法案が可決になつてこちらへ送付されたわけでありますが、保安庁法の今までの母胎になつておりました警察予備隊令その他が、大体において占領中のポツダム政令で出されまして、国会の審議を経ないで設けられて現在の警察予備隊ができておる。こういう実情でありまして、勿論これは法律案の一部改正で法律としての効力を持つことにはなりましたけれども、この問題については相当国の治安の上からいつても又法律的な性格についても相当問題のある点であります。刻下の重要問題だと思いますので、審議の参考に資するために公聽会なり適当な方法で外部からの意見を聞く機会を作……

第13回国会 内閣委員会 第36号(1952/06/06、2期、改進党)

○三好始君 保安庁法案は極めて重大なる内容を含んでおる法律案でありますので、この審議に当りまして、私は特に首相、木村法務総裁、外務大臣を含めて、大橋国務大臣以外の各大臣からも関係部分についてお答えを頂きたい問題があるのでありますが、本日は大橋国務大臣だけしかおいで頂いておりませんので、非常にその点残念に思う次第でありますが、これからお聞きいたします問題は、予備隊及び保安庁法に規定されておる保安隊、警備隊の基本的な性格或いはその行動の基準に関係する問題でありますので、たとえ法律関係に亘ります問題にしましても、大橋国務大臣は予備隊の主管大臣或いは保安庁法案提出を担当された大臣としての責任と信念の範……

第13回国会 内閣委員会 第39号(1952/06/10、2期、改進党)

○三好始君 航空局に関連して航空機の現状についての一応の御説明を伺いたいのでありますが、例えば航空機の生産登録、或いは乗組員の免許、或いは飛行場の状況、飛行場に関しては駐留軍関係の飛行場、或いは将来予備隊、警備隊関係の飛行場は航空局との関係で、どういうふうな取扱いが予定されておるのか、こういつた各方面の状況なり、予定について御説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 現在の警察予備隊、それから保安庁法案に予定されている保安隊関係の施設を作つて行く工事は建設省とどの程度の関連性があるのか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 現在の警察予備隊にも施設を担当する局或いは課が置かれていると思う……

第13回国会 内閣委員会 第40号(1952/06/11、2期、改進党)

○三好始君 簡単にということでありますので、十分に私の意は尽されるかどうか不安でありますけれども、数点お伺いいたして見たいと思います。  この法律案に対する是非の問題は、大きく分けると二つの問題になると思うのであります。一つは政策的に保安庁法案に盛られた内容が適当であるかどうか、或いは必要があるかどうか、こういう問題。もう一つはこれが憲法に許される存在であるかどうか、こういう二つの問題になると思うのでありますが、私は内容についてその適当であるかどうか、是非の問題は抜きにいたしまして、一応憲法によつて容認されるものであるかどうかについて数点の疑問をお尋ねいたしたいと思うのであります。  その一つ……

第13回国会 内閣委員会 第42号(1952/06/14、2期、改進党)

○三好始君 私は今日は遅くなるから、私、初めちよつと長くなると思つて遠慮しておつたのでありますが、この前私がお尋ねいたしました問題に関連した問題が出て来ましたので、この点一点だけ確めておきたいと思うのであります。私はこの前お尋ねいたしました問題の一つに、アメリカの上院のヴアンデンバーグ決議と予備隊の武器との間にどういう関係が考えられるかという形で問題を出したわけであります。私は貸與を受けている武器の問題は、返却であるとか対価の問題が重要な問題なのではなくて、むしろヴアンデンバーグ決議との関係から武器の貸與が保安隊、現在で言えば予備隊の性格に繋がつて来る問題だと思うのでありまして、むしろそこに武……

第13回国会 内閣委員会 第44号(1952/06/17、2期、改進党)

○三好始君 只今楠見委員から出た人権擁護委員会という形をとるのがいいのじやないかということを、私も先般そういう意見を出した一人でありますから、この際お尋ねいたしたいのでありますが、人数が十四人で局の体裁をなさないから課に格下げするのだということは、言葉は悪いかも知れませんが、あまり芸がなさ過ぎると思います。楠見先生がよくお使いになる言葉で、事務官的な感覚からすれば、十四人で局というのはおかしいから課に下げようということに或いはなるかも知れませんけれども、むしろこれは問題の性質と重要性から考えまして、相当しつかりした委員を、例えば国会の承認を得て委員に任命して、事務局として適当な人数をそれに付け……

第13回国会 内閣委員会 第45号(1952/06/18、2期、改進党)

○三好始君 農林省の外局であつた林野庁、食糧庁は内局に伴つて実際上仕事そのものには変化がないようでありますけれども、事務を運営して行く上に、外局と内局とではいろいろな変化が起つて来るだろうと思うのです。それで国家行政組織法上の問題としてその点をちよつとお尋ねしたいのでありますが、国家行政組織法上、外局と内局はどう違うかという点を調べてみますというと、先ず第十条でありますが、国家行政組織法第十条によりますと、「各大臣、各委員会の委員長及び各庁の長官は、その機関の事務を統括し、職員の服務について、これを統督する。」この規定から言いますというと、外局の庁の長官は内局と違いまして、国家行政組織法上、或……

第13回国会 内閣委員会 第46号(1952/06/19、2期、改進党)

○三好始君 私は大臣に教育の機会均等に関して一応お考えを承わつておきたいのでありますが、いつの時代にも教育を受けようとする熱心な気持を持ちながら、主として家庭の経済的な事情のために教育が受けられないという者が多いと思うのでありますが、特に最近のような経済状態でありますと、そういう点が十分に考えられねばならんと思うのであります。そういう事情を考慮に入れて、文部省としては教育の機会均等という立場から、予算の面でも、或いは機構の面でも、具体的な事務の面でも考えて行く必要が大きいものと私は考えております。この具体的な現われがどういう点に認められるかということは、私としてもいろいろのことを考えられると思……

第13回国会 内閣委員会 第47号(1952/06/20、2期、改進党)

○三好始君 提案者側の御意向と、それからさつきの大蔵省の説明員の説明との間には誰が聞いてもちよつと食い違いがあるという印象を否定できないと思うのです。ところで提案者のほうでは法律案の表面には現わせないけれども、十月から、十月分から実施することを期待し、且つそうなることを信じておられるようなお話なのでありますが、そういうことを信じられるような根拠になつた交渉は、大蔵当局の誰を相手にされて、そういう確信をお持ちになるような交渉ができたのか。専ら交渉相手にされた大蔵当局というのはどなただつたか。それをちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、やはりこれは予算措置が非常に重大な問題……

第13回国会 内閣委員会 第50号(1952/06/26、2期、改進党)

○三好始君 大臣出られますか。
【次の発言】 私は質疑したい問題があるのですが、留保させて頂きたいと思います。
【次の発言】 法制意見長官は、憲法八十五條の問題で、無償であれば必ずしもこれに該当しないというような立場をとられておるようでありますけれども、これに対して十分な根拠をもつて異論があり得るということは、今栗栖氏の申した通りであると思います。  ところで仮に無償であるということで全然法の拘束を受けないかどうかということで、財政法十條との関係をどういうふうにお考えになつているか承わりたいのであります。財政法第十條によりますと、「国の特定の事務のために要する費用について、国以外の者にその全部……

第13回国会 内閣委員会 第51号(1952/06/30、2期、改進党)

○三好始君 ちよつと速記をとめて……。

第13回国会 内閣委員会 第52号(1952/07/07、2期、改進党)

○三好始君 保安庁法案に関しては逐條的なお尋ねをしたい点が相当残つておるわけであります。今までに私が質疑いたしました総論的な問題の中で、大橋国務大臣と木村法務総裁との間で食違いがあるのではないかと感じられる問題が一点ありますので、その点を先ずお伺いいたしてみたいと思うのであります。それは憲法第九條の戦力の意義に関する問題でありますが、今まで大橋国務大臣からお答えになつた憲法第九條の戦力の意義は、客観的な近代戦遂行能力に達したものだけを戦力と称するのではなくして、主として外敵に対抗する意図を以て設けたものであれば、これは憲法第九條にいう戦力であつて、そういうものを設けることは形式論としては憲法違……

第13回国会 内閣委員会 第53号(1952/07/08、2期、改進党)

○三好始君 逐条的な細かいことについてお尋ねいたしたいと思います。保安庁法案の第七条に定員を規定いたしておりますが、一方行政機関職員定員法の一部改正法律案に、新たに保安庁の定員を規定いたしております。この定員法における保安庁の定員は、八千五百五十七名となつておるのでありますが、保安庁法案による定員は、「十一万九千九百四十七人とし、うち十一万人を保安官、七千五百九十人を警備官とする。」こういう規定になつて、両者の間に相違があるわけでありますが、この数字がどういうふうに両方の法律案で違つておるのかの具体的な御説明を承わりたいと思うのであります。

第13回国会 内閣委員会 第54号(1952/07/11、2期、改進党)

○三好始君 新聞で報ぜられておりますように、アメリカの日本に対する艦艇貸与法はすでに大統領の署名も終りまして、アメリカ国内法の手続は全部完了したわけでありますが、この内容は警備隊の装備の問題として非常に重大な関係のある問題でありますので、その内容はどうなつておるかということを我々としては是非とも正確に知る必要があると思います。この内容が今日の段階でわかつておれば御説明を頂きたいと思います。
【次の発言】 それでは今の艦艇貸与法の問題は留保しておくことにしまして、もう一つお伺いいたしたいのでありますが、それは現在の警察予備隊の編成につきましては、これは恐らく秘密を要する事項というほどではないと思……

第13回国会 内閣委員会 第55号(1952/07/12、2期、改進党)

○三好始君 本日頂いた米国船舶の借受についてという文書に基いて、先ず二、三お尋ねいたしたいと思うのでありますが、これは途中から波多野委員との間の質問応答を聞いておりまして、政府は艦艇の貸与について条約として所定の手続をとるということを助言されているようであつて、而もそれは条件が付いているように承わつておつたのであります。質疑応答の間から、そういう何と言いますか、一つのはつきりした、条約として承認を求めるのだということでなくして、この文書で言えば「合意すべき事項の内容についての先方の意向は未だ明かでないが、内容が重大な権利義務に関する事項を包含することとなれば」、こういう条件付で、そういう場合は……

第13回国会 内閣委員会 第56号(1952/07/14、2期、改進党)

○三好始君 私は楠見委員の提案に強いて反対はいたしませんが、こういうふうにするのも一つの案だと思うのです。それは数件の法律案を順次問題にいたしまして、これらは一応共通的な考え方に立つての法案でありますので、各会派の意見を一つ一つの法律案についてではなくして、全体について共通な意見として一括して簡単に討論するということで、一つ一つについては討論をしないという程度で進めてもいいんじやなかろうか、こういう感じもいたします。
【次の発言】 私は提出されております修正案に賛成いたします。
【次の発言】 私も人権擁護局の問題につきましては、楠見委員と同じような考え方をしておるわけであります。仕事の性質上委……

第13回国会 内閣委員会 第58号(1952/07/22、2期、改進党)

○三好始君 只今議題になつております郵政省設置法の一部を改正する法律案等の問題については、電波監理委員会を外局として、総理府の外局から郵政省の外局に移すべきであるか、或いは根本において政府原案の立場を尊重するか、ここに問題の焦点があると思うのであります。今回政府によつて企図せられておる機構改革の大きな眼目である行政委員会廃止の問題がここに出ておるわけであります。私は行政委員会の問題は、過去の経験に照して廃止すべきものもあるであろうし、又意見が分れて存置を主張しなければならないものもあると思うのであります。大体行政の統一的運営による能率化の問題と行政の民主的運営、或いは中立性の問題とは相反する結……

第13回国会 内閣委員会 第60号(1952/07/24、2期、改進党)

○三好始君 保安庁法案に関しては相当詳細な質疑応答が行われたのでありますが、若干新らしい問題も生じておりまするので数点に亘つてお尋ねいたしたいと思うのであります。  先ず第一点として、先般私がお願いいたしまして、昨日でありましたか一昨日でありましたか、提出をされました警察予備隊総隊編成表がここにあるわけでありますが、この編成表に基く御説明を願えるのかどうか、或いはこの内容についての質疑をしても差支えないのかどうか、大橋国務大臣にちよつとお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 四つの管区隊は全国を四つに分けて管轄しておるというふうに考えていいのでしようか。

第15回国会 経済安定委員会 第7号(1953/03/04、2期、改進党)【議会役職】

○委員長(三好始君) 只今より経済安定委員会を開会いたします。  国土調査法の一部を改正する法律案(予備審査)を議題にいたします。先ず政府より提案理由の御説明を願います。
【次の発言】 次に本法律案の逐条説明を経済審議庁計画部長佐々木義武君よりお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 国土調査法の一部を改正する法律案につきましては、本日は説明を聴取することにとどめて、質疑は次回にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは本日の委員会はこれで閉会いたします。    午後三時三分散会

第15回国会 経済安定委員会 第8号(1953/03/10、2期、改進党)【議会役職】

○委員長(三好始君) 只今より委員会を開会いたします。  先ず連合委員会に関する件についてお諮りいたします。本委員会に付託になつております私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案並びに同施行法案につきましては、去る三月六日、通産委員会から正式に連合委員会の申入がありましたので、この前の委員会で一応御意見を承わつておりました通り、通産委員会と連合委員会を開くことにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 通産委員会から申入があつたわけであります。
【次の発言】 御趣旨のほどは委員長より通産委員長に申入をいたしておきます。  それでは連合委員会を開会する……

第15回国会 文部委員会 第6号(1952/12/04、2期、改進党)

○三好始君 ちよつと関連して質問してよいですか。  先ほどから保安庁の施設と教育施設との問題が出ておるわけでありますが、終戦後旧軍施設が相当教育方面に利用されて今日に至つておると思うのでありますが、そうした施設は保安庁の拡充に伴つて保安庁に返してもらいたい、こういう希望も相当あるのではないかと想像されるわけであります。その現状と、将来保安隊、警備隊の拡充強化に伴い、新たな必要が生じまして、教育施設に転用されておるものを、元の関係もあつて、保安庁に返してもらいたいといつたような計画なり希望をどの程度お持ちなのか、そういう状況をお伺いしたいのであります。

第15回国会 文部委員会 第9号(1952/12/16、2期、改進党)

○三好始君 本委員会の決定に基きまして、去る十一日より十三日に亘る三日間新潟県の新潟大学の新発田分校問題について調査をした結果を御報告申し上げます。新発田分校問題の調査は曾て本委員会から一度調査に出かけたことがあるわけでありますが、その後更に事態が紛糾しておるようでありましたので、重ねて調査に参つたわけであります。派遣されました議員として現地に参りましたのは梅津委員、岩間委員、三好委員三人でありまして、更に文部委員会の調査主事の瀧君、それから参事の山木君二人が同行し、文部省からは田中施設部長、吉開事務官が同行いたしました。期間が非常に短かかつた関係上、効果的な調査をするためにいろいろ協議いたし……

第15回国会 文部委員会 第12号(1952/12/19、2期、改進党)

○三好始君 大臣に質したい問題がいろいろあるのでありますが、時間の関係がありますから……。私先般施政演説に対する質問演説で触れた問題で不十分な答弁と思われるもの、或いは全然私の質問に対してお答えのなかつた問題の三点についてこの際お伺いいたしたいのであります。  第一の問題は、先ほど矢嶋委員の触れられた戦後の学制改革を再検討するという問題についてであります。私の本会議の質問に対する答弁においても、又先ほどの矢嶋委員に対する答弁においても非常に抽象的なお答えしかなされておらなかつたのでありますが、私は少くとも政府が国会勢頭における施政演説で戦後の学制改革を再検討するというはつきりとした言葉で方針が……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 司法・農林連合委員会農業資産相続特例法案に関する小委員会 第3号(1947/09/25、1期、緑風会)

○委員外議員(三好始君) さつきの御説明によりますと、第六條の取消しの請求は、相續開始後のように御説明になつたのでありますが、相續開始後何時までたつておつても取消しの請求ができるあかどうか。それだと非常に農業資産の相續が不安定になると思うのでありますが、その點について御説明を願います。
【次の発言】 そうすると、相續開始後、遺産の分割までと、こういうふうに解してよろしうございますか。

第1回国会 水産委員会漁価に関する小委員会 第1号(1947/07/29、1期、緑風会)

○三好始君 只今の青山さんの動議に賛成いたします。

第1回国会 水産委員会水産関係法令整備のための小委員会 第2号(1947/08/21、1期、緑風会)

○三好始君 当局の方で、今議会にこの特別委員会に二つの法案の提出ができそうにないという見透しを一應つけられたのは、会期が八月末日までということを前提にしてのお話でなかつたかと思うのです。現在の状態では予算の提出が遅れておりますし、会期の延長は必至と思はれますので、努力すれば法案提出に至ることも一應可能でないかとも思うのですが、その辺当局によく事情を質して、できるだけこの特別委員会に提出するように、督励と申しますか、鞭撻と申しますか、一應そういうことに努力してみることが必要ぢやないかと思います。いかがでしようか。

第1回国会 水産委員会水産関係法令整備のための小委員会 第3号(1947/09/26、1期、緑風会)

○三好始君 この印刷物によりますと、要旨と書いてありますが、これは陳情書の全文ではなくて、その要點を抜き書きしたという意味ですか。
【次の発言】 そういたしますと、陳情書の内容について専門調査員の方から一應の御説明を聽いてから、檢討するようにしたら如何かと思います。
【次の発言】 さつき青山さんの言われたような、いわゆる微妙な問題もあるわけですが、陳情書の本質から言つたら、政府の態度が決定して、法案の提出が内容の方においても決定してから初めてお願いするということになると、陳情書の本質としては、ちよつと順序が變なものじやないかと思います。法ができるまでの間に陳情書の考がやはり反映するところに陳情……

第2回国会 文化委員打合会 第1号(1948/02/02、1期、緑風会)

○三好始君 私ちよつと他の方へ行つておりまして、皆樣がどういうことを申されたか、よく分らないのですが、大体私が考えておりますのは、結局祝祭日を決定する場合には國史であるとか、特に國民生活の歴史の上からいつて、記念すべき意義のあるものを選ぶということをやはり第一番に考えなければいけないのじやなかろうか。世界共通というようなものも一應は考えてもよいのですが、結局は國民生活の永い歴史の中に自然に考えられて來た歴史的な、記念すべき事実なり或いは習慣、こういつたものの中から選ばなければいけないのじやなかろうか、この程度のことを考えております。

第3回国会 内閣・逓信連合委員会 第1号(1948/11/24、1期、新政クラブ)

○三好始君 先程來の質問なり、政府の答弁で一應理事の性格が大体のところ明らかになつたと思うのですが、官制上の地位であるとか、権限についてもう少し詳しい御説明を承わりたいと思います。特に郵政省で言えば、理事の置かれない他の四局の局長に対する関係、こういつたようなことについてもう少し詳しい御説明を願いたいと思います。

第3回国会 内閣・逓信連合委員会 第4号(1948/11/27、1期、新政クラブ)

○三好始君 電氣通信省の機構でありますが、非常に局が多過ぎることを一見して我々は感ずるのですが、例えて申しますと、非常によく似た事業をやつて行くものが別々に部局を持つておるような結果になつておりはいないか、建築局と建築部との事業などは特に感ずるのでありますが、第十七條に掲げております建設局の事務と、それから第二十條の建築部の事務と、一体どこに区別なり、はつきりした限界があるか。この法案を読んで見ますというと、その辺が余りはつきりしないような感じがするのであります。第二十條に掲げております建築部の事務は、第一号によりますと、関係部局の要求する土地、建物及び工作物並びにその附帶設備、これらを総称し……

第3回国会 内閣・逓信連合委員会 第5号(1948/11/29、1期、新政クラブ)

○三好始君 私は両省の定員の問題について質問したいと思います。
【次の発言】 行政組織法の第十九條によりますと、各行政機関に置かるべき職員の定員は、法律でこれを定めることになつておるわけでありますが、今回提出されております設置法案には、定員を別な法律に定めることにいたして、規定いたしておりません。ところが機構の問題と、定員の問題とは不可分の関係にあることが考えられるわけでありまして、当然職の定員は、設置法で規定すべきじやないかと考えるのでありますが、これを別な法律に定めることにしたのは、どういう根拠によつてであるかを先ずお伺いいたしたいのであります。  それから第二の問題として、先般の逓信大臣……

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第1号(1949/05/13、1期、新政クラブ)

○三好始君 先程來問題になつております資料の点につきまして、重ねて議事の進行上是非必要でありますので要求いたしたいと思うのですが、我々が定員法を審議して行くには、今回提案されております法案の内容は甚だ大綱を掲げたに止まつておるだけに、是非詳細な資料が必要なんであります。そこで各行政機関の、少くとも各課くらいまでの具体的な人員につきまして、旧機構における予算定員、実人員、並びに新機構における定員について資料を是非提出されたいのであります。この場合に当然なことでありますけれども、各行政機関は單に中央機関だけでなく、いわゆる出先機関並びに地方廳に置かれている國の官吏も含む資料を出して頂きたいのであり……

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第2号(1949/05/15、1期、新政クラブ)

○三好始君 資料の問題ですが、実員の問題の外にもつと各部局、或いは課にまで及ぶ具体的の数字がないと、例えて申しますと、この総理府関係で本府であるとか、宮内廳であるとか、この一括した資料だけでは我々に審議する上に非常に困るのであります。これではおのずから委員会の時間が長引くことにもなりますし、是非各部局乃至課の人員についての資料を出して頂きたいと思うのであります。先程総理府関係で御説明のあつたときにも申されておりましたように、整理する際には同じ総理府関係でもそれぞれの部局によつて整理の率も違つておるようなお話でありましたので、是非そうした具体的の数字の資料を出して頂きたいと思うのであります。

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第3号(1949/05/16、1期、新政クラブ)

○三好始君 議事進行について……。只今御説明になまりした数字が我々に全然資料として配付になつておりませんので、非常に分りにくいのですが、資料はありませんか。
【次の発言】 議事進行で、労働省の定員に関する資料は、行政管理廳から提出された資料と、非常に食い違いがあるのであります。この点について労働大臣は、行政管理廳から出されている資料が印刷の間違いか、計算の間違いだろうというようなお話でありますが、行政管理廳の方からは、今までまだ正式に訂正の申入れもなければ、何ら釈明もないのであります。新定員についての数字は、勿論両方とも一致しているわけでありますが、旧定員即ち現行定員におきましては、行政管理廳……

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第4号(1949/05/18、1期、新政クラブ)

○三好始君 経済安定本部の生れましたのは、統制経済の必要に基いたものであると、本來経済安定本部は統制経済の必要から生れた行政機関である。こういうふうに一應言えるかと思うのでありますが、今日経済九原則を俟つまでもなく、日本の経済の客観的な情勢は、統制のいわゆる大幅撤廃が即時可能であるというふうに考えられるような情勢でないと私は考えるのであります。そういたしますと、統制が継続されねばならない以上、安本の機構人事もそれに伴つて当然必要になつて來ます。統制事務が拡大されるか、縮小されるかということが安本の必要なる人員を決定するわけでありますが、民主自由党は特に野党時代に統制の大幅撤廃を主張されて來たわ……

第5回国会 内閣・労働連合委員会 第1号(1949/05/14、1期、新政クラブ)

○三好始君 労働省の任務は、設置法の第三條に掲げられておるわけでありますが、全般を通じて言い得ますことは、労働者の保護ということであると思います。ところが今回の行政整理は労働者としての官吏にとつて多数の犠牲者を生ずる最も重大な問題であると思います。而もこれら犠牲者に対しては定員法附則第五項に示されておるように、人事院に対する審査請求権、いわゆる訴願権さえ奪つておる実情であります。このような今回の行政整理の内容及び方法について労働者保護を一体的に遂行する責任を負う行政機関としての労働省当局のお考えを承わりたいと思うのであります。次の問題としてこれに関連するわけでありますが、労働省の任務の第五号に……

第7回国会 地方行政・内閣連合委員会 第1号(1950/04/25、1期、国民民主党)

○三好始君 地方自治庁との関係につきまして、内閣委員長の方からいろいろ御質疑がありましたが、念のために私の方からももう一点、もう少しはつきりお伺いいたしたいと思うのであります。それは第十一條によりますと、「委員会は、その所挙する事務について、法律若しくは政令の規定を実施するため、又は法律若しくは政令の特別の委任に基いて、地方財政委員会規則を制定することができる。」こういう規定がありますが、その規定そのものは極めて明確であります。ところが改正案による地方自治庁設置法第三條第五号では、地方自治庁に地方財政に関する権限の一部を留保しておるわけであります。即ち「地方公共団体の行政及び財政並びに地方公共……

第7回国会 地方行政・内閣連合委員会 第2号(1950/04/26、1期、国民民主党)

○三好始君 内閣委員の立場から一二お尋ねいたしたいと思います。一つは先程西郷委員の方から質問された委員の問題であります。第五條によりますと「委員会は、委員五人をもつて組織する」ということになつておりまして、その中の三人は明確に規定されておるのでありますが、他の二人については何ら制限的な規定もないわけであります。ところが地方財政委員は、或る意味においては国家公務員法で定められておる人事官以上の直接的な大きな権限を持つておるわけであります。ところが人事官の場合には、国家公務員法第五條によりますと、こういう制限的な規定があるのであります。即ち「任命の日以前五年間において、政党の役員、政治的顧問その他……

第7回国会 内閣・電気通信連合委員会 第1号(1950/02/16、1期、新政クラブ)

○三好始君 私のお尋ねしようと思つておりますものは、主として内閣委員会としての立場からの御質問でありますから、次の機会に廻して頂きます。


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・通商産業・予算連合委員会 第2号(1950/07/19、2期、国民民主党)

○三好始君 私は予め農林大臣の御出席を求めておいたのですが、農林大臣の御出席はどうなつておりますか。
【次の発言】 明日の連合委員会に農林大臣の御出席を願えるとすれば、農林大臣に対する質疑をそのときまで留保さして頂きたいのですが、如何でしようか。
【次の発言】 それでは岡野国務大臣に対する質疑をいたしたいと思います。附加価値税の問題に関連しまして、私達は協同組合のような特別法人は非保税とすることが適当ではないかという気持を持つておるのでありますが、これに対する国務大臣の御所見を承りたいのであります。私達が協同組合をなぜ附加価値税の対象外にしたいかと申しますと、非課税である農業を営んでおる農民が……

第12回国会 内閣・運輸・労働・経済安定連合委員会 第1号(1951/11/14、2期、国民民主党)

○三好始君 議事進行についてでありますが、只今高木委員からお話のありました石油類の需給の実態についての数字は先ほどの安本長官の説明と大分食い違いがあるのでありまして、政策問題でなくして事実の認定の問題でありますから、正確に事情を明らかにしなければいけないと思いますので、安本長官の出席を要求いたしまして、この問題を本委員会で明らかにして頂きたいと思います。
【次の発言】 さつき私動議を出した関係上、長官が来られる前に私申上げた趣旨をちよつと申上げておきます。  先ほど長官の御答弁では、石油類の統制撤廃の根拠として、需要の約八、九割が賄われておる状況であることが述べられております。ところが先ほど長……

第12回国会 内閣・人事連合委員会 第2号(1951/11/09、2期、国民民主党)

○三好始君 今回の定員法の改正案によつて整理されます人に対する失業対策について、どういう具体的な案ができておりますか、それを承わりたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明によりますと、今回整理される予定の人員の失業対策として、職業補導施設なり或いは特に職業安定所の活用によつて民間産業への吸收を図つて行きたい、こういうような予定のようでありますが、活躍を政府が期待しておる職業安定所自身が今回やはり相当人員が整理されることになつておる。これは甚だ矛盾したような感じを受けるのでありまするが、これについては労働大臣としてどういうお考えでありますか。

第12回国会 内閣・人事連合委員会 第3号(1951/11/10、2期、国民民主党)

○三好始君 人事院総裁にお尋ねいたしますが、第五回国会に提出された行政機関職員定員法では、今回の改正案の附則第五項と同じように国家公務員法に規定されておる審査請求権を剥奪しておつたわけであります。ところがその翌年、昭和二十五年でしたか提出されました定員法の一部改正案では、政府原案は同様に公務員の審査請求権を剥奪しておつたのを委員会において修正いたしまして、原則通りに直したのであります。その直した結果公務員法に基く審査請求がどの程度あつたのか、その実情を先ず承わりたいのであります。
【次の発言】 今回提案されております法律案の附則第五項に規定しておる公務員法の審査請求権の剥奪といいますか、認めな……

第12回国会 内閣・人事連合委員会 第4号(1951/11/12、2期、国民民主党)

○三好始君 議事進行について。時間が遅くなつて、委員の数も非常に少くなりましたので、内閣、人事連合委員会の今後の運営については、追つて相談することにして、今日はこの程度で散会されんことの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第12回国会 内閣・大蔵・農林連合委員会 第1号(1951/11/16、2期、国民民主党)

○三好始君 先ほど来の片柳委員と政府側の質疑応答の内容は、実は政府側がぼんやりしておりまして、説明すべきことを説明しないから非常に議事の進行がおかしなものになつております。私野党の立場で政府委員に代つて説明するのは非常におかしいのでありますけれども、一応作られている資料に対して昨日説明のあつたものでありますからこういうことになつていることを申上げて政府側に確認して頂きたいと思いますので、附則を本分に直したために七千九百六十一人が食糧庁関係で復活している。その内訳がこうなつている。食糧管理で二千六十四名、検査で五千八百八十三名、技能関係で十四名、合計七千九百六十一名復活している。これは昨日大野木……

第12回国会 内閣・農林・水産連合委員会 第1号(1951/11/15、2期、国民民主党)

○三好始君 ちよつと議事進行について……。定員法の一部を改正する法律案は衆議院で修正されてこちらへ参つておりますが、修正は農林省に関するものが大部分のように了解いたしております。その内容をまだ御説明承わつておりませんので、審議を進めるに当りましてどの部分がどういうふうに修正されたか、一応政府提出資料について御説明を承わつてから質疑を続行して頂きたいと思うのであります。
【次の発言】 只今修正の数字の御説明だけ伺つたのでありますが、その趣旨の御説明をお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 今回の定員法の改正案は農林省関係で一番問題が多いわけでありますから、質疑はまだたくさんあると思いますが、……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第3号(1952/04/18、2期、改進党)

○三好始君 保安庁に関する問題は、正規に法律案が提出された際に詳細に質疑をいたしたいと思つております。又警察予備隊令の一部改正案については内閣委員会において詳細な質疑をいたしたいと思つておりますが、先ほど大橋国務大臣から保安庁に関する一応の御説明がありました際でありますので、印象の新らしい間にただ一、二の点だけをこの際伺つておきたいのであります。私はお尋ね申上げます前提として、現在の警察予備隊と切替えが予定されておる保安隊との間に性格上の相違があるかどうかということを承わりたかつたのでありますが、この点はすでに性格の相違がないという御説明でありました。この点に関する限りは私と大橋国務大臣は同じ……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第7号(1952/06/02、2期、改進党)

○三好始君 議事進行について……。保安庁法案は極めて重要な法律案であると思いますので、我々は審議に責任を盡したいと思つておるのであります。つきましてはこの際、政府に二つの要求をいたしておきたいのであります。一つは、本法律案の審議に当りましては、單に個々の條章の具体的な審議を進めるだけでなくして、保安隊、警備隊の法的な性格、殊に憲法第九條との関連等に当りましても、根本的に検討しなければいけない問題がありますので、そういう基本的な問題を審議する際には、担当の大橋国務大臣だけでなく、総理大臣並びに法務総裁の委員会への出席を要求したいのが一つであります。  もう一つはこの法律案を見まするというと、具体……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第9号(1952/06/07、2期、改進党)

○三好始君 昨日の内閣委員会におきまして、大橋国務大臣に質疑を試みたのでありますが、その答弁中、今までにはつきりしなかつた問題で注目すべき問題が二つ出て参つたと思うのであります。一つは戦力の問題で、政府の立場に従来と違つたものが一つ附加されたような印象を受けたのであります。それは陸軍又は海軍のみでも憲法第九条第二項の禁じている戦力である、こういう御説明があつたと思うのでありますが、この考え方は軍と名の付くものであると、これは外敵に対抗するという意図がはつきりしておる、こういう外敵に対抗する意図がはつきりしておる場合には、第九条の禁止する戦力だ、こういうふうに考えている、こういうふうに思つたので……

第15回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第2号(1953/03/10、2期、改進党)【議会役職】

○委員長(三好始君) 只今より経済安定、通商産業連合委員会を開会いたします。  私的独占禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案並びに私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律施行法案、両法案を議題にいたします。先ず政府より提案理由の説明を願います。
【次の発言】 次に両法案につきまして補足説明を公正取引委員会湯池委員からお願いいたします。
【次の発言】 両法律案につきまして提案理由の説明並びに補足説明を承わつたのでありますが、本日の連合委員会は説明を聞くことにとどめて、質疑は次回にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。


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データ更新日:2022/12/09

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